1 :
名無シネマ@上映中:
2 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 17:58:16 ID:j5OzTCQO
3 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 17:58:37 ID:j5OzTCQO
4 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 17:59:01 ID:j5OzTCQO
5 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 17:59:23 ID:j5OzTCQO
監督: 是枝裕和
プロデューサー: 是枝裕和
脚本: 是枝裕和
撮影: 山崎裕
美術: 磯見俊裕
編集: 是枝裕和
音楽: ゴンチチ
出演: 柳楽優弥 明
北浦愛 京子
木村飛影 茂
清水萌々子 ゆき
韓英恵 紗希
YOU YOU 福島けい子
串田和美 大家・吉永忠志
岡元夕紀子 大家の妻・吉永江理子
平泉成 コンビニの店長・中延司
加瀬亮 コンビニの店員・広山 潤
タテタカコ コンビニの店員・宮嶋さなえ
木村祐一 タクシーの運転手・杉原
遠藤憲一 パチンコ屋の店員・京橋
寺島進 少年野球の監督
6 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 17:59:45 ID:j5OzTCQO
5 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:05/03/10 17:20:04 ID:LVp0KYd0
DVDも本日発売されましたし
スレ落ちしてたので、新スレ立てました〜
6 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sagesse001 投稿日:05/03/10 17:33:40 ID:RKR31Iy+
>>5 ちがうよ、3/11からだよ。フライングしてるとこ多いけどな・・・
7 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sage 投稿日:05/03/10 23:08:08 ID:4QltSKX4
今日一日ヒマすぎるぐらいヒマだったけど、DVDフライングのことすっかり忘れ去ってたorz
>>5 >YOU YOU 福島けい子
なんでYOUが2つもあるんだYO!
8 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 20:18:09 ID:N401mEry
まあ、いいじゃん
スレ立て 乙
だが、何ゆえコピペの
>>6がテンプレに入ってるのかわからん・・・
10 :
名無シネマ@上映中:2005/06/25(土) 21:44:08 ID:j5OzTCQO
は?意味不明・・・
1乙カレ
14 :
名無シネマ@上映中:2005/06/26(日) 00:21:36 ID:kPBLlrN4
お母さんはなんで学校いかせなかったのかわからんなー
16 :
名無シネマ@上映中:2005/06/26(日) 00:53:57 ID:PSn/UkvK
【柳楽】誰もしらない【是枝】
ついに その7ですね。
スレ立てて下さった方ありがとう。
最近気が付いたんだけど、明は母から貰ったマフラーを足で踏みにじってるんだね。
DVD観るまでは、あれが母からのプレゼントだったんだって事すら気が付かなかったよ。
明はマフラー、茂はマリボー、ゆきはくまさんリュック。
しかし京子がプレゼントに何貰ったのか未だ謎。
17 :
名無シネマ@上映中:2005/06/26(日) 01:18:42 ID:Jf37eMJy
誰も知らない
素顔の八代亜紀
18 :
名無シネマ@上映中:2005/06/26(日) 02:53:47 ID:GTSqDO/G
>>11 前スレたった状況とDVD発売時期の関係が端的に説明されてると思うが?
もう一度
前スレでamazonでは初回版DVDは在庫無いと書いてありますが
写真では初回版のジャケットで、特に注意点も書いてないんです。
実際通常版が送られてきた方はいるんでしょうか?
コンビニ、都立大学にないんですが・・・。
わざわざ久我山からチャリで行ったのに。
で、よく映画見たらコンビニのとこ、桜ヶ丘南店って書いてあったんだけど。
都立大学付近に桜ヶ丘って地名ないですよね?
>>4ソース希望です。
>>21 まじかぁ。今度また行きます。電車で。orz
24 :
名無シネマ@上映中:2005/06/26(日) 23:22:04 ID:ub4Ix9qN
あのコンビニは都立大学で間違いありませんが、もうコンビにではなく他の
店に変わってしまいました
うわっまじか!残念。
情報有難う御座います。また迷うとこでしたorz
>>19 遅レススマソ。
6月上旬頃だけど、amazonから通常版DVDが送られてきたよ。
5月下旬頃には初回版の在庫が切れて、通常版に切り換えたっぽい。(確認済み)
写真を変えていないのは、amazonの側の怠慢でしょ。
IMDb(2005/6/27現在)
Dare mo shiranai(Nobody Knows)....User Rating: 8.2/10 (1,078 votes)
日本映画のうちで、黒澤明などを別格とすれば、
公開から1年足らずで、この平均点&得票数は上出来じゃないかな。
むしろ、海外での評価の方が高いのでは?
ちなみに、
日本で働いている中国人の友人にDVDを貸して観せたところ、
「映像が綺麗。静かな演出が日本映画らしくて良い。何度も観たくなる。
ただし、台詞はもっとはっきり喋って欲しい。小さくて聴き取りにくい。」
との事。
DVDには、日本語字幕&英語字幕機能があるんだから、それを使いなよ、
と一応突っ込んでおいたけど。
>>27 >むしろ、海外での評価の方が高いのでは?
是枝映画はアメリカでけっこう人気がある。
サンダンス系が好きな人は「ワンダフルライフ」の評価が高いようだ。
アメリカのサイト見てると、是枝と(もしかしたらそれ以上に)黒沢清は評価されてる。
誰も知らないで日本でも認知され始めたってことなんだろうね。
30 :
名無シネマ@上映中:2005/06/28(火) 19:34:05 ID:wFUdjp/n
>>29 正直、「誰も〜」以外の作品はたいしたことない
>>30 最新作の「誰も知らない」が一番良いというのがいまのところ大いなる救い。
子どもたちにCOチャージャー(一酸化炭素を吸う機械)を与えるのはどうよ?
マスクを付けてスイッチを入れた途端に、子どもたちは体が痺れてきて意識がなくなり、
そのまま天国逝きです。
7/16(土) 「誰も知らない」 BSフジ 14:30〜
小栗康平と是枝の関係は?
大学は同じだけど、是枝は小栗のアシスタントでもやったことってあるの?
>>34 是枝氏も小栗の映画を見ているかもしれないが、直接は何の関係もないはず。
36 :
名無シネマ@上映中:2005/06/29(水) 00:22:26 ID:sl7UvS0t
ディスタンスよくわかんなかったけど最後のアラタのセリフは印象的だった
37 :
名無シネマ@上映中:2005/06/29(水) 06:10:36 ID:vx2v26pY
ワンダフルライフよくわかんなかったけど伊勢谷の
手のつけられない困ったちゃんぶりは面白かった
>>37 脚本は大衆向けで非常にわかりやすいと思うが。
駄目駄目なのはストーリーではなく撮影でしょ。
誰も知らないで無意味なドキュメンタリータッチを廃したのは正解だったな。
ところで、
>唯一ともいえるCGの、植木鉢が落ちるシーンがあるのですが、
>あまりにもCGとわかりすぎるほど安っぽい。
>非常にリアリズムを追求してる映画だけにあまりにも気の萎えるシーンでした。
Amazonのレビューより抜粋です。
あの植木鉢のシーンってCG???
私には、ただのスローモーション撮影にしか見えなかったけど……
っていうかこの映画はCGとかそんなハイテクなこと一切してないだろ。
>>39 かなり間抜けなレビュアーだよね。俺もそれ読んだとき爆笑したw
ハリウッド映画の見過ぎで、なんでもかんでもCGに見えちゃうんじゃないかな。
あ、いや、
あのカットだけCGだわ
CG使ってる?
ホントか?俺の目にはそうは見えんかったけど。
あの程度のショットでCG使う必要があるとも思えんし。
44 :
名無シネマ@上映中:2005/06/30(木) 20:56:33 ID:PeHqw/U9
ええええー、CGかぁ〜?
CGって言ってるやつは目が腐ってるんじゃないか?
CGでもCGでなくてもかまわん。
現実世界でもなんか信じられないことを目撃したら何でも「これCG?」とか
考えてそうなやつがいるみたいでコワイ
47 :
名無シネマ@上映中:2005/07/01(金) 06:12:44 ID:ZcxjHRSp
電車男、見たんだけどゆきちゃんに気がつかなかった...orz
>>47 誰も知らない好きの人にとって電車男はどうでした?
DVD見た。京子ちゃんもうまいね〜。こどもたちみんなかわいい。
だもんで、電気止まったあたりから、やめてくれ〜!って思った。
でもまウェットに走らないとこがよかったです。
50 :
47:2005/07/02(土) 23:34:57 ID:f5u3UDw6
>>48 期待値が低かった分、楽しめました
「電車男」スレのマンセーぶりにはついていけませんw
51 :
名無シネマ@上映中:2005/07/02(土) 23:36:04 ID:I8NvItC8
>>49 分かる!もうそのくらいで勘弁してくれいっ!て思ってた。
あの子達に何もしてあげられなくて、観てて歯痒かったなあ。
52 :
名無シネマ@上映中:2005/07/03(日) 15:09:12 ID:EqRIT7SH
悲しいことだよね。この映画。
でも実際の事件はもっとむごかっただなんてほんと悲しい…
53 :
名無シネマ@上映中:2005/07/03(日) 16:43:40 ID:IiopHD/q
いまDVD見終わったけど、すばらしいですね。
ウェットに流れなくて、分かりやすい救いもないけど
最後に残ったのは絶望ではなく希望。
感動しました。
54 :
名無シネマ@上映中:2005/07/03(日) 17:54:39 ID:RBNHlXjj
タテさんのライブに行きたい
ツアー終わったのか・・・残念
55 :
名無シネマ@上映中:2005/07/03(日) 19:57:38 ID:C1WTf1xK
中学生も訳ありなら働いてもいいようにすればいいのに
>>55 訳ありって、たとえば親が宗教にハマっていて兄弟は知能に障碍があるとか?
俺には絶望しか残らなかった。別にそれは映画の出来とは関係ないけど。
場面が変わる全景のところで白黒の猫たんが映ってるのがかわいい。
監督はぬこ好きかな。
自分的には、みんなが帰ってくると家に自動相談所の人が来てる、
またはお母さんが警察につかまる、
みたいなラスト想像してたけど何も起こらなかったね。
ところで途中で無気味な音が入ってなかった?
あれ演出なのかなあ。
友だちができて自転車3人乗りに切り替わる前、
夜のシーンの終わりのとこ。
変な意味不明の声がするんだけど、みんなのDVDもそうでしたか?
59 :
名無シネマ@上映中:2005/07/04(月) 00:05:26 ID:gRft0iuT
声よりぬこの方が不気味。
60 :
名無シネマ@上映中:2005/07/04(月) 00:23:43 ID:6we3GKMF
昨日初めて見ました。
初期の北野監督の作品みたいに(それでいてあざとくは無く)
物凄く綺麗な絵と物凄く残酷な出来事のコントラストが心にぐっと入ってきました。
自分も子供の頃に親を無くしているので懐かしくも切ない気持ちでイッパイになりました
是枝監督と柳楽くんの次回作も楽しみですね。
>>58 ぬこは、長女役の愛ちゃんが可愛がってたってやつじゃない?
不気味な音というか、アレ、明クンの独り言だべ。
ゲーセンのレーシングゲームに興味を抱いて、
「ブーン、ブーン」って一人で言ってるとこでしょ。
ヒント:ブーン → アクセルの音
キヒヒィ → ブレーキの音
柳楽ってすんごい大人になったな。CS観てびびった。
64 :
58:2005/07/04(月) 21:37:11 ID:9vuc7mlv
>>61 あれアキラくんの声だったん?
なんかテープにとった女性の声を早まわししてるように聞こえたからびびった。
また見てみよう。
65 :
名無シネマ@上映中:2005/07/04(月) 21:57:29 ID:kmZUHM5Y
>>58 そうです。誰も知らないのHPで愛ちゃんが作文で書いている猫のベンです。
66 :
名無シネマ@上映中:2005/07/04(月) 23:19:08 ID:8jkJizOp
>>63 柳楽くん、ほんとに大きくなったよね。すっかりお兄ちゃんになっちゃって。
久しぶりに会った親戚のおばちゃんみたいなコメントだが…
遅ればせながら観終わりました。
心に残るいい映画でしたね、救いようのない部分もあったけど
コンビニのお姉ちゃんやセーラー服のおねえちゃんの存在が
やけに明るく太陽のようでした。
セーラー服のお姉ちゃんからお金を受け取らなかったシーンが
実に印象的で、明は男としての無力さを思い知らされた悲しい
場面だったと思います。
さて、もっかい観よっと。
レンタルで観ました。
知ったきっかけは柳楽くんの受賞だったけど。
涙も言葉も出てこなかった。
淡々としすぎてそれが逆に辛いね。
子役達、みんなGJ。
そして監督もGJ。
15日まで目黒で上映してるね。ぜひ映画館で見たかったのでうれしい。
韓英恵って1990年生まれだって?
これ撮影した時って中一か中二?
高校生かと思ったyo
ところで、映画の中の設定では中学生なの?それとも高校生?
71 :
名無シネマ@上映中:2005/07/07(木) 04:16:20 ID:BpfIXsj7
>>70 オーディション時、小6 撮影時、中1
だったと思う
設定は紗希と明が同い年
だったと思う
多分・・・。
DVD買いかな?
73 :
名無シネマ@上映中:2005/07/07(木) 17:52:47 ID:todkQxIb
>>72 入手困難かも・・・だけど初回版がオススメです
>>71 レスサンクス
大人っぽい子だねぇ
設定が明と同い年じゃ、ますますカラオケ錬金術シーンが
重い意味合いを含むね。俺が明だったら泣くわ。
皮肉とかじゃないんだけど、この映画を映画館で観たかったとか言える人は
強いなぁと思う。というかこの映画をちゃんと芸術として冷静に見れてるんだよねぇ。
わたしには数ある映画と同じライン上で映画とは考えづらくて、なかなか二回目の鑑賞まで行かない。
多分この先も見れないかもしれない。
子どもだったけどこのニュース覚えてるんだよね。
アパートから白骨化した赤ん坊の死体が数体発見され・・・みたいな。当時、かなり騒がれたと思う。
過酷な人生を生きた長男や兄弟たちが今も日本のどこかに生きているのかと思うと、
映画の映像や柳楽くんや子役の演技の自然さや健気さは良かったけど、《感動》とか素直な感想が言えなくて。
ただこの映画を作ろうと思った監督には感謝する。
あと、このスレを守ってるここの住人の人達も尊敬してしまう。
このスレの存在はこの事件が人の心から風化せず残ることにもなるから。
時々覗いて住人さんの優しさに感動してます。
虐待や親に置き去りにされた経験のある者にはちと辛過ぎる。
76 :
名無シネマ@上映中:2005/07/07(木) 21:10:11 ID:Dl98VWid
今日初めて見ました。
おもしろくなった
見たあと鬱だよ
あれで終わり?って思った
あのあと、兄弟どうなったのか知りたいのに
さきって子、高校だったらバイトできるでしょ
77 :
名無シネマ@上映中:2005/07/07(木) 22:04:31 ID:o8Bxyq8r
>>76 さきは中学生の設定
ってどっかで読んだよ。
この映画って観るとすごく面白くて惹きつけられるが、いざ鑑賞を止めて
思い出すと話が凄惨で救いがなくて憂鬱になって2度と見たくないと思って
しまう。
79 :
名無シネマ@上映中:2005/07/07(木) 23:53:27 ID:c1W0B0x8
これはアジアやアフリカの貧しい人達の日常ですよ
>>79 そうだね。
でも経済大国の日本を舞台に起きた実在の事件が題材だからこそ
カンヌで絶賛されて、最優秀主演男優賞まで獲ったんだよ。
現実なのは分かってるんだけどそんな現実は知ってるんだよ。この映画見る
までもなく。
暗い映画全般に思うこと、「もう分かってるじゃん、現実がひどいことくらい
。バカを対象に映画作ってんの?それって作り手がバカっていうことでは・・・」
まあ、でもこの映画は観てて惹きつけられる要素がすごくあるのは確か。
それが今までの是枝映画とは違った。
でもさ、妹を埋めに行く姿を映像化したかったというエゴから始まった、と
本人が言うように俺はすごくあざとい監督だと思うよ。
それを社会的メッセージや擬似ドキュメンタリーという手法など小手先で
それらしい作品に見せてることがやっぱり不誠実な感じがする。
で、再度観る気力が起きない。でも観ると魅力的だったりする。
82 :
名無シネマ@上映中:2005/07/08(金) 02:42:03 ID:nFoTNHR7
柳楽優弥がかっこ良いから見ちゃったけど・・・
後味悪っ
てかさぁ、住所分かるんだから、みんなでお母さん(新しい旦那)の家に行って、子供だって言えばいいのに。
それで、旦那さんが別れるって言ったらお母さんは自分達のとこに帰ってくるし、優しい旦那さんだったら一緒に暮らしてくれるじゃん
83 :
名無シネマ@上映中:2005/07/08(金) 03:21:32 ID:6v5rhRgQ
>>82 それは大人の発想
子供達は母が帰って来るまで自分達で生きていこうと決めた
しっかりしていても、しょせん子供
後味が悪いと感じてる人が多いみたいだけど
ハッピーエンドの映画ばっかだったらつまんなくない?
「事実をモチーフにしている」以上、ラストがあんな感じになったのは
致し方ないと思う
自分は観終えた後でたくさんの感情が刺激されて胸が苦しくなった
その場だけ楽しい映画より何倍も観て良かったと思った
後味悪いかなぁ?
ラストシーンなんか、明の生きていく強さをすごく感じたけどな
決してハッピーエンドではないけど救いはあると思うんだけど
>>83 自分は大人なのか・・・
まだまた子供のつもりだけど
でも羽田行けるなら、お母さんとこ行けよ
あ、でもお母さんのとこ行ったら、施設に入れられちゃう可能性もあるか
でも死ぬよりマシだよ
てか実際のこの子達は施設だっけ・・・
監督はHELPLESSといっていた。
事件と映画の関わりを知らなかったから何の先入観も持たずに
鑑賞出来た俺はラッキーかもしれない。
豊かで不自由のない環境で育った今時のガキが幸せかと尋ねられたら
迷わずNOと答える。成人式でバカ騒ぎをし、あげく母親に付き添われ
謝罪に赴く責任のとれない大人が出来上がるだけだ。
程度はともかく子供に責任や試練を与えることが親として大切な教育
だと再確認させられる映画だった。
>>87 言ってる事が間違ってるとは思わないけど
ちょっと偏見を持ちすぎてる気もする。
1回目見て、後味に捉われたまま2回目見た。
2回目は、このスレで出てた茂のズコーをも一回見たかっただけwで
正直全部は見るつもりなかったんだけど。
最後まで見てしまった。不思議。
一番感心したのはYOUの演技かな。
台詞じゃないみたいに自然な感じ。
お化粧しながら遅いかな...のところとか、
カレー作ってあるの見て
少しくださ〜いのところとか。
>>78 ものすごく同意。
7泊8日でレンタルして初日に観たけど、どうしても2回目に踏み切れない。
DVDもほしいけど、買っても見れない気がする。
初めて公式サイト見たけど、小泉今日子のコメントの書き方に唖然。
頭、あまり良くなさそうだね。
92 :
名無シネマ@上映中:2005/07/09(土) 01:18:00 ID:dpUO7rO7
>>91 おすぎのコメントの方がちょっとどうかと思う
この映画を観てそれしかないの?っていう・・・
>>84 実話だと知って、それでなお、生きる力を感じたとか、言える感受性が、ある意味凄いと思う。
鈍いんだろうね。人の痛みを共有する感覚が。
だから、映画と事実は別物ですから、と言う監督の言葉を鵜呑みにして切り離して「爽やか」だとか言える。
物言わぬ長男を無視してこの映画を作った監督はあまりに利己的。
リアルな映画をやられるとリアルに反応せざるを得ない。
たとえ家族をばらばらにしてもコンビに店員は早く通報すべきだった。
一時の善意が妹の死を招いたといっても過言ではない。つまりあの店員に対して
「はあ?」という視点で見ないと話にならない。
女の子がおやじからもらったお金をはねのけるところももっと早くリアクションが
あるほうが現実的なはず。ストーリー展開上の便宜でああしているだけ。
現実を描いたにしては御都合主義のエゴイスティックな映画だ。もっとも是枝より
筑紫とかの文化人が持ち上げていることのほうが滑稽で罪深いが。
監督も含めて無責任な丸投げ式に違和感を感じずにはいられない映画。
95 :
名無シネマ@上映中:2005/07/09(土) 02:04:05 ID:fDwJanEM
この映画見て何か残った?
自分なんも残ってない・・・
96 :
名無シネマ@上映中:2005/07/09(土) 02:25:58 ID:dpUO7rO7
>>94 それはあなたの感性でありあなたの考える「現実的」
コンビニ店員が通報し家族がばらばらになってしまったら
一生、胸がいたまないか?躊躇してしまう気持ちは充分理解できるけどな
>>95 お気の毒様
>>96 胸が痛むとかそういうレベルで語れるあなたの善意を俺は信用できない。
妹の命のほうが善意より重要だ。
現実の事件を元に映画化している以上、事件と映画の比較は免れない。
事件と映画は確かに別物だが、そういう監督の発言はただのエクスキューズでしかない。
現実の事件に比べるとすごくぬるい世界だよ。是枝が何に気を使ったかは知らないが
すごく傲慢なそして脆弱な作家性を看ざる得ない。リアルな映画が陥りがちな弱さをこの
映画から感じる。
巣鴨子供置き去り事件
ttp://www8.ocn.ne.jp/~moonston/family.htm
この映画は善悪で語らないという視点から現実の事件にあった責任の所在
(蹴鞠のように妹を蹴った友人、そして諸悪の根源の両親等)と現実の凄惨さ
を消してぬるぬるにしてしまっている。この罪を見逃すことなしにカンヌの
受賞や是枝の成功を肯定できない。映画的信念に基づく確信犯である。
俺がこの一家の子供たちならたぶん許せない。
前スレに涌いてたドキュメンタリー馬鹿がまた何かえらそうにほざいてるな
>>97 リアルと言っても、キミだってネットのソースしか知らないんでしょ?
是枝さんは現物の事件資料を当時の報道から警察・司法関係まで含めて相当に調べたと思うよ。
恐らく、普通の人間が知り得ないことまで知っているはず。
それをどの程度、実際に映画に活かしたかは分からないけど・・・。
そのうえで「調べたけど捨てて?」(逃げを打って?)「抱きしめてあげたい」だの
「映画と事件は別物」だの言ってるのは確かに「あほか」とは思うけどな。
まあ、それがこの人のギリギリの良心なんでしょ?
良心というより調べてこれかってとこに才能が出るのではないかと思うが。
>>101 才能ねえ・・・まあ、努力家で真面目という人柄で持ってる人らしいからなあ・・・。
それと、なぜか海外でマジで評価高いね。欧米のインディーズ系監督はみんな見てるらしい。
作品についてはともかく、あんまりこの人の悪口を言いたくない。人づてに
いかに真摯で紳士な人か聞いてしまったから。
あんまり観客が現場の苦労とか生みの苦しみとかそういうことは考えない方が
いいのかもね。安心して悪口を言えなくなっちゃうw
103 :
96:2005/07/09(土) 03:35:11 ID:dpUO7rO7
>>97 だからさ、俺とあなたとでは「現実的」に関する感性が違うんだって。
コンビニ店員、通報しろよ!があなた
そりゃまあ通報できないよな、が俺
結果的に妹は死んでしまったから「結果論」で言えばコンビニ店員も
兄弟も母親も、もしかしたら親の不在に気がついていた(?)大家も
イクナイよな 「何やってんだよ」って話だ
ただ子供達だけで生きていくことの「壮絶」「美しさ」「愛」
を描こうと思ったら無責任(と感じる)大人の存在は必要不可欠
>>98 ドキュメンタリーではありません
104 :
96:2005/07/09(土) 03:57:05 ID:dpUO7rO7
>>97 設定のいくつかが気に入らないのはわかった
是枝批判もまあいい
で、この映画があなたは好きではないの?
率直によろしく
>>97 ドキュメンタリーではありませんよ
>>103 ドキュメンタリー=再現ドラマではない。
997 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2005/06/25(土) 21:12:52 ID:m8CISzrw
>>994 納得できるかできないかでしか映画を観てない。
現実をモチーフにしてる以上、答えは
現実にしかないよ。どっかのオヤジが
それを映画にして、そのオヤジなりの
解説でまとまってりゃ納得なのか?
簡単な話だね。
999 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2005/06/25(土) 21:42:31 ID:j5OzTCQO
>>997 >現実をモチーフにしてる以上、答えは 現実にしかないよ。
だからあんたはドキュメンタリー語ってろっての。
この映画はフィクションなんだから、答えは映画の中にあるべきなんだよ。
原作のある映画と同じ。
映画化されたとき原作との比較で語られるのは避けられん。
それと映画と原作は別物というのは別に矛盾しない。
現実の事件を素材にした以上事件に対する視点も問われてもしゃーない。
ドキュメンタリーとフィクションの関係で考えてるのは見当はずれもいいところ。
>>107 フィクション映画「誰も知らない」について語るのがこのスレ
映画の元になった事件について語りたいなら議論板にスレでもたてれ
109 :
名無シネマ@上映中:2005/07/09(土) 11:02:57 ID:weeXHOi5
こういう実話を元にしたフィクションでもあり、ドキュメンタリーでもない作品って、
実話のもととなった子供たちの了解を得ているのだろうか?
もし、得ていないのであれば、是枝監督は少々酷いと思うのですが・・・
特に、明君が弟、妹に八つ当たりするシーンは頂けないっす。
追い詰められた明君のいらだちも、理解してるつもりです。
まぁ、あの状況じゃ責められんわな。
私も幼いとき、いらだちで弟をに同じコトをしていた経験あります。
今でもそのことに罪悪感を感じております。
モデルとなった少年も、同じ思いの可能性はあるのでは?
作品を創る上で、リアリティの追求はわかりますが、
大衆が忘れ去った、他人の過去の古傷に触れるシーンを、
勝手に盛り込んで、収入、名声を得るとしたら96さんと同様に、
理由は異なりますが、是枝監督の成功を肯定できませんね。
ま、事件の関係者(子供達)の了解を得ているなら、問題ありません。
作品自体は評価してますんで。
20年前、TBSが実話をもとにしたドラマを放映する際、モデルとなった
本人から、「古傷に触れるからやめてくれ」と訴えたが、退けられて、
番組がオンエアーされたことを思いだしたもので・・・
ひでぇ話だわ。
110 :
109:2005/07/09(土) 11:14:10 ID:weeXHOi5
あ、スマソ。訂正しときます。
誤→勝手に盛り込んで、収入、名声を得るとしたら96さんと同様に、
正→勝手に盛り込んで、収入、名声を得るとしたら98さんと同様に、
96さんの意見も正しいとおもいますよ。
>>93 監督が意図して作った映画用の設定って解ってるのに
わざと実話と言い切るアナタはバカですね
子供達の人数や性別まで違うのにどこらへんがドキュメントなんでしょう
タイタニック見て「悲惨な事件なのにラブストーリーに仕立てるのは許せない」っていってるみたいなもん
元の話とぜんぜん違うから古傷もへったくれもないだろうが
長男ももう31歳なんだから
本気で文句あるなら是枝を訴えればいいだけの話
113 :
名無シネマ@上映中:2005/07/09(土) 14:02:43 ID:2/87sI9P
>>109 >まぁ、あの状況じゃ責められんわな。
観客にそう思わせられたとこが成功。
追いつめられた情況や罪悪感。
それでも寄り添って生きるしかない不可避な世界。
>>111-112 長男が人を訴える状況の大人に成長できているかどうかがまず疑問。
《生きる逞しさ》などと言う一見綺麗な言葉で、虐待や虐待死と言う壮絶な現実を直視しないで済む残酷さを選んでいるに過ぎない。
訴えろなどと言う人たちは虐待を受けて育つということがどういいことなのか解ってない。
自分が生まれ育った環境と全て同じ物差しでしか他人の痛みや状況を計れないから、虐待経験者としては恐ろしい。
0のラインに立てて初めて、人を訴えるなどという発想が生まれるんだよ。
物言わぬ弱者は映画の種にされて、古傷をえぐられても泣き寝入りしろと言うような鈍い感受性を疑う。
君らは虐待死していく子どもたちに訴えろと言える?
実在の事件をフィクションにすればよいという問題ではない。
是枝に真の才能があるなら、100%オリジナルの脚本で虐待や同じテーマを扱うべきだった。
彼がどんな人柄であろうと他人の不幸をダシに名声を高めたことに何等変わりはない。
虐待を知っている人間に言わせれば、人が苦しむ姿を勝手に脚色して、《生きる逞しさ》などと言われたくない。
これが本音。
他人の不幸は蜜の味
映画と現実の区別もつかないアフォがかなり紛れ込んでるな
普段から読んだ小説が映画化されると必ず文句たれるタイプだろ?
>>114 ここは映画のスレ。君、場違いで鬱陶しいよ。
モチーフになった長男の件で是枝監督を糾弾したいなら、別途スレを立てて語れ。
何らかの理由でスレ立てれないなら、俺が代理で立ててやろうか?
英語字幕で見たら、最初の方の食事のシーンで
茂の事が、「little Shige-monster」ってなってて、ちょっと和んだ。
あのキャラクターを表すのにピッタリだと思う。
公式の飛影くんのプロフィール、好きな食べ物に「にこごり」ってあって
これまた和んだ。
>>114 リアル長男の「今」を語りたいなら
議論板に「1988年-巣鴨置き去り事件-を語る」スレたてろ
この板では板違い
つか、お前はこの映画にかこつけて
自分の被虐体験語りたいだけちがうんか?
もしそうなら言いたい事全部ぶちまけて
さっさと終わりにしてくれ
実際の事件に基づくフィクションであることは100パーセント確かなのに、
原作と映画は別物という(これもひとつのイデオロギーですから)もっともらしい
言い訳に完全にだまされて映画だけでこの作品を肯定できるという無神経さはいかが
なものだろうか。
是枝の言い訳を真に受けられるとは本当に幸せな人たちですね。
完全に作り事と言い切れる人は現実の厳しさから目を背けたい人なのだろうか。
コンクリ詰め女子高生の再現ドラマが過去被害者遺族によって発禁された事態等
とは実はこの映画の問題は違います。是枝はただ現実の事件をいいように虚構化
して腑抜けた映画を作ってしまったこと、こちらの罪のほうが大きい。
現実どおりに作れとはいわん。ただ作るなら現実の事件と比較され叩かれることも
覚悟して映画を作れよ、というのはどの製作者に対してもいえること。
ID変えて、どこまで必死なんだよw
腑抜けはお前だ。とっととスレ立てろ。
>>121 別人だよw
必死なのはてめえらだろwww
長文オナニーレスが酷似している。
まあ、お前でもいいよ。スレ立てろ、ゴミが。
>>123 そんなに映画の中に閉じこもってたいのか?
誰も知らないでマスでもかいてろ、ヒッキーの糞はw
>>125 自分が理解できない考えや受け入れたくない考えがあるとすぐ「バカ」か。
頭の悪いやつは幸せだね、ほんとにw
なんだよ、被虐体験かたれねえのかよ。
んじゃこの馬鹿、被虐者でもないのに
>虐待を知っている人間に言わせれば、人が苦しむ姿を勝手に脚色して、
>《生きる逞しさ》などと言われたくない。 これが本音。
などとほざいてたのか。
あほらし
前の職場に
>>120がいたんだけどこいつの尻拭いはホント大変だった
皆
>>120にはうんざりしてたけど、
>>120本人は自分が悪いことしてる
とは思ってなかったよ、それどころか自分は出来る男だと思ってた節がある・・・
リアルだとすれば、やぎらっちの罪状ってなあに?
死体遺棄は確実だけど。
14歳。少年法。
うん、そうだけど
法律用語は知らないが、何の罪に該当してるのかってこと。
133 :
109:2005/07/09(土) 22:21:34 ID:weeXHOi5
>>120 是枝監督が、現実の事件をいいように虚構化して、腑抜けた映画を
作ったことが罪だとしたら、120さんは彼にどのような罰を与えるべき
考えておりますか?自分が神様になったつもり、権力者になったつもり、
モデルの少年になったつもり、この際何でも結構です。別スレで述べても
かまいませんよ。ご意見伺いたいっす。
134 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 01:01:11 ID:jT136H1E
>>133 たびたびスマソ訂正っす。
誤→どのような罰を与えるべき考えて〜
正→どのような罰を与えるべき「だと」
送信前にプレビューで確認してるんですが・・・
ダメな香具師ですた。気をつけます。
本編の方のDVDは買う事に決めたんですが、
「誰も知らないができるまで」のDVDは買う価値ありますか?
>>134 コンクリ事件の場合は被害者遺族が強固な連帯で松村監督のビデオに猛抗議した
ようです。でも考えてみてください。死人が出るまで気づかれなかった巣鴨の
彼らの親戚親戚等とどれだけの関係があるか・・・想像しても分かりませんが。
実際の事件に何か別の見方を与えるとかとより厳しさを表すとか、この監督いけすかない
が力作を作ってくれたと思わせられたらそれはそれで良いと思います。
それとモデルの人たちが怒るというのは別問題だと思います。
だから了解の有無は本人たちが法的に訴えない限りそれほど問題ではないのではないでしょうか。
実際の事件から諸々の厳しさをひいて、結果埋めに行くシーンを描きたかっただけとなれば、
それは作家としての是枝(もっといえばプロデューサーも?)に正直落胆と軽蔑を感じてしまいます。
確かにこの映画は完全なフィクションならそれほど悪い出来ではないと思います。
だから海外での評価も高いのでしょう。しかし私たちは実際の事件を知っています。
映画としてどうこうより人間としてどうこうと考えることも必要だと思うのです。
罪というのは人としても作家としても倫理感に欠けるということで、どうこういうべき監督とも思えない
というのが正直なところです。ただ過大評価に疑問があります。是枝以上に日本の映画界
に倫理観のある優秀なプロデューサーが存在しないということの方が問題なのかもしれません。
だから観客ももう少し賢くなって厳しい目で是枝監督の次回作を見るべきです。
具体的な罰にあまり触れてなくて申し訳ないがw
137 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 01:39:16 ID:Z+bZ5wt7
>>135 俺は買ってよかったと思ってるよ 安かったし。
さらに「あの頃のこと」ソニーマガジンズまで買った。
他に何かないかな?あれば買うけどw
>>137 レスありがとう。
オーディションの様子とか、かなり気になるので買ってみます。
シゲル役の子がどんな暴れ方してるのか楽しみ。
139 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 01:58:34 ID:Z+bZ5wt7
>>136 自分は134じゃないけどひとつだけ気になったので・・・。
実際の事件よりもソフトに描かれているのは、それこそが
是枝監督の倫理感ではないかと思う
より残酷に残虐に描かれていたら「倫理感」を疑ってしまわない?
ループになってしまうけど、これはドキュメンタリーではない
あくまでフィクションであり映画
是枝監督により「相当味付けされて」生まれた作品
140 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 02:01:29 ID:Z+bZ5wt7
141 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 02:42:29 ID:tICsorED
見ると鬱になる映画のスレはここですか
>>136 何が言いたいのかさっぱりわかんねぇよ
是枝なり制作会社に電話して、そこでうったえろよ
ここでする話しじゃねぇな
143 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 03:00:17 ID:tICsorED
>>139 是枝としては長男に同情的だったんだろうね。俺はどんな環境でもやるやつと
やらないやつがいることから長男が妹を折檻と称して暴行を加えたことはやっ
ぱり責任があると思う。もちろん一番悪いのは親と折檻し続けた友人だけど。
だからオブラートに包んだことは是枝なりの優しさなのは理解できるよ。
俺は作家としては突き詰めてない弱さだとしか思わないけど。
>>142 法的な話をしてるんじゃないんだから関係ないだろ。作品の話をしているんだから
制作会社に訴える云々は見当違いもいいところ。
受け入れられないならともかく、分からないというのは違う考えを理解する脳が
足りないだけ。
>>144 自分が理解できない考えや受け入れたくない考えがあると「脳が足りない」か。
頭の悪いやつは幸せだね、ほんとにw
146 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 03:31:23 ID:KTb2mvS+
長女の子が、いつ生理になるのかって思いながら見てたんだけど、最後までならなかったわ
>ID:wDyhWxgq
お前はこの映画にかこつけて
自分の被虐体験語りたいだけちがうんか?
もしそうなら言いたい事全部ぶちまけて
さっさと終わりにしてくれ
>>145 そこだけわかったんだ。余計に恥ずかしいねw
>>146 栄養失調だろうから、しばらくは来ないだろうねー。
でも沙希ちゃんがいるから心強いかな、と思う。
>ID:wDyhWxgq
嫌われてるよおまえ
151 :
109:2005/07/10(日) 06:23:54 ID:jT136H1E
>>136 う〜ん。つまり是枝監督は他人の過去の不幸をつついて、こねくり回し、
賞なり、収入なり、名声を得ているから、
観客は盲目的にもてはやすな。ってことですか?
製作側にモラルや倫理を期待できないのであれば、
観客側がしっかりせなアカンと。
それ、私にはキツいですね。特に映画は娯楽の目で観てしまいますんでw。
「だから観客ももう少し賢くなって」とありますが、あの映画を評価している
方々は賢くないとおっしゃるのですか?私はそうは思わない。断じて。
136さんも一緒でしょ?ホントは。
誰も〜は一見、ぬるい雰囲気を描いておりますが、厳しさもきっちり盛り込んで
ありますよ。だからこそ多くの方々の共感を得ているのでは?
誰も〜に限らず、「評価はするが、ちょっとコレは・・・」てな作品は私もいくつかあります。
それ全般的に語れるスレ、どこかの板にありませんか?
初心者なんで、イマイチわかりましぇ〜んw。
誰か誘導してくれないかなぁ・・・
「罰」についてはそれほど深くこだわってません。他の住人のレスと同様、
136さんのレスも納得してしまったんで、より詳しいレスを伺いたかっただけです。
レス、サンクス。
今までのレスの感想としては、あの映画でマジ泣きした方もいるのに、
その方々をだまされた無神経な香具師と喝破すれば、
誰かの逆鱗に触れるのでは?
「賢さ」「倫理感」など、語義をはっきりさせることは私にはできません。
ただ、136さんの言う「だまされた人」を「幸せな人」と述べるのも、
「賢さ」「倫理感」からほど遠い、「無神経な」行為なのでは?
ヲタがい賢明さまでの道のりは長いですなぁ〜w。
152 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 08:13:47 ID:EdoMWK0w
>136
心理学的には、多くの観客は、アキラたちに自分の寂しさや切なさ、やるせなさやを重ね、
それから、コンビニ店員や大家や母親に自分を重ねていく。
(親としての役割りをより強く意識している人ならば、母親の序列はもっと前に動くだろう)
観客が主観に揺らされる難しい作品。
そして、自分を重ねた観客は、無意識的に
その人自身の抱えている問題の種類や程度によって、
アキラたちを借りて表現された(理解してもらえた)と感じられたり、
まだ十分表現されていない(理解されていない)と憤りを感じたり。
ただし、是枝が表現の焦点は、悲惨な負の側面だけではでなく
その情況下でも、母を求める気持ちを抑圧しながら何とか生きていこうとする正の面。
自分の代理表現者として是枝をとらえる観客は、抱え持つ心情を
もっと代理表現して欲しい(まだ足らない)という強い思いを持って怒りを向ける。
これは自然な心理であるが、それは、是枝の責任ではないだろう。
この映画によって、これまで抑圧していた感情が意識に登ったなら
これを機会に、別の場で、それを見つめ直し、
新しい形で抱えられるように整理し直すのをお勧めする。
153 :
109:2005/07/10(日) 08:50:10 ID:jT136H1E
>>152 心理学、イマイチわからんのですが、ようするに、観客のこの映画に対する
評価は、観客自身の人生体験によって左右されるってことですか?
んでもって、136さんのように表現しきれてないと考える方は、
罪とまで言い切ってしまう。
この解釈でいいのでしょうか?
間違ってたらアフォ呼ばわりでいいんで、訂正してほしいっす。
むずかしいよ〜
154 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 09:40:02 ID:AHao0rSW
はい。そうなんです。
そして、直接的で救いのない悲惨な表現自体があれば
その気持ちが治まるかといえば、そうではなく。
どこまでいっても自分と重ねきれず足らないと感じる人もいるし、
逆に、そういう表現に直面することによって、
隠蔽していた救いのない自分を再確認することになってしまうので
よけい理不尽さへの怒りが監督に向けられることになる…という
パラドックスに陥ってしまう作品。
結局、代弁でを求めても代弁では救われず、
それぞれの現実で自分で向き合うしかないんです。
この作品は、それぞれが積み残されてきた自分の荷物に気づき
これまで大切にできていなかった思いを
これから大切にしていこうと思えるきっかけにもなる作品ではないかと。
155 :
109:2005/07/10(日) 10:25:10 ID:jT136H1E
>>154 レスサンクス。
ぶっちゃけ、このDVDを観たあと最初に思ったことは、
「やっと終わった。仕事、仕事」だったんですよね。
特にそれほどの思い入れのない作品だったってコトです。
このスレに書き込んでたら、なんとなく「誰も〜」の良さが
わかってきたような希ガス。
136さんの意見も納得しちゃってるんですが、このスレって
「作品肯定」でないと、話にならないのでは?
たとえそれが、無神経で幸せな香具師の集まりであったとしても。
ま、初心者のたわごとです。
個人的には、印象に残ったシーンは、コンビニの裏口や、玄関を、
子供達の実情を垣間見た大人が閉じるところっすね。何度も出てたはず。
売れ残りのコンビニ弁当を与えるシーンは、優しさと、その問題から目を
そむける為の、免罪符を得る思いとが入り混じってて、いいトコついてるなぁ〜
と思いました。その欺瞞を許せない方もいらっしゃるんでしょうが・・・
皆さんは、どんなシーンが「お気に」ですか?
136さんは最も不愉快なシーンで結構ですよ。
せっかく来たんですから、意見出しちゃいましょうよ。
156 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 10:48:12 ID:UUqGf0kT
漏れはこの監督の欺瞞が許せんね。
157 :
109:2005/07/10(日) 11:27:45 ID:jT136H1E
>>156 その意見は監督のコメントが根拠ですか?作品の表現方法ですか?シナリオですか?
それとも他の何かですか?
「全て」とおっしゃっても構いませんが、
もう少し絞り込んだ意見を、さしつかえなければお願いしたいです。
もう少し事件の通りに残酷に、悲惨に作ってもよかったんではと思うんだよね。
長男だって柳楽くんみたいに男前じゃないだろうし
下の子たちだっていつまでもあんなに可愛い姿でなんていられなかったと思う。
159 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 12:02:51 ID:Cau7aFBT
>>158 で、それで何を表わして欲しい?
残酷さ?事実への近さ?悔恨の啓発?
残酷や悲惨、絶望を描きたいのならこの事件よりも酷い話はゴロゴロしてる
この映画は凄惨さのなかにある僅かな希望や救いを描いたものだと思う。
沙希との出会いやコンビニ店員の存在は観ていて救われる瞬間だった。
161 :
109:2005/07/10(日) 12:55:42 ID:jT136H1E
>>160 それが156さんの「許せない欺瞞」なのかな?
私は許すも許さないも、不思議と腹が立たないんですが・・・
162 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 13:27:26 ID:Cau7aFBT
自分も腹が立たない。
というか、腹が立てられない。
自分がそれに怒れる存在なのかが分からないから。
この作品を語ろうとすると必ず現れる
映画よりもワイドショーが大好きな自称社会派、野次馬根性丸出しの偽善者ども。
こいつらの否定意見はワンパターンでもう聞き飽きたよ。
>>152 >自分の代理表現者として是枝をとらえる観客は、抱え持つ心情を
>もっと代理表現して欲しい(まだ足らない)という強い思いを持って怒りを向ける。
ここまでゆがんでるのはこの馬鹿だけだろうな。
映画監督は表現者ではあるが「自分の代理表現者」ではない。
観客は是枝の映画を「是枝個人の表現」として鑑賞評価批判するのであって
決して「自分の代理表現者」として鑑賞評価批判するものではない。
まだ足りないという強い思いがあるのなら、2ちゃんでえんえん何スレにも
わたって「代理表現として不満が残る」「ここはもっとこう描くべきだった」
同じ不平同じ不満同じ愚痴を垂れ流し続ける前に、文章でも絵画でも漫画でも
自主映画でも何でもいいから「てめーで自主表現」すればいいだけ。
>これは自然な心理であるが、それは、是枝の責任ではないだろう。
こきたねー自己肯定すんな。
そんなもん自然な心理でも何でもない。ゆがみまくったお前だけの心理だっての。
こーゆー凄まじい自己肯定、他人からの批判を「馬鹿にはわからないだけ」で
一蹴するごう慢さは、10年自室にこもってるヒキ板の真性ヒッキークラス。
165 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 13:53:03 ID:UUqGf0kT
こんなエグイ事件が起こったら、普通問題を掘り下げて再発を防ぎたいと思うだろ?
そういう映画がつくれないなら、何もしない方がマシ。
コイツは、どんな奇麗事を言おうと、金儲けのために事件を利用した。メイキングDVDなんてよくだせるな。
事件とは別物と言うなら、もっと設定を変えなきゃ意味ないじゃん。
結局実話の持つインパクトで客を呼びたかったんだろ?
この映画が完全にフィクションとして描かれてたら、ただの甘ったるい糞映画で終わってるだろうが。
>>165 この映画観て「子供を抱き締めてあげたい」と感じた母親いっぱいいるよ
充分再発防止に役立ってるんじゃない?
1つの事象を映画化しようと思った時、切り口って何通りもある訳で
監督の感じ方や表現の意図によって描き方も様々。
君のように平面的な思考回路の人は別の角度から物事を見るってことが
出来ないのかな、冷静に語ってると思えばすぐ逆ギレするしもしかして
ゲーム脳君なの?もっと立体的に物事捉えてごらん。
>>165 別に掘りさげも再発防ぎたいも思わんね。
簡単に書いてしまえば
「友人が幼い妹を折檻して殺してしまいました」
これだけの事件。
しかも17年前におきた事件ですでに風化しまくり。
是枝の映画が注目されなかったら巣鴨置き去り事件など
思い出しもしなかったろう。
エグイ事件など毎日のようにおきている。
例えば同様の「エグイ」事件には、去年福岡でおきた同級生殺人事件がある。
教室内で妹をカッターで殺された兄の視点みれば、
この事件は巣鴨置き去り事件同様に「エグイ」だろう。
あんたがなぜ、これほどまでに、この事件に固執するのか?
なぜこれほどまでに、この映画に固執するのか? 是枝糾弾に固執するのか?
そこをはっきり書かずにごまかしているから、
あんたの文章は「空回り」し続けて、まるで説得力がない。
もうウンザリだからいい加減、こっちのスレに移動してくれ↓
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/baby/1091211123/
>何もしない方がマシ
出た出た、口だけの偽善者の自己正当化。
毎度のパターンで心底ウンザリさせてくれる。
169 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 14:20:45 ID:1LxVMis+
>>164 あなた、勘違いしてますね。というか図星でしたか?
私は、作品に対しての肯定派でも否定派でもないですし、
もちろん作品への評価に対し、
自分や他者の感性を肯定も否定もしてませんよ。
そういうふうに作品を見ている人がいると
極一般的な心理学の視点から、
観客の潜在的な視点について分析を書いたまでです。
あなた一人興奮しているようですけど、
監督へのぶつけどころを失った怒りを
「自己肯定」だのなんだのとこちらに向けているのだとしたら、どうぞ。
170 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 14:23:58 ID:1LxVMis+
追加すると、
あなたが本当に怒りたい相手は、あなたの親自身なんじゃないかい?
>>169 他人がこの映画をどうみてるか「心理学的に分析」するんだったら
まず、膨大な量のインタビュー調査とデータ分析が必要。あんたは
そんな調査しえないだろ。
あんたが
>>152で書いてるのは、他人はこの映画をこうみているの
だろうという「憶測」であり、つきつめていけばそれは「あんたの
主観」にすぎない。
>>170 ありえねー。親との問題はとっくに解決ずみ。
んで結局
>>169-170は「話題そらし」にしかなってないわけだが。
あんたは映画板によくいる「レスが欲しいだけのレス乞食」か。
172 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 14:35:00 ID:d7wtXdVj
象になった少年はよかった
なんかリアル感がもっとほしかったと思うだけ・・・
ファッショナブルに描きたい作風なのかもしれんけど。
この作品は好きだよ。ただし自分的にはおとぎ話のように捕らえている。
ところで
今週、目黒で上映中だから、観に行こうか迷ってるんだけど、
観てきた人います?
目黒シネマの視聴環境はどうですか?
あと、同時上映の「トニー滝谷」って何?観る価値あります?
心理学は、「人が『映画をどう見るか』という狭義な場面」だけでの統計学など
ではないんですよ。心理学を甘く見すぎ。
それに、この程度の広義に心理学は、ものを制作するとき、普通利用するもの。
あと、話題そらしにしか見たくないみたいだし
これ以上言うとこっちも面倒くさいからもう終わりにしとこう。
まあ、自己解決でなく、本質的な解決が早くできると安らかになれるのにね。さいなら。
>>165 どんな優れた料理人でもすべての人を満足させる料理を作ることは不可能だろう。
99人が美味しいと言っても、一人位は不味く感じるかも知れない。
あなたは、自分が美味しく食べられなかったからって、
「その料理人はヘタレで腕が悪い。美味しいなんて言ってる奴らの味覚はどうかしてる」
って美味しく食べた人たちに八つ当たりしますか?
なんか、そういう人のような印象を受ける。
自分は、美味しく食べられなかったら
「ああ、皆が美味しいって言うから食べたけど、自分の口には合わなかったな」
って思うだけ。
で、それ以降は、その料理人の店に絶対行かなくなるだろうけど。
で、別の美味しい店を探しますw
所詮それだけのことじゃないの?この映画があなたの口に合わなかっただけでしょ?
口に合わない料理をこしらえた監督をいつまでも責めつづけるよりは
あなたの口に合う作品を生み出す監督を探す方が、前向きだと思いますが。
ちなみにあなたの口にあう監督や作品が知りたいです。
>>175 心理学とおまえがお世話になっている「カウンセリング」は別物だよ
わかってる?
178 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 15:47:43 ID:1LxVMis+
知ってるかな?
基礎心理学や社会心理学とかと臨床心理学は違うんですよ。
カウンセリングは臨床の方。
ま、素人さんは学術的なことは知らなくてもいいけどね。
すれ違いだし。
料理の例えがでてきたので便乗。
出演
是枝:外国で有名になったうなぎ屋の主人
巣鴨置き去り事件:料理素材としてのうなぎ
映画「誰も知らない」:是枝の料理した「うな重」
フツーの人の感想
この「うな重」は涙でてくるね。
タレに苦味、焼き加減に荒さは残るけど、是枝はいい料理人だよ。
うなぎ独特の臭みを抜いた上で、本来の味をうまくひきだしてる。
スレ粘着の感想
うなぎとは本来、川底の暗い泥の中に住むヌメヌメしたキモチ悪い
生き物。なのに是枝の「うな重」は、そのヌメヌメ感とキモチ悪さ
を殺してしまっている! こんな甘ったるいエセ料理が食えるか!
ヌメヌメしたキモチ悪い本物のうなぎを食わせろ!
>>178 ほう? あなたは素人ではないとでも?
あなたの学んだ「心理学」分野と今の専門領域をお聞かせ願いたい。
所属学会名と出身大学名もよろしく。
182 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 16:08:31 ID:N5sRyYpC
なぎら君って主演男優賞とったけど、うまいのかなー?
>>181 君が期待するような素人でもクライエントでもないことは確かだが
煽ったって、ここで所属学会なんぞつらつら言う馬鹿だとでも?
君こそどっち側なんだろうねぇ。
スレ違いは迷惑だろうからほどほにな。
>>183 >あなたの学んだ「心理学」分野と今の専門領域をお聞かせ願いたい。
これ↑についても無回答てとこがポイントだろうね。
あんたは「ただの素人」だって事がハッキリした。
>>180 オモロイ例えだ。ワロタよw
>>182 「なぎら君」って呼ぶ人、たまに居るよねw
男優賞は、タランティーノ以下去年のカンヌ審査員の“作品に対する”商業的支援であって、
決して柳楽君一人に与えられたものではない、と俺は思ってます。
柳楽君の演技は大して上手いとは言えない。(完全に主観ですので、あしからず。)
>>184 キミって、ほんとに分かりやすいレベルの煽リ方するな。w
どうせ専門領域を聞いたって玄人と信じない理由にするんだろ?
キミ個人の心理構造なんかには関心ないけども、
思考と感情が分離できず、思考が感情に侵食されやすいタイプで、他罰方向の解決要求型
そして、あるキーワードにあるパターンの食いつき方をする多くは…(以下省略)。
素人は分からなくても玄人なら分かるだろう。
もう遊びは終わり。
187 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 17:05:32 ID:UUqGf0kT
切り口うんぬん言ってる香具師はパールハーバーやブラックホークダウンみたい
な描写もOKなのか?実話を基にする以上、映画と言えどもマスメディアとしての
責任があるんじゃないのか?
>>175 君さ、大人ぶってるけどホントは15〜6才でしょ?
もうちょい、年がいけば違った見方も出来るようになるよ
今は、君が精神的に大人になる努力をしなきゃだね♪
>>187 ハリウッド映画には何も期待はしていないから、勝手に作れば良いんじゃないかな?
(ごめん、俺はパールハーバーもブラックホークダウンも興味が無いから観ていない。)
ただ、「戦争」と「風化した一事件」では、規模も重みも違いすぎるから、
比較対象としてイマイチでは?
監督はパンフで事件の元になった長男の少年が事件後母と抱きしめあって泣いたと
いうのを知り抱きしめてやりたいと思った述懐している。この映画を少年を抱きしめるような
ものにしようとしたらしい。つまりこの映画は人生の「正」の部分に焦点をあてたもの。
その描かれ方の上手さが監督の真骨頂。この映画を肯定する人はその監督のヒューマニズムと
演出を評価。否定する人はその監督のヒューマニズムに対して「偽善」であるとか「踏み込みの甘さ」
と考える。
つまりこの映画に対する評価の仕方はその人の信条や生き方を抜きにして語れない。
そして人の信条は相容れることも妥結点を見つけることも不可能である。
それが可能であると考えることこそ「偽善」である。
>>191 それはあんたの個人的意見にすぎんな。
つか、同じ事を何度も書かないでくれる?
一度でじゅーぶんなんだよ。
>つまりこの映画に対する評価の仕方はその人の信条や生き方を抜きにして語れない。
別にこの映画に限った事じゃないだろ。
2ちゃんに書き込まれるどんなつまらない意見にも、書き手の信条や
生き方が反映されているものだ。 それに対して相互に批判だの禿堂だの
煽りだの罵倒だの論争だのが繰り広げられているのが2ちゃん。
>そして人の信条は相容れることも妥結点を見つけることも不可能である。
>それが可能であると考えることこそ「偽善」である。
あんたの意見は説得力がない上に論理的に矛盾してるから叩かれている。
まずそれを理解しろ。
「人の信条は相容れることも妥結点を見つけることも不可能」よーするに
これは、幼稚な拒絶だろ。幼稚園児が泣きながら耳ふさいで他人の批判を
拒絶した上で、自分の意見だけ大声でわけわめきちらしてるのと一緒。
あんたは他人にエラそに説教たれる前に、他人からの批判に謙虚に耳を
かたむけろ。
194 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 20:11:40 ID:jT136H1E
>>187 マスメディアとしての責任とはどんなものでしょうか?
「パールハーバー」と「誰も知らない」に共通する
(ブラックホークダウンは観てないので上記の例でお願いします)
果たすべき責任とはどういったものなのでしょうか?
>>187 お前、書き方が曖昧すぎ。
1)パールハーバーのどの描写がどう問題なのか書け
2)ブラックホークダウンのどの描写がどう問題なのか書け
3)上記2点に対する「マスメディアとしての責任」とは何なのか、具体的に明記しろ。
パールハーバーもブラックホークダウンも
「実話をもとにしたフィクション」なんだって
わかってて書いてるんだろうな?
194にかぶったな。スマソ
197 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 20:19:35 ID:oxkwE70b
世界が対話で平和になれると考えてる厨房ですか?
と思わざるを得ない稚拙な遠吠えに見られるよ。
論理って何?そこからして考え方に違いがあることも分からないほど独善的
な君にはあきれるよ。
>>149 本当さきちゃんが居てくれて良かったよ
あの状況で生理になったらかなり悲惨
そこばっか気にしてみちゃったよ
>>198 「誰も知らない」の元になった事件はもっと悲惨で残酷なのだから
映画もそれにあわせて、もっと悲惨で残酷な内容にならなければならない。(A)
ってのがあんたの「論理」だろう。それに対して
この映画はフィクションなのだから、監督が元の事件を自由に料理していい。
元の事件に忠実でない事や、元の事件の悲惨さや残酷さを薄めている事は
問題ではない。(B)
と叩かれている。
普通なら(A)→(B)の一回で応酬は終了するのだが
異常な人間であるあんたは(A)の主張をえんえんとくり返し
スレ住人から(B)の主張の集中放火をあびている。
「集中放火には耳をかさず、これからも(A)の主張をくり返すぞ」と宣言してる
のが
>>191で「それは間違ってますよ」と申し上げているのが
>>193だ。
ここまで噛み砕いて説明しても、あんたには無駄なんだろうが、一応説明しとく。
>>200 AとBの中間もあるだろw
Aは必ずしも「もっと悲惨で残酷な内容にならなければならない」とは言ってない。
この時点でおまえの論理は崩壊。
203 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 21:35:47 ID:UUqGf0kT
>>195 問題点:
実話に基づいたフィクションと称して、そのあいまいな立場を利用し、
事実を選別、隠蔽、曲解し、結果的に都合の良い別の話につくりかえること。
このつくり話こそが実話であったかのような錯覚を視聴者に与えること。
これにより、対立関係にある一方の側、または製作者自身の正義、主張を正当化すること。
誤った認識を視聴者に与え問題の本質をぼかし、解決から遠ざけること。
マスメディアの責任:
上の問題点にあたるようなことをしないこと。真の問題解決につながるような
メッセージを世に送ること。
>>191 漏れは「踏み込みの甘さ」が気に入らないんだろうと思う。本当の敵(問題の本質)から
逃げてるから。傷を舐めあうのもいいが、進歩はない。
>>204 違うのはわかってるし、読む方もわかるだろ。
178にはアンカーついてないから177も入れた
206 :
204:2005/07/10(日) 21:54:33 ID:PpFdd/Ir
>>205 177は俺がお出掛け前に書いた
帰ってここ覗いたら、池沼の仲間入りさせられたと
おもってビックリした。
>>201 この馬鹿は
「(是枝が)現実の事件にあった責任の所在と現実の凄惨さを消してぬるぬるに
してしまっているのは罪だ」と
>>98で書いている。
これは「元になった事件はもっと悲惨で残酷なのだから映画もそれにあわせて
もっと悲惨で残酷な内容にならなければならない」と言っているに等しい。
くだらん揚げ足取りするな。
>>207 おまえアンチは一人しかいないと思ってるのか?
何が論理だ。笑うせるな。都合が悪くなるとあげあしとり?
論理の話からバカ等の人格攻撃にすぐに移行。2ちゃんねらー症候群だよ。
医者行きな。それかシネよ人格攻撃他者排除のファシストは。
>>203 それ、1)に対する回答にも、2)に対する回答にもなってないんだが?
つまりお前は
パールハーバーのどの描写がどう問題なのか具体的に書けないくせに
ブラックホークダウンのどの描写がどう問題なのか具体的に書けないくせに
>>187のような知ったかカマしてたって事だな。
どこがどう問題なのか具体例を示せないような事例を、中途半端にしか知ら
ないような事例を、例え話にもちだしてくるのはお粗末きわまりない。
> マスメディアの責任:
>上の問題点にあたるようなことをしないこと。真の問題解決につながるような
>メッセージを世に送ること。
小学生の作文かよ。あほらしくて話にならん。
>>208 アンチでも説得力のあるレスを書くアンチは評価する。
しかしお前のレスには説得力ないし、同じ主張のくり返しばかりで
いいかげんうんざりしている。このスレでお前だけは馬鹿と言われて
当然な存在。誰も同情しない。
>論理の話からバカ等の人格攻撃にすぐに移行
>それかシネよ人格攻撃他者排除のファシストは。
自分は人格攻撃してもいいが他人が自分を人格攻撃するのはダメって事か。
わかりやすいダブルスタンダードだな。幼稚そのもの。
>>210 お前は一人が奮闘していると考えている時点でお気楽なんだよ。都合の悪いことは
スルーか?
それと目には目を、因果応報って日本語知ってますか???
>>211 アンチがお前1人ではないのは自明だが
>>180にあげたようなスレ粘着アンチはお前1人だけだろう。
アンチはお前だろ
214 :
名無シネマ@上映中:2005/07/10(日) 22:48:35 ID:jT136H1E
>>203 まず、問題点ですが、これ、ニュース番組がやったら大問題ですね。
映画は脚本があって製作されるわけですから、結果的に都合の良い
話になるのは、やむ終えないのでは?
実話であったかのような錯覚は私にもあります。でもフィクションで
あることも承知してますよ。
製作者自身の正義、主張を正当化できなければ、映画はつくれないのでは?
映画に問題解決能力をもとめるのですか?ちょっと厳しい気がします。
観客の一部が(たった一人でも)認識をあらためて、203さんの
考えている「解決」にたどり着けば、娯楽映画としては大きな社会貢献を
成し遂げたと思いますが。出来なくても是枝監督を責める気はありません。
映画監督は、事件を題材にするときには、再現フィルムを作ることが
必須なのでしょうか?問題の本質をぼかさない手段は、私には「再現」しか
思いつかないんですが・・・
203さんのお考えになっている「問題の本質」とはなんですか?
そしてどのような「解決」が理想とお考えですか?
出来たら、映画のシーンや設定で、「問題の本質」をぼかしている
箇所をあげていただけると、わかりやすいのですが・・・
ここ、だんだん監督の糾弾スレみたいになっていってて
ひとつの作品として映画について語りたい人は追い出され気味になってるね。
実際の事件とこの映画の内容の相違について、監督に対して納得いかないなら
監督に直接届くように抗議した方がいいんじゃないの?
このスレでとやかく言ってたって、何も変わらないでしょ。
それこそ、この映画の中のコンビニ店員とかと大差ないよ。
216 :
名無シネマ@上映中:2005/07/11(月) 02:48:14 ID:tZc8XSBi
東京だと、今も戸籍に載っていない子供はいるかもしれないね。
そうした子供たちもいるということを認識できた点は良かったと思うけど。
「子供は親を選べない」まず浮かんのがこれ。印象に残るシーンはいくつか
あったけど、あまりにも悲惨で涙も出なかったな。自分は、心温まる山田
洋次監督の作品の方が好きだな。
>>215 おっしゃるとおりです。私も是枝監督と作品を肯定した上で
いろいろ印象に残ったシーンなどを語りたいんですが・・・
否定的な意見があるならあるで、もう少しわかりやすい言葉で
おっしゃっていただくと助かるんですけどね。
「無神経」、「罪」、「欺瞞」、「責任」、「問題の本質」、「解決」と
憤りを感じているのはわかるのですが、具体的な説明がないので
理解できません。orz
このスレ、是枝監督も含めた映画関係者の方がご覧になっている可能性も
あるのですから、そこのところをはっきりさせれば、「誰も〜」に不満を
お持ちの方の意見も取り入れられ、新作に生かせるかもしれないのに・・・
明君がゲーセンとかで無駄遣いする気持ちわかるな。覚えあるんでw。
お金が少なくなると、「節約しなきゃ」って考える一方、「もう、どうにでもなれ」
って勢いでパァーッと遣っちゃうんですよね。
ま、我に帰れば・・・○| ̄|_ ○| ̄|_ ○| ̄|_ ←こーなります。
>>217 解りやすく言っても多分きみのような人には解らないよ。
てか多くのこのスレの住人には解らないと思う。
どんな時も少数の言い分は大多数の人間の耳には届かない事が多い。
監督は充分解ってるし、確信犯だと思うね。
それでもいい人なんだというから、人間とは恐ろしいよ。
このスレの住人もこの映画を観て「つまんない。後味悪い」で終わる人よりは無神経などではなく、とても繊細なんだろう。
ただ人間は、感動の為に平気で人の不幸を脚色できるし、悲惨な現実を見ないように片目を塞いで平気で楽しめるというだけの話。
是枝監督も自分を悪だなどと、思わないほど優しさを持った人かもしれない。
でも彼の名声やここの住人たちの楽しみの影で
過去を思いだして、苦しんでいる人たちが居るかもしれない事を脳裏に置いておいて欲しいと思う。
>「どうせおまえにはわからない」ってより
>「他人が読んで理解できるようにきちんと説明できない」だけなんじゃないのか?
前スレ999より引用。
>219
おまえは黙ってろ
221 :
名無シネマ@上映中:2005/07/11(月) 06:39:51 ID:XGHeYthD
>>218 >平気で人の不幸を脚色
うん、してるね確かに よりソフトな方向に。
あるいは美化と言ってもいいかもしれない
>過去を思いだして、苦しんでいる人たち
に対する配慮ともとれないか?
あなたはこの映画が世に出たことに対して怒ってるわけでは
ないですよね?
ということは「何でリアルに撮らなかったんだ、生々しさが
足りないぞ!」と言いたいんですか?
違いますよね?
えーと、まったく「言いたいこと」がわからないんですけど・・・。
>>221 言いたいのは最後の一文。
要するに、ソフトであだろうがリアルだろうが、あなた方が楽しむ娯楽の影で
今も逃れられない運命に苦しんでいる【巣鴨置き去り事件】の彼等が存在している事を覚えてろという事。
それが解らないとしたら、やはり無神経だよ。見ないでくれたり、つまんねーで終わってくれた方がまだマシ。
〜茂可愛いよねー〜。〜YOUの演技が自然で良かった〜
個人的には妹の死の真相より、母親の描き方に監督のあざとさを感じて不快だった。
虐待を知る者にすればあの母親ののキャラはファンタジーの域だよ。
あれ程陰惨で悲しい事件を子供達の微笑ましい秘密の冒険程度に仕上げてる。
制作にあたり、実在の事件をモチーフにして犠牲者が存命である以上、制作者には彼等や社会への責任がある。
この事件がどんなに罪のない子供達を不幸に追いやったか・・・。
無知な親の身勝手が、未来あるはずだった子供の命を奪い、将来をいかに狭めたか、
そして虐待(育児放棄、食べ物を与えない)が彼等をどれほど苦しめたか。
少なくても、これらを作品に盛り込んむべきだった。
だが作品は活き々とした明るく健気な子供達の冒険物語に終始した
馬鹿だから相手の質問に的確に回答できーだけ
いつまでたっても、だらだらと同じレスをくり返してやがる。
馬鹿だから相手の質問に的確に回答できねーだけ
いつまでたっても、だらだらと同じレスをくり返してやがる。
しかもそのレスもポイントレスで曖昧だから
具体的に何が云いたいのか、さっぱり伝わってこねー
>>222 >母親の描き方に
同意はしないが、まあ言い分は判る。
参考までに聞きたいが、
この映画と、事件当時に監督が書いた脚本「素晴らしき日曜日」では、
どちらが良かったと思う?
「素晴らしき日曜日」……主人公が悲惨な現実から目をそむけて、
幸せな日常を妄想する、という話。DVD特典映像に収録。
>>222 1.お前は巣鴨置き去り事件をむしかえしてほしくない、と云っているのか?
関係者はまだ存命中だから、みんなの記憶から消えてしまった方がよかったと?
ならばこの映画は最初から製作されない方がよかったと云っているのか?
2.このスレでお前にだけは「虐待される者」の気持ちがわかるのだと再三、
主張しているようだが、お前自身には被虐経験があるのか、ないのか?
まずそれを明らかにしろ
3.事実をありのままに再現したら、この映画は、幼い妹を面白半分に折檻して
殺した長男の友人に対する非難と憎悪、無責任かつ利己的な母親に対する
非難と憎悪を最大限に煽る映画になるだろう。胸くそ悪い現実を胸くそ悪い
ままに観客につきつければ、お前がしつこく言及する「存命中の関係者」様
たちは満足なさるのか?
>>218 109にもう一度目を通してください。それでも私は「解らない人」なんですか?
「彼の名声やここの住人たちの楽しみの影で、過去を思いだして、
苦しんでいる人たちが居るかもしれない事を脳裏に置いておいて欲しいと思う。」
要望は既に満たしているはずですが・・・
それは他の住人(218さんも含めて)同じのはずです。もう既出の話なのですから、
別の話題に切り替えたく、217のレスをカキコしました。
仮に、218さんのおっしゃる「脳裏に置くべきこと」を忘れた住人がいたとしても、
責める気はありませんね。たった2日前のレスを脳裏に置かず、「解らない人」
と決めつける方と同様に。
文体でわかるだろうと勝手に期待して、コテハン解除したのが
マズかったかなw。ま、人間はど忘れしがちな生き物です。特に私はw。
「人間は、感動の為に平気で人の不幸を脚色できるし、悲惨な現実を見ないように
片目を塞いで平気で楽しめる」その通りです。戦争映画、ヒューマン、特撮、
サスペンス等、どのジャンルでも「感動」を強調するなら「不幸」の存在は織り込まざるを得ないのでは?
例としては、死、虐待、差別、事故、障害、投獄、病気、離別等ですか。
これ否定しますと、作れる映画、ドラマってかなり限られてしまうんですよね。
映画に限らずフィクションを鑑賞する際の、暗黙の了解だと思うんですが・・・
>映画よりもワイドショーが大好きな自称社会派、野次馬根性丸出しの偽善者
>hdYz33wm
あなたの事ですよ。自覚はありますか?
>>222 >無知な親の身勝手が、未来あるはずだった子供の命を奪い、将来をいかに狭めたか、
>そして虐待(育児放棄、食べ物を与えない)が彼等をどれほど苦しめたか。
>少なくても、これらを作品に盛り込んむべきだった。
「少なくとも」盛り込んでませんか?
「無知な親の身勝手が子供の命を奪う」はこの映画の流れの大半を占めてます。
「育児放棄」は子供が置手紙を読むシーンで、
「食べ物を与えない」は子供が残りのお金を計算シーンで、
間接的に表現してますよ。222さんは不足を感じるかもしれませんが、
「少なくとも」の要望は満たしてます。
この映画観た人ってほとんどが「子供達の微笑ましい秘密の冒険」
ととらえているんでしょうか?ハリーポッターと同列?
まぁ、彼も最初は伯父や従兄弟に虐められてましたけどね。
「ファンタジーの域」とはどういう意味ですか?「ありえない」と同義ですか?
私はあの母親のキャラは十分「ありえる」と考えてますがね。
私の知る限りでは、離婚時、あっさり親権を放棄したある母親が、
YOUのキャラとそっくりでした。
虐待を知る方には酷な話かもしれませんが、もう一度、「誰も〜」を観てみては?
レスを拝読する限り、作品を吟味しないでスレ内の各住人のレスだけで、
物事を判断しているのではないか・・・そのような感はぬぐえません。
この板を通して少なくとも住人に「覚えてろ」と求めるのであれば、
再鑑賞の手間、時間、支出は安いものなのでは?
確かに私にもイタいシーンあるんですよね。109で触れました。
でも、もう一回観ようかな。明日は105円で借りられるしw。
230 :
215:2005/07/11(月) 15:29:20 ID:I9begvt1
>>218>>222 このスレの住人には理解できないと思うのなら、どうしてこのスレにずっといるの?
そもそも、この【巣鴨置き去り事件】についてどれだけ知ってるんですか?
いくつかのサイトでの知識と、当時の報道を知っていれば、その時の記憶程度じゃないの?
この作品が世に出るまで、こんな事件があった事も忘れていた一人じゃないの?
制作者が社会に責任があると思うなら、この事件について徹底的に調べて
実際にどんな責任があるのか具体的に挙げ、被害者の苦しみを社会に伝える事で
そして初めて監督の罪を糾弾できるんじゃないんでしょうか。
でも、そこまで面倒な事はしたくないんでしょ?
なんで自分がそこまでやらないといけないんだって感じなんでしょ?
だから色々綺麗事ならべて、まるで被害者の代弁者にでもなったかのように
最もらしい事言ってるんでしょ。
本当に制作者の被害者や社会に対しての責任を問いたいのであれば
やるべき事は、こんな匿名掲示板に書き込む事じゃないんじゃないですか?
『誰も知らない』という映画そのものは高く評価しつつも、
解説書で「できれば長男を抱きしめたい」などとふざけた事を書いている是枝に、
私は心底ウンザリしている。
つまり、是枝裕和という人間に対してはアンチなわけだが……
だが、そんな私も、
>>218>>222のような輩を見ると、虫唾が走る。
是枝以上の偽善者がこのスレには少なからず居るわけだ。
「過去を思いだして、苦しんでいる人たちが居るかもしれない事を脳裏に置いておいて欲しい」だと?
何も出来ない、何もするつもりのない奴が、よくもそんな台詞を吐けるな……
この映画はファンタジーですから。純粋にファンタジーとして楽しめばいいんじゃない?
けど確かにこの映画は「リアルだ」とか反応しすぎると是枝の思う壺。余りも人が良すぎるというもの。
まあ世の中にはお人よしであることが美徳だくらいの考え方の人もいるからこういうこといわれると頭にくる人もいるだろうが。
>>230-231 似た経験を持つから充分代弁者かもしれない。
茂可愛い〜だの生きていく逞しさを感じただの、そういうレスを見る度それこそ虫酸が走りますね。
事件を調べて社会的に是枝を糾弾する・・・。
それもしない。自分自身の過去のおぞましい記憶を辿る事にも値するので、
どこかで生きてる母親を殺すか、カウンセラーの世話になるのは目に見えてる。
糾弾というよりいわば懇願してる訳です。
世の中の無神経と無関心に。
どうか映画と虐待を切り離してキレイ事にしないでくれと。
元ネタと映画の関係に対する考え方の違いで荒れてるのでは?
作品は作品だけで自立するという象牙の塔的な考え方
一方で作品は社会的コンテクストの中で考えられることを避けられないする考え方
この対立と作品に対する是枝の姿勢の是非に関する対立とが完全に混同されて
皆が違う方向向いて批判している状態だと思うのだが・・・・
>>233 映画板で事件との関わりを延々と繰り返すのは無神経じゃないの?
俺もおまえに懇願しますよ「もうやめてくれ」と。
己の主張も結構だけど、他人の感じる不愉快ってのも理解してくれな
>>233 あんたに質問が殺到してるよ。
>>230や私だけでなく、皆の質問に答えてあげなよ。
それと、
>>222と
>>233では、あんたの意見が矛盾しているように感じるよ。
あんたが望むように、子供たちの不幸や虐待の事実を映画でリアルに描いていたとしたら、
あんたは確実に、自分自身の過去のおぞましい記憶を辿る事、になったのではないか?
それは、事件の当事者も同じなのではないか?
というか、あんたの「似た経験」とは一体どんな経験だい?
それを具体的に語ってくれないと、他の偽善者どもと同様に、ホラ吹き呼ばわりされるよ。
>>235>>236 なんでそんなにつっかかかるかなあ。
論理論理いってないでちょっとは想像力を働かせてみれば?
監督が非難轟々を覚悟しながら昔の事件を描きたいと考えて凄惨に描く
のとオブラートにつつんで抱きしめたいと思って描くのとどちらが許せる
かって233は考えてるんじゃないの?
238 :
名無シネマ@上映中:2005/07/11(月) 17:47:26 ID:AypE3o1w
とりあえず222=233が人気者であることはわかった
客から一斉にブーイングを浴びる悪役の登場で
スレが大変盛り上がった ありがとう
母親、子供達、コンビニ店員の演技に高評価の方が
多いみたいですが、自分は明に万引きを促した
友人役の男の子を褒めたいです
子供らしい明るくさわやかな笑顔&糞ガキっぽいヤバい目つき
両極端を見事に演じていたと思う
>>238 ああ、確かにあの糞ガキはムカつくわ(w
あの表情を見る度に殴りたくなる。なかなかの名演だったね。
エンドクレジットに名前載ってるっけ?
242 :
215:2005/07/11(月) 18:22:37 ID:I9begvt1
>>233 質問の回答が支離滅裂な言い訳にしかなってない事、自分でも気付いてるんでしょ?
他の人も何人か言ってるけど、適した板に適したスレを立てて移動した方が良い。
ここは映画板の作品スレなんだから、あなたにとっては虫唾が走るという
出演者や作品に関するレスをする事を許されてる場なんです。
そういう点に関してのあなたの言い分は、喫煙コーナーに自ら入っていって「煙草を吸うな」と
主張してるようにしか思えないよ。
>>238 確かにあの子役はなかなか良い演技してるよね。
中学校の前で明の誘いを断ったシーンのやり取りとか上手かった。
>>242 喫煙コーナーのたとえ、すごくわかりやすいです。
>>238 明君に万引きを促すときの威圧感すごかったナ。
YOUはバカ母演じさせたら日本一かもしれんな
不思議と憎めない雰囲気もってるし・・・
監督はなんでまたYOUを起用したんだろう。
結果的には大成功だけど、結構な冒険だと思うんだけどさ。
YOUといえば、外国人はYOUというのが出演者の名前だって事わかるのかな。
「あなたも出演者の一人です」って感じに採ってしまう人とかいないんだろうか。
ドラマとかでよくある本能寺の変なんかもキレイ事にしすぎている。
幾ら邪険に扱ってたとはいえ自分の部下に焼き殺されてるんですよ?
生きたまま焼かれる悔しさを考えた事がありますか?
それを我が人生に悔い無しみたいに勝手に美化して…
しまいには♪人間50年〜なんて舞いまで踊らして。
あんな凄惨な事件をロマンティックに描く監督の無神経さと世の中の無関心さには虫唾が走る。
ドラマと事件を切り離して考えるこのスレの住人の感性じゃ理解できないでしょうけどね。
>>242 喫煙云々の例はとても明確だったけど、
結局の所あなたは喫煙の有害性は知っているんだよね。
ここで映画を語るのはまさか、喫煙ほど公私共に害を被るものではないが、
このスレは他人に迷惑をかけないように、
隔離された肩身の狭いマイノりティ達の集まりだと言うことな訳?
ここの住人の人達の選民意識のもたらす、繊細な審美眼は
芸術を楽しむという名の一方で間違いなく残酷で無神経な鈍さ、
リアリティの欠如した倫理感、感受性に繋がっていきます。
きけここ過去下痢? 微妙だな。
飛影くんは、岡けんたゆうたのどっちかに似てるな。
ええ声じゃない方に。
251 :
名無シネマ@上映中:2005/07/12(火) 01:39:09 ID:H1LfDldf
サキちゃんかわいかったね
サキちゃんがいるならあんな生活もありかな♪
>>251 そうか?
>>247-248、どっちもよくできたパロディだと思うが。
247は例の人のいつもの主張を皮肉ってるし
248は例の人の文章の意味不明ぶりをからかってるんだろ。
ユキちゃんが台から落ちる前にサキちゃんと最後に逢ったのはいつだっけ?
どんなシーンだったっけ?
紗希チャンに膝枕で寝ちゃった・・のシーンが最後じゃないかな?
直後に大家夫人が来て危機一髪?のシーン(ゆきチャンは寝ぼけ眼)
256 :
名無シネマ@上映中:2005/07/12(火) 02:27:01 ID:b549DHim
あの直後サキは明と喧嘩しちゃって、ゆきは明に「(サキは)もう来ねーよ」と言われていた。
257 :
名無シネマ@上映中:2005/07/12(火) 02:53:08 ID:1+Du/MrR
>>252 サキちゃんなんでいじめられてたんだ?
俺の観たDVDではサパーリわからん。
質問厨よ。。。質問する前に自分で考えられないのかよ。一体何を観ているんだ?・・・
>>259 まあまあ、しばらくスレ違いの議論ばっかりだったから、
話題を提供してくれている、と好意的に解釈しておこうや。
>>258 その件に関する説明は、監督の口からも一切無いよね。
よって、誰も知らない。
>>255-256 サンクス。それでずっと「サキちゃん来てくれないかなー」
「サキちゃんもう来ないのかなー」って言ってのか。
>>260 詳しくしらないけど、二枚組みDVD観た香具師なら
知ってると思ってね。サンクス
264 :
名無シネマ@上映中:2005/07/12(火) 15:47:07 ID:OvnbjfGx
家庭教師のTRYのコマーシャルに出てる女の子って
北浦愛ちゃんじゃない?
悲惨な話しだったけど、ラストシーンは
明るい未来を感じさせてくれる。
救われたよ
日曜邦画劇場で軽部さんがラストに希望を感じたといったら是枝監督はその点に関しては
否定してた(ように思う)。まあ監督の考えは監督の考えに過ぎんが。それともあれもアンチへの
ポーズなのか?・・・是枝不信・・・
>>265 俺には将来訪れる運命の前の
最後の楽しい思いでに映った。
DVDの初回版って、もうあんまり売ってないんですか?
今日発見して、衝動買いしてしまったんですけど
そんなに焦る必要なかったかな。
>>267 俺は、これからの明るい未来を暗示してるように感じたけどなぁ
明と沙希が結婚して幸せな家庭を築くんだよ
もちろん妹や弟もね。
サキと結婚するにしても
小学校入学すらしていないアキラには就職ないよ。
結局、サキが稼ぐ事になる。
そして…
次長課長って柳楽に似てるな
おそらく、おまえらは北朝鮮で餓えて死んで行く子供たちや、ルアンダの大虐殺を目の当たりにしても、希望の光が見えると宣うだろう。
そして、2ちゃんねるで自分の気に入らないレスを書く人間に本気で死ねと言い、
ダンサーインザダークのような映画を見れば「欝だ」「この不快感をどうしてくれる」と本気で被害者になるだろう。
そして我が身に振りかかる、わずかな災難も堪え難く、二言目には「欝だ、欝だ」と簡単に死にたいなどと言うかもしれない。
そんな他人の不幸が大嫌いで、(優しさからでなく、同情心を持つのが煩わしい)すぐキレ、不自然なまでにポジティブであろうとする現代人全ての
逆鱗に触れず、お気に召すよう、
中庸の精神で全てを丸く納めようと頭の悪い大衆に媚びへつらい、作られた作品が「誰も知らない」
是枝はお前らの軟弱さを見通してこう作った。
如才ないやつ。
>>270 小学校いってなくても事情が事情なんだからなんとかなるよ
それに明は頭いいみたいだし
あのタイプは成功するだろ
274 :
名無シネマ@上映中:2005/07/12(火) 21:35:05 ID:b549DHim
>>264 うん、そうだと思う。壁の影から家政婦みたいに顔出して、
「先生…(べんきょう)教えてよ…」ってやつだよね。
CM序盤は何か陰気くさくて「こいつ本当に愛ちゃんか?」って思ったけど、
家庭教師の先生にちゃんと勉強教えてもらえてるCM後半は可愛い愛ちゃんだったね。
「あれ?もしかして…」と思ったらあれやっぱり愛ちゃんか。
ゆきちゃんの誕生日に、駅までお母さんを迎えに行った帰りの
「いつかモノレールに乗って飛行機見に行こうね。」っていう柳楽くんのセリフが
激しく棒読みだなぁ。
基本的に棒読みなんだけど、あの場面がすごい印象に残ってる。
観たよ
純粋に楽しめた
自分は号泣してしまって楽しめはしなかった。
俺は例の巣鴨の事件覚えてたんで、冒頭のトランクの中身は
ネタバレと思ったくらい、簡単に推察できたが、
事件知らないで見た若いヤシはどうだった?
”意外”?”それとも”やっぱり”?
エンディングに、明るい未来を感じるか、
暗い未来の前のやすらぎを感じるか、
人それぞれってことか。
>>282 一瞬のやすらぎどころか絶望の深まりしか感じなかったw
284 :
名無シネマ@上映中:2005/07/13(水) 13:38:27 ID:YuQiztT6
>>282 ひとり少なくなってしまったけど、結局子供達は元の生活に戻るしかない
あの変わりようのない日々がまた始まる。って、感じたな。
邦画観て感動したのは久しぶりだ
いい映画だった
電車男にゆきちゃんが出てた
結構大きくなってたよ
映画の方
制服着た小学生の役
台詞なしのワンシーンだけだったよ
>>288 レスサンクス。
電車男の後にこの映画見たんで、全然記憶にない屋・・・。
隣の座席で眠りこけて落とした定期券を電車男にそっと戻してもらったのに、気持ち悪がる小学生の役だよー
>>290 あの子がゆきちゃんだったんだ!
やっぱり、かなり大きくなったね。
あの子だよー
顔つきは変わってなかったけど、背が結構伸びてた感じだね
>>280 途中まで見て、新しい家に引っ越すのかな、と思った。
今思えばなんておめでたい思考をしてたのかと思うけど。
294 :
名無シネマ@上映中:2005/07/13(水) 23:38:37 ID:vhgmXm6l
……柿買っちゃおっかな〜……
DTの松っちゃんのシネマ坊主2を立ち読みしたけど、
「誰も知らない」の評価高いね〜。9点つけてた。
前の時に、子供が主になってる映画は嫌いって何度も書いてあったし
YOUへの贔屓点でもないみたいで、意外でビックリした。
あの人の映画あんまり知らないのに解ってる風なのが嫌なんだよなぁ
もうちょっとおちゃらけて書いてるんだったらいいんだけど
既出かもしれんが、中学校の前で柳楽が「あいつんち臭ぇんだよなあ」って
陰口叩かれるシーンで、そのあと「まんこみてぇな匂いw」って聞こえるんだが、
実際なんて言ってるんだろう?
>>297 ワロタw
「生ゴミの臭い」とかそんな感じだったと思う。
この映画は曲も本当に良いなぁ。
「宝石」なんて、この映画の為に作ったのだと思ってたよ。
それぐらいピッタリ。
>>298>>299 あぁ、生ゴミかww 何度も聞き直してそれでもまんこにしか聞こえなかったよ。
恥ずかしい・・orz
自分も「宝物」の『氷のように枯れた瞳で〜』って所を
ずっと『鳥のように枯れた瞳で〜』だと思ってた。
間違えた、「宝石」だ・・・orz
逝ってきます
304 :
名無シネマ@上映中:2005/07/14(木) 23:11:29 ID:m57KlT4V
>>271 似てるよね!
誰も共感してくれなかったから、自分しか思ってないのかと思ったよ
305 :
名無シネマ@上映中:2005/07/14(木) 23:19:32 ID:kcyMJrOY
柳楽少年は将来期待薄。
彼がカンヌで賞を獲れたのは是枝監督のお陰。
306 :
名無シネマ@上映中:2005/07/14(木) 23:21:03 ID:PA9bYpKE
次長課長似てるw
男前の方
307 :
名無シネマ@上映中:2005/07/14(木) 23:28:19 ID:m57KlT4V
さきちゃん、日本人じゃないからイジめられてるのかと思った
>>307 俺もそういう邪推した。是枝はほんとにあくどいなあw
10歳にしてオッパイ晒された韓ちゃんはどんな成長していくんだろねぇ
なんか関係ない小説の表紙にもなってた気がするけど
311 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 02:16:59 ID:7dR+uMXS
>>310 俺は309じゃないけど、オパーイつうか全部晒してるよ
正直、ひどい映画だったな
>>305 さっき、めざましで坂本教授が「こいつは大物になる」って言ってたよ
313 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 12:29:53 ID:ogpITGAA
おまいら明日のいいとも柳楽くんでつよ
明日はいいともありませ〜ん
wwwww
月曜
地デジ、地アナ両方録画しよ
316 :
313:2005/07/15(金) 13:07:04 ID:ogpITGAA
すいません
舞い上がってしまいますた
317 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 16:03:39 ID:a/OS8XfP
初登場?
楽しみだな
318 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 19:24:17 ID:AilLmJud
常盤さんから柳楽君への流れはわかるんだけど
柳楽君は誰を紹介するんだろう?
是枝監督ならいいな 押尾兄貴になりそうな悪寒
柳楽の映画の番組見てたら北浦愛のトライのCMが途中に流れた
>>318 高橋克実か蒼井優あたりが有力。
それかダストの誰かかも。
321 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 23:09:54 ID:5FWKHJHr
意表をついて韓英恵ちゃんだったら最高にうれしいんだけど
322 :
名無シネマ@上映中:2005/07/15(金) 23:29:12 ID:eb1RHxr4
まだ象関係繋がりそう……フジあれにチカラ入れてるし。
そして多分柳楽くんは、今日常盤さんが持ってきた象よりひとまわりデカい象のぬいぐるみ持って来そう。
>>318大賛成。是枝さん希望。でも是枝さん呼んだら話が「誰も知らない」か「花よりもなほ」にいっちゃうね。
323 :
名無シネマ@上映中:2005/07/16(土) 01:12:21 ID:0WNtU8SR
タモリ:それじゃ、お友達の紹介を
客 :エエエーーー
柳楽 :えっと、弟分の木村飛影で
客 :・・・
タモリ:明日来てくれるかな?
木村 :オラ、わかんね(いいとも)
客 :・・・
押尾は・・・
是枝は無理だろうから、せめてyouにして欲しい
大手事務所ならマネージャーが決めてくれると思われ
YOUは先週出ちゃったよ。キム兄呼んだよ。
是枝あるかもよ
この夏、お台場冒険王で映画の解説ヤルらしいし
その宣伝の為に
329 :
名無シネマ@上映中:2005/07/16(土) 08:45:07 ID:oJCrBSu3
過度の期待は命にかかわる
>>311 ググってみつけたんでレンタルしてきたよ
ひどいって聞いてたからそれ程ひどいと思わなかったけど
ラストシーンを観たらやっぱりひどいと思ったw
でも、韓英恵ちゃんの存在感ははんぱじゃなかったね
江角も山口小夜子も完全に喰われてたよ、キキキリンさんと韓ちゃんの
存在が飛び抜けてた、ホント凄い子だと思った。
331 :
名無シネマ@上映中:2005/07/16(土) 20:31:24 ID:0T6oYLN6
ゆきちゃんって本当は明の友達によって虐待されて死んじゃったんだよね・・・。
家がどんどん明の友達のはまり場になってっちゃったみたいで。
気持ちは分かるけど、『ゆきちゃん』じゃないんだよね
巣鴨事件とは年齢や家族構成からして違うわけだし、
ここを混同し映画の人物と重ね合わせてしまうと、
先週のようなスレ荒れ原因になっちゃうんだろう
頑なに映画と現実は違うんだ!として映画に閉じこもるのも健全なあり方とは思えないが・・・
334 :
名無シネマ@上映中:2005/07/16(土) 22:21:50 ID:XMfh3/Iv
いや、でも違うから
実際の事件を題材にしているのに違う違う違う違う違うってそこまで擁護する理由ってなんなの?
完全なオリジナルでないことは明白なのにそこまでオタ度が過ぎるとかなりのドキュソと言わざるを得ないぞ。
モチーフでしかないんだから、普通に違うとしか言えないでしょ
実録モノではないんだし
そもそも巣鴨事件とやらを知らない俺には全く関係ない
「映画をみて、ここみて、そんな事件もあったんだ」ぐらいだな。
昨日初めて日本映画専門チャンネルで、今日はBSフジでと2日連続で見たんだが
2度目の方がせつなくて感情移入してしまった
何も無い様にゆっくりと進むストーリーライン。何気ない台詞の中にも意味があることに気づかされる
明とゆきがモノレールに乗って飛行機を見に行こうねと語り合う場面
一度目は見流していたが、この映画の中で一番ジンっと来るシーンとなった
ところで少し前のカルピスのCM「カルピスできたよ〜」に出演してたのゆきちゃん?
同じくBSで二日連続見ました。いやーー、ちょっと参りました。
こんなに静かで優しくて豊かで、なのにしっかり残酷な映画だとは思っていなかった。
参りました。ほんと。
>>338 無駄に長いかと思って
2度目は端折って見ようと思いながらも、
目を逸らせず2時間半が経過する。
341 :
名無シネマ@上映中:2005/07/17(日) 13:41:13 ID:IqRNKaFZ
DVD買うと、しばらくは中毒みたいに見てしまうよ。
さすがに自分はもう秋田けど。
DVD買っても一度ぐらいしか観ないよ
俺は
343 :
名無シネマ@上映中:2005/07/18(月) 04:53:35 ID:/mszthtq
DVD買ったのにマジでまだ一度も見てない…
まだプロモしか見てない…
いいとも柳楽くんでつよ
>344
萌々ちゃんからお花が……
大杉蓮か・・・
柳楽くん大人になったね。
しかしもう少し芸能人らしくしろw
>>345 見逃した。
ヤバイ!ジミー大西化してたw
349 :
名無シネマ@上映中:2005/07/18(月) 21:22:15 ID:ICN3cc7h
最近、家庭教師のトライのCMに出てる子って
この映画の長女役の子なのかな?
350 :
名無シネマ@上映中:2005/07/18(月) 22:34:49 ID:eRcWkoGo
おまえらのような残酷な人間と同じ国に住んでいるのが嘆かわしい。
人の痛みが解らない人間って最低。
唐突にどうしたの?
今見た。
号泣した。
明が母親の服を売ると言ったシーンと
宝石が流れるシーンは特に。
住所わかってんなら母親のとこ行けばいいじゃん、と
言った人を上のほうで見かけたけど、とても言えないだろう。
実の母親に「私は幸せになっちゃいけないの?」なんて言われたら、
幸せになって欲しいと願ってしまうだろう。
サキちゃんは偏見のないイイコだ。
354 :
名無シネマ@上映中:2005/07/19(火) 22:43:26 ID:zuOOyykX
>349
ずいぶん大きくなったなー
萌々ちゃんもなー
引っ越しそば食べながら家のルールを確認してるシーンが何か好きだ。
ユーさんいい演技するね。
jぽっぷのことぜんぜん知らないんだけど、
たてたかこって有名なの?
柳樂君はまた、貧乏で、臭いといわれ
自己中の母親を持ち、父親の違う兄弟姉妹と暮らしてたよ
しかしだいぶ巨大化してたな
360 :
名無シネマ@上映中:2005/07/21(木) 01:27:26 ID:cpCNJWjo
星になった少年だっけ?あれどうなのかな。ヤグラって私の好きな人とばっか共演するなーユウしかり常盤さんしかり
やぎら
362 :
名無シネマ@上映中:2005/07/21(木) 08:38:20 ID:cpCNJWjo
ごめん
>>360 本スレで誰かが書いてたけど、仔猫物語みたいな動物モノの映画だよ
正直、焦点が定まってないグダグダな内容だ
ヤギラ君は順調にカッコよくなってるけど、相変わらず演技は不器用w
なんか2時間ドラマスペシャル以下なんだよなぁ
でも、柳楽君はかっこええよ。
365 :
名無シネマ@上映中:2005/07/22(金) 21:27:57 ID:ZYggQBz6
さすがのヤギラも2作目の呪縛からは逃れられなかったってことね
366 :
名無シネマ@上映中:2005/07/22(金) 21:34:32 ID:jklmH6WZ
ちんこがぱおーn
まあ、そのうちいい作品に出れるっしょ
月9とかに出なきゃいいけど
368 :
名無シネマ@上映中:2005/07/22(金) 22:21:44 ID:3w6aCVyO
柳楽くん、髪染めちゃったのか…
370 :
名無シネマ@上映中:2005/07/22(金) 22:28:02 ID:QeGotmgO
誰も知らなインダ象ーーーーー
一回染めてまた黒いっすよ
372 :
名無シネマ@上映中:2005/07/22(金) 23:06:05 ID:qkSAm4Ol
前からこの映画気になってて今日やっと見れたよ〜!小さい頃施設に入る前はこの映画のような生活だったから昔を思い出してちょっと切ない気分になってしまった...今の私は平気!って気持ちで見たけどトラウマってやつは消えないもんですね
昨日スカパーで見ました
最後はえ?これで終わりっ?て感じだったけど
2、3時間したらなんかもう1回見たくなったよ
家庭教師のモライのCMびびったよ・・・成長しすぎ
と言うかヤギラさて演技上手い?
376 :
名無シネマ@上映中:2005/07/25(月) 00:46:26 ID:doQvigFq
演技っつーか、素がすごい。素が上手い。
Tシャツ脱いで壁とかにバシバシぶつけながら歩くシーンとか、すごいリアル
378 :
名無シネマ@上映中:2005/07/25(月) 11:34:06 ID:UXV1gEfy
昨日初めてこの作品見ました。
都立大在住なんでコンビニのとおりを見たときはビックリしました。
僕にとって柳楽君は
必要以上の「演技」をしないとこが魅力です
他の俳優さんの台詞の抑揚にリアリティーを感じないんですよね
小津安二郎監督の映画の様な感じでしょうか
リアルな瞬間を撮った撮影陣がすごいよね。
5人とも子供だし、意図してああいう演技ができるとは思えないんだけど。
>380
意図している人
京子、ゆき、YOU
意図していない人
明、茂
分類すると男女別になっちゃうんだよなw
ゆきちゃんは微妙だな
あれは素じゃないかな
>>381どうでもいいけどYOUだけ役名じゃないね
>383
スマソ
ただ、ツッコまれるなら
YOU じゃなくて紗希じゃないの?
だと思ってたw
385 :
名無シネマ@上映中:2005/07/27(水) 00:11:00 ID:omrt8wk2
>>377 よーく聞いみてると、「ふざっけんなよ…勝手にしろ!」みたいな事ぶちぶち言ってるよ。
階段数段すっ飛ばして降りてくあたりがよいね。
386 :
名無シネマ@上映中:2005/07/27(水) 19:41:55 ID:9NWHUCTf
YOUが使ってた透明グロスとアイシャドウってどこのかな?
あの赤いネイルはパラドゥだったね。
さっき見終わった・・・泣けた。
旦那は自分の幼少時代と重ね合わせるところがあったらしく、
さんざん泣きはらした後、お腹下してさっき寝た。
かなりショッキングだったようだ。
>>372 そのスレ読んだけどひどいねw
若い子(?)に人気あるのが意外だった。
私は最初に観た時は泣けなかった。ただただショックで、今私はクーラー効かせてDVD観てるんだと思うと胸が締め付けられた。2回目に観た時は展開がわかってるので「あーこの時こうだったからああなのか」とか思って泣けた(´;ω;`)
391 :
名無シネマ@上映中:2005/07/28(木) 01:48:56 ID:Yp75QwHa
おなか下しちゃったってすごいな・・。
>>388の旦那さんがぐっすり眠れていますように。
ワーと泣ける!という映画じゃないよね。
あのリズムに引き込まれて、シンシンと胸に辛さが溜まって行く映画だった。
彼らが生き生きと描かれているだけに、よりいっそう残酷さが身にしみるというか。
393 :
名無シネマ@上映中:2005/07/28(木) 20:41:02 ID:LUYA4o13
マキロンのCMでてる子って?
赤いネイルは、瓶の模様がポール&ジョーだったね。
クリアグロスはどこのだろう。私も気になった。
アイシャドウはディオールかな?自信無し…。
母を待つ京子の小指に、赤いネイルが少しだけ残ってるシーン、
マニキュアはあんな剥がれ方しないのにな…と思ってしまった。
もっとパキパキッ、と割れるように剥がれるような。
ゆきちゃんが死ぬ直前に
明がアパートに戻ってきた時
白黒のネコがストンと降りた姿にゾッときた。
このシーンが一番忘れられないかも
396 :
名無シネマ@上映中:2005/07/30(土) 10:28:38 ID:WDSXMoo8
アイシャドウはエスティーローダー
私も持ってるよ
韓英恵萌え萌えスレッドとかどっかの板にあるです?
399 :
名無シネマ@上映中:2005/07/31(日) 04:17:48 ID:e4K8s/rR
今見終わった
なんだこの気持ち
400 :
名無シネマ@上映中:2005/08/01(月) 02:23:22 ID:knfJYycX
さっきビデオ見終わってスレ読んでる途中なんだけど
>>222は誤爆だよね?
401 :
名無シネマ@上映中:2005/08/01(月) 04:32:53 ID:cRN0YSnv
どう見たら子どもの愉快な冒険譚に終始しているのか・・・
人それぞれだね。
402 :
名無シネマ@上映中:2005/08/01(月) 05:15:35 ID:Kb4AN5dW
すごくさわやかな映画だよね。一服の清涼剤とはこのことか。あの後も幸せな乞食生活おくってんだろうな〜
見たのは大分前だけど未だに忘れられないのが
干してる布団に顔うずめるシーンと
テーブルの上のコップたちと
ラスト埋めるとき震えてる手
細かい所にずいぶん配慮してるよな
>>400 現実とフィクションを区別できないカワイソウな人だから触れないであげて
>>404 というか、例えフィクションと区別できたとしても「子供たちの微笑ましい秘密の冒険」には決してならないなwww
406 :
名無シネマ@上映中:2005/08/01(月) 10:16:12 ID:qu9BUsG9
>>402 さわやか?清涼剤?
これもよう分からんなー。
DVD買ったけど、カンヌの映像はほとんど入ってないね。
期待してただけに、ちょっとショック。
>408
つできるまで
子供達の役名って、実際の事件と照らし合わせて
1970〜80年代に多かった名前を付けたのかなと、なんとなく思ってたけど
子供達に自分で考えさせたと知って、ちょっと驚いた。
平成生まれの子達の割には皆、流行っぽくない普通の名前つけてんな〜。
イマドキの子だからこそ、ちょっと古めの名前の響きに憧れてるのかも。
412 :
名無シネマ@上映中:2005/08/04(木) 23:31:30 ID:1XN0fYIb
好きな食べ物はうなぎ……好きな色は白。
うなぎは映画に反映されなかったね。残念。
413 :
名無シネマ@上映中:2005/08/05(金) 23:52:45 ID:lxLnMZUW
来年ぐらいに地上波で放送あるかな。
もう二度と観たくないです。
いい映画なのだろうということは何となくわかりますが。
親に捨てられた子どもたちが野垂れ死んでいくなんて、
今夜放送されてた「火垂るの墓」を凌ぐ暴力的な映画だと思いました。
415 :
名無シネマ@上映中:2005/08/06(土) 02:24:22 ID:wE2qc2R4
>>414 暴力的なだけの映画じゃないと思うけど…。火垂るの墓も然り。
まあ二度と見たくないなら見なくていいんじゃないの。
>>406-407 あんた達みたいに茂可愛い〜≠ニか言って
全くのフィクションを観るような姿勢で
スレに張り付いてられる無神経な人間へのイヤミじゃない?
釣りと思う神経すら鈍い証拠。
ノンフィクション馬鹿が搭乗かよ
なるほどね。
この映画ほめてる輩は
>>402みたいな見方をしているんだと思ってるわけか。
まあいいけど、もうちょっと自分と他人の頭分けていろいろ考えないと
狂人だと思われるよ。
女、こどもに弱い。そういう人も多いはず。
この映画たいした映画とは思わんし、是枝も嫌いだが、見てる間は戦略にまんまと
はまった。あの家族、女、こどもしかおらんし・・・
420 :
名無シネマ@上映中:2005/08/06(土) 05:07:38 ID:Nl2V2WOH
でもあのユキって子ころんであぼーんできて幸せだったんじゃないの?生きててもあの先ろくなことなかったんだろうし。。
>>420 映画の中では善悪はどうでもいい。そういうのは問うてないから。
でもここまで現実と隔離されて映画はやっぱりどうかと思う。実録・ドキュメンタリ−とフィクション
との関係とかそういう問題でなくて。
現実の世界では間違える可能性があったとしても善悪の判断をくださないといけないことがままある。
こういうこというとまたオタがドキュメンタリーとは違うとか素っ頓狂なこといいうのが目に浮かぶが。
>421
予防線ワロタ
そんなに不安か?
>>422 不安というよりはっきりいってウザイから。反応がいつも同じだから。
批判的な視点から作品についてちょっと語りたい、意見を聞きたい、というのもあるんでは?
全ての批判や問題提議が荒らしみたいに扱われる板だからな、ここは。
>423
そりゃ構わんが
最後の一行は、不要
つーか、ピント外れな批判して叩かれたからって、いつまでも恨みぶしで粘着されてもなぁ
なんか是枝にメールした香具師の言ってる事って
このスレのノンフィクション厨の言ってる事と同じような気ガス
>>421 一行目と二行目のつながりが見えないんだが。
この映画が母親や周囲の大人を断罪せずに描いているように見えることに対して
どうかと思うってこと?
>>425 読んだよ。面白かった。
>この作品を観た方々がどのような反応を示し、
>感想を持つかということに関して、僕は一切の責任を負うつもりはありません。
偉い!よく言った。
これは作品に自信があるから出てくる言葉だ。
あまりにも現実・実際の事件とはなれた描き方をしているから、
例えば「ネグレクトしても子どもってたくましいから平気じゃん」
などと事実を歪曲して捕らえる人がいる、それは良くない。
なんてさー、あんまり自分以外の他者を見くびらない方がいいんじゃないかなと思う。
自分がそれしか引き出せなかったの?とあらぬ腹を探られるよ。
監督のこの現実との距離の取り方が気に入らないってのは分かるけど、
この映画を真摯なものにしているのは、まさにその距離感こそだとも言えるわけだ。
432 :
名無シネマ@上映中:2005/08/07(日) 02:36:50 ID:Dd8aOkV6
>>425さん
が紹介していた批判(疑問を呈した)をした人の批判文読んだが、
「捨てられた子供の心理はこう働くハズ」
という私的価値観を前提として、物語の展開を批判しているね。
「明の境遇に置かれた少年は、躊躇はしても最後は万引きをする」
「親に捨てられた子供はその程度の差はあれ、必ず自分自身に価値を見出さなくなるはず」
って言い切ってるし。その価値観への自信がどこから来るのかが、まず不思議…。
まあでも、自分の価値観への信念の強さは是枝氏並かな…。
2人が分かち合うのは難しいでしょう。
>>432 福祉関係か、あるいは虐待経験者か?
とにかく専門分野だと自負しているんでしょう。きっと。
こと自分の仕事範囲内の創作物に対しては、
視野が狭くなる人多いよね。
そっから先は想像力の差だと思うけど。
それより
>>425読んでいて、
せっかく兄ちゃんが初めて野球出来たのに、妹死亡のフラグ立ちまくりだったので、
なんという残酷な話を書くんだ、鬼!・・・と凹んだのを思い出した。
直接的な残酷表現よりも
初めての野球とゆきの死みたいな残酷さの表現で作ったらしいね
435 :
名無シネマ@上映中:2005/08/07(日) 14:19:44 ID:Dd8aOkV6
>>433 専門分野と自負か…確かにそうかもしれませんね。
>>434 野球のシーン
初めて見た時は、明が憧れの野球しながら無邪気な顔をするので胸が熱くなった。
んが、2回目に見た時は、あの子の笑顔を直視できなかったです。
436 :
名無シネマ@上映中:2005/08/08(月) 02:46:01 ID:pTx7Xfq3
ゆきの死体にうじ虫が湧くぐらいのリアリティー出してほしかったね。綺麗な映像に逃げてるよ
これは放置版の「鬼畜」なんだよ
危険
2005年7月11日 吉田
遅ればせながら誰も知らないを拝見させていただきました。
子供達の姿、YOUさんの演技はすばらしかったです。
彼らの存在感は、この映画に対する賞賛の大きな要因になっていることは間違いないでしょう。
しかし、私はこの映画を見た後、怒りにも近い苛立ちと危機感を抱きました。
子供達を捨てた母親に対する怒りではありません。
この題材をこういう形で描いた監督に対する怒り、そして、それに対する世の中の賞賛に対する危機感です。
ドキュメンタリータッチで描いていながら、子供達の言動や心の変化はきわめてリアリティーに欠き、ファンタジーとなっています。
たとえば、初めてできた外の世界の友達に万引きを命じられるシーン。
明の境遇に置かれた少年は、躊躇はしても最後は万引きをするでしょう。
そしてその行為こそが、少年の心の隙間、初めての友達にすがりつきたい悲鳴を表現するのではないでしょうか。
子供の心は子供のルールで変化するものであり、大人の心の方程式は当てはまらないと思います。
それゆえに、ゆがんだ時は大人の想像を超える残酷さや大胆さとなって表面化するときがある。
そうしたリアリティーがなかったように思います。
明の言動が大人の方程式で理路整然と描かれていたように感じます。
また、リアリティーのなさにつながった決定的要因は、子供達がみな、健全に自分自身を大切にし続けていること。
親に捨てられた子供はその程度の差はあれ、必ず自分自身に価値を見出さなくなるはずです。
そしてそれが子供を自傷行為や他者への暴力、脱法行為に向かわせる。
残酷な描写を含まなくても、自分を無価値と感じている子供達を表現することは可能だったのではないでしょうか。
監督は「置き去り事件のようなことが再発しないためにも映画を見てほしい」という趣旨のことをどこかでおっしゃっていましたが、
もし本当にそう思っているのであれば、この映画はまったくその意図に逆行すると思います。
本当にそう思ってこの映画を作ったのであれば、監督ご自身が巣鴨の事件の本質を理解されていないのではないかと危惧します。
子供達の幼少時の経験は、人格障害などの形で一生涯にわたってその後の人生を汚染します。
その重みを本当に理解していたらこの映画は作れないのではないかと思います。
同様にこの映画を賞賛する人達はその重みについて誤解し、危機感を欠いたまま分かったつもりになってしまうのではないか、と危惧します。
これはフィクションです。しかし、実際の事件をモチーフにしていることを前面に出している以上、見るほうはその事件と結び付けて見ます。
そしてフィクションだといわれても、ドキュメンタリー風の演出もあいまって、観客はこの映画をリアリティーとして見ます。その影響について、監督はどのように責任を負われるのでしょうか。
蛇足ですが、人々に問題意識をもってこの映画について考えてほしいと思っていらっしゃるのであれば、HP上に賞賛のメッセージのみではなく、批判意見も載せてみてはいかがでしょうか。
もし監督に今もドキュメンタリーの精神が生きているのなら。
2005年7月28日
(前略)
さて、本題。
少し前に吉田さんという方から「危険」と題されたメッセージが送られて来まして、
とても刺激的な、というか挑発的な(笑)内容だったので、これは何か反応しなくてはと思っていたので、ちょっと思ったことを書きますね。
吉田さんは、この『誰も知らない』がリアリティを欠いたファンタジーになっていると指摘されていて、その根拠のひとつとして「万引きのシーン」を取り上げています。
「明の境遇に置かれた少年は、躊躇はしても最後は万引きをするでしょう」と。
すごく重要なポイントなんですけど、僕がどう考えたか、というと「しないとしたらどういう状況が考えられるだろうか?」ということだったんです。
そこが出発点。
で、友達に誘われる前に一度、コンビニの店長に疑われるという体験を彼にさせました。
そこで住所を訊かれ、「警察」という言葉を店長から発せさせました。
明としてはそのような結果を招いてしまうと、兄妹たちの生活が壊されることになりかねない。
その危険性を察知しているからこそ、友達にゲームのような形で万引きを誘われても、しない。
そのように考えました。
そしてそこにはまさに「ああいう子は万引きをするはずだ」という思い込みに対するアンチテーゼを含めたつもりでした。
平泉成さん演じる店長は「お父さんいないの!?」と「それで万引きをしようとした合点がいった」というニュアンスでつぶやきます。
まさに、それが世間の眼でしょう。
僕は、明という主人公の中で起きている葛藤を、そのような「世間の眼」の届かないものとして描きたかったのです。
吉田さんはリアリティの無さのもう1つの理由として「明の言動が大人の方程式で理路整然と描かれていた」ことをあげています。
僕は明の言動を、理路整然と描きました。
まさに大人のように。
それは彼がこどもであることを奪われているからです。
そして逆に、母や父であろう大人の男たちをむしろこどものように描いたつもりでいます。
だから、その点に関しては吉田さんの指摘は的確だと思います。
しかし、あえて作者として反論させてもらうとすると、もちろんこれは推論と僕なりの類似する実体験から来る想像ですが、
明のような状況に置かれたこどもは、そのような「大人」としての振る舞いをするのではないか・・・と考えています。
僕はこの映画を、そんな「大人」として生きてきたひとりの少年が、ふとしたきっかけで誘われて野球をする、というそれこそ「こども」としての時間を過ごすことで、
逆に永久にそのこども時代に別れを告げる話である、というように捉えていました。
その為にも彼の言動は大人のそれとして描いておく必要があったと考えています。
どうでしょう・・・・・。
吉田さんは僕が「置き去り事件のようなことが再発しないためにも映画を観て欲しい」と話していて、
もしそう考えているのならこの映画は「まったくその意図に逆行する」と述べられています。
「親に捨てられた子供はその程度の差はあれ、必ず自分自身に価値を見出さなくなるはず」で、
「それが子供を自傷行為や他者への暴力、脱法行為に向かわせる」のだ、と。
つまり、このような状況に置かれたこども達のそのような行為を描いてこそ、社会への警告として映画がその役割を果せるのではないか? という指摘でしょうか・・・・・。
以前にも「この映画を観たら、バカな母親は、子供はほうっておいても勝手に育つと勘違いしてしまうのではないか?」といった趣旨のメールが寄せられていたことがありました。
吉田さんは「その影響について、監督はどのように責任を負われるのでしょうか」と書かれています。
まず、僕はこの映画を置き去り事件再発防止を目的として作ったわけではありません。
僕の取材をした記者の方がそのような記事のまとめ方をしたことは、あるかも知れませんが、
僕自身がそのような趣旨の発言をしたことは全く無いと断言できます。
すごく本質的な話なので批判を覚悟であえて書きますが、
この作品を観た方々がどのような反応を示し、感想を持つかということに関して、僕は一切の責任を負うつもりはありません。
「負える」という作者がいたとしたら、そのことの方がよっぽど危険だし、傲慢だと思います。
表現とはそういうものです。だからその意味では吉田さんが言う通り「危険」を伴う行為だと思っています。
だからこそ、その自覚は忘れずに慎重になる必要はもちろん求められるのですが、観た側の心理の動きは、はっきり言ってわかりません。
作り手の立場の傲慢な発言だと思われるかも知れませんが、
僕自身は観る側として他者の作品に触れるときにはそんな受け身の態度で接していないですよ、はっきり言って。
逆に言うと、例えばこの映画を観た100人が100人とも
「ネグレクトはいけない。放っておいたらこどもは大変なことになる」といった同一の感想しか持たないとしたら、
それはとても気持ち悪いとは思いませんか?
そのような画一的なメッセージしか観たものに生みだせないとしたら、
それこそ、それは作品ではない、コミュニケーションですらない、洗脳であり、ただのプロパガンダに過ぎないのではないでしょうか・・・・。
僕はそう考えます。
最後にひとつだけ。
吉田さんは「もし監督に今もドキュメンタリーの精神が生きているのなら」批判意見も載せてみては、と書かれていましたが、
このホームページ上のメッセージには出来るだけ幅広い感想を掲載したいと思っていますから、
個人的な中傷の類や、あまりに意味・意図の不明な文章である場合を除いて、批判意見も掲載するようにしています。
で、「ドキュメンタリー精神」というのが何を意味するのか僕には今ひとつわからないのですが、吉田さんのここまでの文章から想像するに、
作品を通して社会にその「矛盾」を訴えて改善していくことを目的とするような態度を指すのだとしたら、
それは「ドキュメンタリー」というものの捉え方自体が間違っていると思います。
間違っているという言い方が強過ぎるなら、せまく捉え過ぎています。
「ドキュメンタリー」というものは、最初から目的が明解なプロパガンダとは異なり、
(取材)対象との関係の持続とその変化を同時進行で記録していくものだ、と僕は捉えています。
だから時として、当初意図していた方向とは全く逆の着地点に辿り着いてしまうこともあります。
それが面白さであり、難しさであり、自由さであり、ドキュメンタリーの持っている「危険さ」であると思っています。
そのような自由な「精神」は劇映画というジャンルに取り組む時にも忘れないでいたいと僕は思っています。今でも。
長くなりました。これで終わります。
刺激をされたので、又、少し、自分の中でも整理がついたみたいです。
それでは又。
是枝裕和
このスレのドキュメンタリー厨の実名は
吉田だって事ですか?
445 :
名無シネマ@上映中:2005/08/08(月) 22:31:19 ID:4Mxvy1ZW
このスレの
>>93>>94>>97さんあたりと近い感じの批評だよね。
>>98の「映画的信念に基づく確信犯」ってのは当たってると思うが、
これがあるからこそ、この映画は評価されてるんだとも思う。
映画だからフィクションだからこそ、断罪しないという立場は、
映画人として真摯なものだろう。
映画をそこまで特別視してよいのかという象牙の塔への疑問は当然あってしかるべきでは?
断罪しないことが誠実かどうかは考え方の違いだから肯定も否定もあるのが当然。
でもドキュメンタリー厨とかいうのは見当違いもはなはだしい。
447 :
名無シネマ@上映中:2005/08/08(月) 23:00:23 ID:XnTZaWAk
>僕はこの映画を置き去り事件再発防止を目的として作ったわけではありません。
ここも賛否が分かれるとこだろうね。
現実と切り離したところで映画を評価してる人と
現実の事件や虐待などの社会問題の啓発と絡めてしまう人では
そもそもの立ち位置が違うんだから、ずっとかみ合わないと思うよ
しかも後者は往々にして前者に対しても不満であり、糾弾的レスをつける傾向にある
前者にしてみれば、そこは別問題ないし力点をおかずに鑑賞したわけで
糾弾されても反発するだけだろう
449 :
名無シネマ@上映中:2005/08/08(月) 23:52:01 ID:UdMaa+vJ
そんなことより、長女役の北浦愛ちゃん可愛すぎ。
まじロリ好みの顔だって、あれは。
そんな愛ちゃんのパンチラを撮らなかった是枝は犯罪ですよ?
撮る機会いっぱいあったでしょ?
まあ、プライベートフィルムのほうはどうなってるか知らんがw
氏ね
お前も氏ね
先生……
先生、答えてよ……
メールじゃなくて、私の質問に……
何だよ、結局この映画のオタはロリコンが大半だったんだねw
ショタの趣味はないと思ってたけど
茂も明も可愛いと思ったw
457 :
名無シネマ@上映中:2005/08/09(火) 02:33:48 ID:NheWZd82
>>448 糾弾という言葉はしっくり来ますね。
映画はプロパガンダではない、という前提に立ちたい者としては、
この映画の視点は支持したい。
あと。現実と切り離して鑑賞するというけれども、
この映画は現実と同程度、あるいはそれ以上の「残酷さ」を、
物語の中で語っていると思うよ。
それは受け取る側にもよるんだろうけど、少なくとも自分は、
なんと静謐に残酷さを描く映画かと感嘆した。
458 :
名無シネマ@上映中:2005/08/09(火) 03:37:53 ID:88wIzHrx
良く聞くけど、北川絵美とか言うAV女優がコレに出たとか騒いでいるが、どのくらい何の役で出たの?
たぶんちょい役で少しだけだと思うが。
>>457 現実と切り離しての「現実」とは現実の巣鴨事件という意味で書いた
>458
エンドクレジットには出とらんかったけど
>>458 ワンシーンらしいが、それがどこなのかは、誰も知らない。
>461
それって単にロケに出くわして
ドサクサに紛れて見切れてただけじゃないのw
吉田みたいな低能に答えなきゃならんとは監督も大変だな。
吉田はここみてるだろ?
例えば
アメリカが、事実をモチーフにしたフィクション、と断った上で映画
を撮ったとします。タイトルは「誰もしらない原爆」
日本にやむなく原爆を2発落とした。
しかし、犠牲者の死因はすべて原爆ではなく栄養失調であった、という内容。
事実をモチーフにしたフィクションだからと言って、「演技最高!感動しました!」と言うほど
日本人は単純じゃないでしょう?それは、原爆で受けた傷を私たちの間で多少なりとも
共有できているからだと思います。だから自然に犠牲者の人権と名誉を守りたいと思うのでしょう。
この置き去り事件は、原爆に比べ、社会の認知度も低く、犠牲者の受けた傷を私たちの間で共有し
にくいかもしれません。しかし、死者の数としては少ないですが、原爆の犠牲者と同様、不当な
扱いを受け命を落した犠牲者がいるのですから、決してその人権・名誉を軽んじてよいということは
ないはずです。
折檻されて殺されたのにも関わらず衰弱死にすり替える、加害者の存在を隠す、また、
このような事態を引き起こす原因となった背景−両親の責任をうやむやにするような描写は、
犠牲者にとって屈辱ではないでしょうか。
もちろん、犠牲者がどのような想いで死んでいったかはわかりません。けれども、少なくとも人の死因
については事実をそのまま伝えるべきだと思います。モチーフにするのは結構ですが
人の死の原因をすり替えるというのは、その人の人生に対する侮辱ではないでしょうか。
皆さんのお子さんが、よその子供に殺されたにも関わらず、衰弱で死に、加害者などいなかった、という
ふうに描かれたらどう思いますか。事実をモチーフにしたフィクションと称して。
劇中ではその存在が最初から消されている、先に死んだもう一人の子供が哀れでなりません。
これも事実をモチーフにしたフィクションという理由で許されるのしょうか。
吉田、話をループさせるな。この池沼が
467 :
名無シネマ@上映中:2005/08/13(土) 02:59:31 ID:5iSG0GnG
誰が誰に対して赦されるか赦されないかを決定するの?
アポロじゃなくてサクマ式ドロップスだろ〜
吉田みたいなこといってたら全ての歴史映画は廃棄処分だな。
死ね
映画に多くを求めすぎだよ。
一表現手段に過ぎないんだから。
劇場も含めて、けっこう見てるけど
どーしてもキムキム兄やんの、スルメか何かつまみを食うときの
クチャクチャいわす音が
気に食わん
料理人ならわきまえれやヾ(´ω`)ノ゙
472 :
名無シネマ@上映中:2005/08/14(日) 22:10:09 ID:LJdVz93c
>>471 だらしない駄目なおっさんの役なんだからあれでいい
むしろGJ
なんでかな?吉田のスレ読むと、
虐待経験者に対する同情が薄らいでく・・・
こいつが哀れんでる奴等にとっても
案外迷惑なんじゃないのw。
是枝監督より罪重かったりして。
474 :
名無シネマ@上映中:2005/08/15(月) 03:35:57 ID:ZtPX6izf
なんて言ったらいいんだろう。。
洋画でFunny Gameって作品があってそれ見た時の後味思い出した。
映画自体は引き込まれたしおもしろいと思えた。
ただなんか怖い映画。明るい怖さみたいな。
ここでファニーゲームが出てくるとはね
476 :
名無シネマ@上映中:2005/08/15(月) 19:23:05 ID:ZtPX6izf
うん。なんか雰囲気が似ている気がして。
マイナーですんません
実際の事件をそのままってわけじゃないんだね
かなり柔らかくしてる
怖いよね、この映画だけで怖いって言ったら現実の事件はもっと怖いんだろうけどさ
なんだかたまんない映画だ
478 :
名無シネマ@上映中:2005/08/15(月) 22:18:29 ID:ZY+Ffi1R
つまりこの監督は、自分自身の不幸を切り売りする柳美里と同じ感覚で
この事件を捉えたんだろうな。
下品な言い方だが、この事件の内容を知った時「使える」とでも思ったんだろう。
そりゃ全くの創作よりも、「実際の事件をモチーフに・・・」とでもつければ
インパクトはだいぶん違うからな。
ついでに一から話を考えなくてすむし。
まあ、三流映画監督のやりそうなことだな。
479 :
名無シネマ@上映中:2005/08/16(火) 20:30:12 ID:K8oUh9GA
480 :
名無シネマ@上映中:2005/08/16(火) 23:41:40 ID:TKQJ31tB
日航機墜落事故(死者520人)の遺族は、事故再発防止を目的に
遺族による文集「茜雲」を出版。
巣鴨子供置き去り事件 (死者2人)から是枝(事故とは無関係)は
フィクション映画「誰もしらない」をつくり
「僕はこの映画を置き去り事件再発防止を目的として作ったわけではありません」
と言う。
481 :
名無シネマ@上映中:2005/08/17(水) 02:10:11 ID:7UUOuIwq
482 :
名無シネマ@上映中:2005/08/17(水) 02:13:29 ID:DQE8/HeO
あのあとユウはぶちこまれてくさい飯食ったんでしょ?
確かにリアルに見てしまうと生ぬるい感じはぬぐえんわな。
実際の事件を知るはずもない外国で受けているというのはある意味納得だね。
484 :
名無シネマ@上映中:2005/08/17(水) 18:59:36 ID:2dFR8LcV
485 :
名無シネマ@上映中:2005/08/17(水) 23:34:37 ID:QQaviAYf
>>484 じゃあファンタジーとして鼻でもほじってみてろよ。へいわでひまだね。
486 :
名無シネマ@上映中:2005/08/18(木) 04:25:21 ID:/ZvQV2c6
この映画子供達が一度も泣かなかったことがすごい胸につまった…最後のシーンは鳥肌たつほどゾッとしたけど…
誰も知らないって
社会に存在しないって意味なんでしょ?
怖いね
488 :
名無シネマ@上映中:2005/08/18(木) 14:05:56 ID:/ZvQV2c6
この映画ってある意味ホラーだよ…
そういえば柳楽って同じ設定の役続いてるねぇ〜
489 :
名無シネマ@上映中:2005/08/18(木) 15:22:33 ID:eluBTRY+
>>481 こう言いたいのでは?
日航機の遺族が失ったのは最愛の家族であり、悲しみが最も深い。
遺族は家族の死を無駄にしたくないと思い、事故再発防止を訴える。
置き去り事件の遺族(両親)は、同時に加害者でもあり発言力はない
と言っていい。はっきり言って蒸し返されたくない。
そこにつけこんだ第3者・是枝(事件で受けた損害はゼロ)は
オナニー映画をつくり、堂々と
「僕はこの映画を置き去り事件再発防止を目的として作ったわけではありません」
と言う。
要は、是枝は社会的弱者と、その子供の死をいいように弄んでいる、と。
490 :
名無シネマ@上映中:2005/08/18(木) 18:57:37 ID:/ZvQV2c6
えっ監督がこの話しの関係者が何も言えないことをいいことに名誉のためにこの映画を作ったって意味?
偽善。監督の発言を鵜呑みにするなどおこちゃま。
誰も知らない(´・ω・`)
タイトルに顔文字入れた方がより大ヒットしたんじゃね?w
関係者はいい年した大人なんだから、不満なら訴えればいいだけ。
製作の時点では賞や名声までは予測できないしな。
善悪抜きに、監督は納得いく作品を作りたかっただけなんじゃないの。
悲劇を題材にしたことに対する批判は、覚悟の上でw。
494 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 02:22:19 ID:WVwENC0q
まぁコイツのことはどうでもいいよ映画の出来について話そうぜ!
495 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 04:53:29 ID:xEJm3MVl
長男が母親譲りの馬鹿ってことだな
そういうなよ
学校にも行ってない14歳だぞ
生活をしきるなんて無理
学校行ってる14歳でも無理だろ
497 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 08:22:54 ID:uy4z4PWo
警察にいかなかったことが馬鹿。
大家との接触があったなら事情ぐらい言えるはず。
たとえ、学校に行ってなくても、悪友もいたし、すべての情報網から
遮断されてたわけではないんだから。
498 :
空子:2005/08/20(土) 08:37:45 ID:X1FEEGXy
あたしは親に捨てられたら真っ先に警察行くなぁ『助けて!!』みたいな…
やっと幸せになろうとしてる母親のこと考えたら警察なんか行ける訳ないでしょ。
助けを求める知恵がないわけではなく、子供だけでやろうとしてたんだから
外部の人間に言うわけないよ
捨てられてもゆきちゃん死んでも子供だけで暮らしたかったから
誰にも言わなかったんでしょ
501 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 12:09:53 ID:0BxQZkTq
その考えが幼稚で馬鹿だなあ。
まさにその場その場の行動でどーにかなると思ってる母親にそっくり。
結局、妹一人殺してるわけだし。
それでも兄弟妹だけでなんとか寄り添って暮らしたかったんだよ
親に見捨てられた上に、これ以上家族が離れ離れになりたくなかったってことだ
無謀で最善の選択でもないが、あがいたんだろう
蛙の子は蛙
504 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 17:59:42 ID:WVwENC0q
長男はすごい優しい子だと思ったのは漏れだけでつか?
やさしいけど、すごい馬鹿
思考そのものは、14歳だし許されるような幼稚な馬鹿。
でもそのことが実はものすごく悲惨なことで、こんな結果になった故に
許されないような馬鹿になるというか
自分でも何を言ってるかよく分からん
507 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 23:02:01 ID:KnZ2yIzJ
実際はダチといっしょに妹を折檻しているんだがなw
508 :
名無シネマ@上映中:2005/08/20(土) 23:34:48 ID:WVwENC0q
でもそれはまだ14歳だし…こんな状況だし心がすさんでくのはしょうがないんじゃない?殴るくらいだったら普通の兄弟でもしてると思うし
後警察や周りの大人に言わなかったのは家族離れバナレになりたくないからじゃない?その結果こんな悲惨な結果になるってのは14歳じゃわからないと思うし…すごい長男はがんばってたんじゃないかな?学校も行けなかったのに…
そのあたりについては劇中でも説明があるのに……
離れ離れになりたくないっていう気持ちもわかるけど、結果、妹が死んでるわけだしなー
あまりにも思考が幼稚としか言いようがないよ。
明を責めるのはかわいそうな気がする。
学校にも行かず友達さえほとんど居なかったのに、
社会的な感覚を養えというのが無理な話だと思う。
しかし初めて観てから1ヶ月以上経つけど
こんなに頭に残る映画はこれぐらいだ。
社会的な感覚がなくても普通わかる範疇のことじゃないか?
金がなくて、飯くってない、親もどこにいるかわからない。
だったら、大家に話すなりすればいいこと。
もちろん、大方の責任は親にあるが、長男が
母親譲りの馬鹿というのは一理ある
514 :
名無シネマ@上映中:2005/08/21(日) 11:47:13 ID:ZQR/absm
よくよく考えて長男は学校にも行けない友達もいないそしたら母親しかお手本にできないんだから母親に似るのは当たり前でも長男は長男なりに頑張って頑張って頑張ってた 長男を責めるのはあまりにもカワイソス
何かわけわかんねぇーやww
515 :
名無シネマ@上映中:2005/08/21(日) 12:16:59 ID:009zzumi
この女優がAV女優になるとは誰も知らない。
友達と自分のあまりにも違う生活になにか感じるものがあったみたいだから、
あのとき大人になにか言えばよかったのに。馬鹿な長男
517 :
名無シネマ@上映中:2005/08/21(日) 22:06:46 ID:jU208pLC
見なきゃよかったな〜・・・というのが感想ですた・・・・。
結果論であれこれ偉そうにいってもなぁ
観る者の感性を粉砕する「火垂るの墓」以来の超暴力的映画
清太と明って共通するものがあるものな
両方とも自分勝手の馬鹿
521 :
名無シネマ@上映中:2005/08/22(月) 00:27:20 ID:cPi2n7/E
『岸和田少年愚連隊ゴーイングマイウェイ』に柳楽くん哀川翔の幼少時代の役で出てるね。今日テレビでやってたよ。
この作品のタイトルってどういう風に捉えたらいいんでしょうかね?
「このコたちの本当の気持ちを誰も解ってない」ってこと?
「誰も知らないトコロでこんなことが起こってる」ってこと?
理解力不足でスイマセン(恥
それは個人個人の捉え方次第で良いんじゃないか?どっちも間違ってないと思うよ、映画観る限りでは。
ビデオやDVDジャケットの『生きているのはおとなだけですか』のフレーズ悲しかったよ…まわりの大人誰にも言わなくなった明の気持ちも何となくわかる気がするし。何となくだが
524 :
名無シネマ@上映中:2005/08/22(月) 20:29:39 ID:WNOy8cZm
社会から外れていて誰にも存在を注視されない子供という意味かな
525 :
名無シネマ@上映中:2005/08/23(火) 00:52:17 ID:Mp45OA/h
お台場映画塾「誰も知らない」見てきた。
解説しながら上映ってことで、どうなるかと心配したけど、141分を100分程
に短縮し、是枝監督とフジTV笠井氏が、うまく場を持たせていた。
是枝監督は、全体的に慎重な発言だった。
微笑ましいのは、優弥ママ、飛影ママもチラっと映画に映ってるそう。
>>525 >微笑ましいのは、優弥ママ、飛影ママもチラっと映画に映ってるそう。
そうなんだー。
そういう情報はおもしろいね。
>>520 自分もこの前「火垂るの墓」見てたら柳楽くんの顔が浮かんだ。
なんでだ?と思ってたらこの映画のせいだったのか。
528 :
名無シネマ@上映中:2005/08/23(火) 02:20:29 ID:ZcDstqp2
映画は映画として、実際の巣鴨事件があったのと映画火垂るの墓の公開が同じ年なのが身にしみるというか...
糸井重里の
4歳と14歳で生きようと思った。
てなコピーを思い出すのでした。
529 :
名無シネマ@上映中:2005/08/23(火) 15:40:08 ID:diLNJRLd
お台場映画塾の是枝監督解説より。(スレ明るくなるよう、軽い話題で)
ミスドで学校行かずに偉くなった人を言う場面、YOUはアドリブで名前を次々
ポンポンと出すんだけど、アチャこりゃヤバイって人ばかりで困ったとのこと。
最後は猪木氏。(笠井アナが猪木さんならナゼOK?と突っ込んでたが)
YOUさんらしいね。誰を出したんだろうね。
おお、いいね〜
映画についてのちょっとマジな話はしなかったの?
演出ノーでいう事件についてみたいなやつ
私も行ってきました。
しげるが画面に出るたびに、彼のエピソードでだいぶ笑わせてもらいました。
映画が終わってリアルしげるの木村ひえい君が来ていて
ちょうど私の席の後ろに座ってて、舞台に出て行く姿を見たら、随分成長してた
(身長が伸びてた)
けっこうわきあいあいな雰囲気でした
事件についての話は、いろいろ記事になったコメントどおりですね。
演出ノートよく読めば、みんな書いてあること
監督はそれでも弁護士を通じて、当事者の少年に面会しようとしたことはあるみたい
結局は会えなかったらしいですが。
会ってたらこういう作品にはならなかった気がするので
会わなくて正解だったのかも知れませんね
おお、サンクス
弁護士通じて会おうとしてたんだ〜
会ってたら、もっと事件寄りの別物作品になってただろうね
533 :
名無シネマ@上映中:2005/08/23(火) 19:11:26 ID:O/NRv1Y1
前、「最後のシーンがゾッとした」って書き込みあったけど
階段じゃんけんのシーンのことかな?
534 :
名無シネマ@上映中:2005/08/23(火) 23:00:41 ID:/0MbXSE1
明にとっては飢えたり生活が不自由になることよりも周りに助けを求めて家族がばらばらになることの方が怖くて悲しくて切なかったんだね…それにお母さんにどうして幸せになっちゃいけないのって言われたら親も頼りにできない…可哀想すぎるよ
BSフジにて28日PM:10:00〜放送
野村義太郎が監督したら、どうなっていたかな。
北村監督だったら
包丁で切りあったりしちゃうな
538 :
名無シネマ@上映中:2005/08/24(水) 06:17:13 ID:7FMY3s4b
今関あきよしだったら北浦愛か韓英恵が主役の萌え系作品
蛍といえば、秋のスペシャルドラマの蛍の墓って、誰が兄妹をやるのかな?
スレ違いでスマソ
540 :
名無シネマ@上映中:2005/08/25(木) 11:09:24 ID:3xgKQimE
初めて観ました。 とうぶん頭から離れそうにありません。
スペシャルドラマやるの?
うわー見たくねー。
不幸の押し売り映画はこの映画だけで十分。
542 :
名無シネマ@上映中:2005/08/25(木) 19:39:59 ID:AIxlOPPY
しげっちV6のUTAOのPVに出てるよ!今メイキングでうつってた!
543 :
名無シネマ@上映中:2005/08/27(土) 09:06:13 ID:jBiJd1RU
この映画ある意味残酷じゃね?
残酷だよ
怖い
いろんな人を見た後、暗い気持ちにさせる映画なんだねw
関係ないけどホタルの墓みた
泣いた
戦争イクナイ
547 :
名無シネマ@上映中:2005/08/28(日) 00:27:48 ID:egcjdWfz
なんか暗すぎる
誰も知らない
今夜10時からBSフジで放送されるよ
549 :
名無シネマ@上映中:2005/08/28(日) 15:42:20 ID:nw5RBH0D
なんつーか…
こんな映画撮っちゃダメだろ、蛍の墓と同じ
見なきゃよかった
現実の事件の方も調べてみたが、巣鴨のほうがもっと暗いね
妹「お兄ちゃんは優しかった」がさらに救いようがない
みんなと離れたくないという兄のせいで
結果として妹が死んだ
悪くないはずない
でも一番悪いのは親と殺した友達
>>549 火垂るの墓も、いい映画なんだけど、最後までまったく救いがないんだよね
悲惨なまま終わってしまう
ダンサーイン座ダークと同じ
いい映画なんだけど、見た後で深く重く嫌な想い出が残っっちゃったって感じ
ほたるの墓と同一視されすぎw
ああいう情緒に流されたトーンが一貫した映画とは違うと思うんだけど。
>>543が書いているように、もっとひりひりと残酷な映画じゃない?
553 :
名無シネマ@上映中:2005/08/28(日) 23:47:55 ID:EPp8UKRs
いまBSフジでやってる最中なんだけどさ
なんか見続ける勇気ないわ…せつな悲しくて…
やべっちFCに移動します_| ̄|○
情緒云々はさして重要ではないし、
その有無が火垂るの墓とこの映画を決定的に差別化する要素にはなりえない。
もしこの2本の映画がダブるとすれば、
それは幼くて無垢な命がむごたらしく失われていく過程にあるはず。
しかもそれは可視的で直接的な暴力によって無理やり奪われるのではなく、
ただただ静かに野垂れ死んでいくことによって逆に強烈な死を描写している。
555 :
名無シネマ@上映中:2005/08/29(月) 01:24:22 ID:MTrrC8ph
>>553 俺もBSで見てた…
内容が重すぎるよ…悲しすぎる。
556 :
名無シネマ@上映中:2005/08/29(月) 01:28:01 ID:VCGMwh3d
同じくBS・・・
やるせないわ
557 :
名無シネマ@上映中:2005/08/29(月) 01:30:42 ID:MTrrC8ph
韓英恵は可愛かった。
俺もBS見た組。
もう何もかも大人が悪いんだよね。改めてそう思った。
なんかすごい共感できた場面多かったです。悔しさが残る。
これからは、もっとこーゆう子供が増えるだろうね
中絶マンセー映画
スポンサーに産婦人科チェーン絡んでるんだよ
そうなの?
あの死んだ女の子、映画では椅子から落ちて死んでるけど、
本当の事件では入り浸ってた長男のダチが投げたり蹴ったりして殺したんだよね
クソったれだな
低学歴・低所得の分際で
ブランド品あさるメス豚は
子宮を切除しておくべき。
564 :
名無シネマ@上映中:2005/08/29(月) 22:32:45 ID:6akqbU7e
この映画母親が酷いとかそういう
のじゃなくて子供達の美しさを
見てもらいたい。。。
>>564 痴呆化しないと無理。
母親ひどすぎ。子供らは乞食。
566 :
名無シネマ@上映中:2005/08/29(月) 23:19:45 ID:aC6zQg0b
飛行機の見える場所に妹埋めに行くシーンとか
あざとすぎて、美しさとかはあまり感じなかった
監督は
>>564みたいなのを意図していたんだろうけど…
正直無理
だからさ、子どもたちの純粋さや無垢さといった「美しさ」が巧妙に描かれているからこそ、野垂れ死んでいく過程が観る者には一層残酷に映るわけで。
ほんと
子供たちは純粋だよ
家から出るなって言われてずっと家から出ないんだもんな
いい子供たちだからこそ、YOUのボケ女ぶりが許せないwww
>>563 これでもかっつーくらい
ヴィトンをメス豚のエサに描いてたよなw
妹が死んじゃってから明がコンビニで何か盗んでたけど
なにを盗ったの?よくわからなかった
線香
>>570 その時点で妹は死んでないと思うよ。
治療の為に冷却シートか何かを万引きしたと思われ
コンビニではブリーズライトを触っていたけど、翌朝ゆきの横に
冷却ジェルとバンドエイドがあったので、それを万引きしたと
思われ。
実話
ぼく「今日、いい映画みたよ」
彼女「なんて映画?」
ぼく「誰もしらない」
彼女「知らなくていいから教えてよ」
ぼく「だから『誰も知らない』」
彼女「・・・、けち!!」
女子高生の存在はいらなかったと思う。
俺もそう思った
埋葬も兄弟三人で行ってほしかった
女子高生がいなかったらもっと暗くて陰気な映画になったと思うが
低学歴・低所得の分際で
ブランド品あさるメス豚は
子宮を切除しておくべき。
579 :
名無シネマ@上映中:2005/09/01(木) 12:53:42 ID:SEyy5BP8
沙希がいなかったら、明の心情を受け止めてくれる人がいなくなるじゃないか
ゆきや茂に手握って見つめられる明にだって誰かか必要だよ
沙希のことを女子高生と書く人が過去にも何人もいたが中一という設定。
撮影時の実年齢は小学生だよ。
少なくとも映画の中では、母親の連絡先が分かっているわけだし、兄弟
たちのためにも明が母親としっかり連絡とらなくちゃだめだろ。
明を糾弾するつもりはないけど、あの暮らしから脱却する選択肢はまだ
あったはず。つまり、ゆきが死んだのは明の選択ミスなのは明白。
子供を放置する親、判断能力に欠ける子供だけの生活、ゆきの死。
これらの事実が残酷なのは言うまでもないけど、必要以上に子供達の純粋
さを救いにしようという見方はどうかと思う。
「はい、山本です」
584 :
名無シネマ@上映中:2005/09/02(金) 00:39:16 ID:IKgdAXL3
>>582 そこ以外に救いが見当たらないからな…
やりきれない怒り、苛立ち。ポジティブな感情をビタイチ持てない
この板のスレタイって【】 【】つけるの未だに主流なの?
厨臭くてゲンナリなんだが
585 :
名無シネマ@上映中:2005/09/02(金) 07:11:43 ID:dt3acMvf
んなこと今更言われても
いっそのこと万引きで捕まって警察を呼ばれれば、ハッキリと解決できたんだよな
今となってはそう思う
施設に行って離れ離れになっても生きていれば会えるじゃないか
ロングウェイホームになっちゃうよ
588 :
名無シネマ@上映中:2005/09/02(金) 14:29:20 ID:/JI1g1J1
過去ログでも時々こういうレスがあるけど、結果論で明を糾弾してもなぁ
ゆきの死自体は突発的な事故だからどうしようもない部分があると思うんだけどな
直接的な虐待を行ってたり、餓死するまで放置してたわけではないし
大人がいれば妹は助かった可能性があったはず
すべて大人が悪い
明に責任を問うのはちょっとむごいだろう。何歳だよ。
確かにあの中では最年長だけど。
先週のBSフジの放送を見てここに来ました。
このスレは一通り読みましたが、既出の話題であればご容赦ください。
自分も、蛍の墓と同じ印象を持ちました。蛍の墓よりあざとくなく、
淡々と日常を描いているけど、がんばる方向性を「誤って」幼い妹を
失ってしまう。兄弟姉妹楽しく遊ぶシーンも破綻に向かう過程の儚さ
を感じてしまう点などでしょうか。
蛍の墓がベタベタ泣きまくるシーンが多いのに比べ、子供を使ってい
るのに一度として泣くシーンが無かったのは意外でした。この点は、
子供たちが、親を頼れないアダルトチルドレンだからだと解釈しまし
た。無邪気な茂やゆきも、やがて明や京子のように感情を押し殺すよ
になってしまうのかと。
紗希は高校生だとばかり思ってました。年上なんだから、なんとかこ
の状況から助けてやってくれと思って見ていましたが、録画を見ると
きは違った印象になりそうです。
ところで、BSフジでは22:00〜24:30の放送だったのですが、これは
ノーカット版なのでしょうか?比較的この時間帯の放送は良心的で
CMは30分に一度程度、ただし途中で数分ニュースをやっていたりし
たのですが・・・・
YOUがあまりにもYOU自身だった。
>>588 現実には虐待して殺したんだという事実が先入観として入ってしまうと
『明=悪』の思考はいたしかたないことじゃないか?
現実の事件と混同した先入観を持って、明を責めるのは全くの筋違い
まあでも映画の前後に巣鴨の事件がどうのって出てなかったっけ?
そういうのが出ちゃうと混同するのも仕方ないかと
事件をモチーフにしてるが、細部や心理描写等はすべてフィルションと出てくるね。
が、実際の事件とは展開が違うのだから
根本的に物語の理解力が足りないか思い込みでまともな判断ができないだけ
しかたないとかいうレベルの問題じゃないね
597 :
名無シネマ@上映中:2005/09/04(日) 22:04:15 ID:JehJMfK9
>>591 本編は141分の作品だよ
ノーカットかどうかはBS観てないので、推論だけど
時間からするとカットされてないような気がする
B S F U J I は 音 が ズ レ ま す よ
録画して音ズレ補正した後で見るから無問題
600 :
名無シネマ@上映中:2005/09/05(月) 06:20:28 ID:nwgsdKQ+
今はじめて見ました。有名な柳楽くんがでてるから見てみたけど、こんな内容だったんだぁ(´д`)
まさかあのかわいいゆきちゃん・・・とは思わなかった。
ていうかリアルにあった話なのか?(前レスヨンデナイ、ヨメナイ、スマソ)
ありえなくもなさそうだがね
今後の子供たちはどうなったんだろう・・・
あ、そうだ、
声がマジで聞こえにくくてびっくりしたw
いつもじゃありえないくらい音あげたら飛行機の音のとこだけがうるさかったよ
柳楽くん今と比べてやっぱ子供だなぁ〜
602 :
名無シネマ@上映中:2005/09/05(月) 14:42:32 ID:lfzkcFgW
いい時期に撮影できたよね
柳楽くんは撮影中の一年間で、ほんとに声変わりして
沙希ちゃんより低かった身長も最後は追い抜いていた
大根・大こけ役者山羊が
人生で一番輝いてる時だよ
604 :
名無シネマ@上映中:2005/09/06(火) 16:21:33 ID:IAVrwaRm
なんでオオコケなの?
あとカンヌって割にはってはなしでそれほど大根じゃないでしょ
ここ最近の子役で一番の大根だろw
ありがちな演技する気持ち悪い子役よりいい
抑揚がある子供なんて今はいない
柳楽くんは不器用で演技力自体はまだまだこれからだとは思うが
例えば、神木くんみたいな‘巧い’演技されても、明としてはちょっと違うやね
まぁ明はこれで良かったけど、他作品じゃ通用しないよね。
だね
神木キュンのほうが良かった
柳楽の配役は明らかに失敗
神木君じゃドラマみてる感じになっちゃうと思う
彼はインストールがいい
今日観ました。
何でもっと早く観なかったのかと。。。俺は!
公園のシーンで、土足で乗ってた豚の遊具からゆきが降りた後に
京子が「ささっ」と素手で掃除する場面で号泣ですよ。
>>613 そのシーンすごく印象に残るよね
あれは京子ちゃんのアドリブなのかな
監督の演出だとしたら、よく思いついたなとおもった
>>614 どっちか気になりますね。
「これは演出。これはアドリブ。」のような
答え合わせ本があっても、イヤですけどね。
公園で土をはらうのは、演出ではなく北村愛ちゃん
のアドリブ(というか性格)と是枝監督は言ってた。
あまり細かい演出せずに自由に遊ばせてたようです。
先日のお台場での解説より。
(回答本みたいに、しゃしゃり出てゴメンなさい)
いえいえ。貴重な情報ありがとうございます。
ただ、あなたは2つのミスをおかしました・・・
1つは「北村愛」ではなく「北浦愛」ちゃんだということ、
そしてもう1つは・・・
私に北浦愛ちゃんを大好きに
させてしまったという事でつ! m9(・∀・)
この映画で盛り上がれる人たちの神経がわからん
オレなんか二度と思い出したくない映画だというのに
思い出したくないっていうか
思い出したりするけど、娯楽映画みたいにまた見たい!とは思わない
ただ絶対に忘れない映画だと思う
そして悔しさが残る映画
>>617 名前間違えて申し訳ない。
また是枝監督が言ったのは「演出は一切していない」
だけで、愛ちゃんの性格云々は自分の感想でした。
(再度ゴメン。アドリブという言葉は何かそぐわない)
でも愛ちゃんを好きになるのはミスではない!
(あなたの性別関係なしに。)
鬱った奴はロングウェイホームを見ろ。
ティモシーハットンの方。
622 :
名無シネマ@上映中:2005/09/14(水) 14:25:55 ID:bsBzcxD1
やっぱりあれは愛ちゃんの素の行動かぁ
演出としては思いつかないよね〜
茂がカップ汁ご飯をクルクル回りながら食べてるのは
意味不明だけど、絶対に素なんだろうとすぐわかるんだけどねw
愛ちゃんはテレビカメラがあると、ついお尻を向けてしまうって言ってたよ
えっ?飯島愛じゃないの?
624 :
名無シネマ@上映中:2005/09/14(水) 21:07:57 ID:U/2z3iuL
親に捨てられたのにいい子過ぎる。もっと怒ればいいのに。健気過ぎだ。
だがそれがいい
626 :
名無シネマ@上映中:2005/09/15(木) 01:10:57 ID:CuTCB7mt
あの女子高生はいらないと思う。主人公と妹であのバッグ運べるでしょう。
あの兄弟たちだけだから悲劇がおこるわけであって、他人が事件にかかわるのは蛇足。
どう考えても女の子の死体を見つけたら女子高生は通報するだろうし、
通報しない理由がない。部外者がかかわりすぎてしまって物語の邪魔になった。
唯一の希望というか救いの象徴じゃないかな。
実際の事件のままだと、残酷さだけが際立って
あの子等に嫌悪感を覚えてしまいそう。
>>626 だから女子高生じゃなくてさきちゃんは中一だよ。撮影時の実年齢はまだ小学生。
実際の事件で兄弟宅にいついていた複雑な家庭の不登校少年少年A(当時12歳)がいた。
死んだ妹は長男とAによって埋められた。
別に女の子に変える必要はないとは思うが。
629 :
名無シネマ@上映中:2005/09/15(木) 20:53:56 ID:YWrjt6+6
韓英恵は、4兄弟にとって外界との唯一の接点の役割をしていたと思うよ。
まあ、外界といっても、明と同じ子どもだから、子どもたちの世界だけで
閉じられているけどね。
韓英恵はいいなー。
630 :
名無シネマ@上映中:2005/09/15(木) 20:55:10 ID:EJwltpMm
愛媛の松山映画祭で3回だけ上映するみたいだな。
631 :
名無シネマ@上映中:2005/09/16(金) 02:05:03 ID:IGkwYtPE
たぶん、やぎらくんとあの女子中学生を若夫婦に見立てて、小さな家族として
これから生きていくっていうのを暗示したラストにしたかったんだと思う。
んなアホな。
「誰も知らない」はずなのに、あの女は知りすぎてる希ガス。
さきちゃんは、明たちの兄弟よりも、身近な「誰も知らない」存在だと捉えてるけどな。
家族はいても、苛められて学校行ってないことを言えなずに
さきちゃんの現実は、誰にも知られてない訳でしょ。
韓英恵がとても小学生に見えないのがさきちゃんの存在が邪魔に思われてしまう
原因になっているようだな。
高校生なら通報することもなんとか助けてあげることもできるだろうと。
ちゃんと明よりも年下に見える子を使えばよかったのかな。
映画の設定上では、紗希は明より一つ年上なんじゃないかな
明は春に中一の年齢になるけど
紗希ははじめから同じ制服
YOUすごいあの母親役にぴったりだね。
この映画好きな奴って
ホワイトバンドとか買ってそう
↑
ハア?お前馬鹿だろ
639 :
名無シネマ@上映中:2005/09/19(月) 17:50:57 ID:GTYBKnsx
>>638 図星を突かれて真っ赤になってる柳楽ヲタ必死だなw
食い付き良さでちょっとワロタ
ホワイトバンドのお金って
どこに行くんだろ
俺が子供の頃(84年くらいだったかなぁ)
「世界児童年」だかなにかいう年があったりしたけど
結局世界はいい方向に行ったのかなぁ
ホワイトバンドのCM見てると
この人たち世界のピラミッドの
限りなく頂点に近くにいる人なんだなぁ
ということだけが気になる
>>641 1/3は製造費
1/3は運送費
1/3は寄付らしいけど未だそんな報告なし
詐欺みたいなもん
是枝は、いかにもホワイトバンド好きそうだな
次回作はホワイトバンドのドキュメンタリーでしょ
>>642 HPちゃんと嫁
寄付するとはどこにも書いてない
646 :
名無シネマ@上映中:2005/09/21(水) 20:33:41 ID:bAUO7jfN
この映画作るのに遺族の方々の許可等とったのですかね・・・・?
本当の事件とは内容を変えるという詳細部分も含めて
取ってないと思う。
収益を遺族に配分しろよ! >是枝
遺族といっても長男と妹たちだけなら
母親は今からでもぶんなぐりたいくらいだし
>>647 そうですか・・・
長女さんがかわいそうですね・・・・
フィクションに了解いるのか?
巣鴨巣鴨アナウンスしてたじゃねーかよ
653 :
名無シネマ@上映中:2005/09/22(木) 11:36:51 ID:nYdC1CuC
社会で騒がれた著名な事件だからね、しゃあない
俺としては、この映画は事件の事と切り放して見れば、とても良い映画だったと思うよ。監督の伝えたいこともなんとなくわかるし。
ただ、長女さんの事を思うと残酷だなと思う。
さっきDVD見ました。号泣(´;ω;`)
賛否両論あるけど、私はこの映画はこれでいいんじゃないかと思う。
それはそうと、茂の行動も雰囲気も弟にそっくりで、胸が締め付けられる思いでしたorz
ちょうど歳も同じくらいだから、カップ麺の残り汁にご飯を入れるシーンが本当に切なかった。。。
成長期でいっぱい食べたくて、でもいっぱい食べたらダメで、
もうちょっとだけ、もうちょっとだけ ってほんの少しずつご飯を足していく
いじらし過ぎる(´;ω;`)
奇声あげてふざけてるのとか、後の展開を見てから思い返すとやるせなくてどうしようもないよ。。
なんか当分色々考えちゃいそうだ…
>>655 そんなあなたに
「火垂るの墓」を見てほしい
>>656 レスありがd
火垂るの墓は見る度に泣いてしまう…
けど、私としては誰も知らないと火垂るの墓はカブらないなぁ。
うまく説明出来ないけど映画の性質が違う気がして。
火垂るの墓はただただ悲しいけれど、誰も知らないは悲しいというよりもやるせない。
火垂るの墓のあの状況は正直どうしようもないと思う。してあげられることが見つからない。
生きるのに必死なのはあの二人だけではない。
だけど誰も知らないは違う。
回りの大人や、もちろん本人たちもあの状況を解決出来る充分な手段がある。
それをしないという点に関しては火垂るの墓よりはダンサー〜寄りかな〜とは思うけど。。
なんか長くなっちゃってスマンス
ホワイトバンドがオクで2000円・・・・・
日本人っていつからこんなに頭が悪くなったんだろう
OLとかバカ大学生が嬉しそうに腕につけてる
ほんとに他人の不幸好きなんだな
ホワイトバンドって
機械化人が食べてる人命の炎がはいってるカプセルのよう
「さよなら銀河鉄道999」だったかな
660 :
名無シネマ@上映中:2005/09/25(日) 17:13:41 ID:l86Rq4lS
この映画ボストンバックに妹を入れた後どうなったんだっけ?
>660謎の女の子と二人で埋めに行ったよ
>>660 ボストンバッグに入らなくてトランクに入れていったんだよ。
そのあと紗希と一緒に空港の側の空き地に埋めた。
この映画といい
火垂るの墓といい
ダンサー・イン・ザ・ダークといい
みんなそんなに他人の不幸が観たいの?しかも金まで払って…
これ荒らしじゃなくて、率直なオレの感想
他人の不幸は蜜の味
665 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 11:32:39 ID:EagXgkFz
今、DVD見てるお(^^)
他人の不幸ムービーは、実は料理でいうと
カレーみたいなもんで、作り手にも受け手にも安直だお
どうせ観るならチャーリーチョコとかの方が全然建設的だよね
誰も〜、は道徳の授業の教材とか刑務所とかの啓蒙教材って感じ。
667 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 13:37:49 ID:bGWInLkI
風呂に入ってるシーンがあるけど「誰も知らない」ができるまでで弟が優弥君に何をしてると思いますか??
イラマチオ
669 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 13:46:34 ID:EagXgkFz
今、見終わったお!
2時間越えの大作だったのか?
元ネタ知ってても、後味悪いな ・゚・(つД`)・゚・
670 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 14:51:54 ID:z/dpBqJl
コンビニの女・・・「警察に連絡したほうがいいんじゃない」
コンビニの男・・・賞味期限切れの惣菜を与える
さきは特別、明の友達二人は論外とすると、この二人こそがこの話を継続させた
立役者だね。善人とは程遠い。
671 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 15:33:59 ID:bGWInLkI
風呂に入ってるシーンがあるけど「誰も知らない」ができるまでで弟が優弥君に何をしてると思いますか??
672 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 16:32:10 ID:kVGZqnPq
昨日DVDで観たんだけど。
現実には長男も暴力振るってるんでしょ、死んだ子に。
監督も、それを描いたうえで「抱きしめ」てあげたいってんだったら
わかるけどさ、暴力描写じゃなくて暴行の事実そのものを
省略しちゃったら説得力ないよ。
そんな映画撮ったら
バカ女からゼニ取れんだろ?
かわいそう(><) これだよ。これが全て。
「火垂るの墓」でも実際は野坂少年は義理の妹が邪魔でしかながなく
居候先の親戚では夜鳴きがうるさいとしかられると妹をなぐりつけてだまらせ
食料を独り占めして自分だけが生き残った。皆自分が生き残るのに必死な時代だった。
その贖罪の意味を込めて「火垂るの墓」を書いたという。
675 :
名無シネマ@上映中:2005/09/29(木) 21:23:37 ID:EagXgkFz
なんで、「火垂るの墓」と、リンクさせるかなぁ〜?
全然、異質の話だと思うけど・・・
676 :
名無シネマ@上映中:2005/09/30(金) 00:07:28 ID:eaAAjl7o
677 :
名無シネマ@上映中:2005/09/30(金) 17:23:48 ID:h9e48rDW
風呂に入ってるシーンがあるけど「誰も知らない」ができるまでで弟が優弥君に何をしてると思いますか??
アナルファック
679 :
名無シネマ@上映中:2005/09/30(金) 20:42:13 ID:h9e48rDW
マジで??
>>554よりね
もしこの2本の映画がダブるとすれば、それは幼くて無垢な命がむごたらしく失われていく過程にあるはず。
しかもそれは可視的で直接的な暴力によって無理やり奪われるのではなく、ただただ静かに野垂れ死んでいくことによって逆に強烈な死を描写している。
俺は無意識にリンクしちゃうな
同じ穴のトラウマ
是枝さんはいまなんか製作中?
一昨日、渋谷で若い子にカメラ?マイク?を向けている
是枝監督っぽい人を見たけど。。
682 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 14:52:29 ID:ZTXVUs+9
>>554>>680 議論は、苦手だけどさ
むごたらしく失われていく課程って・・・・・
映画に置いては、違うだろ
片方は事故!(実際は、殺人だけど)
片方は病気!(だと・・・思う・・・)
そこに、行き着くまでは、むごたらしいと思うけどさ・・・
うちの大学で是枝監督の講義やってる。
メシも満足に食えずフラフラして椅子から落ちその後も放置され死亡
メシも満足に食えずフラフラして栄養失調になり衰弱して死亡
死に方は違うけど同じような痛みを感じるね
あんな、安易に推測される予定調和な「死」見せられて
いちいち「かわいそう」とか感傷にふけれる奴って頭腐ってんじゃないの
昨日幹線道路走ってたら ありえん状況で車3台が大破してた
現実の、不意打ちのリアリズムに比べたら この映画も蛍〜も、、ねぇ?
686 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 18:57:36 ID:ZTXVUs+9
事故(過失)と、一緒にされてもなぁ〜(^^;
二本とも悪意のある第三者によって死に至らしめられるわけじゃないじゃん。
大人とは隔絶した世界で子どもたちが懸命に生きようとして、病気であれ事故であれ、ついには力尽きて死んでいくわけでしょ?
二つの映画の根底にある相似したものを観た人が感じたとしても、それは無理ないと思うよ。
誰も知らない
誰からも相手にされない、誰からも見られていない、誰にも存在を気づいてもらえない
そういう中で無抵抗に死んでいく子供
火垂るの墓も、戦後と現代の違いこそあれ同じような切ない気持ちになります
689 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 20:26:43 ID:qfoJaUA5
ホーテルはリバーサイッ
690 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 21:08:06 ID:ZTXVUs+9
>>687 うん、それは、そうなんだけど
時代背景とか、全然、違うし、状況設定も、全然違うと
オイラは、思ってるんだけどさ(^^;
なんていうかなぁ〜?
例えば、「火垂るの墓」は、起こるべくして起きた事件で
「誰も知らない」、起こらなくてもいいのに、起きちゃった
事件だと思う
違うかな?(^^;
>>時代背景とか、全然、違うし、状況設定も、全然違う
それを言い出したら、あらゆる映画はすべて異なるわけで(笑)。
それは確かに事実なんだけど、一方では、時代背景も状況設定も全然違うのに、
それでもなお近似した印象を強く感じてしまうのはなぜかって議論も成り立つわけでしょ?
今このスレではそういう話をしてるんだよ。
この映画と「火垂るの墓」を一緒にして欲しくないって心情的な願望はわかるけどさ、
だったらもうちょっと説得力のある書き込みをしないと。
「起こるべくして〜」云々ってのも何だかよくわからないなぁ。
692 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 21:46:05 ID:ZTXVUs+9
んと。オイラ、「火垂るの墓」とは・・・
マジ、異質だと思うんだけど・・・・・
ただ、それだけ(^^;
693 :
名無シネマ@上映中:2005/10/01(土) 22:02:04 ID:DAfE0tog
>>685 子供達がいい。主役の男の子が美形。それだけとは言わないけど、
かなりの部分、それ、という感じ。
作品から特に汲み取るものはないような。このストーリーを厳しいと
感じるのは、あまり社会経験の薄い人かな。子供向け映画かも。
二枚組みDVDを買ったので監督のインタビューを聞くことができたの
だが、まあ、なんつうか、「薄い」人だな。
ごめんな、個人的感想。嫌いな映画じゃないけど。
俺はめちゃくちゃ感動した
斜に構えているやつの言いたいことは判らないでもないが
青いなお前としか思わない
>子供達がいい。主役の男の子が美形。それだけとは言わないけど、
>かなりの部分、それ、という感じ。
↑こんな感想しかない奴に
↓こんなこと言われたくねーよw
>作品から特に汲み取るものはないような。このストーリーを厳しいと
>感じるのは、あまり社会経験の薄い人かな。子供向け映画かも。
696 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 11:02:20 ID:IHPLm4Le
斜に構えていると言われてしまえば返す言葉がないんだが、
あの映画に近い、というか、あの事件に近いケースを身近で経験してるんで。
教養を備えたお坊ちゃま監督が何か言うとるわい、という感じ。正直なところ。
697 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 17:30:58 ID:xl1zpv3i
698 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 19:51:03 ID:IHPLm4Le
いやいやw
子供が自動販売機の釣り銭を漁ってるところは、たまらなかったよ。
厨房のとき、好きだった子が同じことをやってた。
お母さんが、まあ、ちょっと頭のおかしい人でね。なんか、男とか作って
しばらくどっか行っちゃうとこなんか、映画みたいな感じ。ただ、違うのは、
映画の子供たちみたいに、「まとも」には育ってなかったってこと。
モノの考え方とか、感情とか、大事なところがものすごくズレてた。好きな
子が貧乏暮らししてることより、そっちの方が悲しかったよ。
お母さんは、けた外れの美人だったし、その子もめちゃめちゃ可愛かったよ。
客観的には、一定の評価を受けているし、世界的な賞も取っているんだから、
映画としてはきっと優れたものなんだろうけど、あまりわかったようなこと
言ってもらいたくないなと思ってしまったわけさ。監督のインタビューを
聞いて、ますますそう思った。薄いな、って。
しつこいけど、映画としては、きっと良い映画なんだろうと思う。
699 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 20:31:46 ID:IHPLm4Le
すまん、日曜日なんで、もう少しチラシ裏ご容赦ください。
あの子たち、貧しいかもしれないけど、「育ちの良い子」たちだよ。
部屋もそれなりにきれいだし、生活もすさんでない。夏のさかりに
電気をとめられるような環境にいながら、皮膚病になった様子もない。
リアルにやればいいってもんじゃないんだろうけど、それだけに、
わざとらしくボロボロの服を着ているあたり、率直に言って「けっ」
と思ってしまった。
子供たちが無人島で暮らす冒険映画に、「都会の無関心」のソースを
添えて、愛するものの理不尽な死をあしらってみました、と、皮肉に
言えばそんな感じかな。
子供向け映画と言ったのは、そんな程度の意味合い。
>あまりわかったようなこと言ってもらいたくないなと思ってしまったわけさ
>あの子たち、貧しいかもしれないけど、「育ちの良い子」たちだよ。
702 :
名無シネマ@上映中:2005/10/02(日) 20:49:29 ID:IHPLm4Le
>>701 そうなんだよ。
実際に生活費がなかったり、困ったときにしっかり頼れる人がいなかったり
したら、子供はあんな風には育たない。差別的に聞こえるかも知れないけど、
現実にはね。映画はファンタジーだから別にいいんだけど。
子供なりに、一生懸命、ほんとうに健気に日々を生き延びて行くんだけど、
なんか正常な感覚からは離れて行ってしまう。一生懸命やってるんだけど、
周りからは疎まれる存在になっちゃう。そんなケースもありましたとさ。
擬似ドキュメンタリーにする理由が分からん。それをあざといと感じないなんて御人好しだよなあ、みなさんは。
なんか混同してないかな
明たちの母親は子供放置で入り浸ることを頻繁に繰り返してたわけじゃないでしょ
一晩二晩帰ってこないことはあったかもしれないが、おそらくあんなケースは初めて
母親は一定収入のあるちゃんとした仕事についてたわけだし
明に水道光熱費の管理は任せてたとしても、それなりの生活費は入れてた
で、世間に怪しまれないようにかえって明たちもそれなりにしつけていた感じだし
直接的な虐待もなく、子供たちも怯えてしたがっているわけでもなく、関係は良好
子供たちも外界との接触が遮断されているので
逆に自分たちの客観的状況の異常さが把握できていない
だから、「素直ないい」子達だったんじゃないかな
もっと悲惨な例が沢山あるからこの映画が大したことない、っていう評価基準だと
外国のストリートチルドレンを題材にすれば名作映画が生まれるってことだな。
ピショットは良かったよ。主人公の男の子は10歳で警官に
撃ち殺されたけど。ストリートチルドレンの話。
題材がこういう類のものであると、ある種のあざとさは感じてしまう。
ただ、だから作品が悪いとかいいとかというものでもない。
何かこの流れ嫌だorz
>>28 かなり遅いレスですが、アメリカで人気があるというのは、NY在住の友人から聞いた。
是枝さんは1962年生まれでテレビマンユニオンに入っているから、
ちょうどTBS闘争の後、会社も安定していたし、いい時期だったと思う。
『もう一つの教育〜伊那小学校春組の記録〜』も監督した作品なんだけど、
いつ頃から、誰も知らないという企画を温めていたのか興味ある。
監督の思想にまで入り込むのは難しい。一連の作品を見てみようと思っている。
賛否両論の作品だけど、それを撮るからには何かきっかけがあっただろうから。
内容とちょっとずれてしまってスマソ。
今日観た。
電気が止められ、単なる“戸棚”となった冷蔵庫って
ものすごくインパクトある絵だと思った。
韓英恵が岩崎恭子に見えて仕方がない
岩崎恭子が片山右京に見えて仕方がない
712 :
名無シネマ@上映中:2005/10/07(金) 22:25:46 ID:xIFrVv6a
この映画匂いも出ればいいのにな。悪臭で誰もみねえよ
北朝鮮のストリートチルドレンにもそれなりに幸せな時間が・・・
あるなんて言えるのは自分の方が幸せだと思ってるからこそ。
これも普通に見たら乞食の映画だ。だから是枝はあざとい偽善者にしか見えん。
しない善よりする偽善
餓死乞食ネタにして
利益得たのは是枝だけ
偽善ですらないでしょ
ホワイトバンド買ってるバカと一緒
エスパー伊藤の息子だよ
718 :
名無シネマ@上映中:2005/10/08(土) 17:20:58 ID:L1KyfNT4
>>716 始めの方のシーンで、これ、1時間もしないうちに死ぬだろ、普通、と思ったよ。
いや、空気穴でも空けてあるのかな、などと考え掛けて、あ、これはそういう風に
見ちゃ行けない映画なんだ、これは、その宣言なんだ、と。と、考え直して続きを
見たんだが、そのわりに、突き抜けていない、ってか、中途半端なところが、ね。
へんてこりんな比較になるが、Kill Billは、あんな映画だけど、見てると、
ああ、あのシャクレってものすごく健全な香具師なんだな、優しい香具師なんだな、と
感じられるんだが、こっちの映画は、なんか、深刻ぶった半端なヲタが映画撮ったのね、
という印象。
DVDの解題を読んでも、子役選びのエピソードが延々と書いてあって、あとは妙に
言い訳がましいことが書き連ねてあってさ。
719 :
名無シネマ@上映中:2005/10/08(土) 17:26:42 ID:kHEsF40u
>>718 現代の親のあり方がテーマだからさー。
結論や答えをはっきり提示しないで見る者に投げかける、
っていう作り方もありだと思うけど。
実際、この映画みてから引きずってること(考え続けてること)がある。
そういう人、多いみたいだよ。
720 :
名無シネマ@上映中:2005/10/08(土) 18:37:08 ID:6e+xCtk4
>718 非常に同意
演出のトーンに一貫性が無いヘンテコな映画だと思う。
基本はリアルなドキュメンタリー風なのに最後の空港へ行くシーンなどは
取ってつけたように演出臭バリバリ。大げさに言うと「どーなってるの?」や
「答えてちょーだい」の再現ドラマ見てるような感じ。
作風も下衆な視点も、俺の大嫌いなラース・フォントリアーにかなり似てる。
ただ、>719の言うとおり、見た後引きずるのものは確かにあるし
後引いて考えるに値する“心のひっかかり”を与えてくれる分、フォントリアーよりは
遥かにマシだけど。
フォントリアーって誰?そんなに酷いんなら一度見てみようかな?
なん思わせるてのも是枝監督の功徳かw
いやぁ、映画って、ほんとに縁ですね。
んー?そんなに似てるか?
題材に特殊な状況をもってくるとことかな・・・
終始揺れてる手持ちカメラによる撮影とかも似てる
似非リアル。
手持ちカメラは恥ずかしい、と黒沢清は言っている。
リアルさを求めて自然な演技、ぶれぶれカメラを使っているが、
それらは単なる映画的リアルさ。
現実の凄惨さから是枝が何を差し引いてこの映画のシナリオ(プロットだけだろうが)
を用意したかを考えたらその似非リアルさが安閑として
すごく罪深く傲慢に思える。
でも、是枝のヒューマニティーというか、ユーモアもなかなか侮れない。
DVDを見て初めて気がついたんだが、コンビニの3回目のシーンで、
監督と思しき人物が駐車場の隅でボルシチをうまそうに食っていた。
その裏手では長男が腐りかけのお握りを恵んでもらっている。
何を意味しているのか、言葉にはならないけど、漏れには伝わってきた。
泣けてきたよ。
>>726 子供のみじめさにやりきれなくなるシーンだね。
あと、監督らしき男性は子供の存在すら知らない。
こういう無関心の中に子供がまぎれてしまうと、
助ける力を持った大人に出会うチャンスすら失ってしまう。
理屈じゃなく悲しい情景だ。
>726
別に腐りかけじゃないだろw
729 :
名無シネマ@上映中:2005/10/13(木) 13:57:01 ID:BOCWa7CR
>>719 >結論や答えをはっきり提示しないで見る者に投げかける、
>っていう作り方もありだと思うけど。
ありだとは思うが、この映画は思いっきり提示してるな。
子供達のその後が描かれてないだけで。
ジョン・カーペンターに撮らせたかったな
ダメならジョージ・A・ロメロでもいい
732 :
名無シネマ@上映中:2005/10/15(土) 04:54:57 ID:uYUDwkth
The Meaning of Lifeに出てくるマンチェスターの貧乏家族もすごかったなw
どうしようもない現実に直面したとき、眉間にシワを寄せて小難しい思索に
淫するか、それとも、というのは大きな分岐点だなあ。
いま、家の前の道で酔っ払ったおばさんが、べそをかきながら何かわめいてる。
ちょっと頭がイカレてるのかな?
733 :
名無シネマ@上映中:2005/10/15(土) 06:15:11 ID:Rmh+ZcEg
>>726-727 いや、その程度の点景なら気の利いた監督なら誰でも配置すると思うけど・・・。
(現場でエキストラを構図の中に配置するのは、しばしば助監督やカメラマンだけど)
>>725 うーん、でもその「傲慢さ」が受け入れられてるわけだからねえ・・・。
「傲慢さ」が受け入れられてるわけではなく
「傲慢さ」に気付かない鈍い客が多いだけのことでしょ
>734
まあ、そうひがむなや
がんばれ、な
736 :
名無シネマ@上映中:2005/10/15(土) 13:23:12 ID:P1Fgkm68
>>734 邦画にロクな作品が無いのは国民性の反映だし
737 :
727:2005/10/16(日) 01:26:04 ID:iWlasK2b
>>733 多分、同じくらいの子供がいるから、理屈じゃない感じ方を
してしまったんだと思うし、そういうシーンが心に刺さるんだ。
普遍的な風景は、見るものによって特別な意味を持つよね。
自分にとって感じたことを書いたまでだよ。映画の評価とは別。
ただ、ドキュメンタリータッチということであれば、ありきたりの風景の
積み重ねというのも、物語を進める上で取られるテクニックではある
けどね。
>>736 国民性の反映ではないと思うよ。映画産業が斜陽になったのは映画会社が
先を見誤った結果だと思う。長らく若い人が企画を出しても通りにくかったんだよ。
(映画産業に就いている同級生が多いので、そういう情報を聴くことがあった)
映画産業への支援がない、という意味であれば、国民性の反映とも
いえるね。
738 :
名無シネマ@上映中:2005/10/16(日) 11:20:55 ID:f76o2nq/
あれ、監督じゃなくて木村祐一ではないかと。
夏の盛りに、「ボルシチうめぇな、おかげであったまるぜ」なんてセリフはなぁ、、、。
メタファーの度が過ぎるような気もする。あるいは、単なる皮肉か?
皮肉にせよ何にせよ自分だけは分かっているみたいなのが鼻につく。
自分は乞食の餓鬼で金と名声を稼いでるんだからな。
そのあたりに気づかないお人好しが多いのは政治についての意識が薄いんですよ。
>>739 政治的概念を持ち出すと、映画の評価がブレてしまう気がする。
ある戦争写真家にまつわる事件を、自分は思い出す。
目の前の飢えた少女を救わずに、その少女の写真を撮った写真家が
非難された事件があった。こういう構図は、肝心の写真を評価する動きを
鈍らせたと、自分は思う。政治的概念を持ち出すということは、こういう
論議を呼ぶが、作品に関して言及した意見を見えにくくする。
スタバの珈琲を飲むことは、珈琲農園で低賃金で働かされている
子供の人生を搾取することだし、100円ショップで物を買うことは、
中国の低賃金の工員の人生を搾取することだからね。
政治的視点で見るなら、是枝監督のやっている行為よりも
ODAでばら撒いた金が、正当に使われているかということを、
調査するよう働きかけることの方が、より政治的思考に基づくと思うよ。
この映画の好き嫌いは別として、その程度の政治的思考は持ち合わせているよ。
741 :
名無シネマ@上映中:2005/10/17(月) 01:54:09 ID:ZHfMlOVK
カンヌが嬉しかったのは分かるし、おめでとう、なんだけどさ。ご一行様カンヌ旅行の
スナップとか、タキシードやドレスで着飾った記念写真とかあっけらかんとmakingの
DVDに載せるなよとw
あの2枚目のDVDとか、解説のブックレットとか、事件について分かったようなことを
言えば言うほど、自ら墓穴を掘っているように見える。
>>740 そう考えるとやっぱり映画って平和だねえって思うね。
是枝の政治なんか消防程度で人畜無害だ。
だから映画はやっぱり娯楽であるべきだという考えがあるんだろう。
それでもあえてリアルにこだわるなら徹底しないと。やっぱり甘いよ〜甘いよ是枝さん。
>>742 映画が平和でなかった時代は、映画製作自体が駆逐されてしまった。
赤狩り、戦争映画礼賛とかね。そういう意味で、どんなテーマであろうと
それは、娯楽という範疇にあるものでいいと思うよ。
娯楽というのは、楽しませるという意味だけでなく、人生の一部分と
いう意味合いでもある。
監督自身はリアルのこだわったの?そのあたりよく知らないんだけど。
現実の事件を扱ったフィクションだと認識しているので、現実とは
また別の描き方をしているのだと思うけど。リアルのこだわった、という
監督の発言、詳しいことわかる人教えて欲しいな。
この映画の場合は、@モチーフから着目したテーマA演技をした子供たちの二点が肝心かなめ
んで、特にAについて評価されて賞をもらったわけだ
実際撮影中も子供たちに合わせてドンドン変えていった訳だしね
そういった素の部分をうまく生かし取り入れてるという意味ではリアルだろうね
745 :
743:2005/10/20(木) 00:40:45 ID:FPfoso1+
>>744 レス、ありがd 。役と自分とが近づく瞬間があるよね。
そういった意味でのリアルさっていうのはあるね。
誰もいらない
一々捨て猫やら捨て犬みて
可愛そう可愛そういいながら
結局見殺しにするバカ女ご用達映画
>>747 的確かも。
この映画に入れ込んで漏れも見るようにと薦めたのは、そんなタイプの女だったw
749 :
名無シネマ@上映中:2005/11/01(火) 18:37:12 ID:5RDpNyYU
拾って世話できなきゃ可哀相だと思ったらアカン訳?
飼いたいけど飼えない事情と捨てられた畜生を可哀相と感じる事にどっか矛盾がある?
どこが“バカ”?
そもそも関心があるか無関心かの違いなだけやん。
見殺しにしてるって発想が捻くれててウザいね。
君らの言うバカとはニュアンスが違うけど
俺は君らの方がバカっぽく感じるわ。
>>708 こういう作り方を見ても分かるように、結局は良くも悪くもTVの人。まあ、いまやどの国
の映画でもマーチャンダイズから自由であるのは難しいとは思いますが。
ttp://www.ne.jp/asahi/shusei/home/special238.htm >『誰も知らない』は是枝監督の作品の中では、全体として最も完成度が高いと思うが、
>おそらく監督の意志に反して複数の「スポンサー」の意向がフィルムに定着されてしまっている。
>実在するカップ麺やソフトドリンクやチョコレート菓子のような「商品」のクロースアップがやけに目立つのである。
>母に見捨てられた子供達を餓死から救うのはコンビニエンスストアの「日本的に優しい」店員である。
>結局、子供達は身勝手な大人達の作り出した効率最優先の企業社会に「生かされている」ことになる。
>全体としてこの映画が「普遍的なもの」を描いているというよりも社会批評的なものに見えてしまうのは、
>主人公達を取り囲む空間自体が完全に現代日本の企業社会に取り込まれているからである。
このサイトの主宰者の方もちょっとアレな人ではあるんだけど、ここまでマーチャンダイズ
の存在をはっきり示唆した文章にはお目に掛かったことがないので引いてみた。
まあ、こうしたマーチャンダイズまで逆手にした企業社会への皮肉が貫徹されていればいいんだろうけど・・・。
もともと是枝はテレビ出身の俗物じゃん。映画祭御用達作家からうまく職業監督にシフトしようとした戦略が
功を奏しつつある、というのが素直なぼくの目に映りますが。映画祭の連中を簡単にだませると踏んでいた
読みと実行力は見上げたもんだと素直に感心する。ディスタンスなんてひどいよ〜あれでカンヌだもんw
カンヌなんてそんなもんさ。
うん ディスタンスは酷い
>>751 根がアジア・ヨーロッパのアート系映画オタクだしね。93年にはTVで「侯孝賢とエドワード・ヤン」
というドキュメンタリーまで作っている。まあそういう嗜好の人。
こういうインタビューを見てもわかるように、ご本人は努力の人なんだけどね。
だいたい、ユニオンのメンバー候補生になんか簡単にはなれません。キー局並に難しい。
人伝てに聞いたが人柄で持っている面も大きいらしいね。
ttp://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/docbox/13/box13-1.html 正直、是枝さんに限らず、90年代から続く映画作家・作品(TVドラマ等も含む)の雪崩的評価
(興行でも活字でもリアルでもネットでも、特定の監督や作品に高評価が集中する)という現象は全く理解できない。
755 :
名無シネマ@上映中:2005/11/13(日) 03:08:09 ID:xHe2F9DI
やぎらくん
めちゃくちゃ可哀想な物語じゃない
映像がきれいなだけに微妙な気持ちになる
757 :
名無シネマ@上映中:2005/11/14(月) 23:07:29 ID:GFBq9Wa5
>>755 DVDを買うと、あの子供達の絵葉書が付いてくる。一人一枚。
要するに、そういうこと。
758 :
名無シネマ@上映中:2005/11/17(木) 16:47:14 ID:p62PSliB
やぎらくんの次回作は?
759 :
aiko:2005/11/17(木) 17:38:29 ID:slVXsm9F BE:73674825-
DVD借りて見ました☆
1つ疑問に思ってるんですが、
夜(初めて明がサキを見た日)サキが川に投げていたのは
なんだったんでしょう???
760 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 02:17:34 ID:oiHQepCL
761 :
名無シネマ@上映中:2005/11/21(月) 02:57:08 ID:vX7DDERg
762 :
名無シネマ@上映中:2005/11/23(水) 12:44:42 ID:4ozKwFS8
現代版蛍の墓 みたいね
そば食いてぇって言ったから買ってきたんじゃねぇか 調子のんな
が迫力あって印象に残った。
764 :
名無シネマ@上映中:2005/12/03(土) 15:21:56 ID:YAt2w2si
ごめん、おれ最後まで見たんだけど最後の最後でで寝ちゃったんだよ
どうなっちゃったの?
足長おじさんが現われて金持ちの家に養子に入ったんだよ
それぞれに、おじさんに体売ること覚えた
結局、みんな殺されたりエイズで死んじゃったり
最後は、あの中学生の女の子がみんなの遺体の埋まってる飛行場の敷地でぼんやり
>>764
>>764 マジレスすると
いつもみたいにコンビニで飯貰って、交差点で信号待ちしてると飛行機が飛んでて、
明がそれをぼんやりと見てると心配そうな顔の茂に服を引っ張られて現実に引き戻される。
そして1人がかけた3人+女子中学生が仲良く並んで歩いてって終わり
ああ そういう解釈面白いね
769 :
名無シネマ@上映中:2005/12/05(月) 15:40:34 ID:TTzHdrFV
最後のカットが明が後ろを振向いた瞬間で切れるんだけど、そこが泣けるよね。わかるかなぁ?
そうリアルネグレクトの報道でここ思い出してきてみたら
スレ続いてるんでびっくりした
是枝監督はすぐ近くにも明たちがいるよって言いたかったんだろうし
これだけ飽食で自由な社会から疎外されている小さな犠牲者がいるんだな
プライバシー擁護とかで踏み込んでいけなかったのかもしれないけど
本人が逃げ出してくるまで結果的には何もできなかったのがイタイ
>>771 >是枝監督はすぐ近くにも明たちがいるよって言いたかったんだろうし
え? この監督、社会的なテーマについて質問されると「僕はそのつもりでは
撮っていません」と必ず逃げるじゃん?
是枝監督のスタンスってそうだったよね
あの子たちなりに生きた時間を先入観なしで撮りたかったのか
それならまったくのフィクションでやればよかったのに…
逃げるっていうか、ほんとに児童虐待とかネグレクトを世に知らしめるとか
そういう意図では撮ってないんだろ
そりゃしょうがない
ところで是枝って、実はドラマで演出デビューしているのに、その事実を完全に抹殺しているんだよね。
DRAMADAS ドラマダス「四月四日に生まれて」1990
ttp://www.qzc.co.jp/DORAMA_CGI/DORAMA1.EXE?RECNUM=23401 (※TVドラマデータベースの検索結果のURLはしばしば入れ替わるので、
検索ページから「是枝裕和」で検索してみるといいよ)
こんな作品を演出していたことは、彼の公式プロフィールやインタビューでは完全に
伏せられている。裁判ではシロとなったものの、やはりシナリオに盗作疑惑が起こったのはバツが悪いのだろう。
一応は「シロ」なんだから、正々堂々と自分のフィルモグラフィーに入れればいいのにさ。
最初にこんな「挫折」をしたのに、よくここまで這い上がったよなあ。
ふーん、まぁ色々あるわね
ずいぶん前に観たので詳細は忘れたんだけど、自然な撮り方(子供たちの演技とか)
をしているのに、何故か監督の主張のようなものが前面に出過ぎているような感じ
を抱いてしまってどうも馴染めなかった。
それから、「誰も知らない」というタイトルは、親に捨てられて乞食同然の生活を
していても、子供たちはこんなに豊かな経験をしていたことを誰も知らない、という
意味なんだよね?
豊か・・
>>777 > 親に捨てられて乞食同然の生活を
> していても、子供たちはこんなに豊かな経験をしていた
監督の中にはそういった意図もあったみたいだよ
タイトル自体はいろんな意味がかけられてるんだと思うけどね
780 :
157:2005/12/17(土) 00:09:56 ID:Jubymsem
実は、明日ウチの大学で是枝監督が授業をやるんだが・・・。
20人くらいのクラスなんで質問もしやすいと思う。
皆さん聞きたいこととかあります?
実は、明日ウチの大学で是枝監督が授業をやるんだが・・・。
20人くらいのクラスなんで質問もしやすいと思う。
皆さん聞きたいこととかあります?
誰知の長女役の女の子、もう食べちゃいましたか? って聞いてくれ
なるほどな
784 :
名無シネマ@上映中:2005/12/22(木) 01:03:28 ID:5ivZ3pQ7
785 :
名無シネマ@上映中:2005/12/22(木) 07:26:12 ID:RlPZ2v6E
あのバカすぎるけど監督の名前なんて読むの?
早稲田
コレエダでした 失礼しました
少なくともクリスマスイヴには見たくなかった
788 :
名無シネマ@上映中:2006/01/03(火) 10:56:16 ID:DMYRQs64
初回限定版は、通常版とどこが違うのか教えてください。
宜しくお願い致します。
初回限定版には柳楽君のヌード写真がつきます
>>788 ケースのデザインが違うほか
デジパック仕様なのとこどもたちのポストカードがついてる
内容や演出ノートつきなどは変わらない
ワンダフルなんちゃらしか見たことなくて糞監督だという印象しかなかったけど
海外で賞とったりたまに会う知り合いが信者だったりどうして? と思ってた。
で、このスレ見たら誰も知らないが評判みたいだね。
先入観とか捨てて見てみようと思う。他にお勧めあったら教えてくれ。
792 :
名無シネマ@上映中:2006/01/04(水) 06:38:34 ID:65JzMb05
>>790 レスサンクス。
どちらがオススメですか?
値段変わらないので初回版があるなら、そっちがお得。
ネットだとあんまり見なくなったけど、店頭だと時々みかける
794 :
名無シネマ@上映中:2006/01/05(木) 11:19:19 ID:qnZEwrGt
795 :
名無シネマ@上映中:2006/01/05(木) 18:19:56 ID:KEyxnZnd
最後のほうで明!って誰かが呼んだ場面はどういう意味があると思う?
>>795 妹が死に、頭が真白になって雑踏を歩いている時のこと?
・兄としての挫折感、不安感で思考停止。
・誰でもいいから助けてほしい、明と名前を呼んで欲しい。
たまたま、別の子を明と呼ぶ声で我に帰り、
・助けてくれる人は誰もいない厳しい現実を知る。
・自分で処理することを決心する。
てな感じと思う。もし明が少女だったら、あるい新宿2丁目
だったら、誰か声かけて・・ 局面が変わったかも。
798 :
名無シネマ@上映中:2006/01/07(土) 21:39:30 ID:RFpN5WKG
非常に遅いが、今見た。
感想は、「残酷」
この事件についてもっと知りたくてググってみたが
どうもキーワードが違うらしく、
元の事件が出てこない。
誰か元の事件について詳しく書いてあるサイトしらない?
800 :
名無シネマ@上映中:2006/01/09(月) 00:34:02 ID:8z1bw3F6
今みた。
もとの事件は、もっと残酷ですね…
個人的には、気に入りました。
801 :
名無シネマ@上映中:2006/01/15(日) 06:03:51 ID:M6z3ZxPd
もしかして家庭教師のトライのCMに京子ちゃん出てる?
なんかずいぶん成長してるが、独特の佇まいがいっしょ
>801
>274
お母さん、歌手を目指してたのねw
CDだしてるやん
不良グループみたいの家に呼んでたけど、あれどうやって知り合ったん?(´・ω・`)
806 :
名無シネマ@上映中:2006/01/16(月) 19:18:48 ID:5MF/yc+P
大家カワイソス。
毎月、家賃振り込まれてたの?電気水道止められてるけど。
振り込まれてなくてラストでもあの調子だから
今後も家賃が入らない大家カワイソス。
それから新鮮組だっけ?
廃棄弁当って新鮮組なら貰えるの?
実際に貰いにいくDQNいるんじゃね。
俺はおととい見た
激しく遅いが
実際の事件は兄貴が友達と妹を殺しちゃうんだっけ??
映画ではもちろんそんなシーンは無かったが、映画の終わり方はなんだか希望の
もてる終わり方でそれだけでちょっと救われた俺の心が
ちなみに廃棄弁当は基本的になにかあったら店側の責任だから
もらえないけど、頼めば場所に寄ればもらえる
コンビにアルバイト経験のあった俺はおにぎりとかふつうにもらってた
808 :
名無シネマ@上映中:2006/01/17(火) 02:31:23 ID:TiLl9gu6
後半、家賃の振り込みも出来なかっただろうに大家から何も言われなかったのはどうして?
809 :
名無シネマ@上映中:2006/01/17(火) 04:35:32 ID:XllN96tB
>>808 大家がたまった家賃の件について部屋を訪れるシーンはあったよ。
妹が死んだあとに母親から書留が届く、能天気な添え書きと共に…
>>807 >実際の事件は兄貴が友達と妹を殺しちゃうんだっけ??
ちょwwww違う違うwwwwwww
兄貴と友達が妹を殺しちゃうんだよ
兄貴が友達と、妹を殺すで区切るんじゃない?
>>807は。
>>807 俺だけど・・・確かに今みるとややこしいなw
すまぬ!!
しかも実際の事件は友達ひとりでやってしまったらしいな
>>799のリンク先のところにあったが、ほかの事件も相当えぐいのがあって
世の中にはこんな家庭があるのかと衝撃をうけた
>>805 独りで入ったゲーセンで、向こうから声掛けられて親しくなったと思われ
妹が兄貴と友達をヌッ殺すのである
も、萌々子ちゃん……
エンディングで文字だけでいいから最終的に事件がどうなったか描いてほしかったなぁ。
実録モノじゃないので、実際の巣鴨事件の顛末は本編とあんまり関係ないし
映画の中のこどもたちがどうなるかは観客の想像に委ねてる
818 :
名無シネマ@上映中:2006/01/22(日) 16:20:05 ID:Ksl4y3hr
長男、ただのDQNガキじゃん
坊やだからさ。
最初は頑張ってたよ。
いい子からドキュソに変貌していくさまが良く描かれてますた
明のその後が、「疾走」の後半で見ることができます。
上で貼られてるサイトに書かれてる、
>26日、長男とAは三女の死体をボストンバッグに詰め、電車で秩父市の公園に行った
>(このときもBは責任のがれをして、ついてこなかった)。
>秩父を選んだのは昔Aが遠足に来たことがあるからと、長男が「妹に山を見せてやりたいから」
>という理由だった。
「妹に山を見せてやりたいから」・・・・・・
コンクリ犯が遺体と一緒にその娘が観たがってたドラマのビデオをドラム缶に入れたってのを思い出した。
823 :
名無シネマ@上映中:2006/01/24(火) 18:32:56 ID:5AtKpAiv
今見終わった
何か、もうね、('A`)
825 :
ななし:2006/01/25(水) 17:53:40 ID:3/P5akSq
レンタルして何回も観てんだけど、やりきれないな。実際の事件知るとなおさら。
生まれたくなくても、男と女がセックスすると人間ができて、生まれたら生きなきゃなんないんだな…
なんなんだよ…
826 :
:2006/01/25(水) 21:20:08 ID:bGwvzScM
YOUがほんとに男にだらしない女に見えてきた
実際の事件の子供達がこの映画見たら怒りそうじゃない?
ちょっと変更と美化しすぎかもね。
暗すぎて誰も観ない映画じゃ意味ないけどさ。
実際の事件に興味持ったけど、携帯なんで調べきれない。
妹は殺されたのか…犯人は兄貴なん?友達なん?
あの家族は今どうなってんだろう
兄とその友達が折檻としてひどくぼこった。
兄は飽きたのでやめたが友達がさらにぼこぼこにした。兄はそれを放置。
それで死んだ。
まあ友達の方が悪いが兄にもかなり責任がある。もっと悪いのは親だが・・・
だから映画と事件とは切り離して考えないと納得できないところを感じる人が多いのは
よく分かる。
間違いなく親が一番悪い。これは言うまでも無い。
だけど現実の事件は友達と兄の両者に確実に責任があるという事実が痛ましい。
映画はそれを、子供の罪という問題はおろか親の責任すらもぼかしてしまっている。
それは是枝のドキュメンタリータッチを維持するためなんだろうが、俺はやはり
彼のアプローチは明らかに弱いというか詐術的だと思う。
おれ自身はこんな甘ちゃんの監督を肯定しない。
無論映画と現実は違うという考えの人が居るのは否定しないので、この映画を
肯定できる人を否定するつもりは毛頭無い。
マジか。
かなり凄まじいな。
聞いて後悔したが、ありがとう…
うう、ブルーだ…
>>830 本心ではドキュメンタリータッチを維持するためだったかは知らないけれど・・・
是枝監督は意図的に特定の人物の責任とならないよう作ったわけだから
詐術的とかは違うんじゃないのかな
もっと虐待バリバリの母親だったり、明が粗暴で暴力的な子供だったら
DQNの母親持ってDQNに殺されて可哀想で終わっちゃうかも知れないでしょう
あえてそのあたりはぼかすことで、○○が悪いとすっきり割り切れないようにして
いろいろと考えて欲しかったんだと思うよ
要は巣鴨事件の原因究明や責任追求が是枝の目的じゃないんだよね
だからその点を求めた人は、甘く感じたり、物足りなかったり
事実を隠蔽してるとまで言い出したりで、否定的になるんだろうね
1988年に起こった事件である。
ことの起こりはここから15年前、ある男女が同棲したところから始まった。
女は男が役所に婚姻届を出したと思い込んでおり、自分たちは夫婦だと認識していたが、実はそうではなかったのである。
子供が生まれ、出生届の提出をまた男に頼むが、このときも彼は「出した」と口では言ったものの、
役所には足も踏み入れていなかった。
ある時期までは男がきちんと給料をもらってきていたので生活に破綻はなかったが、
彼がほかに女を作り、会社の金を使い込んだうえ蒸発してしまってからはすべてが一変することとなる。
ほぼ同時期、長男は小学校へあがる年であった。
が、いつまでたっても就学通知がこない。おかしいな、と思いつつ母親が手をこまねいているうちに入学時期は過ぎてしまった。
ようやく母親が重い腰をあげて役場へいってみると、そこでやっと事実があきらかになり、彼女は愕然とする。
自分はまだ未婚なばかりか、家にいる子供は戸籍のない「幽霊児」なのであった。
本来なら彼女はここで福祉事務所なり児童相談所なり、どこかの窓口を訪れるべきであったろう。
しかし彼女の念頭にそんなことは思い浮かばなかったし、アドバイスしてくれる人もなかった。
彼女は以後、すべてを嘘で固めて生きていくことになる。
事件発覚後、彼女が周囲についていた嘘もいっしょに暴かれたが、それは悲しいと言ってもいいものばかりである。
いわく、
「わたしは慶応大学を出て、いまは三越の外商部に勤務しています」。
「亡くなった夫は外交官でした」。
「息子は立教中学に通っています」等々……。
そして、マンションへ入居の際には「これ、うちの職場で扱っているものですけど」と言って、三越の品物を隣近所に配り歩いたりもしていたという。
その後も彼女は何人かの男性と知り合い、妊娠しては自宅出産するということを繰り返した。出生届は一度も出していない。
結果的に彼女が産んだ子供は5人。
そのうち次男は病死したが、なにしろ戸籍がないので埋葬届も得られないし、第一「生まれてもいない」とされているものをどうやって「死んだ」と届ければいいのか。
――結局このときも、彼女はすべてが明らかになるのを怖れて、隠匿に精を出すことになる。
彼女は次男の死体をビニールでくるみ、消臭剤を入れて押入れに入れた。
長男はそんな母親をみて育ち、下の子たちの面倒をみながら大きくなっていく。
母親は長男を「とてもしっかりした子」と思い、下の子の世話を全面的に任せ、自分はデパートの売り子をして給与をもらい、
子供たちを食べさせていた。
しかしまた生活を一変させる出来事が起こる。
1988年1月、母親に新しい男ができた。それだけなら過去何度も起きていたことだが今回は大きく違った点があった。
彼女はその男と同棲するため、子供たちをマンションに置き去りにしたまま、出ていってしまうのである。
彼女は家を出る際、長男に
「妹たちのことをお願いね。おかあさん、たまに様子みにくるから。お金は書留で送るわ」と言っている。
当時、長男は14歳。妹3人はまだ7歳、3歳、2歳であった。
母親が毎月仕送りしていた額は7〜8万だったという。
あとはたまに電話をしたり、駅のマクドナルドなどに長男を呼び出して「家の様子はどう?」と訊く程度で、
いつも子供たちの住むマンションには寄ることなく、彼女は男と住む家へ帰っていた。
こうして子供たちだけの閉鎖された環境ができあがっていった。
学校にも通わず、存在を秘匿された人間だとはいえ、長男は妹たちのために買い物にも行かなくてはならないし、家に閉じこもっているわけにもいかない。
あたりをふらふらしているうち、彼にふたりの友達ができることとなる。
ひとりはAといって、家庭が複雑なこともあり学校にもほとんど通っておらず、のちにはこの家に居候同然のかたちで住みついていた。
もうひとりのBは家庭もあり、学校にも通っていたが攻撃性が高く、学校帰りにはほとんどこの家に寄り付いていたという。
いかに長男が歳のわりにしっかりしていたとはいえ、しょせんは14歳である。
幼い妹たちに食べさせるものは菓子かカップラーメンか、冷凍食品。家の中は汚れてくるし、下の妹ふたりはまだオムツをあてているが、
マメに換えてやっていたのは最初のうちだけで、金が乏しくなってくれば新品も買えない。
2ヶ月もたつと、1日1回換えればいい方、という有様になっていた。
妹たちは発育盛りにちゃんとしたものを食べていないから、栄養不良で動作は緩慢だし、
臭いし、しょっちゅうむずかる。
長男はたしかに妹たち思いの子ではあったのだが、そういった毎日がつづくうち、だんだん
「面倒くさい」「うとましい」という思いが先に立って、家に居ついた友達ふたりを優先させることが多くなってきていた。
そんな中、事件は起こった。
4月21日。
Bが買い置きしておいたカップラーメンがなくなっており、空腹になった妹のうち誰かが食べたのだろうということになった。
Bが問いつめると、どうやら三女が食べたらしい。
怒ったBはまだ2歳の三女を殴って折檻した。この折檻には、長男とAも加わったようだ。
ひとしきりそれが収まると、今度は三女がお漏らししたらしいことがわかった。
Bがまた折檻すると言い出し、今度は長男とAは「勝手にやれば」と言って、隣の部屋でTVを見ることにした。
Bは押し入れの上の段から三女を何度も落とし、何度もやっているうちに面白くなって、頭から落としたり、
わざと落ちてくるところに足を出して腹を蹴りあげたりしはじめた。三女はボールのように蹴りまくられ、ぎゃあぎゃあ泣きわめく。
その声が面白くてまた蹴る、の繰り返しで、行為はだんだんエスカレートしていった。
ふっと長男が気づくと、隣室が静かになっている。覗いてみると三女がぐったりしてBの足元に倒れていた。
「大変だ――これ、死んじゃうかも」
救急車、それともお母さんに電話、といろいろ考えるけれど、救急車を呼べばすべてが発覚してしまうし、お母さんに電話しても怒られるだろうし、
結局どうすればいいかもわからないまま、見よう見真似の人工呼吸を施したり、布団をかけて体をあたためるなどした。
それを後目にBは「7時だし、家に帰らなきゃ」と言ってさっさと退散してしまった。
翌朝、長男が目ざめてみると三女はもう冷たくなっていた。
死んだあとの処置はといえば、母親が次男が死んだときにやっていたことを真似るしかない。
ビニール袋に死体を入れ、消臭剤を入れて押し入れにしまいこんだ。
しかし消臭剤の量が足りなかったのか、たちまち臭くなり、ここに置いてはおけない、ということになった。
26日、長男とAは三女の死体をボストンバッグに詰め、電車で秩父市の公園に行った
(このときもBは責任のがれをして、ついてこなかった)。秩父を選んだのは昔Aが遠足に来たことがあるからと、
長男が「妹に山を見せてやりたいから」という理由だった。ふたりは駐車場脇の雑木林に死体を捨て、上を木の葉や枝で覆った。
7月に入って、「どうもあそこは子供たちだけで暮らしてるようだ」と大家が警察に通報。
警察から福祉事務所に連絡がいき、相談員が訪問すると、子供が3人遺棄されているのが発見された。
とくに長女と次女は栄養失調で衰弱がひどく、ただちに保護された。
なおAとBはこのとき、この家にはいなかった。
警察の家宅捜査の結果、次男の死体が押入れから発見される。事件はまたたく間にマスコミにも広がり、
TVや新聞での報道がされる一方、母親への「どこにいるのか」という呼びかけが起こった。
報道をみた母親は「これはひょっとして、私のこと?」と思い、警察に出頭。子供たちに引き合わされ、
そこで初めて「三女がいない。子供がひとり足りない」ということがわかった。
まず母親が保護者遺棄、致傷で起訴。
次女は全治1ヵ月半という重度の栄養失調だったため、さらに致傷罪が追加され、懲役3年執行猶予4年の判決がおりた。
長男は三女に対する傷害致死、死体遺棄で起訴。
しかし事情聴取するうち、A・B(とくにB)の関与が大きいことがわかり、長男には同情する余地が大きいとして
、A・Bふたりは救護院送致(のちにBのみ保護観察で済んだ。この差は裁判官の認識の差とみられる)、
長男は養護施設に送られ、そこから学校に通うことになった。
長女・次女も保護センターから養護施設に送られるものの、この2人はのちに母親に引き取られている。
長男がどうなったかは、資料不足のため、筆者にはわからない。
携帯で見れない人もいるようなので
監督がモチーフにした実際の巣鴨事件について
一応、テンプレ
>>3の関連サイトを貼ってみた
なんでBが保護観察で済むんだ?
携帯からの者です、ありがとう。
知れば知るほど凄まじい…orz
>>830 いやだからこそ妹が死んだことが悲劇なんでしょ?
ぼかすかとによって考えさせるというが,責任の所在をあいまいにすることで
むしろ見る側の思考を停止する方向になってやしないかということ。
ガキが殺人を犯してしまった現実は親が悪かろうと大人が悪かろうと消えない罪なんだよ。
だからこそやりきれない。だからこそこの事件が痛ましかったということ。
頭打って死んでた〜みたいなのんきなつくりが出来るのが映画の幸せなのか、是枝の弱さなのか、
ってことを思うわけさ。
842 :
名無シネマ@上映中:2006/01/27(金) 20:41:21 ID:5Re0cxXJ
思考の停止に繋がるとは思えないけどなぁ。
この事件の事まだ知らないときにみたけど、色々考えさせられたよ。
もし兄と友人が妹殺したって展開だったら
そこに焦点が当たりすぎて見えてこなくなることが沢山あると思う。
監督は別にこの事件そのものについて考えてほしかったわけじゃないから
こういう展開にしたのが「のんき」だとか「弱さ」だとは思わないけどな。
あ〜あ、またこのセンセイが現れて、この展開か。
あぁでも確かに、最初に
>>833読んでから観てたら
違和感感じたり兄ズルイとか思っちゃったかもしれないな。
え?ごめん。
数スレだけ読んでレスしたから流れ読めて無かったかも。スマソ
>>842 そういう意図だよね、是枝は
妹を事故死にして
わかりやすい悪役をつくらなかったのは
ぼかして責任の所在をうやむやにしようとしたというよりは
各人に悲劇の原因を分散させて、いろいろな思いを浮かべてほしかったんだと思う
だから過去スレでは、母親が無責任、明が早く保護を求めればよかった
コンビニ店員が通報すればよかった、など多くの議論があったしね
847 :
名無シネマ@上映中:2006/01/29(日) 00:16:39 ID:7Det93+9
一昨年見たときは凄い感動したけど、やっぱなんか違うよね。子供なんて妹が死んだり
したらどうしょうもなくて泣き喚くか、無関心に子供を押し入れにでも押し込むか。
妹が行きたがっていた場所に埋めてやりにいくなんて大人の発想だよ。
コンビニ店員がとろいのにはもうあえて突っ込むまい。
しかしコンビニ店長!気付いてやれ…
万引きは誤認するしほんとダメ親父。
この監督はイメージを形にしたいだけだと思うよ。
本人が埋めに行く電車に乗る姿を映像化したかったエゴに端を発するといっているじゃん。
カラオケで援助してもらいその金渡すところで叩き落すとかさ、映画好きなやつなら
こういうシーンを撮りたいがためにじっとヤギラにあの場面まで事態を見守らせたことくらい
わかるじゃん。俺は是枝の意図が分かるからすごくオナニーなシナリオ展開だなあと
おもってるけど。終始そんな感じ。だから甘いとか批判するのは核心尽きすぎw
まあだまされる人がいるから商売成り立つんだろうからいいけど。
>>847 実際の事件では、子供だけで埋めたんだろう?
>>849 よく判らないなあ。そんなこと言ったらフィクション映画って
みんな甘いの?(虚構の世界を描いて観客だまして金取るのダメ?)
何でそんなに是枝キライなの?
映画相手に騙されたの騙されないだのというのもw
ほんとうにカラオケ一緒に歌っただけなのだろうか。。。
855 :
名無シネマ@上映中:2006/01/29(日) 15:44:48 ID:M+eqpg13
カラオケだけじゃおわらんだろ。
終わらないつもりだったが
ゼニがなかったのである
「シケてんのねー」
ああ見えてキッツイ
さきちゃんであった
長い文はホームページでやって欲しいなぁ
無料ホームページとか作ってリンク貼ればいいじゃん
見終わってから数日経過。
最初は、つまらないストーリーで後味悪いな…程度だった。
でも、日を追うごとに映画の場面が思い出されてきて、
切ない、辛い、不気味、などの感覚が交じり合って気持ち悪くなってしまった。
映画を忘れることができないほど、変な気分。orz
自分の中にあの母親や大家やコンビニの人や
少年たちと同じような部分があるとひしひし感じる。
そんなの普通じゃん?と開き直っている自分も感じる。
考えさせられる映画だな…。
859 :
名無シネマ@上映中:2006/02/10(金) 17:42:06 ID:jJJyeXVj
この前初めて見たが面白かった。児童相談所や警察の世話になる展開だと面白くするのが難しいだろうから
あの終わり方で無難だろうなと思えた。
このスレ読んで思ったがもし俺がこの作品を作るなら変な奴がわいてくるし
似たような事件は複数あるんだから特定の事件を題材にして作ったと言う必要性はないね。
先日見たんだが元の事件知ってたので
長男の友達が出てきた時点で折檻して殺しちゃうのかとハラハラしてたがそうじゃなくて良かった。
切ない映画だったよ…
2回は見たくないな…というのが今の感想。
見直したがラストシーンよかった。無愛想に立つ4人。飛行機(羽田発?)をみあげる長男。
そのソデをひっぱるしげちゃん。自販のつり銭を拝借して先行する3人に追いつくしげちゃん。
4人で歩いてく途中でプッツリ切れる映画。
ゴンチチじゃなくて女の人が歌ってる挿入歌は誰の曲ですか?
教えて下さい。
>>862 コンビニの女店員役もやってたタテタカコさんの『宝石』という曲
864 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 02:16:51 ID:ZhPNCpIF
ケーキ買って帰る途中に出会う
女子高生は何を捨ててるの?
865 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 03:44:41 ID:rjHS8Stp
>>863 ありがとうございます。
気になってたんですっきりしました。
866 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 07:20:11 ID:3MBlqQSi
ホント薄っぺらい映画でした。
モデルの事件も知らないで見たんだけど、それでもやっぱり
薄っぺらい映画でした。
何がいいたかったの?監督わ。
事件から得た事柄だけをダラダラ書き写しているだけで、
監督は何が言いたいのかはっきりできてねえす。
こんな中途半端な物語ってねえよ。
だったらドキュメンタリーにしたほうがいい。
最近物語を舐め腐ってる監督がおおすぎ。
「害虫」もだが、何も考えてない少女のいきあたりばったり
とかもうそのまんま監督の頭の中だよ。
ただロリータなだけだけじゃん。
実際は嬲り殺された妹も、ただ映画を悲劇的に展開させる
ためだけのあんなチープなアイデアで殺されてうかばれねえす。
なにあれ。椅子から落ちて頭打つって。
なんでそういうとこから逃げてるの??>監督
一番大切な部分から目をそむけて、こんな安い物語に仕立てて
何がしたかったかほんと知りたい。
>>866 マンションの一室での出来事を見事に印象づけてくれたと思うが。
ドキュメンタリータッチで。
妹が椅子から落ちて頭を打つ瞬間、その場にいない兄の残酷さは
野球で夢中になっているシーンで存分に表現できていた。
実際の事件どおりなら、2・3歳の女の子をサッカーでもするように
蹴り上げるシーンがいるが、そんなものを見たいのか?
ロリータ趣味の他に別の変態趣味をお持ちのようでw
実際の事件に引きづられてる人だね
869 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 18:14:53 ID:3MBlqQSi
実際の事件がいらないなら、あの事件をモデルにせずオリジナルで
いいんじゃないですか?
>>867 こちらはそういう脳直な意見しか出せない素人ではないので
話が難しくなったら申し訳ないのですが、例えば実際の経緯をそのまま
眼前に再現することだけが表現ではないのですよ。
この映画は他者の悪意が介在した部分を省略しておきざりにされた
子供達の孤独な姿を焦点にしているのはわかります。
それで何か力強い物語ができたらいいわけです。
でも少なくともこの作品は何もなかったです。
たとえばエレファントは実際の事件をモデルにしていますが、
まったく感情移入せず淡々と描かれていますよね?
殺害した側、された側それぞれの時間を一つ一つ見せることで、
彼らは生きた人間として描かれています。
そういった演出や構成の工夫に監督の意図がまだはっきりでている
わけです。
好き嫌いはあるでしょうが。
870 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 18:17:33 ID:3MBlqQSi
エレファントも同じように実際の事件の経過からはかなり省略されて
いるモノがあると思います。
彼女の死はとても重要なものだったはずですが、あの死に方に集約
されるように全てがあまりに安易でした。
彼女はラストシーンに進むために手っ取り早く殺された節があります。
彼女の死に方への説得力を持たせるのが、演出の工夫であるわけです。
それがなくあまりに安易で安っぽかったわけで、何も考えていないとしか
思えません。
その安易さが逆に現実の事件をモデルにすることへの根本的な疑問を
投げかけているわけです。
実際の事件から何を描きたかったんでしょうか?
子供の孤独や力強さを描きたいなら他にもあるんじゃないですか?
多分あの映画を見て泣ける人は、続投がいやで主要な登場人物を
次々意味もなく殺して終わった「北の国から」なんかでも泣けるんで
しょうね。人の人生における死を深く考えず、“死=悲しい”で即泣ける
自分に満足しておられるだと思います。
そういうことを考えないで、この安っぽい物語に都合よく涙を流せる
あなた方の善良さは、彼らのような子供を生み出した無関心と同じ臭いが
することにお気づきでしょうか。
>>869-870 脳直な意見というのは・・・
>多分あの映画を見て泣ける人は<中略>人の人生における
>死を深く考えず、“死=悲しい”で即泣ける
>自分に満足しておられるだと思います。
↑こういう意見のことなのではw
劇中の主人公ですら乾ききった感情で妹の死を見つめていたというのに。
妹の死で泣く人もいるだろうが、まあそれは人それぞれだから
否定はしない。個人的にはそこは泣く場面ではないと思う。
872 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 18:35:10 ID:evYJdcgp
870
まぁ、、わかるけど、こんなスレで言っても揚げ足取られるだけだぞ。
芸術志向の糞作、作家ぶっとる奴なんて腐るほどおるしね。
映像は綺麗だったし、サブカル好きの勘違いしてる子らには好かれそうではある。
でもヤギラくんの演技は悪くなかったよ、監督もカンヌ志向で撮ったのに、複雑な心境やろね。
自分のブランド化は出来ないだろうし
873 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 18:37:56 ID:evYJdcgp
>>871 なんにせよ、あの妹の死は映画の小道具的なものだったとはおもうよ。
雰囲気的なだけの装置でしかない。みたいな。ああいう姿勢で作品作る奴は多いけど、
>>873 妹の死が、ラストのトーンを決定づけたのだから
この映画にとってかなり重要だと思う。
875 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 19:05:24 ID:3MBlqQSi
>>873 まあそうですねw
ファンスレでアンチが騒いでるしかないわけでw
ただ予告でみた食卓を囲む一家のときの、妹の笑顔とかが
結構期待させてくれてたわけですよ。
チャン・イーモウの「あの子を探して」みたいに子役の演出を
どうしてるのかよくわからないくらい自然な表情とかも
撮れて、物語もしっかりした映画はあるわけだし。
それに比べたら、なんだかなあ・・・薄っぺらいなあってかんじです。
876 :
名無シネマ@上映中:2006/02/15(水) 22:53:04 ID:1Nu1ZvaU
エレファントもこの映画も、描かれていることのわりには観ていて心地良い映画。映像のセンスかな。自分は演劇やってるんで、演出が上手い映画として観る部分も大きい。
YOUの涙はアザトイな
>>877 この母親はこういう涙は流さないと
youは拒絶したらしいよ
監督によると
あくびで出るような特に意味はない涙ということで演じてもらったんだって
エレファントとこの映画って共通点があるね。
映像が綺麗、演技が上手、事件をモチーフにしてる、脚本が無いに等しい、何とも言えない終わり方
でも俺、エレファントは結構どっしり来た・・('A`)
880 :
自己レス:2006/02/15(水) 23:38:01 ID:IhRJ59sN
>>874 ラストのトーンというより、この映画全体のトーンだな。
妹の死が、映画の始まりから終りまで、底辺にずっと横たわってる。
良スレ発見。
映画のテーマとは違うけど、季節の移り変わりの描き方が印象的だったような。
リアルを感じた。
882 :
名無シネマ@上映中:2006/02/16(木) 01:55:10 ID:y/M768a2
>>869 モデルにした実際の事件から離れて主人公に感情移入し易くするのも
監督の意図的な演出や構成の工夫だよ。エレファントと同様に褒めてあげたらいい。
「誰も知らない」以外にも同じような手法で評判になった映画はある。
スタークウェザー*フューゲイト事件をモデルにした「地獄の逃避行(Badlands)」
千葉県両親殺害事件の「青春の殺人者」なんてのがある。
884 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 00:17:35 ID:sUXWoW7K
あげられた作品のように感情移入できなかったから
薄っぺらいと思ったわけです。
工夫も感じられませんでした。
ただどす黒いところだけを切り捨てて、きれいな物語にしてしまった
だけのようで。
それも一つの形なのでいいのですが、そこに何か柱がないと
物語として弱いと思うのです。
八百屋お七も事実はただのDQNですが、そこにいろんな要素を加減して
恋に狂った少女の物語にしてるじゃないですか?
そこに作り手の意図があると思います。
本作では残念ながらそれが感じられませんでした。
「青春の殺人者」の名前をあげようと思ったのですが、
本作を褒めちぎる方々がどうも僕より下の世代が多いのではないかと
ふと思ったので。。w
僕は青春〜と本作品が並べられるのは妥当ではないと考えます。
それならしょうがないね
886 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 01:07:52 ID:4aflnxIY
演技に見えないような自然なとこが所々あった。ああいう場面はいいな。
>>884 12、13歳の少年がスーツケースに妹の死体を詰めこんで
電車やモノレールで羽田へ運ぶという事実は充分ドス黒いところ。
母親に何ヶ月も置き去りにされるというのもこの映画の柱。
置き去りにされた子供達の心情やその変化。
母子の歪な関係と愛情。マンション外部と子供達の蜘蛛の糸で
繋いだような寄生関係などなど…そこに作り手の意図が感じられる。
「モデルにした実際の事件から離れて主人公に感情移入し易くする」
という観点からみれば「青春の殺人者」と並べてみても別におかしくは
感じない。
888 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 01:42:17 ID:sUXWoW7K
>>887 「感情移入しやすくする」という点で「青春〜」はそうかもしれません。
が、「本作品が感情移入しやすくできてない」からそう述べているのですが。
>親に何ヶ月も置き去りにされるというのもこの映画の柱。
>置き去りにされた子供達の心情やその変化。
>母子の歪な関係と愛情。マンション外部と子供達の蜘蛛の糸で
>繋いだような寄生関係などなど…そこに作り手の意図が感じられる。
僕の言う柱の意味をわかってらっしゃらないようですね。
言い換えましょう。
作者はこの物語を“何に”したかったか、です。
上の八百屋お七でもう一度「何がどうかわったか」でお考え下さい。
あなたのおっしゃっているのは、画面に流れる経過を書き写した
もので意図の説明になっていません.
小学生が感想文を書くのにダラダラとあらすじを書いているような
レスです。
蜘蛛の糸などと詩的表現をされてますが、本当にそんなものを感じましたか?
そういう余計な美辞麗句はいりません。
一言でいうとこの作品はなんでしたか?
>888
まずおのれが一言で言わんかい
この人は主観でしかものが見れてないんだよ。
相手を自分の型にはめるのが前提になってるし。
別に相対主義に走るつもりはないが、
「思う」とか「感じられる」とか、感情論でしか語れないのでは話にならない。
あ〜あ、またコレエダキライキライ大先生か。
>>888 感情移入できるできないは、あんたの個人的感想だから。
作者はこの映画で考えてもらいたかったんですよ。
エレファントの監督もそう言ってる。同じでよろしかろ。
で私が一言で言えば「子供達の飢餓感」を感じさせる作品。
そこに蜘蛛の糸のような救いを感じた。ホントに。
>>887 実際の事件の少年は秩父に妹を運んでいる。一応。
893 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 01:57:15 ID:sUXWoW7K
残念ながら僕はそれがわかりませんW
なぜなら面白くなかったわけですから。
それが伝わるほどだったらたぶんもっとこの作品を
好きになっていたことでしょう。
ぜひお聞かせください>ファンの方々
894 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 02:05:30 ID:sUXWoW7K
一応眼を通させていただきました。
すみませんが、また明日夜にきます。
895 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 02:43:57 ID:4aflnxIY
>>893 結局お前の個人的な趣味に合わなかったってだけだろ?なんでそんなにこの映画が気になる?
896 :
884:2006/02/17(金) 21:58:08 ID:sUXWoW7K
>>890 このレスは僕宛でしょうか?
>>892 なるほど。子供の飢餓感ですか。
それが蜘蛛の糸の救いにどうつながったのですか?
ちなみに蜘蛛の糸というのはかろうじて、というニュアンス
なのでしょうか?芥川の蜘蛛の糸でしょうか?
昨日からこの言葉で意図されていることが少し伝わりにくいのですが。
もう少し詳しくお願いできますか?
予防注射も受けさせてなかったのかな?
よく生き残ったね
898 :
名無シネマ@上映中:2006/02/17(金) 22:12:54 ID:NOHstijk
>>890 それに人を見下しつつ自分を上におきたがる。
>898
某映画ライターを思い起こすなー
その正体が糞ヲタだったの知った時は失望したものだ
この作品の芸術性や良さを理解出来ないくせに、さらにこのスレに来て
「この俺様に理解させろ」とおっしゃるのはどうかと。
理解したいのなら取り合えずROMってればー?
901 :
名無シネマ@上映中:2006/02/22(水) 18:16:29 ID:/r4MiUVa
>>900 「この作品の芸術性や良さを理解出来ないくせに」って…
いやいや…
芸術なんたらの価値観は個人の問題やもん。
理解もクソもないのでは?
今日レンタルして見た
井筒監督が批判してたけれど、あの人には分からないんだろ、この感覚
YOUの無意識の言葉のトゲ
素晴らしい絵と、凄惨な現実
ヤギラ君が兄弟の世話をせずに、同年代の友達と遊ぶ事に走った時、
なにやってんだorzと思った俺は、この映画に出てくる腐った大人と一緒だろう。
色々とつっこみ所はあるけれども、そんなん気にならない程、
力のある映画だったよ
>902
世渡りがうまい人間には理解できんだろうな
904 :
名無シネマ@上映中:2006/02/26(日) 11:12:36 ID:Adlj+Dk1
>>900 あなた方ファンの主張するこの作品に対する評価が画一的で
何も考えてない頭から出たものだと、遠まわしにいわれてるのでは?
芸術性とか言い出すその頭に対して。
粘着センセイ また来たの。
>904
言われてることは言われてるのだが
言ってるのはお前だけだ
さも世間の声であるかのように言うな
ファンの主張するこの作品に対する評価が画一的で
何も考えてない頭から出たものだとしても、対論がでてきてないよね。
今まで出てきてるのは一人の粘着による感想文。
904先生はさぞかし高尚な御考察をお持ちなのですね。
作品に対する批評ではなくファンに対しても評して下さるとは
よっぽど偉い方なんですね。
そのようなご立派な方が何故こんな下劣な場所にいらっしゃるのか
不思議でなりません。
909 :
名無シネマ@上映中:2006/02/26(日) 18:15:02 ID:Adlj+Dk1
高尚な考察など持っていません。
ただ普通に考えて当たり前の意見を述べているだけですよ。
ここで皆さんとは違う意見を述べるだけで「お前だけが違う、
おまえ一人だ」などという数の理屈で押し進めようする姿勢は
やはり何も考えていないとしか思えないです。
分かりやすく言えば「みんながいいといってるから、カンヌで
賞をとったからいい」という類です。
どれもこれもどこかで誰かが言っていた感想にしか見えません。
もっと自分の言葉で意見を述べていただけるとうれしいです。
それから私は無闇にアンチであるつもりはありません。
ここで私が気づかなかった視点でこの作品を視聴した方の
説得力ある意見を聞いて、違った視点を持ちたいと考えています。
よろしくお願いします。
とりあえず一通りの感想や意見は出きってるんじゃないの?
過去ログ読めば?
それに説得力がないと感じて納得できないならそれはそれでいいじゃん。
>909
嘘つけよ
その「違った視点」よやらが出てくるそばから
叩き潰す
それ自体が目的だろうに
見え透いてんだよ
誰も先生の感想を否定なんかしていない。そういう人もいるね、
て流してるのに、1人手を変え品を変え、みえみえの自作自演レス
までして粘着するってどうなんだろう。
913 :
名無シネマ@上映中:2006/02/26(日) 20:10:27 ID:Adlj+Dk1
何だか皆さん脆弱なんですね。
人は人だからほっといて、ですか。
その割には私の書き込みには反論だけはすると。
自分の意見に意義を唱えられるのがそんなに恐いんですか?
別に叩き潰そうとかも思ってないです。
「なるほど」と思う意見に出会いたいだけです。
どこにいっても似たような言葉で語られる感想でガッカリしているので。
脆弱かなんか知らないけど、あんたを納得させる必要性を
感じない。クダらない映画だと思っているなら仕方ない。
是枝はサヨクでクワセ者のくせに、賞とっていい気になって
るのが悔しくて仕方ないという人種が少なからずいることも
知っています。
>913
長すぎる
「お前ら、少しは気の利いたことを言ってみろや」
はっきり言えよ
とりあえず常時ageで書いてるし、作品よりも好意派を煽ってるから
いわゆる構ってちゃんの釣りだとみんな判断して
まともに相手しないだけだと思うんだけど・・・
先生、痛いよ。
こっちまで恥ずかしい。
なにか病気なのかな?
なんで先生を納得させなきゃいけないの?
わかるように自分の言葉で言ってあげるよ。
「お前が理解するのは無理だ」
映画のことも、各感想も。
>>917 まあ言ってることが「普通に考えて当たり前の意見」だったら
それに沿わないものは「異常に考えた不自然な意見」なわけで
そんなとこへ何言っても無駄だわな
「誰も知らない」がどうこうではなく
奴さんそのものに問題がある
919 :
名無シネマ@上映中:2006/02/27(月) 18:24:17 ID:UHjMOBvK
ありません。あなたの勝ちですさようなら。
うんうん 先生が一番賢くてまともだね。
大変ありがとうございました。
そして誰もいなくなったw
育児板で「託児所」で検索すると現代の放置子の現実がみえてきて
結構怖い。
この映画、救いがない、絶望的という人が多いようですけど、
自分は、特にラストですごく希望を感じる。
ワクワクして続きが見たい。(不謹慎かな)
リアルとか、社会とか、薄っぺらいとか、濃いとか関係なく
これまでにないタイプの娯楽作品として秀逸と思うのですが。
>>923 あー、やっと同意見の人と出会えた!
結局、現実に起きた事件との対比で見たら楽しめないということだと思うよ
ラストは俺も凄く希望を感じた。生きてるな〜こいつらっていう。
>>902さんが言っている「力のある映画」という表現はいいね
今日ようやく見ました。
良い映画でしたね。上の方で感情移入云々の話が出ていましたが、
主人公達や物語への「あるある」「わかる」が必要な映画ではそもそもなく、
彼らの日常に対し、我々は無力であり手を差し伸べることができない事実が描かれています。
コンビニの店員も彼の顔を知りながら彼らの幸福も未来も進むべき道も知りません。
廃棄食品を渡していますが、空腹が充たされれば幸福なんでしょうか?
サキは援助交際でお金を作りましたが、幸福どころか明の心を傷つけてしまいました。
そもそも自分の幸福さえ知らない人間がこんなに多い時代だから、
我々も含め、誰も彼らの幸福を知る訳がないのです。
彼らを愛してしまった観客は、彼らを幸福へ導いてやれない自分の無力さに嘆き、
愛さなかった観客は隣の部屋で起きている過酷で退廃的な日常を知らない自分の想像力の欠如に嘆きます。
悲劇的な映画です。悲劇は彼らの物ではなく、我々に訪れているのです。
>>926 >上の方で感情移入云々の話が出ていましたが、
>主人公達や物語への「あるある」「わかる」が必要な映画ではそもそもなく
意味わからん。どういうこと?
全体的に自分にはこの映画がわかっているというようなカキコだけど。
928 :
名無シネマ@上映中:2006/03/05(日) 23:18:30 ID:77Of9EO0
最初は帰りが遅い母のためにちゃんと自炊して、スーパーで商品を吟味し
たり光熱費や家賃を振り込んでた長男が、中盤以降すっかりコンビニに依
存して、ライフライン断絶もそのままにしてしまうくだりがちょっと違和感。
母親と一緒の頃から弟妹の世話はちゃんとしてても、基本的な生活力は
ゼロなほうがリアルだったと思うんだけど。モデルとなった長男もそんな
感じだったろうし。
>>928 あれは母のために、母が好きだからがんばってた部分があるんだよ
あの家族の中心は母親だった
中盤以降、母親に二の次にされたことを明は知ってるから
うん。だんだんとどうでも良くなっていくのを描いてるんだろうとは
思うんだけど、やっぱり違和感があるんだよね。
カレーを巧く作っちゃうシーンとか、ATMを操作して家賃を振り込む
シーンはやっぱいらないんじゃないかと思うんだけど。
931 :
名無シネマ@上映中:2006/03/06(月) 01:48:15 ID:1eX7C8q8
なんでみんな勝ち負けなんだろーね ほんとみんな話聞いてほしーだけなのに
933 :
名無シネマ@上映中:2006/03/12(日) 02:13:07 ID:ar3Yzpz/
見終わった。
もうただ orz って感じ。
上の方で「長男が頭悪い」みたいな書き込みがあったのが
びっくりした。
ガキがそんなに客観的にモノを見られる(先を見られる)なら
世の中にイジメとか虐待とかないっつの。
うまく外部から力を貸してもらえば解決するんだから。
ガキの視野なんて狭い。
>>932 そう。
もっと頭いい人かと思ってた。
この映画が評価されたことで芸能人として
まだ生き延びるのかと
鬱になった
935 :
名無シネマ@上映中:2006/03/13(月) 16:18:16 ID:AKDGoWi0
ヤギーも道に痰ぺっぺ吐いたりするのかな?
あの一見普通そうに見えて とんでもない母親役って難しいから
YOUは演技力あるなあって思っていたら
なんのことはない地だったのか。
937 :
名無シネマ@上映中:2006/03/13(月) 17:19:43 ID:lpf/ZTXw
今日見た
映画はセリフが少ない方がいいとよく聞くけど,
この映画みてはじめてその意味が分かった
過剰な感情や涙は一切ない映画 だけど退屈ではない
胸が痛くて目が離せない,こんなのは初めてだ
俳優につられて,泣きのエンターティメントというキャッチフレーズの
『サトラレ』を見た時,あまりの底の浅さにしらけてしまった
あの監督にぜひ見てもらいたい(既に見てるとは思うけど)
子供や老人が死ぬのも,動物が死ぬのも悲劇を看板にする映画は嫌いだ
押し付けがましい悲劇は我慢できない
926さんの感想を読んで
またすこし泣いた
938 :
名無シネマ@上映中:2006/03/14(火) 08:56:57 ID:0/hNzHJ9
なんか透明感のある映画だったな。
少なくとも映画の中の子供たちは
キョ−ダイ仲良く一緒に生活できて
飯にありつければ幸福そうでした。
こないだ見て、見た直後激しく後悔した。
そんくらい鬱になった。
でもしばらくして、見てよかったなあと思った。
でももう一回見ようとは思わない。
山羊ら君って
松下奈緒にCMで押し倒されてるのこの子でしょ
942 :
名無シネマ@上映中:2006/03/23(木) 00:24:41 ID:dCi7ZV2s
あの階段ってどこですか?
あれも高円寺なんですか?
高円寺じゃなくて 西武線沿いだったはず
新井薬師とかあっちの方じゃなかったかな
今も時々ロケ地付近を散歩しています。
近いのは新井薬師だけど、自分のルートは中井駅から妙正寺川沿いを
ブラブラ歩き、哲学堂公園手前の西落合公園が、水汲みや回転遊具で
遊んだ場所。その対岸に例の階段。(宅地造成で少し印象が違う)
更に川沿いに歩くとアパート。例の部屋はずっと空室でしたが、最近
どなたか入居された様子。終点は沼袋駅で約1時間。
それこそ誰も知らないのか、閑散と静かです。(長文ゴメン)
945 :
名無シネマ@上映中:2006/03/23(木) 03:08:38 ID:5qac2wXH
やっぱり覗くんじゃなかった
このスレに来ると毎回憤りを感じる
ロケ地巡りなんてできる人間の神経が全く解らない
この糞監督の功罪は正にこういう所にある
想像のし得ない残酷な悲劇に苦しんだ子ども達を忘れて、生半可に美化し
こういう馬鹿なファンを作り出した是枝はこの事件の母親以上の罪
>>926 >>937 悲劇はおまえらの鈍い感受性じゃなく
正におまえらの残酷さにあるんだよ
自分にしか興味のないおまえらの醜い自我
そういう自我を捨てられる日が来てからこういう実話ものは観るべき
溢れる自我に邪魔されて、おまえらは身近にあるかもしれない悲劇や
助けられるかもしれない虐待、不幸には触手を動かされないくせに、
映画の中の関わらなくて済む、遠くで靄のかかった淡い悲劇にだけ
涙を流して優しくなったつもりになってる
人生の何にも解ってないガキどもが「自分の無力さ」だけをなぜ解る
無力かどうかは絵空事でいつまでも泣いていたり、ロケ地めぐりなんぞしてても解らない
少しでも人のために動け
苦しんでる、悲しんでる人間のために少しでも動け
この映画の中の子どもの顔じゃなく、題材になった子ども達の運命を忘れるな
まぁ、わざわざageてる時点で釣りだね
ロケ地巡りぐらいならいいんじゃない?これが実際の事件現場巡りだったら
不謹慎な馬鹿者と断罪してもいいと思うけど。
945さんみたいな熱血漢?も日本にもまだいるのですね。
尊敬します。どうぞ頑張って下さい。(他人に押し付けず、まず・・)
弁解ですが、ロケ地巡りが目的でなく、糖尿病のためウォーキング
が趣味で、特に都内の川沿い遊歩道はよく歩きます。そのコースの
1つに妙正寺川があり、ロケ地もあった訳です。哲学堂公園なんか
も面白いですよ。
>>945 書き方は酷いがまさにそうなんだよな
身近な小さな悲劇は実はいくらでもある
大人になるとほとんどのヤツが気が付かない
子供は何も言わないから
気づいていないことを気づかせたってだけでも
この映画の価値はあるんだよ
我慢して一歩一歩進むしかない
>>945は映画の中の世界と現実の区別がつかないバカ
>945
では訊くが
おぬしなにをしておるか
なんかまた痛い人が来てたのか
こういうものの考え方をする人っていろんな点で行き詰るんだよね
また同じ先生が手を変えて出てきたんじゃないか?
うん 自分も勝手に先生認定したw
そんだけの長文 顔真っ赤ににしてダカダカ打っても
意味ないのになぁ
955 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 05:01:31 ID:T+MgEQvN
”誰も知らない”というタイトルだけでも、監督の”裁く意識”ははっきり表現されていると思いまう。
大人が子供のことについて気がつけないことは確かに多く存在するけど、その状況は大人の意識の持ち方次第で変えられることも多いし、実際変えることができる。私の身の回りには多くの問題を抱えた子供達が実際に沢山存在しますが、
そのように実感します。実際に在った事件をフィクション化して、”子供達はもっと愛されるべき存在である”ということを表現してもそれだけでは実際に問題のある状況を変えることはできないし、自分にこだわりのあるスタイリッシュな映画表現を用いて、
監督の都合の良いように問題提起しているにすぎないと思います。映画表現がまず第一であって、問題提起はそのモチーフとして使用している、という印象が強いです。しかも他者を裁く意識を持って。
956 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 05:17:42 ID:T+MgEQvN
ごめんなさい。追加です。
監督のこだわった映画表現の可能性の追求の一つに”子供達をいかに自然に演出するか”があると思います。
その手本は、アッバス・キアロスタミであり、テオ・アンゲロプロスでしょう。
映画の中で”語りたいこと”はその次に存在するものであって、それに対しては理論武装が必要になってしまうのでしょう。
単純に監督として自分の映画表現の可能性を追求した作品として見れば、あとは正直それほど意味のあることではないのではないでしょうか?
デビュー作を筆頭に他の作品にも同様の傾向が色濃いと思います。
そうですか。ハイハイ。
気が済んだかな?
先生、毎回文体を変えたり御苦労さまです。
>955
だから映画なんだよ
娯楽として供されてるわけで
「みんなニュースを見て『なんてひどいの』って言うだろう。
そして……夕食を続けるんだ」
960 :
名無シネマ@上映中:2006/03/25(土) 10:34:36 ID:T+MgEQvN
>>959 はい、その通りだと思います。そういう意味で私はこの映画はよく出来ていると思っています。
理論武装された部分に関して、映画を観た人々が様々な感じ方をしてどういう発言をされても本質的にあまり意味のないことだと思っています。
だから、創作者もあまりその武装を表に出さない方が良いのにな、と思うことがあります。
この映画の本質は、キアロスタミ的な、アンゲロプロス的な手法を自分なりのやり方で再提出する、ということだと思いますので。
だけど、監督の本音は、あまりそこに触れられたくないということなのでしょうか? そんな風にも感じられます。
基本的に作り手が自分の作品について語り過ぎるのはどうかなと思います。フランスなんかは極めてその傾向が強いと思いますが。
蓮見重彦氏が映画を撮らないのはよく理解できる気がする。というか正しい在り方だと思う。
この先生とやら・・
映画的手法や作家性なんて ここの子たちは興味もない事を知った上で
自己満足のしょぼい知識を垂れ流してるだけやねェ。
大体「誰も知らない」のどの辺がアンゲロプロスなんだよw
ここの住人の映画の知識のなさにつけこんで、言うにこと欠いて
アンゲロプロスとは。
自分は
>>945だけど、こんなやつと一緒にしないでくれ。
文体を変えた自演のように言われてるが
>>960もレスする前に少しは否定しろよ。
こいつはただ単に、自我の強いオナニストだよ。
ここの住人の映画の知識の少なさにつけこんで聞きかじりの
エセ知識を講釈してるに過ぎない。
おそらく他のスレで、馬鹿にされる程度の知識しかないから
ここで悦にひたってるんだよ。
「誰も知らない」をひたすら愛する無垢なオタより性質が悪い。
>961
まあそれっぽい横文字並べればいいと思ってるんだろうね
かなりズレたパソコン活用トークを
展開するオッサンがよくいるだろ
最近だと ny ネタ周りが多い
アレと同じw
>961
>951
いや勝手に映画の知識がないと言われるのも…
それなりに自分で思うところはあるが
先生がいる間は書かない。
絡んで来てウザイし。
議論する気もないし。
先生明らかに電波だし。
キモい。
>映画を観た人が(略)どんな感想を持っても本質的に意味はない
ならお前の発言も意味ないだろ。
ウザイんだよ 消えれ。
966 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 12:05:17 ID:H2Iv3nNo
最近だとモンスター、サラ偽りの祈りにつぐ糞オナニー映画でした。
オナニー映画はクリーニングテープのように無料レンタルすべき。
967 :
名無シネマ@上映中:2006/03/28(火) 12:07:09 ID:I6KmrqBS
1)「愚民は論理ではなく感覚で自分を正当化する」
2)「愚民は理由を示さず断言する」 ←
>>966 3)「愚民は論理ではなく民意を論拠とする」
4)「愚民は複数の要素を同時に思考することができない」
5)「愚民は関連する要素に思いが至らない」
6)「愚民は絶対値と相対値の違いを理解できない」
7)「愚民は集計量で思考することができない」
8)「愚民は長期的視野に立つことができない」
9)「愚民は身の回りのこと以外は理解不能である」
10)「愚民は新しいものは正しいものと考える」
今日、初めてこの映画を見ました。
今までに無い感情を抱きました。
しばらくはこの感情を流せないと思うし、一生流してはいけないとも思いました。
969 :
名無シネマ@上映中:2006/03/29(水) 00:16:57 ID:3hiHcmJE
茂役の子すごかったなー
自販機のつり銭箱いじるシーンとか独り言言いながらのあまりにも自然体な感じ
落ち着きないラーメンの食い方
ガムがわりに紙をくちゃくちゃかんでるとこの表情は戦慄が走った
大半が素の感じなんだろうけど要所要所でしっかり演技しててほんと衝撃受けかつ笑ってしまった
しげる、これ紙やろ、ガムちゃうやんか
あの猫のシーン なんであんなにひやっとするんだろ
なんてことない画面なのにな
あれ紙を噛んでたのね。
『カニ』って聞こえたから廃棄弁当のおかずのカニを大事にいつまでも噛んでるのかと勝手に切なくなってたのに…
かなり軽い気持ちで見始めたんだけど、冒頭のトランクの意味が分かった時
悲しくて悲しくてもうどうしようもなくなった。
ユキさわったら冷たかった
気持悪かった
のあと、何て言ってるの?
小さくて聞き取れない('A`)
それが・・なんか凄く・・・凄く・・・
って聞き取れるんだがどうだろう?
素足を映すショットが多数あったのが気になったんですが、
あれは何か監督からのメッセージなのでしょうか?
>973
「なんかそれがすごく……なんかさ、すごく……」
978 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 03:25:12 ID:Uqa+/yKm
「よく聞き取れない」、「暗すぎてはっきり見えない」というのは監督が観る側を映画に集中させておくためために意識的によく使う手段なんですよ。
他の監督さんはあまりそういう手を使わないと思いますけど。実際に役者?が話している内容にほとんど意味はないと思います。
”意味のわかり難いシーン”というのも集中させるための手段の一つ。
>>978 そういう手法が「あざとい」と言われるわけでしょ、この人は。まあTVドラマ
みたいに何でもくっきり映せとは言わんけどな。
そもそも映画で「あざとい」って当り前じゃないのですか?
どんな巨匠だって、このシーンはこうした方が受けるゾ って
企みながらカット撮ってる思ってました。
この監督も「制作費の回収」が最重要!なんて下卑な事を堂々
とTVで言ってた。海外出品も柳楽君の変な色気?のポスター
もその戦略。(自分はまんまとノせられた愚民ですが)
981 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 09:11:42 ID:u7qW96C3
この映画を「あざとい」とか言ったら、
他の計算されつくした映画はどうなんの。
982 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 10:26:43 ID:Uqa+/yKm
>>981 確かに、「あざとくない」なんてないかもしれませんね。
でも、純粋に「楽しんで欲しい!」、と監督が思ってやっていることなら
観る側も喜んでそれに乗ることができるけど、「芸術映画」であることを強く意識しながらそういうことやられると、非常にしらけてしまいます。
この監督は頭が良すぎるんだと思います。頭が良いのとアートとしての映画を創作することができる才能とは別物だと感じます。
あと、監督が「美しいと感じたこと、もの」を「美しく観せよう」という意識も感じます。
これって、あざとさという面から見ると微妙な気がしますけど、美しさは観る側それぞれが、それぞれそうと感じる所に自由に感じることができる「スペース」が欲しいのです。
そういうスペースがこの監督の作品には無いと思う。
983 :
名無シネマ@上映中:2006/03/32(土) 10:42:49 ID:u7qW96C3
こういうのは「あざとい」というんじゃなくて、
「技術」というべきじゃないのかな?
素人が自己満足のオナニー映画作ってるわけじゃないんだから、
どんな職業だってプロなら「技」があってしかるべきでしょう。
実際、2chのこのスレ見てなきゃ、皆そんなこと知らず、
素直に映画に引き込まれているわけで。
興行的に失敗したら次ぎの依頼は来ない
一本撮るのに数億かかるんだから制作費の回収を目指すのは当然
それを批判するのなら幼すぎるというしかない
>>984 980の書込み、言葉足らずでゴメン。
制作費回収は当然だし、そのためには法律や倫理に
外れない範囲で、あざとさを工夫して、観客を楽しま
せて欲しいのが自分の考えです。
こ作品が芸術気取りばかりみたいに言われてるので、
目的は商業映画だといいたかっただけ。
自分はあざとさは感じなかった。監督は撮りたいものを撮っただけだと思う。
紗希ちゃんがいる時点で充分にあざとい
つーか映画やん
監督だって「作ってる」とはっきり言ってるし