【西川美和】 ゆれる 【オダギリジョー 香川照之 西川美和】
原案・脚本・監督■西川美和(長編第2作)
製作■川白和実、重延浩、八木ヶ谷昭次
企画■是枝裕和
音楽■カリフラワーズ
出演■早川猛・・・オダギリジョー
早川稔・・・香川照之
川端智恵子・・・真木よう子
早川勇・・・伊武雅刀
早川修・・・蟹江敬三
岡島洋平・・・新井浩文
丸尾明人検察官・・・木村祐一
船木警部補・・・ピエール瀧
裁判官・・・田口トモロヲ
公式HP
ttp://www.yureru.com/
兄と僕は、どこかでつながっているんだと、思っていました。これまでは……。
東京で写真家として成功している猛(オダギリジョー)は、忙しくも自由気ままな生活をしている。
一方、地方に残り実家のガソリンスタンドを継いだ兄の稔(香川照之)は幼い頃から温和で誠実な人柄だが、
いまだに独身で父親(伊武雅刀)と2人で暮らして。
母の一周忌で久しぶりに帰郷した猛は、稔と、ふたり幼なじみの智恵子(真木よう子)と3人で近くの渓谷に行った。
兄弟が幼かった頃、両親がよく連れてきてくれた場所だが猛はそのことを憶えていない。
懐かしい場所ではしゃぐ稔。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。
だが、渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓谷へ、智恵子が落下してしまう。
その時そばにいたのは、稔ひとりだった。
兄をかばうため猛が奔走する中、稔る裁判が始められる。
事故だったのか、事件なのか。猛の前で、稔は次第にこれまでとは違う一面を見せる。
兄は本当に自分がずっと思っていた人間なのだろうか。
当たり前と思い疑いもしなかった事柄の裏面が見え隠れ氏、裁判が進むにつれて猛の心はゆれていく。
やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった…。
兄弟と呼ばれるその絆はどこまでが確かで、そして脆いものなのか。
一度離れてしまったふたりは歳月を越えて再び出会えるのだろうか。
記憶はいかに人をだますものか。人と人が繋がることには、どんな可能性があるのか。
7年後、喪失の中で猛は再び「真実」について大きくゆれることになる。
じっくりと語ってきましょう
6 :
名無シネマ@上映中:2006/08/09(水) 03:48:17 ID:IIqMG9f7
西川美和が二つwww
スレタイおかしいけど本スレなんだろ1乙
なんか西川美和も出演してるみたいだwww
シークレットでちらっと出演すればいいのにね。それなりに美人の部類なんだからさ。
10 :
名無シネマ@上映中:2006/08/09(水) 10:10:13 ID:VxeHNR5b
いけ!!
西川が二人w
見にくいし、美和2つあるし削除して書き直し希望。
乙です
トマトの切り口って何だったの?
前スレで褒めてる人が居たけどよく分からなかったから解説希望
>>14 食べられる予定だったはずのトマトへの放置プレー
新井浩文がよかったなぁ。
役者陣がいいんで悪くないんだけどちと監督力不足・・・
あのラストはこの監督には10年早い
まずもっと丁寧に映画撮ること覚えてからでないと無理がありますな。
18 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 01:00:13 ID:4J9E2U+R
よかった。秀作。
小説すげーいいな
もっと丁寧にということは、今回は演出も脚本も手抜きだと?
わざとスカスカにしたんじゃなくて?
21 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 05:15:02 ID:pjpmKXcy
西川は自分には演出できないって雑誌で言ってたから、役者と周りのスタッフがすごいんだろ。
22 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 07:37:52 ID:ljYNK5ah
>>20 ディティールへのこだわりは見受けられるが
いかんせん詰めが甘くて盲点が多く結局薄っぺらなことに
本人は一所懸命なんだろうが経験不足か才能不足だな。
経験不足なら今後に期待が持てるが
もし才能不足ならどうしようもないだろうね。
浮いちゃってるディテールがけっこうあったね。
言わんとしていることは伝わるが、
全体的な流れの中で見ると陳腐に見えてしまう。
>>23 人間関係が希薄な現代ならでは感性の持ち主であり、
それが同じ感性をもった人たちに受けている理由かもしれない。
27 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 20:40:22 ID:xi3EpEKn
>>25 人物像が紋切り型なのと
話がご都合主義なとこは
ほんと、ラノベっぽいとオモタ。
ライトな感覚がポップなんじゃないのか?
29 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 22:08:39 ID:CCyAWGIL
>>25、27
これらを改善するには、上映時間が長くなると思う。
裁判の描写を詳しくなどで時間さかれて。
でも、テンポが悪くなると思う。今の上映時間がBEST!
30 :
名無シネマ@上映中:2006/08/10(木) 22:09:01 ID:CTtCR56/
西川監督が脚本改訂中に削除して、香川が元に戻させたセリフってどれ?
主演の二人は演技良かったねえ。
特に香川さん。以前から上手いと思っていましたが、磨きが掛かっていた。
真木ようこはミスキャストのような・・・・・
一人だけ他の出演者に比べて演技力が不足しているから浮いていました。
あと検察の木村は違和感ありまくりなんだけど・・・・・
なんか締まりがないですよね。
お笑い畑の人がああいう役やるのは。
あの検察の台詞もなんだ?アレは?
中盤までは抜群に面白かったんだけど、中だるみ激しく長く感じました。
なんか勿体なあ。
イイ線いっていると思うんだけどなあ。
34 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 07:41:53 ID:Q6GqIX6d
「自分のことだけを考えて人を信じない、それが俺の知ってるお前だよ、タケル」
田舎への偏見を助長する映画
ごめん、私は田舎がないもんで
この映画見て、兄の屈折ぶりにマジでドン引きした。
友達は、リアル親戚のドロドロは
こんな綺麗ごとじゃすまないよ
って笑ってたが、充分怖かったよ〜(ToT)
38 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 20:02:39 ID:CldB8Jm6
都会生まれの香川さんには新鮮な状況だが
田舎生まれのもんには、序の口さ
実際この映画、賞賛してるのは都会生まれの都会育ちばかりだろ。
ガソリンスタンド経営の何が悪い?
父は頑固で、死んだ母親はその家と父のための犠牲になったみたいな
セリフが出てくると、それを間に受けて「かわいそう」なんて思っているやつ
いっぱいいそうだが、実際はどうだったかのかなど、何も描かれていないのに
本当におめでたいよ、単純すぎて。
>39
が可哀想です。
映画と現実の区別がついていません。
それだけ空疎な映画だってことだよ。
>>40 が、所詮絵空事を描いた映画だと、認めてしまいました。
田舎の自営業者で家族に当り散らしてるタイプで図星だったとかか?
だって少女漫画じゃんよ。これ。
かなり悪い意味で。
私は好きだがなあ。
45 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 22:29:57 ID:HyKfvM+O
役者の演技力やカットの奇抜な表現力を見せたいが為の映画になっちまってるな。
それらは本来、映画作品にとっては単なる道具立てであって主題とはなり得ない筈のもの。
枝葉の形にこだわり過ぎて幹の弱いちっちゃな盆栽、せいぜいあぁ器用だねくらいの感想しか残らなかった。
まるで時代遅れの私小説みたいな狭い世界に閉じこもってないで、同じ絵空事でもいいから次回はもっと骨のあるシナリオで作品を撮ってもらいたい。
法事でのイブとオダジョの口喧嘩のシーン、あそこは良かった。面白かった。
46 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 22:34:43 ID:49Y3YUUq
ガソリンスタンド経営が悪い なんて描かれてないと思うが・・・
兄には潜在的に弟に対する嫉妬もあった
愚痴はこぼしてはいたが、あれは本音といえばそうだ。
脱却したい、という気持ちもある。
ガソリンスタンドを馬鹿にはしていないが、これはきっつぃね。
やっぱりリアルだよ、これは。
だって普通なら口には出来ないからね。
お前は自分の職業に誇りを持ってないのか?てなことになる。
昔からよくあるパターンでいえばちょうど、農業と田舎、みたいなもんだ。
だからといって、農業と田舎を馬鹿にしているわけじゃない、断じて。
47 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 22:40:27 ID:49Y3YUUq
つうか、これは兄弟の心のゆれが主題だから
枝葉の描写がどうのこうの、というのはさほど問題ではない。
時間に限りもあることだしね。
まあ、描け照ればそれに越したことはないけれどもね。
兄弟についての描写が不足、きれいごとと仰るなら
それは問題だろう。
ただ、絵空事とは言い切れないところがある。
それは、さまざまなことは潜在的にひたかくしにしながら
生きているのが人間だからだ。
普段表に出ていない部分を掘り下げているわけであって
それは絵空事とはいわない。
絵空事とは、表にも奥にもどこにも存在し得ないもののことだ。
本作はそれには当てはまらないと思う。
48 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 22:48:04 ID:42Mos3d4
>>46 おまいさん、日本語おかしいよ。
普通なら口に出せない本音を言わせてるなら
現実ではありえないんだからリアルじゃない。
それをいうなら「兄の心情の隠された部分をリアルに暴露している」
とでも書けばいい。
それから「農業と田舎」、なんて明るい農村みたいな話
映画に出てきたか?昔からよくあるパターン?
田舎で農業を営んでいない者の矛盾と鬱屈は描かれているかも知れないが
この作品ではそれは兄弟の問題に収斂されてしまっているように見えるが。
なんでこんな事突っ込んでるかというと、
この監督にもまさにおまいさんと同じ
アバウトさと中途半端さを感じるからなんだよ。
これが普通のアイドル映画なら、腹も立たないんだけどね。
意欲は買うけど、駄作に落としているのは脚本監督の甘さ。その一言に尽きる。
大河ドラマが恋愛やホームドラマメインになっていったように、非常に個人的で家庭サイズで局所的な映画がウケる時代が膿んだ、象徴的な作品なのかもしれない。
一人遊びのゲームに付き合わされたような虚しさだよ。
54 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 23:13:23 ID:tYJQ3SAz
相変わらず、映画通に見えるような言葉を使って、駄作認定したがる人が必死だね。
評価高いのが気にくわないのか?
自分が面白くなかったらそれでいいんじゃないかと思うんだけど。
面白いと思わなかった自分が多数派とか、自分は映画を知ってるとか、
そんな主張が感じられて辟易。
人によって見える現実が違うということをこの映画は面白く見せてるけど、
人によって映画の見え方も違うんだよね。
55 :
名無シネマ@上映中:2006/08/11(金) 23:14:29 ID:tYJQ3SAz
>>52 それがわからなかったからつまんなかったんじゃないの?
>>47 >枝葉の描写がどうのこうの、というのはさほど問題ではない。
時間に限りもあることだしね。
まあ、描け照ればそれに越したことはないけれどもね
だからそれが描けていないものを「駄作」というんだよ。
駄作でも映画館にかけてもらえればそれに越した事はないけれどねw
>>54 しょうがないよ
>>46や
>>47みたいなお馬鹿な書き込みがあったら
釣りとわかっていても反論したくなるでしょ。
支離滅裂なな擁護は自爆するだけ。
「どうせわかる人にだけわかればいいの」厨か?
夏休みだしなw
ID:tYJQ3SAz
あと30分すればIDが変わって別人になれるぞw
待ってるからな
面白くないとか、糞とか、面白いとかいってる奴アホじゃね?とかゆってないよw
>>47は
>>45の
>枝葉の形にこだわり過ぎて幹の弱いちっちゃな盆栽、せいぜいあぁ器用だねくらいの感想しか残らなかった。
に対してのレスじゃないの?
自分は
>>47に同感。
>カットの奇抜な表現
というのけど、台詞やナレーションで簡単に説明するのではなく、じっと人間を見つめるという
正攻法の映画だと思う。
枝葉にとらわれてるのは、
>>45の方に思える。
強調されたカットだけじゃなくて、台詞のやりとりや表情から人物の心の揺れや、
気が付いていない本音を感じて、人ごととは思えない共感や怖さを感じるスリルが面白かった。
わからないからって威張ることもないよ
で、オダギリに酒注いでるのが監督?
この映画を「駄作」扱いする輩は釣りだね
駄作認定の釣りに好材料が多い映画なのはry
駄作というほど酷くはないが、傑作にはほど遠い
というあたり
66 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 00:22:11 ID:i2PZG1CW
都会と田舎、の描写が良いだとか、悪いだとか。
でも、キモイ、どんくさいと思われてるヘルシア緑茶が、
父母が芸能界バリバリで血統の良い、歌舞伎役者のDNA流れてる都会っこ。
んで、洗練されてるという一般的な評価のオニギリが、
平民の父母の間に生まれて、女手で育てられた岡山出身の田舎者。
っていうのも面白いよね!
そんなにもめる映画ではないと思うけど、前スレから荒れるよね。
これを「絵空事」と思う人生を送りたいけど。
一番よく分からないのは、たびたび出てくる枝葉とはディテールて具体的には何?
〉〉45の役者の演技やカットを枝葉と切り捨てているけど、
それなしで映画の主題って伝えられるの?
あとディテールって普通は細部の描写のことで、
地方の裁判所とか、田舎の一人暮らしの女の部屋とかと思うけどそんなに浮いてた?
過剰なディテールとか枝葉の重視は
『嫌われ松子の一生』やクドカンのテレビドラマに当てはまる言葉であって
この映画から一番遠い言葉だと思うけどな。
カット割から映像で語らせる演出や、語り口も含めてオーソドックス過ぎるほどで
そこが評価される点でもあり、
むしろ、前スレでも出ていた通り、もう少し過剰になることが期待されていると思うけど。
>>63 釣りっていうより、ただ威張りたいだけなんじゃ。
前スレでもあったけど、本当の映画通は映画には色んな見方をする人がいるって
いう事を認識してる人達。
多分、自分ではかなり知的な自信満々のレスしたって思ってるかもしれないけど、
酔っ払いおじさんのクダ巻きにしか感じられないヨ。
せいぜい
>>57みたいな下品な奴しか寄ってこない。夏休みだし。
マジレスすると、本当の映画通はこんなはきだめにきません。
変に小難しい語彙を使いたがる人はお子ちゃまだな
大人は他の人が読みやすいように心がけて文章書いて何度も見直して
【書き込む】をクリックする
わかる者にだけわかればいいっていう風なのイクナイ
丁寧にわかりやすく自分の言葉で良いと思ったポイントを書けば
それを見て共感する人も現れるさ。違う意見の人もそりゃあいるだろうけどね
>>70は
何でこのスレにいるの?
自称映画通が丁寧に書ける訳ないじゃん。
男なら絶対DVやるような感じでやだ。
少しでも自分と意見が合わなかったら、すっごく罵倒しそう。しかもすっごくネチネチと。
>>71 例えばどのスレに対して言ってるの?
なんかすごい低レベルの貶しあいのスレを見ていると
この映画の兄と弟のすれ違いそっくりで
面白いねw
>>71 何でって・・・この映画見たからさ
批判するにしろ賞賛するにしろ、他人が読むことを意識して書くのは当たり前だと思うのだが
俺と全く同じ意見の人なんているわけないだろ?変なこと言う奴だなw
俺は自分と違う所で賞賛した意見見たら「ああそういう考え方もあるか」と思う性質なわけだ
逆にみんながみんな同じ所を褒めるような映画の評論なんて見てもつまらんぞ
なんでそんなに本気なのかわからないが餅つけ。
煽りがいがあるからこそ、スレにいるんだから。
わざと釣られてやったんならわかるが。
>33
私も最初は真木ようこってどうよ?って見てたけど、
吊り橋で兄ちゃんに本音を言うところ、
生理的にイヤだってかんじがよく出てた。
普段はおとなしくて自己主張しない女、
でも美人という自負はあり、もっと違う人生があるはずなのに
という苛立ちや家族に恵まれない孤独も伝わってきた。
少ない出番でがんばってたと思う。
あの顔立ちのせいかもしれないけど。
77 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 05:54:19 ID:1RSUZ602
なんてことない低レベルの貶しあい
78 :
45:2006/08/12(土) 07:21:17 ID:ZpoIc9+J
俺の言いたかったことを別の書き方でもう一度。
「ゆれる」は50何年か前に撮られた「羅生門」にくらべてなにか進歩はありますかと。
俺が言ってる枝葉の形(役者の演技力、カットの描写力)なんてのは映画としてあって当然なもので、
それらをもってして主題として伝えたい何があるのかと。
強姦殺人事件とか吊り橋落下事故という絵空事(映画作成のための)を利用して観客に何を提示してくれる?
「羅生門」は人間のエゴの奥深さ垣間見せた気がするが、「ゆれる」は文字通り人間の心のブレを見せてくれたに過ぎん。
そんなもんは今さら見せてもらわんでも、しょっちゅう見てるよ自分の心の中で。あゆじゃないんだから。
俺が幹が弱いと言ったのはそういうこと。単なるテクニックお披露目ショーじゃまだまだ。
落下事故を目撃した猛が息せき切って現場にたどり着いて、しかし何食わぬ顔で稔に声をかけるシーン、あれは良かった。上手い。
>>67 中島とクドカンの作品は似て非なるものだよ、まったく。
映画が貶しあいメインだしな
田舎なんかより都会
兄ちゃんより弟
ガソリンスタンドよりフォトグラファー
荒れるのは
>>54 や
>>68みたいに
映画ではなく、書き込んでる人に興味があるヤツがヘバリついているから。
前スレでは、某俳優ヲタだとバラされていたね。そんなトコだと思う。
ヲタは映画について語る言葉を持たないから、書いた人を否定するほかないんだろ。
でも書き込んでる人が映画通かどうかなんて正直どうでもいいし
自分が好きな映画なら、貶されていても、ほんとにいいと思うならスルーすればいい。
他人の評価なんて関係ないし、ほめなきゃいけない義理はないはず。
ズレたほめ方で持ち上げてるつもりになったり、映画と関係ない書きこみして、
スレを荒らされるほうが迷惑だ。
前スレにもあったが、60年代など古い作品を持ち出す人は
要は「傑作」扱いが気に喰わないわけだ。
でも、ここで高評価してる人は自分で観た近年の作品のなかで比べてるんだからポイントがずれてるね
各種評論で評価が高いのも基本的に同じ観点でしょ。
監督としての技量がまだまだこなれてないなのは観りゃわかるが
それでも、オリジナルな脚本でこの出来は評価されて然るべきだと思うけど。
原作モノが目立つからね。
作品の出来はともかく、オリジナルでやったことは評価に値するよ。
もうオリジナルってだけで貴重だし。
83 :
45:2006/08/12(土) 10:41:47 ID:uS8EPu+K
>>81 まさにその通りで返す言葉もないわけだが。
「将来に期待を感じさせる優れた習作」くらいの評価ばかりなら、あえて物申したりもしないよ。
>>82 逆に言えば、この監督はオリジナルでしか映画を撮れないタイプだと思う。良くも悪くもね。
今回そのオリジナル脚本が取りこぼしばかりで
撮り方が安直なんだから
この監督自身の将来性についても
疑問視されるのがまず普通じゃまいか?
生暖かく見守るのも結構なんだが
ほめ殺しは感心しないよ。
>>81 つまりこの映画に高評価出している人は
そろいもそろって昨今の映画しか見ていない人ってことになるけど?
映画評論家は、シネカノンがこれに社運かけてるの知ってるから
同情票もあるんだよ。さすがに今号のキネ旬では切って捨てられてたが。
個人的に、この監督の目指すところ、その意欲は買いたいので
その目新しさに飛びつきぶら下がろうとしている
今のまわりの現状はかわいそうだし惜しいと思っている。
ほめ殺しとは言わないが、もっとじっくり育ててあげたい監督だったな。
西川監督の新しさって何ですか?
斬新とか、新しい視点とかあった?
何かのパイオニアなの?
女性監督が珍しいから?
>>84 今の日本では芥川賞みたく若くて女だってだけで話題になるからな。
それを狙って周囲も若いうちに監督やらせたんじゃないかね。
本当はもっともっと勉強期間が必要だったんだと思うよ。
あと数年、助監やって勉強すれば将来いい映画を撮るようになったのかもしれないが
ここでこの程度の映画撮って絶賛されたら、満足しちゃうだろうからもう駄目かもね。
文学賞も若い女性が取ると騒がれる。
それと同じ効果を映画でも期待したんじゃなかろうか?
でも、圧倒的に男性が多いスタッフを使いこなすには、
心労も人知れず多いと思う。
世界的にみてもまだまだ少ないでしょ? 女性監督。
今度は女性をメインにした映画を見てみたいよ。
評価はそれまで保留。
89 :
88:2006/08/12(土) 12:13:51 ID:+GiagFkU
90 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 12:17:47 ID:8VOVbLGb
既出だったら、すまん、だけど。
兄はなぜ弟の法廷での「誤発言」を受け入れたんだ?
91 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 12:22:09 ID:8VOVbLGb
>>86 今回は男のことを女性が描いてるっていうのもあるだろうね。
かもめ〜は、あれはなかなか男性には撮れなそうだな。
それは、兄にしかわからん 小説読んでもわからんかった
解釈としては、@ 兄は彼女を助けられなかった罪をつぐなおうとした
A あきらめ B 弟への復讐 他にある?
女性映画監督が極端に少ないことを考えると、女が男を描いたのは目新しいのは理解できる。
しかし女が男を描いた作品なんてメディアが違えばめちゃくちゃあるから、革新的というほどではない印象が残る。
95 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 12:39:13 ID:8VOVbLGb
>>92 ご親切にありがとう。
@Bの線ももちろんあるでしょうね。
もしかしたら、兄は一瞬でも殺意、があったのかも知れません。
それはつり橋の上ではないかもしれません。
兄が水あそびをしているシーン。
必要以上に無邪気に振舞っているようでしたね。
あれは「何か」自分の中に「顔をのぞかせてきそうな狂気」みたいなものを
必死に振り払おうとする姿に見えないこともないんですよね。
話の都合だよな。
ゲームのフラグみたいなもんで、あそこで誤発言を受け入れた展開を筋書きとして選んだだけとしか。
監督にとっての選択の理由は明確にあるだろうが、登場人物は決定的な選択の理由を明示していなかったと記憶している。
>>93 男のほうが描きやすいんだよ。
過去の映画も文学も、男を描いたもののほうが圧倒的に多いから、
お手本がいくらでもある。
しかし、女性はキャラクターが限られる。
そして、同性からみて魅力的とはいいがたいキャラが多い。
だからこそ、女性監督が女性を描くことの可能性は
まだまだ残されていて、そっちのほうが面白いと思うが、
女だから女の現実的なところばかりが見えすぎてしまって、
創造するなら男キャラのほうがたやすいというのもあるかも。
男の方が描き易いのはわかる。
しかしそれ以上に男を描きたいんだろうなと思う。
>>92 展開からいうと
弟が自ら真実に気付くのをただ待つという選択を選んだ
美和ちゃんの美貌が100点ゲット?
>>83 そりゃ言葉の使い方だと思うよ。
「(近年では)傑作」ってことなんだから。
>>85 だって基本的には昨今の作品の比較でしょ。
いつまでも60年代など古い作品と対比させて評論はしないよ。
命運かけてる割には、上映館が微妙な気がするが・・・
>>101 おいおい、これを「近年稀に見る傑作」なんて区切った言い方しちゃったら
みんな「金かえせ!」って暴動起こすぞw
そういうのは何となくボカしとけばいいんだよ。
あともう一つ、そのびみょーな映画館wのオーナーはどこかな〜?
なんでプリント「増やせない」のかな〜?
これは夏休みの宿題にしとこうかね。
単館から、口コミで全国へ、そして感動の嵐、ロングラン
を狙ったが失敗した。
と思う。
さすがに現段階で失敗、は早計だと思うが
独占公開が裏目にはなってる。欲かきすぎ。
> 稀に見る
こんなこといってないんけど・・・
レスアンカーつけて引用するなら正確にお願いします。
李鳳宇もすぐ叩かれて大変だな
独占してる割には有楽町ではやらなかったのは客層考えてかね
そもそも独占ってわけではないけどね
106 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 16:12:03 ID:k0xpVCmY
いやぁ、フツーに面白かったばい。
>>105 誰に対するレスなのかな〜
レスアンカーってどんな形してるか知ってる?w
>>105 久々にワロタwwwww
和んだよ。ありがd。
109 :
45,78:2006/08/12(土) 17:12:17 ID:ZpoIc9+J
>>105 揚げ足とるようですまんが、「傑作」という語はおのずと「稀に見る」という感覚を内包しとるんじゃないかね?
傑作の大安売りはいらんと思うぞw
あと、60年代に限らず名作と呼ばれているものとの比較を無視するわけにはいかんだろ。
現在、古典やスタンダードと評価されている作品は公開当時に、ある時代のそのラインを凌駕したからこそ、
数十年後いまだに傑作シリーズ1枚500円のDVDとして命脈を保っとるわけだ。
この作品にその力量は残念ながら、ない。
将来、西川が「傑作」をものしたときには重要な資料のひとつにはなると思うが、その程度だしょ。
>>107>>108 貴方達、ちゃんと真面目に映画そのものについて語るセンスは十分あるのに
なんでそう偽悪的にチャチャを入れちゃうの?
あ。ひょっとして照れ屋さんなんだw
110 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 17:32:05 ID:mJi2EOIf
>>109 傑作の認定になぜ必死になっているのかがわからない。
世間という人間の集合体が決めることだからです。
おまけにその定義もあいまい。
我々に語れるのは私たち一人一人にとって本作はどうだったか
ということだけ。
あなたが「世間的にも傑作と認定されている(と思われる)」
近年の作品はなんですか?
'2005〜06公開あたり挙げてみていただけませんか。
「稀」という言葉がどのくらいの意味を持つのかも
よくわからないし、あなたが具体例を挙げてくれれば
議論にも具体性が出てくると思うんですけどね。
俺は、この映画を封切り作として映画館で観る体験ができたことに満足です。
今年に入ってから月6本くらいのペースで映画館に足を運んできましたが、
「いやぁ良い映画だったなぁ…お腹いっぱいだ」と思える作品は少ないですからね。
>>107-108 意味がわからない、レスアンカーは>>
同一発言者の次レスだからアンカーつけなかったんだけどね。
さすが、揚げ足取りは上手いね。
「(近年では)傑作」とはいったが
「近年稀に見る傑作」といってないんで。
>>109 言いたいことはわかるよ。
「傑作」の大安売りについてはそれぞれ言い分もあるだろうさ。
良作とか秀作という言い方だったらよかったのかね。
けどね、評判というのは基本的には昨今の作品との比較だと思うよ。
古典や古い名作はスクリーン鑑賞が難しいしね。
113 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 17:41:36 ID:mJi2EOIf
>>111 それはおめでとう。
もう少しスクリーン数増やしてもらいたいけどね。
俺は往復3時間もかけてしまったよ。
ちょっとした旅行だわ、こりゃ。
往復三時間か・・・新幹線なら東京→名古屋だね 乙
貴方の中でそれに見合った映画と思えたなら良いのだが。
>>110 たぶん無いんじゃないの?近年で「傑作」と認められる作品は。
「傑作」という評価を物凄く大切にしてる人なんだと思うよ。
繰り返しになるけど各種評論で評価が高いのも
ここで高評価してる人も自分で観た近年の作品のなかで比べてるんだから
最初からポイントがずれてて平行線のような気がするね
116 :
110:2006/08/12(土) 18:24:59 ID:mJi2EOIf
117 :
110:2006/08/12(土) 18:30:10 ID:mJi2EOIf
>>114 自分の中では今年公開の邦画では
佐賀〜、かもめ〜、と並んで3本に入る。
これら全てが小規模公開なのがなんとも皮肉なところ。
都心に住んでるわけでもないから。
昔の日本映画とつい比べてしまう気持ちもわかります。
だってこれ、テーマとか雰囲気がちっとも今っぽくないもん。
これはこの映画への文句でもなんでもないが、
今ならむしろ職がなく都会に出ざるを得なかったフリーターの弟が
兄を羨む展開のほうがリアルじゃないか?
120 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 19:29:37 ID:k0xpVCmY
伊武のひげダンスが良かったな。
121 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 20:30:08 ID:mJi2EOIf
>>118 今じゃなく少し前の年代を描いているようだ。
7年後。。の場面ですらだいぶ前。
正確には忘れたけどね。
だから今風でなくてもいいのよ。
122 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 20:45:51 ID:Vr0onXSp
映画評論家は、シネカノンがこれに社運かけてるの知ってるから
同情票もあるんだよ。さすがに今号のキネ旬では切って捨てられてたが。
kwsk
>>121 ぷ。
それって詭弁だな。現代性を無視するならそれこそ「羅生門」でいいじゃん。
現代劇である必然性がどこにある?
別に昔の作品と直接比較しなかったとしても、
昔の名作を見て映画の素晴らしさを知っている人からしたら
こんな映画を絶賛してる人の感覚は理解できない、
というのは当然だと思う。
俺としては「佐賀」とか「三丁目」みたいな映画のがいいな。
これみたいに何か言いたいように見えて結局何も語ってない
という映画は一番ストレス溜まる。形式だけで中身スカスカ。
同じ映画料金だったら「パイレーツ」みた方が良かったな。
125 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 20:59:44 ID:mJi2EOIf
>>123 現代を無視しているなんて書いてないんだがな。
言葉を勝手に変えないでくれ。
あれもひとつの創り方だということだ。
今もあの兄弟が生きているとすれば
あのラストのシーンすら一通過点に過ぎないわけね。
ラストでバスに乗ったか乗らないか、それも感心事ではあるが
個人個人の想像の中に存在すればいいことだと思う。
その延長として現在の彼らは、ということまで想いをめぐらせることが
出来る。ラストを過去の時点で切ったが故にだ。
そういう意味では現在とつながっているとも言えるんだよ。
決して、丸投げではない。
想像するためのネタは作品中にある。
126 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 21:09:28 ID:mJi2EOIf
>>124 兄は弟に対してたまに暴言を吐いたよね
ときどき我慢できなくなっていたね。
そういうことは私たちにもありえるかも知れないよね。
だけど、それは起こってみてからでないと気づかないものだと思うんだよね。
結果としては知りえるけれども、前もって予測あるいは気づいておく
なんてことは難しいこと。
で、本作はそのあたりにも切り込んでいるんだけれども
私たちには、潜在的ではあれ日常的ではないから
これを観て何を感じない人やピンと来ない人が居ても
不思議ではないよ。
ただ、丸投げとは思わないけどね。
>>126 「私たちにもありえるかも知れない」=名作映画 てのは違うと思うが。
潜在的な人間心理をただ描くだけなら映画よりも小説読んだ方がずっといいでしょ。
小説のが掘り下げて描写することできるしさ。
映画ならではの良さを感じさせてくれないんなら映画見る必要ないよ。
想像の余地とか言っても、想像するほどのもんも語られてないと思う。この映画の場合。
128 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 21:33:04 ID:mJi2EOIf
>>127 >「私たちにもありえるかも知れない」=名作映画
なんて言ってない。
ただ、小説には出来なくて映画に出来るものを提示してくれてなければ・・・
ということには同意するが。
原作のほうがイマジネーションを喚起される度合いも大きいわけだし
その自由度も大きい。
だから原作のほうがいいとか映画がいまいちとかいっても
それは人それぞれなんだよな。
そのあたりの「喚起」のされ方は人それぞれだからさ。
一般論に逃げ込むようで申し訳ないが
決定付けそうとするほうがやはり無理なんだよ。
原作vs映画 議論はさ。
>映画評論家は、シネカノンがこれに社運かけてるの知ってるから
同情票もあるんだよ。さすがに今号のキネ旬では切って捨てられてたが。
どこで切って捨ててあった?
川本なんか褒めちぎってたし、
黒田も高評価だったぞ!
どこ読んでんだ?
過去の映画云々はそういうスレでやったらどうか?
正直ドウでもいい。
とりあえず、俺の誤解だったらゴメン。
前もって謝っておくwww
裁判中にオダギリが回想するシ−ンは妄想なんだよな?
だとしたらこの映画はフェアじゃないような気がするんだけど。
裁判中に何回か回想シ−ンがあるが、まるでオダギリが現実に見たような
描写していますよね。
アレは妄想か現実か曖昧な感じで描くのがフェアなんではないでしょうか?
ラストで回想シ−ンはオダギリの妄想と判明するわけですが、俺は「エッ!」
となりました。
べつに謎に主眼を置いている映画ではないのでこんなことにケチを
つける俺も馬鹿なんだけどwwwww
非常にそこが気になりました。
132 :
_:2006/08/12(土) 21:59:02 ID:lMG4HGLK
前評判よかったから初日初回に観に行ったけど
全然よくなかったよ。なんも感動もしなかったし
共感も出来んかったし、は?って感じです。
>>131 見ている途中で理解しようという気持ちも失せた。
>>132 同じくストーリーや映像には一つの衝撃も一つの感動もなくて、
みんなどこに衝撃や感動を受けたんだろうと、
1スレ目からここを読んでみたけど、分からない。
>>127 この作品をけなす為に、60年代の名作に遡ましたか。
私は単純にこの映画は一方的に受け取る映画じゃなくて、自分自身と向き合う映画で
役者の演技も最高だし、すごくいいと思ったよ。
だけど
>>127はそれだけじゃ許せないんでしょ。
凡人にはとうてい理解できない「怒り」をいっそのことまとめて、キネ旬の「読者映画評?」に
送ったらどうだろう。
うまくいけば、コラムを任せてもらえるかもしれませんよ。
136 :
131:2006/08/12(土) 22:11:27 ID:/Sc6WMCP
このスレでは評価低いですね。
たしかに傑作ではないですよね。
かといって駄作でもないと思います。
ラストで泣いている女性が何人かいたのに驚きました。
泣く映画ではないだろう・・・・・
とにかく気になったのが、131で書いたオダギリの妄想と
裁判中の検察のふざけた感じですwwwww
アレはないだろwwwww
>>87 余計なお世話だろ
なんかこういうの多いね
褒めすぎ良くないとか
観客は映画楽しんだらいいだけなのに
>>135 >凡人にはとうてい理解できない「怒り」を
批判意見書いてる人なんか俺以外にもいっぱいいるじゃん。
しかも批判してる人の意見がこの映画に限っては皆一致してる。「わかるわかる」って感じ。
それって単に個人の好き嫌いにとどまらない映画としての欠陥があるってことなんじゃないだろうか。
映画のコンセプトがキチンと出来上がっていて、その上で「あなたはどうですか?」って
問いかけられるならいいけど、たぶんこの映画ってテーマもコンセプトもないでしょ。
けっきょく何がいいたいのか?ってのがないじゃん。真実も良くわからんし。
形式ばっかり整えてるけど、映画としたらすごく無責任な作り方なんじゃないかって気がする。
自分自身と向き合うだけなら映画見るよりカウンセリング行った方がいいんじゃないの?
>>127 小説で描かれるようなことを映画でやってると思うよ、この映画。
そこが面白いと思ったし、すごいと思った。
140 :
名無シネマ@上映中:2006/08/12(土) 22:30:26 ID:ARvH/jke
この作品をけなす為に、60年代の名作に遡ましたか。
ま、あれだろ。Zeppelinはスゴイ、認める。が、Nirvanaは2番煎じだ。
みたいな。
若い人が、この映画を傑作、と認めても理解はできる。
別に、わざわざ古い映画、名画と認められてるものを無理して観る必要もない。
グランジがいいなら、わざわざZeppelin聴く必要もないし。
いちいち、昔の傑作と比較して、「まだまだ甘い!」みたいな態度、
はっきり言ってウザイし、カコワル。
この映画、ベンダースのPARIS-TEXASにでてくるシーンに似てるのが多い。
でも、それを薀蓄ぶっこいても意味なしだし、この映画の良さは失われてないよ。
>>138 前スレからテーマや解釈についていろいろ書かれてるし、
感想もたくさんあるじゃない。
批判意見だけわかるわかるって読むんだろうけど。
人それぞれいろんな受け止め方があって、ずしんと受け止める人が
たくさんいるから評判になったる。
万人にわからないからダメな映画じゃないと思う。
>>121 野球ヲタとして言わせてもらえば、その「7年前」であるべきシーンの野球中継に
横浜の内川という、7年前には影も形もなかった選手が映っとる。
どうせ西川は野球になど何の興味もないんだろうが、こういう細部はもっときちんとしてほしい。
試しに聞くけどさ、泣いたという人は、
どこら辺のシーンの、誰の心情を思って泣いたの?
144 :
143:2006/08/12(土) 22:57:29 ID:cj0ivGmM
おっと、一応言っておくけど、
泣ける泣けないを映画の評価に結びつけるつもりはないので。
>>142 女性監督だから、勘弁してやってくださいなwwwww
野球しらんから、そこまで気が回らないんでしょうなあ。
>>110 >傑作の認定になぜ必死になっているのかがわからない。
>世間という人間の集合体が決めることだからです。
>おまけにその定義もあいまい。
>我々に語れるのは私たち一人一人にとって本作はどうだったか
>ということだけ。
本当にそのとおりだね。
自分はスクリーンに釘付けになって、見終わった後もモヤモヤと考えさせられた。
映画を観たというより、登場人物と向き合わされたような感じで
自分がそれをどう見てどう感じるのかということを考えさせられる映画だった。
ちなみに、そうやっていろんな思いに揺さぶられて泣くような感情に浸る余裕もなかった。
>>129 これは何だかねぇ。
全制作費が1億もかかってない映画に社運かけて小規模上映ってよくわからんし。
駄作認定したいから評論家の本意と認めたくないとか。
>>138 >凡人にはとうてい理解できない「怒り」
とは、「いつまでも続く怒り」という意味です。
私も評判がいい映画を観て、ガッカリした映画はありますが、
友達と「あんまり」「まあまあ」だけで感想はすませ、ランチしたりして日常に
戻ります。
三丁目がお好きなら、なぜ「嫌い」なこのスレにずっといて、「怒り」を発し
続けるのかが理解できないという意味です。
なぜ僕だけに言う?他の人も同じような事言ってるじゃん!とのご指摘がありましたが、
もっと独自の考えの持ち主かと思ってたので、ガッカリしました。
私はあの弟が女性が吊り橋から落ちるの見てて、すぐ走って助けに行かなかった時点で人として変だと思ってしまった。
その前のシーンからあの女性がちょっとうざそうな感じだったから、見殺しにしたんだなって感じがして。
兄弟の葛藤の問題以前にあの弟は許せない奴だと・・・。
それに兄さんの腕の傷を思い出して、兄さんは突き落としてないと思うところも、あんなに爪でひっかかれたら、弟が椎橋でうずくまってる兄さんの所にいったときに腕から血がたくさん出ていなければおかしいけどそういうところもなかったと思うし・・・。
なんとなく腑に落ちない感じだった。
>>143 1スレ目から読んでみてもこの映画の良さがわからないなら、
いくら聞いてもわからないんじゃないかな。
映画のレビュー書いてるブログなどでは、ある程度の長文でまとまった感想を
書くのに慣れてる人が多いだろうから、そういうところを読んだ方が良いと思う。
というか、わからなくちゃいけないわけでもないし。
自分は自分に合わない映画はスルーするというか、執着しないからよくわからん。
他人の感想読んで良い映画だと思い直すことなんてないし、その人の考え方や
感じ方がわかったとしても、自分が同じように映画から感じることもできないだろうし、
そんな必要もないから。
>>149 そうだね。あきらめついた。どうもありがとう。
>>148 落ちる瞬間見てないから
頭の中でうまく整理できないままとりあえず橋に向かったって感じではないかと
兄より上になり、兄を助ける存在になった
と言いたげな雰囲気はしたけどね
&智恵子ないがしろ
>>147 別に映画スレなんだからマンセーばっかじゃなく「悪かった」って感想も書きこんだっていいだろ?
自分と違う感想を見たって「ああ、そう思う人もいるのか」とすませランチしたりして日常に戻ればいいじゃん。
ガッカリしただの何だの相手を悪者にして「怒り」を発し続けるのが俺には理解できないよ。
それに三丁目が好きだなんて一言も書いてない。これに比べたらまだマシだって書いただけ。
三丁目も酷い映画だと思うが娯楽とお涙頂戴に徹して頭を空にして見れるからまだいいよ。
「ゆれる」の場合は何かあるかと思わせといてけっきょく何も無かったから
それだったら最初から頭を空にして見りゃ良かったな〜と思って、損した気分になった。
それはそれでいいんじゃないのかな。
相性が悪かったってことでしょ。
でもね、特定の作品のスレなら基本的に好意的な人がいるわけだから
その作品を叩くレスをしたら反発があるのもしょうがないと思うよ。
誰か書いてたけど、人が落ちたの見て川に行かないのはヘンだよ。
橋の方に行ったのはなんでなの?
自己啓発映画として解釈している人もいて驚いた。
そこをメインに考えたら明らかに説明不足で傑作どころか、駄作以下ですよ。
ミステリとして考えたら、明らかにアンフェア。
でも、この映画はふいんきや空気を感じる映画みたいに思える。
監督好みの登場人物、舞台、展開で彩られた世界を楽しめたら傑作なんだろう。
で、スカスカの部分やリアルと誤差のあるバーチャルな部分は観客が好きに補う。
そういう楽しみ方を期待したのかはわからないが。
156 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 01:10:12 ID:Pgf7om39
>>151 >兄より上になり、兄を助ける存在になった
>と言いたげな雰囲気はしたけどね
>&智恵子ないがしろ
映画の中では兄に駆け寄ったときの演技がいかにも
しらじらしく、橋の上で初めて事の重大さを知ったようなそぶりを見せた
印象を受けること
その時点から、既に兄をかばう存在としてのスタートがあったわけで
あなたの意見もわかりますね。
そしてオダギリのしらじらしい演技も印象に残る。
あまりにも明白なしらじらしさではいけない。
そのさじ加減が実にうまい。
俺は、落ちた瞬間は見ていないが
落ちた後の兄の姿だけが真っ先に目にはいったんだと思うが。
落ちるところを見たんじゃないか、っていう意見もあるね。
そうなんだろ?
157 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 01:17:38 ID:Pgf7om39
>>155 行間を読む、という表現があるが
本作は原作者も監督も同じ
だから、あなたのいう要素は多分にあると思いますよ。
人によってはついていけないかも知れないが
万人に受けるようなものよりもよっぽどいい。
>>156 失礼、間違えた
そうなんだろ? →どうなんだろ?
>>155 >監督好みの登場人物、舞台、展開で彩られた世界を楽しめたら傑作なんだろう。
つまり一般紙でなく同人誌みたいなもんってこと?
だったら料金も安くして欲しいもんだなあ。
馬鹿者。同人誌のほうが、部数が少ない分割高になるのだ。
ペラペラのコピー本で1000円とか普通。
同人映画なら、3600円ぐらいの料金設定かな。
>>143 この映画で泣けることを期待して行った人自体ほとんどいないと思うが。
実際凄かったとか苦しかったとかいう感想はよくあるが泣けたとかいう感想は少数。
今流行の泣ける映画とか想像したならそりゃごめんなさいって感じでは
161 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 01:38:21 ID:Pgf7om39
>>160 実際、兄が弟に発した言葉の中には
私の想像レベルを超えるものもあった。
自分的には、サプライズは間違いなくこの映画の中にはあったよ。
>>157 155ではないが、
>人によってはついていけないかも知れないが
ここがそもそも意見の通じていないところで、
十分着いていけてるんだよ。想像上ではいくらでも解釈できる。
そのうえで、自分も空疎な映画と感じたよ。
作り手が何を伝えたいのか、それがまったくわからないんだよ。
ついていけないという勘違いを正したかっただけ。
物語的な解釈にはついていける。
しかし、雰囲気みたいなものはまったく汲み取れない。
その点では149の言うとおり。
165 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 02:11:44 ID:Pgf7om39
>>162 >十分着いていけてるんだよ。想像上ではいくらでも解釈できる。
>そのうえで、自分も空疎な映画と感じたよ。
>作り手が何を伝えたいのか、それがまったくわからないんだよ。
ここから考えられるのは
あなたは作者が何を伝えたかったのか自分なりに解っている気がするのだが。
(「ついていけてる」という自己評価があるのだから)
しかし
それは特筆すべき、あるいは映画にする価値があるようなものではない
と感じた。
という感じに見受けられる。
それとも
映画が語りたかったことはなんとなく想像できるが
映画自体にそれを心揺さぶるようなレベルで
わからせるだけの「力」がなかった。
どちらでしょう?あるいはどちらでもありませんか?
「ゆれる」というタイトルでヒッチコックを思い浮かべてしまうのは俺だけか?
167 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 02:26:20 ID:Pgf7om39
>>164 間違ってなんかいないよ。
ついていける、という意味はあなたの言葉を借りれば
>想像できる。解釈できる。
というのがひとつ。これはある意味、能力的な要素を含むね。
もうひとつは
感情的・好奇心の問題etc でついていけない
ということだ。物語に魅力と力がなければ当然そうなる。
つまり、作品の「いいたいことの魅力度」と「その見せ方」が大きく寄与する。
自分にとってどちらが欠けていても
ついていけない状態
になるわけです。
非常に親切な解説本があったとして、それがあなたが熟読したとして
全て理解したとして
それでも、なおかつ、「つまらんわ、こんなん。価値ない。」
ということでも、もちろんいいのですよ。
っつうことで、本作はドラマとして火曜サスペンス劇場のレベルにも達していないことが決定!
>>156 自分も実際落ちた瞬間は見てないと思う
猛の視線はずっと上(橋)だったし、もし川を流れる智恵子を猛が見てたらそれはすごく強烈な光景で、
とっさに川の方に助けに行くのでは、と。
それにしても猛が渡った先の渓谷から川まで簡単に下りることができるのかな?
次回観るときにそこの確認しよう
170 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 02:50:43 ID:Pgf7om39
>>170 弟がいた場所は川の上流なんだね。橋よりもさ。
あれが下流であるならば智恵子は自分のほうに流れてくるわけだから
確かに168=154氏のいうように
智恵子をおきざりにするのはいかがなものか
ということもあるが、上流であるならばそれは当てはまらない。
橋の上にたどり着くまでにしばし時間はかかるだろうから
その間、弟は橋や川からは目線を切っていることになる。
橋の上にたどりついたときには
おそらく智恵子は完全に流されてしまった後だったんだろう
と考えるとつじつまは合う。
171 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 03:46:31 ID:mCDypc2z
一回目、旦那と行った時は「え?それで?」ってすごく
悶々とした気分になった。
旦那もイマイチぴんときてなかったから、
内容とか腕の傷の場所とか話した。
二回目一緒に行ったうちの母とおばは泣いてたよ。
私は泣く人がいる事が新鮮だったし、泣く場所とか感受性とか
なんか自分にないモノを発見されたみたいで、ちょっと複雑だった。
とりあえず、今まで観てきてない感じを受ける映画だったし、
一緒に行く相手とかでも私の心のレーダーwが、ゆれる映画でした。
172 :
170:2006/08/13(日) 04:02:59 ID:Pgf7om39
失礼
>>169 の間違いでした
>>171 >腕の傷の場所とか話した。
腕の傷はまっさきに被告として調査されて当然。
専門家ならどういう状態で傷が出来たかは突き止められるだろう。
しかし劇中ではそうなっていない。
早々に事実が明らかになってしまっては物語が成立しない。
物語としての都合といえば、そうなるが。。。
ミステリーファンなら、突っ込みは入れたくなるだろう。
私としてももちろんもっとうまく創れなかったのか?
という想いはあるのだけれど
これは事件を解く過程に重点があるのではなく
心のゆれにあるわけだから、大目に見ている、というところだ。
傷は弟は見ていたが、その意味までは感じていなかった。
単に「見た」というだけだったんだろうと思う。
それが、例の形見の映写機によって記憶が再び呼び起こされる
こととなった。
ここらあたりはきちんと繋げているな、とは思う。
伏線を張りまくりで刈り取らない映画よりも
ずっと緻密な感じは受ける。
>>172 いや、猛は傷の意味を別解釈してたんだよ。
稔が突き落としたととったから、もみ合いでついた傷と思ったのでしょう。
それではよろしくないので、智恵子は転んで落ちたことにしてしまおうと
稔のところに戻るまでに決めた。だから微妙に白々しい演技した。
稔は転落に一切タッチしてないので、傷がつくわけはないので
猛も見なかったことにしようとドサクサでシャツの袖を下ろして隠しちゃった。
174 :
172:2006/08/13(日) 04:49:05 ID:Pgf7om39
>>173 >稔が突き落としたととったから
失礼、それが正解ですね。
だからこそ、例の法廷での発言になったわけですしね。
嘘をついたつもりはないが、結果的に間違いだった、ということですね。
あなたのように人をバカ扱いせずに丁寧に語ってくれると平和なのですがね。
ということで、もし答えられるのならお願いしたいところですが
>稔のところに戻るまでに決めた。
基点は?その時点ですか?
つまり、いつと「稔のところに戻る」の間を指すのでしょう?
175 :
174:2006/08/13(日) 04:56:03 ID:Pgf7om39
解りづらいとおもうので書き直し
>稔のところに戻るまでに決めた。
これはある時間の範囲をあらわしていますよね。
時間の終点は
稔のところへ戻った時点
では、時間の基点はどこ?
という質問です。よろしくお願いします。
橋の上での出来事を目撃し、うずくまる兄のところへ走り出してから
森を抜けて、兄のもとに戻るまでの間に決めたんだと思うよ。
つまり、スタートは慌てて走り出した時点。
177 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 08:54:55 ID:ClFtAoMD
>>171 >>私は泣く人がいる事が新鮮だったし、泣く場所とか感受性とか
>>なんか自分にないモノを発見されたみたいで、ちょっと複雑だった。
年齢や、人生経験などで感想は違うと思いますよ。
それがこの映画の良いところだと思います。
例えば、イブの目線で見る人もいると思いますよ。
息子2人いて、兄がとりあえず継いでくれて、弟は親に反抗など。
映画の解釈は、自分の置かれている状況でどうともなりますよ。
>>170 そうか、上流だったんだ。人間の記憶って曖昧ですね〜(←あくまでも私個人の話)
なぜ猛は流れていく智恵子を助けないのかという意見があった時、すごく違和感を感じて。
違和感というのは、映画を観て、全くそういう感想を露ほども持たなかったから。
合点でいきました。ありがとう。
感想が違うのは当たり前です。
映画に限ったことではありません。
解釈はまあ、感想の延長に解釈があるととらえる方とは議論しても平行線です。
批判や疑問は、監督の意図やメッセージ性があるならば、それを出来るだけ監督の期待通り読み解くにはどうしたらいいのか、という点です。
>出来るだけ監督の期待通り読み解くにはどうしたらいいのか
そんな事観客に考えさせて許されるのは
自主製作映画だけだよ〜
この監督は説明責任を放棄してる。
普通は意図やメッセージは明確か、ある一定の法則で理解出来て、そこからはじめて、この映画とはなんぞや、という議論ができる。
しかし、この映画はそれさえ出来ない。
>>129 ワロタwアニメ雑誌の寸評とは違うんだよ〜
黒田さんがココ読んだら腹抱えて笑うぞw
しっかしそんな厨にしかウケないんだな。可哀相だが猛省して
次回ちゃんとしたの作れ、監督!
>>168 それが正解だろうな。
この映画を見て喜ぶのって主にテレビ<<<<<<<<<映画と信じてて
テレビドラマを見下して優越感に浸ってるような自称映画好きが多いんじゃないかな。
わかりにくい=高尚だと思ってありがたがって、肝心のドラマはどうでもいいような。
こんなのが通用するんだから監督は楽だよね。
ちゃんと責任持って最後まで作らなくてもいいならいくらでも手抜きし放題じゃん。
>>179-189 読み解く必要なんかない。感じるだけ。
自分はわかりやすい、ストレートに人間に向かい合った映画だと思ったけど、
何も感じない人もいるんだなとここに来て驚いた。
自分がわからない=万人がわからないから駄作認定というのも驚いた。
見てきたよ。
すごく深いところをえぐられた。
兄弟への感情があまりにリアルで
自分の中にあるものが見えてきて、とても怖い映画だった。
洗濯もの畳むシーンは、あまりに怖くて震えてしまった。
これ、姉妹でやったらもうホラーだろうな。生々しすぎて。
智恵子を突き落としたのかどうかはたぶん主題じゃなくて
相手のものを奪ってやりたい、無意識に優位に立ちたい
それでも相手を愛してることにはかわりない複雑な気持ち、という
兄弟ならではの感情のゆれがテーマだったのかなと思ってる。
最後はちょっとなげやりな気がしたけど、満足です。
>>183 この映画の良さがわからなかったからって劣等感でも感じてるの?
好きだという人を馬鹿にしなくちゃ気がすまないなんて・・。
>>186 逆。
自分以上に名作映画をたくさん見ていて優れた感性を持っている人だったら
この程度の映画の良さはわからないと思う。
感じるだけの映画なんだ。
なら明らかに糞だったってことじゃん。
糞が好きだから馬鹿とかいってないし。
馬鹿だから理解できないとか、馬鹿にしかわからないとかいってません。
>>187 だから、そんなふうに、良さがわからないのが優れているんだと主張しないと気がすまないのが
痛々しいんじゃないか。
>>189 日本の名作映画をたくさん見てて、映画の素晴らしさを感じ取れる感性が
できあがっている人は、この映画が良いなんて思わないと思うよ。
もっと高尚で複雑でもちゃんとテーマが感じ取れる映画なんてたくさんあるから。
感じるだけの映画ってことは、電波受信みたいなものでその人しかわからないし、監督と自分の共感は得られても、監督と自分と他の観客との中での繋がりが極めて稀薄になってしまう。
つまるところ、映画と自分語りになる。
自主製作レベル、素人同人誌レベル、趣味娯楽で個人的に製作レベルだということ。
その好き嫌いについてのみ語る映画になる。
>傑作の認定になぜ必死になっているのかがわからない。
>世間という人間の集合体が決めることだからです。
>おまけにその定義もあいまい。
>我々に語れるのは私たち一人一人にとって本作はどうだったか
>ということだけ。
↑駄作認定も同じだよね。
自分は楽しめなかったから優れている、自分の基準がスタンダードと主張する人が多いのは
この映画が高く評価されていることへの反抗なんだと思うけど、そんなことにこだわること自体が
くだらないと思ってしまう。
名作と言われてる映画にも好き嫌いは分かれるし、ある特定の人物の評価によって
名作になったり駄作になったりするわけでもないし。
193 :
162:2006/08/13(日) 10:48:03 ID:JhzQBvjH
>>165 亀レスだが
>それは特筆すべき、あるいは映画にする価値があるようなものではない
>と感じた。
どんな題材も映画にする価値はあると思う。
>映画が語りたかったことはなんとなく想像できるが
>映画自体にそれを心揺さぶるようなレベルで
>わからせるだけの「力」がなかった。
映画が語りたかったことは何か・・・たぶんそれが理解できない。
一つ一つのシーンの意味は汲み取れるんだけど。
194 :
175:2006/08/13(日) 10:50:39 ID:qo0hOqs3
ストーリー的なオチや、客観的な真実や、教訓的なメッセージを読み取ろうとしたら
肩すかしを食うと思う。
普段目をそむけている、なあなあで終わらせているような部分を切り取って突きつけてくる。
196 :
165:2006/08/13(日) 11:03:20 ID:qo0hOqs3
>>193 回答ありがとう。
そうするとやはり
>>149 氏の意見にたどりついちゃう。
長文のまとまった評(プロでも素人でもとにかくたくさん読んじゃってください)
をいくつも読んで、
自分の疑問とか不満とか不可解な点とかと照らし合わせてみるといいですよ。
映画は1回観ただけじゃ良くわからないところもありますし
そもそも私達も万能じゃないわけですから
なにか新しい発見があると思います。
評のまとめ読みというのも、ためになる作業だと思いますよ。
>>183 貴方はこの映画に対して
「ちゃんと責任持って最後まで作らず手抜き放題でわかりにくい」と思ったのですか?
>>187 >>190 名作映画をたくさん見ていて優れた感性を持っている人を
そういう人だったら、と自分の意見を言いたいがために巻き込むのは感心しません。
「私は名作映画をたくさん見ていて優れた感性を持っているので
この程度の映画の良さは分かりません」と書くならまだしも。
トリックの綺麗なオチや反戦メッセージのような分かりやすいものだけを監督の意図として批判しているわけではない。
普段避けたりぼかしたり曖昧にしている何かを切り取ってつきつけることが監督の意図ならば、それをただ感じることでのみしか理解出来ない映画は映画として失敗であると考える。
つまり意図を伝える演出や脚本に原因がある。
空虚であり、現実と明らかに誤差がある監督の手法が意図を伝えるための戦術だとしても、その試みはこの映画では機能していない。
ここで引用されている村上春樹の文章が、この映画にもあてはまるというのに共感した。
ttp://blog.goo.ne.jp/kouhei916/e/35070d51c8f29d3b89e23368bf83a441 >「読者=聴衆はその切り取られた物語とともにあとに残され、その意味について考え込むことになる。
>しかし読者=聴衆が考えなくてはならないのは、シンボルや隠喩についてではない。
>テーマやモチーフについてでもない。そういう学術用語は、ここではあまり意味を持たない。
>彼らが(我々が)真剣に考えなくてはならないのは、その「切り取られた物語」が、
>我々自身の総体的な枠の中にどう収まっていくのか、ということについてである。
>その物語に込められたbleakness=荒ぶれた心は、我々の内なる部分のどこにあてはまっていくものなのだろう?
>そしてその心は我々をどのような場所に連れて行こうとしているのだろう?
>我々はその閉じられていない物語を前にして、そう考え込むことになる。
>それはほとんど当惑に近い感情である。」
リアルな人間描写によって映画の登場人物に向き合わされ、自分がそれをどう受け止め、
どう感じるかまで考えさせられる。
個人的な深いレベルに連れていかれるから、モヤモヤとした感情が残り、明確に言葉で整理することも難しい。
人それぞれで感じるものが違い、誰もが共通の理解をしないものは自主製作レベル?
万人が心を揺さぶられないと失敗作?
映画でも小説でも音楽でも、そんな基準で見たことはないなぁ。
自分の中に深く食い込んでくるかどうか。
200 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 11:38:23 ID:qo0hOqs3
>>198 あなたがはっきりと信念を持って書いているだろうと
いうことは信用するが、掲示板でそれを書かれても・・・
という気がするんだよ。
例えばね、「機能していない」とか
「ない」ということに対しては意見のかわしようがない。
○○という場面の××というセリフは△△のいうセリフでなければ
伝わらないよ
という具合に具体的に指摘できれば
ああ、そっちのほうがいいね
ああ、××のままだとわかりにくいね、確かに
などと
「ある」ものについては意見のかわしようがある
是非、具体的に書いていただくことをお願いしたいと思う。
「ない」という意見ではなく、「ある」という意見に・・・
>199
には激しく同意する。
>200
上の意見を踏まえて聞いて欲しい。
199のように深く感銘できる観客がいる一方で、スレでは説明不足などの感想が少なからず語られる。
私はその原因を追及したり分析したいだけで、観客一個人にとっての好き嫌いや知能や経験を語りたいわけではない。
>>195 <普段目をそむけている、なあなあで終わらせているような部分を切り取って突きつけてくる。
同じようなことを複数の人が書いているのを見たが、
これが監督の意図したことなら
もっとそこだけが浮き上がるような見せ方をすべきじゃないかなあ。
それがどうした、としか思わないから、スルッと見過ごして
そこで立ち止まって考えるまでに至らない。
様々な観客が映画を鑑賞することがわかっていて、わかるという観客とわからないという観客にかなりはっきり別れてしまう映画だと感じた。
映画の台詞や演出の解釈を双方が意見交換したり議論しても、この映画はずっと平行線な印象が残る。
何故わからないのか説明しても、わかる側はそれが理解出来ない。
わかるためには以下のように考えてみて、とか仮に感じてみてとアドバイスしてもわからない側はうまく納得がいかない。
それを機能していないと表現した。
204 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 11:58:53 ID:qo0hOqs3
>>201 なるほど・・・
ではなぜ
>私はその原因を追及したり分析したい
のですか?
質問ばかりで申し訳ないけど、よろしくお願いいします。
曖昧なことを具現化する映画までが曖昧で、
映画という翻訳機を通す意味が感じられない。
>>201 それは無駄なんじゃないかなぁ。
個人レベルで強く感銘を受けるからこそ、この映画が評価されるんだし、
万人にわかるようなテーマや監督の意図を探るということ自体が意味がない。
こういうこと↓
>しかし読者=聴衆が考えなくてはならないのは、シンボルや隠喩についてではない。
>テーマやモチーフについてでもない。そういう学術用語は、ここではあまり意味を持たない。
わかる人にしかわからないからといって、悪い映画ではないし、
個人的には、この映画はそんなにわかりづらい映画ではないと思う。
繊細にストレートに描かれているから、心にずしんと受け止める人が多くて
評価も高いんだろうし。
>200
>204
200に示されたような、具体的なやりとりがこのスレに限ってかもしれないが困難であると考えた。
では何故困難なのか?何故困難な手法で監督は映画を製作するのか?
私は監督には才能や挑戦心があると考えている。
役者の選択など好きな要素がたくさんある。
今まで自主製作や同人の世界に位置付けられていたものが、こうしてプロの商業ベースの映画としてある種の成功をおさめ、一定の評価が得られるのは何故か知りたい。
>>205 自分は曖昧な事を具現化する必要があるのは映画でなくドラマだと思う。
だから明らかに分かりやすい映画の感想に多いのが、「ドラマで十分なんじゃ...」となる。
わかるとかわからないとか……。
そういうレベルの映画じゃないと思うけどね。
わかるけど面白くない。
それだけのこと。
ごめんね信者さん。
なんか誤解されているようだが、映画として失敗=悪い、つまらない、ではない。
失敗作=駄作でもない。
完成されたもの=傑作でもない。
みんなが同じように考える必要もないし、わかりあう必要もない。
この映画を好きだとほめちぎるだけなら、ブログでいい。
私は好きだが失敗作であると思った。
カルトムービーではないのなら、監督の未熟な部分とは何か、この映画の魅力とは何か知りたい。
活発にいろんな考えを交換したい。
自分がきづかなかった何かを知りたい。
>>207は商業映画は人物や行動が記号化されてないダメと考えてるのか?
そうじゃないから面白いと評価されてるんだと思うんだが。
>>210 失敗作とは何かという定義がないから言いたいことがわからないよ。
あなたのレス読むと、皆が共通の理解ができないところとか、切り取った現実に
監督がわかりやすい解釈なりメッセージを付けないところが良くないと言ってるように思えるけど、
それがこの映画の良さであり、挑戦でもあり、人それぞれ評価が分かれるところでもある。
この映画にリアリティを感じたか感じなかったかも意見の分かれる点かな。
それがわかるわからないの違いかもしれないが。
自分としては前半は面白く見てたんだよ。
でも後半はリアリティの欠片も見つけられなかった。
>211
違うよ。
今まで成功をおさめてきた多くの映画が211が指摘したような映画が圧倒的に多く、現在でもその法則に則ってたくさん映画がつくられている。
そんな中でこの映画がというか、こういう映画が増えてきた。
こういう映画も魅力的ですよ、となれば、今までの映画の典型的な評価に則って評価した上で、違う価値観で再評価する。
それはわかりあえない価値観なのか、映画を具体的に語れば、互いの価値観の相違は理解出来るのか。
私はそこが知りたい。
監督がこの先もずっとこういう映画を製作すればいいなと思う。
>>213 後半って7年後?
省略が多すぎる気がしたね。
新井浩文がレストランで吐く台詞も、なんかそこだけドラマっぽいような気がした。
>>215 ラストの兄の表情はリアリティあったけどね。
てか、一度にたくさん書けないからうまく伝わらないなあ。
別に粘着してるわけでも貶めたいわけでもなくて、評価が別れるなら、双方の価値観を考慮しないとだめだと思ったんだ。
この映画は心理心情を描いてる作品でしょ。
たしかに法廷劇も観客をひきつける展開として重要ではあるけど
あくまで兄弟の心理心情を描いてる。
設定に無理がある、陳腐だ、監督としての技量が発展途上・・・
何らかの理由で、そこに乗れない人は面白くないだろうさ。
小説で言えば、短編小説に近い感じがするんだよね。
緻密な設定や巧みな構造というよりは大胆にエッセンスを切り取ったもの。
ラストの兄の表情については、印象に残ると書いている人が多いよね。
とはいえ、典型的な映画のマジックだと思うけどw
その意味じゃ、監督の企みは成功しているのかも。
もっとも、その直後にバスで隠されて暗転、というひねくれ振りだけど。
220 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 16:48:24 ID:qo0hOqs3
>>217 例えば本作を観て、70点だと感じる人も
30点だと感じた人も居るだろう。
あなたが後者だと仮定して・・
その30点をどうしたいのでしょう・・
自分がなぜ30点派なのかを明確に自己確認したい、という想いでしょうか。
それとも30点が変わるならそれも良し、なのでしょうか。
あるいは、その両方なんでしょうか。
肯定派は例えば70点が変わることも期待してるんだと思う。
人間はひとつの時点には居られない。
常に変わりゆく。
そして万能でもないことも知っている。
70点も30点も決して普遍のものではない。
そして固守することは全く意味がない。
変わる可能性があるからこそ、この掲示板も意味がある。
そういうことなら、意見の交換もうまくいくだろうと思う。
221 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 17:02:50 ID:qo0hOqs3
>>219 正確にいうと、バスに乗る乗らないの前で切れてしまっているんだけれども。
最後は弟からの目線になっている。
弟と同様の目線に観客も立たせたかったんだと思う。
つまり、弟は「いっしょに帰ろう」、
と思っているわけなんだけど
許してくれるだろうか、という不安も入り混じっている・・・
観客にも、弟と同じ思いを抱かせているわけだ。
2人を交互に撮りながら、最後は弟からの目線に固定したのは
そういうことだと思う。
観客の気持ちをそういう方向に持っていく、それによって
絵的なインパクトだけじゃなく、心の動きによって
いっそう、このラストが印象が印象深くなる。
単に「あとは皆さんで想像してくださいね」ということだけでは
ないと思う。
やはり誤解されているままだが。
今までの典型的名作と同じように評価すれば、評価対象にさえならない。もしくは0点になる。
しかし、今まで評価されてこなかったやり方で製作し、観客にもそういう鑑賞もあるし面白いよ、というところに重点を置いて評価すれば、女性監督、まだ監督としては若い、たぶんパイオニアということでかなり高評価になるよね。
223 :
221:2006/08/13(日) 17:07:16 ID:qo0hOqs3
失礼
このラストが印象が印象深くなる。
↓
このラストが印象深くなる。
まあ、これもマジックといってしまえばそれまでだけど
ひねくれてはいないと思うぞ。
224 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 18:17:17 ID:a5DATV5X
2001年宇宙の旅、とかの、いわゆる名作、これもワケワカラン映画。
その後、深読みするのが好きな人たちがあーでもないこーでもないと。
まぁ、それ以外でも映像的な面白さ、当時としては斬新な映像テク。
まぁ、名作か?と問われれば、賛否両論。でも駄作ではないとだけは言い切れる。
ラストがワカラン、とかほざいてる人たちは、
いちいち説明してくれないとダメなの?理解できないの?
これも「ゆとり教育」の賜物?
ラストは、見る人の立場によってさまざまでしょーがよぉー!
兄貴からしてみれば、村社会のガソリンスタンドで職場復帰なんて、
一生後ろ指さされて生きることだろ?
それこそ鈴香容疑者なみの生活だぞ!
弟が「ウチに帰ろう」ったって、そー簡単にはいかんよ。
225 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 18:42:23 ID:qo0hOqs3
>>224 個人的な想像としては、バスに乗ってないと思う。
出所したばかりで心の整理がついているとは思えない。
その点、あなたの意見に近いかも知れない。
ラストシーンは2006年よりもだいぶ前の時点であるから
現在は状況は変わっているだろう。何事も時間は必要だ。
兄の表情は印象深いが私にはこう見えた
すこし、時間をくれよ
ひとりで考えさせてくれ、ということだと思った。
ということは永遠の別れではもちろん無いんだけれども。
226 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 18:44:57 ID:qo0hOqs3
兄が弟の誤発言に反論しなかった理由については原作でも
明確でないようだ。
その時点から兄目線で描かれることはないまま
ラストを迎えている。
2人を交互に撮った、と書いたが
最後の弟の姿は兄からの目線のものではない。
弟からも観客からも、兄の心中は想像するしかなくなっている。
ラストで具体的に見せてしまうより、それで良かったんだと思う。
私はうまく終わらせたと感じているのだが。
227 :
225:2006/08/13(日) 18:47:10 ID:qo0hOqs3
>>225 大切なところを間違えました。
バスに乗ってないと思う。
↓
バスに乗ったと思う。
大違いですね、失礼。
マルチエンディングなんだ。
ある人は、兄負け犬生活、弟は兄とわかりあう。
またある人は兄新たな旅立ち、弟は兄探して生きる。
好きなラストをベストエンディングにしてください。
229 :
225:2006/08/13(日) 19:20:17 ID:qo0hOqs3
>>228 弟目線を最後まで通しただけだと思うよ。
2人の兄弟を平等に描いているわけではない。
全体を通しても、弟からのほうが圧倒的に多い。
弟は
智恵子との間がばれているんじゃないか?
と感じている、ことが現実に描写されているわけだけれども
兄は
おれは知ってるぞ
などと、いう描写もない
兄はこう感じているんだろうなぁ、という弟側からの推測としてしか
描かれていない。
最終的には完全に弟の一人目線なんだよ。
230 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 19:22:59 ID:qo0hOqs3
>>228 続けて
マルチエンディングといわれたが、マルチってことではないと思うよ。
224氏や私はあなたの言うところの「どちらかというと後者」
なんだけれども。
「前者」と予想する人は少ないと思うな。
そりゃ願望としてはあるんだろうけどさ。
願望と現実性とは別だからね。
まあ、兄探して生きるかどうかはわからんけど。
ところで、あなたはラストはどうだったら、もっと良かった?
ラストが観客に委ねられるもので、弟視点で一貫しているならば、絵や演技などラストは非常に良かったと思います。
兄→バスに乗らなかった
弟→兄の笑顔に許された
しかし一度隔たった距離は道路のこちら側と向こう側にいるようなままの関係。
あの橋を渡って壊れたものはもう二度と取り戻せない。
232 :
名無シネマ@上映中:2006/08/13(日) 19:54:33 ID:hYIgAXPa
俺には、ヘルシア緑茶of猿之助の息子の笑いが、うすら笑い、あいそ笑い
にしか見えない。
「青くせーガキだな、お前は。おれは7年もムショ暮らし。まぁお前を恨むことはしない。
だが、もう戻れないんだよ、悪いな。」
と、俺にははっきりとセリフが聞こえてきたよ。
このスレにネタ投下するとどうかとも思うけど、本当に自分好みのラストにするなら、兄はもっと歪んだ人間で、弟はその犠牲になった純粋な子供。
兄→俺を思って苦しいか?苦しいだろ?ニヤリ
弟→何にも知らずに苦悩して兄ちゃんおかえり
バスに乗らずバス停に佇む兄。
横断歩道もない車道を横切り駆け寄る弟。
交通事故。
弟視点のラストなら成立しない。
234 :
216:2006/08/13(日) 20:26:59 ID:JhzQBvjH
後半リアリティなし。でもラストの兄の表情だけはそれを感じた
というのは、例え弟のウソのせいで刑務所に7年入っていても、
7年前まで一応は仲良くやってきた血の繋がった弟が
あそこに迎えに来たとき、いきなり怒りをぶつけるよりは自然に
思えたからだよ。
かといって、印象的なラストで、いい映画だったとは思わないから。
兄弟間のことで心がゆれたのは弟だけと思ってる。これは俺だけかもしれないけど
兄は智恵子のことで(事故前後を含めて)心ゆれたかのようにも見えるが、智恵子はともかく弟のことはわかりきってる
から心ゆれない
事件後も弟と言い争いしてはいたが、一時的に感情が爆発しただけで
弟への思いは子供時代から一貫して変わっていない
裁判で弟が偽証するのもあり得ると考えていたから、特に弟に対して思うところはなく
平静な状態でひきあげていった
映写機見て反省する所まで、弟のこと理解しきってたんじゃないかな
と思わせる兄の凄さ、言い方変えるなら不気味さが見えた
弟の妄想と現実とそのはざまの視点から描いた映画じゃないかな
弟を撮ってるシーンも弟が他人からこう見られてるんだろうなと妄想の映像
>235
あなただけではありません。
私もです。
ざっとスレ目を通しましたが、映画批評論で殆どを消費されてるような…。
自分は面白かったです。
人間ドラマとしてスリルを感じましたし、とても揺さぶられました。
ただ、やはり設定上気になる所は残りましたね。
あのラストの為だとは思いますが、展開が少々強引に感じた事は事実です。
アクション映画などで、「主人公に弾が当たらないのはおかしい」なんて話がありますが、
フィクションにおけるご都合主義とは弾に当たらない事では無く、
なぜか都合よく主人公に危機が訪れる事の方であると思われます。
この映画における葛藤と困難に、多少のご都合主義を感じちゃいましたね。
弟は潔白ならば、なぜ当初そのまま証言しなかったのかがどうしても理解できませんでした。
>>233 どっかのブログで考察してた人がいたけど、
多分猛にはそれが(車道横切り駆け寄る)出来ないだろうと
それが出来るなら、叫んで声が届かなかった時点で何が何でもやるのではないかと
「自分が可愛い」猛には、そんな考えさえも思いつかないのではないか?
ほとんどの人がそうだと思うから、別に猛が悪いとは思わないけど
なんか妙に納得した。
「みんなで登場人物の感情を考えてみよう」って話ばっかだけど、学校の国語の時間じゃないんだから、いい加減やめたら?
義務教育に毒されすぎていませんか?
どんな感想を言おうと個人の勝手だが、登場人物の心情を推理するという自分の妄想を語って、どうなるんだい?
>>239 映画観て、その感想をそれぞれいう事は面白いし、自分が感じてた以上の色んな解釈が
あったほうがいい。
それを妄想とは思わない。人間の無限の想像力だと思う。
>>240 人生は有限だから、監督や脚本家の「ご都合」に、そんなに熱心に付き合わなくていいよw
付き合わなくていいはずなのになんでこのスレにいるのか?
映画見て終了、でよし。そもそも映画なんてみないで、有限な時間を有効に使いなさい。
信者が、マンセー意見しか認めない!!と頑張るからじゃね?
何の事前情報もなく見に行ったなら、まぁまぁ面白かった、と思えるレベルだが、
各方面大絶賛の評を聞いていったら、評判倒れだ、肩透かしくらった、と思う。
ここで信者が必死になってる様を見て、更に萎える。
245 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 01:11:34 ID:ynhXruWi
>>244 がんばってるのは、両方だと思うよ。
良く読みなさい。
しかし、そんなにおかしな議論にもなってないと思う。
ときどき言葉使いのおかしなのが現われるだけ。
最近の邦画はキャスティングに魅力を感じなくてあまり見ていないのだが、
そんなに監督の人材不足なのか?
>244
わかる。この絶賛の嵐は一体何の力が働いてるんだよ?ということの方が興味深いw
ネタにマジレスされるとはなあ。
映画そのものの個々の場面を考察すると、自分語りウザイ、妄想垂れ長しキモいとなる。
これは、曖昧に揺れる映画の演出や脚本に起因するのでは?
んで、監督のそんなやり方が新しいとか珍しい。それを評価する観客がいる。
それで、監督及びこの映画の素晴らしさとは何かについて議論すればスレ違い扱いですか。
てか、妄想とか脳内補完を楽しむのがメインなんじゃね?
>>247 絶賛されてるのが気にくわないと粘着してる人もわからない。
何度も映画観てるなら、他人の評価にいちいち振り回されることもないと思うんだが。
世間の評判の良い映画が全て自分にとっても面白かった?
>>237 >弟は潔白ならば、なぜ当初そのまま証言しなかったのかがどうしても理解できませんでした。
見たまま証言したんだよ。
同じ場面でも主観によって違うものに見えたりするから。
ツッコミを入れてるのを遠くから見て、いじめて叩いてるように見えたりとか。
弟は、証言の時点では兄を信じられなくなっていたから、兄が
「助けようとして女に近寄ったけど落ちてしまった」という言葉を信じていなくて、
じりじり詰め寄って、女に飛びついて落としたところを見たと思っていたんだよ。
今口コミですごい勢いでロードショー展開している。
ヒットさせようと思って頑張って宣伝し前評判も高かったのに
実際公開されたら???になってしまった「ゆれる」には
何が欠けているのか、参考になればと思う。
「時をかける少女」 Yahoo ! レビューより。
この作品は、中途半端に評論家的な観点に立って完成度を問題にしてしまうと
斬新な部分があるわけでなし、普通といえば普通、安定的な良作とまでは言える
けど評価が高すぎるのではないか、という人もいるかもしれません。しかし、
「普遍性」という観点を導入すれば、この高い評価が理解できるようになると思い
ます。ほとんどの人が自分の問題と重ね合わせられるような、シンプルだけど普遍的
な構造をもっていることが何よりすばらしい珠玉の作品です。いくら完成度だけが高く
ても自分の問題とは遠いと思ったら共感は出来ないでしょう。
作中カギとなる一枚の絵が出てきますが、あそこに作者が理想とする作品のあり方が
暗示されているのではないでしょうか。
映画的体験として言うと、少しだけ巻き戻った世界は、描かれなかったもうひとつの
映画のシーンを思わせました。とすると、真琴がやってるのは、いうなればシナリオの
推敲作業のようなものです。しかし、映画はゲームのようなマルチエンディングでは
ありません。最終的にひとつのシナリオが選択されなくてはなりません。複数のありえたかも
しれない可能性が内包されている終盤のシーンはそれ自体映画的体験として豊かなものですが、
同時にそれはひとつの道を選択せざるをえない現実の人生の構造を正確に浮き彫りにします。
映画と人生が交錯する瞬間がここにあります。
普遍性が高いということは、繰り返し見ることを可能にすること、それによって
価値が高まることも意味します。私も2回見て、泣きました。
>ほとんどの人が自分の問題と重ね合わせられるような、シンプルだけど普遍的
な構造をもっていることが何よりすばらしい珠玉の作品です。いくら完成度だけが高く
ても自分の問題とは遠いと思ったら共感は出来ないでしょう。
>しかし、映画はゲームのようなマルチエンディングではありません。最終的にひとつ
のシナリオが選択されなくてはなりません。
このへん確かに耳が痛いね。
独りよがりな映画である事は認めるよ。
個人的には好きな映画だけど
世間様にわざわざ宣伝するような映画じゃないって事もね。
えっ?単純に
>>252が書いたんじゃね?という感じのレビューだけど。
商業的なアニメには子供も見るために一応明確にする必要性があるものだし。
そもそも原作も筒井康隆のSFの名作。
「ゆれる」は小学生からの全年齢対象の映画だという認識なのかな。
しかし時かけも両方見たら、ゆれるも時かけも世間に広く一般に勧めるのはどうよ?
と思う人は少なくないと思うなあ。
現時点で上映館拡大っぽい口コミで広まった時かけは勝ち組みたいな考え方はしたくない。
ちなみに両方見た。両方好きです。
またYahooレビューから転載かぁ
だいたいマルチエンディングって・・・
バタフライエフェクトとかで引き合いに出すならわかるが
ゆれるのラストと意味合いがぜんぜん違うでしょ
転載者は時をかける少女をほんとに観たの?
まあ、釣りなんだろうけどさ
ここはゆれるにケチつけたい人の粘着加減がすごいね
不満とかじゃなく、好意派を論破屈服させたいみたいな・・・
あとシネカノンが社運かけててとか適当なこと書いてるのがいるけど
あきらかにフラガールの方に力入れてるでしょ
兄ちゃんが主役の映画に思えてしまった
親の代からの確執・嫉妬をそのまま受け継いじゃった兄ちゃん
イブ(弟)にとって頭が良く法律家になった蟹江(兄)は嫉妬の対象で、
でもそんな自分の人生をつまらないとは思いたくなく、息子たちには
狭い世界を守る方をエライとする教育方針をおしつけてしまう
冒頭の坊さんの訓話みたいのも兄ちゃんのことを言ってる気がした
んで、殺意はあったんだと思う
>>257 肯定派と否定派のバトルこそ2ちゃん映画板の醍醐味だろ
260 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 18:17:28 ID:ynhXruWi
>>259 もちろん、それはあるんだけどね。
ただ、汚い言葉だけは勘弁って気はするが。
やり取りを観てると満足派も不満派も力不足って感じはするな。
もちろん素人だからそれでいいんだけども。
力不足ってことからスタートしないと、ついつい高慢な態度に出てしまう。
兄はなぜ法廷での弟の発言に反論しなかったのか、の問いにも
誰も明確な答えを返せない。
これは満足派の力不足だろう。皆で知恵を出し合うのは恥ではないわけだが。
不満派においても、わからないわからないの連発で具体的中身がない。
自分の頭の中には当然あるだろうが、それを表現していない。
私も含めて皆素人だということを自覚すれば
それほど醜い議論にもならないと思うんだけどね。
和やかにやっていこうじゃないか。
261 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 18:36:09 ID:JahVka3U
見てきた
田舎の町が出てこないのはなぜ?
わざとかな
不満派は自分の頭の中の答えなど求められても普通はレスしないよ。
自分の頭の中の答え=妄想乙
だから。
何せネタにマジレスが返ってくるんだからさ。
そういえば今岡エラーさせられてたよな
これは名誉毀損でいけるんじゃないか?
264 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 18:58:46 ID:ynhXruWi
>>264 ガソリンスタンドとオダギリ達の家と女の家と川原と法廷しか描かれてなかった。
田舎の町のパーツとしては余りにも少なすぎると思った。
てか、「時かけ」と同じく「ゆれる」も大ヒット中なわけだが、興行的にも失敗だったように書いたり、
シネカノンが社運かけてるだの、キネ旬で評価されてないとか捏造してまで貶めようとするのがキモス
267 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/14(月) 19:44:10 ID:+jm9QZu1
とりあえず俺にどっちが本当だったのかだけ教えてくれ。
兄貴は落とそうとしたのか助けようとしたのか。
以下マジレスの嵐。
↓
268 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 19:49:33 ID:lW9pTZf2
少数かもしれませんが、自分は涙が出ていた。
昔のフィルムを見ているシーンと最後。
兄らしさ、弟らしさ、血のつながりを感じる作品だった。
269 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 19:57:19 ID:ynhXruWi
>>265 そう?
車で移動する場面も多かったから
その関連でかなり映し出されていたと思うよ。
270 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 19:58:55 ID:ynhXruWi
映っているのに、印象が薄いんだよなあ。
田舎の街。
わざとぼかしてあるんだとは思うが。
>>222 女性監督、まだ監督としては若い、たぶんパイオニアということでかなり高評価になるよね。
つまり内容よりも話題性が重要ということですね。
まあ今の日本映画界なんてそんなものでしょう。
273 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 20:18:00 ID:RIdu882Y
美人監督のパイオニア
女優もやって〜
274 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 20:25:30 ID:ynhXruWi
>>272 かもめ食堂の監督もだね。
あれはなかなか男性には撮れないと思った。
>>260 どっちかというと否定派だけど、
兄はなぜ法廷での弟の発言に反論しなかったのかについては、
実際に突き落としてはいないにしても、
自分を拒否する彼女に一瞬は殺意をいだいたかもしれないし、
そうでなくても自分の過失との意識から、
刑務所に入らないと自分自身の気が済まなかったかもしれない。
同時に、弟の発言にもショックを受けて、反論する気力すら亡くした。
うんと意地悪な見方をすれば、弟も苦しみの道連れにしたいと思った。
ってのはどう?
パイオニアって・・・カンヌのカメラドールを史上最年少で獲った河瀬直美は無視ですか
>>261 単に脚本と監督やった人が田舎を知らないからだろ。
年金の話もそうだが、世間知らずのお嬢様だからで片付くのが笑える。
>>277 というより、重要だと思ってなかっただけかと
どうでもいいけど検察の人が生理的に受け付けませんでした。
>>278 レスが細切れで、いったい何を知りたいのかが不明。
名誉毀損とか、田舎の町が出てこないとか、年金とか、世間知らずのお嬢様とか。
田舎のパーツが少ないと書いてあったけど、いったいどんな映像を見たかったのかも
教えて欲しい。
本人は広島出身だから田舎を知らないということはないでしょう。
自分は田舎が描けてないとは思わないけど、
本人も自覚している「演出力不足」が大きいんじゃない?
シナリオが読めなくて分からないけど、
カットがシナリオの説明に留まっているのが、
「田舎」が単に背景ともなってしまう原因かと。
あと、女性監督だからというのは不毛な議論な気が。
最近の男性監督でこれくらい骨太な人っている?
強引に拘るなら、和田夏十や水木洋子、秋元松代や向田邦子というシナリオライターの系譜じゃない?
田舎たって、都留〜富士吉田ぐらいの間だから、
おまいらが期待するような田舎的な風景なんか、最初からないよ。
田舎的風景すらない田舎を描きたかったのかもだが、
都留か富士吉田なら、東京から近すぎて
そのへんで都会と田舎の二項対立やられてもちょっと困る、という感じではある。
予算の関係とか、出演者の日程確保の関係でそのへんでのロケになったんだろうが。
>>277 さすが!そこまで自信を持って言い切れるのは全国津々浦々、田舎を踏破した人だけだなw
くだらん揚げ足取りだな
年金なんて口座引き落としにして年払いにしちゃえばいいだろ
自分で切り替えや減免手続きとかもしちゃえば
最初だけ適当な理由つければわからん
国保も同じ
社保からの切り替えだけ理由つければなんとでもなる
>>284 生まれ故郷は一つだが、全都道府県はこの足で旅している。
吊り橋で真木よう子が金切り声で叫ぶセリフがなに言ってるのか良くわからなかった・・
288 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/14(月) 23:02:53 ID:+jm9QZu1
>>270 やや不満派。
前作の蛇イチゴが好きだったんで、
期待しすぎてたというのもあるけど。
なるほど
県庁所在地巡りとはいい趣味だw
290 :
名無シネマ@上映中:2006/08/14(月) 23:47:57 ID:qFwulTM9
>>143 自分は泣いた。いや、泣いたというよりも涙が出てきたと言ったほうが正しいかも。
しかも、法廷で猛の証言に対して稔がニヤッと笑うところで。
ぜんぜん泣ける場面じゃないのに。
感動したとか、そういうんじゃなくて、心の奥が掻き乱されるような感覚だったと思う。
自分は評論家じゃないので映画を客観的に観ることはできない。
自分のバックグラウンドやメンタリティーにどうしても影響され、判断してしまう。
そういった意味で、この映画は自分の醜い部分を露わにされたような、
ずっしり重く、またぞっとするような怖さのある映画だった。
>>260 >兄はなぜ法廷での弟の発言に反論しなかったのか、の問いにも
>誰も明確な答えを返せない。
>これは満足派の力不足だろう。皆で知恵を出し合うのは恥ではないわけだが。
前スレの中盤あたりで兄弟の心境の解釈を何人かが出してたよ
>>287 あなたやお母さんみたいな人生はいやなの!
とかそんな感じ
都留ぐらいなら、東京で職探して、自宅から東京まで通えばいいじゃん。
大月なんか普通に通勤圏だ。東京西部なら都留でも十分可能。
それすらせずに、あなたやお母さんみたいな人生嫌だとか言ってもねぇ。
>>294 白馬に乗った王子様を待つタイプだったんだでしょ。
他人に自分の運命を決めてもらおうとする人っていますよね。
んで、オダギリが現れたと。
通えばいいじゃんって・・・・
それが出来ないタイプの人間だからこそ必死に叫んでんだよ
あの台詞は近親憎悪というか嫌悪というか
そういった類のものでしょ
半ば自分に叫んでる
297 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 06:30:32 ID:erxjolCB
すいません。
いまさらながらですが、確認させてください。
橋関連の位置についてですが
(1)橋を渡る前に、橋を見ていた場所(智恵子が稔と話してたとこ)
は川の左岸?
(2)橋を渡る方向に対して、智恵子と稔は左側を渡っていたと
思いますが、落ちたのもやはり左?
(3)橋を渡った後、左方向に猛は進んだ?
修氏の実地検証場所からは橋は右側に見えましたので
そう思ったのですが。
方向がよくわからなくなってしまいました。
よろしくお願いします。
>>297 ぜ〜んぶ左側だろ。
てか(1)の「川の左岸?」には誰も答えようがないがなw
真木よう子のお母さんって何気に立派な人だったよな
再婚相手も真面目そうな感じだったし
>>299 映画だとそうだね。
小説読むと智恵子と母親の関係性がわかるけどね。
映画とは別物だけど
智恵子や勇や修や洋平の事をもうちょっと知りたいなら、小説読むのもいいかも。
小説出すところが言い訳がましい気がしてしまう。
最初から「これは映画と小説のコラボ作品です」とでも言っておけ。
こういう突っ掛かり方する輩が出てくると思ってたが、あまりに予想通りで笑ったw
勇兄ちゃんに同情しすぎて、オダジョー演じる弟が浅はかに見えて仕方なかった
最後のバスのとこの呼びかけなんて間に合わないで欲しいと思ったくらいだ
早川勇はお父さん(伊武雅刀)
勇の兄は早川修(蟹江敬三)
オダギリジョーは早川猛
お兄ちゃんは早川稔(香川照之)
>>300 洋平にもエピソードがあるんだ
ちょっと気になるかも
ちょい役だったけど存在感あったね
307 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 15:28:13 ID:CfE1bwKW
電車じゃ追いつかないが、バスだろ
いくらでも気がありゃ、兄が乗ったとしても
追いかけるだろ?
308 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 15:48:05 ID:fK7kH1sr
泣くとかさあ
一体だれに感情移入したんだよ
脚本が全体的に浅いし足りない感じがした、ダイジェスト版観てるみたいな。
何て言うかところどころ無理矢理って言うか唐突って言うか。
まぁその辺は役者の演技が上手くカバー出来てたようにも思うけど
でもやっぱりなんか無理矢理感があったなぁ。
それでも何だこれつまんねとは思わなかったし、まぁ楽しんで観れたけどね。
上の方で監督の都合って書いてあったね
311 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 17:40:47 ID:erxjolCB
>>307 書き方が唐突なんだけど
誰に対するレス?
>>305 良い味だしてるよね
新井はヤンキー系が十八番だからなあ
>>306 は?何言い出してるんだろ、この人
何に対する意見?
313 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 20:00:55 ID:oRl0B1sf
監督、福岡に来てて、地元紙に載ってたんだけど、あの兄弟にはオダギリと香川しかいない!って思ったそうです。だとしたら、凄い良いキャスティングだ。今後が楽しみだよ。
314 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 20:27:12 ID:QA1caEuE
>>312 新井もなかなかいい役者だよね。
ヤンキー系もいいけど
天国の本屋なんかはぜんぜん違う。
幅広い活躍が期待できそうだ。
今日監督をテレビでみた
惚れた
命をかけて彼女を守りたい
惚れた
>>316 惚れたにキモもオタもないんじゃないのかい
お嬢さんはははははは
小説100冊買ってきてファンレター書くんだ!
ID:DDvR6kirは、西川に「舌出せよ!」とか言う妄想をしてるわけだな!!
きんもー☆
>>319 いやーごめんごめん
じゃあねバイバイ
とりあえず小説かってみるよ
糸冬 了
オダギリジョーが昔のフィルムを見て泣いたのって、
兄貴が高所恐怖症だったのに気づいたからってことっすか?
大人になったてことじゃねーの。
>>308 ミーハー向けのハリウッド娯楽大作じゃなくて
こういう通好みの渋い映画の良さを理解できる
そんな賢い映画通の自分に酔って泣きました
リアルにバカ
>>322 超えたと誤解してた兄貴の偉大さに気付いたからじゃね
自分の妄想が間違いで兄貴の発言の正しさに気付くと共に
猛ってバカ?
>>324 今日観たが、どこが通ごのみなんだ?
なんか難しいところがあるかな。
>>326 兄貴のどこが偉大なんだ?
何でも褒めときゃいいもんじゃねーよ
殺意の理由は怒り、悲しみ、屈折した優しさから?
兄貴は現場を弟に「見せた」んだよね?
んで、女を助けに行かないで自分のとこに来て嘘をつき通そうとする弟に、
人生を賭けて「本音を見せろ」と迫ったのは兄貴の方だと思った。
>>329 「どこが?」ってそれは弟に聞けよw
兄弟間のことなのだから
>>332 俺への質問と解釈しておこう
じゃあ君は、映写機を見た後になお弟が兄貴を見下してるように見えたの?
そう見えたのなら、俺の意見にここまでムキになって反発したい気持ちがわからないでもない
>>334 見下すの対義語が、お前的には偉大さを感じるだとかなのか。
日本語の使い方が飛躍した人ですね。
とりあえず映画見たら。そして感想書けばいいさ
337 :
名無シネマ@上映中:2006/08/15(火) 23:43:08 ID:dvOn8J6R
見たよ。評判倒れだと思った。
偉大は誇張だなw
尊敬してた兄ちゃん程度じゃないか?
尊敬=偉大=神ということも人もいるけど。
それか、自分なんかよりはずっとすごいくらい。
弟は自己評価低いから、成功とか欲しいんと違うかな。
>>337 頭の悪いお前にも分かりやすいように書いてやろう。
見下すのをやめたら、即偉大さを感じるようになるのか、それは凄いですねぇ、
ってことだ。
マンセーと全面否定の二択しかないと思ってるあたりが、ゆとり教育の成果。
>>338 どの部分が期待はずれだった?
逆にこの部分はまぁまぁだなって部分なかった?
ちなみに兄を評価し直したのは“弟であって俺ではない”からなw
俺的には映写機みた位で心そんなに動かされるのか?という考えだ
>>339 新興宗教の教祖に心酔した末端信者みたいな表情に見えたが。弟
何もかも自分のことをわかってくれてるみたいな
まぁ俺にはそう見えただけだがw
とてもいい映画でした。みなさんも見てくださいね。
↑ブログの感想、こんなんばっか。
兄はキリスト
弟はユダ
はふざけすぎかw
弟は兄信者だったのか。
レベル低そうな信者だな。
今日観て来ました。
どんなストーリかも分からずに観たのですが、凄く心が動きました。
最後の、お兄ちゃんが少し笑って、そこにバスが通りかかって画面が暗くなるシーンでは
胸がすごく苦しくなって涙が出ました。自分でも安い涙だな、とは思うけど。
何で泣いたのか自分でも分かりません。感動したわけでもないですし。
もしかしたら、自分が地方出身者だから感情移入してしまったのかもしれないですね。
>>341 ・細部の詰めが色々と甘い。
例えば、富士吉田あたりを舞台に、都会と田舎の二項対立展開してどうすんの?
ということがある。
都会と田舎の二項対立なんてものが、そもそも陳腐なものではあるが
あえてそれをやろうとするなら、そのあえてやる理由を観客に見せなければいけないと思うが
そんな日帰り旅行先みたいな舞台でいいのか?
何か日程とか予算の関係でそのへんになったんだろうな、と思ったら萎える。
本当に予算がなくてそのへんでしか撮れないのなら、もっと撮影地を特定できないようにしないと。
・ちまちまとした心理劇を大画面で見せられても
これは趣味の問題なので、映画の側の責任というわけでもない。
・話の着地点が結局平凡
家族っていいもんですねー、兄弟っていいもんですねー、みたいな方向に結局話は着地していくわけで、
結局のところ、ある共同幻想下の範疇でゴタゴタやってるだけの娯楽作品でしかなかった。
見てる最中はつまらないわけではないが、後に引くものがあまりない。
・映像ショボイ
絵的にきれいじゃない。吊り橋ショボイ
吊り橋自体の絵に全然迫力がないので、タイトルが生きてこない。
なるほど〜
この映画のように手抜きしまくって難しい点は面倒くさいから避けて適当にごまかして
簡単で作りやすい部分だけに力を入れて同人誌を作るように自己満足に楽しく作れば
いかにも謎めいて神秘的に見えて深みがあって高尚な映画のように受け取ってもらえて
色々もっともらしい考察をしてもらえて、手抜きした部分はお客さんが補足してくれて
見る目のある映画通な人達から高い評価をもらえるわけですね
「作る側は手抜き、あとは観客にお任せ」がヒットのコツですね そりゃ楽でいいわ
勉強になりました
これがブレアウィッチ方式だったらという悪夢をみた。
>>346 >例えば、富士吉田あたりを舞台に、都会と田舎の二項対立展開してどうすんの?
真木よう子が東京云々言ってたんでミスリードしてる人が多い気がする
田舎と都会の対比なんて別に無いと思うんだけど
東京のGSと田舎に住んでる写真家でも物語は成立するでしょ
>そんな日帰り旅行先みたいな舞台でいいのか?
あんまり東京から離れると、それはそれで物語上無理が出てくるかもね
>>350 東京の土地持ちGSなら、資産家だ。全然話成立しないだろ。
田舎のカメラマンねぇ。マディソン郡のなんちゃらみたいな話にでもするかね?
日帰り圏内の、しかも交通の便もいい場所で、真木よう子が色々吠えても
説得力はない罠
352 :
名無シネマ@上映中:2006/08/16(水) 01:27:44 ID:BWQyX/CW
実際、兄弟ってこんなドロドロしているのだろうか・・・
兄ちゃんこわかった。
>真木よう子が東京云々言ってたんでミスリードしてる人が多い気がする
>田舎と都会の対比なんて別に無いと思うんだけど
>東京のGSと田舎に住んでる写真家でも物語は成立するでしょ
どこを縦読み(ry
そしたら、真木が作劇上いらんこといってるか、リアリティのない登場人物か、救いようのないマジで痛い真性DQNになるよw
>>346 それはほとんど君の解釈&好みにしか取れないけど。
皆が納得する客観的事実じゃないと思うが。
>>355 皆が納得する客観的事実、などという幻想を信じてる時点でダメダメ
357 :
名無シネマ@上映中:2006/08/16(水) 05:07:55 ID:LgfrOvqC
>>346 まあ言いたいことはわからんでもないが
重箱の隅とまではいわないけど
少なくともメインの問題点じゃないね。映像しょぼいとかね。
かように、核心の部分についてはなにも語ってないんだよなぁ。
やっぱり大してわかってないと思うな。
なぜって、俺も正直、わかりきっているとは言いがたいからだよ。
それほど簡単じゃないよ、この映画は。
358 :
名無シネマ@上映中:2006/08/16(水) 05:24:04 ID:LgfrOvqC
>>355 何万人もの内の一人の意見ってことだけだよ。
346もあなたも、そして私も。
自分の意見こそが多数派とかいうのは幻想かもしれんね。
ただ、ひとつに意見をまとめる場所じゃないから。
お互いに言い合えばいいだけじゃないのかな。
人を見下したような物言いだけは勘弁願いたいけど。
それやった時点で書いてる資格ないから。
まんまと偽ブランド品つかまされた気分、みたいな。
無批判に褒めてるだけの絶賛の嵐には思わず「王様は裸だ!」と叫びたくなる、みたいな。
見てきた。最後の笑顔がとても怖かった。
笑顔って自分はあなたの味方です、危害は与えないから私を受け入れてって意味でしょ。
知らない人とか気心の知れない人への。なので気心の知れてる父親には笑ってない。
笑えないのかもしんないけど。一人っきりの時は笑わない。他に対象がある時は笑う。
あの後7年間も同じようにして過ごしてきたのかな。
お人好しな性格だし「オレは大丈夫だから」って意味なのかもしれないけど
最後の笑顔は弟や関係者に対する深い拒絶だと思った。
兄に実行力があるとするとあの後復讐が始まるよ・・
>>361 兄のある種の狂気がこの映画の根本なのは同意だが
復讐はないな。
拒絶そのものが復讐だといえばその通りだが。
>>361-362 ああ〜なんかスッキリ!(勝手にゴメソ)
もやもやを明解に言ってくれた。
一緒に行った友人は「あの後、バスに乗らないで弟と言葉を交わしてから別れる」と
思ったらしいのだが、自分にはまったくそう思えなかった。
なんか兄はもう世界が閉じてるんだよね。弟はいつまで経っても生ぬるい。
結局の所、オダギリ視点で描いた映画なんだよね
だから香川や真木と違って
都会、田舎なんて全くこだわってないように描くし
オダギリは高い所怖くないし真木が落ちる瞬間見てないから
吊り橋から落ちるシーンはオダギリの妄想のみの映像でぱっとしない
オダギリに比べて香川の感情が細かく激しく描かれているのも
オダギリ視点だから真木はオダギリにとって(香川に比べると)どうでもいい存在だから
その程度の描写になってる
監督が「もし自分が主人公(オダギリ)ならこう(見える。妄想含む)」という映画なんだな
感想が書いてあったブログより。
「監督が見た夢を映画にしたらしいですが(監督は猛役)とすると
なんかいろいろやっちゃっても許される私、何故って可愛いから!という
無意識下の美女のナルシズムをこっそり見せられてるような気もしました。」
中々鋭いと思ったw
弟がいかに痛い子かを見る映画だったのか。
それなら納得した。
あの痛々しい感じって確かにグサッてくるわな。
兄は神。
兄をキモいとかいう女はどうでもいい。でも玩具にはする。
弟は兄は神だが自分は神に愛されてるし、愛されてきたし、何より自分が兄を愛しているから許される!
そりゃ田舎も都会も関係ない。
背景も道具も描き込まない漫画やアニメによくある手法と同じだったなら納得した。
このキャベツは何なのだろうと思って剥いてみた
また、キャベツだった
そんなはずはないと思って、もっと剥いてみた
キャベツを剥くとリンゴが出てくるという話を聞いたことがあったが、そうではないのだろうか
いよいよキャベツの芯だけになった
まだ剥くべきなのだろうか
迷っていると「剥いていないで喰った方がいいよ」と言われた
そして喰ったら、まずくて後悔した。
映画観てから、
>>346読むと、こんなふうにしか見えない人もいるんだなぁと新鮮だ
これでは、この映画の評価高いのが納得できないだろうね
別に通好みでも難しい映画でもないと思うんだが、人に勧める時には相手を選ばないとな
>>303 俺は兄がキモいし、イラついた。
人死んでるから同情もできないし。
でも、兄も弟も女もそういうムカつく部分をちゃんと描いてるから面白い。
しかし、家族っていいもんですねーと見てた人もいるのか・・。
そういうふうに見ようとすれば見れる程度だったと思ったが。
普段から人の嫌な部分がよく見えるタイプの人には、この映画の人間描写も
他人ごとじゃなく感じるのかもしれない。
映画の作りとして雑な部分とかはあると思うが、人物の描き方がこの映画の肝で
それはやっぱ秀逸だと思う。
一見わかりやすいキャラを持ってきておいて、その奥の心理を深く掘り下げて
普段目を背けているような部分を見せることがドラマになってるんだよな。
371 :
名無シネマ@上映中:2006/08/16(水) 19:21:07 ID:llwu1KP2
兄弟の嫉妬
>>365-366 納得した。なるほど、そういう映画だったのかw
>>369-370 この映画の良さを分からないやつがダメなやつなの〜
批判してるやつは、頭が悪いから分からないんだもん〜、としか言いようのなくなった信者カワイソス
批判するやつはダメなやつだから批判するのだ、という決め付けは、
この手の映画の信者の常套句だねぇ
ま、人生経験の浅いやつが、人生を分かったような気分になるには、いい映画なんだろう。
>>372 >ま、人生経験の浅いやつが、人生を分かったような気分になるには、いい映画なんだろう。
あなた、前スレでこのセリフ一生懸命言ってた人?
どんな人生経験やら。
また、他人のレビュー転載して否定かw
さすがにYahooレビューはやめたみたいだが
>>374 批判レスを全部チェックしてるのか。一覧表にしてたりしてw
お前、気持ちの悪いやつだな。粘着質w
>>376 前スレ読んだらさ、こんなようなセリフいってた人が必死っぽくて笑えたんだよね。
やっぱりあなただった?何年生?
どっちが気持悪くて粘着質なんだか・・・
あと、やたら日帰り圏だ通勤圏だとこだわってる人がいるが
>>350がいうように田舎と都会の対比にあまり意味は無いと思う
猛のように切って捨てて出て行ける人間と
不満を抱えながらも結局出来ない人間の話
逆に九州や北海道みたいにわかりやすいと・・・
あの微妙な廃れ方が感じがいいと思うんだけどね
379 :
智恵子の亡霊:2006/08/16(水) 20:43:50 ID:jtTEgGW1
キム兄は、演技とか雰囲気とか別に問題ないんだけど、やっぱりお笑いの構成
をやってるイメージや、常に後輩に説教している、といったイメージが浮かん
で来て、あの裁判シーンの緊迫感を壊してしまったように思う。兄(香川)が
「僕はモテないタイプだし・・」と言った後にちょっと励ますようなことも言
うけど、あそこなんか「俺もこんな顔やけど、えみりをモノにしたもーーん♪」
って思ってそうで・・・w(若干、目が笑ってたのは事実)
でも監督の希望でキャスティングされたんでしょ?
その意図を読みとらないとこの映画を理解しているとはいえないのでは
なーんてw
>>379 キムによって、2人にスポットがより明確に当たったっていう
効果はあるかも知れないね。
他の役者だとしたら、これは法廷劇の要素が色濃くなってくる気も
するからね。
キムは長いセリフはどうかなぁ・・
誰も知らない、とか短い出番のほうが活きるタイプだと
個人的には思うけどね。
監督が書いたときには、そういう短いものしか
見てなかったんじゃないかな。
>>379 >>380 他だったら、どの役者が良かったと思う?
つーか、キム検事がニヤけながら色々語りかけたのはわざとだしょ
和ました?直後に残留物の鑑識結果突き付けて
稔を揺さぶろうとしたわけだからね
さらに上をいく返しを稔にされちゃったんだけどさ
この映画の信者で「ハリウッド映画しか見てないような人にはわからないんだろうけど・・・」なんて
得意満面に語ってる人って、よっぽど昔のハリウッド映画、しかも凡作しか見てないんだね。
かわいそうな人達だ。
今のハリウッド映画には、こんなのよりずっと上質なドラマを描いた作品がごろごろあるよ。
例えば?
またクラッシュですかね
>>383 これだけは言える。
たかが映画ごときに信者という言葉を使うヤツはバカだよ。
>>384 これに比べたらポセイドンのドラマだってずっとマシだよ。
ついさっきまで自殺しようとしてた爺さんが、船が転覆してサバイバル状態になったら
助けを求めて縋り付く人を蹴り落としてまで生き延びようとする、その1シーンだけでも
胸にせまる分、これみたいに形式だけの中身スカスカ映画より遥かに価値ありますわ。
>>385 そうね〜これに限っては信者というかブランド志向みたいなもんか。
「私はこんなに崇高で深い映画が好きなのよ〜」って周囲にひけらかしたいんだろうからね。
でも脚本の手抜き分(本来だったら脚本家がやらなきゃいけない作業)を一生懸命あれこれ考えて
代わりに補完してあげてる作業って、教祖様にお布施してる信者と同じようなものなんじゃないのかな。
>>385 意味わからん。
よっほど一方通行の映画ばっかり観てたんですね。って言われてもしょうがないね。
>>387 映画なんてインタラクティブ・ライブとは違うんだからさ、
そもそも一方通行のもので当たり前でしょう。
てゆうか発信する時点で完成してなきゃ駄目じゃん。
それを観客がどう受け取るかは各自の自由。
どれだけ多くを学ぼうが、推理・推測しようが、感動してブログで語ろうが、
観客は常に一方的に受け取ってそれを各自が好きに展開しているだけ。
脚本が不完全で足りない部分を補わさせられるなんて奉仕活動、
なんで金払った客がやらされなきゃならんのよ。
自由に好きに展開できるならいいけど、この映画の場合単なる穴埋め作業じゃん。
それで喜ぶ心理って同人誌でキャラの休日とかサイドストーリー考える腐女子みたいなもんかね。
ネット上の感想見てると哀しくなる。
この映画で理解できないところがあるのは
自分が頭悪いからだと思いこんでる人たちが少なからずいて・・。
それは違うよ、と言ってあげたい。
無理して誉めなくていいんだよと。
>>386 なんだ、結局強い言葉書いて悦に浸ってるだけか
僕ちゃんはこの映画が気に喰わないから、全否定してやるーてだけで
全然説得力ないじゃん
好意派を煽ることが目的になっちゃった構ってちゃんかな
人間交差点にはかなうまいて
しかし、あの兄は果たして家に戻ることが幸せなのかなぁと思った。
ぼけた父親の世話をしなくちゃいけないし、小さい田舎町で殺人を犯した者という目で回りに見られて生きていかなくてはならないわけで。
家に帰っても辛い日々が待っているだけなんじゃないだろうか。誰も知らない土地へ行った方が幸せかもしれないのに。
GSの店員は兄さんに帰って来て貰いたいだろうけど、あの弟は本当に兄のことを考えているのなら、父親引き取って兄は自由にしてあげるべきだろう。
>>390 説得力って何よ?
誰も2ちゃんで説得しようともされようとも思ってないでしょ。
書きたいことを好きなように書いてるだけでしょ。違うの?
「ゆれる」信者って変わった価値観を持ってるようだね。
映画は一方通行じゃなくて双方向なものだとか。
映画を語ることをブランドのようにひけらかしたり、
脚本の手抜き作業を補ってあげたりするのも変わってる。
>>370 俺は
>>346じゃないけど、彼が言う「家族っていいですね〜兄弟っていいですね〜みたいな着地点」というのは分かる気がするんだよね。
それはもちろん、この映画の7年後の部分を指してるんだろう。
弟の改心の涙と「俺は奪うばっかりだった」みたいな一人語りの部分ね。
たとえば前田の映画批評なんかじゃ最後に観客は暖かい涙を流すだろうみたいなスットボケたこと書いてるしww
あえて言えば、俺は兄の謎の微笑のあのカットを撮りたいがために、
安易に7年後という設定をラストシーンに持ってきちゃったこと自体がこの監督の現在の限界なんだろうと思ったよ。
>>393 >映画を語ることをブランドのようにひけらかす
いったいどういう事?観た映画の感想を書くところじゃね?
お前なにしに来てんだよ。
けなす目的で書いてるから、どんなに力説しても下衆な文章にしかならないし、
人の心も動かせない。
>>394 ごちゃごちゃ書いてるけど、要するに「オレは面白くなかった」って言いたいだけでしょ。
ま、映画は作って半分観て半分だから、つまらんと思う人がいるのは当然だけど。
それを監督の責任のように決め付けるのが大部分の観客だよな。
んで、紛糾すると。
もう、映画スレのパターンだよな。
397 :
名無シネマ@上映中:2006/08/17(木) 00:29:49 ID:l7ReYv/U
>>372 >>369-370は>この映画の良さを分からないやつがダメなやつなの〜
なんて内容じゃないじゃん。
この映画が全然面白くなかったという人が、この映画を評価する人のことを
嘘を言ってるとかブランド信仰だと決めつけたがるほど理解できないのと同じように、
この映画をすげーと思った人は、スカスカにしか見えないという人にびっくりしてるんだよ。
>>395 いや、だからさ別に人の心を動かせるなんて思って書いてないから。
2ちゃんの書き込みで人の心なんて動かせるとも動かされたいとも思ってる人なんていないでしょ?
>映画を語ることをブランドのようにひけらかす
そう書いたのは、前スレでハリウッド映画をけなして比較対象としてこの映画を持ち上げてた人がいたからだよ。
特定の映画をけなすならわかるけど、ハリウッド映画全般をけなすっていうのはさ、
「ミーハー向けのハリウッド映画と違ってこんな崇高な映画を語れる俺カコイイ」って思われたってしょうがないでしょ?
つまり映画を好きなんじゃなくて「この映画を好きな俺が好き」なんじゃないかな?
もしハリウッド映画を一本のこらず全て見てる人がいうなら内容を知って言ってるわけだから意味が違ってくるけどね。
たぶん見てないでしょ。そういう人は。てゆうかハリウッド映画のがドラマ性も上だし。
>>396 好意派がこれほど延々と内容補填を繰り広げてるスレなんて映画板の中でもあまりないと思うよ。
しかもいくら繰り広げても真実は見えてこないだろう。そもそも内容がないんだもん。
>>397 普通に名作映画を観てればスカスカにしか見えない気持ちなんて簡単にわかると思うよ。
寅さん=オダギリ
さくら=香川
おいちゃん=イブ
満男=真木よう子
構造的にはこんなもんだろ。
もちろん、きちんとエンタメできてる分、寅さんのほうが圧倒的に上。
>>401 ゴメン、まともな人間と思ってレスしてしまった。ネットは怖いね。
粘着の名作映画を多用する人か〜
>>393 何それ?何の説得力も持たない垂れ流し?
書きたいことを好きなように書いてるだけなの認めちゃうの?
それじゃハリウッド映画のがドラマ性も上だしとかいってもね・・・
ほんとに好意派を煽ることが目的の構ってちゃんでしかないね
>そうね〜これに限っては信者というかブランド志向みたいなもんか。
>「私はこんなに崇高で深い映画が好きなのよ〜」って周囲にひけらかしたいんだろうからね。
自分がこの映画を糞だと思うからって、この映画を気に入った人がいることを
認めたくないというのは何なんだろうね。
この映画を持ち上げるためにおかしなことを書く奴がいたからって、この映画を良いと思う人がたくさんいて
高い評価につながっていることまで認めないのはどうかと。
それとも、自分の価値観がスタンダードじゃないと不安なタイプなのか?
自分がつまらなかった映画を他の人が面白がるわけがないと、そんなの格好つけて言ってるだけだと
言いたいわけでしょ?自分が周りの評価ばかり気にしてるから誰でもそうだと思うのかな。
この映画を絶賛してる連中が、一体最近何の映画を見てるのかが気になる。
いま公開中の映画だけでも、時かけやユナイテッド93のほうが、これよりははるかに上等な映画だ。
畑違いに過ぎる時かけはともかく、ユナイテッド93ぐらいは見とけ。
>>401 内容補填って・・・
心情や心理や態度を色々と推察解釈してるんであって
設定の不備?を延々補填してるわけじゃないでしょ
しかもそういった機微を理解からではなく
わかるんだけどうまく表現できないから
長文のレスが多いんだよ
>>394 >あえて言えば、俺は兄の謎の微笑のあのカットを撮りたいがために、
>安易に7年後という設定をラストシーンに持ってきちゃったこと自体が
>この監督の現在の限界なんだろうと思ったよ。
分かるーーー! 同意w
ま、途中で体力尽きちゃったってことだろうな。
>>407 肯定派の書いてることのほとんどが
こっちとしては予想の範囲内だから
内容補填にしか見えないんだよ。
おれはどちらの味方でもないが
例えばこの映画が30点評価だとして、そのマイナス70点が
全て映画のせいだなんて、断言できない。
そこに過信があるんじゃないかな。
この映画はなにも語ってない、ってそりゃ自分にとっては
そうだっていうだけ。他人はどうだったか、わかららんのよ、所詮。
だから、自分はわからなかったしつまらなかった。で終わりなのよ、
で、他人を攻撃、疑いにかかるのはおかしいね。
面白いといってるやつは過去の名画を知らない、とか
解ってる気になってるだけじゃないか、とか
要らんこと言い過ぎだと思うよ。それが余計なんだと思うな。
私が学ばせてもらうとしてら、その過去の名画の具体的タイトル。
未見なら、参考にさせてもらうよ。
こういう優れた映画もあるんで見たら?、という言い方なら
わかるけどね。
>>406 何でそんなにこの映画が好きな人がいるのが気にくわないのかな。
好きな映画、つまらん映画なんて人それぞれなのに。
映画作品や監督のスレって大抵ファンが集まってるのに、
なぜわざわざ覗いてイライラしてるのか。
>>406 ちっせー人間だな。
何でお前ごときに観る映画を指定されにゃいかんのか。
まあ自分に自信がないから2CHで威張るんだろうけど。
できるだけ友達と映画いった方がいいね。
みんな違う価値観を持ってるって事を知るべきだ。
>>411-412 こんなに信者が映画を批判されて火病ってるスレも、珍しいからね。
ま、面白く観察させてもらってますがなw
まともな映画のスレでは、少々批判されたぐらいで相手の人格否定までして必死になる
おかしな信者はいない。
>>411 ここには「つまらない派」も数多く集まっているじゃんw
そしてその人達が指摘してる欠陥が自分とほぼ一致するのには驚く。
それぐらい複数の人が見ても感じる決定的な欠陥があるってことだよね。
>>410 前スレでさんざんあがってるからそっち見て。
ひとつ絶賛されてたのは「切腹」
他にも同じ法廷を扱ったシーンがあるものとか色々あがってたから。
>>413 どれだけ批判派は壊れやすい繊細な心を持ってるんだか。
こっちは人格攻撃はバンバンするけど、そっちはしないでねって事か。
【西川美和】ぬれる?
>>415 いやだから、おまいは今年一体他に何の映画見たんだ?
日本沈没やダヴィンチコードと比較したら、上等な映画に見えるのか知らんが。
どっちも見てないけどw
>>413 信者、って言葉の意味、知ってるのかな?
どうも、マンセーとか、信者とか、
安易に使いすぎるね
どっちが人格否定してるんだかなー
ま、お盆だし、暇人の煽り厨が構って欲しくて湧いて貼りついてるということだね
>>412 出た!2ちゃん名物「書き込み内容とは全く関係ない人格攻撃」!
これが出るってのはもう理屈ではかなわないから、負けを認めるようなもんだよなw
「自分に自信がないから」「できるだけ友達と」・・・何回2ちゃんで目にしたことか。
ありがちすぎて笑えるw妄想乙
ちなみに俺は友達と行ったよ。他にも何人かとこの映画の話はしてるけど
映画見てる数と評価が見事に反比例してるのが笑えるw
映画たくさん見てて詳しい奴はこの映画を酷評してて、
あまり見てなかったり、アニメぐらいしか見てない奴は絶賛してる。
>>420 お前はもういいよ。何だか本当に醜い人間っているんだな。
>>415 映画見てない=人格攻撃じゃないだろ。
ブランド志向とか言ったけどまともな映画をたくさん見たら解決するんだから、そんなもん。
映画をもっと知れば、こんなのよりかっこいい映画がたくさんあることがわかるから。
「自分に自信がないから」なんてのこそ人格攻撃だろ。映画板なのに映画とは関係ないこと書いてるんだから。
>>421 レスを書いた人間の人格でなく、レスの内容を批判してはどうか?
そもそもこの映画、稔と猛が兄弟である必要なくない?
ラストになっていきなり兄弟の絆らしきものが出てくるのが
こじつけにしか思えない。
ゆれる占い
この映画見て
どちらかというと肯定派=兄気質
どちらかというと否定派=弟気質
映画見る前にスレ覗いた派=智恵子気質
切腹・・・原作モノじゃん。
だいたい法廷シーンて。。
そんな感じの捉え方だと永遠に平行線だなぁ。
煽り目的だから関係性ないんだろうが。
>>409 予想も何も、そういう内容が描かれてるんだから。
映画に描かれていることを、言葉で説明しようとするから
>>407のいうように長くなる。
>>417 「上等な映画観てないくせに」云々も人格否定と同レベルの映画ファン否定だよ。
>>414も別の人なのかわからんけど、上に同じ。
>.420
あなたも個人攻撃してると思うよ。
まあ、なんでもいいよ
世間的には概ね好評。これは仕方ない。
本作に不満がないわけじゃないが
それをここで書き込んで変えれるわけじゃなし。
2CHで世間を変られるならナンボでも書くけどさ。
俺はなんでここに居るかって?
ためになる意見ももちろんあるからね。
そうでなきゃ時間がもったいない
俺は自分の評価点数を確定させるためにここに居るわけじゃない。
なるほど、と思う意見があったら、素直に同意するぜ。
>>417 うん、俺も沈没は見てないけどダヴィンチコードはそうかもしれんね〜。
まあダヴィンチはこれほど手抜きがひどいってわけじゃないけど、
膨大な原作を無理やり押し込めてるからかなり駆け足で、上っ面をなぞるようになっちゃってるからね。
それと見比べたら確かにこれは人間を深く掘り下げてるように見えるかもしれん。
でもプロデューサーズとかカーズだってこれよりは上等だと思うよ。
ゆれるはピックル雇う金も必要もないからカワイソス
ピックルもたまに火病起こすけど、まだ確率が低いよ
>>427 ここは映画板だろ?
ろくな映画見てないやつが批判されるのは普通じゃん。
野球板でインフィールドフライを知らないやつが、
サッカー板でオフサイドが分からないやつが馬鹿にされるのと同じだ。
>>426 あのさ、切腹に法廷シーンがあるなんて書いてませんけど?
「切腹」と「他にも」って分けてるつもりなんだけど。
それから原作があるから有利ってことはないと思うよ。
映画化する際の脚本とか監督の手腕が問題なわけでしょ。
少なくとも俺は重要だと思う。
>>420は
>>410の意見↓は耳が痛くないのかな
>例えばこの映画が30点評価だとして、そのマイナス70点が
>全て映画のせいだなんて、断言できない。
>そこに過信があるんじゃないかな。
>この映画はなにも語ってない、ってそりゃ自分にとっては
>そうだっていうだけ。他人はどうだったか、わかららんのよ、所詮。
>だから、自分はわからなかったしつまらなかった。で終わりなのよ、
>で、他人を攻撃、疑いにかかるのはおかしいね。
>面白いといってるやつは過去の名画を知らない、とか
>解ってる気になってるだけじゃないか、とか
>要らんこと言い過ぎだと思うよ。それが余計なんだと思うな。
自分は同意。要らんこと言い過ぎというか、上の方ずっとそんなのばかり。
友達と観に行けと言われてるのも、いろんな価値観があることを認めろって意味なんだけど、
自分の好みと違う人を端から馬鹿にしているようでは話にならないよね。
肯定派はろくな映画を観てないと言い切るところが痛い。
根拠が俺様のまわりがそうだから。
それで信者云々いってもね。
>>429 一般的な表現で申し訳ないけど
上には上がある、下には下がある
どっちに話をもっていきたいかの思惑によって
なにを引き合いに出すかが違ってくるだけ。
日本沈没やダヴィンチコード
そりゃ、ちょっと極端すぎるな。
それならついでにゲド戦記も入れて欲しい。
これなんて、作者の頭の中だけで完成させてるようなもの。
本作の足元にも及ばない見事な自己完結だ。
>>433 せっかく映画の内容に話を振ってあげてるのにw
>>435 いや、俺様のまわり云々じゃなくて、このスレ限定にしてもさ。
肯定派って「何の映画見てるの?」といわれたら言い返せないじゃん?
んで話をそらして否定派の人格攻撃するばっかりでしょ。
映画スレなんだから映画の話をするのは当然だと思うけど、それが悪いっていうの?
お前は自分のことしか考えていないと言われただけで、
パニクッて、法廷で兄を陥れちゃう弟って、どうよ。
どう考えてもDQNだろ。
こんなのに共鳴なんかできるかよ。
>>438 >肯定派はろくな映画を観てないと言い切るところが痛い。
の根拠がそれですか?
そういう話してること自体が、相手にされてないとは思わないのか・・
ところで「橋を渡りきる=東京に行く・一旗あげる」って解釈はあり?
オダギリだけじゃなく、
弁護士として出世したおじさんも
事故後、検証作業のために橋を渡ってる。
二人とも渡るときに恐怖を感じず平然と渡りきっている。
水音は激しくて、渡りきった人と渡れなかった人は
呼び合ってもなかなか声が届かなくなるのかな。
おじさんが部下に応答しろと呼びかけるシーンを見て思った。
>>441 その考えからして古くさい。
仕方なく東京に出てきている人たちがいっぱいいる時代に。
>>441 あると思うけど。
智恵子は止める稔を振り切って、猛を追いかけて橋を渡りに行った
兄弟が最後対面する道路も「川」みたいだと思った。
シネカノンは実写は下火になりそうだな。
まあ、西川監督の過去作品が少ないからな。下積み時代に西川がかかわった作品や西川がリスペクトしている作品の名前さえ出ないからなあ。
>>434 じゃ逆に聞きたいんだけど、過去の名画を知っている人がこの「ゆれる」見て絶賛する気になる?
名作だとか傑作だとか言える?
だとしたら、どこがそのポイントなのか具体的に教えて欲しい。
「ゆれる」の中で、さも仰々しく扱って信者が絶賛してる心理描写なんて、普通の映画の中では
メインじゃなくて、メインを引き立てるスパイスとして軽く挿入されるようなものでしかないでしょう。
たかがスパイスでしかないようなものを重視して大騒ぎして、ご都合主義の展開で繋ぎ合わせてるだけ。
しかも兄と弟とか都会と田舎とかもうさんざん使い古されて手垢にまみれた素材じゃん。
これを一体どう楽しめというのだろうか?
肯定派おすすめの映画
・なし
否定派おすすめの映画
・メルキアデス・エストラーダ三度の埋葬(前スレで書いてたやつがいた)
・切腹
・ユナイテッド93(公開中)
>>439 ・自分のことしか考えていないと言われた「だけ」ではない
・パニクってあの証言したわけではない
・兄を陥れようとしたわけではなく、自分の知っている兄を取り戻そうとした(と思っていた)
・共鳴する必要はない
この辺の兄弟の心理については前スレからいろいろと書いてあるよ
それ読んでもわからないなら、自分にはわからんしつまらん、てだけ。
世間で評価されているからといって、面白がったり評価する必要なんてないんだし。
>>435 信者っていう言葉はそんなにうかつには使えない言葉なはずなんだよ
本来はね。
たとえばさ、ジブリのファンがゲドのことを見る前から
ジブリだから面白いと思うしジブリだから家族で行くことに決めてるし
みたいな
見る前、自分で確認する前から、「推測でホメたたえている様」
を指すわけであって
ここに居る人は見てから感想を書いてるだろうから
信者って言わないと思うんだよね。
居るとしたら
自分的にはいまいちだったが、世間では高評価みたいだから
自分も満足派のフリをしていようっと・・・・・
こういう人のことを指す。
これも、人の心の中を覗いてみないとわからないこと。
超能力者でもない限り、なぜ信者と断言できるのか、聞きたいもんだ。
>>440 え?相手にしないんだったらレス返さなきゃいいじゃん?
レス返すだけの労力があるんだったら自分が今までに見た映画のひとつやふたつあげられるんじゃないの?
こんな状況で「相手にされてないとは思わないのか」って、思う人はいないでしょう。
だってレス返されてるってことは相手にされてるってことだし。
これ読んだら100人が100人「映画名をあげないんじゃなくてあげられないだけだな」と思うんじゃない?
そうじゃないって言うならどれだけ映画見てるか言ってみれば?
いい加減名作厨は巣に帰れ。
毎晩飽きもせずよくやるな。
>>445 とりあえず雑誌などに出てる映画評でも読んでみたら?
映画たくさん観てる評論家やライターが書いてるから満足では?
このスレや前スレでもいくつか「映画観てる人」が絶賛してるレビューのリンクがあったと思う。
ポイントを上げてこの映画を評価しているレスはたくさんあるけど、いちいち
名画観てますなんて書いてないし、そもそもそんなことを基準に語るのがバカバカしい。
>>447 でもここは、この映画のキモじゃないのか?
ここが分からなかったと書いている人はいっぱいいるぞ。
共鳴する必要はないかもしれないが、
キモの部分くらい、多くの人が理解しやすくする必要はあるんじゃないの?
今年これとこれを見た、その中でゆれるが一番よかった。
というレスすら誰も書けない肯定派は、一体何なんだ?
本当に今年見たのはこれ1本だけとかなのか?
>>451 他人のふんどし借りないと何も言えないのは、ハズカシイ
>>446 俺は否定派として「イノセント・ボイス」を付け足させてもらうよ。
あと「クラッシュ」あげてる人もいたよね。
>>448 「信者とは」ってそれ君の勝手な決めつけじゃないか。
本来って何よ。辞書にそう書いてあるのかよ?
肯定派おすすめの映画
・なし
否定派おすすめの映画
・メルキアデス・エストラーダ三度の埋葬(前スレで書いてたやつがいた)
・切腹
・ユナイテッド93(公開中)
・イノセント・ボイス
・クラッシュ
嫌われ松子なんか、松子が登場して最初の数分で
この2時間にわたる映画の内容以上のことをさらっと描いていた気がするが。
>>449 名画を2〜3本挙げれば満足なの?それで名画観てます、
映画ファンですってどうよw
それに、本当に好きな映画って個人的なものだよ。
というか、個人的なレベルで語らなくてはいけなくなるような映画が大切な映画になるわけで、
世間で名作と言われている映画を観ることにはそんなに重要なことじゃない。
>>199の言ってるのもそういうことで、この映画の良さを語るのにも、
あまりにも的はずれなんだよ。
いつまでも平行線なのもそのせい。
>>451 評論家が褒めるから褒めるって言うの?
だったら映画見る必要はなくて、あらすじ読んで評論だけ読んでればいいと思うよ。
>>453 もし俺が「デスノート」と「陽気なギャング」と「ゆれる」しか見てないんだとしたら「ゆれる」が一番上だな。
459 :
448:2006/08/17(木) 01:54:58 ID:tq4mYafF
>>454 では信者という言葉について君はどう考える?
おれは先に書いたとおりだ
自分の意見も書かずに批判だけなら誰でも出来る。
ずるすぎるぜ。。。
>>457 一体何と比較してゆれるを良いと言ってるんだ?
と質問されてるわけだが、分からないかな?
他に何一つ見てなくて、これしか見てないやつが
映画全体から見たこの映画の位置づけなんか、できないだろう。
>>458 肯定派が映画観てないと決めつけてるから、それならたくさん映画観てる
評論家の絶賛でも読んだら?ってことでしょ。
今までいい映画たくさん観たから俺の映画を観る能力は優れている、
俺がつまらなかったのはこの映画が悪いんだって・・くだらなさすぎ。
俺の今年のベストは、ホテル・ルワンダなので、これもリストに入れよう。
肯定派おすすめの映画
・なし
否定派おすすめの映画
・メルキアデス・エストラーダ三度の埋葬
・切腹
・ユナイテッド93(公開中)
・イノセント・ボイス
・クラッシュ
・嫌われ松子の一生
・ホテル・ルワンダ
映画上げないのは相手してないからだと思うが?
叩き厨にわさわざエサあげてどうするw
>>457 いつまでも平行線なのは、肯定派が意地でも自分の見た映画・好きな映画を書かないせい。
それにしても、君の言ってることはわかるつもりだ。
というのは、俺も昔はそういう考え方をしてた時期があるからな。
数多く見ればいいってわけじゃない。そう思っていた。
でもそんな俺でも、名作映画を見れば考え方が変わるんだ。
良い映画ってのは本当に凄い力を持ってるんだ。人の心を動かすんだ。衝撃的なまでにな。
そして、本当にこれは事実なんだけど、名作映画のよさ、本当の映画の素晴らしさを知ってたら
絶対にこの映画を良いとは思えなくなると思うんだ。
ためしに見てみなよ。
>>455であがってる否定派おすすめ映画でもいいよ。
本当は「切腹」とか日本の昔の名作映画が俺の言ってる意味が一番わかると思うよ。
名作について抽象的に語れば前スレからそうだが、映画批評論は他でやれ!
具体的にあげればお前らの名作って何?名作は具体例じゃ語れない!
映画本編の話を脚本や演出という大きなくくりで話せば、細かいところ見てないからわからないんだよ!
具体的にシーンの話をすれば、ふいんきだよ!
ここはそんな人ばっかりです。
>>460 たぶん面白かった映画なんて肯定派否定派も大して変わらない。
否定派おすすめの映画とかって挙げられてるのも、切腹は観てないけど他は楽しめたよ。
だが、それで何がわかったつもりなんだろ。
>>459 自分の見た映画名も書かずに相手の人格攻撃だけなら誰でも出来る。
ずるすぎるぜ。。。
>>462 うわ、ホテル・ルワンダ。あれも良かったな〜。
「ゆれる」と同じ映画料金で見せてはいけないだろう、あれを。
どうも、ズレてると感じるのは
過去の名画はいいとおもうのが普通(常識的な)の感性
というところから話がスタートしているように思えることだ。
たしかに名作は高評価している人の割合が多いのかも知れないが
それに従わなければならない道理もない。
本作が世間的に概ね好評であっても不満派が居るがごとくだ。
世間的に好評であろうと自分は自分だ、と胸を張っているのが否定派。
なのに、なぜ名作とされるものにそれほど権威を持たせて語るのか?
矛盾してはいないか?どうだろうか???
>>468 映画に余程詳しくないのか?
>>462のリストにあがってる映画のうち、多くは今年公開のものだ。
>>466 だったら俺が
>>445で挙げてる質問に答えてください。
それが知りたいんだ。まじで。
>>468 俺は世間的な評価とか権威で語ってるわけじゃないよ。
ただ、本当に凄いと思うからだ。何の予備知識もなく見たとしても絶対に良いと感じたと思う。
スポーツをするために基礎体力が必要なように、映画を語る為にも身に着けておくべき基礎はあると思う。
>>467 やめろ
否定派があんたみたいな訳わからん奴ばかりだと思われたら
かなわん。
真面目に答えるべきところは真面目に返答しろや。
他の真面目に書いてる否定派の人に失礼だよ。
>>456 その発言はまずいだろw
「切腹」は確かに名作だ。
これぞストーリーでぐいぐい引っ張っていく作品の典型だろ。
しかし、本作とは性格が違いすぎるように思える。
にしても、音楽の世界でヨーヨーマと都はるみを同列に論じることは普通しないが、
映画というジャンルでは、なんでもアリだからな。不思議なもんだw
話は盛り上がるが、あまり得るところはないと思うぞ。
あ、オレは肯定派だけど、このスレで活発な登場人物の心情分析にはまるで興味がないという「はぐれ派」だ。
>>470 >それが知りたいんだ。まじで。
なんのために知りたいの?
評価なんて人それぞれなのに?
人それぞれだってことは、あなたが良くわかってることでしょ?
>>447 話ぶり返すけど、
>兄を陥れようとしたわけではなく、自分の知っている兄を取り戻そうとした
と説明されても、この弟にとって、兄はどんな存在なのか、
兄をどう慕っているのか、何も描かれていないから違和感があるんだ。
自分には、弟の目を通した兄は、惨めでちっぽけな兄でしかなかったけど。
>>472 乙
質問に真面目に答えなかったことを除けば
書いてることはわからんでもないよ。
乙
>>468 だよねぇ。
自分は名作と言われているものと自分が面白いものは別と考えてるから
「ゆれる」が世間の評判がいいから褒めてるんだろと言われると心外だよ。
釣られて、この映画と同じような感覚で好きな映画挙げると、
シュローダーの「運命の逆転」とか野村芳太郎の「疑惑」とか。
「ゆれる」よりはもっと痛快というか痛烈な部分があって、極端な人物が主役だけど、
サスペンス仕立てで、実は人間の嫌らしさを描くことがメインになってるところや
役者の演技が凄いところに魅せられる。
世間の評判がいいから褒めてる×
褒めてるのはどこを評価してるの?○
>>473 >あ、オレは肯定派だけど、このスレで活発な登場人物の心情分析にはまるで興味がないという「はぐれ派」だ。
正直に書くけど、俺は兄が弟の発言に異議申し立てをしなかった理由や
兄の最後のほのかな微笑みが意味するものもよくわからない。
おそらく、あなたにもわからないと思うけど
それがあなたには致命的ではないということなんでしょうな。
>>475 >何も描かれていないから違和感があるんだ。
様々な批評を見れば感想は変わるかも知れないよ。
先に俺は、30点であることのマイナス70点は一方的に
映画のせいとは限らない、というようなことを書いたけど。
30点が変わることがあるならば、それはあなたの為になることだと
思うからね。
俺もいまだにわからないことは多いよ。
>>469 >映画に余程詳しくないのか?
意味わかりません
>>479 473だけど、そうだね。致命的ではないね。
映画で描かれていることは「そういう話」なんだよ。
でも、多くの観客は登場人物の心情を知りたいし、自分に引き寄せて登場人物の行動が合理的かどうか考えたくなる。
それは分かるよ。
オレも昔はそういう捉え方をしていたし、そういうのも1つの鑑賞の仕方だと思うよ。
オレの感想は強いて言えば「なかなか苦い話でしたね」くらいかなw
あと、監督の演出面で、いろいろと意見があるけど、それは前に書いたので略。
現実世界でも、理解できない人のことは「そういう人だと思いましょ」ということってない?
似たようなもんだと思うけど。
あ、賛同してくれなんて言いませんからw
>>473 思うに、この映画を完璧に解ってて満足してる人ばかりじゃないと思うし
むしろそんな人は少ないと思うし。
で、心をえぐられたような感じを受けたとかさ
なんかしら自分の心にショックを与えられたとか
自己投影させた人かも知れないしね。
観客の心をどれだけ揺さぶったか、ということが大切なひとつの要素で
あって、473さんはそういうところで評価しているんじゃないか、
って推測してる。
で、否定派は、心揺らされなかったってことだけだと思うね。
理解してる理解してるかはそれほど関係ない感じがする。
わからないことが多くても、心揺れることが多い場合はあるからね。
もちろんその逆もある。
483 :
482:2006/08/17(木) 02:48:51 ID:tq4mYafF
>>482 訂正します
理解してる理解してるか ×
理解してる理解してない ○
>>482 おっと、数秒差でアップされましたねw
酒を飲んで「これは旨い!」でいいんじゃないかと思っているわけ。
産地がどうとか、歴史がどうとか、能書きはごちゃごちゃ要らない。味だけでよろしい、というわけ。
映画の話が「外側に広がる」のが嫌いなのね。
登場人物の心情分析をする人は「内側に深めている」のだろうけどね。
あんまりやると、スターウォーズ同好会のようにサブストーリーまで作る羽目になっちゃうよw
>>441 あると思うよ
一旗揚げるというより生まれ故郷のしがらみを断ち切る・捨て去るという意味合いだと思ったけど
>>479 >俺は兄が弟の発言に異議申し立てをしなかった理由や
>兄の最後のほのかな微笑みが意味するものもよくわからない。
このあたりは難しい
自分としては理解不能の行動ではなく
範疇なんだけど、言い表わそうとするとまた長レスで上手くまとまらない
>>484 >「これは旨い!」でいいんじゃないかと思っているわけ。
そうですねえ、で味覚について
なんで、そんなもの旨いと思うのか理解できない、といわれても
腹も立ちませんね。
で、映画について、同様のことを言われたらカチンときたりもする。
酒と映画の差はなんだろう??
それは旨いというのは味覚であって個人の問題でとどめておけるんだけど
映画をどう思うか、っていうのは「脳」が関わってますから
(正確にいうと味覚もそうですがね)
どうしても優劣をつけたくなったりする人が出てくるんでしょうな。
舌にケチつけられても平気だが、頭の中身にケチつけられたら同じと
いうわけもいかんでしょうから(笑。
>>485 >>俺は兄が弟の発言に異議申し立てをしなかった理由や
>>兄の最後のほのかな微笑みが意味するものもよくわからない。
過去レスも読んでいるけど、やはりわからない。
服役するというのは大変なこと。
無罪なのに前科者として一生負い目を追うことになる。
ちょっとやそっとの理由ではないはずなんですけどね。
なにか書けるようだったら書いてみてください。
過去レスからの引用でもなんでもかまいませんから。
自分は過去の「名作」を結構見ているけど、『ゆれる』は面白いと思ったよ。
ちょっと違うと思うのは「名作」と「面白いと思う作品」を混合していることじゃない?
山田宏一が映画を見る事をスクリーンに「ぼくらの夢と欲望を拡大する」ことと言っているけど、
どんなにつまらない映画でも時とタイミングで「面白い」と思うことがある。
だから何を「面白い」と思うかという「感情」にいちゃもんをつけるのは間違いだと思うけど。
で、「面白い」基準が個人的なものだったら、
対極の客観的な基準に位置するのが「名作」なんじゃない?
「面白い」とか「何に感動した」というのを、テクニカルに分析して
数量化した上で、ある基準よりも上にいったのが「名作」なんじゃないかな。
「人物描写」も要は情報の出し入れだし、「感動する映像」も要は撮影方法だよね。
客観的に見て優れた「名作」が「面白くない」と思うこともある。
だから、「名作」を見ていないという理由で『ゆれる』に感動した人をくさすのはおかしくない?
『ゆれる』が「面白くない」ではなく、
「優れていない」という客観的な評価に前スレから拘るなら、
「面白い」と思う人も納得できるその基準を教えてほしいけど。
「ご都合主義」と言って持ち出す作品が『クラッシュ』(←クローネンバーグじゃないよね)とか、
『ゆれる』に対して『切腹』を引っ張り出してくるんじゃ、説得力がないし、
それこそ「名作」という評価の定まったものを傘にきた「信者」じゃないかな。
『ゆれる』は「名作」の基準から欠点もあると思うけど、
それは指摘されている「ご都合主義」とか「人間の薄っぺらさ」という欠点とは全然ちがうと思うけど。
>>487 猛視点の映画だからどうしてもそっちに引っ張られるんだよね
だから二回目は稔メインでずっと鑑賞してみたが、上手くまとめられない
稔は根本的に猛に憧れを抱いている
身勝手だろうが、自分本位で突き進み
故郷、家族、女であろうと容赦なく断ち切ってしまう
決して稔には真似はできない冷たさであり眩しさでもある
代わりに、稔は波風を立てない、良く出来た、鈍い人間を演じる
そうすることで、猛ともそれなりの関係でつながっている
正反対を行くことで、自身を保っているともいえるのかも知れないが
猛とのつながりがうれしいし、ある意味で拠り所にもなっている
しかし、思うところが全く無いかといえば
そんなことも無いわけで、澱みは確実に溜まっている
そこにあの事件が起きるのだけれども
自分は稔は基本的に嘘はいってないと捉えてるのね
つまり、最初に殺したと自白したのも殺害を訂正したのも
猛に関する事以外、正直に行動し証言してると考えてる
悪態をついて自暴自棄なったり、店舗改装の話に希望を託したり
激しく揺れ動いているのも状況を考えたら当たり前なのではないか
拘留後、垣間見える本音に猛は激しく動揺し不快感と不信感を覚えるが
稔ももはや余裕はないのだから、すがりたい気持ちや苛立ちや溜め込んだ感情をコントロールできない
最後の面会の際
それでも、きっと稔は弟にだけは信じていてもらいたかったんだよ
でも、そうではないことも覆すのは無理なこともはっきりわかってしまった
羨望の猛が自分を信じてはくれない
それでは、せめてかつての故郷や家族と同様
猛が自分自身もばっさりと断ち切ってくれと自ら引き金を引いたんじゃないかな
そして、猛の証言中、稔は憧れていた姿をもう一度見つめていたのかなと
さらに断ち切られることで稔も断ち切る決心がついたのではないか
ようやく、しがらみを断ち切らざるを得ない状況に自らを追い込んで踏ん切りをつけようと覚悟した
だから異議を申し立てなかったのは
@最初の自供時の心境に近い感じで智恵子に対する責任を取った
A刑期をそれまでの人生をリセットする準備期間と位置付けた
B猛の眩しい姿を受け入れた
と解釈しました
したがって自分は稔はもう戻らない派で、
最後の笑みはかつては分かり合っていた弟を見て思わずしただけ
菩薩のようにとか受け入れるような意味合いはなく
つながっていた時の家族に対する感情の名残と考えてます
↑稔に対してえらく都合の良い解釈だけど、多分正解なんだろな。
ずーっとさえない自分をどっかでリセットしたかった、そういうことなんだろね。
いやリセットしたくても出来ないのが稔
だからあのままならはじめから諦めててリセットしようと思わなかったよ
リセットせざるを得ない状況になったんだね
>>488 あのさ、映画板の他のスレではその映画を気に入った人はマンセーするし
気に入らなかった人は言いたい事言って叩いて「それで終わり」なんだけど
ここは気に入った人が「気に入らなかった人本人」をいろんな理屈つけて
「おかしい」「わからないのはあなたが変だから」って叩くんだよね〜
叩かれた人だって、映画じゃなくて自分を攻撃されちゃうわけだから応戦する。
映画そのものの話はそっちのけでw ヘンでしょ。
他の呑気なスレから来ると、何か作為のようなものさえ感じる。
自分としては、この作品は映画としては凄く好きだけど
映画のストーリーや登場人物の心情についての疑問質問が
これだけ延々と続いちゃってる時点で単純に失敗作だと思う。
だから前評判鵜呑みにして見に行って、怒る人の気持ちもわかるよ。
その人たちを非難する気は全然ない。公開すんだら1人でDVDで楽しもうと思う。
>>493 >「おかしい」「わからないのはあなたが変だから」って叩くんだよね〜
>叩かれた人だって、映画じゃなくて自分を攻撃されちゃうわけだから応戦する。
それは映画否定派も同じだよ。
良い映画を観てないからこんな映画に満足してるんだ、
褒めたら格好良いと思って褒めてるんだ云々というレスが延々ある。
無駄な争いになってるよね。
>映画のストーリーや登場人物の心情についての疑問質問が
>これだけ延々と続いちゃってる時点で単純に失敗作だと思う。
それがこの映画の面白いところだと思うんだが。
言葉でぶっちゃけてるからといって本心ではない、
本人が本心と思っていることすらあやふやで
揺れていく様子に観客も一緒に揺さぶられるスリルがある。
現実世界で、同じ人物や同じ場面についていろいろと思いを巡らせても
正解は誰も与えてくれないように、リアルに生々しく人間を描いて、
その行動の理由、心の奥を単純化して示さない。
というか、正解はないんだということを描いている。
それでもやっぱり考えてしまう、自分の個人的な問題に引きつけて見つめてしまうから
登場人物の心情や行動について延々と分析してしまうんだし、
それがこの映画の面白さの1つだと思う。
>>481-482の言うように理解できるできないというのも、あまり関係がないと思うし。
確かに、映画でなく見た人を攻撃するのは良くないね
いろんな映画を見てる人は酷評しあまり映画見てない人は賛美する
みたいな意見ね。酷評と賛美入れ替えた意見も同様
以前にも言ったけど、重要な部分を見た人が見逃す可能性ある作品は
一回こっきりの映画館より何度も繰り返し見れるビデオ向きなのは確かかも
あと、この映画好きな人はともかく不満持った人が粘着してるってのは
よっぽどひまなんだな…これは人格批判じゃないんでw
496 :
名無シネマ@上映中:2006/08/17(木) 12:01:56 ID:9D5yuV8x
古池や
蛙(かわず)飛び込む
水の音
俳句です。わかる人にはわかる。
だから? で結論は? 蛙はそれでどうなったの?死んだの?
オチは? どーして? わけわかんない!
わかんないヤツには、説明しても無駄。
「ゆれる」も「俳句」も同じ。
@俳句がわかるからゆれるもわかる
A俳句がわからないからゆれるなんかを良く思う
B俳句の良さと映画の良さを同次元で語るのは間違いだと思う
さて@ABどれが正しいでしょう?なんてねw
「俳句」を「昔の映画の名作」に変えても可
499 :
名無シネマ@上映中:2006/08/17(木) 12:26:12 ID:9D5yuV8x
Don't Think !
Feel !
です。
この俳句も、駄作という評価をする人もいますし。
解釈も人それぞれ。という意味。
ただし、駄作! と評価する人にも、それなりに鑑賞、研究しての結果です。
いつも同じ賛美者
と
毎回変わる否定派
だと思うがw
その俳句の情景描写のうまさ(キャンバスの切り取り方ってことね)
日本人が音楽と音に関して持っている独特の感覚について
説明するのは簡単だと思うよ。
サイデンステッカーの英文解釈なんか秀逸。
それを「何となくイイ!」としか表現できない人は
そもそも質問に答えられないでしょ?
だからロムしてれば?という話。
別にあなたの頭が悪いとか、日本人として恥ずかしいとか言ってるんじゃない。
ここでつぶやいている分にはかまわないけど
むりやり絡むのは見苦しいよ、ということ。
>>499さん、日本語ヘンですよ。
>ただし、駄作! と評価する人にも、それなりに鑑賞、研究しての結果です。
「ただし駄作!と評価している人たちも、それなりに鑑賞、研究してから言っている」
(だからこのスレで駄作認定している人たちもそれなりに鑑賞、研究してから言ってほしい)
ということかな?
それならまず、追い詰められたように「考えるのではなく感じろ!」と繰り返すのではなく、
この映画のよさについてそれなりに鑑賞、研究してほしいですね。
ただしあなたのご高説をうかがっても
あなたとは違う考え方や感じ方をしている人が変わる事は到底ないと思います。
その目的の為に鑑賞文を披露するのは無駄ですよ。
このスレにはなぜか宗教の勧誘みたいな人が多いので、ご注進。
わび
さび
かるみ
のようなものが、この映画にあるっていうのか?
ゆれるテイストのお気楽な雰囲気しか。
重みのない重みがいいのかなあ。
>>487、489
確か最初の面会時だったと思うけど、兄が弟に「自分が殺人犯になったらみんなはどうなるのかな〜?」
みたいなことをポロッと言ってたりしてかなり怖かったのが印象に残ってたせいなのか
兄は弟に復讐したんだ…とも思えたんだよね。あまりに香川さんが怖すぎたせいなのかな?
兄は弟の証言(真実は兄にしかわからないので、偽証だったとは言い切れないと思う)を受け入れ服役する事
によって弟の将来も奪ったのだと思うんだよね。
「たとえ二人とも惨めな人生を送ることになっても僕の兄貴を取り戻すために自分の人生をかけて本当のことを
話そうと思います」といった通り、弟の7年後はけっしてかっこいいものではなかった…
兄を陥れたばかな弟は兄が服役してる7年間のうのうと暮らしてたっていう感想を持ってる人もいるみたいだけど
自分にはそうは思えなかったな…兄を犯罪者にしてしまった罪悪感を一生もって生きていくのは大変なこと
だと思うし、弟があえて7年間兄のことから眼をそらして生きてきた気持ちもわかるから…
なぜ兄がだまって服役したのかは、490が言ってることとほぼ同じなんだけど
兄はわざと弟に本当のこと(弟がそうおもっていること)を証言させるように仕向けたんだと思う。
弟のすべてに嫉妬していたことに加え、一番の理由は弟が最初から自分を信用してはいないという事に
あのつり橋で何も見なかったふりして自分に近づきさりげなく自分のキズを隠した弟の態度から気づいていた
からだ思うんだよね。弟は自分を信じてはいない…
だから、弟のことを知り尽くした上であぁいう事を弟に言えば弟はおそらく正直な本音(無意識とはいえ
兄が突き落としたのでは?と思っている事)案の定、弟はゆれにゆれて兄が智恵子を助けるためにできたであろう
キズを突き落とした際にできたもの…と思いこみ、兄を愛しているからこそ兄を取り戻すために見たままの真実を
証言するにいたる。
兄は服役して自分のすべてをリセットしたかったのだと思う、愛する弟を道連れに…
そこにはお互いを思いあう愛あってゆえのことだと思うし、兄だけが奪われたのではなく、弟もすべて奪われた…
だからこそ、この兄弟に再生はあると自分は思いたいな。
>>493 >映画のストーリーや登場人物の心情についての疑問質問がこれだけ延々と続いちゃってる時点で単純に失敗作だと思う。
禿同。かぶってる質問ほとんどないのも凄いよね。
俳句とか酒なんかを例えは
素人作品を含めありとあらゆる映画で有効だなw
前日の夜を一緒に過ごしたのは自分だと、弟は裁判で話したろうか?
兄がひとこと言えばDNA鑑定ですぐに分かる。だが弟は自分から話さなかったし、兄も
それには触れなかった。死んだ人は戻らない、その意味で罰を受けることは覚悟済みである。
どこまでも利己的な弟を兄は分かっていて挑発したのだと思う。
否定派もどんどん書き込めばいいんじゃない。
でもなんとなく505のような失敗認定は筋が通ってないし
名作議論も詭弁。もっと不満派もがんばれ。
おれは満足でも不満でもない。解らないこともたくさんある。
2回目をみたら変わるかも知れない。
否定派が他の優れた作品の名を出して比べることに
文句言ってる人がいるようだが、
肯定派の中にも、ほかのつまらないと思う映画に比べてマシと
言っている人が結構いて、どっちもどっちだよね。
510 :
508:2006/08/17(木) 19:20:40 ID:PS51YJ5G
俺の評価は「やや不満」ってとこね。
だから原作も買って読んでみようと思ってる。何かヒントもあるはず。
自分の中の評点も変わるかも知れないからここをのぞいてる。
駄作認定するだけならここには居ないよ。
時間がもったいないもの。だから満足派を叩くためにココに居るような
ことはしない。だったら好きな映画のスレに居たほうが有意義だから。
結局私がどちらの派であっても一方と争うのは時間の無駄だと思う。
でもねやっぱり良く解らないんだよね、この映画。
しかし映画のせいにするには早すぎる。
映画のせいにするってことは、自分を正当化するようで楽なんだけれどもさ。
自分の得にはならないよね。
だから原作も読もうという気になってるんだよ。
>>509 そうなんだよ、どっちもどっち。
ただ、話の流れでいうと
否定派が始めに話を持ち出すから
肯定派も応戦したように見えるね。
だから、否定派が名作の列記をしてくれたときに
わざわざ、肯定派のお勧めは無し、と書いてたからね。
でも、もう過去のことだから、いいんじゃないか。
そんなことしても、何の意味もないことには
双方、今現在は気づいているようだから。
>>496 最近の研究では、蛙は複数ということらしいですね。
1匹の蛙が池に飛び込んでるのではなく。
分かったつもりになっていても、何も分かってないことも多々ある。
>>510 原作を読んでみてストーリー的に何か他の情報が入手できたとして、
それでこの映画作品自体の評価が変わることはあるのですか?
映画のことは、映画の中で決着つけるべき。
自分は正しい、いいことをやってると思い込んでる奴って始末に負えないな
>>515 国旗焼いたりデモやったりしてる奴らのこと??
517 :
↑:2006/08/17(木) 21:44:53 ID:Ad67fwCc
そんな事は止めたほうが良いな
世界中から失笑されてるよ
整合性が取れていないのが、なんで問題なのかな?
これは整合性が取れていないストーリーなんだよw
あ、いや、マジマジ。
正直いって「7年経過」は、ちょっと唐突かなぁと思ったのは確か。
もっとも、大して気にならんけど。
>>513 変わるかも知れないし、変わらないかも知れないね。
しかし、例えばね、原作にあって映画にないこと、あるいはその逆
そういうことを発見するだけでも、映画で強調したかったこととか
製作サイドの想いを感じ取ることが出来るかも知れないしね
信者とかそういうことでなく、映画が好きだから
自分のために読むんですよ。
それはもう人それぞれですからね。
>>518 気になる人は気になるってことで
仕方ないよ。
人のことなんか正直どうでもいいから俺。
不特定多数の中でああだこうだって衝突しても仕方ないのは
解りきってる。
でもここには時々有益な意見もあるから
俺は素直にそれを読ませてもらっているんだよ。
大して理解力があるとは思えない自分を痛感してるから。
>>518 あえて整合性が取れてないような作り方をすることで何かを引き立てたり、
整合性のなさを効果的に使って魅せる映画はたくさんあるけど、
これの場合は整合性が取れてない必要がないわけじゃん。
単に整合性が取れてない。それだけ。
だから「手抜き」とか「失敗作」とか言いたくなる人の気持ちはわかる。
普通プロの作る映画だったら主張とか主題を強調する為に緻密に手をかけて
きちんと整えられるべき所を、この映画は投げ出しているわけだからね。
その分、好きな所には丹念に手をかけてるけどね。
だから自主制作レベルとか同人誌っぽいとかいわれるんだろう。
522 :
名無シネマ@上映中:2006/08/17(木) 23:52:44 ID:paGPATSh
劇中でオダギリジョーの使ってるカメラってなんですか?
>>521の言ってることに同意。
投げ出してるって監督自身が認めるような発言までしてしまってるからな。
整合性をみつけようなんてアホらしいよ。
>>522 何かの雑誌のゆれるのインタビューで、「ハッセル」って言ってたが、
それがオダギリジョーが普段使ってるカメラか、劇中使ってるカメラかどうにも不明。
我ら2ちゃんねらー
ここでは技術的な面を持ち出して、いまいち、という
結論に持っていこうというふしがある。
しかし、最終的に感動というのは技術では計れないものなんだろうな。
だが、技術面の方が客観的に表現し易いので、
どうしても技術的にいまいち、という主張になりがちなのは
わかるけれども、それが全てではないということだね。
今年公開でいえば、内村初監督のピーナッツ、これはなかなか良かった。
もちろん、技術的な未熟さはあるが清々しい感動を得たという声も多い。
佳作の部類になるんだろう。そういう作品もある。
映画においてテクニカルは要因でこそあれ、全てではない、
テクニカルは語りやすいんだけれども、それには限界がある。
最終的にはエモーショナル的にどうだったかということである。
私達は人間なのだ。機械ではないんだよ。
だから、テクニカル議論である結論に収束させようという動きがあるなら
ナンセンスだしウンザリ、というところだ。
エモーショナルも糞も、んなもん主観じゃん。
ということは、また主観剥き出しで叩き合うのですね!!
↓バトル再開
>>527 >エモーショナルも糞も、んなもん主観じゃん。
そうそう主観だから、議論し合えないのですよ。
その結果、より客観的と思われる技術論に話がすり変わっているのですよ。
>ということは、また主観剥き出しで叩き合うのですね!!
そんなことを書いたつもりがないのだが
なぜそうなる??
解りにくかったならスマンが。
主観は議論しようがないんだよ、あなたと同意だよ、おそらく。
俺は興味ないし無駄だと思うけど
しかし有意義だと思う人も居るかもしれないし
やりたければ止める権利はないよ。
やるんだったらやったら?
誰にも止める権利もないわけだからね。
>>527 >↓バトル再開
なんでそうなる?
人の発言を都合よく解釈しないで欲しいんだけどね。
あなたの映画の解釈もそんなもんなの?
てか、不満派にこういうのがまぎれてるから困る。
もう少し、公平に書いてる不満派もいるように見えるのに
残念だなぁ。
あ、俺はやや不満派ね。
>>524 パンフ見てみると、ハッセルはオダギリジョーが普段使ってるカメラらしい
撮影で使ったのは「35ミリのカメラ」としか書いてない
んー、どのへんが整合性とれてないのかな?
具体的にはどこですかね
昨日見てきました。
監督が、全然観客の方を向いてくれてないのが
なんていうか、ちょっとメンヘラぽい感じ。私は後味悪かったです。
ひきこもりの友人と話してる時みたいにどっと疲れたし。
今は映画以外にも見るものたくさんあるから
これで1800円は高いなぁ…
>>533 どこかで監督のティーチインがあったんですか?
>監督が、全然観客の方を向いてくれてない
分かるよ。見る人に映画を楽しんでもらおうという気持ちが感じられない。
そしてたぶん、批判されることが何より嫌いだ。
>>530 オダギリさんてカメラ好きなんですね
映像の中だと慣れてない感じがありありだったから、触ったことないのかと思った
カメラやってるの友達と観たけど「オダジョー、カメラの扱いもカッコいいな」って言ってたぞ。
ちなみにどこを見て使い慣れてないのがアリアリと分かった?
そいつに確認してみたい。
フィルムの巻き方、ピントの合わせ方、手の添え方
そこ持たねえ、みたいな
カンヌではどういう評価なの?
カンヌでこれ評価してくれた方々のレビューの詳細までは調べてないんだよね。
面倒なのもあって。
日本だととくだねはみたんだけど。
ストーリーを追っかける観客の方は、確かに監督は向いていないように思うな。ご愁傷様。
演出テク好きのオレの方に、監督は目配せしまくりに感じたw
楽しめなかった人は残念だけど、オレも楽しめないものだってある。
上の方で「ピーナッツ」が評価されていたけど、オレはまったく魅力を感じなかった。
人によって違うんだよ。
人が楽しめたものを自分が楽しめないと実に腹立たしいけどねw
>>542 そうねえ。このスレではもっと違う作品を引き合いに出したほうが
適切だったかも
ピーナッツとゆれるではあまりにも違いすぎるからね。
まあ、俺としてはどちらが高尚とか優れているとか、そういうのと
満足度は別物っていうことが言いたかったんだけど
解りにくかったら、ゴメンだけどね。
ただ、ピーナッツの評価は私だけのものではないよ。
DVD売り上げも映画部門で6位なら公開規模からして大健闘。
もちろん内Pファンも含まれているだろうけど。
監督がどうのこうの、っていう話題にもなってるけど
前作、「蛇イチゴ」の皆さんの評価はどうなんだろうか。
少し気になるね。
今日映画見てきました。
法廷でジョーが兄を告発するシーンで終わっていれば、
なかなかの名作だった気がする。
7年後でジョーが8mm(?)を回しているあのシーンのせいで、
この映画はただの記憶障害映画と成り下がりました・・・
>>537 カメラ自体の扱いもそうだけど、スタジオで女撮ってるときに下ばっかり向いてて
あー、写真知らないやつだな、と思ったよ。
女撮るカメラマンの仕事の半分は、モデルの女をノセること。
あんな撮り方するプロカメラマンはおらん。
他にノリノリの撮影シーンであれば、何か気乗りしてないオダギリの内面を
説明してると言い訳できるが、他にそんなシーンもなかったしね。
オダギリの役の作りこみも甘いし、西川もカメラマンという仕事に疎いのだろう。
今日映画見てきた。
弟が法廷にたって、目線が兄弟で同じところに向くシーン。
今まで「まったく似てない」といわてれた兄弟がすごくそっくりに見えて驚いた。
あと兄がどうして弟の嘘証言を否定しなかったのか。
「あのスタンドで生きていくのも檻の中で生きていくのも大差ない」
と言ってた通りだと思う。
だったらまわりに後ろ指指されないだけ、檻の中のほうがマシだと思ったんじゃないかな。
でも結局服役するのを自分で決めるのだってひどく勇気がいる。
もしかするとやっぱり元の生活に戻りたいや、とゆれたかもしれないし。
兄は逮捕されて弟に対して本音もぶつけてタガが外れたように見えるけど、
その感情を維持させるのだって難しいだろう。
そこまで兄だってこの時はふっきれてなかったんだと思う。
だから弟の証言に自分の進退をまかせたんじゃないか、と思った。
なんか憶測だけで書いちゃって申し訳ない。
とにかく俺は面白かったよ。
>>546 俺もそんな感じだと思いますね
唯一違うのは弟というより裁判官に進退を委ねたんだと思う
自分は事実を述べた。それに対してまわりがどう判断してどう裁かれようとそれに従い罪を償おう
と
>>547 >弟というより裁判官に進退を委ねたんだと思う
そうだね、そっちのほうがしっくりくるね。
俺は兄弟の互いへの感情にこだわり過ぎたかも。
しかしそうすると兄と自分しか見えてなかった弟より兄のほうがよほど周りが見えてたのかもな。
というか弟は結局最後まで自分のことしか見えてなかったのかもね。
弟を理解しきっていた兄に対し
弟は『映写機見て(初めて理解でき)泣き崩れた』点から見ても、兄のこと何もわかってなかったっぽいですね(裁判時)
智恵子に対しても、兄は細かい感情の流れを理解できてたっぽいけど
弟は『兄から奪いたい』というだけの存在にすぎずあまり見てなかったっぽい
事故後混乱して一時的に、兄が弟より一般常識に欠ける行動取った時はあったけど
「これが俺の知ってるおまえだよ」の発言通り、
分かっててやったのかとも取れるよな。
俺はこの映画の最後まで弟は兄を理解できたとは思えなかったな。
「最後まで、俺が奪い、兄が奪われた」
このナレーションもまだどこか傲慢さがのこる気がするし
最後車が通る道路に飛び出せなかったのも、
やっぱり自分の方に気がいっちゃったんだと思った。
兄のこと理解でき(たつもりでい)ても、じゃあ今度は俺が(危険を顧みず)兄に手を差し伸べよう!
とまでは思わないのが弟w
それでも弟にとっては精一杯の兄への愛情表現をしてる(つもりな)んだろうな
地獄のような所にいた兄に対して、安全な所から手を差し伸べる弟。それをさえぎる道・・・そしてバス
後の展開はみなさんのご想像にお任せいたします
ラストはまぁ良かったと思う
552 :
名無シネマ@上映中:2006/08/19(土) 00:02:52 ID:29T7zxYe
すげえなみんな
>それでも弟にとっては精一杯の兄への愛情表現をしてる
「兄ちゃん、うちに帰ろう!」だよね。
ラストは俺も好き。
裁判で弟は兄に乗せられる形で「逃げてばかりだった人生」に決別したように思えるけど、
実はそうじゃなかった。
家族を切り捨てる=逃げる人生から脱却、にはならないもんな。
ここまでいろいろ解釈を読んでも、だから何?なんだが。
それはすごいなんて解釈は一つも出てきてないし、
「面白くない映画」であることにはまったく変わりない。
>>545 カメラマンの人が、主人公がカメラマンだということで観に行ってブログに感想載せてたが
非常に満足してたよ。
>>554 何度も書かれてるけど、自分が映画を観て心を揺さぶられるところがなければ、
「面白くなかった」で良いじゃないか。
考えさせられた人や楽しんだ人もいて、語り合いたくなったから語ってるだけ。
>>555 フォトグラファーという職業は、写真集出して印税稼ぐという形で成り立つ性質のものではないので
オダギリの年齢で、そんな何冊もの写真集出してるのは不自然、とか
突っ込みどころは色々あるんだけどね。
監督がちゃんと作ってない部分を客が脳内補完してあげるのか。
こんな手抜き作品が罷り通るなら作る側はそりゃ楽でいいよな。
日本映画に名作が作られなくなった理由もわかるよ。
名作厨も夜中まで大変ですねえ
むしろ何でも説明しちゃう知障邦画が大ヒットする現状について
>>558 おいおい、勢いで日本映画全体にまでケチつけんなよなw
名作かどうかは知らんが「松子」はおもしろいぞ。
「ゆれる」と、どちらもある意味家族関係に重きを置いて描かれた映画だが
切り取りかたといい、作品中に描くタイムスパンといい、作品の演出方法といい、
まさに正反対、好対照な二作品だと思うがどうだろう。
中島と西川では、まるで共産党と自民党ほどの違いがあるぞw(もちろん中島が革新、西川は保守)
まぁ今年の映画賞やキネ旬ベストテンなどでは、とりあえずこの二つがかなり上位でしのぎを削ることにはなりそうだわな。
ちなみに、香川は「松子」では主人公の弟、「ゆれる」では主人公の兄を演じているが
俺としては「松子」での力の抜けた演技(当たり前のおっさん役)のほうに光るものを見た。
「ゆれる」では作品の性質上しょうがないけどやり過ぎなんだよ。
どうしても上手い演技をする役者(その通りなんだが)に見えちゃうんだよ兄がw
以上、落書きスマソ
松子の香川はラストの学生服姿が・・・。
なんで西川監督は嘘っぽい設定や演出で映画にしたんだろうな。
カメラマンの実際なんて、監督もオダギリもそんなに苦労しないで取材できるのにさ。
リアリティあるカメラマンの演技なんて西川監督やオダギリのレベルならやればできるはず。
私はその嘘の部分に意味があると思っているんだけど。
予算が無いとか無知とかいい加減が原因ではないと思うんだ。
ラスト含め脳内補完をどう考えても必要とするやり方に秘密があるんだと思うのだが。
>>564 このカメラマンのモデルだった人と監督の対談読んだよ。
映画撮った後、雑誌の企画でこの人がオダギリジョーの写真撮っているんだけど
その現場見た監督が「本物は想像してたのと全然違った。」ってがっくりしてた。
カメラマン本人も(監督の知り合いっぽかった)遠回しにダメだししてたしね。
「俺たちってあんな風に見られてるんだぁ、と思ってそこはすごい居心地悪かったよ。」
撮る前に見せてもらえばよかったのに、
と普通に思った。
>>565 ゆれるが好きで、結構この映画関係の本・雑誌を取り寄せてでも見てるけど、それ読んだことない!見たい!
なんていう雑誌?
>>567 私も読んだ。テアトルの会報。Cクラブの会員でないと手に入らないよ。
一般には出回らないからこんな暴露話ヘーキで載せたんだと思うけど。
ありがとう!会誌か...。じゃ読めないな。
残念。でも別に暴露とは思わないな〜
>>565 「俺たちってあんな風に〜」というのは、人としての描かれ方に関してだよ。
オダギリなんかはそれこそたくさんの写真家に撮れてるし、本人も写真やってるし、
個人的な付き合いもあるんじゃないかな。
他の職業よりもずっとわかってると思うが。少なくとも観客よりは。
>>557のような突っ込みはわかるけど、カメラを知らないとか、現場を知らないという
突っ込みはお門違いのような。
役者は撮られる経験豊富なんだし、カメラマンも身近な存在。
「いいよ〜」「かわいいね〜」と言いながらグラビアアイドル撮影するような
よくテレビで見かけるカメラマンじゃないからといって、リアルじゃないと言われても。
>>565 モデルにされた人からしたら、ああいういけ好かない感じに描かれてるのは
気分良くないと言っておかないと、という感じだよ。
>>539 自称カメラの持ち方と巻き方を知ってて、カメラに詳しそうだと見込んで。
昨日立ち読みした映画監督の対談本で、その中に西川監督の対談もありました。
まだ「ゆれる」の撮影にも入ってない時期で、取材が終わった後に、
その場にいたカメラマンに「シャッター音が1回のときと2回の時がありますが、なぜですか?」と
質問したそうだ。次の映画にカメラマンが出てくるからと。
でもその答えが書いてなかったから教えて下さい!なんで?
あと、猛が渓谷で使ってたカメラはどこのですか?
猛がシャッター押した後、毎回2回フィルムを巻くところをいじってたのが印象的だったので
撮影シーンてそんなに出てきたっけ?
何の撮影をしているかもよくわからなかったし気にならなかった。
弟のキャラに合った職業としてカメラマンだっただけで、そういう扱われ方が
実際のカメラマンで気にくわないと感じる人もいるかもしれないけど
職業が何であれ、ああいう人っているよな、わかるなぁ、というリアルさが重要だと思う。
この映画はそういうリアルさの見せ方がうまい。
ありのままを緻密に再現することよりも、よく知らない人が見たときにあんな感じあるとか、あんな人いるというのを優先したんだろうなと思う。
ドラマや映画の方言みたいな。
その土地の人が聞いたら変だし、間違いも多い。が広く一般の視聴者にはいかにもそれっぽくてわかりやすい。
>>569 >>565 「俺たちってあんな風に〜」というのは、人としての描かれ方に関してだよ。
565じゃないけど、読んでないのに断言するのはやめようね。
転載はやめとくけど、被写体との距離感とか撮影手順とか撮影の時の動作とか
違和感ありまくりってしっかり書いてある。
しかもそれを受けて監督が自分でそのシーンにダメ出ししちゃってる会話だから。
オダギリジョーは、その写真の載った雑誌のインタビューで
撮影前一月ほど、撮影で使うカメラを持ち歩いていた(手になじませていた)と言っていた。
でもそれ以前に監督自身が「冷蔵庫のドア閉まっていない」とか「蛍光灯映ってる」とか
スタッフに注意されてもそのままにしちゃう人らしいから(確かに本編にも映ってた)
細かい所や矛盾に突っ込まれるのはいまさら覚悟の上なんじゃないの。
良くも悪くもそういう大ざっぱな映画撮る人なんだ、という事だよ。
>>562 自分が書いたように同感。
「松子」はラストが長すぎてかなりテンション落ちてしまったが。
そういうとこもこれと正反対で面白い。
香川が松子の方が良かったというのも禿しく同意。
>>562 なんとか演技でこの映画に内容をもたせようと必死だったんだろうな香川も。
なんかこの映画のファンって他と違うな。ほんと信者って感じ。
恋愛は反対されると燃え上がるものです。
映画も同じ。
アンチに叩かれて、ムキになって言い返しているだけです。
アンチは登場人物に全然共感できなかったのに、本作を褒める人間がいることに我慢できません。
例えばどれ??5つ位レス抜き出して
異常な程カメラにこだわってた人かな?
またくだらない流れに・・
>>578みたいにアンチのことを「全然共感できなかったのに」とか、信者がそろってアンチを見下し口調で書いてるとこがもうキモイ。
アンチを「この映画の良さがわからない」とか書いてる人多いじゃん。
理解できればエライと思っていそう。選民意識まるだしの新興宗教の信者と同じだろ。
「おろかな人人には、我々の神の素晴らしさはわからないのです」みたいな感じ。
たとえば「パイレーツ・オブ・カリビアン」とか「つまんなかった」と言ってるアンチに対して
ファンが「この映画の良さがわからなかったんですね」なんて言い方しないだろ。
「パイレーツ・オブ・カリビアンがつまんなかった」
「この映画の良さがわからなかったんですね」
普通にありそうなやり取りだがw
>>578は「信者」の気分を説明しただけだが。
見下されていると思い込むのはどうしてなの?
「全然共感できなかったのに、本作を褒める人間がいることに我慢できません」をまんま証明していない?
>>581 >>578はファン側にも「アンチにムキなって反論してるだけ」と逝ってるようだがwま、それは置いといて
面白さがわからない=面白かったとはとても思えない
という意見持った人は普通にいると思うんだけどなぁ
対して、同じものを見て面白いと感じた人もそりゃいるだろう
その程度の意見に少々過剰反応気味では
あと話それるが宗教に例えるためには
神である監督の意思を正確に信者に伝えるべき存在(評論家でも可)が必要だな
信者が統一見解を持たない宗教なんてありえねーw
俺の目には、誉めてる人が統一見解持ってるようには見えないわけだ
>>583 映画は妄想の世界だからな。
登場人物の行動に違和感を感じるということは、登場人物が(監督が)自分の頭の中を否定しているようなもの。
同様に、映画に対する見解を否定されたら自分を否定されたも同然。
過剰反応にもなるわな。
歳を取ると、意見の合わないスレには近寄らないようにするもんだが、皆が皆そうもいくまいてw
まぁ、煽りや叩き目的のアンチってのはしつこいもんですよ
前スレから何度も出来てきてるが、面白いと感じるかどうかは相性の問題でしょ
586 :
名無シネマ@上映中:2006/08/19(土) 20:21:27 ID:VFCgQwLL
天才レントゲン技師ww
>>582 違うよ。
「ハリウッド映画ばっかり見てる人にはこの映画の深さは理解できないだろうけど〜」
「この映画を理解できない人は行間を読むことができない人だよね」
「この映画を名作と思えない人は映画をわかってない可哀想な人」
等々、「理解できない人」を見下し「理解できた俺カッコイイ」的な発言は過去いくつも出てきてるから。
理解できるできないも、そもそもこの映画には何も描かれてないんだからわからないのが当たり前だろ。
「わかったフリをして他を見下し得意満面」てのが
>>583で言う統一見解に当たる心理だな。
>>584 映画は妄想の世界とはいえそれの妄想を現実の映像に立てるためにはいくつもの手間と手順が必要なわけだよ。
骨組みをキチンと作り現実の世界と融合させながら妄想をそれっぽく仕上げていかなきゃいけないわけだよ。
この「ゆれる」はそれらの作業を怠ってただ妄想をそのまま垂れ流し的に映像化してるだけ。
つまり腐女子の描くやおい同人誌と何も変わりはないのだよ。
最高だった
本当に。今年見た映画の中で、この手のジャンル?では最高。
他には「インサイドマン」「V」
次点では「輪廻」「シリアナ」「隠された記憶」
番外「サイレン」「ダヴィンチコード」「TRICK2」「サイレンと昼」
昨日ようやく観た。
兄弟だからこそ、相手に対してより嫉妬するっていうのはよくわかる。
イブとカニもそうだったし。
オレも子供のころ勉強とかでよく比較された。
同じ両親から生まれ、同じ環境で育った兄弟はやっぱり一番のライバルだ。
兄を信じると同時に兄の本心を知りたいというのもわかる。
でも、弟がどうしてああいう証言をするに至ったのか説得力に欠けると思った。
あと、キムの関西弁の検事役は結構よかったと思う。
同志社や関学の体育会系法学部生のイメージにぴったりだ。
最後に、同じ両親から生まれた兄弟でDNAって違うのか?
恥ずかしながら兄弟のDNAは同じだと思ってた。
>>591 590なんだが、さっき見てきた。
最高と感じた俺の意見でよければぜひぜひ。
あとでちょっとまとめてみるけど、兄弟嫉妬の問題というところとは
別視点で感じる。
自分の人生と非常にシンクロするので最高と感じた。
結局、この映画はそういう感じがなければ多分意味不明の駄作と思う。
が、涙が出たぐらい、被る人には被るはずだとおもう。
とくに29〜34ぐらいの人間だと被る感覚だと勝手に思うんだが。
自分は、オダギリとアニキの中間。
ポイントと勝手に思われること。
@親子関係
ガチガチの父親に、従うしかない子供と、抜け出すことのできた子供。
従うしかない子供(兄)には、抜け出す勇気がないわけだ。
兄はそれを分かっていながら、結局そのまま。年も重ねて可能性も失い、今に至る。
弟は、勝負を賭けて勝った形。負ける形もあり、親はそれを脅し、兄は結局勝負が
できなかった。が、弟は勝負するときには負けても後悔ないと覚悟しているはず。
ポイントその2
A極親しい人間に、寝取られてしまう点
そもそも失恋(振られる)とは問答無用の自己否定をされる衝撃事件なのだが、
「新しい恋人ができた」となると、自己否定に他人肯定が加わってしまう。
優劣がいやおうなくつけられてしまう。
しかもその相手が兄弟ともなると、決定的な勝利/敗北になってしまう。
>>588 582だけど、人さまざまですねと言うしかないなぁ。
オレは「行間を読む」ほどややこしい映画には見えなかったけど。
たかが娯楽じゃない?
批判を否定しているように見えて、バカにされたことを認めているように見えるゾ。
世渡りを教えてあげようw
「なんかバカにしたがってるみたいだけど的外れだね。そんなに吼えるのは自信がない証拠だよ。ホントは分かっているかどうか不安なんでしょ」
という主旨をやんわりと書いて差し上げるもんだ。
>そもそもこの映画には何も描かれてないんだからわからないのが当たり前だろ
わざわざ、こういうことを書いて、鬱憤晴らしをして紛糾させようというのもどうかと思うけどね。
スレにわざわざやって来て「くだらん、クソ」とか何度もカキコする人がいるようだけど、そういうのは普通は嫌がらせと言うけどね。
生産的な話が出来ないなら、黙って「さよなら」でいいんじゃない?
以下A+B+Cで、本作に心動かされました。
A:@Aで壊れていく兄の心情。自分が臆病者で価値がないことを認めることから
本能的に逃げ回っていたものの、おさなじみからの否定を受けて強制認識。壊れる。
B:@のなか、勝負をした弟の心情。だれも信用せず、それでも絆を求める気持ち。
C:俺自身が、成功していない状況のオダギリであり、つまり半分は兄の状態である点
寝取られたことも、家を切ったことも、絆をもとめることも、勝負を賭けたことも、
すべて自分に被ってしまい、大変でした。 以上
どっちがどっちを見下してるとかの話はもういいよ。
そんな暇があるなら面白い映画でも観に行ったらいい。
>>598 ごめん、せっかく感想書いてたのに。
うちは兄弟ともに猛の立場に近いけど、稔という人間も猛という人間も
人ごとじゃなく感じられて、面白かった。
観てる間も引きずり込まれるけど、後から考えるのがまた面白いというか、
人の心について思いを巡らせてしまうよね。
>>596 ご親切にどうもありがとう。でもそんな「世渡り」とか別にしたくないから。
リアルで知ってる人が相手だったらもちろんするけどさ、ここは2ちゃんだろう。
自分の言いたいこと言いたいように言えればいいよ。どう思われたって。
「何も描かれてない」だって別に鬱憤晴らしじゃなくて本音だから。
俺の場合は年間百本以上ぐらい映画を見ててここまで内容のない映画はあまりないから。
かと言って内容のなさを生かせるだけの技術もなく手間もかけておらずB級映画のような楽しさもない。
ここは信者専用スレじゃないし否定意見禁止じゃないだろ?だったら好きなこと書いていいじゃん。
>>600 ぜんぜんOKよ〜
そうだよ、後から考えさせられちゃうよ〜笑 マジで。無理やり笑。
「うち」って言う言葉をオダギリが意識していた気がするんだ。
だからオダギリ上手いなぁって思ったんだけどね。
先入観かもしれないけど、稔(兄)が当然のように使う「うち」に対して、
オダギリは「うち」って言わなかったような。
それが最期に「兄ちゃん」と叫ぶあたりにつながるのかと。
弟も、絆は求めてたんだよね。でも家をでるってのは、
絆を切るというとてつもない恐怖と闘うことかと。
実際は、家族の絆なんて良くも悪くも切れないんだと思う。
でも、切ってでていったときの弟(映画では描かれてないけど)は、
そんな絆に期待することは許されないし、期待を一切捨てたはず。
それを出来なかった兄と、出来た弟。
日本人の持つ潜在的な「ムラ」意識と、ムラを出る恐怖。
出た者への嫉妬と投石、結果をだす(勝つ)ことで乗り越える勇者(弟)。
あー混乱してきたけど、めっちゃよく分かるというかなんというか〜
弟が「勇者」である事実ですら、兄にとっては既に
(無意識・有意識両面で)揺さぶられる要素であるにもかかわらず、
その「勇者」が軽々と女を持っていき、(兄は)完全自己否定(寝取られ)までされてしまう。
その兄が好演されていたようなきもする。
「他人を一切信用しないヤツ」的なことを兄→弟に言うシーンがあったと思う。
まさにそれこそ、家族という絆を出るときの戦いの決意じゃなかろうか
弟万歳、兄ダメヨとかじゃないとおもう。
ただ、自分の人生を自分の意思で生きたいなら、
どこかでオダギリのように勝負しないと、一生勝ち取れないんだと思う。
他人を一切信用しないヤツ・・・兄のこの台詞も不自然だった。
じゃあ田舎に生まれた若者は全員都会に出てくればいいってこと?
田舎は過疎って都市は人口爆発、住宅難でOK?
都会にどんどんDQNが増えてもともと都会生まれで帰る場所がない人間にとっては地獄になるな。
地方出身者で、両親を兄弟に任せて実家を放り出してる
自分からしてみたら、最後父がボケ始めるあたり恐怖だよw
映画の父が心配で心配でしょうがなかった。
映画の出来不出来は置いといて、すごい身につまされたよ。
兄が後継いだから、弟が出れたんだと思うけどな
弟にとって出るか残るかというと残るほうが勇気ある行動だと思う
今まで本能のままに他人を犠牲にしてやりたいことやってきた弟が「お家へ帰ろう」と言った
自分を捨ててあの家でこれから過ごすという勇気ある決心をして
ただ、道路を横切って兄の所へ駆け寄るような危険な行動を取ることまでは考えが及ばなかったようだが
すいません。ID:J4LKdJHoとID:e2EjXZ+yは同じ方ですか?
>>610 そうね〜 長々ごめんね〜(なんでIDが変わったのかよくわかんない)
>>609 「家を継がなきゃいけない」理由なんて実は何にもないんじゃないかな。
ただ、その選択をしないときは、「家」を捨てることを余儀なくされる。
それを選択した時に、弟は本当の孤独を覚悟したはず。
家族だろうが他人であること。
唯一無償の愛を信用を与えてくれるはずの家族を否定すること。
弟は、精神的な絆という意味での「家」を取り戻したかったんじゃないかな。
などと。
ヤホーのレビューの役に立った投票を観ると
★印の少ないレビューへの反応が面白いな。
信者が多い映画だというのがよく分かる。
>>611 いえ、単に日付が変わったからだろうとは思ってましたが、ただ
>>598と
>>605のレスに
ちょっとニュアンスの違い(失礼)みたいなのを感じちゃったもんで・・。
>>613 ごめん!俺混乱気味。
なんだかね、自分にかぶるんだよものすごく。
半分兄、半分弟。ただ、成功していない分、弟とはいえない。
冒頭で、父親が弟を否定する内容があったけど、
あれこそ宝探しの航海にでる船乗りを脅しに掛けるやり方だと思うんだよね。
弟は、自分で宝を探そうと決めて(自分の宝を見つけて)勝負に出た。
これが出来ない人は妬むんだよ。きっと。
人間は弱い。弱いから群れる。変化を恐れる。
変化をもたらすような者は叩き潰す。
群れるのが悪いのではない。
ただ、群れから出るなら覚悟が必要だ。
ひとたび群れを出て、そして成功(勝利)を勝ち取れたら
自分の人生を生きるという喜びを手に入れることが出来る。
群れの中で生きることに全く疑問も不満もないなら
兄のように心は「ゆらが」ないだろう。
弟も、絆を捨てたつもりが、やはり絆を求めて「ゆらいで」いたのだろう。
などというのが俺の混乱の結果の感想まとめでしょうか笑
>>614 この映画が御自分の現在の状況にかぶって、興奮しておられるのはよく分かりますが
上のほうでおっしゃてる
>自分の人生と非常にシンクロするので最高と感じた。
>結局、この映画はそういう感じがなければ多分意味不明の駄作と思う。
というのは、ある意味、この作品へのマイナス評価だと思うのですが、いかがです?
>>616 おっしゃるとおり、この映画絶対万歳なんてこたないよ〜笑
多分、「群れから出ようとした、あるいは出たいと思っている、
出たいと思っていたけど出れず今に至る」等の人間を
「揺らがせる」映画じゃないかな?って感じ。
兄の葛藤ってのは日本人ならではだとおもうんで、
結構「ゆらいだ」人は多いんじゃないかなって思うんだけどね。
この映画のいい所はどこ?って言われても答えにくいのは、
いわゆる、必然的に自分のことを語らないといけないんだよね。
だから言いにくい。だって普段は猛のように意識的に?記憶の隅に置き忘れてたから。
この映画を観て、その隅に置いていたモノがジワジワと顔を出したときには、もう大変ですよ。
心が「ゆれる」んですよ。
何かね、自分も幼い頃の映像があればいいのにと思いました。
う〜ん。
私がマイナス評価?と書いたのは
実人生の状況がかぶってる観客にしか訴えかけるものがないとしたら、
それは映画作品としては明らかに失敗ですよね
てな意味合いだったのですが。
それはともかく、私はこの映画には結構ガッカリした派の人間ですが
それでも「群れから出る出ない」「勝負するしない」あたりで語られちゃうのは
この映画がちょっと可哀相に思えるんですがね。
いやはや、観客とは残酷なもんだ。
ま、1800円払っているんだし、ここは2chだから好きにいう「権利」はあるかw
作品の否定意見ならいいが、好意派をくさすのは違うんだよねぇ
前スレでちらっと出てた痛い人のマンセーレスをいつまでも根に持たれてもなぁ
好意派をくさすレスの方が圧倒的多いしね
好意派を煽ったり叩いたり論破屈服させるのが目的なら言っても無駄だろうけどね
623 :
名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 07:07:38 ID:9pp3zvHw
>>619 私は以前、ちょい不満派と書いた者ですが
原作も読んでみました。
それはすばらしいものでした。
これがそのまま映画表現されたら、そりゃ傑作に違いないです。
で、それがどこまで表現できていたか、ということなんですが
私が感じ取れなかっただけであってヒントは映画の中にあったもの
(つまり、私の観る目の不足)
やはり映画ではいまだによくわからない部分
に分けられるんですね。
映画化にあたって難しかったと思う理由なんですが
原作では、智恵子視点、稔視点、の記述もかなりあるんです。
ところが映画では猛視点が主。
だから、かなり工夫がいったはずですね。
619さんは紳士な不満派のようだから言いますが
ぜひ原作も読んでみてください。かなり感じるところはあると思うんですよね。
もちろん、映画の評価は映画単体のもので置いておくとしても。
せっかく便所に落書きしているので、アンチも信者も、通りすがりにちょっと書いたレスも、煽りも叩きも粘着もネタも釣りも全部みたいもんですな。
汚い言葉や人格攻撃くらい気にすんな!
気にしてくれた方が嬉しい人たちもいるから。
キムにいやんの評判悪い印象だけど、キモい検察VSカコイイ弁護士が、弟視点フィルタかかってる感じでうまいなと思った。
弟の中ではあれがリアルなんだろう。
トモロヲ裁判官はいかにも機械的で弟にとっては、判決マシーンでしかないんだろうな。
しがらみを捨てて、都会に出て成功した人間として書かれている弟だけど
それは兄が残ってくれたから出来たことだと、ちゃんとわかってると思う
私も姉に、両親見てもらってるからよくわかる
チャレンジという名で無責任に生きてきた自分からみると
すべて背負ってくれてる姉は「すごい」って思う
最後まで奪う・・・私にとっては断罪された映画だった
兄弟もなく、自分の実人生とかぶってはいなくても、人として共感するというか
痛い部分を突きつけられるような感覚があって、唸ったよ。
真実ってそもそも何だろうと考えさせられるところといい、法廷劇風でありながら
法で裁けない人間の業に焦点を持って行くところも好き。
>>623 原作とやらを読んで、西川が映像で表現でききれなかったもの、その限界を知ろうとするのはともかく、
監督は本当はこういうことを言いたかったんですぅ〜、
だから原作も読んでほしいんですぅ〜、感じるところがあるはずですぅ〜、みたいな
抱合せ販売は、ちょっと違うのではないかと思うが。
映画の話は、映画の中で決着つけるべき。
どのように脳内で素晴らしい話が展開できてたとしても、それを映像で表現できない以上はダメ。
628 :
619:2006/08/20(日) 13:49:40 ID:NAT2bYTb
>>620 とても緻密な読解分析だと思います。
以前に読んだときに、なるほどと思わせられた箇所も幾つかあります。
とりわけ
>>546 「その感情を維持させるのだって難しいだろう」
>>550 「このナレーションもまだどこか傲慢さがのこる気がするし」
この二つの観点、というより文章、私は好きです。(ヘンな表現でゴメンナサイ)
ただ、ご指定のレス範囲でのお二方のやりとりはまずは描かれていることへの没頭した感想ありきで、
作品の枠組みそのものに対する疑問の欠片も見当たらないのが不満といえば不満かな。
>>623 私は原作は未読ですが、もしあなたのおっしゃる通り
「それはすばらしいものでした。
これがそのまま映画表現されたら、そりゃ傑作に違いないです」
というレベルで、この映画監督が自分のオリジナルシナリオを文章化する才能があるならば
もしくは原作として小説化する力があるならば、結論はひとつ。
彼女は職業の選択を誤ったということにはなりませんか?
・・・と、すいません。くだらない揚げ足とりでしたねw
で、このおハナシ。
なぜ映画でなければならないのか?というのは実は私が観終わって最初に感じたことでもあります。
小説からの情報量を削ぎ落としてでもあえて映像化、それならばいっそ徹底的に絞り込んで舞台上で小田切と香川の二人芝居。
そんな手もあった、いや、むしろそちらのほうが・・・?
遅レスの上に世迷い言で申し訳ないです。
629 :
名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 13:55:40 ID:Vq7QrOSX
627さん
623さんは、そんな事言ってませんよ。
文章ちゃんと読んであげてね。
私もこの映画を見た最初の感想は、小説でいいんじゃない?ってこと。
映像にするメリットが何もないと感じた。
小説だけ読んで
あの二人の演技以上のものを
脳内変換できたらすごいな。
俺には無理、なので映像が必要。
小説の挿絵としてなら、この映画はいけてるんではないの?
人それぞれだね。
私は映画を見た後に小説を買って読んだけど、小説は冗長だった。
どっちを先に目にしたかって単純な理由かもしれないけどね。
でもなんか言い訳みたいでずるいね小説版
635 :
名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 16:24:49 ID:05f3doF0
皆さんのような分析は出来ません。
この映画を観て、理屈ではなくず〜んと胸に入ってくるものがあり
涙が溢れ、観終わった後すぐ立つ事が出来なかった。
ただ7年後に猛が同じ車に乗った時だけは現実に戻され あれぇ?と思った。
つまらん指摘でスマソン。
やっぱ荒れてるな・・・
実際微妙だし
637 :
名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 20:59:10 ID:AZSSjqpe
荒れてなんかいないよ。
こういうスレとしては真面目に
語っているじゃないですか。
見ている人口少ないのに。
○○や、○○○○に比べれば、よほどマトモな映画だし、
それにふさわしい、語り口で皆語っていて、好感が持てます。
批判してる人でも、批判するに値すると思って語っているわけですから。
価値がないものを語りはしない。
638 :
名無シネマ@上映中:2006/08/20(日) 23:44:54 ID:4zknyw72
観てきた
綺麗な女性が客席に多いことに気づいた
さすがオダジョーって感じ
野郎で観てる奴は難しそうな顔してたなあ
もう一度映画館へ足を運ぼうと思わないけど
DVDでいろいろチェックしたいシーンやセリフがあったよ
序盤の法事?のシーン 川原さぶのリアルさがいいなあ
>>416 オダジョーの「舌出せよ」に客席の女はぬれたでしょ
オダジョーのセクス中に香川が給油口にノズルをぐさっと入れるところ
俺はそこで俺のノズルがぬれた
西川美和エロすぎ
女はぬれたでしょ?
鼻で笑いましたよもちろん。
>>637みたいな
映画の話せずにただスレや映画を擁護する
不思議な厨がわき続けるのが、ヘン。
ふつうは
>>638みたいに言いっぱなしで人の意見なんか読んでないでソ
前スレで、トンデモ擁護で集中砲火浴びてた人は
普段映画見もしないオダギリヲタだって暴露されてたけど
今回のは何なのかしらん。荒らしにしては釣りが下手。
642 :
名無シネマ@上映中:2006/08/21(月) 18:30:32 ID:32x7Pf+a
はい
うん。
>>638はオダギリヲタのネナベだろうな。キモス。
>>637 こういう映画が好きなら、大学の映画サークルの自主製作映画がお勧めだよ。
このレベルの映画は山ほどあるから。
これからの学園祭シーズンだから、いろんな大学の上映会めぐりをしてみればいい。
きっと気に入ると思うよ。
>>643 スルーだっていってんだろ?
人の指導もおせっかい。
ほんとにわからん奴だな。
舌出せよ。
それなんてエロゲ?
>こういう映画が好きなら、大学の映画サークルの自主製作映画がお勧めだよ。
このレベルの映画は山ほどあるから。
へぇそうなんだ
具体的に教えてくれませんか
どこの大学?監督は?できればタイトルも教えてください。
お願いします。
同人誌みたいなもんだから、板違いだから、たぶん。
煽りならひとりでがんがれ。
ん??
>>643さんに聞いてるんだけど
自分はこの映画すごく良かったんだけど
このレベルの物が大学の自主制作で山ほどあるって凄くないですか
日本ってなにげに凄いんですね
途中からすごく退屈して、
だんだん素に戻って
周りをきょろきょろしてしまった。
映画館でこんなふうになったの久しぶり。
>>640 >ふつうは
>>638みたいに言いっぱなしで人の意見なんか読んでないでソ
と、言っておいて、
>前スレで、トンデモ擁護で集中砲火浴びてた人は
と、自分は前スレの意見まで読んでいて、しかもそれを引っ張り出してきてる。
>映画の話せずにただスレや映画を擁護する
>不思議な厨がわき続けるのが、ヘン。
と、言いつつ、
>普段映画見もしないオダギリヲタだって暴露されてたけど
>今回のは何なのかしらん。荒らしにしては釣りが下手。
と、自分も映画の話をせずに、ただ好きな映画を語りたい人を荒らし扱いしている。
公開直後のスレなら書きっぱなしも多いが、長続きしているスレや
評判のいい映画のスレは常連も多い。
そんなことにケチをつけるのはおかしな話。
自分も前スレから読んだけど、映画を褒める人を荒らしとか煽り扱いしてる輩は前からいるね。
映画の話じゃないレスはスルーできるといいんだけどね
このレスもだ
いや、だから、自主製作の映画について具体的にスタッフや作品名の名前を勝手に並べるのは板の主旨にそぐわないはずなんです。
西川監督の下積み時代の自主製作の映画の話なら少しはありだと思います。
板の主旨やスレの主旨を考えると自主製作映画についての突っ込んだ議論はふさわしくないので控えるべきです。
それをあえてこのスレでするのは、煽りではないか?と疑ったのです。
653 :
名無シネマ@上映中:2006/08/21(月) 22:21:28 ID:ZTUYINgc
>>648 日芸とか早稲田とか行ってごらんよ。この監督も早稲田だよ。
監督や題名を聞くあたり
自主製作映画そのものを知らんみたいだが
いい機会だから、その制作側の裾野の広さを堪能するといいよ。
あと、何でこの監督がこんな閉じた映画撮るのか、その背景もわかるかも。
自主製作って要するに仲間内で開陳しあって楽しむ同人雑誌みたいなものだからさ。
名作、同人誌、少女漫画、信者とか
上から見下してる!と根に持ってるのとか
そのあたりをしつこく蒸し返ししてるのは、まぁアレだから
>>654 確かに「同人誌、少女漫画、信者」とか逝ってる奴はアレだな
まぁ温かく見守ってやってくれ
>>654 映画の話をしてはどうか?
わざわざスレを荒らしたがってるように見えるよ
オダギリについてネタでもカコイイとか書けないし、言葉遣いは厳しくチェックされるし、ちょっと遠回しに書くと具体的にとかいわれるし。
映画の話つっても、気軽に書けなくてつらいわw
トモロヲの裁判官みたいになっちゃえばいいのか?
叩き、煽り、荒らし目的のレスはスルーすればいいのさ
映画板は粘着質なのが多いからね
今週たぶんもう一度観にいくと思う
今度は配偶者もいっしょだけど、どんな感想を持つか
>>406 遅ればせながら「ユナイテッド93」観てきたぞ。
ストーリーは結末が最初から分かっててドンデン返しの期待も何もない
役者は無名の集まりで、特定の個人の際立った演技力を味わうこともできない
監督の才能を見せつけるような小洒落たカットや気の利いたセリフもまったくない
第一、ハイジャックされて墜落する飛行機の中の連中(ハイジャックする側も含めて)に
自分の実体験をシンクロさせられる観客など一人もいない
「ゆれる」に較べて、まさにナイナイ尽くしの映画じゃねーかw
だが、やられたよ。
「ゆれる」が震度3くらいだとしたら、これはマグニチュード7くらい揺らされたわ。(当社比)
感動や興奮ではなく緊張感で息苦しくなったのは映画館では初めてだった。
うまく表現できないが、これが本当の「演出力」ってやつなんだろうなと思ったことでした。
>>659 うまく表現できていないなw
「93」が見応えがあるのは分かるが、それを演出力の話にすり替えて「ゆれる」をけなすのは幼いね。
911の話(をベースとした映画)と比べられて勝負できる作品は数少ないことぐらい分かって言っているよね。
もう少し罵倒芸を磨こうねw
でも9.11を題材にすればどんな映画でも無敵になるかといえばそんなことはない。
ニコラスケイジのやつなんて、恐らくウインドトーカーズ並みのクソ映画になる気がするぞ。
てか、ポールグリーンが西川より演出力で勝っていることなんざ、改めて書くまでもないこと。
まぁねぇ、演出力の定義にもよる話だけど。
ポール・グリーングラスの作品は他に「スプレマシー」しか観てないけど、いわゆる「映画的リアル」を造り出す技量はずば抜けていると思う。
西川美和の「いちご」は未見だけど、人工的な世界を造って意味を持たせようとする志向がある気がするんだよね。
演出という言葉は同じなんだけど、なんか方向性が違うように思うんだよ。
前に、西川の演出は理が勝っている、と書いたことがあるんだけど、そういうのが好みじゃない人も多いかも。
オレは好みなんで、この映画をついつい贔屓するのだけどねw
理が勝っていても面白ければ文句は言わないよ
>>657 君は2ちゃんに来るのが早すぎたのさ。
この映画もいわゆるエンタメ系じゃないし。
>>662 その、理の勝った演出がかつて邦画を独善的にし、映画全体の衰退をまねいた。
昨今の新人監督はそれをふまえた上で、
何とか邦画の良さも生かしたいと必死で道を模索している。
そういう中で、こういう安直な後ろ向きの若い監督が
オヤジどもの郷愁に訴え、パンダを使って客寄せに走ってるのは
本気で嘆かわしいよ。マジ。
ここのアンチって「花よりもなほ」のアンチと
似通ってる気がするんだけど
是枝周辺って何でこんなに粘着度の高い
アンチが寄ってくるんだろうね
何でもかんでも荒らしかよ
つうかオマエのレスもその一端なんだぞ
アンチの粘着度の高さは、
一部で高尚な映画のような持ち上げ方をされていることへの反発じゃないかと。
高尚なのかあ
それほどハイプだとも思わないし
オリジナルで神経戦やってくれる監督があんまりいないから
前作ともども楽しんだけどな
672 :
名無シネマ@上映中:2006/08/22(火) 15:57:40 ID:IDkafrHA
否。
煽りの定番ばかりで埋まっててワロタ。
この映画も2ちゃんもおこちゃまには無理でちゅよでワロタ。
娯楽映画ではないのだからネタ無しの真面目な議論だけが普通とかワロタ。
この作品のダメさは、映画製作の歴史を知ってる大人にしかわからないでワロタ。
というわけで煽りかえしとく。
これ上映時間何分?
675 :
名無シネマ@上映中:2006/08/22(火) 20:42:01 ID:w46OqwdR
119分
>>665 >その、理の勝った演出がかつて邦画を独善的にし、映画全体の衰退をまねいた。
そ、そうなのかぁ?
ろくな演出がない邦画ばっかりで衰退したのかと思ってたよw
>オヤジどもの郷愁に訴え、パンダを使って客寄せに走ってるのは
乱脈気味のようだが、言いたいことは分かったw
けど、的外れだと思うけどね。
677 :
名無シネマ@上映中:2006/08/22(火) 22:52:00 ID:35qscsC+
見てきた。
二組の兄弟はよかったな。
真木よう子は、悪くはないんだが、悪女系入ってるから
おとなしめな清純系の女優がやっても面白かったかも。
木村祐一は違和感あるなぁ。裁判冒頭の棒読みでちょっと
ひっかっかた。実際の裁判もあんな感じなのかもしれんけど。
それ以降も、演じていますって感じでキャラクターが見えて
こなかったな。
傑作とはいえんけど退屈はしなかった。佳品といったところか。
あれを棒読みだと思う時点でダメ。
ああいう風に読み上げてる演技だよ。
フォローを入れるほどの演技とは???
・・・と思う時点でダメという言い方も信者くさい。
680 :
名無シネマ@上映中:2006/08/22(火) 23:58:11 ID:35qscsC+
ま、もともとキム兄の検事って時点でちょっとひいたからな。
違和感のあるキャスティングを使って別の効果を狙うこともあるけど、
あの検事のキャラはよくわからんかったよ。
キム兄はどうにも中途半端だったよ。
スタッフですらどう撮っていいかわからないふうで。
>>679 別にフォローでも何でもないでしょう
便宜上読み上げなくてはいけないから
面倒くさくて早口で済まそうとしてああなる
せっかちで気短な性向を現してたようにも見えるから
その後のえげつないたたみ掛けも含めて
単なるキャラづけだと思ったけどね
それくらい読み取れるでしょう
あと、いちいち信者とか言うのもうやめないか?
なるへそ。
オイラは単に粗暴な検事なのか。
優秀か検事がやる気なさげなのか。
優秀な検事で、えげつなさは作戦、なのか。
よーわからんかった。
わざわざ、あんなキャラをキャスティングしてくるんだから
なんかあると深読みしすぎたんだな。
た だ し、
香川照之が傍聴席に向かって謝ったあとのシーンでは
もっといい表情、演技をして欲しかった。
ああ、IDかわったな。
677=680=683ですわ。
優秀だけど粗暴な検事なんだと思って見てた。
稔が一応、自白してたから、やる気がないって言うよりも
「こんな裁判、楽勝」と高をくくってたと思う。
で、あの投げやりな冒頭陳述。
稔の謝罪に対しては
「けっ、青くさいことしやがって。」
と心底、小馬鹿にしてるように見えた。
686 :
名無シネマ@上映中:2006/08/23(水) 02:09:08 ID:OHvgNvCy
やっとこさ審議の間になった。当初はなんちゃって評論家ばかりで審議すらならなかった。良い映画だったぞ、なぁ!
>>685 >青臭いこと
ええ?自分は、落とす目的でわざと痴情関係でつついたのに
逆効果になって畜生、の表情かと思った
つーかなんでキム兄じゃなきゃいかんかったのか分からんです
ぶっちゃけ邪魔だった(作品世界でそういうキャラとして設定されている以前の邪魔さ)
688 :
名無シネマ@上映中:2006/08/23(水) 13:14:34 ID:bsSpIUnD
あれは苦虫噛み潰しした表情だね。
あの土下座謝罪で
稔は少々欝陶しいが鈍感で誠実な人物なんだろうと
法廷内の誰もが騙されてちゃった。
猛以外は。
うん、あれで「ああそれに気づいて無かったならこいつは愚直だけど誠実な人間なんだなー」
という効果を場内に与えてしまった、裏目に出たって臍を噛んだ顔に見えたっす>検事
>>688-689 その流れをうけて、その晩、スタンドの店員も含めた身内の祝勝前夜祭(?)になったわけだよな。
「あとひと押し、猛さんの証言でキマリっすよね」みたいなこと言って。
もちろん、兄からの強烈な毒ガス攻撃を受けた猛はそれどころじゃなく、お茶を濁すような返事を返すのが精一杯だったが。
皆さん、そのぐらい脳内補完がお得意ならデビルマンも楽しく観れそうですね
この映画は「まとめサイト」が必要な件について。
いや、こんだけ「いい映画だった」って言ってる人いるんだし
わかってる部分については
誰かまとめてくれね。マジで。
弟の偽証の件とか
兄の各場面の心情とかさ、
まぁ言い出したら切りがないわけだが。
普通に観てればこれくらい頭に浮かぶだろ
宇宙からのメッセージを楽しく見ましたよ。
バカが。
デビルマンの完成度の高さは脳内補完なぞ受け付けんわ!
696 :
693:2006/08/23(水) 23:47:41 ID:L8OgcDoB
アンカー忘れた
>>691ね
>>692 どうとでもとれるから統一見解は無理じゃない?
兄は潜在的に抱えてた自爆(リセット)の願望を実行に移したとも言えるし
結局、弟目線でしか語られてないから、兄の真情は表出されてないしねえ
兄弟の邂逅の物語ともいえるけど、ラストの薄ら寒さは
そんないい話だとは言い切れない余韻があるし
各人の心情については、おおよその方向性はわかっても
はっきりとは確定というか断定できないんでないかい?
観た人がどう感じてどうとるかで・・
あ、かぶった
統一見解で検事について書けそうなのは、キム兄さんキモいとか、そのくらい。
それさえもかなり主観が入っているから、まとめはただの妄想うpになってしまうよ。
みんなそれぞれ自分の体験に置き換えて補完するしかないんだから、
だからまとめサイトなんか無理無理
統一見解
何故弟が嘘証言逝ったのに対して何もしなっかたのかわかんね
わかんないのとはちがうよ
見解が分かれるといった方がいいような気がするが・・・
わざわざ、ゆれるという題名がつけられている映画に
解釈の統一見解ってありえないだろ。
検事のあの表情だって想定外のことだって反応か、予想した中で
最悪のことが起こったって表情か、こりゃやべぇ無罪かも、と
考えているのか、ま、自白もあるし何とかなるだろって思ってるのか
なんてまとめなるのは不可能。
705 :
名無シネマ@上映中:2006/08/24(木) 09:06:48 ID:F0ZulBIB
むっふうう
>>692 弟は偽証じゃないと思う。
前スレより↓参考までに。
463 名前: 名無シネマ@上映中 [sage] 投稿日: 2006/07/16(日) 13:32:31 ID:mLzOdhJP
>>461 8ミリを観る前に、スタンドの従業員から言われた台詞もあるでしょう。
それに、8ミリの映像でも、弟の身を案じて一緒に渡ってるわけじゃない。
もちろん、落ちかけた弟を助けたことなどなかった。
兄弟の心理をじっくり観るしかないんじゃないでしょうか。
自分としては次のとおりです。
〜〜〜〜〜〜ネタばれ〜〜〜〜〜〜〜
弟は兄を助けたいと思っていた。
真面目な兄がこんなことで人生を棒に振るのはひどすぎる、兄が有罪になると自分たち家族も困る、
兄が何故智恵子を突き飛ばしたか、実は自分がその原因に絡んでるかもしれないけど
それを考えるのは煩わしい、兄の無実を願う弟でいた方が楽だ等々。
ところが、兄は隠し続けてきた弟への嫉妬を丸出しにし、弟を非難した。
智恵子のことでカマをかけたり、法廷で嘘(最初に嘘を言ったのは弟の指示なのにとか、
智恵子に好きな男がいたのを知ってたくせにとか)を言うのを見て、疑心暗鬼になった。
兄は自分が知っている男とは違うのではないかと。
707 :
706続き:2006/08/24(木) 20:05:27 ID:1oW+SMeJ
その時点で、法的に兄を助けたいという思いはなくなっている。
弟が助けたいのは今まで信じていた実直な兄で、それを取り戻したいから
変わってしまった兄を罰したい。だから正直に目撃証言をしようと。
弟は、兄が智恵子を突き飛ばし、智恵子が後ずさりして落ちたのを見ていたけど、
どういう言葉のやりとりがあったかはわからない。
兄の全てが嘘くさくなってしまい、手を差し伸べたというのも姑息な言い訳に聞こえる。
というか、そんなことはどうでもいい。
本当は殺意があったんだろ?と。
兄は智恵子に手を差し伸べたと言うが、弟には智恵子に詰め寄る姿に見え、
落ちていく智恵子の手を掴もうと飛びかかる様子が、突き落としているように見えた。
464 名前: 463 [sage] 投稿日: 2006/07/16(日) 13:33:44 ID:mLzOdhJP
兄の心の動きはもっとわかりにくくて、受け取る人によってだいぶ違うと思います。
兄は、弟が自分を助けようとしてるのは、面倒から逃れたいからだとわかっていた。
弟が「見てなかった」と嘘の証言をするつもりなのは、自分に同情してはいても、
なぜこんなことになったのかは知りたくなく、逃げたいからだと。
何故俺ばっかり、お前も苦しめよ、という気持ちで弟に本心をぶつける。
でも、弟との繋がりを絶とうとか、弟に兄を売る証言をさせることで弟を堕としたかった
というのとは違うと思う。それでは父が一番堕とされることになる。
兄が本当の気持ちを見せても、「兄ちゃんを信じてる」なら、実際に見たことを証言するはずだと。
試すような、期待するような気持ちがあったのでは?
でも、弟は実際に見たことを証言したけど、兄を信じてはいなかった。
こういう奴だよなぁという諦観と、「見てなかった」と嘘の証言をするより
兄を売った弟という立場を選び、世間になんと思われようと構うもんかという弟を
弟らしいなと思えた。
708 :
706続き2:2006/08/24(木) 20:06:39 ID:1oW+SMeJ
465 名前: 463 [sage] 投稿日: 2006/07/16(日) 13:42:48 ID:mLzOdhJP
最後の弟の気持ちの変化は、新井演じる従業員に「兄を取り戻すためと言ったのは何だったのか」
「それで何を得たか」と問いつめられたのがきっかけでしょう。
だから、8ミリを見てハっとして、これを見なくては・・という気持ちになった。
兄は子どもの頃のあの渓谷の思い出をはっきり覚えていたのに、弟は全く覚えていなかった。
そこには、楽しそうな家族が映っていたけど、弟の思い出からは消えていて、
映っている無邪気な子どもと自分が繋がらない。
兄が渓谷に一緒に行きたがったのは、またそこに戻りたかった、弟に戻って欲しかったのではないか。
そういう兄の思いに全く気付かず、智恵子への兄の気持ちに気付いていながらちょっかいを出して、
悪い方向へ転がしてしまったのは自分じゃないかと気付く。
そして、自分の思いこみで、あの時の見た状況を間違って解釈していた可能性にも気付く。
兄の腕の傷は、争って、智恵子を振り払った傷ではなく、助けようとしてできたものだったと。
弟は腕の傷に気付いてなかったのではなく、見ていたけど、違うものとして見えていた。
自分が人を信じない人間だから、温かい家族の思い出も忘れ、優しかった兄でさえ
信じられなくなっていたから、兄を失ってしまったのではないかと嗚咽する。
※ここからは引用じゃないよ
弟の目で映画が進行して、弟は最後に兄を信じるけれど、
弟が信じたものが真実だという描かれ方もしていないんだよね。
真実はそれぞれの心の中で揺れる。
現実の出来事に一々説明がないのと同じように、この映画も観客が
スクリーンで見るものに異なる解釈ができるような仕立てになっていて、
物語が進む中で、人物像が見えてきて、その人物自身も気付いていないような
行動の奥にある感情をのぞき見るような気分になる。
上の解釈と違う見方も当然あるだろうし、いろんな面から見れるのが面白い。
観終わった後にもすっきりしないのに、充実感があった。
> 自分が人を信じない人間だから、温かい家族の思い出も忘れ、優しかった兄でさえ
> 信じられなくなっていたから、兄を失ってしまったのではないかと嗚咽する。
まぁそんなところなんだろうが・・・
7年後の涙の理由としては、なんとも安易っつうか陳腐だな。
>弟が「見てなかった」と嘘の証言をするつもりなのは、自分に同情してはいても、
>なぜこんなことになったのかは知りたくなく、逃げたいからだと。
>何故俺ばっかり、お前も苦しめよ、という気持ちで弟に本心をぶつける。
>でも、弟との繋がりを絶とうとか、弟に兄を売る証言をさせることで弟を堕としたかった
>というのとは違うと思う。それでは父が一番堕とされることになる。
>兄が本当の気持ちを見せても、「兄ちゃんを信じてる」なら、実際に見たことを証言するはずだと。
兄が『弟が橋の上の自分達を克明に見ていた』と考えた・・・
というシーンあったっけ??
橋の上でうずくまる稔に駆け寄った猛が、微妙に白々しい演技で話しかけるじゃない?
腕の傷を見なかったふりして隠しながら
兄が話そうとする前に
智恵子が勝手に転んで落ちたと強引に話を持っていった。
兄自身の状況説明を聞きたくないかのように焦ってた。
その時の態度で、逆に弟は見ていたんだなと。
しかも俺が落としたと思ってるんだなと、稔にはわかってたんでしょ。
智恵子が落ちた時、稔は猛に「智恵子ちゃんを・・・」と
言わなかった?事故なら「智恵子ちゃんが(落ちた)・・・」と
言うんじゃないかな?
猛は、稔が突き落とした一部始終を見ていた。
でも、兄を殺人犯にする訳にはいかないから
稔が動転して冷静さを失っている間に「これは事故だった」と
思い込ませようと必死だったように見えた。
おじさんに弁護を頼みに行って「オレ、何も見てなかったんだよ」と
話してる時も、いかにも嘘をついてるように見えたけどなあ。
>>712 ほうほう
とすると、思ってた以上に兄は弟のこと何でもわかりきってたんだなぁ・・・
>>713 俺は最後のほうだけ(落ちるちょい前から後を断片的に)を見たと解釈した
何も見てないのではなく少しは見てた事実を隠した嘘
>>703 >わざわざ、ゆれるという題名がつけられている映画に
>解釈の統一見解ってありえないだろ。
意味不明
要するに題名=言い訳ってことですか?
だったらデビルマンも「三文芝居」とかいう題名にしときゃよかったのに
みんな「この演技の下手さには深い意味があってわざとやってんだな」って思ってくれるよ
>>712 あの行動は本当に不自然だよね。猛も冷静を装いながら気が動転してたんだろうけど、
稔は後で猛の行動・言動を思い返して俺がやったと思ってるんだなとすぐ気づいた筈
>>713 そうとも言い切れない。智恵子を突き飛ばした時ですら殺意があったとは言い切れない。
もちろん無かったとも言えないが
717 :
名無シネマ@上映中:2006/08/25(金) 00:01:31 ID:F0ZulBIB
長いよみんな
718 :
名無シネマ@上映中:2006/08/25(金) 00:03:49 ID:oSwAeg09
ゲドスレを開いたつもりで読んだら、ゆれるスレだったけど、なんか悪い意味で共通点があった。
ただ、解釈の元になる言葉や場面があるだけゆれるはかなりマシ。
確かに腕には傷がついてたけど、血は流れてなかったような。
子供のころ吊り橋でつけた古傷じゃね?
アニキは助けの手なんて伸ばしてないよ。
と、まぁ、こういう具合に見解が分かれる訳ですなw
こういうのが面白いよね
自分はやっぱり吊り橋で付いた傷だと思う
オダジョがドサクサ紛れにさりげなくシャツの袖下ろして
見なかったことにしちゃった時は、赤く腫れてて今ついた感じだった
裁判中にみえた傷痕はもう落ち着いてた
ミミズ腫れみたいになってたな。
爪で引っかかれた傷か、橋の木のささくれで傷ついたか
どっちかだと思ったけどな。
こんな議論を面白がる連中もいるってこと
724 :
名無シネマ@上映中:2006/08/25(金) 07:41:17 ID:Hpb6iGDF
>723 ちみも
答えのないクイズの答えを自分なりに見つけることは、
楽しいのかもしれないが、
そうやって導き出した人の答えを読まされるのはえらく退屈だな。
自分が見た夢の解釈みたいでさ。
誰かに無理矢理読まされてるわけではないので
来ないなり、読み飛ばすなりすればよいのではなかろうか
もしくは自分の興味のある話題を振るなりしてみてはどうだろうか
他の人の反応があれば、盛り上がるのではなかろうか
DVDが出て、細かい検証が可能になるまで、曖昧な演出と不確かな記憶と人生経験とやらが混じった妄想に耐えればいいだけだ。
あっそう
>>725 じゃあ、あなたはここへ何しに来てるんだろうか
そうやって茶々入れるため?
否定派は多少文言に変化をつけてきているが
肯定派は相も変わらぬ切り返しばかり
そうだね。
糸冬
「日本沈没」を観て
「あそこで怪我をして訓練を外れなければならなかったヒロインの気持ちはどうだったのだろう」
「逆だろ。ヒロインを居酒屋のシーンに絡ませるために怪我させたんだろ。脚本の都合にいちいち突っ込むなよ」
というのが普通の会話だろ。
ところが「ゆれる」では、そうはならないw
さっきテレビでタッチ観たけど
ゆれるのほうがいい映画だと思った。
734 名前:名無シネマ@上映中[sage] 投稿日:2006/08/25(金) 23:45:03 ID:MTh5Bbmd
>>733 ちょwwwwおまw
ゆれるっつーから、リアルビビリ橋ぐらい揺れるのかと思った
全然揺れねーじゃん!
ネタ切れなら無理して煽らなくていいよもう
新しいスレ見つけてそっちでやってくださいな
糸冬 了
最下位
740 :
名無シネマ@上映中:2006/08/26(土) 12:58:11 ID:JV+QBDw1
監督が月曜のめざましにでるらしいよー。公式より↓
『ゆれる』の西川監督が、CX「めざましテレビ」“広人苑”のコーナーで紹介されます。
この中では、中野アナとのロングインタビューや撮影地の吊り橋散策、
韓国での監督舞台挨拶など見所満載ですので、是非ご覧下さい!
★放送は8月26日(月)を予定!
韓国の舞台挨拶か。
韓国にリメイクされないことを祈るのみ。
兄弟喧嘩はともかく、法事の公衆の面前で父と子がやりあう場面なんて
日本人以上に韓国人にとってはとんでもないことのはずで、その時点で猛のキャラは一層際立つだろうな。
岩井俊二とか好きな人が好きそうな映画だよね。
儒教思想にツカってない人でないと、ゲドみたいにカットされちゃうだろうな。
父殺しと父の法事じゃ違うけどさ。
外国で市場開拓出来れば、日本映画にとっても良い事だからヒットして欲しいね
カンヌと韓国と日本だけか?
748 :
名無シネマ@上映中:2006/08/26(土) 19:26:20 ID:nzq0QG4w
自分は女ですが、実家に両親(60代)がいて長男である弟が同居してます。
盆と正月くらいしか帰省できず親孝行できないので、送金したり電化製品を
プレゼントするくらいしかできません。弟に感謝しつつ、金でしか親への感謝
を表現できない自分を、この映画の猛に重ねました。田舎に残り親の面倒を見る
ということは、都会に出て金を稼ぐより偉いと思う。
>>748 偉いんってんじゃないよ。
ただもう大変なんだよ。
実際のハナシ。
>>743 岩井俊二・・・
あなたはほんとに観たことあるの?
いちいち相手にするなよ
>>748 もうたまに全てをご破算にしたくなるね。
オレはこの映画観てたまってたものがスッキリした。
753 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 00:36:05 ID:jhV8zsd4
収穫
754 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 06:40:49 ID:5QU/rhX+
兄は女を突き落とした。弟はそれを目撃していた。もしも、兄が裁判で発言した
ように事故ならば、弟もそのことを証言する。弟が「見ていなかった」と言った
のは、殺した現場を目撃していたから。
兄が警察で自白したのは、今までの欺瞞に満ちた生活を含め、嘘をつくのに嫌気
がさしたから。そして、裁判で勝たせようとする弟の姿にも嫌気がさした。そして
裁判で兄は「事故であった」という嘘の証言をし、さらに、弟を面会の場で怒らせ
て、弟が本当のことを証言するようにし向けた。
裁判で、女に男がいたとの検察の追及にも、兄は弟のことは証言しなかった。自分
が殺したという真実を暴かれたいと望んでいたから。
「ゆれる」とは、嘘と真実との間をゆれた心の動きでは。
>>754 あと、記憶ね。
ただ、「ゆれる」と聞いて大概の客が期待するのは、葛藤。
それがほとんどなかったので、「全然ゆれてねーじゃん」って話になってるんだと思われ。
>>755 >大概の客が期待
自分の意見を一般に置き換える時点で、カッコ悪い。
あくまでも自分個人。
>>750 岩井俊二好きな人と「ゆれる」好きな人の共通点
・映画を内容ではなく雰囲気で見て満足している。
・映画通と呼ばれるのがカッコイイと思っている。映画をファッションのように語る。
・映画通は偉いと思っている。ハリウッド映画やテレビドラマを見下している。
・細部まできちんと作られ、わかりやすく丁寧に描かれてる映画を馬鹿にしていて
ちゃんとできてない映画を「難解だがわかる人にはわかる映画だ」などと絶賛する。
葛藤は稔兄ちゃんの方だね
>>756 え? じゃーなんであんだけゆれてねーゆれてねー言われてんの?
他になんか理由あんのかよ?
あんだけってどんだけ?
ゆれてないって意見はあんまりなかったような
>>754 兄が突き落としたのが真実って見えたの??本当に
テーマがゆれている。
763 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 14:22:59 ID:5QU/rhX+
>>761 真実と見えたのでなく、突き落とした事実を目撃してたのでは。ラストの方で8oを
見た後の回想は、記憶ではなく、子供の頃の兄貴の真実の姿を重ね合わせて見たのでは。
764 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 14:29:24 ID:5QU/rhX+
弟は兄貴が犯人であると知っていた。ある種、優越感を持っていた。
だが、映画の後半で、女が酒を飲めないことが明らかになり、兄は
弟と女ができていたことを知っていたことに気づく。
兄に、真実を知られていたことに、弟は恐れ、怒り、裁判で本当の
ことを証言したのでは。
>>757 >・映画を内容ではなく雰囲気で見て満足している。
この映画って雰囲気で観る映画の対極にあると思うが
>・映画通と呼ばれるのがカッコイイと思っている。
映画通と呼ばれる人達は、むしろ岩井俊二を認めていない人が多い
>細部まできちんと作られ、わかりやすく丁寧に描かれてる映画を馬鹿にしていて
ちゃんとできてない映画を「難解だがわかる人にはわかる映画だ」などと絶賛する。
岩井俊二の映画って難解なんだ、滅茶苦茶分かりやすいと思うけど
766 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 14:48:29 ID:5QU/rhX+
都会で成功したカメラマンの弟。女にもてる弟。兄が犯人だと知っていた弟。
可哀想な兄を裁判で救おうとした弟。だが、そんな偽善を兄に見抜かれていた
と知り、兄に不利となる証言をし、再び、優位に立とうとした弟。
有罪になった後、もう兄に会うことはないと思っていたが、昔の8oを見て、
子供の頃を思い出し、兄に会いに行く。一緒に帰ろうよと。
大いにゆれていたよね。
>>766 ??? コーヒー噴いた
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??? ???????????????? ? ??????
??????? ? ¨ ???■??? ? ? ∴‥
そんなゆれでは日本は沈没しませんよ
768 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 16:37:54 ID:vAAr7k32
>>767 さすが、賢い人はAAもまともにコピペできないらしい。
さらしage
769 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 16:58:29 ID:5QU/rhX+
兄の心もゆれていた。平凡な毎日を辛抱しながら、嫌な客に頭を下げながら暮らしてきたが、
女の一件で、世間の白い目を浴びながら生きていくことに絶望し、警察に殺人であったこと
を自白する。
裁判で、弁護士や家族がなんとかしようとすることに、欺瞞と知りつつ、やはり自分を守ろうと
して嘘の証言をする。でも、そんな自分に対し自己嫌悪が募り、ヤケになる。
弟の証言の場面で、兄が落ち着いた表情となったのは、やはりこれでいいんだと納得できたの
だろう。
770 :
767:2006/08/27(日) 17:13:34 ID:XwMd2cHA
う・・・。
772 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 21:05:29 ID:NEh4ib7I
裁判所で証言した弟の発言って嘘じゃないの?
思い出の8ミリフィルムを見て、
やっぱり兄は女を助けようとしてたんだと気づいて、
出所した兄に会いに行ったんだと思ってた。
773 :
名無シネマ@上映中:2006/08/27(日) 21:16:46 ID:ptL3Ci2W
兄はチエコは突き落としたんだと思う。
でも確信はもてなかったし、信じたくなかった。保身も含めて。ゆれる。
子供の頃、橋から落ちそうになった猛を助けたのも兄。というのを8_で思い出す。
猛にとって
昔、自分を助けた兄ィちゃん>>>>チエコを突き落とした兄
チエコなんてどうでもいいんですよ。この方達にとっては。
というのが自分の中の一説ですが・・・ 正直わかりませーん。
兄弟にとってはチエコなんてどうでもいい
には同意
ちょっと可哀想にも思うけど
チエコも猛を田舎から脱出する手段としか見なしてなかったので
まあお互い様ってことか
結局は、レンタル出たらもう1回観ろってことですか、そうですか。
>>774 >チエコも猛を田舎から脱出する手段としか見なしてなかったの
自分は違う解釈
部屋に猛の写真集があるところを見ると
智恵子にとってはしがらみをばっさり斬り捨てて出ていった猛は
なんというか、人生の拠り所みたいなものになってたんじゃないか
別の選択をして輝かしい人生を送るもう一人の自分を投影してたというか・・・
稔と同じく眩しい存在なんだろう
>764
>773
そうなのかな〜。私は兄はやってないと思ってるので見解が違う。以下ネタばれ〜
弟は事件が起こってから裁判中盤ぐらいまで一貫して「兄ちゃんが本当に突き落としたかは
どうでもいい、俺か゜きっと助けてやるよ」って感情だったと思っている。裁判の終盤では彼は
自分の心の中で結論を出した真実を語っていて、あの言葉には一応嘘はないと思う。そして
多分それが兄のためになるんだと確信していた様だった。
じゃあなんで出所の日にはじめは迎えに行くつもりじゃなかったのか。それは弟が結論づけた
真実は本当に真実だったのかおぼろげに考えはじめてたからなんじゃないかと。兄が裁判の
中盤から除々におかしくなってきたのは何故か?とか。弟のせいだと思うけどw
→でも今更確かめられない→どんな顔してあえばわからない→行くのやめようか?→でも俺が
見たのが真実なら迎えに行くべきだ→でも本当にあれは真〜 以降無限ループ
弟が裁判で全てぶっちゃける原因になった兄の一言「最初から最後までひとのことを信じない
、それが俺の知っているお前だよ」はいくらなんでも酷い!と見てすぐの時は感じたが正にその
通りだったのかもしれない。兄がもし殺していたとしたらこの言葉が兄本人から出てくる事は
考えにくい。弟が「(突き落としたように見えたけど)どうでもいい」と思っている部分は兄にとっ
ては最も重要だから、心の底では弟に言及して欲しかったんだと思う。(特に「俺は大丈夫だ
から」って言ってたあたり) でも、その点に関しては弟は一度もきちんと兄に確認してなかった。
ただ遠まわしに「なんで兄ちゃんあの橋渡ったの?」聞いたけど多分兄には「なんで兄ちゃん
殺しちゃったの?」に聞こえたと思われ。兄本人が「俺はやってない」と言わなかったのは
裁判で語っていた通り、たとえ突き落としてなくても原因は自分であることに変わりはないと
感じていたからだと思う。そういう兄の人格を7年も経って弟はやっと気づいたんではないかと。
こんな意見は少数派なのかな。他の意見も聞いてみたい。
兄:弟関係無しに智恵子に好意を寄せている
弟:兄の相手だったから奪おうとした
兄:智恵子が弟に心奪われたらしきことに気付き潔く身を引こうとする
弟:智恵子にはもう興味なくなったが、智恵子のことで兄との関係にひびが入るのは迷惑」
兄:自分がいなければ智恵子が落ちることはなかった・・・
弟:智恵子は(落ちた原因も含めて)どうでもいい。兄を助ける立場になったのがうれしい
兄:罪は償おう。ただ(法廷で)嘘をつくことが償いではないな
弟:何故兄さんは俺に対してあんな態度を?!!やましいことがあるからか??
弟:全く覚えてなかった・・・が、兄さんの言ってたことは正しかったのか!!俺は(ry 涙
780 :
名無シネマ@上映中:2006/08/28(月) 09:42:26 ID:wXqRFxHW
うほ
781 :
名無シネマ@上映中:2006/08/28(月) 19:44:21 ID:rm05R8Nb
やらないよ
782 :
名無シネマ@上映中:2006/08/28(月) 19:50:48 ID:geTntChP
>>3 読んだだけで超観たくなるな
やっぱ西川は天才だ
ディスタンスの時には気づいてたけど
>>777 「猛みたいにしがらみをたち切って東京に行きたかった」とか
「猛みたいな人生はもう手に入らない」とか
「もう田舎は嫌、お母さんみたいな人生も嫌」とかいろいろ混ざってる。焦燥感とか諦めとか。
とにかく恋愛感情でないことだけは確かだよね
(映画館で偶然隣に座ってた人たちがが、
チエコずっと片想いしてた猛に振られちゃってかわいそう、とか言っててポカーンとなった)
後、チエコは意識的にかどうかはしらないけど、稔を「キープ」してたよね。
個人的なレベルでは親しくならず、けれどスタンドではよい同僚。
法事で猛が戻ってこなかったら、数年後には稔と田舎への嫌悪感を無意識に押し殺して
稔の嫁さんになってたかな?
稔との結婚は田舎に縛り付けられることと同異議なわけだけど、
三十路に入るとチエコには後がないわけだから。
>>778 >弟は事件が起こってから裁判中盤ぐらいまで一貫して「兄ちゃんが本当に突き落としたかは
>どうでもいい、俺か゜きっと助けてやるよ」って感情だったと思っている。裁判の終盤では彼は
>自分の心の中で結論を出した真実を語っていて、あの言葉には一応嘘はないと思う。そして
>多分それが兄のためになるんだと確信していた様だった。
これには同意。
弟は、今まで知らなかった兄の黒さを知ったり、兄が弟と智恵子の仲に気付いてない演技を
法廷でまで続けているのを見たりして疑心暗鬼になり、兄の供述も嘘くさく感じ、
「突き落とした」のを見たと認めたくなかった気持ちにケリを付けて証言したんだと思う。
最初から兄を心から信じていたら、「突き落とした」ようには見えなかったかもしれないんだけど。
>弟が「(突き落としたように見えたけど)どうでもいい」と思っている部分は兄にとっ
>ては最も重要だから、心の底では弟に言及して欲しかったんだと思う。
兄にとって重要なのは、突き落としたかどうか(途中で我に返って助けようとしたか)を弟にわかってもらうより
智恵子を突き飛ばしたという事実をちゃんと見て欲しかったんじゃないかな。
兄はこんなことするような人じゃないとわかったようなふりをして欲しくなかった。
他人事のようにかばうなよ、知らないふりしてるんじゃないよ、逃げるなよと。
兄は、弟が最初から最後まで人を信じない人間だと知っているから、自分の供述を
信じさせようとしないし、逆に弟の尊敬する兄像を壊して醜い本音をぶちまける。
兄としては、「事件を目撃してないし、兄は嘘を付くような人じゃない」と白々しい証言をされるより
「こんなの俺の知ってる兄じゃない!」と言われた方が、救われたんだと思う。
出所の日に迎えに行くのは、やっぱり「取り戻したいんじゃなかったのか?」という
スタンド店員の言葉がきっかけで、あの時の自分の思いや兄の言葉を考えたんだと思う。
舌出せよ
>783
猛が忘れて行った煙草を、智恵子が部屋で嗅ぐシーンがあるから
まるきり恋愛感情が無かったわけでもないでしょう。
最後のチャンスにすがる気持ちを、猛への愛と勘違いしてたかもしれないけど。
2年も脚本の推敲に推敲を重ね、
監督自身ももうこれどんな物語なのか、最初に言いたかったことが何なのかも
訳分からなくなってしまって、
でもいいや、みんなが早く映画を撮れ撮れ言うし、
とりあえず撮ってみれば形になるんじゃないかというんで撮った感が
手に取るようにわかる映画だったよ。
>>782 ディスタンスで西川美和は何かしてたの?
>>783 >三十路に入るとチエコには後がないわけだから。
なんつう田舎モンの発想なんだべ?
783がそう考えてるというよりは、
映画のあの町の中ではそういう観念であるだろうという話だろ
今朝の広人苑についてのレスがないけど
ここの住人見なかったの?
もうちょっと長く放送してほしかったなー
取り敢えずDVD出るときは特典にメイキングを
たっぷり入れてほしい。
>>789 そうだね。
田舎と都会、兄と弟の関係などいろいろと
いまや陳腐ですらある紋切り型概念を
見る人みんなが持っていることを前提になりたってる映画なんだよね。
796 :
名無シネマ@上映中:2006/08/29(火) 02:48:19 ID:QJgKPqhA
>>793 そそ、そういう二項対立を軽やかに乗り越えたはずのポストモダンが
この国ではねぇ。
>>792 おお、予約したはいいがすっかり忘れてた
やっぱりああいう人間の裏側の微妙な感情の描き方が秀逸だね
俺は関西の田舎町に住んでるんだけど、近所のお好み焼き屋のメニューにポストモダン焼きってのがあるぞ。
まぁそれだけだw
真木よう子のおっぱいはでたんか?真木よう子は裸になったんか?真木よう子のおっぱいはモミモミはれたんか?真木よう子の乳首をコリコリしたんか?
宜しくお願いします
800 :
名無シネマ@上映中:2006/08/29(火) 19:06:46 ID:VzoToKVu
さらしage
★スクープ!社会の底辺、田舎者とうんこ こんなにある共通点★
・社会の寄生虫である
・すぐムキになる
・中身がないので言葉で自分を飾り立てて立派に見せようとする
・自己解決をすぐ諦め親や他者にすがる
・努力不足を認めずすぐ社会のせいにし、自らを社会の被害者だと信じて疑わない
・自己主張とわがままを履き違えている
・こんな田舎いつでも出て行ってやると言うが絶対出て行かない
・まともな職がなく都会に出られなかった残りかすしかいない
・親や周囲の人間を不幸にするのが得意
・自分が攻撃されると他者に標的を逸らさせようとする
・都合の悪い話題になると話のすり替えを試みる
・自分の置かれた立場に鈍感である
・前頭葉が退化してるので自分で物事を判断できない
・コミュニケーション能力が低いのでどんな社会になってもオチコボレの域を脱せないことがわかっていない
・社会のオチコボレなのは本能的に感じているので、実は民主主義が嫌い
・人生上の過ちを過ちとして受け入れず次に生かそうとしない
・言葉につまると生んだ親が悪いとすぐ言う
・まともな恋愛をしたことがないので他者への思いやりに欠け自己中である
・厳しい現実を突きつけられると陰謀論を唱え、周囲の恐怖を煽ろうと試みる
・ただれた寄生虫ライフをずっと続けていけると未だに妄想している
・いずれ誰かが何とかしてくれると甘い期待を持つ
・自らの「責任」「負担」は忌避するが、他人にはそれを厳しく求める
・自己弁護のはずが、いつの間にか日本崩壊待望論になっている
・立場の危うさを指摘されると、相手を同類認定しその範疇に取り込もうとする
・自分の物と他人の物の区別ができない
・多様な価値観が理解できず自分の価値観が正しいと思い込んでる
★スクープ!社会の底辺、
>>801とうんこ こんなにある共通点★
真木のおっぱいはでたのか?モミはれたんか?真木のおっぱいはでたのか?モミはれたんか?真木のおっぱいはでたのか?モミモミモミはれたんか?真木のおっぱいはでたのか?モミはれたんか?宜しくお願いします
・立場の危うさを指摘されると、相手を同類認定しその範疇に取り込もうとする
今年100本以上映画見てるが、つまらなかった映画ワースト3に入るな
映画を見て「金かえせ」と思うことは滅多にないんだけどこれ見て思った
このアンチの粘着ぶりはほんとに異常だなと思った
>>806 年70-80本くらいだが、同じく。
こんなに意見が分かれる映画も興味深いな。
年3本くらいだけど、なんとも思わなかったよw
参考までにそのワースト3の残りは何なのかを教えてほしいな
これより面白かった映画が96本もあったなんて、
ある意味うらやましい。
812 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 01:09:07 ID:laJrrFDn
ベスト3をぜひ訊きたいもんだ。
っておまいら釣られすぎ。
813 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 01:51:59 ID:rHTIiCaC
監督が男だったらまた評価が違う作品なんだ
男と女では巨乳の生かし方が違うんだ
いかに巨乳女優でエロスを表現するか
これは男のほうがうまい以上
814 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 01:58:11 ID:W1uD6g4a
微妙な映画ですね
微妙な映画だしね。
叩くほど酷い映画というわけじゃないが、これより面白い映画、良い映画は
今年に入ってからでも、腐るほど公開されてるし。
俺が今年、わざわざ映画館まで足を運んで観た映画
「大和」「ルワンダ」「松子」「インサイド」「カーズ」「ゆれる」「93」
俺的総合評価
「93」>「ルワンダ」>「松子」>「インサイド」>「カーズ」=「ゆれる」>>「大和」
ただし、泣いた順では
「大和」=「ルワンダ」>「松子」 他は泣いてない
この一連のアンチの襲来の中身は丸ごと
>>801にあてはまると思ってるから、その程度なんだろう。
>>818 荒らしてるのが、オダギリのアンチだということが分かったよ。
ありがとう。
820 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 07:53:07 ID:rHTIiCaC
>>817田舎ニートやろう乙
ゆれるってだけあって真木のおっぱいはゆれまくったのか?裸になったのか?真木のおっぱいはゆれまくったのか?裸になったのか?真木よう子モミはれたんか?宜しくお願いします
821 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 08:20:33 ID:rHTIiCaC
この映画で真木よう子さんの裸体はみれますか?誰か教えてください。今日しか休みないんです。お願いします
見られるけどビーチクなし
二度目の濡れ場は誰だったんだろ?
825 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 12:07:50 ID:mdWvGjNI
まあ、この監督は、天才だね。
はあ? だったら俺も天才
827 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 13:12:36 ID:cesvqltd
>>815 参考までに、邦画でよいので
作品名を腐るほど例示してほしいな
面白いかどうかなんて人それぞれだろ、変な宗教じゃないんだから。
オタクにこれ面白いからってアニメ薦められても引くだろ。
つまんないって言うならそれでいいじゃん。
829 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 16:48:48 ID:q0aDtnDe
日本よりウン十年遅れている韓国で受けるのはまだ分かるがな・・
「舌出せ」→「ハヨタンダセ」
ハングルにはビックリだよ
韓国でウケてるのはオダジョー効果。
日本では幅広い客層だそうだ。
韓国女性にオダジョがウケるなんてしらなかった。
でも、父の法事であばれるなんてよくないとか気にしないでみんな見るんだな。
それとも日本人だから、父の法事で暴れるのは容認か?
母だからいいのかw
837 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 20:40:25 ID:1bO0QFJW
小説を読み始めたけど、この人、非凡だわ。
>>836 そうじゃなくて。
母の法事で、息子と父がケンカしてたのよ。アナタこの映画見た?
渋谷の水曜ってまだ混んでる?
このスレは未だに未見の人間に高圧的だなwwwww
韓国人の感想を見ると、オダギリより映画自体を評価しているようだね。
勿論、オダギリの魅力に触れる感想も多いが、
「オダギリジョ-見に行ったけど、香川照之の演技にやられた」みたいな
香川照之を称賛するレビューが結構目に当たる。
そもそもジョゼと虎と魚たちが口コミでヒットしたんだよね
で、同じ監督と脚本コンビということでメゾンドヒミコも大ヒット
ヒミコの時のオダジョーの色気は神懸かってたので、昇天した韓国の方達が多かった
そういやメゾン・ド・ヒミコも糞くだらねー映画だと思った。
しかし世間ではあんなもんが絶賛されてるらしいので、
ゆれるにしろ、この手の映画と自分が相性悪いの鴨試練
相性悪い映画のスレを張り付いてチェックしてる奴って・・・
それに、この手の映画って言ってるけど
メゾン・ド・ヒミコとゆれるって全然毛色の違う映画じゃん
たしかにジョゼ観て期待したけど、ヒミコは思ったほどじゃなかったなぁ
>839
今日も見れなかった・・・
>>845 いや、何か偉そうにゴタク述べてるけど、実はあまり内容のない映画
ということで。結構似てるかと。
具体的にどこらへんが御託を並べてるの?
「ヒミコ」はマジでクソだろ。
アレとくらべたらそりゃ「ゆれる」が出来のいい映画に見えるのもわかる気がする。
まぁ「大和」で泣いてる人にはつまんないかもね
852 :
名無シネマ@上映中:2006/08/30(水) 22:44:40 ID:zahMcbPj
大和で泣くにはいろんなものを背負いすぎたからな。
そーゆー人におすすめ。
映画自体はなかなか良かった。
監督のセンスも良かったし役者の演技もよかった。
でも「絶賛」するほどかな?とチョトオモタ。
これで驚愕とか絶賛とか言われるなんて、邦画のレベルってかなりヤバイかと。
この映画を「ベタ褒め」する人達って、
観てる映画の本数が圧倒的に少ない層のような気がするんですが・・・
いい映画だけど、B級の枠かな、と思いました。でも自分にとって好きな映画です。
B級の使い方が圧倒的に間違ってんぞ
原作モノばかりの昨今、ゆれるはオリジナル脚本だし
作品の出来としても中々良い
好評価がなされるのも当然だと思うけどね
B級映画にあやまれ!
ゆれるは観てないけどヒミコは糞だった
絶賛とか糞とか・・・極端だねぃ
斬新すぎて意見が分かれるならともかくね。
要するに一部の人間にだけカタルシスをもたらすマイナー映画。
860 :
名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 12:13:37 ID:tS6ycDXg
蛇イチゴも宣伝の情報の中で盛り上がって
本編イマイチだったから
この作品も不安
マイナー映画の方もいいさ。
みんな芸術性と大衆性を混同しないでね。w
ゆれるって芸術映画なんでしゅか?
作った本人が芸術と言えば芸術なんじゃねーの?
でも芸術性なんて言われ出した途端に、
その文化はカビが生えていると思うけどね。
相変わらず新宿混んでるなぁ
渋谷も小さいとこになっちゃうんだよね
でも新宿より50席近く多いし、上映回数も増えたからまた観にいく。
武蔵野館は見づらいしなあ
武蔵野館は狭すぎだよね
色々うるさいし
明日1000円デーだからもう一度みるつもりだけど
新宿やめて渋谷にしょう
でもシネCQNも最終日だし混むだろうなぁ
ゆれたねえ
芸術性と大衆性が相反するものというわけでもないし
芸術とやらを崇拝して大衆的というだけで毛嫌いするのは幼稚
はいはい。
よかったね
873 :
名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 19:44:19 ID:0uDa3mf1
よく釣れると評判のスレはこちらでつか?
>>873 怒りますよ。
釣れるじゃなくて、ゆれるです。
では、最初の疑問に戻りましょう。
この映画と芸術性に何の関係があるの?
関係ないよ。
以上。
さて、荒らしはスルーでいきましよう。
>>828同意
つまらなかったからつまらなかったって素直に書いただけなのに
「批判意見は全員オダジョーアンチのババア」だの
「大和見て泣いた人」だの決め付けてる
信者がきもいからますます嫌われるんだよ
ただでさえ不自然にマンセーされてて作為的な不気味な背景を感じる映画なのに
>>877 それが気になるのは、あなたがただのアンチだからです。
>ただでさえ不自然にマンセーされてて作為的な不気味な背景を感じる映画なのに
精神科でもいったら
つまらない映画のスレを毎日毎日チェックしてる奴って頭おかしいんじゃないの
何のアンチなんだろう・・・。
>>879 何か勘違いしてると思うけど、
映画好きなら、面白かった映画のスレもつまらなかった映画のスレも
どっちもチェックしている人、いっぱいいるんじゃないの?
882 :
名無シネマ@上映中:2006/08/31(木) 22:21:15 ID:0uDa3mf1
というわけで、よく釣れるスレと認定されました。
みんな暇なんだね
自分は何回か見てそれっきりだけどね
他の映画のスレでは、つまらなかった、と書き込んだやつに対して
信者が人格攻撃したりしないからね。だからすんなり収まる。
この映画の信者は、すぐ他人を人格攻撃するから揉める。
>>881 だと思う。
自分もつまんないと思った映画のスレチェックしてる。
他の人達のレビュー(賛否どちらも)読みたいからね。
因みにゆれるは好き。
イマイチその心理がわからないんだけど
つまらなかった映画のスレをチェックし続けるのはなんで?
印象が変わるかも知れないと期待してるの?
>>886 自分は議論好きだからだけど?
たまに見方が変わるときはある。
自腹切って腹立ち紛れという人もいるかもね。
映画生活に一時期キチガイ染みた0点投稿してた奴がいて管理人に削除されてたけど
たかが映画にあそこまでする奴っていったいなんなの
>>887 議論好き・・・
ということは、肯定意見を論破したいからチェックし続けてるってこと?
>>889 愉快犯のいやがらせでしょ
ああいうことして喜びを感じる人間なんだよ
>>884 そういうレスをスルーできずに、「信者」とか「人格攻撃」とムキになって書いてる時点で同レベル。
こんな喧嘩がループしまくり。
>>890 それもありますね、ゲーム感覚で。
そこが2ちゃんの面白いところだし。
意見戦わすことで、自分がどういう人間か分かってくるところもある。
映画なんかは特に、嗜好がはっきりしてくるよね。
>>886 いろんな感想読むのが面白いだけ。
それで印象が変わることはないわな。
嫌いな映画のスレなんかどうでもいいって人がいるのも
普通だし、この話題は終了。
それじゃ、映画好きとかは関係ないじゃん?
論破したいだけのいわゆる論争厨
そういった人間がつまらないと思った映画のスレをチェックし続けてるんだから、やっばりアンチでしかないってことだね
>>895 別にどうでもいいじゃん。
粘着アンチや一時期の名作比較厨とかうんざりしたけど
最近はそうでもなくなってきたと思ってたのに。
こういうやりとりにもうんざりだよ・・。
>>895 どうも通じないみたいですね。
アンチとは違うよ。
スレの進行内容によって、どちらの派にも付く。
面白くないと思った映画も不当な批判だと思えば弁護するし。
つまらなかったのですが自分はオダジョーアンチのババアではなく大和見て泣いてもいません。
この映画の数多いアンチにはこういう人のが多いと思うけど。
ちなみにハリウッド映画マンセーってわけでもないよ。
ただ「ゆれる」はつまらなかった。それだけ。
それじゃ、単なる論争厨なだけでますます映画好きとは関係ないじゃん?
そりゃ荒れるわな
>>894みたいなスタンスはわかるんだけどね
どういう状態を荒れているとみるかがそもそも違うみたいですね。
だから皆ゆれてるんだよ
すごく期待していったせいかガッカリだった。
主役のキャラが精神年齢低すぎないか。
十代だったらあの反応や行動もわからなくはないけど
身勝手すぎ、短絡的すぎる。
ファッションも痛いし。
原作読んでみたらその辺りも共感できるようになるのかな。
>>902 この映画の信者ってちょっとでも批判されると「荒らされた」と過剰反応するよね。
>>904 俺は精神年齢低いというより、人物像がアニメのキャラみたいに薄っぺらだと思った。
すごい腐女子みたいな視点で描かれた話だと思う。観客の同人誌的な脳内補完に頼ってるとこが。
人物を人格じゃなくて状況優先で立ててる。
また、信者、同人誌か
あとは少女マンガとかですかね
人格攻撃、見下してるとか繰り返してるアンチも過剰反応だと思うけどね
いや、意図的な煽りか
アンチではないつもりだけど。役者の演技は良かったと思ったし。
猛は帰ってきて早々確信犯で千恵子を奪ってるのに
「俺は奪うばかりだった」て述懐するのが7年後かよ、と萎えた。
その間父親が惚け始めてることも知らず東京で気ままに暮らしてるのは
無責任にも程があると思ってしまった。
端々が気になって良さがわからないのは見方が甘いのかな。
908 :
名無シネマ@上映中:2006/09/01(金) 02:20:23 ID:5rx0l3hr
まぁ、入り込めないヤシにはなにがいいのかわからんし、
入り込んだヤシにはなぜ良さがわからんのだろう
という映画だな。
と当たり前のことを書いてみる。
掲示板つうのは議論するためにあるんだろ。
賛・否、どっちの言い分もちゃんと聞けや。
俺はこの映画見てないけど。
>>907 智恵子を奪ったつもりではないんだよ
眼中にないから、奪う気さえなかったと思う
優越感を持ってた兄貴が仕事や女性関係をそれなりに構築してる
ただそのことが面白くなかったから口説いて寝て優越感を満たしたかっただけ
自己満足だけで壊すつもりもなく、
逆に洗濯物をたたむ姿見て後ろめたい気持ちになってる
あとあんな証言したの知ったら、父親が激怒するから
絶交は当然だと思うよ
もうあそこには近寄れないよ
猛も以前のように気ままには暮らしてない感じ
スタッフもいなくなって、落ちぶれた暮らしぶりだったから
殺人犯の弟はやはりマイナスだったんじゃないかな
メンタル的なものもあるかもしれないね
最後、部屋も汚くて落ちぶれてた感じだったもんね。
気ままって感じではなかったね。
途中猛にムカついたり兄ちゃんにイラついたりしてて見落とした場面がありそう。
「兄貴といい感じで俺嫉妬した」みたいな台詞があったから
智恵子のことは奪う気だったのかと思ってたよ。
観たいんだけど、都内で3ヶ所しか放映してないのは、正直いただけない!。
都下に住んでるオイラとしては…orz。
>>911 嫉妬したのはたしか
でも兄に対してであって、智恵子自体はどうでもよかった
いざとなれば、すぐやれるんだぜくらいの兄への優越感の確認のためだけ
むしろ、部屋に自分の写真集があったり
当然のように馴れ馴れしい態度をとる智恵子に嫌悪感に抱いて
自分勝手にとっとと帰っちゃってるからね
たぶん壊したり奪ったりする気はさらさらなく
このまま兄とくっつくんだろうなと思ってたんじゃないかな
>>912 もともとミニシアター系の邦画だし
売れ線の派手な内容でもないから
きっと、製作側もこんなに評判がよくって反響があるとは思わなかったんだろうね
確かにw。オイラは、この前めざましテレビ見てこの映画知ったんだけど、韓国でも絶賛されてたらしいね。
まぁ、まだ新人の監督だから仕方ないね。914氏レスサンクス!。
>>913 そうだよね。どうでもいい女なのに、兄貴が好きらしいという理由だけで
とりあえず寝てやろうとする。
自分の方がずっと女にもてて成功もしてるのにさらに優越感を持とうとする
心理がわからなくて思わずムカついてしまった。
よく考えるとそれだけ兄ちゃんのことが好きだった、意識していたと
いうことなんだろう。
917 :
名無シネマ@上映中:2006/09/01(金) 05:15:37 ID:Z7ep7h7W
スレタイに西川美和2回入ってるのは
>>1がアホだから?
しかし伸びるなこのスレ
この手のマイナー映画のくせに
918 :
名無シネマ@上映中:2006/09/01(金) 12:41:54 ID:JZOi/UEv
遅ればせながら 見ました、が 良い映画になりそうだったのに、やはり不親切すぎるので不満足という感想です。
以下疑問点
1、兄の傷は何?
2、チエコの落ちた理由
3、兄の笑顔
過去ログ見ればいろいろ参考になりますが、私見としては
1、最後のあたりで「兄がチエコを救おうとした」時の傷(引っかき傷か、ワイヤーの傷)にしたいようだったが、
救おうとして必死につかまったのか、落とそうとしてチエコが抵抗して必死につかまったのか、のヒントが無い。
かえって血も出ていないし、オダギリがすぐその傷を隠そうとしたあたりは、幼少の古傷ではないかとさえ思う。
2、オダギリの最後の「兄が救った場面」は妄想だと思いました。で、なければ前半兄はキレ易い性格であったり、お酒の話でカマかけてチエコと弟の関係を探ろうとした場面が全く意味の無いものになります。
3、弟は勝手に幼少のビデオを見て、優しい兄の姿を心にとどめ、関係回復のために迎えに行きましたが、兄とすれば元々「弟は誰も信じない奴」という不信感、7年も弟のせいでぶちこまれたこと、
などから、極端に言えば、弟を殺すのも選択肢のひとつくらいには思っているでしょう。
あの笑顔は決して和解の笑顔ではないはずです。
わかり易い反論などお願いします。
疑問点て、自分で答え書いてるじゃん
私見もなにもそれがあなたの解釈なんだから
それでいいんじゃないの?
正解なんて監督に聞いてみるしかないわけだし
920 :
918:2006/09/01(金) 13:20:19 ID:JZOi/UEv
>>919 現状の私見であって、絶対正しいとは思わないので、
書き込みを通じて、他人の意見を読み
自分より視野の広い人、思慮の深い人を探して、
自分がより成長する、のが好きなんです。
>920
この映画でそれは無理です。
みんな反論や論理的な他の正しい解釈はできない。
ひたすら、曖昧さを補完するために妄想するだけ。
今日が初日で映画の日ってこともあるんだろうけど、
こんなチホウで満席で通路にパイプイスだけでなく
ロビーのソファーまで持ち込まれるなんて!
香川さん、ホント、こう言う腹に一物持った表情させると凄いですね。
オダギリさんの最後の叫びには少しじわっときました。
人間の醜い(ような)心の襞をこれでもか、と見せ付けられました。
少し時間をおいて、もう一度観てきます。
923 :
名無シネマ@上映中:2006/09/01(金) 13:39:49 ID:WIwIfrqp
ここ映画好きが多いということで聞いてみいのですが、香川さんが主役をした
「フリック」という映画、ご覧になられた人がいたら、あのストーリーの
解釈は結局どういうことなんでしょう。あれも見方によってはかなりバラバラの意見が
出るみたいなのですが。
>>920 >自分がより成長する、のが好きなんです。
映画の感想を読んで「成長する」は言いすぎだろ。
小ずるくなる、がせいぜいだ。
>923
そういう詳しい話は役者香川のスレか、フリックスレでどうぞ。
ないなら考えてね。
「ゆれる」との比較でもなんでもなくただ役者がかぶってるからフリックの考察するなら、よっぽどこのスレか映画ゆれるが嫌いなんでしょうね。
この映画は人間の曖昧さ、関係の脆さ、不正確さが主眼だと思ってる。
918のように無理して「コレが正解」とか考えなくてもいいんじゃね。
映画の描写から実際を観客が読みきれない(ようになってる)のも、
好きなように解釈すればいい。
解釈が割れるのも曖昧さの範疇と思って、割り切って楽しんだよ。自分は。
>>918 俺的には
1、最初は吊り橋でもみあった際に出来た傷だと思っていたが、映写機見た後は昔自分を助ける時に付けた傷だったか
という弟の妄想
(傷がいつのだったかは故意に曖昧に描いている)
2、落としたように見えたのも救ったように見えたのも妄想(真実はどうだったのかは故意に描いていない)
3、昔ながらの仮面の笑顔
弟に対して素(喜怒哀楽)を晒したのは『罵倒した時』のみ(ただ呆然としてた時以外では)
偽りの和解劇を演じてあげるのも見捨てるのも俺の自由なんだよ、お前は真の和解ができるなどと夢見てるんだろうが
という笑み
(ちなみにバスが2人の間にとおせんぼした後どう展開するのかは故意に描いていない)
なぜイブさんの上手さに誰も触れんのだ?
イブさん以外にサブさんも上手かったぞ。
北島三郎って何の役だった?
931 :
918:2006/09/01(金) 15:38:21 ID:JZOi/UEv
>>924 確かに言い過ぎでした。。
>>926 あるテーマがあってそれに対して見る人の性格などで受け取りかたが違う、というのならわかるのですが、テーマまで曖昧というのはいい映画とは言えないと思います。
しかし、いい映画は全てのシーンを注意深く見れば徐々に繋がっていきテーマがわかるものだと思うのでその作業をしたかったのです。
この考え方も 人それぞれといえばそうですけど。
>>927 レス有難うございます
1、オダギリが傷を隠そうとしたのが引っかかるんですよね?
2、オダギリが親類の弁護士に(親類であれば頼めば頑張ってくれそうなのに)わざわざ大金を積んで、弁護を頼む、ということは、当然兄が「橋から落とした」のを見たからでしょう。
よって手を差し伸べて救った情景が妄想だと思うのですが。
3、もうちょっと考えてみます。
>>931 テーマまで曖昧、ということじゃなくて「曖昧さ」がテーマだと
言いたかったんだけどわかるかな。
「謎」→「真実」というミステリ的な収束ではなくて、
「確かだと思ってた兄弟の関係」→「実は脆かった、確かではなかった」
信じていたものを失ったらどうするのか、
壊れてしまったあと何が残るのか、
そして最後に弟が兄を取り戻すために動いた、というのが
重要だと考えてるんで、真実つり橋で何があったのかはどうでもいいんだ。
これも自分解釈だけどね。
二回目を渋谷でみてきた
相変わらず混んでて、補助椅子だったよ
>>932 >「確かだと思ってた兄弟の関係」→「実は脆かった、確かではなかった」
実にいいテーマだね。
こういう、ある意味タブー視されてた人間世界のドロドロを現実世界で起きてる様々な事件のスピードに遅れることなく
キッチリと取り上げて描いて見せる良質な作品作りが、ローティーンだけじゃなく多くの視聴者から支持されている理由なんだよね「中学生日記」の。
え?中学生じゃない?三十路杉の兄弟の心のゆれをモチーフにした大人向けの劇場公開映画?
あははのは。
この映画を絶賛中の方、もっとひどいのはこの映画のノベライズ?を激賞しておられる方。
たとえば今年度の芥川賞「八月の路上に捨てる」を本屋さんで立ち読みしてご覧なさい。
文学界ではもう綿矢や金原を有難がってた時代はとうに過ぎてる。もちろん西川のノベライズ?ではお話になりません。
あえて一言
遅れてるぞ、映画ファン。
これも自分解釈だけどね。←いちおう免罪符ってことで俺も貼っとこうかねw
はいはい、力作だ
釣れるといいね
>>931 前にも誰か書いていたが、テーマが曖昧というのは激しく同意だ。
煮え切らない映画だよね。
曖昧なテーマの映画なら、自分でもつくれると思ってしまうよ。
そもそも真実って何だろう、
自分にとっての正義って本当はどうなんだろう、
他人についてはもちろん、自分についてもわかってるつもりのことがあやふやだというのを
家族のドラマの中で見せるのが凄いと思った。
自分にとってはそれがこの映画の見所だと思ったけど、何をテーマとして受け取るかというのは
観る人によって重点が変わってくる。
だから、この映画の描くものに共鳴するものがないという人がいても別に不思議じゃないし、
いろんな年代の人が様々な理由でこの映画に揺さぶられたというのもよくわかる。
>>934 まあ大筋で同意だよ。
でも今年の邦画の中ではこれが高評価らしいね。
所詮、その程度だと思って諦めるこった。
テーマまで見る人が脳内補完するってどうよ。
監督の意思はどこにあんの?
送り手の思惑と受け手の感想が100%一致しない以上、
そりゃ多少は脳内補完されると思うが。
多少ならなあ。
ほぼ全体、しかも肝心な部分は特に各個人で脳内補完ですから。
>「確かだと思ってた兄弟の関係」→「実は脆かった、確かではなかった」
・・こんなん当たり前のことじゃん。何を今更・・って感じ。
>>941 この映画みてないだろ。タルコフスキー映画じゃないんだから
>>934 勉強になりました。
映画(名画)や本(主に賞もの)をたくさんこなしても、威張ったり、自分の価値観を押し付けない事と、
映画や本を愛するより、憎むようにならないようにすることが大事だと。
ありがとう。
>ある意味タブー視されてた人間世界のドロドロを現実世界で起きてる様々な事件のスピードに遅れることなく
キッチリと取り上げて描いて見せる良質な作品作りが
↑
これって西川監督の撮った映画「ゆれる」の事?
945 :
名無シネマ@上映中:2006/09/02(土) 00:11:48 ID:jTXIv63P
おいおい
脳内補完型映画としてもつまらん。
>942
に禿同
中学生日記は少なくとも、この映画の後半のような電波な展開はしない。
2時間以上もダラダラと引き延ばしはしない。
兄弟姉妹ものにありがちなどろどろを展開しつつも、メリハリがなくてだれる。
ゆれる、じゃない。
だれる。
つれる とか
あれる とかでもおk
>>947 確かにな。
べつに人を死なせたりオダジョを号泣させなくても
無名の中学生役が30分の中でこちらをオッと思わせる話を作っちゃうかもな中学生日記なら。
金八先生じゃムリだけどな。
テーマは『オダギリ演じる弟のゆれる心』だと思うが
確かに脳内補填は効果的に使ってるな
オダギリと真木との情事シーンとか香川がチンピラに殴りかかるシーンとか諸々
どんな心理状態かと創造せざるをえない
他人にしてみれば何でこんなんで?と思わせることで
もの凄く心が揺り動かされることもある
これからの人生に大きな変化を与える位の
で、自分の中で劇的な変化をした人に対してまわりはどう反応……
という映画
兄(香川照之)と弟(オダギリジョー)とのやり取りがスリリングで
非常に見応えがあった。
オダギリジョーを初め出演者の演技が素晴らしかった。特に香川照之の
演技は、白眉と言えよう。
冴えない三十男、しかし、何か妙に得体の知れないものを隠して
いる男を、香川照之は、大変好演していて、とっても良かった。
それと、そこはかとな〜くエロいところも(笑)。
953 :
952:2006/09/02(土) 13:49:39 ID:gZe13rOQ
以下は否定的意見への罵倒です。スルー推奨。
テーマが曖昧だとほざいてる奴は馬鹿? 語弊を恐れずにに言えば、
テーマは、揺れ動く心の有り様だろう。
「確かだと思っていた兄弟の関係が実は不確かだった」というのが
テーマとして陳腐だと宣っていらっしゃる方へ。これは、テーマ
そのものではなく、テーマに沿って具体的に描かれたものの一つです。
それも大変解り易く描かれているものです。どの位解り易く描かれて
いるかというと、お馬鹿さんにも容易に理解出来る位解り易く描かれて
います。
言うまでもなく、お馬鹿さんには、こういう解り易いところしか
理解出来ません。
脳内補完を強いられてつまらないと抜かしてる奴は、己の想像力の
無さを呪え。そもそも、この作品は、一から十まで説明されたら
興ざめだ。
ダラダラしてると感じた奴は、ハリウッド製のお気楽娯楽映画でも
見てろ。その方が身の丈にあってる。
ああ、すっきりした。
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / あっそう
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 近年稀に見る駄作だわ
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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l! ;!:: ':;l,_;;.. r-' ヽ、, l !
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 日本映画史に残る汚点ね!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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'ヾ;三;;j ,.:-'ニ二ニ'⊥ ≡~ ̄ !i オダギリジョーが出てる
ヾツ ; .:;l i;_ !l 同じ色調の映画ならアカルイミライの方が素晴らしいわよ
l! ;!:: ':;l,_;;.. r-' ヽ、, l !
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" /
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l! ;!:: ':;l,_;;.. r-' ヽ、, l !
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 早く公開中止にしなさい!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / この映画を褒めたのは間違いだったわ!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 私どうかしてたのよ!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 映画評論家失格ね!
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / udonの方が100000000倍面白いわよ!
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 黒沢清の映画でも観て勉強しなさい!
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / この映画を褒めてる人は頭がどうかしてる!
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スレも残り少ないし、好きなシーンでも書くか。
3人の車が真っ黒なトンネルを抜けるシーン。ミラーに映る兄と智恵子。窓ガラスに映る智恵子。
智恵子の部屋に写真集をみつけてしまって興ざめする猛。
一連の洗濯物のシーン。父が洗濯物と格闘してるのは全部好きだが最後、ボケてしまって
洗濯物でないものを干すシーンは痛々しかった。
裁判のシーンで流れる渓谷の水音。ファミレスにぽつんと残った風船。
…全部台詞の説明のないシーンだな。
結局人格否定や他作品貶めないと、この作品の評価出来ないんだね。
プゲラ
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 今年のワースト1に決定ね!
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / これ以下の映画なんて今後出てこないでしょうね!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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969 :
名無シネマ@上映中:2006/09/02(土) 14:35:42 ID:VZ4eFzxk
「曖昧さ」がテーマって、人の気持ちは移ろいやすく、記憶も時に曖昧で、
信じていた人に自分の知らない性格があった、ということなら
そんなのあまりにチープでしょう。
心が揺れ動く、ってあたりまえ、そんなの見て何か新鮮なのでしょうか?ほめてるかた。
揺れ動いたあとに、何をよりどころにして 前に進むのか?
があのラストシーンにするのなら、監督なりの補足説明をするべきだと思う。
一から十まで説明されれば、「そりゃ野暮」で興ざめ、そんなの当たり前。。
しかし細かくシーンを見直しても ノーヒントであれば 説明不足といわざるを得ない。
どちらでもとれますよ。見ている人の思いそれぞれ解釈してくださいって ふざけてるのか!
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 糞映画決定!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 炭酸の抜けきったソーダのような映画!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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>>ID:IliT0JUP
ワロタが、もうやめろ
早くDVD出ないかな〜
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / これだから日本映画って駄目なのよ!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 邦画なんて観ないで洋画を観なさい!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / ハードキャンディー、トランスアメリカ、ユナイテッド93いい映画を観ましょう!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 邦画観る人って何?オタク?
,入.ヽ, 、 = = = ,/
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 邦画に1800円も出すなんて溝に捨てるようなもんじゃない!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
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埋めたら、まともなスレタイトルで次スレ立ててやれよ。
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{,,.j::::;:: ::'' _,. -― ''''ユ∧ !
゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 次スレなんていらないわよ!
,入.ヽ, 、 = = = ,/
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
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゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 語るに値しない映画w
,入.ヽ, 、 = = = ,/
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
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>>971 7年後の弟の風貌の違いがヒントっちゃヒントじゃない?
ただ「ゆれる」だけならあんな変化はしないよ。
変化はあった、前に進んではいないようだったが。
,/,彡l三三三三三三ミミミミミミミミ\
/〃,彡レべキ三三三三ミミミミミミミミミヾ、
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l/彡三;j , . - ' ' , :._,,..-―‐‐、ヾ;三j
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'ヾ;三;;j ,.:-'ニ二ニ'⊥ ≡~ ̄ !i
ヾツ ; .:;l i;_ !l
l! ;!:: ':;l,_;;.. r-' ヽ、, l !
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{,,.j::::;:: ::'' _,. -― ''''ユ∧ !
゙:, ヽ. :.弋;;;:::ニニニ‐" / 意味不明なレスするんじゃないわよ
,入.ヽ, 、 = = = ,/
`ヽ、 "" ''' ,,.:'"/' :ヽ
j^'ー--‐''".ィ'ン" `ー-、
984 :
名無シネマ@上映中:2006/09/02(土) 15:47:08 ID:Lw0PLreJ
この作品の賛否ってダウンタウンの漫才の賛否て似てるな
無駄を削ぎ落としたつもりが不親切と受け取られることもあると
無駄を削ぎ落としたって? 無駄だらけじゃんw
こんなの2時間もかける必要ないって。
986 :
981:2006/09/02(土) 16:22:56 ID:azPxdULX
あの関係で、ゴムを付けずにセックスするかいなー