セガ、カプコン…「Xboxシフト」に
■大前研一の「IT時評」
テーマ2:セガやカプコンなど大手のゲームメーカーは欧米向け事業を強化する。
みんな「Xboxシフト」になってきましたね。言い換えるとこれは「ソニー離れ」です。
たとえばカプコンは当初、5本ぐらいのソフトをPS3用に開発すると言っていましたが、
結局は1本だけになり残りの4本はやめてしまった、と業界内では言われています。
PS3は開発が大変なうえ、期待したほど売れていないため、ゲームメーカーは急速に
(欧米で圧倒的な優位性を築きつつある)Xboxにシフトしています。
ゲーム機が売れるかどうかは、ソフトメーカーがどれだけ命がけで対応ソフトを作って
くれるかにかかっています。そういう意味からもPS3は大変シリアスな状況になってきましたね。
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ビジネス・ブレークスルー(スカイパーフェクTV!757チャンネル)の番組「大前研一ライブ」2月18日放送分から抜粋。(2007.02.26紙面掲載)
ttp://www.yukan-fuji.com/archives/2007/03/post_8741.html