>>927 最近やった仕事の一例を紹介します。去年からの石油価格上昇の本当の理由は知っているでしょうか?
一般的にはイラン対アメリカの緊張度アップによる、中東情勢の悪化が理由と言われていますが、本当の理由はナイジェリアです。
いま原油の産出国は中東からアフリカ大陸へ急激に移動していて、そのなかでもナイジェリアが最大の埋蔵量を誇っています。
それで米仏伊が滅茶苦茶な植民地化をナイジェリアで進めていて、石油が出るデルタ地帯の独占使用権(なんと期間は99年間)を、ナイジェリア政府と結んでいます。
いまのナイジェリアは表向き独立国だが、実際は完全に白人の植民地になっています。
それで去年、反政府ゲリラが採掘施設を占拠する事件があり、それがWTI原油の高騰のきっかけになりました。
それで僕がやった仕事は、日本政府による石油精製技術指導の下準備です。
日本政府も遅ればせながら、なんとかナイジェリアに食い込もうとしていて、ものすごい額の賄賂がばら撒かれています。
それをもっと大規模にやるために、今後ナイジェリアに対するODA予算が大幅にアップされる予定です。
ODA予算は国会でまともに審議されず、その成果もチェックされないので、やりたい放題です。
ただ僕も現地に実際に行ってみて驚いたのですが、日本の首相官邸や財務省に当たる機関が入っている建物が、プレハブ小屋みたいな粗末なものなのです。
そこで石油省の次官に、スーツケースに入れて持って行った50万ドルを渡しました(政府関係者ということで、荷物は出国入国ともにノーチェックです)。
この仕事では、僕は単なる金の運び屋だったのですが、一週間の滞在中、毎晩違う女が提供されました。
あと今後ニュースになると思いますが、ナイジェリアの検察官で、汚職を捜査する責任者(女性)は、かなり優秀で立派な人なのですが、近いうちに事故死すると思います。
CNNなどでインタビューされている結構有名な女性なので、日本でも報道されるかもしれません。
ナイジェリアにおける日本の立場は、米仏伊に対する善意の第三者というものですが、実態はアメリカと裏で手を組んでいます。
アメリカの石油にメジャーに対して、いろんな名目で日本の金が流れています。技術指導と言っても、実際はなにもしていません。
金を還流するために、書類の上だけ