【西川美和】〜〜〜〜ゆれる〜part5〜〜【オダギリ・香川】
1 :
名無シネマ@上映中:
原案・脚本・監督■西川美和(長編第2作)
製作■川白和実、重延浩、八木ヶ谷昭次
企画■是枝裕和
音楽■カリフラワーズ
出演■早川猛・・・オダギリジョー
早川稔・・・香川照之
川端智恵子・・・真木よう子
早川勇・・・伊武雅刀
早川修・・・蟹江敬三
岡島洋平・・・新井浩文
丸尾明人検察官・・・木村祐一
船木警部補・・・ピエール瀧
裁判官・・・田口トモロヲ
公式HP
ttp://www.yureru.com/ 以下
>>2-3あたり
2 :
名無シネマ@上映中:2007/02/12(月) 19:33:11 ID:SjUe9q06
3 :
名無シネマ@上映中:2007/02/12(月) 19:35:10 ID:SjUe9q06
『ゆれる』映画賞を次々と受賞
第30回山路ふみ子映画賞
新人女優賞 真木よう子
第31回報知映画賞
最優秀助演男優賞 香川照之
第1回インビテーション・アワード
映画賞 『ゆれる』
クリエイター・オブ・ザ・イヤー 西川美和
第28回ヨコハマ映画祭
作品賞 『ゆれる』
監督賞 西川美和
主演男優賞 香川照之
脚本賞 西川美和
第49回朝日ベストテン映画祭
日本映画1位 『ゆれる』
第61回毎日映画コンクール
日本映画大賞 『ゆれる』
録音賞 白取貢(『ゆれる』/『フラガール』)
2006年度キネマ旬報ベスト・テン
日本映画ベスト・テン第2位 『ゆれる』
助演男優賞 香川照之
脚本賞 西川美和
第49回ブルーリボン賞
監督賞 西川美和
助演男優賞 香川照之(『ゆれる』/『出口のない海』/『明日の記憶』)
第30回日本アカデミー賞
優秀主演男優賞 オダギリジョー
優秀助演男優賞 香川照之
読売文学賞
戯曲・シナリオ賞 西川美和
第16回東スポ映画大賞
作品賞 『ゆれる』
監督賞 西川美和
助演男優賞 香川照之
新人賞 木村祐一
第2回おおさかシネマフェスティバル賞
日本映画ベストテン第1位 『ゆれる』
第21回高崎映画祭
最優秀監督賞 西川美和
優秀主演男優賞 オダギリジョー、香川照之
『ゆれる』DVD発売
発売日:2007年2月23日(金)
発売・販売元:バンダイビジュアル
6 :
名無シネマ@上映中:2007/02/13(火) 03:20:28 ID:diqpEqql
【解説】
腐れま○こ監督がオダギリ君萌え〜〜ってなスタンスで撮った映画です
嫉妬するなよ
8 :
名無シネマ@上映中:2007/02/14(水) 20:45:23 ID:tAsMA5EC
DVD予約した。アマゾン安いね送料無料だし。
初版以外はCDケースタイプになるのかな?
西川TVで初めて見た。
10年ぐらい前から知ってるが
10 :
名無シネマ@上映中:2007/02/17(土) 00:16:42 ID:4BTDhnEH
この映画を見て、隣で見ていたおじちゃんが嗚咽して号泣していたのを思い出した。
この映画を見て泣けてくる人ってたぶん過去に何かしらある人なんだろうな。
11 :
名無シネマ@上映中:2007/02/17(土) 12:24:06 ID:MyruE0Cq
死んだ兄弟を思い出したとか
まあ映画の内容とは別だ
夏にこの映画見た時に、映画館の小冊子に
館主と監督の対談が載ってたんだけど、
「最後の稔は実際に笑った訳ではない」
っていうのは既出?
映画雑誌とかも見ないから、他でも言ってたのかどうかもわからないんですが
初耳!
もう少し詳しく頼みます
>>13 ――このインタビューの前の記者会見でも
「ラストの香川さんの笑顔は何を意味するのかですか」という質問もあったけど、
僕はそれを聞きたいとは全く思わない。
むしろ、稔は本当に笑っただろうか、と思いました。
あの笑顔は、猛が、それこそ吊り橋の時と同じように、
「見たかったものを見た」映像ではないのか、と。
猛は稔に笑って欲しかった。 だからあの笑顔を見た(気がした)だけではないのか、と。
西川「鋭いですね。実はあのラストカットのト書きは
『兄は微笑んだように、見えた』 と書いてあるんです。
だから、あの笑顔さえ不確定だと見えたとしたら、狙い通りだな、と思います。」
一番最後の部分だけ。インタビュアーの意見はまとめましたが、監督のは原文どおりです。
前の部分ばっさり載せてないので、中途半端ですが。
この他にも中々濃いインタビューでした。
希望があれば、時間がある時に他の所のも書きます
>>14 ありがとう!
あの微笑自体もそうなのか
できたら他の部分もお願いします
この映画を観て正直面白かったとは思わないが、「いい映画とはこういう映画なんだな」とは思った。
観終った後の余韻に浸れる感じがよい。しばらくの間、頭の中で様々なことがぐるぐるとかけ巡る感じがした。
特に、観終った直後から「あの後、稔はバスに乗っただろうか。それとも乗らなかっただろうか。」ということをしばらくずっと考えていた。
意見は別れるとは思うが、恐らく稔はバスに乗って、猛の元を去ったのではないかと思う。
稔はこの事件を通じて猛に対して兄弟の関係を問いたかったはずだ。
稔は「智恵子が付けた爪の傷跡(無罪を立証する物証)」というカード(信頼)を猛に委ねて、猛に対して執拗に兄弟の関係をぐらぐらとゆらしてみた。
その激しい揺れに耐えかねて、そのカードを切らずに猛は稔を裏切ってしまった。
しかし、ラストでようやく稔は「兄」の存在の大きさに気づかされる。
「今、自分がこうしているのも兄のおかげだ」と。
稔と猛の兄弟は、兄弟という関係に初めて真剣に向かい合って、ラストには真の意味で昔のような兄弟に戻れたと思う。
それは猛の叫びと、稔の笑顔が証明している。確かに兄弟という関係には戻れたと思うが、以前のような生活には戻れないはずだ。
やはり、弟の裏切りには、責めを負わせる必要があるだろう。
兄は、なにもかも奪ってしまった弟から、はじめてなにかを奪われる責めを弟に負わせたはずだ。
稔は猛から「兄」という存在を奪ったのではないか。だから、自分は最後にバスに乗ったと思う。また、稔自身もリスクだけを背負ったわけではない。
もし弟がカードを切らなかったとしてもよかったと思ったはずだ。この事件がなければ、田舎町でしがないガソリンスタンドを経営し、
ボケた父親とともに一生つまらない人生を送っただろう。いっそのこと有罪になることで、彼なりに「つまらない人生からの逃亡」を謀ったのではないか。
そういう点からももうあの家には戻らないだろう。猛がカードを切って無罪となれば、猛に対して語ったようにガソリンスタンドを改修して、
田舎町で人生を送るつもりだったのだろう。弟からの信頼があれば、つまらない人生に対しても意義を見出せると思ったのではないか。
兄は弟がチエコと飯に行ったの知ってたん?
ガソリンスタンドでの会話が良く聞こえなかったんじゃ。
腹減ったから町に、、、とかなんとか。。。
>>17 弟は腹が減ったから町まで飯食いに行くので
ついでに智恵子も送るよ的なことを兄にいった
兄は、それなら二人で何か食べておいでといって
食事代を弟のポケットに突っ込んだ
19 :
名無シネマ@上映中:2007/02/18(日) 01:59:04 ID:ZlcH8G88
職場にうつ病の人がいました
表情が消え、焦点の合わない目付きにゾッとしたことがあります
香川さんの後半の演技を見ていると彼のことが思い出されます
「母やあなたのようになりたくない」と言われ
さらに詰め寄った事実を隠蔽していた稔の自責の念は
彼の精神をさらに追い詰めていたのでしょうか
無罪になっても稔の精神に平穏は訪れたのでしょうか
猛が証言して刑に服することで稔は救われた気がしました
20 :
名無シネマ@上映中:2007/02/18(日) 02:06:28 ID:mBNH5RAA
>>16 もしかしてあなたは浜村淳さん?
そうでしょ?そうなんでしょ?
なんでこんなところに?
21 :
名無シネマ@上映中:2007/02/18(日) 04:48:34 ID:6ccJpo6c
猛にはやましさが有ったから見ていたはずの兄の助ける動作がゆれて一時的に見えなくなったってこと?
実際には弟のほうが偽証していたけど8ミリ見るまでそのことに弟は気付かなかったってこと??
でも子供の頃のことを忘れたのはわかるけどこっちは無理有ると思うなぁ
人は信じたいものだけを信じるのは事実だと思うけど監督は事実を確定してなきゃフェアじゃないんじゃないの?
最初から最後まで面白く見たんだけど見終わってすっきりしないなぁ
>>18サンクス!
合点がいったで!で、酒飲みのカマかけんのね。OK!
裁判所の女性書記官の顔アップが印象的。
仕事柄無表情でいなければいけないのに、
心のゆれが顔に表れてしまうところが。
>>23 安藤玉恵さんは、紀子の食卓や
松ヶ根乱射事件の役どころみるとびっくりするよ
>>21 > 監督は事実を確定してなきゃフェアじゃないんじゃないの?
まさにこの点が気に入らなくて、荒井晴彦らは映画芸術で散々否定してたんだよね
考え方の差だと思うけどね
26 :
名無シネマ@上映中:2007/02/18(日) 17:59:49 ID:lcth3A1s
夢小説の映像化なんだから事実関係とかは考慮しても無駄らしいよw
27 :
名無シネマ@上映中:2007/02/18(日) 18:46:15 ID:lhJyOObd
チエコが「もうきづいているんじゃない。こわいよ」
て言ったのはどゆこと
>>24 ありがとうございます。
安藤玉恵で検索してみました。
過激な劇団で過激な役を過激に演じているんですね。
驚きました。
>>21 > 監督は事実を確定してなきゃフェアじゃないんじゃないの?
まさにこの点が気に入らなくて、荒井晴彦らは映画芸術で散々否定してたんだよね
考え方の差だと思うけどね
>>29 あれ?前の書き込みが・・・誤爆です
>>27 前夜、関係持ったことを稔はとっくにわかってるんじゃないかということ
(実際に猛にカマ掛けして気づいていたわけだけど)
そんな素振りを一切見せずに、3人で一緒に渓谷まで来て
楽しそうにはしゃいでみせる稔が怖いと思ったのではないか
猛は安心してすっかり騙されてるが
智恵子はそういった稔の歪んだ内面にうすうす気づいてたのではないかな
>>30 バレるバレないの問題じゃなく
猛は稔を「良い人」という認識しかなかったから
仮にバレたところで何も思わなかったろう。
その通りで、智恵子は稔の心に広がる暗い感情に薄々気づいていたのだと思う。
東京に出たがったのも稔の持つ怖さがあったんじゃないか。
>>31 > 仮にバレたところで何も思わなかったろう。
いや、これはないんじゃないかな
帰宅した時に洗濯物を畳む稔とのやり取りからして
罪悪感でテンパってるし、
だから二段構えの引っ掛けであっさり見抜かれてしまったと思う
ただしあくまで「善良な』兄貴に悪いことしたという罪悪感だけだろうね
33 :
名無シネマ@上映中:2007/02/19(月) 00:30:22 ID:FC5Gkm5f
今週は三茶でやるね。
>>33 暗いところで待ち合わせと二本立てか
わりあい好きな作品だった
関内ではパビリオン山椒魚とやってるんだよね
こっちもくだらなくて好きだったけど、一般的には駄作認定w
35 :
14:2007/02/19(月) 01:18:31 ID:3RXZ6UtC
>>15 遅くなりましたが、映画館のフリーペーパーのインタビューの中盤くらいです。
前半は総論みたいなものなので。
役者二人については、他の場でも語ったことなのかも知れませんが、
私はこれ以外のインタビューを読んでないので、既出だったらすみません。
【二人の俳優の素晴らしさ】
――香川さんの、後ろ頭の髪の刈り上げ具合までもがみごとで、
あれを演技と呼ぶものなのか、見た人の誰もが忘れられなくなる後ろ頭ですね。
西川:(大笑い)顔だけじゃないんですよね。
――見事に気持ち悪い後ろ頭である。
その気持ち悪さを、最初の洗濯物をたたんでいる時の後ろ頭に感じてはいても、
観客はそれを「気持ち悪い」と捉えてよいものかどうか、ちょっとわからない。
再びその後ろ頭が登場するずっと後の場面で、
ああ、あの時ちらっと感じた気持ち悪さは正解だったのだとわかった時に、
いや、ほんとに「参りました!」と。
西川:香川さんは恐ろしいほどにあの役に情熱を見せていましたね。
自分自身が、役者という、他人になり変わると言う仕事をすることで、
かろうじて押さえ込んでる「アンビバレントで悪意に満ちた本性」が、
全てこの脚本の中に暴かれている、と仰ったんです。
「役者・香川照之」として取り繕っている自分を、何故ここまで見抜いたのですか、
と聞かれて、逆に私はびっくりしてしまって。
そのくらいこの役に自己投影していて、その情熱たるや、鬼気迫るものがありましたけど。
36 :
14:2007/02/19(月) 01:21:37 ID:3RXZ6UtC
(中略)
――香川さんにも負けず劣らず、オダギリジョーさんも素晴らしいですね。
正直、ここまですごい役者とは思ってなかったです。
西川:あれはすごく難しい役ですよ。主人公でありながら、
中盤から常に受身にまわるので。
――裁判では、傍聴席で黙っているだけの、何もしない演技ですからね。
でも、何か、目の黒目だけが揺れているような感じとか、
すごい演技でしたね。そもそもファーストシーンから
「カッコよくて女にモテるだろうけど、決定的にイヤな奴」の匂いを見事に出してますよね。
西川:オダギリさんも香川さんも、好意的には受け取れない役じゃないですか。
でも、観客に嫌われるかもしれない、ということを、二人は全く恐れていない。
稔は、胸の内を語らない役ですよね。起きることに翻弄されることに加えて、
決して本心を他人に明かさない、いわゆる孤独な人物を、堂々たる演技で演じていたと思いますね。
香川さんがオダギリさんの演技を評して面白いことを言っていました。
「自分がピッチャーでオダギリさんがキャッチャーなんだけど、彼はピッチャーが放った球を
それよりも速い球で投げ返してくるピッチャーだ」と。
37 :
14:2007/02/19(月) 01:24:42 ID:3RXZ6UtC
※この先は映画の結末に触れているので、ご覧になる前はお読みにならないで下さい。
――この映画では、ひとつの謎を解いてゆくかのようでいて、
見ていくと、謎が少しずつズレていく。それも実におもしろい。
おもしろいだけでなく、そうであるために、実は最後に謎は解けないまま終わるのに、
そのことが観客に「え、何?」とは思わせないんですね。
西川:わぁ、嬉しい。そこはほんとに悩んだことですから。
サスペンス的な作りにすればするほど、お客さんは明解な答を欲して、
明解な答えに驚きたいだろうし。でも、私が描きたいのは謎解きではないので。
サスペンス的という作りは、ただ単に乗り物でしかなくて、
でもウルトラCの結末を望むお客さんの期待を裏切らずに決着をつける方法というのは、
相当悩みましたね。その謎は解けなくていいのだ、とお客さんが思ってくれるのかは、
今でもずっと不安なんです。
そして、
>>14で終わり。
過去スレちらっと見ましたけど、実際には「え、何?」と思って
「明解な答」を欲しがるお客さんが多かったみたいですね。
映画観たくても観られなかったんだけど
DVD買うべき?
40 :
名無シネマ@上映中:2007/02/19(月) 13:17:23 ID:WwKt2fnh
>>39 何で買うの?レンタルすればいいじゃんw
自分もまだ観てないけど24日から近所の映画館で公開されるんだよなぁ
劇場で観るかDVD借りるか迷ってる
>>39 自分は買うよ。いつかいつかと楽しみにしてたし。
でも、万人ウケする映画か、といえばそうではない。
見る人によって心証は違うみたいだから、レンタルで見て
何度も見たい、手元に置いておきたいと思ったら買ってみたら?
まあ、自分は買いだと思うから、金に余裕があったら是非
>>40 劇場で見る面白さは格別。
暇があればサービスディでも利用して行ってみれ
香川は、この映画で「ひとつの区切り」をつけたみたい。
そういう映画に出会えるって、役者冥利に尽きるだろうね。
滅多にしない脚本へのクレームとか、サジェスチョンとか、
役者以上の役割もしていたらしいね。(キネ旬の監督のインタビュー)
西川、オダギリ、香川のトライアングルがあってこその映画だと思う。
そして亡くなったカメラマンのクールな眼差し。
一期一会の傑作
もう二度とない組み合わせなんだろうなあ。
やはり映画館で見るべきだろう。
レンタルには、特典映像ついてないぞ。
アマゾンはまだ買えるが、
別のショップじゃ初回限定版は売り切れだ。
自分もゆれるにはハマったので、DVDはすでに予約してるけど
一回目は是非劇場で観てほしいな
初見がDVDだとイマイチ惹き込まれないような気がするんだよね
どうしても映画館ほどには集中しないでしょう
ふ〜んって感じで終わりそう・・・
46 :
名無シネマ@上映中:2007/02/19(月) 17:46:37 ID:ciBMAUQn
家の家は18畳の地下シアターがあり、DLPプロジェクタで
120インチスクリーンの7.1Chサウンドですが
それでも一回目は映画館に行かねばなりませんか?
家庭環境も大事だけど
邦画でたまにとんでもない画質のDVDあるじゃない
それが不安。
>>46 アップリンクよりも環境よさそうだねw
でも映画館って上映中はいなきゃいけないから
集中せざるを得ない環境でしょ?
いいと思うんだよね
だからマナー違反の客がいるとほんとに頭にくるよ
前スレで薦められた小説のほう読んだんだけれども…
これ、出版されたのロードショーの前だよね?
ノベライズじゃないんだよね?
監督自らが映画の登場人物の内面を文章で表現しちゃうのって
どうなん?
映画の場合、観客は登場人物の心理をシーンから推理するしか
ないんだけど(だからこそ解釈が「ゆれる」わけで、それこそ
映画が本にまさる利点だと思う。)こんな本で事前に予習しち
ゃったら、そんなの単なる「おさらい」にしかならないでしょ
うに。つかわざわざ映画にする意味がない。
何のつもりでこんな本を出版したんだろう。
せっかくのテーマを自分で半殺しにしてるように思える。
なんつったらいいのか、
猛の見たものには正解を用意してないくせに、
自分の映画の解釈の正解は用意してんのかと。
なんかものすっごく納得のいかないこの気分を
どこにぶつければよいものか。
まあ、ここにぶつけてるわけだが。
とりあえず前スレで進めてくれた人はありがとう。
腹は立つけど小説としてとても面白かった。
ノベライズの出版は公開と同じくらいの時期だったと思う
でもぶっちゃけ、ここまでロングランになると予想してなかっただろうから
この本もあんまり出回ってなかったよ
劇場販売やシアター近くの大規模書店くらいかな?
どちらかというと鑑賞後に手に取ったパターンが多かったと思われる
だから解釈に釈然としない人のヒントにはなったんじゃないかな
買った本には帯がついてて
>7月8日(土)より、〜全国順次ロードショー
で、奥付け
>二〇〇六年六月十三日 第一刷発行 〜九月十五日 第六刷発行
売れてるし。
「解釈はその人次第」という解釈の押し付け。
猛が見る稔。
客が観る映画。
これは相同でしょう。
矛盾ははっきりしてるよね。
別に矛盾はしてないと思うが・・・
どの作品でもそうだけど、
本編鑑賞前に関連の情報を知ってしまうと
たいていの場合、楽しみが半減するね
原作のある作品なんか特に原作ファンは楽しめないことが大半
公開後に渋谷の文教堂で買ったけど、初版第一刷だ
小説読んでみたいような、読みたくないような。
ここで色んな解釈を読むのは、人それぞれの感じ方だな〜
と思えるけど、小説だとそれが正解!になってしまう気がするから。
でも、きっとそのうち読む。たぶん。
>>59 そうなの?
なんか早く読みたくなったぞ。
真相が書いてあるわけじゃないが
たしかに各登場人物の心理描写だけで小説は構成されてる
映画とは正反対のアプローチをしたんだろう
だけど、観客それぞれが心情を推察するのがこの作品の肝なのに
小説ではその部分をはっきり描写してあるから
納得いかないってことなんでしょ、たぶん
63 :
名無シネマ@上映中:2007/02/20(火) 19:52:52 ID:s44s7+y8
猛とチエコて映画以前になにかあったみたいだよな
猛が上京するまで付き合ってたんでしょ
>>14 乙。よく喋るインタビュアーだなww
評論家か何か?
もしかしてテアトル系のフリーペーパーの記事?
68 :
名無シネマ@上映中:2007/02/21(水) 02:22:17 ID:5RdHl/s0
誰か橋の上でチエコが何て叫んでいたか教えてくれませんか。
金切り声で聞き取れませんでした。
「お母さんやあなたみたいな生き方は嫌なのよ!」
70 :
14:2007/02/21(水) 05:45:19 ID:qDta+kbV
>66
インタビューを申し込んだら、西川監督に
「インタビューと言っても、あなたがしゃべるんでしょ」って言われたらしい
>67
テアトル系って何だ?って思った無知者です。
調べてみたけど、独立系の映画館ですね。
載せていいのかちょっと迷ったんですが、シネマ5という九州のダイノジ県の
小さな映画館です。館主、ブログで恐ろしいほど「ゆれる」について書きまくってます
私的には彼の解釈が一番好き。インタビューの一部も載ってた気がする
71 :
名無シネマ@上映中:2007/02/21(水) 12:17:05 ID:TZKToUy4
>>42 亀だけどd!
全部の回1000円だったから土曜日に観に行くことにしたw
明日DVDが届く。嬉しい。
うちもamazonから商品確保のメールキタ!
>>70 ありがとう!
館主さんのブログも観たけど、ゆれるへの入れ込みがすごいわ
早速保存&ブックマークしたよ
地方版の新聞にも書いてるようだね
74 :
名無シネマ@上映中:2007/02/22(木) 15:04:16 ID:DGcmWO2f
小説はそれぞれのキャラの一人称で描かれているけど
それが真相とは限らない。
自分で自分に嘘を付くし、本人も気が付いていない無意識もある。
書かれている事を、まんま受け取らない書き方だったと思う。
章題が「〜のかたり」だしね。
「騙り」ともとれる。
それにしても映画の元ネタというか
構造が芥川の「薮の中」って
予備知識なしで気付けた人いるんですか?
ありえねー。
>>75 おまえがありえねぇよ
まず羅生門が思い浮かぶだろ?
>76
いや、ふつう羅生門つったら雨止み待ってる下人の方だから。
あなたちょっと世間遠のいてるから。
ああ、映画板だから76のほうが正しい?
まぎらわしいなあもう
アマゾンからDVDが到着しました。今日届くとは思わんかった。
小説の113pにそれとなく名前がでてくるね>「薮の中」
>>14の人があげてくれた監督のインタビューにあった「稔の笑顔」
の解釈だけど、小説だと「岡島洋平のかたり」でバイトの兄ちゃん
の視点なんだね。
>〜バス停の男が、ふと正面の通りに目をやった。
>僕にもわかった。バス停の男が兄で、向かいがその弟なのだと。
>大きな荷物を抱えた兄は、弟に微笑みかけたように見えた。
監督の発言を敷衍するとさ、猛と岡島君の願望から赤の他人が
稔さんに見えた、ともいえなくも、ないか? ないか。
今日DVDを手に入れたので早速見ました。三軒まわりましたが。
自分の感じた映画のポイント↓
智恵子の拒絶と猛の恩着せがましさは同一なのではないか?と、あえてゆれる事に
身をゆだねた稔の疑念は、検察の証言で確実なものとして示されてしまう。
兄への罪悪感を、その恩着せがましさで拭おうとしていた猛は稔に公判の後の決定的な
確信でもって見透かされてしまい、ゆれてしまう。
その、ゆれる振り幅が一気に極端に向かうのはこの一家の遺伝的特徴なのかわからぬが、
偽証する事でこのゆれをおさめようとする猛。
あのラストの笑顔は、切れない肉親の情としての自然な発露なのか、アイロニカルな皮相なもの
なのか?
僕は猛をたずねるつもりであり、もう二人ともゆれる事はないのだと、あの笑顔で理解しあったと
おもっております。
84 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 00:19:49 ID:k+LC4PXK
猛はすごい顔で橋の方見てるよな。
で稔に駆け寄って手の傷をさりげなく袖で隠している。
>>83 そこのシアターキノもすごいゆれるに入れ込んでる劇場だね
リンクに関連情報がいろいろ出てる
86 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 04:14:47 ID:+ObpI/eJ
今日DVDで見たんですけどいくつか分からない点が…
原作読めばいいんだろうけど、おばさんからの手紙や智恵子の出生とか
なんとなく映画だけで分かりそうで分からない
なんにしてもオダギリジョーは魅力的すぎる…
今回の役柄はあれが真実だったのか分からないけど、すごかった
ビッグリバーもいい映画なんだろうか?
原作じゃなくてノべライズ
ってってる人が誰もいないのが気になった
ああ
88 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 05:16:07 ID:Kb3lkzHw
>>87 小説を原作と言ってる人は一人しかいないし
あれはノベライズともいいにくい。
外箱と小冊子が付いてるのが初回限定版。
91 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 08:49:44 ID:MovYum73
昨日観た新参者だが、結局真実はどうだったというこのなの?オダギリが公判で述べた事が事実じゃないの?
それともあれは思い込みから偽証してしまったということ?
でも現場を見たオダギリは驚いて橋を見てそれから「何かあったの?」みたいな事言ってるしな。
最後の昔の家族の映像を観て自分の思い込みによる間違いに気づいたということなの?
そのへんの解釈は観客に委ねるということでいいのか、納得いかないけど。
やはりラストシーンは良かった。
香川の表情も最高だが、その直前のオダギリの叫びに心を揺さぶられる。
言霊がある俳優だなと思った。
93 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 09:46:38 ID:oxYm1vuO
DVDまだなの?
と思って公式見たら今日じゃんかよ
特典はレンタルじゃ見られないんだよね?
DVD買うかな〜
でも、劇場でもう一回観たかった。
95 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 10:32:43 ID:k+LC4PXK
たぶん、どっちもほんとなんじゃないかな。
おもわず突き飛ばしたのも、手をさし出し手助けようとしたのも。
96 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 12:07:13 ID:sBBwg5Pu
>>94 有楽町とかならまだ上映してるとこあるよ。
>>86 ビックリバーは風景が物凄く綺麗
話はオーソドックスなロードムービー
>>91 オダギリは橋の上の光景を見た時、兄が落としてしまったと解釈した
けれど、兄を殺人犯にしたくなかったので
橋の上では何も見てない振りをし兄が何かを告白する前に
強引に偶然の転落事故へと誘導した
落ちるとこみました。あれは事故ですっていえば裁判すぐおわってたんじゃないのと思いながら・・・。
でも、そうすると今度は、2人の証言の矛盾とかついてくるんだろうなと思ったりして・・・・。
でも、十分打ち合わせする時間はあったんだからそうすればよかったのにと思いながら。
>98
自分が智恵子と寝たことが橋の上でも
めていた原因と感付いたから、距離を
置こうとした、とか。
>>100 もちろん、それが一番にあったと思う
核心に触れると大変面倒な事になるので
森を駆け抜ける間に色々と計算して素知らぬふりで現れた
兄の腕の傷はを引っ張りあげて助けようとしたときのものでしょ
これは何か証拠になりそうだけど
長けるも何か考えている様子だったしね
なぜそこに触れないんだろうか…
>>102 > 兄の腕の傷はを引っ張りあげて助けようとしたときのものでしょ
最後の回想もあくまで猛が解釈した映像だから、真相かどうかはわからないよ
初めに目撃した時は稔を疑っていたので、腕の傷も争ってできたと考えたんじゃないのかな
最後の回想が、人生に倦み疲れた猛の
妄想という解釈もある。(過去レス参照)
腕の傷はしがみつかれた智恵子が振り
ほどこうと爪をたてたのかもしれない。
>>103-104 なるほどー
結局、何一つ明確な事実は無いんですよね
面白くて引き込まれる映画だけどもやもやするなぁ
余韻残りすぎ
106 :
104:2007/02/23(金) 17:34:27 ID:waq4Rj28
>105
うーん、しかし…
猛の記憶では父親とは渓谷には行って
ないはずで、ところが8mmでは自分と父
が渓谷にいる。
自分が気分で記憶を操作する人間と思
い知らされて、また同じことを繰り返
すかな?という疑問が。
107 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 18:06:37 ID:k+LC4PXK
稔にハッキリとした殺意はあったんだろうか。
むかついていたとは思うが、橋の上でなければあんなことにはならなかっただろうに
父親のボケを表現するのに
新聞を干す場面とは…
この表現は感心した
109 :
名無シネマ@上映中:2007/02/23(金) 19:02:31 ID:hunL3nNP
初回BOXが予想以上にダサかった件について。
中身のジャケのがカッコヨス
>>108 なるほどね、そういう意味だったのか
何か意味のある事なのかと思っていた。
しかし、レスを見て色々勉強になったよ。
結局弟さん(我々)が記憶を
良いように変えるというのが、テーマなのかね、、、
>109
おれは案外好き。
中を見せすぎてなくて、
初回っぽくて。
弟が記憶がコロコロ変わっていくというのはなんだかな…
ご都合主義というか
軸がぶれてしまった感じがする
オダギリジョー、モテすぎ
まるで俺のことを見ているようだった
DVD発売でスレが一段と活性化したな。
レスのレベルは一段と下がったけどな。
>>109 これだけ評判になってるんだからもうちょっと豪華な内容でもよかったような・・・
さすが低予算映画だ
あの低予算でこれだけロングランやったり
受賞効果でDVDもそこそこ売れるだろうし
完全にペイできたんだろうな
>>112 軸がぶれてしまったって、それこそが軸なんだけど。
はいはい
119 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 04:42:05 ID:lHO5Kzwk
普段周りからいい人って思われていると、
自分はいい人の行動をとらないといけないってなる。
ああいう風な事故がおこると自分の立場が崩れさっておかしくなる。
オレはたぶんお兄ちゃんは突き落としてないと思う。
あと、最後のバスのシーン、お兄ちゃんはバスに乗るだろう
120 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 09:16:11 ID:zQ7LH86c
DVD借りてみたけど、香川照之の存在感に圧倒されっぱなし。
この人は怪物だ。
画面に現れる度に目を奪われる。
久々にすごいもん見た気分だよ。
もっと見たくなった。
お茶のCMの時とは別人。
121 :
智恵子のかたり:2007/02/24(土) 09:23:24 ID:p70YfU4R
あれは事故でも殺人でもありません。自殺です。
遺書は、私の部屋にある猛くんの写真集に挟まってます。
>114、117
じゃあ自演でいいから水準あげてよ能無しイヤミくん
猛に智恵子を送らせたのはわざとです。
実は、僕は、マゾなんです。
あの晩、猛が寝たあと、哀れな自分を綺麗にたたんだ洗濯物で、
慰めました。
124 :
釣り人のかたり:2007/02/24(土) 11:19:43 ID:Iin+ZYcN
あの日、吊橋の下でマス釣りをしてました。
ルアーフィッシングです。
釣果は最悪でした。ボウズってやつですか。
ただ、一度だけ大きなヒットがあったんです。
ヒットしたのは魚ではなく人間だったんですけどね。
手元が狂って、私の投げたルアーが吊橋に居た女性の服に引っ掛かってしまったんです。
私は、それに気づかず、思い切りリールを巻きました。
その数秒後、女性は橋から墜落しました。
125 :
バスの運転士のかたり:2007/02/24(土) 11:44:37 ID:Iin+ZYcN
早川稔? その人があのバス停でバスを待っていたんですか?
気づかなかったな。小さすぎて。
126 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 11:51:54 ID:hx+PBZgv
>>120 そりゃあの映画の中だから際立って見えるんだよ
あの程度の内容で他の出演者があのレベルだから・・・
あの演技が怪物とか言ってたら洋画なんかどうなるんだ?
アジア映画だって香川なんかと比べ物にならないほど凄い役者はいくらでもいるぞ
ホント邦画って観る側までレベル低いんだな・・・
情報量少ないな
煽りはもっと具体的に。
久々に出てきたな。
今度はアジア映画を出してきたwww
>>126 >ホント邦画って観る側までレベル低いんだな・・・
カリカリしなさんな。いろんな意見があってもいい。
他人の意見は尊重しましょうや。
煽りはなしにしましょう。
邦画って観る側までレベル低いというのはチト言い過ぎでしょうな・・・
まあ、まあ、仲良くしましょうや。
どうしても作品に優劣をつけたいなら似た傾向の
作品で比べるしかないわけだが。
しかしなにが似てるっていえんのか
殺人の追憶?
マルホランドドライブ?
ユージュアルサスペクツ?
未来世紀ブラジル?
131 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 14:55:43 ID:ZCQWnh7j
俺も初回限定ボックスのデザインはダサいと思う。
中に入っている普通のジャケのほうが良い。
あとブックレットなんかイラネ
監督意外とブチャイク
>>126 >ホント邦画って観る側までレベル低いんだな・・・
そんなレベルの低い邦画のスレでなに鼻息荒くしてるのw
133 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 16:37:50 ID:Q/Z/2Yfz
最初の雰囲気は「薮の中」に似てない?
134 :
名無シネマ@上映中:2007/02/24(土) 18:54:51 ID:cjnkuFXn
>>126 おまいの人間的レベルの低さに比べたら大したこたあ
ありませんぜw
>126の人気に嫉妬w爆釣かよおめでてーなww
>薮の中
小説ではそれとなく示唆してるね。
>14の人が紹介してくれたブログ内に監督の談話があって、
「(黒澤の)羅生門は意識しなかった」とのこと。
けっこう意外。たしかに小説面白かったし、
割と活字寄りの人なのかも。
136 :
名無シネマ@上映中:2007/02/25(日) 05:39:48 ID:QgZXOces
いまレンタルみたけど、よかったわー
映画館でみたかったな
メイキングみじけーな
物足りねえ
レンタルで良かったなコレは
138 :
名無シネマ@上映中:2007/02/25(日) 06:37:22 ID:LWSLUnZc
最後にもうひと裏切り欲しかったのか分からないけど
猛の8ミリ見返すシーンがなかったらな〜
真相をハッキリさせないならサスペンスはやめて欲しかったな〜
羅生門はコミカルに描いていたから真相がハッキリしなくてもモヤモヤ感は
残らなかったけど
ダルデンヌ兄弟の映画の影響を西川監督って受けてたりしないかな?
今見ました
ちょっとバカな俺には整理がつかなかったんですが
要は、兄貴は本当に高いところが怖くて
チエちゃんにしがみ付いていたのに、チエちゃんが勝手に勘違いして落っこちちゃったって話でOK?
>>140 ちょっと違う。
でも、真実はどうでもいいような気がする。
「さわらないで!」
↓
兄ちゃん突き飛ばす。
↓
智恵子、橋のボルトで尻をケガ、仰向けで後退。
↓
川にドボン
はっきり断言できるのはたったこれだけ。
それ以外の解釈の部分は、救われたい猛と、話にツジツマを合わせたい
観客の俺らの想像。
モヤモヤするでしょ?
だからモヤモヤしてんのよ。
香川氏の見解としては
兄は殺したっていう見解なんでしょ?
アジアの他の俳優はどうか知らないけど,香川さんは素晴らしい演技をしてたと思います。
いい映画だったなぁー
表情の変化がね、細かくてすごいよ
台詞を話しながら、微妙に変えて感情を垣間みせるところが好きだ
>>108 なるほど!あれボケの表現だったのか!
田舎の人の設定だからさ。「何してんだろ?干し柿とかあるし田舎特有の何かに使う何かかな?」って思った。
良い映画だったけどちょっと重かった。
昔はヨーロッパの暗い映画とかも普通に見れたんだけど働きだしてから疲れ気味のせいか暗い映画が何故かダメになってきた。
最近はケロロ軍曹ばっかだわ。
この作品を暗い映画と思えなかったおれは普段よっぽど鬱々としているのだろうと気づいた。orz
149 :
名無シネマ@上映中:2007/02/25(日) 19:21:44 ID:JwUHgHGJ
わからん。
兄は突き落としたのか?突き落としていないのか?
突き落としたとしたらなぜ偽証したのか?
腕の傷に警察はなぜつっこまなかったのか?
答えは藪の中・・・
>>144 143ではないけど
ゆれる特集をしたキネ旬の対談で言ってたような・・・
核となる部分が明らかにされない…
こういう映画って有りなのか?
弟の記憶が変わる癖はやめてほしかった
兄は突き落としていない
それでいいじゃん
…と思ったがそれだと並みのサスペンスになってしまうか
わからない・・
最初に映像に出たのは「稔が詰め寄って手を差し伸べようとしていたところ」。
でも後に猛のアップの映像では「あんたのようになりたくないって言った彼女を
突き落とすような揉みあっているような仕草」
最後に、猛がビデオを見た後の「稔が落ちていくちえこの手を握っていたが、無理だった」という映像。
結局、稔は感情が昂ぶって揉みあいになったけど、本当に落ちる寸前になると、
彼女を手を掴んで引き上げようとした。
それとも、猛が幼い頃の兄弟の映像を見た後だから、兄はきっと彼女の手を掴んで
引き上げようとしたんだ、って思ったのか?
ってことでいいんでしょうか?
で、稔は結局、嘘を言っていたということでしょうか?
猛視点からの想像というかイメージというか思い込みというか
だから場面ごとにその時の心境や稔への感情で変化してるのよ
243 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/11/21(火) 16:21:18 ID:gMll25+5
事件の時の描写
@智恵子が橋から呼びかけるが、猛は気づかないふりして茂みに入る
Aめげずに渡ろうとする智恵子の腕をを稔が捕まえて密着する
B花を撮り振り返ると、橋の上を二人が密着して渡っている
その様子を見つめる猛
Cゆっくり渡りながらキモさ全開で耳元にしゃべる稔
逃げるように離れる智恵子を稔はまた捕まえるが
「やめてよ触らないでよ」と叫んで振り払う智恵子
唖然としたのち、見る見る顔色が変わる稔
D画面が切り替わり、風景がしばらく映る
E橋の上の出来事に目を奪われ続けていた猛
F這いつくばって上流から下流を覗き込む稔の様子が映る
G森をダッシュする猛
立ち位置が猛側からの映像はBとEFG
橋の上から映像は@AとC
猛は遠目にすべてを目撃していたと思われる
ただし、かなりの距離があった上に
茂みからは後ずさる智恵子は背中側からしか見えなかったので
ただごとでない雰囲気はつかめても
細かい動作や表情、会話の仔細なところまでは把握できなかったのではないか
246 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 03:41:06 ID:QbQG48eD
>>244 あのシーンは事件が起こった時のリアルタイムでの描写でしょう
だから想像は入ってないと思う
ちなみに、事件の続きのシーンの描写を猛が思い浮かべるのは3回
@最初の面会で唾吐かれた後、罪状認否の時に傍聴席で
A情事を見破られていたとわかった後、稔の法廷尋問の時に傍聴席で
B七年後、幼少時代の蓮美渓谷の8ミリを観ながら
@は、稔が状況説明をする証言にリンクして、
尻餅をついた智恵子に、稔が手を伸ばすが
怯える智恵子は払いのけながら後ずさりひっくりかえる
Aは、前夜に性交渉があったとする解剖結果をもとに嫉妬に駆られたのではないかと問い詰める質問のあと
尻餅をついた智恵子が後ずさりしながらキレて
「痛!何なの一体!?もううんざりだよ、一緒に行くの東京に。もっと違う生活見つけなよって猛さん言ってくれたの!」と怒鳴る
「嘘だよ、嘘だよ!騙されてるんだよ、絶対騙されてるんだよ!」と稔が詰め寄り、また揉みあいになる
「やめて!離して!お母さんやあなたみたいな生き方は嫌なのよ!」と智恵子が言い放つと
稔は一瞬動きを止めたのち、憤怒の形相で叫びながら投げ落とす
Bは、岩を登るとき弟の腕を掴んで引き上げようとする8ミリ映像を観て
後ろにひっくり返って落ちる智恵子の腕を慌てて倒れこみ掴む稔
ずるずると滑り落ちてしまう手のアップ
その場で泣き出す稔
立ち位置が橋の上からの映像は@A
茂みの猛からの映像はB
Aについては、会話の内容まで鮮明なので
釜掛けの件と相まった邪推からの思い込みと考えられる
251 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/11/22(水) 04:20:26 ID:QbQG48eD
>>246の訂正
Bは、岩を登るとき弟の腕を掴んで引き上げようとする8ミリ映像を観て
後ろにひっくり返って落ちる智恵子の腕を慌てて倒れこみ掴む稔
ずるずると滑り落ちてしまう手のアップ
その場で泣き出す稔
退廷する稔の腕には引っ掻いたような傷跡
前スレにあったものだけど、解釈の手助けになれば
159 :
名無シネマ@上映中:2007/02/25(日) 22:02:13 ID:JwUHgHGJ
兄はわざと弟に偽証させるように仕向けたのでは?
無罪になったら前の生活にもどるだけだから。
それが嫌なので刑務所に入って、
知らない土地で一からやり直したかったんだとおもう。
160 :
153:2007/02/25(日) 23:25:05 ID:wcUWMSv6
>>158 ありがとうございます。
スッキリまとめられていてとても読みやすいですね。
でも、腑に落ちない点があるんです。
Aの部分、「Aについては、会話の内容まで鮮明なので
釜掛けの件と相まった邪推からの思い込みと考えられる 」
て部分なんですけど、猛の邪推にしては鮮明すぎるかなと思ったり。
その部分は、本当に実際にあった場面として設定してるのかなと
そういう感じで見てしまってました。
だから詰め寄って手を貸そうとしたのも本当、彼女に罵倒されて、
カッとなって突き落とそうとしたのも本当、でもやっぱり助けたのも
本当で、それぞれの場面が猛の都合のいいようにそのシーンだけ
思い浮かぶという感じかなと捉えてしまいました。
でも、それだと現実的に考えて、
>>155のように遠くからしか見えなかったので
会話の詳細なことまでは把握できないという疑問に戻りますが。
罪悪感からでも兄を庇ったと思った視点での映像と、
兄を庇ったと思ってたけど、逆に兄はそのこと(弟の性交渉)に触れず、
むしろ兄に庇われていたという視点から見た映像。
(この辺は、いい人だと思いこもうとしていた猛と、弟を負け組み視点から見つつ、
今それを翻してやろうとしている兄のなんか静かな争いというのが見えた気がしました
気のせいかな)
でも最後の映像で、やっぱり稔はいい人だった。今までのごっちゃな雑念は気のせいだ。
と思った猛がいた。(単純すぎか)
結局は人それぞれなので解答がないということですね。モヤモヤ・・・orzおやすみなさい。
161 :
名無シネマ@上映中:2007/02/26(月) 00:46:28 ID:3BPqlLDv
DVD見たのでチラシの裏
「ミスティックリバー」見た後と同じような感じになった
こういうストーリー好きだなぁ特にラスト
香川照之の最後の表情はこれからも見るときによって
自分なりの解釈が違うんだろうなぁ
皆さまにチョト質問。被害者の母がオダギリに渡したチエコの遺品の中に、間違えて
父親宛の封筒がありましたが、中身はなんだったんでしょうか?教えてください。
お金です
もともとお父さんが謝罪として現金書留で送った
智恵子の母親は受け取らずに、制服と一緒に返した
あえて惜しい点をあげてみると、おおげさな演出があるんだよな。
ラスト近くの昔の映像を見ているシーンやラストシーンで、
ジョー泣きすぎ。なくなら、もっとおさえて泣いてほしかった。
シャワー中に吐くのもやりすぎ。ちょっと気持ち悪くなる程度でいい。
あと、病院での香川の土下座も大げさすぎなんだな。この時代に。
でも、自分が同じような立場になったら、土下座して謝ろうとするのかな。
>>164 >あと、病院での香川の土下座も大げさすぎなんだな。この時代に。
病院?そんなシーンあったっけ?
166 :
名無シネマ@上映中:2007/02/26(月) 06:10:40 ID:j7N1p0Xm
オダギリが「何か2人すげー意気合ってて嫉妬しちゃったわ」
って言ってたのはチエちゃんではなく大好きな兄ちゃんを
とられそうで嫌っていう嫉妬なんだろうな。
チエコのところから帰宅した猛はなんであんなにしどろもどろなんだろう。
無視してさっさとねればいいのに。
169 :
名無シネマ@上映中:2007/02/26(月) 07:40:52 ID:j7N1p0Xm
やっぱりみる回数を重ねるごとに
内容がしっかりつかめてくる作品だ。
絶対に兄ちゃんはチエを落としていない。
オダギリが映写機で渓谷の映像をみたときに
思い出したつり橋のシーンが真実だよ。
じゃないと話のつじつまが合わないもん。
話はかわるけどさ
人間の恐しさが一番出てるところは
畳で洗濯物をたたみながら言葉の罠をふりまく兄ちゃん。
で、人間の弱さが一番出てるところは
その罠にははまってないと思ってるオダギリ
監督も真実を決めないで撮ったんじゃないんでしょ?
だから結局真実はそれぞれ見た人の解釈で変わる
ひとつの真実には帰着しない
171 :
名無シネマ@上映中:2007/02/26(月) 10:13:03 ID:3BPqlLDv
「色々考察しつつ結論は出さない」が
この手の作品の楽しみ方だと思うけどね
>169
単に兄か親父が勘違いしてるだけで、
ハメられたと勝手に猛が思い込んでる。
という解釈がうっかり成立しそうな悪感。
稔の土下座は誠実さの発露なのか、誠実を装った保身なのか。
猛の涙は真実に気付いたからか、記憶すら捏造する狂気からか。
迫真の演技なのにな。
確定できないんだよな。
奇怪な映画だ。
>>159 自分も大まかにはそう解釈したよ。
稔の現実から逃避したい気持ちとそうはできないというジレンマ。
家族を大事に思う気持ちと共にある父親に対するうっとうしさや
弟に対する羨ましさやねたましさ。
そういう中でゆれている稔というのが題材なのかなぁ〜と。
パンフ読んだら、ゆれてるのは猛って感じだったのでアレレ?
と思ったけど。
でもこのスレ読んだら、解釈は人それぞれでいいんだな…と思った。
映画芸術ではワースト2位かなんかにされてたみたいだけど
なにが悪かったのかな?記事みた人いたら教えてください。
>>164 兄ちゃん土下座は、大げさには感じなかったけどな
一般人で考えるとやりすぎ感あるけど
逆に色んな意味で、兄ちゃんらしいと思ったが
>>175 映芸編集長の荒井晴彦を急先鋒とした少数の否定派が
ゆれるにワーストの点数を大きく入れたから
結果として、ゲド戦記に次ぐワースト2位の得点になった
映芸のランキングはベストの総得点からワーストの得点を相殺する方式だから
ベストランキングでも50位になってる
とにかく、ゆれるは絶対に認められないという流れがあったのさ
ワーストに入れたのは5人だけ
ベストに入れてる、入れてないけど好意的な人の方が多かった
>>175 前スレからコピペ。
名無シネマ@上映中 :2006/11/01(水) 01:59:37 ID:6o6kavMa
『映画芸術』最新号に、荒井晴彦×桂千穂×……による座談会形式の批評あり。
「自主映画」とか「類型的な智恵子の扱い」とか、
「裁判の事実」を巡っての「世間知らず」とか
どこかで見たことのある言葉が続出で思わず笑ってしまった。
前半の事件の「真相」を曖昧にした点や、証拠の不十分さについて、
具体的テクニカルな分析を踏まえた批判は結構読み応えがあり。
このスレで話題になっていたけど、
あえて真相を「曖昧」にしたことで、人物描写がぶれて、葛藤が表面上のものになってしまったと。
一方「類型的な智恵子の扱い」とか「自主映画」という単語が出てくる後半はちょっとね。
こういう人物のスケッチや物語での比重は、両人が描いたシナリオでも見たことある。
(では『Wの悲劇』の仲谷昇は類型でないのかと聞きたいけどね)。
切ったトマトを指して「自主映画みたい」という批判に至っては、
それこそそこまで描けてる自主映画を出してほしいと。
『蛇イチゴ』を「感動もの」と言ったり、
「褒めているライターや監督は聞いた事がない」という伝聞を根拠にした批判を見ると、
結局単なる飲み屋での愚痴じゃんとなってしまうのは残念。
現在の荒井晴彦のスタンスだと、仮想敵になる映画じゃないと思うけど。
映画芸術のワースト評価は、大人げない気もするな・・・・
この映画を観たオレの感想。
↓
人間の記憶って曖昧なもんなんだなあ
既出?平井堅が絶賛している。
『ゆれる』という映画が、すごく良かったです。
僕の中で、香川照之さんって気になる役者さんなので、
彼目当てで観に行ったんですが、香川さんはもちろん、
作品そのものがすごかったです。
絵から、物語から、タイトルからすべてにブレがなくて、
一貫して「ゆれる」というテーマにつながっている。
心理的に揺れてる状況、釣り橋で揺れてる舞台設定、
さらに結末の観客の揺さぶりかたまで…すべて。本当にすごかったです。
ttp://music.jp.msn.com/interview/111_6.htm
この監督の映画はリアルそうで実は全くリアルでない少し浮ついた感じの
エンタメ、というのが素直な感想。けっこう飽きさせない見せ方はイイと
思う。だが、オシャレな感じ?な所が嫌いなので次回はそういうのを取っ払った
物にして欲しい。作家の伊坂幸太郎と対談してたがどちらも似たタイプの
非現実な感じの作品だと思う。ゆれるは前作のカットはかゆくなった。(緑の
光線に影響された?まあよくある終わり方)でも今回のカットは特にイヤに
思わなかった。長文スンマセン。
182です。ラストカットです。
>>180 この号の荒井晴彦編集長の編集後記はもっと物凄いよ
あまりにも露骨なゆれる叩きのコメントで
意図的に酷いランキングにされたんだなということがよくわかる
186 :
名無シネマ@上映中:2007/02/26(月) 23:03:35 ID:m/t5X4+A
香川さんもオダギリも一般人の等身大の演技に見えた。脚本がいいからかな。
キム兄はイラネ。芸人が映画に出ると萎えるわ。
不条理ものなら TAKESHIS'の方が全然いいと思う
ドラマとしてみれば、もちろんこっちが上だども
これの監督、すごい北野オタなんでしょう
なんかの雑誌に
西川美和を形成した3つのアイテムで、北野映画があったけど
189 :
159:2007/02/26(月) 23:11:50 ID:69dY4Zwt
>>174 やっぱり、兄は全てを知ってたんだよね。
無実になって前の生活に戻りたくなかったから
弟に偽証させて、刑務所に入ったんだよね。
しかし、なぜ弟が偽証をしたのかがわからん。
そもそも兄がチエコを落としたのかどうかもわからん。
最後に兄がバスに乗らなかったのだけはわかったけど。
今日借りてきてみた。
2chでの感想見るまで良くわからんかったな
腕の傷画で来たシーンを実際に見たわけじゃなくて
映写機を見たのがトリガーになって
あーそう言えばていう感じで思い出したって事なのかな?
良くわからんね
ところでキャストに出てたけど
キタキマユってどこで出てきたの?
>>186 皮肉なもので、西川監督が唯一あてがきしたのがキムの検事役
>>187 ラストの方の宮迫とつみきみほが食卓でいろいろとしゃべるシーンが好き
>>190 キタキマユはオダギリの事務所にいた秘書
出掛けにキスされてた人
>>192 全裸の女性との濃厚なセックス・シーンがあったけど
あれがキタキマユという理解でいいかな?
>>193 どうなんだろう?
キタキマユの濡れ場の代役かなとも思ったんだけど
直前で男の助手とキタキとオダギリと、
もう一人の女性編集?の4人で打ち合わせしてるから
そっちなのかとも・・・
>>159 生活を変えるためとは言っても
刑務所に入るという選択は理解に苦しむ
それこそ街を出ればすむ話だと思うしね
弟を怒らせたのは不安定な気持ちから
日ごろ思っていた本心が出ただけではないかと
>>161 俺も全く同じ感想だったわwww
まさにミスティックリバーを見た後と一緒だね
ショーンペン=香川だな
>>179 敵とか味方とかそういう打算的な商業レベルの問題じゃないんじゃない?
誰にだって好き嫌いはあるし、それが誇り高い映画人ならば
映画へのこだわりも強いから嫌いな作品への評価も厳しくなる
どうしてゆれる信者は万人が万人、全く同じように絶賛されないと気がすまないのかなあ
どんな名画だって嫌いって人はいるよ、人それぞれの感性を認めろよ
>>197 >どうしてゆれる信者は万人が万人、全く同じように絶賛されないと気がすまないのかなあ
微妙に議論のすりかえが見られる。
全く同じように絶賛されないと気がすまないわけではない。
誰もそんなことは言っていないよ。
ワースト2位 というのはあまりに不自然だよねというまで。
つまりこの映画より酷い作品は、去年たった1本しかつくられてないってことになる。
本当ですか?と言いたいわけ。
なにもベスト1じゃなきゃ気に入らないというのではない。
平凡だとか陳腐という意見があってもいい。でも、この映画より酷い作品は、
去年たった1本しか見てないいってマジですか?
それ本当ですか?と言いたいわけ。
> どうしてゆれる信者は万人が万人、全く同じように絶賛されないと気がすまないのかなあ
また信者呼ばわりな上に勝手な決め付けですかね
ま、前スレのコピペだから、本人はいないような・・・
それでも、自らが編集長発行人の雑誌で
あまりにも露骨過ぎるというか、あえて意見表明してるわけでしょ
大嫌いで全否定も自由だけど、
その雑誌読んだファンが反発するのもまた自由だろう
あ、かぶった・・・スマソ
201 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 01:32:42 ID:5mU/iUsW
目先の変わったラーメンを出す話題のラーメン屋がオープン
した。
ラーメンを食った客の感想は様々で、まずいと思った客は
「麺が伸びてる」「チャーシューが薄い」と具体的に欠点を
挙げているのに対し、うまいと思った客は「店の雰囲気がいい」
「行列が出来てた」など、まったく第三者には理解できない
理由で褒めている。
これじゃどこまで行っても会話はかみ合わないわな。
> まずいと思った客は
> 「麺が伸びてる」「チャーシューが薄い」と具体的に欠点を
> 挙げているのに対し、うまいと思った客は「店の雰囲気がいい」
> 「行列が出来てた」など、まったく第三者には理解できない
> 理由で褒めている。
はぁ?
アンチの脳内ではこんな変換がなされてるの?
こりゃ、だめだわ・・・
>>201 何がいいたいのかよく分からない。
この映画を褒めるような人間は、他人には理解できない理由で
褒めており具体性に欠ける。とても信用ならない。
この映画を批判する人間は、具体性に富んでいる。
こういうことか?
204 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 03:09:14 ID:1xRYA+AB
>>198 そういう思考はあまりに短絡的すぎるよ
ワースト2位ってのは、それだけ注目度が高かったという証明にもならないかい?
この場合、その例えはあまり当てはまらない
デビルマンや戦国自衛隊みたいなバッシングばかりの作品ならわかるよ
ワーストランキング2位で、ベストランキングでは50位
これはどう?
だいたい、編集長たる荒井晴彦が編集後記で
ゆれるが映芸ベストワンになるんじゃないかと不安だったとか
硫黄島からの手紙を邦画にしてしまおうかとか
キネ旬ではテンにも入らなかったやわらかい生活が1位になって
ゆれるはベストテンにも入らなかったので素直に喜んでるとか露骨に書いてるんだもん
自分は良いと思わなかった作品が批評家や世間一般では「かなりの評価を受けてる」
この「評価する人間がかなりいること」が許しがたいから過剰なまでに否定する
このスレに粘着してるアンチと似てるよ
207 :
175:2007/02/27(火) 05:29:29 ID:ACU6dGie
>>175です。
レスしてくれた方ありがとうございました。
でも実際今の日本では「店の雰囲気がいい」 「行列が出来てた」店のが繁盛してるわけで
俺らなんか客だからどうでもいいけど本物のラーメンの味にこだわって苦労して作ってきた店の職人だったら
そういう客が増えている現状を嘆きたくもなると思う
>>208 苦労した=評価されるのではない
自己満足(自分の取り巻きの言葉を鵜呑みにする)ではないのかを客観視すべき。
店の雰囲気も維持するのは簡単ではないし、行列ができる店もまずくなればすぐに客は来なくなる。
まず、客をよんでから文句を言え。
>>189 個人的な考えだが弟は目撃していたけど、真実を記憶していなかったのでわ。
ショックが大きいと記憶は物凄く曖昧になる。
実際俺も車で接触事故の時、相手の車は青色だったにも拘らず、
自分は赤色と写真を見せられるまで信じていたことがある。
この映画を見てそのことを思い出した。
そして、兄はそんな弟を見透かして自分の運命を弟に委ねた。
これは考えすぎかな?
稔が智恵子を突き落としたのかもしれないが、
智恵子の転落時に稔が智恵子の腕を掴んだのは確かですよね。
猛が橋のところに行って、稔にどうしたのか聞いている場面で稔の腕に傷があるから。
最終的に稔が智恵子を助けようとしたのは確かだと思います。
智恵子の腕に傷がある場面ありましたっけ?
212 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 18:17:42 ID:Y2arjpRZ
7年後の猛は、カメラマンとしては落ちぶれていたっていう描写なの?
確かに親父があんな仕事すぐにでも落ちぶれてもおかしくないとか
そんなこと言ってたもんな
214 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 19:08:49 ID:Y8YuK2Z/
こういうのは深読みしないで単に監督の力量不足と考えるのが一番自然だよ
監督自身がうまく整理出来てないんだよ
部屋はやたら散らかってたけどな
どうなんだろ?
217 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 19:36:42 ID:on4EHKgV
ID:pPsKp1Lgはさっきから何なの?
一番釣られてるのあんたじゃん。正直煽りよりも鬱陶しい。
自分の意見だけ書いてればいいのに。
まあ、仲良くしようぜ
ところで、刑事事件の裁判とかで
身内(自分の甥)の弁護するのって問題ないの?
>>212>>215 落ちぶれてる描写だね
スタッフは誰もいなくなり、事務所も自宅兼用になってる
電話の話し方も媚てるうえに
高校の時に撮った写真なんぞを売り込んでる
ファミレスに連れててもらって
会計も持ってもらってる
>>211 智恵子の傷はお尻だけだね
稔の腕の傷も争ってもみ合ってるうちについたのかもよ
引っかかれたりとか橋の木片でついたとか?
>>218 弁護士は問題ない
判事はアウト
>>219 >ファミレスに連れててもらって会計も持ってもらってる
あ、それは、全然、気づかなかった。
事務所が乱雑でショボイ感じがしたのと、電話での売り込みが
やや媚てるのには気づいたけど・・・
会計を持ってもらうのは、売れっ子ならありえないね。
そりゃ、身内に殺人者が出れば仕事も減るでしょ
よっぽど売れてるカメラマンでもない限り
>>221 だいたいファミレスだからねぇ
洋平一家の提案だろう
猛がイケイケの頃なら、自分の知ってるカッコつけた店か
もっと高級そうな店に連れて行きそうだよね
>>209 2006年・邦画興行収入ベスト10
どれも客を呼んでいるんだから「ゆれる」より素晴らしい作品ということですね。
1、ゲド 4、日本沈没 7、ポケモン 10、コナン
2、海猿 5、デスノート後編 8、ドラえもん
3、有頂天ホテル 6、男たちの大和 9、涙そうそう
そういえば、車もろくに動かない同じ外車に乗ってたね。
まあ同じ車でもいいんだけど、こだわりがあって乗るにしても
きちんとメンテされてるとはとても思えなかった。
バッテリーあがりかけてたから
最近はロクに運転もしてなかったんじゃないかね
なるほどー
落ちぶれてるのは気が付かなかったわ
>7年後の猛
ノベライズでは
「俺にはもう写真が撮れなくなってきた」
「『ひとごろしの弟』になった後も、生活に大きな差し障りは起こらなかった」
「俺の目は、あれ以来、何をとらえることもしなくなった」
「もう何も誰も、俺を追ってはこない」
「実際ここの家賃はそろそろ重たくなってきた」
229 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 22:13:54 ID:L/VThp4M
222の意見に同意します。
証言で「自分の人生を賭けて」真実を言いますといっていた
意味がいまいちわからなかったけど、仕事がなくなるだとか
こういったことなのだな、と繋がりました。
230 :
名無シネマ@上映中:2007/02/27(火) 22:25:04 ID:YWzzkce6
落ちぶれてたのか
気づかなかったなぁ
それだと弟に嫉妬した兄が弟を貶めるために
わざと有罪になるように仕向けたとも考えられるな
真実から目を背けて兄を有罪にしてしまったから
真実を映像化する写真という仕事がこなせなくなったのかな。
>監督自身がうまく整理出来てないんだよ
私もそう感じるんだよね
あまりに矛盾点が多すぎる
整理できてないというか
それが狙いの映画だと思うけどね
エヴァみたいなもんだな
曖昧な表現をして見た者に
解釈を任せるというアレだ
>>231 猛は8ミリみるまで、自分が嘘=間違ったことを証言したとは考えてなかったと思うよ
前夜肉体関係に気づいてた兄貴が智恵子を落としたと思ってたんだよ
いやそれはわかってるんだけど
出来上がったストーリーを曖昧に仕上げたんじゃなくて
曖昧なままストーリーを書き上げた感じが伝わってくる
それに8ミリ見て新たな真実なんて浮かんでくるかな
人間の思い込みなんてかなり強いもんだし、しかも7年も経ってる
仮にそれと全く逆の方向の答えが浮かんできて疑心暗鬼になったとしても、
自分の中で断定できるような出来事じゃないような気がする
原作みるかぎり、監督の中で絵はできていると思ったけどな
登場人物の気持ちなどもはっきり書いてるところが目立ったし。
映画ではっきりと表現しなかった、あるいは表現できなかっただけだと思たが。
監督の夢に、見てる奴も評論家気取りも踊らされすぎじゃね
オダギリ目線ですら曖昧な状態なのは見てりゃわかるし
香川の鬼気迫る演技に逆に話をはぐらかされて
必死に回答を探しすぎ
別物でなければ、演出不足ということか・・・
239 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 00:45:59 ID:cNFTQwfX
結論
「ゆれる」でなく「ぶれる」
話を変えて申し訳ないけど、エンディングの曲で泣けました。
でも監督の演出意図とはずれててそこが悩ましい。
なんか「猛の事件の解釈」と、「観客の映画の枠組みの解釈」と二つ位相があるんだよね。
それをごっちゃにしてるから、話がややこしくなってるんでは?
今売ってるDVDって、初回おまけ的なものはあるのかなぁ。
コメンタリとかってないのかな、と思って。
今のものとずっとあとになってから買うものとは違うのかな、と心配。
感想じゃなくてすみません。
そんなに心配だったら、今買えば何の問題もない
てくてくてくとおうちにかえろうお
コメンタリなし
メイキングあり
初回限定はブックレットとピクチャケースのみ
え、これだけ?という特典でがっかり。レンタルでよかった。
247 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 15:43:33 ID:631cNePj
レンタルで見たんだが、新作だからすぐに返却しなきゃダメで、1回しか見れなかった。
分からないことだらけ…
・死んだ女性の母が父に渡した金はなんなの?
・兄が突き落としたってのは、弟の妄想なんだよね?
じゃあ弟は偽証罪になるのでは?また兄はなぜ反論せずに服役したの?
・弟の妄想で、兄が女性を突き落とす前に、女性がなんて言ったから兄が切れたの?
「お母さん」がどうとか言ってたが、全然聞き取れなかった。
248 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 15:44:32 ID:rG6vTIzO
DVD買ったよ
249 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 15:52:04 ID:qRXIQqQN
>>247 ・渡したんじゃなくて、父親が渡したのを返されたんだと思う
・そこが人それぞれ意見の分かれるところ
・聞き取れなかった
250 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 15:57:53 ID:631cNePj
>>249 レスありがとう。
・父が慰謝料代わりに渡した金なのかな。
・このスレを見たら、かなり意見が割れてるね。
いろんな見方が出来るんだな。
・女性の台詞が気になる…
>>250 うろ覚えで申し訳ないのだが、
「お母さんやあんたみたいな退屈な生き方は真っ平よ」
みたいな感じじゃなかったっけ?
252 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 16:10:43 ID:631cNePj
>>251 ありがとう。そんな感じだったかも。
そこは兄が一番気にしてる部分だし、言われたら切れそう。
でも、その部分は弟の妄想なんだよね?
妄想でそんな言葉が出てくるってことは、弟は兄を見下してたのかな。
あと兄は橋を渡れないらしいが、昔の映像では渡ってたね
>>156に台詞あり
証言した時点では真実だと思ってたので、例え事実と違っていても偽証罪にはならない
254 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 16:27:46 ID:9AJL76jj
本当は兄は突き落としたんだろうなと思う。
七年でようやく兄貴を許せたんだっていうふうに解釈した
弟がいなかったら兄貴はあんなことしてなかったんだから
バイトは失礼でも指摘して良かったな
あれだとちょっと虫良すぎるし
254
うわーそれっぽい
でも手のひっかっき傷が・・とも思う
俺は途中まで、あの渓谷に親子4人で行ったというのは兄の作り話で、
本当は行ったことないのに
自分になびかないちえこを殺すために帰郷してきた弟を利用した
頭脳犯かと思ってた。
というか最後のビデオにも弟が映ってないんじゃないかと思ったから
最後までその考えが頭の片隅にあった。
やっぱりまだ若いというのがあるね>監督
>>225 しがみついてきた手を振り解こうとした時にできた傷かも。
259 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 18:50:53 ID:swJD20y8
ブクオフにてパンフ(ポスカ完品)105円でゲト
全然関係ないけどフェリーニの作品で「甘い生活」と「82/1」を見比べると面白い
「82/1」を観終わった後で「甘い生活」を振り返ると当時の批評が深読みしすぎだとわかる
すごく良かった。最近見た中ではベストフィルム。
蛇イチゴは今一歩てかんじだったけどこれはいい。
道路はさんで対峙する最後のカットや昔のフィルム見る所はパリテキサス
からの引用だと思った。
映画は選ばれたものだけが撮れるとしたら
西川美和はまさにそれだな。蜷川とかひどいからなw
楽しみな監督がでてきたね。
262 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 21:15:12 ID:XDGgAHdb
>>252 見下してたんじゃなくて、自分が家を出てって好き勝手してるた負い目だと思う。
昔渡れたのは猛につかまってたから。
263 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 21:49:21 ID:ksoOdRTr
さりげなく借りたDVDで観たけどいい映画だった
「北の零年」とか「UDON」とか、映画館で見たけどくだらなさ過ぎて、途中で帰ろうかと思った
なぜこんなにつまらないかと考えたが、要は監督や脚本家に教養や知性がかなり不足しているからということに気が付いた
でも、この映画の監督には教養がある
そう思った
蛇足
そういや、「北の零年」にも香川照之が出てたが、いい悪役っぷりだった。いい役者だ。
264 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 22:24:49 ID:/CkPJjC7
新井が裁判を退席しようとした
演出がよくわからん
265 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 22:25:40 ID:zXlvD5TG
「蛇イチゴ」も十分楽しめたけど、あれは宮迫が出てるせいもあるのか、コメディ要素が強いし、
オチ的にもよく出来た小品な感じにまとまってたから、やっぱり「ゆれる」の奥行きのある世界はいいね。
映画館で観て、さらに確認のため DVDレンタルして もいちど観たが、どうしても
腑に落ちない点。 退廷する兄の手のひっかき傷は、最近のものだとわかるが、
事故直後の橋の上での 手の傷は どうみても 古い傷跡にしか見えない。 しかも
退廷時のものは2本はっきりとあるのに、直後のものは1本だけ。 ・・・ということは
別の傷なの?
267 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 22:41:28 ID:QQnXbkPV
このすれ見て俺は凄く素直だという事に気が付いた
脚本は無駄な言葉が目立つよね
>>247 >>250 智恵子
「痛っ。なんなのさ、もううんざりだよ。一緒に行くよ東京に。
もっと違う生活見つけなよ、って猛くん言ってくれたの」
稔
「嘘だよ、嘘だよ、騙されてるんだよ。智恵ちゃん、絶対騙されてるんだよ」
智恵子
「止めてったら、止めてよ。止めて。
私、お母さんやあなたみたいに生きたくないのよ」
稔
「うわーっ」
>>267 >脚本は無駄な言葉が目立つよね
同意を求められても困ってしまうよね。
あなたがそう思うのは自由だけどさ。
せめて2、3、具体例を示さなきゃ。
無駄な言葉ってどこ?たとえば。
270 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 23:20:13 ID:QQnXbkPV
>269
んとねぇー 皆 同じ人が話しているみたいな感じだから
そんな事ありえないからどこか無駄があると思った
この脚本書いた人 世間知らずか 一人よがりみたい
271 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 23:27:20 ID:suJliwKD
そうかな?
自分は逆に、こういう映画にしては無駄なとこないなーと思ったけど。
香川照之の見解は 早川稔はやってる
>>270 まあ、感想は人それぞれだからね。
でも、「世間知らず」とか「一人よがり」とか言う批判は勘弁してほしい。
どうしてもそう書きたいのなら、せめて具体的な箇所を示した上で、
ここの描写は「世間知らず」だと感じるとか、このシーンは「1人よがりじゃね?」
という風に書いてもらえれば嬉しいですね。
具体性に欠く「世間知らず」とか「一人よがり」という指摘は、人格攻撃に近い
もので、人によっては、けっこうドン引きしちゃうと思うんだ。
あなたに悪気はないんだろうけどね。
274 :
名無シネマ@上映中:2007/02/28(水) 23:45:09 ID:XDGgAHdb
私も台詞の一つ一つに多層的な意味を持たせて無駄なものを極限まで削ぎ落とした脚本だと思いました。
会話としてリアルでないという意味では同感ですが、それは監督が目指してるところが違うとしか言えないような気がします。
喩えは悪いかもしれませんが、抽象画に対して写実的でないと批判しても仕方がないのと同じで。
>>263 明日の記憶でも、クライアント会社の担当マネジャみたいな役やってて、
いい味だしてたよ。
>>274 >抽象画に対して写実的でないと批判しても仕方がないのと同じで。
というよりこの作品の場合は
「同人誌に対して映画的でないと批判しても仕方がないのと同じで。」
といったほうが的確のような
同人誌 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
つぎは少女マンガ、自主映画でつか?
>>276 >同人誌に対して映画的でないと批判しても仕方がないのと同じ
例えが酷すぎる。「同人誌」と「映画」に共通点が何もない。
もっと考えて書こうよ。
>>278 映画通きどりに対して評論家っぽくないと批判しても仕方がないのと同じで。
280 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 01:02:23 ID:AKKIgOml
私が脚本が凄いと思った点を具体的に挙げると、冒頭十分余りでこれだけあります。
・冒頭で助手の女の子に「一緒に来る?」と言った猛の軽口は、
後で「猛君と一緒に出て行かなかった」と悔やむ智恵子にリンクする。
・法事での僧侶の説教が、この後の兄弟の行動や運命を暗示している。
・冒頭から法事が終わるまで、主要人物同士まともな会話は一切ないにも関わらず、
(弁護士の伯父を除き)全ての主要人物の大まかな背景や性格の紹介がきちんとなされている。
・初めてのまともな会話における話題は、智恵子、映写機、蓮美渓谷のことであり、
いずれもこの映画の最も重要なファクターである。
また、稔の「みんな忘れてるんだよな」というのも重要な台詞である。
一世代前の蟹江、伊武兄弟は兄が出ていき弟が地元に残ったみたいなんで実はオダギリは蟹江の息子なんじゃないのかと深読みしてたよ
今、DVDで2回目観た。
劇場で観た時は落してないと思ってたけど、逆かもね。
まぁ、作ってる側からしたら落した落してないなんて、そんなのどうでもいい事なんだろうね。
解=なし
と、解釈して観て楽しむのもアリだと思うよ。
283 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 01:11:30 ID:FYbU2XPm
何か評判よかったから今レンタル見たけど、ハア?って感じだった。何か邦画終わってるね。
>>280 > ・法事での僧侶の説教が、この後の兄弟の行動や運命を暗示している。
そうだよね
じっくり観直したら、すべてを物語ってて感心した
285 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 01:23:46 ID:fJWFvW1d
要はこの作品をオカズにどれだけオナニーできるかってことでしょ。
マニアにはたまらないんだよね、きっと。
とりあえずセックスのシーンがえろい。
この監督エロ映画とって欲しい
>>286 ベッドシーンはすごく女性的な撮り方だよね。
レディコミ的とでも言おうか
femaleではどうなの?
たしか大塚寧々でエロスを撮ったはずだけど・・・
女性なので下品な描写はなさそう
289 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 01:52:58 ID:FYbU2XPm
真木はこの濡れ場で脱ぐべきだったのに。あんな駄作には脱いでて。。
映画にもいろんなジャンルがあって、それぞれ価値感が違うだけだと思う。
音楽だとロックだとかクラシックだとかジャンル分けされてて、ふつう自分の好きな特定のジャンルしか聴かない。
例えばクラシックファンにとっては人生変わる位の名演があったとしても、他の人にとっては退屈なだけ、というのはよくあるし、その逆もしかり。
別にどのジャンルが一番優れてるとかじゃなくて、価値感が違うだけなので、好き嫌いと良し悪しは当然別の話。
橋の上での兄貴のキモさは異常
俺でも突き飛ばすよ
この映画より 初めてきた映画板に感動を覚えた
>291
というか兄貴は基本的に全編通してキモイから気にしない
監督とヤリテ
295 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 09:01:42 ID:bSvfoqZA
>>289 いや、俺は逆に脱がないでくれないでよかったなぁって思う。
>>270 本当に感じ方は人それぞれだけど、俺は素直に脚本上手いと思ったが。
俺の意見は、「世間知らず」「ひとりよがり」には一切感じなかった。ていうか、むしろよくリアルに書けてるなと感心したんだが。
>>291 香川さんの演技のスゴさ。感服。
>>274ですが、ここで「会話がリアルでない」と書いたのは、
現実の人間はこんなに効果的な話し方はできない、
それだけ練りこまれた脚本と感じた、という意味です。
中には誤解する方もいるといけないので念のため。
297 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 09:34:16 ID:bSvfoqZA
>>296 それはわかります。セリフだけで言うと、そうかもしれません。
ただ、稔についてはセリフは「リアル」だと感じました。香川さんの演技が素晴らしかったせいもあるのかもしれませんが。
が、オダギリ演じる猛は…
>>297 リアルという点では、オダギリの方がずっと自然だと自分は思ったけどな〜
香川さんはなんていうか「どうだ上手いだろ?」的な演じてる感がすべてに出すぎてて‥
なんだけど、その対比がいいかんじにこの映画では作用してるんだと思うよ。
オダギリがうまく受けてるから香川の演技が光ってる(様にみえる)。
あれが香川タイプが揃った兄弟だったら、悪いけどクサ過ぎて‥(キモ過ぎるとも言う)
299 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 10:57:56 ID:B49xQUFm
だって香川はきもい役だからなw
きもい役っていうか犯すこともこちらは分かってるし精神おかしくなるから
そう思ったならちゃんとできてるよ。
オダギリが土壇場でキレて兄ちゃん突き落としたと嘘ついて香川有罪確定
と解釈されても致し方ない。出来の悪い邦画でした。
>300
ち、ちがうのか?
おもいっきし そうにしか見えなかったけど
>300
この人あたま悪そう・・
>>300 出来の悪い邦画と思うのは主観だからあなたの自由なんだけど、
●「解釈されても致し方ない」→(だから)→「出来の悪い邦画」
この論理は、あなた以外には、あまり説得力をもたないかもしらんね。
つ釣り
>>298 香川さんは「周囲が望む偽りの自分をうまく演じている(と思っている)稔」
という演技をしていると私は解釈してます。
ただ、この稔の演技を観客にどこまで匂わすべきかについては、
人によっていろいろ意見が分かれるかとは思います。
私は、多少やり過ぎな部分はあれ、絶妙なバランスだったと思いました。
香川さんとオダギリさんの対比がうまく作用している点については同意。
猛は稔と違って、自分の欲望に正直に生きている。
今発売中のTVブロスに香川照之のインタビューが載ってる
お、ゆれるについても何か語ってます?
昔、オダギリがブロスに連載持ってたんだよね
308 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 16:09:17 ID:PXIMBtxw
弟の心理が揺らぎ過ぎて分かりにくかった。
兄に猛との関係がバレるのを恐れる智恵子に対しての態度や、東京に女がいることからも、
智恵子に対して愛情があり、それが兄に対する憎しみに変わったわけではなさそう。
智恵子はどうでもよくて、自分ことが大切だったのかな?
智恵子が落ちたのを目撃し、慌てて橋まで行ったのに、
橋では兄に対して「どうしたの?何か見える?」と冷静な口調で「自分は何も見てません」をアピールし、
その後も見てない&聞いてないを繰り返した。
兄が言った様に殺人犯の弟になるのが怖かったのかな?
それが嫌で自分の都合の良いように思い込むうちに、事実が分からなくなった。
最初は「兄が無実で自分もセーフ」を一番に考えてたが、
裁判や父の話から、兄が智恵子に想いを寄せていて、自分と智恵子の関係を兄が知っていることに気付く。
心の動揺が記憶をぶれさして、兄にお前を信用してないと言われ、兄に対する恐怖と憎しみから、
事実と違う内容を事実と信じこむ。
で、事件のことも忘れた頃にビデオを見て、真実に気付き動揺。
最後も自分の都合の良いように思い込むことで、兄の笑顔を見た。って感じかな。
俺には難しすぎて混乱しまくり…
兄を肯定的にとらえるか、弟を肯定的にとらえるかで話はかなり変わってくるね。
全く分からなかったのが、兄の腕の傷。
橋の上では1つだったのに、法廷を去る時には2つになってた。
2つ目はいつ出来た傷?
それから兄を取り戻すためと言って証言した猛が、
7年後にバイト君から兄の話を聞かされて、拒絶したのはなぜ?
兄に対して嘘の証言をして負い目を感じてたから?
それだと、その後のビデオを見て泣くが分からなくなる…
事故ではないと思ってるのに
「兄は無実で自分もセーフ」にしたかったから
兄にも事故だと言うように半ば強要したんだよ
>>307 「この役は“俺しかできない”と思った!」と語ってます。
おお、サンクス
ブロス買ってみようかな
>>313 ちなみに前号もゆれるについての紹介記事があったッス
前号は主題歌担当のカリフラワーズのナカムラ氏のインタビューが載ってました
見返してみて、いいと思ったシーンが
猛が「兄貴も嫁さんもらわないとな」と言った後に
稔の動きが一瞬止まるところ。
317 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 20:53:21 ID:f/h0pGXv
>>309 前スレにあったよ
名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2006/11/17(金) 09:27:17 ID:v8Aiq+XW
兄の手首の傷が、突き落とそうとした時の傷ではなく
助けよう(引き上げよう)とした時にできた傷だと気がついたから。
8ミリの中で、自分が兄につけた傷を思い出した。
318 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 21:10:37 ID:PXIMBtxw
>>317 ありがとう。でも答えになってないような…
俺が知りたいのは、なぜ橋の上では一つだった傷が、法廷を去る時には二つだったのか?ってこと。
引き上げた時に付いた傷は一つだし。
橋の上での傷は、つけたばかりの傷のようには見えないんだけど?
古い傷跡みたいじゃない?
傷が一つに見えたり二つに見えたりするのは猛の記憶が問題なんじゃないかな。
>>277 >つぎは少女マンガ、自主映画でつか?
おお、なるほど!確かにそっちの例えのが「同人誌」よりこの映画に合ってるな!
君は鋭い視点を持ってるね。俺なんてそんな例えは考えもつかなかったよ。
より的確な例えを教えてくれてありがとう!
では
>>277さんの的を射たご指摘をお借りして・・・
「少女マンガに対して映画的でないと批判しても仕方がないのと同じ」
もしくは
「自主映画に対してレベルが低いと批判しても仕方がないのと同じ」
オタが必死に擁護、安置が必死にコケおろす
2ちゃんではこれが良作のもつ力とイコールだと思う
皆なんだかんだ言いながら自分なりの解釈見つけて
必死に敵対意見や監督を潰そうとしてるし
悪くない映画だったよ、細かい部分で意味わかんないけど
人物描写なんてそんなもんでしょ、1から100まで分かる必要もない
>>320 あの傷の数にこだわるなら、そういう解釈がいちばんしっくり来ると思う
けど、ぶっちゃけ単純にミスだったんじゃないかと・・・
>>321 力作だね、頑張ったね〜
324 :
名無シネマ@上映中:2007/03/01(木) 22:32:27 ID:PXIMBtxw
>>323 俺もミスのような気がする。
あれだけ腕をアップにして、一本と二本の違いを示したのに、
それに対する答えはおろか、推論出来うる材料もない。
猛の記憶が曖昧だからで片付けるのはあまりにお粗末。
>>324 たぶん傷の存在を強調することが目的であって
一本と二本の違いを示すためにアップにしたわけではなかったと思う
>>321 もはや喩えにすらなってないし、と釣られてみる。
刑務所を出た兄がバス停へ向かって歩いてる場面での歩き方や姿勢、表情を見て
なぜか泣けてきた
>326
爆笑しますたw
兄是枝、猛山下、智恵子西川なんだな
>>327 稔、他の場面ではずっと他者の視線を意識していた気がする。
誰の目も意識していない稔の表情、走り方、手の上げ方、
やや滑稽でありながら、可愛らしい。
おだぎりのいた所からでは声までは聞こえない。
弁護士のおっさんと助手のやりとりでここは確定。
オダギリも女が呼んだ声聞こえてないしね。
兄と彼女の会話など聞こえるはずがない。あそこは想像確定なんだよな。
でも兄は手掴んでないと証言してる。
オダギリが最後に想像した場面にも矛盾がある。
藪の中の場合は、こりゃ真相知るんは無理だ、って読んでて思うからいいんだけどさ、
これの場合は変に期待させるから罪深い。
こういう作品は嫌いだ。
332 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 00:12:05 ID:X70R4stO
>>264 遅レスですが。
単純に考えると、洋平が裁判を退席しようとしたのは、
自分が慕ってきた稔が有罪になりそうな空気になってきて、
いたたまれなくなったからだと思うけど、ちょっと深読みしてみます。
まず映画全体を通して、洋平は猛の影のような役割
(家を出て行かなかった場合の猛)が与えられています。
二人のこうした関係を示唆する描写として、
・猛が家業を手伝っていれば、洋平を雇わなくて済む可能性についての言及。
・どちらも稔を慕っている。
・どちらも性格や見た目は稔と正反対である。
・劇中、車を運転するのはこの二人だけ。
しかも、最後は二人が車で稔を迎えに行く。
・少くとも勇が惚けて以降、家業も家事も洋平一家が身内同然で見ていると考えられる。
この「洋平は猛の影」を踏まえると、猛の証言で兄弟二人が引き裂かれることを、
洋平が退席することで表した演出なのかも知れません。
333 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 00:32:28 ID:y+24XU5R
7年後お父さんが洗濯物と一緒に干してある新聞紙を取り込んでる姿が悲しかった
心労もあってボケちゃったのかな・・・
>>280 僧侶の説教の件、全く気がつかなかった。
暗示どころかこの映画の全てが語られている。
教えてくれて、ありがとう。
>>333 なんだかんだ言っても、稔が頼りだったからねぇ
336 :
父:2007/03/02(金) 08:07:27 ID:Sv5hA/DG
ワシはボケてなどおらん!
山梨県は寒くて霜が降りるから、新聞紙を被せて洗濯物を干す風習があるのぢゃよ。
337 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 09:32:01 ID:Hppczvro
結局兄貴は普通に嫌な奴だったのか〜。
じつはなんか意図があってわざと弟の感情を逆なでするような
こと言ってるかと思ってたのに・・・。
なんか兄かわいそうだなぁ
>336
つ洗車ブラシ
>331
あれは猛のいたと思われる地点から吊り橋も視認出来たし、吊り橋のうえの声は割と聞こえたという演出じゃないのか?
だから、そのあと蟹江さんが電話で
「本当に何も見えなかったのか?」
「何も聞こえなかったのか?」と念を押して猛に聞いていたんだと思ったよ。
340 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 17:36:53 ID:KAFl5ahG
メイキングでも触れていたけど、猛と千恵子が絡んでる最中に
稔がトラックの給油口に刺すシーンは、猛が挿入したことのメタファー??
また何か賞を受賞したらしいが。
342 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 17:43:27 ID:CcSLQqtx
馬鹿かよ、監督の力不足だとか、兄貴が本当は突き落としたとか
どう見たらそう思うのか....
1から10まで、何で何でっ小学生かよ。
だいたい、すんなり端的に、説明出来るなら誰も、作品なんぞ創るかよ
出演した人も分かってないのにw
何言ってるの?
347 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 20:44:35 ID:SdJMs9Yb
>>331 >>339と同じでオダジョーのいた場所からは叫び声は聞こえるんだよ。
蟹江敬三から助手の声は聞こえてたし。
逆に、橋の上からは川の音で聞こえないって意味を表してたんだと思う。
348 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 21:01:46 ID:+GuPG/vS
助手が弁護士の方を向き、大声で叫んでかすかに聞こえる程度。
智恵子が兄の方(皆が橋を渡り始めた場所=弟がいた位置とは反対側)を向いて叫んだとしたら、聞こえなくても仕方ない。
ましてや橋の上での会話(特に兄の「騙されてるんだよ」とか)は叫び声じゃないし、
弟には聞こえるはずがない。
それなのに法廷での弟の記憶の中では、兄と智恵子の会話が出てきた。
つまり、あれは弟の妄想で、橋の上での会話など聞こえてない。
349 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 21:54:29 ID:X70R4stO
>>347の、叫べば聞こえるという意味のシーンは同意。
おそらく、猛が見聞きできた橋の上での出来事は、
・智恵子が自分を呼ぶ声
・その直後の智恵子の姿
・すぐ後ろからついてくる兄の姿
少し時間が空いて、
・異様に身体を密着させて橋を渡る二人の姿・何かを叫んで飛び退く智恵子
・肩につかみかかり、智恵子を突き飛ばす兄
・尻餅をつき後退りする智恵子
・智恵子に手を伸ばす兄
・その手を振り払う智恵子
・橋から落ちる智恵子・と同時に叫ぶ稔。その手は智恵子の方へ伸ばされている。
これらの一連の流れが、8mmを見る前までは兄が智恵子を追い詰めているように、
見た後は兄が智恵子を助けるように見えた、ということだと思います。
あのシーンは橋の上でもただならぬことが起きれば
猛のいたところでも異変に気づく可能性があると示してる
(ただし、叫び声や言い争いなどかなり大きい声)
と同時に、明白にわかる距離ではないこと
さらに、橋の上からは猛の位置はわかりにくいから
二人だけの空間になっていて、猛を意識せず、お互いの本音が出やすい
ということだと思う
【美和の】〜も〜り〜あ〜がっ〜て〜お〜り〜ま〜す〜ね〜【思う壺】
東京スポーツ見た?
西川監督が映画人になるきっかけでありルーツだって
たけし映画
デビュー時から言ってることだけど
たけしからアドバイス
8ミリの件で納得いかない箇所を指摘うける
撮り続けることは修行と同じ 今後へのメッセージ
353 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 23:03:29 ID:h2N0LFkx
せっかく日本映画が何かと注目されているのに、
こんな難解な(というより、無責任に「どう解釈
するかは見る人の自由ですよ」みたいな)作品を
見せられると、「もう勘弁して。大事な部分を
ぼかしてどうする?」と腹が立ちます。
ぼかすことで作品に奥行きを出そう、としたので
しょう、自信がないから。
354 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 23:03:49 ID:9PF/h7Ul
カールフランクリンの「運命の引き金」という映画にどこか
似たものを感じたんだけどどう?
>>352 >8ミリの件で納得いかない箇所を指摘うける
kwsk
ageるところが構って欲しくて必死過ぎなアンチ
357 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 23:08:07 ID:LYtlrvYS
>>353 その「注目されている日本映画」の中に『ゆれる』が入っているわけですけど何か?
考え方は人それぞれですが、『ゆれる』がやっていることも手法の一つなわけで、別にこういうタイプの映画が乱立しているとも思えません。
358 :
名無シネマ@上映中:2007/03/02(金) 23:11:54 ID:LYtlrvYS
>>353 その「日本映画が何かと注目」されている中に『ゆれる』も入ってるわけだが。
考え方は人それぞれだけど、『ゆれる』がやっていることは手法の一つなのであって、こういうタイプの映画が乱立しているようにも思えないが。
理解力のとぼしいアフォはこういう映画を見ないほうがいい
もっと分かりやすいオコチャマ用の映画を見なさい
自分の読解力のなさを作品や監督のせいにしてはいけません
>>353 大事な部分はぼかされてないと思う。
あなたが大事だと思ったポイントがずれてただけ。
穏やかにいこうよ
真相が決まってないことを認めない人はいるんだよ
荒井晴彦みたいに
これはもう各々の考え方の問題だと思うんだよね
>>353みたいなレスがあると必ず、「お前の理解力がない」ってレスする人がいるが、
この作品の明確な答えを示せる人はいない。
見せ方が下手。
説明がつかないシーンもあるし、弟の記憶が曖昧ってのに逃げてる。
でも事実だから仕方がないw
この監督は変態だからしょうがない
俺はその変態度に興奮する
>>359 >もっと分かりやすいオコチャマ用の映画を見なさい
「ゆれる」以上に分かりやすい簡単な映画なんて滅多にないと思うが・・・
観客に丸投げでどうにでも都合よく好き勝手に解釈していいってことは
自分の頭で考えて正しい結末に導く必要がない(正しい結末なんてないから)
つまり評論家の褒め言葉や数々の受賞歴だけ頭に思い浮かべながら
自分の頭では何も考えずに雰囲気だけ楽しむのが正解
どっちかつーとオコチャマとかご老人向けの映画だろコレは
逃げるっていうか、弟の記憶がほんとに曖昧なんだからしょうがない
それが作品の肝だからね
上手いか下手かと言われれば、やはり上手いと思う。
だから、何故その上手さをこんな方向に発揮するんだ!という批判ならあたっていると思う。
でも、それが監督の個性だから。
そもそも真相がどうだったのかがいちばん重要なミステリー主眼の作品じゃないから
法廷劇やミステリー風味は最後まで観客を引っ張り込むためのものでしょ
映画なんて面白いか面白くないかでしょ。
自分はこの映画を面白いと感じた。
見終わったあと色々考えるのも楽しい。
ここで色んなレスを読むのもおもしろい。
つまらないと思う人がいてもいいと思うしね。
370 :
353:2007/03/03(土) 00:05:51 ID:g8ETccqM
こんな程度の映画を支持する人には、もうオタクだけで
やってなさい、という感じですね。
これほど未完成な脚本で映画を撮って、それを平気で
劇場にかけるなんて「志が低すぎる」と思うだけです。
もっと自分でハードルを高いところに置きなさい、と。
監督だけじゃなく、関係者全員が映画を馬鹿にしてますね。
まあ、それでいいように騙される「コアなファン」が一部に
いるから彼らも食えるわけですが。
そのような安易な「生き方」が許されているのが、日本の
映画界の、いつまでたってもマイナーでダメな部分ですね。
そういうことはな、ちゃんと作品を観てから言いなさい。
この映画好きな人はエヴァンゲリオンも好きなんだろうな。
わからないものが好きで妄想しながら必死に考えるのが好きなんだよ。
んで、とりあえず納得して自分は理解したと思い込んで、頭がいい自分にうっとりする。
まあ、兄も弟も演技すごいのは良かったし、もってきかたやセリフ回しなんかも良かったと思うけど。
エヴァンゲリオンなんて観たこと茄子
エヴァンゲリオンってアニメだよね?
アニメはあんまり観ないなぁー
現代社会において記憶の改竄は無意識下で絶えず起こっている。
その確立は既に交通事故に遭うより高い。
難しい難しいってアホの子はハリウッドか、電通絡みの大規模広告うった詰まらん邦画でも観てろシネ
弟は、写真家で創作に飯の種にする人間。
これを普通の日本人的な感性で考えると不可解な点が多いと感じてしまう。
他との調和、自分を殺して生きる兄、弟は自分の為に他人が犠牲にすることを躊躇しない、
弟にとって家族や元恋人は幼い自分が育つ為の餌でしかなく、しかももうようなし。
(他人との差異で金を稼ぐ人間ではまとも)
兄も弟のそうゆう根底に隠している意識をわかっている
そうゆう視点も考えた上で見るとまた違って見えるかも
久しぶりに良い映画だった。
エヴァンゲリオンが出てくるところが・・・(;^ω^)
>>376 ハリウッド映画を揶揄するとアンチが暴れまくるよ
過去ログ見るとアンチが粘着する展開がよくわかる
>>377 渋いね〜
ママァ・・ってとこでウツになったよ
>>376 誰も難しいとは言ってないんじゃない?下手だから伝わりにくいとは多くの人が言っているが。
この映画を難しいと思ってる人がいる、と思うってことはあなたが映画を知らないだけでしょ。
「ハリウッドか、電通絡みの大規模広告うった詰まらん邦画」以外の
普通の映画をたくさん観ている人に言わせれば、簡単すぎる中身のない映画だよ。
むしろ難しい映画に憧れてはいるけど本当は理解できてない「自称」映画通が
「初めて理解できた!嬉しい!救いの神だ!」って飛びついて必要以上に祭り上げてるだけでしょ。
381 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 00:41:16 ID:sWPCDdSp
小津もヒッチコックもストーリーにわかりにくいところなど一切ない。
にもかかわらずあらゆる評論家が精神分析やらラカンの理論やらで謎を解こうとするほどに奥深い。
この映画の場合、謎ではなく表面的な不親切、もしくはシナリオのミス。
惹きつける力のあるいい作品とは思うが、わかりずらい箇所はやはり欠点だと思う。
そのせいでテーマがぼやけてしまったことは否めない。
一応サスペンスの体裁をとっている以上、あいまいな描写はすべきではない。
382 :
353:2007/03/03(土) 01:01:39 ID:g8ETccqM
>>376 そんな程度の図式を一生懸命に描こうとした映画だから
つまらないんじゃないでしょうか。映画は理屈じゃない、
といいたいですね、作り手にも(熱心な)観衆にも。
理屈で作った映画ほど、つまらないものはないでしょ?
まあ、どっちにしても、この作品はマイナーで不可解な
(つまりマニアックな)映画には変わりがないようで。
ほらね
結局、自分の好みに合わない映画がマイナーでマニアックなのかね。
そもそも、この作品を理屈で作ったって、何を根拠に言っているのか。
まさか
>>376をみて、じゃないよね。
385 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 01:36:14 ID:H6owgtFx
香川照之の顔が頭から離れず寝れないんだけど、どうしたらいいの?
>>382 そうやって自分で間口を狭めることはないと思うけどな。
この映画がそうだと思わないけど、隅々まで理屈が行き届いた映画があれば、それはそれで凄いと思う。
理屈抜きで観れる映画、まず理屈ありきの映画、いろんな毛色の映画があって楽しめた方がいいじゃん。
映画は歴史が浅い分、文学や美術、音楽等に比べて、まだまだジャンルの幅が狭いのに、その狭いものをさらに狭めなくてもいいと思う。
というか、ゆれるは理屈で作った映画じゃないでしょ
もともとが監督が見た夢なんだからさ
389 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 01:48:20 ID:yvKQBTaL
>>362 お前はアホか?
記憶というのは最初から曖昧で、その時の人の願望を良く写す。
兄貴が突き落としたかどうか弟は良く見ていない、
見たのは、女が落ちた所と前後の曖昧な部分を意識の端っこにひっかけただけ、
この映画での中心は、兄が故意に突き落としたかどうかではなく、弟の願望だ
河原で女に、バレたかもしれないと言われた時、
一度兄がこの女殺してくれないかなぁと適当に願った(晴れたらいいなぁ位の軽さ)
他にも、女が酒飲めないのを知り、兄にみすかされた自分に気がつく時、
それと、深層にあった考えを兄に面会時に指摘された2回
その他節々、
兄に助けたいと行動しながら、別の願望もあった
小さな願望が記憶を被いさらに曖昧にする、自分の捏造した記憶の中で兄を疑い、
現実で更に疑いを深める、最初の自分の女に対して邪魔だなぁとう願望が謀らずもかなってしまった
罪悪感と自己肯定、兄への苛立ち(恐怖)が、兄に媒介に曖昧な記憶の中で行動為てしまう、
そして其が真実だと思い込む。
7年後、兄への疑いの思いを忘れてしまって、昔を思い出す、
そして今度は無実ではないのかという願望が記憶を創る。(こちら側の方が真実に近い)
恐いのに渡ってしまう吊り橋、想いとは逆のことを為てしまう、其がこの映画の主題だと思うね
390 :
385:2007/03/03(土) 02:19:06 ID:H6owgtFx
>>387 いろんな表情がオーバーラップに。
あ゛ーもうこれは絶対夢に出てくるに決まってる…orz
391 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 02:22:25 ID:yvKQBTaL
>>480 言葉は違えど、言いたいことはあんたと同じ、
航空写真のような映画を前にして、疑問や思索する必要もないのに、
何で何でとうるさい蠅がうざかったので
中身がないとか、下手とか航空写真にケチ付けるのもねぇ、
良くも悪くも考えて見る映画じゃない、あるものを在ると認識するだけの映画。
今日、初めてゆれるを見た。
オダジョが出た映画の中で一番位に好きかも。
しかし14を見てちょとショックだ。
兄ちゃんは馬鹿弟を許してくれたんだな、何て太っ腹!と思って
勝手に大喜びしてたのに見間違いかもしれんのかよ。
それまで見間違いにしてまうと、事件の真実も判らんがな。
本気で突き落とそうとしたら、落ちそうになった女が、
勝手に腕を掴んで出来た傷跡かも知れんてなってくるじゃねーか。
監督も黙っとけよ。
俺 ラストdvdで何回か確認したけど笑っているようには見えない
むしろ憎悪の表情に見えた 一度目は確に笑っているように見えたんだけど
395 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 08:14:08 ID:5OUxxPaS
それじゃオチになってないんじゃ・・・
>>394 「目に見えるもの」はあなたの現在を映しているのです。
ちょっと粗が多すぎる映画だな
助けようとして腕にあれだけの傷跡があれば、当然智恵子の爪の中にも皮膚痕が
残ってるはず。残ってなければ事件の際の傷跡ではない。
それに突き落とす行為の後に落ちちてるのを助けるという行為は物理的にほぼ不可能。
どちらかが嘘でどちらかが真実なのは裁判で明らかになる。
1人の証言だけで簡単に判決が決まるようなことじゃないし、
7年後に「あの傷はもしかすると?!」と気が付くという類のものでもない。
西川>>>>>>>>>>>>>>>蜷川
>>397 >ちょっと粗が多すぎる映画だな
あらと見るか、どうかだろうね。
アバタもえくぼと言う。アバタじゃんと言えば杜撰な映画になる。
とびっきりのえくぼだと思えば、素晴らしい映画になる。
私はえくぼにしか見えないんだけど、アバタに見える気持ちも分かる。
そのへんは人それぞれとしか言いようがない。
何かあると人それぞれって偏った相対論持ち出す人がいるけど、
こういう議論・交流が目的の掲示板でそれは意味あることなの?
粗と思えなければ、そういう解釈を書き込めばいい反論すればいい。
重要なのはなぜアバタじゃなくえくぼに見えたか、でしょ
俺も吊り橋はすごい苦手。
>>400 >反論すればいい。
レスありがとう。反論の意味があるのかな?
自分と違う見解にはなにがなんでも反駁しなきゃいけないのかな?
あなたは自分と異なる意見を受容できないの?
よく分からないな。
つまらんカキコミをするなというのなら、やめますよ。
失礼しました。
たかが映画、されど映画。あんまりカリカリしなさんな。
(いやひとりごとデス)
人が真実だと思っていることが実は脆くて、
その脆さに翻弄されてゆれる人間の心情を描くために、
ストーリーの明快さと司法制度の正確さが犠牲にされているとは思います。
それがどうしても許せないという人がいるのは理解できる。
そういう人の気持ちを尊重して、それぞれの価値感だから、というのは別に悪いことじゃないのでは?
たしかに言い方悪かったね。ごめんよ。
ただ私はなぜえくぼに見えたのかが聞きたい。
>>403 人間の心情を描くにあたって、そのゆれのきっかけとなる出来事があやふやで
正確性を欠くものであったとしたら、その心情そのものに説得力を感じえるだろうか?
405 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 13:07:33 ID:yvKQBTaL
人それぞれ?じゃ一人でそう思ってろ。
いちいち自分の意見と駄文晒してんな
馬鹿な女が好きな言い回しだな、人それぞれ、人の勝手じゃん、
406 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 13:23:26 ID:4267Ydsn
奈良県にある谷瀬の釣り橋に行ったんだが、あれは凄いよ。
長さ294m、高さ54mで日本最長の釣り橋だそうだ。
真ん中あたりは揺れまくりで、捕まる所がないからスリル満点。
>>404 こちらこそ失礼しました。
映画とはいかにうまくウソをついてもらうかだと私は思っているんですね。
ちょっと粗が多すぎる映画だなというあなたの意見に、じつは私は反論の余地が
ないんです。たとえば智恵子の爪の中にも皮膚痕が残ってるはずといわれて、
反論できる人がいるとも思えない。反論できないことには反論しても意味がない。
ただ、これもまた一般論で恐縮なのですが、
どんなシリアスな映画でも「んなわけねーだろ」という展開はありますよね。
ご都合主義だったり、矛盾だったり・・・あとで冷静に考えれば「あれ?」と思う。
でも、ああ、うまくウソをつかれたなと。納得させられたなと。映画の言いたいことは
伝わったなと。それで納得しちゃう客も多い。わたしがそうです。
きっかけとなる出来事があやふやで正確性を欠くものであったとしたら、その心情
そのものに説得力を感じえるだろうか?という問題について、思うところを書きました。
これが答えになるか分からないんですけど。 長文失礼しました。
>>404 逆にそれが凄くリアルに感じたからかな。
現実では、全てを知りうることはないし、
知っていると思っていることも実は自分のフィルタがかかっているし。
それがすごく身につまされた。
>>407 >>408 なるほどね。
私も本来なら重箱の隅をつつくような観方はしないのだが、
この映画は常に読むことと考えることを要求しつつストーリー展開していく
いわゆる左脳映画だったから、余計に疑問点が浮かんできたんだよね。
サスペンスとしては意欲作だし冒険といってもいいと思うんだけど
次はこの路線でもうひとつつっこんだやつを見てみたいね。
>>353 同感。
>>397 私も警察が傷に注目しないことと、弟の8mmでの号泣シーンのテレビドラマの様なベタな演出。
この二箇所で興ざめ。
容疑者の傷、爪の間の皮膚は、現代の警察の捜査では必須。
リアル風を目指しているのに、このつめが甘いため一気にただの作り話になってしまった。
それと、兄弟両方のキャラクターに嫌悪感を覚え、感情移入できなかった。
自分にとって、興味の持てない兄弟の兄弟げんかなので、結末もどうなってもいいやと投げやりな気分に。
だからこそ、ミステリー部分をしっかりして欲しかった。
そうすれば、興味が持続したと思う。
>>410 自信がないから曖昧にしたとは思わないけど、ミステリ部分に突っ込まれる所がなければ良くなるには同意。
あと、これは映画と関係なく純粋に好奇心からの質問ですが、
溺死体からでも爪の間の皮膚痕って検出できるものですか?
>>409 >>410 お二人とも、自分とは違う視点の観方を教えてくれて、ありがとう。
おかげで、自分の観方についても改めて考えさせられて、この映画に対する理解も深まりました。
413 :
410:2007/03/03(土) 15:20:29 ID:RTVd7LOs
>>411 死体が発見されたのが早かったから残っている可能性は高いと思う。
傷と爪の皮膚で、兄が触れてないと言った偽証がバレる話しだと思ってワクワクしていたら無かった。
バレた後に兄が得意の泣で偽証を謝り、警察の証拠を逆手にとって、助けようとしたと主張するのかと思った。
その方が裁判が混乱して面白くなると思う。
裁判シーンは稚拙だと感じた。
>>412 どういたしまして。
>>349 この解釈が一番しっくりくるなぁ
猛が追いかけて「家に帰ろうよ」と叫んだ後の稔の顔(変化する)も、
猛の「そうあってほしい」という解釈だと思う
稔は自分の内にあるものをさらけ出して刑務所に入ったんだよ
今までずっと我慢してきたことをやっと出せてスッキリしたんだと思う。
それはそうと、シネマ5の館主のプログのゆれるの感想、
”役者が巧すぎて”とか書いてあるけど、これって褒め言葉なの?
自分はそうは思わなかったなぁ。逆に”役を演じる人の自己主張が強すぎて”
見たいに読めた。これって役者としてはどうなの?
役者には二通りあって”どんな役でも自分をその役に当てはめて、観客も
自然に入り込める”という場合と、役をその役者の個性に染めていく”場合と
あるんだろうけど、”自分という個性は消すけど、でも感情は
その役者本人のもの”というのが本当に巧いんだと思う。
メソッド法は難しいけど、これはやっぱり価値ある演技指導なんだろうな。
真相は神と稔だけが知るってことだね
爪の鑑定がないなら、皮膚はなかったということでしょ
>>410 >テレビドラマの様なベタな演出。
確かにそこだけではなく全体的にテレビドラマっぽいと思う。自分は年間二百本ぐらい映画を観てる者だが
最初の葬式のシーンからそう感じるベタさが随所に見られ映画を観てる感じがなかったなあ。
裁判シーンの安直さも手を掛けず簡単につくったっぽくてテレビドラマっぽかった。
なぜだかTBSっぽいニオイを感じた。もしTBSで2時間ドラマ作ったらこんな感じになりそう。
年間200本映画を観ても、利口な奴は利口だし、馬鹿な奴はやはり馬鹿。
テレビドラマっぽいベタさってのがよくわからないんだけど・・・
変に凝らずにストレートに素直に撮ってるだけだと思うんだが
映画だから技使えってことなのか?
例えば、葬儀や裁判のシーンをどう撮ればよかったのか
8ミリのシーンは大泣きしちゃいかんのか?
>>416 相当ヒマなんだね。
観た映画の本数を語っている時点で、小中学生と変わらないな。
テレビドラマっぽいとあるが、テレビドラマと映画の違いの定義をバカな俺に教えてくれ。
(予算以外)
緊張感があって面白いんだけど、ちょっと単調で途中で飽きてきた
421 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 22:22:44 ID:gabwQcxk
>>416 じゃあ君あと年間500本ぐらい見なさい
便乗して荒らすなよ
423 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 22:46:56 ID:gabwQcxk
とぅいまてん
>>416 419と同じく自分もテレビドラマと映画の違いを教えて欲しい
425 :
名無シネマ@上映中:2007/03/03(土) 23:17:36 ID:7aT7970v
自分が観た映画の本数とか言う必要なくね?
シネフィル気取ってるだけかと
本数引き合いに出すのはアンチに多い
前にも自分は年100本以上見てるけどツマンネって書き散らしてた荒らしがいたきガス
428 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 00:02:52 ID:gabwQcxk
ワンピースでも見て涙流してなさいよ
>428
メリー号の最期は泣けたぜ
つまりテレビドラマと映画の違いがわからないような人に好かれる作品ということですね
431 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 00:56:23 ID:5NQdpJjA
416の書き込みに対して「年間二百本」に反応して総攻撃だけど、
「ベタさが随所に見られ」「裁判シーンの安直さも手を掛けず簡単
につくったっぽくて」には無反応。
信者の視点はいつもずれてる。
>>431 > 「ベタさが随所に見られ」「裁判シーンの安直さも手を掛けず簡単
> につくったっぽくて」には無反応。
>>418はスルー
君の目は節穴か?「信者」叩きで曇ってしまったか?
>>431 別に個人的意見に過ぎないレベルだからじゃん。
今更200本みてます。だから何なんだよ。
暇で、観る映画の選別も出来ないのかなとしか思えない。
撮影所出身のスタッフが減り、テレビ局出資の映画が増えたこともあって、
最近の邦画は構図やカット割りがテレビドラマっぽいのが増えてるとは思う。
でも「ゆれる」は、割りと映画らしく撮られてたのではないかと。
何箇所か構図は凝りすぎかもしれないが。
連投で申し訳ないけど。
作品についてならまだしも、人をけなすのはやめようや。映画のスタッフやキャストも含めて。
436 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 01:35:55 ID:xpVon52r
ここで絶賛されてる程ry
ドラマの構図やカット割りと映画の構図やカット割りはどういうものなのかな。
たまーに、テレビドラマという表現で、批判する人がいるけど、
テレビドラマっぽさってどういうものなのだろうとよく思う。
画面サイズに合わせての違いがありますね。あくまで例ですが。
テレビドラマでは、向かい合う二人の対話シーンのパターンとして、
話者のバストアップショットを交互に何度も切り返すというのがあります。
しかし、映画でこれをそのままやると、画面が大きい分、一般的にくどくて重くなる。
なので、映画の場合は、向かい合った二人のカットを増やし、話者に切り返す場合もバストアップショットにはしない、といった撮り方をする傾向があります。
なんだかんだいってこの映画はよかったと思うよ
曖昧な部分多すぎてモヤモヤするけど、終わったあとずっと考えたり、こうやって普段めったにこない映画板来て意見読んだり、小説とか読みたくなったり、なかなかあとを引きずる映画だ。
すっきり終わる映画より、印象深い忘れられない映画になったのはまちがいない。
製作者の思う壺だ。
たしかに映画である必要はなかったかもな。NHKのドラマでもありそう。
アメリカで売れた映画俳優がCMに出ないのは正解だな。ありがたみがない。
体脂肪が減るとかいう濃いお茶を奨めてる兄の人生は、ゼリー飲んでて岐路に立っているどうする俺リーマン弟の証言一つで一転した…。
子供が映画見てこう思っても仕方がない。
>>438 確かにテレビが小型だった時代にはそういう傾向にあったけども、
それは映画においてもスターシステムや小津的ホームドラマという
フレーム外の要因で、バストショットの切り返しはよく見られるよ。
最近ではテレビの大画面化・ハイヴィジョン化に伴って
引きの画を多用するようになったと、「華麗なる一族」見てそう思ったけどね。
443 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 10:29:24 ID:5svlXr6W
ところで今日の二時から渋谷のタワーレコードで監督とプロデューサーの対談がある(公式HP参照)
俺は地方だから行けないけど誰か行ってブログにでもその内容をアップしてください
あー監督見てーっす
>>438 よくわかりました。大雑把に言うと、アップが多いのがドラマってことでしょうか。
>>443 ちょうど、いまうんこしてTSUTAYAに行こうと思ってたところですが、
タワレコでやってるのかと思って調べてみたら、、、↓
3/4(日)映画「ゆれる」DVD発売記念トークイベント開催決定!
映画「ゆれる」のDVD発売を記念して、西川監督&是枝監督がタワーレコード渋谷店でトークイベントを開催します!!
イベント詳細・・・・・
日 時:2007年3月4日(日)14:00 スタート
場 所:タワーレコード渋谷店B1「STAGE ONE」
内 容:トーク
出 演:西川美和監督、是枝裕和監督、(司会:伊藤さとり)
対象商品:【2/23発売DVD】「ゆれる」
【発売中】「蛇イチゴ」、「花よりもなほ(豪華盤、通常盤)」、「誰も知らない」、「幻の光」、「ディスタンス」、「ワンダフルライフ」
参加方法:対象商品DVDのいずれかを、タワーレコード渋谷店で1点お買い上げにつき入場予備券を1枚差し上げます。
イベント当日の3月4日午後12時より、タワーレコード渋谷店1Fエレベーター脇特設カウンターにて先着で、
入場予備券を正式なイベント入場券にお引き換えいたします。
※入場予備券は1枚につき、正式なイベント入場券1枚とお引き換えいたします。
※正式なイベント入場券の引き換えは定員に達し次第、終了いたします。
※イベントの入場は、3/4当日に引き換えた正式なイベント入場券に記載されている先着番号順になります。
生美和を見たかったけど無理そう。もう行かない。
キネ旬の表彰式で西川監督を見た。
初め気が付かなくて「あれ?主演・助演以外に女優賞ってあった?」と
勘違いするぐらい可愛い感じだったよ。
俺もブルーリボン賞で見たけど可愛かった
でも小さすぎる
140センチぐらいなんじゃなかろうか
そこまで小さいと引く
447 :
443:2007/03/04(日) 14:02:24 ID:5svlXr6W
>444
ごめん、詳細ありがとね
>445
だろ、だろ、だろ
でも あんな脚本書くから絶対変態だと思う、そこがいいけど
>446
引きますか、そうかあ
まあ小さい大きいはあんまり関係ないと思うよ
問題は変態かどうかだ(-.-)y-~
448 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 14:07:27 ID:E9zlEHaD
制作費が物凄い低予算だったからオーソドックスだったというのもあると思うよ
撮影日数もかなり短くして金かからないようにしてたそうだ
でもこういう制約があった方が結果的にいい作品になったりするんだよね
450 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 15:47:57 ID:igx0RV9k
弟にキレて食事をひっくり返す親父 片付ける兄
兄にキレて食事をひっくり返す親父 片付ける弟
伯父にキレて食事をやめる親父、とりなす弟
>>448 大画面向きの構図・カット割り、小画面向きの構図・カット割りというのはあります。
でも、映画やテレビの全てのカットが画面サイズだけ考えて決まる訳じゃないので、
完全に区別できるものではないです。
あとは、映画の人の方が長回しをやりたがる、というのもあるかも知れません。
いずれにせよ、作風や流行にも影響されるので、あくまで目安ですね。
スレ違いなので、この辺で。
453 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 22:12:56 ID:KlF8GKRq
この映画にひとつ説明不足があるとしたら
弟が自分本位に「映像」をみてしまう想像僻が説明しきれてないところ。
ラストの笑顔も。
シャラマンみたいな掟破りがある。
人称がゆれている
インタビューで補完しなきゃいけない映画が良作なわけがないとおもうんだ俺は。
456 :
名無シネマ@上映中:2007/03/04(日) 22:23:25 ID:KlF8GKRq
>>161 もれも「ミスティックリバー」を思い浮かべた。
もう少し兄と弟の心理描写に時間を割いて欲しかった。
実は証言は弟の想像(他人を疑う)だったとして、
今どき法廷で弟の目撃をうのみにするの?
親族が弁護できるの??
など単純な疑問もある。
力作だけどね
>>455 「インタビューで補完しなきゃいけない」→普通の映画好きだったら当然「手抜き」「丸投げ」と取るもんだが
ゆれる信者の脳内では「そのぐらい難解な作り」→「観る人を選ぶ大人の映画」→「理解できる俺カコイイ!」
→「この映画を悪く言う奴は馬鹿で理解できないだけ」→「理解できないからって嫉妬してアンチ活動してる」
と変換されるらしいので、本当のことをいくら言っても手のつけようがないよ
> ゆれる信者の脳内では「そのぐらい難解な作り」→「観る人を選ぶ大人の映画」→「理解できる俺カコイイ!」
>
> →「この映画を悪く言う奴は馬鹿で理解できないだけ」→「理解できないからって嫉妬してアンチ活動してる」
>
> と変換される
このような勝手な脳内変換がされるのは君の脳味噌の中にだけ存在する「ゆれる信者」じゃんw
459 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 00:03:11 ID:wKsAuvQj
稔の証言、猛の証言の次は
イタコが千恵子の霊呼び寄せて証言だろ・・・常識的に考えて・・・・
監督全然わかってねーなーw
それなんて藪の中?
461 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 00:29:29 ID:wKsAuvQj
>>460 突っ込みありがとw
今日DVDですが初めて観ますた
面白かったお
462 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 00:41:14 ID:djAUJEAA
俺は別に補完されなくてもいいと思ったよ。
何でもかんでも全部わかるように説明されるより
少しわかんない部分をあえて残すのもありだと思う。
そーゆーのを手抜きと言うかどうかは個人の思想。
「この映画はさわやか3組か!」と思うか「考えさせられる映画だ」と
思うかは人それぞれ。
463 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 00:49:53 ID:CD+jXPC9
>>453 誰かの目(心)を通した主観映像と、神の視点からの映像(真実)との違いが表現できたら、
もっと凄かったんですけどね。
羅生門やノベライズみたく回想形式を使わずに、
これを実現するのはかなり難しそうですが。
パチンコ打ってて思ったけど
なんかエヴァに似てるね
難解な情報の切れ端とメインの分かりやすい本筋が同時進行
見てる方の糞ガキどもは謎は謎なのねふーんって感じだが
ちょっと年とってくるとなんで?なんで?のオンパレードで理解不能に陥る
ゆれるも同じように謎の部分は残してるあるけど、何としてでも正解を知りたい人は焦る
答えがない訳ないそんなのオカシイって事なんだろうけど
そのフワフワした部分に漬け込んで香川が鬼演技できたんだろうに
ある意味兄貴を主軸にするとホラーな作品に感じる
465 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 01:18:20 ID:wKsAuvQj
神視点て要は登場人物の目線以外の視点やろ
事件時のシーンでちょっとあったくらいか
あの視点で事件の全容を「撮らない」ってのはつまり、「そういうふうに観てくれ」ってことやろ
俺がもっと神視点を!って思ったのは
ユージュアルサスペ靴やな ほぼ全編嘘の回想w
結構前、宮崎あおいが「映画はコマ切りだけど、ドラマは長回しが多い」と言っていた。
・・・そういや、ワンカットで取ったドラマがあったな。
>>453 弟の心情の変化を反映させる道具の1つみたいなもんだから
そこらへんに一つ一つの説明はいらない気はするけど。
468 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 01:57:22 ID:CD+jXPC9
>>465 むしろ、登場人物以外の目線からのカットの方が多かったですよ?
周りに誰もいないはずの場所の人物カットとか、
二人しかいない場所でのツーショットとか。
「人は物事を自分の見たいものを見る」というのを表現するなら、
いっそ全て主観映像にしてしまった方が、
真実が曖昧という批判もかわせたような気がするんです。
ただ、何も考えずにそうした技法を採用すると、
今より何倍もわかりにくい前衛映画になっちゃいそうなので、
難しそうだなと書きました。
それに、兄弟ツーショットでの演技合戦の魅力も半減してしまいますしね。
469 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 02:12:18 ID:wKsAuvQj
>>468 ごめん俺の書き方まずかった
「混乱を招いてる事件のシーン」での、神視点は
橋の上でちょこっとあっただけ、って意味
事件以外の客観視点は勿論神視点=客観視点=作中の現実です
>>469 こちらこそ誤読してました。すみません。
事件以外のシーンでも、映像が全て真実とは限らないことが表せてたらなぁ、
と思った次第です。
471 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 09:47:41 ID:Qu/H4FHD
この映画のよいところは
スタッフや役者の凄みだよね。
ただ映画の現場は舞台公演みたいに最初〜ラストまで
とおした順撮りじゃないから監督とかプロデューサーが
今度はスタッフや役者と同じくらい仕上げ作業に凄みを
見せないといけないと思う。上で賛否両論でているようなことは
多少の追撮。シーンの順番変えでずいぶん評価が変わると思う。
頼りになる編集マンの登場のはずなんだけど
この部分が日本の弱点。場数の足りない監督が力量不足なのに
やらせないのだろうな。
472 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 10:24:20 ID:Qu/H4FHD
この映画のカメラマンの高瀬比呂志さんが去年の秋亡くなっていたんですね。
享年50歳。岩井俊二の撮影をずっと手がけていたカメラマンも
たしか同じくらいの歳で亡くなったはず。
日本映画低迷期で無理を重ねたのが原因かな。
多分徹夜の連続も多かっただろうし。
スタッフの健康をだれかかんがえてやって。
映像文化先進国を自負するなら。アニメも酷いみたいだし
真木よう子の乳をゆらすべきだろ・・・・常識的に考えて・・
まぁキタキマユの濡れ場で元はとったかな?
あれはキタキじゃないよ。
常識的てwww
あれはキタキだよ稔兄ちゃん
>>464 >何としてでも正解を知りたい人は焦る
違うよ。
正解なんか知らせてくれなくてもいい。別に観客に対して全て種明かししろと言ってるわけじゃない。
謎のままでもぼかしておいてもいいけど、真相はちゃんと作っておいてくれと。
きちんと設定されてるものを謎めいて描く分にはいいんだが、今のままではただ考えてないようにしか見えない。
だから人によっては雑とか手抜きとか投げっぱなしとか批判されるんだと思う。
荒井晴彦なんかが指摘してるのもそういう点で、この映画を批判してる人はほとんどがその点なんじゃないんだろうか。
映画を完成された作品としてきっちり仕上げて観客に提供するものだと考えるか、
描きたい部分の時間の流れを切り出してそのまま見せるものと考えるか、そういう考え方の違いだと思う。
479 :
名無シネマ@上映中:2007/03/05(月) 23:46:22 ID:GgmbteMC
チエコは田舎を出て東京へ行きたかった。
吊橋を渡って今の生活から飛び出したかった。
その服を強く掴んだのは、稔。忌み嫌う田舎の象徴。
冷静さを失うチエコ。
好きな女であり、田舎暮らしの希望である
チエコに激しく拒絶され、弟への劣等感+嫉妬でブチ切れの稔。
西川さんは長くサラリーマンやってたといいます。
彼女にもし、田舎で埋もれることへの焦りに苛まれる日々があったの
ならば、同じ境遇から飛び出そうとしたチエコを谷底へ突き落としたのは
悪趣味としかいいようがありません。
でも、好き。
480 :
名無シネマ@上映中:2007/03/06(火) 01:54:14 ID:RDnZp1I6
>チエコに激しく拒絶され、弟への劣等感+嫉妬でブチ切れの稔。
それからどうなってん?
弟は、兄の裁判でなんであんな証言をしたっちゅうねん?
あの証言はホンマなんかいウソなんかい、どっちやねん?
それもわからんのに、「それから7年後」をどう見たら
ええんや?
もうええ加減にしてくれ!!
>480
まあ自分で考えるしかないね
そもそも兄は何で橋に行ったんだろう
高所恐怖症の自分は1000万円くれるっていっても吊り橋なんか渡れないw
たとえばAさんBさんという人達が居て
知り合いでも恋人でもいいけど
そういう人達が居て、彼らはお互いを親しい間柄だと思っている。
でも「本当のAさん」「本当のBさん」なんてものは結局は
「Aさんの心の中のB」「Bの心の中のA」であって
つまりは「Aの行動の真意」も「Bの行動の真意」もお互いの心の有り様で「ゆれる」んです。
本当のことが知りたい、なんていってる人は映画の意図を全然判ってないと思います
橋の上の件に、客観的な真実を持ち込むとこの映画が成り立たなくなる
>>482 智恵子が猛へと突っ走りそうだったからじゃないか?
私は上川なんとかと 香川照之の区別がつきません
>>485 共通点が多いといえなくもないね。
●名前に「川」がついている
●ともに堅実なイメージがあり真面目な印象が強い
●舞台俳優としても一流
●同年齢、誕生日も近い
上川(1965年5月7日)
香川(1965年12月7日)
>486
レスども
顔が一番共通点だと思います
>>478 西川はあえて真相を設定しなかったんだから
もう考え方の違いとしか言えないねぇ
荒井は考え方の違いもさることながら
それが好評だから許せないというのがかなりあるね
真相がなければ映画じゃない、というなら
マクガフィン使った映画は全て映画に非ず
>>488 なるほど。荒井クラスになると、自分なりの映画論みたいなものを
確立しているだろうからね。自分の映画論を否定された気持ちに
なったのかもしれない。
映画評論家でもかたくなに北野武の映画を否定するひととか
いるけど、同じような、メンタリイティだと思う。
ダメ、ダメ、ダメ、あんなもんは邪道だ!みたいな。
491 :
名無シネマ@上映中:2007/03/06(火) 21:08:24 ID:10X7c0tA
真相を設定しないから、上で出てるいくつかの矛盾点も
浮かび上がってくるといえる。
矛盾点がなく、すべてがクリアであれば、おのずと真相が
浮かび上がってくるともいえる。
火曜サスペンスのようにw
>>490 映画芸術の座談会なんかを読むと、まさにそんな感じ
観客のみならず、評論家からも評価されてる
俺はもう古いのか?みたいな
北野映画は賛否両論ではあるけれど
すごい影響与えたのは事実なんだよなー
>489
マクガフィンと真相は別物。
この映画の場合マクガフィンは兄が女にもてない弟が女にもてるというような設定。真相とは関係ない。この映画は真相が無いというより、監督が真相を設定しきれてないのが露見している。ゆれるというタイトルは監督自身の演出のぶれを表している。
>>496 >この映画の場合マクガフィンは兄が女にもてない弟が女にもてるというような設定
それこそ、マクガフィンじゃないでしょ
「何か」を巡って登場人物の行動やシナリオが展開していくが
その「何か」が結局何だったのかはわからないってのがマクガフィンでしょ
>>480 チエコに激しく拒絶され、弟への劣等感+嫉妬でブチ切れの稔は殺意を抱いて
突き倒した。そして落ちた。猛の回想シーンのように。
稔が疑心暗鬼になって猛を犯罪者の弟になるのが嫌なんだろ、と罵ったとき
猛は犯罪者の弟になることにした。そうすることによって、弁護士なんか
雇って”そこからだしてやる”行為が、自分のためでなく兄のためのもので
あることを証明できると思った。だから偽証をした。
猛の偽証は法的には偽証であったが、稔本人にとっては真実であった。
それは殺意を自覚していたから。結果的に突き倒したのが直接原因ならなかった
だけのことだ。だから、出所したとき笑った。
真相が、この映画におけるマクガフィンかどうかは置いといて
一般論として、映画において
全ての謎が解明されなければ映画ではない、というのであれば
例えば、マクガフィンを使用したヒッチコックでさえも映画では無くなるのでは?
>>496 その例えはマクガフィンと丸っきりちゃうやん
でも「ゆれる」というタイトルは秀逸だね
「ゆれる吊り橋」よりずっと良い
501 :
名無シネマ@上映中:2007/03/07(水) 00:24:43 ID:OuoF84bQ
>>499 >全ての謎が解明されなければ映画ではない、というのであれば
この作品は「真相はあるけど明らかにしない」のではなく、
「作り手も真相を知らない(そこまで考えてない)んじゃないか」
と観客に思われてしまっているところに問題がある。
(ただし信者を除く)
出来事と心情のどちらに重きを置いてるかの違いだけでしょ?
この映画の場合、極端に心情を重視してるだけの話。
そんなのは映画として認めん!というのは、
ロックなんて音楽じゃない!というのと同じ。
単に趣味の違い。
>>501 あなたの言う、真相って、そもそも何?
【拒否されました、突き飛ばしました、後ずさりしました、落ちそうになりました
手を掴みました、稔の手に傷が残りました】
これじゃ、ダメなの?
一部始終を、映像として全部見たかったの?
それとも、この事件の時の、各個人の心理や真意を正確に知りたいってこと?
きっちり白黒つけて「本当は」有罪なのか、無罪なのかちゃんと明示しろ、とか?
いつものアンチ『信者』クンだから、真面目に相手しても・・・
>>501 ところで、「羅生門」って映画、観たことある?
506 :
名無シネマ@上映中:2007/03/07(水) 01:10:27 ID:UeUZVN8s
羅生門引き合いにだすのか?!
これだけ長くご在籍なら、アンチ『信者」クンも信者も同然じゃw
>>506 観てないならこの手の話はもう、駄目だろ?w
だったら放置でいいやと思って。
自画自賛?
目に見えるものだけが真実ではない。
事実の積み重ねが真実とは限らない
あなたには真実が見えましたか?
514 :
名無シネマ@上映中:2007/03/07(水) 13:19:28 ID:UeUZVN8s
そんな観念的な話したってしょうがないでしょ
上で書いてる人の見て思ったけど
極端な話ゆれる心情と記憶の部分が無かったら
この作品は火曜サスペンスみたいなもんなんだよね
香川視点とオダギリ目線双方で見せた結局そうなる
同意
事の顛末がすっきりしちゃうと
多分、心情へ思い入れたりや重ね合わせたりが薄くなったと思うわ
あの余韻が弱まったと思う
もっと明確だったら多分このスレこんな活発じゃないよ
議論の余地のない映画なんて楽しめないじゃん
勿論主演二人を含めて邦画として良い出来なのを考えてもね
TSUTAYAの新作で15本も入ってたけど、1本も借りられてなかった。
>>518 うちの近所のツタヤはどっちかつうと小規模店だけど。
同じくらい仕入れてた。8割くらいが貸し出し中。
参考までにどちらにお住まい?
うちは都内だけど。
劇場行きそびれて今日レンタルして見ました。
ずっとぐるぐる考えてしまう…
兄は罪悪感に苛まれている弟を助ける思いで、弟とチエコの関係を見て見ない不利してたんじゃないですかね?
俺にだって罪はあるんだから、おまえは考えなくていいよ。みたいな。
かなり都合よく考え直してこの答えが出たのかもしれませんが。
既出ならすいません。
>520
兄は大嫌いな弟をずっとあざ笑っていたんだけど、
結局、弟の裏切りで実刑くらっちゃって、
最後このやろうってぶっころしたる!って憎しみを込めてバス停で笑う話だよ。
弟はただの頭の悪いアホ。
>>521 真剣に聞くんだけど、釣れると思ってる?
真木よう子って、YUIに似てるNE!
>>519 北海道。
こういう仕入れミスよく目立つw
>>519 都内の繁華街のかなり大規模な店で七割ぐらい残ってたよ
未だに日本沈没のが貸し出され率が高かった
>>520 チエコが下戸なのにカマかけてただろ。
兄は弟が嫌いだったけど、
>>498にあるように
ムショ入ってから許したんだよ。
>>526 TSUTAYAなんかは、わりとコンピュータによるデータ管理がしっかり
していて、在庫はわりと適正に管理されているんだけどね。
レンタル店は特に新作の仕入れ数が勝負。
新作で7割が残るというのは、あきらかに在庫過多だろうね。
読み違えたのかな。
いま近くの映画館で上映中なんだけど、この映画って劇場でみるべき?
>>530 せっかく近くでやってるんなら、ぜひ劇場で。
劇場の方が
香川タンの気持ち悪い刈り上げ後頭部を堪能できるよ!
TSUTAYAの新・準新作はどのDVDも過多傾向だよ。
>>533 過多というか、意図的にやっているみたいだよ。
話題作が借りたいときに借りられないという状況は良くない、
近所の店より多少値段が高くても品揃えを豊富にしている、
みたいなことをトップカルチャーの中の人がいってた。
そうなんだ、納得。
話題作は100本近く入荷するから。そこまで借りる人はいないだろ、さすがに。
と、ずっと疑問だったんだ。
ちえちゃんが稔に触れて欲しくなかったのは
稔が重度のワキガだったから。これが真実。
あのシーンの稔は本当にキモかった
稔の本性の一端である粘着性がにじみでてた
この言われよう…稔カワイソス
稔のことを理解してやれるのは俺だけ
40男で独身なんだけど
最近若い子に少し笑顔で話しかけられるので
調子にのっていたがこの映画をみて我に返りました。
自分がモテているなんて幻想なんだからと
以前の無愛想にもどって精進しております。
稔。
ノベライズでも散々な言われよう。
智恵子
「皆が思っているほど正直じゃない。(中略)
鈍いふりをするのが天才的に巧いんです」。
猛
「ずるいんです。闘わず、傷つかず、勝利を勝ち取ろうともしないくせに、
零れ落ちた売れ残りの汁を吸って、生きながらえようとするんです」。
重度のワキガの人は野外でも臭うからな
そりゃ臭さに驚いて橋から落ちるわ。納得
また新たな説が!
クダラネ
真木よう子はパッチギの印象が強いせいか、橋の上でキレるシーン以外はいまいち印象に残らないね。
久しぶりに会った元彼とSEXするまでは生々しかったのに
河原で「あたし・・やっぱり東京行けばよかった」みたいなこと言い出すあたりの
キャラ設定が幼稚。今時そんな女いねーよwって思っちゃった
まーそれがないと話進まないってのは置いといて。
基本はやっぱり少女漫画的な部分が目立つから仕方ない。
千載一遇のというか
リセットのきっかけになりそうな最後のチャンスだったから必死だったんでしょ
猛なのが悲しいね
久しぶりに会った元彼が「うんこしてくるわ!」って言って橋渡って行ったのに
すぐ追いかけて橋の上から「猛くーーーーーーーーーん!」みたいなこと言い出すあたりの
キャラ設定が幼稚。おまwwwそんなにうんこしてるとこ見たいのかよwwwwwwって思っちゃった
まーそれがないと話進まないってのは置いといて。
↑
お前、リアルで馬鹿だな。
お前が一番あり得ないキャラだよ
551 :
名無シネマ@上映中:2007/03/09(金) 18:44:54 ID:nwFQyrkl
↑
信者必死だなwww
マジですか?
猛はほんとにクソしに森に行ったと思う人もいるのか・・・
て、釣りだよね、やっぱり
改変コピペは笑い取りたくてやってるんだろ・・常識的に考えて・・
555 :
名無シネマ@上映中:2007/03/09(金) 19:55:49 ID:xeC69UZr
わかりにくい、あるいはわかるはずがないことが高踏的だと勘違いする年頃って有るよね
でも、それって結局、技量不足なんだよ
わかりやすさを身につけた後で「若かったな」って気付くんだ
この監督が20年後にどういうコメントするかが楽しみ
ホントにクソしに行ったなんて思ってるわけないと思うけど
クソしに行くって建前で消えた以上、それ追っかけてったらクソみに来たのかって言われるかもよ
ヤダヤダ、そんなの
野グソって気持ちいいよなー
開放感があって
>>545 智恵子は凡庸で目立たず影が薄いタイプでないと
ちゃんと役作りしてたけど
はっきり言って真木よう子だと若いし綺麗過ぎな気もする
560 :
名無シネマ@上映中:2007/03/09(金) 22:42:03 ID:UCOVR0KD
馬鹿な弟と間抜けな女のせいで人生くるわされた
かわいそうなお兄さんの話。
561 :
名無シネマ@上映中:2007/03/09(金) 23:57:48 ID:l60/5ti6
>>559 >参考までにあなたおいくつですか?
何の参考だよ。
>>561 レスありがとう。
「この監督が20年後にどういうコメントするかが楽しみ」という>555の
書き込みが、たとえば大学生によるものなら、あまり真面目に
相手にしても仕方ないと思うんだ。
俺は32歳だけど、たとえば中学生の甥っ子に「20年後のあなたなら
分かると思うよ」なんていわれたら、生意気言うなと一喝しちゃうかも。
たとえていえばそんな感じ。
「監督も20年後なら分かるよ」というセリフは、発言者がある程度の
年齢でないと、そもそも「成立」しないものなんだ。
そういうのは先に書いておかないとただの煽りでしかなく
スレを荒らすだけだってのが32にもなって分からんのか。
慇懃無礼というやつだ。
>>563 じじいうるせーなあ
スルーすればいいだけじゃねーか
あほかと
565 :
名無シネマ@上映中:2007/03/10(土) 00:22:40 ID:8acaX2QZ
>>562(32歳)
「監督も20年後なら分かるよ」ではなく
「20年後にどういうコメントするかが楽しみ」だ。
ちょっと意味が違うんじゃないか、32歳。
オダジョの野グソは見たい。
>>546 それ言ったらこの映画にリアリティのあるキャラなんて一人もいないじゃん
皆が微妙に幼稚だし、皆が微妙に今時ありえないご都合キャラ設定・・・でもそれでいいんだよ
この映画はわざと抽象画みたいに作ってあるんだからリアリティとか生々しさを求めるべきじゃないと思う
人間を見ようとか思わないで全体的な雰囲気で見る、というか感じ取る映画だから
>>563 そうか?
自分も
>>555読んですぐに、いったい幾つの人かと思ったがなぁ
煽りにはならんと思うが
>>568 お前何歳だよ
っていきなりレスされたらどう思うよ?
それを単に丁寧語にしたからと言って意味が変わるわけじゃなし、
本人が聞いた理由を後出しじゃんけんにした時点で煽る気満々。
だから慇懃無礼だって書いた。
丁寧に書けばいいってもんじゃない。
言いたいことは
>>562なんだから最初からそれだけを書けばいいじゃん。
そもそもチャットじゃないんだからレスがあるとも限らんし。
>>569 いや、いきなりじゃないよ
年齢についての流れがあるでしょ?
西川は若くてまだ勘違いに気づいてない
あと20くらい歳取ったら、どう思うか楽しみ
と、達観してるからね
そこまで言うなら
どれくらい悟った人かと自分も思ったよ
もうっ!
クソの話しようぜ
572 :
名無シネマ@上映中:2007/03/10(土) 08:15:20 ID:iVPInzvN
君達は蛇苺みたのかな
俺 レンタルで見たけどこれもおもしろかった
574 :
名無シネマ@上映中:2007/03/10(土) 10:39:53 ID:y8yHyFyM
ちえこ の 乳首が見えなかった
乳首を舌でこねくりまわしてほしかった
ちえこにヒーヒー言ってほしかった
そこのリアリティがないのが難点
確かに、千恵子の乳見せが無かった事は観客にとって
不満の要因になりえるな。
監督がある種のリアリズムを放棄したと見なされてもしょうがない
「舌出せよ」は良かったがな。
>>572 蛇イチゴは宮迫とつみきが食卓で話す場面が好きだ
ベタなシーンがかなりあるコメディでもあるが
予算としては、ゆれるより金つかってそうなんだよね
577 :
名無シネマ@上映中:2007/03/10(土) 13:49:00 ID:hyfh+ORs
伏線のおき方が下手というかあざとすぎ
母親が残した8ミリなんて、後々利用することが丸わかりでしらけたよ
578 :
572:2007/03/10(土) 14:02:05 ID:iVPInzvN
>576
俺もあそこら辺からラストまでが快感でした
蛇を見てよかった みた人もっといると思ったのになあ
真木よう子の美巨乳は現在日本の20代女優ナンバーワンだ!
垂れていない巨大な房と大き目の乳輪と小さ目の乳頭・・・
この芸術的巨乳を見せずして映画の芸術性は語れない
しかし年取ると垂れそうだなw
たれる
>>578 普通の映画好きだったら作品を気に入ったらその監督の過去作品にも当然興味を持って観たくなるが
ゆれる信者は普通の映画好きとはかなり違っていて「評論家に絶賛された」「賞をたくさん取った」
ゆれるという作品を好きな自分が好きなだけだから蛇いちごには興味持たないんだよ
棺桶からじいちゃんが出てきた時は面白かった
>583
あのカットはじいちゃんのじいちゃんによるじいちゃんの為のカットだと思った
しかしゆれるは全部貸し出し中だったので すごい人気なのかも
585 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 00:42:19 ID:b7HhpPGU
オダギリジョーのあの舌足らずのかつぜつ悪い声が気持ち悪い
イライラする。
無視死もなんだよあのアホ師みたいなげんなりするしゃべり方。
山口もえみたいじゃないか
うるさい。黙れ
野グソもカッコよく出きる男はオダギリだけ。
謝れバーカ
587 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 01:02:52 ID:QX/efqyp
香川の演技ってわらえるね。きちがいかと思った
588 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 01:12:37 ID:QX/efqyp
真木よう子って下妻のどこにでてたの?
>>584 都心の大型店では今日も半分以上残ってました
591 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 02:38:18 ID:QX/efqyp
イブマサトの怒鳴り声がなに言ってるかわかんねえよ。邦画ってどうして声が聞き取りにくいのかね?
>>591 くだらない単発レスは、携帯から書いてるのか?坊やよ。
DVDにコメンタリー入れて欲しかったな
香川とオダギリが忙しいから無理か
594 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 05:53:22 ID:QX/efqyp
正直おれにはできのいい火曜サスペンスにしか見えないんだが・・
ハイハイ、また火サスね
あとは中学生日記、二時間ドラマ、自主映画、少女漫画、同人誌あたりかな〜
で、「信者」がどうたらとなるw
596 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 06:37:50 ID:QX/efqyp
この程度で傑作ってどの程度なんだよ?こんなのむかしのATGやらロマンポルノで散々観たな。
いまはテレビドラマレベルの心理描写で傑作になっちゃういい時代ですね
597 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 06:46:36 ID:QX/efqyp
日本映画の絶頂期には、本当に作りたい題材を真実の声で創った映画が多く、真実の声は世界にも届いた。
現在の日本には計算ずくで他人や世間を利用し、成功する人間が増えている。
複雑で長い歴史を持った国々では当然の人間模様で、そのレベルで通用することを日本映画も目指すべき時期になった。
虚無主義者が映画技術も持たず人殺し映画を作ったら、欧州人の一部が虚構としての虚無主義と誤解してしまった北野
映画のようなマグレではなく、人間の葛藤や人間模様を本当にレベル高く描くのであれば、才能があり、日本の期待と
お金を集めているオダギリ、香川そして西川と言う若手タレントには更なる高みを意識して欲しい。島国では通用しても
世界はそんなに甘くはないです。尻尾を巻いて帰国したオダギリには良く分かっているはずです。
598 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 07:58:51 ID:qUvtIeke
オダギリは尻尾巻いて帰ったんだ
よくしらないので そこんとこもう少し詳しく教えて下さい
>>597 どんな人物かわからないYahooレビューのコピペ行為は美しくない。
論点ズレズレのそのレビューをあなたが書いたとしても、
やっぱり勘違いアンチ体質な人だったと公表してるようなもの。
コピペだったんだ、、、
記憶の曖昧さとかテーマ自体は在り来たりで、ストーリーも単純だけど、人物描写が巧いな
いいキャスティングしてるのに活かし切れていない映画って多いけど、これはいいね
過剰演出を意識的に避けているのかな
あのシーンはいらねーよとか、演技やり過ぎだよみたいなのがない気がした
あと、フュージョンのBGMのせいか70年代のショーケンとかの青春映画みたいなのがちょい重なったかな
女の監督ってのでドロドロしたの想像してたけど、すげーバランス感覚良くてモヤモヤしながら気持ちよく見れた
昨日DVD見た
このスレ見て人それぞれ、いろんな解釈があっておもしろいと思った
自分は香川はバスに乗らなかったと思いたい
ラストは観客の人間性が問われるね。
香川がバスに乗らなかったと思ってる人は
自分の罪は許されるって思ってる自己中の悪人。
バスに乗ったと思ってる人は自分の罪を認めることができる善人。
俺はもちろん前者。
>>596 この火サスのような単純明快な簡単さが受けてるんだよ。
普通の映画を見ても理解できない人達が「ゆれる」を見たら他の映画と違って
とてもわかりやすい内容で理解できたから嬉しくてたまらない。
未完成な部分を「謎めいてる」ってことにしていろいろ考察して脳内補完。
「映画を分析する」映画通になった気分に浸れる。それが嬉しいから信者化して擁護する。
つまり映画をあまり観てない、観ても理解できない層に受けてヒットした映画といえるだろう。
普通にオダギリ目当てで女が観てるからだろ
また宮迫だったらこのスレ誰も来てないよ きっとw
>>604 スルーしてあげてもいいんだけど
一生懸命書いたみたいだからレスしてあげるよ
映画たくさんみてる人だったら火サスとこの映画を同列では語らないと思うよ
なぜならこの映画はフィルム足り得てるから だいたい謎解きに重点おいてないし
フィルムの色合いとか光の回り具合や画面の切り取り方やインサートされる何気ないカット
すべてレベル高い
自分が映画通とでも言いたいみたいだけどこの映画支持してる人は
かなりいろんな映画みてきてる人多いから恥かくよw
>>596 >こんなのむかしのATGやらロマンポルノで散々観たな。
たとえば?ぜひ観てみたいので教えて!
>>607 そうだね
あそこはすごく重要でオダギリと香川があの母親の8ミリを間にしてなにげない
話をするわけだけど母親とオダギリがすごく趣味的な部分で似てるという香川の言葉とか
オダギリが幼い頃家族で渓谷へ行った事を伝えられる場面
あの伏線があるからこそ
オダギリがフィルムみて自分の子供時代と橋の上のシーンがリンクして
感情がこみあげる場面に説得力がでるんだと思うよ
しかしこの監督って蛇イチゴもそうだったけど、
ラストで救いを持たせるのが好きなようだね
個人的嗜好で言うと、もっと不条理感漂わせてくれた方が良い
あれを救いと取れるか否かは観てる人次第だと思うがな
あの笑顔の後のもうワンカット、DVDに入れて欲しかったなあ
それで西川の方向性が分かると思うが、
彼女が撮るなら絶対にバスに乗ってしまっている気がするw
バスに乗ろうが乗るまいが、笑顔という心的方向が救いなんだよ
>>610 自分蛇イチゴもみたけど特にラストは無難にまとめてる感じがするよね
ただゆれるに関していうと一本強いコンセプトがあって
最後まで軸はぶれてないと思ったよ
渓流にいた時の川をはさんだ香川とオダギリの距離感
ラストシーンの道路をはさんでの香川とオダギリの距離感
そのまま車の流れを川に置き換えてもいいんだけど
兄弟で血のつながった近い位置にいるはずの2人なのに声が届かない
微妙な距離感を表現したかったんだと思う
不条理とまではいかないけどこの監督はかなりシニカルな視線をもってて
むしろ埋まらない溝みたいなものを提示してるようにも感じたよ
ちょっとひまだったから連投で感想書いたけどスレ汚しだったらすまん
あとはみなさんで盛り上げてくださいw
ダメだと言ってるわけじゃなく、あくまで自分の好みとしてね
埋まらない溝があるなら、ラストも兄貴があのバスにひかれてしまうとかね
そういう無常観があっても良かった
>>606 その人にレスしても返って来ないよ
かなり前から貼り付いてるアンチ「信者」くんで
やゆするレスを繰り返してるだけだよ
過去レスや過去ログみるとよくわかる
616 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 17:27:44 ID:daVrUq5r
>>615 俺は604じゃないが606の書き込みには?だな。
>スルーしてあげてもいいんだけど
>一生懸命書いたみたいだからレスしてあげるよ
いきなり上から目線なのはなぜ?
>なぜならこの映画はフィルム足り得てるから
映画はテレビと違い特別なものという前提で話してる。
本当?
>自分が映画通とでも言いたいみたいだけどこの映画支持してる人は
>かなりいろんな映画みてきてる人多いから恥かくよw
いろんな映画みてればその人の意見は正しいって発想はおかしい。
それに支持してない人の中にもいろんな映画みてきてる人はいる。
弟は結局兄の行動を見ててわざとあんな証言したの?それとも勘違いして証言したの?
あと腕に爪で傷がつくくらいだったら、被害者の爪に加害者の皮膚の一部が残ってるはずだよね?
解剖したなら絶対気がつくじゃん。そうすると当然加害者の傷も調べるはずなのに、一切それがでてきてない
619 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 18:24:56 ID:EdQJy29E
夢を元にした話だしね
ご都合主義のファンタジー
そういうところを気にしたら楽しめない映画
>>618 わかんねーけど、あーいう時って解剖するの?
当初は事故だったしさ
てか、あの腕の傷もオダギリの目線だし
>>606 >フィルムの色合いとか光の回り具合や画面の切り取り方やインサートされる何気ないカット
>すべてレベル高い
まな板の上の切りかけのトマトやファミレスの揺れる風船なんかがレベル高いと本気で思ったの?
自分は学生の自主製作映画みたいとしか思わなかったけどな。あざとすぎて。
とにかく全てがあざといというか親切に説明しすぎるというか狙いがミエミエすぎるというか
なんてわかりやすい簡単な一方的な映画なんだろうとしか思わなかった。
兄の「彼女はお酒が」云々の嘘なんてテレビのサスペンス劇場を思わせるわかりやすさ。
兄も弟も女も父親も全員人間らしさがなくてストーリーのために動かされてるだけのコマみたいな薄さ。
でも「いかにも深い考えを持っています」みたいなああいう雰囲気に酔える人ならいいんじゃないの。
> そういうところを気にしたら楽しめない映画
あの演出やストーリーでそれは酷くない?お馬鹿映画ならまだしもこの映画で
気にせずにっていわれてもなぁ。仮にファンタジーだとしてもやはり物語の整合性ってなくちゃ駄目じゃん。
>>620 実際解剖したって言ってるし。現実でもするでしょ。
被害者の体内に残ってる精液まで調べてるのに爪の中は調べないって言うところで余計納得できない。
>>623 解剖したんだっけ
聞き逃したみたいだな
部屋に精液が残ってたってのは覚えてるんだけど
625 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 18:43:31 ID:EdQJy29E
>>623 もう既出だと思うが
腕の傷が引き上げたときの傷とは限らない
引き上げた映像は弟のみのあいまいな記憶
逆に考えると調べても皮膚が発見できなかったということは
引き上げていないとも考えられるな
>>616 一見立派な意見だけど、上から目線はアンチの方が上回ってるよ。
そういう信者扱いしたりするアンチを、人間的に立派な
>>616は何でスルーするんだろうね
>>617 勘違いというか、証言の時はあれで正しいと思ってたんだよね
あと他の人も言ってるが
爪跡のシーンも猛の想像した映像だから、客観的事実という訳ではない
だから鑑識で検出されるとは限らないよ
628 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 19:04:41 ID:wscKSnPZ
うーんDVD観たいよ
>>627 たしか猛の主観ショット以外でも、稔の傷が見えるようなカットがあったと思うんだけど
それはどう解釈してるの?
630 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 20:15:28 ID:EdQJy29E
傷跡自体は事実だが
どのように傷かついたかは明示されてない
それくらい分かれよ
なるほど。
ではあの傷が事件時のものでないとするのなら、智恵子を助けようとした物証までも
ないことになるよね。
にもかかわらず、猛の証言までは有利に裁判を進めてきたという事実がある。
この辺がちょっと不可解なんだけど?
>>631 いや、おそらく事件のときについた傷であるのは間違いないでしょう
ついたばかりで赤くミミズ腫れになってたから
裁判が有利に進行したのは決定的な物証もないし
目撃者もなく(事情聴取では猛は見てないと嘘ついてたから)
稔の証言に一定の信憑性があったから
>>606 「ゆれる」もだけど日本の映画て全体的にフィルムの色合い暗いよね
とてもレベルが高いとは思わなかった・・・
中国・香港や韓国等アジア映画は画像の色綺麗なのに何でだろ
606だけどw
>>633 君がそう感じたらそれでいいんじゃない?
ただ日本映画の空気感や色の感じは好きだけどなあ
たとえばカメラにリバーサルのフィルム入れてヨーロッパ行って撮った写真
中東行って撮った写真とかで空の色や空気感が違って写るのと一緒
特に日本は湿度高いしグレートーン多いからそれがフィルムにも当然反映される
すべてスタジオでライティングされたものなら別だけどね
候孝賢とかポンジュノあと トラン・アン・ユンなんかのフィルムも決して明るいだけの
色合いじゃないよね
ハリウッド的なフラットな影のないライティングのような明るい画面が好きな人も
いるし、そこは好みの問題だとおもいます
>>632 うん、俺もあれは事件時の傷で、上で出てる皮膚痕もあったと思うんだ。
もちろん裁判でもそれは立証される。
でも猛は全く逆のその物証すら覆す正確な見識を持っていて、
事実稔は有罪となる。
と、するとちょっと読めなくなるんだよね・・
>>633 そもそも暗い心理サスペンス劇だし、あのブルーグリーン系のトーンは
題材にとてもよく合ってたと思うけど。
636 :
名無シネマ@上映中:2007/03/11(日) 22:10:18 ID:QX/efqyp
この程度では島国レベルでは通用しても世界はそんなに甘くはない。
真っ先に尻尾を巻いて帰国したオダギリにはそこのとこが良く分かっているはず。
>>635 ごめん、言葉足らずだった
自分も事件の時にできた傷だとは思うけど、爪跡かどうかは不明だと考えてる派
皮膚は検出されなかったんじゃないかと考える
最後の回想もあくまで猛が思い直した別解釈のイメージで
そちらの兄ちゃん像を信じたに過ぎないだろうなと
根拠としては
叔父さんとの尋問で
稔は、落下した智恵子の腕を掴もうと手を伸ばしたが
結局、届かずにそのまま落ちた趣旨の証言をしてる
(あの手で掴めていれば・・・といってるので)
最後の回想と一致しない
>>637 なるほど筋が通ってる。
その解釈だと傷跡も猛のイメージ映像と考えたほうがすんなりいくんじゃない?
猛は二度にわたって事実とは異なる妄想に駆られ、しかも客観ショットに
いたるまでが現実描写ではないとすれば・・・
なんかえらく観念的な映画になってくるけど
>>639 いや、橋の上で兄ちゃんを抱きかかえて
シャツの袖を下ろしたのは間違いないから
腕に傷自体はついたのだと思うよ
どの行動でついた傷なのかは不明だけど
1度目は妄想っていうより、思い込みでないか?
現場は良く見えてないけど、智恵子が落ちちゃった時に、
きっと兄ちゃんがやってしまったに違いない、と思い込んだ。
>>640 それを間違いなく現実描写とするならば、あの状況の可能性として
爪あと以外にあそこまで深く長い傷ができることあるかな?
>>641 うん、「妄想」というのは現実外の描写って意味で。
>>642 例えば、抜けた橋の隙間の木片で傷つけたとか
稔が投げ落としたにしろ、腕を掴み損ねたにしろ可能性はあるんじゃないかな
>>606の「レベル高い」と
>>634の「好きだけどなあ」が一緒にされて語られてるけど
映画としてのレベルの高さと個人的な好みってふつう別なんじゃない?
それに「ハリウッド的な」とか言ってるけどハリウッド映画の色合いだっていろいろあるじゃん
映画によってまるで違うじゃん、それを一つにまとめて語るのはどうかと
まあ「ゆれる」好きな人って何でもハリウッドと対比させて語れば
映画通と思ってもらえて勝てると思ってるみたいだから仕方ないか
投げ落としたのなら
>>638の根拠からズレてくるんじゃない?
また腕を掴み損ねたのなら、傷とその木片に残る痕跡で
助けようとした意図はみてとれるはずかと。
ハリウッドでひとつにまとめるなってのいうなら
そんなの日本映画だっていろいろあるし
中国香港韓国等のアジア映画だっていろいろあるでしょ
同じこととは思わないの?
だいたい色合いが暗いからレベル高くないってのもよくわからんけど
こういう例えで語る場合、一般論としてだいたいの傾向に基づいてだから
個別例で違うのもあると言い出すとそれで終わりだよ
>>645 そう、だから稔の証言も本当かどうかはわからないのよ
智恵子を突き飛ばした後は、手を差し伸べたけど触ってないと証言してる
掴み損ねて橋で傷つけた跡かもしれない
でも実際に橋の上のどこかで傷はできてた
不都合なのかどうか、稔はそのことには一切触れない
やっぱり投げ落としたのかもしれない
8ミリの段階で、猛が腕の傷を智恵子の爪跡を結びつけた解釈を思いつき
その回想の中のお兄ちゃん像を信じた
解釈の穴を埋めようとすれば、他がほころび、そこを埋めると、また他がほころぶ・・。
不思議な映画だね。すべてが猛の妄想だとすれば楽だけどねw
楽しかったよ。もう寝ないと。
649 :
名無シネマ@上映中:2007/03/12(月) 02:26:08 ID:W6wtbWz2
今見おわったんだが
主役の役者二人兄弟いるのか?二人とも兄弟の関係性を理解してやってるとは思えなかったんだが
最初にオダギリが玄関でキスした相手の女が誰か知りたい
一番頭に残ったのはそこだったな
650 :
名無シネマ@上映中:2007/03/12(月) 03:25:02 ID:1O9RK2HM
演出が稚拙なだけでそんな深読みするような映画ないよ。たけし映画とおなじ買いかぶりすぎ
>>648 ほころびはしてないと思うけど・・・
あと妄想というより猛が何を真実と信じるかということ
>>649 オダギリも香川も一人っ子で母子家庭
事務所の秘書役でキマキマユという人
>>648 まさに監督の術中にはまっているということだな
そうか、腕の傷はあの事故(事件?)の時に出来たものなのか。
自殺未遂痕で兄ちゃんも色々と悩んでいたんだなぁと勝手に思っていた。
フシアナだ、俺。orz
DVD見ることにする。
智恵子の死体にも傷あったよね
最初見たとき
なんでかなーと思ってた
智恵子には傷の描写はなかったと思うか?
これは日本映画野中でもサイコー傑作に違いない
これ同業者の感想とか知りません?
特にシネフィル的な監督?黒沢清とか青山真治とか塩田〜とか
あるいは空中庭園でるれる題材を撮った豊田利晃とかそのへん
全員、ボロクソに貶してたよ
と、涙目で願うアンチであった。
稔は童貞だったのかな?
>>651 あれキタキマユなのか。
レスありがとう。
役者に、リアルに兄弟がいるかどうかを文句つけるのはおかしいけど。
二人の関係性がすべてと言ってもいいくらいの映画なんだから、兄と弟相互の微妙な想いはもっとうまく描けるんじゃないかって思ってしまったな。
役者ありきで作った映画だとしたら仕方ないが。
>>662 脚本は検事のキムを除いて、特定の役者であてがきしなかったそうだから
西川監督の兄弟像が反映されてるんじゃないのかな?
664 :
名無シネマ@上映中:2007/03/12(月) 23:12:39 ID:1O9RK2HM
なんかレディコミでオナニーしてるような女が作ったような映画だよな
たぶん是枝に何発かやらせたんでしょ。もしかして処女かも?
>>649 >>662 >二人とも兄弟の関係性を理解してやってるとは思えなかった
>兄と弟相互の微妙な想いはもっとうまく描ける
そう思った理由を教えていただけませんか。
兄弟の描き方もうまいし、二人もうまいと思ったので。
私に兄弟がいないからかな。
いつもageるよね
オダギリ、母子家庭でどうして岡山?の田舎から、
アメリカへ留学できたんだろう。
金銭面の都合がつけば、入学申し込みするだけだし
無問題でないの?
尤も願書の英語読み違えて、俳優コース希望で出しちゃったらしいよ
669 :
名無シネマ@上映中:2007/03/13(火) 10:08:49 ID:rg1+oQcr
冒頭の、
猛が新宿〜高速を走ってるときのJAZZっぽい曲はなんて曲?
ベースがかっこいいから、弾きたす
>>669 カリフラワーズのサントラに入ってるんじゃないかな?
公式より
>オリジナル・サウンドトラック、発売!
>サウンドトラックラストシーンを思い返しながら
>何度でも聴きたくなる主題歌「うちに帰ろう」をはじめ、
>アコースティックなバンドサウンド、ピアノ・ソロまで含む秀逸スコア!
>全編カリフラワーズによる強力サウンドトラック!
>紙ジャケの質感も映画の世界を彷彿とさせる、必携の1枚です!
>「ゆれる」オリジナル・サウンドトラック
>音楽:カリフラワーズ
>定価:1785円(税込)
>発売元:RD RECORDS
>>669 「Ford Falcon Wagon 1964」って曲。
今聴いてるんだけど、カッコいいよね。
672 :
699:2007/03/13(火) 12:22:15 ID:rg1+oQcr
>670.671
おぉ、サントラでてるんだ!
さがしてみる。ありがとん。
673 :
名無シネマ@上映中:2007/03/13(火) 20:46:24 ID:cs2GUj1T
>>665 逆にあの映画観て兄弟の描き方がうまいと思える理由が知りたいよ
兄弟に限らず登場人物の誰もが人間同士の関係になってないじゃん
雰囲気はいいけど人間関係にかんしてはジブリアニメ並みのご都合主義映画じゃないか
へ〜、人それぞれだねぇ
自分も二人兄弟の弟だけど、
ああいう善意と悪意の両方の感覚を持つことあるから
ああ、なるほど、うまいな〜と思ったよ
873ガンガレ〜
大和ハウスのCMに稔と岡島が
今日、DVD観ました。
【感想】
兄を見てるのが痛かった。どうしても自分を重ねてしまう。
困難な状況になると、普段取り繕ってる仮面が落ちて、
取り乱して人間臭い本質を露にしてしまう。
お前はこういう風だって
突きつけられてる感じがずーっとして、辛かった。
法廷で弟が証言しだしてラスト盛り上がりがあんのかなと
思ったら即7年後だったんで、少し拍子抜けした。
智恵子役の人、いかにも地方のちょっと綺麗な女の子で
鬱屈した日々を送ってます、という雰囲気がよい。
自主映画のヒロイン、売れない新劇のマドンナっぽさ。
最初の登場シーンで、車のガラスを必死に磨いているところに惚れた。
頭は良くなくて、ダメ男に尽くすタイプで木造1Kのアパートが似合う
綺麗な女性に弱い。
全体としては、最近はテレビ局主導のつまらない大作ばかりで
邦画はやはりつまらん、と思ってたけど、いかにも邦画って感じがまぁ
良かった。繰り返しみたいとは思わないけどね。
前に映画館で観た時、智恵子役の女の人が最後
吊橋の上で叫んだ決定的なセリフが聞き取れなかった。
あの「触らないで!」って言って香川が突き飛ばした後
香川の差し伸べる手から逃れて、猛と云々とか何とか言ってた部分
何て言ったのだろう
そこ聞こえなかったって人えらい多いな
DVDだと普通に聞こえたけど
上の書き込みで該当部分見つけて自己解決しました
しかし、マジで聞き取れなかったよ
叫んでて余計わからんかった
いい感じになってきたなあー
なんか行けそうだなあー
と思い始めた頃あんなこと言われたら俺でも突き落としてしょんべんする
687 :
名無シネマ@上映中:2007/03/15(木) 12:14:23 ID:jo23/Kxf
何年もかけてやっといい感じになってきたと思ったら
久しぶりに帰省した弟にたった一晩でいきなり寝盗られ
それでもなかったことにしてやり過ごそうとしたのに
翌日には変節した彼女に生理的な嫌悪感を叩きつけられる
そりゃ暴発もするわ
要するに全部稔の勘違いなんだよ
猛帰ってこなくてもキモがられてたよ
というか元々智恵子と弟はつきあってたんだろ?写真集もあるし
兄貴の方が横恋慕かもな
2ちゃんねらーは圧倒的に兄貴の方に自己投影するだろうがw
ところで智恵子の中の人ってパッチギの看護婦ヤンキーやってたよね?
これ見て女の視点だなーと思った
エロなシーンとか意識してかしらずか完全に女的だった
でも監督は変態だと思う ラブ変態
691 :
名無シネマ@上映中:2007/03/15(木) 12:52:50 ID:jo23/Kxf
>>689 付き合ってはいたけど、猛はなんとも思ってなく、あっさり捨てたんでしょう?
猛が本気で相手するタイプでないと稔はわかってたんじゃないかな
智恵子は未練があったと思うけどさ
692 :
名無シネマ@上映中:2007/03/15(木) 13:00:06 ID:jo23/Kxf
>>688 たぶん猛に会わなければ、鬱屈した感情を秘めながらも
稔で妥協して全てを諦めてたんじゃないかなあ
わかりやすいヤリチン相手に
人生委ねちゃうアホ女の典型だろ>千恵子
監督はわりとオダジョーに自己投影してたんじゃないかな
家を出た人間がたまに帰った時の自己顕示欲とか偽善っぷりとか
自分も上京組だからよくわかる
西川監督が見た夢の中では、猛の立場だったそうだ
で、自分の矮小さにがっかりしたらしい
>>694 >家を出た人間がたまに帰った時の自己顕示欲とか偽善っぷりとか
>自分も上京組だからよくわかる
これ、ちょっと説明してほしいです。
自分も上京組ですけど。。
>>696 うーん、説明するのが難しいなぁ。映画を見た勝手なイメージで言うと──
兄は親や周囲から信頼されて、地元でしっかり堅実に生きている(ように見える)
で、次男坊の自分は跡継ぎじゃないから、永遠にアウトローというか
実家から放り出された疎外感があるわけ。
いくら高給取りとはいえ、虚業じゃ田舎の生きる価値観とは相容れない。
だから、ほんのちょっと見返したくて、尖ったフリしたり、見栄張ったり、
(あの坊さんが言った言葉そのまんま)
兄貴が欲しているものを奪いたくなったりするんだな。それも弱さの表れなんだけど。
かといって、面倒なことに巻き込まれるのは嫌で、親父の世話もできれば兄貴に任せたい。
田舎で暮らすのも嫌。だから都合のいいところで偽善者ヅラをして、その場を取り繕い、
「家族」というものの維持を兄貴に押しつける(「兄貴も嫁さんもらって云々」とかね)。
結局自分が一番可愛いんだろう、っていう。
……こんな感じなんだけど、なんとなくわかるかな。長文スマソ
厄介ごとを押し付けられたお兄さんが可哀想。
699 :
697:2007/03/15(木) 22:27:37 ID:dRCt1iks
あ、誤解されないように書いておくけど、
>>697は映画から受けた印象で、自分個人の話ではないですよw
たぶん猛はこんな気持ちなんだろう、俺もその気持ちがなんとなくわかる、ってことです。
たしかに損な役回りだけど、稔はああいう生き方しか選択できない小心な人間だったと思うよ
損を被ることで評価されるとわかってる卑屈さというか
あの事件で、ある意味生まれ変わったんだな
兄が可哀想がられているが、次男の嫁の自分としてはちょっと言いたい。
実際問題、田舎の次男(それも農家とか自営業とかの)ってかわいそうなもんなんだよ‥
だって家にとっては長男がすべてだから、長男以外に残されるものなんて何にもない‥
次男は田舎に残ってたっていいことなんて何ひとつないんだから‥。居場所がないんだよ。
なので、弟が東京に出たのって、必然だと思う。
でも自分の場合、夫が次男で良かったと思ってるのも事実。
年に一度は帰るけどとてもじゃないけどあの息苦しい中ではやっていけない。
そういう意味で、あの法事の場面とかすごいリアルに感じましたよ自分は‥
702 :
名無シネマ@上映中:2007/03/16(金) 00:37:54 ID:8fLY2EhM
田舎って息苦しいよね。まるで2ちゃんねる
703 :
名無シネマ@上映中:2007/03/16(金) 00:41:17 ID:8fLY2EhM
ちえちゃんあぶないよ〜ちえちゃん〜って気持ちわりいんだよ、香川
確かに、その意味では兄の不幸、弟の不幸の両方がコインの表裏のように
実に上手く描かれていたと思う。
猛にしてみれば、閉塞的な田舎を出たはいいけれど
やっぱり実家が安泰なら自分も安泰で、実家が荒んだ時は自分も荒む。
結局、自分の人生の核というか拠り所になるのは家族であり
兄弟であると気づいた(これも都合がいいのかもしれないが)ように見えたけれど
果たして、稔はどうだったんだろう。あの余韻を残す最後の表情がなんとも意味深
私も上京組ですが、学生時代に帰省した時に、
同年代の女の子たちが「長男と付き合ったら田舎から出られなくなるから、
付き合うなら次男だよねぇ」って真剣に話していて驚いたのを思い出した。
有楽町、明日までなのを知って、今日2回目を観て来ました。
特に繰り返し観たいような作品では、個人的にはないんだけども
気になったりするところを再度スクリーンで観て確認したかった。
それに香川さんの気持ち悪い刈上げ後ろ頭をもう一回堪能したかったw
ムショ出てスポーツバック片手に道を歩くあの姿は何度観ても良いな
ちょっと滑稽に見えるし
父ちゃんボケて新聞紙干してたシーンは、
他にも黄色いハサミとか色々干しててワロタ
崩壊した家族の長男な俺は依り所も居場所もなかったなぁ。
今は自分で作った家族がそれだけど。
キモ演技でケビンスペイシーに勝てる日本人は
香川だけ
709 :
名無シネマ@上映中:2007/03/16(金) 01:52:31 ID:8fLY2EhM
ムショ出たのになぜか坊主が茶髪気味なのが気になった。
白髪じゃないの?
GSで働いてたから日焼けして黒かったのに
服役中にすっかり色白肌になっちゃってたよね
>>697 >田舎で暮らすのも嫌。だから都合のいいところで偽善者ヅラをして、その場を取り繕い、
>「家族」というものの維持を兄貴に押しつける(「兄貴も嫁さんもらって云々」とかね)。
>結局自分が一番可愛いんだろう、っていう。
なるほど。
これは自分もちょっと思い当たるかもしれない。。
現実じゃあ、東京で写真やってます、なんて貧乏確定で
地方のガソスタ経営者は金持ちばっかり
その辺からして、ファンタジーとして見た方がいい映画
んなわけない
714 :
名無シネマ@上映中:2007/03/17(土) 01:23:28 ID:CSRPwNst
あのあと稔はスタンドをおしゃれなカフェに改造してがんばってるよ。
715 :
名無シネマ@上映中:2007/03/17(土) 02:04:34 ID:zlJ3THQ+
いや〜しかし、いたっていい人だが本質的に持てる要素がない男
と、それを生理的なレベルで受け入れられない一般的な女が、長くかかわると
ろくなことはないってことだな。
orz
>>712 >地方のガソスタ経営者は金持ちばっかり
“元金持ちばっかり”というほうが現実に近い。
今地方もガソリンだけでは赤字。
利益が出ているのは、洗車などで頑張っているところだけ。
しかし昔はガソリンだけで儲かったので、工夫も努力もしないところが多い。
717 :
名無シネマ@上映中:2007/03/17(土) 08:29:44 ID:XvpbsOgc
>>697良くわかりますよ!ただ一つ腑に落ちないのは、7年後出所の出迎えの誘い
を拒否し、母の残した8mmを見て突然自責の念に捕われるって展開。7年間何にも思わなかった
鬼畜な弟が、たった、あれだけのきっかけで改心するかな。まして、兄貴は激情に駆られて
未必の故意と言える殺人を犯すが、いったん助けようと手を差し出してるんだよね。
弟がそれを証言してたら刑期は、もっと短くなっていたに違い無い。
弟の人間性まさに”揺れ”過ぎ。ちょっと御都合主義。
ブランチでゆれる小説版紹介してる
>>717 鬼畜っていうか・・・未熟といった方がいいな
人間って自分に都合の悪いことは殊更忘れようと記憶の隅に追いやるからな。
父親との確執で、小さな時の頃の楽しかったことも、
愛されてた事実も何もなかったことになるし。
8mmは効果的だった。
なるほどな。記憶は記録じゃないもんな。
都合よく逃げてばかりの猛らしいと思ったんだが…。
未熟だね
7年間、稔のことは終わったことにして
考えないようにしてたんだと思う
嫌なことだから拒絶して向き合わずに逃げてた
あと猛には助けるために手を差し伸べようとしてるのではなく
詰め寄るように見えてしまったんじゃないの?
考えないようにしようがしてまいが
犯罪者の弟の烙印押されて
仕事も仲間も減って超落ちぶれてたじゃん
あの事のからは逃げたくても逃げれなかったと思う
あの後、猛はバスに乗ったんだと思う
そして、皆の知らない地で新たな生活をスタートさせたんだと思う
スーパーで働いて生計をたてながら
晩御飯はカップラーメンと漬物
勤務先から歩いて数分のアパートに住み
例のごとく、洗濯物を丁寧にたたむ毎日を送っているはずだ
と勝手に想像した。
すごい間違えた
猛じゃなくて稔
結局、俳優陣の演技力に支えられ演出と脚本の未熟さがカバーされた作品だった
と思います。こう書いたら「ゆれる」ファンから反発されるだろうけど、監督
が長篇2作目という事で、その才能に疑いは有りません。
映画芸術で批判されたて事が、話題になってたけど、むしろ、評論に値する作品
という事なのでは?ローレライや三丁目の夕日なんて、私の中では批評の対象にもならない。
演出はともかく脚本が未熟というのがよくわからん
あれは上手く練ってあると思うんだがなぁ
智恵子と猛が寝た事に関して稔は全てに気付いていて嫉妬してるに違いないという
猛の自意識過剰な思い込みにワロタ
橋の上のほんとの会話は
「キモイあんたのキモイ弟に昨日中出しされたんだけど!まじむかつく!死ね!ちかよんな!」
>730
俺が稔なら自分から飛込んで頭から河原に落ちてビヨヨヨーン
役者の演技は蛇イチゴもいい
なので脚本だけでなくキャラクターも監督はかなり作り込んで役者につたえてるんじゃないのだろうか
女神のかかとも良かったよー
>>728 未熟というか表現があからさますぎて子供っぽい感じがしたな
もうちょっと観る側が頭使うようにせりふや展開を工夫してほしかった
好みの問題だけれども
ラストは弟に裏切られたショックで記憶喪失になってたんだなきっと
謎解きをする映画じゃないのに
必死で真相を探そうとする奴らは哀れ
735 :
名無シネマ@上映中:2007/03/18(日) 01:14:58 ID:8XIAb3Ok
あんな検事がいたら嫌だ
愛の流刑地の検事はいいのか
アイルケなど見る気しねえ
蟹江敬三が今ひとつなんだよ
ちょっと前知り合った女の子で
蟹が大嫌いって子が居た
蟹食べるのも、見るのも、蟹江敬三まで嫌いだった
あの子ゆれる見れないわ
結局ゆれていたのは猛だけ
橋は?
乳は?
ゆれていたのは、
心・・・これは猛の心、記憶だろうね。
吊り橋
それに見ている者の心。
猛が裁判で証言したことが真実だと思わせておいて、
最後に猛の勘違いだったことを明かし、見ている者を欺く演出。
おまいらも猛といっしょじゃん、
おまいらの記憶も自分にとって都合のよいものに書き換えて記憶してんだぜ、
この作品の監督は、そういう訴えとともに、見ている者の心をゆらそうとしたのよね。
じゃあ、糞してから、デート行って来るけど。
今日の予定
17:00 渋谷駅前待ち合わせ
18:15 この時間までに、カツ丼を食べながら談笑。空いてたらいいな。
18:30 予約していたバーへ到着
20:00 この時間まで、話をする。ノリで20:30までならOK
20:30 渋谷駅まで歩き、別れる。
23:30 中出し
けっこう、記憶のあやふやさの演出を肯定的に受け取っている人多いけど、
それって夢落ちを認める事とかわらないのでは?才能ある若い監督が、手を出したら
いけないと思う。
それにしてもカツ丼の後に酒飲むって…
ものすごいピザか強靭な胃の持ち主
すばらしい
747 :
名無シネマ@上映中:2007/03/18(日) 18:24:56 ID:ibzUZ/m0
17:00 渋谷駅前待ち合わせ
18:15 この時間までに、カツ丼を食べながら談笑。空いてたらいいな。
●18:30 予約していたバーへ到着
20:00 この時間まで、話をする。ノリで20:30までならOK
20:30 渋谷駅まで歩き、別れる。
>>737 残念ながらアイルケのが映画としてのレベルは上
裁判のシーンも多角的に捉えドラマがよく練りこんである
ゆれるは映画初心者向けレベルにしては良くできてる程度
ヘンな検事といえば「刑法第三十九条」
>>748 そうなのか、観てないからわからんかったが
寺島の長い顔と歯茎がどうも観る気を失せさせる
そーゆーので判断しちゃならんて事ですね
香川のキモ襟足はかなり好きなんだけど
>>748 へ〜、あの愛の流刑地でそういう評価になるのか
人それぞれ感じ方が違うもんだなんだね
22:30 帰宅
人が多いところは疲れるね。楽しかったが疲れた。
最近見た映画の話に持っていこうとしたが、
あまり興味なさそうだったので、この映画の話はしなかったw
今日で2回目のデート。だから中田氏できる関係ではない。ちゅーもまだだ。
しかし、水曜日の休日に彼女の家で、湯豆腐をいっしょに食べることになったw
もちろん用意するものは用意しておく予定だ。
水曜日の今頃は、ベッドでゆれているかもしれない。それだけだ。
754 :
名無シネマ@上映中:2007/03/18(日) 23:35:39 ID:dTfEoH3P
>>743 >猛が裁判で証言したことが真実だと思わせておいて、
>最後に猛の勘違いだったことを明かし、見ている者を欺く演出。
勘違いだったことを明かし、って・・・どこで明かされたのでつか。
まさか8ミリ見て泣いてたから?そうなの?そうなのか?
違うの?
756 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 00:09:29 ID:ZW/zJdrT
>>753 それぜんぶ妄想だったら悲しいぞ、稔。。
>>753 あのさー
別におまえさんの事は特に興味ねえので
続きはてめえの日記帳にでもどうぞ
758 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 00:41:33 ID:ZW/zJdrT
ふつうカツどん食ってバーにはいかねえだろ?なんかかなしいね。。
>>758 ちょっと刺激しちゃったかな。嫉妬させてごめんよ。
リアル稔さんには想像がつかないことなのかもしれないなww
他の男に中田氏されてるなんて、考えたくもないよ。
若いな
好きな女が他人とやってるのを想像して
オナニーが出来て初めて、一人前の男になれるんだぞ
はははうざいね
>>760の翌日にそ知らぬ振りして
中田氏した男と彼女と三人で遠足にいけるかって話だよ
>>752 別に普通だと思うけど?
アイルケにゆれるより高い評価してる人なんかたくさんいるじゃん
>>765 >翌日にそ知らぬ振りして
>中田氏した男と彼女と三人で遠足にいけるかって話だよ
大丈夫。何も気づかないふりして、「おれ糞してくるわ」と言えるよ。
取り乱して、彼女をつき落としたりはしない。稔さんにはならない。
>>767 いや、やめてよ!触らないでよ!と生理的拒絶に合うんだぜ
キモチ悪い生き物扱いされて大丈夫なのか?
ちょちょwwおれ、オダギリ、稔じゃないぃ><
ってか、スレ違いな話はそろそろやめたほうがいいと思うな。
きみみたいなお子茶真に付き合ってる時間などない。寝る。
770 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 02:22:09 ID:ZW/zJdrT
/ ̄ ̄\
/ノ( _ノ \
| ⌒(( ●)(●)
.| (__人__) /⌒l ヴォケ!!
| ` ⌒´ノ |`'''|
/ ⌒ヽ } | | __________て
/ へ \ }__/ / | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |(
/ / | ノ ノ | | \ / | | |’, ・
( _ ノ | \´ _ | | \ ノ( / | | | , ’
| \_,, -‐ ''"  ̄ ゙̄''―---└'´ ̄`ヽ | | | て
.| __ ノ _| | | (
ヽ _,, -‐ ''" ̄|_ ̄_o o o___|_|r'
何この流れ
勘弁してくれ
オダキリに立候補してる時点で必死過ぎて笑える
人は皆無い物ねだりするもんだからね
リアルではかなり痛いヤツなんだろうな
可哀想なお方だ
772 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 02:47:42 ID:ZW/zJdrT
wwやたらつける奴ってたいがい痛いよ
773 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 03:01:26 ID:QPafXDlE
>>766 >ゆれるは映画初心者向けレベルにしては良くできてる程度
となるのかと思ってさ
アイルケとゆれるの比較ってのもあんまり見たことないんでね
ま、人それぞれだから面白いんだけどね
法廷シーンのハセキョーは必見だと思うよ、メインキャラなのにビックリしたわ
775 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 04:17:29 ID:ZW/zJdrT
____________
|_________. ○月×日 |
||「769」オナニーの.|自 ||恐|| .|
||しすぎで死亡!!|殺 ||怖|| .|
| ̄ ̄ ̄ ̄@ ̄ ̄ ̄|か ||新|| .|
|@ △ @ @ .|? ||聞|| .|
| [(´ー`)] @ .|他 ___ .|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| @ .|殺 | 糞 | |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | @ |か | ス | |
| <⌒ヽ |? | レ | |
| .< )〜.|謎.| 常 | |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄は | 習 | |
| | | | | | | | | | | | | | 深 | 犯 | |
おれ、オダギリwwwww
>>739の蟹の話が面白かったが、その後の流れでどうでもよくなった。
たしかに蟹江敬三はイマイチだな
上っ面の安っぽい演技なんだよね
出番が割とあるから目立つ
>>772 >wwやたらつける奴ってたいがい痛いよ
くだらんAAを探してきてまで、レスするおまいに言われとーないわ
きわめつけは
>>775。発想が小学生w きみはリアルできもそうだね
>>773 なにそれ?んじゃ、ちょっと書いてみなよ
至極ありきたりでない解釈を。
780 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 23:42:52 ID:ZW/zJdrT
おまえまだいたの?おまえのそういう行為がオナニーだっての。ちっとは空気嫁やぼけ
あげんな、猿ガキ。
おまいはいいよ。黙ってろ。
E-mail欄にsageだぞ
わざとあげてたとか。
783 :
名無シネマ@上映中:2007/03/19(月) 23:55:12 ID:ZW/zJdrT
うるせーよこのカス。ボコッてやるからでてこいよ、妄想野郎がww
お猿さんはやっぱりガキだったのね
775よく見たら、恐怖新聞だって
あと、コピってくるだけじゃなくて、日付も入れろよな
猿だけにつめがあまいのなw
君らはいつもそうやって振り回されて生きてるの?
そりゃもてないわ
振り回される・・・もっとうまい表現なかったのかな。
しかも、もてるとか言ってるしさ。何の関係があるのよ。
お猿さんは、ばかの一つ覚えみたいにオナニーを連呼してるしw
どっちが女に不自由してるんだろうな。
・・・映画のスレッドでちっぽけなプライドを振りかざしてる姿が
振り回されてるように見えるんだよ
いちいち興奮しすぎ・・・余裕無いからそうやってすぐ怒るんだっつうの・・・
>>786 おまえって女に今一歩手を出せないでいる状態なんだろ?それで鬱積したものをここで発散しようとしてる。
多分おまえのそういう性格に原因があるような気がする。そうさ稔はおまえ自身なんだよ!
・・・あたまいたい・・・
>>787 う〜ん、あなたはもてそうだねぇ
兄ちゃんがバスに乗ったとすると
GSを猛が継ぐとも思えないし、洋平君は単なる従業員だし
お父さんは惚けちゃったから早川燃料店も閉店するしかないよね
やっぱり稔が扇の要だったんだな
プライド振りかざすって何を振りかざしたの?
怒ってんのはどっちだよ
まさか、あのデート計画を披露したことがが自慢と思ったのか?
すごいなあ、、、ほんとにリアル稔って感じがしてきたw
そんなんで、プライド振りかざしてるとか思うなよ
ただ浮き足だってただけ。かわいいじゃん。
>>788 なにこのプロファイラーw今一歩って。
恐怖新聞でも読んどけばww
また今日もすごいのが来てるな
↑こいつほんもののあほだわ。だからwつける奴はやなんだよ。
おれはもう去るから、、
春休みは荒れやすいですなぁ
>>793 wwwww
お猿さんもsageで書き込めるようになったかw
はいはい厨房厨房
思わぬかたちで被害こうむったぜ
もういい加減ゆれるの話しないか?
いいよもう
798 :
名無シネマ@上映中:2007/03/20(火) 00:44:01 ID:5m7YUaWm
自 努力不足 「我々の若い頃は、」 ワガママ
己 学生気分が抜けていない 怠けているだけ
責 成功してる人間もいる 個 働かざるもの食うべからず
任 社会のお荷物 性 文句ばかり
お前はまだ恵まれている 幸 「楽で良いよね」
社会のせいにするな 親 福 屁理屈で自己正当化
税金納めてから物を言え の 他人に迷惑をかけている自覚が無い
豊かさゆえの 自分の力で 脛 義務も果たせないのに 社会人失格
這い上がれ / ̄ ̄ ̄\ 権利ばかり主張する
夢と現実の境界線が引けない / ─ ─ \
未来は自分で掴む物 / <○> <○> \ 苦労してるのはみんな同じ
我慢が足りない | (__人__) |
口だけ達者 \ ` ⌒´ / 君の代わりなんて
国が傾く原因 世間 / \ いくらだっているんだよ?
795
>>796 >おまえって女に今一歩手を出せないでいる状態なんだろ?それで鬱積したものをここで発散しようとしてる。
>多分おまえのそういう性格に原因があるような気がする。そうさ稔はおまえ自身なんだよ!
だからといって、この妄想たっぷりのナイスなプロファイリングが
消えるわけじゃないぜw
今一歩手を出せない←wwww
>>798 はははっ、本性を現わしやがった
せっかく人間になったのに、我慢ができなかったんだな
腹いたい。今日、一番ゆれたわw
801 :
名無シネマ@上映中:2007/03/20(火) 00:51:30 ID:5m7YUaWm
おまえネットカフェかどっかにいるのか?wで必死に作り笑いしてる姿が浮かぶわ。
ネットカフェw好調だね〜ほんまもんの猿だな。
ってかさ、
>おれはもう去るから、、
これはどうなったのよ〜
、、←ってなんだよ!w
はやく去れよタコ
803 :
名無シネマ@上映中:2007/03/20(火) 01:02:27 ID:5m7YUaWm
おまえほんものの餓鬼か。リアルで会ったら一撃食らわすとこだな。あほらし・・
>>788 >おまえって女に今一歩手を出せないでいる状態なんだろ?それで鬱積したものをここで発散しようとしてる。
>多分おまえのそういう性格に原因があるような気がする。
今思えばこの発言・・・おまえのことじゃねーかよ!w
原因があるのおまえ。自分の問題をおれに投影すんなよな〜
>リアルで会ったら一撃食らわすとこだな。あほらし・・
一撃って、リア厨見たいなこと言うなよ。
だから、猿ガキって言われるんだぞ。
思春期の猿ガキと戯れるおれってかこいいよね?
806 :
名無シネマ@上映中:2007/03/20(火) 01:09:00 ID:5m7YUaWm
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
( 人____)
|ミ/ ー◎-◎-) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(6 (_ _) ) だから、猿ガキって言われるんだぞ。
| ∴ ノ 3 ノ \____________________
\_____ノ
NG登録であぼーんしてすっきり♪
結局映画監督はスタッフの取りたい世界や
役者が描いてる演技をやらせてあげるヤツが勝ちか。
ただ出来がいいと言われてるこの日本映画でさえ
人間の情念をパズルみたいにパターン化してる。
韓国映画のような強さを見慣れるとなんか微妙。
オールドボーイとかさ。
「撮りたい」のまちがいでした。↑
今度は韓国映画か。最近の惨状を知ってて書いているのか。
これ原作ないよね?
/■\ これっくらっいのっ
(´∀` ) おべんと箱にっ
⊂ つ オダギリオダギリちょいと詰めてっ
( ヽノ
し( __)
>>811 原作はないけど、監督自らが書き下ろしたノベライズ本があります
815 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 00:12:15 ID:rA8vrlRP
春厨は逃げたのか?
・・・こいつ
ちっぽけなプライドって言われた意味がまるでわかってないんだろうな
おまえはここで邪魔者なんだって事くらいわかれよ・・・空気よめ
817 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 00:46:31 ID:rA8vrlRP
818 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 00:49:29 ID:BUqU2VkG
案の上映画芸術で評判が悪い
舌出せよ
820 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 01:58:50 ID:33f8X3/d
>>818 しょうがないよ、荒井晴彦編集長が嫌ってるんだから
821 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 02:06:58 ID:rA8vrlRP
おい,くそがき出てこいよ。からかってやっからよ
/!/{ / ヾ--r
_ /  ̄805 <_
_>`´ ___<_
> r‐'" ̄ ̄ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
/ , | `ヽ/ ´`ヽ _ 三,:三ー二
 ̄/ | ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄
/ /⌒ヽ,| ミ } ...| /!
レ l d _}`ー‐し'ゝL _
| ヽ、_, _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------
|/| \ ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
ヽ/l/|` ー------r‐'"  ̄ ̄
|└-- 、_//
822 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 03:24:44 ID:6yQ0/NJg
今みた。
人間関係や兄弟間の心情とか、あるあるって感じで面白かった。
でも後味が何かスッキリしない。
猛の弱さや葛藤も分かるが、8mmみて泣くシーンでも泣けなかった。
事件の真相が隠されてるためかと思ったが、
主題が弱いのでは?とも思った。
人間については考えさせられるが、
自分なりの真相をあれこれ想像してみても、
どのパターンでも物語的に救いが無いというか・・・。
観たあとモヤモヤする不思議な映画だった。
全く関係ないけど、是枝・西川のせいで、ユニオン(や有名制作会社)の新卒には
「是枝みたいになりたい」「西川みたいになりたい」「正採用されなくても映画などの現場
に使ってもらえるかも」とかいう勘違いした輩がここ数年増えて困っているらすい。
いや・・・オチはないが罪作りだなあ・・・。
西川監督って人気あるんだなあ。
確かにその辺のハリウッド映画より面白かった。
泣きはしなかったが(というか映画見て泣いたことはないので)
いい映画だとは思った。
今見た。
うーん、わからん、
と思い、このスレに来た。
人それぞれの解釈なんだ、と思い、ちょっと安心。
悶々としたまま、休日をすごさなくてよかったよ。
で、まぁ、おれは、兄貴はやっぱり突き落としていると思うけどな。
私なんて
香川の顔とか後ろ姿思い出すだけで涙出てくる
なんか前の書き込みで
過去になんかあった人ほど泣ける映画なのかもとあったが
自分もそれには同意です
828 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 17:57:24 ID:JFuTUezg
今見終わったけど、まあ、その
あんま面白くなかったな。
普段さわやかな兄貴がなんで橋の上であんなに
キモイ変質者に豹変してんだよw
いくら吊り橋が怖いからっておかしいだろ
829 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 18:06:31 ID:64iLo/nk
>>826 で、まぁ、おれは、兄貴はやっぱり突き落としていると思うけどな。
事故直後に、香川の腕に長い傷があったけど、
あれって、真木を助けようとして腕を掴んでいるときにできた傷なんじゃないの?
それを示すために、事故直後に傷を見せ、最後の回想場面でそのことに合致する光景を流したと思うけど。
>>823 それにしても、西川は「黒い家」の助監によく入り込めたね。
表に出てくる一握りの人ってのは、こういう具合に最初からコネも運も持ち合わせて
るんだろうな・・。
ちなみに間宮兄弟のブログで森田が西川についてちょこっとふれてる。
>>810 >最近の惨状を知ってて書いているのか。
「興行収入」と、「映画としての出来の良さ」「レベルの高さ」は別ですよ。
こんな日本みたいなレベルの国だけで客入りが悪かったからって「惨状」と言うのは違うでしょ。
2006年・邦画興行収入ベスト10
1、ゲド 4、日本沈没 7、ポケモン 10、コナン
2、海猿 5、デスノート後編 8、ドラえもん
3、有頂天ホテル 6、男たちの大和 9、涙そうそう
更に言うと「ゆれる」好きな人って「映画評論家が絶賛してるから」って理由で
自分も褒めてる人が多いみたいだけど、それもどうかと・・・。
だって褒められてるのってしょせんは狭い邦画村内だけでしょ?
韓国に限らずいろいろ洋画観ればレベルの違いは歴然としてると思うんだけどね。
>>830 間宮ブログみたが、森田と西川って仲よさそうだな。
エッチな写真ってのが気になった(゚∀゚)
834 :
名無シネマ@上映中:2007/03/21(水) 20:52:39 ID:5CCQ9ORb
>>832 まぁ、そう言うなよ。
日本市場と言えば、ハリウッド俳優も営業に来るほどの規模なんだぜ。
・・・
もう、10行ほどムリして擁護論を書こうと思ったが、続かなかったw
>>832 またそれ〜?
「評論家が褒めてるから好評価してるだけ」
「洋画の方が上」
>>832 >「映画評論家が絶賛してるから」って理由で 自分も褒めてる人が多い
どのレスだか具体的に教えていただけると、ありがたいのですが。
>褒められてるのってしょせんは狭い邦画村内
外国が評価するのがいい映画なんでしょうか。
>レベルの違いは歴然
これも具体的に「レベルの違う映画」を挙げていただけると、ありがたいのですが。
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| |
>>832J
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
大漁
最後の兄貴のスッキリした顔が全てを物語ってると・・・
841 :
名無シネマ@上映中:2007/03/22(木) 02:23:41 ID:7jk2Cdrs
おれは最後まで香川が不気味でしょうがなかった。とつぜん狂気に走りそうで
>>829 事故直後の橋の上での 兄の腕についている傷が、 彼女を助けようとしてついた
ひっかき傷には ちょっと見えないところが問題なんだろうな。
DVD買って確認したが、どうしても 古い傷あとに見えてしまう・・・
今ついたばかりの新しい傷〜赤いミミズ腫れだと 解釈した人多いが 普通に
見てれば 昔の傷のケロイド痕に見えるだろ? その辺が混乱の元なわけよ。
843 :
名無シネマ@上映中:2007/03/22(木) 08:52:33 ID:fcWLPz47
>>822 これ泣く映画じゃないだろ。俺も全くうるうるこなかったけど良かった。
ただ香川がちょっときもかったな。偽善者っぽくて・・真面目で正直で純粋な兄貴にはどしても見えなかった。
猛と自分の性格がかぶるところが多々あって考えさせられた。
稔は偽善者でもあるんだから、しょうがないよ
845 :
名無シネマ@上映中:2007/03/22(木) 18:05:10 ID:gUPMLqS+
>>843 たしかに泣けないが考えさせられる映画。
グッときたけど泣けなかった。
でも上手く猛に共感できていれば、あそこは彼と一緒に泣けるシーンだと思った。
あのシーンやラストで泣ければ観たあともう少しスッキリできたような。
そういう意味で、監督が主題とした猛・稔の心描写が弱いのではないかなと。
事件の真相が丸投げで観客の視点までゆれるから難しいけど、
泣けるレベルに仕上がっていればもっと良かったのになあ。
泣く泣けないは個人の感じか方次第じゃ…
別にどっちでもいいだろ
真相とか事実関係をはっきり描かないと
理解出来なくてモヤモヤするって人は、
一体あの映画にどんな結末を望んでいるのか
カンが鈍いヤツはこういうの好かないのかもな
泣ける泣けないは個人の感じ方だが、
自分の感想としてこの映画の主題なら、
大方の人が泣けるくらいの作品に出来たんではないかと言ってるんだが。
事件の真相をハッキリすれば良いなんて一言も言ってないし。
監督があえて真相を描かないって演出の上で、
もうちょっと猛に共感できるつくり方をして欲しかった。
個人の感想として共感しきれなかったってこと。
なんか春だなあ。
客を泣かそうとしなかったこと、
登場人物/客を共感させることを狙わなかったこと。
それがこの映画の魅力だと思いましたが。
849 :
名無シネマ@上映中:2007/03/22(木) 23:50:26 ID:gUPMLqS+
人それぞれ
4月になるまで耐えましょう
>>847 >大方の人が泣けるくらいの作品に出来たんではないか
おまえさんは、ALWAYSでもみながら勝手に泣いてろ
851 :
さじ投げた2:2007/03/22(木) 23:56:16 ID:gUPMLqS+
だめだこりゃ
852 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 00:06:28 ID:7jk2Cdrs
泣ける泣けないは個人の感じ方・・・w
上げたり下げたり
何がしたいんだろう
この映画観てる奴って神経質で細かいことにうるさいのが多くねえか?
盛り上がってんなw
ガキんちょ大集合か?www
856 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 06:58:41 ID:qPBl3ql4
ID:wiY5T/jN = ID:rA8vrlRP ?
857 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 09:23:55 ID:KsF97bCy
蛇イチゴが公開された後に西川は「次はバスガイドの話を撮る」と言ってたけど、「ゆれる」だったからなぁ。
てことは次はバスガイドの話か。はよー撮ってくれー
858 :
857:2007/03/23(金) 09:27:53 ID:KsF97bCy
いま蛇イチゴのDVDに付いてる「御蛇苺」読み直したらバスガイドの企画は先送りになって「兄弟の法廷もの」になったと
書かれていた。バスガイドの話実現するのかね。もし実現したら、西川初の家族ものじゃない映画が観れるのだろうか
バスガイドの話をこつこつ練り上げてたけど、イマイチ行き詰まったのと
その時に例の夢を猛視点で見たので、
それまでの企画を白紙撤回して仕切り直したと読んだけど?
860 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 17:25:17 ID:jF/Ume75
西川監督すごいわ
よくこういう脚本書けたなと関心したわ
日本の映画で久々に映画館で見ればよかったと思った
861 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 20:02:15 ID:Eky0ULhl
来月、池袋に観に行きます
とても楽しみ
西川はネ申
絶賛できねーヤシはクソだよなw
>>850 いや〜「ALWAYS」と「ゆれる」って客層かぶってると思うよ
わかりやすさといい体裁の良さといい奥行きの深さ具合といい似てるもん
両方とも年寄りから子供まで「楽しめる」とは言わないが「理解できる」簡単な映画だろ
あんな糞映画といっしょにすんじゃねーよタコ
>>863 それ本気で言ってんの?
あ、また釣りか
春休み早く終われ
そいつはいつものアンチ「信者」クンだから
残念なことに春休みは関係ないと思われる
いつものようにレスもまともに返ってこないでしょう
まともなヤツは去ったほうがいーよ
春厨、信者、アンチ信者のアフォな争いおもしれぇww
869 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 22:38:44 ID:KsF97bCy
釣りじゃなく、どう考えてもALWAYSとゆれるは客層かぶんないだろ。
870 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 23:40:32 ID:Eky0ULhl
>>869 俺は
>>863じゃないけど
「ゆれる」見に行こうと思うし、ALWAYSには素直に泣いた
こういうのどうなんだろ
それにしても
釣りの意味すら理解できていない奴とかゲンナリだなあ
868のいうとおり、しばらく放っといたほうがいいなコレは
>>869 いや〜かぶってるって 映画のタイプは違ってもレベルが同等だから
内容なんてどうでも良くてただ泣きたいだけの人が観るのがALWAYS
内容なんてどうでも良くてただ雰囲気に酔いたいだけの人が観るのがゆれる
どっちも邦画という低レベルな村社会から一歩も出ようとしてない保守的でわかりやすく簡単な映画
その村内でウケればいいと思って宣伝してるだけ 上を目指そうとしていないだろ
873 :
名無シネマ@上映中:2007/03/23(金) 23:57:45 ID:PD2bSjhn
この映画主役以外がひどすぎる。特に蟹江とキム兄が出てるシーンはむず痒くなる。
漏れ的には端々集中力を削がれる残念な映画だった。
確かに
芸人が出てくるとテンション下がるわ
876 :
名無シネマ@上映中:2007/03/24(土) 03:02:00 ID:S6JODSrt
キムにいと蟹江のときだけ
映画がテレビになるんだよなw
>>872 3行目は同意
ゆれるは監督が発展途上な感がした
いろいろ試した結果ビミョーみたいな
君たち難しいなw
簡単、違う意見をバカにすれば荒れるだけ
>>876 うまいこと言うね。
ノベライズを読むと蟹江はオダギリに自分に似た匂いを感じ、
シンパシーを感じている。
しかし映画では、そのシンパシーを感じることができなかった。
>>876 キムにいって誰?と思ったらあの検察官か。
この人って俳優じゃなくてお笑いの人なのね。
なんで起用したんだろう。
882 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 00:25:10 ID:qAuVbgwb
おまえらみたいなのが食いつきやすいようにだろ?
883 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 00:38:09 ID:D4/lnq7F
泣き系の映画だったかな?
全く泣かなかったけど、でも良かった
兄弟2人のW主演っぽい映画で、観客は上から目線の映画なんだと
途中まで勘違いして見てたけど、完全に弟目線のみの話だったんだね
弟以外の人間が考えてる事も、真実も判らない
弟の頭で感じた事しか観客にも見えないという話だった
でも自分が生きてる現実もそうだし、けっこう厳しい話だわ
ここ数日馬鹿が集まってきて笑えるわ
厨具合が文章から伺えるw
2回に分けて言わはったよ、この人
887 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 02:43:41 ID:qAuVbgwb
>>883 残念ながらあんたの「映画を見る力」がないだけなんだわ、それ。
残酷な言い方だけど。
何様だこいつw
889 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 03:08:01 ID:qAuVbgwb
そういうおまえは何者だ?
「映画を見る力」は誰が決めてんだよw
892 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 12:39:20 ID:+Bsi30Vv
この監督 わりとかわいい顔してるな なんか現場では地味に見えるけど
female で短編撮ってるけど なんか女性監督らしい作品で いい感じだった
自由奔放な弟に対して「色んなこと我慢してる自分」をアピールする兄の態度とか
濯物畳みながら「風呂は?」とかカマかけて聞いてるシーンとか
打算じゃなく感情だけで人生棒に振っちゃう裁判シーンとか
これ全部男のする行動じゃないよな
本当は姉妹の話だったのを性別変えてるよな
>>893 ネチネチしょうもない事を言い出して、
俺頑張ってるみたいな事を言い出す奴ってどこでもいるじゃん
わけわかんない理由で会社来なくなる奴もいるし
そういうケースも
男より圧倒的に女の方が多いけどな
都会の女には、ピンと来ないだろかな?
↑どゆこと?意味がピンとこない
上のほうで「カンが鈍い」とかいってた奴か?
スルースルー
もともと監督が見た夢が元ネタ
女性が夢の中で自分が男なんて夢みない
もともと女性の話でもおかしくない
900
901 :
名無シネマ@上映中:2007/03/25(日) 20:49:00 ID:7ACD/bxp
高崎行った人いないの?
女心を描くのが巧い男性監督・脚本家はヤマほどいる。
監督・脚本家の性別にこだわる必要はないと思うが。
>>893 稔は別にアピールする態度は取ってないだろ
それから、裁判の時は一度自暴自棄になって
猛に唾吐いたりしたが
持ち直して打算的に無罪を取りにいってたじゃん
家族やみんなのためにももう一度戻る決心をしてたよ
最後に猛とのやり取りとその後の証言で諦めたんだよ
踏ん切りつけたというか捨てる決心をした
稔をオダギリ。
猛を香川。
でリメイクしたら全然印象が違うだろうな。
松本人志の放送室っていうラジオ番組で
放送作家の高須光聖がこの映画絶賛してたよ。
今度の凱旋上映を母と見に行こうかと検討しているのですが
オダギリジョーのSEXシーンがあると聞いたのですが、
どの程度のものなんでしょうか?
時間が短ければいいのですが。
>>906 何の問題もないレベル
すべてをトータルしても一分間もないしね
いいこと思いついた
稔を信じた猛が、兄を助けるために刑務所に入って
いっしょに脱獄する話に変えたら売れそうじゃね?
猛が稔をはじめから信じてたら、落としたという証言をしないから
有罪にはならず、そもそも服役しないよ
>>910 普通「それなんてプリズンブレイク?」だろwwwwwwwww
乳首はみえないからOK
あー姉と弟の話のが面白かったな。
要介護の父の押し付け合いで、田舎に押し込まれた姉と身勝手な弟のドロドロの骨肉の争い。
稔はなんかカマ臭いし。
>>881 蟹江と木村の起用は、大失敗だったかと。
香川の演技力に圧倒された
あと襟足にも
俺、普通に蟹江と木村、良いと思ったけど
稔が「本当はつり橋なんて怖くない」って言ってたけど、
結局は怖いの?怖くないの?
>>918 やっぱり怖いんじゃないかな
8mmのとこでも弟の猛の腕につかまって
怖そうにしてるし
でも、その子供の時の稔は
智恵子との場面ほどは怯えているように見えないけど
そりゃ、子役と香川の演技力の差でしょ
子供の時はキモくないしw
8mmの髭ダンスが嘘くさかった
レスありがとう。
やっぱりつり橋は怖いのかー。
でもそんな巧妙な嘘をついたり、猛を怒らせた理由がわからん。
猛を味方につけておいた方が刑が軽くなったんじゃないのかな。
猛の性格を見抜いての反発じゃない?
兄すら信用せず、周りを都合よくあしらい
「俺が兄ちゃんを助てやる」と独りよがりな発言等々。
稔の境遇を考えればブチギレても不思議じゃない。
でもカマっぽい行動だな
つまらなかった
このスレざっとみたけど
>>555に同意。
そしてそこらへんをオニギリが拍車をかけてる。
オニギリ前好きだったけど嫌いだとつくづく思った。
ストーリーもかっこつけすぎ
>>925 別に安置でもないんだ。
見た後の感想だったけど、朝起きてみたら言いすぎだなと思った。
つまらんの一言でヨカッタと反省してる。
釣りならもう少しうまくやれよ。
つまらないのは個人の感想だからいいんだけどさ
>>555の方がさっぱりわからん
よくわからない作品でもないし
作品の方向性も難解に作ろうとしてるわけではないと思うが?
わかる映画、わからない映画で言えば
癌で恋人が死ぬ映画の方がよっぽどわからない
なぜ癌が登場人物を蝕むのか。
>>924 >555は物の分かった風でいて、実は具体的なこと一つも
いってないでしょ?
ありがちな大口レス。
>>928 お前は馬鹿か? いや、馬鹿だな。
良い釣りはスレを活性化させるものだ。
だが、残念ながら、これはそうではなかった。
ネタがなくなったので、もうどうでもいいか。
仕事しろよ。
近頃はすぐに荒れて困る
いいこと思いついた
香川の後頭部ずっと映しとけば
みんな絶賛するんじゃね?
正直この映画は香川の演技でもってる様なものだよな
ちょっと批判されただけですぐ火病るゆれる信者('A`)
普通に面白いのにねー
938 :
名無シネマ@上映中:2007/03/29(木) 03:53:09 ID:1CoXgjMF
ちょwwおれおだぎりだから
939 :
名無シネマ@上映中:2007/03/29(木) 04:07:16 ID:1CoXgjMF
プライド振りかざすって何を振りかざしたの?
怒ってんのはどっちだよ
まさか、あのデート計画を披露したことがが自慢と思ったのか?
すごいなあ、、、ほんとにリアル稔って感じがしてきたw
そんなんで、プライド振りかざしてるとか思うなよ
ただ浮き足だってただけ。かわいいじゃん。
内容についてああでもないこうでもないって話せる映画っていいよな
猛がイス投げたとき、カメラも避けようとしとるよね。
なんか今になってDVD欲しくなって来た
やっぱ買おうかな
何回も観たい映画じゃないって思ってた筈なのに
毎日思い出すし、毎日ここ見てしまうし
映画観て暫くたつけどなんか気になってしまう
頭から消えない
販売営業乙
ちがうのに
橋で警察呼ぼうって言ってるときに腕に傷あったね