1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 20:27:15 ID:BWk/s0gE
3 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 20:30:46 ID:4ru7i+rk
漏れも恋愛に夢中になってみたいよ・・・
現代の風に吹かれて冬でも人恋しくならないよ
死ぬまでに来世も会いたい人に出会えるかね
今日はレディースデイ。
入りはどうかな?
聡子の愛に涙しました。
6 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 21:10:25 ID:x/s7LQ9T
劇場で観たけどDVDでみたいな
未公開シーンとかみたい
7 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 21:11:47 ID:I3QPlH+b
自殺者は輪廻転生できないで地獄で永遠に苦しむらしいけど
三島さんはどう思ってたのかな?
8 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 21:37:38 ID:E0bAz6Sz
>>7 豊饒の海シリーズでは自殺した登場人物もいる。
三島と同じく割腹自殺で。
でも転生してる。
大丈夫なのだ。
自殺者も転生できるよ。
繰り返す場合が多いらしいけどね
月刊「シナリオ」に脚本が掲載されてますよ。
カットされたシーンも載ってる。
松枝侯爵がみねとやってるとこを、清様が本多とのぞき見
したりとか。
山田のシーンがいくつかカットされてるなあ。
トモロヲさんカワイソス。
興収スレでは大コケになってるなあw
マジかい…そんなダメなのか?
TVCMの量が少なすぎない?
「消しゴム」は毎日死ぬほど見るけど、こっちは
封切り前に二回くらい見たっきり。
13 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 23:46:21 ID:x/s7LQ9T
土日2日間成績は、動員133,674人、興行収入185,195,065円。
まずまずなんじゃない。
>>11 別に1億8千万だから大コケじゃないけど
みんな消しゴムより上に来て1位になると思っていたのに
下になってしまったので
でも2億はほしかったね
だいたい予想では2億は超えてくると思っていたから
15 :
名無シネマ@上映中:2005/11/02(水) 23:54:32 ID:niVICKRv
でも長く見た場合、どっちが勝つかは解らないと思うよ。
消しゴムは正直、余韻が残らないから。
見た後、もう一度見たくなるのは、こっちだと思う。
(両方みた感想として)
いや、これは間違いなくゴムが勝つだろうなぁ
前週比96%を維持したのだから
こういう映画って結構行くぞ
春の雪は単純に泣けると思って来た客の口コミが心配だよ
消しゴムは去年のいま会いみたいだね。春の雪は刹那的だからあんまり泣けないんだよね。
自分は聡子が可哀相でないたけどね。
18 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 00:12:30 ID:hmLlXFuh
パンフレット買ったら、「三島由紀夫の転生」と題して
四方田犬彦が執筆してた。
予想外に力の入ったパンフだったのでお買い得でした。
音楽の岩代太郎が黛敏郎の弟子だったとか、
「サロメ」「薔薇と海賊」に出演していた岸田今日子とか、
「からっ風野郎」で三島と共演した若尾文子とか、
いろんなとこでいろんなことがリンクしてるんだね。
動員とかより質で競おうよ
20 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 00:24:14 ID:tB86P3p4
前スレで、中田氏しまくりで妊娠が現代に通じるとか
聡子がバカ女だとか書かれてたけれど、時代背景とか想像つかない人
多いのかな?今の若い世代だと。
2時間半っていう上映時間の長さから考えても、妥当な順位だと思うけど・・・。
それにしても最近は
泣ける映画=いい映画っていうかんじなんだろうか。
22 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 00:40:58 ID:MUQzlas1
>>20 >中田氏しまくりで妊娠が現代に通じるとか
通じるだろ?
’80年頃8組中1組程度だったのが、’00には倍増 して
4組中1組。いまや3組に1組に迫る勢いだの知ってる?
生むか堕胎するかは現代でも重要な問題だ。
見てきました。
主演二人、竹内は合格。
あまり好きじゃないんで詳しく見たことないんだけど、今まで見た作品の中でも多分一番美人という設定で、
実際「へーこんな綺麗な子だったんだ」と思ったので成功かなと。
口数が少なく表情で見せてる感じだったし、もっさりした感じが貴族の姫っぽくて良かった。
洋装ドレスが特に可愛かった。
妻武木は…演技は頑張ってたと思うんだけど、ルックスが。
聡子は清様がどうしようもなく愚かで子供だとわかってて、でも好きだから抗えずにのめりこんでいき最後まで守ろうとした訳で。
それに説得力をもたせるにはあのルックスではだめだ。
もっと華奢で綺麗で頭よさそうでないと。
まあまずこれがクリアできないから映画化できなかったんだろうね、この話。
若さや演技力、ルックスなどなど総合して、妻がギリギリ妥協点なのはわかる。
わかるがやはりふさわしい俳優が現れるまで待つべきだったのではないかと。
二人が二十歳と十九歳に見えないのが残念。
脇の俳優は見てるだけで結構楽しいし、長い割に飽きなかったので出来はいいと思います。
清様はDQNだけど、DQNぷりを楽しむ作品なのでそこは原作読んで納得しもらうしかないかなと。
ちなみに宇多田曲の歌詞に興味を持って原作に手を出した口なので、主題歌はまったく違和感無し。
清様のエキセントリックな感じがよく出てると思う。
ただ妻には合ってなかったかもね。
聡子が最後に清様に一目会いたいと懇願するシーン(聡子は実に四回、少しずつトーンを変えて「お願いします」と言っている)
なんかはもろに「いつか結ばれるより 今夜1時間会いたい」という歌詞が浮かびました。
若さゆえの愚かさがなければ普通に結ばれたはずの二人が「何もつなげない」まま散っていった悲しさに対して「よく頑張ったね」と言ってるのかと思う。
事前に原作読んだけど、この小説難しいですね。
三島由紀夫の表現方法は独特なので、ストーリーよりも表現方法に
気を取られてしまう。
この小説は、一気に450ページを読破する集中力と読書力が必要ですね。
明日、池袋に観に行きます。楽しみ楽しみ♪
あと本屋でB5のチラシとブックレット?みたいなのもらったんだけど
このキスシーンの写真が、とても綺麗でした。
映画館にポスターとか売ってました?
>>23 竹内、合格は同意。
妻クンのルックス云々は同意できず。
聡子と同じ年上女としては、妻クンの”あの容姿&雰囲気”は
”守りたい””いとおしい”存在だと思う。
原作から入ったので、「頑張ったなー」が率直な感想です。
何より映像が綺麗だと思う。
三島の美学を損ねてないって所が凄いと思う。
原作を読まないで観た人には、後からでも良いから原作を読んで欲しいです。
4部作の中では「春の雪」は読みやすいと思うし、映像から感じられなかったものも感じられるんじゃないかな?!
視覚+聴覚と、読解力と想像力。
どれも万能なんてありえないから、興味あるなら両方で感じればいいんじゃないの?
>>27 聡子の母性的な部分は感じられたけどね。
ただ、全く運動をしていない、汗のにおいも嫌いで部室に寄り付かない身体にしては
ごついし健康的な色をしてるし、正直本多氏とぱっと見大差がない。
成績もよく芸術的にも優れているという設定だが劇中あまり描写がなく、失礼だが
あまり頭の良さそうな顔はしていないと思う。
なので彼が「お前は完璧だ」「お前が来ると女中が騒がしい」等の台詞を聞くたびについ笑ってしまった。
いい役者さんだとは思うけど。
29 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 02:24:01 ID:Gb3g1Uc4
>>27 リアルな妻くんはユウちゃんを力づくで落としたぐらい
積極的で男らしい人だから清顕とは乖離してるのよ。w
30 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 04:21:42 ID:nDFSFJJN
文芸自体が最近は流行らんからなぁ。
そんななかの映画だから冒険ではあるな。
活字離れの今、文芸映画がヒットして活字文化の隆盛に貢献できればよいのだが。
31 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 04:37:47 ID:5DCf5fjz
春の雪は現時点で
Amazon.co.jp 売上ランキング: 本で32位。すごいんじゃない。
32 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 04:44:01 ID:xEEui0Lp
ぶっちゃけこれよりランチの女王のが良作だよね
↑え・・・
34 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 04:59:49 ID:xEEui0Lp
ランチの女王は良作だよ
群像劇としてもラブコメとしても洋食屋の職業ドラマとしても面白い
何よりブッキーが無茶苦茶可愛いしね
この人の本をかったら、きんかくじ。
よめないかんじがいっぱいでてくるんだけど、
ぼくはなにからよんだらいいのかおしえてください。
>>35 やっぱ「潮騒」じゃないの?
個人的には「若きサムライのために」くらいが良かったりするけど。
東大安田講堂籠城事件(学生運動の)の時、三島氏は乗り込んで学生と討論したことも
あるみたいだね。言論だけでなく行動する人なんだな。
[35]KOJ 03/02/02 21:19 j5eVL0qfXSOr
めざましテレビを始めとするワイドショーの
大手事務所の肩を持つ行為(特にバーニングプロ、ジャニーズ関係
[藤原紀香、浜崎あゆみ、モーニング娘をはじめとするつんくファミリー、
西村雅彦、タモリ、そしてavexに所属するほぼすべての歌手など
多数の芸能人がバーニングプロの系列であり、ここの人たちは
芸も無いのに同業他社潰しや、マスコミとの癒着のみで
売れている人がほとんどである])
http://tv.dot.thebbs.jp/1043895834.html 920 名前: [] 投稿日:04/05/13 07:45 ID:ScC4WsYs
広告代理店は、弱小事務所のタレントを企業がリクエストしてきても
「この人は・・・」てやめさせることも多いってよ。
自分らが圧かけてスキャンダル封殺してるというのに、
「この人は書かれるからやめたほうが」
「こっちのひとは素行も良くお勧めです」なんて
バー〜週刊誌〜電通の癒着だよね・・・
実際週刊誌記者は、電通から芸能人の動向を取材して書いてる。
「関係者」「事情通」なんてのは電通の人なんでしょ。
212 : :03/03/03 23:32 ID:TBFAS0D8
バーニングには「B担」と呼ばれるスポーツ新聞記者が各社におり、
好きに「情報操作」ができる。
それは、「金品をばら撒いている」からだ。
例えば何かの記者会見をするときに、
もし記者たちが来なかったり、記事にしなければ、
「罰則」が用意され、次の取材機会を与えないのである。
芸能レポーター(コメンテーター)の中にもバーニングに
「いっぷくもられた」バーニング寄りな人間がいると噂される。
(前田忠明、井上公造)
背後には、ヤクザも暗躍しているとも言われ、かなり「強硬」な一面もある。
http://ha7f73ncfoeer.hp.infoseek.co.jp/html/media_yutyaku.txt.htm
>>28 清顕、学業の方は良くなかったんじゃ(あくまで学習院の中だけど)
芸術的にも優れてるって描写,原作にあったっけ?
39 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 07:47:00 ID:NqYhb7OU
清様と聡子役を
新人オーディションで起用って案は無かったのかな?
40 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 08:11:52 ID:DyeIKL6D
イライラした。つまんない。消しゴムのほうがよかった。
>>38 うん。清様はお勉強はできなかったはずだよね。
というかできなくてよい、という教育方針。
確かに妻夫木はイメージと違うんだけど、二十代前半ぐらいまでで
同程度の演技力+動員力がある俳優って難しい。
顔だけ雰囲気あっても、二時間半引っ張れないと思う。
(現代ドラマだったら「美少年」でも、短髪にしたら無理がある人が
多いんじゃないかな、藤原竜也とか三島ものよくやってるけど)
ミッチーなんか、ルックスだけは宮様にぴったりだけど、
セリフがほとんどなくて何よりでした。
ブッキーで抜くと最高に気持ち良い
裸にサスペンダーはワロタ
ホモ雑誌かと思った
ミシマワールド全開w
他のキャストで見たかったかな、特にブッキー。
竹内が思ったより健闘していたぶんだけ、ちょっともったいなかった。
清様を本当に満足に演じることができる俳優なんていないと思うけど、
この清様もいいんじゃないかなというような希望みたいなのだれかいる?
45 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 10:56:01 ID:xjayGquI
面白かったよ〜 映像も凄く綺麗で内容も鬱で
三島ワールド全開でした
消しゴムも見たけどこっちはガッカリ超つまんなかった
どっちもレディースデイに見たけど消しゴムはドラマで十分な有り勝ちな内容
外見だけで言えば
あの頭悪そうであんぽんでおこちゃまな感じが妻夫木にぴったり、褒め言葉ね
竹内のタヌキ顔も今の皇族みてたらアリかと思った
ところで鎌倉の大仏ってあんなに大きかった?
異様に大きく見えたけど
あれは合成だそうですよ。パンフにかいてあった。
自分もあの角度から大仏見てみたいなーと思ったけど。
49 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 11:57:33 ID:hmLlXFuh
>>47 伊豆下田の山道に大仏を合成したらしいです。
やや強調された大仏の迫力が、このシーンの演出の
重要な要素になるからとの由。
まぁ、そうだろうあんなに大きいわけはない
ていうか韓国ばっか騒ぎすぎ、マスコミ。
消しゴムなんかよりこっちをみてほしい。
52 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 12:33:00 ID:MUQzlas1
メガヒットではないだろうけど、
ヒットしてないってこともないよね?
53 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 12:44:36 ID:c9Hu442z
エロシーンってどれくらいありますか?
あと、どのくらいエロですか?
片思いの人と見に行くんで、マジレスお願いします!
清顕のイメージはただのあんぽんとは違うと思いますよ。
確かに勉強をしていませんから成績がよかったわけではありませんが、
もっと、繊細でプライドが高く、華のある存在であった筈です。
友人になりたがった人は多かったという設定ですからね。
精神的に未熟であることも、感受性の強いあの年齢だからでしょう。
その、内面を演じて欲しかったですね。もっと、叙情的な作品になったと、
思います。せめて、原作を読んで臨むべきでしたね。プロですから。
55 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 12:54:36 ID:bdjvsoU+
新橋駅のシーン、思いっきし合成じゃん
いまメイキング観たけどあまりのセットのしょぼさにワロタ
56 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 13:14:37 ID:5cYVHIO6
昨日レディースデイで見てきました。竹内さんが撮影中に妊娠発覚したので、正直中途半端な女優だなとおもってたんですけど、映画みてやっぱり演技がウマイなと思いました。
これぐらいの歳の女優さんでこれだけの演技(特に表情)ができる人はいないんじゃないかな?
妻夫木クンも途中からよかったと思います。
57 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 13:59:09 ID:NqYhb7OU
>>56 馬車のシーンでの目表情なんてかなりキテましたねぇ
58 :
ひい様:2005/11/03(木) 14:01:08 ID:QgmSKNf3
昨日見てきましたけど、超感動しました。パンフレット(600円)もお買い得。
美輪さんと四方田さんのコメントも素敵です。
主題歌のヒッキーはまぁまぁ合ってると思いましたが、私は主演の二人と親交も
ある鬼束ちひろの「私とワルツを」が良かったんだけど。。。
でも、主演の二人も本多君も良かったし脇役も素敵でした。
行定監督はすばらしい作品を創っちゃいましたね(笑)
一昨日行ってきました。平日昼間で7割くらいの入り。
半分は年配の人でしたね。
途中退席はいませんでしたよ。
終わってウタダの曲が流れてもなかなか席を立つ人がいないので目立ってしまった。
ここでいわれてるほどエンディングの宇多田の曲に違和感はなかったです。
原作読んでるときに頭に思い浮かんだイメージがそのまま再現されてました。
もちろん端折ってるとこもあったけど・・・
原作での感動を再びこんな形で感じることが出来てよかったです。
清顕はもう少し怪しげで陰気な雰囲気でもよかったかも。
それにしてもエキストラの表情やらCGに目が行く人は凄いねw
細かいとこで嘘っぽさとかはあったかもしれないけど、
今でも余韻に浸っています。今年観たなかでも秀逸でした。
どうしようどうしよう・・・この映画泣けなかった(´・ω・`)
あえて上げるとしたら尼さんの所に本田が土下座に行った辺りくらい。
原作読んでないから清さんのアホっぷりに振り回されて感情移入できなんだ。
んでもって隣でカップルがいちゃつきやがって、しかも自分の横が男で臭うんだ。
臭くて臭くて五月蝿くて、今年見た映画で自分の中のワースト1だよ(´・ω・`)
楽しみにしてたのにショック。
↑こういうこと書くやつってどうなんだろ
もう一回見れば。私はもう3回見ました。
>>60 泣く映画でもないし、感情移入する映画でもないと思う。
>>60 “泣き”を売りにしてる映画じゃないのにな。
見るの来週だけど、宣伝の仕方が悪いと思うなあ。
正々堂々「現代人には不可解かもしれない文芸物です」と出した方が良かったと思う。
涙の煽りで釣られる層には共感できない派も逃すし
泣きたい派には肩透かしな印象になってしまうし。
( ´,_ゝ`) プッ 総叩き。
みんながみんな同じ意見な訳ないのにな。
気に入ってる映画叩かれるとカッとなるよな。
67 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 14:47:27 ID:ktGxLsPe
|ω^) ・・・・
>>66 臭いとか映画の内容とかんけいないことばかり書いてるからだろ
原作との答え合わせ自体くだらないことですべきじゃないと思うけど、
個人的に自分の想像に合わなかったのは、本多と蓼科と門跡。
本多って理論派で頭はいいけど体はイマイチ、という、2ちゃんねらーに近い男を想像してた。
だから清顕の美しい体をしげしげと見つめたりするんだろうし。
高岡も役作りで太ったというのは認めるが、それでもいい体しすぎ。モロ体育会系だった。
蓼科は最後のシーン以外、不気味さが伝わってこなかった。多分大楠は何らかの表情の演技
をしてたんだろうけど、伝わってこなかった。あれじゃただの上品な侍女が最後だけおかしく
なっただけ、という感じ。
門跡はもっと女性的でたおやかな尼僧を想像してた。一見やさしそうで隙がありそうなのに、
いざとなるとカリスマ性を発揮する、みたいな。
若尾のは最初から厳格で付け入る隙がないワンパターンな感じ。やっぱりブランクのせい?
個人的には清顕と聡子は思ったよりイメージ通りだったし、あと公爵と伯爵はイメージにピッタリ。
特に体鍛えてるはずの石丸謙二郎(?)が太ったオッサンに見えたのは素晴らしい役作り。名家を
没落させた無能な伯爵の雰囲気をよく出してた。榎木孝明の成り上がりの下品さも良かった。
結局答え合わせやっちゃって申し訳ないのだが。
70 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 15:45:13 ID:BH6wG77z
清顕の優柔不断に見える‘このどうしようもなさ’を
女の人が共感できるとは思えない
逆に言えば一般人であっても現代の成熟社会においては
清顕に共感できるのが恐い
そんなお前の観た環境まで映画側が責任持てるかよ。
頭おかしいんじゃね?
もっとまともなこと書けよ、低脳。
わりと内容面で頑張れそうな気がするんだけど
とりあえず興収スレを見失っている。
73 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 16:22:19 ID:uYeteY4M
今年10本ぐらい邦画みたなかで一番良かったけどな私は…
原作も読んだけど三島特有のうざい宗教観や情景説明辺りを映像にする上でスッキリ出来てたんじゃないのかな?
原作読んで熱くなった部分は映画でも盛り上がったし満足よ
ラストの原作のサッパリ感が欲しかったぐらいですね。あと濡れ場の竹内乳首や乳輪見せろとは言わないから背中ぐらい肌晒した方が映像的に違和感なかったんじゃないかな
寝る前までの竹内は必見かな。リアルあんな女の近くに居る男は勝手に狂っていくんだろいね
>>71 分からない人は来世でこの映画を観た方が良いよ
75 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 17:05:16 ID:7zsGzqkN
聡子の中絶シーンはどうだったの?
中絶シーンは綺麗だった
見事にコケたなw
78 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 18:20:27 ID:JNj7AeVH
見てきた。今年一番の映画だと思う。
79 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 19:26:40 ID:s+0TCdcY
なんとなくこんな映画かなあと予想していたとおりの映画でした。
手堅くそつなく丁寧な作りで特別非難するようなところもない。
でも特別面白くもない。
こういう作品は一般受けを狙わず、もっとエロにはしってみるとか
もっと主人公がムチャクチャでデカダンスな雰囲気出すとかすれば
傑作になったかも。
でもフジテレビだしホリプロやスターダストも出資してて自社タレント
のイメージ壊すわけにもいかないし、結局無難なところに着地しました
って感じかな。
>>76 あの時代に中絶する技術があったんですね。
でも、神をも恐れぬ所業だね。
中絶は遺憾ですバイ。
81 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 19:46:57 ID:df8gdON/
今日見てきました。妻武器は演技くさかったけど、竹内結子健闘してたよ。
でも女性からしたら清様の行動が理解できん。 なんで早くから聡子を自分の
ものにしなかったんだ? 行動遅すぎだ・・・。
竹内が最悪だった
>>75 ベッドで寝ている竹内を見て、
いま会いのタイムスリップした時の澪を思い出した
>>81 原作は読んでいないから
映画だけの判断だが
清様の行動はよく分かる
>>81 好きな女の子だからイジめてしまう心境に似てるのでは・・
86 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 20:14:11 ID:YxXFlf21
清様の行動はDQNそのもの。
エロ手紙を書き、その手紙が届いても見るなといい、
あげくおまえら勝手に見やがってと怒る。
メールを何度もシカトして放置、ありもしない手紙で脅迫、
あげく中田氏、妊娠・・・
これ、どう見てもDQNでそ。
88 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 20:27:40 ID:raR9aF28
>>87 そのDQNでも、原作は高貴さと退廃的な美しさをもった魅力的な男として描かれているのだが
妻武器の清様はただのDQNでしかなく、たでの自業自得じゃんと思われてしまう事が
この映画の致命的な欠陥。
せっかく映像は美しいのに肝心なものがスッポリ抜けてしまった。
妻武器はどちらかというと本多。
妻夫木は原作見ないで役作りしたみたいだけど
明らかに失敗だった気がする・・
>>88 原作読んだけど、それでも魅力的とは思えなかった。
いくら色んな装飾をつけても、行動自体がDQNすぎるからねー。
映画ではなんとか共感されるようにと修正したつもりだったん
だろうけど、中途半端になってしまったかな。
ま、でもこの映画はそういうとこを見る物じゃないと思ってるからいいや。
91 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 20:47:55 ID:Ydb0o5Gl
(● ●)← 性悪・淫乱・不倫・中出し・生ハメ・略奪・喫煙・飲酒・田舎顔・貧乏・老け顔・整形・公衆肉便器・三流・DQN・馬鹿・大根女優 竹内ケツコの豚鼻w
>ただの自業自得じゃん
それを言っては身もふたもないが、小説を読ますに
映画を見た観客の多くはやっぱそう思ってしまうよな。
小説よんでおかないと理解できない映画なんて
大したもんじゃない
そのDQNに思いっきり感情移入した人間です
自分を好きだと言ってくる女をいなして、いなして、いなす
あるいはやきもちを焼かして楽しむ
子供ぽいといわれるかも知れないが、それが快感だったりするんだ
どうせ原作ではいろいろな理屈を使ってど〜たら、こ〜たらと書いているんだろうけど
本質はガキなんだろう
自業自得なんだけど
それをコントロールできない男のちっぽけなプライドや
それすらを受け入れる聡子の母性が上手く表現できてると思った
97 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 21:02:12 ID:5cYVHIO6
私は原作読んでないけど理解できたよ。
でもこの映画は何回か見るうちにちゃんとわかって楽しくなっていくと思う。
98 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 21:10:00 ID:OX0r6gj9
>81
聡子が簡単に自分のものになる存在だったら行動しなかったよ。
愛ゆえでなく、絶対不可能、という状況が清顕を突き動かしたんだから。
映画では、宮家との縁談が聡子に起きて清サマが自分の本心に気づく、って
解釈させたがっていたようだけど、そのありきたりさでオモシロ味が半減
していると思った。
99 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 21:12:19 ID:OX0r6gj9
あ、でも映画はそれなりに楽しんで参りました。
私は清顕のあの芝居じみた喋り方が気取っていてイイ!と思ったよ。
>>96 本多がガキ扱いしただろ?
小学生ではないけど共通した心境と言いたかっただけ
まあ、文句ばっか言ってっけど、
もらったカルタ見て号泣したけどね、オレ。
あそこでやっぱ泣くわ。おまいらも分かってくれるだろ?
回りのおじさん、おばさんもけっこう泣いてたぜ。
伊藤ちひろ‥‥またか、
またなのか‥‥行定は脚本家選びがヘタクソすぎる
カルタのシーンは胸にきたけど
原作でもカルタ渡してたかね?うろ覚えでなんともかんとも
オリジナルだす
竹内の細長い指が貴族っぽいし色気や戸惑いが出てていいわ。
本多が剣道をしてるのはちょっと意外な設定でびっくりした。
ていうか主題ではないにしろ、自業自得を描いてる作品なわけで、
自業自得じゃん!と呆れられてもなあ。。。
雅を身に付けんがために幼少より綾倉家へ預けられ、
他人の中で品よく気位高くと育てられ、実家も女の多い環境で、
容姿端麗、周りに美しいのなんのと誉めそやされ、心を割って
話せる友人も実のところいない。
素直に恋愛できる性格には育ちそうもないな。。。
まあ、そういう人間を使ってこそ人の業というものを描けるわけだが。
清様が具合悪くなったのは雨の中にいたからですか?風邪→肺炎でしょうか?
>>22 いや、通じてるのは妊娠して堕胎しましたって
表面的な部分だけで、事情がまるきり反対なわけなのだが。
清様はとりあえず横においといて、聡子に関しては高い身分と
社会背景、幼少からの教育の成果で、全て人に委ねて生きなければ
ならない、つまり自身の人生ある意味無いも同然の人。
そんな状況で心底からの願いが叶ったらどうなるよ?
行き着くところまで突進モードになるのは考えられることだし、
ちょっと踏み出すだけが火遊びでは済まない大罪ゆえに、
ものはついでというか、ひとり殺すもふたり殺すもというか、
加減が利かなくなるわけだし。
そこそこ好きに人生選べる現代人が好きにやって失敗しましたって
お気楽さじゃないぞ?
聡子がもし、現代人のような教育を受け、人生にいくつかの選択肢を
持っていたら、ああいう破滅の道には突き進まなかったろうと思う。
>>105 そういえば、昔何かのバラエティーで指が長いとか言ってるの
見た覚えがある。パーだと顔が隠れてた。
111 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 23:25:01 ID:7zsGzqkN
女陰が女の顔になって、ちんぽ食っちゃう話ってほんとにあるの?
こえー。
正直、大失敗。
現代人の感覚でやってもダメだと思う。
可もなく不可もなく、陳腐なメロドラマになってしまった。
さらに、あの雛人形コスプレが塩沢トキに見えてしまったらもうダメ。
感動したのは、映像の美しさ。
特にあの窓ガラス。
ちゃんと昔の大正ガラスで歪みが美しかった。
役者は健闘してたと思うが、姿勢が悪いので貴族に見えない。
あと、唯一観客よりの視点である本多を
ないがしろにしたら取っ掛かりがないわなぁ。
113 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 23:41:58 ID:OM8fiJ4z
企画を担当された藤井浩明氏のお話を聞いてきました。
(於・山中湖三島由紀夫文学館レイクサロン11月3日)
以下詳細(懐かし邦画板にもうぷしたけど)
・三島が死んだ後に生まれたり、当時子供だったり赤ん坊だったりした世代がどんな三島映画を作るかという
不安と期待があった。
・行定監督は常に新潮文庫版の「春の雪」を携え、撮影に臨んでいた。その姿勢に「三島と勝負する監督」の姿を見て
頼もしく思った。
・妻夫木は不安だった。「君、この映画で何をやりたいの?」と聞いたら「僕は世間に阿る演技はしたくありません、グヘヘ」と
はぐらかされたが、その言葉は偶然「炎上」の時に雷蔵が口にした言葉と同じであった。
・「豊饒の海」は必ず全作品やります。もうその方向で話が動いています。本当はコッポラが「春の雪」をやるはずだったし、
僕もそれが見たかった。多分「奔馬」以降は監督が代り、「暁の寺」と「天人五衰」は一本の映画になるかも知れないが、
映画化は必ず実現します。
・僕もあのラストシーンはびっくりした(杉山夫人の親類の男性と司会の佐藤氏も同意)。
まあ、行定さんと脚本家の女の子がどうしても恋愛映画にしたいっていうからいいんじゃないの?
・若尾文子さんが脇役をやるのは初めてで、従来スターだった人が脇に回ると演技計算が
出来なくて戸惑うことがあるので大変心配したが、若尾さんが快諾してびっくりした。
(岸田今日子と若尾文子の役は逆の方が良かったのではないかとの質問に対して)
僕は全然そうは思いません。若尾さん、色っぽくてあの役にピッタリじゃないですか。
114 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 23:45:57 ID:6KXqd0YC
最終的に興行収入10億円は越えそうだね。
115 :
名無シネマ@上映中:2005/11/03(木) 23:51:58 ID:hmLlXFuh
>>113 「天人五衰」の映画化禿しく見たい!
冷酷な絶世の美少年と認識の世界にしか生きられない人間の絶望・・・
絵になる題材だと思うなぁ。
激しい行動小説「奔馬」も映像向きだと思うし、
「暁の寺」はエロスの問題を追及してほしい。
それぞれ監督を誰に任せるかが大問題だとは思うけど。
「奔馬」に続けるにしても、今回飯沼でてないからなあ・・・
「暁の寺」は蓼科の生卵ゴックンとか楽しみかな。
>>113 それこそ若き日の雷蔵で見たかった<清様
見たいけど金がない
119 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 00:11:40 ID:Bslpd3KT
>>118 ∠二`-=-'"~<.,,,,,_ ちゃんと仕事して稼がねーとマジで
,,=''"~ = ぶちころすぞ!
,/ \、i, ,ノ \
___,,,,__ _____ lイ -=・=- -=・=- 'l,
`ヽ=, \/~ ,/ / `iヽ
,,,.-`l <,_ | ,, .,,人, ,_ ,_ l,
∠,,_ \ レ/ ー'"'" `''' '- N
/ \、i, ,ノ ,l, ,/ |
| ○ ○ V / | |
,イ Д て,,/ し(
(_,,. ┌'"| lヾ
l, i / レ| ,, /
\_,i-,_,-i_,,/!' \i,_ ,, ,,, , ,/"
(/ \) (二二!`ヽ-'''"--'"!二二)
キッコロ モリゾー
最近、テンポ重視しすぎて変にはしょりすぎの映画にばっかり当たって
うんざりしてたけど、この映画は描写が丁寧でよかった。
映像もきれいだし、特別大根だなーって思った人もいなかったし。
ま、もう少し盛り上がりがあってもよかったかなと思うけど、変に
臭く演出すると全部台無しになりそうだから、やっぱり抑え目でよかったかも。
「泣くために泣ける映画を見にいく」ってタイプの人はがっかりしただろうなあ。
(実際「なんか思ったより泣けなかったー」とか言ってる若い女の子とかいた
121 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 00:31:46 ID:Wb2A/OU4
ほとんど忘れられているようだが、原作小説が出版されてからほどなく、
フジテレビで吉永小百合と市川海老蔵?主演でドラマ化された。
さらに帝国劇場で舞台劇化されたが、公演直前に小百合が降板した。
それから35年を経ての今回の映画化だが、要するに元々興業的な
成功はあまり見込めない作品だということ。
「セカチュー」大ヒットの功績により行定監督の好きなようにやらせた
というのが真相ではないのか。東宝も赤字にならなければいい、くらいの
つもりだろう。
ヒットしないのは行定が悪い、妻夫木が悪い、竹内が悪いなどというのは、
最初から見当はづれだと思う。
122 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 00:44:46 ID:ygVQrLtr
>>121 原作がヒットしたから小百合と海老蔵(現・団十郎)でドラマ化されたんじゃない?
「要するに」って何だよ?小百合+海老蔵がドラマでやるくらいだから、
相当注目された原作であることは確かでしょ。
あと、ドラマ化は1970年の2月で、舞台は翌71年だから「ほどなく」でもない。
藤井氏の話だと、今回原作を知らないで見た10代女性客層でも、
「映画をきっかけに原作を読んでみる」というアンケートの回答が一番多かったそうな。
「豊饒の海」全体の映画化企画まで持ち上がっているくらいだから、
東宝的には成功だと思ってるんじゃないの?
>121
ほぼ同意。
こういう方向の映画は近年なかったから
シリーズ化に期待したい。
ちゃんとホクロもクローズアップしてたことだし
124 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 00:49:47 ID:Bslpd3KT
>>121 その時に吉永小百合が降板した理由は分かりませんが、
彼女は舞台に向かないと御自分で思われていて、
絶対舞台に出ない女優として有名ですよね。
興行的な成功とは関係ないのではないのでしょうか?
126 :
121:2005/11/04(金) 01:23:41 ID:Wb2A/OU4
誤解を招く書き方だったので、改めてカキコするが、
この35年間、映画化やドラマ化が放置されていたという事実
は、制作者の食指を動かす何かが欠けているからと思ったわけ。
遺族の意向により実現しなかった可能性も考えられなくはないが、
今回の映画化にあたりそういう事実は聞こえてこない。
127 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 02:11:45 ID:nE6tjNdD
ほくろのクローズアップ見逃したよママン
128 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 02:19:15 ID:ygVQrLtr
>>126 いや、遺族の意向と三島の特殊なスタンスによってでしょ。
現に「豊饒の海」は何度も映画化の企画が立てられている。
一番有名なのは1985年「ミシマ」の撮影で来日したコッポラの
「春の雪をヴィットリオ・ストラーロ撮影で前編HV撮影で自分が監督し、
残り3作は自分が日本人の才能ある監督を助ける形で映画化する」というもの。
これは結局ポール・シュレイダーが「ミシマ」で三島氏の遺族の逆鱗に触れて、
コッポラとルーカスの意図自体が潰えたけれど、このせいで逆に、
「コッポラやルーカスクラスでないと三島作品、特に豊饒の海の映画化は無理」
という弱気を日本の映画関係者に与えてしまった。
それに加えて「午後の曳航」や「肉体の学校」がアメリカ人やフランス人の手によって
映画化され、まあまあの成功を収めたことも注目すべき。
「ミシマ」もカンヌで賞を獲っているし、三島由紀夫自体が日本人の手から遠ざかった
というのが、増村保造の「音楽」以降約30年日本で三島作品が映画化されていないことの理由。
但し「潮騒」のような青春作品のバイブルはその間にもたびたび映画化されてヒットしているし、
「金閣寺」も高林陽一がほぼ原作に近い形で映画化に成功している。
三島由紀夫というのは導火線みたいなもので、誰もがそれに火がつくのを待っているが、
誰もそれに火をつける勇気がないから放置されていただけ。
今回の「春の雪」、「憂国」のネガ発見、そして三島由紀夫35回忌と、
三島の周辺は今にも爆発しそうなスキャンダラスな火種でいっぱい。
129 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 03:20:37 ID:d/5YCrA/
>>128 話が横にそれるけど
「スターウォーズ・エピソードU」を見る限り
ルーカスが三島作品を映画化するのって向いてなかったと思う。
人間の情とか心理ってものが全然描けてなかったじゃん。
この映画も似たようなもん。
131 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 04:11:48 ID:7WtvZsT1
そういえばスターウォーズ・エピソードUみたけど何にもおぼえてないよ。w
だからけっきょくエピソードV行かなかった。
>>129 ルーカスはあくまでプロデューサーで、本人が監督する予定だったわけじゃないから
別にいいのでは?
淡々としてるから観てる時も淡々と観ちゃったけど、
これって後からじわじわ来るなあ。
なんかもう一回観たくなってきた。
134 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 08:08:08 ID:tnxxq0Z3
日陰の恋に重点置きすぎ。もう少し純粋さを出してもよかったんじゃ。
原作のエピソードで表されていたものの解釈が、微妙にずれてる気もしたし。
原作と変えたり、捨てた部分のほうが実は重要だった気がしてる。
今襟皮黒の番組見てたんだけど
衣装はすごいとか
つまぶきファンはずっと見つづけるとか竹内ファンは見とれつづけるとか
誉めてないよな。コレ((((((;゚Д゚))))))
聡子は魅力的だ。春の雪で聡子に惚れて
奔馬、暁の寺、天人五衰と読み進んだ。
聡子の消息が聞かれるたび聡子に会いたくて
小説を読んでいた。
最後のあれは何だ・・・・。
愕然とした。
138 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 10:19:23 ID:B5RL+V1+
「シナリオ」って雑誌オモロイよ
映画は絶賛してるんだけどさ
「しかし、大顔の竹内と小顔の妻夫木ではあまりにも
釣り合いが変だ」ってさwww
139 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 10:57:48 ID:RCnbwV1J
>>138 吹いたw
いいんだよ、あの時代設定なんだからwww
鼻の穴の大きさをツッこまれなかっただけまし
140 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 11:02:34 ID:FtLzbrwc
>>88 同感。
清顕の描き方が半端で、最後は一途なイイ奴みたいになっちゃってる。
清顕のこだわる美学や、悪魔的な人を惹き付けてやまない魅力が、映画では『無邪気で純粋』といった
わかりやすくて、万人にも受け入れてもらえそうな感じに薄められてしまったと思った。
美術や脇役、竹内の演技のはまり具合がとてもよかっただけに、残念でならなくて、
「ここまで再現してるのにナゼ???」と・・・・
おさまりがつかないので原作を読まずに一緒に見に行った彼氏に毎日訴え続けてる。
「早く原作を読み終えて一緒にこのモヤモヤに共感してくれ」と。
キチガイ腐女子の彼氏て可哀相
142 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 11:44:14 ID:i0d3SP/2
>>138 そういうのを一般的に粗探しと言うんだよ
結局話題造りのキャスティングなんだろ?
144 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 11:56:06 ID:d5EI7Hpc
映画のテーマ:DQNの自業自得
でOK?
当時はDQNってどんな風に呼ばれてたんだろうね
146 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 12:53:41 ID:jNhBfzsG
昨日観てきた。
なんかこれ「フラれた男がストーキング(雨天決行)に走る」
って話だろ?
清様がただの盛りのついたヒマな学生にしか見えなかったんだが‥。
親には思いっきり甘えてるし。
本多はどうしてこんなのに肩入れするんだ?
すべては「美しいから」なんだけど、そんなに美しかった?つまぶききよあき
148 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 14:10:26 ID:ygVQrLtr
>>146 それは原作に全部書いてある。
映画を観た限りだと清様のパシリに生き甲斐を見出している本多が、
瀕死の清様に呼び出されてウキウキしてるようにしか見えないが。
149 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 14:27:25 ID:Ha/RaPX7
150 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 15:59:23 ID:jNhBfzsG
>>148 ありがと。原作読んでみるわ。
まぁ原作読まなきゃ伝わらないんぢゃ映画としてはどうかと思うが。
大正時代の話なのはわかるがチト真面目すぎないかい?この映画。
終始暗い感じでえらい疲れたよ‥。
暗い映画や真面目な映画なんていっぱいあるじゃん。
文芸映画といわれてる時点で
多少構えてみなけりゃアカンという心構えが必要かもね。
私は裸サスペンダーの場面で新手の変態プレイに見えて
笑いがこみあげて正視できんかったが。
152 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 16:52:54 ID:FjZD6l83
>原作読まなきゃ伝わらないんぢゃ映画としてはどうかと思うが。
映画としては欠陥品ですね。
一つの独立した芸術作品として体を成していないわけですから。
脚本の人若いんだな
「東和シネクラブ」昭和43年5月号 三島由紀夫インタビューより
――『アンナ・カレーニナ』のような世界的文学の映画化についてのご意見は?
「見るより先に原作を読むこと。
これは僕が文士の立場でいうことだが、
本当は僕は映画はオリジナルであるのが本当だと思う。
映画と小説は本来別の道を行くべきだと思うが、
やむなく原作によった場合は、原作にこだわらずに別のジャンル
として見るべきだ。
そうでないと、原作のどこが生きてないなどというが、それは見方が違うので、
映画は映画独自の立場で見るべきだ。
逆にいうと、映画を見て原作をわかったつもりになってはいけない」
「原作を読んでいないと、映画独特の力も、また欠点もわからない」
三島さんわかってるね
156 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 18:32:26 ID:kQW8Ph+Q
おっぱいくらい見せろ
くそやろう
おっぱいないなら観るのや〜めた
158 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 18:46:15 ID:OWGT5yl9
難解な題材を良く料理したと思う。悲恋ものとして単純化したのはやむを得ないが、
ラスト近く、月修寺での妻夫木がやや喰い足りず、もっと歌舞伎並みに大袈裟な演技でも
良かったのでは?また門跡VS本多の対決も物足りない。それに原作を読んで無い人は、
清顕が亡くなったことが、はっきりしないのでは?キャストは松枝侯爵をはじめGoodだが
本多はどうみても学習院きっての秀才には見えん!!
そういや、裸サスペンダーは
ヴィスコンティの『愛の嵐』のオマージュなのだろうか?
映画がはじまるまで館内で宇多田ががずっと流れてた。
うんざりだ。
竹内の肌が汚くて、随分老けて見えてがっかりだ。
着物は綺麗だったなー。
162 :
159:2005/11/04(金) 19:26:58 ID:vBOoyvwg
160 ご指摘ありがとうございます。
恥ずかしい間違いですね。今から裸サスで町中練り歩いてきまつorz
清様って最後死んでないよね?
あのまま一生離れて暮らしたんだろうか。
164 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 20:03:59 ID:w2v4AioP
2ショットのシーンでピントを順番に合わせるカメラワークに感動した。
あっという間の2時間40分でした。もっかい結子タンを拝みにいきまつ♪
165 :
158:2005/11/04(金) 20:04:20 ID:OWGT5yl9
>>163 え〜嘘でしょう。ラストで松枝邸の滝のそばで夢日記を広げてたのは
本多だよね、、オレも一瞬清顕に見えたんだが、、教えてえらい人。
輪廻転生の物語です。
清さまは亡くなられ、転生されます。
しかしそれも…
「心ごころですさかい」
>>163 原作では東京に戻って二日後に死んだという設定です。
>>167 原作では死んでるんだね。ありがd。
死んだか死んでないかで友達ともめたもんで。
>112
遅レスで悪いが、そんああなたには、自由恋愛を強くお勧めするよ。
映画では、敢えてそうしたのかもしれないが
死をはっきり描いてなかったな。
あれだけ見たら死んだか死んでないかわからないのも仕方ない。
明日また行くつもり。
もう一回見たいシーンがいっぱい。
死んだんだ、清様。
2人ともずっと生きてて、お互い思い続けるみたいな感じなのかと思ってた。
173 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 21:51:12 ID:WJy6Xh4O
映画では死んでない。
永遠に会えなくなってしまったが、今の方が存在を近く感じる、
とかなんとか言って生き延びたモヨウ。
174 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 22:02:57 ID:QHVzRvWD
カゼで死んじゃう清様イカス!
いやいや風邪を舐めちゃいけないよ。
176 :
158:2005/11/04(金) 22:08:54 ID:OWGT5yl9
>>173 へえ〜そっか。まあ、気持ちが昇華したというか、一種のハッピーエンドだわな。
高校生の本分に返って受験勉強を始めたり、「聡子のバカやろう〜〜」とか
叫んで遊廓に行ってたりして、、、それも良いかもしれないが。
>>173 映画でも死んでるよ
ビジュアルブックに
“永遠の眠りについた”って書いてある
178 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 22:17:50 ID:PjZSou1q
今見てきた。竹内デカすぎ。タイタニックのローズみたいで色気もない。
179 :
名無シネマ@上映中:2005/11/04(金) 22:20:46 ID:7WtvZsT1
ポスターもタイタニックみたいだしな・・・
ちなみにこの映画で二人の象徴ともなっている蝶は、
原作では天人五衰の最後の最後に、本多が月修寺へ
向かう参道で出てきたりする。
豊饒の海という物語全体にも含みを持たせた演出を
今回の映画の中に盛り込んだのはなかなかよかったと思う。
>>128 >「春の雪をヴィットリオ・ストラーロ撮影で
ヴィットリオ・ストラーロ撮影と言えば、自分の中ではベルトルッチの「暗殺の森」。
原作はモラヴィアで三島の作品とどこかつながるところもある。
主演のトランティニャンは所謂美青年ではないけれど、渋くていい男だった。
彼のような知的な雰囲気のある日本の青年が清顕を演じていたら、どんなにか素晴らしかったろうに。
言われなきゃわかんねーよwwww
今日見てきた。
ミッチー良かった。若干鳥肌実チックだったけど。
竹内結子初めていい女優だと思った…
妻夫木はこういう役もいちおできるんだね。
瀬をはやみ〜の歌もいいな。個人的に百人一首の中で
紫式部のめぐりあいて〜の歌の次に位に好きな歌だからってのもあるけど…
清様最後死んじゃったのか。
4部作というからてっきりなんだかんだで会う話なのかと思ってた…
レイトショーで観てきた。
大正なのにグロスやマニキュアをしてる竹内結子が気になった
竹内さんの肌(顔)はなんとかならなかったのだろうか。。。
ブツブツっていうか、凹凸が目立って気になってしまったよ。
化粧&照明で隠せないなんてそうとうヤバイな。
今、再放送のジーンなんて綺麗だよ〜〜〜。
でもチューはうまいな。。。
186 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 01:02:38 ID:794iRokY
飯沼が出てこないけど山田がそれにあたるのかな?
取りあえず明日も観て来ます
複数回見に行くのは生まれて初めてだお^^
187 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 01:19:31 ID:0VVsRunr
宮様にミッチーを選んだのはナカナカだと思う。
>>146 映画は原作をモチーフにした
綺麗であればいいという感じなんでかるーく見ればいいかと。
原作も私的には深く考えないんだけど↓のような論もある。
以下引用
原作では、清顕は「今、夢を見ていた。又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」と本多に告げて死ぬ。
実は夢日記を書き綴る清顕とは夢の人、言い換えれば実在しない人なのだ。
「豊饒の海」は輪廻転生の物語だが、最終巻「天人五衰」で転生は偽者だと分かり、
本多自身がなんと当の聡子に
「清顕さんという方は、お名をきいたこともありません。
そんなお方は、もともとあらしゃらなかったのと違いますか?
何やら本多さんが、あるように思うてあらしゃって、実ははじめから、どこにもおられなんだ、
ということではありませんか?」
とけんもほろろに否定されている。
ここで暗示されているのは、実は清顕というのは、本多の脳内幻想にある聡子と恋する
自分の分身だということだ。
映画では、本多はいつも剣道着姿の体育会系として描かれているが、
原作の本多は、スポーツとは縁のない勤勉秀才タイプで、後に裁判官、弁護士となる。
三島は東大法学部で法曹界には行っていないが、大蔵省に勤めている。いわば本多は三島の分身だ。
「春の雪」から続く一連の巻自体が本多の夢であったということだ。
では、聡子とは結局何だったのか? 荒っぽく言えば、天皇なのだ。
清顕が恋するのは、生の聡子ではなく、皇室に嫁ぐことになった聡子なのだ。
聡子という人間が皇室という権威に裏付けされて初めて命懸けの恋の対象になるということ。
(続き)
二・二六事件の青年将校(実際、第二巻「奔馬」は決起する青年将校たちの挫折の物語だ)の
天皇への忠義、あるいは前の大戦で「天皇陛下のおんために」と死んでいった
英霊たちと重ねあわされている。
三島は「英霊の声」で「などてすめろぎはひととなりたまいし」と人間宣言した天皇を恨んでいる。
出征兵士の合言葉だった「靖国で会おう」という言葉を思い起こせば、
清顕が本多に残した言葉「又、会うぜ。きっと会う。滝の下で」が何を暗示しているか
想像がつこうというものだ。
清顕は天皇のために命をかけて死んだ英霊の象徴なのだ。
そして、本多に対し清顕の存在を否定した聡子も人間宣言した「天皇」なのだ。
聡子は本多に「自分は現人神ではない」と言ったのだ。
本多は既に「奔馬」で出家した聡子をこう思っている。
「自分にとっての奇蹟ではあれ、あの人(聡子)の住む世界にとっては、奇蹟というものはもはや存在しないのだ」と。
夢や奇跡がなくなった空虚な現代日本へのあてこすりでなくて何だろう。
頑張ってネタバレしてる奴て馬鹿?
191 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 01:36:05 ID:49Spflwl
>>185 あれは化粧の仕方が悪いんじゃないか?白く塗りすぎだろ!WW
昔の人はあんなに顔白く塗ってたんかな?
>>188 原作で清顕が最後に寺に行く日が2/26だったんだが、これって2巻の伏線なん?
193 :
185:2005/11/05(土) 01:51:15 ID:arqS8iIy
>>191 中絶した後、病院ベッドでの肌、やばいっしょ。
194 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 02:14:28 ID:YZHUc+06
>>193 中絶後の竹内の肌はわざと汚いメイクしたんだよ
監督は身も心もボロボロな感じを表現したかったらしいよ
195 :
185:2005/11/05(土) 02:26:11 ID:arqS8iIy
>>194 なるほど、そうだったのか。サンキュ!
それ、パンフに書いてあるの?
観て来た。
原作を読んだことがあるだけで、主演の二人や監督のことは良く知らなかった。
以前、フジで撮影現場が放送された時、監督のあの風貌を見て、正直こいつで
大丈夫なのかと思った。だから期待せずに観た。涙が出た。
想像したよりはるかに良かった。特に主演の女優が。
DVD化されたらすぐに購入したい。
主題歌は宇多田よりもNANAの劇中歌「Endless Story」の方が
イメージ的に合ってると思ったw
それ以外は、ほぼ完璧だったので惜しい
>監督のあの風貌を見て、正直こいつで
>大丈夫なのかと思った。だから期待せずに観た。涙が出た。
監督の風貌で
199 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 07:06:10 ID:uROizVM3
清様がちょっと原作のイメージと違った
もっとクールな美少年が良かった
久しぶりにお金返してほしいと思った映画だった。
201 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 09:08:33 ID:wBT2QfDN
いつまで公開してるのですか?
202 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 09:10:13 ID:sfRhwUY9
>177
し・・芯でたの?
春まで生き延びたようだから肺炎は快癒したんだろうと思ってた。
でもあの映画だけで永遠の眠りについたことがわかるような表現あったっけ。
203 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 10:51:45 ID:6/omQ/V9
本屋で原作を買おうとしたら売り切れてた!
アマゾンで注文したけど、今現在ランキング30位。
結構すごくね?
この前読売新聞での文庫本ランキング2位だったぞ
王様のブランチでは徹底してこの映画に触れないんだなあ。
優香が司会だと、今後一切妻夫木の作品の紹介はしないって
事なのか?
フジテレビ映画だからじゃね?
207 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 11:52:35 ID:R0sqrbbM
文庫本売れてるね。
三島ブーム到来。
かもよ。
208 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 13:01:02 ID:BFWlkvKE
最近の三島の文庫本はフリガナがついてるからいいね。
フリガナついてないのは難しすぎて読めないよ。w
209 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 13:40:38 ID:H/nTF+dZ
中絶後の竹内の肌がボロボロにしたのはわざとと書いてるのを見たが、正直その前から凸凹してて見苦しかった。
210 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 14:07:08 ID:ZmIgP8M0
竹内結子キレイだったなー
思ったよりも演技派だったんで見直したよ
211 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 14:12:57 ID:hM8YxgmT
マーラー作曲「交響曲5番4楽章」が流れてきた瞬間、
ヴィスコンティ「ヴェニスに死す」を思い出した。
ラストシーンは監督独自の解釈だろうが、まったく感動できなかった。
212 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 15:23:20 ID:JKLu749N
さっき2回目見にいってきたけど、
「俺たちはまた会う」ってやっぱ本多に言ってるよな。
てか客の入りが悪いなー(((´・ω・`)
この映画のCMって一回も見なかったな
力入れてないの?
制作費1億ぐらい?
確かに客が少ない。都内はどうなんだ。
どこも同じだろ
>>188 第4部のラストを楽しみにしつつ春の雪を読み始めたんだけど....(´・ω・`)ミチャッタ
217 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 17:31:52 ID:hC+ImUZO
188はクズ
219 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 20:50:12 ID:9Cj31SG6
>>213 フジテレビで朝からバンバンCM流れてたよ。
豊饒の海って、実は月のクレーターのことなんでしょう。
生物はおろか、水もなければ空気もない、何もない世界。
小説の最初と最後にも「何もない」という言葉が印象的に
使われている。
映画なら、映像の美しさがあれば、それ以外何もなくていい
とおもう。
この世界には何もないといいたいための長い小説なのだから。
>>213 東宝の市川南Pによると
制作費5億5千万、宣伝費3億円、プリント代1億円
計9億5千万
目標興行収入15億〜20億
20億行けば劇場収入だけで儲けが出る
映画ってものすごいお金使われてるんですね…。全く知りませんでした(^o^;
来週のレディースデイに見にいくので楽しみです!
223 :
名無シネマ@上映中:2005/11/05(土) 23:41:29 ID:wcH1ji9s
制作費5億5千万 ≒ 宣伝費3億円 にはちっと驚いた。
宣伝費ってかかるねぇ・・・
あまり力を入れた作品で無いのはわかった
予告編見たけど、ひどいな
大作と言われてたから、もっと制作費はかかってたのかと思ってた。
意外と平凡な額なんだね。
>>223 いや邦画がは金をかけない方
かけなくてもいいように出来ている
例えば役者がテレビに出てあるいは雑誌の表紙で宣伝するこれなんか金なんてかからなない
金だしてテレビや雑誌にでるわけじゃないからね
洋画の大作なんて10億なんてざらだよ
役者使えないからcmいっぱい流してやるから
イイ映画でした。
レイト結構入ってたよ!
229 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:03:40 ID:lClCgkg/
231 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:15:43 ID:ex99xQLV
うぉ〜、スゴイぞ、 で、でも奔馬がつづかない・・・
天人五衰までいく人いるか〜
232 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:19:05 ID:LIone48Y
10年位前にシリーズ全部読んだのに、すっかり忘れてしまった。
タイの王子とか出てこなかったっけ?
得利寺附近の戦死者の弔祭の写真 って映画に出てくるん?
234 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:39:40 ID:BiggcpL5
タイ王子のグダグダなところは端折ってたよ
指輪や母国の彼女は登場はしてたけど
235 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:47:43 ID:+w36ljuk
こないだ、この映画見た。
絵はきれいだった。随分、凝ってるなと思いながら、見ていた。
ただ、原作が原作なだけに、このストーリーだと万人受けはしないだろうなとも
思いながら見ていた。テレビCMとかだけ見ていたら、きっと、この映画が恋愛
映画だと勘違いして最後まで見てしまう人が多いような。確かに、映画は恋愛が
テーマのように見せてもいるけど、原作に或る程度忠実に作ったせいか、原作の
部分も見え隠れして単なる恋愛ものとは違う匂いもさせている。
この原作だと、単純に泣ける作品は難しいな。ただ、映像はほんときれいだった。
四部作は大分前に読んだが、かなりの衝撃を受けた。三島由紀夫のすごさを思いし
らされたって感じだったな。文章力もすごいが、最後の最後で全否定してしまう台
詞。あれを読んだとき、今までのストーリーは何だったんだ?って思わず自問自答
したもんな。結局、今に至るまで、最後の聡子の台詞が何を意味しているのか、正
確に理解できずにいる。
236 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:50:37 ID:pRVy2zGL
正直160分はナゲーよ
エロシーンなんてもっと端折っても良かったんじゃねの?
後、夢の中のタイ人王子は面白すぎだ。
あと妻の褌とか本多の清様への友情をも超越してそうな
何かがホモ臭かったな
でもラストの蝶のシーンは良かった
結ばれない二人が転生して結ばれる。イイネ〜
まあ全ては清様が『坊やだからさ』
237 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 00:50:53 ID:3JIAJ3xu
タイの皇子の言う通り、聡子の為に死んだよね。
何回見ても百人一首のとこは泣ける。仏門に入る聡子と清様はまた一緒になった…こんな解釈でいいんだよね。
238 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 01:03:08 ID:pRVy2zGL
そういや鎌倉での密会シーンで小走りになる竹内の下っ腹が
膨れていたような気がするんだが
239 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 01:22:33 ID:DBFAPRAX
この映画のロケ地はどこ?
240 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 01:26:10 ID:pRVy2zGL
庭園のシーンは高松の栗林公園だと
ロケハンは大変だったろうなと思うぞ
241 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 01:57:30 ID:9++8FtPv
清様が手紙を破るシーンで流れてた曲の題名は何ですか?
マーラー作曲/交響曲5番4楽章
243 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 02:14:39 ID:BiggcpL5
カルタは映画オリジナルだけどツボにはまりました
横浜の桜木町、今日までなんだけどw
公開一週間であぼんかよwww
>>233 無かった。
映画の冒頭は幼少期の清顯と聰子が歌留多取りをするシーンだったがとても美しかった。
原作の歌留多に目を留めた監督さんの慧眼はすばらしい。
竹内さんの目で魅せる演技もたおやかな表情も良かった。
帝国劇場での聰子は本当に美しかった。
やっぱりね。こんな中途半端に終わる訳ないもんね。
年配のご夫婦や女性グループが結構見に来ててびっくり。若い竹内や妻夫木の演技で泣いてるんだよね。
そういう映画なんだなあって実感した。
>>247 なんでびっくりするのかがわからない。
文芸映画なんてまさに女性向きだし。
原作が三島だから年配の人が見にくるのも当たり前だし。
249 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 10:34:50 ID:lClCgkg/
原作読んでる(買ってる)のって、やっぱり女性が多いの?
リブロのサイトで男女別売上ランキングが見れるけど、男性のランクには一切入ってないのに
女性・OLのランキングには入ってる。
>>238 撮影当時は妊娠2〜3ヶ月だから、膨れてるわけがない。
>>245 月刊シナリオによると、歌留多のアイデアを出したのは
プロデューサーのようです。
自分もいい使い方だと思った。
252 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 11:48:19 ID:/HMUpONM
三島ファンの私からいえばもう少し美男子の俳優を使って欲しかったと
ま、ブッキーも頑張ってたし演技も良かったけど
>>251 (ノ∀`)アチャー どうも失礼しました。
それにしてもあの勝気で男勝りの``あすか''が
春の雪の聰子を演じるとは思わなかった。
254 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 13:05:33 ID:8LhdhPMa
シリーズ第4作「天人五衰」の本多役は緒方拳で聡子役は寂聴で
やって欲しい。
月修寺のシーンで聡子おばあちゃんの満弁なる笑顔でラストシーン。。。
漣光る霧青沼に漂う二羽の白紫蝶。。。
ここ読んで覚悟していたけれど、竹内聡子が意外とエロかった。
それと、みねの逆夜這いシーン、腰巻つけてたほうがエロいのにー
とおもった私は監督とエロの感覚違うんだなーと素直に思ったw
でも、本多には「きみ」じゃなくて「貴様」と言い続けてほしかった。
ここまできっちり話を完結させてしまうと、この映画の続編としての
豊饒の海シリーズは無理なのでは、と。
散々既出だけど飯沼いないし孔雀の夢もないし。
この映画の清様の夢は全部聡子に関するものだし。
でも、後ろの女子高生軍団が「なかなかったけどちょっとやばかった」
と言ってたのは原作ファンとしてはうれしい。アイドル映画でもいい。
それをきっかけに三島原作にも触れてほしい。
映画はもともと一作かぎりとして作ったんでしょ。
だから二人の愛とやらだけに焦点絞って他は切り捨ててる。
モチーフに近いんじゃないかな?
でもこの話って表現は華麗だけど続きがなければ割と薄っぺらい内容なんで
それはそれでよしなんではないかな。
でもやっぱり清さまと聡子のイメージが・・・・。
この映画をきっかけに原作が読まれてるからそれだけでもこの映画の価値はあると思う。原作の世界観を壊してない
よくできた良作だったよ。
20代に受けてるみたいだから三島を知らない世代にはいい形で残る。
良かった、今週桜木町で観ようと思ってたからびびった。
自分の周囲の評価は結構良いので楽しみ。パンフも買おう。
マグカプー買いにもういっぺん行こうかな。
パンフに「温かい飲み物注ぐと、青い蝶が消え、下から桜の花びらが現れます。」とか書いてるし。。。
264 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 16:40:28 ID:+goqed5y
竹内の地元、埼玉県浦和市の映画館は満員でしたよ。
新シ朝ネ土ウハウハ
オレもこの映画観て
豊饒の海1〜4巻買ったよ
満員いい響きだね。
じわじわ来てる感じ。
たぶんスクリーンが小さいところに移っただけだと思うよ。
赤羽の駅中の本屋のスクリーンで『春の雪』のCMやってる。
これだけ観ると『純愛』『悲恋』→泣ける映画と勘違いする人もいるかもね…
270 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 18:09:04 ID:pRVy2zGL
作中に流れる音楽はどれも良いのだが
エンディングの某女性歌手の歌だけが嫌だ
もういい加減しろよTOEMI!!
271 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 19:21:23 ID:b2E8cJU/
ってか夢日記って意味ある??
>>271 原作では全巻を通して非常に意味がある。
奔馬以降の三部作につなげるためにも出しときたかったんじゃないかな?
たしかにこの映画だけじゃ必要性がわかりにくいかもね。
スターウォーズみたいにすればいいのに…
暁の寺→天人五衰→20年経て→春の海→奔馬
>>273 いや、作品の流れはそのままにしたほうがいいんじゃないか。
で、役は全部同じ人がやる。
蓼科、聡子、本多の役の人には長生きしてもらわんとなあ。
275 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 21:46:19 ID:5wrVdAOM
女子高生連中には理解できないと思われ・・・・・
セカチュウ並の恋愛映画だという入り口だろうけど。
三島の思想で、聡子が天皇を表してることは正解。
聡子はあくまでも対象で、主体ではない。
道義的革命の論理、「待つ革命」って奴ですな。
277 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 21:54:40 ID:5wrVdAOM
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わんとぞ思ふ
本多君がウルルンに出ています。
279 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 22:28:50 ID:pRVy2zGL
本多君がとうしても長井秀和にしか見えないんだが…
間違いないw
ウルルンたまたま見てたんだが、映画は春に撮影してたとはいえ
随分顔違う感じがする。
映画の本田君、髪型とスタンドカラーの白シャツのせいか
「劇画化 劇団ひとり」に見えた。そう思ったら出てくるたび
ニヤニヤしてる自分がいた。
本多役の人って、太陽の季節に出てたっけ?
金持ちの坊ちゃんの役で。
283 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 23:34:36 ID:OitRIczf
284 :
名無シネマ@上映中:2005/11/06(日) 23:57:12 ID:wsosaEeD
去年初めの舞台BENTにも出てたあるよ!
285 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 00:07:42 ID:5wrVdAOM
これをみた今日、漏れも破局した
286 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 00:55:09 ID:DEnLDNRA
最後の「夢日記」、イラネだろ。蝶だけ飛ばせば良いんじゃないかと思た。
あと、エンディングの宇多田、激しく違和感だった。
>>287 「奔馬」の冒頭で本多の手に夢日記が手渡された描写に
つなげるために、わざと入れたんではないかと想像。
「春の雪」だけ読んで映画観たんだけど、ストーリーの端折り方
については特に気にならなかった。
その後「奔馬」も読み始めたけど、豊饒の海ファンの人が、
あれじゃあ全然伏線を描けてないじゃないか!と言うのも
なんとなくわかる気がする。
でも「春の雪」だけで続編は考えてないらしいから、やっぱり
これはこれでいいんでないのかな。
290 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 10:18:01 ID:fPTndQDR
宇多田に曲たのんだ、プロデューサーに文句いえ
清様はたしかにちょっとイメージと違ったけど、
原作そのもののイメージをビジュアルで見せられたら
恥ずかしくて2時間半も正視できそうにないので
個人的にはあれでよかったような気もする。
292 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 10:31:11 ID:29QJoTf8
この監督が「春の雪」のみを表層的にとらえて
映画化したのは無難だし、力量もそこどまり。
ウタダは結構、あっていたと思ったけどな。
後、劇中で出てくる
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢わんとぞ思ふ
というやつ、昔深きょんが出てた「ファーストラブ」というドラマで
出てきたので、意味は知っていた。
あの作品をあそこまで作り上げたのは普通にすごいと思うが・・・
監督や撮影、役者には誠意を感じたけど脚本は酷いと思う
296 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 12:53:15 ID:ErrNfm8o
まあ、北の零年の三千倍、出来が良かったので、ほっとしたよ。
297 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 16:09:38 ID:aS3bW9D1
299 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 16:54:28 ID:keAaXXKJ
いろんなブログ巡回してると面白く斬新な意見が多いね^^
原作は読んだことはありませんが、ストーリーは静かにとんとんと進み、特に大きな展開もないです、、
途中”雛壇のシーン”で一瞬びっくりします、、、なんだこりゃって、、、。
観て最後に思ったのは小説として細かく描かれ、多くにの人に読まれた名作を今になって
わざわざ映像化する必要はあまりないような気がしました。
****さん、はじめましてコメントありがとうございます。
雛壇のシーンにも驚かされましたし、インドの王子様も、、鎌倉の大仏を拝んでました、、、、。
四部作構成なんですね、知りませんでした、、、。
ふんどし穿いてましたねー、ラブシーンは雨がスゴイうるさかったのを覚えています。
300 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 17:06:34 ID:9CKtgppW
色んなブログ見たけど概ね好評のようですね
301 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 17:13:00 ID:Oc8uhJkj
週末の興行収入は?
302 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 17:52:51 ID:DQxVHONU
4位みたい。週末。
304 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 19:01:04 ID:tcVNFcgR
>>300 釣りですか?
1.3丁目
2.ケシゴム
3.グリム
4.春の雪
竹内さんが妊娠・結婚せず今も独身のままで、プロモも積極的に参加して
いたら、もっと、興行収入は良かったんだろうか?
そう言うことは関係ないのだろうか?
文芸大作が思いのほか、敬遠されたのか・・・?
一般向けではない?
307 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 19:34:54 ID:aS3bW9D1
ちょwwwインドの王子かよ
308 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 19:44:07 ID:nJQQvZxk
雨がスゴイうるさいとか言われてもね…
>>305 どうだろう?
竹内をアイドル視してる人にとっては、結婚、妊娠は退き要素だろうけど、
よく売れてる女優さんくらいの認識の人にとっては話題性が出来た分、
映画にも興味持つ機会になったかも。
一応、自分の周りの人たちにはプラスに働いているみたいだけど。
(芸能情報源が朝のWSがせいぜいという人達なので)
公開前からずーっとブログ検索して見てるが(暇人)、
予告編の段階ではめちゃくちゃ評判良かったんだよ。
(絶対見たい!って書いてる人が多かった)
それが初動で一位にもならないって事は、いざとなると
上映時間の長さに尻込みしたとか?
第一週なんてまだ評判とか行き渡ってないだろうに。
でも公開当初に比べると、ブログの感想は割と好評なものが
多くなってるように思う。
即見た人は期待が大きすぎたのかな?
http://tenbinthe.exblog.jp/1852103 さて、三島由紀夫の遺作が原作だそうです。読んだことが無いので原作に忠実か脚色重視かは分かりません。
最初に思ったこと。ストーリーが単純すぎる。それがいいか悪いかは別にして、どうなんだろう・あまりにもひねりがない。
主演の妻夫木くんは相変わらず学生服がよくお似合い。それでも大分大人になったなあと感じられます。
今回一応学習院大学の学生ですから。
個人のブログ貼ってやるなよ
313 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 21:34:28 ID:I1ED45wP
まあ四巻通しての主題は恋愛ではないし。
何の映画か分からなく恐れはあるな。
ただ崇徳院の和歌は合っていた
映画より香ばしいブログの感想の方がおもしろいなw
315 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 21:59:05 ID:Oc8uhJkj
一般には、
「春の雪」「北の零年」よりも「世界の中心で愛をさけぶ」!?
ベストセラーの映画化には勝てないってこと?
三島由紀夫は格調が高過ぎて難解かも と先入観があるのかもしれない。
なんか景気のいい話がないね。
317 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 22:48:58 ID:vLdCO2GS
どうしてつまぶきはもっとはっきりちゃんと気持ちを伝えないの?最初から伝えてりゃ良かったじゃー。もどかしかった。
清さまは子供よっ!
確かに景気のいい話は無いな…全体的に。
宇多田の主題歌は歌詞は合ってるんだけど、
最初の「母さんどうしてー」のインパクトが強すぎた。
320 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 22:58:47 ID:DEnLDNRA
伝えたら文学じゃねーし
つか、全てを知った上で雪見に誘ってくれるおひい様を
泣かすのは流石にアホだな〜と思ったな
まあそれも若さ(青さ)ゆえの気恥ずかしさとか複雑な感情があったんだろうなと
思う34歳の汚れた俺。
近所の仲良くしてる年配の女性に「豊饒の海」全4冊初版を戴きました。
ハードカバーで紙箱ケースに入ってる。
腰巻に「川端康成」が文を寄せてたりして感動。
何より一冊の値段に吃驚、500円してないの。
当時の物価考えたら豪華本でしょうけど。
奔馬読み始めたけど、旧仮名遣いに旧字体の活字で感激!
装丁も格調高くて(・∀・)イイ!!
>319
ママ〜ドゥユリメンバ〜を思い出す。
清様は聡子と幼なじみだから、子供の頃チンポを見られてたかも、
と思うとどうしても素直になれなかったんだよね?
って確か原作にあったよね?
清様の心情を表現させるのがやっぱり難しかったなあ…それは妻夫木君が悪いのか原作がわかりずらいからなのか?感情入れずらいよね。
レイトショーで見てきた。
長時間にだれることなく、見ごたえありました。
文芸大作の映画化としては、成功の部類といえるのでは。
映像は評判よりかは、たいしたことなかったかな。
カメラワークを凝りすぎて見ずらいシーンが多々あったのが残念。
話としては清顯が風邪で死んじゃうのは強引だと思った。
役者は竹内、大楠、榎木が良かった。
326 :
名無シネマ@上映中:2005/11/07(月) 23:24:01 ID:DEnLDNRA
清様が、子供なのはまあ納得いくシーンがあったので良いが
セックルを憶えた聡子姫が単なる遣りたがりに成り下がったのがなんだかなーと思った。
327 :
いまさらねたばれ:2005/11/07(月) 23:25:42 ID:jNOlBvbH
原作読まずに映画見たんですけど…
主人公二人の人格描写が少なくて、妻が「完璧な秀才」で竹が半端なくいい女
で、そんな二人が強烈に引かれている印象が希薄なんですが、その辺は原作で
は、三島らしく延々と表現しているのでしょうか?
一場面ごとに考えていると映像に追いつけず、苦労しました。
独占欲の強いナルシシズムを超えた恋愛が、倫理も慈愛も超えて、
人間愛に行き着いて、友と生きるために東京に帰るの方向性でいいのでしょうか?
一緒に見に行った人は、DQNとDQNの世間知らずがセックル好きな阿呆って
言ったので、哀しく思いました。
最期に夢日記の白紙を撮るのは、妄想的な独占欲が変化して、現実の中での
人間愛は白紙という解釈になるのでしょうか?
映画だけでは難解です。原作読むべきですか?
>>324 原作読んでなかったらしいけどね、妻夫木
原作では清様については特有の表現で姿や心理を書いてる。聡子の心情はないに等しいよね。違ったけ?
2回読んだけど私の理解力ではダメかもw
聡子の心情が現されていたのは唯一、鎌倉での清顕との逢瀬の帰りの車中での
本多との会話シーンだけじゃなかったかな。
あのシーン好きなので映画でも楽しみにしてたのになかったのが残念だわぁ。
>鎌倉での清顕との逢瀬の帰りの車中での
うわぁ生々しい、逢瀬ってようは、青姦してきたばっかりの
女を車で送るなんて…
宇多田の歌詞、良いかなぁ?
慣れない同士でよくがんばったね
間違えた恋をしたけど間違いではなかった
とか、センス無さすぎると思う。
>>327 要は『自分は頭いいんです。ウフフ』と言いたいだけだろ?
映画は映画で原作とは違う情報媒体。映画→製作費云々→儲からねば→大衆受け。
映画観て深読みするのは自由だけど自分の感想として黙っとくべきじゃない?
言い方が鼻につくよ。
>>330 本多の「失敬なほど美しい」っていう表現が印象的。
ところで、どうして月修寺では秋だったの?早春じゃなかった?
あれはCGでしょ。晩秋の設定だから。
ラスト、清様、「春になったら距離が近くなった」は自分が死んで仏門に入った聡子と近くなったという意味なのかな?
>>321 うらやましい。自分も初版で全部欲しいなぁ・・・
その単行本の第四巻「天人五衰」の表紙の美しい海の絵は、
三島の死後に瑤子夫人が自ら絵筆をとって描き上げたものですよ。
そう思って装丁を眺めると、また感慨深いものがありますよね。
>>334 いつも先の先の先を読もうとして人生踏み外すタイプだな
340 :
713:名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 01:14:23 ID:oLugRCGB
>>338 古本屋で4冊まとめて3,000円くらいから売ってるよ。
美品はさすがに1冊15,000円上というのもある。
小学1年生の娘連れて観に行っても大丈夫でしょうか?
俺は箱入りを本屋の外にある100円コーナーで4冊まとめて買ったよ
343 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 01:53:29 ID:1GqRRD+3
小学生向けでないシーンがあるのでお勧め出来ないかも
>>341 観る前はおトイレに連れて行ってあげましょう。水分は控え目にね。
もしかして、濡れ場のことですかね? それならぜんぜん大丈夫だと思いますが。
おひぃ様の衣装もどれも綺麗ですし、小さな女の子が観ても楽しめるんじゃないですかね。
あれくらい問題ないっしょ。腰振ってるわけじゃないし。
346 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 02:11:53 ID:dUrxD2gY
しかし、この映画見て、原作も単純な恋愛ものだと勘違いして買って読んでみた
はいいものの、なんか勝手が違うと感じる人が少なからずいそうな予感。
とにかく原作は四部作全部読まないとストーリーが完結しないし、読み切っても
完全に理解するのは難しかったりする。
まあ、とにかく三島のすごさだけがなんとなくわかるという感じ。
347 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 02:14:54 ID:oLugRCGB
そもそも、小学校一年生に2時間半はキツイのでは? 何も禁断の恋を
見せなくても・・・。
348 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 02:20:52 ID:CYhJxTq9
こどもは途中で飽きるよ
いっそう、寝不足にさせておいて寝てくれればいいが。
むずがったら周りに迷惑。
小1じゃ途中で飽きるか寝るだろうな
横でお菓子とかバリバリ食べられたり
内容の説明とかされても迷惑だし連れて来ないで
家族で行って、5歳の息子も一緒に連れて観たけど、
大人しく観てて大丈夫だったと書いてた人もいたけどな。
まぁその子によると思うけど。
>>327を読んでいると、映画だけでは解釈しきれないか、
できるだけの要素は盛り込まれていても1回の鑑賞じゃ
受け取れ切れないかって感じだね。
行定は原作の答え合わせにならないようって意識してたというから、
映画だけでも何とか分かるように作っているかと思ってたけど。
>>334 この映画のスレで長文レスをウザがっていたら碌な話ができん。
公開初期でもあるしちょっとは許容力つけような。
>>329 聡子の心理描写は蓼科が清顕に諦めさせようとして
それまでの清顕の仕置きをなじる場面くらいしか思い浮かばないな。
ずっと清顕目線で描かれていて大人ぶった令嬢的だったのが、
普通に健気なおひいさんやないかと可愛くなったのを覚えてる。
三島はそういう効果も狙って、聡子の心理描写をその場面まで
避けていたのだろうなと思うが。
353 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 06:09:59 ID:9lgaRxVm
主題歌の歌詞が酷い。
さだまさしのでメロディはともかく歌詞がこの作品に遭うのがあった
♪源氏山から北鎌倉へ
ゆらゆらと影ばかり立ち上る夕べ
(中略)
君を捨てるか僕が消えるか
いっそ2人で落ちようか
河の流れは惑うことなく
うたかたの夢押し流してゆく
昨日は昨日 明日は明日
再び戻る今日はない♪
タイトル覚えてる人いる?
354 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 06:16:26 ID:APNwGmQl
妻夫木と行定監督らのプロモでは、色気もインパクトも
足りなかったからね。東京国際映画祭でレッドカーペットを
歩く女優がいなかった・・・のは痛かった。
「〜消しゴム」と「3丁目〜」に、観客を取られている。
これから、益々「春の雪」は厳しくなって来た。
355 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 06:30:20 ID:yGP0eZBG
>>354 そうか?
週末ランキング
一週目 2位
二週目 4位
なかなかじゃない? ビミョーな位置かな?
金額見てみないとわかんない。いくら位だろうか?
消しゴム
早くも100万人観客動員。興行収入13億円突破。
358 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 12:11:50 ID:q7MfRpeO
清様素敵でした
原作読みながら超美少年を想像してたけど妻武木君もまぁまぁ頑張ってたかな
竹内さんも綺麗でした
文芸的な大作よりも
3丁目〜みたいなのがノスタルジアを誘うのかも。
妻武木、竹内バラしてたらいいんだけど
相性あまりよくない気がする。
妻武木も竹内も頑張ってると思うけど二人同時だと
TVのトレンディー俳優色が強くなるね
どちらか1人は変えてよかったかもね
妻の月9ドラマの失敗は妻がスクリーンサイズの俳優になってしまった
のが要因のひとつである
といっていた人がキネ旬でいたなぁ
「ALWAYS 三丁目の夕日」 11/5(土)〜11/6(日)の2日間
動員 16万4000人 興収 2億1419万円 272scr. 最終15億〜
「仮面ライダー THE 1st.」 11/5(土)〜11/6(日)の2日間
動員 1万4625人 興収 2003万円 20scr. 最終1億
「TAKESHI'S」 11/5(土)〜11/6(日)の2日間
動員 4万人 興収 5643万円 151scr. 最終4億
「春の雪」10/29(土)〜11/6(日)の9日間
動員 46万350人 興収 5億8700万円 259scr.
「機動戦士ZガンダムU」 10/29(土)〜11/6(日)の9日間
動員 20万5000人 興収 2億7024万円 106scr.
「蝉しぐれ」 10/1(土)〜11/6(日)の37日間
動員108万3100人 興収 12億3800万円 211scr.
「この胸いっぱい〜」10/8(土)〜11/6(日)の30日間
動員60万7000人 興収 8億800万円 251scr.
まぁ、糞長い文芸大作では頑張っているのでは興行。コレからが大変だろうけど
362 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 18:57:26 ID:9lgaRxVm
このキャストで見たかったなあ
清顕:20年前の加藤雅也
聡子:今の宮沢りえ
本田:同じく20年前の中井貴一
飯沼:現在の香川照之
治典王:阿部寛
月修寺宮門跡:中山参与
蓼科:樹木希林
清顕のおばあさま:今の野際陽子
加藤雅也は大根すぎでないか。
あとなぜ「今の宮沢りえ」なんだろう。
聡子って20歳じゃないの?
>>361 妻夫木はスクリーンでもヒット出してないけどなw
主演で最高がドラヘとWBの10億だとか・・・
ランキングで1位に入ったことさえないよ
唯一のヒットは脇のローレライかな 初めて1位になったって喜んでたね
このキャストならって提案は大抵、○○な誰それとか条件付きな
意見が多いね。実際キャスティングするとなると条件付って
つまり架空の人物と変わらないし。
色々文句は出たけれど、現状では今の俳優人がベストに近いのかな。
これから、三島由紀夫さんの他の作品も読んで見ます。
この興行成績じゃ
豊饒の海はこれで終わりかな
見たいんだけどなぁ
369 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 20:51:48 ID:APNwGmQl
予想が出ていたけど、「春の雪」の最終興行収入は10億円ぐらいみたいだね。
10億は超えるよ
12〜15ぐらいかなぁ
じゃあ妻夫木くんの主演作品では、この春の雪が興収1位の作品になりそうだね。
372 :
名無シネマさん:2005/11/08(火) 21:22:36 ID:6sOgoUkG
蓼科と伯爵の8年前の約束が、冒頭でいきなり出てくるのはどうなんだろう?
原作のとおり、観客(読者)にはあとからわかるようにしたほうがよかった
と思うんだけど。
あれを冒頭にもってきた意図がわからない。
妻夫木って、いつまで妻夫木「くん」って呼ばれるんだろう。
>>372 同感!!
あとに持ってきてこそ蓼科のおぞましさが判るというもの
このスレ自体あまり伸びてないもんなぁ。三丁目の方はかなり伸びてる。
あのスレはマンセー工作員ばっかり
見た時は「あまり抑揚のない映画だなー」と思ってたけど、
後になってからじわじわ効いてきて、また見たくなってくる。
スルメのような感じ。
その時だけわーっと泣けても、後に何も残らないのもあるからね。
378 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 23:37:04 ID:FHY8kItb
ちょっと思い出せない箇所があって見た人に質問があるんですけど、
聡子に清顕の子供ができて、京都か奈良に中絶しに行きますよね?
あの二人って中絶しに行く前の汽車で会うのが最後でした?
それとも、中絶した後にもう一回あったっけ?(会わなかったような。。。)
で、その後に出家するんですよね?
ちなみに、中絶したのは何県でした?出家した後の寺は何県でしたっけ??
どっちかが奈良か京都ですよね^_^;
覚えてる方教えてください!!
379 :
名無シネマ@上映中:2005/11/08(火) 23:46:21 ID:mDkdKWIQ
右派の漏れとしては気になるんだが、ローレライとイージスはそれぞれ興行成績どんなもんだったの?
スレ違いです
382 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:17:49 ID:Sct7t4lp
奈良の月修寺は実在の寺
撮影の寺と同じかは知らんが。たぶん違うんだろうな。
文壇や知識人が何人も見学できなかったエピソードを聞いたことがあるし。
383 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:37:16 ID:FXqtwplf
原作では綾倉家から松ヶ枝家に対し
「最後に一目だけど聡子に清顕に会わせてやってほしい」と懇願。
当日、清顕は聡子母子と一緒に奈良の月修寺に行く松ヶ枝侯爵夫人を見送る
という口実で駅に行く。聡子は別離の時間を短くするためにわざと遅刻。
清顕は遠足に皆がいくのに置いてきぼりにされる無力な子供、という立場。
聡子は清顕に「では清様ごきげんよう」とだけ告げ、清顕が見た聡子は
"涙は生きたまま寸断去れていた"状態。
>>382 ところが、拝観困難なそのお寺の使用許可が出たんですよ。
たしか映像公開もされないようなお寺らしいですね。
18年ぶりに映画復帰の若尾文子さんとともに希少シーンですよね。
若尾さんももう今後映画に出る予定はないのだとか。
385 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:44:50 ID:/+BGN1mZ
>>382 妻夫木がもたれかかる山門は本物の円照寺だよ。
奥に続く菱形の石畳も、三島の小説の描写通り。
ただ、石の階段は存在しないので、違うところでのロケだね。
漏れは一度円照寺に実際にいったことがあるから間違いない。
この寺が映画のロケに応じたのはたぶん初めてのことじゃないかな?
初夏ごろにロケのことが新聞記事になってたくらいだから。
三島が小説の取材の為に真夏にこの寺を訪れたとき、いくら寺の人が勧めても、
失礼に当たるからと、律義にスーツで正座したまま上着も脱がなかったらしい。
スーツの背中には汗が染みるくらいだったとか。
円照寺の門跡さんも、三島の礼儀正しさと真面目さ、真摯な姿勢に感動したとのこと。
だからこそ、今回も三島の作品ならとロケに応じたんじゃないかな?
386 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:45:09 ID:5UyXKb9/
仕込んだのが東京もしくは神奈川
堕胎したのが大阪
出家は奈良
>>383 そこは原作の方が悲しみがあったんだけどね
388 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:46:24 ID:Sct7t4lp
>>384 マジか?
ということはあれは本物の月修寺?
うわあ。庭がみたい。寂漠とした庭を。
見てるときはどこの寺使ったんだ、という目で見てたから。
まあ、しかし、一般人の拝観は今後もかなわんだろうけど。
389 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 00:49:50 ID:FXqtwplf
>>384 そのお寺だっけ、山村御流という生け花の祖で
先代の宮門跡にして家元の尼僧は、昭和天皇の姉妹だと噂があった人は。
本人はその噂はスルーだったそうだけど。
390 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:27:18 ID:kILZ2f2R
月修寺のモデルになった円照寺は尼寺ゆえ、門をくぐったところまでしか
一般の人は入れません。去年の夏に訪れたときに「天人五衰」のラストシ
ーンを読みながら門に向かったのだけど、その記述の正確さに驚かされた
ものです。それゆえ、小説の中の人物である聡子が、ほんとうにあの奥の
建物に住んでいたのでは?と感じられるくらい、リアリティーがありまし
た。
清顕が文字通り門前払いをくらった門は本物を使って撮ってますねぇ。
奈良から少し下った「帯解」駅から行けます。
391 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:29:49 ID:/+BGN1mZ
>>388 ごくごくたまーに拝観させていただける時があるらしいですよ。
もちろんおおっぴらに告知するわけじゃないから、なんらかのコネクションは必要なんだろうけど。
とりあえず、山門から菱形の石畳とお寺の建物を眺めることはできます。
>>389 地元では山村御殿とも呼ばれてます。
代々多くの皇室関係の方が門跡になられた格式の高いお寺で、先頃亡くなられた
山本静山門跡は、昭和天皇の妹君・糸子内親王だったという噂がありますね。
「昭和天皇の妹君−謎につつまれた悲劇の皇女」(文春文庫)という本では、
ご本人への面談も含めた綿密な取材の末に、実際に妹君だったとしてますが、
真実はどうなんでしょうか。
まあ「心ごころですさかい…」というところでしょうか。
ちなみにこの方が、当時三島に実際に面会したとのこと。
老境に入った聡子のモデルとなったのかも知れない。
392 :
121:2005/11/09(水) 01:30:36 ID:sThdhVOM
この映画見たけど、三島の虚無的な人生観にはついていけない。
悲しい結末でもトルストイの「復活」では、理想主義に殉じた
青年貴族に共感できたけど、「春の雪」は主人公が変人としか
思えない。これでも興業収入が10億円突破しそうなんて、
不思議なくらいだ。
393 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:40:50 ID:FXqtwplf
>>389 皇族が永らく住んでいた奈良・京都は天皇が剃髪して院となって
住んだ寺もあれば、未婚の皇女が門跡となった寺、
政争に敗れた天皇家の男子が僧籍になって入った寺が複数ありますが
円照寺に限って昭和天皇妹説が流布しているのか不思議ですね。
円照寺の門跡は最後まで否定も肯定もされなかったようですが・・・
京都仏教会の会長も昭和天皇の異母兄弟などと噂されましたが
この方は昭和天皇の幼少時にご学友で、軍人の家系に生まれたけれど
母親の体が弱く両親が離婚、母の実家→寺に引き取られたと
ご本人が日経新聞で語られていました。
関係ない話でスレを伸ばそうとするの
いい加減やめたら?
395 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:55:34 ID:FXqtwplf
>>391 三島の「春の雪」の対比にトルストイの「復活」をもってくるのがわからないけど、
> 悲しい結末でもトルストイの理想主義に殉じた青年貴族に共感できた
貴族ネフリュードフは小間使いだったカチューシャをやり捨てして忘れてた男なので
理想主義とは思えない。どうしても「春の雪」の誰かに喩えるなら松ヶ枝侯爵かな。
享楽的で無意識の無責任さを持ってるける俗物。
カチューシャが再会したネフリュードフにぶつけたいと思った言葉
「あなたはかつてあなたの肉体のために私を利用し、今はあなたは魂のために私を利用してる」
これは正鵠を射てるけど、この言葉をぶつけずに、ネフリュードフを愛してるからこそ
革命家の別の男の下へ行くカチューシャは無償の愛の人だけど。
396 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:55:37 ID:Sct7t4lp
馬鹿な映画オンリーだけがこなくていい時間だわ。
397 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:57:22 ID:FXqtwplf
398 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 01:58:49 ID:Sct7t4lp
三島は虚無どころか、とある「絶対の不可能」に殉じたわけだが・・・・
>>398 「とある絶対の不可能」 とは何ですか?
400 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 02:05:42 ID:FXqtwplf
三島と親交のあったD・キーンが最後に三島に遭った時の逸話ですが
三島が「学習院の制服を着た少年がどうしても僕に会って話したいと
連日来る。家人も困っていたので、一度だけ会えば帰ると約束させて
その少年と玄関で会った。その少年は僕を見ると一言こう言った。
『先生、先生はいつ死ぬんですか?』とね」
勲の目を持つ清顕のような容貌の少年だったそうです。
キーンにその話をした数日後三島は市川駐屯地で自決しました・・・
401 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 02:10:44 ID:Sct7t4lp
>>399 小説だけでなく、『英霊の声』に入ってる、「道義的革命の論理」とか、戯曲、文芸評論、政治評論も読んでみて。
「北の零年」
観客動員250万人。興行収入30億円を超えた。・・・orz
>>400 その逸話は自分も何かで読んだことがあるよ。
かの少年は清顕でもあり勲でもあり、そして三島自身でもあるんだろう、と思った。
認識者としての自分に行動を迫る自分、絶望しながらも日々老いに蝕まれて生き
ている自身に決着をつけろと迫る、三島の中のもう一人の三島。
たとえこの少年のエピソードが実話であれ創作であれ、三島の中にはこんな少年
が最後まで棲みついていたんだろうな。
文学板に松枝家は薩摩出身と書いてあったが(原作読み
飛ばしてた)、だったら榎木−妻夫木ラインの顔で納得かな。
逆にミッチー系のしょうゆ顔だと違ってたかもしれんね。
405 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 06:38:53 ID:LDzjfq2c
ドナルドキーンといえば
三島 「あれは何ですか?」
キーン「松ですよ。」
三島 「そう、あれが松。」
キーン「・・・」
406 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 07:23:17 ID:B4aORIwD
昨日見てきました。かるたのシーンめっちゃ良かったぁ☆☆
原作大好きなんで 見ようかどうしようかまだ迷ってる
予告編でとりあえず萎えてはいる
408 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 12:14:15 ID:Md1wYjNE
あの世界観を映像した監督は凄いと思う
409 :
408:2005/11/09(水) 12:26:41 ID:Md1wYjNE
×映像した監督
○映像化した監督
>>407 予告よりは本編の方がマシだと思うよ。
自分は原作読んでないので素直に観る事ができたけど…
>>407 予告は一番激しそうなところを選んで繋いでると思う。
だから「泣けそう!」とか勘違いした女達がこぞって本編を見て、
「思ってたのと違う…」とぶーたれてる。
本編はもっとまったりした雰囲気だし、さほど「純愛!」みたいな
感じではない。
412 :
407:2005/11/09(水) 14:10:00 ID:N/6D/+qC
予告編の清様の「ボートの上からオーイ」」と
ホームで「聡子〜!」と叫ぶシーンに萎えたんです・・・
清様ご乱心っていうか、あんた誰?みたいな
413 :
名無シネマさん:2005/11/09(水) 14:27:19 ID:GbffiNCW
>>412 妻夫木が清様のイメージに合ってないってこと?
まあ、その点に関してはわたしも不満だった。
でも、不満な点は多々あれど、原作の世界観はおおむね表現できてると思う。
特に撮影と美術がよかった。
原作のファンなら、見て損はないと思うけど。
原作原理主義者みたいな人は見なくていいんじゃないかな
415 :
407:2005/11/09(水) 14:58:39 ID:N/6D/+qC
>>413 妻夫木もなんだけど、、朗らかというかなんというか
気持ちを出しちゃう人でいいの?
そこからどうやって破滅に行くの?って感じかなぁ
まあ、原作の清様は美形という時点で、妻夫木とは全然ry
ブッキーはシンクロやってろよっていう。
好きだけど、死にかけのシーンとか似合わないのですよ。
418 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 16:22:48 ID:vGI6q+NL
観たけど、似たようなので蝉しぐれの方がよかったかな。
こっちは涙が出てこなかった。想いは伝わったけどね。
感情が激しく出る所って駅と父親に殴られる場面くらいなんだけど
両方とも予告で流れてるからね…。
演出する側の指示なのかもしれないが、駅でも淡々と
してるほうが個人的には好きだな。
今日はレディスデーで結構混んでたけど、ちょっと年齢層が
高めでしたw
420 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 17:12:13 ID:O6HiCyqo
聡子に告れば終わる話。
幸せに出来ないバカ悲恋。
松枝公爵が清顕を殴るシーン、なかなか迫力あった。
ヒョードル級のパウンドだったw
なのに顔がボコボコにならない清顕は変だが。
映像は言われる程綺麗とは思わないけど、映画としては思ったより全然良かった。
特に清顕が「手紙は返せない」と言うのを聞いた聡子の表情、あれは絶品だな。
あと清顕の祖母が清顕を呼ぶ時の「きょおああき」っていう発音が可愛らしいw
>>418 そもそも泣くのが目的の作品じゃないでしょ、これ。
宣伝ではそう煽ってるらしいけど。
この映画って原作読んだ人の方が楽しめそう。
印象的な部分が綺麗に映像化されてて、その映像を見ながら
原作の心理描写を思い描く。
映画だけだと、歪んだラブストーリー?って訳わかんないかも。
>>412 ボートの上で「おーい」と叫ぶシーンは、原作にもあるじゃん。
清様が突然快活な声を出したから、本多がびっくりするっていう。
あれはわざと元気ぶったわけでしょ?
ま、ホームのシーンは原作とは違うが。監督の演出だね。
でもあそこぐらいしか、盛り上がるとこないから仕方ないのかも。
424 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 18:41:16 ID:YLXOJFx8
今日観てキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━ !!
本多ぁぁぁあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ *。゜(つД`)゜゜。*
425 :
407:2005/11/09(水) 19:17:25 ID:N/6D/+qC
>>421 >特に清顕が「手紙は返せない」と言うのを聞いた聡子の表情、あれは絶品だな。
まったく同感だ。
あの場面はほぼ原作どおりだった。そこに生々しさが加えられていた。
あの女優は初めて見たのだが、禁じられたエロさが滲み出ていた。
そしてそのあと密会を重ね、退廃的で淫らな展開となる。
しかし二十歳そこそこの男女だから、そうなるのが当然のこと。でも悲しい。
この映画は不満もあるが、ひどく気に入った。
ヴィジュアルブックとやらを買っちゃったよw
427 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 19:47:41 ID:bMgQaGyL
映像も竹内さんも美しい〜〜〜。
これは成就しなかった恋愛なんだから、是非輪廻転生して
成就しないと。
壮大な物語の序章なんですね。
帰りに「豊饒の海」全巻買いました。
毎日1000円dayだとうれしいな。
主演の二人が華族に見えないのがきつい。
今日観てきました。
最後の清様のセリフ、あるんですね。
続編やらないですよね?
やってほしくないし、内容的にも無理ですよね?
あと、本多さん原作と別人ですね。
清様と健やかな友情をはぐくんでいらっしゃるようで、びっくりしました。
>429
続編なければ屈折した本多をえがく必要ないしね。
しかし、さんざん言われてる本多のボート漕ぎだけど、
撮影時あれは何か動力がついてたのかな?
だとしたら絶対失敗だったね。あんなかるくすいすい
進むわけないのに。
431 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 21:41:12 ID:d5V5M9Sf
ミッチー演ずる宮様は原作でもあんなに出番ないんですか?
宮様は親子ともあれより若干出番があるけど、
元々主役に絡むわけじゃなく父宮が松枝侯爵と懇意にしてる様子とか
若宮の凛々しさの描写とかだから、まぁあんな感じじゃない。
留学中の王子達の方は原作では割と出番あったんだけど、
やはりかなりバッサリ切られてる。
清顕と聡子の恋を中心に描く上では余分なエピソードなんだろう。
434 :
名無シネマ@上映中:2005/11/09(水) 23:55:28 ID:HJxFLXnD
この映画の見どころ
剣道をやっている本多
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
435 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 00:25:58 ID:6MEboJaW
最初のセリフで、なにか絶対を待望する清顕
戦後民主主義の中の三島自身だよ。
>>429 そう。本多が一番原作と違うよな。
原作との違いを指摘してるくせに本多のことに一言も触れない奴って
本当に原作読んでるのか?映画見たのか?って思う。
437 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 00:27:16 ID:tXtsUCdY
おまいら、この映画の元ネタになった事件が
実際にあったこと知ってるよな?
宮中某重大事件のことじゃないぜ。
438 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 01:51:59 ID:wsqYrQoM
ブッキー清様かぁ…
なんか健康的過ぎない?
個人的には小栗旬が良かったな。繊細でちょっと酷薄そうで、そのくせガキっぽい感じ、上手く出せそう。色白だしね。
でもそれだと聡子とのバランスが悪いかな?
この間見た舞台での彼が良かったので、ついカキコしてしまった。
飯沼がいないのに、どうやって続編やるの?
清様=ブッキーがどうしても納得できないなぁ。
成宮君の清様を見てみたいな。
スッとしていて良さそう。
>>436 本多は「いい人」に描かれてるので、なぜか妙に好評。
「高岡君だけはいい芝居してた」とかね。
それって役がいいだけなんじゃ…。
442 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 06:33:54 ID:3L14lj1Y
妻夫木聡と竹内結子のコンビって他にもどっかで見たような。。
結子は肌ぐらい見せろよ
少なくとも背中丸出しぐらいは
行定が嘆いていたなぁ〜今の役者はCMがあるから無理できないのだって
別に竹内だけに言うわけではないが何か役者として本末転倒ではないか
>>443 本人が出したくても事務所がOK出さないからな。
この事務所は赤い月でもう30過ぎてる常盤にもあまり出させなかった。
だが逆に安易に脱いで役者としての格をあげようとする方こそ
よほど役者として本末転倒だと思う。
445 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 09:17:06 ID:9/5u8+oC
>441
ワロスその通りだね。
屈折の必要がないのは凄く分かるんだけど
ああも真っ直ぐな本多は…
なんつーか…ムズ痒い゜。
>>439 本田の息子として転生に一票入れときます。。
剣道部の精神を嫌悪する本田の息子が・・・・・・。
きのうレディースDayで観に行きました。
監督が三島さんの世界を丹念に再現しようとした努力の跡が
介間みられて感動しました。
二人の恋愛もいいんですが、二人が逢引した、しがない部屋の暗く質素な
イメージと現実に生きる二人の格式のある調度品に囲まれた暮らしぶりの差には
大うけしました。成功だと思います。
ただ、やっぱり気になるのは主演の二人でして、聡子は本当に清様を
好きだということは感じられたのですが、でも清様はたとえ演技でも、
聡子が好きという気持ちが全く感じられませんでした。それはやっぱり
竹内がプライベートで妊娠したことに関係するのでしょうか?
私はプロ意識を持たせるために違う女優を採用するべきだったと思いますけどね。
>>441 役と俳優の区別も出来ないなんて論外だよな。
それと清顕と本多の初登場の会話のシーンの、妻夫木の棒読みを批判する奴が何人かいたが、
それなら高岡も同じだったよな。なのになぜか高岡のことは批判しない。
妻夫木はドラマとかで人気があるから演技が下手で、高岡は地味な映画から来たから
演技が上手い、みたいな根拠のない先入観だけでモノを言ってる感じだ。
>>448 逢瀬を含め、清顕と聡子のシーンは妊娠発覚前にほとんど撮ってるからそれは全然関係ないよ。
それに原作でも清顕が聡子をすごく愛してるというのはあまり伝わってこないからそれでいいんだよ。
聡子に勅許がおりたから求めた、という解釈もある。三島が天皇を崇拝してたのと関連して。
113 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2005/11/03(木) 23:41:58 ID:OM8fiJ4z
企画を担当された藤井浩明氏のお話を聞いてきました。
(於・山中湖三島由紀夫文学館レイクサロン11月3日)
以下詳細(懐かし邦画板にもうぷしたけど)
・三島が死んだ後に生まれたり、当時子供だったり赤ん坊だったりした世代がどんな三島映画を作るかという
不安と期待があった。
・行定監督は常に新潮文庫版の「春の雪」を携え、撮影に臨んでいた。その姿勢に「三島と勝負する監督」の姿を見て
頼もしく思った。
・妻夫木は不安だった。「君、この映画で何をやりたいの?」と聞いたら「僕は世間に阿る演技はしたくありません、グヘヘ」と
はぐらかされたが、その言葉は偶然「炎上」の時に雷蔵が口にした言葉と同じであった。
・「豊饒の海」は必ず全作品やります。もうその方向で話が動いています。本当はコッポラが「春の雪」をやるはずだったし、
僕もそれが見たかった。多分「奔馬」以降は監督が代り、「暁の寺」と「天人五衰」は一本の映画になるかも知れないが、
映画化は必ず実現します。
・僕もあのラストシーンはびっくりした(杉山夫人の親類の男性と司会の佐藤氏も同意)。
まあ、行定さんと脚本家の女の子がどうしても恋愛映画にしたいっていうからいいんじゃないの?
・若尾文子さんが脇役をやるのは初めてで、従来スターだった人が脇に回ると演技計算が
出来なくて戸惑うことがあるので大変心配したが、若尾さんが快諾してびっくりした。
(岸田今日子と若尾文子の役は逆の方が良かったのではないかとの質問に対して)
僕は全然そうは思いません。若尾さん、色っぽくてあの役にピッタリじゃないですか。
154 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2005/11/04(金) 17:39:34 ID:7we3Fcd+
「東和シネクラブ」昭和43年5月号 三島由紀夫インタビューより
――『アンナ・カレーニナ』のような世界的文学の映画化についてのご意見は?
「見るより先に原作を読むこと。
これは僕が文士の立場でいうことだが、
本当は僕は映画はオリジナルであるのが本当だと思う。
映画と小説は本来別の道を行くべきだと思うが、
やむなく原作によった場合は、原作にこだわらずに別のジャンル
として見るべきだ。
そうでないと、原作のどこが生きてないなどというが、それは見方が違うので、
映画は映画独自の立場で見るべきだ。
逆にいうと、映画を見て原作をわかったつもりになってはいけない」
「原作を読んでいないと、映画独特の力も、また欠点もわからない」
455 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 15:39:35 ID:PDIQnQZn
原作ファンには映画化すると必ず批判が出てくる
その気持ち私も分かるし
私は今回の春の雪は概ね満足出来る結果です
本多の設定変更はしょうがないね
また違う話として見れる
原作ファンは自分の脳内構築したイメージを映画にどれだけ
当てはめられるかの点数を競ってるだけ。
これほどつまらないオタクはいない。
457 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 16:19:01 ID:0U8K+Vpy
原作原理主義者だからかもしれないが、全く楽しめなかったし
評価されてる映像や世界観もビタ一琴線に触れなかった。唯一いいと思ったのは
岸田キョウコのシメシメって顔だけ。
この作品のキモは、松枝の自己中で恐ろしく高いプライドにあると思っている。
となるとこういう屈折した心理をどう表現するかだが、大いに物足りなさを感じた。
原作ファンじゃない奴には、ただの自己中野郎としか取られないだろうし
原作ファンには松枝の屈折ぶりは、中途半端に写ると思った。
前半の嫌な男から後半の聡子一筋の流れが急だし、そこに至る過程で
松枝の葛藤や苦悩を出して欲しかった。
妻武器の松枝はやはりミスキャストもいいとこ。これが一番うけつけない。
徐々に病魔に蝕まれていくシーンなど、健康的というか微妙にデブでこれから
死ぬ男には見えない。嫌いじゃないが、今回の竹内はキスシーンが駄目。汚い。
監督は、文芸作品を若い人に見てもらいたいとのことで、春の雪をとったらしい。
主演の二人は、当初から「売れてるから決めた」といってることからも
原作に忠実に撮る気はなかっただろうし、ある程度大衆迎合したんだろう。
その意味では目論見通りになっているかもしれない。
結論・これで2時間40分は長い。無駄。
458 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 16:22:13 ID:PHJESKhE
まあレディースdayに見に行った人間のレスはレベルが低いから読む価値はないな。
459 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 16:54:21 ID:zTs1A0V3
ゴダールは北野を評価するとき、日本人であるかは関係ないと言っている。
溝口に対する評価も同じであり、日本人ということは関係なく、世界で
普遍的なものとして評価している。
ゴダール自身もそうである。そもそもフランス映画を批判し、その墓彫り人とま
で言われ、アメリカのホークス、フォード、ヒッチコック、フリッツ・ラング
・フラーなどを擁護した。
そういったことと対極にあるのが三島だろう。日本人の伝統・美意識
ときた。
日本人であることをエサにして、オケラみたいなアンバランスな筋肉を
増強したにすぎない。黒澤明・今村にも通じるところがある。
このようなことに増村保造がいかに戦略を持ったかが、解明されるべきだ。
しかし43年の時点で原作・映画云々というのも・・・2ちゃんねらレベル。
映画に興味が無かった人だったのだろう。
460 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 16:59:10 ID:drTDjm39
>唯一いいと思ったのは岸田キョウコのシメシメって顔だけ。
これはさすがに言い過ぎ
>PHJESKhE
ネットだと逃げられてよかったなw
462 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 18:35:06 ID:VDm5XFgx
>452
> ・僕もあのラストシーンはびっくりした(杉山夫人の親類の男性と司会の佐藤氏も同意)。
自分もレイクサロン行ったけど、杉山夫人の親類の男性がいたの?
質問だか意見だか言ってた杉山っていう人は、去年のレイクサロンで
講演していたどこかの大学の非常勤の先生じゃなかったけ?
あの人、瑤子夫人の親類だったのか
463 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 18:36:17 ID:zTs1A0V3
日本人にとって日本を誇り美しく思うというのはいわば近親相姦だ。
それは母性であって、厳しい父性ではない。
つまり母性=オカマだ。娘は父に拒否される、父権の発動だ。父に殴られる
のも父権の発動だ。このようなことに弱さがあった三島由紀夫という母性の
塊はその反動を日本人の美意識とボディビルに求めたのだ。
音楽に表される世界=母性の世界だ。子宮(天皇)が大切なのだ。セックスが子孫を
繁栄させるためのものという結論だ。やさしき母=日本の伝統だ。
しかし増村は違う。セックスやオナニー生きることの喜びであり、できなくなる
ことは死ねということなのだ。それは「赤い天使」での足の親指での看護婦への
ペッティング=父性であって、三島の美学とは異なるものだ。女を快楽に導く
力強いもの、生の喜びが増村の美学だ。
そして三島の母性をもろに否定するもの=はさみだ。女の足をはさみと表現する。
セックスの渦に巻き込んでいくのだ。三島の原作はもは増村の父性のもと死んだ。
三島と増村の対決は母性と父性の対決に他ならない。そのコンフリクトが実は
音楽を消したのだ。いや音楽など最初から存在しないのではないか。
そこにあにあるのは12の音=セリーだけだったのだ。三島が耳をふさいだもの
=父性の音楽=セリー。君が代は聞こえなかったのだ。
464 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 18:46:22 ID:jK0P+Ssd
『春の雪』つまんなさすぎ・・・・・。
465 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 18:50:50 ID:dWlplPvM
三島を映像化できる監督って誰だろう?
466 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 18:56:10 ID:zTs1A0V3
父性の監督なら三島が死んでいくところが何とも面白いと思う。
467 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 19:07:40 ID:PDIQnQZn
ブッキーより美少年俳優は一杯居るんだし
清様はもっとクールなルックスであって欲しかったけどね
ブッキーも素敵だけど
>>457 あれで妻夫木をデブというなら、どれぐらいガリガリになれと
言うんだ…。
唇が厚いと、顔がぽっちゃりして見えるものではあるけどね。
こういう人って、最初からダメだという思いこみが激しすぎるんだろな。
ある意味気の毒。
オレは元々恋愛ものとか全然興味が無いんで最初から期待してなかった。
そして観たがやはりさしたるインパクトも受けなかった。
しかし。ここらで三島由紀夫プチブームとか、女性ファン獲得とか広がればいいなとは思った。
470 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 20:14:39 ID:eQsDpTgh
蓼科が睡眠薬で自殺未遂する場面で、
うつろに笑いながら「今から死ねと言われるなら死にますよぉ」
と呟きながらポリポリ睡眠薬を齧るシーン、
妙におかしいノリがあってウケてしまった。
悲惨でしようがない展開がちょっと軽くなった様な感じで、上手く息抜きできたんだけど、
あれはわざと入れたのかな?>微妙な笑い要素
「旦那さまが死ねと仰るなら今からでもやり直しを致しますが」みたいな感じだったが、蓼科。
あれは別に笑い要素は狙ってないと思う
「悲惨でしょうがなくて逆に笑える」ってのはまさにあん時の蓼科の状態じゃないのか
473 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 20:51:14 ID:PKAcW/k3
私生活が、でき婚の竹内じゃねぇ
良家の子女の役は無理がある
観る気も失せたな。
なんつーか・・・・
糞も良いところの映画だったと思う。。
前半のグダグダ感→陳腐なストーリー展開で開映50分で退席。
ターミネーター3以来かね、こんなつまらなくってくだらない映画は!!!
真ん中に座って(見易いところはそこしか空いてなかった)申し訳ないことをしたね・・・>隣の方々
>>459>>463 文章もうまくまとめられない者が、聞きかじり読みかじりで長ったらしい批評を
ここで書かれてもなあ。
>>471が言うようにスレ違いでもあるしな。
ひょっとして後半多少は面白くなったのか???wwwwwwwwwテラワロスww
テ~~~~~ラワロス~~
テラワロス〜〜〜〜〜〜♪
うぇっうぇっww
おまえの書き込みよりは面白いだろ。
そう?w
それにしてもこの行定って人は恥ずかしくないのかね?
さすが糞映画とも言われたクソチュー(未見)の監督。wwwwww
>>474 自分も窪塚清様待望者。深田恭子とタッキーのドラマでやってた役を
ちょっと昔の人っぽくスライドさせれば(軽さを潜めさせる)清顕に近くなるかと。
窪塚なら他の人が言えば浮きそうなセリフを言えるし、
映画で普通表現し辛い心理描写もできるのではと思ってたんだけどなぁ。
9階落下はもう少し前か後かにしてほしかった。。。orz
はぁ、妻夫木を叩いてたのって窪塚ヲタだったのか。
諦め悪いね。
手術で傷だらけになった体で、裸になれるのか?
窪塚は奔馬の勲のほうが合ってるような気ガス。
窪塚は天人五衰のがいいような気がする。
美形ではないけどね、雰囲気的に。
妻夫木にはいっそ勲をやってほしかったような。
清顕は・・・もこみちとか?
485 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 23:38:07 ID:0U8K+Vpy
>>468 デブだろうが。とりあえずいわれてるようにアゴのラインが肉で覆われてる
妻武器じゃ松枝とはいえねえんだよ。
少なくとも恋煩いで死ぬ男の人相じゃねえよ。ここはもっと役作りするなり
メイクで大げさなくらいやってもいい。
486 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 23:45:22 ID:wsqYrQoM
ルックスと演技力と年齢とが清様にピッタリな若手俳優っていないもんだね。
若い時のディカプリオみたいな天才!って思える俳優はいないのかな…。
487 :
名無シネマ@上映中:2005/11/10(木) 23:46:24 ID:3dcVW+Ca
仮面の告白って映像化出来るのかな。
488 :
321:2005/11/10(木) 23:53:11 ID:vMX9JePG
>>338さん、遅レスですが、レスありがとうございます
私、本いただいて舞い上がって、500円しないって書いてしまいましたが
一番薄い天人五衰」でも580円くらいの値段でした。間違えてごめんなさい。
「天人五衰」の装丁は、三島夫人だったのですか。
私はあの海の絵は「午後の曳航」のイメージに近い気がしました。
きれいな絵ですね。
340さんや342さんがおっしゃるように、
古書店にさりげなく置いてあるかもしれませんね。
見つかることをお祈りしてます。
この本を下さった方は、若い頃、芸能界で仕事をされていたそうで
三島本人を見かけたことがあると言ってました。
スレ違いなのでそろそろ失礼します。
妻葺そんなに悪かったかな?
良家のボンボンの良さと素で人を傷つけられる傲慢さは
良く出ていたと思うんだけどな。
竹内は、中盤の逢引に溺れる感じは凄く良かったけど
もっと信念を貫くような強さが欲しかったな〜
ムーミンは、戦後の羽振りが良くなった事に踊らされることなく
慎ましく生きる日本人の良さと、さらりと堕胎しろと言う冷徹さが
非常に良かった。
予想してたよりずっと良かった。>妻夫木&竹内
事前に評価の高かったベテラン勢より、期待してなかった分
めっけもんだった。
見てないで文句言ってる奴、たかだか1800円くらい
ケチらないで見てみればいいのに。
そんなに気になるならさ。
491 :
481:2005/11/11(金) 00:21:58 ID:8G8dZvFE
>>482 自分は現行キャスト肯定派。
ただ窪塚の名前が出て、共感したからレスしただけ。
あっちがいいといったら、こっちを否定してるなんて
勝手な短絡しないで。
>>490 本当、良かったと思う。
ドラマ「ランチの女王」で共演した2人だけど、
その時の役と全然違う人になりきってる演技力も見事。
妻夫木は「純」三郎からひねくれ者の清顕に変身したし、
竹内に至ってはなつみと聡子、笑っちゃう程の差がある。
よくあそこまで雰囲気を変えられるものだ。
>>485 セカチューのありえないくらい健康的な夭逝ヒロインは観たのか?
同じ監督なんだぞ?
原作は"春の雪"だけ読み終わった頃は恋愛の小説かと思ってた。
輪廻の部分とか読み飛ばしてたしw
映画も恋愛モノとして作られているフシがあるけど、続編・続々編があるなら
トータルで何か見えてくるものがあるんじゃないかな
原作3巻まで→映画1回目→原作→映画2回目→原作4巻購読中&1巻読み直し→映画3回目(昨日)
ちょww俺すげーヒマ人('A`)
495 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 01:10:35 ID:D4+56oqP
腐女子には受けそうな希ガス。
496 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 01:19:25 ID:qB4Fmwdd
細かいディテールが原作と違うというより、世界観や論点がぜんぜん
違ってると思いました。綺麗な映像美のグダグダした映画という印象です。
馬車や舞踏会などのシーンは良かったと思う。
素材は良いのに、料理の仕方が根本的にだめな料理を食べ終わった感じかなあ。
497 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 01:52:10 ID:lt4N5ENL
内容にはあまり関係ないが、宮様がかけてくれた曲であるマーラーの交響曲5番
4楽章は、作曲1901年・初演1904年ということで、もし舞台の1912年
にレコードがあるとしたら、最新ヒット曲というところか!しかしながら、まだ
まだこんな長い曲は録音できるわけありませんが。なんせ蓄音機発明からまだまだ
日も浅いですから。曲は特に原作にも記述が無いから何でもありなのだろうが、こ
の曲はどうしても「ベニスに死す」を思い起こさせられてしまう。曲としてはいい
曲なのだけどね。
原作のほうが良たったなぁ 小説に映画は勝てないって再認識
別物って言ったらそれまでだけど 読んでから見たからかなぁ?
499 :
481:2005/11/11(金) 02:21:52 ID:8G8dZvFE
>>492 竹内、いまあいで興味持って「星に願いを」をレンタルしてみたんだけれど
確かに笑っちゃうくらい雰囲気違ってたな。あの映画は作品としては微妙だけど、
変身振りは面白い。地のキャラで役をやる人ではないのがよく分かるよ。
ドラマでよくやってる役のイメージを壊されたくない人にはお勧めしないが。
だれかもう書いてるかもしれないけど、この映画の企画は、三島由紀夫の実の息子さんなんだねー。
きょう知った。「三島威一郎」とあるけど、本名は平岡威一郎。確か40代半ばで、フジサンケイの人。
瑶子夫人が亡くなったから、代替わりして著作権許諾で風向きが変わったのかな。よく映画化したと思
う。よくそこそこヒットしてると思う。よく「豊饒の海」続編なんて企画出てると思う。でもって、竹
内結子はよく頑張ったと思う。ただガタイがよすぎて、肩の線が和服に合わなかった以外は。
けど、蓼科だけじゃなくって、みねや飯沼、その他もろもろ、けっこういい味出してる脇筋の物語がけ
っこうある原作を2時間半にした分、劇映画というよりは映像詩に近い感じ。
501 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 02:35:14 ID:D4+56oqP
>>500 もっと叙情的に、耽美的に描いて良かったと思う。
今日観てきました。
色々思う事はあるけど、一番矛盾に思ったのが何で聡子は映画の初めから右手の薬指に指輪してるんですかね?
清様と死んだ犬の為に花を摘んでるシーンで、聡子の手元がアップになった時気づいたんですが
これって竹内結子さんが婚約してるからって理由からでしょうか
>>501 「春の雪」には、もともと「輪廻転生=唯識論」の層、貴族社会の虚妄と因習への
冷笑や批判の層、そして清顕と聡子の大悲恋ロマンスの層と、物語の層が3つほ
どあって、もともと全部を短時間の制約のある映画で描くのは無理があるわけで
すが、そのなかで2つ目の層があると、清顕のデカダンな雰囲気のなかにある純
粋性がいよいよ際だってきて、このスレにあるようなDQNぶりは背景のほうへ
と消えていき、観客にはまったく気にならなくなったはずで、あと20分延長すれ
ば、そうなったかなーーと・・・・。
504 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 06:02:20 ID:gksrxh5i
瑶子夫人がコッポラに映画化を許していれば・・・・。
>>500 >本名は平岡威一郎。確か40代半ばで、フジサンケイの人。
以前は、銀座の宝石店勤務じゃない? 色々噂を聞いている。
映画の出来は、チャン・イーモウ監督に撮ってもらった方がマシだったのでは、とすら思った。(←半分、ジョーク。)
まあ、これで若い人達が原作を読んでくれるのだったら、いいとするか。
しかし、日本映画のお約束通りの作りだったな。(低予算で安っぽく、これまた最後にトドメを刺すかのように安っぽくしみったれた歌を流す。)
>>502 普通婚約指輪って左手じゃないの。
それに竹内の妊娠が発覚したのは、撮影終盤だよ。
普通におしゃれでやってる設定に決まってるじゃん…。
プロデューサーの人が続編やるって言ってるようだけど、
としたら行定ではやらないだろう。
監督本人が続編作らないって言ってるんだから。
大衆向けに作ると原作ファンの不評を買うって事が
わかったから、今度は単館系で思い切りマニアックに
やればいいんじゃないの。
ただかけられるお金はガクっと減るだろうね。
506 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 06:19:45 ID:dA9hqPzd
暁の寺マニアックに走りそう。ジンジャンみたい。
そのへんの女でもそうなのに、まして貴族のお姫様が
どの指に指輪につけていようが装飾品以外の解釈があんのか
508 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 11:58:58 ID:xUn+UEEb
一つ不満なのは竹内がヌードにならなかった事だ
根性無しだな
事務所がOK出さないだろ…
何度も似たようなネタが繰り返されてるが、
デキ婚の先入観があるせいか、観客は
ラブシーンで極力肌を露出しないのも
ラブシーンがぎこちないのも
左手の薬指「以外の」指に指輪をしてるのも
みんなデキ婚妊婦に気遣っての事と脳内変換して納得してしまうんだな。
デキ婚発表の時点でこれらのシーンは既に撮り終わってたそうだが。
デキ婚にこだわってるのは
>>510をはじめ、ごく一部の人だと思うが。
大半の人にとっては、どうでもいいこと。
何でもかんでも妊婦だからと関連付けたがるのは
510の言うように前のスレから何度もがいしゅつでおなかイパーイ
普通に考えりゃ(デキ婚してなかったら)肌出さないのは事務所の方針、
指輪はただの装身具、だろうに。
みんな、アルバイトでもしたら?
>>515 じゃあ、他のみんなもやってるかもしれんとは考えられんのか?
自己中な脳だなw
517 :
516:2005/11/11(金) 17:08:03 ID:tggv6ZlV
>>513 すまん、勘違いだ。
515はなかったことに。
ごめんにょ。
518 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 17:32:41 ID:6oXrrsut
「愛してはならない」から愛しただけ
聡子が天皇だというのではなく
「愛してはならない」という状況を作るための装置として勅許が使われた
最初のシーンで綾倉家には清顕に「愛してはならない」状況を作る意図があり
宮家との縁談がそれを可能にさせた
日本に絶対的なものは天皇しかなく
勅許でないと「愛してはならない」状況を作る事が出来なかった
そしてそういう状況でしか愛せないのが清顕であり
「愛してはならない」状況にならなければ動けなかった
519 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 17:45:39 ID:SuhQZNbP
どうして宮家を食いだねにしようとする詐欺師が日本には多いのかね。
宇多田とか有栖川とか、大抵三文字の苗字で在日系の貧乏人なんだろうけど、
天皇家の隠し財産を預かっているとか言って、人を信用させたりね。
みっともないよね。
520 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 17:49:53 ID:SuhQZNbP
妻夫木も三文字じゃん。ワロス
そんなに威厳が欲しいのは、人から信用されない
在日だったからでしょ。行政上で旧字使っているなら日本人と
一応信用するけどね。
521 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 18:21:44 ID:xUn+UEEb
三文字の名字って大体日本人でしょう
522 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 18:23:22 ID:SuhQZNbP
>>521 在日の詐欺師に多いってテレビでやってたよ
523 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 18:25:52 ID:SuhQZNbP
行政上で旧字使ってるのは日本人だよ。法改正が遡及しないからね。
もともとの名前の旧字は行政上も合法で使えるんだよね。
524 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 19:09:15 ID:SuhQZNbP
その部落の神社の神主なんかが部落や在日に苗字をつけてやったんだよね。
だからおめでたい字はつけられなかったし、日本人とはっきり区分するために
三文字にしたのかな。在日だから三文字の名前に違和感無かったのかもね。
>>499 「星に願いを」だったら、そのオリジナルの香港映画「星願」の方がおすすめ。
大学の頃に豊穣の海を読んで
天人五衰の最後で大笑いしたよ
女は記憶を消すのが得意だからね
特に都合の悪いことは・・・
ところで、昔を忘れられぬ三島は
自衛隊に突っ込んで自決したんだ
ただ、3cmほど腹を切ったら痛くて痛くて大騒ぎ
タモリが何度も頭や肩を叩いて
ようやく首を落したんだ
まさに喜劇だね
>>526 ゲキワロス!!!!!wwwwwwwwwwwwwwワラワラwwwwwwうぇっうぇwwwwwwwwww
528 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 22:11:54 ID:fKz+ku+R
三文字の苗字が多いってあれは偽名だろ?
皇族には〜宮っていう三文字の名前をつけるからそれらしく見せるために
似たような名前をつけるんだよ。そのくらいちょっと考えればわかるでしょ?ばかじゃなければ。
この映画、濡れ場はどうでした?
それ目的じゃないが気になるw
531 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 22:49:51 ID:xUn+UEEb
>>530-531 即レスありがとう!
事務所の規制とか、あったのかな?
まぁ、明日見てくる
竹内の尻は?
背中もミセネェよ
535 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 23:15:10 ID:xc8nzhZu
宇多田家は元々長州(山口県)の庄屋ですよ
宇多田家からは首相も出てるけど(寺内正毅)
537 :
名無シネマ@上映中:2005/11/11(金) 23:59:07 ID:oRNiFqnN
着物の似合わない女性っているもんだな。竹内みたいにwwwww
三島が自決した際の司法解剖で胃から精子が見つかったっていうソースは
どこ見ればあるの?
死の直前に森田必勝のチンポをフェラしてゴクったのは感動的であるね
ある時は胃の中だったり、またある時は腸の中だったり。
デマを流す人も大変だな。おつかれさま。
くだらない方法でしか物事を貶すことのできない人間って、哀しいね
■このスレの構造
1,原作原理主義者
原作のイメージから映画にケチをつけたがる
2,セカチュー敵現代恋愛物出身者
原作を読んでいないため、自分流の浅い理解でしか映画をとらえない
3,竹内結子ファン・アンチファン
おっぱいとか尻とかの話しかしない
4,妻夫木聡ファン・アンチファン
もともと現実に存在しない、松枝清顕役のできる役者の実在を求めて
無理難題を押しつける
5,三島・政治思想から来た輩
映画から離れた三島思想を語りたがる
6,アンチ三島派
三島の男色傾向やら自決やらへ下衆ばった物言いを書き散らかすだけ
7,若尾・岸田・大楠ファン
この映画で最も幸福感を味わえた人々かもしれない
■まとめ
このスレの住人ぐらいの世代にとっては、はじめてとも言うべき「春の雪」映画
化であり、松枝清顕・綾倉聡子がひとの形となって具現化されたことは、その成
否はともかくも喜ばしいことではないか。これをきっかけに原作を読む人々が増
えてくれるのはなおのこと僥倖じゃないか。
2週連続で見に行った。今週も行こうかな。
たとえば、フジテレビの「真珠婦人」とか「牡丹と薔薇」とかの系譜で連続ドラ
マ化されるか、昔の「ルーツ」「SHOGUN」のような10夜連続で「豊饒の海」全体
をやるか、あるいは昨年の石原慎太郎「弟」のように、3〜5夜連続の長時間ド
ラマで「春の雪」だけをやるかしたらいいのに・・・。
544 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 09:15:41 ID:vJlJfIWX
>>543 そうそう「春の雪」は通俗的な悲恋ものの要素があるから、月九1クール11回
くらいにはなりそうだな。ただ「豊饒の海」の他の3作は映像化は無理でしょう。
特に「暁の寺」などは、、、本多の意識の流れ、難解な仏教思想が中心だから、、、
宇多田の旦那にでも撮って欲しいね
行定には無理だな
宇多田の曲、気持ち悪すぎ。
映画館でかけっぱなしで、苦痛で仕方なかった。
>>545 ああ……、少なくとも映像だけは一見の価値があるものになったかもしれんな。
でも、90分ぐらいにしてよねw
>>541 「春の雪」って前にも映像化されてるの?
まとめを読む限りそんな風にとれるんだが。
>>544 月九は無意味でしょう。今回の映画よりも、もっと通俗化されかねない。
「春の雪」だけを取り上げて、テレビ朝日・石原「弟」型あたりが無難な
線かな。一回2時間三夜連続なら、原作を忠実に踏襲して相当行ける気が
する。
>>548 昭和40年代前半ぐらいだったか、確か、佐久間良子が綾倉聡子に扮して、
映画化されたという記述をどこかで読みましたよ。ただ、佐久間良子だ
と、竹内よりも美しいけれども、清純すぎて、聡子の持つ性的知識や年
上女の優位は出ないのではないのかと。竹内の綾倉聡子には、原作の持
つ聡子という女性のアンビギュイティ(曖昧性)、つまりみやびやお上
へのと忠誠と、放恣な情愛の自己解放とがけっこう両立していて驚かさ
れました。
10代のときの遠い記憶をたどれば、男子なら誰だって、自分よりもほん
とうはあいつのほうが性に長けてるんじゃないかという恋人へのひそか
な問いかけはかならずあるはず。それが「春の雪」のように、たがいに
美男美女でありながら、かたや裕福であるとはいえ成り上がりの維新の
功臣の武ばった俗悪な家柄、かたや没落したとはいえ同じ華族でも27代
もつづく堂上家の家柄となれば、ましてや年の近い幼なじみで、女のほ
うが年上なら、清顕の心情(下世な名言い方をすれば、劣等感の裏返し
としての加虐志向)ももう少し理解されてもいいように思いました。
>>544 上の補足ですが、「奔馬」の映画化は容易でしょう。お書きのように、確かに
問題は第三巻「暁の寺」、あれ、唯識の説明が長すぎて、そもそも小説と言え
るのかまで議論をさかのぼることさえできそうな代物でしたね。
しかし、今回映画を見て「春の雪」をざっと読み返したら、聡子のくだりは、
全編のおよそ2割ぐらいしかないんですね。まして聡子の会話はほんとうに
少ない。しかし、そのひとつひとつが、清顕への情愛にあふれたすぐれて官
能的なものばかりなんで、「あーー、はやく次、聡子登場しないかなー」と
いう思いで、読者はどんどん「春の雪」を読み進めていく。そういう感じを
思い出しました。
それを思えば、全体の2〜3割は、「暁の寺」だって、映像化に向いている
部分はあるでしょうし、そもそも映像作家たちは「俺が唯識論を映像化して
やるんだ」ぐらいの蛮勇を持ってもいいのではないかと。
ある雑誌で、「口元あたりから発する、どこか淫蕩そうな感じ」が
佐久間にも竹内にもあって、そこが聡子役に合っている、とあった。
555 :
544:2005/11/12(土) 16:28:47 ID:vJlJfIWX
>>552 う〜ん、「奔馬」は確かに「英雄的行動小説」だから映像化は容易だろうけど、、
神風連、神道的祭祀など、いわゆる右翼的なフェティッシュが、果たして理解されるか、
と。近隣の国々が黙っていなさそう、、
「暁の寺」は実は小説としては、大好きなんですが、、ラストの本多邸炎上のシーン
などは、うまくいけば「地獄の黙示録」になると思うが、、前半のインド、べナレス
でのシーンが鍵になる、、
存外「天人五衰」が映像としては面白いのでは。清様から甘さを取り去った本当に
クールな美少年を配して。ただジャニ系はだめ、、バカに見える、、
>>555 >近隣の国々が黙っていなさそう、、
「ムクゲの花が咲きました」でFA。
極東3バカなぞ気にしたらいけない
557 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 17:53:15 ID:GD/l9wNS
清様は馬鹿男よ
でもそこが素敵
宇多田の旦那にでも撮って欲しいね
行定には無理だな
>>554 そうですか。口元という部分を言えば、佐久間は確かに竹内よりはるかに
肉感的かもしれませんね。けど、舞台は、映画と違ってアップにはならず、
その点はあまりプラスにはならないかも。ただ、佐久間は、タッパがない
分、竹内よりもはるかに和服姿はピタッと決まったろうと思います。
女性の場合、160センチ以下でなで肩という条件は、まず外せないのではな
いでしょうか。
吉永のドラマは観てみたい気もしますが、今回の映画よりも、さらに情交の
場面の制限はきびしいようにも思います。当時の25歳の吉永は、それはそれ
はたいそう美しかったでしょうが、凛として気高く、寛容にして人を射抜く
ような目を持ち、いかなるみだらもみやびのなかでは許されるという空気を
持つ聡子役には、優等生すぎる気もしますが。
るかに
>>555,556
今回の「春の雪」のように、映画「奔馬」こそ、釜山映画祭に持っていくべき
でしょう。政治と文化はちがうのです。持っていって、批判囂々なら、そうし
た国々の、政治と文化の別を解さない幼稚さ・未熟さを、日本人は認めるだけ
の話ですから。
「暁の寺」「天人五衰」のご指摘は、おもしろいですね。けど、前半のベナレ
スの、牛の首をはねるイメージなんかは、それこそ映像向きではとも思うのです。
(私の記憶ちがいかもしれませんが)。「天人五衰」はお説の通りですね。
ジャニ系にかぎらず、いまの日本の均質化した文化のなかで育ってしまった若手
俳優では、デカダンな侯爵家子息はむろんのこと、漱石の「それから」の代助の
ような高等遊民さえ演技プランのたてようがない。知性というものを期待しては
なりません。これがやはり実態なんでしょうね。
561 :
544:2005/11/12(土) 20:03:40 ID:vJlJfIWX
>>560 おれも大概暇な男ですね。、、清様、安永透を演ずるのに相応しい男って、、
昔、金八だか仙八先生に出ていた『本田恭章』って美少年を知っていますか?
当時高校生だったおれは「豊饒の海」にハマっていて、彼を見るなり「あ、清様だ。」
と思ったくらいでした。現在もう中年だろうけど、まだロッカーをやっている模様、、、
562 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 20:10:04 ID:OX3fvuKr
今日見てきたけど美しくて良い映画だった。
時代背景に日本的な美意識や価値観が随所に散りばめられてて。
唯一の汚点は宇多田の糞曲が映画の雰囲気や余韻をブチ壊したことだ。
>>561 >本田恭章
覚えてる!確かに美少年だったね。
口元がちょっとアレだったけど。
顔だけならイメージに合う人いそうなんだけど、大抵
演技力がねえ…。
喋ったら棒読み、じゃあ何の意味もないよ、マジで。
二十歳前後で貴族的美貌と演技力と主役の華を
兼ね備えた俳優なんて、果たしているのかな。
清顕に求められるのは何よりもまず美貌かと思う
566 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 21:19:34 ID:mBNZPizh
宇多田は大嫌いやけど、あの映画では合ってたよ
塚本高史はどうですか?
569 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 22:15:51 ID:GD/l9wNS
聡子はもっと美人が良かったな
色白で着物が似合うような
570 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 22:20:04 ID:rMLqzyCF
>>565 だからといって大根なら折角の美貌も台無しだ。
ある程度の演技力は必要だろう。
清様、身毒丸の頃の藤原竜也がいい。
藤原や成宮は演技が見えすいてるからイヤだ
藤原は歯が汚いから却下
574 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 23:41:42 ID:eBhTNCLB
>宇多田家から首相
それだよ、在日がその苗字を選んだ理由は。詐欺ができるからな。
藤原とかも在日がよく選ぶんだよな。
うまい具合に旧字も使っていないしな。
昨日から在日厨がはりついておるな
576 :
544:2005/11/12(土) 23:45:38 ID:vJlJfIWX
藤原は丸顔だし、サッカーの北澤豪とどう違うんだ?
現在の若手で、強いて言うならタッキーじゃないか、清様は。
「魔女の時代」は良かったな〜。
宇多田家から首相が出てるなんて普通の人は誰も知らない
そんな回りくどいことしないだろ
自分の低能な説が否定されたからって苦し紛れも甚だしい
578 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 23:56:17 ID:GD/l9wNS
藤原清様だなんて嫌だ〜w
ここで、誰が良いと言っても難しいでしょう。
このスレに来ている多くの方は妻夫木や竹内のファンなのですから。
奔馬など、他の作品のキャストでも考える方がまだましですよ。
580 :
名無シネマ@上映中:2005/11/12(土) 23:57:21 ID:eBhTNCLB
北澤は日本人だよ。旧字使ってるからな。
藤原は苗字自体うそ臭い。いわゆる藤原って苗字じゃないからね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E6%B0%8F 藤原氏には、藤原という家名や苗字は無い。現代の藤原さんは、かつての姓で
はなく苗字であり、もしも本当に藤原氏一門なら近衛や九条のような藤原氏の
歴史に残る家名の苗字となるはずである。それゆえ、現代の「藤原」さんは、
歴史に登場する藤原氏とはまったく関係ないといっても過言ではない( 同じこ
とは、現代の「源」さん、「平」さんなどにもいえる )。
現代の藤原姓は、明治改姓(OR在日創姓)の際に、藤原氏に憧れて藤原を苗字
としたものが大半で、ほかに先祖が藤原氏の部曲・部民の「藤原部」だったと
いう伝承から、藤原部の「部」を削除して藤原を苗字とした場合もある。
伊藤や佐藤などの藤原氏と関連のある苗字についても同じことが言える。伊藤
という苗字は「伊勢の藤原」に由来するが、それは伊藤という苗字の由来であ
り、伊藤という苗字の人がそれと関係あるわけではない。ここでもまた、明治
改姓の時に、伊藤姓の由来に倣って名のったものが大半。佐藤や工藤、遠藤な
どの類似した苗字も同じ。
581 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 00:04:10 ID:eBhTNCLB
>>577 人を信用させるには庄屋だとか、首相っていうのがメリットあるだろ。
そこいらにある名前じゃメリット無いわけだし。
大体庄屋にもできそこないの長男みたいのがいて放蕩三昧して借金と
女に溺れて在日の金貸しにに弱みを握られたりするわけだ。
人を騙しやすい苗字をそういうソースから入手できたんじゃないの。
582 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 00:07:19 ID:bA3D+abQ
800年なら8人の婆さんがいただけなんだから、そんなに家系が
広まるわけ無いじゃん。
大体、日本の名将なんかの名前使ってるのは明治改姓とか在日の創姓
なんだよ。憧れとか、人を信用させるため。
583 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 00:14:22 ID:xHe2F9DI
在日話うざい
他でやって
584 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 00:26:31 ID:bA3D+abQ
家柄が本当ならとっくにお宝紹介とかやってるよ。蔵もあるしね。
お宝持ってて鑑定してもらえよ。そしたら一応信用するよ。
宇多田はね。
585 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 00:29:54 ID:bA3D+abQ
あと、最近は名門ゴルフ場でも金積めば在日でも会員になれるからね。
まったく信用ならんから注意したほうがいいよ。
>>579 自分の場合、妻夫木も竹内結子も、その出演作品を観たのは、テレビ・映画
を通じて今回が初めてでした。そういう意味では、二人のファンというより
は、男子のなかには綾倉聡子のファンも多いのではないかと思います。
20代はじめに、「春の雪」を読んだあとの数日間、陶然としていた覚えがあ
ります。あらゆる小説・映画のなかで、最も好きな女性の一人だと思ってい
るひともけっこういるのではないでしょうか。
「春の雪」は、本来、松枝清顕の心理描写からあぶり出される聡子像に支え
られていて、その意味では、まぎれもなく、男子の発想した悲恋ロマンス。
それを女性脚本家にやらせたのはどうなのか。そのせいで、
「ふたたび生まれ変わっても、私はかならずあなたを探し出します」とか、
「今度生まれ変わったら、いっしょになろう」とか、最後に二羽の蝶が睦ま
じく飛び交うとかいった、原作の思想とはぜんぜん相容れないお気軽メロド
ラマにされたのには、さすがに「うーーん、ちょっとちがうんだけどなー」
と思わずにはいられませんでした。
結婚=幸福、別離=不幸などという単純図式を、この作品はそもそも否定し
ているのであって、その意味では、「悲恋って美しいですね。めでたく結ば
れるのと同様に」も、「悲恋てのはむなしいね。めでたく結婚したあとがむ
なしいように」も、同じ意味でしょうね。
勅許の出たあとの限られた「桟橋のように行く手が切れた愛」の充足も、50
年のおだやかな結婚生活も、どのみちいっしょなんでしょう。
・・・ただ、覚悟を決めた女てのは強いですねえ。貪り、そしてきっぱりと
潔い決着をつけられる。男子は、ひきずることが多い。「十分に愛された」
と「まだ愛し足りない」とのちがいかなあ。
587 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 02:21:31 ID:elnNkSGb
パッケージは女性向けなのに、中身がそうじゃないんだよね。
女性向けの恋愛映画と思って観に行ったのに
「男が作った、男による、男のための映画」だったと
評してた人がいた。
588 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 02:40:02 ID:bA3D+abQ
在日が在日を騙す詐欺師映画ってことか。
三島じゃないけど、女って言うのは好きな男の子供を生む生物なんだよ。
それがオヤジだったらファザコン、兄貴だったら近親相姦。
で、皇族の子供が欲しいなんて思うのが在日。わかるだろ?
恋愛なんてこの世に存在しないんだよ。妄想だよ、マジな話。
鎌倉時代から1000年たって10人目のばあさんになって子孫を残すだけの
話なんよ。在日は日本人の系図に入りたいんじゃないの?自分の
苦労を子供に味合わせたくないからね。
でも悲しいかな、そうやって名前三文字にしたり、皇族に近づこうとしたり
すること自体、在日である証なんだよね。
日本人っていうのはね、何にもコンプ無いから、野良仕事にせい出したり
するもんよ。きらびやかなもの身に着けなくても日本人なんだからね。
>>588 三島は、「春の雪」をはじめ、あらゆる作品で、こどもなどの生産物を残さぬ
純化された情念を描いています。その裏返しが最後の行動でもある。
もっとも、おそらく帰化したチョンコのあなたには、日本人の持つそうした純
粋性は理解できないでしょうが。
それとも、いまどき珍しいアカなのかな(藁
590 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 02:54:42 ID:xHe2F9DI
だから在日話は他でやって
この映画に関係無いじゃん
591 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 02:54:42 ID:bA3D+abQ
ちくしょう、どうしたら在日じゃなくなるか、なんて思うのやめんか。
金も名誉も得た、足りないのは日本人の血だよな。
でも悲しいかな、在日は在日の子を、日本人は日本人の子を産みたい
ように体ができちゃってるんだよね。
だから日本人の子を産みたいなんて思ってると体と精神がばらばらな
わけだから、狂ってくると思うよ。
在日は在日と、祖国の人とセックスするのが一番だと思うな。
そうすれば不感症や妊娠中毒とか子供が生まれないとか、そういう問題も
無くなるんじゃないの?感じてもいないのに嘘でうがったりする必要も
無いんだよ。
>>587 そのとおりだと思います。けど、映画は、相当に女性向けにできあがってしまい
ました。上映時間の都合上、清顕の内面は描ききれなかった。それが、女性客に
は「?」だったのではないでしょうか。原作では、ほとんど清顕と聡子は、双生
児のライバルみたいなもので、現実の女性からすれば、あまりに観念的な女性像
ではなかったかと。
593 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:01:46 ID:bA3D+abQ
>>589 三島は馬鹿だから、情念だってまともに描けないよ。
マザコンだしね。おまんこから出る液を津波とか描いてそれが
美しいとか思うのはさ、どこかで在日であることを許さない
自分を忘れさせてくれるし、本当はオヤジの子供を生みたい子宮
をごまかしたりできるだけなんだよね。
三島のペテンとバイオリズムが重なるって言うのは歪んだ証拠だよ。
594 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:04:44 ID:bA3D+abQ
>>590 関係あるよ。皇族の子供を子宮に宿したい=在日の願望だから
595 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:05:49 ID:xHe2F9DI
>ID:bA3D+abQ
在日在日うるさいよ
どうでもいいのよ在日なんて
>>589=594
こどもはもう寝なさい。おやすみ。
597 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:07:58 ID:bA3D+abQ
>>595 そんなこと言ってるから、子宮と精神のアンバランスが生まれるんよ。
在日でええやん。
598 :
修正:2005/11/13(日) 03:08:26 ID:HroPrhmL
599 :
追加:2005/11/13(日) 03:09:51 ID:HroPrhmL
600 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:09:54 ID:xHe2F9DI
>ID:bA3D+abQ
いい加減キモイから在日は
601 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:12:17 ID:bA3D+abQ
>>600 在日とセックスすれば音楽が来ると思うよ。
602 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:14:32 ID:bA3D+abQ
在日は在日とセックスすればびんびん津波が上がって来ますよ、きっと
603 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:19:52 ID:bA3D+abQ
在日同志で結婚して不感症なのはやっぱりどこかでいびつな精神が皇族を求め
ちゃってるんだよね。
三島のペテンとバイオリズムが合うんだと思う。
妻夫木や竹内がどうの、と叩かれているけど、自分的に
一番ダメだったのは真野響子だったな…。
犬の死体見つけたときの、「まぁ、なんてこと!庭師を
呼んでらっしゃい!」(だっけ?)ってセリフがヘタすぎる…。
雰囲気的にはお上品でいいのかもしれんけど、出番が
少ないのも納得、という気がした。
変な人はどこにでもいるんだね…
606 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 13:06:16 ID:BRsVH54L
セカチューに感動して、行定監督だから・・・という理由だけで見にいってしまい
がっくりしてしまった。
よくよく考えてみたら、三島由紀夫原作だからということを忘れてた。
今日見てきたけど非常に良かった
昔原作読んでて、この作品で泣くはずがないと思いつつ観たが泣いた
609 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 15:19:15 ID:xHe2F9DI
>>606 三島作品にセカチュー系の感動を求めるなんて無謀w
芸術作品として完成度高いよ
>>592 原作では二人は
ツインソウルの設定なんですか?
>>605 もともと原作でも出番は少ないんだが、なるほど言われてみれば、と
思うのは、堕胎のため大阪へ赴く聡子とその母の監視役に松枝夫人が
監視役となって同行するという原作のくだりは、松枝夫人なしで映画
では進んだ。
もともとは、そんなに上品である必要はないイメージの役なんだが。
>>608 確かに、目が潤む場面は何度かあった。新橋での別れのあと、もら
った歌留多を見て、そこに聡子の残り香を嗅ごうとする清顕のシー
ンなんか。
歌留多の話は、原作にはない。よかったかもしれない。ただひとつ
別の歌を選んでいれば。
「瀬をはやみ岩にせかるる多岐川のわれても末にあわむとぞ思ふ」
は、原作のテーマにはそぐわない。
たとえば、
「夢や夢 うつつや夢とわかぬかな
いかなる世にか 覚めむとすらむ」(赤染衛門)
あたりが最適だろう。
613 :
611修正:2005/11/13(日) 15:57:27 ID:HroPrhmL
赤染衛門は百人一首にはなかった。スマン。
614 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 17:25:12 ID:OkV+6slG
妊娠してたせいか、竹内の顔がいつもよりむくんでるように
感じた。あと、鼻の下が長すぎて間抜けな顔に見えた。
何回もガバって夢から覚めるので3回目はちょっとわらたな
カルタを渡すってのは不要だったんじゃないかな
やっぱり映像は原作をこえられないけど綺麗には出来ていたと思う。
強いて言えば清様の内面の描写をもっといれてほしかった。
でも台詞にするとかえって野暮になるだろうし難しいね。
618 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 18:25:39 ID:xUwdGuq2
>>616 脚本を書いた女が色気を出したんだろうね
さぁここで泣いてよ!みたいな
仮に原作の清なら間違いなく捨ててしまってるだろうけど・・
でもそれほど違和感は無かったと自分は思った
619 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 19:37:15 ID:elnNkSGb
そんな人でなしな男の恋愛映画にお客さん入らないよ。
それでなくても主人公の男の自業自得だと不評なのに。
>>619 そういう人達は消しゴム観て号泣してればいいんじゃないかな・・
621 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 20:05:03 ID:I9j5tLBz
続編が楽しみですね。
奔馬はおもしろそー
聡子は玉の輿結婚を捨てて「なんかもったいないかも」
と思ったけど、結局ミッチー宮はおちぶれるんだね。
この洗濯でヨカッタのかもしれないとちょっと安心したよ。
623 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 20:45:14 ID:gMYchctR
三島って俗物だよね。ほんとうに相手にしてもらいたい人達から相手にしてもらえなかった。
それで、狂ってしまったんだろう。
624 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 21:35:05 ID:xHe2F9DI
三島が狂いだしたのは、
60年代後半〜70年代にかけて左翼の馬鹿が暴れ出したからだろう
学生運動、よど号ハイジャック、浅間山荘事件などなど
625 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 21:43:44 ID:7ytkgECh
三島は自信をもって発表した「鏡子の家」が当代一流の評論家から
ことごとく無視されてから、狂いだしたんだよ。
鉢の木会のメンバーからも、おまえは俗物だと面罵された。
それから、狂いだしたんだよ。
三島さんは、確か「顔がものすごく綺麗な女性と、階級が高く&金持ちの普通顔の女性
だったら所詮男は後者に魅かれる」云々とか言ってましたね。うろ覚えですみません。
628 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 23:23:41 ID:7PBX0M4X
『英霊の声』に載ってる、「道義的革命の論理」そのままですな。
この映画。
映画の話題につられて原作を読んだら風景とかの描写がすごくきらきらしてて、
屈折した心ばかり見つめて細々書いてる人ってわけではなかったんだなあと思った。>三島
清様、伊勢谷なんとかって人も似合いそうじゃない?(昔広末とつきあってた人。)
演技は見たことがないですが、雰囲気はクールそうだがDQNぽいところもありそうな人の役に
上手くはまりそうな気がする。
と言っても、まだ原作しか読んでなくて映画はこれからなんで、妻夫木清様がダメという意味ではないです。
そっちはそっちでどんな感じなのか楽しみにしている。
631 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 23:51:41 ID:xHe2F9DI
632 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 01:19:29 ID:R+Td3laK
633 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 01:26:47 ID:R+Td3laK
芸大の恥。在日。日本人の芸大生はダメだったら美術教師になれるよね。
もしくは土方とかやりながら地味に作品作ってるのにね。
在日には耐えられない生活なのか
634 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 01:31:03 ID:R+Td3laK
パチンコ屋のほのかな香りがする映画だね。
ID:SuhQZNbP
ID:eBhTNCLB
ID:bA3D+abQ
ID:R+Td3laK
こういう奴に限って自分が在日なのを知らずに生きてるんだよ
636 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 08:29:53 ID:ax8/qJ7O
竹内さん綺麗だったなー
だけど勿体ないよねー清様もっと素直になれよー
清様、ARATAが良いー
638 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 14:33:03 ID:gPZZa4MH
週末の興収ランキングは?
639 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 14:55:17 ID:r0FdjVvn
竹内、髪を切った後、ちょいブスだった。
あの大正貴族の髪型は美人に見えるな
640 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 18:35:19 ID:MF4A1y+L
週末ランキング
5位 ← 4位 ← 2位
なんとかまだ5位。
641 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 21:28:47 ID:OtxdpVPd
昨日見たんだけどさ、バカな俺にわかりやすく教えてほしいシーンがあるんだけど。
最初のカルタのシーンであの2人がなんか話してるやんかー
んであの女が自害しようとした時になんかそのシーンの時の約束がなんちゃらとか
言ってるやんかー、あれ。
>>641 綾倉は松枝に恨みがある為、将来聡子の婿を松枝に
世話してもらう事になった時、その前に密かに聡子の
好きな男と処女喪失させろ、それが復讐だと命令する。
で、蓼科はその通り、宮様(ミッチー)に嫁ぐ前に、聡子の
好きな男(清様)とセックスさせましたよと。
原作では蓼科は、聡子に「処女なのに処女じゃないように
見せる方法」と「処女じゃないのに処女に見せる方法」を
教え込んでいる、というのもある。
まあ、成り上がりの金持ち華族である松枝侯爵に対する、没落した公家華族の
綾倉伯爵の嫉妬、屈折した劣等感と優越感かな。原作では。
反して、清顕と聡子の間では、綾倉が常に上位に立つ。一見、清顕のほうがS
的立場に見える筋書きなんだけども、原作ではどちらがS的役割で、どちらが
M的役割なのか、特定はできない。
「私が急にいなくなってしまったら、清様はどうなさる?」
これ、10代のプライドの高い男子なら、だれでも冷静でいられない女の一言だ
ろう。「ふざけんな、この。なんとも思わないよ」みたいな。
「清様は、こどもよ、こどもよ!」
これも、10代の男子には、おそらく相当きっつい一言に思われ・・・。
さらに、女を知ってると虚栄に満ちたウソの手紙を聡子に読まれたあげくに、
それがウソだと、原作では松枝侯爵から、映画では本多から聞いていたのに
すっとぼけられたと知ったら、いまの高校生や大学生でもかなりショックだ
ろうと思われ。
645 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 22:37:14 ID:xO0n52Cb
つまり綾倉伯爵とは変態なのですね。
清様に子供じみた行動をとらせるのは聡子なんだよね
意識してそうしてるのかどうかはワカランけどさ。
1回目 隣の男の鼻詰まりとくしゃみが酷かった@有楽町
2回目 ネタばらし爺さん@上野
3回目 やっとまともに見た@有楽町
4回目 通路挟んだ隣のカップルが私語しまくりんぐ@有楽町
648 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 23:29:03 ID:ad40X/zI
濡れ場は抜けますか?
649 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 23:38:09 ID:G5hHpf48
650 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 23:47:42 ID:3XhUKj7J
>>646 どうなんだろうね。
単純にプライドを守ることがまず第一の男の子が勘ぐり過ぎてるだけで、聡子は
清顕が殻を破ってくれるのを待って(というか破らせようと)やきもきしているだけのような。
聡子がもっと若ければ年下へのからかい半分かもしれないが、あの時代では
適齢期を過ぎぬかと心配される年頃だし。
なんか電車に手を焼くエルメスに思えてきたぞ。
>>452 >若尾文子さんが脇役をやるのは初めてで
え、「竹取物語」は?
NHK大河などTVでも脇をやっているはずだが?
>>650 >清顕が殻を破ってくれるのを待って(というか破らせようと)やきもきしているだけのような。
だとしたら、熱烈な真情の吐露の後でもお約束の子供扱いを忘れない聡子って
清顕の心をまったく理解してないような。
■聡子と清顕のプロット抜き出し(ネタバレならないよう、後半はカット)
1,聡子「私が急にいなくなってしまったら清様はどうなさる?」と謎かけする。
清顕、当惑と不快感。
2,聡子がまた縁談を断ったと知る
清顕、聡子の自分への思慕をかぎ取り、高揚する
3,タイの殿下に恋人の写真を見せられ、不快感と対抗意識を持つ。
4,父親から女遊びを勧められ、それを拒みながらも、聡子には、自分
は女を知っていると虚栄と男子の傲慢に満ちた手紙を投函するが、
蓼科に(原作では本人に)電話をかけ、読まずに火中するよう言い
帝劇に誘う。
(本当は、聡子は読んでいて、悶々と苦悩していた)
5,聡子と清顕、帝劇でタイの殿下たちと会う。
聡子、苦悩は表に出さず、清顕が自分を許嫁のように紹介してくれた
ことを心底喜ぶ。
6,年賀の席上、聡子は、5の礼を言いつつも、「清様にも、いまにおわか
りになるわ」と、またしても上から目線のことばを言ってしまう。
7,(実は、このとき、聡子は松枝侯爵から、清顕はまだ女を知らないという
事実を知り、あの手紙がうそだったことを理解する)
8,聡子、清顕を雪見に誘う。(映画では馬車、原作では二人引き・二人乗り
の人力車)。接吻。
9,花見の宴で、清顕、無理矢理、聡子に接吻。
「こどもよ、清様は、こどもよ!」と叱られる。
10、清顕、相当に傷つき、松枝侯爵の「聡子のところに縁談が来ている。今度
のは相当に断るのはむずかしいものだ、おまえのほうになにかひっかりは
あるのか」という質問を、斥けてしまう。
11、聡子は、何度も清顕に手紙を書くが、清顕はすべて火中してしまう。
12、洞院宮治典親王殿下、綾倉聡子の婚約に勅許が下る。
・・・・
童貞でない成熟した男子から見れば、背伸びした少年時代のあまりに遠い思
い出の虚栄だろうが。
青春時代の幻影・・・それはメーテルか
今日観てきました。原作も読んだけど恋愛物としてみれば
良い出来なんじゃないかな、映像も美しいし。
主役の二人は華族の雅な雰囲気や大正の時代感を出せるほどの
力量はないのだから、もういっそのこと時代を現代に移して構成し
直したほうがまだスッキリするのでは。
宇多田の「慣れない同士で、よく頑張ったね」という歌詞が
二人の自己弁護のように聞こえました…。
>>656 出来については、とにかくみな一所懸命がんばったな、に尽きる。だから、
宇多田の「慣れない同士で、よく頑張ったね」という歌詞は、スタッフ・
キャストみなの言い訳に聞こえる。
・・・けど、やっぱ、がんばったよ。平成の御代に、大正それもほとんど
明治に近い時期の、華族の世界なんだから。たしかに映像美は上出来だっ
たろう。
現代物に移し替えるのは、設定からして絶対無理だけど、今度、池田理代
子が「春の雪」をマンガ化するらしい。
658 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 02:45:00 ID:u2jsyLtU
なんで生まれ変わるとホクロが同じ場所にできるの?
>>657 池田の連載はたしか週間女性でもう始まってるよ。
あの人、ベル薔薇とかオルフェウスの窓はいいけど、日本の物を描くのには
絵柄とかいろんな意味で違和感ありすぎ。
>>659 情報ありがとう。確かに、バタ臭い顔しか描けないかも。せっかくのマンガて
逃げ道も、映画と同じ墓穴掘ることになったか。
>>658 それは、三島由紀夫の設定なのです。ホクロが全身にあったら、輪廻転生を確
かめるすべがありません。
原作しか読んでないがこれが純愛映画扱いとは。。世も末だなぁ。
>>661 原作でも大悲恋ロマンスの装いは持っている。「豊饒の海」全体としては、それ
以外の部分が重要だとしても。映画は、事業であり産業であるから、本来、男子
の喜ぶ観念的ドラマとしての「豊饒の海・春の雪」のメロウな部分を取り出され
て女性客を引きつけようとしても、それはいたしかないことではないか。
最も、「春の雪」は、自分の経験では、女性には評判がかんばしくない。この世
に男子向けのメロドラマというものがあるとすれば、この「春の雪」はやはり白
眉だろうと思う。男子の純粋・狡猾や虚栄ともに知り抜いていた原作者であるか
ら。
663 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 03:21:57 ID:eDueP+Us
清顕の最後のナレーションはよくよく観ると不要な希ガス
もっと清顕の死を劇的に印象つけて欲しかった
全体としてはうまく映画にしたなぁと素直に感服出来た。
また観に行きます
664 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 05:03:15 ID:UI2UZ8e5
在日の魂胆はいつも醜悪だな
665 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 05:41:57 ID:UI2UZ8e5
恋愛なんて妄想なんだよ。女は子宮を守り、同じ民族・地位の人間と
一緒になるとき、最もおまんこの液も出て感じるようにできている
わけだから。三島はそれがわかっちゃたもんだから、
だからお見合いと言うのはある意味正解なんだよ。血統でエクスタシー
を証明づけるようなものだから。
666 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 05:45:08 ID:UI2UZ8e5
同種・同地位のお見合いって言うのはセックス(生きることへの喜び)を最も
最大限にできるんだよ。理論上はね。
人間だって動物なんだからさ、哺乳類の。
667 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 06:19:55 ID:UI2UZ8e5
三島はそもそも仏教ベースの葉隠武士道だからね。理論上は切腹しない。
切腹するのは在日が喜ぶ儒教ベースの徳川武士道。しかしなぜ三島は切腹したのか。
三島は何かを仕込んだわけだ。
切腹がいかにお粗末かをパロッたということだろう。つまり儒教ベースの
徳川武士道をケラケラ笑ったわけだ。
三島の自殺の原因はサルトルへの反発。三島は自分の芸術性が物語創造力
だと思っていたのだが、サルトルいわく、三島自身が出ているにすぎない
わけだから、だったら自殺せねばならないのだろう、というアンチな問い。
自らの自殺によって自らの芸術を守るという行為だろう。だから滑稽な
映画も残した。いかに創作物語が美しいかを見せ付けてるのだ。
668 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 06:26:57 ID:UI2UZ8e5
殺人の物語を書いた小説家がその内容を実行することによって、
小説が作者自身の表出ということへのアンチテーゼを張ることになる。
つまり小説の価値は作者自身の表出ではなく物語想像力だと。
夢落ちこそサルトルへの扉なのだ。
三島はサルトルへの扉=死への旅立ちと悟ったからこそ、目いっぱい
パロディをかましながら自殺したのだろう。
669 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 06:44:30 ID:UI2UZ8e5
恋愛とは子宮に従って、同種同地位をあら捜しする行為。
それが実現したとき、男はすぐに精子を植えつけられるように
できているんだろう。
不思議なのはペ・ヨンジュン。
おそらく同種・同地位を求める困難さの物語への共感と
大和民族にある特徴を持っているから、韓国では大した人気でないのに
日本で人気が出るという逆転現象が起きたのだろう。
非常時には近親相姦をしてまでも種族を残すという生物の原理も
懐かしさで蘇るのか。そのグループで一番遠い近親と相姦できるようにできているの
ではないか、生物が生き延びる理論上は。
670 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 09:09:43 ID:UI2UZ8e5
結局この映画はさ、
宇多田っていうのはパチンコ屋店内の景品交換でライターの石くれる
お姉ちゃんが歌ってるってこと。行定や妻夫木もパチンコ屋の店員。
俺たちはそのライターの石を金に変えて、その金でまたパチンコ
やるわけだ。いわゆる夢って言うものはそういうことだよ。
この映画も結局パチンコ屋であって、それをわかった上で三島の軟弱
オペラをガンガン流して、春の雪なんてビジュアル的にして777
10回転なんてやってるわけだよ。
映画って言うのはね、それとは違うんだよ。
パチンコ屋のような明るい場所じゃなくて小屋の薄暗い中で光を見る行為
であって、夢落ち後の世界を見ることなんだな、これが。
そこにあるのは爆破され潰れたパチンコ屋であって、逞しくも宇多田や
行定、妻夫木がゴザひいて闇市を開いて咳しながら頑張っている姿なんだよ。
宇多田が「くそ、殺したる」って何かの上に脱糞するのが映画。
だから結局映画は作れないんだからおやめってこと。
671 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 10:23:27 ID:/BT7k9B4
週刊朝日の林真理子との対談で鶴田真由が聡子をやりたかったと
言ってたぞ。
言われてみれば竹内より良い感じだよな。
子宮がどうこうっていうkitty-guyさん、
ちょっと前からいついてますね。
糞長い割に中身がない書き込みというのも相変わらず。
>>671 無理
あんな顔の20才なんて笑っちゃう
>>671 原作を読んで聡子を演じてみたかったってことじゃないの?
対談でなんと言ってるか知らんけど。
鶴田は顔が大きいからね
あの髪型は顔が大きく見えるから、とんでもない大顔になっちゃうだろうな
677 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 15:26:36 ID:JK/Ygmng
聡子役が竹内なのが不満だ
プッ
鶴田は、あと8歳若ければ行けたかも。
ところで、
春の雪=大正元年〜3年あたりで、いまから92〜94年前の話だけども、
ちょうどこれとの中間地点の47年前に
三丁目の夕日の日本があるんだな。
春の雪=>三丁目 の日本と、三丁目=>現代の日本と、どちらが大きく
変わったのだろうかとか、現代から「三丁目の夕日」に抱くノスタルジー
を、長嶋茂雄氏が巨人軍に入団した昭和33年当時の日本人は、「春の雪」
の舞台となった大正元年に抱いていたのだろうかという推測に数値的に
可能性があるのはちょっと驚きでもあるな。
「春の雪」が発表されてテレビドラマ化された昭和40年代までは、おそら
く、現代から見て「三丁目」の鈴木オートや茶川商店の人々に抱く感覚を、
日本人は、清顕・聡子や、松枝家・綾倉家に抱けたのだろうかと思うと、
いろいろ感慨がある。
>>679 >聡子は鶴田の太ももをそっと撫で
まで読んだ。
>>679 8年前から顔は大きかったけどね。
昭和33年当時のジジババなら大正初期のことはノスタルジックに覚えてるだろうけど、
大戦での戦死者も多いだろうし、何より貴族の生活にノスタルジーを感じる人は
少ないのでは。貴族出身者なら感慨深いかも知れないが。
そもそも三島の世界観にノスタルジーなんて合わないような気がする。
682 :
「春の雪」は女性には評判がかんばしくない:2005/11/15(火) 16:59:40 ID:q3B32GG8
http://www.asyura.com/sora/bd4/msg/426.html http://members.at.infoseek.co.jp/YaYa/isihara.htm 私が抱きついてゆくと三島さんは急に体の向きを変えて抱き返してきて小さな声でささやいた。
「しばらくぶりだったね、会いたかったよ。」
、、、、懸命に三島さんの首から、胸、腹に、強いキスを浴びせかけていった。
、、、三島さんはこちらが驚くほどの、甘えた子供のような声をほとばしらせた。
1966年、昭和41年8月27日、熊本、ホテル・キャッスル。
三島由紀夫42歳、福島次郎36歳、中年男の熱い再会だった。
「・・・・私の方から三島さんの体を強く抱きしめ、その首筋に、激しいキスをしゃぶりつくようにしたのだった。
三島さんは、身悶えし、小さな声で、わたしの耳元にささやいた。
「ぼく、、、幸せ、、」歓びに濡れそぼった、甘え切った優しい声だった。・・・」
http://sv.mcity.ne.jp/D/7044/i/102.shtml 「林さんはもう駄目です。」
「え?」
「もうだめです。あの人、右と左の両方から金をもらっちゃった。」
林とは勿論、右翼の論客・林房雄である。
1970年・昭和45年の9月のある日、場所は銀座「浜作」
呼ばれて駆け付けた毎日新聞徳岡孝夫は『五衰の人』のなかで書いている。
「、、それまで私が見たことのない、世間の人が三島に想像したこともない、
投げ遣りな姿と言葉遣いだった。、、(林房雄に対する怒りは)執拗であった。
普段そんなに飲まない人が、少し自暴自棄に酔っていた。」
http://sintarou.e-city.tv/hokanshoko/m07.html ・亀頭にたばこを押しつける、お灸をする
・陰茎の根元をきつく縛って押え射精できないようにしておいて亀頭だけを磨刮する
憲兵大尉は終戦後、昭和12年から16年までの期間に犯した罪状で米軍から戦犯として指名され謹慎していましたが、
しばらくして戦犯指名から解除され、その後、防○大学の教師として採用されました。年齢は50歳近くになっていたと思います。
たまたま古い山口百恵の映画を観ていて思ったのだけど、
この人が聡子のイメージに近いかな。
でも竹内結子さんも良かったですよ。
鶴田さんは微妙。
松島奈々子とか松たかことか。
この二人でもあれなんで小雪くらい凛とした美人な女優さんがいい。(小雪はイメージ違うけど)
仲間由紀江もちと違うか。
ちょっときっつい感じの高貴な方ってなかなかいないなぁ。
ちなみに年齢考えてません。
685 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 20:54:39 ID:JK/Ygmng
仲間ゆきえ良いじゃん
きつそうだし
仲間由紀江に少なくとも竹内結子並の演技ができるのかな?・・
激痩せする前のルックスで演技力が今ほどあれば宮沢りえだろうね
690 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 21:39:27 ID:JK/Ygmng
貴乃花と婚約してた頃の宮沢りえ
「貴族の生活にノスタルジーを感じる人は少ないのでは。・・・
そもそも三島の世界観にノスタルジーなんて合わないような気がする。」
生活そのものや世界観というよりも、たとえばそこで使われている日本語
や立ち居振る舞い、季節ごとの年中行事や町の風景、おおよそそういうも
のには、やはり、現代人よりも昭和40年代のじじばばには、よりいっそう
リアリスティックな郷愁があったんじゃないかな。
聡子役 身長160センチ以下じゃないと和服がすっきり着こなせないだろ
うね。やっぱ。で、凛として、品のある演技ができる、多少の
淫靡さを宿す女優なら、だれがやってもいい、けど「どっかちが
う」と叩かれるだろう。しかし、味方もかならず付く。
誰にもできないし、ある程度までなら誰にでもできる。
元があまりに完璧なキャラの場合、そうとしか言えないでしょうね。
692 :
名無シネマ@上映中:2005/11/15(火) 23:55:28 ID:UI2UZ8e5
694 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 00:19:17 ID:e9vCbjhb
伊東美咲!かわいい!綺麗!ビューティフル!女神!門跡にもピッタリ!
695 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 00:33:35 ID:zWDpB7l2
松島奈々子、松たか子ってもっと俗っぽくなるでしょ。
誰がいいんだろ。
栗山千明なんてどうでしょう?
698 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 01:57:33 ID:oX3+jRlh
在日が小金稼いでベンツSクラス乗り回してるのが今の日本だから、在日は
よく頑張ったのは認めるよ。金持ちで偉いじゃん。
日本人にもいきがった国粋主義者は確かにいるが、ほとんどの日本人は人情
があって、国籍になんて気にしやしない。
日本人のセンスって言うのはさ、質素が好きなんだからさ。清子さんの結婚式見れば
わかるじゃん。
国籍なんて結局関係無いんだからさ。日本に来たら日本人になれってこと。
誇れとかそういうのじゃなくてさ。日本の伝統とか日本っぽさとか、それは
日本人が言うことじゃないんだよ。真の日本人だったら世界人の一員として
サ、日本人であることなんか忘れろってこと。
ベンツ乗ってる在日がこじきになっている日本人を笑うのは見苦しいてこった。
行定はさ、アンゲロプロスみたいに描けよ、国や民族の問題はさ。
天皇家の近いなんてほざく日本人は、調理番から皇室の便所の汲み取りまで
いてろくなのいないんだからさ。詐欺師も多いんだからさ。
日本人の様式美を誇張するなってこと。日本人は日本に来ればロシア人だって
イラン人だって日本人として扱う懐の深さを大概持っているよ。
他国の人が見ても普遍的なことってあるだろ?
日本人だろうが在日だろうが、日本にいる者は日本人として皇室をおちょくった
ような映画は作るなってこった。作るんだったら無名の役者を使ったり、
節度を守れってこと。アンゲロプロスみたいな感じでな。厳かにな。
下劣な歌手や女優どものおまんこ液を絡めるなってこと。
699 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 02:12:58 ID:oX3+jRlh
あと学習院なんかもさ、戦後は普通の学校なんだからさ。
左翼の餓鬼だって大勢いるし、何でもありなんだから、ご学友なんて怪しい
ってこった。すれ違っただけのご学友だっているだろ。
披露宴や二次会にも呼ばれないようなご学友がテレビでほざいてるじゃん。
その辺もおさえとけって。学習院にも詐欺師がいるってこと。
菅野美穂と窪塚洋介で観てみたいと思った。
まだキャスティングごっこやってんの。
結局これぞ!という役者いないんだよな。
妻夫木と竹内はかなり良かったと思うよ。
426 名前:吾輩は名無しである 投稿日:2005/11/16(水) 01:20:14
>>411 このインタビューで行定監督は、三島について、ATGの映画やアングラの
演劇に大きく影響を及ぼした「アングラの父的存在」だというイメージを
持っていたと述べているけど、これは、島田雅彦や鹿島茂の言う
「三島はサブカルの帝王、目利きでもあった」という議論に近いものがあるね。
非常に柔軟に三島を読んでいるなという印象があった。
「作品を読むたびにどれも違うんですよ。
スタイルも違うし題材も違うし、偏っていないですよね。
あれをいつも同じ感じだという人もいて、僕は、そういう人にはちゃんと
読めとか言って論議のネタにしていました(笑)」
「まず、アイデアがすばらしいですよね。そういうバイタリティーというか
文章の力に非常に才能を感じるというだけではまとめてはいけない、
多面的な才能がある。
でもそれが全てではなく、いろいろなものに影響を受けながら、
さらに自分の目を通して新たな批判を打ち出していく反骨精神もあって、
そこが面白いですね。」
「だから読むたびに毎回違う印象があるし、三島さんだからこうであるべき
だといった作家論を固定して思ったこともないですね。」
427 名前:426 投稿日:2005/11/16(水) 01:57:36
あとは映画「春の雪」についての監督の発言を少し。
・飯沼を大きく削ろうというのが脚本家との一つの大きな決断だった。
・脚本家は23歳の伊藤ちひろという、三島が好きでいろいろ読んでいる若手。
・現代の若い読者の中には三島の文学をファッション化して、退廃的で耽美な世界に
憧れて、そこに書かれた本質を見失っているところがあるが、伊藤はこれを
デカダンではなくて、むしろ永遠とか純粋性とか、輪廻転生を重視した世界にしたい
ということを言ってきた。
・最初は飯沼という醜い男の目線で美しい二人を描くということを考えて
いたが、それでは映画が小さくなってしまう。
・敢えて一番描きたかった飯沼を省き、本多に清顕を憂える目線を担わせた。
・忠実にやろうとは思うが、ディテールを原作からきれいに拾って答え合わせ
をするようなやり方は違うな、という話をした。
・映画は、三島色を抑えたというよりは、三島が提示してくれた、現代の僕らに
対する困難なテキストをクリアーしていったかたち。
・三島は春の雪では「永遠」を書こうとしていて、「天人五衰」では永遠などないとも
とれるようなラストで幕を閉じている。
・永遠の輪廻転生を最後に止めるのが、清顕が恋して命までかけた女。
・この皮肉さみたいなものがあったからこそ、逆に言うと「春の雪」だけしか
映画化しないことで、永遠を作ろうと思った。それが映画化の最大のポイント。
・賛否両論で、100人が見たら50人は好きで50人は嫌いと思う映画でいい。
・僕個人は、若い頃に感じていたことの片鱗だけでも感じてもらえればそれでいい。
・中学生くらいの人が観た時に、「何なんだ、これ?」って一瞬でも思ってくれて、
わからなかったけれど何か残る感じがしてくれればいいと思う。
705 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 13:47:17 ID:oX3+jRlh
三島は在日にとって脅威なんだよ。だから墓場から掘り返してきれいな
おべべ着せてカカシみたいに掲げないと在日は注意を喚起できない。
今の日本人は皆先祖が天皇の方向いていたわけだから。
当時は着物来て銀座を歩いてるだけでぜいたくをした非国民て言われて
たわけだからね。ボロ布をまとえば、着物になると。
三島本人がキューブリックの2001年宇宙の旅とかわけわからんけど好き
と言っている映画音痴なわけで、結局のところTV脚本家に毛の生えたみたいなのにすぎない
んだし、そんな馬鹿な三島を鍛えなおそうとした増村とかの方が世界で評価され
つつあるのが今だからね。でも本人ももうダメだって限界で逝っちゃたわけだろう。
三島から少女マンガみたいなチン美だけ抽出してそれに在日ふりかけをまぶすと
皇室の調理番とか汲み取り係りとかが妄想ふりまいてる図を当時の日本人の
カリカチュアとして描く−−−巨大ウソになるんだよね、結局。
日本人は銀座で着物を着てデパートなどで買い込んでると非国民って言われた
ということ、ボロ布を着ろ、天皇陛下のためにという時代があったことを
もう一度図書館言って新聞でも読んで見ることだね。
脚本家(三島)に脚本家をつけたって仕方ないんだから、これは行定がホン書くべき
だったろうし、セカチュー売れたからどうでも良かったのかな。
行定は成瀬もいいけど、増村の映画をもっと見るべきだと思うよ。三島やるんだ
ったら。この映画は少女マンガばかり読んできた脚本家がこれでもかって
おまんこ液をふりかけようとしてるだけで、とてもじゃないけど、
増村などがやった三島などと同じ土台で語れないシロモノだよ。
>>459 >>463 >>705 またこないだの増村基地害がきてるのか…懲りないんだねぇ
どうでもいいけど、とりあえずまともな日本語を書くことから覚えましょう。
門跡はもっと枯れた感じの岸田がよかった。
原作では最初の橋の場面でも門跡は「いたわってもらっている」ような表現があった。
若尾のはしゃんと歩き過ぎで、全然いたわってもらってる感じがしない。
最後の場面も原作では、若い本多の熱血の訴えに対し、老いた門跡ののらりくらりした
返し方がさらに「あと一歩で合えそうなのに・・」という雰囲気を増長する。
若尾のは最初から毅然と追い返すだけっていう感じ。
あの場面は本多の演技が中途半端だったせいもあるかも知れないけど、門跡にも問題あり。
>日本人は銀座で着物を着てデパートなどで買い込んでると非国民って言われた
なんでそれでデパートが成り立ってたの?
デパートはどうして攻撃の的にならなかったの?
非国民と言われるのが当然ならどうして「その人」は行くわけ?
「その人」は一人じゃなくてたくさんいたんでしょ。新聞にまで書いてあるんだから。
言われても言われてもいろんな人が行く理由は?
この一行だけでもスゲ〜矛盾だらけなんだけど。
要するにある種のプロパガンダを自分で検証もせずに鵜呑みにしているだけじゃん。
710 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 15:26:53 ID:oX3+jRlh
>>706 反論できないのは言い当ててるから。
在日だって日本人だって今や関係ないんだからさ、そんなこと
食いだねにするのは作家としても恥ずかしいってこった。
711 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 15:29:08 ID:oX3+jRlh
>>709 読売新聞の昭和13年7月20日〜25日号でも見てみろよ。
検証できるよ。1面見ただけでも。
>>708 「若尾のは最初から毅然と追い返すだけっていう感じ。 」
なるほど。それは言える。だから、「聡子はん、これでよかったんやな?」てな
原作にはないトンデモ台詞が生まれて、襖の向こうの聡子のむせび泣きの声のみ
が聞こえる、という演出が必要になったのかも。そうすれば、ああ言わせたのは
聡子の意志だったということが観客に暗示できるからね。
ただ、若尾・岸田とも、三島作品とは縁が深いから、出演しただけでも感慨はあ
ったろうと思われ。
>>704 貴重な情報だね。脚本の謎や人々の誤解を解く助けになる。ありがとう。
「・忠実にやろうとは思うが、ディテールを原作からきれいに拾って答え合わせ
をするようなやり方は違うな、という話をした。
・賛否両論で、100人が見たら50人は好きで50人は嫌いと思う映画でいい。。
・中学生くらいの人が観た時に、「何なんだ、これ?」って一瞬でも思ってくれて、
わからなかったけれど何か残る感じがしてくれればいいと思う。」
この部分については、十分、全うしたんじゃないかな。 ただ、
「・映画は、三島色を抑えたというよりは、三島が提示してくれた、現代の僕らに
対する困難なテキストをクリアーしていったかたち。」
は、つまり現代人でもできるような単純なメロドラマ要素を前面に押し出したとい
う意味にしか、やはりとれないだろうな。
714 :
上、一部訂正:2005/11/16(水) 15:57:12 ID:JvUvhdbW
上713、最後の2行
「は、つまり現代人でも理解できるような単純なメロドラマ要素を
前面に押し出したという意味にしか、やはりとれないだろうな」
に訂正。
>>713 >メロドラマ要素
恋愛路線については、プロデューサーサイドからの要請であり、
監督としては当初は「作品世界の広がり」に含みを持たせた
構成にしたかったとのこと。(同雑誌インタビューより)
やはり興行との兼ね合いで軸がぶれた部分は若干あるのではないでしょうか?
しかし、かなり難しい折り合いを上手くつけたほうではないかな、
と個人的には思います。
三島の作品を、とくに豊饒の海なんていう大作を映画化すれば、
いろんな立場の人からいろんな意見が出て当然だしね。
>>716 事業・産業と言われる映画界では、おそらく芸術性を代表・象徴するのが監督で、
商業主義のほうはプロデューサーという役割分担が確立しているためか、まあ、
大体使われる側の監督側からは上のような紋切り型のことばしか得られないが、
それはそれで、監督・プロデューサー双方のガス抜きの役目も果たしているんだ
ろうね。
後半部は、まったく同感。いろいろなBBSで、みなワガママ言い過ぎ。
反して、ブログでは見るべきものが多いという印象かな。
718 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 18:41:15 ID:m+VOGxOB
三島がこの映画見たら納得するかな?
しないか
719 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 18:51:42 ID:oX3+jRlh
三島は「これはテレビドラマをテレシネしたものですよね」
とか言って高笑いすると思うよ。
原作者は、三島由紀夫に限らず、映画は別物と考えるから、生前の「潮騒」の
映画化のように、それなりに楽しんで、社交辞令的コメント残すだけとかと思
われ・・・。
この手の映画に最も激烈な非難をするのは、いつだって、原理主義者的な原作
ファンだかだろうと思われ。漏れも原作の大ファンだが、何につけても原理主
義が嫌いなんで、映画には映画のよさを見つけてやりたいと考えている。
そのほうが気分のよい1800円だと思われ。
721 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 19:46:04 ID:CnvTnyJv
>>720 同意。
三島は自作の映画化については、全く原作とは別物と割り切って、
とくに要望をだすようなことはしなかったそうだからね。
原作は嫌いだがこの映画は好きという俺のような奴もいる。
ちなみに誰のヲタでもないです。
分かる・・
オレは原作好きだけど三島のしつこいまでの描写とか哲学、宗教観には時々ゲップが出る
自分も原作読んだ時は、全然いいと思わなかった。
「一番好きな小説」とか言ってる人が多くて?と。
あまりにも心理描写がクドクドしすぎてて、何が言いたいのか
さっぱりわからなくて…。
でも映画で見て、やっと面白さがわかったよ。
それで奔馬以降も読む気になった。
blogとかでも、映画見て原作を読んでみたくなったっていう
人が多かったみたいだから、ある意味成功なんでないの。
>>721、722、733
気違いさえいなければ、案外、このスレ、いいスレだと思われ。
「ゲップ」の話さえも、幾分同意とも思われ。
726 :
名無シネマ@上映中:2005/11/16(水) 23:55:30 ID:oX3+jRlh
この映画が強烈に駄作だと言う勇気が今の日本人には不足してるだけの話
727 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 00:14:20 ID:tnbU0+Zq
↑良いものを認められないオマエこそ裸の王様
↑よく言った。禿同
729 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 00:22:24 ID:p62PSliB
駄作では決して無い
映像も綺麗で話しも原作より淡白で良かった
満足出来る映画
原作ファンにとっては駄作になるかも
いや、原作ファンならかえって、安易に駄作とは判断すまい。
731 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 00:37:15 ID:InrrF7mg
テレビ局の社員が冬の賞与の額を吊り上げるために頑張って宣伝する駄作映画
↑お前、テレビ局のこと知らなさすぎ。それに、「春の雪」は地味にしか宣伝
されてないぞ。お前のカキコほどじゃないけど。
原作を読んでいない女性の感想はありませんか?
735 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 04:12:56 ID:7acFs+o8
もしも皇族の女中としてまさかの恋があったとして、回りから不遜とキチガイ扱いされて
追放されて、喰えずに女を売り、物乞いに成り下がって、それでも忘れられず、
三十三間堂で、あの方を発見して・・・
こじきの老女が三十三間堂で何を見たか。
これをクレーンからクレーンに乗り移るというゴダールやトリュフォーが驚愕
した方法でブンブンとカメラを回して映画を撮影したのが日本人で世界の巨匠だよ。
もはや日本なんてレベルじゃない。世界的に普遍的なものまで昇華している。
是非日本人も在日も見るべきだな。
>>733 私は原作未読の19歳女です。
話の内容はちょっと難しかったです……。前半が全くおもしろくなくて、寝てしまいました。
でも後半はすごくよかったです!映像も綺麗だし妻ブキ君や竹内サンの演技もすごくよかった!
はじめカラちゃんとみればよかった‥と後悔してます。原作も一度読んでみようと思いました
昨日観てきたけど、綾倉伯爵と蓼科の約束が冒頭に来ていたことに驚いた。
話をわかりやすくするためには、こっちのほうがよかったのかな。
あと、泣いている女性がいたことにも驚いた。
>>738 あの演出は、やはり賛否が分かれるんだろうね。
「泣いている女」については、原作者がなにかの対談でこう言っていたのを
思い出す。
「先日、町のなかで二人のご婦人方がこんな話をしていた。『なんの映画見
る?』『楽しそうなのがいいんじゃない』『バカね。どうしてお金払って
笑わなきゃいけないのよ、泣くのが一番じゃなくって』・・・」
三島は、大衆性の見極めにも非常に目が高かった。単なる頑固な芸術バカじ
ゃない。「詩学」のなかで、アリストテレスがカタルシス(浄化作用)を言
ったことが、現代日本の一般大衆のなかでは具体的に何を物語るのか、皮肉
をこめて上の逸話に表している。
物語を見て泣く、のは気持ちがいい。だから、カネ払うなら、泣きそうなシー
ンになったら無理にでも泣く、それが得策だ、----そう考えるのが、そうし
た女性の素直な心情かもしれないね。
ほんとうは、泣かない感動・泣かなくても成立する感動は、いくらでもある
のにね。
る?
おお、いきなりかwって
先の展開に期待を持たせてくれたと思う
カルタも原作では全くといっていいほど出てこなかったしね
映画なんだから原作をそのまま映像しても
つまらないと思うし
歌留多は、行定監督が原作のなかから、清顕に関する比喩の部分にヒントを得て、
脚本家と相談して決めたらしい(メロドラマ路線の確定だろう)。
石丸謙二郎、没落公家のいい味出してたな。ただ、京訛りがいまいち目立たなか
った。関西出身で、お公家顔の中年と言えば、辰巳琢郎あたりも候補だったと思
うけど。綾倉伯爵夫人の宮崎美子は、あまりに庶民的顔立ちすぎた。
742 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 18:26:25 ID:V8viJ8wG
>>739 そんなの単純な女を騙して金を取る詐欺師にすぎない。
アガリクスとかサルノコシカケとかそんなもん。
名前も三文字が多いしね。まあ一生やってろよ。
お似合いだよ。詐欺師がテレビドラマ、キネコしてろよw
本当の映画と言うものはマツタケみたいなもんで、正しい赤松の
林にしか生えないんだよ。昔はたくさん生えてたけど今は少ないのだ。
かのフリッツラングなどはキャラクター作りさえ拒んだわけだから。
743 :
名無シネマさん:2005/11/17(木) 18:38:44 ID:f53DtXGt
>>738 わたしは原作どおり、あとに持ってきたほうがメリハリがついてよかったと思う。
冒頭に持ってきたせいで、話が平板になってしまったように思う。
↑おまいも一生やってろ。(
>>742)
つーか、みながハイキングの話しているときに、おれだけは本当のヒマラヤ
知ってる、そんなのは山登りじゃないんだとか言われてもなあ。白けるばっ
かの話だってことが、一週間以上たつのにまだわからないのか。
場の空気を阿吽の呼吸で読むのもまた、日本人なら大事なんだぞ。坊主。
745 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 18:44:25 ID:uXbQj4IQ
>>743 あれ、むずかしいんだよね。原作でも、映画でも、まさか蓼科が自殺しようとす
るなんて多くの読者も観客も思わないから、劇的効果が盛り上がって、そこに
その失敗と伯爵への予想もしない切り返しが来るんだけども、原作では、取りあ
えず本当に自殺しようとカルチモンを飲むんだけども、映画では、明らかにはじ
めから狂言だったし、それに蓼科の最後の気の利いたセリフが、映画ではなくな
ってる。あれ、けっこうこわいセリフなのに。
747 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 00:35:30 ID:HZnCECNC
先日観たけどダレる箇所もなく、想像以上に良かった。
あと竹内のセリフ回しが何気に上手くて意外。
748 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 03:08:05 ID:Oq1tm8+f
>>744 そんなこと言わず君もアジれよ。卑しきTVドラマ映画の墓堀りをしろ。
本当に映画を愛しているならば。
>>748 ROMは、それよか、おまいの墓掘りの方法に興味があるように思われ。
映画芸術至上主義者には、もっと他のスレがあるように思われ。
つーか、ほんとうは、おそらく、球団クビにされた元プロ野球選手が、
高校野球に交じって威張り散らかしてるだけのように思われ。
スイーツを食べたいだけのOLたちに、アフリカの食糧危機を訴えて
もだれも耳を傾けないように思われ。
要は、お前は、できそこないの映像完全主義者の、ひがみ根性丸出し
だけのように思われ。
・・・・うぅ、さびしすぎ。hehehehehe
750 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 04:15:55 ID:Oq1tm8+f
>>749 何だよheheheheheってw。
大衆が金払って泣きに来るとかさ、良く言えるな。
何だよ映画芸術至上主義って??
そんなもんあるの?
>スイーツを食べたいだけのOLたちに、アフリカの食糧危機を訴えて
もだれも耳を傾けないように思われ。
偉いじゃん。それやれ。
>球団クビにされた元プロ野球選手
野球選手を馬鹿にするなYO。泣かせて騙す八百長映画作ってる奴が。
清顕の裸サスペンダーとか、
妻夫木のかつぜつが悪いとか、
竹内がどうみても二十歳に見えないとか、
悪夢見て飛び起きる演出が三度もあるともはやギャグにしか見えないとか、
つっこみどころはいろいろあるが、
一番の問題は脚本。
脚本家は(世間一般の人以上に)原作を理解できていないのではないか?
本多が剣道をする描写にそれが顕著に表れている。
映像的にはいい線いってただけに、残念だ。
へたくそな脚色するぐらいなら、もっと原作から離れて、
映画なりにつくってくれればよかったのに。
「剣道部の精神」・・・www
753 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 15:59:04 ID:xCHd6Wjs
三島は小説書くの下手だね。
「頑張ってる感」一杯で読んでいて疲れる。
どうあがいても生来育ちのいい太宰にはかなわない。
こんな頭でっかちなラヴストーリー読んでも女は感動しないよ。
ま、所詮は破れかぶれで割腹した中途半端な角刈り似非右翼のホモ野郎ですな。
755 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 19:20:23 ID:jICYCpcF
756 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 19:52:58 ID:4kxWKXu3
綾倉伯爵夫人は田中裕子に演じて欲しかった。
聡子役、松たか子にやってほしかった
清様役、俺やりたかった
759 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 20:27:58 ID:nGPQ0c9i
そうなの?全然期待しないで見たせいか、良かったわよ〜。
キヨさま ワガママだけど、燃えたわ〜。
フンドシが時代を物語るわね。
不思議と長い上映時間を気にすることがなかったわ。
760 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 20:34:14 ID:nGPQ0c9i
761 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 20:38:39 ID:CHn5DPT8
私、パラノイアエイジのスタアーの下田耕二である。
あなたは、
死ね・くたばれ・消えろ・失せろ・潰れろ・馬鹿・あほ・間抜け・ドジ。
ポンコツ・トンチキ・ガラクタ・クズ・ゴミ・カス・最低以下の下劣・下等種族。
劣等種族・下衆野郎・腐れ外道・邪道・外道・非道・ウジ虫・害虫・ガン細胞。
ウィルス・ばい菌・疫病神・病原体・汚染源・公害・ダイオキシン・有毒物質。
廃棄物・発ガン物質・猛毒・毒物・アメーバ・ダニ・ゴキブリ・シラミ・ノミ。
毛虫・蠅・蚊・ボウフラ・芋虫・掃き溜め・汚物・糞・ゲロ・糞虫野郎・ほら吹き。
基地外・デタラメ・ハッタリ・穀潰し・ろくでなし・ごろつき・ヤクザ者。
社会の敵・犯罪者・反乱者・前科者・インチキ・エロ・痴漢・ゴミ・シデムシ。
ゴミ虫・毒虫・便所コオロギ・詐欺師・ペテン師・道化師・危険分子・痴呆・白痴。
魔物・妖怪・悪霊・怨霊・死神・貧乏神・奇天烈・奇人・変人・毒ガス・サリン。
ソマン・マスタードガス・イペリット・クソブタ・ブタ野郎・畜生・鬼畜・悪鬼。
邪気・邪鬼・ストーカー・クレイジー・ファッキン・サノバビッチ・シット・ガッデム。
小便・便所の落書き・不要物・障害物・邪魔者・除け者・不良品・カビ・腐ったミカン。
土左衛門・腐乱・腐臭・落伍者・犯人・ならず者・チンカス・膿・垢・フケ・化膿菌。
放射能・放射線・鬼っ子・異端者・妄想・邪宗・異教徒・恥垢・陰毛・白ブタ。
ケダモノ・ボッコ・ろくでなし・VXガス・ヒ素・青酸・監獄・獄門・さらし首。
打ち首・市中引きずり回し・戦犯・絞首刑・斬首・乞食・浮浪者・ルンペン・物乞い。
放射性廃棄物・余命1年・アク・割れたコップ・精神年齢7歳・3審は必要なし。
不良品・規格外・欠陥品・不要物・埃・掃き溜め・吹き溜まり・塵埃・インチキ・居直り。
ふてぶてしい・盗人・盗賊・残忍・残酷・冷酷・非情・薄情者・ガキ・クソガキ。
ファッキン・ガッデム・サノバビッチ・シット・ブルシット・ボロ・ボッコ。
妄信・狂信者・有害物質・毒薬・猛毒・発ガン物質・誇大妄想狂。
他人の悪口は山ほどほざくが反省は一切しないガキ根性野郎・腐れ根性。
腐って歪んだプライドの持ち主・狭量・ボケ・ボケナス・アホンダラ・たわけ。
怠け者・無能・無脳・脳軟化症・思考停止・アメーバ・単細胞・蠅・蚊・カビ。
腐敗・膿・下劣・下等生物・水江好伽・騒音引っ越しババァ。
762 :
名無シネマ@上映中:2005/11/18(金) 22:48:28 ID:A04EIll+
今、原作読み始めたところなんですが、清様が聡子に送った手紙、2chの煽り文
みたいでワラタ。くどい描写とかは勘弁だけど、案外面白いね。
清顕の態度が単なる好きな子に素直になれない子供で残念だった
勅許で焦るんじゃなくて喜んで興奮しないと。皇后の伏線もないし
あと飯沼が出てこなかったせいか清顕の優雅さが引き立たなかった
764 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 08:11:40 ID:QxS7ufoq
清様アホすぎ
765 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 09:51:36 ID:nb5TDT7Y
御所のみやびはおまえら一般大衆には永遠にわからんもの。
それでいいじゃん。
在日でも誰とでも恋愛・結婚できるんよ。女遊びだっていくらでも金
払えばできるじゃん、な、亀山。
御所とか宮家をおちょくるのは大概にしとけよ。
昔は大名のめかけを探すのにだって、女の顔を公然と選別したんよ。
体にほくろ一つあっても失格。今はブスでも女優やれるし、何でも
ありの動物園なんだからサー。
この映画は京都御所(いまは公園)で育ちの悪いヤンキーが花火
して、勅許や勅許やって大騒ぎしてゲラゲラしてるのと同じ。
映像もきれいじゃない。ベルトリッチやゴダールのような重さや渋みの無い
安物映像。
昨日見てきたけど、清様は最後死んだのか?
ホンダ君はいい奴だね。
767 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 11:12:20 ID:eiZbCNac
本日からハリポタ公開
強敵だ
>>757 たか子がいいかどうかはともかく、
俺も時々聡子がたか子に見えた
770 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 11:35:12 ID:JZDxJNQQ
公開から3週間で動員70万人を超えたらしいね。
>>765 原作書いてる三島自体が安物だから仕方がないよ。
つか、皇室って下らないな。税金ばっかり食いやがって。潰せよ。
宮内庁潰して、その金でミサイル防衛や宇宙開発を充実させろよ。
清子様おめでとうございます。
773 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 12:08:49 ID:LG1U5pqN
清様の父上つえ〜〜 K1に出れるんじゃね?
774 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 12:18:49 ID:nb5TDT7Y
人工授精してでも伝統を守るべきだと思うがな。
それでなきゃ、御所で泣いてきた人たちが浮かばれないんじゃないの?
腹だけでもだれかに貸してもらえばいいのにな。
>>751 本多の剣道は、確かに原作を大きく改変してるね。けど、推測するに、あれ、
上演時間の問題で、清顕の「武張ったものが嫌い」という精神を具現化する
ために、敢えて友人にその役を割り振って冷笑・批判させるシーンにしたか
ったんじゃないかな。むしろ、本多の聡子に対するほのかな恋心を、映画で
は執拗に利用して、清顕が本多に対しても一種のサディズムを働かせるとこ
ろに違和感を持ったけど。いずれにしても、掛け値なしの親友なんだから、
この二つの演出はやっぱ問題だったように、自分も思う。
>>756 なるほどー。年齢的にもいい。自分も一票投じたい(「蛍」で健さんのカミサ
ン役やったときは、えー、だれが見ても、健さんの娘だろがと思ったけど)
>>759 こないだ「トリビア」でやってたけど、銀座・三越で褌が「クラシックパンツ」
として、売上百倍になった模様。
>>763 最後の一文、賛成。飯沼は、脚本第一稿では残っていたらしい。
>>766 清顕は、帰京して二日後に死ぬ。
>>770 ていうことは、興行収入12億6000万ってことになるね。黒字出たわけだな。ただ
東宝の目標の20億まで行くのかどうか・・・。
>>773 原作では、ビリヤードのキューで三度以上、ひどく打擲される。ゲンコより痛い。
776 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 13:37:32 ID:nb5TDT7Y
妻夫木がいい男と言う奴は
仲代達矢の映画を見て満足する。
それが原理原則というものだ。
777 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 14:02:41 ID:tCGeRpvf
この映画は男の脚本家のほうが良かったと思う。
清顕の心理描写が弱いから全体的にちぐはぐで勿体無い。
>>776 仲代達也はいい男だと思うけど、妻夫木はどーでもイイ
>>775 1800円×70万人 なんて単純計算にならないの。
私だって、映画の日に1000円で観たからね。
清顕と本多の外見に差が無いのが気になる。
781 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 16:26:44 ID:u7K7/mGb
台湾から連れてきたというカメラマンだが・・
そんなにカメラワークスゴイのかよとちょっと期待したりしたのだが・・
やっぱさー、ハリウッド映画を勉強してきっちり作ってくれ。
いや、なかなかいい線行ってたとは思う。
しかし、なかなかいいレベルであって、そこを突破して”感動”とか”驚嘆”には至らなかった。
俺的ランク付けでは1.5流。なかなかいい。だが、そこまで。
というか、むしろ、うざいカメラワークだった。
(意図はともかく)少しはじっとしろとw
>>782 うん。手ぶれなんだか、フラフラと落ち着かない感じでどうも全体が不安定な感じで
好きじゃなかった。
重厚感を出したいシーンではゆっくりと、揺れないで動かして欲しい。
柱のこちら側から、右に行って、左に戻って、ってカメラワークが、
2回目には、「もういいよwwwwwwwwwwwwwwww」
という気分になった。
785 :
名無シネマ@上映中:2005/11/19(土) 20:24:52 ID:eiZbCNac
>>775 先々週の映画ランキングで、消しゴムは100万人突破で興収13億円
と書いてあった。(先週で消しゴムは18億円突破だけど)
「春の雪」は、消しゴムに比較しての計算だと、70万人で9億1000万円になる。だから、多くて70万人で10億円ぐらいの興収だよ。
出家した竹内の尼さん姿が見たかったな。
断髪シーンはカツラ?
>>785 情報ありがとう。
来年フジテレビ系列でテレビ放映するなら、ディレクターズカットで
8時〜11時半ぐらいでやってもらいたい。それなら、CM入れても、
映画館公開でカットされた分も入れて、10〜15分ぐらい延長できる筈。
(DVD版でも可能だろうが)
788 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 02:29:01 ID:rowvWqG8
>>781-783 え、そんなカメラワークなのか。
文芸作というからゆったり長回しで、構図を絶対に崩さないような
カメラワークを想像していた。
絵巻物を連想させるカメラワークって書いてあったけどね。
横尾の評だったかな。
自分は結構好き。
てか788はまだ見てないの?早くしないと終わっちゃうよ。
>>789 絵巻物・・うーん・・
まぁ、感性は人それぞれだもんねぇ。
何度か観ると納得するのかも知れない。
あの場面は、あの家に入ったときに番頭?が見ていたエロい巻物を
ダブらせているんじゃなかろうか
公式HPの予告編Movieの中で流れているピアノの曲分かる方いますか?
サントラ買ったんですけど収録されていなかったようなので・・・
やっぱり清顕は妻夫木じゃだめだね
本人も原作読んでたら絶対に引き受けなかったと言ってた
「美少年」設定にビビったらしい
795 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 20:16:07 ID:11Gvwhpj
>>38 原作では勉強ができるのは本多君の方
映画では剣道やって体育会系になってたけど
796 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 20:23:51 ID:11Gvwhpj
>>793 誰が清様でも、誰が聡子でも文句出るだろう。
小説の表現上しょうがない。
797 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 20:29:56 ID:11Gvwhpj
>>766 原作では死んだけど、
映画ではどっちだかわからない感じだったね。
わざとそうしたのか、表現がたりなかったのか?
19才に見えてウットリするくらいの美少年で演技力抜群の俳優・・・・
日本中探してもいないよ
そもそも三島の描く人物像を映像で表現するのは無理ではないか?
799 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 20:36:32 ID:11Gvwhpj
原作では清顕が奈良の聡子にあいに行く
費用を本多から借りてるけど
映画では、祖母さんが使わずにお供えし
ている遺族年金をがめっている
こっちのほうが話としては自然だな
800 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 20:44:04 ID:HH2lVRAE
800げっちゅ ふふふ
>>799 映画では、おそらく「ややこの後始末」を言い出した祖母役(原作では松枝侯爵
がそれを言う)の岸田のせめてもの情けなのだという筋書き上の設定で、原作に
比べて、情に訴えかける演出になっていたけど(岸田は、清顕がそれを盗んだこ
とに気がついていたと暗示するような演技をしていたけど)、確かに、筋立ての
おもしろさで言えば、あのくだりは、唯一、原作よりも勝っていた箇所かも知れ
ないな。
>>799 そうかな?
清様が来ると色めき立っちゃう離れの女中どもの目を誤魔化せるとは尾もw内けど。
803 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 22:01:21 ID:/A4ZVlk8
何も期待せず、原作も知らず、ただ暇つぶしに観に行った。
それがこんな深い感銘に落ちるなんて・・・
それは、俺が不倫体験者だからだと思う。
絶対成就されない恋の方が、SEX激しく燃えるんだよな。
心も体も・・ もうその相手とは逢えないが、清顕と聡子の行動に深い共感を覚えた。
もう一度、観に行くつもり。
804 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 22:24:13 ID:HPWHB5GV
妻夫木を初めて見たのはテレビドラマでコンビニの店員役だった。
常盤貴子も出てたかな?
いつまでやってるのかな?
清様&聡子の濡れ場よりも清顕&本多の2ショットの方がエロいんですが。
聡子の婚約者を交えてドロドロの三角関係にならないまでも、せめて
『LOVERS』並の恋の鞘当てを期待していたのに。残念。
清顕の代理人の本多が出家した聡子の代理人の御門跡に面会を断られる
下りが何となく宇治十帖のラストに似てるなあと思った。
>>806 春の雪のラストより、豊饒の海のラストの方がより近いと思う。
808 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 23:04:05 ID:11Gvwhpj
>>803 許された中だったら、こんなに大胆になれなかったろう
岩代太郎さんの公式サイトにある BBS おとなってみて下さい.
自分も``あの曲''お蔵入りは残念です.
>>806 「夢の浮き橋」の浮舟=綾倉聡子、薫大将=清顕でしょ? 自分も学生時分、
原作を読んですぐ連想したよ。
ところで、前文読むと、なんかヤオイが好きな女子なのかなあと思ったけど。
>>803,808
なんか同輩がふえてきて、漏れもなんとなくうれしく思われ・・・。
811 :
809:2005/11/20(日) 23:18:44 ID:kK58ZJ7D
812 :
名無シネマ@上映中:2005/11/20(日) 23:27:38 ID:WLfZxlfd
>>781 リー・ピンピンさんはウォン・カーワイ監督の花様年華で
クリストファー・ドイルとともに
ニューヨーク映画批評家協会賞の撮影賞と
全米映画批評家協会賞の撮影賞を受賞してるよ。
>808
そこの台詞のシーン好きだ。清様が街なかで堂々と接吻するとこ。
聡子もそれ聞いてひどい人だね〜って呆れて笑うんだよね確か。
突き抜け感があるというか、この映画オモロイと思った場面。
>>812 過去の作品じゃなく、本作の出来が問題なんじゃない?
815 :
名無シネマ@上映中 :2005/11/21(月) 05:46:52 ID:7fAfVXHe
主演の二人には申し訳ないがどうかこの映画がコケますように!
どうか、勝てば官軍行定の天狗鼻が折れますように!
816 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 09:33:28 ID:Qo20yPc+
もうすぐ11月25日です、合掌
>>815 あのヤヤヤコシイ原作をこうまで単調な映画にした才能を誉めてあげましょうよ。
819 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 13:18:22 ID:OAZrxM11
>>394 円照寺の門跡が高松宮だか三笠宮だかの双子の片割れ妹説・・このことを三島が知ったのはいつなのでしょうね。
場合によっては、全く関係ない話でもないのでは?
>>611 >「瀬をはやみ岩にせかるる多岐川のわれても末にあわむとぞ思ふ」
>は、原作のテーマにはそぐわない。
手元にある百人一首本の解説での口語訳は
「浅瀬にさしかかって流れの速くなった滝川が岩に塞き止められて二手にわかれても、
やがて落ち合って一緒になるように、今は仕方なく別れざるをえないが、
行く末にやがては必ず逢いたいものだと思っているのです」
赤染衛門の歌は新古今和歌集の中の釈教歌だそうですね。
「夢はむろん夢でしかなく、うつつ(現世)もまた夢のようはかないものでしかない。
しかし、そのことわりも分からぬまま輪廻転生を重ねて、一体いかなる世に覚めようとするのか」(某サイトから引用)
確かにこの歌のほうが輪廻転生の世界ですね。
>>671 鶴田真由は大学の卒論のテーマが三島だったような。
だけど、その卒論の表紙?に三島由起夫と書いてあったので、あらら・・と思った記憶が。
顔立ちが綺麗で小柄なところは聡子と合うかもしれない。
色黒は白粉で誤魔化すことも出来るし。ただし、10年くらい前ならの話。
本人も若い頃の自分なら・・というつもりで言ったのでしょうね。
そういえば、同じ雑誌の何週間か前の林真理子と妻夫木の対談で
妻夫木の「僕は太らない体質なんですよ」発言にはワロタ。
顔だけ見たら太って見えるけれど、体は細いのかしら。
820 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 14:13:45 ID:OAZrxM11
百人一首のなかでは
逢い見ての後の心にくらぶれば
昔は物を思はざりけり
が好きです。
「春の雪」にも繋がる部分は少なからずあると思います。
821 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 14:26:27 ID:21cnmL5J
この映画まだ上映されてますか?
来週見にいこうと思ってるんですけどまだやってますよね?
1 ALWAYS 三丁目の夕日
2 私の頭の中の消しゴム
3ブラザーズ・グリム
4エリザベスタウン
5 大停電の夜に 1週目
6イン・ハー・シューズ
7 春の雪
8同じ月を見ている
9機動戦士ZガンダムII 恋人たち
10チャーリーとチョコレート工場
>>819 そう、釈教歌です。つまり、俗世の愛や欲望を俯瞰する視点があります。
けど、「瀬をはやみーー」のほうはそうじゃない。執着が相当に残って
いる。聡子は潔く剃髪し、清顕は禁忌を犯すという至上の喜びとして、
聡子との限られた恋愛を精一杯生き、死んでいったのだから、「瀬をは
やみ−−」では絶対にいけないのです。御理解いただけて嬉しく思いま
す。
>>820 日本文学の三大テーマについて、佐伯彰一は、1,恋愛、2、漂白 3,
鎮魂・挽歌 と言いましたが、和歌では、周知のように、恋愛を相聞(
そうもん)などと言ったりしています。百人一首の相聞歌であれば、たい
ていの歌は、「春の雪」のどこかの瞬間にはつながるように思います。
たとえば、ご指摘の歌なら、勅許の出たあと〜聡子の妊娠までの間、とり
わけ清顕の心中にはぴったりでしょう。
しかし、聡子の妊娠後なら、清顕の心境は、ずばりこれかもしれない。
夕暮れの 雲の 果たてに 物ぞ思う
あまつそらなるひと を 恋ふとて (読み人知らず)
( 夕暮れの雲の果てを眺めると物思いにふけってしまう
[まるで空にあるひと=亡くなってしまったひとのように]
いまは遠く隔たったあのひとを恋しく思って )
清顕と聡子の悲恋のような体験を人生で避けられなかったひとならば、「夢
や夢」の釈教歌と、この「夕暮れ−−」は、あまりにリアリティある心根で
はないでしょうか。
と同時に、携帯電話が発達した現代だって、和歌の心情は、脈々と日本人に
流れているという証拠でしょう。
824 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 00:14:21 ID:FrzTPYQ5
宮様の父君は親爺ギャグ
825 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 01:55:53 ID:PAX+SOBW
781〜784
おまえら、ほんと素人だな・・・。
もうほんと馬鹿かと・・。
台湾からのカメラマンって、クリストファードイルと並び
アジアで世界中から声のかかるカメラマンなんだぞ・・。
もちろんハリウッドからも・・。でも、ハリウッドに尊敬されるが
アジアで勝負したいといってアジアでがんばってんだぞ
てか、アレ見て撮影技術すげえとかわかねえのかよ!
だからにわかしったかは嫌いだよ
もちろん日本の撮影界の中でも尊敬されてますよ・・。
この映画は、ユキサダだしぬるくて正直、竹内とか見てらんない
演技で内容はぐたぐただったけど
撮影を見るだけの価値はある。
826 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 02:47:58 ID:X/BNG36K
主演の2人は原作のイメージにあってるのかな?
827 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 03:35:42 ID:Ehd7ocO/
828 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 03:47:54 ID:x30fEUXy
>>816 制作・宣伝費が10億円で、ただ今、興収も10億円越えぐらいだけど、
ヒットしてると言えるの?
>>822 三丁目と消しゴムが強いね。なかなか落ちない。「春の雪」は7位ですか。
ハリポタが始まると大変だ。
>>825 世界的カメラマンってことは知ってるし、どうしてああいうカメラワークになったのかも
インタビュー読んでしってるけど、全然効果的でない。うざいだけ。
あと、いちいちageなくてもいいからね。
831 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 13:18:35 ID:EV18N+J3
気取ったセリフ回し(冒頭の本多との会話とか)になると妻夫木はダメダメだったな
まぁ、若い役者でまともにできるヤツなんて見当たらないけど
妻夫木でも自然なように脚本の方をどうにかするべきだったと思う
逆に「あのババァ」とか蓼科を呼びつけて怒鳴るとこはDQNぶりが自然で良かったけど
832 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 13:20:50 ID:EV18N+J3
ガイシュツだが、竹内は乳首見せろとは言わんから、
背中と脚くらいは見せろっ〜の
833 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 13:23:35 ID:2om9RvjG
((( ;°Д°)))ウマー
834 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 13:23:52 ID:XfLHz+TM
>>830 あなたが効果的と思う撮影方法を教えて下さい
835 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 14:04:26 ID:Ehd7ocO/
>>832 この作品に出るならヌードぐらいにはなって欲しいよね
837 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 17:47:23 ID:XfLHz+TM
>>836 あなたが効果的と思うカメラワークを教えて下さい
838 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 18:29:03 ID:v0FF6b9Y
清顕「また会うぜ、きっと2chで…」
本多「おまえもなー」
839 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 18:35:32 ID:Qw7KQNw/
レディースデイの水曜日1000円は祝日もOKなの?
だったら明日観に行こうかな。
840 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 19:36:52 ID:EV18N+J3
841 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 20:24:44 ID:v+T6/1P4
>>819 >鶴田真由は大学の卒論のテーマが三島だったような。
鶴田真由のプロフィールには西洋美術史専攻って書いてたよ。
まあ、西洋美術史の卒論で三島っていうのもありえなくはないけど...
つまり俺が清顕を演じていれば全ては完璧だったわけだな。
>>838 ごちゃごちゃいう奴よりあんたがサイコー
845 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 22:39:05 ID:Ehd7ocO/
>>842 顔うpしなさい
清様は美少年ですから不細工だったら許さないよ
846 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 22:47:10 ID:v0FF6b9Y
石丸謙二郎の伯爵って許せる?
本多くん役の人が劇団ひとりにしか見えなかった
あー ちょい似てたね
伯爵という西洋風な呼び方だろうが、
元々は京の都の由緒あるお公家はんだし
和風で世間ズレしてなくてちょっとボーッとしてそうなのは
結構合ってると思う。
ただ、夫人はどうも愛想のいい商家のおかみさん風だったかな。
出番があまりなかったが。
これ案外海外では受ける気がするんだが…。
役者への先入観はないし、絵は綺麗だからね。
ヨーロッパとかに持ってく気はないのかな。
映画祭の外国人プレスには受けがよかったみたい。
852 :
名無シネマ@上映中:2005/11/22(火) 23:15:47 ID:v0FF6b9Y
ガイシュツかもしんないけど
『春の雪』完結して
続編は作るつもりはないんだね。
853 :
481:2005/11/22(火) 23:16:00 ID:jTYUpaji
>>825 カメラマンの名声を根拠にすげえのなんのと褒めちぎるのは
ある意味
>>781-784よりバカっぽいぞ。
何がどう良かったのか自分の感性での評価を書けよ。
とはいえ、自分はまだ映画観てないけどね。
冠婚葬祭続きで来週も駄目だな。
スクリーンは諦めてDVDを待つか。
854 :
853:2005/11/22(火) 23:19:42 ID:jTYUpaji
>>853 スマソ。
>>781-784がバカっぽいって言ってるような文章になって
しまっていた。決してその意ではありません。失礼しました。
855 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 00:57:57 ID:iWohF1vk
ところで、なんでこれ「春の雪」っていうタイトルなの?
856 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 01:59:13 ID:2J/uTPWP
>>855 「春の雪」ってのは降っても積もらないから、
はかなく直ぐに消えてしまう物の例え。
>>855 856のはデタラメ。「春の雪」は、農作物の豊作を暗示する古くからの象徴で
それが、「豊饒の海」と「豊饒」と係っている。しかし、三島由紀夫は、それ
を逆手にとり、全編の終末に「豊饒どころではなく、まったくの空」であるこ
とを意図してる。つまり、メロドラマ的な比喩では、まったくない。
>>857 そこにさらに856のイメージも重ね合わせてあるんだから、
856の回答もあながち嘘ではないのでは。
要するに何層にも意味を持たせたということで。
859 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 02:07:32 ID:ggNJe/4g
春の雪って綺麗なタイトル
860 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 02:26:35 ID:K5tlxfOv
頭の悪い漏れの女友達が、今韓国映画で雪のつくのやってるのみて、こっちをパクリ?って言ってた。
こういう人間が8割なんでしょうな。大衆社会ってのは
861 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 03:06:46 ID:o8iXZjHx
862 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 03:31:03 ID:ggNJe/4g
>>860 そんな馬鹿な女性は一部です。
私も含め周りにもそんな馬鹿な女性は居ません
8割なんて絶対無いですよ!1割ぐらいでしょう
863 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 10:51:54 ID:zI3Awe19
>>841 ごめんなさい。
ぐぐったら、鶴田真由の卒論のテーマは「ゴッホと精神病」でした。
う〜ん、私は一体誰と勘違いしていたのでしょう???
>私が魅かれた絵は、ほとんどゴッホ晩年の作品、つまり精神を病んでから描いたものでした。
>それで卒論のテーマを「ゴッホと精神病」にしたのです。
鶴田真由に粘着してる人は何なんだ?
あんな色黒で声がカエルみたいな女、竹内以上に聡子には
合ってないと思うが。
演技もそれほどうまくないし。
それにもぅおばさんだから無理だよ鶴太。>聡子役
田中麗奈なんかいいかも。妻武器と同い年のはず
まじすっか。「きょうのできごと」で共演してるが、まったくもって不同意。
見てきました。いやあ良かった。
歪んだ感じとひたむきさの絶妙のせめぎあい。
>>867 こういう感想は、案外、素直なものかもしれない。
ところで、竹内結子は、はじめあんまり期待してはいなかったが、存外、
よくやっているのを見て、合格点だと言えるように思う。原作の聡子の
魅力に負うところが大きいとしても。それ以上に聡子役はだれがよかっ
たと期待するのはあまりにむなしい、子供っぽい意見だろう。それより
竹内のベストショットでもそれぞれ書いてみたら。ちなみに漏れは、そ
の多くが予告編だと気づいた(ただし松枝侯爵に約束するシーンは除外)
劇場シーンや新橋駅ホームの列車のなかの「清様!」もいいけど、鎌倉
の夜の砂浜のシーンもいい。あれは、原作だともっと目くるめく、周囲
の風景と二人の官能とがマッチして、はじめての接吻やはじめての情交
の場面とならんで、白眉なんだけども。いずれにしても、つまり、やっ
ぱり、竹内は、和服よりも「白で統一した」(原作)洋装のほうが似合
っていた。
869 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 16:16:51 ID:o53nrkVV
竹内、好演してたね。予想外。ビジュアルブック買っちゃった。
洋装してる写真、きれいでした。
妻夫木・清顕は確かに原作とイメージ違うかもしれないけど、
ブッキーファンの私は個人的に許す!
三島の好みって、具体的にどんな感じの男の子なのかなぁ?
柳楽と押尾と鈴木京香で午後の曳航が観たいと思った。
>>869 竹内は、甘やかな声音や口調がよかった。「清様」の声が耳から離れない。ただ
監督の演出で、限られた時間の中で燃焼しつくす愛のすがたに、やや淡泊さが残
った。なにもオッパイだの、裸だのとは言わないけど(東映ならやらせる。東宝
は昔から上品)。濡れ場にもう一工夫欲しかったのは、このスレの他の住人の言
い分のとおりかもしれないね。
ちなみに、三島の好みは、美少年なんだろう。かんたんに映像化できないからこ
その小説なんだけど。三島の小説作成本のなかに、
「彼女は、世界一の美女だった」と小説にあれば、読者は勝手にそれをイメージ
して読めるが、映画ではとてもそうはいかない。小説のすぐれた部分だみたいな
ことが書いてあったのを思い出す。
今回の「春の雪」のキャスティングに関するもろもろの意見を見ると、三島はに
やりとしているんじゃないかな。
>>871 禁色の悠一(絶世の美男子)にはモデルがいたそうだけど
写真とかないかなぁ・・・
873 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:04:42 ID:kEFTFUzt
>>849 蓼科が殿様と呼んでたから、元は大名では?
ところで、石丸は蓼科に竹内を生娘のまま嫁に出すな、それが復讐だみたいな
ことを言ってたけど、あれってどういう意味?
嫁ぎ先が決まってたら、復讐ってのもあるかもしれないけど、嫁ぎ先が決まってもないのに
復讐もなにもないと思うんだけど。
誰か頭のいい人、解説キボンヌ
874 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:05:53 ID:t5RC+ohZ
竹内は意外に良かった。
聡子が可哀相でちょと涙が出ちゃった。
妻夫木は品がないね。
顔つき・所作・声・・・どれをとってもがさつ過ぎでしょ、これじゃ。
いくら成り上がり華族とはいえ、もう少し何とかならなかったのかな。
本多のほうが品が良く見えたもの。
音楽(ウタダ除く)や映像も綺麗で、百人一首や清顕の夢のシーンも情緒があって堪能した。>夢の中での妻夫木はなかなか良かった。
ただ見終わって余韻は感じられなかった。
875 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:08:58 ID:t5RC+ohZ
TBSで今、三島由紀夫神社をやってる。
876 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:29:39 ID:t5RC+ohZ
>>873 >嫁ぎ先が決まってたら、復讐ってのもあるかもしれないけど、嫁ぎ先が決まってもないのに
>復讐もなにもないと思うんだけど。
自分のほうが由緒ある家柄なのに、新興華族の松枝にいいように牛耳られてずっと面白く思っていなかった。
将来の聡子の縁談も向こうがいいように決めてしまうに違いないから(実際そうだったし)、それならば・・・
ということで、嫁ぎ先がどうであれ、それは関係ない・・と思われ。
頭良くないけど、一応レスしてみましたw
>>873 綾倉家は、羽林家二十八家の一つ。藤家蹴鞠の祖と言われる難波頼輔に源を
発し、頼経の代から分かれて二十七代目に「侍従」となって、東京に移り、
和歌と蹴鞠の家として知られ、嗣子は童形のうちに従五位下を賜り、大納言
まで進むことのできる家系。
かなり高位の公家であり、大名ではない。公家でも「殿様」と呼ぶし、武家
でも、平民出身の爵位の家でもそう。
だれが相手だろうと、おそらく松枝侯爵が仲人を引き受けるのだから、自分の
娘を生娘でなくせば、それでコンプレックスを感じてる松枝の面目は丸つぶれ
にできる、ってこと。
878 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:35:07 ID:o8iXZjHx
しかし、清顕と聡子の年齢は、いまならウェンツ瑛士とベッキーぐらい。
平成と大正の驚くべき落差だな。
>>877 煮ても焼いても食えないお公家の考えそうなことですね
880 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:36:16 ID:o8iXZjHx
>>879 そーー。三島は、公家や貴族の底意地の悪さを描くのが非常にうまかったな。
881 :
873:2005/11/23(水) 18:48:08 ID:kEFTFUzt
なるほど、いずれにせよ松枝侯爵がからむってことね
納得しますた
でもそれだったら、預かった清顕に何か時限爆弾的なものを仕掛ければいいのに
仕掛けたから、ああなったのかも知れんが
>殿様
そういえば、公家のなんとかを身に付けさせるために清顕を預けたことに
なってましたね
882 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 18:55:01 ID:iWohF1vk
原作では本多って剣道が大嫌いの筈だけど・・・なんで?
>>882 おそらく、清顕が武張ったことが嫌いだということを意味するシーンをお手軽に
作りたかったためなんだじゃないかな。けど、そうすると、清顕は本多にも疑問
抱いちゃうだろうから、二人は親友にはなれない。したがって、明らかに矛盾が
起こるし、このスレでも過去最大の問題になっていたように思う。
884 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 19:06:46 ID:K6HehkPe
今や公家も2ちゃんねらw
885 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 19:09:10 ID:o53nrkVV
UTADAのテーマソング、単独ではまあまあ良い歌だとは思うけど、
映画が終わった後の違和感たるや筆舌に尽くし難し。
散々既出ネタでスマソ。賛否両論だが私は勘弁してほしかった。
886 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 19:26:36 ID:kEFTFUzt
まぁ宇多田の歌を使う必然性はないわな
なんか静かなインスルメンタルで問題なし
887 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 19:28:17 ID:91EaQ/lf
要するにだ。
監督が拒否すればいいだけの話し。
でもDに囲われているから
できんのだよ、馬面君。
現場でも照明部、撮影部から総スカン。
そろそろ消えろよ。
かーさんか
889 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 19:48:29 ID:l4O2W3Gg
今日2回目観てきた。
1回目より堪能できた。
それは俺の大好きなオペラ、トリスタンとイゾルデを思い出させた。
鎌倉での逢引のシーン、聡子が駆け寄り清顕と抱擁するシーン、
トリスタンの2幕を思い出させた。まさに成就されない愛の官能。
この作品は素敵だ。映像の美しさと共に、何か人間の本質の業を見る思いだ。
今年観た数多い映画の中では、圧倒的な1本になった。
駅での別離シーンも大問題だよね・・・
秘めなければならなのに「聡子!!!」「清様ぁ」はないだろ
892 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 20:21:20 ID:hpZNOJBi
>>890 原作では、新橋駅でお別れするとき
しばらくしてほとぼりが冷めたらまた会える
だろうと楽観している清顕と
二度度会わない決意を内に秘めている聡子と
対比が味噌なんだよね。
でも、映画の演出上ああなっちゃうのかな?
認めたくないものだな
若さ故の過ちというものは
894 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 20:25:17 ID:hpZNOJBi
895 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 20:27:42 ID:hpZNOJBi
>>880 戦前の学習院出身なんだから
同級生は華族がおおいんでしょう。
>>892 聡子のような身分の人が納采を前にして旅行となれば
マスコミの一人や二人は来てるもんなんですよね。
原作では宮家の別当のお見送りをわざわざ断っていたくらいで・・・
なんか、ああしちゃうと禁断の恋の危機感がなくなってしまうような。
897 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 20:53:46 ID:hpZNOJBi
続編がないなら「夢日記」もあんまし意味ないな
メロドラマの要素を、制作側が誤解して過剰に演出したため、新橋駅のシーンは
皮相的になりすぎた。ここは、ひとつ原作に忠実に筋書きを追っていたら、メロ
ドラマや純愛映画とは別の次元で、原作どおりのもっと深い感動が残せたかもし
れない。泣けなくても、感動的なものはいくらだってあるんだから。
とはいっても、ぎりぎりまあ許容の範囲内の演出ではあったと思うけど。
>>889 ちなみに、三島も「トリスタンとイゾルデ」、大好きだった。ワグネリア
ンだったしね。いい連想するひともいるんだなあ、と感心したよ。
899 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 22:23:16 ID:K6HehkPe
旧皇族の竹田氏みたい人には公家も頭が高いぜ!という世界か。
タケダみたいな奴が皇族復帰してほしくないね。
901 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 22:25:29 ID:K6HehkPe
>>889 トリスタンとイゾルデはオペラじゃなくて楽劇
902 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 22:28:57 ID:K6HehkPe
公家には御所のみやびはわかりまへん。パンでも買ってきなはれ
>>898 誤解というか、清顕の恋の必須条件である「禁忌」ってものを理解してないのかなと思う。
>>903 手厳しい見方をすれば、そうなるのかもしれない。たとえば、原作では
「お上を裏切ったのだ。死ななければならぬ」という清顕のセリフなし。
妊娠した聡子が蓼科から堕胎をすすめられ、「懲役に行くのか?」(堕
胎は当時懲役刑だった)「そんなことにはしない」「・・・私は牢に入
りたいのです」のくだりがなかった。
あの「私は牢に入りたいのです」のくだりはカットしないでほしかった
なあ。あれ、ものすごくいい場面だと思う。
「女の囚人はどんな着物を着るのでしょうか。そうなっても清様が好い
て下さるかどうか知りたいの」
−−聡子がこんな理不尽なことを言い出した時、涙どころか、その目を
激しい喜びが横切るのを見て、蓼科は戦慄した。
と続くけど。
今日の地方新聞の映画評論に
「三角関係にありがちな男同士の秘めたる恋、やおい的要素もばっちり」
みたいなことが書かれてあった。。
`;:゙;`;・(゚ε゚ )
>>904 >「お上を裏切ったのだ。死ななければならぬ」という清顕のセリフなし。
これって必須ですよね、「奔馬」の事考えたら余計に。
>>905,906、907
907のブログ見たけど、想像力・読解力がないひとというのはいるもんだな(w。
905のひとの証言もそうだねー。
906のひとの言う通りで、これ絶対の作品の生命線ですよ。
909 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 00:30:29 ID:y+wvD8/Y
おまいら、今年は憂国忌ぐらい行け!
ウンコ食いに行け?
911 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 01:57:29 ID:8VtZQPQH
>>883 原作に、本多についての記述にこういうのがあった。
>そして清顕に対しては、いつも多少鈍感に粗雑にと心がけ、
>そういう巧まれた粗雑さなら、友によく受け容れられることを知っていた。
「貴様は何か運動をはじめるといいんだがな」と清顕に言うところもある。
本多の剣道=巧まれた粗雑さ と意味づけてしているのかもしれない。
ちょっと無理があるかもしれないけど。
あとですね、言い尽くされたかもしれないが、主演男優のキャスティングが不味かった。
自分の美しい白い手を、生涯汚すまい、肉刺一つ作るまいと決心して、
その決心を遂行した(>ついに自分は、生涯にわたって、この優美な、決して土にも血にも汗にも汚れることのない手を護った、と清顕は考えた。)青年にはまず見えなかったから。
そろそろ1000も近い。あしたは原作者の命日でもある。そのため、ここまでの
このスレッドの意見を総合してみた。映画「春の雪」について、
(評価される点)
1,映像が美しかった。
2,BGMがよかった。
3,妻夫木は悪くなかった(ただし少数意見)。
4,竹内結子は、意外に好演した。
5,脇役は、かなりすごい水準だった。
(若尾と岸田、入れ替えてもよかったとの指摘もあり)。
6,興行的にもっとコケるかと思ったが、予想に反して手堅い結果を示した。
7,限られた時間のなかで、原作に割と忠実にシナリオを書いたのはよかった。
8,関係者に「豊饒の海」続編の話が出ていることを喜ばしく感じた。
(評価できない点)
1,妻夫木が徹底的にだめだった(原作を読んでないというのはケシカランなど)。
2,竹内結子より、もっと美人を起用してもらいたかった。
3,「禁忌」犯して、限られた時間を恋に燃焼し尽くす清顕・聡子の濡れ場の激し
さが出なかった。
4,行定の脚本が全体によくなかった。
・メロドラマ化しすぎた(特に後半。新橋駅の別れ)
・本多のキャラクター設定を徹底的に間違えた。
・「豊饒の海」全体の輪廻転生の層がほとんどなくなった。
・綾倉伯爵の松枝侯爵への復讐の話が、原作とはちがい、映画では冒頭に出て
きて変なネタばれになっている。
・妊娠した聡子を連れて、松枝邸を訪れてしまっては、原作のニュアンスは出
ない(もはや、清顕の手の届かない問題になってしまったというニュアンス
が)
(総合)
評価できない点は、主演の二人と脚本に集中している。これは、すなわち、つぎの
ことを意味する。あるいは、つぎのことしか意味しない。
「傑作小説を原作とした映画という宿命に、素直にしたがった結果である」と。
原作を読んだ観客からは、かならずイメージがちがうと主演の二人は思われかねな
い。また、限られた上映時間のある映画では、筋書きの見直しは免れず、またそこ
にこそ映像作家たちの挑戦があるわけだから、解釈の妥当性をめぐる議論を観客と
の間で避けることはできないからである。
ただし、原作を読んでいない観客のなかでは、清顕はわがままなDQNな厨房にす
ぎないとの意見も目立った。このことから、この「春の雪」という映画が、完全に
原作から独立した芸術・娯楽として成立していたのかどうか、疑問が残る結果とな
っている。
「禁忌」や「情念の純化」といった三島文学に顕著な特質を、映画が克服できな
かった証であるかもしれない。だが、いったいいかなる映画作家にこれが克服でき
るのか、あるいはそもそも映像でこれが可能なのかと問えば、その答えはむずかし
いだろう。
欲を言えば、きりがない。
美しい映像と音楽のなかで、制作関係者・スタッフ・キャストは、可能な限り、
誠実な挑戦をした、文芸映画としての合格線にはりっぱに達した秀作・佳作では
あると思われる。
>>913-4 すまん、ずっとこのスレにいるけど、どこが「まとめ」?
「意外と主役の二人が良かった」という意見が多かったように
思っていたけど、それって前スレだったのかな。
「妻夫木が徹底的にダメ」なんて言われてたか?
あと「行定の脚本」て何だよ。
脚本家は伊藤ちひろだろ。
>>915 わりー。脚本の件、許せ(けど、監督と脚本家は相当相談してたんだぞ)。
それと、主演二人については、よくスレ読み返したほうがいいぞ。自分
としては、妻はともかく、竹内はよくやったと思ったけど、そっちの意見
のほうが弱かった。
917 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 21:01:37 ID:G9RJx5/Q
>>903 やっぱ大正天皇が出てこないとだめじゃん
918 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 21:04:23 ID:G9RJx5/Q
まあ合格点は取れる映画だな。
ダメだった・・・
投稿者:kinema_junkoさん 投稿日時:2005/11/02 22:15:30
◇96人中52人から「このレビューが役に立った」という評価を得ています。◇
書きたいことがたくさんありすぎるのですが、何回でも書いていいの?
さっき確認したら一人1回だけと書いてあったので、長くなります。すみません。
まず、いきなりですが、はっきり言って駄作です。
話も下らないけど、映画そのものが退屈で、2時間程観たところで退席してしまいました。
私、映画を最後まで観ないなんてこと滅多にないのですが、行定監督の「セカチュウ」「北の零年」今回の「春の雪」に限ってはダメでした。
というか、「春の雪」に関しては最初からダメもと、駄作を確認するための意地の悪い気持ちで観に行きました。
万が一というサプライズも期待していたのですが、やはり、この監督の映画はどうしても好きになれません。
なぜなのか、イライラするのです。
女々しいと言うか、映画にメリハリがないので退屈極まりないのです。
監督のポリシー・個性が全く感じられず、ただ話をなぞっているだけの単調な展開に腹が立ってどうしようもありませんでした。
申し訳ないけど、こんな無能な監督を過大評価して持ち上げている邦画界の関係者並びに、こんな映画に感激している観客に失望しました。
「セカチュウ」の時も思ったけど、つくづく日本の映画界は、女・子供が喜ぶような幼稚な映画しか流行らないんですよね。
創る側と観る側の低俗化を見るにつけ、やはり洋画には叶わないのかなと、ちょっと悲しくなりました。
昨今、邦画はものすごい勢いで創られているが、そのうち、見応えのある映画はどれぐらいあるのだろうか?
質より量ではなく、本当に観る価値のある映画を創って欲しい。
せっかくの制作費(低予算でも)を、もっと才能のある監督に委ねて欲しいし、もっと斬新な若手監督の起用を期待したいと思うのだが、ワンパターンの邦画界にあっては無理なのかしらん・・・?
あんな映画にお金を出すぐらいだったら、先日見たTVドラマ(太宰治物語)のほうが余程マシでした。
まだ書き足りないけど、このレビュー消されるのかしら?
苦情ばかり書いて申し訳ないけど、もっと才能のある監督を起用して欲しいという気持ちで書きました。
さて、何がダメだったかと言うと、話自体が下らなさ過ぎ。
悲恋ものというより、SMドラマか?と失笑したくなるような話の展開に仰け反りました。
次に、竹内結子の悪趣味な着物と洋装の時のあの帽子はなんなんだ?
いくら大正時代だからって、頭にリボンをつけりゃぁいいと言うものでもないっしょ!
着物に数珠(首飾り?)ってのは、お洒落のつもりなのかしら?
どう見ても、成金趣味の衣装にしか見えなかったわ・・・
それと冒頭のカメラアングルだけど、逆光はわざとなの? あれはご法度なのではないの?
というか、ある場面で ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」の色彩と音楽を思い出してしまった。
結局、この映画は何を表現したかったのだろうか?
だって、もともとは禁じられた悲恋でもないわけでしょう?
恋愛を弄んだおバカなオスとメスが欲望のまま交わり合い、妊娠しただけの話。
別に同情も共感も覚えないけど、さりとて退廃的な大正ムードも感じられなかったし…。
とってつけたような大正時代の看板や意味のない軍隊の行進など、ちょっと笑えた。
雨音も耳障りだったし、本当に何が描きたかったの?という疑問ばかりで時が過ぎていった。
ただ、妻夫木聡の声は、私には心地良い声でした。^^
くだらんレビューをいちいちコピペするなよ鬱陶しい
924 :
名無シネマ@上映中:2005/11/24(木) 22:43:23 ID:1XdEccml
人生経験が浅い香具師や、極度に感受性が不足している香具師は
>>919-920 のような感想になるだろうと予想したが・・
まあそういう香具師は、三丁目でも見て泣いてなさいって事だ。
おっといけねぇ、邦画はダメか。じゃあ、ハリーポッターでも見てなさい。
>>916 つーかお前の主観バリバリの「まとめ」なんていらない。
あの、自分まだ見てないんですが、
>>920の、
>着物に数珠(首飾り?)ってのは、お洒落のつもりなのかしら?
って、法事か堕胎後の場面じゃないんですか?
何でもない場面で数珠はないだろうし、仏事関係での衣装に
突っ込み入れても仕方ないというか。。。
>>927 数珠じゃなく大粒の珠をつないだ首飾りだった。
ロザリオの首にかける部分みたいなやつ。
だが、それって当時のスタイルではと思う。
明治生まれの人のエッセイ読んだら、明治〜大正時代に
和洋折衷や西洋化が推奨されてる様子が書かれてて、
華族女学校(女子学習院)では何と鹿鳴館風の
ドレス着用で登校させられてたそうなw
従来の和風の物に西洋の物が混じってるのがあの時代の風景なんだろう。
929 :
名無シネマ@上映中:2005/11/25(金) 00:40:27 ID:OmToBbkN
あの時代は西洋文化がハイカラだったんだよ
930 :
名無シネマ@上映中:2005/11/25(金) 01:21:29 ID:oKy8wCVs
明日! 「憂国忌」
☆
三島由紀夫氏没後35周年追悼「憂国忌」は明日、11月25日です。
記
とき 11月25日(金曜日) 午後6時(五時開場)
場所 九段下 九段会館大ホール
http://www.kudankaikan.or.jp/flash/index.html 鎮魂祭(乃木神社宮司、神官による。祭主(小田村四郎)
スライド「薔薇刑」上映と解説(細江英公)。未公開の写真が多く含まれます。
シンポジウム 「あれから35年、現代日本はどうなってしまったのか」
井尻千男、入江隆則、サイデンステッカー、西尾幹二、村松英子
詳しくは
http://www.nippon-nn.net/mishima/index.html 参加費 おひとり 2000円(会場分担金です)
特典 参加者全員に記念冊子(24ページ)を差し上げます。
その他 三島関連本などの販売があります(一部書籍は割引も)! 英語版『薔薇刑』、細江英公『ざっくばらんに話そう』『なんでもやってみよう』。拙著『三島由紀夫はいかにして日本回帰したのか』などもロビィで販売予定。
◎「憂国忌」は国民行事、どなたでもご参加頂けます!
↑宣伝うざい↑
>>928 あの、着物に長いネックレスしてるスタイリングって、
凄く素敵だと思ったけどなあ。
919-920はほんとバカだね。
成金趣味って、伯爵家なんだから当たり前じゃん。
てかこの人三島自体知らないんじゃ?
>>919-920はバカ丸出しです。
>ただ、妻夫木聡の声は、私には心地良い声でした。^^
この映画では妻夫木の声・喋り方が特に最悪だったよ。
顔の肉付きも良すぎるし、最後の咳払いも大きすぎた。
接吻も汚かった。
妻夫木くんは頑張ってたんだけど、何せ健康的すぎる。
それだけだ。
↑重箱の隅
937 :
名無シネマ@上映中:2005/11/25(金) 20:07:26 ID:iQTlff6p
仕事帰りに憂国忌覗いてきたよ。
つうても、中は入ってないんだが。
雰囲気だけ見てきた。
あしたのテロ朝スマステ、三島特集らしいよ。
スマステって色々特集するけど蚊取シンゴの頭が悪いからなぁ・・・
バックの外人たちもウザイし。
940 :
名無シネマ@上映中:2005/11/25(金) 21:11:37 ID:VJxSE+7+
奔馬のほうが映画にすると面白そう
でも右翼テロリストの話なんて誰も観ないかもな
>>941 なんせ井筒は、新撰組のことを「あんなもん反動テロリストやないけ!」
と言い放った御仁ですから。
943 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 01:02:46 ID:JvUPwV4E
憂国忌行って来た
豊饒の海を四部やるにはキャストがな……。
特に、ジン・ジャンとか。
ただ、自分の中での絹江は
山田花子のイメージで固まってしまっている。
945 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 02:21:40 ID:MB2yzGrm
>>944 狂女役が山田花子かなるほど
透と百子は誰がいい?
946 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 05:38:36 ID:HrEkm0ol
きょうはスマステ(23:00テレ朝)だぞ。
>946
ありがと、見るよ。
>>942 実際、新撰組は、反動テロリストだと思うが。結局のところ、
幕府が開国派を弾圧するために設けた殺人集団でしょ。
>>948 勝てば官軍、負ければ賊軍
会津藩+新撰組が勝っていれば、薩摩+長州がテロリストとして歴史に名を刻んだであろう
妻夫木(清顕)の脇下に三つのほくろに、妻夫木最後のせりふ「滝の下で会うぜ」
続編をつくるきなのか?
950 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 18:39:19 ID:ypK7V0aU
映画はまずまずだった。
ツマブキはもともと清顕じたい「白痴美」的なキャラだから、あれで
いいと思う。「原作読んでいない」発言も、清顕は夢日記ばかり書いて
世間に関心が無いのだから地ともいえる。
タケウチはしゃべらないといいが、長い台詞はイタイ。
ガイシュツだが、大楠・岸田・若尾が凄い。
脚本では、駅の別れの場面で思わずこちらが赤面してしまった。
で、『奔馬』以降も撮るという。『奔馬』は飯沼役すら慎重に
選べば(これが簡単ではないのだが)、脚本は原作のまんまでも
映画としていいストーリーになる。
『暁の寺』も前半を超駆け足にして、輪廻転生論をすっとばし、
60男の若い肉体派の女性への恋心で描けばいい。鍵穴と同性愛を
うんと強調して。
だけど『天人五衰』は厳しいだろう。いっそのこと門跡となった
聡子と本多を中心にした筋立てにするのがいいかも。
↑オタク
952 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 19:05:59 ID:cb6mu0VV
『天人五衰』こそ、酒鬼薔薇とかタリウム少女とかに通じるからやりやすいかも。
CMだけみたんだけど
2人の演技に物凄く違和感を感じたんですが
本編もずっとあんな感じ?
主題歌も合ってない気がする…
954 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 20:15:47 ID:EohrdBoL
豊饒の海 完。
昭和四十五年十一月二十五日
955 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 20:23:18 ID:5X3bmE2S
三島の小説は映画になりにくい。
松本清張モノは映画にしやすい。原作以上の出来栄えになる事も多い。
957 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 20:48:02 ID:nCs9h8KS
うまれた
958 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 21:49:37 ID:utO+39qj
竹内さん男児出産オメ!
960 :
名無シネマ@上映中:2005/11/26(土) 22:39:25 ID:5Ku5FN5k
SDPって何かと思ったら竹内結子のの所属事務所のことだったのね。
ホリプロも入ってるけど。
961 :
名無シネマ@上映中:2005/11/27(日) 00:40:03 ID:AssOs6Vv
出産おめでとう
スマステ見たけど、美輪さんうざかったw
香取くんも、読んだことないみたいだし。
中途半端だった。
昨日見てきたが、原作好きには正直辛かった。
美しいのは分かるのだけど、どうにもしっくりこない。
脚本も俳優も全体的に野暮ったく見える。
未読の人には恐らく楽しめる内容なんだろうな。ある意味うらやましいよ…orz
964 :
名無シネマ@上映中:2005/11/27(日) 03:02:15 ID:mnbn7mNX
奔馬の配役はこれで頼む
飯沼勲:北島康介(あの、燃える目は勲の目だ)
飯沼:たけし
みね:松坂慶子
本田:香川照之
佐和:春風亭小朝
鬼頭牧子:樋口可南子
蔵原壮介:堤義明
原作も映画も楽しめました
上のほうに文学と映画の見方に関する三島の考えが貼ってあったけど
それを読むとよろし
966 :
名無シネマ@上映中:2005/11/27(日) 05:34:06 ID:nVAwacj8
967 :
名無シネマ@上映中:2005/11/27(日) 16:18:11 ID:jrcVGxdJ
>>950 >ガイシュツだが、大楠・岸田・若尾が凄い。
どこかの週刊誌にも同じような批評が載ってたけど、若尾は「女優・若尾文子」にしか見えなかったな。
尼さん・門跡という感じは全く受けなかった。
若尾の側についていた尼僧の役者さん、この人はこれぞ尼さんという表情・佇まいだったので、いいなと思った。
その他の夫人のキャストは
○高畑 △真野 ×宮崎 だった。
石丸の伯爵も弱いというか、あまりぱっとしなかった。
蓼科にしてやられた感があまり伝わってこなかった。
辰巳たくろうだったらどうだろう、と思ったら、榎木とロマンス繋がりになるね。
もう少し後には局違いで同じ探偵を演じてたっけ。
今日見てきました。
上の方でもあったけど、原作の終わりは宇治十帖(あ、映画もか)、
映画の終わりはあしたのジョーを彷彿とさせた(笑)。
なんか聡子が海辺で転生の話してたのに、出家したのはなんかちぐはぐな
感じしちゃった。清顕は最終的にはああだから納得できたんだけど…。
生まれ変わっても見つけだします、みたいな台詞は原作にはなかったよね?
970 :
名無シネマ@上映中:2005/11/27(日) 23:35:26 ID:0JxsZZPI
日本における仏教の在り方がこの作品のテーマなの?
>>969 >生まれ変わっても見つけだします、みたいな台詞は原作にはなかったよね?
ない。
4部作全部映画化するなら、この一言ですべてぶち壊し。
972 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 03:47:29 ID:+uRXLOFi
原作ファンだけど小説の好きなシーンが無かったのが残念
973 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 11:12:20 ID:U1gkLsNK
>>972 らい病説がある醜い侯爵の息子と話をするシーン
974 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 17:16:45 ID:tmE4SWkY
>>970 小説はそんなテーマ関係ない。
認識とか存在論を仏教や輪廻を使って言おうとしているだけ。
>>971 ラストへの伏線としては、「君(聡子)は全てを忘れる覚悟があるんだね」とかいう清顕の台詞。
最後まで映画化する気がないならどうでもいいけどね。
975 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 17:47:16 ID:11Lysdol
桟橋をずっと行けば海
ランキング今週も7位でした。結構、粘ってるかも。
この映画はけっこうシーンがカットされているらしいね。
ノーカットで見てみたいな。
>>977 月刊シナリオ12月号に脚本載ってたよ。
前半で松枝侯爵とみねの濡れ場を、清様と本多がのぞき見
したりとかいうのもあったみたい。
でもそんなになかったぞ、カットシーン。
979 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 18:58:51 ID:S8oX3E0b
>>969 原作の聡子はそんなセリフはいいません。
由比ガ浜での野外セックス後
清顕「君は後々全てを忘れる覚悟ができているんだね」
聡子「わたくしたちの歩いているのは道ではなく桟橋でございますから」
980 :
名無シネマ@上映中:2005/11/28(月) 19:43:35 ID:FqK8feFB
たでしなタン…(*´Д`)ハアハア
>>978 榎木さんのインタビューで、そのシーンがカットされて残念と語ってた。
あと、スチール写真では松枝家の玄関で学校から帰ってきたらしい
清顕のショットがあったけど、綾倉家にお祝いに出かける母親に
「僕は参りません」と言うシーンだよね。これもカットか。
いろいろとカットされたシーンも多そうだから、自分もノーカット版が見たい。