928のリンク先、読んだけど別段酷い話とは思わなかったけど?
当時の撮影方法としてガチンコアクションだっただけのことだし
倉田氏もそういう風に書いてる。
むしろ、そのリンク先のサイトが今現在市販されている本をの一節を
丸々抜書きしていることのほうが気になるな…
930 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 20:44:02 ID:DB3mD30z
931 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 21:50:02 ID:hls9UvgM
>>923 だーかーらー、愛国の方向でやるならいいけど、
それなら愛国に目覚める過程のシーンを
ちゃんと盛り込んだらラストももっと感動したんじゃないの?
と言うだけ。
昔のカンフー物は大概こういう、「同朋奮起」「ボロボロになりながらも勝利を勝ち取る」系は多い。
でも、これ見よがしな「屈辱シーン」とか「愛国への覚醒シーン」とかで
(マニアにはおかしくても愛すべきシーンが)ちゃんと主人公の心理変化を記号化して描いてる
この映画は、農村での勝ち負けに執着しないの悟るシーンはちゃんと描いていたが
それは武闘家としての真の極みに達すると言う方向。愛国ものとはまた別。
愛国に目覚めるシーンは伏線張っただけで過程の記号化がされていなから感動も薄くなってしまうんだよ。
二つの要素があって、片一方(愛国:同朋、奮起など)をラストのテーマにもって来たのに
過程の変化を映画として描いたのは別の要素(武の極:負けて勝つ、闘わずして勝つなど)
だから、軸がズレてると言いたいわけ。
昨日のキチガイ乙。
それで?
みなさんちゃんと理解されているようで、ちょっと安心しました(^^)
思うに、1910年頃の中国の状況が理解できていないと、???になってしまうのかな?
劇中何度か出てきた「アジアの病人」と言うキーワードで調べるといいのかもしれませんね。
昔コントの1シーンで
A「タイタニックの最初のほうに出たババアって何だったの?
B「説明無いから全然わかんねーよなー
C「えっ!? それってこの映画見た意味あんの?
ってのがあったな。
>>931を見るとそれを思い出す。
当たり前に思ってたけど空気読むのも一つの才覚だったんだな。
なんかこの人可哀相になってきた・・・
いいかげん気づいてほしい
937 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 23:46:32 ID:4jAYdT8I
>>928 亀だけどありがとうね。
リンチェイ打たれ弱かったのか…
まぁあれだけ動けて、しかも打たれ強かったら恐いけどね。w
>>923 感動するも何も、即効性の毒だから、病院行っても助からないって
本人が言ってたジャン。
もし助かる程度の毒なら、退場してたと思う。
あと少しの命で出来る事を選んだだけだと思いたい。
愛国の為に、命を粗末に出来る人だとは思いたくない。
>>931 愛国よりも、もっと大きなテーマにの方が大事だったのでは?
同朋の為に立ち上がったけど、中国人をただ鼓舞するだけではなく
復讐や勝敗に拘って、敵の命を奪うより
相互理解、尊重、そういったものを、家族や同朋の枠を超えて持ちましょう
・・・ってな風に、私は受け取ったんだけど・・・
愛国心、この映画でそんなに重要なファクターかなあ・・・
>>938の意見に俺も同意。
国の枠の中だけの話だったら
外国人にも同じ流儀で挑む意味はないと思うし。
940 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 00:37:00 ID:YFMEK3Ew
>>938 だって、この映画での主人公の後半のモチベーションは愛国心じゃん。
主人公の行動原理のモチベーションはなんなのか?と言うのは、映画として重要じゃないの??
その行動原理の説明は端折るっちゃったらダメでしょ。
>相互理解、尊重、そういったものを、家族や同朋の枠を超えて持ちましょう
言いたいことはわかるんだが
主人公のモチベーションが、マッタク別の枠組みものなのに
結果からそれらを取ってつけたようにくっつけてるだけだっつってんのよ
ラストも「元甲は悲運のヒーローで、ボロボロになりながらも意思を貫いたね、凄いね」
は伝わってくるけど、
「相互理解、尊重、そういったものを、家族や同朋の枠を超えて持ちましょう」
こんなのはひと言もいってないわけよ、ラストでは。
精武館のところでちょっと触れたけど、命を掛けた戦いとは結びついてない。
だから「映画としての構造として、主張と描いているのとがちょっとずれて
飛躍して違和感ある」と言ってるのよ。
わからねぇかな。
941 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 00:47:24 ID:AiIYRDtr
主人公の行動原理のモチは
己の傲慢ゆえの家族の喪失、そこから達した結論
どんな理由が有ろうと、報復は悲劇の連鎖でしかないからいくない。
相手を知る努力をせず、尊重もしなければ
結局、自分に返ってくる。それもいくない。
それを、同朋にも他国人にも訴えたい、じゃないかな?
中国人には、誇りと安易な報復に走らない克己心を
外国人には、根拠の無い人種差別より、節度有る態度を
敵の命を思いやる健全な戦いを通して
感じて欲しかったんじゃないかな、と。
相互理解と尊重は、田中安野との茶席で述べてたよ。
お茶の話。あれ、武術に留まらず、人種についても
言及してると思った。
レスラーとの試合前「武術を通して友達になれる道もあるのでは?」
↓
試合によって打ち解けた
↓
(敵であるはずの)田中との試合前のお茶談義
↓
田中は正々堂々の試合
↓
田中は元甲の「寸止め」で負けを認めた→元甲とは「相互理解、尊重」が成立
↓
敵である田中とでさえ分かり合えたのだから、「家族や同朋の枠を超えての相互理解」ができるはずだ
といった感じでいいのかな?
それを阻害するエゴの塊に対しては「日本の恥」と言い表したと・・・。
私的にはラストと主張が一致しているので、違和感は無かったです。
( ・3・)空気よみなよ〜
言ってることがどんどん変わってるんですけど
>>868 >まあこれは個人的な嗜好でしかないが
>>874 >いや普通の感覚ならおかしいと思うよ。
>>910 >もしかして、話しのボロをおれに気づかされて気に食わない嫉妬って奴ですかねww
つーかこれ本当に愛国心だけなのか?
もともと中国人のもってる最低限度の愛国心はあるだろうが
それ以前に武術家の血が騒いだと感じた。
といっても昔の元甲みたいにただ勝てばいいと言うもんでもなく
生まれ変わった武人として試合がしたい、試したいとか。
愛国心はただキッカケだけのような印象を俺は受けたが。
愛国心「だけ」と思い込んでるのは、キチガイだけですから
>>928 何か倉田さんって、コメント出す度にリンチェとの出会いとか、
印象が違うね。「香港アクション風雲録」では
「現場ではもたもたした感じなんだけど(笑) 映画を観るとピピっ
と決まってる。 人間も普段は愛嬌もないし愛想もないし(笑)」とか、
「リー・リンチェイってどこにいるの? 現場にいないんじゃない
とか言っていたら このへんに座っていたりしてね。」なんて
言ってるし。別の本(失念・補完ヨロ)リンチェは倉田のファンで
倉田の映画は全部見てて、質問攻めにあった等とも言っている。
例えが何だが、まるで落合信彦がJ・F・ケネディとの出会いを
描写する時のようだ。
この倉田って人は
ジェットの事が嫌いって事なのか?
嫌いってことではないんじゃない?
読んだ感想そのままで「微妙」なんじゃないかな
それにしてもこの映画でこんなにスレ伸びるのすげえなあ
曲のことから政治的見解ガチンコ感想とかも含まれるせいだろうけどね
倉田の話まででてくるし。ここは一体なんのスレかと
リンチェイが言いたいのは、愛国心とか超越してる。
憎しみは憎しみを生む、力で勝ってもなんにもならない
本当の強さとは何か、人間の欲望の果てには苦しみしかない。など
武術を通して、また仏教徒として、世界平和を訴えたかったんだと思う。
来日時のインタビューでも言ってる。
りっぱな武術家の行き着くところは、皆同じだな。
953 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 17:56:08 ID:MQdx5cO/
今日観てきました。
可もなく不可もなくっていうのが感想です。
アクションシーンはリーが圧倒的過ぎてドキドキしなかったな
>>949 関係ない突っ込みだけどノビーはJFKには会って無いよ。
弟の選挙活動に参加したきっかけで弟や息子とは話したらしいけど。
自称ね。
>>953 同意。表情もなんか余裕がありすぎてて、いつも必死でドジもあるジャッキー
の方が感情移入しやすい。キャラが違うから比べても意味無いのかもしれないけど。
955 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 20:46:18 ID:7kgLbOrb
「お前は日本人の恥じだ!」
獅童シブイ!
956 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 21:47:49 ID:YFMEK3Ew
ジェットリーがやりたかったのは
「悲運のかっこつけヒーロー」
前作や前々作の寒い傾向から言ってそうだろ
「またこの手かよ」としか思わない。
だから取ってつけたようにこじ付け風味なんだよね
「まあカンフー映画なんだから、大味な部分は多めに見たら?」と言うならその通りだが
これを「立派な武術家」wだのとか言い切っちゃう奴はまさしく
(何か高尚なメッセージを受け取ったつもりの映画にまんま飲まれてる)裸の王様バカw
裸の王様が裸をツッコまれて必死に隠してもみっとも無いよw
>>949 そんなのよくある話じゃあるまいか? 別にジェット嫌いなわけじゃないだろ
まあ、倉田さんは趙文卓のことは確かに嫌いぽいけどさ
もまいらだって会うたびに印象変わる奴を知っているだろうし、
語るときによって変わるなんてあるんじゃないか
倉田さんはジミーさんについて語るときなんかもちょっとズレてる
その本は両方読んだけど、「香港アクション風雲録」のときのほうが赤裸々な
本音を語っているかんじだな
それを言うならドニーはどうよ
ジェットに対して「表演や型はたしかにうまいけどホニャララ」みたいな
もっと露骨な対抗意識剥き出しなこといっていたらしいぞ
>>956 最初からそう言えば良かったのに。
なんか小難しい表現ばかり使って
イマイチ言いたいことがわからなかったんだよね。
その言葉を吐き出すために今までダラダラ理屈をこねてたわけだ。
不器用なヤツだなぁ。
裸の王様が裸をツッコまれて必死に隠してもみっとも無いよw
その言葉そっくりお返しする( ´_ゝ`)フーン
>>956 論破されたアンチの捨て台詞か。
気が済んだのなら、もう消えてね
このスレってアンチが沸くと
結構短時間に違うIDの奴が
連続して叩くのが特徴ですね
だから何ってのはあえて言いません、
見た人の想像に任せます。
凡庸な映画だったけど、映画の感想よりも
上記のような感想をこのスレ見てて持ちました
>>962 だから何ってわけじゃないけど
俺ならそのレスを書く前にもう少しIDの確認をするね。
>>962 特定の一人が粘着してるから
みんながウザがってるんだよ
うん、まあネット上なので私の想像を書きました
あくまでも私の想像ですので信憑性はないですね。
ただ私映画関連(某日系企業)の仕事をしてまして
これは確かワーナの配給だったと思いますが
(だから凡庸と言ってるわけじゃないですよ)
どこもネット情報を重視してまして、特に2チャンネルは
業界広報では重視してます。
よって短時間にプロキシ等を変更し書き込むやり口という
のは当然あるわけです。
で、私も個人としては一映画ファンなので色々なスレを
見てますが、ここは特にそれが桜的な発言が顕著に見られます
(批判があんまり無いし
潰される。彼が粘着だったのならすいませんでした。
他のスレではアンチ(粘着以外ですよ)が沸くと結構賛否両論
になりますが、ここは徹底的にやられてるイメージを持ちましたんで)
なので962のような感想を持ったわけです。
ただ粘着だけは駄目ですけどね・・
ここって業界人で見てる人多いんだねえ
ちょっと前にもなにかの編集者って業界人がきてたねえ
業界人がサクラの心配して書き込むんだねえ
>彼が粘着だったのならすいませんでした。
業界人さんが粘着じゃないんだから謝らなくてもいいんですよ?
いやあ親切な人だなあ業界人さんは
粘着とか業界人とか興味おまへん。
>>957 ドニーがジェットをどう言ったのかが気になる。
ドニー、ジェットに数珠もらっておいてどんな言い草なのか?
>>965 一人だけ余りにナナメ上の解釈をしているから、
皆がそれぞれの解釈を述べただけ、だと思いますが?
あなたはもう少し読解力を身につけるべきだと思います。
970 :
名無シネマ@上映中:2006/03/30(木) 02:05:38 ID:kYClthsM
日本の武道家と中国拳法のアクションがあるっていうんで楽しみにしてたが
ありゃ日本の武道の動きじゃないね完全にカンフーの動き
特に剣の使い方がでたらめだった。まあ、しゃあないか。
最近は日本映画の殺陣もひどいのが多いからね。
これ見に行くのってジェット好きか
武侠好きか、格闘技好きくらいだよな
アンチがいるのが新鮮
サクラと思えるスレ内容ばかりもさもありなんと思ってたよ
最近のそれ系の上映作品の中じゃ全然まし
ちなみにお薦めの映画あったらこっちが教えて欲しい
愛国心の話が挙がっているけど、皆さんはこの映画ではどういったものを「愛国心」と捉えているんでしょうか?
私はこの映画での愛国心って、「中国を、天下国家を思う」と言った、そんなに大上段に構えたものでは無いような気がします。
(ジンスンは「天下国家を考えろ」みたいなことを言っていた様な気がしますが)
小林よしのり氏が「戦争論」(だったと思います)で語ったように、「国(クニ)」の最小単位は「故郷」ではないかと思います。
元申の場合は、「天津」であり、「農村」がその対象だったのではないでしょうか。
ですから「天津」が外国人により支配されようとしていると感じた時に、故郷を守るにはどうしたらいいのかを考えるようになったんだと思います。
結果、中国人を見下している外国人に対して、中国人は何一つ劣ってなどいない事を示そうとしたのだと思います。
このまま外国人の横暴をゆるしておいたら、故郷である天津も農村も蹂躙されてしまうと言う危機感が、元甲を動かす力になったと感じました。
その戦いの中で、元甲は命を賭した勝ち負けが重要なのではなく、戦う相手にも認められるにはどうすればよいのか、武術でそれが可能なんだと言うことを示そうとしたんだと思いました。
つまり、この時の勝利の条件とは、相手(外国人)に自分(中国人)を認めさすことであり、それは田中との戦いで外見的には負けながら、見事な勝利となったのではないでしょうか。
相互に認め合うことができれば、一方的に蹂躙されることもなく、大きな争いを避ける事ができるはずだ。元申はそのことを思い抱いて、第二の故郷の農村にかえっていったのだと思います。
まぁ、こんなところが私のつたない感想文(^^)
973 :
名無シネマ@上映中:2006/03/30(木) 04:04:56 ID:FFSGY404
なんか、スレが変な空気になってるねえ。
別に気になったところを書くくらいはいいのでは?
的外れの感想なら無視すればいいんだし。
この映画はけっこう単純な話だけど、
リンチェイのやる気がビシバシ伝わった映画だったから、
もっといろんな感想が聞きたい。
あ、ちょっとガッカリだったのは、
最後のシーンがCMで使われてるところ。
カンフーファンなら、最後死んじゃうってのは知ってると思うけど、
あのシーンをCMで使っちゃうのはどうかと。
昨日見てきました。私の中では今年見たなかで一番打たれた映画でした。
初めてこういうカンフーメインの映画を大画面で見たけどかっこいいですねー。
話がわかりやすいっていうのもあるんだろうけど、ヒーローのときは
正直注目できなかったジェット・リーの顔をこの作品で覚えました。
武術シーンにもドラマにも感動できるし、血がドバドバ出るのが平気だったら
女性でも十分楽しめると思うので友人らにすすめてみるつもり。
>>967 谷垣健治「燃えよスタントマン」で、ドニーのジェットに対する意見を書いてた。
手元にないんで不正確だが、表演のチャンピオンになるのは点の取りやすい
演技をすれば良いので、そんな難しいことではない、というような意味合いだったと
記憶している。ドニーと谷垣氏は親しいので、仲間内の軽口のようなものと思う。
インタビューなど公式な場で批判した話は私は知らない。
数珠はHEROの時だっけ?それよりはずっと前の話と思う。
谷垣氏はこの本の中でジェットをあまりよく思っていないように書いているので、
(スタントに対し、拳を寸止めしないで当ててくるのだとか)、ドニーの発言の中でも
ジェットに対してネガティブなものをあえて書いているのかも知れない。
ドニーの精武門を見たら、最終巻にインタビューが入ってたけど
ジェット・リー版精武門(フィスト〜)に、不満が有るようでは有った。
ブルース・リーの伝えたかった事ではない、とか。
まあ、同年代のカンフースターで、デビュー作から恵まれていたジェット・リーには
色々思う所有るかもしれない。俺はどっちも好きだけど。
昨日見てきました
リー美しい!と言うのが正直な感想
彼を支える親友の存在にも泣けた
彼は友や自分を慕う人間達、亡くした家族のために立ち上がってくるのでしょう…
もう一回見たいと思います
978 :
名無シネマ@上映中:
ジェットリーってアップになるとブサイクだよね
特に必死に痙攣してるとことかになると3倍増
ダウンタウンの浜ちゃんに見えて笑えて仕方がない
劇場に来てたカップルも爆笑してたな見てた時はすげーウザかったが
今にして思えば素直な反応かもナw