1 :
名無シネマ@上映中 :
2006/04/02(日) 14:53:19 ID:lMACM4Wm 最低ですねこの親父は
2 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/02(日) 15:08:11 ID:lMACM4Wm
監督:サム・メンデス 出演:ケビン・スペイシー、クリス・クーパー、アネット・ベニング アカデミー賞作品賞受賞
この映画でサイコ野郎って言葉を覚えた。
ビニール袋にはどーいう意味があったの
>>4 「どぶねずみみたいに美しくなりたい、写真には映らない美しさがあるから」
的なもんだと思った。
>>5 俺は、ビデオのフレーム越しに見る、風に舞うコンビニ袋の中にこそ美の本質があるという
ある種のハッタリが、建前社会アメリカの憧れ=美の構造を成り立たせているということを
かなり解読不可能なコードに置きかえて提示してみせるという、イギリス監督の意地悪な諧謔だと解釈した。
7 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/02(日) 20:37:18 ID:3Fxc++zM
ベタに解釈すれば地味な女の子を口説く小道具だろ。 俺は金髪のチアリーダーじゃなくて君のことをずっと見てるよって。
8 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/03(月) 22:10:12 ID:St5aPsDC
あの金髪ちゃんは本当に処女だったのかな?
9 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/04(火) 01:14:38 ID:gGvPQ5pZ
処女だとしてもそのうち捨てるよ
おもろいおもろないで喧嘩して彼女と別れた。
あのおやじに殺させないでほしかったなー。自殺ならともかく。
金髪萌え父ちゃんは自殺するほどの闇を抱えてないから無理。 金髪の処女を奪って自殺なら強姦にしろ和姦にしろ筋が通る気がする。
13 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/06(木) 00:30:43 ID:LD1O3ZaV
主人公の娘は豊胸手術必要ねーだろ
金髪ちゃんより主人公の娘に萌えた漏れは逝ってよしですか? 普段はB専じゃないんだが、 何だかベタな小悪魔キャラも実は処女なんてオチも却って白々しくて 主人公が思い入れるほど魅力ある子に見えなかったな>金髪
>>14 背伸びした小娘の色香ごときに
のぼせ上がって妄想爆発しちゃうのがミソ
うんこみたいな日常をぶっ壊すきっかけを望んでただけで
場合によってはそれが隣の親父とのウホッてのもありえたんじゃないかと。
あれって親父とヤリたくなかったから嘘ついたんじゃないの?
嘘に屈せずトムがやっちまったとしても 「あれ?血が出ない?あんなに痛かったのに?」で終わったかもな。
>16 処女とわかったらますます萌えますよ、 そこいらの並みのオヤジなら。(オレモ
>>17 チアリーダーやってる子なら血が出ないかもよ。伸縮性よさそうじゃん。
てか、あんな土壇場でウソついて何になんの?
>>18 みたいな興奮した変態オヤジに鬼畜なことされるかもしれないのに
>>19 嘘だとしても「金髪女子高生の肉体なんだから大事に扱えやゴルァ」
ってことかと思った
>>19 実際あの親父はそれで頭冷めたみたいだし、大抵の奴には効果あると思うよ。
あの父ちゃんに効いたってことが 父ちゃんがそういう人間だってことを描写しはしても 大抵の人間がそうだということにはならんと思うのだけど
>12 いや、じゃなくて、軍曹おやじが自殺したほうが良かったのにってこと。舌足らずですんません
>>22 じゃあ全く効果ないわけではないくらいにしとくわ
軍曹親父の性倒錯だとか、「バタフライ・エフェクト」のDVロリ親父とか、 50年代のファミリードラマの背景にあった、ベトナム以前にすでにあったアメリカの闇が、 ごく普通のコメディなんかに出てくるところが、アメリカの病の根の深さを感じさせるね。
26 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/08(土) 15:03:27 ID:78NFTujp
この映画の登場人物ってみんなどこか狂ってるな。 あのホモ二人組が一番マトモに見えるから不思議。
>>22 同意。
もともと主人公は飽くまで妄想の中で
美少女の肉感的イメージを楽しんでいたのであり
不愉快な生活の中でその妄想が高じただけであって
現実的、倫理的な障壁(不倫、ロリコンetc)を度外視し
無理やりレイプしてまでやりたいと目論む鬼畜男ではなかった。
あの「処女なの」という言葉を聞いて
「ああそうだ、この子は娘と同じまだ幼い少女なのだ。
自分は大人として振舞わなくてはいけない。」
という現実に引き戻されたのだろう。
そういう良識、良心を持った存在として主人公を描こうと
意図したものと思われる。
主人公が熱を上げる美少女にせよ 妻が育てているバラにせよ この話に出てくる「アメリカンビューティ」は 「現実逃避の中で必要以上に美化された本来不要なもの」 のメタファに思える。
奥さん役 ものすごく演技が上手いね。マーズ・アタックでも思ったけど
30 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/14(金) 17:29:45 ID:P5PL89B2
毛瓶スペイシーの演技はネ申
何を今さら
32 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/15(土) 17:32:45 ID:DCD6m+tO
この映画ほど感動した映画は無いんだが… 心の名画、第一位
この映画ってコメディだったの?
35 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/23(日) 14:57:57 ID:rQlOkcFy
最初も面白いけど、1時間半過ぎたあたりから面白くなってくる。 製作者はくどかったかも知れないと言ってるラストだけど、 この映画のテーマがキレイに凝縮されていて一番好き。
36 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/23(日) 15:01:15 ID:n9jWr1AC
何でこれがアカデミー賞なのかよくわからん。 もう一度、見直してみようかな
37 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/23(日) 22:52:20 ID:ZnqPaIRU
そうかな
38 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/25(火) 23:25:50 ID:vaM0Hxsg
さっき見たけど面白かったよ。 そこまで絶賛されるような映画か?とは思ったけど ヤク中の隣人と娘のやりとりを見てたら鬱になってきた
39 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/25(火) 23:45:08 ID:CB7ySOgw
厨房じゃむりだな
>>38 お前って映画の中の中高生の恋愛見ると一括して鬱になるのか?
タイトルが「アメリカの美」だもんな。最高だよこの脚本。 中流家庭・不倫・ブロンドのチアガール・豊胸・退役軍人 マリファナ・ゲイ・銃・筋肉崇拝・・・・ 映画界の光と影を登場人物の破滅への象徴として写した サンセット大通り的始まりと終わりや 普通の人々へオマージュを捧げた食事のシーンなども素晴らしい。 イギリス人が描くこの物語に作品賞受賞も納得。
42 :
名無シネマ@上映中 :2006/04/27(木) 03:04:26 ID:1E4749HI
もう十回以上見たけど最高だな あんまり映画見に行かないけど 当時たまたま映画館行って見たとき アメリカってやっぱすげえと思ったよ
43 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/06(土) 18:33:49 ID:6TxlWlrE
>>43 薔薇の名もあるけど
複合的な意味を掛けていると思われる。
>>40 ?そういう意味じゃないよ。
うつ病でヤク中の友人を思い出してうつになったんだよ
いちいち言わせんな
自分から語っておいて言わせるなとは凄いメンタリティだ。
>46 ジャパニーズビューティー
やはり、この映画の価値がよくわからない。 否定してるわけじゃないんだ。 やはり、アメリカの今の状況というか、矛盾とかがわからないからなのかなあ。
49 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/13(土) 20:33:47 ID:gPgodLT6
ほう
>>48 この映画が企画・制作・公開された20世紀末のアメリカと今(9.11以降)のアメリカじゃ状況が違うしね。
51 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/16(火) 11:00:51 ID:HaVhbyRx
この映画は見たことがなくて、 DVDソフトが1000円以下で安いので買って見るか、レンタルで見るか検討中です。 率直に言うと、主要登場人物の女優の裸がおがめるならDVD買おうと思いますが脱いでますか? アネット・ベニングの熟女ヌードがおがめるなら買いますが。
たしか若い方の女優二人(金髪と主人公の娘)は乳出しあったはず
>>51 バカか・・・・
美少女は全部脱いでるが大事な所は隠されてる。
ベニングはほとんど裸は見れないけどセックルシーンがある。
54 :
↑ :2006/05/16(火) 11:44:58 ID:HaVhbyRx
うるせーよ失せろ
55 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/16(火) 11:46:07 ID:HaVhbyRx
>>52 ありがとうございます。結構買う気になってきました。
56 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/16(火) 14:40:39 ID:8ln2gE84
すっごい暴論だけど この映画を面白い、もしくは作品としては嫌いだけど 最高の脚本であることは確かだ、と感じることが出来ないヤツは 『君にはどんな映画作品の善し悪しも語る資格はない!あと1000本くらい映画を鑑てから出直してこい!』 と言ってやりたくなってしまうな
そんな風に決めつける奴こそ映画の善し悪しをを語る資格はないと思うがね。
作品としては嫌いなものを 「最高の脚本であることは確かだ」と感じるのは無理があるだろ。 ましてやそれで「君にはどんな映画作品の善し悪しも語る資格はない!」 とファビョるのは最悪。 俺は嫌いじゃないけど「最高の脚本」とは思えない。 母ちゃんがマーフィーの法則みたいなのを唱えて壊れるところとか 作品全体の「ゲイに対する僕ちゃんの主張」みたいなのがくどい。
>>58 作品全体の「ゲイに対する僕ちゃんの主張」ってなに?
60 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/17(水) 09:39:25 ID:J/zfGW8l
>>59 引っ越してきたゲイカップルとか
ドラッグよりホモ勘違いで逆上する親父とか
ホモネタ大杉。
「アメリカってゲイに対し不寛容な国ですね」っていう
イギリス人からのメッセージだと思うけど。
>>60 それは少し浅い解釈じゃないですか?
どちらかと言うと
オープンで健康的なゲイカップル→ある種のゲイの典型
それにフレンドリーに接する隣人(アネットほか)→ある種の好もしい近年のアメリカ人の典型
排他的な隣人(軍人父ちゃん)→これもアメリカの保守層にありがちなオールドファッションな典型
ゲイというかつて差別の対象であった存在を象徴として
アメリカ的現代人の典型を顕著に表現するための手段としか思わなかったけど?
それらの様々な典型におさまることで精神の安静を得てきたアメリカ人が・・・
っていうのがこの映画のミソだと思うけど。
そこで最後のネタバレ(軍人父ちゃんの苦悩と狂気)が生きてくる。
62 :
61 :2006/05/17(水) 12:28:47 ID:dEK33Y5x
〈続き〉 この映画は各登場人物に対してすごく残酷な描写をしてるけど どの人物の在り方も否定してないし肯定もしてない。(主人公の最後の独白を聞けば分かる) どちらかというと人間愛に満ちていて、それでいてすごいクールな視点で描かれてると思うけど?
63 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/17(水) 16:12:38 ID:YydNAKwX
>それでいてすごいクールな視点で描かれてると思うけど? その「俺ってクールじゃん?」っていう 偽善的な人間愛がすげーかっこわるい。 糞脚本の糞映画だよ。「典型」使いすぎ。 深く読みたくなるほどの魅力も感じない。
この映画の教訓:偏見に惑わされるな。
>>63 『君にはどんな映画作品の善し悪しも語る資格はない!あと1000本くらい映画を鑑てから出直してこい!』
66 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/18(木) 09:25:12 ID:OI5nxKWy
1000本なんか見たらますますつまらん話だというのがわかるかもしれないなwww
ヴァカのくせにプライドたかいヤツキライ ( ゚д゚)、ペッ
68 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/19(金) 01:26:06 ID:RnIL+rk5
プライドの高いバカを刺激する要素満載だよな。
69 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/19(金) 01:36:03 ID:xIfQqlia
米・美スレが!!ウレシス この映画大好き。最高に馬鹿な親父に笑える。そして考えさせられる。 ケビンスペイシーみたいな親父顔大好きだww
70 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/19(金) 01:46:22 ID:JpM39NCc
人間てほんの些細なことで前向きになれるって思った。 そしてビニール袋が風に舞う映像はなんか切なくなる。 ヤク中や10代の悩みや、結婚してからも夫婦がどこか上手くいかなく なるとか全部自分とあてはめて共感でした。 秀作です!最後は悲しいけどね。
中学生程度の現国の力があればきちんと理解できるような映画文法の整った映画なのに きちんと読み解きができないヤツがわからなかった部分を勝手に自己解釈してイチャモンつけるんだよなー 「去年マリエンバート」を見てる訳じゃあるまいし
映画文法の整った映画 > 映画文法の整った作品 って言った方がいいなw 「去年マリエンバート」>「去年マリエンバートで」
でもさ、この映画って確かにわざとらしい部分あると思うよ なんつーか、白々しいというか作為的というか… ビニールが風に舞うシーンにしろ、ただ映像だけ映してりゃいいのに 「美しい…」 みたいな余計なセリフ言ったりして ナルシスト全開なのが余計
これはこういう意味ですよって いちいち説明してくれないと僕には分かりません
アホのアメリカ人が観る映画だってことを イギリス人の監督は肝に銘じているよ。
77 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/21(日) 14:25:51 ID:CACbqHw6
そうそう。 多少演出にあざとい部分があったとしても アメリカ人にはそれくらい過剰な説明が必要なんだよ。 チャップリン作品の過剰演出なんてA・Bの比じゃないぞ! そういえばチャップリンもイギリス人だったなwww
アメリカンビューティー結構良かった気が。当時のアメリカの社会問題を詰め込んだ映画だな。 最後の親父の笑顔が良かった。
79 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/21(日) 14:44:25 ID:Lv/ucmLb
いい映画だと思う。 でも実の父親が友達に色目使ってた経験からケビン死んでスッキリした。 どんな素敵な映画も、素敵だと頭では理解しても 実体験には適わないな・・・
80 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/21(日) 14:53:53 ID:CACbqHw6
映画では全く示唆されてない部分だから個人的な憶測だけど ケビンが身体を鍛える部分って言うのはアメリカの行き過ぎたマッチョな肉体礼参に対する皮肉にも受け取れるな >隣の親父がナチスのサラを収集してるってところと微妙にリンクしてるし
同意 アメリカの自虐映画にも見えるが、何だか儚かったな。 エゴだらけで自分の事しか考えてないやつらばかりなのに、妙に生々しい。
>>60 恐ろしく亀だけど脚本書いたアラン・ボールはゲイ
同じくアラン・ボールが制作総指揮・監督・脚本手がけてる「シックス・フィート・アンダー」ってドラマにも
石を投げればゲイに当たるくらいゲイが出てくる
かんじんのケビンのゲイ疑惑はどうなんだ?
84 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/22(月) 01:58:23 ID:72Jm05ZM
>>60 これまた恐ろしく亀だが「ドラッグよりホモ勘違いで逆上する親父」
ここにあの親父の悲哀が集約されてると思う。
自分のセクシャリティーを押し隠して厳格な一アメリカ人としての人生を歩んできた親父。
その鬱屈がホモフォビックな人物としてのペルソナを形成している。
彼は自分の病気(同性愛)が息子に遺伝してるんじゃないかという不安をずっと感じていたことだろう。
そういう意味では彼は息子を彼なりに心配し愛していた。
もちろんそれ以上に世間体も気になっていただろうが。
さらにあの親父は権威主義でM気質のホモだと思われる。
(ナチスのプレートコレクションは絶対的な力や権威に対する親父の憧憬を表現してる。)
つまり彼には常に依存できる大きな支えが精神安定上どうしても必要なわけだ。
おそらくそれが彼にとっては「アメリカの模範的軍人の理想的な家庭像」だったのだな。
そしてある日息子とケビンの怪しい姿を目撃→逆上→息子の逆切れ。
ここで彼の理想の世界(依存の対象)は崩壊してしまったんだね。
絶望の淵で彼の依頼心が向かった先は雄々しい肉体を持つ隣人ケビンだった。
(ケビンの胸に顔を埋めて泣く親父の姿には息子を失った悲哀と、愛情の対象を求める人間としての弱さが滲み出ていて秀逸)
あとは説明しなくてもわかるでしょ?
なかなか理解しにくい感情かと思ったので僭越ながらリアルゲイの俺さまが補足させていただきました。
ちなみに
>>83 本人がカミングアウトしてないので今のところはまだグレーゾーン
85 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/22(月) 10:32:44 ID:WWJ37h3C
>>84 なるほど!あの親父は
“ひとりブロークバック・マウンテン”
だったのですね。
中年親父がロリに目覚めるだけの映画 薄っぺらの内容で語るに及ばない
87 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/24(水) 15:56:22 ID:uhn/TYaI
隣りのサイコ君がよかった 彼は最初見たときは一番やばそうだったんだけど、 結局一番おとなっていうのか、冷静だったように思う ロリおやじの娘と二人で歩くシーンが好き けっこう笑えたし、最後は泣けた レンタルで5本借りてきて、全然期待してなかったんだけど いい映画だった
88 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/24(水) 17:14:55 ID:a+i6AmNw
本当の美しさは、地位や金銭などではなくて、 自由と愛情にあふれた日々の中にある。 その美しさに気づいた人は、それまでの死んだ人生が 生き返るかのような衝撃を受ける。 そして、その美しさは、死への恐怖も凌駕する。 このテーマをバラの花になぞらえて表現したのがこの映画です。
89 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/25(木) 11:28:36 ID:bzEzTlRF
取り敢えず主要人物の誰に感情移入しても泣けるぜ!
>>88 そうかなぁ…?とテーマに対し首を傾げてしまうが、
「大丈夫、いつか解る」というお優しい言葉に支えられている自分に気づく。
娘が隣のサイコ君に惚れたのは、
やはり彼が、美人友人に目もくれず彼女にだけ興味を持ったから?
それとも彼の美意識に共感したんだろうか?
この映画観てから クリス・クーパーが何の役やっても ゲイにしか見えない・・・
毛瓶がシャワーしながら自慰行為してるシーンに心打たれた。
>>90 自分をもってるからステキ(はぁと
つーかソーラバーチの乳みてがっかりしたよ
94 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/26(金) 18:08:00 ID:BPLr4gkw
白い袋のシーンて 子供が遊ぶように白い袋が舞っている、それはとても無邪気で純粋であり、薄っぺらい"美"とは正反対のモノ だからこの世でもっとも美しいってこと?
95 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/29(月) 11:14:16 ID:D99aGxrw
白い袋の映像がどうして美しいかは各々受け取り方が違ってもよいのでは?
重要なのは彼がそれを美しいと感じた事実と娘にそれを打ち明けたことです。
自分のパパをも魅了してしまう友人の美貌を娘は「浅はかだ」と思いながら
同時に嫉妬と羨望も感じていたことでしょう。
映像に撮られた(見る人によっては)つまらない白い袋に
きっと娘は自分自身を投影したんじゃないかな?
彼が映像を見ながらふと漏らした「美しい」という感想が
娘には自分に対する愛の告白のように思われたことでしょう。
なぜ美しいかを明確に(映画の中で)語らせてしまっていたとしたら
>>73 のイチャモンにも多少の理解を示してあげられるのですが・・・w
96 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/29(月) 11:30:50 ID:13kFr+uc
97 :
名無シネマ@上映中 :2006/05/29(月) 11:42:54 ID:cr7YgVuk
>>96 そだね。
その後ふたりは急接近したからね。
音楽はトーマス・ニューマンの最高傑作ではないかと個人的には。
何度も立っては落ちる子の映画のスレ
100 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/07(水) 10:33:08 ID:RcJMNT3W
では100記念にageとこ
レンタルで見るぞ
102 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/19(月) 17:17:14 ID:TLshX+oi
最初観たときは端から端まで計算されすぎててちょっと冷淡な視点だなと思ったけど、 久しぶりに見返したら涙腺をやられた。
この映画って見た人の実感以上に多くの人物の内面部分に焦点があてられてるからね。 初見で混乱してしまうとキャラクターの感情を探ったり感情移入する作業が散漫になるから どうしても映画全編を通しての隙の無さばかりが印象に残ってしまうよね。 でもロバート・アルトマンの作品に比べたら情緒的な描き方がされてると思う。 アメリカン・ビューティーを面白く感じられるひとには上級編として「ゴスフォードパーク」をお薦めします。
アメリカ社会において、レズビアンというのはどういう存在として考えられている んだろう。 男性同性愛は題材になることが多いけれど、女性同性愛は少ない・・・。
106 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/25(日) 02:58:19 ID:eeMhwWzr
女性の同性愛者自体の数が少ないからなぁ・・・。 多分「そういうヒトもいる」程度の認知度で 男性同性愛者に比べて著しくリアリティーの無い存在なんじゃない? あと男性同性愛者に比べると女性同性愛者には 笑いの要素が少ないんだよなぁ。 映画のモチーフとしては重すぎるんじゃないかな。 「緑の館」「フライドグリーントマト」「乙女の祈り」 「ボーイズドントクライ」(これは厳密には違うけど) 「めぐりあう時間たち」などなど・・・ 笑えない話ばっかでしょ?
男の場合は仕事がちゃんと出来ればカミングアウトしても通用する場所が 少しはあるけども、女で生殖を拒絶してるというと、居場所も生存理由も なくなってしまうからな。男性社会では「死ねよ」と言われるしかないのよ。 洒落になんない。 ビアンの女性監督が自伝的映画を作ってるがマイナー中のどマイナー。 男が描くレズビアンは性的に興奮できるおもちゃとしてのモチーフだし。
>>106 セロン、リッチの「モンスター」も片方レズだお。
「フライドグリーントマト」ははっきりそうとは言ってない。二人とも結婚もして子供も持ってるし・・・
それをいうなら、「バグダッドカフェ」のほうが怪しい。
最近見てないが、ERのレギュラーにもレズビアンいるお。
110 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/25(日) 14:23:07 ID:eeMhwWzr
「緑の館」ではなく「噂のふたり」でした
>>106 >>109 「フライドグリーントマト」は「セルロイドクローゼット」という
ドキュメンタリー映画を見たので・・・。
「フライドグリーントマト」を見ただけでは気づかないですね。
「二人とも結婚もして子供も持ってるし・・・」
コレが(同性愛の有無に関して)たいした理由にならないことは
フィッツ大佐が実証済み
111 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/25(日) 14:29:50 ID:wl5TZw5S
俺の彼女が、自分の家族のことを、 アメリカンビューティーって映画そっくりと 吐き捨てるように言っていたが・・・・ 父親がホモってことか? 今日DVD借りてみてみるが・・・
112 :
名無シネマ@上映中 :2006/06/25(日) 14:40:05 ID:eeMhwWzr
アメビューの主人公家族そっくりでも 安心できない気もするけどw
>106 「笑い」の要素がない、というのは大きいだろうね。 女は男と比べて笑いの要素が少ない。(同性愛とは関係なく) 「同性愛」をテーマに映画を、と考えた時、自然に「男性同性愛者の話を。」 となるのかな。
ゲイカルチャーが一般に受け入れられた背景としては (男性)同性愛者自身の自虐的な笑いの要素は不可欠だったと思うんだよねー。 レズビアンってそういう要素が無いんだよ。 からかったりしたら本気で怒り出しそうなひとばっかでさ。 そろそろここらで閑話休題 アネット・ベニングの演技はある意味ゲイっぽくて良かったな〜 この映画の演技で ゴールディ・ホーン>サリー・フィールド>ジュリア・ロバーツ の次くらいに好きになった(コメディエンヌ限定)
この映画の続きを向こうのドラマでみたがタイトルわすれた サイコ兄ちゃんと娘が親を殺したことになってたわ
それってもう一つのOPの案になかったっけ? 二人が裁判受けてるやつ
続きがあるの!? 大佐はどうなったのだろう・・・。
119 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/03(月) 20:28:06 ID:gEWVFrSK
>>116 う〜ん、ソースが見つからないな〜?
>117さんが言ってる最初予定されてた別エンディングが特番かなんかで
使われたんじゃないかな?
でも・・・この映画はレスターの最後のモノローグが神だから
つづきは必要ないかもね。
男の場合、若い頃はノーマルでも 軍隊に入って男ばっかりの環境でホモになってしまうケースもある あの親父の場合、こっそりナチスも崇拝していたが、軍隊でなにか つらい過去があったんだろう
>119 レスターの最後のモノローグ、せつなくていいね。 あのエンディングでよかったよね。 >116 「向こうの」って、「アメリカの」ということかな?
122 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/04(火) 19:43:13 ID:YOj+GACf
大佐の人が 大いなる遺産にも出てた人だと、アダプテーション見て今日気付いた
>>122 サム・メンデスの新作「ジャーヘッド」にも出てるらしい。
面白いのかな?ジャーヘッド。
さんざん言われてるかもしれないけど、ファイト・クラブと似てるね。 ・会社の上司を強迫して、1年分の給料をもらうシーン ・高級家具にたいする執着 とか。「中年向けのファイト・クラブ」とどこかのサイトで紹介されていた。
125 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/06(木) 00:36:07 ID:wc0WNuqL
ケビンに共感できればお前は人間合格だ!
アメリカンビューティーは「風に舞う袋」 のくだりで、目から水がでました つーかDVD買っちまった
>>124 俺も雑誌で「40歳以上のためのファイトクラブ」って書いてあるのをみた.
この映画は「サンセット大通り」がモチーフ 冒頭で主人公が死んでいるナレーションから初めて なぜ私が死ぬことになったのか、その顛末をお話しましょう・・・
129 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/06(木) 15:45:51 ID:VinkbPyw
この映画で一番最終的に救われなかったのは アネット・ベニングとフィッツ大佐夫人だな。 夫への愛が不確かになっていたとはいえ 浮気が発覚して一気に奢っていた自分に気がついて 家に戻ってみたら感情をぶつけるための夫は死亡。 浮気の責任を転嫁する、もしくは謝る、 どちらも道も閉ざされてしまった。 おまけに娘は家出。 でも・・・まぁ女性は逞しいからw
>>116-117 確か、サイコ野郎と娘が犯人にされて逮捕されるっていうEDを暗示させるためのOPが
2人がおふざけで撮ってたビデオ(娘が親父の殺人依頼してるような雰囲気の)っていう話だった気がする。
DVDのコメンタリーだったかでも言ってたと思う。
真犯人は別だけど。
ジェーンがサイコ野郎に惹かれるのは理解できるけど、 サイコはなんでジェーンに惚れたの?早い話ただの一目惚れ?
132 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/15(土) 08:45:42 ID:avjDN4I+
5年ぶりぐらいにこの映画観た!改めて観ても面白い☆ ガイシュツだったらごめんなさいだけど、大佐がスペイシーとキスした意味がわからん・・(しゃぶらされてたって勘違いだったけど、)息子の気持ちを理解したかったの?知ってる人教えてください!
>>132 >>84 が的確に説明してくれてるけど、大佐はゲイ
それを隠してるから鬱屈して同族嫌悪みたいになってる上、
「男とは、父親とはこうあるべき」という理念に縛られている
脚本によると、ナチスの皿の件であんなに逆上したのも皿云々より
あの戸棚には軍時代の昔の恋人(当然男)の写真が飾られてるから
あとは
>>84 の通り
134 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/15(土) 10:40:37 ID:avjDN4I+
>>133 そっちだったんですね!!ありがとうございます☆すっきりしました(^-^)
大佐が覗いたらスペイシーのチンポを息子がしゃぶってるように見えた場面は ドリフかと思って、劇場で爆笑したよ。 鏡のコント(2人が向かい合って同じポーズを取る)とか、ああいうのまたみたいな。
基本的にこの作品はコメディなので笑って見てもおk。 オレが一番笑ったのは嫁と不動産王がHしてる時のあり得ないカメラアングルw
>133 脚本によると、ナチスの皿の件であんなに逆上したのも皿云々より あの戸棚には軍時代の昔の恋人(当然男)の写真が飾られてるから !!! そんな裏設定があるなら、作中で匂わせてくれてもいいんだがな。 大佐は、ずっと自分がゲイだと気づかないで生きてきた人なんだと思ってたよ。
オナニーを奥さんに見つかっちまった事がある 全男性必見の映画だな。
冒頭で、ホモのカップルに嫌そうな表情で「何のパートナー??」って聞くシーンがあったから 大佐はガチで、ホモとかそういうものが嫌いなのかと思っていたよ しかしこの映画、実はホモのカップルが一番まともな人間だった、というオチだよね あと、娘の友達に惚れてしまったスペイシーが、体を鍛えるためにホモのカップルと一緒にジョギングを 始めるシーンがあったが、大佐がそれを見て「あいつもホモ仲間だったのか?」と誤解するのも伏線
すいません。誰か
>>131 の答えを教えてください…
>140 一目ぼれなんじゃないかな〜。 わき目もふらずにジェーンを口説いていたから。 そういえばジェーンに惹かれた理由は作中では語られていないね。 なんだか不気味だ。
美人の友達のせいで卑屈になっちゃって自分の美しさに気付いてないから、それがまた美しい。 みたいなリッキー独自の美学かも?とも思うんですが、 越してきた最初っからジェーン命って感じだったから、やっぱ一目惚れなのか。 ベッドでリッキーがジェーンに「とにかく、君と知り合えてよかったよ」って言ってたとこ、 字幕だとどういうニュアンスがあるのかいまいち理解できなかったので 原語で何て言ってたかわかる方いらっしゃいませんか?聞き取れなかった…orz
最近文壇で賞とった作家の作品に「風に舞うビニールシーと」とかいうのがあったな とっさにこの映画のことおもいだしちった
あれ?「生きる」を思い出したのは俺だけ? 見終わった後は素直に感動していい気分でDVD返したんだけど 今になってあれはサイコ野郎の計画的犯罪だったのではという疑惑が消えない
「生きる」ってドストエフスキーの? 時間があるときでいいからなぜ「生きる」を思い出したか書いてくれない? 自分には全然想像もつかなかったので興味があるんだけど
黒澤だろ
147 :
145 :2006/07/20(木) 01:59:42 ID:ebWVoHpa
『生きる』が『白痴』に脳内変換されてた・・・。 ・・・往ってくるorz
厳しい軍隊時代に、恋人がいて、ゲイライフを楽しんでいただろう大佐が、 なぜあんな風になったのだろう。 ひどいふられ方をしたのか?
当時は世間からの風当たりがつらかったから、 息子にはそんな思いはして欲しくない、とか?
150 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/21(金) 17:51:27 ID:6IyQF1Na
風に舞うビニール袋が切ないね。 景色とか背景とか見て急に切なくなる感じって、人それぞれあると思うけど それが上手く表現されていると思う。 音楽もいい。
しかし、あのビニールのシーンへのつなぎ方は笑いを狙ってるんだよね? あそこは笑うところじゃないの? その後のセリフはジーンと来るけどさ。
ああ、大佐はプラトニックな付き合いのみだったのかもね。 恋を意識していても、それ以上考えるのは自分のルールで禁じてたのかも。
>>152 ,153
「コレリ大尉のマンドリン」でコレリを庇って命を助けた大男のカルロ、
同性愛者だからだというのが、原作には書かれている。(分厚いけど面白かった。)
原作では、島に来る前、カルロには死線をともにくぐり抜けた相思の軍友がいたが、
戦闘で失っている。行動には一切表さず、辛い人生が描写されていた。
(コレリはゲイじゃないので、カルロは気持ちを伝えていない。)
・・・というのを思い出しました。 スレチガイ デス サヨウナラ
155 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/24(月) 11:49:05 ID:1j4Y0S/5
イアン・マッケラン主演の「ゴッドandモンスターズ」でも同じようなシチュエーションがあった。 自分を慕っていた若い兵士が爆撃で吹き飛ばされ数十メートル先で柵に引っかかって死んでいるのに その死体を回収することもできず、かつ塹壕から出ることもできない。 そんな風に愛していた部下の身体が朽ちていくのを眺めているしかなかった、というエピソードが語られてた。 まじでボロ泣きした。 えっ!すれ違い?わかってるよ! でも・・・書きたかったんだよ〜!!!
>154,155 いえいえ。 堅物軍人の、鳴かぬ蛍が身を焦がす話。感動した。 しかし、なぜ大佐はあの主人公にすがりついたのか。展開が急だった。 優しい言葉をかけられたわけでもないし、「隣人」でしかなかった人なのに。
とりあえず、仲間のホモと思ったからじゃないか?
158 :
名無シネマ@上映中 :2006/07/25(火) 11:53:28 ID:dmgzoRhZ
以前CBSドキュメントかなんかでドーム球場で父親たちが抱いて泣きあう団体があったがなんな父親の孤独感みたいのが問題なってるのだろうか。
それファイトクラブじゃん。
物思へば澤の螢もわが身よりあくがれ出づるたまかとぞ見る -和泉式部
父親(ちちおやchi-chi-o-ya)
DVDで、出演者へのインタビュー見たけど、アンジェラやジェーン役の子が 「個性」にかなりこだわっているのが不思議に感じられた。 「アンジェラには個性がない。」とか。 アンジェラも面白いキャラだと思うんだけど、10代の少女からみると面白み がないのかな。
考えてみると、アンジェラは米の一般的な10代の少女かもしんないね。
この映画に出てくるのは、ほとんど「典型的キャラ」のような気がする。 映画によく出てくるダメ親父、ヒステリー母、ドライ少女、もてもて金髪少女・・・。 斬新なのは、大佐一家くらいじゃないだろうか。 彼らは「引越し」てきたわけだが、何かの象徴なのかな。
典型というか、アメリカのどこかにいるような家族の話だろ。 この映画でキャラクター造形の斬新さは意味ないと思う。
166 :
164 :2006/07/30(日) 09:38:32 ID:lWfTtV+2
会社で主人公が強迫するシーンで 上司「狂ってる。」 主人公「違う。普通の男さ。」 というセリフもあったね。 普通というか、誰もが秘めた狂気を、隠す事をやめてしまった人達なのかな。 気になっていたんだが、アメリカでは男性間でのセクハラ事件だの裁判だのは そんなに一般的なんだろうか。 「無実を証明できるかい?」と勝ち誇ったように言ってたけど、もし裁判になったら 主人公が勝つ可能性の方が高いのだろうか。
>>166 裁判になった時点で会社のイメージがた落ちじゃん?
>>162-163 今じゃ絶滅した(のか?)「ちょー」とか喋るガングロコギャルも、
ある意味めちゃくちゃ個性的だったと思うけど、
みんな同じ格好・化粧で個性がないとか言われてた
くたびれた中年男が恋愛をきっかけに充実した人生を歩み始める というストーリーは映画ではよくあるパターンなのかな? ほかにあったら作品名教えてほしいです。
わりとよくあるストーリーのような気がする。 (作品名はわからんが) 現実でもけっこう多いらしい。 そのへんにいそうなダメ親父だったのに、最後の最後でめったにない死に方をしたな。 メル欄に殺されるんだろうな、と思わせて以外なオチ。 やっぱりこの映画は、優れたコメディじゃないかと思う。
シャルウィダンスとか
>167 根性腐ってるくせに、やたらにはりきる奴だからな。 裁判になったら、裁判所であることないことしゃべりまくって会社に損害 あたえそう。 あいつ相手だったら、おとなしく金払った方がよさそうだ。
アメリカン・ビューティーファンの皆様 アニメ「マダガスカル」 ご覧になりました? 私、某シーンで爆笑してしまったざます
175 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/05(土) 20:53:18 ID:SK/GAiv2
『アメリカン・ビューティー』とディズニー・・・ 何やら奇妙な符号ですね
ケビンが車でハッパ吸いながら歌ってるとこは何回見ても笑える。
177 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/12(土) 04:42:23 ID:efoTxWqn
836 :名無シネマさん :2006/03/05(日) 01:14:29 ID:o4PCHQcz 65::2005/08/02(火) 20:44:56 >59 マグノリアもそうだったけど、 アメリカン・ビューティーも日本での評判がめちゃくちゃ悪いらしい。 日本で公開した当時この映画観た人50人くらいにインタビューして 他の映画も一緒に色々話してた番組があったんだけどほとんどの人が 「分けわかんない」「つまんない」「お金の無駄だった」って感想だったよ。 ゲストとして出てた某外国人がそれを見て、 「これ言ったらあれだけど、日本人の幼稚な頭ではあの残酷さと可笑しさが交錯する感じ 分かんないと思うんだよね、ティーンの部分なんかは日本の若い人も共感する部分多いと 思うんだけど・・・・」って言ってました。 他のゲストの人も「これはヒットしない、日本人にはブラックユーモアがわからない」とか。
自分は笑ったというよりも 外面前提の生き方という点でアメリカの問題点を織り交ぜてあって 面白かったと思う、日本でも昨今では多少そういう流れになりつつあるから 数十年後にはこの映画が日本でも通じるんじゃないかと思う 日本人が遅れてるとかじゃなくて 純粋にそう思った今日この頃
アメリカの問題や流行は何十年か遅れて日本に上陸するとかいうからな
180 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/13(日) 16:45:01 ID:s9onGes1
178と179
>>177 のコピペの中の外国人ゲストの発言に惑わされ過ぎ。
日本でも十分この映画の面白さは理解されてる。
インタビューで答えた50人の能無しが自分たちの意見の代弁者とでも?
182 :
178 :2006/08/13(日) 16:58:25 ID:IZzRCCdq
>>180 すまんが
>>177 の読んでない
別に自分だけが偉そうにわかってる風に聞こえたなら申し訳ない
ただ個人的には面白かったそれだけです
だけども、自分のまわりの人間には知らない
面白くなかった、意味がわからないって人が多かったので
そんなもんなのかもね程度でした
183 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/13(日) 16:58:45 ID:s9onGes1
例えられるほど名作の邦画は知らん(同一テーマでね)
>>183 たとえば語彙って、自分で使える語彙と、人が使うのを読んだり聞いたりして分かる語彙は
違うって言うじゃん。漢字なら、書ける漢字と、読める漢字は違うとか。
そういう感じで、アメビューに描かれる問題が日本でも鮮明化してるなら、外から来たものが
「理解されてる」レベルでない映画があってもいいのになと思った次第
185 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/13(日) 17:33:15 ID:s9onGes1
例えば「ジャパニーズビューティー」というタイトルの映画が製作されたとして
それがタイトルを逆手に取るような内容だったとしても「家族」が描かれることはないと思う。
(
>>181 に無理矢理答えるならば)
小津監督の「東京物語」(ちょっと古すぎか?)を現代的に斜に構えて鑑賞してみると
ある意味「アメリカンビューティー」の翻訳版になり得るかも
186 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/13(日) 17:44:54 ID:s9onGes1
185の続き 日本の習慣というかタテマエを皮肉ってブラックコメディーに仕立てた 邦画の名作は伊丹監督の「お葬式」だと思う
映画じゃないけど 山本直樹の「ありがとう」とか
邦画つーより小説の世界では結構あるかも
空中庭園
家族ゲーム
191 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/21(月) 18:31:33 ID:Xkr/0vU+
ほしゅ
ニコラスケイジ+マイケルケインの「ウェザーマン」見て 一瞬アメリカンビューティーかと思った。 けど違った。
195 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/29(火) 13:11:39 ID:ZuwYh8za
4万ドルのソファーって500万円近いってことか? アメリカの中流って金持ちだな。
共働きだったらそれくらい普通なんじゃない?アメリカの中流は。 日本もいい生活してる人多い。
197 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/30(水) 16:26:23 ID:rh5rd27X
ソファー500万は日本でもそんなにいるのか…?
ソロンズの「ハピネス」の方が好きな俺は毒虫?
199 :
名無シネマ@上映中 :2006/08/30(水) 17:16:24 ID:5DH5iwKe
いや、ソロンズなら「ウェルカムドールハウス」の方が名作でしかもレア つまりオレは黄金色の毒虫
最高に面白いけどDVDの画質が最低 がたがた、ボケボケで60i 次世代で出す時はちゃんとしたのを頼む
201 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/04(月) 18:11:43 ID:BVD4s2K2
>>195 ソファーで久々にコトが起こりそうな瞬間
「こぼさないで」なんていう女とはセックスレスになって当然だ!
でもわかるよ。 結婚するとああなるもんだ。 たとえ安いソファーでも。
極楽とんぼの加藤のソファーを思い出しました。
204 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/06(水) 10:46:31 ID:e7KLEeS6
やっぱホモネタが絡まないといまいち盛り上がらないな〜? ホモ降臨望む!!
俺は真性のハードゲイだけど 金髪美少女のおっぱいではお世話になったぜフォー
206 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/12(火) 19:28:34 ID:DudCcXpp
ソニンてちょっとソーラバーチに似てね?
ちょっと似てるね
208 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/12(火) 19:49:26 ID:EaSYCW/U
似てね
おもしろかったから録画しておいたのに 親にけされました
211 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/25(月) 02:09:06 ID:ORnClRIB
保守しとくか
212 :
名無シネマ@上映中 :2006/09/25(月) 11:05:18 ID:lLkWJngY
つまらなかった。何を伝えたいのか?得るものがない
>>212 自分も一回目はそうだったけど、
このスレ見つけて全部読んでからもう一回見たらはまった。
そんでDVDも買っちゃったよ。
わたしはシックス・フィート・アンダー見て嵌まったので、見た。
216 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/02(月) 02:16:38 ID:4zLxdouE
これわかんないのがきでしょ?
217 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/02(月) 06:05:12 ID:6O6Su3ZQ
ソーラバーチ出演なので見ました。 笑えました。でもなんとも言えない切ない気持ちにもなりました。 音楽が良いですね
218 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/02(月) 08:51:26 ID:KwQVnj48
DVD買って、久しぶりに見た。 タイトル、キャロラインが薔薇を育ててる、アンジェラ夢想シーンには薔薇を伴う 薔薇は何の象徴だろ? 外面の美? 薔薇の赤、最後のケビンの血の赤、アンジェラの口紅の赤、艶はないが車のファイアバードも赤、キャロラインの服も赤があったかな? 赤い色が印象に残る 監督は赤い色にこだわったのかな? ケビンがアンジェラに処女だと告白されて、欲望を抑えるシーンに関してなんですが 同じ年齢の娘を持つ父親として冷静になったというより、美しいものをとても汚せない、壊せないと感じて止めたのではと俺は思いました。 最初から最後まで、自分の娘と同じ年の子だという事に全く躊躇してない気がします
219 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/02(月) 14:44:09 ID:fmv0ExPN
周囲に理解されなくても自分で自分を愛せる事は、人生にとって大事な事なんです。 例えどんな自分であっても、本当の自分の心の容がどうであれ。 主人公は自分で愛せる自分を取り戻すことが出来たから、殺されてもそこに未来を感じたのです。
220 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/03(火) 01:11:16 ID:8HsjyKZ+
これはファイトクラブと同じ種類の映画だな
>>218 アンジェラのことは、生身の女では有り得ない、幻想的な存在として見てた気がする。
あるいみ人間扱いしてなかった。
それが告白を境に、どこにでもいる、背伸びしてる子供に変わったんだと思う。
処女が汚したり壊したりしちゃいけない美しく神聖なものと思ってるかな? あいつ
224 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/04(水) 03:06:21 ID:Y/K2+0Ki
218です
>>222 >>処女が汚したり壊したりしちゃいけない美しく神聖なもの
そこまでは、思っていないとは思うし、勿論自分にもアンジェラと同じ年のジェーンがいると気付いたと思います
ただ、初めてだと告白された時、(俺には、とてもじゃないが、こんなに美しいものを汚せない・・・)と感じたのではと思いました
それは直後にアンジェラを大切に抱きしめ頬寄せたり、「you are so beautiful」とか「I would be a very lucky man」とかキッチンで「I'm great」を二回言うとこからも感じました
続き それにこの映画はBEAUTYには、こだわってると思うから アンジェラを美しいと感じて、サイコ君がジェーンとビニールの舞う映像を見て独白するように、アンジェラの美しさに圧倒されたのでは アンジェラによって、この世にある美しさに気付いたのではないかと思いました だから、最後に自分が今までの人生の中で美しいと感じた映像が流れて、美へのモノローグがあるのでは?
今、気になって、サムメンデス監督の音声解説付きで見たら、アンジェラの告白で、父親に戻るのを強調してましたね・・・ オナニー発想だったかな・・・ 長々とすみませんでした
230 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/13(金) 23:19:37 ID:ZwpH0Uc0
ホス
231 :
名無シネマ@上映中 :2006/10/30(月) 20:34:41 ID:WENyh94H
age
232 :
名無シネマ@上映中 :2006/11/19(日) 01:15:21 ID:8haNPWfR
ゴミ袋のとこは良かった 今まで見た映画の中で一番感動したシーン
233 :
名無シネマ@上映中 :
2006/11/19(日) 01:58:29 ID:Ssp/JZ8v この映画はおっさんになると身につまされて泣けも笑えもしない。 痛すぎる。