キハ95系気動車の特長
車内灯は当然蛍光灯。車内電源は交流100ボルト(周波数60ヘルツ)である。
当初はSulzerのディーゼル機関が載っていたが、非力さが問題の為、現在は軽量で馬力のあるカミンズ機関へ換装してある。
変速機は当然液体式。トルクコンバーターを用い、強い力で動輪を回す。変速2段、直結3段であり、最高で時速130キロまで出る。
換装後は変速機も交換され、爪クラッチ搭載の変速機に載せ換えられている。この為、特急型気動車並みの加速性能が出せる。
冷房機は165系電車の分散型を採用。暖房は発電用エンジンの冷却水を循環させることによって行われている。
冷房の効きは悪く、非冷房だった時代の名残で扇風機が残されている。扇風機は回すことも可能。
蟲師線は冬は極寒の為、北海道の車両と同じ仕様となっている。(断熱材入り)
乗車用ドアは空気式ドアエンジンで開閉する。キハ95系は片開き式で、キハ97系は両開き式である。
どちらかというと両開きのキハ97系の方が乗り降りしやすい。