【客のホモ率】ブロークバック・マウンテン【高そう】
2 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/04(水) 04:12:16 ID:085ShP6a
ハッテン映画館でやりなさい
馬鹿がスレを立てるとこうなるという典型
>>3 日本の公式サイトができるまで待ってたお前の負けだ
細かいことはいいから 感想とか語ってちょ!アッー!!
6 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/04(水) 04:52:45 ID:ReMxUm/j
こんな話(ネタバレ) ・世間に認められぬ、目を忍んでの恋愛 ・遠距離。会えるのは年に数回 ・そんな関係のまま、20年の月日・・・ ・生活的に会い辛くなり、そして喧嘩別れ・・・ ・傷心のまま、孤独な日々を送っていたところ ・相手死亡 ・思い出の遺品を手にとり、涙の主人公 END ・・・
それなんて読み捨て小説?
片方はタイトル間違っているし、こっちは変な括弧書きが付くし…。
9 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/04(水) 17:57:28 ID:UEZvtWwk
ホントに
>>6 のとおり。
まあ悪い映画じゃないんだが
妙な絶賛は現アメリカ映画界における題材の勝利がでかいんじゃと思ったなあ。
チャレンジャーをやたら褒めるよね
あと迫真の演技。
グリーンディスティニーの時もだったけど
日本人にピンとくる大絶賛かどうか。
ベネチア金獅子賞 NY映画批評家協会賞で作品、監督、主演男優の3部門 LA映画批評家協会賞で作品、監督の2部門 ゴールデングローブで7部門ノミネート 賞レースではかなり評価が高そうなんだが 男一人では見に行けそうもない映画だなw
11 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/04(水) 22:38:45 ID:YdMsPmNh
男2人だったら もはや罰ゲームの域
腐女子と二人の方が嫌です
女でも行き難いんじゃない? 俳優のファンですと自己暗示でもかけるか。 自分はwowowまで見ることはなさそうだな
アカデミー賞受賞するだろうから普通に見に行けると思う
考えてみると、親子や家族で見に行ける映画じゃないし カップルでいくのも嫌だよな、男一人や女一人でいくのも嫌だし 男二人はもってのほか アメリカでは超満員らしいが、誰が見に行ってるんだろう ゲイの方々と腐女子? アカデミー取ったら見に行くかな
16 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/06(金) 00:41:04 ID:M2rJZeY/
ブログの日記で 一目でゲイとわかる方で8割っつーレポ見かけた
17 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/06(金) 01:16:57 ID:PgUN1uk9
こんなスレ立てて揶揄ってると、アン・リーが怒って緑の超人になって しまう。
18 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/06(金) 01:20:03 ID:PgUN1uk9
草野仁は見に行くらしい。
>>17 ハルクとグリーン・デステニィーの監督というだけの知識だと
どうしてもこの映画のあらすじに納得がいかない
それとも CG とワイヤー満載なのかな?
このストーリーで、それをやるなら絶対見に行くがw
21 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/06(金) 08:25:03 ID:Bb+kO7zy
たしか、ミシェル・ウィリアムズと、アン・ハサウェイ 両方脱いでるとか。 ビデオとかでしかみてないから、スクリーンでオパーヰ見たいわ。
>>19 「いつか晴れた日に」「ウェディング・バンケット」といえばいいんでないか?
「ウェディング・バンケット」もゲイを親にカミングアウトできない男の話だったな。
「アイス・ストーム」忘れんなよ
24 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/09(月) 01:28:02 ID:Ytlmks8w
ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホールはもちろん、 ミシェル・ウィリアムズとアン・ハサウェイまで脱ぐらいぞ。 ゲイもノンケも皆で映画館へ行こう!
男3人以上でいけば良い。
>>25 グッドアイディア!
女三人だったらホモシーン目当てって思われて恥ずかしいかな?
ていうか普通だったら
>>15 みたいに考えるから、客入らなそうだけど、
米国で賞取りまくったことによってゲイ以外の人にも受け入れられてるみたいだね。
「良い映画を純粋に見たい」という大義名分ができた。
僕はゲイ(男性同性愛者)です。 「ブロークバック・マウンテン」、オスカー前哨戦各賞を総なめにする勢いですね。 同性愛をテーマにした作品(しかも男性同士のラブシーンも描かれている)が ここまで高い評価を得るなんて、まさに映画史に残るような画期的な出来事だと考えています。 恐らく保守層の反発も激しくなることが予想されますので 実際にはオスカー受賞はかなり厳しいものがあるとは思いますが それでもこの作品がノミネートされることによって、 同性愛者に対する偏見や差別といった問題に 多くの人が感心を持つ切っ掛けになってくれたら と思います。
28 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/10(火) 01:21:59 ID:6xSO2U8S
「ゲイと疑われるのが嫌だ。」なんて理由で映画館へ行くのを 躊躇していたら、映画ヲタなどやっていられません。 漏れは一人で観に行くよ。別にゲイでもノンケでもいいじゃないか。 去年、新宿のタカシマヤ・タイムズスクエアで アルモドヴァルの「バッド・エデュケーション」を観た時は それらしいお兄さん達を何人か見掛けたけど、 やっぱりガエル・ガルシア・ベルナルの裸は 目の保養になるのかなあw
>>28 はい、僕的にはガエルくんの裸体はとってもイケますw
彼はゲイにも結構人気がありますよ。
アメリカで超満員って言っても、上映館はすごーく少ないんだよね、確か。 批評家賞ノミネートという話題性もあって見に行く人が増えた。 でも確か100館にも満たない上映館じゃないっけ?
>>30 その通りですね。
日本で言えば「単館系」のような感じの公開でしょうか…
しかも保守的な一部の州では既に上映禁止にまでなっているらしいです。
>>27 >同性愛をテーマにした作品
逆で、評価の臨界突破っぷりはむしろこれが理由かも。
映画史を変える云々という異常な評判を期待してみると???が浮かぶので注意。
なんか文章変だな。「逆に」だな。失敬。 なんつーか、 ちょっとアメリカ人専用な所があるのかなあ
さっき向こうのフォーラムにアップされてる記事で Jack Twist役のジェイク・ジレンハールの発言見たんだけど、マスコミの意地悪い いくつかの質問に対して、どれも偏見なく答えてたので作品に好感持てた。 あなたはバイセクシャルか?と聞かれても必死になって否定しない所に (フツーのアメリカの俳優はする。リチャードギアは新聞一面を買って否定した) 制作した人間の偽善がないと思ったよ。これで必死に否定したらテーマも何もないもんな。 しかし、ヒース・レジャーって演技そんなにうまかったのか。楽しみだ。 この作品は是非オスカー取ってほしいな。
>>32 ,33
なるほど。
「同性愛は神の禁じた〜」とか「ゲイの自由を〜」とかの主張を戦わせてる国だし
男性のセックスシンボル的なカウボーイがホモって設定も
あちらでは衝撃だったりするのかもしれないが、それを除いてしまうと
俳優ががんばってる、ちょっとした良作程度の感じなのかな?
>>34 確か、名付け親が知り合いのゲイカップルだし、昔からゲイの存在は
身近で当たり前だから、みたいな発言してなかった?(ウロ覚え)
まあ自分がゲイ役やってゲイ否定は出来ないと思うけどなー。
ゲイの人達の反感買いそうじゃん。
リップサービスだと思う自分は捻くれ者?
逆に「ゲイ役やっても俺はゲイじゃない!! 」って言い張るのも偽善がないって見方もあると思う。
>>30 >>31 今は500館くらいに拡大してる。来週にはさらに700館以上で公開される。
>>32 ,33
>>35 アメリカ映画で同性愛をテーマにして、しかも男性同士のカラミまで
しっかりと描いている作品はゲイポルノを除けば確かに皆無かもしれません。
そういう意味ではアメリカではとても画期的∞衝撃的≠ネ作品なんでしょう。
でも日本では既に「おこげ」のような作品が制作されていますし
そこまでのインパクトはなさそうですね。
むしろ日本では801的な興味が先行しそうです>37
ただ、「ブロークバック・マウンテン」への、この高い評価は、
ホモ映画≠ニいうキワモノ的レベルから
もっと普遍的なレベルにまでテーマを昇華する事に成功している事もあるとは思いますが…
>>34 、36
ハリウッドではゲイを演じる事自体が、現在においてもなお、大きなリスクが伴うらしく、
「ブロークバック・マウンテン」でもキャスティングに際しては大きな困難があったと聞きます。
そんな中で、一定の人気と評価を既に築き上げているにも拘らず敢えて、ゲイ役に挑戦し
最高の演技を披露してくれた2人には心から賛辞を贈りたいと思います。
>>39 >アメリカ映画で同性愛をテーマにして、しかも男性同士のカラミまで
>しっかりと描いている作品はゲイポルノを除けば確かに皆無かもしれません。
ベッドシーンのあるポルノ以外の映画って、
日本に入って来ていないだけで結構あると思うけど?
ただ役者のランクが「ブローク〜」みたいなのが無かっただけで。
すでに映画の一ジャンルになってるから、その辺は日本より裾野が広い。
超・保守的な社会環境の中にあっても Love is the force of nature
>>28 ラブコメを男だけで見に行くのはホモの証だとされるのがアメリカなんだよな…。
44 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/10(火) 18:41:19 ID:eK+p5OBo
ホモって欠陥生物だろ
偉大な芸術家はほとんどホモ。 神に近い生物なのかもしれん。
>>41 成程…日本に入って来ないだけなんですね。
でも、そんな作品が一般の劇場でも上映されたりするんでしょうか…。
>>44 >>45 大多数のゲイは、性の嗜好が同性に向かっているというだけで
全くヘテロセクシャルな男性とは変わりませんよ(笑)
ただ、感性とかはヘテロ男性とはちょっと違う部分があるかもしれませんが。
予告にこういう映画を入れるの止めて欲しい
リスクどころか、 ゲイ役ってのは、実力派俳優として認められたい若手俳優が手をだす 手っ取り早い方法だと思ってた。 ディカプリオもキアヌもヒュー・グランドもユアン・マクレガーも…。 ジェイクもヒースも、人気も評価も今までどこか中途半端だった気がする。 どこか箔をつけたい感が否めないんだよね。 ひねくれてるのは分かってるけど…。 映画自体を見ていないので、見たら納得するのかもしれないけど。
出演を了承した時点では、気にする程のリスクもないけど 箔がつくほどの評価は誰も予想してなかったと思う 低予算だし、上映館数だって少ないのはわかってただろうし ジェイクもヒースも、主役でオファー来たから出とくか とか、役の幅がひろがるから一度ゲイ役やってもいいか ぐらいの気持ちでOKしたんじゃないかな
ていうかジェイクとヒースはこの映画の前からすでにメジャー映画の主役張ってますよ・・・ 主役オファー来た、やったーって、低予算映画に出るクラスではない気がしますが。 監督の力量を知っていて、かつ脚本読んですばらしいと思ったから商業的な成功とかギャラのことは置いといて、出演したんでしょ。
今見てきた 最後のシーンに感動した
>>50 監督を信頼し脚本の素晴らしさに感銘を受けて出演を希望した2人が、
撮影時には監督・スタッフの要望に最高の演技で応えた…
という見事なコラボレーションの上に完成した作品なのでしょうね。
参考までに日本では…
シネマライズ…3/4公開、シネリーブル…3/18公開 です。
>>48 多少スレ違いなのですが…
ご指摘の3人がゲイ役を演じた作品と言えばこんなところ↓でしょうか…
レオナルド・ディカプリオ…「太陽と月に背いて」でのランボー役
ヒュー・グラント…「モーリス」
ユアン・マクレガー…「ピーター・グリーナウェイの枕草子」、「ベルベット・ゴールドマイン」
これらの作品は、全てイギリス映画であってハリウッド映画ではないですよね。
しかもヒューとユアンはイギリス人俳優ですし。
イギリスでは早くからゲイをテーマにした作品が制作されていたこともあって、
ストレートの男優がゲイを演じることに対しても抵抗が少ないようですので、
ハリウッドでの状況とは分けて考えるべきだと思います。
蛇足ですが、キアヌが「マイ・プライベート・アイダホ」で演じたのは
金の為だけに男女問わず体を売る男娼≠ナあって、ゲイ(同性愛者)ではありません。
昨日のL.A.タイムズに、本作品の成功によって、今までハリウッドでお蔵入りしていた 過去のプロジェクトがやっと日の目を見るかも知れない、という記事があった。 ハービー・ミルクの伝記映画やパトリシア・ネル・ウォレンの「フロント・ランナー」など、 今まで何度も映画化されかけたがポシャった作品が何作も挙げられていたよ。 だからハリウッドもこの映画の成功をきっかけに、今後ちょっぴり方針を変えるかも。 ちなみに、当方米国西海岸在住だけど、館内は一杯で、ごくごく普通な中年〜老夫婦、 若い女性、男性、カップル、と観客も多様だった(一応政治的にはかなり保守的な地域)。
なまじ主役の2人が美形ではないので、生々しい度が高そう…。
観た ゲイの物語ではない!とのことで ゲイに捕らわれず愛の物語として捉えて観たが そうするとその辺の不倫話と違うかこれ
ゲイの物語ではない! なら、 主役をゲイにする意味があるの? 主役がゲイである意味が無いなら観に行かね。
>>55 そうそう。
ゲイの俺から見ても悪い意味で生々しい感じなんだよなぁ…
>>56 男と女バージョンに直すと、ひと夏の恋に落ちた男女が
それぞれの結婚後も年に何度か旅行に出かけてヤリまくり
結婚相手との間に子供が出来ても不倫は続くって話だよな?
愛の物語とか言われても、ふざけてんのかゴルァ って感じだw
ゲイに関して弾圧が厳しいとか、男同士では結婚できないとか
そういうのをうまく絡めて説得力が出せてるのかな?
何年か前におすぎがリバイバルの西部劇をみたらホモの話に見えた と言っていたが、そのあたりの男の友情を恋愛に置き換えたみた映画?
自分、少し腐の気があるのかな、と思ってたけど、 このスレ読んでてどうも「面白いの…??」って疑問しか沸かない…。
62 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/11(水) 19:05:45 ID:IbQenRNs
>>59 いや、普通に男と女だったらわざわざ不倫しないで結婚してるだろ。
>>61 たしかにストーリーがシンプルすぎるしテーマもゲイだし、
興味ねー、つまんなそー、と普通は思う。
だけどものすごい高評価だから、逆に映画ファンとしてはどんな映画なんだ?と自分で観て判断したくなる。
それが集客の大成功につながってるんだろ。
米国には大物スター出演の作品や、人の興味を惹く話題作の限定上映なんていくらでもある。
だけどその中でも記録をつくるくらいの集客があるのはやっぱり凄い。
>>63 素人のブログなんかいちいち曝すなよ。きりがないよ。私怨?
>>63 このくらいで見下ろされてるって感じるのか?
他の映画評も似たり寄ったりだから、素でこんな感じなんだよ。
そんでもって、こーゆうのは腐女子と言わないのでは?
腐女子の視点はもっと、なんか、違う…
>>62 町山智浩のブログ
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20051221 では、失わつつあるカウボーイ生活と、灰色の日常との「対比」が
背後にあるらしいので、そこが「通常の不倫もの」と違うと思う。
後、「悲恋モノ」の定番の「家柄違う」「家がつりあわん」が先進国では
少なくなってきたので、タブー度がはるかに高い「同性愛」を話の中心に
持ってきたかもね。(イスラム諸国とかじゃまだ「家柄」問題がメジャーかも知れんけど))
>>66 カウボーイとサムライを対比させてるのが面白いな
信長と森蘭丸とか、サムライがホモでも日本では特に反発もないだろうけど
カウボーイがホモだと、アメリカ人にはショックなのか
「許されない恋」の設定は難しくなったよなぁ
家柄、金、不倫とかじゃ全然説得力なくなってきたし
同性愛でも時代設定を昔にしないと通用しないな
残ってるのは、近親相姦ぐらいか?
で、日本公開の予定はあるの??? なんか女から見ると、奥さんと子供に同情しちゃったりしないかな? と思うわけなんだけど、どうかな。 奥さんと子供がいる男がよりにもよって男と不倫、 というシチュエーションを考慮しても主役の2人に感情移入させる 力があるのかな。 それとも奥さんがかなりドキュソに描かれているとか?
この映画を単なる許されない恋物語り≠セとか悲恋モノ≠セとか、 そんな風にだけで、この作品を見なすのは、あまりにも一面的な見方だという感じがします。 映画に描かれる悲劇≠フ背景に有るものへ思いを馳せる必要があると思います。 深く愛し合う2人が結ばれるのを拒んだものは一体なんだったのか。 どうして2人の愛が悲劇に終わらざるを得なかったのか。 その根本にあるものを見据える時、それはゲイに対するもののみならず、 あらゆる偏見・差別へと敷衍できるものではないでしょうか。 恐らくこの映画は善良な≠ナノーマル≠ネ観客への問いかけでもあると思うのです。 また、主人公の2人が知り合うのが、1963年です。 周知の通り、有名な1955年のバス・ボイコット事件≠ノ端を発した アフリカン-アメリカン(黒人)達による公民権運動のうねりが最高潮に達しつつあるのが、 ちょうどこの頃なんですね。 この年代設定もこの映画を見る上で、ひとつの重要な鍵となるのではないでしょうか。
>>68 参考までに日本では…
シネマライズ…3/4公開、シネリーブル…3/18公開 です。
71 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/12(木) 01:26:45 ID:bNr0Uc91
>>67 いまだって同性愛は十分許されない恋だよ・・・
アメリカに限らず、ほとんどの文化において男なら自分の女性性を、女なら男性性を否定するように育てられるもんね。
誰だって本当は性別に関わらず女性性(母性、弱さ、セクシーな側面)と男性性(暴力性、強さ、人間としての側面)を持ってるのに。
>>69 普通の悲恋モノでは、センチメンタルな一面だけ見て楽しめば十分で
背景にあるものを見据える必要はなく
この映画だけが特別な映画なんだと主張してるように聞こえるな
家柄、貧富の差、宗教、倫理、人種差別なんかの設定ならどうでもよくて
ゲイの設定の時だけ深く考えろってw
他の「許されない恋物語」をおとしめてまで褒めたいとは
こんな儲がいる映画かと思うと、見る気が失せてくるな
>>72 「許されない恋物語」を全て貶めるような意図は毛頭ありません。
そうではなく、56〜68あたりのスレの流れに対して
「ブロークバック・マウンテン」を【センチメンタルな面だけで】見るのは、一面的ではないか
ということが言いたかったのです。
許されない恋物語に≠つけて表現していることで
その旨をお分かり頂けると思ったのですが…
全て僕の文章力が拙いのが原因です。申し訳ありません。
家柄、貧富の差、宗教、倫理、人種等、あらゆる差別・偏見の根底にあるものが
「ブロークバック・マウンテン」ではゲイ差別を通じて描かれているのではないか
ということが言いたいのです。
というか、公開前にあまりにも絶賛されてると、どんどん見に行く気が失せる。 見て確かめたいのは賛否両論な映画だな。
実際に見た日本人の感想が気になるな
ゲイ設定にも関わらず、主人公たちに感情移入できて感動できる良作なのか
>>56 を見ると、ゲイという目新しさを除くと、ありがち程度のレベルっぽいけど
>>73 儲相手に何言っても無駄な気もするけど…
全ての「許されない恋物語」は、大小はあれど、恋を許さなかった
社会的偏見への批判を秘めてるのは今更言うまでもない
ブロークバックマウンテンだけ特別みたいに強調されてもw
一方、多面的にみることによってのみ面白さがあり
センチメンタルな一面だけをとりだした場合に感動が与えられないなら
それは映画としては単なる駄作だよ
いろんな意味で下駄履かせたり色眼鏡で見る必要は無いんだよね。
だって【映画】だから。
ゲイの人達も特別視されるのっていやだと思うんだけどなぁ…
>>46 上映禁止で話題になったユタ州に総本山が有るらしい?モルモン教がテーマの
「Latter Days」はそれなりに賞も採ったし、形式的なベッドシーンもあるし、
なかなか考えさせられる良い映画でしたよ。
R1のDVDを観られる環境ならぜひオススメします。
あんまり禁断の恋な映画って観てないんだけど、 バレたら二人ともリンチされて殺されるような「禁断の恋」って そうそうなくないか? 昔のアメリカの黒人男と白人女とかはそれっぽいが、 殺されるのは黒人男の側だけの気がする。白人女も社会的制裁は 受けるだろうけど…
>>78 読ませていただいたよ。
やっぱりよくある普遍的ラブストーリーだけど、ホモだから話題に…って感じだな。
日本でもゲイ差別はあるだろうけど、文化的に同性愛ってものは
昔から当たり前にあったからね。
だからこそ今更日本人がゲイという題材をドラマティックなものとして見るかという点から、
アメリカよりも評価は分かれると思うな。
なんか、ゲイだからうんぬんとかいったら、 物語はなりたたないよ! どの物語も結局は同じプロットにおさまるんだし、
>>75 >>76 決して、この作品を「特別に強調する」意図も「下駄を履かせる」つもりも無いのですが、
ただ、僕にとっては、ここに描かれる「悲劇」は決して虚構の世界なんかではなく、
リアルに差別や偏見と対峙しなければならない当事者としては、
この作品を56〜68あたりのスレの流れのような一面的な見方は
あまりして欲しくはないなと 思うだけなのです。
しかも出版以来、原作をかれこれ5回〜6回は読み直していて、
原作そのものにもかなり思い入れがあったりして、
そういう意味でも、僕はこの作品を確かに色眼鏡で♀マてしまっているのでしょう。
>>76 モルモン教宣教師とプレイボーイのラブコメディ?でしょうか…
とても興味が惹かれるところなのですが
リージョン違いで観ることができないのが残念です。
>>77 「ボーイズ・ドント・クライ」(実話のドキュメンタリーも有りますが)では、
性同一性障害者だけがレイプされた上に惨殺されてしまうシーンがありましたよね。
>>79 ゲイ映画ということで、日本ではアメリカ以上に変な扱いになるのは間違いないと思う。
文字媒体では批評が出るだろうが、
テレビでは相当おかしくなるのではなかろうか?
ジョージ・マイケルの映画も変な扱いだったし。
>昔から当たり前にあったからね。
ということが認められんわけよ。
83 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/12(木) 12:36:03 ID:bNr0Uc91
女と結婚して子供作って、たまに男とHする。 奔放でデカメロン的で微笑ましいじゃんか。 時代が時代ならなにが問題?って感じのことなのにねえ。
>>77 >>殺されるほどの恋愛…
「ボーイズドントクライ」
しまった81で既にレスしてあった…orz
原作者同じの「シッピングニュース」小説、映画、両方とも好きなんですが マターリ「シッピングニュース」路線を期待すると…違いそうですか? 小説の方は翻訳出ていないし
シッピングニュース路線ってどんな路線のこと? 映画しか見てないけど、別にマターリした話でもなかったような。 極寒の島を舞台に、子供の頃からトラウマを抱えた男、レイプされた叔母、母の愛を求める少女他のそれぞれ問題を抱えた登場人物達が仰山いて、 それらが一挙に開放されていく手腕はなかなか凄い作品だなあと思った。 なかなかお目にかかれないような名作だったと記憶してる。
>>76 lattar daysって見てみたいんだけどアマゾンじゃ買えないんですよね。
海外の通販で買うしかないのかな?
90 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/12(木) 23:54:40 ID:mplHISrL
町山の評なんかを読む限り、男2人の同性愛はカウボーイへの郷愁 =「真の男であること」とダブってるんだよね。 ホモセクシュアルを嫌悪するはずの究極のホモソーシャルが ホモセクシュアルとシンクロし、その中でマチスモへの執着や 妻や家族をないがしろにする「男の身勝手」が派生して、なんとも 説明しがたい矛盾のタペストリーになってる感じ?などと想像。 ともあれ同性愛だから目新しく見えるだけの悲恋ものや告発ものでない 映画を、職人アン・リーが撮り切っていることを期待。 ただアメリカではゲイのカウボーイというのが十分挑発的で、 それで点を稼ぎすぎてるかもしれない。そういう政治的効果って、 日本じゃ分からないよね。
91 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/13(金) 00:07:35 ID:bNr0Uc91
>ただアメリカではゲイのカウボーイというのが十分挑発的で、 >それで点を稼ぎすぎてるかもしれない そうなの? ゲイのカウボーイっていうマイナスに評価されやすいテーマにもかかわらず、 その障害を打ち破るほど出来の良い作品なのかと勝手に想像してた。
そういうギリギリのテーマって賭けだよね 当たればプラスに作用するし、 外れればクソミソに叩かれる
>>89 アマゾンはアマゾンでも.comの方で買えるわ。
>>81 悪いけど、それこそlattar daysを単なるラブコメディなんて見方をしないでほしいものね。
>>82 昔からお稚児さん文化とかあったし、ホモの春画も多かったし。
文化人も堂々とゲイである事をウリにしてるじゃん?
日本でゲイを理由に迫害を…ってあまり聞かないけどな。
日常的な差別はあるかもしれないけど。
映画化されたときからすっごい観たかったけど まさかこんな前評判が高くなるとは思わなかった。 観に行き辛いじゃないか!!腐女子と思われる なんていやーー
>>94 なんかちょっと的外れな気が。
お稚児さん文化なんていつの話?時代によって同性愛の寛容度なんて大きく変わる。
文化人がゲイをウリにしてるケースはあるけど、あくまでエンターティナーとして楽しまれてる。
あくまでゲイという特殊な人間扱い。
普通の俳優がゲイだとカミングアウトできるような文化じゃない。
>>94 今、文化人でゲイってそんなにいたっけ? おすぎぴーこは
文化人じゃないし。三輪明宏とかも、芸能界の人だし。
お笑いでゲイキャラを売りにしてる人とかはいるけど、却って
ゲイをお笑いキャラ、色物キャラから抜け出させるのを困難にしてる気がするよ。
>>67 戦国期にはむしろ男と関係してない武将を探す方が大変なくらいだしな。
戦国武将も、将軍も、某公家(男にレイープされたと日記に残してた人)も
ホモだ。何もショックじゃない。寺の世界も芸能も、ほも蔓延。天皇の弟にも
ゲイがいたし。そう考えると日本スゲー
あ、かぶった。
>>96 >普通の俳優がゲイだとカミングアウトできるような文化じゃない。
ハリウッドでも、ゲイ疑惑(疑惑という言い方に状況が表れてるが)を
かけられた俳優は必死に否定するよね。ファッション界や音楽界とか、
同じ俳優でもイギリスなら、ちょっと緩やかかな?
>>95 誰も人のことなんか気にしてないって
>>99 イギリスだったら、イアン・マッケランなんてサーだもんな
ガンダルフがホモだと知ったときはショックでかかったが
映画を見て、そんな自分を反省したよ
>>97 少なくとも日本人にとってゲイの物語というのは、
得に真新しいものじゃないと思うって事よ。
歴史上に脈々と培われたホモ文化が背景にあるのと無いのとじゃ、
捉え方が違うと思うんだよね。
昔からゲイ映画、ゲイ小説の多かったイギリスも似たとこあると思うな。
モーリスみたいな名作を生み出した国としては、
もうちょっと評価が変わってくるんじゃない?
あくまでも予想だけど。
>>98 念のため言っとくが、
小姓や稚児とHする男が蔓延していたからといって、ホモがいっぱいいたわけではない。
ノンケも同性愛行為をする社会だったんだよ。
当然ながら今は全く違う。
>>102 知っとるがな…。
だから、今の日本の世の中でゲイの居場所があろうが無かろうが、
やっぱりアメリカのような絶賛評価になるかは疑問だと言いたいわけ。
この映画の2人も完全ゲイってわけじゃないでしょ。
奥さんも子供もいるんだし。
お稚児さんとか小姓とか若衆って、要は男以前の少年じゃん。 ブロークバック〜に描かれるような、 大人の男と男の文化ってわけじゃなかったんじゃないかと 思うんだけど、そこんとこどうよ? イギリスのことは殆ど知らんけど。あそこは寄宿舎がどうとかだよな
>>86 シッピング・ニュース、原作はまあまあだったのに、映画は
(大好きな監督なのに)かなりの「面白くなさ」だったと思ったので、
「ブロークバック」の方が映画としての面白さはかなり上だと思うよ。
ただ、原作が短編小説なのに、やっぱりよくまあ二時間以上の
映画に仕立て上げたもんだ、と、途中ダレる部分はあったと思う。
106 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/13(金) 03:39:09 ID:OZ125boa
ゲイのカウボーイって「真夜中のカウボーイ」もそうじゃなかったけ?
なにいまさらゲイ映画ぐらいで騒いでるんだろうね。 昔だと、「モーリス」「ブエノスアイレス」 邦画だと、「おこげ」「「きらきらひかる」とかいっぱいあったのにね。
まあそれはそうだけど、今回はアカデミー賞の前哨戦でもがばがば 賞をとっちゃって、作品賞もとってしまいそうな勢いだからひっそりと カルト的な人気を保ってきた↑のような場合とは注目度が違うと思う。 まあでも、「蜘蛛女のキス」も作品賞にはノミネートされたわけだから、 前例がないわけじゃないんだけどね。アメリカで色々物議をかもしている のは、上の方にもあったけど、主人公がニューハーフや妙に女っぽい 男性じゃなくて、男らしさの象徴のような「カウボーイ」だからってことだけでしょ。
>>91 「より男らしい職業」になぜか憧れを抱くゲイだから。
カウボーイのゲイというのはポルノではありがち。
>>94 江戸時代から子供を増やさない同性愛に対しての批判はあるし、
「殴ったり殺されることはない」という批判も
ゲイバッシング殺人事件や公園ハッテン場での恐喝事件なんかは後を絶たないし
(公園ハッテン場なんかに行くからいけないような気もするが)
ゲイがばれて閑職にまわされて結局クビという話も聞く。
>文化人も堂々とゲイである事をウリにしてるじゃん?
売りにしているという文化人がほとんど「ステレオタイプのおかま」であるので…。
この映画も見ないと分からん。
しかし、あのポスターはなんか気持ち悪い。
111 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/13(金) 11:26:29 ID:7ezeoCC8
>>110 カウボーイだの軍服だのラグビーだの、アンチゲイの最先端みたいな
もんほど、実はゲイのエロカルチャーで大人気だったりする、例の奇妙な
ダブルバインドだw
同性愛の表象ってことでは欧米の方が掘り下げた思想も経験もあるわけだし、
賞ラッシュが意味するのはただ「同性愛だ、しかもカウボーイだ、スゴイ」
といった下世話趣味じゃないんだろう。と期待しておく。
もっと主役に美形を持ってこい!!!! この2人じゃ妙に現実的過ぎて気恥ずかちーー!!!
>>112 そこがいいんじゃん。こういうのが見たかったんだよ。
主役が金髪美青年じゃただのBLだろが。
十分美形だと思うけどなあ キアヌ、リバーフェニックスなんかと大して変わらん
そうだね。ヒースもジェイクも普通にイケメン。
>>86 僕は、「シッピングニュース」は未読なので比較は出来ないですけれど、
とても淡々とした文体なんですが、そこに語られるストーリはとても濃くて重いです。
まだ日本では翻訳は出版されていませんが、ペーパーバックで
僅か40ページ程(しかも活字も大きい)ですので
この機会に原書に挑戦されてみてはいかがですか?
原著者の文体に直接触れることによって
翻訳では味わえない感動が得られると思います。
ある程度洋書を読んでいる人なら、数時間で
あまり英文を読まない人でも、数日で十分読了出来る文章量です。
しかも使われている英語もそんなに難しくないですし。
本を読んで涙を流すという経験はあまり無かったのですが、
この作品は読み返すたびに、涙が止まらなくなってしまいます。
僕にとってはとにかく色々考えさせられる作品です。
映画をご覧になる前でも後でも、是非一読下さい。お薦めです!
117 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/13(金) 17:16:32 ID:Rf+4Si3H
単なる賞狙いの映画じゃなきゃいいがな・・
これって、他人の心は騙せても、自分の心は騙せないよって話なんじゃないの? どんなイバラの道が待ち受けているとしても、自分の心を騙して生き続けるより 血まみれになって正直に生きた方がましだと。
>>118 そういう話じゃない希ガス
毎年男同士で逢い引きしてる以外は、結婚して子供も作って
普通に暮らしてるんだよな?
>ヒースもジェイクも普通にイケメン そりゃ人気俳優だから一種のイケメンには違いないけど、 いわゆるモデル的な美青年ではないと思う。 美形とブサイクが絶妙なバランスでブレンドされてるからこそ、スクリーンで普通の男を演じられる。 だからこそ人気俳優なんだと思うけど。
ジェイクは1歩間違うとかなりバランスの崩れた顔だよな。 キルスティン・ダンストとお似合いちゅーか…。 でも「人気俳優」というには日本ではイマイチ知名度足りないな。 アメリカでは人気あるんだろうけど。
この顔はカウボーイじゃないだろ的な
都会的に洗練された美青年ではないよな。
演技と撮り方では、そういう顔にもなれるんだろうが。
>>119 まだ観てなくて、あらすじをざっと聞いたぐらいなんだけど、
普通(平穏)かどうかは…
>>111 >同性愛の表象ってことでは欧米の方が掘り下げた思想も経験もあるわけだし、
具体的にはどんなもの?よく知らないので知りたい。思想とは?
>>119 原書にdivorcedてあった。
まだ公開前ですし、 内容を細かく知りたくないって言う人も結構いると思いますので 今のところは「悲劇」であることぐらいに留めておいて あまり物語に関する具体的すぎる書き込みは控えた方がよろしいかと…。 原作が既にありますので、具体的な内容をお知りになりたい人が 各自、原作に目を通された方が良いと思います。
アメリカって変な国だよな。 テレビドラマで女同士のキス放送して大問題になったり・・・ ポルノでは女どうしはなぜかやたらレズするくせに。 女セレブ同士でも結構レズってたりする。 でも女同士でベタベタする以上に男同士がイチャイチャするのは抵抗あるみたいだ。 男同士の方が本気でエスカレートしちゃうからかな?
ポルノと一般のテレビじゃ違うっしょ ていうか、年齢制限してるテレビ局・番組なら、 いろいろやってるんじゃないの? Queer As FolkとかSix Feet Underとか
>>125 あくまでもヘテロ男性の視線からみて
ゲイ(もしくはゲイ的行為)は男のアイデンティティを脅かすものだから嫌悪するのでしょう。
>>121 ジェイクの最近の活躍は凄いと思います。
・「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」(「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデン)
・「ジャーヘッド」(「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス)
そして「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー(「グリーン・デスティニー」)。
今年これから連続して公開される三作品が全てアカデミー賞を何らかの形で受賞している監督です。
すぐれた監督達に、今一番注目を浴びている若手俳優さんではないでしょうか。
僕個人的には、ハリウッドの若手俳優には珍しく(?)内省的で知的な雰囲気に惹かれます。
若くて実力もある人気俳優さんが、 このような賛否両論の映画に出てくれるということは、 「二遊間の恋」の映画化も夢ではないかも。 えーっとこれはメジャーリーグのスター遊撃手が、 黒人の二塁手との恋に落ちるという、 そして、ワールドシリーズからの追放に対抗して、 独立宣言、フランス革命にまで話が及ぶという、 すてきなラブコメです。(文春文庫) 野球の映画ですが、ケビンコスナーは年取りすぎなので×。
そうですね。 スレの上でどなたかが仰っていたように 「ブロークバック・マウンテン」のヒットを受けて ハリウッドではゲイをテーマにした作品の制作にも抵抗が少なくなってきているようですし。 そういった意味では、今年はハリウッド映画史上における ひとつの転換点になるかもしれませんね。 あっ、僕もいくら野球映画でもコスナーは×だと思います(笑)
ジェイクは所謂ブロックバスター物はThe Day After Tomorrowだけか あんたもメジャーな映画に出なさいよって恋人にケツ叩かれたのかね
公開された彼の主な作品には駄作が殆どないように思います。 確かに「デイ・アフター・トゥモロー」はちょっと…かもしれませんけど。 ■デイ・アフター・トゥモロー(2004) ■ムーンライト・マイル(2002) ■グッド・ガール(2002) ■ドニー・ダーコ(2001) ■ 遠い空の向こうに(1999) 特に「遠い空の向こうに」は僕的には生涯のベスト10に入るぐら大好きな作品です。
ジェィクの恋人って…確かキルステン・ダンストですよね? なんか尻に敷かれてそう>ジェイク
ジェイクって、監督である父親と脚本家である母親の息子なんだよな。 幾つか父親の監督作品にも出たし。 全く後ろ盾の無い環境から出てきた人じゃないって分かって、 ちょっとだけガッカリした。
もちろん両親の的確なアドバイスや助力があったとしても それだけでは、実力勝負のハリウッドでここまでの「出世」は無かった筈。 才能と努力の賜物だと思います。 実姉のマギー(「セクレタリー」)もとても上手い女優ですよね。
>>124 映画の内容を知りたい人には、原作よりも、脚本と原作のカップリング本の方を
薦めるほうがいいと思うが
個人的には悲劇でもあるが因果応報なところもある話だと思う
>>135 いちいちポジティブな意見を押し付けられるのも、
なんかな〜。
それに実力勝負じゃないハリウッドだってあるよ。
ジェイクは上手い俳優さんだと思うけど、
知った事実に「ちょっとだけ」ガッカリしたってだけだよ。
>>137 いままでの書き込みを見るに、ひたすら盲目な儲っぽいから
真面目に取り合わなくてもいいと思うな
でも、脚本まで読んでしまうと 映画を観る楽しみが無くなってしまうかもしれません。 ある程度原作からどんな風に物語が膨らまされているのか といのは お楽しみにしておいた方が良いかも。 もちろん悲劇であり、因果応報でもあり、後悔の物語でもあり… それは読む人、見る人個々の感性やおかれている状況によって感じるところが 変化してくる筈ですね。 その重厚なテーマの複合こそ、この小説が高く評価されている一つの所以だと思います。
>>137 決して押し付けなんかじゃなく
あくまでも僕個人の見方ですので。
結構好きな俳優さんなんで、また色眼鏡≠ナ見てしまってます。
反省。。。
142 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 03:23:14 ID:/Sp2Oqr9
>>123 たとえばフーコーの性の歴史や、同性愛の立場から社会を批判的に
分析するクィア理論など、現代思想の優れた部分で、同性愛をどう捉えるか、
社会が同性愛をどう扱ってきたかは重要なテーマになっている。
例えば日本語のネットでも盛んに参照されてるセジウィックは、まさに
カウボーイに代表されるような英米社会のマッチョ/ホモソーシャル社会が
どのように同性愛嫌悪を育ててきたかを明らかにしている。
同性愛表現の経験については、文学をはじめ、映画も良作が多い。
そもそもアン・リーにもウェディング・バンケットという佳作がある。
ブロークバックを好意的に捉える批評家は、当然↑こうしたものも踏まえて
観ているのではと思った、というか期待した。
ともあれ映画は楽しみ。
143 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 06:15:29 ID:zwG9pKKv
いまやジェイキーは今の米国で最も期待されてる若手男優だよ。 その割に人気が凄いってわけではないとこが微妙なんだが。 一応ポストブラピみたいな見方もされてる。 そして次作品がセブンのデヴィッド・フィンチャー監督作だし・・・ 協会の爺様方たちはよく美人系若手女優には応援する意味でオスカーをあげるのだから、 たまにはジェイキーみたいなホットな若手男優にオスカー取らせて上げて映画界を盛り上げようとしてくれればいいのに。 前哨戦からすると今年もオスカー主演助演共ブサイクとオサーンが取りそうだ。 助演女優はミシェルの可能性もありそう。主演女優はリースに行くだろう。
(多少スレ違いですが…) フィリップ・シーモア・ホフマン(主演男優)、 ポール・ジアマッティ(←表記これで正しいですか?助演男優) ↑こんな予想しているんですけどどうでしょう? 本当は助演は僕の好きなジェイキーにこそ獲って貰いたいんですけどね。
>>143 アメリカでは普通に人気がものすごい俳優だよ
何言ってんだ。
受賞があるとすればジェイクよりヒースの可能性が高いような。
確かに…もしあるとすればヒースでしょうけど… やっぱり実際はかなり厳しそうな。。。 でもノミネートは ヒース…当確。ジェイク…圏内。
>>142 詳しい解説ありがとう。
早速セジウィック読んでみます。
公開までに読んでから映画見たい。
149 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 15:21:44 ID:9WYOuWCY
ノンケの俺にはアン・ハサウェイとミシェル・ウィリアムズが どのくらい脱いでくれているのかがとても気になりますww
150 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 15:47:06 ID:zwG9pKKv
>アメリカでは普通に人気がものすごい俳優だよ >何言ってんだ。 え?人気がトップクラスなのはわかってるよ。あなたの尺度と私の尺度が違うだけ。 私は、ブラピ、ジョニデ、オーランドほどではないという意味で書いた。 注目度や期待度が若手ナンバーワンと目されてる割にはポストブラピって程の熱はないと。
>>150 自分もそう思う。人気は高いが、
まだまだ、彼だけのネームバリューだけで人を呼べるという存在にはなっていない。
そして日本ではそれほどの人気者にはならないと思う。
152 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 17:28:21 ID:/Sp2Oqr9
全体的にどのポイントも小粒な映画なんだな。 飛び抜けた看板俳優がいるわけでもなければ監督も中堅だし、 テーマも問題提議的だがマイナー、人を選ぶ。 それが賞レースで飛ばしてるから、一体何が、と思わせる。 過剰な期待は実際に映画を見るときのジャマになりそうだから、 あまり余計な期待値を上げすぎないよう注意しようw
で、みんな見に行く勇気あるの?
行く気満々だが自分の家の近くの映画館で上映されるか不安。 田舎はこういう時辛い。
勇気とか意味がわからん。 この映画が見たければいけばいいし、見たくなければいかないだけの話しじゃないのか。
そう出来ればいいけど、自分はやっぱり緊張するな。
作品への興味から見に行っても、同性愛映画の場合、小さい劇場だと たまにゲイと間違われる事はあるね。でも何とも思わないなぁ。 昔10人くらいしか入らない映画館でデレク・ジャーマンの映画見た時は 並んでる時とか皆が皆を観察してる雰囲気だったので、いろんな意味で さすがにちょっと緊張したけど、 今回は100人規模だから気の小さい人でも大丈夫じゃないかな。
158 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/14(土) 22:27:58 ID:7oDsHM6P
これ、遠い空の向こうにのギレンホールが 都会に出て6年後ゲイになって帰ってきた話だよね。
159 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/15(日) 01:25:39 ID:d4LLTNse
>>125 ゲイが出てくるドラマは多いが。
でも男の裸は基本的に駄目らしいな。
ニュース板のスレでは既にこの映画はひどい言われよう。
日本公開もうまくいくのか?
160 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/15(日) 02:13:17 ID:6hc4MNkT
>飛び抜けた看板俳優がいるわけでもなければ監督も中堅だし、 日本ではそうかもしれないが、米国では男二人は十分看板スター。 あの年代の俳優ではこれ以上ないだろってくらいの組み合わせと思うんだが。 彼ら以上の看板スターって逆に誰?と聞きたい。
>>160 釣りだと思うから自分もこんな答えを返してみます。
ユアン・マクレガーとヘイデン・クリステンセンでも良かったな〜。
シスの復讐でオビワンとアナキンのゲイセックスが無かったリベンジを
して欲しい。
見た目にもこっちの方がそそるじゃんw
自分の好みで言わせてもらえば ベン・ケツ顎・アフレックとヒュー・ウルヴァリン・ジャックマンがよかったな 典型的カウボーイとして、金髪碧眼をもってきたい気もするが
金髪ならライアン・フィリップスもいい。最近男っぽくなってきたし。
フィリップスってなんだよw
ごめん、フィリップ。
ケツ顎とキティちゃんはいいかもね。 でも俳優以外で活躍しすぎてどっちも落ち目かもだけど。 フィリ屁はセクシーだけど顔がベビーフェイスすぎて、俳優としては底がしれてる気がする。
金髪碧眼とかキモイ カウボーイの典型なの? ジョン・ウェインとかそーだっけ?
ヒースとジェイクで満足だけど、162見てヒューに1票。それもアリかな? ただ、ちょっとゴツすぎるか。 (Ennisは痩せてて貧相なくらいがリアル。Jackにヒューはでかすぎる。) ところで、ヒース・レジャーは若いのにずいぶん実力派なんだな。 オーストラリアはジェフリー・ラッシュやらナオミやら上手い人多いから今後に期待。
169 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/15(日) 11:59:46 ID:Gv7Jfq6T
男前ふたりのチンポが写ってると聞いたんですが本当ですか?
170 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/15(日) 18:00:21 ID:6hc4MNkT
ヒース最近の写真見ると禿てるね。なんで白人男って20代で禿るの? ヒースとか一茶とかレンフロとか・・・ 日本人にはあまりいないよね?
ブラザーズグリムのヒースが好きなんですが この映画見ないほうがいいのかな。
一茶!?
>>168 ヒースレジャーっていっときナオミワッツと付き合ってたね。
毛糸・ブランシェットも濠だっけ。うーmm
>>159 ニュース系の板なんて勢いと気分だけじゃん…
176 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/15(日) 22:19:11 ID:vE3bU81R
原作の邦訳が集英社文庫より2月17日に発売されるそうです。
>>179 文庫の2月新刊情報には出てないんだが
急遽発売ってことか?
>>179 それはブロークバックだけですか?
それとも、短編集9篇合わせての邦訳ですか?
184 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/17(火) 01:05:34 ID:GaxJ/QEc
訳者は同名異人でなければ、ポール・ラッセル『ゲイ文化の主役たち』 (青土社)翻訳者の英文学者か。 映画用のやっつけ翻訳ではないらしいかな、安心。
186 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/17(火) 19:42:04 ID:aHHNYIe6
作品は堅いと思うけど、個人的にはジェイクにグラミー獲らせてあげたい。 いやせめてノミネートだけでも・・・
>>186 ちょwwwジェイクのグラミー賞ってwww
ノミネートすら絶対ありえないだろwww
アカデミーにはノミネートされるといいね
188 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/17(火) 20:08:47 ID:Yy5nCFRA
配給はワイズポリシーか????
原作者を某TVのインタビューで見たけど すげー乳のでかいオバサンだった・・・
190 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/17(火) 21:13:36 ID:aHHNYIe6
>>187 すまそwグラミーはホイットニーでしたねw
>>189 女の人なんだー納得。
ゲイの話書いてるからストレートの男の人だとしたらどういうつもりで書いたんだろーと思って。
ジェイクがんばれ(`・ω・´)
192 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/17(火) 23:52:21 ID:m8vhHDgr
>>190 ストレートのゲイ小説作家は実在するから。
筒井康隆とか?
今年のGG賞のドラマ部門の受賞は 全てセクシュアル・マイノリティを題材にしている作品なんですね。 フェリシティ・ハフマンが主演女優賞を獲った「Transamerica」は性同一性障害で、 男性から性性転換した女性を演じていますし、 カポーティは言うまでもなく、ゲイをカムアウト済みの作家。 ハリウッドでも、セクシャルマイノリティへの視点がいよいよ本格的に変わりつつあるのでしょう。
↑なんか、変な日本語になってしまってますが、 意味はお分かり頂けるかと…。
196 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 02:33:12 ID:0ie3BWuT
最後にリンチされて亡くなってしまうのが悲劇的。 山岳地帯の景色がとてもいいし、それに音楽もいい。 夫婦そろって観に来ている人が多かったなあ 男×男の場面もあれば男×女場面もあったよ R指定だから夜に上映。 イイ映画です。
197 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 02:44:09 ID:ZnHpY4oV
>>194 うん、ただブロークの場合は単にマイノリティについて描いてるというより、
もっと一般的な影響力をもった映画なのではないかと思う。
ゲイを禁為とすることによって性の乱れを抑制してきた今までの歴史を崩しうる危険な映画として捉えられてるんじゃない?
なぜなら米国って日本よりセックスする国だし、同性同士のスキンシップが多い国だから。
つまり一般の人も同性愛行為をしうる危うさを持ってる・・・
だからこそ同性愛を容認することを日本とは比べ物にならないほど恐れているわけで。
>>196 ストーリーに関するネタバレはイクナイ!語りたい気持ちは判るけど。
>>197 なるほど。。。この映画の本質を突いているかもしれません。
アメリカ人(特に保守層)の性に対する価値観そのものに揺さぶりを
かけかねないという意味でも革命的な作品なのですね。
200 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 09:02:11 ID:kHAuEqLZ
ケビン・ベーコンとホアキンだったら、かなり濃い感じだったな… ヒースとジェイクで良かった。
>>197 同性愛をテーマにしたものになると
ピンぼけ発言が多く見られるがその典型に見える。
>同性同士のスキンシップが多い国だから
多いのだが、「男二人の親密な感情=ゲイ」に全部当てはめられてしまう国だからな。
フロドとサムはゲイ!
って腐女子以外も叫んでた…。
>だからこそ同性愛を容認することを日本とは比べ物にならないほど恐れているわけで。
日本は容認する前に存在しないことになったから。
「赤狩り」を「魔女狩り」に置き換えたものにクルーシブルがあるが、
この映画のテーマって結局何なんだろう?
202 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 10:43:45 ID:Dc9LzyxV
やはり信仰との関係じゃないでしょうか?ほとんどの人間が無宗教とおも われる日本じゃ、同性愛に対する拒否反応は弱いと思う。勿論バチカン じゃ認めて無いでしょ。現実には宗教関係者による同性愛事件は少なく ないと思うけど。
>>202 >日本じゃ、同性愛に対する拒否反応は弱いと思う。
ところがNHKの調査だと75%が「同性愛はよくない、認められるべきではない」で、
これは他の先進国より多い数値らしい。
204 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 11:57:52 ID:YOY+5W8X
>>202 教会にも行かず普段宗教のことを忘れているノンケのマッチョ男が
「オカマ?ウヘエッ!」「ロッカールームで俺の裸を観てたんだな!」
と口走るのは、信仰と関係ないと思う。自分の嫌悪を正当化するために、
二言目にはキリスト教を持ち出すだろうが。
上にも出ていたセジウィックによれば、男同士の強固な結びつきが
社会を動かすホモソーシャル社会では、男同士の友情・信頼関係は
「絶対にホモではない」という約束が必要になる。だから近代の男には、
男の密接な関係を男女関係に勝るものとしながら、同時に同性愛を
激しく否定する同性愛嫌悪が深く内面化されている。
誰かがゲイだと分かった途端、反射的に取り乱したり最悪の場合暴力にまで
及ぶホモセクシュアル・パニックは、こういう心理から生まれる。
>>201 映画を観るまで分からんが、最初にこの映画を知った時、
テーマはアメリカに内面化された同性愛嫌悪とホモセクシュアル・
パニックになるのかなと思った。
あるいは、「男らしさの仮面をはぎ取る」といったものか。
>>202 カトリックで司祭になろうとするものの多くに同性愛者がいて、
司祭になることにより同性に対する欲望を捨て去れて解放されると錯覚しているらしい。
「ホモが神父になろうとするな」という発言もあった。
しかし、一切の肉欲を否定するはずの神父なのだから
ホモかそうでないかというのは関係ないはずなんだが。
あと信仰云々を言うが、江戸時代から同性愛はよくないものという考えは
できている。
これは宗教とは関係ないだろう。
>>1 「アイスストーム」も入れてくれ。
自慢になる作品でもないが評論家評価は高いぞ。
もの悲しくて美しい映画。
>>201 フロドとサムはゲイではないよ。
友情を描いている。
確かにサムはフロドを好きだけど
美しいからとか優しいから好きなのであって別段同性愛ってわけではない。
花を好きなサムは美しいものが好きなんだよ。
>>207 アメリカでは「フロドとサムはゲイ!」っていう感想が少なからずあって、
イライジャとアスティンはそれに関しての感想を公に求められまくった。
209 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 13:19:13 ID:kHAuEqLZ
サムは普通に女の子が好きだよ。
>>209 原作では水からの連想で唐突にロージーのことを思い出すサムだが、
映画では最初からロージーへの片思いが示されている。
「サムはホモか?」という発言が出てきそうだったから予防線はったのかという噂がある。
211 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 15:05:09 ID:c1W9SBb9
わたしはゴールドベリ、川の娘です。. 女の人はそういうとフロドの手を取った。 .. . 「美しいおかた、ゴールドベリさま!」. フロドは自分でも 理解できない喜びに心を動かされて、ようやく口を切った ...
サムはわからん。 サムはゲイであるという以前にフロド崇拝者だ。
何だこの流れ。いつの間にLOTRスレになったんだよ。
>>204 セジウィックちゃんと読んでないので質問。
ホモセクシュアルはホモソーシャル社会の延長線上にあるんだよね?
でも、ホモソーシャル社会の男性達は性的関係になる可能性を同性愛嫌悪する
事で抑制してるって事か。
普通に疑問なのだが、皆がその可能性をはらんでるなら、境界線を越えてしまう
人はもっと多いのではないのかと思うんだが(多ければ社会的状況も変わるのではないかと)、
暴力的にその芽を摘み取り続けるから今日のような状況が生まれたって事?
フロドとサムは兵隊の士官とその身の回りの世話を焼く部下の関係に近いと言われている。
実際、兵隊で任務を与えられた士官は、本人が任務を全うし、部下は食事など、
身の回りの世話をする。信頼関係が生まれ、2人だから辛いミッションでも
精神的に助け合って1人より達成しやすいらしい。
ゲイとはまた違った信頼関係かと。
216 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 17:04:12 ID:kHAuEqLZ
同性愛ってそんなに「絶対に許さん!」ってほど悪いかな? まぁ自分の子供だったら躊躇するけど、他人だったらフーンだな…
217 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 17:16:04 ID:6d/cwlTu
>>206 「アイスストーム」凄く好きな作品だ。
自分の中ではこの映画見てこの監督注目するようになったきっかけ。
子役?というか子供役、今考えてみると豪華なキャスト陣だね。
>>214 LOTR スレへ行って ID を見比べてみろ
>>216 >まぁ自分の子供だったら躊躇するけど、他人だったらフーンだな…
自分で言っていることに対して矛盾を感じないんだろうか?
アメリカじゃ自分の子供が同性愛者だと分かると家から追い出してしまう親が
後を絶たない。
アメリカのストリートチルドレンの三分の一が同性愛者だといわれている。
男の同性愛への嫌悪は、男が他人から性欲の対象として見られることへの嫌悪だと思う。 男は他人を性欲の対象として見ることを当然としていながら、 自分が性欲の対象にされることに慣れていない。 同性愛だけでなく、女が男優の肉体的魅力を語る書き込みに対して、 男から非難が出るのも同様の理由だろう。
単純にオカマ掘られるのが運転手としては不快なんじゃ。
人間も犬だと思えば、わかりやすい。
オスはオスの上に乗ろうとするけど、
それって支配欲からくるものじゃーないのかな。
>>221
>>221 それって単純にセクハラじゃん。
そりゃーイヤだろな
アカデミー賞はファッションだから興味のある人はゲイだけだから 普通の男は興味ないって言ってた、芸能人いたね。 よってアカデミー賞ファンとしては、今年は華の年ってことになるらしい。
>同性愛ってそんなに「絶対に許さん!」ってほど悪いかな? なんでそんなに悪いかっていうとね・・・ ようするに、同性愛が他人事である限りは恐れるにたらないんだよ。 そっちの人がそっちの人同士でカマ掘り合って、 自分に危害を加えないんなら誰も恐れないわけ。 息子や娘がそっち側の人になるのは嫌だけど、完全に他人事なら同性愛なんて別にどうでもいい。 そういう人達がいても別にいいんじゃね?差別はよくないことだし、みたいな。 だけど、そっち側がこっち側に迫ってくるとしたら恐怖でしょ。 同性愛嫌悪の人達はそれを一生懸命食い止めようとしてるの。 自分に関係あるものだからこそ嫌悪するの。 せっかく今まで女=欲望の対象として単純な構造を楽しんでたのに、それが曖昧になるのが恐いんだよ。
つまりゲイであることは素晴らしい。 んーというか、そもそも芸能界はゲイが多い。
もう公開されたの? されてないから同性愛板でやればどうかと。 映画と関係ないじゃないか。
228 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 18:35:53 ID:aLP7lgtz
>>220 日本でも同性愛者と理由で勘当されるなんて珍しくない。
ところで東アジアはまともな同性愛の調査がなくて実態がつかめないらしい。
アメリカでも東アジア系の同性愛者の実態は不明なんだとか。
リベラルぶっこいている人でも子供が同性愛者だったら守らないで
矯正しようと努力する人が多いらしいからなんだかなあ。
子供が生まれて心配することの上位に「ホモにならないこと」というのが冗談抜きにある。
また認めることはできても世間にはばれたくないとか。
まあ、それはおいていて「男らしい人間」がゲイに結びつくというのは一番認められないことなんだよね。
日本でカミングアウトしてるのは女性的なゲイのみ。
まあアメリカでも似たようもんか。
台湾人監督のアン・リーすごいな。尊敬する。
>>217 トビー・マグワイアとイライジャ・ウッドは子供じゃないよ。
当時でもトビーは今のジェイクと同じくらいじゃないかな。
231 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 18:57:35 ID:aLP7lgtz
今までアカデミーに絡んだ同性愛映画って登場人物の誰かが死んじゃったり、 エイズやら何やらの差別問題も一緒に取り扱っている。 蜘蛛女のキス、フィラデルフィア、めぐりあう時間たち、など。 ブロークも男らしさに対する欺瞞とゲイ差別を取り扱ったもんで、ハッピーエンドとは言えないラスト。 今までと同じじゃない? そういえば「モーリス」の恋人と結ばれるというラストをもつ映画は当時珍しくて批判が多かったそうだ。 監督の「ウエディング・バンケット」も珍しくハッピーエンドだったね。 しかしこれも同性愛のみならず、移民と家族の問題も取り扱った社会派映画だった。
かりに子供だと思うならなおさら差別するべきじゃないよ。 差別は子供・韓国・同性愛・部落などだからね。 結局のところ弱い者に向かう行為だから。
女性も追加。
つまりゲイは基本的にOK。 ゲイ見るだけでオタオタしてるタコは死ね。っつことだ。
老人も追加。
異性愛も、同性愛も、両性愛という大きな分母の上の偏った嗜好にすぎない という意見を読んだときには感動しました。
>>1 イライジャアンチもするコピペする人だよね。
複数ID使う。
>>221 >女が男優の肉体的魅力を語る書き込みに対して、
>男から非難が出るのも同様の理由だろう。
あるねぇ
腐女子扱いされんのね
240 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 23:18:58 ID:6CrasFfH
>>239 つまり
男性が女性の肉体的な魅力を語ると 「健康的でごく普通のこと」
で
女性が男性の肉体的な魅力を語ると 「腐女子きんも〜☆」
となるわけか。
これって興味深いな。
女はエロ本とか普通読まないし 一般的な話 男にハアハアしてる女は破廉恥でキモイという反応もしょうがない
243 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/18(水) 23:49:55 ID:aLP7lgtz
>>243 全然
人の見てない所ならね
おおっぴらに言ったりやったりする事じゃない>男にハアハア
245 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/19(木) 00:36:56 ID:2ok15/t9
>>215 あくまで自分の理解で、大ざっぱにまとめると、
どんなに密接なホモソーシャルの関係でも、もともとのヘテロがそこから
実際にホモセクシュアルに踏み込むというのは、滅多にないと思う。
前近代には男の絆が性的関係も含む習慣が各地にあり、その場合はヘテロ
でも「男社会」の一員としてたしなむことがあった、というだけのことで。
しかし露骨な同性愛嫌悪もなく、男の友情がほとんど情熱的な恋愛に近い
表現をとることも普通だった。
それが変化し、ホモソーシャルとホモセクシュアルの連続が強烈な
同性愛嫌悪で分断され、男の関係から同性愛的要素が強迫観念的に
排除されだしたのが、近代以降。
英社会では17世紀後半、同性愛をサブカル化していた貴族文化に対する
新興中産階級の反発から、同性愛を堕落・社会的制裁の対象と見なす
ホモフォビアが社会一般に共有されるようになった。
その結果、男の間には「同性愛的」に見られることを恐れ、攻撃する側に
回ろうとする感情が浸透していった。
>ホモフォビアとは、特定の弾圧を少数派に加えることによって、多数派の
>行動を統制するメカニズムである。
その後、中産階級的な家族倫理や同性愛を倒錯とする科学主義などに
よって、今ある同性愛嫌悪が作られていき、近代的社会一般で、男だけで
なく女・同性愛者自身にまで共有されるようになったんだろう。
要するに、ヘテロにとって同性との性的接触が不快なのは当然なわけだが、
それを単に「同性愛と異性愛の相違」と理性的に捉えることができず、
攻撃してしまう心性が近現代を通して培われてきた。
それがなければ、同性愛者がばれるのを恐れて悩んだり、同性愛者の子供を
親が叩き出したりすることも、196がネタバレしたようなpipipipiな悲劇が
起こることもなかったはず。
246 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/19(木) 00:39:26 ID:2ok15/t9
>>215 フロドとサムは深い主従の絆以上のものは映画で表現されていないし、
実際にそうだと思う。「同性愛か」と勘ぐるのは、↑のような男の関係の
同性愛的要素を反射的に監視する欧米的な関心だったのかも。
でもゲイメディアでの「勘繰り」は、とても好意的なものだった。
ヘテロとゲイに違う形で感動を与えたわけで、イライジャとアスティンは
それを誇っていいと思う。
241はピアノレッスンでも見て考え方改めた方が良いと思う。 女は性的に能動的ではいけないと勝手に決めつけられた考え方が未だに横行している。 男も女もおおぴらにハアハアしてる奴はキモい。TPOによる。 それより、映画の話題を… キリスト教団体が今回のGG賞受賞作が同性愛(ブロークバック)、ゲイ(カポーティ)、 性転換(Transamerica)というテーマのものばかりに与えられた事に対して 「非家族化を推進する不道徳な行為だ」とハリウッド外国映画記者協会を批判してるらしい。 キリスト教徒の多い国だからこういう宗教と社会道徳切り離して考えられないんだな。 仏教国の日本で暮らしてみろ。自分もそうだったけど、否が応でも切り離して考えざるをえないぞ。
最近はDown Lowってのも結構問題になってるらしいから、 ヘテロの男性がゲイセックスをすることは滅多に無いとは言い切れないような気も。 あくまでも性的欲求の捌け口としてだろうけど。
>>244 女(or男)にハアハアは、男だっておおっぴらに
言ったりやったりしたら引かれると思うんだが。
リロしてなかった…。>247さんとかぶった…すみません。
>>248 スレ違い承知の上で、少し補足させて下さい。
人間の性的志向はゲイ・ヘテロに綺麗に2分割できるものではなく、
レスの上でもどなたかが言及されていますが、基本的に人は両性愛者なんです。
ただ男・女どちらの方に性的魅力を感じるかの割合によって
便宜的にヘテロ、ホモ或いはバイとかに分類しているだけなのです。
もちろん一人の人であっても絶えず変化していますので
急にゲイに目覚める事だってありますし、逆に
ゲイが女性を愛し結婚する事だって起こり得ます。
個人的なことで恐縮ですが、僕も初体験は女性と でした。
(もちろん行きずりの関係ではなく、恋愛関係の上での行為です)
↑すいません、レス→スレ です。
★★★
指輪スレではフロドの粘着アンチがいて、
ある時から、ずーっとフロドの話をすることができなかったんだよ。
だから、ここで今語りだした人は自作自演してわざと
邪魔をするアンチなんで。
>>1 は、この映画のアンチでもある。
立てて邪魔して自演したいらしい。
>204 >男同士の強固な結びつきが 社会を動かすホモソーシャル社会では、 男同士の友情・信頼関係は 「絶対にホモではない」という約束が必要になる 「武士道とエロス」によると、日本では逆に、男同士の信頼関係を 昇華させるためにホモ関係が結ばれたそうだ。(女同士でもあったらしい) 江戸時代に入ってから薄れていったらしいけど、西洋との差が面白いね。 >205 >しかし、一切の肉欲を否定するはずの神父なのだから ホモかそうでないかというのは関係ないはずなんだが。 あ”−、以前「司祭」を観たときの違和感がこれだ! あの主人公は、上役がメイドとデキているのに刺激されて、 自分の肉欲がダダ漏れしちゃったように見えてならなかった。 こんな奴より性的虐待されてる少女のほうを誰か助けてやれよ! この映画は未見なのだが、俗な話をすると、 絵的にはやはり金髪碧眼×黒目黒髪なのだな、と思った。 これで肌の色まで違ったら・・・と考えてみたけど、 そこまでやるとテーマが広がり過ぎか。 長文スマソ
255 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/19(木) 22:14:32 ID:RXYcOisn
そーいえばモーリスも金髪と黒髪の組み合わせだった!! そうか。そういう美的感覚もあるのか。
どうしてここでフロドとサムの話を持ち出すのか疑問。 今後は指輪スレでどうぞ。 映画のあの程度の関係だけなら、ゴロゴロいるだろう。 レゴラスとギムリ、アラゴルンとボロミアなどさ。
ロマンス映画でいうと男・女で タイタニックは金・金(赤かも) 風とともに去りぬは黒・黒 ローマの休日、ロミオとジュリエットも黒・黒 カサブランカは黒・金? 金・黒って何があったっけか
指輪ならアラゴルンとフロドの関係が好きだな。 去年の秋にもヴィゴ・モーテンセンはイライジャ・ウッドの新作映画 Everything Is Illuminatedの初演に顔を出していたからね。
関係無いスレで指輪の話を持ち出して延々と語り出す指輪ヲタ(指輪アンチなのかも) って、有名なんだってね。 最近知ったよ。
260 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/19(木) 23:28:32 ID:Mi3lpdSB
>>254 > 「武士道とエロス」によると、日本では逆に、男同士の信頼関係を
> 昇華させるためにホモ関係が結ばれたそうだ。(女同士でもあったらしい)
友情の「契りを結ぶ」ってそういう事も含まれていたのかな?
歴史は全然ダメなので適当だけど。
しかし、アンチ指輪&アンチイライジャ(主演俳優)の暴走は凄いな。
最近どこでも見かけるよ。
妄信的なファンを装ったアンチだってバレバレだけど本人は自覚してるのかな?
指輪なんてどうでもいい スレ違い失せろ
>>245 遅レスですが返答ありがとう。215です。
元々ヘテロの人間は簡単に境界を飛び越える訳ではないのですね。
そして、嫌悪感情は近代に培われたものだったのか。
>新興中産階級の反発 というのも興味深い。勉強になりました。
公開後もいろいろ感想語ってほしい。
263 :
258 :2006/01/20(金) 01:04:37 ID:3J3BGJai
調べたらヴィゴ・モーテンセンの映画と近い公開日じゃない?
全米ボックスオフィス1/17付け、(この日だけだけど)1位になっていた。 日本でも溢れるのは目に見えてる。なんとか拡大早くしてほしい!
265 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 06:21:06 ID:s0HVNuSI
>>264 へ?一位になるわけないじゃん・・・と思ったらほんとだw
新作がいきなり下がりすぎw
266 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 08:20:19 ID:X9stzQMu
日本はいつ公開〜?待ちきれない〜!ちゃんとシネコンでやってね!
267 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 08:33:57 ID:0Puv2961
>>264 拡大には至らないと思う。
イロモノ映画の域を(日本では)越えないんじゃない?
アンチ多いな。やっぱり嫉妬?
269 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 09:47:48 ID:s0HVNuSI
アカデミー獲ったら映画会社も、 話題性と異色性と内容の良さに賭けて大型ヒットを狙うか、 他の映画同様に地味に公開してスルーするか、迷うところだと思う。 でも金とリスク犯して大ヒットを狙うほど思い入れはないだろうし・・・期待しないほうがいい。
>>269 内容が内容だもの。
ジョージ・マイケルの「ジョージ・マイケル 素顔の告白」なんて
報道のされ方がひどかったし。
映画も見に行ったけどあんなにテレビでやっていたのにガラガラ。
アカデミー賞のどれかにひっかるとは思うけど、
メゾン・ド・ヒミコぐらいの公開規模だと思う。
>254 遅レスかつ細かいことで恐縮だけど、 Ennis は金髪で黒い瞳、Jack は黒髪で青い瞳だよ。
273 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 14:18:48 ID:5cJ8kd5E
>>272 そりゃーナルニアファンにブロークバックの話を振った方が悪いw
男が《男である》ということを証明するには 社会通念上、以下の事を証明しなければならない。 子供でない 女でない ホモでない 男は常にこの強迫観念にさらされている。
日本の少女の少年愛マンガ好きとかは ホモソーシャルなものに対する無意識の反感? 女性は社会の中で常に性的な存在であり続けなければいけないでしょ 生まれたときから女の子だと、可愛い赤ちゃんか可愛くない赤ちゃんか そこで勝負したくない人でさえ性的評価基準の上に乗せられる セクハラされる人、ブサイクで切り捨てられる人 性的魅力以外でつながるホモソーシャルを、性的魅力で判断されることしか 知らない少女からみたら「ホモ」にしかみえないということも
>>274 芸術家とかフリーの仕事だったらその強迫観念はあまり気にしないでも良さそうだ。
>>275 いや、それじゃ女同士の友情はどうなるw「○○ちゃん大好き!」って普通に抱きついてるぞw
学校の成績とかピアノとか、性的以外の判断基準もあろうて。
いわゆる腐女子のBL好きは、同性愛者なら性的対象に見られずに済むという安心感からじゃないかな。
恋愛話は好きでも、自分が性的対象として見られるのは気色悪い、と。
277 :
254 :2006/01/20(金) 19:07:24 ID:v2OJ6biG
あらやだ!
>>276 276と275の考え方はほぼ同一線上にあるっしょ。
同性愛者なら〜ってのはちょっと違うけど、
自分が性的対象として見られず、性的評価基準に乗せられることも
なく「まったく無関係に」楽しめる恋愛物語としての同性愛物語。
>>279 つまり女性というのは「男性にとって都合の良いお人形」として
生きることを求められ、普通の映画や本の中でもそういった
女性像が好まれる故に息の詰まった状態になり
そこから逃れるために、同性愛の恋愛に逃避するって事ですかね?
第三者であるなら物語の登場人物と自分を比べて疲れる必要も無いから?
自分が性的な対象となることに対するストレス それプラス、性的対象物同士の性的行為に欲情する、という性的嗜好が混ざってると思う。
>>280 いや自分が男だったらこのキャラを攻めたいとか言うし第三者とは限らない。
男の友情は男自身はなんも意識しないものだけど、
女同士の場合ひたすらベタベタする友達関係しかなく、
男の付かず離れず依存せずな関係がどうしても女には理解できない。
そこを腐女子たちは男の友情を理解できる愛情に脳内変換して
男になったつもりで妄想にいそしんでいる気がする。
>>282 > 男の友情は男自身はなんも意識しないものだけど、
> 男の付かず離れず依存せずな関係がどうしても女には理解できない。
男の立場からすると、これこそ幻想だと思います…
確かに女性ほどベッタリはしないかもしれないけど
上下関係というか、ヒエラルキー依存的な強迫観念があります。
自分が他人より弱い存在に見えることをひどく恐れるんです。
だから、他の弱い存在を見つけ仲間と共同でイジメる事で
自分がヒエラルキー上位であることを確認し、グループの連帯感
を強めたりするんです。
特に日本の場合、学校の部活動の延長のメンタリティが
ごく当たり前なんです。
アメリカ南部など真っ青なほどの保守的な空気です。
日本の男性が体裁を異常に気にするのは、こうした環境によって
培われた強迫観念に拠るものでしょうね。
>>283 自己レス
> 自分が他人より弱い存在に見えることをひどく恐れるんです。
自分が所属するヒエラルキーから弾き出される事を恐れるというか
自分が”何に”所属しているかこだわると思います。
自分が正しいと思うことよりも、自分が所属しているグループがどんな
判断を下すかによって自分の考えや意思をを容易に変えてしまう
ある意味ひどく臆病な部分を抱えていると思います。
>>283 お〜い持論との結びつけが無理矢理すぎるよ。
同人腐女子の思考レベルのことを言ってるのにそんな
社会的な人間関係にまで話を進めないでくれよ。
腐女子が屁理屈こねてるスレ
287 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 21:46:52 ID:k/0BJAij
801
>>280 いやー、そこまで深刻なもんじゃなくってもさ、
男女の恋愛物語を読んでると「こんな都合のいい展開ありえないー」
「こんなモテモテヒロイン感情移入できないー」とか
思っちゃうけど、男同士の場合、もともと自分にとっては
ありえない物語だから、遠慮なくその物語のエキスだけを
楽しむことができるってかんじ。
もちろんこれは私個人の考えだし、そこにはあなたの言う
女性である閉塞感からの逃避っていう部分もあるだろうね。
>>285 >社会的な人間関係にまで話を進めないでくれよ。
ホモソーシャルをホモセクシャルに読み替える話だったと思ってた
男はレズに興奮する。 日本のAVは男女ものとレズものに区別されるけど、 米国のポルノでは100%レズってる。 腐女子もその逆バージョン。ホモ行為に欲情する。 だけど純粋にホモに欲情して楽しむタイプの腐女子のほかに、 男性と性的関係を結ぶことに対するトラウマが原因の腐女子も多い。 彼女たちはべつに801にエロを求めているわけではない。 腐女子にはこのように大きくタイプが2種類存在する。
291 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/20(金) 23:59:54 ID:vSyjpVxY
>>231 >今までと同じじゃない?
自分もそう思っていたけれども、こんなガーディアンのレビューを読んだ。
http://film.guardian.co.uk/features/featurepages/0,,1576188,00.html#article_continue 主人公二人が出会った1963年はストーンウォールやゲイ解放運動より
ずっと前。
しかし、二人が再会して関係が再燃する4年後、1968年が、
その前後にカウンターカルチャーの中でのカウボーイ・ゲイムービー
=ウォーホールの「ロンサム・カウボーイ」、「真夜中のカウボーイ」
が登場し、ゲイの性的幻想としてのカウボーイ・イメージが固められた
年だったということを、このレビュアーは強調している。
つまり、カウボーイ像がゲイのオカズ・アイコンとしてやや嘲笑的に
(「真夜中のカウボーイ」→「真夜中のパーティー」)歪められてゆく
中で、ジャックとエニスの悲恋は営まれていたことになる。
これは結構ショックな話で、ブロークバックは同性愛嫌悪的なノンケ
だけじゃなく、ゲイも批判している、ということになるのかもしれない。
カウボーイの性的ファンタジーをあっけらかんと(ゲイのオカズ・
カウボーイイメージは何となく白痴的)楽しんでいた時、
同じゲイとして苦しんでいるカウボーイが現実にいるかもしれない
ということを、想像できたゲイがそんなにいたとは思われない。
その状態は
>>279 の「「まったく無関係に」楽しめる」に近かったんじゃ
ないか。
そう考えると、この映画がバッドエンドなのは、「何をいまさら」じゃなく、
あらためて重いのかもしれない。
真夜中のカーボーイ好きだなあ 腐寄りの少女漫画家にも人気
>>291 カウボーイは絶対にゲイじゃないはずだから、ゲイであり人間である
自分たちとは完全に切り離して、性対象としてのみ見てた、
同じ悩みを抱えて生きているという可能性をオカズにすることで否定した、
という批判が含まれてるのかもってことかな。
カウボーイがどういうふうなアイコンだったのかは知らんけど、
たとえば水着の巨乳みたいなもん? 頭悪そうだけど色気だけはある、みたいな。
>カウボーイは絶対にゲイじゃないはずだから、ゲイであり人間である >自分たちとは完全に切り離して、性対象としてのみ見てた、 スマソ、書いた本人が読んでも分かりにくいわ… たぶん書きたかったのはこんな感じ↓ カウボーイはゲイでは有り得ないと思えばこそ、ゲイ=自分とは無関係だと 切り離すことができ、内面も人間性も持たない性対象としてのみ扱うことができた。
>>293 その当時ってゲイは田舎から脱出して都会に住むということで
ストレートとゲイの住み分けが出来ていた時代なのかな。
>カウボーイは絶対にゲイじゃないはずだから
だから田舎の保守的な価値観の象徴であるカウボーイに対して
勝手に”ありえない”と思われた幻想のみを求めたと。
最近は田舎で生きていくことを望むゲイの若者もいるみたいだよ。
ただ、カミングアウトしたとたん(任意の宗教)教徒の人が
はるばる田舎まで出張してゲイバッシングの活動をはじめて
大変なことになったとか聞いた。
「ゲイは地獄に行く」とかプラカード持参かな?
でもそんな事言ったら違う肌の色の人間を拉致して奴隷として働かせ
未だに差別が残っていることのほうが地獄に落ちるじゃないかと。
ホワイトオンリーなんて言ってる教会に行きながら自分は
地獄に行かないなんて、幸せ思考だよな。
金髪碧眼萌えとか言ってるこのスレで 人種差別についてご高説ですか^^;
>>296 ・単純な好みの選択
A 「苺ジャムは美味しいな〜」
B 「あんずジャムも美味しいよ」
A 「俺はやっぱり苺が一番好きだから遠慮するよ」
B 「俺はあんずが一番だぜ〜」
A&B 「マイウ〜」
・歪んだ差別
A 「苺ジャムは一番優秀だな」
B 「あんずジャムも美味しいよ」
A 「ハァ?(苦笑)あんずジャムなんて恥ずかしくて食えないよ」
B 「俺はあんずが一番だぜ〜」
A 「フ〜ン…(こいつと一緒にいると自分もマイノリティになるから離れよっと)」
苺ジャム→これまでのレスにあった、評価、ジェンダー論、社会論、人種差別 杏ジャム→萌え視点(男女含む) こんな感じ? これまで両方がまざってて良いスレだと思う。
>>277 >>295-296 この世で一番差別されてるのは
黒人で、ユダヤ教徒で、同性愛者で、女
ってなジョークを聞いたことがあるけど(他にも「年寄りで」「貧乏で」とか
ついてたかもしれない)
一つの映画にそこまで要素を詰め込むのは無理だよねw
どこがw
>>298 自分は今のスレの流れちょっと苦手
この映画をネタにして、持論をぶちまけたいとか
ゲイや801の自分語りをしたいとかの人には他でやって欲しい
これだけ評判になったゲイもの映画ってはじめてだから
はしゃぐのはわかるけど、ここが映画作品・人だってのを
忘れてるとしか思えないほど、映画から離れたレスしてる人いるよな
公開されてから、ヒースの演技がすごかったとか
原作のあの部分を、映画で別の場所に移したのはさすが監督とか
シャツの組み合わせ方の違いがうまいとか言ってる時にも
突然ゲイがジェンダーがどうのこうのと言い出しそう
>>301 >>291 のような、この映画を理解するためのキーになるかもしれない
話も読めるから、このスレでふさわしいと思う。
というか、男性同士の恋愛がこの映画の中心なんだから
そういう話題が出るのは当たり前なのでは?
それを除いて作品を語るなんて具の無い調味料だけの食事みたい。
303 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 03:59:17 ID:TQm+o5BC
>>277 エニスのファミリーネームDel Marはスペイン系やね。
Ennisはアイルランドのケルト語の男子名らしい。
スペイン系とアイルランド系が混ざっているということなんだろうか?
ジャックは…Jack TwistなんてただのEnglishの名としかと取りようがないか。
ただ60年代に名前から分かるこうしたご先祖の出自に意味あったのかは知らない。
まあないだろうな。
>>302 その手の話題が出るのは当たり前だとは思うし
映画と関連した形で話をしてる人に文句を付ける気はなくて
興味深い話題だと思っているよ
でも「ゲイ」だけが切り取られて注目されてるのは原作者も監督も不本意だと思う
インタビューで監督や役者が「ゲイの物語ではない」と強調したり
原作者が「それまで自分の書いた物語の中ではじめて、キャラクターが
自分たち自身で動き出した」とか書いてたりするわけだし
「ゲイの物語」というより「EnnisとJackの物語」だと思うんだ
自分はゲイで、原作も読んで、映画はメチャ楽しみなんだけど
だからこそゲイのプロパガンダっぽく扱われるのが我慢できない。
ゲイは特殊な人じゃない、実際自分も初体験は女性だったとか
いまでもあちこちでいろんなゲイ差別がおこなわれているとかが
言いたいだけなら他へ行って欲しいってことだ
まだ日本で公開もされていないのに、内容とか演技とかそれほど語れるわけが無い。 キャストも日本じゃ地味だし。 原作者や監督の意図が〜とか言っても、所詮は映画。 観る側の受け取り方を狭めるべきじゃない。 確かに一部の自分語りはうざいが、今のところ映画の内容から派生した話題だし、 問題無いんじゃないの? 流れを変えたいなら、自分から話題を振るべし。
そんでもって、自分から『自分はゲイで〜』とかいうのもなんだかなぁ…
307 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 10:49:10 ID:Wpxvs2Ae
見てきた。めちゃくちゃ良かった。 アン・リーはアクションよりもラブストーリーの方が上手い。 ハルクなんて撮ってる場合じゃないだろって感じ。 アカデミー賞間違い無しの名作。
308 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 10:53:12 ID:nSMUgtHt
じゃあ流れを変えて みんな ブロークバック・マウンテンは男同士で見にいくことにしよう
>>303 >スペイン系とアイルランド系が混ざっているということなんだろうか?
>ただ60年代に名前から分かるこうしたご先祖の出自に意味あったのかは知らない。
いや、少しは関係あると思うよ。それ聞いて思った。
アメリカで裕福な(立場につける)のは白人のプロテスタント教徒で、
アイルランド系移民は昔から、消防士など、危険な職業にしか就けない事が多かった。
スペイン系も向こうでは人種的に下に見られる事が多い。
Ennisが子供時代から極端に貧しいのは、そういう理由も内包されてると思う。
…しかし小説の初めの方に出てくるEnnisの両親の話には胸が締め付けられた。
全体を通して見ても、薄幸な人生をひたすら耐え忍びながら歩まされたんだなぁ…。
若い頃は甘ったれな所も感じられるJackと対照的だった。
そうか、スペイン系とアイルランド系ってことはカソリックなのかな? プロテスタントとじゃ通う教会も違うもんなあ。 今もどの派の教会に通っているのかとステータスが密接に関係するお国柄だしね。
主人公エニスの薄幸は貧しさや家庭環境の為だけではないと思う。 ネタバレ避けたいから詳しくは書かないけど彼が子供の頃父親から受けた仕打ちは 精神的虐待に近いものがある。その心の傷が彼の前向きに生きようとする力を奪っていた ように自分には思えた。当時は子供に対するそういう扱いが普通だったのかと思うと 暗然とさせられる話だったよ。
見て来た。やっぱりアン・リー最高。 ラブストーリーなんだけど、青春映画とか人間ドラマって感じ。 演出が丁寧でハリウッド映画っぽくなかった。 あと曲もいい!はじめてカントリーもいいなと思った。 ヒース・レジャーって演技上手いね。 馬鹿っぽい役も似合ってていいけど、こういう役もできるなんてすごいなぁ。
313 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 15:36:25 ID:TQm+o5BC
>>307 >>312 裏山シスの復讐〜
この映画がきっかけで、父親三部作のビデオをまた観たりしている。
多面的な人間ドラマがものすごく上手い。ベタベタにならず、
しかも愛情がこもっている。
(この上でエンタメアクションも撮れるんだから才能あるよな〜と思う)
ところでアン・リーの専スレってあった?
スカパーのほっとシネマで紹介してた 面白そうだねこれ
315 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 18:39:20 ID:swRiAggT
「お互いの純愛を守るが故に偽りの結婚をし 道義的に許されない不倫の関係を続けていかなければならなかった話」 としてみるべきだそうだ。
316 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 18:51:12 ID:swRiAggT
>>304 未見なので分からないが、この話は
「相手が男でも好き」なのか「相手が男だから好き」のどっちなの?
後者の場合は共感が得にくそうだな。
特に日本では悪い批評が増えそう。
作者はおそらくゲイの初老のカウボーイに遭遇したところから
構造を得たそうだが。
317 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 20:00:44 ID:PGkqd/E7
>>293 「白痴的」とか書いたのが誤解を招きそうなので凄い勢いで訂正すると、
純粋にカウボーイを愛していて、自分のライフスタイルにしている
ゲイ・カウボーイ、独身カウボーイなんていうアウトドア派ゲイもいる。
(ゲイ・ロデオ大会なんてのも開催されたりする、本物)
性的関心とは関係なく、やはり北米の男の理想像のひとつなんだろうし。
しかしアダルト系には「水着の巨乳」が山のように。
ノンケのバニーガール的な通俗的セックスシンボルというか。
そんな感じです。
>>316 はっきり言うと、「相手が男でも好き」という話だが、「相手が男だから好き」
というテーマも入ってる。
(ただ、男なら誰でもいい訳じゃなかったと劇中で否定されている)
だから普遍的なラブストーリーだと評価されてるんだと思う。
日本で悪い批評が増えそうだとは全く思えないが…。なんで?
それに、アニー・ブルーはゲイの初老のカウボーイに遭遇などしていない。
エッセイの中にあるが、バーで一人座っている痩せた初老のカウボーイが、
若いカウボーイ達を静かに眺めていたのを見て、彼がカントリーに暮らす
ゲイだったとしたら?という話を思いついたと言っている。
彼はゲイだった訳ではなく、一度見たきりで二度と見る事は無かったそうだ。
アニーちゃん・・・腐女子じゃんw
自分の純愛の為に2人の女を不幸にしたのかよ…。 妻が可哀想じゃないか!! ここで感情移入出来なそう。
>319 ごめん、冗談レスに水をさす気はないんだが、誤解のないように言っとく。 その初老のカウボーイを見た数週間後、そこのバーのオーナーが「こないだダーツトーナメント の日に2人のホモが来やがって楽しい夜が台無しにされた…」というような事を言っていたらしい それでワイオミングのホモファビアをテーマとした話が膨らんだと… これは自分の想像だが、アニー・ブルーは女性だけどこの話に萌えてないなと思った。 女性作家で自分の腐萌えに気づかず書いてしまってる人はいるけど、 セックスレスについての描写とか、腐萌えしてたらありえないと思う。 美しさも救いもなく苦い人生を突き放して書いている所が作品としてとてもイイ。
ゲイの夢の純愛なんだね。 偽装結婚された奥さん二人が哀れ。 誰とも結婚しないで純愛を貫く話なら良かった。
>315 >320 >322 映画見たけど、別に隠れ蓑として結婚したわけじゃなくて、 二人とも普通に相手の女性と幸せな家庭を築こうとして結婚したけど やっぱりお互いのことが忘れられなくて無理だった、という話に思えたよ。 たしかに奥さんたちもかわいそうなんだけど、 自分は主人公二人に感情移入して見たし、すごく感動した。
自分は女なんで、男二人に感情移入できない。 騙されてたと判ったら、二人を殺して自分も死んだかもしれない。 この話は創作なんだと判って納得。
>>321 >セックスレスについての描写とか、腐萌えしてたらありえないと思う。
なんでこう思うのかわからない。
腐萌えだっていろいろあるわけで、
全ての腐萌えがセックス描写が有れば満足してるわけでもないと思うんだけど。
まあ、どうでもいいけど、高村薫っぽいのかね?と想像した。
人の話を聞いただけで想像して判断せんと、 せめて原作読むとか、脚本読むとか、 観るまで内容に踏み込んだ話はしないとか。
327 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/21(土) 23:33:09 ID:tRzJ5scg
エニス=入れる方 ジャック=入れられる方 見逃し易いけど、これはすごく重要なポイント。 入れる方は女相手でもバックから入れたりして満足できるが、 入れられる方は女だけじゃ満足できない。 この2人の欲求の違いがすれ違いの原因となっている。
328 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:00:12 ID:02DhDCeC
これ日本でいつ公開されるの?ぐぐっても全然情報出ないお
329 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:00:41 ID:Bj8insQV
そういうことを言っているサイトもあるね。 まだ観ていない人間がゴチャゴチャと理屈に走っているのに、 映画を見た人間がまず問答無用に「よかった!」と言っているのが なにげに対照的。 実際に映画を見て、果たして自分が共感できるかどうか考えれば いいんじゃないかな。 とにかくもう観た人たちがうらやましいね。
330 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:01:01 ID:02DhDCeC
ちなみにここの人らは青い棘はどう思った? 自分は大阪なので公開まだなんだけど。
原作ちょいネタバレすまん。 >325 >全ての腐萌えがセックス描写が有れば満足してるわけでもない もちろんその通りだと思う。腐萌え=エロではない。 なんで作者萌えてないと思ったかというと、 原作ではセックスレスの理由が、「歳入って太ったから興奮しなくなった。」だったから。 しかも怒っていたとはいえヘルレイザーと罵っている。 これ、リアルな上に思いやりないし、性的価値が無いという事をここまでズバッと しかもJackに対しては、萌えてたら書けないだろうと思って。 前の方のレスであったように、腐萌えにはない、現実の性的対象として見られる ストレスがいきなり入り込んでくる事になる。 まぁ、自分の想像ですが。 高村薫こそ自分の腐萌えに気づかず書いてしまってる人かと。作風は全く異なります。
>>331 セックスレスは奥さんに対して?
それともゲイの恋人に対して???
334 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 00:31:06 ID:P5KBD0/P
それは本心なの? それとも一緒に居るのが苦しいからウソをついたの? 結局は若い男とのアナルセックスが良かっただけ?? うーん、腐萌えじゃないね…
>>331 原作読んだんだけど、英語力が足りてないんで該当箇所が見つからんので
教えて欲しい
セックスレスなんて描写、どっかにあった?
hell-raiser は、Ennis が Scrope をののしる場所で見つかったけど
その周辺読んでも、太ったからどうこうってのが見つからん
336 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 01:19:15 ID:jAKw+uG/
いくら良いって言っても、「人生は上々だ」は超えられないよね。
ちょっとだけ原作ネタバレスマソ >331 年を取ったことによる容姿の変化については書いてあるけど、 それで魅力を感じなくなったとかセックスレスとは書いてないような… むしろ、お互いの子供について会話している場面なんかは 直接的な描写じゃないけどセックスをほのめかしてると思ったんだけど、違うかな?
>334 むしろ夢も愛もないリアルゲイに萌える腐女子もいるとオモ。
339 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 09:15:00 ID:fTuFOeBi
イライジャはディープ・インパクトで、さりげなく結婚してますから。 あれに、すごく感動したんですよ。 この映画も普通の恋愛映画だと考えてほしいところ。
340 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 09:47:48 ID:fTuFOeBi
ジュード・ロウのコールド・マウンテンもよろしく。
>>313 アン・リーのスレ探したけどみつからなかった。
父親三部作は名作だよね。
この監督の映画って描写は地に足が着いててリアルだけど
なんか品があるっていうか、うまくいえないけどそんな感じがして好き。
「楽園をください」っていう映画も見てみたいんだけど、見た人いる?
お前ら、この作品はゲイ映画じゃなくてウェスタンなんだということを思い出してくれ。 イーニスのアイデンティティは「ジャックを愛する自分」なんかじゃなくて「カウボーイ である自分」なんだよ。それが妻子にも社会にも受け容れられなくて、唯一話ができる のはジャックなんだ。しかもジャックはトンチキで「二人で牧場やりたい」とか言うし。 そんなことワイオミングでやったら殺されるっちゅうに。 俺は「ストレイト・ストーリー」のような変奏曲ウェスタンだと思って楽しみにしてる。 現代のカウボーイってとこが悲劇なんだよ。
と、原作を読みながら思ったんだ。しかしこの原作、たしかに短いけど読みにくい。 サントラも買ったけど、美しい曲ばかりで素晴らしい。期待が高まる。
それから、日本の同性愛の話するんなら、信長とか言わずに「仁義なき戦い」を出せよ。 あれはリアルに「刑務所でアンコにした者が俺の本当の腹心」って話なんだから。
そういえば日本のヤクザ映画はあっちの人が見たらみんな ホモ映画に見えて斬新って話聞いた事ある。
346 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/22(日) 15:12:05 ID:Bj8insQV
>>342 いいことを言った。
結局、アメリカのカウボーイウェイ・オブ・ライフの話なんだろうね。
カウボーイについて考えるのは「男らしさ」とか「正しさ」について
考えることで、明るいだけの面に対する疑問もあるわけだけれど、
やはり愛や懐かしさがある。
>>291 はイギリスのレビューだからその点に冷淡で、「偶像破壊」的に
片付けているけれど、特に映像と音楽が素晴らしい、というのは、
それで言葉にならない感情を表現しているからだろうかと想像する。
そういう微妙な心のひだの描き方については、アン・リーは絶対に外さない、
という信頼感があるね。
ハァハァ(*´Д`*( 人 )
348 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/23(月) 02:09:54 ID:pTx388JU
>>341 自分も観ていないけれど、南北戦争時代のドイツ系移民兵士の話
だそうですね。(この芸域の広さ・・・)
グリデスよりいいというレビューまであり、DVD観てみたい。
ところで、ゴールデン・グローブでのアン・リーはスピーチも
一番好評のスピーチに選ばれたそうだけれど、どこで読めるか、
知っている人いませんか?
最後を北京語で「祝大家新年快樂」と締めくくったというのは、
見たんだけれど。
349 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/23(月) 02:22:34 ID:ijjMbEYq
カウボーイ=逞しい男の象徴=フォモフォビア=ホモ
見た。 良かった。はらわた引きずり出された。 ここしばらくなかったような傑作。 ただそういうことばでは言い尽くせないなにかがある作品。 感動したとかいう言葉では足りない。 とにかくズット後を引く。公開されたら何回か見に行くと思う
>>350 裏山〜
その感想読んだだけでなんか鳥肌立ってきた。
>まだ観ていない人間がゴチャゴチャと理屈に走っているのに、
>映画を見た人間がまず問答無用に「よかった!」と言っているのが
>なにげに対照的。
まさにこれですね。
見てきた。
>>350 後から後から自分の中で思うことが溢れてくる感じがするよね。
設定やストーリーの奇抜さ(と言うと言い過ぎか)に引きずられないだけの
アン・リーの力量みたいなものを感じた。
>>346 の「微妙な心のひだの描き方」は本当に上手かったよ。
GG賞の監督、何か格好良かった。
彼の作品そのまま、穏やかで細やかな中にも強さを感じた。
最優秀音楽賞と最優秀脚本賞の時にちょっと涙ぐんで喜んでたのが印象的だった。
工作員が動き始めたな
>>350 みたいに、ただただ良かったと大絶賛されてると、
工作員ぽいなあ。
何がいいのかネタバレ無しでも十分書けるだろうに
具体的な良いとこが書かれてないし。
なんか前もって大絶賛されてると、どーも疑いたくなるこの心理…。
357 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/23(月) 21:43:01 ID:oCgnscKF
>>356 だったら疑ってれば?
この映画の予告編はテレビで流せるかなあ。
358 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/23(月) 21:50:07 ID:4kJk3XUg
>>352 早速ありがとう!
しかしファイルタイプが違うのか、そのライブラリーの中でよりによって
GGのビデオだけが自分のPCでは観れない・・・
何とか観れるようこれから研究します。感謝。
>>357 昨日のショウビズカウントダウンで、米公式の予告編に字幕つけたのを流してたよ
I wish I knew how to quit you. の訳が
「お前を嫌いになれたら…」ってのはちょっと違う気がした
そういえばさ、トールキンは生前ディズニーを毛嫌いしてて、絶対にディズニーに指輪の映画化権が渡らないようにと 注意していたそうだけれども、その辺で少し不安を感じる>今回のナルニア映画化。 やっぱディズニーって会社にファンタジーとかあの機微って分からない気がする。 杞憂だといいけど。
誤爆 orz
I wish I knew how to quit you 字幕どうなってましたっけ? あとラストのエニスのセリフ Jack, I swar について 字幕意義ありなんですけど…
>>360 ルイスにもトールキンにも
ブロークバックマウンテンは見せられないよね
凄い勢いでゲイ否定しそう
>>362 日本版の字幕、もう出来上がってるの?
評判のいい人みたいだから期待してるんだけど
365 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 01:10:39 ID:NbjuQxXR
GG賞はイーストウッドから手渡されたそうで。何気にいい話じゃ。
>>356 匿名掲示板だからそういう状態になると生活侵食されるぞ。
ブログとか追えばイイだろう。
(でまあブログって糞邦画も妙に評判良かったりするぬるい空間なんだが
そういう中にしては案外、ボチボチの評価も多い印象を受ける)
367 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 01:19:03 ID:ngE/vA0T
368 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 02:03:38 ID:WUh/rAiQ
ストレ−トの人か、ゲイの人かによって、評価が異なる内容のようなので、 できればその辺だけども、表記していただけると良いんじゃないでしょうか。 もっとも、「ゲイです」と表記する方以外はストレートの方かもしれませんが。
「腐萌え」とか書く人がキモイです。
>>363 否定するのは彼ら自身を否定することになるような。
ルイスとトールキンの関係は重要な部分が伝記でもぼかされているので…。
>>368 「私はゲイですが」なんて感想いらない。
ゲイにとっても、そうでない人にも好ましくない。
ゲイが云々と来ると「ゲイが絶賛するキモイ映画!」とかになるので、やめてほしいんだよね。
>>368 ある物に対する評価や感想がストレートかゲイかで違うはずだという決めつけや
違うんじゃないかと想像する事自体、差別的な視線が含まれてると感じる。
あからさまなゲイバッシングより、こういう無意識の差別が一番質が悪い。
勿論ゲイが“ゲイじゃない奴らは云々”と同じ事考える場合もだ。
>>369 > 否定するのは彼ら自身を否定することになるような。
> ルイスとトールキンの関係は重要な部分が伝記でもぼかされているので…。
あの二人は何か妙な関係だな。まるで相手の妻に嫉妬しているかのような・・・・
ちなみに自分は 360=361なんだけど、なんでidが変わってるんだろう。
PCの電源切ったりしないで、誤爆した1分後に書き込んだのに
>>371 差異と差別を混同してるんじゃないのか? 被害妄想に近いぞ
どう考えたって、ゲイとストレートで感想に違う部分が出るに決まってるじゃん
一番俗な例では、俺はミシェルよりヒースのヌードが楽しみだけどノンケは逆だろ
性嗜好を明記しろとは言わないけど、ストレートの男性にも楽しめる映画に
なってるかどうかは知りたい気がする
特に、ホモソーシャルな社会に生きていてゲイに嫌悪がある人がどう受け取るのか
ゲイや女性よりも逆に受けるインパクトが大きいのかなという気もするんだよな
>>372 ちょうど、ID計算が変わる時間だったんじゃないか?
大抵、夜中の0時ちょっと過ぎみたいだから
>>373 ゲイとストレートで感想が変わるなら、
たぶん男と女でも感想が変わる。既婚か未婚かでも変わるだろうし、
年代でも、他のいろいろな要因でも変わるだろう。
なんでゲイかストレートかだけをことさら取り上げるんだ、ってことじゃないかな。
女・10代・バイセクシャル・未婚 とか、男・60代・ゲイ・既婚とか
書いてったら、それどこの出会い系って感じだが
私はカウボーイなので、カウボーイ的な期待をしています。 カウボーイか非カウボーイかで評価の異なる作品ではないかと。 このスレで発言する人は自分がカウボーイかそうでないかとを記入してください。
>>374 ゲイが大きなテーマになってる映画だから
それで分類するのは不思議ではないと思う
いちいち差別って噛み付くのはどうかと思うんだけど
ミシェルが助演女優として高い評価を得てるみたいだし
偽装結婚を強いられた女性の物語として見ることもできると思うから
既婚女性と未婚女性の感想の差にも興味あったりするんだけど
これも未婚女性に対する差別にあたるからやめるべきなのか
もちろん
>>375 は非カウボーイに対する差別だよなw
>>376 まず
>>371 とは別人だと断っとくけど、差別だからやめろとかじゃなくてさ、
そういうふうに分類してったら切りがないってことだよ。
ゲイの中でも、女と結婚して子供もつくった奴と、女とは絶対やれない、
結婚なんかとんでもないって奴でも違うでしょ。
オープンリーか隠れかでも違う。決まった相手がいる(いた)かいないかでも、
性的に未経験か経験済かでも違う。田舎在住か都会かでも、育った家庭環境が
中流以上だったかそうじゃなかったかでも違う。
ゲイは大きなテーマだけど、それだけじゃないはず。確かに書き手の立場を
明確にして感想を書いてくれると面白いとは思うけど、匿名掲示板で求めることじゃ
ないよな。
>>もちろん
>>375 は非カウボーイに対する差別だよなw
非力ボーイは黙ってな!
>>377 いや、書き込みにプロフィールを強制せよなんて俺も思ってないよ
書きたい人を止める理由も別にないけど
ただ
>>371 みたいに被差別意識をひけらかしすぎで過剰反応するのはどうかと
「俺はストレートだから、こう感じた」とかの書き込みがあるたびに
「それはあなた個人の感想で、ゲイ/ストレートということと関連づけるのは
ゲイへの無意識な差別だ」とかの噛み付きレスされたら、たまらんってだけだ
>>379 >過剰反応するのはどうか
まーね
ただやっぱ、
>>368 にはちょっとどうかと思ったんだよね。
ストレートかゲイかで感想・評価をまずふるいにかけたい、みたいな
意図があるなら、それは差別以前に、書き込む人に対して失礼だ。
>>371 の言うことっていうのはなんつか、
個人の立ち位置に無関係に、普遍的な見方、価値というものが
ありうるのではないかという考え方だよね。
逆なのが、固有の立ち位置を突き詰めて行ったところに普遍はあるって考え方。
まだどっちがほんとなのか自分の中じゃ結論出てないな。
個人的には、心の底でちょっぴりだけれども 腐女子かそうでないかを書いてくれれば、腐女子はスルー出来るのに と思っちゃってる面があるからなぁ 差別とか個人の立ち位置は無関係とかいってる方々は こんな心の狭い腐女子差別っぽいことは考えないんだろうけど 俺はつい思っちゃうから、自分を棚に上げて他人を責めることはできんのだ
ゲイとか腐女子とか書いても良いけどね、自分語りさえしなければ。 だって、今までこのスレで「自分は〜だけど」と書いてた奴は、 漏れなくうざくて痛かったから。
383 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 17:52:10 ID:e/OJBT3a
>>372 あの二人は肉体関係はない(と思う)けど、
相手への思いは同性愛のそれというのはよく言われている事だ。
>>382 自分語りがうざいのか…別にどうでもいいと思うが。
自分の体験と絡めて感想を書く人がいるのも当然。
自分の体験と離れ客観的に分析する人がいるのもまた当然。
問題なのは、「自分の価値観を人に押し付けること」ではないか?
「自分は〜だけど」という書き込みがあるからといって
自分までそれに合わせなくちゃいけない法なんて無いぞ。
そんなことでプレッシャーを感じるなんて
よっぽど自意識が確立できていないとしか思えないが。
若いんだな。
なんだかんだ見に行くのは腐女子が多いんじゃない?
あからさまにバレるから行かないよ。 ヒース好きだからDVDまで待つよ。
387 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 21:22:29 ID:NbjuQxXR
>>352 アン・リーの顔初めて見た。超おっちゃんだなー
「ウェディング・バンケット」と「恋人達の食卓」がメチャクチャ好きだった。
セコくて強気だけど脆いウェイトンも、彼を温かく包む大人なサイモンも、
弱そうで飄々と強いウェイウェイも、みんな好きだった。
チェ料理長の観るだけでゲップの出そーな料理も、ヨダレたまらんかった。
なんたってラン・シャンの親父、最高だった。
とにかく淡々と人間が好きなんだなあ、と思える監督やね。
GG受賞の後、すぐ台湾に凱旋したんやね。その時のコメント。
>"I think we all have a Brokeback Mountain in our hearts. It's like an Eden - it's about romantic love and the illusion of love.
ジェイク好きだから見に行ってみよう(・∀・)
つーか腐女子腐女子って言ってる奴うぜぇ。 女が見に行きづらくなるんだよ。やめろ。 ただの映画好きな奴、シッピング・ニュースで興味持った奴、 女でもいろんな奴が見に行くのわかってんのか? どこ行っても女なら腐女子と決めつける奴いそう。キモい。 (そういう奴に限って浅い知識で映画通ぶるので寒い) それとたまにいるあからさまな腐女子、 映画館で興奮してしゃべんのやめろ。感動が薄らぐ。見てて痛い。 静かに鑑賞するのは大人なら当たり前だろ?騒ぐなら店でも入ってから話せ! 「ウェディング・バンケット」て普通レンタル店に置いてる?見つからん…
390 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/24(火) 23:12:12 ID:e/OJBT3a
「腐萌え」とかキモいこと書いた奴がいるから。 ウェディング・バンケットはビデオレンタルはあった。 今は廃盤じゃないかな?
391 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/25(水) 02:24:17 ID:6WfNY+vi
「いつか晴れた日に」もいい、えま・とんぷそん 「ウェディング・バンケット」はレンタルでよく見かける 三部作第一作の「推手」の方が見つけにくかった リー監督の長編デビュー作で、まだそれほど有名じゃなかったからか でもまたメタメタいいんだ、これが
393 :
腐萌 :2006/01/25(水) 07:07:33 ID:0EvmTpSN
ゲイはこのスレ出入り禁止にしない? そもそも原作者が女なんだから映画も女性向けだって察して欲しいわ。 そこんとこ理解しなさいね!
そういう了見の狭いことを言うやつは カウボーイが射殺してくれる
age+「〜わ」等あからさま女言葉=ネカマ
396 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/25(水) 07:57:56 ID:0EvmTpSN
ゲイは出入り禁止よ! だって実際のゲイは汚い生き物ですもの! 汚い発展場で病気を撒き散らし続ける現実。 でも女が描いた男同士のラブシーンは美しいわ!
やってることは同じなんだけど。
サントラ、インスト系が全然入ってないのな トレイラー後半のオケのやつ楽しみにしてたのに orz インストだけの別アルバムも出して欲しい
近所のシネコンには公開の情報が無い…まさか隣町まで行かなきゃならない…?
401 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/25(水) 14:54:52 ID:Ro9oEFoI
題材の勝利かもな。 ツンデレ女教師みたいなものだ。
自分にとっての「真夜中のカーボーイ」や「バーディ」のように これも一生忘れられない映画になればいいな
404 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/25(水) 19:57:47 ID:6WfNY+vi
恋人たちの食卓を観て、「渡る世間は鬼ばかり」を思い出した そう思うとラン・シャンが藤岡琢也に思えてきて、 映画のシーンを思い出そうとすると全部藤岡琢也で再生される とうとうウェディング・バンケットや推手の記憶まで藤岡琢也に乗っ取られた そんな経験がある奴はいないだろうか カニギョーザ食いたい
>>404 おまいの脳内ではグリデスにも藤岡琢也が出てんのか。
801板に行ってきたが(あっちの方が海外情報とか詳しそうだったから)、 広告にレイザーラモンHGを使うか? という話題があった。同じゲイでもHGとこの映画では天と地ほどの開きがあるよなあ。 内容的に無理だよね。
そのうち女装趣味の木こりの映画もできるだろうな
408 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/26(木) 15:17:13 ID:/0+J8idJ
女装趣味の映画監督の映画ならオスカー取ってるぞ、パ〜フェクッ!
>>406 やっぱりおすぎが「感動ですッ!観てくださいッ!生きていて良かったッ!」
って言うんじゃないか。
個人的には、もろホモソーシャルの世界に生きていそうな(推測でしかないが)、
井筒がなんて言うか気になるが。井筒的に同性愛ってどうなんだ?
>>409 「ヘドウィグ・アングリーインチ」でトンチンカンな発言をしていた。
>407 あーいまらんばーじゃっく あいむおーけー♪
いまごろになってGG賞のアン・リーのスピーチ偶然見つけたので見てみた。 ……めっちゃ感動。 ヒアリング力ないのでようわからんけど、 映画が人の考えを変える力を持ってる…ような事言ってた所で、 少しずつでも確実に人の考え方を変えていってるんだろうなと思ったよ。 涙を浮かべてたのが印象的、というのはこれだったのか。 思えばもの凄い監督達と競っていたんだね。 アン・リー人の良さそうなおっちゃんでますます好感持ったよ。 でもジョージ・クルーニーは悔しそうだった。
ジョジクルの「グッドナイト・グッドラック」も、渾身の一作だったらしいからな。 変に偽善的な「ライヴァルおめでとう!」的な笑顔より、素直でいいんじゃないか。
415 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 08:10:44 ID:BG/23F3C
416 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 13:16:38 ID:9ywrC/uM
>>398 トレイラーの音が必ずしも本編に使われてるとは
限らないんです。
主人公の2人が無名の俳優だったら、誰も注目しないような映画。
トレーラーの音楽って「ショーシャンクの空に」のテーマ曲じゃなかったっけ
>>417 監督が無名だったら
原作者が無名だったら
同性婚問題が注目されてなかったら
なんとでも言えるだろ、んなもん
カウボーイが現役でばりばりやってる時代じゃ この作品はありえねー
>>419 ごめんね。そんなにムキになるとは思わなくてw
外国人の批評でこういうのがあったから書いただけ。
絶賛ばかりよりも、たまにはこういう批評があった方が
観客は興味を持つと思うんだけどね。
>>421 どうせなら全文貼ってくれりゃいいのに。
それじゃ「素晴らしい映画。感動します」と何も変わらないじゃん
423 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 17:46:51 ID:Lg88/YyB
>>415 面白い。一部下手な和訳を
Q. あなたの仕事は多くがゲイ的要素を持っていますが、それは
「ウェディング・バンケット」、そして今度の「ブロークバック・
マウンテン」に最も顕著ですね。この2作品を対比すると?
A. それらは異なる物語です。「ウェディング・バンケット」は家族ドラマ
ーー中国人社会の基本単位である家族の絆を描こうとしたものです。
「ブロークバック・マウンテン」は、私にとってよりゲイ的です。
これはロマンティックなラブストーリーであり、その中心にセクシュア
リティがあります。
私はゲイのラブストーリーから、それ以上のものも抽出しました。
これは社会や我々の内面に対する究極の試練ですーー我々が教えられて
きたものに対する挑戦です。あなたが学ぶのは、常に真実や現実と一致
するわけではない。セクシュアリティは大きな問題です。しかし、他の
問題もありますーーあなたがどれほど人間関係に、社会的義務に、誠意に、
そして自分自身に誠実であることに関わろうとしているか、という問題です。
Q. 映画の2人の主人公、イーニスとジャックを対比させると?
A. 彼らは2人ともゲイですが、ジャックはより自覚的でそれを受け入れている。
ある意味で彼は完全なアメリカの青年ですーー夢想的で、ロマンティックで、
冒険好きで。一方、イーニスは、自分の感情を理解するための言葉を持ち
ません。彼は激しく自己嫌悪的で否定的でーー彼は自分自身の存在すら
拒みます。彼には何か痛烈で、美しく、悲劇的なものがあります。
私にとってイーニスはアメリカの保守的な面を代表しています。映画全体の
中で一番同性愛嫌悪的なのは彼ですーー文化的に、心理的にーー時とともに
彼は自分の感情を受け入れますが、それは遅すぎたのです。
他にも、「ゲイを演じることが主演2人のキャリアに影響すると考え
なかったか?」「観客はアルマに同情するのでは?」等、核心をついた
質問が。
>>423 >「観客はアルマに同情するのでは?」
短編である原作はもとより、脚本よりもアルマの役柄を大きくしたって
言ってたね。それが作品にリアリティとふくらみを持たせるからと
アン・リーの考えや映画観が伺えて、面白く読めた。インタビュアーも
いいんだろうな。
>>418 dクス
早速レンタルしてきましたが、その通りでした!
監督今日本に来てるらしいけどジェイクとヒースは来ないの?
427 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 20:34:59 ID:Lg88/YyB
428 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 20:52:19 ID:YdoiMWiM
429 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/27(金) 21:15:39 ID:ecbPVfkD
>>46 亀だけど君は女だね。
大多数のゲイは恋愛対象は異性だと言いたいの?
結婚するために、(他の理由でも)恋愛感情があると嘘つくのが大半だと思うよ。
?
>>46 の言いたいことは、ヘテロでもゲイでも基本的には変わらないと言いたいのでは。
性的嗜好は違っても、飯食って糞して寝るは一緒だ。
431 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/28(土) 00:27:12 ID:z0aUb/E2
>>427 知らなかった。
別ニュースでは、日本での公開がPG-12になったのを(米ではR-17)
「ワンダフル!!」と喜んだとあった。
映画についてのアニー・プルーへのインタビューで、
「ヘテロ男性がこの映画を観ると思いますか?」という質問に対して。
>彼らはこの映画を観ていますよ。もちろん、観ないなんてことはないです。
>ヘテロの男達は恋をします。別にお互いと、あるいはゲイ男性と恋をする
>必要はありません。……ヘテロの男達はこの映画を観ていますし、平気で
>そうしています。映画を観るのに問題を感じる人間がいるとしたら、
>それは自分自身と自分のセクシュアリティに非常に自信がなくて、身構えて
>しまう人です。通常、そういうのは、まだ物事を理解していない若者です。
>ジャックとエニスはたぶんこの映画を嫌だと思うでしょう。
They are watching this movie. Of course, why wouldn't they watch it?
Straight men fall in love. Not necessarily with each other or with
a gay man. My son-in-law, who prides himself on being a Bud-drinking,
NRA-member redneck, liked the movie so much, he went to it twice.
Straight men are seeing it, and they're not having any problem with
it. The only people who would have problems with it are people who
are very insecure about themselves and their own sexuality and who
would be putting up a defense, and that's usually young men who
haven't figured things out yet. Jack and Ennis would probably have
trouble with this movie.
http://www.advocate.com/news_detail_ektid23486.asp
>415 >423 このインタビューすごいな。いろんな疑問の答えが書いてある。 「二人ともゲイ」って、「ノンケがたまたま男と恋に落ちた」話じゃないのか。 ジャックはともかくイーニスがどっちか気になってたんだが… あと、イーニスはやがては自分の性癖を受け入れた、 でも遅すぎた、と監督自らが語ったのもすごい。 面白かったので他のインタビューも漁ってみた。これ↓が意外だった。 Ledger, who was considered for Jack first, admits that he couldn't make sense of him. "I really didn't know how to play him. Ennis I immediately understood." Like a wise coach, Lee ultimately decided how to make the best use of his players, and after seeing the movie, it's hard to imagine the main roles reversed. 「最初はヒースにジャック役が割り当てられてたけど、 ヒースが自分にはジャックはできないと言ったので、監督が二人の役を入れかえた。」
434 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/28(土) 20:50:56 ID:wsPzYdVx
わぁージェイク可愛い、ありがとー!映画早くみたいよ。
436 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/29(日) 18:42:57 ID:pBnvM9WS
437 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/29(日) 19:21:30 ID:H6yJLmYD
ヒースいいなぁ、大好きな役者なので絶対見たい。
438 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/29(日) 20:14:48 ID:E4h5YONS
>>436 監督が「アジアの方が受け入れられやすい」と言った矢先に残念な話だな。
しかし、これまでブエノスアイレスや覇王別姫の上映はどうだったんだろう?
>>438 ブエノスは当時まだ香港はイギリス領だったから香港はOKで大陸はNGだったはずよ。
覇王別姫は、覚えてないけどOKだったんじゃない?でもあれも香港製ですしね。
レスリーがブエノスのカーワイを批判してたのを覚えてるわ、香港が中国返還されたらこの内容
の映画は撮れなくなることを危惧してあわてて撮ったことをね。
中国は、東宮西宮もNGだし、藍宇もNG。無理よ。覇王は京劇に絡めてぼかしたからいいけど
直接的なのはNGなのよね。
どっちにしてもゲイは病気と今も定義してる中国はだめでしょ。だから無理なのは理解してたわ。
アン・リーは(中国を除く)アジアでは受け入れやすいことぐらい解ってるはずよ。
アン・リーは台湾にこの前帰ってたけど、台湾は藍宇が賞をとったり、受け入れる土壌はあるけど、シンガポール
が難しいかしらね。
タイ、日本(801マンセー)なんかはOKでしょ。他は宗教問題等難しいわね。
「〜わ」という書き込みは控えたほうがいいと思う。 「覇王別姫」は中国での上映はなかったんじゃないだろうか? 中国国内での上映記録が見当たらないのだが。
441 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 11:35:15 ID:V5J/BQpZ
日本でもサムライのゲイ映画出したらセンセーショナルだと思うよ。修道じゃなくて、ガチのホモ侍。
御法度があるじゃないか。 トモロヲはガチじゃなかった?
443 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 12:20:46 ID:V5J/BQpZ
444 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 12:40:06 ID:ZKP2l5Y3
>>439 サンクスです。
確かにムスリムが多い国だと、最初っからダメか。
アン・リーはウェディング・バンケットの時は台湾でも抵抗を
示されたと言っていなかった?
受け入れ土壌ができたのは、彼自身の寄与も大きかったと言えるのかな。
>>442 しかしあれは愛情や心情についての話とはいえないし。
台湾の受け入れ土壌には、
445 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 12:46:51 ID:ZKP2l5Y3
↑ 最後の一行、消し忘れ
>>444 むしろ台湾はホモだらけで有名なんじゃないの?
>>440 なんで?
いろんな口調の人がいていいじゃん
オネエ風でもカウボーイ風でも
アン・リーの映画をずっと見続けて来た漏れが このスレを見ていて初めて気付いた衝撃の事実。 ア ン ・ リ ー っ て 男 だ っ た の か ! !
449 :
つっこみ :2006/01/30(月) 17:10:47 ID:ZKP2l5Y3
>>448 なにいうてんねん!!www
李安だろ!!
初めてきたけど、ものっすごく長文の多いスレでびっくりしました 内容はよう知らんけど、アン・リー監督が好きなので期待しています
451 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/30(月) 23:06:59 ID:zAhBb9wC
452 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/31(火) 04:04:30 ID:yvGYiBwT
>>251 スレタイとは関係ない質問になって悪いけど貴方は両性愛者では?
どうしても気になってすいません。一時的にゲイ寄りに傾いているだけでは?
私のゲイの友人達曰く、後天的なゲイでも過去に女性との経験があったとしても
恋愛感情だけは持つわけがないと。性指向は兎も角、恋愛感情という特別な
気持ちが異性に傾く事自体が『ゲイ』ではあり得ないと。
女性との恋愛経験、女性に恋をした事がある人は今現在ゲイであっても
本来は両性愛者だそうですよ。この先また女性に傾く可能性もあるからだと。
というより、異性とセックスが出来る人はバイセクシャルである証拠だそうです。
レズビアンや男の食われノンケ?と違って、肝心な部分が反応し続けないと
出来ない行為じゃないですか。
>一人の人であっても絶えず変化していますので
変化していく人はゲイでもヘテロでもなく両性愛者以外の何者でもないそうです。
異性愛者の人で同性を好きになった事がある、ゲイで異性を好きになった事がある、
という言い方も不自然なんだと。どうなんでしょう?
453 :
名無シネマ@上映中 :2006/01/31(火) 04:07:46 ID:yvGYiBwT
452 ↑のは欧米人のゲイ達が言っていた事です。 日本人の感覚とは違うんですかね?
>>453 日本人は色んな点で明確な線引きをする事で
ある種の安心感を求める国民性なのではないでしょうか?
線引きというか「カテゴライズ」でしょうか。
だから未知のものでさえ無理やり従来のカテゴリに
当てはめてしまうのかもしれませんね。
「男を好きになるのはゲイしかいない」と聞けば
それ以外の可能性について考えられなくなるというか。
>>454 日本人つーか、ゲイ全般にそういう雰囲気があるような……
と、思ったけど、ゲイに限らず、マイノリティすべてにある傾向かもしれないな
本来は辞書的なもの以上の定義は無い、おおざっぱなカテゴリなのに、
自分は○○だから、と表現する場合において、
○○∈自分、ではなくて○○=自分、と頭の中で定義してるフシがある。
「お前は自分と違う(から仲間じゃない)」みたいな発想になりがち。
で、厳しい条件に当てはまるほど特権意識が強い。
疎外感や、それまでに感じさせられてきた劣等感の裏返しだろうけれど。
>>455 確かに同サロ版のスレを読むとそう感じるな。ゲイは“ゲイであること”が全ての拠り所に
なってるみたいで、セクシュアリティこそがその人間の全てを支え、また限定する、という
事を信じて疑わない。なんつーか、人というのはその存在の根源において常に揺れ動いている
ものだと思うんだが。
この映画って日本ではどのような報道のされかたするんだろうね。 テレビではキャスターのオオボケな批評で満たされるのかなあ…。
話豚切りスマソだけど、この映画、確かに大絶賛されてるわけだけど、実際に 見て「そこまで言われるほどじゃない」と思った人はいないのかな。俺はそう 思った一人なんだけど。確かに美しい映画だし、エニスの心の痛みとか伝わ ってくるんだけどさ、感情の起伏が少ない分(かなり淡々としている)、やっぱり 短編小説の元ネタを二時間以上に引っ張ったために途中やけに進行がノロい 部分が目についた。二人とも、出会って二十年以上の月日が経過するのが、 外見では良くわかるんだけど、特にジェイク・ジレンホールは声がまだ若々し すぎて、後半のクライマックスで妙に気になってしまったし。 批評家からもまるで完璧な映画であるかのような絶賛ぶりだけど、それは どうかなと思っている人、他にもいない?
日本版の公式、ストーリーほとんど説明しちゃってるけど いいのか?
まぁこの手の話ならある程度想像つくから別にいんじゃん?
リピートしたくなるタイプの映画じゃないんだよね。 セクシュアリティがどうのこうのというよりも、夢やぶれたことがある大人なら 共感できるはずだと言った(Ebertだったかな)批評家のコメントには激しく 同意なんだけどさ。
「−ぼくたちは、永遠に離れない」 公式サイトにあった言葉。 より男らしく、よりカウボーイらしくあろうとしている二人に「ぼく」はないと思うんだが…。
>>464 あの字幕とナレーションは、かなりの破壊力だな。内容が著しく誤解されそうだ。
まさか、国内配給元の宣伝方針は腐女子向けなんじゃ………
敵はなっちだけじゃなかったってことだな…
腐女子向けっていうより、(宣伝担当の脳内の)若い女性向けに 作ってみましたって感じを受けるんだが マスターアンドコマンダーのJARO騒ぎを思い出したw 日本の映画宣伝って、どうしてこうもダメかな…
インディペンデントだから正確にはハリウッド映画と言えないのだが どんな勘違い批評が飛び出るんだろう? 「ハリウッドがゲイ映画を作った」とか? 公式サイトは誤植多すぎ。 シェーン・マッデンというゲイのスタッフがいるが 「ロデオ/テクニカル・アドバイザー」って乗馬指導ってこと? 本物のゲイのカウボーイなのかな。
469 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 12:29:35 ID:0dBzr05u
結局のところ、ゲイ映画って悲劇的な終わり方なんだね。 悲劇的=ゲイであると幸せになれない=悪いこと(同性愛行為)してるんだから死んで当然 こういイメージが付きまとう。 この作品も同じ。
>>470 そういう意味ではそういったしがらみをすべて打ち払って
スカダーと二人森の中での新生活に旅立って行った「モーリス」
は珍しいかも。
純粋なドラマでは、モルモン教徒とロスのウェイターの恋愛を描いた
Latter Daysという映画が見事なハッピーエンドだったけど、悲劇で
終わるゲイテーマの映画の方が確かにはるかに多いね。
>>471 悲劇で終わらなかった「モーリス」は公開当時に批判が多かった。
エイズ騒動とぶつかったのも不幸であったが。
「マイ・ビューティフル・ランドレット」なんかも
結局は二人は一緒にい続けるというのもあるが、
「二人が結ばれる」という同性愛映画はやっぱり少ないな。
日本に入ってこないだけだもしれんが。
最近では「メゾン・ド・ヒミコ」って日本映画もあったけど…。
>まさか、国内配給元の宣伝方針は腐女子向けなんじゃ……… >(宣伝担当の脳内の)若い女性向けに 作ってみましたって感じを受けるんだが 最近はやたら女性限定試写会が多い。シャロンのスタンドアップも韓流B型もそうだった。 ブロークは男性限定試写会でHGゲストとかにしたらインパクトは大だと思うが、女客にも来て欲しいだろうからやらないだろうな。
この内容でHGをゲストにしたらしゃれにならない。
字幕が不安でたまらない 武骨な感じで頼むよ
なっちになるかもだぜ
ハッピーエンドなゲイムービーけっこうあるんじゃないか、と 考えてみたけどあんまり思いつかん。 ハッピーエンドか悲劇なのかわからないけど「Alive and Kicking」は好きだな。
478 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 17:51:10 ID:FauxQ/L6
>>470 >悪いこと(同性愛行為)してるんだから死んで当然
という通念があった時代への怒りや悲しみを訴えている映画、だとは
思うんだけれども。原作者や監督の意図は明らかにそうだし。
しかし観客がそう受け取るかは分からんね。「通念」の方を再確認するだけ
かもしれないし。
どんな映画評や感想が出回るか、によってくるんじゃないか。
>>477 「ゲイがゲイであることを肯定する、自分の生き方をつかむ」という
タイプの映画なら結構ある。(モーリスもどっちかというとこれに属するし)
しかし、恋人同士が結ばれる正統ラブストーリーというのは、確かにあまりない。
479 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 18:28:16 ID:17Vx4kHz
「ウェディング・バンケット」がハッピーエンドだ。 でも日本で公開されるメジャー映画には ハッピーエンドがないね。
自分が知らないだけかもしれないけど、映画とは言わず 小説ですらゲイの正統派ラブストーリーって聞いた事ないな ハーレクインロマンスなんて月に40冊とか出てるんだから 単純に人口比から考えれば月に1冊ぐらいゲイロマンス小説が 出版されてもいいような気がするんだけど
こうして二人は結ばれました、めでたしめでたし、などという話は 鼻白むだけでしょう・・・ ハッピーエンドのその先のほうがドラマティックなものなんだし ところで「めぐりあう時間たち」公開&アカデミー受賞時にも、 この映画程度にはレズビアニズムについて話題になりました? 当時マスコミやネットから離れてて世間の反応を知らないので・・・
482 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 18:53:38 ID:FauxQ/L6
十七歳的天空があったか。 ゲイ同士の普通の恋愛がすったもんだ・・・というのは、小説でも映画でも ほぼゲイメディア限定になる。 それ以外では、どうしても異性愛者の間の同性愛者、という視点になりがち。 トーチソング・トリロジーはロマンスとしても傑作だけど、作者のゲイとしての 社会派的メッセージが強すぎるかもしれんし。 ヘテロのゲイの恋愛との接点なんてそのぐらいだから自然だと思うが。
Latter Daysはね…自分は素直にハッピーエンドには感じられなかったんだよね。 まだまだ問題は山積みになったままというか。
484 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 19:00:15 ID:FauxQ/L6
>>481 映画がかなり難解だったしな・・・
レズビアン映画であることは周知だったが、議論にはならなかったと思う。
しかし、カラーパープルもフライドグリーントマトも、
レズビアン映画は「それ」であることがボカされがちな気がする。
近所のシネコンでやってくんないと見れないよぅ… 「モンスター」はやったから期待してるんだけど。
>>481 >こうして二人は結ばれました、めでたしめでたし、などという話は
>鼻白むだけでしょう・・・
コメディならよくある気がするな
逆に正統派ラブストーリー?だと男女間でも悲恋(死別等)が多い気がする。
そういえばブリジットの友達のゲイは気楽な感じだよね コメディではないけど先日見た靴に恋してなんて女性陣は苦悩しているのに 全員ゲイの男性陣はみな結ばれたり其々にハッピーエンド
488 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 23:46:31 ID:uXmXCvFg
ゲイやビアンが脇でいい役をやるのは定番化してるんだよね。 ビアンが悩めるヒロインの理解者とか。
489 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/01(水) 23:59:09 ID:17Vx4kHz
>>486 マイノリティ文学としてゲイ文学は一ジャンルを形成しているそうなのだが
日本には入ってこないんだよなあ。
映画もそう。探すと結構でてくる。
ところで「めぐりあう時間たち」の作者マイケル・カニンガムはゲイだけど、
この人のコリン・ファレル主演で映画化された「この世の果ての家」もハッピーエンドにならない。
ミュージカルの映画化「ジェフリー!」はハッピーエンドだったけど、
恋人はエイズだったしな…。
そんな中、アリーっぽい雰囲気で同性に揺れる気持ちを描いてた 「kissingジェシカ」はちょっと新しい気がした。 でもあれはバイの話か。
491 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 00:14:11 ID:8bLi6piG
>>470 >悪いこと(同性愛行為)してるんだから死んで当然
つかネタバレしてるしw
>>490 でも最後は結局ヘテロの生き方を選んじゃうしね>ジェシカ
人生は上々だは結構ハッピーぽかったような あとレズビアンのならショーミーラブ。大好きな映画です(*´∀`)
不幸なオチっていうと、(見てはいないのだけど)モンスターとか? ちょっと違うかな…
495 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 04:32:36 ID:GoiIDaCi
>>489 ジェフリーはオフの舞台劇だけど、ミュージカルではないのでは。
「ラ・カージュ・オー・フォール」「バードケージ」はハッピーエンドでいいですよね。
一番上にネタバレがいきなりあるもんだからやられた みなきゃよかったorz
>489 80年代半ば〜90年代初めはアメリカのゲイ文学がたくさん紹介されたんだけど 最近は全くといっていいほど翻訳されない 当時翻訳されたゲイ文学でも、ちょっと猟奇的にすぎるものが多かった (ゲイと殺人がセットになってるものが多かった) ごく普通の恋愛を描いているデヴィッド・レーヴィットなどが もっと紹介されてもよかったように思うんだけど まぁ原作で読むしかないか 英語の勉強だと思って
498 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 13:51:43 ID:S+JWC1tG
499 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 16:36:44 ID:DWbTn1Oi
日本語サイトのトレイラー見ると憂鬱になるな
公式ページのBBSに皆で意見を書き込みましょう。
http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/ あらすじの間違いの訂正などの対応から判断するかぎり
皆で意見を言えばワイズポリシーは真剣に受け止めてくれるようです。
BBSにはすでに字幕についていくつかの書き込みがありますが
遠慮がちなものが多く充分に伝わっていないかもしれません。
いまさら字幕を変更するのは難しいかもしれませんが
ワイズポリシーにわれわれの意見を言うのは無駄ではないと思います。
501 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 17:57:33 ID:OmWFv+uA
四国の映画館ではやらないのかよ…@四国民
大阪の梅田で観ようと思ってるけど、 すごく混みそうだ。小さなとこだしな… 観たい人の数>>劇場数 っぽい。
DVD出るのは秋頃かな 待てん
504 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/02(木) 18:39:44 ID:SlkL7TlH
ハッピーエンドってメジャーどころじゃないなあ。 「ハッシュ」は珍しかった。
ワイズポリシーってこれまでの配給した映画からみたら かなりゲイフレンドリーな会社だと思うから あんまり適当なことはしてほしくないなぁ。
>>505 配給権を買った時点じゃここまで話題作になるとは
思ってなかったのかもね。
>>501 ワーナーマイカル宇多津だっけ?あそこでやるんじゃないの?
>>506 今まで、アカデミーの作品、監督を受賞した作品を
この手の小さなところが配給したことってあるのかな
大手配給が今ごろ悔しがってるかも
>>508 ミリオンダラー・ベイビーはムービーアイが配給してた
510 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 00:03:57 ID:HHWcFY6U
>>508 内容が内容だし、日本では拡大公開したところであんまり客は入らんと思うよ。
大手がパスするのも無理ない。
>>494 ゴッド&モンスターの事?
あれはあれでハッピーエンドのような気もするが…。
シャーリーズ・セロンの奴でしょ
513 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 08:49:57 ID:52OVH+AQ
私はロス在住の者です。予告編の「ぼくたちは永遠に離れない」というフレーズ、 私は間違えではないと思います。日本版の予告編も観ましたが、 ほとんどオリジナルと同じ編集ですよね。あの短いカットの中に原文の台詞を 完璧に入れるのは難しいように思います。それに本編を観る前に(まだ確認もしていないのに) 字幕の事をとやかく言うのも、どうなんでしょうか? それにここに書き込みをしている方達の英語力や日本語のレベルも問われますよね。 字幕翻訳されている方以上の英語力や日本語のボキャブラリーをお持ちの方々なのでしょうか。 残念ながら、英訳が酷いと指摘しておきながら、どういう翻訳がいいのかというような前向きな 書き込みが無いのがとても残念です。私もこの作品が大好きで、3回拝見しました。 観る度に細かいディテールに発見があって、些細な台詞にも涙してしまいます。 日本での公開も成功する事を祈っています。
指摘されているのは「ぼく」に代表される口調のことなのだが…。
おすぎが物凄い絶賛してるCMを想像してみた
516 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 09:26:43 ID:J086VbNP
>>513 翻訳の内容ももちろんだが、514が書いてるように、口調が問題。
「ぼく」ってなんだよ、「ぼく」って・・・。
そういうキャラクターじゃないってのは、原作にも書かれてることじゃないか。
いやー、やっぱり「ぼくたちは永遠に離れない」はないでしょう。 「ぼく」も問題だけど、「永遠に離れない」なんて台詞もない。(以下ネタバレ) 予告でもせいぜいジャックが「いつまでもこうやっていられることもできるんだぜ」 って言っている程度。二人はお互いの気持ちを言葉にすることもないし、当然だけ ど「永遠に離れない」などと約束しあうこともない(ジャックはもっと積極的だけどね)。 エニスとジャックの二人にとって、唯一永遠なのはブロークバック・マウンテンで あって、気持ちの上では、ラスト近くでもわかるように、言えなかったこと、出来な かったことを後悔する気持ちばかりだよね? だから「ぼくたちは永遠に離れない」はやっぱり的外れだと思う。せめて「ブローク バックマウンテンは永遠に不滅です」ぐらいじゃないと(これは冗談)
518 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 09:37:53 ID:52OVH+AQ
519 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 10:02:59 ID:J086VbNP
>>517 そうそう、そんなメロドラマチックなもん無い。
「ブロークバックマウンテンは永遠に不滅です」
いいね(笑)
520 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 10:24:01 ID:NaMgE8hH
せめて「俺」にしてくれ
521 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 10:50:59 ID:52OVH+AQ
オレたちは永遠に離れない うほっ
522 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 10:58:15 ID:eRmRX9Qx
俺たちに明日はない・・・
>おすぎが物凄い絶賛してるCMを想像してみた ありそうだけどやめてほしいw
524 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 12:34:11 ID:+fGpf9Sh
おすぎゴリ押しだな…
525 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 13:58:16 ID:/BzAtqUm
試写会のゲストは おすぎ・KABA.ちゃん・カーリー・山崎トオル・成宮 このあたりか?
>>525 日本の試写会はワイドショーでいかに取り上げてもらえるかを前提に芸能人を呼ぶので
そのメンバーだとつらい。
>>513 つーか「ぼく」って誰?
エニスでもない、ジャックでもない
分かったようで分からん、雰囲気だけのフレーズ
書き言葉として「ぼく」はそんなにおかしくないのでは(コピーの内容はともかく)。 上手く言えないけど、逆にコピーが「俺」じゃ安っぽいというか軽い気がする。 会話も「ぼく」で字幕でたらさすがにヤヴァイけど。
529 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 17:34:02 ID:q8dgoxgA
神経質な奴が多いな
「俺」だとウホッ感が強いから「僕」なんじゃね?
ぼくはないだろとは思うけど、かといって俺もおいらも 違う感がするから、キャッチコピーはぼくでいいにしても 字幕で「ぼくはきみのことが好きなんだ」(という台詞があるかどうか知らんが) なんてやられたら嫌だな。カウボーイというからには 俺がお前で、お前が俺で的な世界観だろーに
字幕は松浦美奈さん? この人は結構評判いいみたいだから大丈夫なんじゃなかろうか
533 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 18:43:23 ID:HHWcFY6U
>>530 二人ともゲイだと監督が断言している映画だ。
「ウホッ」そのものだ。
>>500 イライジャの出てるフーリガン映画はいつ公開されるのでしょうか?
春だったような気がするけど>ワイズさーん
楽しみに待ってます。
むさ苦しいのを期待してます。 それにしてもここの住人の英語力平均値の高さに驚いた。
公式の超ネタバレあらすじの最後に台詞があるんだけど イニスが俺、ジャックが僕をつかってるんだよな 本番字幕でも一人称はこれでいくのかな
538 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 20:45:04 ID:J086VbNP
ほんとだ。Jackは「僕」だ。 ボトムだからか?二人ともに言動は荒い感じなはずなのになぁ。 うわ・・・なんか本格的に心配になってきた。
攻め→俺 受け→僕 は常識
お互いに穴掘ってるの? それともどっちかが一方的に掘られてるの?
>>528 もともと安っぽいし。
ぼくたちは、永遠に離れない。
おれたちは、永遠に離れない。
どっちも頭悪そう。
いや、ジャックとエニスが頭いいとは言わんけど、
違うベクトルで頭悪そう。
コピーに一人称がまずいのかな?
543 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/03(金) 23:22:25 ID:J086VbNP
>542 だからそれは人称の問題以前に「永遠に離れない」とか言ってるからだよ…。
ジェイクが受けでヒースが攻めじゃないの?
ホモのカウボーイの切ない物語か 昔はホモ多かったしね
>>544 おめでたすぎ?
――ぼくたちが、決して戻れない場所がある。
トレイラーに出てくる文章を日本公式風にしてみたけど、いまいちw
やはり、一人称で主観的に語ることの破壊力もあると思うんだよね。
映画はどういう語り口なのか知らんけど。
549 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 00:34:18 ID:DNDplwIF
>>545 最初はそうだったけど、
実際、20年の間ずっとそうだったかは分からんよな。
時には入れ替わってたかも。。。リバーシブル。。。
二人には、決して戻れない場所がある。 一人称をやめてみた。
551 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 00:42:09 ID:DNDplwIF
アメリカ版(?)トレイラーに字幕だけつけてりゃ良いような。。。 変なコピーやめてさ。てか、やっぱあのコピーは何度見ても強烈(笑)
552 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 00:49:19 ID:DNDplwIF
>>550 それだったら納得。
繋がりも良いじゃん。そのコピーが出たあとに、『ブロークバック・マウンテン』ってタイトルが出るんだし。
554 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 01:37:42 ID:dTLr1c4a
>>544 ごめん。勘違いしてた。「コピーで」「永遠に離れない」って言ってるってことね。
実際には言ってないもんなあ。
>>550 のコピーはすっきりしてていいね。
腐臭のするレスが混じってるな。 せっかく3つもスレ立ってるんだから、棲み分け徹底してくれよ……
腐女子も認定厨のホモも場違い。 映画のこと語りたい奴は別だが。
558 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 09:06:07 ID:cjjeyYNJ
801以外にもスレあるの?
559 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 10:27:29 ID:HfnjfWcF
ジェイ区がウケでヒースが攻めの構図なら、分け方として、「僕」「俺」としても 別に違和感はない。 ああ、区別してるんだなと思うだけ
560 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 10:38:18 ID:sAja3Hxl
>>559 タチの方がより男らしくウケに男らしさが乏しいという表現のつもりなら、
それが大きな偏見。
こまごまとしたコピーや翻訳の違和感より、そちらの方が問題を感じる。
そんなことじゃなくて、ただの区別だよ。
でも洋画とかの字幕って、そもそも「ぼく」が多くないか? そんなにたくさん見ているわけじゃないから一概に言えないけど。 この映画に限って「ゲイだから区別しよう」とか、そこまで意図はないと思う
ここの連中は細かいことにピリピリしすぎなんだよ
>>415 のインタビューでアン・リーが「映画のジャックは原作と違う」「原作ではもっと男らしい」
と言ってるから、もしかしたらジャックは「僕」でもいいのかもしれない。
Movies and books are different. You have to rely on the genre. The film is not a Western;
it's a romantic love story, although I think Heath did carry somewhat of a Western mood.
We had to provide that classic American romantic love story figure, and Jake fit along those lines,
but with him we deviated from the short story, where Jack was bulkier and stockier and more manly.
565 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 11:19:11 ID:DNDplwIF
日本公式サイトのBBS、記事の削除がすごい・・・ 字幕翻訳、名前表記の指摘、コピーに関することのほとんどが消されてる やっぱ公式BBSに書くには無謀だった?
と言いつつ、「僕」を使うべき積極的な理由も思いつかないな。 なんか、字幕でどっちの台詞か一目でわからせるのが目的で 「俺」と「僕」にしてるとかじゃないだろうな?
アンリー映画だから上品だろな。いつか晴れた日に、なんてジャンル別格の面白さあったし。
ジャスミン・アレン
569 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 12:17:50 ID:fG0AKiXI
>>554 匿名掲示板でそういう情けない書き込みして恥ずかしいって自覚がないんだな
いっそ「アタシ」でいいじゃん
571 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 13:46:53 ID:paefMaeB
昨日ゴールデングローブ授賞式のTV番組でちょっと見たけど すごくきれいな映像でいいねー 映像のみでも、他の映画に比べて魅力を感じたよ
字幕だけど、「モーリス」は公開時にアホな字幕をつけられて ただのゲイ・ハーレクイン扱いされたけど DVD改訂版で字幕を一新して より原作に忠実な文学的な作品になった。 (もう廃盤だけど) しかし映画の評価は公開時に決まるわけだから はじめからまともな字幕をつけておいてほしい。
>>565 公式のビビエスなんてヨイショを書込むためにある物だろ?そこで主張や議論だなんて
愚の骨頂だ。まったくお子ちゃまが多いんだなww
574 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 14:28:54 ID:DNDplwIF
>>573 ストーリーの間違いを指摘したら直してくれたんでね、
ちょっと調子に乗っちゃった(笑)
575 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 14:45:43 ID:6okyDkD4
しかしショーシャンクの曲はよく使われるな
小説じゃないんだから、みんな字幕に期待しすぎ。 字幕なんて大意を読み取るカンペぐらいに考えといた方がいい。 だいたい、なんのために俳優の演技や、監督の演出があるんだ??
>>576 おいおいおい
字幕翻訳者に対して、ものすごく失礼な気がするんだが
小説の翻訳者と違って、カンペ以上のものを作る能力がないって?
ついでに言えば、慎重に言葉を選んで脚本を書いた脚本家にも失礼だよな
台詞には大意を伝える意味しかなくて、演技演出が全てってことか?
アカデミーにノミネートされるほどのシナリオなんだから
出来るだけ丁寧な翻訳をつけて欲しいものだが
言葉の内容の理解をそこまで重視するなら吹き替えを見たほうが良い。 この映画に吹き替えがあるのか知らないけど。 字幕は、早く読めるように意訳されてる部分も多いし、 (>576はそういう意味でカンペという表現をしたのでは?) セリフの細部を理解するために字幕に全て頼るのもおかしい。 >577は「字幕のための翻訳」と「吹き替え用の脚本のための翻訳」を、 一緒くたにしてるようにみえる。
俺はカンペというと、パラグラフを短縮直訳したって感じに思える 逐語訳が可能な吹き替えより、短く意訳しなければならない字幕だからこそ 作品全体を理解して慎重に言葉を選んで欲しいわけだ 字幕版の試写って、まだ行われてないのかな 評判が知りたいんだが
原作読んだ。 えらく短い小説なのに、あっという間には読めない。 密度が凄い。 映画、まじで期待。 しかし、「楽園をください」(なんつー邦題;)といい、 重苦しいカウボーイ映画はアン・リー監督の得意技かね?
>>570 多いよねー、
それなりに普通の口調っぽいのに、ゲイキャラだってだけで
「私」「なのよ」な字幕になってたりすんの。
582 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 18:48:40 ID:sAja3Hxl
>>580 どの作品が、と言い出すと人それぞれだけれども、
父親3部作の複雑できめ細かい人間描写がアン・リーの真髄だと思う。
そのご当人のエスニシティに限定された特殊なテーマに留まらず、
晴れた日や楽園のようなコスチュームプレイの才能を示したけれど、
アン・リー映画のアン・リー映画たるゆえんは一貫して変わっていない。
戦争絵巻の楽園やグリデスのようなアクションも、愛憎や人間の描写が
際立って、どこか柔らかかった。
(個人的にチョウ・ユンファはグリデスが一番格好よかった気がする)
そう考えると今度の作品は、人間劇+コスプレ+同性愛と、リーの得意技
結集という感じか。
583 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 19:01:29 ID:wHKmRfha
2年連続でハッピーエンドじゃない映画がアカデミー賞作品賞受賞か・・・ まだ分からんけど
584 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 19:36:42 ID:cjjeyYNJ
ゲイのルーファス・ウェインライトも曲を出していたのか。
585 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 19:40:44 ID:cjjeyYNJ
ワイズポリシーって社員9人しかいないんだね。 完成脚本がでかて監督決定さた2003年に買い付けたそうだ。 内容が内容だけに大手配給はみんなやめたらしい。
586 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 19:40:57 ID:3tTI/3bS
>>577 おいおい、制限字数の中で翻訳しなければならず、
翻訳というよりコピーに近いと言われている映画の字幕と小説が同じだと?
そりゃ翻訳者も、字数制限なければいくらでもクオリティ追求できるだろうけど、
映画の字幕はそういうわけにはいかない。
577は、字幕なんて見ないで、英語ヒアリングした方がいいよ。
588 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 20:57:47 ID:p+pj2ndR
自分語りのホモが居なくなったと思ったら、今度は字幕厨かよ。 なんでそこまで神経質になるのか正直わかんねー。 そこまでの原作信者なら映画を観るべきじゃない。
自分は神経質とか原作信者というほどではないが DVD化の際に100ヶ所以上の修正が入るようなヘボ字幕だけは勘弁 なっちじゃないから、大丈夫だとはおもうが
590 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 21:41:22 ID:+jkeoric
591 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 22:05:57 ID:e5n1yuBx
原語がわかるなら字幕にそんなにピリピリすることないじゃんw
592 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 22:10:42 ID:VftcKm9t
観て来ちゃった。オーストラリアの小さい郊外にある映画館なので、男一人で来ているのを 知ってる人に見られたらいやだなぁ〜と思いつつ館内潜入。夫婦と思しき中年のカップルや 年寄りの友達連れがほとんど。若いカップルもちらほら。僕の見た限り、ホモはほとんどいませんでした。 ホモ天国のシドニーの郊外なのに。 それはさておき、コレはとてもとても悲しい物語でした。確かに斬新な映画でしたが、 僕個人としては、10点満点のうち7か8でした。 オスカー取っちゃうんでしょうか? ズバリ言うわよ! 「無理です」。 アカデミー賞ではホモ映画やセックスシーンの激しい映画は賞が取れない ことになっているの。 あ〜、でもDVDが出たら絶対に買うわよ。たしかにヒースの英語、字幕なしではかなりつらかったわよ。
593 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 22:13:10 ID:HZTkUbUm
ヒースは無骨な感じだが、ジェイクはかなり ナヨナヨ見えるよな、あの顔だし。 「俺」じゃない、あの感じは「僕」だな。 役者のキャラもあるから原作とは違う雰囲気になっても 仕方ないと思うよ。 自分は原作読んでないが、、、
594 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 22:17:54 ID:xTKfaQMy
そうだよね。監督自体が「もう原作とは違うキャラになってる」って言ってるんだし。
Ennisはどうしても自分には「エニス」に聞こえるんだけど、 何故イニスなんだろう。こっちが正しいの? 公式にこのこと書いてる人いたけど消されてたね。
スレの一気読みしたら、まだ観ていないのに 半分観たような気がしてきちゃったじゃないか。 いかんいかん。早く観たい。
カウボーイを艶かしく撮るのがうまいなあと思った。(セックスシーンじゃなくて普通のシーンで)
598 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 22:40:06 ID:+jkeoric
ジェイクって醸し出す雰囲気が「僕」って感じだから、強い口調で言おうが 「僕」でもぜんぜん違和感なかった
600 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 23:23:35 ID:cjjeyYNJ
>>592 二年前には「ファンタジー映画の受賞は無理!」
と言っていた自称映画通かいました。
後でさんざん笑われていました。
601 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/04(土) 23:57:27 ID:DNDplwIF
>>591 ヒースのセリフは聞き取れる自信無いんだよ・・・。
ヒースだけが聞き取れないなら別に問題ないでしょ
603 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 00:09:24 ID:Fm+UgQno
いや、問題あるだろう(笑)
聞き取れないならグダグダ文句言うなよ
ジェイク・ギレンホールが俺なんて言ったら、それこそびっくりで違和感ありまくり
>>604 聞き取れるなら文句言うなで
聞き取れても文句言うなw
607 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 00:21:22 ID:Y1gtg4bw
126 名前:陽気な名無しさん[] 投稿日:2006/02/04(土) 12:59:11 ID:XbDdzC8h
腐マンコが火消しに必死です。
【客のホモ率】ブロークバック・マウンテン【高そう】
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1136315119/ 127 名前:陽気な名無しさん[] 投稿日:2006/02/04(土) 16:36:04 ID:r9Mrpidj
↑
突っ込まれるまで自分が腐ったレスをしているという自覚もないんでしょうね。
正確な知識と思いこんでそうで、怖いわ。
しかしそのスレも字幕ぐらいしか話題がないのね。
たかが予告の字幕でそんなに煮詰まって、どーしようってのかしら。
「モーリス」が日本ですっかり歪められたというのは同意だけど、
それは字幕だけの問題じゃなかったと思うわ。
128 名前:陽気な名無しさん[] 投稿日:2006/02/04(土) 17:02:32 ID:5rPQyJPZ
映画板のスレって
タイトルセンスないのばかりよね
一覧みてるだけで萎えるから
映画板には行かなくなったわ
↑もマンコ臭いタイトルだわ
僕の何がおかしいんだよ。何もおかしくなかったよ。 僕だの俺だのグチグチいってるやつはほんと女々しいな
俺だの僕だので文句言ってるのはホモだから
610 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 00:37:47 ID:aUPpa+ro
必ず見に行きます。中国で上映禁止にされたこの作品を。
611 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 04:31:41 ID:GgEwueL9
俺はフランスで見たけどゲイ率は凄かった。8割ぐらいじゃね? でもさ、上のレスにもあったけど、この話なら主人公2人をゲイにしなくても、 男と女の不倫で十分通用したでしょ。 むしろ、主人公が人生の悲しさや儚さ、美しさを理解する境地に達するっていう テーマを作り上げるために、ゲイ2人の恋愛にスポットを当てる必要があったというか・・ 俺は、これは日本では当たると思う。ゲイ云々の話ではなく。日本人に評価 される作品だと思うな。 フランスでも滅茶苦茶評価されてる。けど、唯一「カイエ・デュ・シネマ」 が糞ミソに叩いてる、ってのが分かりやすい。カイエにしてみれば、この作品の テーマを語るのに、ゲイ恋愛を無理矢理ストーリーに持ってきた・・ってのが 許せないんだろうね
話題の俳優に嫉妬すな
613 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 07:26:16 ID:ma0356BV
ヒースの英語が分かる分からない、についてですが、 字幕が命になると思いますよ。だって本当に台詞が少ない映画だもん。ヒース、恐ろしい ぐらい話さないんです。で、たまに話しても、あの、口をほとんど開かないで モゴモゴとしゃべるだけなので、ネイティブスピーカーの友達も必死で聞き取らなければならなかったそうです。 全部は分からなかった、って言っていました。 日本語の字幕、誰がつけるんでしょう? もう一度DVDで観たいので名訳を付けて欲しいなぁ。 あ、英語の字幕で観れば済む話か。そのほうがいいな。確かに、ジャックの「俺」になったら ちょっと日本語として座りが悪いな。
614 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 09:01:55 ID:LsLioHhs
俺でも僕でも、どっちでも画面に=役者の演技に合ってれば それでいいと思う。
ホモって性格悪いんだな 俺は、そこまで腐女子を嫌う理由がよく分からん
616 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 09:31:37 ID:9emy4rAx
617 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 09:56:24 ID:XFPvjtTL
>>611 カイエといえば随分前だけどマフマルバフの「カンダハール」をやはり
糞味噌に叩いていた。
センセーショナル(?)な題材を嫌う、パターンなのかな。
しかし、ゲイの恋愛、特に同性愛嫌悪の問題がそこまで必然性のない
テーマだとは思えないのだけれど。
フランスとアメリカの温度差なんだろうか。
ジャポンに翻訳出たら読んでみよう。
618 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 10:02:11 ID:XFPvjtTL
て、とっくに廃刊してるやん>カイエ
619 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 10:07:32 ID:FTNH48Ij
頼むから、戸田奈津子に字幕頼まないでくれろ 俺僕論争よりそっちが心配だ なっちなどと!
620 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 10:25:32 ID:lsSEduYJ
>618
カイエじゃなくサイト・デュ・シネマ・・だけどwまだやってる
ttp://www.cahiersducinema.com/ le Lion d'or de Venise 2005 incite à l'ennui plutôt qu'à
l'excitation. En faisant du western le possible et l'impossible
de la romance, le cinéaste s'est situé au point où l'empêchement
de ses héros converge avec le sien propre.
フランス語を完璧に理解できないけど、「つまらん作品だ」って評価。
621 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 10:55:34 ID:+WGRaGE0
まあ、たぶんフランス映画は今までに こういうテーマを何べんも描いてきてるからだろうな。 アメリカ映画だからセンセーショナルなのかもしれないけど。
大きな劇場でやってほしいけどな。
623 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 13:19:13 ID:d1AQ6Wsa
>>615 801女性の方へ警告
腐談義
萌え語り
腐女子臭い妄想
腐擁護
腐男子宣言など
迷惑行為を繰り返されるようでしたら
即刻退場して頂きますので
ご理解の程をよろしくお願いします。
624 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 14:07:51 ID:c+SF9il8
フランスではゲイの恋愛モノは散々あるからネ。 この点に関しては確かにアングロサクソンは遅れてます。
625 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 14:36:58 ID:ma0356BV
ゲイがテーマの映画といえば、70年代だったでしょうか、「トーチソング・トリロジー」 ってのがありましたね。もしあれが今年発表された作品だったら、かなりの評判になるんじゃないでしょうか? ストーリー的にはこっちのほうが良かったと思います。 それに、今は亡きアン・バンクロフトの演技。映画通の方にとっては彼女のあの映画での 演技は一体どういう評価になっているんですか?
626 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 15:00:48 ID:u2nghWVj
627 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 15:13:17 ID:JST4HlEZ
この映画、いまいちでした。 ちょっと長すぎるよなあ・・・
628 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 15:37:31 ID:XFPvjtTL
>>620 おおありがとう。しかしフランス語読めないしどうにもならん。
>>625 トーチソングは88年。確か。原作の舞台はもっと前だろうけど。
アン・バンクロフトは奇跡の人ぐらいしか知らんけど、
ファイアスティンとガチでやり合う母親役は良かった。
しかし結局都会のゲイの生き様だし、今新しいものじゃない。
ブロークバックは「地方」という問題をえぐった点で一歩進んでんじゃないか
と思う。(同性愛というテーマに限っていえば)
トーチソングトリロジー、大好きな映画だ。 珠玉のセリフがいっぱいある。 ブロークバックマウンテンは なんとなく土俵が違うって感じ。 でも、期待してるけど。
630 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 17:19:09 ID:7A95X+Xu
ジェイクかわいいよジェイク
631 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 17:33:35 ID:D4OE8HT6
やっさっしっいだっけっの♪
ジェイク、ジャーヘッドとはまたえらい違う役だねぃ。
633 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 17:48:34 ID:ma0356BV
すみません、素人で。 「ガチでやり合う」ってどういう意味ですか?喧嘩するってことですか? 激しい場面がありましたね、トーチソングにはたしかに母子のやり合う場面が ありましたけど。
>>633 ガチはガチンコ(一対一で正々堂々と喧嘩すること)だから
喧嘩するってことでいいと思う。
635 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 19:17:43 ID:9emy4rAx
>>624 あるのか?全然聞かないんだが。
国内のみに流通なんだろうか。
カトリックでゲイの立場は弱そうな気もするが、パリ市長はゲイだしな(ホモフォビアに殺されかけたが)…。
移民のイスラム教徒がうるさそう気もする。
(例えばオランダに多くいるイスラム移民は、
ゲイに寛容な政府を批判しはじめていて問題になっている)
636 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 19:29:51 ID:ma0356BV
ありますよ、あります。よく題名思い出せないけど、 ペダル・ルースとかね。
637 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 19:36:08 ID:LXoNj4zv
うるさいだけなら、問題ない 政府にイスラム教徒はいないから。
>635 おフランスはヘテロな恋愛なら不倫、二股、乱交、バッチコーイ!だが、 こと同性愛となるととたんに風当たりが強くなるらしい。 そういえば、ホモセクシャルを真正面から描いた映画って「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」(だっけ?) ぐらいしか思い浮かばない。
639 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 19:59:13 ID:ADSVLrQ9
邦題忘れましたが「ラ・カージュ・オー・フォル」とかも。 コメディでなく、まじめなのもあります、 題名は失念したけど。
640 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 20:07:43 ID:c+SF9il8
フランスは最近ではパトリス・シェローだっけ、ほとんどホモセクシャルが 主役の映画作ってるし、大体昔でいえばコクトーがゲイそのものだし、 なんか思い出せないくらいいっぱいあるけどね。
みんな詳しいな
642 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 20:42:41 ID:9emy4rAx
>>640 「傷ついた男」を思い出した。
エルベ・ギベールの恨み事はうんざりだったな。
>>637 移民の子たちが選挙権を持ち始めているし、
子沢山なので無視できなくなっている。
まあ、フランスは法律で決めたフランス語の名前をつけないといけないから
オランダと違って移民たちの民族アイデンティティをある程度弱くし
同化政策がうまく行っているかもしれんが…。
へぇー フランスって同性愛に寛容なお国柄なんだと思ってた。 フーコーの著作が一般大衆レベルでベストセラーになるぐらいだし。
フランスって日本よりは幾分、カミングアウトもしやすいんじゃないかとは思った。
パリ市長がカミングアウトしてんでしょ? 東京の都知事や区長がゲイだとして、カミングアウトできるかどうか。 下手したら政治家生命絶たれるよね。
646 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 21:11:59 ID:c+SF9il8
寛大だと思うよ。 英米に比べればね。 ゲイでエイズ感染者であることを公言していた人が主役で監督もした映画 「野生の夜に」なんて、ロマーヌ・ボーランジュなんてスターが競演してた しね。
647 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 21:18:16 ID:9emy4rAx
>>645 都知事は「(ホモは)蹴られる存在」と言った人。
そー言えば、石原が都知事になってから、人権指針の欄から同性愛者を除外したな。 昔から、同性愛者を忌み嫌う発言をしてるし。
649 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 21:29:35 ID:c+SF9il8
フランスじゃないけど、同じカトリック文化圏のペドロ・アルモドバルの 「欲望の法則」(無名時代のアントニオ・バンデラスのホモセクシャルぶりが 迫力満点)なんて、20年前の映画だけど、男の三角関係の大メロドラマが全く 当たり前のこととして描かれていたもんねえ。 ああいうの見慣れている人から見れば、何を今更と思うかも。 でも、逆にいえば、そういう今更なもっさりしたところがこの映画の良さ なんじゃないかと、まだ観てないけど、期待してます。
現都知事、怖っ
三島由紀夫のこととかどう思ってんだろ。
>>646 米は基本がピューリタンとマッチョの国だからそりゃそうだろうと思うけど、
英もやっぱ厳しいんだ?
>644>645>646 芸術家やお偉いさんといった特殊な人々は言わずもがな、他人に対しては 「まあ、あれはあれでいいんじゃん?」といったスタンスだが、自分の身の回りレベルになると そのホモフォビアぶりは凄いらしい。 女性に対しての物腰は親切で優しいけど、本音は「黙って俺について来い」な人が多いそうな。 …なんかカウボーイっぽいな、フランス人。
「メルシー人生」って仏映画だった? 偽カミングアウト?の泣き笑いな話だった気がするけど。
地元じゃ上映がないです。名古屋港まで行く事になるのか。
男一人でゲイ映画見に行くときって、周囲の視線が気になるのか知らないが 思いっきりフライデーのグラビアページ広げて女のヌード見てるリーマンが居た。 「オレはホモじゃないんだからな!!」と周囲に必死に主張してるようで見てて笑ったw アカデミー賞受賞作品っていう肩書きが付けば男一人でも見に行きやすくなりそうだね
655 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 22:03:23 ID:MH3F34pE
>>651 最近、欧州議会が「ヨーロッパにおける同性愛嫌悪に関する欧州議会決議」を
出した。
すごく画期的なことなんだけども、まだ同性愛嫌悪が問題になっている、
ということでもある。
「メルシィ人生!」なんか同性愛嫌悪をチャカしたコメディだけど、
それは現実にそういうフォビアがあるってことだし。
映画が沢山ある、ということがイコール「社会の寛容」にはならないかも
しれない。
同性愛者とくにホモフォビアを可視化できる、ってことだけでも
凄いとは思うけど。
656 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/05(日) 22:25:14 ID:9emy4rAx
>>650 三島の同性愛は論説するのもタブーな感じだから分からんね。
イギリスのゲイはロンドンかマンチェスターに集まるらしい。
田舎はつらいらしい。
ドラマ「Queer As Folk」にもホモフォビアが出てきた。
映画「司祭」にもいた。
ドラマ「心理探偵フィッツ」「バーナビー警部」には隠れて生活するゲイが出てた。
イギリスは戦後しばらくまで同性愛は有罪だった国だ。
このスレのタイトルにワロタ
去年の今頃ジェイクのスレで次は同性愛の映画出るってあったけどこのことだね そん時はフーン(・c_・`)ぐらいしか思わなかったけどアカデミー賞に絡む作品とは思わなかったった`・ω・´)
>>655 確かに。
映画で同性愛が描かれていても、
普段の生活で同性愛に寛容とは言えないか・・・
所詮、映画は「向こうの世界」。
現実とリンクしているとはいえ、映画の中の価値観を
現実の生活には期待出来ない・・・か。
アン・リ−監督は「いつか晴れた日に」で年齢差の恋愛などを 美しく細やかに撮っていたのでこれも期待している
661 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 00:04:42 ID:9emy4rAx
>661 多分、ブランドン大佐とマリアンヌのほうかと…
663 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 08:13:15 ID:8eLM60K8
665 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 08:47:00 ID:GzGuDJ1R
携帯からなんで公式みれないけど、 これってゲイのカウボーイがプリンを食べる話?
>>665 プリンを食べるのはナルニア国物語です。
(本当はターキシュ・ディライトだが)
667 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 10:10:18 ID:8eLM60K8
668 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 10:30:01 ID:44CbyOWe
669 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 11:03:16 ID:8eLM60K8
腐女子!馬脚を現したな 同3板はローカルルールで801は完全禁止ですよ なりきりで常駐スレの紹介ですか? その中には、腐女子自ら立てた萌え乞いスレもチラホラ 犯行現場を晒すとはw どこまで頭が悪いんでしょう?
つうかpinkのリンクをはるな。
このスレはホモと腐女子の戦いのスレではありません。 シックス・フィート・アンダーのスレのようになるのは勘弁。
672 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 11:12:37 ID:44CbyOWe
プ馬鹿じゃね 腐女子叩き=同性愛板住民ってことがはっきりした。 腐女子も同性愛者も巣に帰れ キモイから
文芸映画だと思って見にきたのに なんでこんな気持ち悪いスレになってるの?
ゲイが出てくる映画やドラマはホモと腐女子の戦いが起こりやすいから。
677 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 12:17:31 ID:8eLM60K8
結論から申し上げると
「801板は監視されている」と言う事を十分自覚して
他板での軽はずみな言動を慎んで欲しい。
>>667 のリンクを貼った意図は
腐女子の活動拠点を洗い出す目的の「要監視スレ」の一例であり
迷惑行為を省みない腐女子を、他板にも啓蒙していく為です。
>>668 のリンクはどういう目的なのでしょうか?
説明を求めたい。
>腐女子叩き=同性愛板住民
最大の被害者ですから、他板住民よりも反撃の声が大きくなる
のは仕方がないでしょう。
678 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 12:18:43 ID:44CbyOWe
>腐女子叩き=同性愛板住民 最大の被害者ですから、他板住民よりも反撃の声が大きくなる のは仕方がないでしょう。 ホモ乙。 わかったから巣に帰れ。
679 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 12:20:57 ID:8eLM60K8
680 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 12:25:35 ID:44CbyOWe
>>668 のリンクはどういう目的なのでしょうか?
説明を求めたい。
期待通りID:8eLM60K8が
>>669 のようにレス
→腐女子叩き=同性愛板住民ってことがはっきりした。
という目的。
貼ったリンクは、同性愛板に行って適当に拾って貼った。
腐女子がウザければ801板のリンクを貼ってもいいが
今ウザいのは腐女子叩きのホモだし。
681 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 12:33:09 ID:8eLM60K8
>>680 リンクを貼ったという事は
そこへ人を誘導したい訳で
その目的と意図を説明して欲しい。
>貼ったリンクは、同性愛板に行って適当に拾って貼った。
反射的に深い考えも無く貼った。と言う事でしょうか?
NGIDが決定しました。
女は強いな。駄目旦那がホモでもこらえるし、旦那が死んでも気丈に電話応対するし。
映画の話に戻りましょう、いろいろ教えてね。
>>683 未婚だから、単なる想像に過ぎないが
自分の奥さんがレズで、年に1度くらい浮気してたらと考えても
男相手に浮気されるよりましな気がする。
奥さんの死後、相手から電話がかかってくるにしても
女なら対応できるが男なら即切りだな。
女性の場合は、旦那の浮気相手が男と女ではどっちがマシなんだろう。
若い頃の思い出にひたってばかりで現実がおろそかになってしまう子供のような旦那 そんな旦那に振り回されつつも掌の上で転がすような強さを持つ嫁 (片方は離婚しちゃったけど) 原作が女だからかな。
それはお前さんがペニス至上主義の考えだからだよ
結婚相手がホモだったら、 汚らわしい!!の一言で実家帰り→離婚→多額の慰謝請求のコンボ確定
>>685 同じく未婚だけど、相手の性別はちょっと置いといて、
体の浮気と心の浮気があるじゃん。
体(だけ)の浮気なら、まあ、誰にでも間違いはある。情けなくなるけど許す。
心の浮気はきつい。「お前はなんにも知らないくせに」とか言われたらもうだめ。
ただ、ああいう男男した男は個人的に結婚相手として魅力的じゃないので、
男性性、カウボーイ性を共有できる相手との精神的結びつき…プラス、肉体的結びつき
に対する自分の感情はちょっと想像しにくい。
>>688 よく分からんのだが、
同性愛者が結婚する→浮気は全くしない→配偶者に同性愛がばれる→多額の慰謝料による離婚
というのは成立するのか?
「心の浮気」は不貞行為かどうかという議論があるが、
「行列ができる〜」や「アリーマイラブ」では不貞行為には当たらないとあったな。
>>688 よく分からんのだが、
同性愛者が結婚する→浮気は全くしない→配偶者に同性愛がばれる→多額の慰謝料による離婚
というのは成立するのか?
「心の浮気」は不貞行為かどうかという議論があるが、
「行列ができる〜」や「アリーマイラブ」では不貞行為には当たらないとあったな。
>>690-691 なんで
>浮気は全くしない
が入ってくるのかよく分からんのだが。
映画のような設定だったらどうする、って話じゃないの?
>>692 「結婚相手がホモだったら」「体の浮気より心の浮気」とか言っているからじゃないの?
>>693 レスした後の他人のレスにまで絡められても。
>「体の浮気より心の浮気」
なんて書いてもいないし。
なんかとんちんかんだな。
>>693 体の浮気より心の浮気が許しがたい、と言ったのは、慰謝料の人とは
まったくの別人だけど。それに心の浮気は浮気だから、
>>689 を考慮しても
「浮気は全くしない」を入れるのはやはり訳分からないよ。
心の浮気と言っても、映画観て、あの女優が可愛いとか萌えるのは
数に数えないw 職場の同僚にちょっとときめくのも別にいい。線引きは
難しいけど、相手と同じ種類の感情の交流があるかどうか、かなあ。
>>691 「同性愛 離婚」などのキーワードでググると大量に出てきた。
多額の慰謝料はどうだか分からないけど、配偶者の同性愛を理由の
離婚は成立するっぽい。隠して結婚したなら、夫婦間の信頼関係を
大きく損なう原因になるし。
肉体関係のないプラトニックな恋愛は不貞行為には当たらないが、
「婚姻を継続しがたい重大な事由」にはなりうるようだ。
>>695 過去に同性とつきあっていたことが離婚の理由になるのか!
なんか我侭じゃない?
旦那がインポだと離婚原因として認められるし。
>>695 それで検索してみたらホモフォビアのページもいっぱい出てくるんだな…。
>>696 >なんか我侭じゃない?
知らないよそんなのw とりあえず一般的に認められてるって話で。
事前に話してあって、納得の上で結婚したならまったく構わないんじゃない?
700 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 20:53:20 ID:ExLnL0t+
映画なかったっけ? 熟年夫婦の夫が、同性の恋人ができたのをきっかけにいきなり ゲイだと自覚して、離婚して、それぞれ別の人生を歩むの。 決して悪い結末じゃなかった。 トーチソング・トリロジーのエド妻ローレルはバイの夫に理解を 示そうと、夫の元カレカップルを招待したりしてがむばったんだよな。 でも結局破綻。最初はバカだなーと思ったが、あれも気の毒だ。 やっぱ同性愛者は無理に結婚しない方がいい。
結婚してから、相手が男性女性関係なく、旦那が浮気したら、旦那に離婚原因は問われるけど、 過去に男を愛してたから、離婚原因になるということを判事が認めたなら それは、理解不足と単なる偏見だな。 日本なんかじゃまだまだそういう偏見が多い。 マラソン選手の有森選手の旦那さんが大きく取り上げられたりね。
過去に異性との交際経験は離婚原因にならないけど、同性との交際経験があると 離婚原因として法律が下されるのは偏見以外のなにものでもない
別に今は妻を愛していて夫婦生活もちゃんとあり 体も心も浮気も全くしていない、将来する気配もないんだったら問題ないんじゃないの? そうだったら別に妻も離婚しようなんて思わないでしょ。 何が問題?
↑そんなことは話してない
705 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 22:02:55 ID:Yd/T4u8K
なんだ やっぱここゲイの溜まり場なんだ
>>703 離婚ってね、一方が「離婚したい」って思っただけじゃ離婚できないの。
相手が離婚に反対していたら、離婚できない。
でも、十分な理由があれば、相手の意志に反して裁判所が離婚させてくれる。
たとえば相手が浮気して家に帰ってこない。とか。
上の流れでは
あたしの旦那、あたしの前につきあってた男がいたのね。分れるわ で離婚できる。
あたしの旦那、あたしの前につきあってた女がいたのね。分れるわ では離婚できない。
ってこと。でいいかな?
>>704 それ言ったら、
>>690 の時点で「そんなことは話してない」のに
なんでここまで続くのか。
過去の恋人について話さなかったことに夫婦関係を続けるのが不可能なほどの
モラルの違いを感じる人もいるだろうし、
誉められたことじゃないけど、同性愛に強烈な嫌悪感を抱く人もいるだろうし。
そういえば昔は、妻が処女だと思ってたのに違ったから離婚したって人も
いたみたいだ(今もいるんだろうか?)
>>706 うん?
695の
>肉体関係のないプラトニックな恋愛は不貞行為には当たらないが、
>「婚姻を継続しがたい重大な事由」にはなりうるようだ。
からだよね、話は。
肉体関係のないプラトニックな恋愛も浮気だから
婚姻を継続しがたい重大な理由になる
ってことでしょ?
全く浮気してなかったら別に離婚する必要ないでしょ。
どこで話が捻じ曲がってるの?
あと、同性愛ってことを隠して結婚したのなら そりゃショックだから「婚姻を継続しがたい重大な事由」になるよ。 話して納得してもらってから結婚すれば問題なし。
>>708 どー見てもおまえが話を捻じ曲げてるようにしか見えないが。
夫の稼ぎが悪いから、離婚して別の男に乗り換えたいとかが妻の本音でも 男に同性愛経験があれば離婚+慰謝料ってことになるのか? 犯罪歴とかと似た扱いなのかな?
712 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 22:37:33 ID:ExLnL0t+
だー、おまいらまとめて結婚板かどっか行け
>>708 旦那がゲイだと知っても、離婚したくなかったら離婚しなくてもいいんだよ。
上で問題と言ってるのは、旦那がゲイだと知った後、それを理由に離婚したいと思ったとき。
その場合、例え結婚してから浮気して無くても、離婚理由になりますってこと。
>>711 同性愛でなくても、美人局商売、「離婚させ屋」もあるみたいだね。
別れたい妻が旦那に女をくっつけるっていう。
っていう美人局商売の映画があったような シガニーウィーバーとジェニファーラブヒューイッとが親子で、男を引っ掛けては慰謝料をとるっていう…
>>711 嘘をついた、言わなかった、のはやっぱり重いよ。
配偶者はなぜ自分と結婚したのだろうと疑心暗鬼になっても
おかしくない。
今のところ結婚は異性愛者の男女のものだけど、
いつか日本でも同性結婚が認められたら、
プラトニックなまま同性愛者だと思って結婚した相手が
実は異性愛者だった、っていうのも、離婚の正当な理由になりそうな気がするw
家長制度を重んじる日本が同性婚なんて夢のまた夢だろう
>>715 でも到底言えるものではないし、でも結婚するのは当然な空気だっただろうから、
映画のようなことが起きたわけで。
4年ぶりとはいえキスくらいは奥さんに見つからずにせえよとは思うけど。
>>715 結婚する時には、過去の性経験はすべて打ち明けるものなのか
未婚だからよくわからんが、結婚てのはそこまでするもんなんだな…
それとも男性との性経験だけは特別扱い?
同性愛であること自体、「だったらなんで異性と結婚するの?」と思う。
別に自分の友人知人が同性愛者でも問題ないが、夫であれば全く別。
「性の不一致」の問題。
セックスレスや異常性欲だって離婚理由になるんだから。
過去の経験だって同じでは?
気にならない人は気にならないでしょう。
でもそれだけで嫌な人もいる。生理的嫌悪感を催してしまったのなら仕方がない。
別に差別でもなんでもないと思う。
ところで男性は
>>685 のように考えるのかな。
私は嫌だ。女と浮気してくれた方がまし。
720 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/06(月) 23:44:09 ID:THek5b0f
>>718 現在は同性と性行為をしていなくても、夫が女も愛せるバイセクシャルであったとしても
過去の男との性行為を許せないとする妻の主張で離婚できるらしい。
(逆の場合は不明)
しかも慰謝料までとられるんだとか。
>>717 結婚前は結婚の障害になると思って言えなかったことが、
結婚後にバレました。でも、それを離婚の理由にするなんてひどい、
とか言う奴いたら、どーよ。(言えなかったことの中身がどんな意味を持つかは
話し合いの余地があるとしても、)なんか、甘くない?
知られても構わないと思っていて、それだけの信頼関係ができているなら
さっさと言ってしまえばいいことだし、
わざわざ言うほどのことじゃないと軽く考えてたけど、知ってしまった配偶者は
そう受け取らなかったなら、夫婦としてかなり価値観の相違があることになる。
あ、私なら即離婚する!過去をすべて曝け出さないなんて最低!汚らわしい!
とかいいたいわけじゃないからね。
>>718 上でも書いたけど、両者に見解の相違がある場合。
隠しごとの有無やその内容について、配偶者がまったく気にしない、あるいは
離婚に至るほど重大なことと捉えないなら、問題ないわけで。
婚約者に「実は同性の恋人がいたんだ。だけどもう別れたよ」と
社会的・物理的生命や関係の危機を感じずに告白できる環境とか、
そもそも同性の恋人と別れずに済む環境なら幸せだろうけど、それじゃ
違う映画になりますね。
なんでこのスレ
>>696 みたいな意見が多いかっていうと
偽装結婚したいと思ってるゲイが多いからでしょ。
過去に男と付き合ってたって理由で離婚、何が悪い?
自分のセクシャリティ偽って(隠して)結婚するって
詐欺以外の何ものでもないっつの
ゲイかバイだと分かってたら、誰も最初から結婚しないからな。
結婚前は料理が上手そうに取り繕ってた女と結婚してみたら 料理がド下手だったんで、離婚してなおかつ慰謝料もらえるはずって理屈だよね 実際にそういうのってあり? バイで過去に男性との経験があるが、現在の性行為はうまくいってる夫より 現在の食事に困る分、虚偽の度合いが高いような気がするんだが
724 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:04:22 ID:X7vqAa2z
>>721 でも今は妻を一番愛しているとしても
離婚されてしまうって変な感じ。
生活習慣があまりにも違うから離婚したいというのは
認められないのにね。
料理と性癖を同レベルで語る馬鹿↑
726 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:07:27 ID:X7vqAa2z
>>723 確かそれは認められない。
努力すればどうにかなるから、らしい。
728 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:12:37 ID:X7vqAa2z
夫が一番愛した女性とけっこんできなかったから 自分と結婚したことを知った妻が離婚の申し立てをしても離婚できないんだよな。 夫が妻を愛していないとしても。
性癖の不一致は重大なことだってことを理解してないような人なら
そりゃ離婚になるだろうね・・・
>>721 で言われてるように、
信頼関係がない、価値観の相違に気付いていないのだから。
731 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:24:16 ID:X7vqAa2z
>>731 いい奥さん見つかるといいね。見つけたら、泣かせちゃだめだよ。
「きらきらひかる」って偽装結婚の話だったな。 あれ観て思ったけど、当人が納得して結婚しても、 家族のこと考えたら後々面倒なことになるんだなぁ。 かなりの見返りが無い限り全く報われないって感じ。
734 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:33:43 ID:X7vqAa2z
結婚話が出尽くしたかな。 今の流れを読むと、 映画で二人がそれぞれ女と結婚するというところに 日本でも否定的に批評がたくさん出るのかなあ。 日本では悪評ばかりになりそう。
女と結婚するってとこに批判が集まるのは 日本だけじゃないでしょー だいたい過去の相手(男だろうが女だろうが) と結婚後も関係もつって終わってるよね。 誰がどう見たって、主人公二人は周囲を不幸にしてる。 非難するなっていっても無理。 ただその点を差し引いても、二人の関係が崇高で純粋で あるということを観客に印象づけられるかが肝なんだよ。 それが成功したから、あれだけ評価されてんでしょ
アニー・プルーもアン・リーも奥さんや両親をきっちり描いているみたいだし、 単に男の絆の美しさを甘ったるく描いたものなんかドラマになりゃしないじゃん。
>>736 原作では、奥さんや両親はほとんど出てこない
映画では、妻二人はこの不貞していた夫二人を 許すの?それとも憎むの?
739 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 00:56:08 ID:o0mIaonK
740 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 01:44:32 ID:NVymeQtB
>>738 ヒースは奥さんと離婚するから、許してないと思う。
457 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/07(火) 00:53:37 ID:99JIkw+1 本スレ指輪ヲタ☆戦争とヲタがうざいから読むのやめたな こっちはキャストに文句つける人いないから良い
>>723 法律的にではなく、個人の意見だけど、
その男が妻を愛してるなら、過去の同姓との性交渉は離婚の原因にはならないと思う。
もし偽装で愛していないで結婚するなら、過去の同姓との性交渉は原因になるでしょう。
妻の立場に立ってみなよ。
嘘を付く動機だって、料理上手(←その男と結婚したい)と異性愛者(←偽装結婚したい)
では全然違う。
多分、女だって、愛情ではなく、男の経済力に惹かれて、家庭的な女を偽装して結婚するのは、
ゲイの男がヘテロの女と偽装結婚するのは同じじゃないか?って思ってるんじゃないの?
まあ「愛している相手と結婚する」なんて、近代の幻想だからね。
結局、結婚なんて社会を維持するための制度でしかない。
そもそも一度同性を愛した経験があるからといって、異性を愛せない という誤解や偏見がはびこってるんだよ。 同性以外は愛せない人もいるけど、そうじゃない人もいる。 それの例が有森選手の旦那。 興味本位のマスコミに偽装結婚やらなんやらと書き立てられて可哀相だった。
なんで偽装結婚をしなくちゃいけない人が出てくるかってことは、社会から親、周囲からその人にプレッシャーが あるからなんだろうな。 そんなものがなければ、偽装結婚なんかしないだろう。 ヘテロの女性、男性にも少なからず言えることだけどさ。
なんだかスレの流れが映画と関係なくなっていくな。 エニスとジャックは自分達が異性を愛せないから といってお互い愛し合った訳ではないだろ。 それに、最初の別れの後は異性と愛し合えると信じてたんじゃない? で、結果それは思い込みで間違いだった訳だ。 だからこそ悲しくて、観客視点ならば同情できる、ハズ?
同情できないね。 再会して関係するなら、その時離婚しろ。 まだ再出発できる年齢の内に。
>>745 同情させたいのかな?
こんな気の毒な人たちがいたんですよー、みたいな?
違うと思うなぁ。
ホモだとばれたら撃ち殺されるかリンチ刑だろ、あの土地だと。
嫁の描かれ方次第で、観た後の感想が変わると思う。 同性愛を認めない社会的プレッシャーが、 「ロミオとジュリエット」における家同士の争いに相当するんだろうけど、 その犠牲になった同性愛者の犠牲に嫁がなってるとしたら、 監督の言う「ラヴ・ストーリー」としては楽しめない。
「卒業」で結婚式当日に花嫁をさらわれた新郎の気持ちを考えると ラブストーリーとしては楽しめない?
描かれ方の問題だね
主人公の二人が都会に駆け落ちする話なら 祝福します。
ラスト、たしかヒース嫁にジェイクを殺されるんだよね?
そうそう。 その報復にジェイク親がヒースを殺すらしい。
755 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 03:26:56 ID:o0mIaonK
>>752 あなたはとにかく映画を観て、辣腕の監督と優れた俳優が作ったドラマを
実際に見てから判断するといいよ。
全然共感できなかった、受けつけなかったというのなら、それでいいし。
自分も正直、結婚もし隠れて男と逢いながらフォビアに塗れて・・・という
旧世代の同性愛者の生き方に果たして共感できるのか、まだ分からない。
しかし自分ごときにあっさり断罪できるドラマをアン・リーは作らないと
思っているから、ともあれ公開を心待ちにしている。
756 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 03:42:11 ID:zOYHxLlC
>あなたはとにかく映画を観て、辣腕の監督と優れた俳優が作ったドラマを 実際に見てから判断するといいよ。 こう言うことを平気で書く信者が痛い。
あの時代、あの土地に、「偽装結婚」という概念はないと思うよ カウボーイは必ず女を愛さなければならず、結婚というのは、必ずしなければいけないもの 彼らは自分たちを同性愛者だとすら思ってない。異性愛者、同性愛者という概念で区別していない。 (しかし男同士親密になるのは、私刑に値するやばいこと、という認識はある。) 若い頃の自由奔放さに対する懐古、…子育て、婿舅問題を忘れて、昔の男同士気ままなカウボーイに戻りたい、 という気持ちに、嫁が振り回される感じ。
この映画、自分は海外で日本語字幕ない状態で見たんで 細かい場面とか100%理解できなかったんだよなぁ〜。 ネタバレになるからこのスレでは避けるけど、凄い質問したい・・・
>>745 監督はイニスは自分がゲイだということを最後の最後で認めたと考えていて
(はっきり彼はゲイだと言っている)、
演じるヒースはイニスはストレートだと考えて演じたとか。
このように監督と役者で考えの相違があったわけだが、
イニスは「自分はストレートだ」と最後まで勘違いしていたともとれるので、
それが演技にいい効果を生んでいるのかもね。
サントラの音楽を聴くと「騎馬警官」を思い出すのは自分だけか?
760 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 11:23:20 ID:y7wRo8Gi
男に抱かれてみるまでこの映画の良さは分からないよ。
男に抱かれるというより抱くだろう。 男を愛した事がなければこの映画の本当のよさはわからない。
映画の向こうの話だし、架空の話だから、「ゲイの御伽噺」だと思って 気楽に楽しむのが 一番かも。
>>719 浮気でもショックなのに相手が同性だったらさらに倍だよ
>>758 つ Brokeback Mountain: Story to Screenplay
つ ISBN: 0743294165
765 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 12:53:33 ID:aVf+j4BL
ゲイと偽装結婚した〜い
なんだかギスギスしてるな 公開後も浮気云々許せない話で埋めつくされるんだろうか
まあまだ本編観てないから。観たら話の流れ変わるんじゃないの〜 って三月かよッ。長ッ。
自分の生活が保障されるならダンナがゲイでもべつにかまわないな。
>>757 >結婚というのは、必ずしなければいけないもの
Amazonのレビューによると、アニー・プルーが、
「牧場を廻ると、非常に静かな様子で家庭を持つこともなく1人年を重ねた男たちを
何人も見かけた」と発言してるらしいんだけど…
あの時代、、あの土地の男女比とか結婚率ってどんなもんだったんだろ。
日本でも、大家族で、家を長男のみが受け継ぐ時代は
結婚にあぶれた次男・三男坊も珍しくなかったとか聞いたことある
男女比が偏ってた江戸は独身男がごろごろいたそうだし
なんで日本っていっつも公開が遅いの?
ふたりが抱き合ってゴロゴロ転がるシーンにはおろろいた。
抱き合ってというか、殴り合いでつかみかかってるんじゃなかったっけ
773 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 18:09:59 ID:ZVm+dw+X
>>769 うーむ、どうだろうね。
もし収入のない次男三男や貧しい羊牧者など結婚していない男が
多かったとすれば、それだけ結婚できるのが「幸運なこと」と思われてた
かもしれない。
エニスは幼なじみと、ジャックは金持ちの美人ロデオガールと結婚し、
それを良い選択だと思っていたわけだ。
それが上手く行かなくなってきても、離婚のハードルが今より高かったのかもしれん。
逆に、これは完全な想像だけど、独身主義がカウボーイの美学の一つ
だった?なんてことは、ありえるかな?
しかし、そうだとしても、結局2人は「カウボーイになれなかった」人間
だったわけだ。
西部劇に出てくるような自由で強いカウボーイなぞもういない、というのも
この映画が与える一つの印象のようだし。
こういうところ、アメリカ現代史に詳しい人にパンフで解説を書いて
もらえたりしないものかな。
774 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 18:59:26 ID:X7vqAa2z
775 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 19:16:10 ID:45BU1Fpl
いや、メジャー以外の映画も韓国、タイなどにくらべて日本は遅いよ
776 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 19:34:38 ID:X7vqAa2z
>>775 だから日本で遅いのは普通。
海賊版の心配が少ないし、やたらとスタッフとキャストを呼びたがるので遅くなる。
賞が期待できそうなら公開を早くしたり遅くしたりする。
777 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 19:41:17 ID:45BU1Fpl
じゃあnyしてる人もあまりせめられんな。
778 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 21:48:36 ID:7kmfAiwQ
M:聞いた話だけど、日本にはゲイが少ないって本当?(冗談めかして) Y:いえ、たくさんいます。たくさんいるけど、 ほとんどがゲイではない「振り」をしているんです。 M:何のために? Y:社会的信用とか、体裁のために。これが日本の常識(?)なんです M:そうなの?残念だね、19世紀のヨーロッパみたいだ。
アンリーは色男なんですか?
780 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 22:15:47 ID:2wrL6j08
>>779 ええおっさんです。
しかしアン・リーのスレなかったね。
作品数それほど多くないし、作品ごとに傾向が違い過ぎるからかな。
監督としてあまり注目されてない?
ファンは多いと思うんだけど。
781 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 23:22:24 ID:9HrlCHxL
グリーンマンも面白かったよ。自然も宇宙も綺麗に描いてたし
782 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/07(火) 23:55:33 ID:5Ay7JMKC
おすぎが薦めてましたねいいともで
783 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/08(水) 00:45:45 ID:q2yy1poY
音楽が「21g」でファンになったグスターボ・サンタオラヤなので楽しみ
785 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/08(水) 01:14:43 ID:tw5xm8Xz
だからハリウッドは〜 というアホな批評も出てくるんだろうな。
786 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/08(水) 01:32:31 ID:f1/BhmCe
ここは腐女子専用?
787 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/08(水) 01:45:32 ID:q2yy1poY
>>784 カメラもロドリゴ・プリエトで同じやん
でもあのカメラなんだかキレイすぎる
>>785 ハリウッド関係ないし
788 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/08(水) 02:41:26 ID:nCgueEDJ
>>784 音楽は確かにいい!あの映像で、フルオーケストラでどががーんとやられたら
逆に萎えるけど、あのギターの悲しい音色はぴったりだよ。
>>787 関係なくても
・アメリカ映画
・ハリウッド映画に出ていたスタッフとキャストがかかわっている
だけで「ハリウッド映画」に認定するやつらは多いんだよ。
>>790 アメリカ映画ですらないんだが。カナダ映画ですがな。
他のサイトでも製作国はアメリカとなっているね。
撮影場所がカナダなだけでは…?
そうだろうね。>794
アニー・プルーが、大部分をアラバマで撮影したと言ってたような と思って読み直したら Alabama じゃなくて Alberta だった orz
あとアンリーはカナダに移住?したんじゃなかったっけ? でも最初ベネチアの賞とったときはカナダって言ってたような気がする。
798 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/09(木) 08:27:56 ID:tOK7vzD5
腐女子とは、キモヲタ女の1カテゴリー マニアックな変人。
上映館が増えてる!@福岡 賞の効果は大きいね
大きいね。 シャーリーズ・セロンの「モンスター」も賞取らなきゃ日本で上映されなかったろうな
801 :
801 :2006/02/11(土) 06:58:41 ID:eSuEPkq+
やおいGET♪
今日、前売り券買ってからよく見たら シネマライズ単館券だった。 あんまり好きじゃないんだよな、あの映画館。 シネリーブルまで待とうと思ってたのに。自分のバカ。
>>802 大判ポストカード貰えたからいいじゃん。使いみちがないけどw
無駄なトリビア: 原題を直訳すると 「犯尻山」 である。
805 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/12(日) 20:57:19 ID:RYq8U6bH
このスレで前話題になってた二遊間の恋を図書館で借りて読んでみた。 すっごくよかった。久しぶり本読んで涙でた。 スレ違いも甚だしいけど…。
>>204 亀だけど
こういうの読むとすっきりする
ロックオンされやすいと安全に生きるの大変なのよ
腐女子&ゲイは巣にお帰り下さい。ここに出入りするなと言ってるわけじゃない。 ただ、そういう話題はそっちでやれと。
>>809 たぶんあんたが別スレ建てたほうがいいと思う。
その旨タイトルに明記すればいい。
>810 同意。 ゲイを扱ってる映画である以上、ゲイの話題がでるのは必然
>>810 「腐萌え」とか言う書き込みをされるよりはいいと思う。
ゲイはゲイを名乗ってから書き込め、というのよりはまし。
813 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 12:48:49 ID:/Nhxk276
>>800 「ボーイズ・ドント・クライ」もヒラリー・スワンクのオスカー、
GG主演女優賞ほか賞取りまくりだったが日本での上映は主要都市
1劇場ずつ、10にも満たない状態だった。
賞取っても内容が重すぎたり辛すぎるものはウケにくいし
上映館も拡張しづらい。
ブロークの上映館が増えつつあるのは、賞の注目に加えまだ安心して
涙を絞れるフィクションの範疇だから、という気がする。
814 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/13(月) 13:18:51 ID:PFnq4Wwy
ま、社会的マイノリティーの映画は大抵悲しい話になるよね・・・。 アタシはLAだけど、どこのショッピングモールの映画館でもやっるから ボーイフレンドと観ちゃった。 いい映画と思うけど、悲しすぎて観たあと鬱ですた。 その上家帰ってテレビ点けたら、たまたまミリオンダラーベイビーをケーブルでやってて、 思わず最後まで観てしまった。 これで、鬱に鬱が重なって鬱の2乗になり、その夜はセックスもせずに寝ますた・・・。
これと変態村を見に行くのだ
ラブシーンがワクワクします。
窓口で「変体村、大人一枚」って言うの恥ずかしいなあ。 「セックス調査団」以来の恥ずかしさ。
>>812 またトンデモ比較に走るレスだなw
作品の孕むテーマについて語る方向性を封じるならそもそもスレ違い
キモイ奴あっちいけと思う気持ちとはまた別の話
819 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 07:17:14 ID:YZqFcEPw
腐女子が申しております。
820 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 08:35:52 ID:758FNqgd
「モンスター」もけっこうキツい内容だったけど近所のシネコンでやってたよ。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000006-flix-ent 【第56回ベルリン国際映画祭】イアン・マッケラン、功労賞を受賞しゲイについてスピーチ
英俳優イアン・マッケランが第58ベルリン映画祭で、金熊功労賞を受賞した。
自らもゲイであることを公言し、ゲイの権利向上活動家として有名なマッケランは、
『ブロークバック・マウンテン』のおかげで同性愛をテーマにした映画が増えるかもしれないとコメントしている。
「アメリカでは映画俳優がゲイであることをカミングアウトするのはとても難しいことなんだ。NYの舞台俳優は大丈夫なのに、カリフォルニアは考え方が古い」と言っている。
マッケランはゲイであることを告白してから、メインストリーム映画の出演が増えたという。
「そうであるべきなんだよ。ヒース・レジャーのように、ストレートな男性がゲイを演じることもできれば、
僕だってストレートな男を演じることができる。関係ないんだ」と語った。
2月14日12時46分更新
822 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 15:29:54 ID:HGzrlUCU
吸ったートレックのMRスールーやってた人、ジョージ武井さんも 最近カムアウトした。 いままでナイショにしてたのは、 バレると仕事がこなくなるから、とゆー理由だったが、 吸ったートレック以降、バレなくても何にも全然出てなかったよーな・・・?ww
相手役の女優に嫌がられるらしい。 カムアウトすると「ゲイ役」しか回ってこないらしい。 ルパートエベレットなんかそうだ。 主演級の俳優なら致命的。 トムクルなんて必死に否定してる。
腐女子とかゆってるやつ頭悪すぎ
825 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/14(火) 16:06:25 ID:HGzrlUCU
トムクルと言えば、 ニコルキッドマンがニューハーフってほんと?
シネリーブルで前売り買ってきます。 本当に「客のホモ率高そう」だったら嫌だぁ。
>>822 彼の場合は特に隠してなかったけど、メディアに明白に喋ったのがつい最近、ということだったような。
受賞ラッシュで興味持ったが、ギスギスした雰囲気に正直まいった。 ドラマ期待してんのに、公開前からゲイが…腐女子が…と荒れてるから なんだ、日本で楽しみにしてるのってこんな奴らばっかりか?と思って期待が薄れる。 ここ映画板だろ? 博愛的な気持ちでいたのに、ゲイも腐女子も嫌いになりそう。
ぼくたちは永遠に釣られない。
主体も客体もごっちゃごちゃ
831 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 00:46:08 ID:2+9FagxJ
>>826 なにが嫌なんだろう?ゲイが近くにいるのが嫌だということ?
生まれてから20ウン年、「同性愛者なんて見たことがない」と思ってた。
友人もみな全員当然のように異性愛者だと思っていた。
というか、「異性愛者」とか考えたことがなかった。
私のそういう無意識の態度に、傷つけられていた友達がいたかもしれないと
よーやく今になって思う。
「今会場には沢山同性愛者の観客も来てるんだろうな」と思いながら
この映画を観に行きたいと思う。
映画は一人で行くのが楽で好きですが ときどき、カップル、カップル、カップルの海の中に 自分だけぽつんといることがあったりすると、微妙に居心地悪い。 自分が異物みたいに感じるというか。 さすがのブロークバック〜でも男性カップルの海ってことには ならないと思うけど、日本では。
上映劇場(予定)、少ないね…orz
題名をシリアナに変更します
真面目な話、同性愛者は人として欠陥品なわけだからなあ
836 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 09:30:37 ID:vJMLf+3F
♀ですが、さすがに映画はひとりでいくのは 恥かしくてできましぇん。 カップルに囲まれて「xxx一枚くださ〜い」はちょっと〜・・・。
腐女子の低質な煽りにマジレスw
839 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 11:03:10 ID:vJMLf+3F
♀ですが・・・ アメとかのゲイの人って一般アメ♂と較べると みんなハンサムだし、ファッショナブルだし、体も鍛えてるし、 ゲイじゃなければ♀にモテモテだろな〜、って感じなのに、 日本のゲイの人ってなんでそうキモ〜なんでつか? なんかゲイっていうより、いかにもモ〜ホ〜って感じ・・・。 ゲイの人、サンフランシスコとか行って 現地のゲイのひとにオカマ掘ってもらって修業してきて下さい!
NGID決定。 そういうのは同性愛板や801板でやってきてください。
釣りだと思うよ。
843 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/15(水) 15:20:31 ID:vJMLf+3F
主人公たち、知り合ってすぐ、 なんでNY、シカゴ、SF、LAとかの大都市にひっこしちゃわなかったんでしょうか? そうすればな〜んの問題もなくカムアウトして一緒に住めたはずだし、 南部のコンサバ女たちに迷惑かけずにすんだのに・・・。
彼らがカウボーイ的生き方に憧れてたからだよ
ホモが嫌いな女はいません!!!!
>>843 だってそういう育てられ方をしてなかったんだもん。山で牛(羊でもいいけどさ)
を追う生き方しか知らないわけだしね。「これは恋だ。だから二人でどんな苦難も乗り越えて
一緒に生きていこう」だなんてお互いに認めなかったし。
都会で生きられる性格でもないし金もない
>>843 オマエはこの映画のどこを見てたのだorz
嫁ふたりや家族を不幸にしたのは事実
ネカマだらけ
851 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 04:12:43 ID:v53mJVvk
でも「一緒に住みたい〜」みたいな話はなんどもしてたよね・・・。 あの人たちゴキブリの生命力だし、大都市のほうが仕事すぐ見つかると思うけど・・・。 英語もしゃべれないメキとかプエルトリコの不法滞在者でもス〜イス〜イ楽々生活できてるし。 そういう発想がなかったんでつね、きっと・・・。 アタマ悪くて人生設計失敗すると、苦労する・・・という映画だったんでつか???
853 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 06:10:35 ID:N5gl8qHh
いろいろ読ませていただくと、 何時の話かって事を忘れてませんか? わざわざ1960年代?とかにしてるんですよね? と、思わず「突っ込みたく」なってしまいますね。(笑)
854 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 08:46:37 ID:lDEAgR9E
所詮、ヤオイ穴程度の知識で御自愛する腐女子ですから。
腐女子って言葉が使いたいだけだろお前 ウザー
856 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:33:20 ID:v53mJVvk
>853 え? 60年代の話なんすか? でも二人ともヶコーンしたあとで、いつもの山でアンアンしに行った時、お金持の女とヶコーンしたほう、 今仕様っぽいピックアップ乗ってたし、まだガキは消防入るかは入んないかくらいだったから がんばって逆にたどっても80〜90年代に二人遭ったんでは?
857 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:36:56 ID:9TQgtrgY
1963年に知り合う 約4年後1968年再会 約20年間1988年ぐらいまで会い続ける
858 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:41:28 ID:JU1MGNfT
ホモの映画じゃなくてうっかり恋に落ちた男二人の映画なんだよね 世間から反対される関係を象徴してる だから金持ちと貧乏人だとか30年前の黒人と白人だとか そう言う二人にも例えられる カウボーイは昔からアメリカでは男の中の男と言う存在で カウボーイが多い地域はゲイ差別が酷く特に1960年代ならリンチで殺されて当然だった ゲイのいる場所にはカウボーイはおらずカウボーイのいる場所にはゲイはいないと言う世界 カウボーイとゲイと言うのは最も遠い存在 その中で無理なく描けた監督はアカデミー賞を取っても不思議はないけれど アメリカのそう言う風土を知らないと楽しみも半分以下だと思う
859 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 14:44:50 ID:JU1MGNfT
アメリカ在住で映画みましたが大自然の映像が綺麗でしたよ 観客の反応も素晴らしかったです ハリウッド的過剰演出もなく静く流れる映画です 無駄なセックス描写もありませんから未成年でも大丈夫だと思います
>>858 その通りだと思うけど、大切なのは二人とも(特にエニス)はこれが恋だと
認めなかった。だからこそあのラスト十分がぐっとくるのだと思う。
伝えたかったのに伝えられなかった思い。
やりたいことがあったのにできなかった後悔の念。
そういった切なさは、国や人種、性別を超越して理解できるものだからこそ
ここまで反響が大きかったのではないかな。
アンナファリスの古くさい衣装とか、アンハザウェイの派手な化粧とか むちゃくちゃレトロじゃん。金持ちの家の方にはカラーテレビがあるのも印象的だし。
やりたいことがあったのに出来なかったと言う裏にあったのは、二人が生きていた社会が ゲイ、と言うよりも男二人の恋愛と言う事に関して厳しかったからだと思うのですよ その過酷さを肌で感じ目にした方が躊躇していた訳だし 社会的抑圧が裏に影響していたと言う意味では、どの国でも起き得ると言う事で そのメッセージ性に関して言えば恋愛感情だけを描いた作品ではなく社会派映画でもありますよね ただ人が愛しあう、という事に関して関わり引き裂こうとする社会のあり方も さり気なく問いかけている作品だと想います 調度アメリカでは同性婚が大きな社会問題になっている時期ですものね
863 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 15:06:34 ID:v53mJVvk
ゲッ! そうだったんすか・・・ 全然気付かんかった・・・orz
864 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 15:07:45 ID:v53mJVvk
あ、862は857へのレスれす
865 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 16:08:56 ID:KG70YKxV
しかしカウボーイも大変だな。 うっかり男に恋もできやしない…
>>865 いやカウボーイじゃなくても
男が男に恋をするのは難しいだろww
今の時代ならリンチで即死亡はないけど
村八分でジワジワ死亡かな。
マイノリティの締め出し方も時代が変われば
さらに巧妙になるもんだ。
867 :
米塚真治 :2006/02/16(木) 17:56:19 ID:6COdo9gN
唐突ですが、原作翻訳者の米塚でございます。
本日、集英社文庫版初版発売になりましたが、もしもお買い求めになりました方は
(ありがとうございます)
修正とご案内がございますので、私のサイト
http://www2.gol.com/users/yonezuka/ ご覧いただけましたら幸甚です。お手間おかけして申し訳ございませんが、
なにとぞよろしくお願い申し上げます。取り急ぎ。
868 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 19:35:52 ID:v53mJVvk
ゲイってなろうと思ってなるもんじゃなくて、生まれつき、というのが今の定説でしょ。 そう生まれちゃったら、男と恋愛するのが自然に感じるわけじゃん、 まわりに関係なく。 それを差別するのって身障者イジメと同じだよねー。
869 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 20:06:34 ID:BJ8jE8Y4
CMはおすぎがやるのかな?それともHG?
870 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 20:10:31 ID:stP7x5eV
>>867 うげげっ、米塚先生やん。本物?
2くんだりにまで誠実なお仕事、ありがとうございます。
明日以降、翻訳を読むのを楽しみにしています。
パンフにも寄稿されるとのこと、嬉しいです。
時代背景についての解説など、正しい知識への配慮に気配りがきく
配給会社かなと気がかりだったので、安心しましたです。
ついでに先生の、
『ゲイ文化の主役たちーソクラテスからシニョリレまで』
の宣伝もしときましょう。
871 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/16(木) 21:37:46 ID:vyx2araD
やっと見ました。
原作が好きだったんだけど、雰囲気ほとんど壊されてなくて結構よかったよ。
ゲイに厳しいコミュニティでは、男同士で好きになるだけで
こんなに自分や周りを不幸にできるのね。
>>869 どっちも最悪だなw
> こんなに自分や周りを不幸にできるのね。 原作では、妻や子供はほとんど描写されてなかったから それなりに幸せにやってたのかなと思ってたのだが 映画ではそんなに周りが不幸になるのか…
873 :
871 :2006/02/17(金) 01:15:45 ID:fSH22P0v
思い直してみたら、それほどでもなかったかも^^; エニスの家はちょこっと描写があったから想像ついてたけどね。 一番不幸だったのはきっと本人たちだな。
874 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 07:23:53 ID:IGo6gIt3
今でも中東部なんかは保守的で、ゲイってだけでリンチされて殺される。 ボーイズドントクライの人も保守的な町に行って、TSがばれてレイプされて 殺された
876 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 11:21:00 ID:Bd5gq5Ns
アメの巨大映画館は同時に10本くらい上映してて、 管理がいーかげんなので、一度中へはいると、 簡単に映画一本分の料金で映画のハシゴができまつ。 ただ、ホケッと観てるとストーリーが後でアタマのなかで混ざっちゃって 何観たのかわかんなくなったりしまつ。 たとえばキングコングとブロークバック魔ウン手ンとか・・・。
877 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 16:38:47 ID:fSIQmOlv
878 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 17:55:17 ID:6/zaqwmr
>>876 そういう事やって得意がってる人がいずれは、これぐらいいいと
いって欠陥マンション設計したり、身障者設備をチョンボして作らな
かったりするんだね。悪い事をしているという意識が無いのか!
879 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/17(金) 18:09:59 ID:Bd5gq5Ns
・・・皆でやるとあんまり罪悪感ないです〜 あ、それもマンションと同じだね!
つかアンナファリス出てんだ
ジャーヘッド見に行ったら隣に迷彩服軍ヲタのピザが2人座って、ウザいなーと思っていたんだけど ブロークバックのCMが流れたらその片割れがポツリと「モーホーマンセー?」と呟いたから 回り数人で笑った
882 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:05:40 ID:IKgYrKwL
腐女子さんは住み分けとか 考えてもくれないのだろうか? ここは本スレなのに
883 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:11:35 ID:IKgYrKwL
あ、一般の板、映画板ということです。 ちなみに俺は男です。
884 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 01:44:13 ID:YfoLjfyJ
邦訳読了した。ほとんどイメージ崩れてない印象。 イニスが若干乱暴で、ジャックがより男臭く感じたのは映画のイメージが強かったからか。 何より、最後の一文が味わい深かった。日本語だとすっと心に入って来る。 誰か(批評家?)が言ってた、これはゲイかヘテロ云々というより、人生に挫折した 事のある大人なら誰もが共感できるだろう。という感想に最後の一文で納得。 できたらCloth Rangeにある他の短編も同じ人に訳してもらえないだろうか。 >883 もっと映画の話題振ってくれ。 よく目にする賛辞ばかりでなく、意を突くような評論があればぜひ知りたい。
>>884 うん。最後の文章良かった。
もう公開まで1ヶ月を切ってるのに、
アカデミー賞最有力って言われてるのに、
世間(?)ではこの作品の扱いが小さい気がする。
やっぱり、内容が内容なだけに、
変なイメージだけが先行してて
扱いづらいんだろうか?
886 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 06:30:45 ID:DL+2oOot
レイザーラモンHGが「禁断の愛フォ〜!」とか言って CMに出ないことを切に願う。
>>884 そうだね。同性愛は真意を言うためのツールにすぎないって感じた。
いやホモフォビアも大きなテーマだと思うんだけどなあ ツールか…
いまけるのを楽しみにしてる。
原作者は原作のテーマはホモフォビアだって書いてたよ。 短編集の「アメリカの田舎での生きづらさ」というテーマの一環としてだろうけど。 映画を見た人に登場人物に共感してほしいと言ってたから、 ゲイが不当に差別されることの苦しみを 皆に自分のこととして感じてほしいという気持ちもあるんじゃないかな。 逆に監督にとっては二人がゲイであることは 人種差別や身分の差と同じで単に「ラブストーリーを盛り上げる障害」としての扱いらしい。 でもそれくらいの扱いのほうが、下手にメッセージ性を前面に押し出すより 結果的に観客がストーリーに入り込みやすくなって共感しやすくなってるような気もする。
891 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/18(土) 12:20:34 ID:tSKTXjoN
>884 >887 フェンスの上に座っちゃって・・・ ノンヶは気楽でい〜ね〜
やっぱ日本だとゲイ=おすぎ、HGのイメージなのかな?
>>891 884だが、誤解されてるようなので補足。
本作はホモファビアがメインテーマだが、訳者コメント「一瞬だけ生命とチャンスを与えられ、
チャンスを活かせず無機物に還ってゆく人間たち…」とあるように、土地のしがらみによって
良い方向へと持って行く事ができなかった人生の物語としても見る事ができると言いたかった。
ブルー作品にはそういう人物が多く登場する。
本当に二人が自分と向き合っていたとすれば(もし『自分で解決』しようとしていたら)、
僅かだが悲劇にならない可能性もない事はなかっただろう。という含みを最後の文から感じた。
>887の意見には反対。
894 :
885 :2006/02/18(土) 20:57:48 ID:nZZgX5Bd
この作品が評価されてる理由の一つは、 同性愛者の恋愛を扱いながらも、異性愛者も共感できる部分が多く含まれているからだと思ってる。 遠距離恋愛、不倫という状況は誰にでも起こり得るし、 色々な事情や信念から、自分の感情を自身で認められない、相手を受け入れる訳にはいかない、という状況とか、誰にでもあるのでは? もちろん、ジャックの死やイニスが父に見せられたゲイの死体と言った側面から、 同性愛者の恋愛の難しさも重要なファクターとして伝えてるんだろうけど。
試写会当たった人いる?
896 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 01:03:42 ID:QJaHWRFS
>>895 なんで腐女子は場違いの馴れ合いを始めようとするの?
馴れ合いって?ただ試写会自分も応募したので 当選の知らせ来た人もういるのかなーと思って聞いただけだけど。 腐女子とか馴れ合いとか変な先入観持ちすぎなんじゃないの
>>896 なんで腐臭のしないレスまで腐女子と決め付けようとすんの?
899 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 02:21:54 ID:uRlOtHrm
あれだ、ちょい前に他板まで出張してねちねちしてたヤツだよ。放っとけ。
ここ映画板。これ以上スレ汚すな。 被害妄想垂れ流すなら同性愛版でやれ。
901 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 04:41:18 ID:8tYwvWqP
尻穴には敵わない
902 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 08:23:17 ID:XRFwRcof
このスレ見るとなんでゲイが嫌われるかわかるよ 被害妄想が酷すぎ
903 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 08:30:13 ID:lgKCNtwo
別にただ相手が同性だっただけで、異性愛者がその相手を異性に置き換えれば 共感できるように作られてる。
904 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 09:09:27 ID:BHC/KIp3
そうかな。 同性愛と異性愛じゃまず、相手に告白する時点で、同性愛者には試練や困難が あると思うけど。 スタートラインが一緒じゃない
あ、米塚さん翻訳なんですか。 この間アニー・プルーの『オールドエース』読んで、 この人が『ブロークバック』も翻訳してくれたらいいなぁと 思ってたので良かった。 今日買いに行きます。
>>902 そうそう、本や映画の中のゲイがやっぱり一番いいと思う。
想像の産物としてのゲイは許容できるけど
本物は嫌われてる事に気がつかないんじゃないの?プッ
>>904 実際の同性愛はそうかもしれないけど、この作品にはその面は描写されてなくて
>>903 みたいな受け取り方ができるように作られてるって事じゃないのか?
それを、同性愛の苦難を無視してると非難するのか、異性愛者からの共感を得やすいと
賞賛するのかは人それぞれなんだろうけど
908 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 18:29:06 ID:Na7w7DRu
見たけど別に一緒とは思わない てかなんでそこまで必死?
空気が一緒だとしても、そんなの801板スレも見てなければ
わかんないと思うんだけど。
別にこっちで萌え〜とか書いてるわけじゃなし。
>>908 みたいなのは上げてまで何が言いたいのかよくわかんね
911 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:01:15 ID:fHV1lH5a
>>906 そう考えている人は多いだろうね。
腐女子にもいる。
リベラルぶっこいてた人も、身内がゲイだったら大騒ぎだし。
912 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:32:25 ID:vQMwIBDd
昨日、原作の本買って読んだ。集英社文庫、400円。 薄いから一時間もかからなかったけど、少ししてじわじわと泣けてきた。 ゲイの男友達は、ストレートのためのゲイの恋愛映画だろうって言ってたけど、 ストレートにゲイの現実をわからせるには、 こういう形の映画が出てこないといけないと思うね。 クランクインまで七年もかかったそうだし、時期的にちょうどいいのかも。 ちなみに私はいわゆる腐女子と呼ばれるタイプの女だけど、 真面目に同性愛者の差別について考えてるよ。 アカデミー賞、いくつとるだろうね。今から楽しみ。
913 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 19:52:33 ID:tMOJGftK
ブッシュ皇帝がアメリカ帝国の大d領であるかぎり、 ゲイやトランスセクシャルに未来はない・・・。
>>907 原作では、内外の強烈なホモフォビアが二人の関係に影を落としてる。
ホモフォビア、つまり、同性愛嫌悪・同性愛恐怖は原作のテーマの一つだけど、
アニー・プルーは、自分は作品を欠けることなく完全に映画化してもらった最初の
作家じゃなかろうか、みたいなこと言ってた。当然その要素は欠落してないと思う。
仮にジャックかエニスのどちらかが女だったら、ホモフォビアに該当する
大きなテーマって、何?
>>914 宗教・民族・家柄の違い、近親者だった場合。タブーって結構あるね。
>>915 ジャックとエニスについて宗教・民族・家柄の違いは言及されてない。
近親者でもない。年齢もほぼ同じ。男と女だったら、すんなりいく話じゃん。
そもそも、二人が女だったらこの物語は成り立たなくなる。
918 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 21:39:18 ID:2QfXydsO
>>914 >>903 は、ヘテロが異性に恋をするのも、同性愛者が同性に恋をするのも
変わらない現象なんだと実感した、ということじゃないかな。
日本じゃ同性愛はほとんど可視化されていないし、嫌悪を感じる感じない
以前に、想像しようもない、というところがあるだろうから。
何の違和感もなく自分や友人がしそうな恋愛と同じに感じられた、ってのは
大きいのかもしれない。
じゃあ異性も同性も変わらないのに、何故同性同士だと上手くいかないんだ?
あんなに自己否定するんだ?周りまで傷つけるはめになるんだ?
殺されなきゃならないんだ?ってところで、疑問が始まるわけだけれど。
>ホモフォビアに該当する って言うからさ、それに変わるモノとしてあげたんだけど。 じゃあ、不倫。
>>919 >>914 でレスしたのは、
>>907 の、
この作品には同性愛の試練や困難の面が描写されていない、って箇所にだよ。
誰にでも起こり得るように始まった恋愛が、関係や感情を直視できないまま続き、
ああいう終わり方をする。そうなってしまった大きな理由は、ごっついホモフォビアじゃ
なかったっけ? とか、思うじゃん。
思うようにいかない人生や恋愛の苦しみは、そりゃ誰にでも共感できるものだよ。が、
誰にでも共感できるイコール同性愛要素は無視、ってわけじゃないだろ。
ついでに、不倫問題は途中で解消されるよね。
921 :
907 :2006/02/19(日) 22:42:26 ID:NHfV6/UU
>>914 =920
確かにホモフォビアは大きなテーマで、ゲイとして生きる事への外的な困難は
いくつもの形で描かれているけど、
>>904 みたいな困難は描かれてなくないか?
普通は、カミングアウトする時には非常に勇気を必要とするのに
ジャックは、ほとんどためらいもなくイニスをセックスに誘うし
今まで自分が異性愛者だと信じてた人が同性とのセックス後に感じるはずの
自分と相手に対するとまどいや嫌悪感をイニスは感じてないように見える
こういう部分が異性間ではなくて同性間のみに特徴的な困難の一つだと思うんだが
ゲイというテーマが、外的要因としての恋愛の障害にとどまってる気がするから
他の種類の差別でおきかえても、話としては成立しそうなんだよな
922 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/19(日) 23:10:35 ID:2QfXydsO
>>921 そんなに「分かりやすく」描かないのも、ありだと思うよ。
ジャックは前に相当エニスをことを探ってイケるかもと思ったのかも
しれないし、不安だけどもう我慢できない、二人きりだし
ダメだったら笑って誤摩化してやれというぐらいのヤケな気分で
行動に出たのかもしれないし。
エニスもショックを受けるというより実際に男と寝て「腑に落ちた」
みたいな自然さに呆気にとられてたのかもしれないし。
でもそれを分かりやすく描かない。自分でもつかみにくい感情なんて、
そんなに表に出るわけじゃない。
「同性愛者なら当然こう悩むだろう」というフォビアを再生産しない、
分かりやすさに走らないきめ細かさはかえってアン・リーらしいと思う。
>>921 >今まで自分が異性愛者だと信じてた人が同性とのセックス後に感じるはずの
>自分と相手に対するとまどいや嫌悪感をイニスは感じてないように見える
原作翻訳版の後書きに、そこ辺りのこと書いてあったよ。他にも興味深いのでおすすめ
ところで、内面的には障害はなかったろうか?
確かにジャックに、セックスに誘うことや、自らの感情、二人の関係や
将来について考えることへのためらいは見られない。実際、怖いぐらい
怖いもの知らずだと思う。
だけどエニスは、「告白」をついぞしないよね。相手からアクションを起こされると
反応するだけ。自分自身に対してすら何かを認めることを拒んでる感じがする。
彼は外的な恐怖を自分の内面に深く取り込んでしまっている。それさえなければ
幸せになる道も見つかったかもしれないけど…。
そもそも外的な要因がなければ内面的な障壁もなかったとしても、
決して外的な恋愛の障害にとどまってるわけじゃないと思うな。
作者の意図とは反するかも知らんが、個人的にはセックスする前の葛藤とかより、セックスした後の背徳感とか
「こんなことになるならやらなきゃよかったよ!」みたいな後悔が重要なテーマじゃないかと感じたよ。
あと訂正なんだけど
>>917 ×二人が女だったら
○どちらかが女だったら
どっちも女だったらそれはそれでレズビアンでした。
925 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 00:28:42 ID:ywJwp+qp
>>914 「第三の男」「砂の器」が原作を超えた映画として有名だね。
邦訳読んだ。
本人たちの全く悪気のない不倫関係に腹がたった。
既婚者ゲイに特にありそうな身勝手な感じ。
かといって彼らは何もなすことはできない。あまりにも不毛過ぎる。
しかしジャックが己は決して正道を歩めないことを幼いときから
悟っていたことが明かされるところは寂しかった。
(ここだけは涙が出そうになった。映画ではないそうで残念。
映画では妻たちにスポットがあたるそうで
彼女らの思いに注目したい。
邦訳のメートル表記が気になる…。
できれば「ブローク〜」だけでなく
収録されている短編集ごと訳出してほしかった。
ワイオミングを舞台にする短編集の最後わ飾る作品だそうだから
一連の作品を読み終えたあとにこれを読んだら
違う感想をもっただろう。
その場面がないのって いくらインディペンデント系でR指定の映画でも 描写はさすがに無理、ってことなんだろうか
> できれば「ブローク〜」だけでなく > 収録されている短編集ごと訳出してほしかった。 訳者の人が、短編集は何度も持ち込みしたけどダメだったって書いてた 「ブローク〜」自体も、映画の受賞のおかげでやっと出版されたらしい
928 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 01:47:37 ID:f4JSK714
・・・みんな、隣の火事だとキレイ事ですませてるけど、 ほんとうの君のホモフォビア度を測るテストは・・・、 君のォトーサンに、ォトーサンと同年代のムサイオサーンの愛人がいて 定期的にセクースしてることに気付いたとき・・・に ・・・君のォトーサンが愛人男の毛深いケツにチンポ突っ込んでる図を想像して 平静でいられるか? 君に息子がいて、ある日君ン家に男を連れてきて おれのボーイフレンドだよー、とか言われて・・・ ・・・そいつが毎晩君の息子のケツにチンポ突っ込んでる図を想像して 平静でいられるか? ホモフォビアって抽象的なキレイ事じゃなくて、 そういうベースレベルの生理的嫌悪感なんだよ〜。
>>928 > ・・・君のォトーサンが愛人男の毛深いケツにチンポ突っ込んでる図を想像して
> 平静でいられるか?
私のお父さんがお母さんの毛だらけマンコにチンポ突っ込んでる図を想像して
平静で・・・・いられません。
書いてる今も文字だけの状態で想像しないようにしてます。
普通の人は自分の親のセックスをリアルに想像しても平気なんでしょうか?
自分は無理。
おとーさんと息子じゃ話が違うっぺ。 父親に愛人がいるのと息子に恋人がいるのとじゃショックが、こう まあ、フェアにいこう。 君のォトーサンに、ォトーサンと同年代のダサイおばはんの愛人がいて 定期的にセクースしてることに気付いたとき・・・に ・・・君のォトーサンが愛人女のたるんだケツにチンポ突っ込んでる図を想像して 平静でいられるか? 君に娘がいて、ある日君ン家に男を連れてきて あたしのボーイフレンドだよー、とか言われて・・・ ・・・そいつが毎晩君の娘のまんこにチンポ突っ込んでる図を想像して 平静でいられるか? てか家族の性生活ってあんまり意識したくないもんだよね。
一般の同性愛には偏見はないと言ってる人でも 自分の家族が同性愛だとダメってこともありがちなのに 親しい人によるホモフォビアはあまりない作品だよな アルマの立場なら「男と寝た手で私に触らないで」ぐらい言ってもいいと思うし ジャックの両親だって、ジャックを勘当するとか、そこまでいかなくても エニスには変態野郎と罵声をなげて追い返したりしそうなものなのに
932 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 02:25:40 ID:f4JSK714
>929−930 ・・・ちょっとちょっと〜、 質問に無関係の質問で答えてどーする?w ポイントは 「アナタは自分の親とか子供がゲイってことに生理的嫌悪感を感じないでいられるか?」 ってことだよ〜。
933 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 02:30:01 ID:yPw8QHLh
>>928 父親に女の愛人がいるのや息子がガールフレンド連れてくるのと一緒。
同性ってことで世間的に多少面倒だとは感じても、生理的な嫌悪感の増減には関係ない。
934 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 02:35:03 ID:f4JSK714
>933 えらい! 世の中みんな早くそう感じるようになってくれれば、ヘイトクライムはなくなるね!
>>932 親のことは同性愛云々とは別の気持ちが混じるし、
子については持ったことないので実感わかん
って、はぐらかしてても仕方ないんで、ぶっちゃけると「感じない」。
てゆか、こういう題材の作品のスレ見てる人に質問する時点で、
集まる答えは当然バイアスかかるよね
自分の家族の性生活想像すんのと、家族がゲイであることを受け入れるのは 少し違うだろう。 大体、子供が両親に自分の恋人紹介したとしても、普通程度の節度があれば 親の見てる前でいちゃついたりしないだろう。 両親の片方がゲイというなら「自分を作ったくせに何で?配偶者に対してひどくない? (日本はワイオミング程ホモファビアじゃないから、違う選択はできた筈)」と思うけど、 兄弟や仮に子供ができてゲイだったとしても、自分は受け入れられるよ。 ただ、宗教絡んでるとやっぱり厳しいね。子供を受け入れたくても、自分の中で宗教的にも 納得がいくよう折り合いをつけるのが難しい…と悩んでるアメリカ人のレスを見た事がある。
>>931 感情表現は抑え目だよね
ただ根底に、信じたくない気持ちってのがあると思う。
これはある意味、認めた上で否定するよりたちが悪げ
アルマがジャック・ツイスト? ジャック・ナスティ!って言い募れるのは
再婚した後、ラリーンの礼儀正しい冷たさ
父親も、切れて罵声なんか投げつけたら、せっかく先祖代々の墓に入れてやろうと
してる自分の息子も変態野郎の仲間だと認めることになる
938 :
名無シネマ@上映中 :2006/02/20(月) 02:55:28 ID:yPw8QHLh
>>934 まじめにそう思うよ。
ゲイを極端に嫌悪する人間は何かコンプレックスがあるんでしょ。
男らしさ女らしさにしがみついてないといけない何かが。
そんな真剣にならなくても。 ゲイの夢みるおとぎ話なのに 家族にゲイを非難されない話なんて現実味がないよ。
ホモフォビアっていうネガティブな忌避感情と ヘイトクライムっていうポジティブな暴力行為は全然違う気がする 前者は生理的・先験的なものかもしれないけど 後者は確実に個人レベルのコンプレックスが絡んでると思う
941 :
名無シネマ@上映中 :
2006/02/20(月) 04:29:08 ID:f4JSK714 >940 っていうか、ホモフォーブのイナカモンのビンボー、モテナイ、アタマワルー、の 欲求不満の鬱積した中西部とかの好青年たちが、 憂さ晴らしに週末、ローカルのバーとかで 「何かストレス解消のネタないか〜」と思いながら4〜5人くらいで酔っ払ってるときに ゲイのお兄さんとか見ると、とりあえずブン殴ります、皆でやればこわくないって感じ? ホモフォーブじゃなければ、ストレス解消の対象が黒人さんとかにむかいます。 自分の脳内で暴力振るう理由が納豆食うできれば対象は何でもいいわけです。 ヘイトクライムってそんなもんです。