【アイヴォリー】上海の伯爵夫人【カズオ・イシグロ】

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1名無シネマ@上映中:2007/08/04(土) 15:46:14 ID:7ynPZPyD
DVDが出たのでたててみた。
なかなかいい映画だった。
あまり金をかけてないのか、
いまひとつ、情景が重厚さに欠けたこと(特に競馬の場面)と、
主演女優ナターシャ・リチャードソンに母親ほどの華がないことが気になったが、
芸がそれをおぎなっていた。
真田広之は予想外の好演だったと思う。
2名無シネマ@上映中:2007/08/04(土) 16:01:54 ID:ZUOzcG96
日の終わり
3名無シネマ@上映中:2007/08/06(月) 13:22:32 ID:QDI0QOTy
公開中にスレが無かったのでさびしい思いをしていました〜
スレ立てありがとう!!
4日にTOWER MOBILEで予約していたDVDが届きました
まだ開封していないので見ようとした矢先
今日、「真田広之サイン入りプレスシート」が届きました
これはTOWER MOBILEで予約してすると抽選で当たるというものでした
大感激です!!
4名無シネマ@上映中:2007/08/06(月) 13:39:01 ID:RF0iTYAG
>>3
おー羨ましい。
DVDまだ届かないー。
ジレジレしながら待ってる。
5名無シネマ@上映中:2007/08/06(月) 15:09:59 ID:Qb6sFVso
雪か羽が舞う中ダンスしてる映像は幻想的で良かった。
ただ中身が薄いっていうか映画だけで補完は難しいな。
描いた時代が時代だけに観た側の視点や予備知識で評価は変わるだろうね。
そういう中、真田広之は頑張っていた>>1のうい通り好演だった。
DVD発売してるんだね、注文するとしよう。
6名無シネマ@上映中:2007/08/06(月) 16:42:38 ID:tow7mpZR
アイボリーは役者の才能を引き出すのが上手い。
7名無シネマ@上映中:2007/08/06(月) 21:36:58 ID:LMvJzPXk
フツーの恋愛映画だったらさ、二人が寝ただろう場面でも
寝ないっていうのがなんかエロティックに思えた。
8名無シネマ@上映中:2007/08/07(火) 20:41:21 ID:oFeTL3eh
日本語吹き替え版、真田さん本人じゃないんだ。
9名無シネマ@上映中:2007/08/07(火) 23:42:54 ID:4ZZdW8Fe
>>8

ほんとだ。今、日本語吹き替えの方を見た。
真田広之の好演は、あの声音も含んでのものだったのだと
再認識。
吹き替えの日本語、本人でやって欲しかった。

あと、日本軍がどうにも日本軍に見えないのは
やはり中国人エキストラだからなんだろうか。
これも残念なところ。

しかし、いい映画だ。
10名無シネマ@上映中:2007/08/11(土) 19:45:55 ID:thomV/Q4
やっと今日届いた。
しかしイラスト表紙の真田さん似てねー。
11名無シネマ@上映中:2007/08/16(木) 13:40:45 ID:v/MGIqM7
アイボリーの映画に出演するのは俳優の名誉
銭や損得計算ど返しで出る俳優がほとんどだ、これ豆知識な
12名無シネマ@上映中:2007/08/17(金) 21:42:22 ID:95cNOUJK
>>11
「度外視」な。
13名無シネマ@上映中

YouTubeに李香蘭の「上海の女」と「私の鶯」の一部分があがっている。
「上海の女」からは「何日君再来」「夜来香&ふるさとのない女」の三曲。
1952年の映画だそうだが、戦中の上海の雰囲気は、リアルに再現されている。

「私の鶯」からは「Persian bird(Перская птица)(ペルシャの鳥) 」。
幻の映画といわれる「私の鶯」は、満映が敗戦の色濃くなった1943年に、
あえて作り残したミュージカル映画だという。
李香蘭演じる日本人少女満里子は、ロシア革命の混乱の中で父母とはぐれ、ハルピンに亡命した白系ロシア人オペラ歌手の養女となる。
YouTubeの李香蘭が養父母の前で歌う「ペルシャの鳥」はすばらしく、
この映画には、コザック楽団によるロシア民謡も多く取り入れられているそうで、ちゃんと見てみたい。

戦前、戦中の中国大陸は、現在の日本人にとって取扱いが難しく、娯楽性を見出し辛い舞台なのかもしれないが、上海バンスキングの例もある。
日本をルーツとするイギリス人、カズオ・イシグロが、当時の上海に創作の背景を求めるのは、善くも悪くも(悪い方のみが強調されるが)、普通の日本人が国際的な場に、本格的に乗り出していた時期だったから、だと思える。