938 :
名無シネマ@上映中:2006/03/14(火) 08:56:57 ID:0/hNzHJ9
なんか透明感のある映画だったな。
少なくとも映画の中の子供たちは
キョ−ダイ仲良く一緒に生活できて
飯にありつければ幸福そうでした。
こないだ見て、見た直後激しく後悔した。
そんくらい鬱になった。
でもしばらくして、見てよかったなあと思った。
でももう一回見ようとは思わない。
山羊ら君って
松下奈緒にCMで押し倒されてるのこの子でしょ
942 :
名無シネマ@上映中:2006/03/23(木) 00:24:41 ID:dCi7ZV2s
あの階段ってどこですか?
あれも高円寺なんですか?
高円寺じゃなくて 西武線沿いだったはず
新井薬師とかあっちの方じゃなかったかな
今も時々ロケ地付近を散歩しています。
近いのは新井薬師だけど、自分のルートは中井駅から妙正寺川沿いを
ブラブラ歩き、哲学堂公園手前の西落合公園が、水汲みや回転遊具で
遊んだ場所。その対岸に例の階段。(宅地造成で少し印象が違う)
更に川沿いに歩くとアパート。例の部屋はずっと空室でしたが、最近
どなたか入居された様子。終点は沼袋駅で約1時間。
それこそ誰も知らないのか、閑散と静かです。(長文ゴメン)
945 :
名無シネマ@上映中:2006/03/23(木) 03:08:38 ID:5qac2wXH
やっぱり覗くんじゃなかった
このスレに来ると毎回憤りを感じる
ロケ地巡りなんてできる人間の神経が全く解らない
この糞監督の功罪は正にこういう所にある
想像のし得ない残酷な悲劇に苦しんだ子ども達を忘れて、生半可に美化し
こういう馬鹿なファンを作り出した是枝はこの事件の母親以上の罪
>>926 >>937 悲劇はおまえらの鈍い感受性じゃなく
正におまえらの残酷さにあるんだよ
自分にしか興味のないおまえらの醜い自我
そういう自我を捨てられる日が来てからこういう実話ものは観るべき
溢れる自我に邪魔されて、おまえらは身近にあるかもしれない悲劇や
助けられるかもしれない虐待、不幸には触手を動かされないくせに、
映画の中の関わらなくて済む、遠くで靄のかかった淡い悲劇にだけ
涙を流して優しくなったつもりになってる
人生の何にも解ってないガキどもが「自分の無力さ」だけをなぜ解る
無力かどうかは絵空事でいつまでも泣いていたり、ロケ地めぐりなんぞしてても解らない
少しでも人のために動け
苦しんでる、悲しんでる人間のために少しでも動け
この映画の中の子どもの顔じゃなく、題材になった子ども達の運命を忘れるな
まぁ、わざわざageてる時点で釣りだね
ロケ地巡りぐらいならいいんじゃない?これが実際の事件現場巡りだったら
不謹慎な馬鹿者と断罪してもいいと思うけど。
945さんみたいな熱血漢?も日本にもまだいるのですね。
尊敬します。どうぞ頑張って下さい。(他人に押し付けず、まず・・)
弁解ですが、ロケ地巡りが目的でなく、糖尿病のためウォーキング
が趣味で、特に都内の川沿い遊歩道はよく歩きます。そのコースの
1つに妙正寺川があり、ロケ地もあった訳です。哲学堂公園なんか
も面白いですよ。
>>945 書き方は酷いがまさにそうなんだよな
身近な小さな悲劇は実はいくらでもある
大人になるとほとんどのヤツが気が付かない
子供は何も言わないから
気づいていないことを気づかせたってだけでも
この映画の価値はあるんだよ
我慢して一歩一歩進むしかない
>>945は映画の中の世界と現実の区別がつかないバカ
>945
では訊くが
おぬしなにをしておるか
なんかまた痛い人が来てたのか
こういうものの考え方をする人っていろんな点で行き詰るんだよね
また同じ先生が手を変えて出てきたんじゃないか?
うん 自分も勝手に先生認定したw
そんだけの長文 顔真っ赤ににしてダカダカ打っても
意味ないのになぁ
955 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 05:01:31 ID:T+MgEQvN
”誰も知らない”というタイトルだけでも、監督の”裁く意識”ははっきり表現されていると思いまう。
大人が子供のことについて気がつけないことは確かに多く存在するけど、その状況は大人の意識の持ち方次第で変えられることも多いし、実際変えることができる。私の身の回りには多くの問題を抱えた子供達が実際に沢山存在しますが、
そのように実感します。実際に在った事件をフィクション化して、”子供達はもっと愛されるべき存在である”ということを表現してもそれだけでは実際に問題のある状況を変えることはできないし、自分にこだわりのあるスタイリッシュな映画表現を用いて、
監督の都合の良いように問題提起しているにすぎないと思います。映画表現がまず第一であって、問題提起はそのモチーフとして使用している、という印象が強いです。しかも他者を裁く意識を持って。
956 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 05:17:42 ID:T+MgEQvN
ごめんなさい。追加です。
監督のこだわった映画表現の可能性の追求の一つに”子供達をいかに自然に演出するか”があると思います。
その手本は、アッバス・キアロスタミであり、テオ・アンゲロプロスでしょう。
映画の中で”語りたいこと”はその次に存在するものであって、それに対しては理論武装が必要になってしまうのでしょう。
単純に監督として自分の映画表現の可能性を追求した作品として見れば、あとは正直それほど意味のあることではないのではないでしょうか?
デビュー作を筆頭に他の作品にも同様の傾向が色濃いと思います。
そうですか。ハイハイ。
気が済んだかな?
先生、毎回文体を変えたり御苦労さまです。
>955
だから映画なんだよ
娯楽として供されてるわけで
「みんなニュースを見て『なんてひどいの』って言うだろう。
そして……夕食を続けるんだ」
960 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 10:34:36 ID:T+MgEQvN
>>959 はい、その通りだと思います。そういう意味で私はこの映画はよく出来ていると思っています。
理論武装された部分に関して、映画を観た人々が様々な感じ方をしてどういう発言をされても本質的にあまり意味のないことだと思っています。
だから、創作者もあまりその武装を表に出さない方が良いのにな、と思うことがあります。
この映画の本質は、キアロスタミ的な、アンゲロプロス的な手法を自分なりのやり方で再提出する、ということだと思いますので。
だけど、監督の本音は、あまりそこに触れられたくないということなのでしょうか? そんな風にも感じられます。
基本的に作り手が自分の作品について語り過ぎるのはどうかなと思います。フランスなんかは極めてその傾向が強いと思いますが。
蓮見重彦氏が映画を撮らないのはよく理解できる気がする。というか正しい在り方だと思う。
この先生とやら・・
映画的手法や作家性なんて ここの子たちは興味もない事を知った上で
自己満足のしょぼい知識を垂れ流してるだけやねェ。
大体「誰も知らない」のどの辺がアンゲロプロスなんだよw
ここの住人の映画の知識のなさにつけこんで、言うにこと欠いて
アンゲロプロスとは。
自分は
>>945だけど、こんなやつと一緒にしないでくれ。
文体を変えた自演のように言われてるが
>>960もレスする前に少しは否定しろよ。
こいつはただ単に、自我の強いオナニストだよ。
ここの住人の映画の知識の少なさにつけこんで聞きかじりの
エセ知識を講釈してるに過ぎない。
おそらく他のスレで、馬鹿にされる程度の知識しかないから
ここで悦にひたってるんだよ。
「誰も知らない」をひたすら愛する無垢なオタより性質が悪い。
>961
まあそれっぽい横文字並べればいいと思ってるんだろうね
かなりズレたパソコン活用トークを
展開するオッサンがよくいるだろ
最近だと ny ネタ周りが多い
アレと同じw
>961
>951
いや勝手に映画の知識がないと言われるのも…
それなりに自分で思うところはあるが
先生がいる間は書かない。
絡んで来てウザイし。
議論する気もないし。
先生明らかに電波だし。
キモい。
>映画を観た人が(略)どんな感想を持っても本質的に意味はない
ならお前の発言も意味ないだろ。
ウザイんだよ 消えれ。
966 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 12:05:17 ID:H2Iv3nNo
最近だとモンスター、サラ偽りの祈りにつぐ糞オナニー映画でした。
オナニー映画はクリーニングテープのように無料レンタルすべき。
967 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 12:07:09 ID:I6KmrqBS
1)「愚民は論理ではなく感覚で自分を正当化する」
2)「愚民は理由を示さず断言する」 ←
>>966 3)「愚民は論理ではなく民意を論拠とする」
4)「愚民は複数の要素を同時に思考することができない」
5)「愚民は関連する要素に思いが至らない」
6)「愚民は絶対値と相対値の違いを理解できない」
7)「愚民は集計量で思考することができない」
8)「愚民は長期的視野に立つことができない」
9)「愚民は身の回りのこと以外は理解不能である」
10)「愚民は新しいものは正しいものと考える」
今日、初めてこの映画を見ました。
今までに無い感情を抱きました。
しばらくはこの感情を流せないと思うし、一生流してはいけないとも思いました。
969 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 00:16:57 ID:3hiHcmJE
茂役の子すごかったなー
自販機のつり銭箱いじるシーンとか独り言言いながらのあまりにも自然体な感じ
落ち着きないラーメンの食い方
ガムがわりに紙をくちゃくちゃかんでるとこの表情は戦慄が走った
大半が素の感じなんだろうけど要所要所でしっかり演技しててほんと衝撃受けかつ笑ってしまった
しげる、これ紙やろ、ガムちゃうやんか
あの猫のシーン なんであんなにひやっとするんだろ
なんてことない画面なのにな
あれ紙を噛んでたのね。
『カニ』って聞こえたから廃棄弁当のおかずのカニを大事にいつまでも噛んでるのかと勝手に切なくなってたのに…
かなり軽い気持ちで見始めたんだけど、冒頭のトランクの意味が分かった時
悲しくて悲しくてもうどうしようもなくなった。
ユキさわったら冷たかった
気持悪かった
のあと、何て言ってるの?
小さくて聞き取れない('A`)
それが・・なんか凄く・・・凄く・・・
って聞き取れるんだがどうだろう?
素足を映すショットが多数あったのが気になったんですが、
あれは何か監督からのメッセージなのでしょうか?
>973
「なんかそれがすごく……なんかさ、すごく……」
978 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 03:25:12 ID:Uqa+/yKm
「よく聞き取れない」、「暗すぎてはっきり見えない」というのは監督が観る側を映画に集中させておくためために意識的によく使う手段なんですよ。
他の監督さんはあまりそういう手を使わないと思いますけど。実際に役者?が話している内容にほとんど意味はないと思います。
”意味のわかり難いシーン”というのも集中させるための手段の一つ。
>>978 そういう手法が「あざとい」と言われるわけでしょ、この人は。まあTVドラマ
みたいに何でもくっきり映せとは言わんけどな。
そもそも映画で「あざとい」って当り前じゃないのですか?
どんな巨匠だって、このシーンはこうした方が受けるゾ って
企みながらカット撮ってる思ってました。
この監督も「制作費の回収」が最重要!なんて下卑な事を堂々
とTVで言ってた。海外出品も柳楽君の変な色気?のポスター
もその戦略。(自分はまんまとノせられた愚民ですが)
981 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 09:11:42 ID:u7qW96C3
この映画を「あざとい」とか言ったら、
他の計算されつくした映画はどうなんの。
982 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 10:26:43 ID:Uqa+/yKm
>>981 確かに、「あざとくない」なんてないかもしれませんね。
でも、純粋に「楽しんで欲しい!」、と監督が思ってやっていることなら
観る側も喜んでそれに乗ることができるけど、「芸術映画」であることを強く意識しながらそういうことやられると、非常にしらけてしまいます。
この監督は頭が良すぎるんだと思います。頭が良いのとアートとしての映画を創作することができる才能とは別物だと感じます。
あと、監督が「美しいと感じたこと、もの」を「美しく観せよう」という意識も感じます。
これって、あざとさという面から見ると微妙な気がしますけど、美しさは観る側それぞれが、それぞれそうと感じる所に自由に感じることができる「スペース」が欲しいのです。
そういうスペースがこの監督の作品には無いと思う。
983 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 10:42:49 ID:u7qW96C3
こういうのは「あざとい」というんじゃなくて、
「技術」というべきじゃないのかな?
素人が自己満足のオナニー映画作ってるわけじゃないんだから、
どんな職業だってプロなら「技」があってしかるべきでしょう。
実際、2chのこのスレ見てなきゃ、皆そんなこと知らず、
素直に映画に引き込まれているわけで。
興行的に失敗したら次ぎの依頼は来ない
一本撮るのに数億かかるんだから制作費の回収を目指すのは当然
それを批判するのなら幼すぎるというしかない
>>984 980の書込み、言葉足らずでゴメン。
制作費回収は当然だし、そのためには法律や倫理に
外れない範囲で、あざとさを工夫して、観客を楽しま
せて欲しいのが自分の考えです。
こ作品が芸術気取りばかりみたいに言われてるので、
目的は商業映画だといいたかっただけ。
自分はあざとさは感じなかった。監督は撮りたいものを撮っただけだと思う。
紗希ちゃんがいる時点で充分にあざとい
つーか映画やん
監督だって「作ってる」とはっきり言ってるし