【失敗してもいいや】ゲド戦記 第48章【鈴木の責任だし】

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3名無シネマ@上映中
あたし、宮崎ゴロー39歳。
父親は、有名アニメ監督の宮崎駿。
いつまでも、ずっとジブリ美術館館長のままだと思ってた。
あたしが、その不思議な誘いを受けるまでは――

ゴロー「ゲド…戦記?」
鈴木「そう、ゲド戦記。ハヤオって歳だしやる気ないでしょう?
    でもゴローにはそれができる」
ゴロー「監督を…するってこと?」
鈴木「そんなに驚かなくてもいいのよ。
   ゲド戦記ってそんなに難しいものじゃないから」
ゴロー「ええーっ! ないないないない、
     実績皆無でいきなり世界的作品アニメ化なんて
     そんなの絶対フツーじゃないよ!」

 ひと夏の素敵に無謀な物語
 
 他人の鈴木にはいいなりで――
 自分の親には不満たらたら(でもスネはかじる)
 そんな素人監督が「ゲド戦記」を作ったら。
 
 39歳、戻ることのできない夏。

ゴロー「やらなきゃよかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」