パトリス・ルコント作品について

語りませう。

タンデム(1987)
仕立て屋の恋(1989)
髪結いの亭主(1990)
タンゴ(1992)
イヴォンヌの香り(1994)
リディキュール(1995)
パトリスルコントの大喝采(1996)
ハーフアチャンス(1998)
サン・ピエールの未亡人(生命)(1999)
橋の上の娘(1999)
フェリックスとローラ(2000)
列車に乗った男(2002)
歓楽通り(2002)
親密すぎるうちあけ話(2004)
ドゴラ(2006)

他作品

需要ないと思いますが･･･
大好きな監督なのでここ２ｃｈでも語らいたい
場所が欲しいと代行さんに頼んで立ててもらいました
とにかく恋愛映画を撮らせたら個人的には右にでるものはいない！
わかりやすさと内容の濃さ、映像美どれもバランスのとれた
監督だと思います
始めての方には「髪結いの亭主」、「仕立て屋の恋」、「橋の上の娘」あたりから入るのをおすすめします

この人の作品
どれかひとつでも観たことある人がいたら
感想など書いていただけると嬉しいです

巨匠とか小難しい作品とかお洒落映画とか勘違いされてそうだけど
いい意味で分かりやすくて娯楽寄りの作品を撮る監督だと思う。
それでいてちょっと変わった雰囲気もあるのが好き。

「列車に〜」好きだ

>>4
まさしくその通りですよね！
オシャレっていう意味じゃルコントは映画全編をスタジオで撮影する程、映像美にこだわってて
作品はライティングが明るめなのが多いけど
「橋の上の娘」､「列車に乗った男」などわざとモノクロ〜暗めに撮影してあるのも凄くセンスがあると思う
映画のいたるところにでてくる踊りもラテン等の音楽も
映像に非常にマッチしてて映画を映えるものにしてますよね

「列車に乗った男」は何かの賞を貰ってたみたいですけど
個人的にはその映画と「タンデム」は正直見ててつらかった
暗いジャンロシュフォールを観るのは苦手です
「イヴォンヌの香り」も暗かったけどこの映画は
逆に暗いからこそ生きるメッセージ性があると思った
主人公達の交わす言葉がずきずきと心に刺さる感じでしたよ

「イヴォンヌの香り」までは作品待ち遠しいくらいだった

中学んときエロいのかなと思って見たら全然エロくなかったので早送りした

>>8
次作のリディキュールはセザール賞受賞してますよ
でも自分はルコントはやっぱり恋愛映画が好きだなぁ

「橋の上の娘」好き
映像がセンス良く官能的で、音楽も明るく楽しいですよね
彩り豊かなモノクロ作品で、観る度にお腹いっぱいになります
去年の「親密すぎるうちあけ話」もストライク
フランスだからこそ、ルコントだからこそ、撮れたような恋愛映画でしたね

９０分ぐらいの作品が多いから、観やすいということでも好き

「レ・ブロンゼ日焼けした連中」「レ・ブロンゼスキーへ行く」の二本が一番面白かった。
DVDきぼんぬ。

「橋の上の娘」は実際あからさまなエロいシーンはないにも関わらず
カメラワーク、雰囲気、バネッサパラディの演技それぞれが官能的に見えた
ダニエルオートイユがストイックな役を演じてたけど
欲望との葛藤を上手く表現してたと思う

最近の作品なら歓楽通りが良かったな
橋の上は面白かったがルコントはやっぱ悲劇の方が巧い気がする

「歓楽通り」は冒頭のシーンがああいう風に
最後のシーンに繋がるとは思ってもみなかった
終始女性が喜びそうなシンデレラストーリーだったもんで余計に

ドゴラでは寝ました。

>>16
これには同意せざるを得ないｗ

「僕は君を恨んでないよ。ただ死ぬほど切ないだけだ」

（；∀；）

>>18
「仕立て屋の恋」主人公の最後のセリフですね
切ない…
マイケルナイマンの音楽も良いですよね

髪結いの亭主は彼と初めて一緒に見た映画。
彼が感動して泣いてて、二人して盛り上がりました。

個人的には「夢見るシングルズ」が好きです。

うおっ、みなさん自分の知らないルコント作品を;
あとマレーネという映画があると聞いたのですが
観た方いらっしゃいますか？感想等聞きたいです

「歓楽通り」は男女で視点が全然違うと思う
感想やレビューを見てもそうだ
男性側からするとただただ切ないだけなんだが…

みなさんはこの人の作品、どれがいちばん好きですか？
私はベタですけど「橋の上の娘」が好きです

タンデム、仕立て屋、髪結いを見ていいと思ったけど
タンゴ見たらちょっとガッカリして、それからルコント作品見てない
タンデム、仕立て屋、髪結いに似た作品っていうとどれ？

イヴォンヌの香り

「橋の上の娘」や「イヴォンヌの香り」かなぁやっぱり
あと恋愛映画だけど「フェリックスとローラ」なんかは「タンデム」ぽかった印象が

列車に乗った男観た。
凄く良かった。。。。

仕立て屋の恋
髪結いの亭主
イヴォンヌの香り
歓楽通り
列車に乗った男

順位はどんな感じ？

自分は
列車に乗った男
仕立て屋の恋
髪結いの亭主

あと観てない。

ずっとパリス・ルコントだと思ってた・・・。

そりゃないよ

>>21
それってジュゼッペ・トルナトーレ監督の「マレーナ」のこと？

俺は好きだけど、女性にはあまり評判良くないかも
でもルコント作品と共通する要素もあるし、過度な期待をしないで見ればよろしいかと

いえ；ルコント作品と聞いたつもりなんですが…
自分の思い違いかもしれません＞＜

トルナトーレのマレーナは自分的に微妙でした

>>27
あまりこういうの意味ない気がするけど
その５作品なら

髪結いの亭主
イヴォンヌの香り
仕立て屋の恋
歓楽通り
列車に乗った男

>>31
てっきりマレーナと間違えてるのかと思った
ごめんね

良いですよ
みなさんルコント以外はどの監督さんが好きですか？
私はタルコフスキー、ヴェンダース、ベルトリッチ、ジャンピエールジュネ、
キューブリック、アントニオーニ、ハネケ、ルイマル、アランレネ
等の監督さんの映画が好きです

ウォンカーウァイ、アルモドバル、フルーツチャン、ウディアレン、カウリスマキ、ジャンピエールジュネ、ピーターウィアーあたりでしょうか
アントニオーニ、タルコフスキーは正直よくわからないです

アルモドバル私も大好きです！
ウォンカーウァイも「ブエノスアイレス」しか知らないですけど好きです
フルーツチャン、ウディアレンはまだ見てません＞＜
カウリスマキﾀｿは苦手ですね。あの独特の間の取り方がなんだかもどかしくて
アントニオーニとタルコフスキーは古臭さが滲みでてるだけに苦手だと思われる方も多いでしょうね＞＜
個人的にはタルコフスキーは「僕の村は戦場だった」「ストーカー」
アントニオーニは「さすらい」「夜」を観て以来
他作品も盲目的に好きになってしまった監督です
ルコントも「髪結いの亭主」で一目惚れしてしまい、上に同じですね

オゾン、ハネケ、アンゲロプロス、Ｐ・Ｔ・Ａ、アルモドバル、キアロスタミあたりが好きです。

ＰＴＡってだれですか？

ポール・トーマス・アンダーソン

「ボレロ」って超短編があったと思うんだけど
これはDVDになってない？

P･T･A知らない人がいるんだね。
そう言えばこの前イギリスの映画雑誌の偉大な監督ランキングで
P･T･Aが20位だったのは驚いた。
フェリーニが67位でゴダールが56位かなんかだから、もうめちゃくちゃだろ。
イギリス人はフランスに劣等感あるから意地でもフランス映画は認めないんだらうな。

イギリス人の監督っていったらだれがいたっけ？
グリーナウェイとかケンラッセルとかサブカル趣向な映画撮る人ぐらいしか思い出せない

ケンローチとかマイクリーとかニールジョーダンとかジェームズアイボリーとか

ニールジョーダンはアイルランドじゃなかったっけ？？
ま、いいや。スレチすぎ

アルモドバル好きな人多いね
ルコントには「トークトゥハー」や「バッドエデュケーション」等
ちょっと歪んだ愛情表現の映画も作ってほしい

ルコントってちょっと古典的っていうか古臭いイメージがある。
要はベタ。

作品によるよ
「タンデム」なんかは顕著に表れてる気がするけど

いきなりだけど「タンゴ」ってどんな最後か忘れた
あらすじはなんとなく覚えてるんだけど
恋愛映画が有名なルコント作品だけどこの映画は
恋愛というよりはおっさん３人組のユーモラスな友情関係がメインだったよね

>>23
イヴォンヌの香り

サンドラアジャーニが麗しすぎる

イギリス人監督といえば　ヒッチコックだろ

「タンゴ」けっこう好き

「髪結いの亭主 」には痺れましたねｗ
ナイマンの音楽にかなり助けられてるよね

ルコント作品は全部見てるけど
だんだん惰性になってる気がする

最近はキムギドク作品がお気に入り

髪結い〜でナイマンの音楽に合わせて
少年アントワーヌが砂浜にラインを引くシーンが凄く好き
他にも個人的に思い入れのあるシーンがこの人の創る映画にはいっぱいある

「リディキュール」でヒロインが
スカートを使って花粉を集めるシーン
花がすごく綺麗で花粉を自分の育ててる
花まで持っていくのがロマンチックで
その後のボンスリュドンとの触れ合いも粋な演出ですごく好きなシーン

「イヴォンヌの香り」でもまたまたヒロインの女の人が
パンティを脱いでスカートを風でひらひらとさせるシーン
綺麗だったなぁ


スカートばっかりですな

終わってる大衆監督。

ルコントって大衆監督って呼ばれる程知名度あんの？
フランスではそこそこ有りそうだけど

いや。むしろ日本で人気が高いね。
ルコントって、カンヌとかヴェネチアとか国際的な映画賞に無縁の監督だよね。
その辺が大衆的なイメージなのかも。

カンヌとかヴェネチアを受賞するような映画は
大衆向けには作られてないしね
リディキュールでセザール賞は受賞してるけど
セザール賞は大衆寄りなイメージ

ルコントage

仕立て屋は悲しい話しだな

歓楽通りを借りたけど、始まって10分くらいでゲンナリしてやめた。

毎回ﾊﾟﾀｰﾝが同じ。
主人公の男が不細工でｷﾓい。
子供の頃から一方的で非・現実的な夢を持っていて、
たいがい女のヒモになりたがってる。
こういうのも一度なら面白いがこう頻繁だと飽きる。
これしか引き出し持ってないんだよね。
知性とか奥行き、才能すら感じない。
展開も日本の安い2時間ドラマみたいに解りやすく古臭い。
要は多少映像凝ったメロドラマ。
見ないで悪口は言えないから、我慢してずっと見てたけど今回で見限った。
この人はことごとくＢ級メロドラマ監督だわ。

単純で易しい話ばっかりだけど
この監督が好きな人って映画疎い人が多いのかな。

映画の好き好きに知識が豊富とか疎いというのは関係ない
って分かったとき、あなたも本当の映画ファンに一歩近づくよ。
逆に「映画〇本以上観なきゃ映画ファンとは言えない」って思ってる間は
いつまで経っても本物にはなれないので気をつけよう。

卑屈ですね。＾＾

>>61
確かにルコントには自分も大分前から食傷気味です。
恋愛映画を撮らせたら右に出るものが居ないっていうのも、
個人的にはちょっと違うと思います。
異形の恋とか偏執的な妄想がかった恋とか言うならよく解るんですが、
本当の大人の恋愛というのとはちょっと違いますよね。
極端過ぎて所謂恋愛の核心を描いてないし。
モテない人の恋や性への憧れとか妄想ならば、
ルコントの右に出るものは居ないだろうけど、
ルコント映画が恋愛の極意だと思ってしまうのは
単に、現実での恋愛経験のなさを慰めているに過ぎないと思います。

この人の映画には歪んだロマンティシズムや、
偏執ファンタジーを感じます。
だから恋愛映画を撮らせたら右に云々など聞いてしまうと
閉口してしまいます。

>>64
何か映像は綺麗なんだけど、展開が雑だよね。
解らない部分を端折って描いてる感が否めないし、
その割に過去の一部分だけにかなり時間をさいてたりするから
映画としてバランスが悪いし、どうもリアルじゃなくなる。
大人のファンタジーと言うならそれもいいが、
もう少し展開に整合性があって丁寧じゃないと
ストーリーにはまれないし入り込めない。

それで性描写だけをしつこくネチっこく描写するから本当こいつこれがやりたかったんやなとwww
でも仕立て屋の恋は良かった。とてもよく出来て完成度も高いと思う。

あちゃー、何だか私がモテない人みたいな感じですねｗ
私は人並み〜ていうか人並み以上は恋愛経験あると思いますよ(・ε・)
ルコントは恋愛の本質を描けてないみたいな言われ様ですけど
それで良いと思いますよ
現実的な部分を描写しても暗くなるだけだし
そういう部分をルコントや彼の映画のファンは求めちゃいないかもしれないし
寧ろ私にとっては極端なくらいのファンタジーさや偏執的な妄想が良いんですよ
私はリアルを追求した映画よりも普遍的な映像美や内容を好むんで
個人的には展開や内容に整合性は要らないと思ってます
フェリーニやタルコフスキー等、リアルを求めてちゃ観れたもんじゃないし(・ε・)

ﾌｧﾝﾀｼﾞｰでも暗いじゃんwww

暗いかな？ｗ確かに暗いかも(・∀・)♪
髪結い〜や橋の上の娘は明るく感じたけど
フェリックスとローラ、仕立て屋の恋は暗かったですね
でもなんだか明るく見えてしまうのは映像のせいかな？？？
人それぞれ感じるとこちがいますもんね＞＜

男の妄想を描かせたら彼の右に出る人はいない

ナイマンのサポートは大きいよね

マイケルナイマンが音楽担当したのって
「髪結いの亭主」と「仕立て屋の恋」だけですよね？
ルコント映画で聴けるナイマンの音楽は
彼の映画音楽作品の中でも特に好きです

>>61
そんなパターンの話の映画ばかりじゃないじゃん
あと、ひとつのモチーフを繰り返し使うのって別に他の監督だってやってるじゃん
そんなに批判の対象になることなのか？

反応しない方が良いよ
懐かし洋画板のルコントスレも荒れたし

>>65
歓楽通りってそんなに性描写しつこかったかな

まあ何ていうか知性を感じないから嫌いなんだよね。
この監督。

映画における知性の定義が曖昧

オトコの夢を描くのが上手すぎるね

『髪結いの亭主』で繰り返しかかる音楽は
ラテンじゃなくてアラブ系の曲だね。
フランスは移民多いから当然。

最後に一緒に踊るのもアルジェリア人だね。

仕立て屋の恋、イヴォンヌの香り、サンピエールの未亡人、フェリックスとローラ
当たりはシリアスに造られてるね

「髪結いの亭主」、「仕立て屋の恋」、しか見たことなくてどっちもよかった
次のオヌヌメは？

イヴォンヌの香り
橋の上の娘
親密すぎる打ちあけ話し
リディキュール

>>77
へー。
詳しい人が多そうなのに、みんな知らないんだね。
フランスが移民が多いのは知ってましたが、ありがとんです。

天才ですよこの人は

おとぎ話だよね。
それがいい。

あんな暗くてつまらないお伽噺いらないよ。

ルコントより暗い映画作る監督なんていっぱいいるでしょ

あげ

フランス人はエッチだ。

日本人もエッチだが、ちょっとかなわないところがある。

この監督の映画観てるとそう思う。

オレの方が・・

そういう下卑た親近感を覚えさせるところが
この監督が大衆監督と呼ばれる所以であり
敷居の低さでもあるな。

芸術性とは対極にある。

タンゴが良かった。
仕立て屋の恋、髪結いの亭主は駄目。
イヴォンヌの香り以降はもっと駄目。

>>89
よくわかんね。

>>79
橋の上の娘

ってかまだこの人生きてるんだね

橋の上の娘と仕立て屋の恋が大好き。
映画館でみた、歓楽どおりと列車と親密すぎるはそんなに好きでなくてがっかりした。

竹中直人がルコント大好きらしいね

金曜日にBS日テレでドゴラやってたようだな。

>>1に書いてある作品なら
サンピエールの未亡人以外全部観たけど
サン〜は面白かった？
感想が聞きたい

>>1さんの嗜好とは真逆かもしらんが女がメインにならない作品の方が面白い
なんで「タンデム」と「列車に乗った男」が好み

この人昔は青春娯楽映画撮ってたんだっけか

「ぼくの大切なともだち」が楽しみ〜。途中切なくなっちゃいそうな予感だけど！

髪結いの亭主＆橋の上の娘がイイ！

勝手にプチ・ルイみたいなおっさんだと信じてたけど、ヒョロっとしてんのね。

「列車に乗った男」大好きだわ
渋い

>>1
やべえ、結構ツタヤ使ってるつもりなんだが、
全く観た事ねえｗ

ＤＶＤ無さ杉ワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
タンデムアマゾンで\98000！桁ちゃうしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

最近ルコントと言うより、ミシェル・ブランが好きなんじゃないかと思い出した。
ルコント作品以外じゃほとんど見ないけど。

最初の５作品は、夢中で追いかけたなぁ
売れてくるとみんな何かが変わるよねぇ
何でだろ？

ttp://www.wisepolicy.com/mon_meilleur_ami/

最新作公開
ぼくの大切なともだち

長編を撮るのはこれを除いて残り３作だそうだ。

>>106

ルコントっぽいのかぽくないのかよくわからない作品だったが
自分的には相当よかった

良かったねえ。僕も見ました。
愛ではなく、友情でしたけど。普通とは違う友情な部分がやっぱり
ルコントっぽいなぁとは思いました。

なるほど
そういう視点で見ればルコントっぽいのかね

これ早くDVD化してほしいよ

確かに向こうでの上映は2006年だったんだっけ。
日本での配給はずい分遅かったねえ。

今日　見てきた
1000円の日だったので　最終上映の19時35分の回は満席で
チケット買えない人もいた
けっこう男性もいた

笑いあり　ちょっとしんみりするところもあり　とてもよかった
期待値めっちゃ高かったけれど　裏切らなかったです

観てきた。
レディースデーだからもあると思うけど午後の回立見も出てた。
おそらく終日満席だったかも。なかなか人気の模様。

＞「ぼくとも」
せっかく今日見てきたのに単独スレがないのが悲しい。
いまさら立てても過疎るだろうな。

また「列車に乗った男」みたいな渋い作品、撮ってほしい