【CASSHERN】キャシャーン〜Part3〜【人間が人間で無いモノに】
ミッチーのプッ!ブワッハハハ!のAA?って何レスだっけ?
90分にまとめる、4時間みっちり描写する、どちらも分かりやすくなるかもしれんが感動は薄まるよ。
すぐには理解出来なくても、登場人物たちが体験した目まぐるしい激情の嵐を再体験することが理解につながると思う。ハッキリ言う。蝶々がなぜ茶番か、とか稲妻なに、とか関係はあるけどどうでもいいんだよ。
>>944 違うと思うな。
脚本家=監督は、ストーリーテラーとして、この作品を咀嚼できていない。
監督第一作として若々しい出来かもしれんが、観客はほっぽらかしとなった。
本作は、後から解説を聞いて理解する映画ではない。
そんなのはデイヴィッド・リンチにでも任せておけ。
この作品において、演技では感情の高ぶりが表されているのに、多くの観客にそれが
伝わらないのは、話の組立が適切でないからだ。
稲妻とかは別にいい。シュールなミステリとしてそのままでいいんじゃない。
キリヤが言いたいことは、ラスト10分に集約されていたんだよ。
みんながウザイって言う、鉄也の台詞で
「稲妻はどうでもいい」で意見が一致しますた
>>932 神は新天地へ向かうための礎として鉄也を選んだのだと解釈している。
彼が気づいたことを、彼が学び取ったことを次の『オリジナル・ヒューマン』が体現できるように
新造人間の正体の話と反戦メッセージが、最後に同時に出てくるのが観客の混乱に
拍車をかけていると思うな。
新造人間を巡るミステリのつもりで観ていたら、最後になって、人間の争いに言及が
始めるので、みんな「アレ、そういう話だったの?」になっちゃうんじゃないの?
んで、それまで脳内補完しながら(ヘトヘトになって)付いてきた観客は「今頃になって、
別の話を始めるんじゃないよ」という気になって、せっかくのモノローグに反感を持つのだ
と思うな。
推理ドラマじゃないから、謎な部分がいろいろあってもいいと思うけど、筋の分かりにくさで
疲れている観客に、あのメッセージは、監督の意図通りには伝わらないと想像する。
いい絵は書けるけど、話のつくれない漫画家って感じだね
初監督なのに、ワンマンでやりすぎたのかな
非常に残念な映画
デビッド・リンチのように難解なミステリー映画、と思った人はお気の毒だが少数だ。『となりのトトロ』や『ティファニーで朝食を』にも解説がいるのかもしれない。でも映画というものは百人が百人、ツボにはまるものではない。仕方のないことだ。
「新造人間を巡るミステリ」っていう部分に焦点を合わせてこの映画を観る場合、
稲妻だかモノリスだかの説明が一切なされないままってのはちょっとアレだよな。
あの謎の物質が降ってくるところが、この映画の起承転結の「起」なわけだし。
物語の根幹を形成する部分の説明をせずに終わっちゃったから「アレ?」って感じになる。
推理小説に例えると犯人はわかったけど、トリックも動機も謎のまま話が終了したって感じ。
その部分だけは観客の想像にまかせちゃいけないと俺は思うんだよ。
あの物質が何だったのかって説明はなくてもいい、しかし、何故あの物質によって新造人間が発生したか、
という説明は少なくとも入れるべきだった。
そこに納得するかどうかでこの映画に対する評価もかなり変わってくると思う。
後、その人物がどこにいるか分かりにくいのもこの映画の欠点。
最後なんて、ブライ達が城にいるのか、それともあの巨大なロボットの上にいるのかよく分からんかった。
まあ散々既出な意見を長々と書いたけど、俺はこの映画好きよ。D・V・D!!も買ったし。
昨日また見たけど、最後のシーンなんか泣いちまった。TV版ラストもかなりいいと思うし。
953 :
名無シネマ@上映中:2006/04/08(土) 14:34:07 ID:eEDcoLBW
ヴァラッスィィィーーーーーン!!
今日初めて見たんだが、
アレだな。
どう見ても2に続きそうな終わり方だったな。
最初に神像が映った時、『この世には断固とした神の意志というものがある。報われぬ死者の魂が力を持つことがある。これは今を生きる人間たちと神と死者の物語である』とかテロップが出れば理解するのかな。
不思議な力に理屈つけたいヤツはロストテクノロジーとでも宇宙人とでも勝手にとればいいだろ。
最後に出てくる「平和であり得たかもしれない風景」のところは、かなりアザトイ
のだけれど、心打たれるところだよね。
キリヤはそれでも足りないと思ったらしくて、モノローグを付けたようだけど、
ちょっと蛇足でない?
オレは言いたいことを台詞で語らせるのは「かっちょ悪い」と思うので、特にそう感じるのかもしれんが。
他のシーンも止め絵を考えただけなのか、シーンがつながっていないので脳内補完がタイヘンだよ。
こういうことで、観客に負担をかけちゃイカンと思うな。
TV版て観てないけどエンディングはDVDとかと違うの?
>>955 TV版もDVDも、内容は基本的には同じだよ。
ただ、TV版はラストのシーンで宇多田の歌が挿入されて、鉄也やルナの声が聞き取れなくなってる。
そのせいでか、何故ルナが生き返ったかとか、何故爆発したかとかが分かりづらくなってしまっている。
でも個人的には好き。メロディーと映像が実にマッチしていて切なさ倍増。
一度観ておいて損はないと思うよ。
>>956 すみません、TV版って、どっかにアップロードでもされているのでしょうか。
よかったら教えてください。
ミッチーの
「お嬢さん、貴方のような温室育ちにはわからないかもしれません〜〜」
の台詞が、
「温室育ちにはわからないかもしれま すうぇんん!!」って、
語尾が古畑さんみたいに感情が高ぶった感じで言ってたよね。
あのところ、ゾクゾクです。
それとTV版しか見てないんで、最後の鉄也とルナの台詞をココで知って
想像しながらもう一回見てみた。ルナのところは口の動きで想像できるね。
ジーンときました。
YouTubeのエンディング観た。
最後のモノローグがなくなった分、よくなったんじゃないかな?
不思議度は高まったが、それでもいいのでは。
惑星間をシューッと行くところは「2001年」へのオマージュなのかな?
なんかスターチャイルドになりかねんカンジだよな。
別に説明はなくてもいい。ワケわかんなくても、いいカンジなのだw
はいはい不思議不思議
ミッチーの温室の台詞は、組織側の冷徹な人間と思ってたらただの弱い人、を見せて人間皆同じなエンディングへの加速度をつける転換点だよね。
バラシン「お前ら…全員、皆殺しにしてやるうー!!」
ちょ、全員皆殺しって
バラシンって器用なんですね
964は真面目だから、1人1人に対して『皆殺し』を行う、と思ったのさ。
しかし海外の掲示板は面白いな。バラシン、キャシャーンが名乗りを上げる場面が分からん、とかでサムライの戦いはそういうものなのだ、とか解説を入れてるヤツがいた。
>>965 「全員」と「皆」が重複してる。
全員殺してやる、または、皆殺しにしてやる、ってのが正しい言い方。
細かい事に拘るようですまないが、シリアスなシーンなのでちょっと気をつけてほしかった。
>>966 へえー、あそこってやっぱ海外では理解できないシーンなんだ。
なんか面白いな。
968 :
966:2006/04/09(日) 17:06:23 ID:eK8dEEwz
IMDBのサイトでCASSHERNのとこね。『CASSHERN VS BARASHIN DUEL』というスレがある。
だったらなに?(w
やっぱりああいう時は、名乗りを上げられたら、
それを返して自分も名乗るのがカッコいいんだよね。
名前を名乗るのって、西洋じゃ無いもんなの?
西部劇とか中世の騎士とか、なんかありそうな気もするけどよくわかんない。
>>970 11世紀のヴァイキングの決闘にはあったみたいだね。
「トールズの子トルフィン」とか「ウォラフの子アシェラッド」ってな感じで
本編よりもメイキングの方を多く見てるヤツ ノシ
ノシ
ノシ
ノシ
アンドロスーツであのくらい暑いならゴジラやガメラの中の人って…
いま初めてみた
もう一回見てみようとは思わない
そんな映画だ
次スレどうする?
キャシャーンスレがこんなマターリ進行するのって、一昨年の公開以来初めて見たし
せっかくなんで、次スレあってもいいと思うんだが
今初めてキャシャーン観た。
特撮も年々凄い事になっていくね。
映画のテーマが素晴らしいとは思うんだが、何故だろう物足りない。
色々と端折りすぎてまるでジェットコースターのように終わってしまったじゃないか。
何時間になろうとかまわないからもうちょっと盛り込んでほしかった。
あってもいいよね
というか立ててくださいお願いします
ふっと思ったんだけど、閃光の雷(いかづち)と化した鉄也とルナ(と、そのほか皆さんの魂)が新天地にたどり着くまでに
かかった時間って、どれぐらいだったのだろう?
確か、木星へは『光の速さで45分』かかるらしいのだが。
>>978 草稿の時は膨大な量になったみたい
前編・後編に分けるだとか分けないだとか…
できることなら完全版は見てみたい
>>981 しらんがな
見てる人間も『もうやめてくれ』となるくらいの矢継ぎ早の感情のせめぎ合いと解放がいいのだ。大河SFにしたって仕方ない。(ちょっと見たいけどね)。これ以上引けないし足せない。
>>978 確かに詰め込みすぎた感がある。エンドクレジット抜きで2時間15分でも足りないぐらいだ。
やっぱり『接触編』と『発動編』に(ry
レンタルして観たんだけど
この前テレビでやってたのとラストが違うんですね。
あのラストで泣けたからもっかい観ようと思って借りたのになー
でも「憎しみが憎しみを呼ぶからもうやめろ」っていうテーマは好き。
王道と言うか、むしろ古臭いテーマの作品だよな。
父と子の葛藤だとか、命の尊さだとか、戦争反対とか・・・
公開当時に不評だったのは、そういうのがこっぱずかしく感じたのかも知れん。
どっちも止めたいのはやまやまなんだけど、「オレの恨みを晴らしてから止めたい」と思うわけで。
それがダメなんだってば
家族のカタキぶち殺したり、被害者の恨みを買って恋人と死んだり。でも主要人物は大体きっちり自分の感情にけりをつけて成仏してるからまだまし。
バラバラ死体にされて、さらに復活した瞬間に血の池に撃ち落とされて終わり、て悲惨なのもいっぱい。(その魂も最後には成仏したのかな。。
990 :
名無シネマ@上映中:2006/04/14(金) 09:13:58 ID:tcgjYeGq
ラストの『魂の光』とともに旅立ったと信じたい
991 :
名無シネマ@上映中:2006/04/14(金) 13:00:49 ID:oX9eka0B
違うの?
>>985 オレは映画の方のラストに感情移入してたからテレビのラストはなんかあっけなく感じた。
最初に観た印象って大きいんだな。