1 :
名無シネマ@上映中 :
2005/05/24(火) 10:43:39 ID:U3LKCsIk
今日の粘着NGID=ID:fK3uJhEo
どうしてキングダムがコケたのか? ・ポスターに華がない ・主役として貧弱 ・勢いがない ・続編がない、これっきり ・スルーしても問題ない ・主役も大根ならヒロインはもっと大根 ・予告つまらない ・似たような歴史大作に飽きた
tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi?bbs=801&key=1113603145 tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi?bbs=801&key=1115988910 tp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi?bbs=801&key=1100496294 全員移動しろ! おすすめ801映画
Orlando Bloom reminds me of the nickname Truman Capote's father gave him: Little Miss Mouse Fart. 小さいネズミしょんべん小僧とあだ名されてます。>オーランド
アメリカ人の評論家の多くは少し前に女ボクサーヒラリーを見たせいか オーランドブルームのことをライト級、ライト級 コイツは軟弱!英雄じゃない!と叩きまくってる評論家が多い。 もうすぐ日本公開されるミリオンダラーベイビーを観た後に見た人の 殆どがコケにしてしまう映画なのかもしれないぞ!
Q. ハッティンの戦いの後、サラディンがギーに渡したものは何? A. ヘルモン山の雪で冷やしたバラ香水のシャーベット。 Q. イスラーム騎兵がぐるぐる円を描いて走る場面がありますが、彼らは何者? A. おそらくは「ハルカ騎兵」。「ハルカ」は、「人の輪」や「鎖」を意味する アラビア語で、この言葉が軍団の呼称に用いられたのは、側近として君主の 周りを取り巻いていたからだとも、敵のまわりをぐるぐると回りながら矢を 射掛ける戦法をとったからだともいわれている。
Q 司祭殺しの罪は結局どうなったんでしょう A 十字軍に参加すると罪人も許されるそうです。 おまけに十字軍帰りの騎士だと英雄扱い。 エルサレムでの活躍がリチャード王にまで届いてるくらいだから 問題なく過ごせるだろう。 Q バリアンが初めからシビラと結婚していれば最後の戦争は避けられたんじゃ A シビラと結婚すると同時にその夫のギーを殺すことも提案された。 それは、ボードワンの教えを受けたバリアンだからこそ、あえて拒否した。 ボードワンの言われた台詞を引用して、ボードワンに断りを入れて、それを聞いた ボードワンも納得している様子。その時点でギーのせいで戦争になるという確証も 証拠も無い。 or ギーを殺して王位についても、主戦派の騎士たちは 簡単に納得して従ったりしないんじゃないかな。内紛が起こる危険性が高いと思う。 or ギーを殺すことと、バリアンが王になることに従わない騎士たちも一緒に 始末する、ともティベリウスは言っていた。内部大粛清になるわけだ。 自分が王になるためにそんなことになるのは良心がとがめる、ってことで。 そこまでの内部大粛清のあとに庶民あがりの若者が王位についたら 内戦になるのはまちがいない。 or 映画を見てる方は、結果を知っているから なんでシビラと結婚を…というけど、 もし、自分がこの先の未来を予知していない状態で、 夫を殺すから人妻をもらってくれ。 軍を指揮しろ。従わないのは殺すから。 なんて言われたら、引く。
Q. サラディンってのはイスラムの指導者層の名称? エルサレム王と対等な 地位? A. サラディンはカイロを首都とするアイユーブ朝の創始者サラーフ・ アッディーンの欧州読み。 セリフではちゃんとサラーフ・アッディーン と言っています。ちなみに彼の本名はユースフ・ブヌ・アイユーブ。 「サラーフ・アッディーン」とは「信仰の公正」という意味。 Q. 現実のバリアンって、ほんとに鍛冶屋だったんですか? A. 鍛冶屋じゃない。元々イベリンに領地持ってた貴族。 エルサレム防衛の指揮をとりサラディンと交渉をして無血開城を導いた 人物、という設定だけ借りたほぼ別人だと思っていい。前王の王妃マリア・ コムネノスと結婚している。
13 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 11:12:42 ID:3ukiRh2a
Q. 映画の中で、ゴッドフリー一行を追ってきたのは何者? A.バリアンが殺した司祭の教区をとりまとめている大司教の手の者。 司祭は単体の教会で奉仕し、県単位レベルの狭い範囲をまとめる 小教区があり、数県分の教区をまとめるのが司祭。 さらにいくつかの教区をまとめる大司教区とある。 フランスだとランス、シャルトル、パリなんかが有名な大司教区。 教区を納める司教が放った追っ手だとあまり遠くまで追えないが イタリアに向かっているゴッドフリー達を追う為に大司教区レベルの 捜索が行われた。
Q. ゴッドフリーの一行の中にいた黒人は何者ですか? A. イスラーム圏では、黒人奴隷(アビード、ザンジュなどと呼ばれた)を兵士 として使う習慣がありました。おそらくゴッドフリーが聖地で知り合って、 自分の配下に加えたのでしょう。 Q. ギーがシャーベットをルノーに与えたとき、サラディンが「お前に与えた のではない」と言ったのはなぜですか? A. イスラーム圏では、捕虜に飲食物を与えるというのは、その人物の生命を 保証するという意味があったからです。
残念ながらあなたは歴史を学ぶためにキングダム 映画を観る必要はありません。 あなたはCNNをつけて勉強しなさい。 ジェーフリー 役柄を演じる重みとカリスマ性がないオーランドブルーム テレビガイドの映画ガイドより オーランド・ブルームのやる気のなさそうな演技はフィルムを運命づけます。 ジャッキーKクーパー
リドリーはオーランドブルームの裸が気に入らなかったらしく 胸毛カツラを付けるのを要求していた。 結局不倫のラブシーンは大幅にカットされましたが。 残ったのはたったの5秒!よって内容が無い。情熱もない。 共演者のヒロイン大ショック!! というオーランドブルームに都合の良い記事はさようならして セクシー男優のつもり オーランド・ブルーム大ショック!!!!という新しい記事を作ろう。
Q. 白い衣装(ギー側)と青い衣装(ティベリウス側)の二つに分かれて 口論してたけどなんで違う服なの?違う軍隊なの?どっちも十字軍 ではあるの? A. 白い衣装(ギー側)はテンプル騎士団の制服。白地に赤の十字。 青い衣装(ティベリウス側)はエルサレム王国の騎士。 黒地に白十字は聖ヨハネ騎士団。ホスピタラーが所属する騎士団で 医療知識もある修道騎士団。
今日の粘着NGID=ID:fK3uJhEo 設定しました。レス番号が飛んでるなw Q&A 貼りつけ乙、解釈がいろいろあって参考になる。 ヴェルサイユ宮殿に行ったことがあるけど、十字軍の間はあんまし印象に残ってない。 また行ってみたくなった。
Q.映画の中に出てくる、ボードワン4世の軍事顧問ティベリアスは架空の 人物ですか? A.モデルはトリポリ伯のレーモン3世(仏:Raymond III de Tripoli/ 英:Raymond III of Tripoli)。 「Raymond」という名は、こちらも映画に登場する ルノー・ド・シャティヨン(仏:Renaud de Châtillon/英:Raynald of Chatillon) の英語読みのファーストネームの「Raynald」と紛らわしいので、「Tiberias」 という全く別の名前にした模様。 トリポリ伯はティベリアス(地名)を保有していたので、そこからとった 名前である。
Q. バリアンの父親のゴッドフリーには誰かモデルがいるんですか? A. この映画に出てくるゴッドフリーのモデルはボードワン4世の教育係だった ギヨーム・ド・ティルだと思う。 他の子供たちと遊んでいる王を見てギヨームは、ボードワン4世が引っかき傷を つけても手や腕に何の痛みも感じていないことに気がついた。 ギヨームはボードワン4世のことを 「非常な美少年で、利発で率直、父王よりも騎行が上手だった(中略)それに 記憶力が大変よく文芸に優れ、歴史の知識もあって人々に喜んで歴史を きかせていた」 と記録している。
一生懸命スレを伸ばしたって これは名作ではないので 名作づらするなよ。。。。。と。
荒らしがやりたいのは批判ではありません。雑菌に栄養を与えないでください。
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
|| ○ウザイと思ったらそのまま放置。
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
|| 与えないで下さい。 Λ_Λ
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚Д゚,,) キホン。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ |
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
cinema:映画作品・映画人[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1063724983/ 定期的にはります
今日の粘着NGID=ID:fK3uJhEo
50 :最低人類0号 :2005/05/24(火) 11:57:28 ID:DQUQrGgm コピペをやめて自分の言葉になると さらに頭の悪さがわかる駄文になるから笑える。
48 :最低人類0号 :2005/05/24(火) 11:31:47 ID:HkNLafcp ヴィゴヲタじゃね?アラゴルンのパクリ入ってっし。 ヲタは必ず荒らしているとみた。
46 :最低人類0号 :2005/05/24(火) 11:21:51 ID:PGcNbU2S あいかわらずワンパターンコピペであほだね。 なにか効果があると思ってるんだろうか。 初めての人がつられるとか?
43 :最低人類0号 :2005/05/23(月) 00:34:50 ID:YbN/4XcH こいつ、映画は見てないと公言してたぞ。 単に嫌がらせがしたいだけで、内容はどうでもいいんだと思われ。
まとめサイト見てきました。 ガイシュツかもだけど、ボードワン4世のとこ、 できれば以下も入れて欲しい… 1177年のモンジザールの戦いでは、ガザから強行軍でかけつけた 80人のテンプル騎士団を含む、わずか500人の騎士を従えて、 サラディンが抱える3万のマムルーク兵(精鋭の騎兵)を 追い散らした。 16歳でこの勝利は本当にすごかったと思う。
週刊文春「創価学会『ニッポン洗脳』の不気味」という記事 学会系芸能人39人のリストつき 学会信者のエレキコミックや長井秀和が登場する学会PRビデオを紹介 長井ブレイクのきっかけとなった番組「エンタの神様」、長井を重用する放送作家が学会員であると暴露 この作家は創価大卒で長井の後輩、エレキの先輩にあたる 長井やエレキが出演する「メンB」も担当。 最近は松平健と親しいらしく、松平の番組も担当している (中略) 記事は日テレ「メレンゲの気持ち」における、学会芸術部副部長である久本人脈にも追及 2月12日放送分では久本、相田翔子、モンキッキ−の”学会レギュラー”に加え ゲストが長井とエレキコミックで、まさに学会による”電波ジャック”の感、と。 キャスティングは制作会社Pが人選し、そのあと局PがOKを出すそうだが、制作Pは必ず久本のマネジャーに伺いを立てる 久本サイドの条件は「絡みやすい人にしてほしい」「無神論者など、頭から宗教を否定する人はNG」の2点 久本サイドが学会タレントをごり押しすることはないが、久本お気に入りのタレントをキャスティングするようになると学会系のタレントが多くなるとのこと
33 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 14:30:42 ID:L2+Zx9uP
原田氏のHP見てきて、KOHの感想読んだけどね。
ttp://www.haradafilms.com/ こうでなくてはならない!!みたいなことは、第3者はいくらでも書ける。
氏の言う通りの構成にしたら、歴史通りの事件にならずスケールも無し。
グラディエーターのマキシマスもだけど、コモドゥス「皇帝に忠誠を誓え」で、
言う通りにしていたら、妻子を殺されすにすんでいた。
リドスコが描きたいのは、なんでもかんでも理論武装した物語ではなく、
人間の哀れさ、愚かさ、悲しさ全てなんだよ。
時に「善」であることが、愚かでもあり悲劇を生む。
でも自分はその愚直なまでの「善」を愛す。
ってスタンスなんだよね。原田氏にはその部分は見えなかったらしい。
とにかくリドスコの映画は、一歩ひいて、俯瞰的に味わう映画だ。
↑逝っちゃったカルト信者
たまに出てくるけどまとめサイトってどこ?
吹替え版が今週の金曜日で終了だぞ! まいったぜこりゃ・・・
40 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 20:14:07 ID:5ejDzhvY
早すぎ・・・・。 一回くらい吹き替えも観ないと収まらん
>>39 うちの地域も今週で終わりだ。
一応吹替版観たけどさ。最後に会社早退して観に行くしかないな。
>>39 まさか同じところかも知れんな。
俺の近所のシネコンも金曜日で終わり。
しかも15:00までの上映時間しかない
43 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 20:55:33 ID:3ukiRh2a
バリアンがボードワン4世から、 「ギーを処刑したらシビラを娶ってくれるか?」 と頼まれるシーンで、ティベリアスが手にロザリオを持っていたのが 印象的だった。 手にそんなものを持ちながら、 「私が始末する。君に忠誠を誓わない他の騎士とともに」 なんて台詞をさらりと… 前スレで誰かが書いていたように、「エルサレム王国の影の部分」を体現 しているとオモタヨ。
ルノーがあんなにブチューッとキスしなかったら、ボードワンはあそこまでシバき倒さなかったのかな?気になるw
前スレ986です。皆さんありがとう。 奥深い洞察に恐れ入りました。 バリアンの方の心境はどうだったんだろとか、ボードワンやティベリアスは二人のことは やはり知っていたのだろうかとか、気になることは色々あるのですが、DVDで補完されるのかな。 いろんな人物の思惑や陰の部分が絡んでそうで面白そうです。
46 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:12:22 ID:UT/HqSjQ
ボードワンってエドワード・ノートンがやる必要あったの?
47 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:19:36 ID:pEVnkgDW
この映画、評判悪いの? なんだか、自分の映画を見る目に自信が無くなってきた…… 俺、この映画、ここしばらくの歴史スペクタル物では1、2を争う出来だと思った。 現実を越える現実を描いた映画だとすら感じた、嘘が無いよ、ストーリーに。
48 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:20:35 ID:4bVade2b
>>44 サラディンの杯も平気でグビっと一気飲みしたシーンでも分かるように、
ルノーってある意味達観している・・俺は戦争さえできればそれ以外はどうでもいい
ってヤツ(ギーよりは器でかいかも)なんだよね。
ルノーは嫌がる・・と思ってたのに、平気でブチューしたので、
まともなボードワンにしてみれば、
「戦争できればノープロブレム、民のことなんて、病気のことなんて関係ねーよ」
なルノーに思いっきり嫌悪感持ったような気が・・
それにやっぱり、ボードワンといえども自分の現在の姿に対して
コンプレックスが全くないわけないので、あんな形できりかえされりゃ、
怒,怒,怒,・・だろー。
その辺の複雑な心情が現れていていい。
ノートンの演技力とリドスコの演出と両方だろうけど。
よく見ると、この映画って微妙な表現の中に様々な深さがあってハマる。
49 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:22:01 ID:rZZFMoXz
>42 うちの地元もお昼からの1回しかない。しかも27日まで。 吹き替え見るためには会社休むしかないのか・・・。 映画を年2桁見るようになったのはこの数年のことで、実はノートン先生のことを ちっとも知らなかったのだが、この映画のボードワン4世で惚れた。 先日アクターズスタジオインタビューに出てるのを見たところだったんで、 あの人か!と。 知らない役者だとチャンネル変えなかった自分にバンザイ。
>49 個人的怒りでびしばしやったわけではあるまい。
すみません。>48でした。
最後にシビラ達はどこに走り去ったの?
53 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:34:46 ID:4bVade2b
>>50 あ、基本的には、自分もそうだと思う。
あまりにも自分本意なルノーに対する戒めだと思う。
でもその中に複雑な思いが・・・なんて、結局自分がそう思っただけで。
>>43 ホスピタラーが言ってた信仰心の名の下に行われる非道な行為ってのを
対異教徒だけではなく、同胞に対しても行うのだということを
手にしたロザリオで表現したんだろうね。
司祭1人を殺して大司教に手配され、父親とその従者達を亡くしたバリアンには
絶対に納得出来ない話であっただろうな。
55 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 21:41:51 ID:4bVade2b
>>47 自分もスペクタルの中では一番だと思いました。
一部の粘着やアメリカやイギリスの評価は無視してください。
ブログの感想を見るのがいいかと・・日本人の一般的な感想が分かる。
掲示板は個人的責任や顔が見えないので、アラシとかが多くてアテにならない。
ある意味天晴れと思う<ルノー 腹が据わってるというか毒を食らわば皿までというか。 その点、ギーは悪役は悪役でも小悪党だな 押し出しはあんなに立派なのに。バリアン始末するのも ルノーにけしかけられてやっと…って感じだし (このへんは編集でカットされてるせいもありそうだが) 髪が毛先のとこだけ赤いのは急激に白髪になったのか染めてたのかキニナル
>1の「キングダム・オブ・ヘブンwebsite」 ここにリンク貼ってもらいたいなら、 アマゾンのアフェリエイト外してくれない? ここの関連DVDとかのリンククリックして購入すると、 このサイト作った人に紹介料が入っちゃうよ。 サイテー・・・・。
映像はリドリ−スコット以外何物でもないほど彼らしい映像。 CGも違和感なし! 映像はパ−フェクトだべ。 音楽もラブシ−ン以外はいい! まあ、前半のカットシ−ンありまくりの展開はご愛嬌ということで・・・・・
>>57 張ってもらいたいならって…
こっちが勝手にリンクしてるだけじゃねーの?
サラディンの正しい発音がサラーフ・アッディーンだとすると、 ディズニーシーのアラジンは、アラーフ・アッディーンでよいか?
あの仮面王を演じているのはエドワ−ドノ−トンだったなんて・・・・・ 今更、知りました 驚いた
あ、トンクス bbsにそう書いてあるね で、リンクは反対なんですけど。それともここの住人は犯罪幇助がおスキですか。。。
私「ボードワン演じた俳優、エドワード・ノートンだよ!」 友人「ふーん」 私「…orz」
吹き替えの声、ボードワン王の声質はぴったりだったんだけど、力強すぎると思った。 サラディンは若すぎというか品が足りないというか。 しかし、画面に集中できるし情報量多いし、行ってよかった。
>>64 ギーの声はいいと思うんだけど、どうだろう?
ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンと同じ声優だけど
ヴィゴ・モーテンセンの吹替えよりマートン・ソーカスのギーに凄く合ってた。
吹替えは口調が身分相応になってるのが自然でいい。
ボードワンの力強い声はあまり聞きたくないな…。あの息切れしたような声がいいw
>65 ほかは特に印象に残ってない...ごめんなさい。 多分、みんなそれなりにはまっていたのと、この二人に一番注目してたから。 >66 仮面の中から聞こえてくる声じゃないのがまた難点。
私は吹替えはほぼ満足でした。1回しか観てませんが。 ただ、シビラの声だけはちょっと・・・。 イメージも合わなかったし、なんだかぎこちない感じだった。
69 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 22:44:26 ID:pEVnkgDW
日劇、吹き替え版じゃないのか……字幕で見たけど、吹き替えの方が良さそうだね。 シビラの左手が黒ずんでいるのは何故なのだろう?臨終直前のボールドウィン訪ねる所で見えた。 それ見て、「シビラもハンセン氏病に感染していたのか?」と思ったけど。
>>69 あれはヘナ・タトゥーと言って、婚礼や儀式などの際に
手の甲に施す習慣のようです。
シビラがバリアンの館に泊まらせてもらってるとき、侍女に
させてました。
>>69 も入れたほうがいいね、テンプレに。
あ、言い忘れてたけど、3ukiRh2aさん乙です。手伝えなくてごめん。
>>47 このスレ前スレその前のスレを、NGID登録して読めば安心するよ
>>70 >婚礼や儀式などの際に
という文化・時代もあるし、単におしゃれ(一定階級以上の外出時など)
でやってる国(地方)もあったと思うのだが…うろ覚えなので裏をとってからでないと
FAQのAにならないね、スマソ
以前観たインド映画「モンスーン・ウェディング」で、婚約の決まった 花嫁がヘナ・タトゥーをしていました。婚礼までそのままにしとかないと いけないとか。 バリアンの館であれを描くのは、「禁じられた恋」をより印象付ける 演出だとは思うのですが、恋愛部分を相当カットしてるみたいなんで、 あんまりせつない感が出てませんね。
>>69 絶対にこういう風にカキコする奴が出てくると思ったw
>>73 バリアンの館で描き直すっていうのは、滞在期間も示唆してるのかと
思ったけど、畑の様子でもそれは分かるね。
ヘナ・タトゥーは一週間位で消えてくるっていうから
滞在中に何回か描き直したんだろうな。
シビラの手の斑の絵>「禁じられた恋」をより印象付ける演出 そうなのか〜。 自分は兄王のボードワンの病気に対する(同じような醜い肌を演出する) 妹なりの哀れみや愛情の表現だと思ってたよ。 やっばり歴史物は勉強してない人には色々勘違いがあって、ただ楽しむには難しいね。
みんな勘違いしてるけどサラディンが和平を保ってたのはボードワンがいたからなんだよね。 ずっと機を見計らってたんだよ。
>>75 畑の様子をよく見て、驚いた。
半年近く、滞在していたのかな。
そのあいだ、まったく手を出してくれないから、しびれをきらして夜ばいですか、姫。
>>77 ありがとう!じゃあ、「砂漠での肌の保護」なのかな。初登場時から手にヘンナ
あったと思うから、儀式に限らず普段から外出時にはしてたんじゃないかなと。
(インドでは婚礼のヘンナ・タトゥーに特別な意味がいろいろある、のは事実としても)
82 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 23:30:33 ID:9ZWRXp1c
この映画ってある意味現実的。 平和が一番、人類平等!!とか。根っからノーテンキに主張してない。 十字軍の軍事力をパワーバランスに利用して平和を保っている。 ボードワンは戦闘でサラディンを破ったことが映画では重要。 会談だけでサラディンが引いたのはボードワンの力を知っていて、 共倒れになることが分かるから。 それと、瀕死にも関わらず出てきた彼に敬意を払って・・ 外交とはかく有るべし・・ でも日本は軍時力じゃなくて経済力でが現実的かと・・
>80 ワロタw
84 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 23:40:33 ID:9ZWRXp1c
共倒れ=無駄に命が消費される 人命尊重が抜けてました。
サラディンとボードワンの軍勢が終結した時は ∧_∧ ( ・∀・) ウズウズ・・・ ( ∪ ∪ ξ サァコレカラダイラントウダ・・・ と__)__) 旦 と期待してたのに・・・ そのぶん投石機出てきた時は感動したよ 松明掲げて押し寄せてくるのかと思ったらイキナリdできやがった
>82 >瀕死にも関わらず出てきた彼に敬意を払って・・ くそう・・・また目から水が出てきちまった・・・
87 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 23:50:49 ID:eYd9mzt0
エドワード・ノートンの熱烈ファンの方が何人もいらっしゃるようですが、差し支えなければ どの作品で彼のファンになったのかなど教えていただけませんか? 私は今回の作品で初めて彼をみました。いい役者さんですよね。過去作品チェックしたんですが どれもみたことなかったので、少し見てみたいなと思います。 しかし、イエール出身とは頭いい方なんですね。しかもなぜに日本史専攻(^-^; ? 興味シンシ ンです(笑)
89 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/24(火) 23:53:26 ID:3ukiRh2a
>87 (;∀;)つ□〜〜⊂('ー' ) ありがd 王の葬儀に、たくさんの市民がたいまつを掲げて集ってたね。 参列したかった。
亀レスですまぬ
>>47 他の意見がどうこうよりも自分が面白かったんなら、
素直に「面白かった」でいいんだよー。
漏れもこの作品、めちゃくちゃ面白かったから3回観たよ。
>>70 手の甲などに描くあの模様の名前が「ヘナ・タトゥ」という
名前だとは知りませんでした。随分昔に観た映画「シェルタ
リングスカイ」の宣伝特番で映画の舞台になったモロッコを
紹介するリポーターの女性が、ヘナ・タトゥを手の甲全体に
施してもらった時の様子とその時に「この飾りは水で洗って
も数日間は跡が残ってしまう」という話が印象的だったです。
ガイシュツスマソ。
私は6回観た。そして、明日行くから7回目w ヤバイ、ハマりすぎだ。 もう既に二桁見に行った人いたりして
>>81 日常的に描いてるところからすると、肌の保護っていうのが現実的な理由だろうね。
殺菌作用もあるようだから、レプラ避けの意味もあるかもしれない。
それと「魔除け」 「運命のいたずらを避ける」ってのが心情的な理由かな。
エルサレムから出て行くときのシビラの手にはもうヘナの跡は無かったような・・・
関西地方で、5月28日以降も吹き替え版を上映している映画館あるかな?
98 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 02:37:20 ID:cliZofky
ちょっと不満は、 ようやく城門が落ちて一気に軍勢がなだれ込んでいくのだが、結局城内地獄絵図バトルが発生しなかったことかな。 ロドリンでは城攻めでもきちんと城内バトルがあったのに。
前スレからしつこく引っ張って悪いが、ちと思ったんで言わせてくれ。 自分は、シビラのバリアンへの感情は、恋愛から始まったと思った。 もちろん、シビラは「王家の娘の義務の意識」を常に持ち合わせていた女だとは思う。 でもだからこそ、バリアンへの感情は、王族としての意識よりも恋愛からなんじゃないかと。 だって、いくらゴッドフリーの息子でギーより随分マシな人間だとしても、あの時点ではバリアン、 まだ井戸掘っただけの男だし。(その人となりは容易に知れたとしても) 平和な治世ならともかく、外には傑物サラディンと20万のイスラム兵、内には暴発寸前の狂信者達を抱えて、 人徳+技術力だけで、この時点ではまだ騎士としての技量が定かでない人間を選んで、 そのために誘惑するってことはないと思った。何せ、騎士団を率いることになるわけだし。 だから自分は、初対面では(興味)を示し、イベリン来訪でその人柄と行動に(惹かれる存在)と変化して、 カラクでの戦いを見て、その恋愛感情に、王家の者の義務の意識(からくる打算なのか?)がプラスされたと考えた。 ただの恋を語る相手だったバリアンが、夫にする(王となる器)に足る相手として格上げされた、とね。 ま、この後の恋愛シーンが例の誘惑のとこまでないんで、真相はわからないけど。 で、ボードワンW世の申し出を断った後の誘惑、更に後の台詞と怒りとなったんではないかと。 恋愛感情と、多少の犠牲は被っても王国を守るって信念の両方に、否と言われたようなものだし。 ・・・ま、カットされた部分見て、180度見方が変わる可能性はあるけどね;;
吹替版の終了が27日というところが多いので、半ば諦めてたんだが、 6月3日までやってるとこ見つけ! 朝一なんで、会社休まないと見に行けない。ちょうど代休たまってるし。 よかった。あって。。。。 サントラ聞きながら眠りにつこうとしたら、かえって目がさえてしもた。
国の行く末とボードワン四世の病気の進み具合を考えてみ? 王家の女がそんな自分勝手にちゃらちゃら恋愛なんかしないよ。 エルサレムのイベリンの別邸に最初に姿現した時から 次の夫候補に相応しいか探りにきたのがみえみえ。 もちろん自分はそんなシビラだから好きな訳で国も兄もほったらかしで もしも恋愛で突っ走るようなシビラなら軽蔑しちゃうよ。
>>78 >>82 >>84 同意。だからこそバリアンが最後の交渉の場で
「こっちの兵士は一人でそっち十人を殺すぞ!
お前も死ぬぞ!(#゚Д゚)ゴルァ 」と凄んで見せるで
サラディンから無殺戮開城の条件を引き出す事が出来た。
偉大な王(ボードワン四世)の元でそれ(力の均衡)を学んだのは
バリアンの方って事。
オーランドトマトとブルームマキシワロタ
>>43 ティベリアスが手にロザリオを持っていたのが印象的だった。
確かにそうだった。
うぅ。ティベリアスかっこいい。涙出そう。
ティベリアスってダイハード3の敵さんだったのか 良い感じで老けてるよ シビラが「エルサレム王国が無くなっても、まだどっかの女王だぜ」と言ってたけど史実ではそこの領地に還っていったんですかね?
108 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 12:08:32 ID:ksKKd2A0
>>107 史実では、シビラは夫のギーがサラディンの手でナプルーズに送られたという
ことをサラディン自身から聞かされて、ただちにエルサレムを発って夫のもと
へと急いだ。
109 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 12:12:37 ID:ksKKd2A0
ちなみにギーはサラディンから釈放された後、トリポリに引退し、 1189年には散在していた軍隊を再結集してアッカの包囲を始めた。 王妃シビラは、ギーが着手したアッカ包囲の間の1190年10月に 亡くなった。
>>103 そうそう。パワー・オブ・バランス!
単に言葉だけの平和を叫んでるわけではなく、外交術と兵力を背景にして
均衡をたもち、互いに尊敬の念があった上での平和なんだな。
そのあたりの現実的な描写も、この作品の価値を高めてる。
アメリカで批判する人もいたけど、褒めてる人は「シンキング・ムービー」とちゃんと評価してたから
行間を読んで、自分で考えてみると深さがわかるんだよね。
あ、ハランス・オブ・パワーか、力の均衡は。訂正。
最後らへんの花のアップで、監督のセンスがうかがえたな。
映画はしみじみと楽しんだんだが、途中バリアンのモノローグでズッコケた。母のロザリオを埋めるあたり。 あんなん台詞なしでいいだろうに。てか、それが普通だろうに。もしかして吹き替え版だけの演出? あと、ズッコケたといえばラブシーンのBGMが(ry
>107 男らしい口調にワロタ 花のシーンといえば「それはヒロインの役目じゃないのか」と思ったけど、 このスレであれは妻が植えた花だと知ってドキっとしたね。 バリアンの個人的なストーリーで言えば、 裏を支えていたのは最後の最後まで妻なんだな。人柄まで想像させるのがすごい。
115 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 13:09:11 ID:/J2umpU+
>>108-109 三九
えらい早死になんじゃ?
40前?
完全版では史実に沿ったエンディングにして欲すぃ
亀な上、長文でスマソ。
>>33 読んだ。
あそこで言われている何やらロマンティックな「騎士道」が
どのようなものかわからないけど、
とにかくキリスト教にまったく関心がない人なんじゃないかなーって
感じがした。
主人公の良心や行動って、自分ひとりの青さから来るものじゃなく、
常に、姿は見えない神との対話の中にあるものじゃないかと思う。
(結果として、それが青臭い誤った行為だったとしても)
あの評、神概念みたいなものが
すっぽり欠落しているように見えたよ。
作品の核心にも関わるだろうに。
自分は信者じゃないから詳しい事はわからないけど、
特にカトリックの場合、神の恩寵って考え方、大切でしょう。
エルサレムに着いた頃の主人公とホスピタラーの会話の中で
字幕では「神の恩寵を感じない」になってたけど
「自分は神の恩寵の外にいる」という感じの台詞があったと思う。
めぐみによって人は生かされていて、常に神が先に存在している。
主人公には一方で現実を直視する姿勢があり、
他方、その隠れた神との関係性の中で
自己存在を問うたり、今成すべきことを決断しているように見えるのに、
その一方を欠いたまま評されてもねぇ、って気がした…。
117 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 14:14:17 ID:ksKKd2A0
ttp://www.haradafilms.com/ 以前にも書いたが、リドリー・スコットは脚本を読み込む力がないし、
よくしていく手腕もない。登場人物で魅力的なものがひとりとしていない。
しかも、主人公は終盤に行くに従って、実に愚劣で青臭い決断をして、
エルサレムを危機に落とし入れる。この処理が不味い。主人公の愚劣な決断が
あって、最後の攻防戦に踏み込むのだから、そこは、スペクタクルに於ける
必要なステップにはなっている。それを、主人公の青臭い騎士道精神の産物と
してしか描けなかったことに、この映画の虚弱さがある。
それでなくとも、オーランド・ブルームには荷が重い役なのだ。ストイシズム
を香らせるには、彼の演技は未熟だ。しかめ面だけで2時間以上もたせること
などは、どんな円熟の役者にも無理だ。ありとあらゆる理不尽なプロットが、
ブルームの肉体にまとわりつき、にわか騎士のくせに、「騎士であるがゆえ」
敵手の駆逐を潔よしとせず、愛する女性(エヴァ・グリーン)の願いも
受け入れず、信頼する武将(ジェレミー・アイアンズ)の助言も聞き入れず、
多くの人々を悲劇に落とし込む。
118 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 14:17:49 ID:ksKKd2A0
いくら最後の攻防でヒロイックなリーダーとなろうとも、この「青臭さ」
は拭いきれるものではない。本当の騎士道精神に基づくならば、主人公は、
王が敵手を駆逐するというのを、個人対個人の決闘に置き換えて決着を
つけようとする筈である。そういう若い覇気を、老練な仇役グループが
陰謀を利用して戦い、主人公が負けてしまうのならば同情の余地はある。
楽な道を選ばずハードな道を、己れに課して、相手につけこまれてしまう
のと、単純に、王の申し出を拒否してすべての悲劇のお膳立てをしてしまう
のでは天と地ほどの差がある。
ひたむきな行為の結果として最後の攻防はあるべきなのだ。そうなれば、
この局面は、己の尊厳と民衆の不幸を取り戻すために、主人公が自己の
存在すべてを賭ける、戦闘となる。魅力のない悪役コンビのマートンと
ブレンダンにも、少しはチャーミングな悪行の時間を与えることができる。
それをやらないスコット演出は、愚劣で醜悪。かくして、アイアンズは
見せ所のないまま消え去り、導入部でリーアム・ニーソンにおける
土方歳三的すごみを見せていたデーヴィッド・チューリスも、つまらぬ
「戦死」に追いやられる。
↑「ひたむきな行為」って何?ホスピタラーの死が「つまらぬ戦死」?
そうは思わんけどな。
>>116 で書かれているように、原田氏はキリスト教
というものがわかっていないと思う。
2つも送ってしまった! ごめんなさい。
分らん人には分らんのです グラディエーターと違うからダメだなんてもうアボガドバカヨコ・・・
123 :
sage :2005/05/25(水) 14:35:50 ID:mII69t5h
>117-118 なんだかね〜、酷いねこれ。全然説得力ないんですけど。 始めから悪意的にみていて単に揚げ足取りしてるだけというか わざと逆のこと言ってこっちのやり方が正しいとかいうのって。 これが批評ですか? 自分ならこう撮るとか口で言うだけってのは いかがなものか?(w
124 :
123 :2005/05/25(水) 14:41:17 ID:mII69t5h
しまった名前にsageいれちゃった(w ところでこの原田ってひと映画監督? こういう書き方して後で恥ずかしくならないのかな。 正しいかどうか以前に、同業者の僻みにしか見えない。
今日吹き替え見てきた。これで2度目。少し違和感はあるけど、口調なんかはらしくていいね。 ルノーの声もいい。 最後に吹き替え声優の一覧が出たけど、早すぎてほとんどわからんかった。 バリアン=内田夕夜(これだけははっきり確認できた) ポードワン4世=ロード・オブ・ザ・リングのケレボルンの殿の声をあてた人じゃなかろうか? ギー=大塚芳忠 ゴッドフリー=津嘉山正種 リチャード獅子心王=菅生隆之 シビラの声優さんがあまりうまくなく、色っぽくもなかったな。
あ、あと ホスピタラー=平田弘明さんかな?
>>113 >母の ロザリオ
どっちも間違いだぞ。
元の所持者は「妻」だしあれはロザリオじゃない。
ただの十字架。
モノローグはオリジナルでもある。
128 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 15:21:15 ID:8iKcAnmQ
>>117 .8
ああ、これが原田評ですか。
酷評が気に食わないけれど、同感な部分もある。
主人公バリアン(オーランド・ブルーム)が青臭すぎる。
魅力的ではない。
青臭いまま生き残って、あれよあれよとヒーローに昇格するなんて。
青臭いまま一本気に突き進んで無駄死にするか
清濁併せ呑む人物に成長するか、だろう。
どうしても、王やシビラその他の勧めを断ったがための結末だと受け止めてしまう。
そもそもバリアンが撒いた火種。
こう感じさせてしまうと、バリアンの戦いぶりも、なんだかなーの感想になってしまうんだ。
なるほど、原田氏の言うとおり、リドリー・スコットの失敗か?とも思わなくもない。
いい映画だけど、主人公に魅力があれば
もっともっと良い映画になったのに、と。
その点、サラディンやエルサレム王ボードワンの人気が高いのは納得。
誰かアレ貼ってやれよ。FAQ バリアンが王の申し出を受けても平和に収まる保障など無く 大粛清とそこから起こるであろう内乱が予測できる。 最初の方でテンプル騎士団員が数名処刑されているのをお忘れなく。 キャラバンを襲うルノーとギイのセリフ(吹替え版の方)からも その時の首謀者はルノーだけではなくギイも絡んでいるらしい。 バリアンが王になったりしたらテンプル騎士団が丸々抜けて反乱起こすのは 容易に予想できる。
あるいはテンプル騎士団全員処刑か? そんな風に内部がガタガタになったらすかさずサラディンは攻めてくるよ。 あくまでパワーバランスの上で成り立っていた平和であるという事が 理解出来無いとダメ。 例の原田という人も、偉そうなこと言ってるけど政治と軍事に関しては 現実的な認識と知識がないのかもしれない。
>>99 自分は前スレ992→997なので
>>99 の考えは無理もないと思うしよくわかる。でも一点
>あの時点ではバリアン、まだ井戸掘っただけの男だし
自分もうっかりそう思っていたが、領地に行く前に王に謁見してる。
シビラとディベリアスは、王の常人離れした慧眼を絶対的に信頼しているので
ボードワンIVが気に入った、というのは他の何よりも大きい意味を持つんじゃないかな。
あと、もともと「シビラの夫」という立場が、他に王族がいないあの状況でどれほど大きいか
てことも自分は見落としていたし。
DVD無理でも二度三度観ると、これ(シビラの動機)に限らず解釈変わると思うよ。
連投でゴメン。
もう一個
>>116 が書いてる通りで宗教の概念がすっぽり抜けてる。
十字軍遠征とは宗教を口実に政治と軍事を動かしていたという理解がないと
ホスピタラーのセリフの意味が如何に深いかが分からないのかも。
とはいっても軍事や政治に興味の無い普通のおばさんでも
分かる人は分かるみたいだから最初からグラディエイターと比較するつもりで
観たりという固定観念に捕われすぎてて、それと違うから貶してるという気もする。
単純に読解力の問題なのかもしれないな。
133 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 16:02:09 ID:UIiNGodR
王様もティベリアスも、まさかギイがあんなことするなんて予想していない。 していたら、さっさと暗殺してる。 バリアンがエルサレムにくるまでに彼らで始末しておくべきだった。
>>130 >テンプル騎士団全員処刑か?
そうなった可能性大だよね。
ルノーとギーの攻撃OKの合図を待ち構えてる騎士団総長はかなりのタカ派。
力も財力も領土もある騎士団を敵にまわすのは教皇に逆らうくらい
恐ろしいことだと思う。
内部分裂してる隙にムスリムに攻め込まれてしまう。
136 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 16:27:12 ID:8iKcAnmQ
パワーバランスの上で成り立っていた平和であるという事が 理解できないとダメ? それこそ、サラディンやボードワンの描写で分るんじゃないの? だから彼らの人気は高い、と。 バリアンが内乱も予測して断わったなんて、そうかい? バリアンにも容易に想像つくことが、賢明な王には思いつかなかった? それは変じゃない。
ナッスィン・・・ エヴリスィン! 靖国参拝と似とる
ハリウッド映画の定石に当てはまる映画じゃないから、戸惑う人が 多いのかな。 歴史を無視だけど、ハリウッド映画なら、ホスピタラーは攻城戦で 主人公を補佐して戦い、そこで劇的な死をとげ、ティベリアスは あわやという時に援軍率いてエルサレムに帰って来て形勢逆転とか。 あと、怯える一般市民(特に女子供)というのを描いていないのも 珍しいかも。
139 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 16:51:38 ID:/J2umpU+
>>138 そんなことしたら単に十字軍の活躍劇になっちまう
ネタ的にはキングアーサーよりヤヴァイよ
>136 そこんとこ謎だよな。 だが、ボードワンは断られることを念頭に置いて、一応聞いたんじゃないか? 王らしく大らかな考えで、内乱よりもサラディンとの関係を重視したとか。 バリアンの人柄をよく知った上で、内乱が起こり大殺戮になろうとも、(犠牲があろうとも) 人道的な行いをする王になるだろうと予期してのことかもしれない。 で、 バリアンがそこまで考えていないとすれば、妻を愛していた、じゃだめなのかな。 結局、所詮一般市民は王の腹の内なんてわからん。
>138 そう、そしてバリアンが マッチョな米国俳優だったらもっと良かったんでしょうね。 米国受けを狙ったらどんな映画になるのやら。
>138 >141 「こんなキングダムオブヘブンは嫌だ」スレが作れそうだw
>>136 あげ足取るわけじゃないが
>バリアンが内乱も予測して断わったなんて
「バリアンが予測した」なんて書いてないよ。
「シビラと結婚、の話を断ったせいでああなった。受け入れてればよかった」に対し
論理的に「受け入れていたらこうなっていただろう」を考察説明しているんだ。
(と自分は読んだ)
144 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 17:44:00 ID:iRAMhNig
このスレで勉強してから観に行ったので、すんなり入り込めました。 まとめサイトさんもとっても助かりましたー。 どうもありがとう>このスレの住人さん達 色んな意見や受け止め方があって当然だと思うのですが、私はとても 楽しめましたよ。 勢い余って2回も観てシモタ。金があればまた観に行ってしまうかもだ。 主役のにーちゃん(レゴラスの中の人だと友人に聞いてべっくらこいた けど)もフツーに良かったし、言い尽くされているけれど、ボードワン 4世もサラディーンも、グッと来るものがあってえがったー。 >141さん それならサラディーンを極悪非道無慈悲なセテーイにして、んでもって シヴィラもむっちむちのぷりんぷりんの女優(もちろん金髪)にして ・・とかとかめっちゃ妄想してしまいまつ・・。てゆーかアメリカ人が 創ってたらきっとそうなってた希ガス。 ・・あぁ良かった、そんなんぢゃなくてー。
>>136 >>140 と続く
「王の考えてたこと」はホント謎だと自分も思う。
わかってて試したのか、本気でシビラを託したかったのか。ギィじゃだめだってことだけは
はっきりしてる以上、未知数に賭ける気になったのか。
(今より悪くはならないし、万にひとつの奇跡の可能性は出てくるかも、とか?)
146 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 17:50:43 ID:x05rWk7F
気のせいか、スレの流れがイノセンスとかキャシャーンに似てますね。 変な荒らしが頻発するところも。
>>139 つまり大概の人がそういう十字軍の活躍劇を望んでいた
ということでは・・・
バリアンが王位につけば、内紛でガタガタになってサラディンがすかさず攻め込んで
くるという予測は確かにできる。バリアンはそこまで考えを巡らせて答えを出したのかどうかは分からないが
彼は純粋に「邪魔な奴を消して王位につく」のが嫌だったような気がする。
最初に軍の総指揮は引き受けるといっていた。これにしたって、ギーやテンプル騎士団達との
衝突は避けられない。
ボードワンとティベリアスの提案も、最初から苦肉の策って感じがした。
最初は「共に生きたいからあなたを生かしている」とかギーに言っていたティベリアスが
うわついに言っちゃったよこの人って思ったよ。
バリアンが断った後の「完璧な騎士など必要ない」「いや、それではこの国の良心を失ってしまう」だったか?の後の
ティベリアスの呆然とした表情が印象的だった。
というか、ボードワンの死期が近いって時点でエルサレム王国もうダメポって気がするんだよなあ
バリアンが王になってもならなくても、誰が後任になったとしても。
このあたりは「主人公の行動は正しかったかどうか、どういう選択が最善であったか」を考えるポイントとはちょっと違う気が。
バリアンは自分の信条に従った。ボードワン達はエルサレムを存続させるために良心を捨て(ようとし)た。
それだけのような。前スレで誰か書いていたけど、一歩ひいて描いたリドリンテイストだと思う。
>>138 >>141 >>141 ホスピタラーの埋葬シーンに涙ぐむバリアン。
ありがとう。君の事は忘れない。
そしてラストシーンはシビラとバリアンの結婚式だな。
それを見守るティベリアス。
ああ、こんな映画は嫌だw
ハリウッド的キングダム・オブ・ヘヴン 監督:ジェームズ・キャメロン バリアン:クリス・オドネル シビラ:ケイトベッキンセール ティベリアス:ドナルド・サザランド ゴッドフリー:ハーヴェイ・カイテル ホスピタラー:ビル・パクスd ルノー:ティモシー・スポール サラディン:オマール・シャリフ ボードワン:キアヌ・リーヴス
>>99 >>131 同じく99の考えはよく分かる。
自分も最初のシビラの行動が100%打算だとは思わない。
個人的なレベルで惹かれていく部分もあったはず。
ただし、あの時点のバリアンは「井戸掘っただけの男」ではないかも。
すでに「シリアの太守を一対一で屠った剛の者」という噂は届いてるんじゃない
でしょか。動乱のエルサレム王国では、武勲と名声はけっこう重い意味のある
財産かもしれない。
あとゴッドフリーが亡くなって、宮廷内の勢力均衡が崩れそうになってた。
シビラたちとしては、ゴッドフリーの後釜が欲しいですよね。
そんなこともあって、みなさん「父上の友人」と言っては、バリアンを味方に
つけようとしてるのかと。
そして「若い独り身」な男を抱き込むには、女性の誘惑が有効と思っても
不思議じゃない。
でもあの時点で「ギイとすげ替える」とまで考えてたかどうかは疑問。
せいぜいゴッドフリーの代わりくらいで、ギイの代わりまで格上げされたのは
99のいうとおり、カラクの後じゃないかと感じますた。
152 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 18:14:31 ID:8iKcAnmQ
>>143 としても変では?
観客にも予測できることが、賢王に予測できなかったのか?
軍事政治を知ってる俺には分るだの
読解力云々だの、おかしい。
「受け入れていたらこうなっただろう」は変だ。これ、映画だよ。
受け入れていたら別の物語になっていただろう、なら分るが。
聡明なるボードワン王の印象が強烈なままで
王の考えが浅かったと描いていただろうか?
「王の勧め(結婚話)を受け入れていればよかったのに」
「そうすればアアはならなかった」と思わせるところが、
少々の失敗では?ともいえる。主人公が光らない。配役も含めて。
ボードワン王の役者が上手すぎて主役を食ってしまったからか?もしれない。
>>149 プロデューサー:ジェリー・ブラッカイマー
監督:マイケル・ベイ
の方をキボン
原田某の評だが最初の2行でリドリーへの私怨を感じる。
自分の作品がリドリー作品に上映館を奪われた過去でもあるのだろうかと
邪推してしまうよ。
>>152 ボードワンからすれば話は簡単だよ。
ギーを王にしたくなくて、他の候補者がバリアンしかいなかったってだけ。
本来王になるはずだったギーとタカ派の連中粛清して
サラセンと共存しようとする奴を王にしたら、それがバリアンだろうとなかろうと内乱は必定。
それを折りこんで、なお王としてのカリスマを発揮できる(とボードワンが思った)奴が
その時点でバリアン以外にいなかった。
あと、この映画はヤクザ映画とか成り上がり物じゃないんで
あそこで王になることを選ぶ奴が主人公だと
そもそもお話が成立しなくなるってのは、映画見たんならわかるよな?
>>152 ヨン様は賢王ではあるが、死にかけでかなり焦りがあると思うのだが
主役が食われてるのはBHDと同じく主演ではあるけど舞台の主役ではないから仕方が無い
そういう配役なのであって脚本のせいでも役者のせいでもない
ボードワンと同じ思想のティベリアスが王になるってのはナシ?
158 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:00:06 ID:8iKcAnmQ
>>154 既に「別の物語になっていただろう」と書いていたんだが?
154の「そもそもお話が成立しなくなる」を
「そもそも、このお話は成立しなくなる」にすれば、同じ意味。
描きかたを言っている。
誰も「受け入れていればよかった」と筋の変更を言いたいわけじゃない。
当たり前。
でも「受け入れていればよかったのに」と感じさせれば
主人公に感情移入しにくくなるというだけ。作りについての話。
映画というものは必ずしも主人公に(或いは他の誰でも良い) 感情移入しなければいけないわけではあるまい。 誰かがすでに書いている通り、これは群像劇として一歩引いて 俯瞰的に描いている脚本だろう。 ID:8iKcAnmQは主人公に感情移入したかったのかもしれんが それが出来なかったからご機嫌斜めなのだろう。
>158 なんなんだ。はいそーですね、って言って欲しいのか。 何を主張したいのかはっきりしない。どんどんずれて行ってないか。 脚本について?もっと感情移入しやすいエピソードが欲しいということ? バリアンの行動に納得がいかないということ?もっと効果的にしろと? ボードワンの行動に違和感があると? ?をつけて喋ってるとなっち口調にしたくなってくるのは何故なので? そんな何レスも何十行も使わないで、 >主人公に感情移入しにくくなる だけでいいと思うよ。
162 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:41:45 ID:ksKKd2A0
ttp://www.haradafilms.com/ 最大の敵となるサラディン(正確にはサルハーディンと発音すべきなのだね)
にしても、絵に描いたような「サラディン」顔をしているのだが、喋り出すと
気のいい田舎のおじさんで、いくらオーランドが力んでみても、「対決」の
迫力には至らない。役者の顔をしっかり見せるアクションはすべてつまらなくて、
エキストラが動くアクションに見るべきものがある、というのは、スペクタクル
としては外道。リドリーは「デュエリスト」の初心に帰るべきだ。
↑サルハーディンじゃなくて、サラーフ・アッディーンだよ…
ちゃんと調べろよ原田監督…
163 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:51:00 ID:iXcOtvfS
リドリーはオーランドブルームの裸が気に入らなかったらしく 胸毛カツラを付けるのを要求していた。 結局不倫のラブシーンは大幅にカットされましたが。 残ったのはたったの5秒!よって内容が無い。情熱もない。 共演者のヒロイン大ショック!! というオーランドブルームに都合の良い記事はさようならして セクシー男優のつもり オーランド・ブルーム大ショック!!!!という新しい記事を作ろう。
164 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:51:28 ID:iXcOtvfS
残念ながらあなたは歴史を学ぶためにキングダム 映画を観る必要はありません。 あなたはCNNをつけて勉強しなさい。 ジェーフリー 役柄を演じる重みとカリスマ性がないオーランドブルーム テレビガイドの映画ガイドより オーランド・ブルームのやる気のなさそうな演技はフィルムを運命づけます。 ジャッキーKクーパー
165 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:52:11 ID:iXcOtvfS
>>162 おいおいおい。
「デュエリスト」はスペクタクルだったのかよww
あれこそ地味で渋い映画だろう。
キングダム・オブ・ヘブンは「デュエリスト」の初心に帰っている作品だと思うが?
>>152 しまった。何もかかずにポチッとしてしまった。
自分の最期が見えてきて、誰かに国の行方と大事な妹を
託して逝かなければならない時。
黙っていると両方がギーに潰されてしまいそうなのが分っている時に
領民からもムスリムからも妹からも慕われている者に諸問題はあっても
任せてみたいと思ったんだろうね。
問題はティベリアスが片付けてくれる、と踏んで。(かなり信頼してるし)
バリアンに受け入れてもらえても断られてもエルサレム崩壊の危険は
察していたかもしれない。
最期に王として無理を承知で賭けてみたんだろう。
エルサレムは明け渡したけれども、王の心は“Here and here”に残され
精神面での聖地は守られた。
ゴッドフリーやホスピタラー、鍛冶屋の義父の言葉を実現させたいい結果だと思う。
史実を曲げてバリアンがシビラと結婚して王になり、ムスリムを
蹴散らす話だったらアメリカには受けが良かったかもね。
168 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 19:56:38 ID:iXcOtvfS
本日の粘着NGID:iXcOtvfS
どうしてキングダムがコケたのか? ・ポスターに華がない ・主役として貧弱 ・勢いがない ・続編がない、これっきり ・スルーしても問題ない ・主役が大根ならヒロインはもっと大根 ・予告がつまらない ・似たような歴史大作に飽きた ・アイドルを主演して安易に作られた凡作
>>156 首相じゃないんだからw 赤の他人では、摂政がいいところで、王位を継ぐことは
決してない(簒奪は可能だが)。
王位継承権は幼児でも何でも血が近い順。
でもその次の配偶者、ってのは確定してないから、
王冠を戴いた彼女の意志がなくてはギィは王になれなかったはず
(ビクトリア女王の夫君は王にならなかったように)。
…あ、NGID再読み込みしなきゃ
172 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 20:03:52 ID:yWOyuHlk
ボールドウィンの顔、画面には出ないだろうと思った瞬間に大写しになった。 映画の中で彼自身も言っているが、 理性による和平、平和というのは必ずしも正しくもないし、美しくもない、現実の打算の上にあるから。 ルノーはイスラム側と領地を直接に接している領主として描かれているが、 彼は常にイスラム側の挑発、嫌がらせを受ける立場でそれが耐えられなかったんだろう。
>>171 なっち字幕スレからコピペ
293 :名無シネマさん :2005/05/22(日) 14:59:17 ID:+D7LEdVi
>>290 シビラがギイを王にする意思があったかどうか、
またそれが可能かどうかは今の段階(この劇場公開版では)判明していない。
本来の脚本では王亡き後シビラの息子が即位する。王位への望みを断たれたギイが
子供を盾に脅迫するらしい。(グラディエーターと似た展開か?)
その辺のエピソードがばっさりカットされている。
その辺を踏まえると「騎士団を私に 離縁はしません」 が、今のところ
一番良いんじゃないかな?
-------------------------------
完全版DVDでその辺がハッキリするはずだ。
>>152 > 観客にも予測できることが、賢王に予測できなかったのか?
この後どうなるか、大筋の結末を知っている観客と、
いくら賢王とはいえ、まさにその時代に生きている人間の判断力を同列で扱うのは
無理があるんじゃなかろうか。
>171 全くそんな事考えてなかったw
>>172 この映画のルノーの性格はそんなんじゃないとオモw
>>173 もちろんだよ。
嫌でたまらないが他に仕方なくて選択した、てのも「意志」のうちじゃないか?
離縁もできたろうけど、エルサレム王国を王不在の国にして、軍を率いることもできない
自分が単身女王になる、って選択肢はやっぱ無理すぎるだろう。
史実のシビラは夫にぞっこんだったらしいけどね。
177 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 20:23:59 ID:iXcOtvfS
大作なのに、安っぽい3流ファンタジーのようなポスターだな〜 このスレに大量にいる腐女子に頼んで修正してもらったほうがいいな!
序盤で剣の腹でバリアンの頭を叩いたのはホスピタラー?
毎朝ルノーダンスをしたら健康になりました!
シビラの「騎士団を私に・・」ってのはエルサレムの全騎士団? それともバリアンの軍だけは使わせてもらうわよって事?
>>179 禿w
>>181 ギィが掌握してたテンプラーズだと思うけど、自分も知りたいのは
If I have your knights って、このhaveは具体的にはどうする(何ができる)って
ことだったの?
結局軍隊が出て行くのを彼女も止められなかったわけだし
183 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 20:38:37 ID:yWOyuHlk
この映画、配給が20世紀フォックスだけど、ここはフォックスTVの傘下だ。 フォックスTVは近年のアメリカの保守化を煽っているメディア企業だが、 こんな映画も作るのだな。 現実を理解しながらも、敢えて国策への協力の為にああした報道をしているのか? フォックスは確かルパート・マードックの持ち物だったが。
>>183 映画を作るのはあくまでも監督だからね。
リドリーがこの映画のことを「心と頭を使って観て欲しい」って言ってたのを どこかで読んだよ。 それが嫌いな人はとことん合わない映画だろうな。
>>119 観てみたよ。フランス語の響き、すごく良かった。THX!
フランス版のDVDも買ってみよう。
お礼にイタリアの吹替版トレーラーをどうぞ。
mms://mediaserver.kataweb.it/elemedia/trovacinema/trailers/crociate_adsl.wmv
何か声の調子が合ってない役が多いんだけどさ、宗教的解釈の必要な
台詞は間違いなく訳してると思うんで、これも買ってみようかと思う。
ボードワンはなんでポッと出のバリアン(しかもたいした家柄じゃない)に王位を継げって言うの? 普通ティベリアスとかが最有力なのでは?中立派っぽいし、 「命令してくれればギーを殺す」なんてサラリと言ってる所を見るとかなりの力の持ち主だと思うし。 って既出だったらすまん
188 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 20:54:38 ID:EaYHH57Q
ボードワン=王・・民と国を守ることが最優先 バリアン=騎士・・騎士としての義を通す 立場の違いでわ? バリアンが「魂は自分のもの」を引き合いにだして断った時、 ボードワンは仮面の下で苦笑いしてただろうね。 「残念だけど、お前(バリアン)らしいよ・・」て感じ。 多分、ボードワンも、あとはディベリウスに任せて なるようになるしかどーしょーもないと思っただろう。 でも、国は滅びても、民は救われたのだから、ボードワンの願いはバリアンによって守られた。 シビラの鏡にボードワンの影が映ったけど、あれって、妹に、 「民を救ってくれ」ってゆーボードワンの思いが乗り移ったと解釈しました。 髪切って、看護活動始めるし・・バリアンにも、王が乗り移ったかのよう。 この映画、やはり影の主役は王なのかも・・
189 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 20:58:21 ID:ksKKd2A0
>>187 ティベリアスは参謀役とかには向いているけど、王(つまりNo.1)には向いて
いないタイプだと思う。
ボードワン4世も、ティベリアス自身もそれをわかっているから、あくまで
黒衣に徹しようとした。
群像劇だからねぇ。別に誰が主役でも桶。 みんな「実はオレが主役」位の演技してるよ。 喉に矢刺したまま戦う男とか。 実は投石器が主役ってのはリドリーとオレだけの秘密だ。
>>189 なるほど。
とは言うものの、バリアンに断られた後にでもなんか工作すればよかったのに。
最良の選択肢ではないにしてもギーよりマシだろうよ。
と思っちまうよ、どうしても。
オーランド目当てで観にいったけど、ふつーにおもしろかったよ。 宗教がもたらす悲劇と喜劇。 天の王国は、思いと想いの内にある、って しみじみ考えたよ。 極端な話、宗教がない方が、人は分かり合えるのかもしれん。
193 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 21:11:08 ID:yWOyuHlk
>>184 企画を通すのは経営陣だよ。
ボールドウィンの支持の通りに主戦派を粛清したら
それによってエルサレム王国の軍事力は低下しただろう。
何れにせよサラディンの侵攻は起きたんじゃないか?
194 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 21:12:17 ID:gvJfkuqS
イマドの顔はスヌープドッグに似てると思う
興奮と、心地いい虚脱感をもたらす映画だと思う。
>>187 ティベリウスには正妻さんがいたのでわ?
この時代は離婚できないから、少なくとも「シビラと結婚して云々」という
方法はとれない。
バリアンがシビラの夫になって、ティベリウスがサポートするという選択肢
の方が摩擦が少なそう。お飾りにするなら、有力な縁戚のないポッと出の方が
便利だし。
>>183 「作る」といのが何を指すのか曖昧
普通に考えれば「作ったのは」監督の会社
198 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 21:27:56 ID:ksKKd2A0
>>192 >極端な話、宗教がない方が、人は分かり合えるのかもしれん。
キリスト教圏やイスラーム圏の人間は、宗教のないところにモラルはない、と
考えてるからな。
宗教こそが人間と動物を分けているものだ、という考え方も根強い。
だから日本人が外国に行って、
「私は何の宗教も信じていない」
というと、不信の目で見られたりする。
199 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 21:38:42 ID:EaYHH57Q
よーく考えたら、王とバリアンて、同い年くらいじゃ・・ 親友みたいな感覚なのかも・・お前なら妹も、自分の後も任せられる。 「友よ」って言ってるし。
十字軍の話だということしか知らずに観に行ったけど、結構良かった。 観に行ったのは吹き替えのほうだったから、日本の声優さん達の演技力込みで評価高いのかもしれないけど。 アメリカ映画らしくなく、キリスト教・イスラム教・少しだけユダヤ教の三種を 互いに尊重しあうように描いていたので驚いた。 つーか、サラディンとエルサレムの仮面王が良かった。 あの仮面、サイド・ショウあたりでレプリカを売り出さないかなぁ、3万ぐらいなら輸入費と税関代足しても買うのに。 悪役背負わされていたギィとルノーだけど、ルノーの方は覚悟完了で悪役してたのが良かったし、 ギィにしても、トロイのアガメムノンみたいに無茶苦茶下劣な人格にはされてなかったのもOKだった。 行く前までは、攻城戦もこの2年で見飽きたし、中世的戦闘もナー、って感じでダレダレだったんだけど 森の中のいきなりの襲撃でダレてた感じが吹き飛んで、すんなり入れたから良かった。 でも、攻城戦クライマックスでの騎士の誓いをたてさせるあたりは、、、止めとけよ、おい。 アレキサンダーでもガウガメラ前の演説で萎えたのにさー
ディスカバリーチャンネルで、5月30日〜6月4日で「キングダム・オブ・ヘブン」 中世の騎士の番組、「グラディエーター」を取り上げた番組を特別編成で 5話放送。 だそうだ。
>>198 >「私は何の宗教も信じていない」 というと、不信の目で見られたりする
これは本当だね。自分も以前法王様がいる国でそのようなことを言ったら
相手の顔付きが急に変わった。
「神というものは信じてる」と言ったら、
「そうか、クリスチャンだな。我々はカトリックだ」と言われた。
預言者とか律法が異なるだけで、どの宗教も神を敬う気持ちは同じだと思うって
付け加えてみたんだけど、彼らはうなずいてもう一度「クリスチャンだ」と言った。
だとしたらゴッドフリーやボードワンも今のイタリア人に言わせるとクリスチャンなのかな
と随分前に言われたことを思い出してみた。
シビラ役の女優、流し目が良いね。 でも「王家の女には顔が二つ…」の台詞は、棒読みっぽかった。
204 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 22:25:39 ID:EaYHH57Q
自分は便所の神様もいる、日本の八百万の神様が好きだ。 自然のいたる所に神様がいて、仏様もその一つって感じ。 多神教(実際は日本は他宗派らしい)の世界って、 イスラムやユダヤやキリスト圏には理解不能だろう。
205 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 22:47:50 ID:EaYHH57Q
他宗派=多宗派でした
異教徒にはまだ改宗の余地があるから寛容になれるが、異端や無神論者は完全にダメ。 ・・・というのがカソリックのスタンスだと聞いたコトがある。ソ連が崩壊したのも、神を否定してたからだし。
>>198 >>202 >これは本当だね。
本当です。アイム・ブディストでもシントーイストでもいいから、「無神論者です」とだけは
言わないよーに。聞く側にはそのコトバ、悪魔崇拝者とか殺人肯定者とかいう響きらしいですから。
(初詣したことある人はみーんなシントイストなのさ)
アラブ圏に身内が住んでいるけど、なんの宗教か聞かれたら 「無宗教」と答えてはいけないと言っていた。曰く、「無宗教という宗教」だと思われると。 「イスラム教ではないです」と答えるのがベストだと。
>188 >バリアンが「魂は自分のもの」を引き合いにだして断った時、 ボードワンは仮面の下で苦笑いしてただろうね。 同意。 いえーすあいでぃどと言ったとききっと口元に微笑をたたえていたに 違いない。観てる私もつい苦笑い。ティベリウス、あいや〜。
>>204 日本人って心の底は八百万の神様信仰だと思うよ。
だから節操なく仏教だのキリスト教だの入ってくれば受け入れたんだと思う。
外つ国の神さんって位の感覚なのでは?
無宗教であっても無信心ではないと思う。
道ばたの石やこだまや貧乏にすら神さまがおわすもんなぁ。
そういやエ○バが勧誘に来たときに「何か聞きたいことがありますか?
何でもお答えします」っていうから
「何で一神教なんですか?」って聞いたらさっさと帰って行ったw
KOHはちょっとキリスト教チックでなくてなんとなく仏教ぽさを
感じたんだけどそんなやつ他にいる?
なんでって聞かれると答えられないんだけどさ
俺の物は俺の物 お前の物も俺の物 ジャイアニズム信奉者です。
1回観ての感想。 結局バリアンは清濁併せ呑む国王の器ではなかったけど、 自分なりに紆余曲折の上見つけた信条で、上に立つ人を信じる民の心を守ったのかなと。 ただ、ボードワンとティベリウスと、バリアンとの密談の場までに 観てるこっちは、国と民の平和を少しでも長引かせようという 王と相談役に肩入れしていたので、 バリアンの否という答えには分かっていてもがっくりしてしまった。 包囲から大演説あたりを盛り上げるなら、バリアンへの思い入れは必要かな〜と。 ラストのシビラがどういう身分で、どういうタイミングでバリアンに会いに来たのか謎です
>210 >KOHはちょっとキリスト教チックでなくてなんとなく仏教ぽさを 感じたんだけどそんなやつ他にいる? ちょっと同意。 ホスピタラーって、神を信じなさいとか恐れなさいって言ってないんだよね。 キリスト教の聖職者ってイメージとは遠く感じた。少なくとも私は。 善人かどうかはその人の行いによって決まる、とかいうのも、ちょっと 仏教っぽく思ったよ。なんでそう思ったのか聞かれたら困るけど。
214 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 23:13:33 ID:EaYHH57Q
>>210 >仏教ぽさを感じた
自分も感じた。
オーリーは最近仏教にハマっているらしいし・・。
キリスト圏にも一神教の対立にうんざりしてる人だっているんだよ。きっと。
リドリーはクロサワ好き。多少は感化されているかも・・
この映画「乱」と似てるところがある。
地球=エルサレム
ジョミー・マーキス・シン=バリアン
ソルジャー・ブルー=ボードワン
ハーレイ=ティべリウス
キース・アニアン=サラディン
・・と連想してしまった自分。分かる人にだけ分かる・・
大らかかつ現実的だよな。一途な信仰には至らないが。>八百万の神様 物を大切に。全てを皆に感謝。博愛的。そんで、ささやかな幸せが返ってくる。 変わっているけど一番自然な形のようにも思えるね。(他の宗教を否定するわけじゃない) これをふまえて、 >KOHはちょっとキリスト教チックでなくてなんとなく仏教ぽさを >感じたんだけどそんなやつ他にいる? バリアンは「ささやかな幸せ」を望んだんじゃないかな。 ごく個人的な話だけども。
仏教、ってのはさすがに飛躍し過ぎかと。 現代風に言うなら、リベラルで多元主義的ってところでは。 キリスト教にも、今は色んな立場が存在するから。 排他主義、包括主義、多元主義…。 あくまで監督と言うか、作品そのものの視点の話だけどね。
仏教っぽさを「感じた」だけだから。 直に結び付けてるわけじゃないよ。
218 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/25(水) 23:33:49 ID:ksKKd2A0
>>215 >ささやかな幸せ
最後にバリアンが妻が埋められている丘の樹に咲いた花を見つめるシーンが
あるけど、あそこでイエスの、
「ソロモンでさえ、その栄華のすべてをつくしても、この花一つほどにも
装うことができなかったではないか」
という言葉を思い出したよ。
「神の国とは、人が畑に種をまいて、その生長を待つようなものだ。夜も昼も、
まいた人が寝ている間にも、起きている間にも、種は芽を出して伸びていく」
というくだりも。
>>215 >バリアンは「ささやかな幸せ」を望んだんじゃないかな。
同感。
心の安らぎと、充実した生活が出来れば満足な人物な気がした。
あの井戸を掘るエピソード見てたら。
目に見える危機には何とか対処してるけど、大局を見据える視点は
持って無いよね。生真面目で勇敢ではあるけど。
英雄に値する人を脇に据えて、主役にそういう人を据えたのが
この映画の面白い部分の一つだと思ったよ。
>>207 仏教徒とか神道とか適当には言えないな。
色々聞かれても答えられないし。
カトリックの国でも若い子達は「冠婚葬祭しか教会にいかないもーん」ってケロッとしてる。
いがみあう宗教は嫌だから仏教がいい、なんて人たちもいた。
宗教対立は醜いし悲劇ばかり引き起こすからね。
心と行いが大事だというホスピタラーのように飄々としてるのがいいな。
しかし「大局を見据える」=大事の前に小事を犠牲にする、 つまりシビラの言うところの「大きな善の為の小さな悪」でもある訳で。 バリアンはそういう視点がない、というより、敢えて持たないように 努めているように思える。彼が「政治家」だったら、エルサレム王国の 一般市民を守るために兵を使わずに、とっとと逃げて 来るべき奪回戦のために戦力を温存してたでしょ。 現にティベリウスはそうしたし司教も逃げることを進言している むしろ当時の上流階級の考え方ではそれが普通なんでは 一見、愚直にも見えるが、それを貫き通す所がバリアンの真価かもと思った
ボードワンの中の人、自分の撮った映画で神父の役やってるけど、 その神父の説教なかなか面白いよ。
シビラ、バリアンの不倫話とか、 ボードワン、シビラ、バリアン、ギーの王位継承のストーリーとかは史実なの? 史実ならそれに沿った脚本だとして、しかたがないが、 フィクションならバリアンが王位継承を承諾してしまうと戦争にならんとか 内乱になってしまうからサラディンにそこをつかれてどうせ戦争になるとか、 いろいろ突っ込みを入れられるような脚本にしたのだろうか。 この脚本だと 王位継承問題、バリアンの返答しだいでは戦争は避けられたかも (バリアンは政治も知らない騎士道バカの印象) ↓ 戦争突入で部下もほとんど死ぬ(バリアンのバカさ加減増大) ↓ エルサレムでの市民への演説 (バリアンのために戦争になったかもしれないのに、しらける) ↓ 結果としてエルサレム明け渡し (戦争に勝てなかった、ますます白ける) ↓ 戦争の一因でもあるシビラと二人でとんずら (なんだこりゃー) こういう印象持った。
>223 後でいいからこのスレよく読んでみそ
>>218 感動。それらの一節を思い出させてくれてありがとう。
(信徒じゃないよ。聖書は西欧文学に引用されてるのも含め断片的に読んでる程度)
王位継承に関するところは 原田みたいな意見も出るとは思ったが、 そういう奴は一体何考えて映画見てんのって思うわな。
ボードワン王の病のことを「神が罰を下された」みたいにサラセン人が 言うのは何故なのですか?死んだ後も苦しむとかなんとか。 ムスリムにとっては特別な意味を持つ病気なのでしょうか?
前スレだったか「神がお前を見捨てているなら」に abandon じゃないかという話が出てたが その単語を使ってたのは冒頭の司祭のセリフだった。 確かに言ってた。 王位継承に関してバリアンが婿になったら丸く収まったと考えるのは 画面をちゃんと見てないんだろうな。 テンプル騎士団員が処刑される所と ギイとルノーがキャラバンを襲撃した後 ギイがサラディンの使者を殺害した時 王国騎士団+ホスピタル騎士団とテンプル騎士団で 真っ向から対立して一触即発状態になってる。 ティベリアスが言ってるのはテンプル騎士団全員処刑のことだな。
229 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 01:12:19 ID:C3dqqP0B
>>227 あの時代には不治の一番なりたくない病(現在は完治します。念のため)
で、両方の宗教にとっても、天罰的な意味合いがあったそうです。
身分の高い人がなった場合、神の試練的な取られ方をされたそうです。
・・敵の大将が患えば、そりゃ、あれこれ自分達に都合の良いように
言いますって。
でも、この映画ではむしろ、エルサレム=天の王国=ボードワンで、
人々の罪や業を、病という形で彼が一身に背負って逝った・・
キリスト的な意味合いがあると思う。
230 :
227 :2005/05/26(木) 01:26:20 ID:M+x+SAUn
>229 ありがとうございました。 ハンセン病は、成人が罹ることはなく主に子供が感染するそうですが ボードワンがハンセン病だとわかったのは即位する前なのでしょうか。 だとすれば、よく王になれたな、と。諸侯から反対されなかったのかな。 サラディンは王の病を気遣ってるようでしたね。 度量の大きな偉大な王だと思います。
昨日見てきた。 リドリー・スコットの大作・スペクタクル作品は 個人的に凹んでしまってどうも…だったんだが見事にやられた。 ここ数年映画館で見た映画の中で珍しく十二分に満足感を得られました。 一番の目当てだったボードワン王…ノートンは勿体無い気がしたけど、 そう思うのは彼が魅力的だからなんだろうね。 多分ガイシュツだろうけど大勢の脇役キャラの立ち方が尋常じゃないね、この作品。 連れと全く同じ意見でお互いにまた来週見に行く予定を立ててしまった。
232 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 01:35:30 ID:C3dqqP0B
>>227 あの時代には不治の一番なりたくない病(現在は完治します。念のため)
で、両方の宗教にとっても、天罰的な意味合いがあったそうです。
身分の高い人がなった場合、神の試練的な取られ方をされたそうです。
・・敵の大将が患えば、そりゃ、あれこれ自分達に都合の良いように
言いますって。
でも、この映画ではむしろ、エルサレム=天の王国=ボードワンで、
人々の罪や業を、病という形で彼が一身に背負って逝った・・
キリスト的な意味合いがあると思う。
なんて言っていいかよくわかんないんだけど、 「高潔」とか「崇高」とかって言葉を思い出させてくれたね。 ボードワンとサラディンに教えられたかな。 オーリー目当てで最初は行ったんだけど、行ってよかったと 思えた。途中から完全に気持ちは変わってたね。
234 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 01:38:46 ID:C3dqqP0B
229だけど 232↑ありゃりゃ??同じ書き込み更新されてる??「戻る」とかしちゃったせい??
カラクでの戦いで突撃の前にバリアンが隣りの騎士に言うセリフだが Are you with me? 「一緒に来てくれるか?」なんだけど 字幕では「行くぞ」になってるのが不満だ。 バリアンの人柄が出ていない。 その後の兵士がニッコリ笑う様が 「もちろんですとも。あなたと行けるなら本望です」という感じでとてもいい。
>235 いいシーンだと思うんだが、井戸掘りしかしてないのに、命がけの戦いについていくのかな? ということを考えていた。
>236 一緒に泥まみれになって井戸堀してくれる領主さまになら、 ついていくんじゃないかなぁ。 ということを考えてみた。
>>235 上の方のレスでも気になってたんだが
何故「井戸掘りしかしていない」と考えるのか分からん。
ってか井戸掘り甘く見すぎてないか?
日本のように水道完備で蛇口捻ったら何時でも水が出て来るわけじゃないんだよ。
痩せた土地で水は遠くから運んでくるしかなかったんでしょ?
そこに灌漑工事をして作物も育って土地が豊かになる。
しかも自分は高みの見物ではなく領主自ら泥だらけになって井戸を掘る。
そんな領主様なら兵士として命がけの戦いに喜んで着いて行くと思うが。
あの井戸掘りのエピソードは涙出てしまったよ。 子供たちが、キャーキャーいいながら小さな帆掛け舟を流してるのがいい。 バリアンは、父から譲り受けた土地で、最初の「天の王国」を作ろうと していたのじゃないかな。
>>223 禿同。序盤に感情的に人殺ししたくせにね。
また一匹・・・
そのバリアンが殺した司祭って、バリアンの義兄と出てたんですけど、どういう関係になるんでしょうか? 最初、バリアンの奥さんの兄=義兄かと思ってたんですが、いくら自殺者でも妹の首切ったり、十字架 とったりしないと思うので、やっぱりバリアンの義兄になるですよね? ゴッドフリーの庶子で、父親であるゴッドフリーはエルサレムに行ってしまった、多分母親もそんなに長く 生きてなかった。しょうがないので養子に出した。一応領主の弟(になるのか、ゴッドフリーは)の息子 だから、そこそこの家にやられて、そこの家の兄は神学校に行って、司祭にまで出世、弟は鍛冶屋に 修行? それとも直接鍛冶屋に出されたのかな? このへんは完全版が出るまでわからないんでしょうか?
>241 >223は物語を全く理解できなくてかなりトンチンカンな思い込みの意見になっちゃってるから、 同意してると同類のレベルに思われるyo
昨日辺りからストーリーを全く理解できない変なのが 次々沸いてきてるな。 >243 そこそこの家にやられるとかの妄想を持ったり 井戸掘りしてるのが気に入らなかったりしてるようだけど バリアンが泥にも塗れず、敵をばったばったとなぎ倒し、 史実を無視してサラディン軍を撃破しエルサレムを守り切り 王女と結婚し王になりハッピーエンド。 そんな脚本をお望みだったので? こりゃダメかもだ('A`)
246 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 03:14:32 ID:vgRLLdwa
概出だったらスマソ バリアンがシビラと王位継承や結婚の話(シビラがフラれる)シーンでの音楽だが、 「ハンニバル」の曲だった。ダンテの新生だったかをモチーフにした創作オペラ風の曲 ちょっと違和感を感じた。
>246 いや、そのシーンでなくボードワン臨終〜葬儀までのシーンで流れたよ。 1回目観たときは、あの音楽でレクター博士の顔がチラついて、流れかけた 涙が引っ込んだw。それでも、3回目あたりから気にならなくなった。 今では「ハンニバル」のサントラ流して王を思い出して泣いてるよ、自分。
248 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 03:30:51 ID:zUoSLYsM
>>244 いやでも、あんな風に感じる人も多いと思ったよ。それを「分かってない」と一蹴するのはどうかと思う。
時間制限がきついせいだろうが、大多数の人を素直に感動させるストーリーではなかったと思う。
俺が参考にしてる某映画サイトでも、評価はイマイチだし。
バリアンが婿になるのを断わった話についても、
青臭く断わらせるなら、ギィと青臭く喧嘩する話を入れればバランスがとれたのにと思う。
(ギィとの決闘シーンが削られたのは知ってる。)
やはり、編集がよくなかったと言わざるを得ない。
まあ、自分はリドリーのファンなのでDVD買うけどね…
>バリアンは、父から譲り受けた土地で、最初の「天の王国」を作ろうと していたのじゃないかな。 禿同。自分も思った。 井戸掘りエピソードとってもいいし、シビラにここを少しでも よくしたいと語るバリアンも好きだ。 バリアンが王の申し出を断るシーン。今まで出てきた意見もなるほどと 思うけれど、バリアンがシビラを政治の道具として扱いたくなかった、 というのも付け加えたい。15歳で政略結婚させられたことに同情して いたのかもしれないし、最初にあなたの前ではただのシビラよ、とか 言われちゃったことが残ってるのかもしれないけど、とにかく、愛する 女性と政略結婚するってのがイヤだったというのもあるんじゃないかな? 最後の方で、女王の地位を捨てるなら、一緒に行くとか言っていたのも、 その流れかと。
>>248 ちゃんと台詞を観れば断る理由も分かりやすくなるよ。もう一回観てみると良い。
>223みたいに映画をよく理解せずに、結婚すれば戦争は回避できるみたいな単純な思考回路で、
部下でもないのに部下と思い込み、演説の意味を汲み取れず、戦争に勝てないなんてイヤみたいな
アホでマヌケなアメリカ人並みの厨臭い発言は、さすがにちょっといただけないと思われ。
個人の感想を否定するつもりは無いけど、変な勘違いにによる思い込みは訂正してあげたい。
252 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 07:18:16 ID:sphxAE/+
>>223 や原田はそんなに変なこと言っているか??
普通の感想だと思うけど。
結局ストーリーに無理がある映画。
>>249 王の申し出を断わった後のバリアンとシビラの会話を注意して聞くと
あの場面では「ただのシビラ」ではなくなってるんだよね。
字幕だと、「こんな身分だけど、あなたのものよ」だっけ?
これだと身分の差など関係無くあなたを愛してるみたいに聞こえるけど。
キスしようとするところでは I offer you me, and the wolrd. と言ってる。
意訳すると「私を手に入れると言う事は、世界をも手にすることが出来るのよ」
みたいな感じだろうか。つまりこの時点でのシビラはまだ
バリアンのことを見くびっているんだな。
そしてバリアンが「私はギイとは違う。魂は売らない」となる。
最後の方で、エルサレムは落ちたけど
「私はまだヤッファ、アスケロン、トリポリの女王よ」と言った時は
自分に何も無くなったら見向きもされないと思ったのかもしれない。
でも女王の地位にいる限り政争の道具にされるのは目に見えてる罠。
「女王の地位を捨てたら、あなたと暮らします」というセリフは
そういったしがらみからも解放して「ただのシビラ」として愛しますよ、という言葉だね。
>>240 井戸堀りといえば、ギーの放った騎士達に襲われたとき
バリアンの周囲は井戸だらけだった。
馬があって周りに領民がいないってことは、ある程度の距離の
近隣の為の水場作りもしてたってことかと思った。
そういった働きが諸侯の耳に入って、技術的なことならいざしらず
「鍛冶屋が戦術に口を出すな」的なギーの台詞になったのかも。
カラクでのこともあるし、ティベリアスやバリアンへの妬みが
彼の原動力ってのが憐れだ。
>>254 そうだろうね。
あちこちに水場を作ってたのかも。
だからこそサラディンは水場を確保しながら行軍し
待ち構えている事も当然予測できたんだろう。
>>253 訂正
I offer you me, and the wolrd. ではなく
I offer me to you, and the wolrd. だったかもだ。
>>252 ちっともおかしくはないが、硬直してるなーとは思う。
オレ様理解や文法の外にも世界は広がっているのに。
自分には知っていることと知らないこと、
分かることと分からないことがある、って謙虚さと柔軟性がなければ、
見えるものも見えなくなるよ。
自戒もこめて、そう思う。
258 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 09:37:27 ID:vgRLLdwa
>>247 そうだったかな?
流れでは「シビラふられる」〜「王亡くなる」だたよね。
どうなんでしょ?他の映画の曲を使い回しするというのは、、、
私的には「ハンニバル」の音楽は、かなり気に入っていたしな。
それともダンテうんぬんのところがこの物語と連動しているのでしょうか?
「バリアンを王に」や「王女と不倫」って創作部分が余計だったってことだね。 他は基本的に史実に沿ってるのに、そこが他の行動とそぐわないから、 なんだかなあって思う人もいるということでしょ。 構成に無理があるということだね。 彼が王になってても結局ムダとかは、的外れ擁護もいいとこ。
>254 そのシーン、カメラがバリアンを写してぐるっと一周したら 刺客の一人が写る、というのになんかワラタよ。 しかも、剣を地面にコンコンしててw りどりんにしてはベタな演出だ。 >258 私は5回観たけど、あの曲が流れるのは王とシビラの最期の会話〜葬儀 ですよ。間違いない。 他にもゴールドスミスやレヴェルの別作品の曲を流用してるらしい。 これもりどりんにしては珍しい。編集は(物語りも音響も)監督にとっては 不本意なものなんじゃなかろうか。負けず嫌いりどりんは決してそうは 言わないだろうけどね。
ハリウッド的でないからダメなんだろう、みたいにいう奴もいるが、 恋愛要素だの、主人公がえらく活躍するだの、実はそういう ハリウッド的な脚色こそが、この映画の瑕疵になってんじゃないのかなあ。
バリアンがバカだからイカンと言う意見はなんなのだ? あの選択をしないとサラディンが攻めてこないだろw
263 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 10:31:33 ID:UJtZDmL2
>>261 イランと言えばイランのだが男同士のぶつかり合いで終わるとブラックホークダウソと同じになってしまう
264 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 10:36:19 ID:JVO2qvHs
傑作だろ、これは。 人間は自分の立場や状況に制限される。 ただ、その中でも最善の選択は出来る。 サラディンやバリアンは、それを行った。 忍耐と寛容があれば立場や状況を超えて、歩み寄れる部分が大きいと。 単純な勧善懲悪ものでないから、現実的で観る意味のある映画だと思う。 特に現代のパレスチナ問題を考える上で参考になるよ。 映像も良かったな。 特にハゲタカが飛び回ってるシーンとかは、地獄をイメージさせる迫力があった。
265 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 10:46:32 ID:JVO2qvHs
宗教的で無かった点も良かった。 宗教を重視するとどうしても勧善懲悪物になってしまうからだろう。 ある意味、世俗的な観点から作っている映画だよ。 熱狂的なものを期待した人たちからすれば不満だろうけど。 俯瞰的なところはラストエンペラーぽいね。
>>252 もちろん普通だとも。
リドスコの名と作品を前々から知っていて大好きだ
という日本人が、このスレでは多数派で、世間全体では少数派だってだけのこと。
サントラいいよー、毎日聴いてる。 でもサラディンがエルサレム城に入城する時の中近東風の曲が 入ってないのは残念。ごめぇーんごめぇーんに匹敵するくらい (・∀・)イイ!曲だと思う。
王のテーマの9曲目〜12までの流れが最高!エンドレス状態。 そして14でニガ藁
観にいこうか迷ってるのですが最近の時代もの(トロイ、キング・アーサー、アレキサンダー) と比較して出来はどうですか? 個人的にアレキサンダーは糞だと思いました。 リドリーの作品はグラは好きですがハンニバルは大嫌いです。 楽しめるでしょうか?
>>238 >領主自ら泥だらけになって井戸を掘る。
>そんな領主様なら兵士として命がけの戦いに喜んで着いて行くと思うが。
そうか?
あれは王とは神聖なものであり
貴族とはそう生まれついただけで上に立つ事が当たり前であるという
絶対君主制の否定に繋がる非常に愚かな行為だと感じた。
まあ、元鍛冶屋だし、人類皆平等
一緒に汗流すのが素晴らしい、美談であると言った
現代的な考えでも映画だしいいかって余り気にはしなかったが・・・
一応エルサレムでは身分に関係なく才能が云々って台詞もあったしな。
「グラ」を期待していくと、がっかりすると思う。方向性はまるっきりちがうということをのみこんで 行ってくれ。 スピリッツ的には、269があげた作品より、指輪の方が似てる気がする。小道具や大道具、 世界観のこだわりとか。 そして、269が上げた作品のどれよりも、個人的にはおもしろかった。
迷っているなら、とりあえず行ってみればどうでしょう。 このスレだけでも全部、読めば、好みかどうか判断できると思いますが。 前の方の議論 感想は人それぞれだけど、見当違いや読み違いで、つまらん駄作だと貶すのは 書いてる人が阿呆に見えます。 もちろん趣味に合わない人もいるから、そういう人は合わなかったと回れ右して 合う作品をさがせばいいんではないかと。
>>269 最近の時代物のなかではかなり上等。てゆーか最高。
グラディエーターみたいな痛快娯楽大作として「も」観られるような映画ではないが、
宗教だの異文化だのについて、ウダウダ考えたり議論したりしたい人ならハマれるかも。
あと、渋いオッサン俳優好きなら是非。
>絶対君主制の否定に繋がる非常に愚かな行為だと感じた。 ???? 絶対君主制を否定するのが、「非常に愚かな行為」????
>>271 グラの最初の森の戦闘シーンを期待して見に行って
予想通りの攻城戦シーン見て大満足して帰った俺の立場は・・・
あと、クロスボウかついで行軍してる姿や
ポットヘルムの集団や
盾が防ぐ事より殴る事に使われてるのに燃え燃え
>>274 当時の価値観からすれば、ってことでしょう。
>>274 ,
>>276 領主でも殿でも帝でもいいが
「○○様おんみずから」民のために何かしてくれたので名君と慕われた人物ってのは
洋の東西を問わず通俗歴史譚にはよく出てくるんですが。
名君・徳川吉宗は江戸城の中でサツマイモつくってたとかね
>>277 フランス本国ならともかく、エルサレム王国はあまり絶対君主制保持ではなかったと思うが。
どうして「非常に愚かな行為」になるんだろうか。
>270 >王とは神聖なものとか、貴族とは生まれついた時からとか そうゆう絶対君主的な中世の後半のあたりから出てきた思想だよ。 あの井戸掘りシーンからは、人類皆平等は全く感じないけど。 十字軍での新キリスト教国家にかぎらず、東欧に移民したドイツ修道会など 新天地への植民に、リーダー(必ずしも貴族や王族でない)が率先して働くのは、当然なはずだが・・。
>>275 別にそれでも構わんとは思うが、では、その視点で観て
>>269 が挙げた3作と比べて
どうだったかを詳しく述べよw
>>281 ゴメン、その3つはいかにも面白くなさそうだったんで見てないw
>>279 だから最後にエルサレムでは〜って書いたんだがな。
>>280 エルサレム建国から映画のあの時点で90年近く過ぎてる訳で
あまり新天地への殖民中ってほどでも無い気もする・・・
284 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 13:42:28 ID:zUoSLYsM
>>269 俺は「Troy」しか見てないけど(あとの2つは評判が悪くて見てない)
映像は本作のが良い。なんつってもリドスコだから。
個人のアクションは「Troy」の方がカッコよい。
集団戦闘は本作のがよい。迫力が段違い。
衣装は甲乙つけがたい。
ストーリーは「Troy」が酷すぎるので本作のが良い。
ヒロインは「Troy」のが良い。
まあ,総じて「Troy」よりは良いと思う。
>>269 以前、この映画をほめるのに他の映画をけなさないでほすい
という意見があったので、自分がけっこう好きになってDVDまで買った
「キング・アーサー」との比較だけ書くと、
やっぱり全然格が上。リドスコだもんw
つっても自分もハンニバルはジャンル外扱いで見てないんだ。嫌いになりそうってわかるから。
あ、あと
>>284 の真似じゃないけどヒロインはギネヴィアのほうがいい(KoHのヒロインは
出番9割くらいカットされてるらしいから、比重全然違うんで比べたら可哀相だけどね)
>>275 それは正しい見方だ。
それと同時に登場人物たちの心の動きもきっちり描かれているのは凄いとおもた。
一つの映画で2度美味しいね。
>>285 9割カットてマジ?
半分削られても怒るでしかし
ベッドシーン3回ぐらいに分けて10分ぐらいあったのかな?
>270 中世の中小領主階級は、けっこう地味な生活だった、と聞いたような。 騎士たちの忠誠をえるべく美しく着飾ることもあるが 普段の領主の妻はいろいろ切り盛りできないとだめ、とか言う感じで。 十字軍遠征が始まっているから、もう違っていたかもしれないが 泥だらけで井戸を掘ったバリアンの行動は 彼が元鍛冶屋、と言う点と 土着性の高かった古き良き?時代の騎士っぽさを出しているのかと感じた。 ……書いている内に、もう一回見たくなったよ
>>287 ごめん、数字として撮影総分数秒数で90%、とかいう話じゃなくて、印象。
ガイシュツ、その女優がインタビューで、相手役オーランドと一生懸命ベッドシーンどうすればいいか
考えて話し合って試行錯誤して頑張ったのに、フタあけたらスクリーンで1秒間、ってのと
子供関係のエピばっさりで母親としての苦悩がゼロになったから、キャラとして
薄ーーーくなっちゃったわけで。
自分としてはそれじゃあ劇場で見れたのは彼女が撮影中にやった演技の一割じゃん
と勝手にオモタ、わけ。
誇張すんなと言われたらそのとおりです。
>283 エルサレムは建国90年で立派な王国だが、 イベリン領は親父からはじまった、たかだか数年の領地じゃないのかな? しかも、部下がエルサレムに来ていた時点(イベリンを見つけた時)で、 ほとんどイベリン領は手つかずだったと思う。 (映画の中の話では、イベリン領は親父がダマスカスでの戦いで活躍して得た領地と思われ)
>>290 サラディンが危うく殺されそうになり、ゴッドフリーが
睾丸に矢を受けたまま2日間戦ったというのが
ダマスカスの戦い、かな?
289 エロカットは知ってたけど母親のエピは知らんかった フラれて説教するあたり兄萌えでパープーな王女にしか見えん そんだけ削られて大根とか言われたら少し可愛そう
>292 なんだっけ。兄のらいがシビラの子供に移って死んでしまったんだっけ? はやく完全版が見たいものよのう。
294 :
269 :2005/05/26(木) 18:01:01 ID:IAGh7TiY
レスありがとうございます。参考になります。 最近の時代ものにはがっかりさせられる事が多かったけど期待できそうなヨカーン! 指輪は大好きだし小道具も楽しみだ・・・
今日のニュース、メルボルン沖で蟹の大群が……というやつ。Kohのラストの壊された城壁前の 戦闘シーンを思い出した(サラセン側の盾が蟹の甲羅に見えるんだよ)
>>293 もっとドラマチック。発病して将来を悲観し毒殺。
それを盾に取られてギイを王にせざるを得ないって感じかな。
>>296 Protect the people from what I have done. だったかな。
エルサレム攻防戦の前にバリアンに言うセリフ。
この国の民を守って、私が犯した過ちから。
こういうのもありかも。 「すいませんこの新刊くださ〜い」 「あんたこのカプのもんじゃないね」 女性向にありがちw
誤爆したorz
観てきた。過去スレ、レスは読まずにかきこ。 リドリーの映像美がいたるところにちりばめられててうなった。 わずかな光や、役者の美しい角度を魅せていた。 城壁での戦いのシーンは圧巻。ただ「指輪」の既視感が頭をよぎって残念だった。 パクりとか言ってるんじゃなく、城壁での戦いはあまりにも指輪の最近の記憶が新しすぎた。 オーリーが今にも矢を放つんじゃないかと思ったひとは多いはず。
301 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 18:55:49 ID:JVO2qvHs
傑作ではあるが、いくらでも改良したほうが良い点はある。 この題材なら完全なノンフィクションにしても良かったと思う。 バリアンも史実通りにフランスの貴族で描けば良かった。 この映画の言いたいところは、宗教や立場の違いを認識した上でお互いが歩み寄れるところがある、ということなんだから。
以下書き忘れ。 でも映画館で観てよかった。音楽もすばらしかった。 美しい人だね、オーランドブルーム。 今後にも期待。
>297-299こことどこ見てたんだw >301 ちょっと違うんじゃないか?確かにその要素は多いけど>言いたいところ バリアンの心の変化が肝だと思ったが。
「ハンニバル」でも使われてた、美しいオペラの曲って何てタイトルだろ? リドリースコットはこの曲が好きなんだろうか。
>>301 そこ、別の意味で自分的にすごく疑問なんだ。
なぜバリアンをフランス出の元鍛冶屋にする必要が
あったんだろうか??
もしかするとそこに必然性があったとしたら?
とにかくSEEでの補完に期待。
306 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 19:16:59 ID:YPwtpfD8
>>304 ヴィードゥ・コル・メウム Vide Cor Meum です。
308 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 19:34:04 ID:OLwNl/u9
あの曲ってハンニバルのイメージが強すぎてな〜
ハンニバル観たことあるけど、「このオペラ泣けるねぇ…」と思いながら葬儀シーンをしみじみ観てたよw
310 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 20:15:02 ID:JVO2qvHs
>>305 ああいう設定にしたのは観客が貴族よりも鍛冶屋出のほうが感情移入できるからじゃないかな。
>>306 おおお!ご存じの方がいたなんて…!
とてもうれしいです。早レスありがとう。
ハンニバルの時からずっとずっと知りたかったので。
曲もさることながら、ものすごい美しい歌声だとも思うんだが、
オペラ全く詳しくないんで歌手まで尋ねるとさすがにスレ違いだろうからいろいろ探ってみます。
おかげでCD手に入れる手がかりになりました。
あああ嬉しい。ほんとうにうれしいよ。
312 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 20:20:29 ID:YPwtpfD8
>>311 歌っているのはダニエリ・デ・ニースとブルーノ・ラゼリッティです。
>>300 指輪ねー。自分も観る前は「二つの塔」と「王の帰還」みたいな
感じがあるんじゃないかと思ってた。
けど、観たら全然違った。別物だ。
馬が駆け、ぶつかり合う勢いも、投石器が石を送り出す様も
観ていて逃げ出したくなる迫力だった。
指輪のように高いところからではなく、人間の目線で撮ったからなのか。
指輪も凝ってて凄いんだけど、攻城戦は戦術などなくてとにかくぶつかってる
感があったんで、この作品の戦い方は面白かった。
指輪で凄いのは翼ある獣とナズグルの空からの攻撃かな。
ファンタジーならではの映像で面白い。
あと、温度が感じられる映像で驚いた。
フランスの田舎の冬景色、鍜治場の熱、砂漠の乾いた風。
・・・なんて書いてると又観に行きたくなる。
>>313 そうだね。指輪の場合はとにかく「物量」と「重量」って感じの攻城戦だったけど
この映画はスピード感が全然違う。
それと戦術・知略の面白さが良く出ていたよ。何度見ても飽きない。
攻城戦のシーン、もっと長くても良いよ。
>>301 本当に人によって違うものを見ているんだね。
自分にとってはバリアンが貴族育ちだったら
今の半分も面白くなかったと思うし
>宗教や立場の違いを認識した上でお互いが歩み寄れるところがある
なんてリドスコじゃなくても言えると思う。てかそんな教えなら、自分はいらないけどなあ。
>>314 抜けていた。
この映画は 投石器 のスピード感が全然違う。
ロケット弾を食らうような迫力で、身近な怖さがあった。
その辺が指輪とは違うところかな。
>>301 禿同。
史実通りの方が、鍛冶屋がなんであそこまでとか
シビラとの不自然な恋愛の矛盾を感じずに素直にストーリーに乗っていけたと思う。
ボードワンやサラディンとのバランスもとれた。
リドスコが普通の人を描きたかったという気持ちも分かるが、
ちょっと無理があったと思う。
>>316 俺は逆にミサイルみたいな投石が
あの部分だけ非現実的というかファンタジックに感じたんだが
実際の投石器での攻撃ってどんなのなんだろうな。
あれはあれで迫力があって良かったんだけどね。
鍛冶屋だということより、彼が出自からしてキリスト教の枠からはみ出た存在 だということがバリアンのキャラのポイントだと思う。 不義の子・奥さん自殺・司祭殺し だからわざわざ聖地まで赴く目的が出来る訳だし 全く知らない新世界に飛び出した意味は大きい。 っていうか基本的にストーリーの根底は最初から最後まで彼の精神的な物語だし 間違っても鍛冶屋が王に成り上がろうとした話じゃないし。 なんで鍛冶屋という職業にしたのかというと、まとめサイトにまとめてある通りだと思う
史実どおり(エルサレム生まれの貴族)にしてしまうと、 人間は身分や宗教や人種で価値が決まるものではない。 という観点が少し薄れてしまうのではないかな。 庶民の絶望した一人の青年が、色んな人に出会いながら 生きる意味を見出していく。というテーマが無くなる気がする。
>>312 thanx so much!
ハンニバルのサントラに入ってるみたいなんで早速購入手続きしてきました。
まさか今回のキングダムも音楽はハンス・ジマーだったりするのかな?
オリジナルで作曲って凄いかも…
つーか、ノンフィクションが見たいならわざわざリドリーが監督しなくても ヒストリーチャンネルの番組みたいなのでいいじゃん。 なんで史実通りにしなきゃ嫌だとか駄々こねるのかワカンネ。 主人公が貴族育ちじゃないのがそんなに嫌なのか?
>>307 、
>>310 ゴドフリー・オブ・イベリンの代から創作してるのが
ひっかかるんだ。
彼のフランク王国での領地名とかも、設定ある筈なのに
出してないし…
SEEが待ちきれん。
>>319 禿同。
そこは絶対に押さえる必要があると思う。
>>317 主人公の鍛冶屋設定に関しては基本的に無理があるとは思うんだけど
かと言って、それを外してしまうと今度は最後の攻防戦の際に
その辺の連中に騎士の資格を与える下りに説得力が無くなるんだよなあ。
あれは、元々貴族(=騎士)ではない者が行う事に意味があると思うので。
ただ、もし主人公が身分の割に教養がある事を臭わす事を僅かでも描いてくれていれば
違和感が少なくて済んだとは思うんだけど、その辺はやむなくカットされたんでしょうかね?
少なくとも映画で見てる限りでは、主人公に関するその辺の事情の説明が全く無いので
何か書き物していても「あんなド田舎の平民出身が何で字を書けるの?」って感じだったし。
しかも、当時としては数少ない知識人だったはずの村の司祭
(あんな田舎なのでレベルは知れてるけど、それでも周囲に比べたら)
に嫌われてる感じのシーンだけはあるので
誰から色々教わったのかが増々謎に感じられてしまった。
326 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 21:16:22 ID:YPwtpfD8
ttp://micak.exblog.jp/ バリアンがイベリンの領主Balian d'Ibelin(仏語読み;バリアン・ディブラン)
なのはいいが、イベリンはイスラエルの土地だ。
鍛冶屋をしていたあの故郷は何処だ?
父BarisanはChartresシャルトル辺りの出?でも出身は北イタリア?うーむ。
そうかぁ、パパは4人の息子(バリアンは末息子)と二人の娘に恵まれたけれど、
1150年に死んだのね。
1170年の長兄の死後、バリアンはイベリンを受け継いだらしいけれど。
あらら、映画ではこの辺りはまたフィクション!
バリアンは1193年に死んでいるから、戦い終わって故郷に帰って、静かな生活
ができたのも、ほんの数年だったのね。
と言うか、戦後、イベリンその他の彼の領土は全て取り上げられてTripoli
トリポリに逃れたらしいし、結局第3回十字軍遠征でも、かのRichard the
Lionheart/Coeur de LionリチャードT世とサラーフッディーンとの仲介役
とかしているみたいだし、死ぬまでご多忙だったのね・・・・。
>>325 >身分の割に教養がある事を臭わす事を僅かでも描いてくれていれば
最初の鍛冶屋の柱に書いてある言葉を尋ねられて
答えるシーンはそれに入らないのか?
俺はあのシーンで
ああ、あんな田舎っぽい所の人間の割にちゃんと文字読めるんだ
って思ったが・・・
328 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 21:23:46 ID:4zeso/63
ドキュメンタリーではなく映画だからね。自分も振り出しに戻ってまた始まる この映画の設定すき。とにかく、完全版を見ないことにはなんとも・・ それよりすごいのはやはり、リチャード獅子心王ではなく、ボードワンに着眼した点。 「週刊100人 -サラディン- 」を今日買って読んだけど、リチャードなんて、 獅子心王とゆーより戦争オタク王。軍事面での才能があったことと、運の良さだけ。 イスラムの3000人の捕虜を殺すわ、国庫を戦争のために使いはたして、無知な国民の不満は ネクラな弟のジョン王におしつけて・・。 ボードワン4世のことも載っていて、サラディンの性格からすると、本当に心が通じた好敵手は リチャードではなく、ボードワンだと思う。 (無血開城と言えば、100年後のフリードリッヒ2世がいるけど、 たまたまその時の(戦うはずの)相手がエルサレムを重要視していなかったことと、 サラディンのようなライバルがいないので映画にならない。)
史実通りにこだわるならシビラとの恋愛もナシで (そもそもシビラはかなりのDQN王女) 前王(ボードワン四世の父)の未亡人と結婚してるからもっと年上だろ? ハッティンの戦いにも参加していて捕虜になって 妻の看病したいから逃がしてくださいよとサラディンにお願い。 映画設定よりさらに全然目立たない地味な奴だが 貴族育ちで井戸掘りなんかしなけりゃそれで良いのかw
そう言えば一年近く前にTIME誌が史実と違うだ何だと 見当違いなことをリドリーに言ったら 「私はドキュメンタリーを作っているわけではない。映画監督だ。」 と答えてたよ。
個人サイトをはりつけるのはやめた方がいいんでは? 本人の宣伝でなければ。
まあそれぞれの好みなんだろうけど、貴族出身なら >ボードワンやサラディンとのバランスもとれた って、これだけは肯定できない。 自分とは桁が違う人物、高潔で英明な君主に接して、偉大さの何たるかを垣間見る。 その時、到底かなわない程の隔たりがあってこそ 彼の「仰ぎ見る目線」が活きると自分は思うが。 同時に、貴族でありながら卑小で醜悪な、ギィのような人物がいる。 それを際立たせるのが、出自は低くとも賢王の教えを水が砂にしみ込むように素直に学び ホスピタラーの言う「日々、何が正しいのか自分に問いつづけ」「善き行いをしようと努める」 彼の愚直な若さだと思う。 領主の血筋と忠誠を受け継ぎながら、現実的な技術者の知恵を備え、刀や馬は扱い慣れている っていう「庶子にして鍛冶屋」はベストチョイス! と最初っから自分は感嘆した。
>>333 後、親父さんの最期の言葉もお忘れなくと
攻城戦の前の即席騎士叙任式の際の台詞にジーンとした人間が言っておこう
実の父とは言っても、不義の子という暗い出生を背負わせた張本人
(母親もおそらく不貞の汚名をかぶる羽目になってる筈)
複雑な思いもあったろうが、死別までの短い間にちゃんと親子になってたんだな
メイキングブック読んでて見つけたんだけど・・・・ ギーVSバリアン いったいどこに入るんだ?
>>319 鍛冶屋バリアン、ダ・ヴィンチのようであり、イエスのようでもあるかも。
イエスの育ての父は大工。貧しい庶民の立場から物を見れたってことが
同じく貧しい民衆の賛同を得られた理由の一つだと思う。
実の父親不明、職人の義父、貧しい生活+大工じゃあまりにも
露骨だし、ちょっと学のある鍛冶屋くらいに納めてみたとか。
ついでにイタリア語で鍛冶屋(fabbro)には「発明者」とか「創造者」という
意味もあるんだってさ。
>>329 バリアンって、史実ではもっと年上なんだ。
あの映画のバリアンでボードワン4世の義理の夫だと想像すると、
なんか笑えてきてしまった。
カラクの戦いのあと、エルサレムにもどる間ではないかな。 意味ありげに睨みあってるシーンもあるし。 そのあとで王に呼ばれて、妹を娶れと言われたあとに ティベリアスが「きみを侮辱した男だぞ」とか言ってるので 何かいろいろあったと思われ。 最初は、いつ侮辱したっけと疑問だった・・・ カットシーンがあったんだとあとで納得した。
339 :
337 :2005/05/26(木) 22:26:40 ID:Y9pzuXNz
どんなだよ・・・orz
>>334 "Are you sorry for all your sins?"
"All...but one."
これほど単純で短い単語に、あれだけの思いが込められるなんてね。
告解師に悔い改めますと言わなくては天国へ行けないと信じられていた時代の、
この言葉の重み。
「罪の子」として生まれたバリアンへ、己の魂の救済を捨てて、最後の贈り物をした。
>>338 エルサレムでの最初の王のテーブルでの食事シーンで侮辱してた。
こんな奴と同席したくねーと。
>>337 バリアンがボードワン4世の義理の夫?ww
>>327 自分はあのシーンを見て、バリアンてもともと実直で堅実な人だったんだろうなあと思った。
まあ、鍛冶屋の親方(だよね?マスターって呼ばれてるし)やってる点で、それなりに信頼の置ける人だと想像できそうだけど。
梁に彫られた言葉を大事にしながら、地味ながら鍛冶屋として人の世に尽くそうとしてたんだろうなと。
きっと貴族になっても鍛冶屋だったって事はずっと彼の誇りだったと思う。獅子心王にも堂々と答えていたし。
勿論、「鍛冶屋から貴族になったんだぜイエーイ!!」という意味ではなくて。
>>335 ラストの方に入るらしい話を聞いた。
でも写真のギーは赤い十字こそ見えないもののテンプル騎士団の格好してるような・・・
もしかして、何度か決闘するのかも。
ルノーが斬られた瞬間にチラッと流れる音楽がいい。自業自得だけど、哀れな奴だなと思ったよ。
>>340 そうそう、そのセリフ泣けるよね。
バリアンはまだその時は普通に信仰を持ってたから。
やはりこの映画はキリスト教についての知識がないと
日本人には脚本の深さは分からないかもだ?
バリアンがゴルゴダの丘で静かに座ってるシーンが好きだ。 どんどん日が暮れてあたりは暗闇になる。祈りの巡礼者たちの たいまつがぼんやりとうごめく。 バリアンは静かな表情で、神の声を待ってる。 しかし、聞こえるのは風の音ばかり。 このときばかりはBGMも止まって、ほんとうに夜の静謐の中。 役者の顔にはライトすら当たらない。 すげぇよ、りどりん。。。。感動したよ。。。
>>344 そういう日本人のために「息子だけは誇りだ」って字幕がついてる。
>>341 食事のシーンはかなり前、たぶん一年ぐらい前なので
あのときわざわざ食事シーンの侮辱をむしかえさないと思うが。
>>345 あのロケ地は、本物のゴルゴタの丘じゃなくてモロッコ?
この作品ってマジで奥深いね。 1つ1つのセリフに重みを感じる
>347 本物の土地は危なくて撮影できないだろうね。 たぶんモロッコじゃないでしょうか。スペインかも?
>>338 あのシーン、バリアンがいるのってイベリン…だよね?
自分はギー達が館の門をくぐって何かけしかけにきたのかと思ってた…
でもティベリアスが知ってる位だし、なにかおもいっきり公衆の面前で
侮辱されるシーンがあったんだろうね
それこそ出自のことをつっこまれたりとか、王の座を狙ってるようにいわれたりとか。
カラクの戦いの後で引き揚げるギイと睨み合ってる時のバリアンが いきなり黒いターバンを巻いてるのがなんとも…。
352 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 22:51:18 ID:4zeso/63
リドリー映画って殆どがしゃべりまくる映画じゃない。 少ない言葉で全てを表す・・シンプルに練ったものが多いよね。 ああ、字幕が全てを左右してしまうなんて・・・
353 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 22:51:39 ID:YPwtpfD8
>>350 ひょっとして、ギーがシビラとバリアンの関係に気がついて、そのことで
バリアンと決闘になったんだろうか?
ギイが即位した後、バリアンが水場で一人ぽつねんとしているところに 3人の騎士が刺客としてくるところが決闘と関係があるかもと思ってたんだが。
貴族と騎士を混同しているやつが多いことに失望
356 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 23:18:46 ID:peWi6R0u
この映画がヒットしないのはお前らみたいなキモオタばかりが賞賛してるとこをみるとはっきりするな
いや、わかりやすーい人間関係、わかりやすーい終演がないからだよ。 観客が望んでいることを、あえて展開してないところだよ。 女子供の飛びつかない作品はヒットしないと相場が決まっている。 それでいい。
とりあえず主人公をキアヌかブラピにして 映画の半分をラブロマンスで埋めて 残り半分をCGと火薬。 正義の十字軍が悪のサラセン人に苦しめられて 最後は愛と友情で逆転勝利する映画にすれば 馬鹿売れ間違いなかったんだろうけどね。
こういう映画は別にヒットしなくてもいいよ。 赤字にならなきゃ。 ヒットしたから好きだというわけじゃないし。 とはいっても、アメリカと日本以外はおおむねヒットしてるのだがw
>>358 ついでにプロデューサーはブラッカイマ
監督はマイケル・ペイ
にしておけば完璧にアメリカでは大ヒットだ。
でもアラブ圏から抗議が来るだろう・・・
>>355 そうそう、まさにそんな感じにさ。
ジェリーブラッカイマーみたいなさ。
おわかぶったw 同意見ているもんですね
そういや目の前に座ってた若い外人の兄ちゃん(国籍はわからんがロビーで英語で話してた) が映画が終わるや否や立ち上がって帰って行ったなあ。
あんまりブラッカイマー言わないであげてくれー BHDの共同プロデューサーもやってんだからさ・・・
エンドロール後まで観た。 表現について注意書きがあったね。
>>364 ブラッカイマーをけなしてるわけじゃなくて
そういう映画をつくるのは得意だろうってことで名をあげました。スマソ
BHDもナショナルトレジャーも面白かったよ。
368 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/26(木) 23:46:13 ID:4zeso/63
>>359 日本でもヒットしてほしいよね。
だってヒットしなかったら、日本人って、
・アメリカの子飼
・世界情勢に疎い
・歴史に疎い
・・ってバカ丸出しだもん・・
わかりやすい、大作、制作費、大ヒット狙いといえばブラッカイマでしょ。 悪くいってるんじゃないよ。 そいういうわかりやすい映画もないと困ると思う。映画はエンタメなんだし。 そしてキングダムみたいなのに好感もつ人間もいる。
それもこれも、なっちが全て悪い。
山田優ちゃんは許すお
なんか俺のブラウザレス番ずれるなあ
メッシーナでバリアンにでかい蟹をすすめてた金髪兄ちゃん、 エルサレムには登場してないよね?どこに消えたんだ〜。 後にバリアンの右腕になるスキンヘッドの兄ちゃんに 「俺ぐらいの体格?」と聞かれて、わざわざ段差から降りて 背丈を確かめるバリアンが律儀すぎてちょっと笑える。 きまじめな性格なのかね〜。
別にヒットしなくてもいいから、作品を正しく理解してくれよ と言いたい・・・ いやなんか最初っからピントのズレてる批評がいやに多い気がするんですが
>>375 あの兄ちゃんはバリアンと船に同乗してお亡くなりになったんじゃないかと
多分バリアンの横で倒れてた人だと思う
生真面目っつーかあそこで間違うと 盗んだと判断され殺されかねない緊迫した場面だから 慎重にならざるを得ないだろ。
>>375 フランス内陸部の生まれで庶民のバリアンには
それまで海の幸に食する機会なかったんだろうな
蟹見た時に「これ食いもんなのかよ」みたいな顔をしてた(ように見えた)
やはり海難で落命か。生きていればいい配下になったろうに…
380 :
375 :2005/05/27(金) 00:52:18 ID:Rs8xuQaG
>>377 あ、そうか、難破船の犠牲になってしまったんだね。
結構気に入ってたキャラだったのに、残念。
序盤で死ぬゴッドフリーの強そうな配下二人には生き残ってあとで一緒に戦って欲しかったorz まあ、そうなるといよいよと違う映画になりそうだが俺はこの監督にはガチムチの戦闘映画作って欲しかった。 まあこの映画も好きなんだが。アーサー王の”伝説”あたりのガチムチ戦争映画作らんかなぁ。
382 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 00:56:24 ID:3UncqMok
>>377 そこら辺が盛り上がらないんだよね〜
ホスピタラーもつまらない死に方をするし。
最初のゴドフリー一味もあっさり死ぬし。
創作なんだから、盛り上げる工夫があってもいいと思った。
リドリースコットの持ち味といえば持ち味なんだけど
384 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 00:56:57 ID:3UncqMok
>>384 ガッチリしていてムチムチしている様またはその人。
筋肉の上に脂肪が乗ってる様。
主にウホ!な人達の間で使われる事が多い用語
386 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 01:05:10 ID:MiqMlTbI
印象深いキャラがあっさり消えることで、逆に「死」を感じさせる演出なのでわ? 「死」なんてそんなもの・・ってカンジ?
>>386 というか、あっさり死ぬキャラにまで手抜きせず個性を与えてるのが
芸が細かいと言えるのかも。もったいない話だけど。。。
死にキャラではないが、バリアンが初めてイベリンに到着したときに
出迎えてたおっちゃん、なんか好きだ。大振りの手招きして
ようこそぼっちゃん!お待ちしてましただ!みたいなw
388 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 01:12:57 ID:MiqMlTbI
>>387 シビラがやってきて、バリアンからもてなせって合図受けた時も、
待ってました!!ってかんじで良い。
俺はルノーが一番だな 牢屋での怪しい体操を見てルノーだけはガチだと思った。 虐殺シーンのこういう時私は役に立つ男ですぞって台詞で好きになった シャーベットを食ってお前に与えたのではないって言葉に ふてぶてしく存じておりますと答えた時には正直惚れた。
>382 同意。惜しいなあと思うんだが、生き残ると存在感強い脇役がいっぱいいっぱいになって ただでさえ影の薄い主人公がますます……という展開になりそう。 それに生き残ると「13ウォリアーズ」みたいになりそうだし。
>>389 自分はカラクで「俺はルノー・ド・シャティヨンだ!!!」と怒鳴りながら登場するのが
好きだ。そのあと王の前でいかにもこびへつらってるポーズとのギャップも良い。
史実通りにする必要は別にないんだけどさ。 なんか都合よ過ぎる展開は、それこそご都合主義に思えて萎えちゃうんだよね。 なまじ実在の人物をベースにしてるだけに。
あっさり死ぬキャラもう一人。 バリアンと馬を取り合う「あんたがったーWマイル!」おじさん。 この映画に出たアラブ人の中で、一番衣装がハデだったw 馬から降りて構えたポーズ(剣を頭の後ろに構える)はかっこよかった。 彼は偃月刀の使い手だったね。
394 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 02:15:23 ID:3UncqMok
>>390 バリアンを上手い具合に補わせればよかったんじゃないかな?
精神面を補う脇役、体力面を補う脇役、戦術面を補う脇役って感じで
そういう人達がバリアンをかばって(ここ重要)死ぬ事でバリアンに受け継がれ、バリアン自身も成長していくって感じにすれば
ってあまりにありがちだけど…
何となく気になったんですが あの金ピカの十字架は聖遺物?
>>396 真(まこと)の十字架。聖遺物。
キリストが磔刑にされたと云うその実物の十字架。
ああ、やっぱりそうなんだ。 てことはこの戦でキリストの十字架は失われたことになるんですかね? それとも回収されたのかな?? てゆーか今はどこかにあるの???と どんどn興味が広がっていくw
>>396 そう。「真の十字架」。イエスが磔にされたという十字架で
ゴルゴタの丘から出てきて聖墳墓教会に安置していた物。
超重要聖遺物。
あの会戦後紛失してしまった、っていうことになってるけど
ティベリアス達が戦場に来たとき放置されてておやー? と思った。
エルサレムの総大司教、バチカンにはムスリムに奪われた、と
報告したんだろうかね。
何だかバリアンが出世(?)していくのが出来過ぎとかご都合主義とか 言ってる人が多いけど、それを言ったら史実のサラディン一族なんかどうなるんだよと。 父親のセリフにもあるのにな。 あの街では身分の低いものでも才能を活かせば主(あるじ)になれる。 フランスでは主だった者が街で物乞いをする。 そんな場所だとわざわざセリフで説明してくれているのだから それを読まないのか忘れるのか理解できないのかしらんが 脚本に無理があるというのはやはり本人の理解力の問題だと思うのだがね。
>363 何を言いたいのか分からないが、それは普通の行為だと思うけど。 エンドロールの最後まで見る客がこんなに多いのは日本人くらいじゃない? >359 そもそもヨーロッパは歴史の当事者だから興味があって当然のテーマだし。
>>401 ここ数年のブッシュの演説内容を少しでも知っていれば
君の言ってる事が的外れな事が分かるだろう。
原田氏の批評は、十字軍に思い入れがない一般人にとっては頷けるところが多いんじゃないか。 この映画の欠点をちょっとでも指摘すると、すぐフォローが入るのは苦笑するところだけど 教養、理解力がないバカと決めつけるのは、映画から何も学んでいないのかなーと思う。 今年は興収が全体に低いとはいえ、バカにしているアレキに今の時点で海外興収で並んでいて アーサーには負けているから、興収をもって他者をおとしめるのはやめたほうがいいよ。
>>403 興収をもって他者をおとしめてる人なんてこのスレにいたっけ?
内容の違いについては多少出たけど。
雨で見たけど、純粋に面白いと思ったよ。 公開7日目、朝11:00の回だったためか観客は私も入れて4人。 orz エンドロール最後まで見てたのは私だけですた。
>>403 全体的にちょっとピントがずれてない?
ヲタかアンチの二分法でくくるのはここの習性かもしれんが、
自分含め、何も十字軍に思い入れある人間ばかりが
この作品を評価してるわけじゃないし、
少なくとも原田氏に対して、
教養のない馬鹿よばわりは誰もしていない。
又、そんな事言える程の教養人もここにはいないと思うが。
唯、彼はキリスト教に無関心なままこの映画を評してるんだなと
感じるくらいだよ。
>>405 東京近郊○○県の駅前映画館も全く同じ状態だったよ
自分は何回見てもエンドロールの音楽が良すぎて立てないが。
>>403 なんか勘違いしてないか?
どんな評価を下そうが批評を書こうがその人の自由だし勝手だが
それが間違った思い込みによる的外れな内容だったら
それが逆に批評の対象になるのは当たり前。
十字軍に思い入れがない一般人でも普通に鑑賞していれば
理解できる内容に出来ていると思う。
逆に原田某のように歴史スペクタクルと言うのはこうでなくちゃいかん
という思い込みに捕われている人はこの映画が言わんとしている事を
素直に読み取れないのだろう。
教養と理解力は全く別次元の問題。教養などはなくても映画は楽しめる。
だがあった方がもっと楽しめる。それだけのはなし。
理解力は脳の柔軟性の問題。こうでないといけないという思い込みに捕われて
硬直していると見えるはずのものも見えてこないだろうな。
自分が気に入らないから、あるいは理解できないからそれは欠点だと決め付けるのも
厨くさくて失笑を買うから止めた方が賢明というものだ。
自分も最初はラブロマものだと思い、面倒くさ・・と敬遠してた。 こんなアツイ作品だったとは。嬉しい誤算。 日本での売り込み方(CMとか)ってかなり外してる気が。 自分みたいな人、もしかして沢山いるんじゃないのか。 せめて作品のカラーは正しく伝えて欲しいもの。 観賞選択の手掛かりにまるでならないってのはどうよ。
> 自分が気に入らないから、あるいは理解できないからそれは欠点だと決め付けるのも > 厨くさくて失笑を買うから止めた方が賢明というものだ。 自分が気に入らない意見を、理解力の欠如云々と決め付けるのはどうなんかねw 史実のでき過ぎは別にいいんよ。 偶然の要素も含め、それはそうなるだけの理由が当然あったんだから。 例えば太閤秀吉は一介の百姓から天下人になったが、 だからといって百姓なら誰でも天下人になれるというわけではもちろんない。 それだけの説得力を劇中で表現できていなければ、 「僕の考えた主人公が歴史上の人物相手に大暴れ!」な 子供の妄想と大差ないんちゃうの?
脚本が解りにくいという責任の何割かは 翻訳のせいじゃないかと気がしてならない漏れがいる・・・
なぜ主人公を鍛冶屋にしたか?に対して、説得力ある意見って見たことないな。 その方がドラマティックだから、みたいな意見もあったが、 ではこの映画は劇的効果が高かったのだろうか? フィクションとしてのドラマティックな盛り上がりには欠けるという声も強いよね。 狙いを欲張りすぎというか、判断基準を都合で使い分けてるのでは?
>>408 端から端まで禿同。的外れじゃない「欠点」指摘なら読んでも楽しめる。
暗殺者に襲撃されるとこはいくらなんでもベタじゃねーか、とかねw
あと自分も金髪お下げゲルマンと蟹好き兄ちゃんが惜しまれてならない。
エルサレム到着時、剣に気づいたあのスキンヘッドには、名前あるんだろうか。知りたい。
たしかにラブロマ風味のCMだけど、 それは脳内スルーすれば、カッコいいCMに見えるけど。 剣にくちづけするカットとかカッコいいシーンだと思うよ。 オレは、獅子王リチャードが主人公じゃなさそうな十字軍の映画って?ってのが見る前の興味だった。 見た後は、ノックアウトされ、いろいろ歴史を調べたりしている。 こうゆう、渋いヒストリカル系な映画が好きなコアなファンは、 CMがどうであれ映画は見にいくと思う。 映画事体が素晴らしければ、何度も見に行くし、友人にも奨めるしね。 CMの出来or不出来で、コアなファンの集客は左右されないと思うよ。
くそがつくほどつまらない映画だった。 アイラブオーリーに風格がないし、いつものチャカチャカした戦闘も見づらい。 もっと見せるべき戦闘はじっくり見せてほしい。 いきなり父だとやってきて、それがすぐ死んだからって、感情移入なんてできねえっつうの。 それに、何もしないでトントン拍子で出世、わらしべ長者かい! と、文句をいいつつも、 城門だった場所を守るとき、兵の一人が大きなしゃもじみたいのを掲げていたのと、 (たぶんヨネスケだろう。突撃! エルサレムの晩ご飯)、 ラブシーンのBGMが、 「だめよ だめよ だめ〜ん♪(または、なめて なめて だめ〜ん♪)」 と聞こえて愉快だったので、 すべてを許そうと思う。
>>413 その「的」の基準は、君の中にあるんじゃないの?w
考えてみればそれって十字軍的スタンスな。
そんな出世したっけ? 領主の息子だからそれを受け継いだだけで その後は特にトントン拍子と言えるような出世なんてしてない気が・・・
ふーん。自分はラスト近く英王(だったか)との会話で お前がかの有名なバリアンかとの問いに、「いえ、一介の鍛冶屋です」と 2度繰り返し答えてたのが印象的で、地位や名声とゆー形骸にこだわらない 屹立した個人の尊さみたいなものを匂わせてて 何となくラストの締めとして効いてると思ったんだが。 監督の自作におけるモチベって(今作に限らず)このへんかなーとか。
419 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 10:15:45 ID:pkMI+i1o
そういや崩れた城壁での攻防戦って段々暗くなるけど、まさか一昼夜やってたわけじゃないよな?
俺のこの映画の不満は あのライオンハート・リチャードが なんかしょぼいオッサンだったって所ぐらいかな いくらチョイ役だからってもうちょっと見栄えの良い奴を・・・
>>412 都合で使い分けてるんじゃなく、
様々な要素があって構造が多重だからだと思うけど。
その中で、
スペクタクルを第一義と考える人、
スピリチュアルなものを第一義と考える人、
人間同士の理想的な相互理解を第一義と考える人、
他にも投石機でも何でも良いけどさ、
各人が自分の思うところを基準に話しているんだから、
当然スレ内容は錯綜しているし、
一つの筋道を持つ展開になんてなりようもない。
でも、そんなものなんじゃないのかなぁ、ここって。
自分が拾いたいものを拾えば良いだけのことだと思うけど…。
>>419 日暮れで一時撤退でしょ
で夜が明けて和議交渉開始
>>414 うん、コアなファンならそうだろうね。
ただそうでもない奴(自分とか)には
危うく見逃す可能性のほーがでかいんだよな〜>外した宣伝
>>420 確かにエンディングでサラディンとヤリ合うエピソードを入れてるんだし、威厳とか迫力のある香具師にした方が良いね
>>412 >>412 まとめサイトの「21.鍛冶屋?」や
>>333 最後や
>>336 見てもそう思ってるなら
説得のしようがない。
>その方がドラマティックだから、みたいな意見もあったが
このスレでは覚えがないなあ。貴族でなく平民の出、の理由じゃないのそれ。
農夫でも行商人でも仕立て屋でもだめで、職種・鍛冶屋、である必然性は
それとは別ものなんだが。
>>425 ムスリムだからお祈りの時間も必要でしょ。
それに押せ押せといっても実際に戦ってる部分は局所的だからなあ。
>>425 押せ押せだからこそじゃないの?
奇襲をするような場面でもなく、後は正面から力押しするのみ
相手は逃げ道なく、ほっておいても疲労と不安が溜まる一方
適当に投石器で石放り込んでやれば
一睡も出来ないだろうしな。
あと、ほら、サラセン人は時間が来たらお祈りしなきゃいけないし・・・
>>428 壁に大穴が空いて
正面からガンガンぶつかってる状態で
数日間も持つものなのか?
しかも和議成立って事は
まだまだ余力を残してるって事だし・・・
>>430 ものすごく、ごめん。
城壁に穴が開いた後の戦いのことね。
オレがちゃんと見れてませんでした。orz
>>426 別に説得する必要もないんでは。
てか、自分たちが間違ってる可能性は考えないの?
鍛冶屋設定なのに異様に戦術に長けてるから問題があるのだし
>>433 ではどういう設定なら戦術に長けていても問題がないと考えるのか
まず述べてみよ。
つーかそもそも異様に戦術に長けてるって言う程大した事したか? あいつがしたのって投石器が狙い易いように 距離測って石に印つけた事ぐらいだろ。 他のはあの時代としては極普通の事だから 奴がどうってより恐らくボードワンが防衛用にあの城に用意してた物を 使っただけだろうしな。 あいつのカリスマとサラディンが逃げ道なくした事で 異様に高まった士気と堅牢な城がポイントであって 戦術がどうとかってのはあまり・・・
>>426 裏設定でそういうのがあるというのがどうもなあ…
本来、本編中にそれと分かるように作っておくべき部分だと思う>鍛冶屋の意味
世の中の人が全員、映画を見た後に資料漁ったりする訳じゃないから
基本的には作品それ自体だけで語らなければいけないはずだし
(作品に対する理解がさらに深まる為の裏設定なら分かるんだが…)
まあ、今回はカットされてる部分が多いからその中に含まれてる可能性は大きいが
上映を見た限りでは、予備知識の無い者が見てそれと分かるにはかなり厳しいと感じた
>>435 攻城塔に側面から銛を打ち込んでテコ原理で引き倒す兵器は
バリアンのアイディアという設定ではないのかな?
あれもあの時代には普通にあったの?
ティベリアスと初めて会った時攻城塔の模型を手にしてたし
イベリンで夜に書き物してたのは、あの兵器の図面を書いてるのかと思ってたんだが。
井戸の拡張工事の関係かもしれないけどさ。
>>437 あれはそうなのかもしんない。
サラディンが目を見開いて驚いてる演出まであったし
>>435 それだ
>>432 じゃあ言い直す。説得されようがないw
マジレスすると、誰も説得しようとしてないよ。「説得力がない」に対する返答なんだから。
自分にとって説得力のあった説を紹介して、これでダメならしかたないっすねー、としか。
>>437 >>438 で、それは戦術じゃなく技術の裏打ちのある知恵(実地知識と応用)だと自分は思うわけだ
サラディン側を狙う距離を測っているところなんかは、あぁ、鍛冶屋(職人)ぽいな と単純に感心した自分。なんか理系っぽいというか。変な例えでスマンが。 バリアンにはいままでのリーダーにあった腕力的な牽引力はあまりないけど この映画ではそれがいいと思う。あの平手バシーンとか演説後に皆がついて いこうと思ったのも、もっと違う部分に惹かれたからかな。
>>438 ギイがハッティンに向けて出発する際
「戦うならこの街に篭って迎え撃つべきだ」と主張してたから
その時には配備してたんだろうね。
「鍛冶屋の意見は聞いてないよ」と馬鹿にしたようなギイのセリフがあるのは
バリアンがその兵器を配備させるのを見ていたからだろうと推測する。
鍛冶屋という職業に対してのイメージの違いが大きいのでは? 当時の最新技術をもってる職人で、それなりに専門知識があるってのと 単純な肉体労働者の無教養な庶民ってのと。 今の工事作業員みたいなイメージで見ていたら違和感あるだろう。 でも実際には前者なんだ、時代的には。 映画の中で字を書いてるシーンがあるし、領地で灌漑事業めいたことをやってるから 伏線としてはないというわけじゃないと思うが。 もっと台詞や場面でどーんと見せないとわからないだろうか?
>>436 ヨーロッパでは、中世の鍛冶屋はかなりの知識をもつ職ってのは、共通認識。
それを知らないのは、ヨーロッパの歴史を詳しく知らない人。
ヨーロッパの歴史を知らない人種(日本やアメリカ)向けの解説やら設定は映画中でしないだろ。
解説やら設定がしっかりしている万人向け映画を望むなら、ディズニー映画ばかり見た方がいいんじゃないかな?
パイレーツオブカリビアン(ディズニー映画)も同じようなシチュエーションだが、
鍛冶屋=武器技能ありに、それほど違和感は覚えない。
蹄鉄打つのも鍛冶屋の仕事だから、馬にも詳しそうだ。
446 :
444 :2005/05/27(金) 12:36:51 ID:hjqDyj+P
444の文章は、ディズニー映画や日本やアメリカを貶めて書いたわけじゃない。 そうとられたら、素直に謝るよ。スンマソン。 パイレーツオブカリビアンはオレ的には最高な部類に入るし、ディズニー映画が大好きだ。
>>444 >鍛冶屋=武器技能ありに、それほど違和感は覚えない。
すげー分かりやすい説明してたじゃん。「僕が1日3時間剣の稽古をしているのは
海賊(=悪い奴ら)を殺すためだ」ってw
鍛冶屋じゃなくても全然構わない…あ、牢破りがあったかw
将としての指揮能力はどこで身に付けたのか
貴族
元々鍛冶屋の親方なんだし 下っ端に指示するのは慣れてんじゃねーの
>>452 冒頭シーンでもすでに弟子がいてアゴで指示してたし。
それにアレだ、貴族でもギイのように指揮能力がなくて
部隊全滅させる奴もいるし。
>>449 指揮能力といっても、他に騎士はいないんだし
残ってるのは武器もった市民の寄せ集めなんだから
とりあえずこいつにたよって、生き延びたいという一心だけじゃないのか。
そういう庶民パワーでサラディンと渡りあった話だと思うけど。
鍛冶屋ってのは、日本の時代劇における平賀源内みたいなもんじゃないの? 平賀源内ってさぁ、なんか電気とか使えちゃうんでしょ?ってな勢いで、 とんでもない仕掛けがまかり通る。 鍛冶屋だから、技術的なことはお任せ。測量、井戸掘り、軍事関係もイケます!
456 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 13:26:21 ID:enY5wbiR
>>453 ハッティンの戦いの直前に、暑さと渇きで騎士が倒れたのを見て、
「あんな炎天下の中で強行軍させるなよ」
とオモタヨ。
当時の騎士の装備は20〜30kgもあるのに。
いや、なんかもうね・・・ 史実ではせっかく貴族なのになんで鍛冶屋にしちゃったの?ムキー ってことだと思うので、どんなに説明(説得ではないよ)しても無駄かもだ。
ちょっと鍛冶屋ということを置いといて、リドリーの皮肉っぽい感じはするな。 決して流れのまま身分を変えずに、自分の意思で生き方を決めたバリアンは、 崇められるままに王になるようなキャラクターより、よほど高尚に感じるよ。 邦画的な結末だから性に合うだけというのもあるだろうけど。 貴族じゃ感動できない。 貴族という変なプライドだけで民を護ろうとしてるように感じてしまう。 そして最後は惨めな終わりにしか見えないだろうよ。
>>458 >貴族という変なプライドだけで〜
俺はノーブレス・オヴリージュとか真顔で言うような話も
結構好きなんでそれはそれで感動できるな・・・
460 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 13:47:59 ID:3UncqMok
>>453 鍛冶屋さんが知識を持っているのは分かるし、腕力が強いのも分かるんだけど、篭城の指揮をとるのはかなり飛躍があると感じる。
カリスマがあるなら鍛冶屋をもっと大規模な工房にする(妻が死んで寂れてる)とか、攻城兵器の知識を持っているなら投石機の模型を鍛冶屋の中に置いておくとか、そういう伏線がないとスッと入ってこない(それより何より見てる楽しみがない)
篭城時にも、バリアンよりも「経験」を持った人物がそばにいればねえ…シナリオ的にきついだろうけど
>篭城時にも、バリアンよりも「経験」を持った人物 ハゲは無視か・・・
462 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 13:54:32 ID:pkMI+i1o
歴史では貴族でも、事実は鍛冶屋だったかも知れんぞ
>>461 劇中ハゲが歴戦の指揮官だという描写なんてあったか?
中世の鍛冶屋には文化英雄的な側面があるからそういうイメージを 利用したのか。 結局は、「一介の庶民」がオエラガタをしのいで活躍するという姿に 観客の共感をひきたがってるように思えたが。 グラディエイターが(奴隷をこき使ってる貴族だが)「自分の土地と 家族を愛する農園主」といういかにもな人間像を強調したように。
>>460 篭城の指揮をとるのは他に誰もいなかったからだろ。
信頼できない奴ならともかくカラク城での活躍で王の目にとまった事は
皆が知ってるし、王からエルサレム王国軍を指揮せよと言われ
仰せのままにと一度は引き受けてる。
もっともシビラを娶れと条件付で、それを断わったので成立はしていないが
その能力があると認められているわけだし、軍を指揮だけなら本人もやる気があった。
会議の場に馬で駆けつけた時、王国軍の兵士達は盾を掲げて
忠誠を表わしていたので指揮官としての人望も獲得していたと思われ。
結局の所あれだよな ちょっとした伏線やその時の状況で 理由を想像したり補完できる人間と 1〜10まで全て描写されてないと 納得できない人間の差。
>>466 ちょっとした伏線やその時の状況で
理由を想像したり補完出来ないけど
1〜10まで全て描写されなくても
何となく納得してしまう漏れは結局どうですか?
>>467 一番いい映画の見方をしていると思う。まじで。
気に入らないにも理屈、気に入ったにも理屈がつく人間よりもね。自分みたいな。
>>467 俺の周辺ではそういう人は納得力の高い人と呼ばれます。
ちなみにハゲは歴戦のゴッドフリーの配下であり
エルサレム残留組の中で代表してバリアンに問いただしてたりする所から
それなりの立場であると思われるので
篭城戦はともかく戦いの経験はそれなりに積んでると思う
>>469 でもハゲ結構若そうだぞ
年齢的にゴッドフリーよりバリアンの方が大分近そう
>>467 全てが説明されていなくても話の流れが見える
説得力の有る映画と言うことで無問題。
というか、鍛冶屋が騎士になるってところに皆こだわりすぎじゃないか?
もともと彼は何のためにエルサレムに向かったのかということを考えてほしい。
彼が求めていたものは、親父やホスピタラーやボードワンらの言葉の中にあった。
彼が新たに向かった場所(与えられた状況)は戦争とは切り離せない場所だった。
そして彼に助言をしたのはそこで生きる騎士たちだった。
自分自身も騎士となった主人公はその中で活路を見いだしていく。
そんで最後の戦いで、今まで学んできたことをフルに発揮したわけだ。
ここは彼が騎士だとか庶民の出とかは関係ない。やり通したことは、彼の精神そのもの。
それだけじゃねーの。主人公の視点で見ると、十字軍とか宗教とか戦争なんてのはただの背景にすぎないよ。
信仰心と騎士道精神と(ボードワンが理想とした)エルサレムの精神を上手くミックスさせた、ものすごく優れた脚本だと思ったよ。
彼が技術者として優れているのは、節々でそれとなく示されていると思うがなぁ。
おまけに真面目で向上心のある奴だし。
王から一目置かれて、一度は軍の総指揮もまかされるところだったし。どっかで歓声もあがってたし。
ギーやルノーだってバリアンが凄い人物だって認めてたからこそ、殺そうとしてたわけだし。
主人公が庶民の出身なのは
>>319 に同意。
キリスト教徒としての罪は成長するキャラとして最初から与えられているハンデ(試練)かな。
>攻城戦の活躍 まぁ、主役なんだし、メインで活躍するのはいいんじゃないかな? オレ的には、城塔を奪われた時の、あの猛烈なダッシュして旗持ち数人と戦うシーンは大好きだ。 おかげで深手も負ったけどね。 あのまま城塔を奪われて夜になったら、どうなってたのか?ちょっと不安。 次の日の戦闘再開時は、そこから仕切りなおしなのだろうか? それとも継続して夜も徹して戦うのだろうか?
この映画は歴史を勉強していかないと全くおもしろくないな 感情移入もできなかったよ 歴史背景を知ってればもう少し楽しめたかもしれん
475 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 15:09:13 ID:enY5wbiR
>>474 ヨーロッパの芸術は、よくも悪くも主知主義的だよな。
ビジュアルだけでも楽しめるけど、歴史・宗教・古典の知識があったほうが、
より深く理解できる。
しつこいほどすみずみまで考え抜かれてる。
476 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 15:14:19 ID:3UncqMok
>>466 商業映画である以上、できるだけ多くの人間が納得できるように描写を盛り込むのが当然だろう。
本作はその点が本当に残念。
>>476 もともとは3時間40分のシナリオだからね。
配給会社の要請で2時間20分まで削ったわけだから。
ベンハー以上の大作にしても良かったのにな
もうちょっと街の鍛冶屋だったらまだ印象が違ってたんだけど あの当時だと情報伝達が遅いイメージが拭えないから あんな田舎の村の鍛冶屋設定だとやっぱり微妙に そもそものレベルがそんなに高いか?という違和感は残るなあ。 昔、シトー派の坊主と親交があったとかいうエピでもあれば…。
>>478 ゴルゴタの丘を登るシーンでベンハーの終盤のシーンを思い出した。
あの作品ではイエスが十字架を背負い、奇蹟でレプラの患者をも治してた。
後ろ姿しか見せないのが良かった。
ボードワン四世には奇蹟は起きなかったね・・・
ムスリムと和解し休戦してたのが奇蹟といえば奇蹟かな。
賢 ( ̄_Γ) Assemble the army..... 愚 ヽ(`┏┓´)ノ ASSEMBLE THE AARRMMYYYYY !!!
>>479 「世界を良くしない人間は人間ではない」というモットーを
梁に彫った先代はタダものではなかったかもだ。
その梁が焼け落ちずに残ってたしな。
>>433 最初のカラク城の戦いのときは、勇敢だがかなり素人くさい戦い方をしているのだか。
鍛冶屋出身なので騎兵戦は下手だか、籠城戦はうまいということではないのか?
カラクの時はとにかくがむしゃらに戦ってる感じがしたなあ なんか息切れ激しそうだったし、あげくブッ倒れるし あれは大将が倒れたから戦闘中止で全員捕虜ケテーイなんですか? 彼の兵達はそんなに怪我も負わず普通に地面に座ってたんで。 それともイマドがバリアンに気づいてストップかけたんでしょうか。 すいませんこういう戦闘の作法(?)のようなのが分からないです。誰かおせーて
485 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 17:09:40 ID:J54cxa0b
バリアンは実はフォースを使った。
486 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 17:10:07 ID:3UncqMok
>>483 逆でしょ。カラクの戦いは、まあ納得できたよ。
ただ、「腕力の強い鍛冶屋」設定を脳内補完してもオーランドは線が細いんだよね。
美しい魂の持ち主っていうのは一目見ただけでわかるんだけど。
それ以外の要素(腕力、知識、経験)については正直言って、補完しきれない。
>>484 前スレあたりに出てたが
イベリンの旗印を見てイマドが殺さないように指示を出していたらしいと云う推測。
ID:3UncqMokを納得させるのはあきらめた。
いろんな意見がでるのは楽しいよ。たとえ真逆の解釈でもね。
カラクの突撃騎馬隊の戦術は、ただ突っ込むだったはず。 (突撃騎馬隊の攻撃力は騎兵の密集力によるのに、部隊を二分させた意味はよく分からない) 「逃げ遅れた民間人を、敵の先遣騎馬隊から救う」だったので、充分その役目を果たしたと思う。 死ぬまで戦う必要はないので、戦闘後に無事な部下は、 落馬し包囲された時点で、早めに抵抗をやめたものと思われ。 イマド側も分かっていて、必要以上の戦闘はしなかったんじゃないかな? 捕虜として生かすか、処刑するかは、その指揮官(イマド)の判断だったと思う。 後日、イマドはサラデインに「何故殺さなかったのだ?」と詰問されていた。 少なくともイスラム側は、捕虜は、その部隊のもので、 あらかじめ、サラデインに捕虜は認めぬと言われない以上は、部隊長イマドに権利があるものと思う。 無意味な殺し合いをするより、生かして外交に使うなり、身代金を請求するなりしたほうが有意義だしね。
>>488 バリアンの設定は史実と大きく違うので納得できないのはある意味しょうがない。
史実ではバリアン卿はエルサレムから出撃してサラディンの本陣に向かって騎兵突撃を行っているのだが、そうしたシーンを出さなかった事やカラクでの素人臭い戦い方の描写に、ストーリーに説得力を持たせるための監督の努力を感じる。
>>488 どうしてもバリアンが貴族育ちじゃないと嫌だという人が2〜3人程いるらしい。
でも史実に忠実にするなら年齢から言ってオーランドにバリアン役は無理だろう。
ギイ役とバリアン役を取り替えた方が良いと思うがどうだろう。
シビラはフランスから来た貴族のギイに一目惚れだし。
もっとも武勇も知性も無きに等しく美男だけが取り柄の男だそうだが。
史実から変えた部分に無理が目立った、という話をしてるんだが。
>>491 それは全然、別の話になるので、異次元映画として想像してちょ。
この映画ではラストもふくめて「庶民の視点」という芯が通っているので
主人公が貴族では脚本全とっかえになる。
腕力のありそうな役者が主役でも、頭悪そうという意見が出そうだw
まぁ編集のミスはあるわな
ID:ba2bAhpGは、実はバリアン
Ω ΩΩ< ・・・・・・
実は鍛冶屋かなんかだったバリアンが記録に貴族出身と捏造しといたかもしれんし 秀吉が関白になるストーリーも庶民的には無理がある
502 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 18:28:31 ID:enY5wbiR
史実では、シビラに恋していたのはバリアン・ディブラン2世の兄である ボードワン・ド・ラムラ。(彼もイブラン一族である) もっともこの恋は片思いに終わった。 ちなみにギー・ド・リュジニャンの兄のアモーリは、ボードワン・ド・ラムラと 彼の最初の妻リチルド・ド・ベイザンとの間にできた娘エシーヴ・ディブランと 結婚している。
ID:ba2bAhpGはスルーって方向で(w
最初からそうすればいいのに
新手の荒らしだったのか? 相手して損した。 てもまあ議論としては有意義だったのでOK。
俺は荒らすつもりはないよ。 批判意見が気に食わずに無意味につっかかってくる馬鹿は、 最初からスルーしてろ、ということ。
>502一部ムラムラに見えた。 >505 既にほとんど議論し尽くされてた批判にも満たない意見に とりあえずこれまで話されていたものを教えたり、また新たに議論したりしたっつのに 全て否定し、しかもろくに質問には答えもせず、そいつの為に議論してた奴を 「批判意見が気に食わずに無意味につっかかってくる馬鹿」呼ばわりしてる。 本人は無駄にスレ使ってるだけだし、荒らしと思われても仕方ない罠。 でも確かに議論として有意義だった。GJ。 このスレ見てると皆の知識に驚く。
いやな知識の使い方だなあ
w
サラディンの「Everything!」で、画面がぶれたのがムカついた。二回目だからいいけど、あれは感動シーンなのに!
史実通りに作ったらバリアンの妻のマリア・コムネナがジャニーナかも ・・・とふと思ったw ところで咽喉に矢が刺さったまま戦ってたおさげのドイツ人が バリアンに稽古つけてる時の掛け声が 「アインス、ツバイ、ドライ、フィーア、フュンフ」なのはガイシュツかな? イングランド人の兵長(蟹食わせてくれた兄ちゃん)は短剣使いだったな。 小型の斧をくるくる回転させてたのがカッコ良かった。
>>502 >ボードワン・ド・ムラムラに見えてしまった俺は逝ってくる…_| ̄|○
513 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 21:04:19 ID:7g7JgziE
ぶっちゃけ戦闘シーン以外は過去の作品の70番煎じって感じでツマランよなorz しかもありきたりな「歴史は繰り返される」系のオチ・・・ まあ歴史大作系ならしょうがないよな しかもヒロインがブスでマズwwwwwww
514 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 21:06:02 ID:LkTc6hvG
歴史のことがよくわからないのだが、当時の「貴族」というのはどうなの? 聖職者のほうが威張ってそうだけど。騎士ってガテン系じゃないの? 貧富の差は今と比べものにならないわな? 庶民は食うや食わずでカツカツとばかり思っていたので、バリアンが文字を読めるのは驚いた。 貴族だか騎士だかいう人たちにも、読めない人がいたのでは。
>>484 です、成る程ありがとう
イマドの道義的な面もあってこのシーン面白いです。
イマドの茶目っ気が好きだ。サラディンとの会話は自分の脳内でこうなってしまたよ 「お前が敵に甘いから、こんな苦労をせんならん」 「人のこと言えるんすか? タイショウ」
まさか、この映画の字幕って、戸田?
イマドがバリアンと再会した時、字幕では「あっちが従者だった」と なっていて、てっきり服を交換して王子と乞食ごっこでもしてたのかと思ったが 吹替えでは「自分が主人だ」となっていた。つまりバリアンが倒したのも 歴とした貴族(シリアの太守だったか)だが、イマドの方がより高位の貴族だった… という理解でいいのか?
>>514 「騎士」の概念はかなり流動的。十字軍は下克上が多かったから、
騎士イコール貴族出身者ではなかったと思う。
聖職者であり騎士でもあるのが騎士団で、テンプル騎士団の場合、
正式な騎士には貴族出身じゃないとなれなかったので、
ギーやルノーはフランス貴族として呼ばれてるのかもしれない。
対してゴドフリーがエルサレムの領主として名乗ってるのは、
彼のフランスの領地は貧しくて配下にも貴族出が少なかったという
示唆かもね。
ところでテンプル騎士団には独身者しか加入できなかったんだけど、
既婚者は「協力者」として参加できたらしい。
ギーの場合はこれなのかな。
>>517 戸田です。エンドロール後に出てきたよ。
ティベリウスが着てたブルーの服と ギーとかが着てたベージュとエンジの服の違いって明確にあるのかな? ブルーのは終盤バリアンも着てたけど。
>>481 「軍を召集せよ!」と叫んだのはボードワン王だったのか。
あまりにも力強い声だったんで彼じゃないかもと思ってた。
>>521 すぐ上にヒントになりそうなレスがあるよ。
それと、ギイもブルーの服を着てたのは覚えてる?
525 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 23:26:16 ID:o9JOi2YY
>>524 サラディンを破った時の様子が忍ばれる。
いくら賢王でもシめるとこはシめんと。
あのワンシーンで、兵士達にも崇拝されているのが分かる。
獅子心王みたいな戦争好きではなく、理知的に軍事能力に優れていたそーです。
527 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 23:39:27 ID:enY5wbiR
史実のルノー・ド・シャティヨンは、キプロス島で掠奪・住民の虐待・女達の 凌辱といった海賊のような行為を働き、ビザンツ皇帝の怒りを買った。 ルノーは後にボードワン3世の命令で、皇帝の前に 「被りものをせず、素足で、腕はひじまであらわにし、剣を握り締め、その 柄頭を皇帝の側にに見せて」 許しを請いに行った。 彼は最初アンティオキアの女公コンスタンスと結婚し、彼女の死後、外ヨルダン のクラク・ド・モアブの女領主であるエティエネット・ド・ミリーと再婚した。 クラクはメッカに向かう隊商や巡礼の道筋に位置し、ダマスカスから来る 隊商が満載している高価な品物はルノーのような男の食欲をそそるものだった。 1182年には、商船を奪い、イスラームの巡礼者の道を遮るために、紅海に艦隊 を差し向けることまでした。 エティエネットと彼女の前夫の間に生まれたオンフロワと、エルサレムの イザベル王女(ボードワン4世の異母妹)との結婚式がクラクの城塞で行われて いるとき、サラディンがこの城を包囲した。このとき、イヴァンという名の 騎士が右に左に斬りまくりながら城の入り口を防備することができた。そこで、 味方は矢が突き刺さった穴だらけの跳ね橋を大急ぎで上げて、危機一髪で橋を はずすことができたのである。ルノーが塔の上で火を焚かせ、警報をエルサレム に伝えると、ボードワン4世はクラク・ド・モアブに起こっている危機をすぐ 知り、軍隊を召集して自ら先頭に立った。サラディンはこのときは固執せず 包囲を解いた。しかし4年後のハッティンの会戦で復讐を遂げる。
528 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/27(金) 23:54:41 ID:wE9C2ljC
初めまして〜、見てきました!すごい、すごい、もう頭から離れませんよ! ぜったいまた行く、観にいきます!ここのを読んじゃったから、もっと深く理解できそうです!ありがとうございます! こんなに見ごたえのある映画ってありませんね!何でオ〜リ〜ラブ(ハート)で売り出したりしたんだ、もったいない!
>>521 =526
かえって混乱させたみたいですまない。523が紹介して
くれてるテンプレFAQの
>>18 を参照頼みます。
テンプル騎士団のメンバーが吊るされてるシーンにかぶせて、
英語台詞は"these Templars"とか言ってように記憶してる。
あそこで「テンプル騎士団」の字幕が出ていれば
観客の理解を助けたと思うんだが、なっちは確か
「あの連中」にしてしまってたからなあ…orz
>>529 ああ、こちらこそ申し訳ないです。
FAQ見落としてました。
だから終盤ブルーの服だったのか・・・
やっぱり3回目見に行こう
今度こそ吹替えで。
テンプレサイトの字幕と吹き替えのとこだけど、ちょっと気付いた。 >字幕:サラディンは海沿いに移動する >吹替え:サラディンは水場沿いに移動する > >ハッティンの会戦での大敗の要因で、それに繋がる伏線だったのに台無し。 上記の台詞、ハッティンの会戦の後のティベリアス台詞のこと? (4〜5日余裕があるとバリアンにアドバイスしたところ。) だとすると、時系列としては逆じゃないのかな? それから、会戦以後、サラディンは実際に海沿いに城塞を攻略し、 エルサレムから海への逃げ道を断ってる。 英語が堪能な人にどっちのニュアンスがあってるのか教えて欲しい。 なっち誤訳で
533 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 00:24:07 ID:yLGAvDIQ
>>519 ありがとう。
「鍛冶屋ごときが付け焼刃で騎士様のまねごとがデキルカヨ」という見方もできるけど、
上流階級も洗練には程遠い時代だったのではないかと思った。
剣で戦うのも、運動方面の才能と、実戦でビビらない神経があれば
10年間ちんたら素振りしてたやつを倒せるんじゃないかとも。
ところで、十字軍は下克上、ってわかる気がする。ナルホドネー。
今見てきました。先週交渉人見て不満が溜まってたのですが(好きな人ごめん) かなり楽しめました。 投石器の石の軌道がちょっと直線的すぎなのを除けばほんとに不満なくのめりこめました。 バリアンが最後まで信仰心と父から受け継いだ騎士の精神を全うするのがとてもよかった 戦闘シーンがロードオブザリングやキングアーサーと比較されてるけど(私はどれも好き) ロード〜はファンタジーだし、キング〜はこの作品より時代を前にとってるので 直接比較はちょっと違うかも。 知略戦っぽいのは本作品が一番出てるね。 総じていい作品なのに大ヒットにつながらないのは何故なんだろう? 映画のみの評価ならむしろこっちが上でもいいような (私は原作からの指輪ファンなのでちと違いますが) 予備知識なしでも話の流れ分かりやすいし。うむむ…
映画館を出たエレベーターの中で20代のカップルの女性が 「全然分かんなかった〜」と言ってる隣で男性が 「話の流れは分かりやすかったよ。俺、歴史を勉強してもう一回観たい」と。 やはりメインターゲットは男性だよ!と思った次第です。 その彼の手にはパンフレットがありました。
537 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 00:46:20 ID:5wrUFCaH
>>536 >メインターゲットは男性だよ!
と、硬派な女性も追加して下さい。
くどいよーですが、女性がみんなヨン様、オーリー様ではないので・・。
女子供にや理解できねーは、チとムっとする。
>>537 オーランドファンで(オーリー様呼称は勘弁)で歴史好きもおりますが
主演俳優ファン=ミーハーという図式もちとムッとします
539 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 00:49:44 ID:5wrUFCaH
>女子供にや理解できねーは、チとムっとする。 あ、536にいったわけじゃないんで。 用は、世の半分は女で、オンナは皆、オーリー様々に違いない・・ といったナメた偏見が宣伝の間違いに結びついた訳で・・
540 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 00:52:36 ID:5wrUFCaH
>>538 ゴメン
ちょっと言い方マズかったですね。でもヤローはそういう見方してるヤツが多い。
俳優ファンですが、オーリー様呼ばわりには寒気がするし まともなファンは誰もそんな呼び方はしてません。 リーアムやジェレミーも好きだし、主演ひとりの宣伝はつまらないと思う。 映画見ているときは、俳優がだれってことは忘れてひきこまれた。 FOXの宣伝を喜んでる層なんて、ほとんどいないと思われ。
542 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 01:03:09 ID:CBRh8W68
あ、なんか話が変な方向に。もしかして自分のせい?(^_^;) そうだとしたらすみません!いや、なんかあの宣伝のせいで行くのが恥ずかしかったからなんで・・・。 気分害されたなら申し訳ないです。 でもきっと自分と同じような人、たくさんいると思いますよ〜。だからもったいないって言ったんであって、他意はないです。
ああ、換気したい
↑ 誤爆した・・・
重箱の隅かもしれないけど、バリアンを捕まえに来た騎馬隊の 隊長がゴッドフリーに拒否された時のセリフ 字幕「目上のあなたに従います」 吹替え「あなたは貴族だ、従います」 吹替えは一回しか観てないので不正確かもだ。 目上も貴族も同じ2文字なんだけどな〜。原語は如何?
明日(もう今日だが)から小部屋に移るので、さっき2回目を観てきた。 始まる前にDTSのロゴが出てきたので、DTS上映なのかな? 看板スクリーンのおかげで、音の迫力はすごくて、さらに楽しめました。
>>546 正直
「目上のあなたに従います」
の台詞が無茶苦茶不自然だったんで
翻訳がナッチだって事に気付いた。
>>548 遅いよ。映画始まって直ぐの「この土地を?」の時点で気付かないと
550 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 01:33:27 ID:V0cAJB20
>字幕「目上のあなたに従います」 >吹替え「あなたは貴族だ、従います」 これって結構重要じゃん。 バリアンがあくまで鍛冶屋にこだわる意志に通じる台詞。 意訳、意訳って、意訳になってないじゃん。
551 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 01:40:07 ID:JvrDGEoC
>>536 本作は男性の出演者は魅力的だったからねえ。
大人の女性なら楽しめるんじゃないか? 小便臭い女子には無理だな
シビラの女優さん、まだ若いんだね。すげえ老け顔で萎えた(笑)
552 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 01:59:10 ID:CBRh8W68
確か記憶では「ゆ〜あ〜ロード」と言っていたような気が。
553 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 02:15:24 ID:iKyJ+6kr
これだけいろんな意見がでてるのに伏線が読めんだの お前の理解力がないだのってはおかしいだろ? 編集が失敗してる感は否めんと思うんだが。
ラストで、シビラだけが分厚い毛皮着てるのが不思議だったんだが、考えてみると あの王女さま、南国生まれの南国育ちなんだな。きっとバリアンの故郷の冬の寒さと 色のなさにびっくりしだただろうな。
>>531 そこな。
自分も悩んで結論が出ていない。
最初はまとめサイト見てて「水場から水場」で
ガチだと思った。
だが史実と公式ガイドブックで、ヒッティーン戦〜イェルサレム戦の
サラハディーン沿岸都市攻撃が明記されてることを知って、
実際に映画を見たら「海岸で合ってるな」と思った。
ダマスカス(シリア)からヒッティーンってところで、
近所にガラリヤの海がある。イェルサレムは地中海に近い。
(死海は別としても)
「Four days. May be five.」(うろ)と続いているのが悩みの種。
この場面はヒッティーン戦の後、バリアン達が情報を得ようと
ヒッティーンまで出てきている。つまり何日かは経過しているが、
「何日経っているか」は分からないんだ。
この映画は、思い切り切り詰められている。
完全版では、沿岸都市攻撃エピが入っていた/入る可能性もある。
逆に、サラハディーンがカラク近辺で言っていた、
「水の確保も大事だ」つながりで、素直に水場かもしれない。
今回の字幕は「〜なので?」連発のなっち節炸裂なんだが、
妙にこなれた”らしくない”訳、「妻になります」見たいな
史実参考にしすぎ? みたいな失敗があって、
匿名下訳か監修がいるような気がして仕方がない・・・。
(考えがまとまったら字幕サイトに入れてくる)
本日の荒らしID:iKyJ+6kr スルーするように
>>546 You are Lord. だったね。
身分が上だから「目上」としたのかも知らんが
日本語の感覚では単に年上ってのもある。
ここははっきり「貴族」としなきゃいけないだろ。
そういや英語聞き取れる知り合いが waters じゃないのかな、と言っていた(確信はないそうだ) もし複数形なら海でもおかしくないんだそうだ。ただ「海岸沿い」ならalongか何か使いそうだから やっぱり違うかなー、だって。
559 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 07:42:11 ID:iKyJ+6kr
ここはほんのちょっとでも否定的な意見すると荒らしにされるのですね。そうですか。
560 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 07:42:19 ID:be9j4DNp
オーランドがいらなかったな 後はまあまあ良かった
>>558 海岸から海岸への場合は、海岸の都市を攻略しつつになるので
4〜5日では無理があると思う。
史実では海岸都市攻略でハッティンからエルサレムまで2カ月かかってるし。
この映画の場合は水場を確保しつつ戦ったサラディンと
それを予測していたバリアンとそんな事考えもしなかったギイとの差を出している
エピと言う事で、水場を確保しつつ移動で良いんじゃないかな。
>>559 否定意見は完全排斥したい、狂信者クルセイダーズが数人いるからw
特に
>>507 辺りを読むと、よく判る。
恣意的に擁護派を持ち上げ、否定意見を貶めようという文言が
散りばめられている様は、あまりにも醜い。
「○○じゃないと嫌なんだろう」みたいな捏造的な曲解も多いよね。
こういう人、サラディンとボードワンの姿から、何を受け取ったのかなw
>>558 「海から海へ」? 何か船乗りの話みたいになるな。
watersは海辺、という意味でも使うのかな?
>562が言うように、史実とは変えて緊迫感を出すために
ハッティンからエルサレム攻撃までの期間を短くしてるようだ。
ローマで言われていた「水を制するものは民を制す」 という言葉通り
とにかく彼の地では水が重要だ、ということをしつこいくらい
表現していたので、サラディンは水を制し人心も捉えているという意味で
吹替えの直訳的表現「水から水へ」っていうのが筋に合っているように思う。
今日又観に行くから聞いてこよう。
551 もう少し言葉の選び方に気を付けた方がいい。 無意識かもしれないが人を落としめている。 小便くさい小僧には理解できない、って言われたら嫌だろ?
地理関係の補足(ガイドブックにないのがもったいない)。 死海を挟んでエルサレムのはす向かいにあったのがカラク。 で、サラディンのエルサレム包囲軍はダマスカス(北東)を 背後にしていたと思われるから、 「ヨルダン川を渡った」 という王の台詞は、サラディンの主力がエルサレムから離れて 死海を(多分)時計回りに移動してることを指してる。 留守を狙われる心配の無くなったエルサレム軍は、逆回りに移動。 で、イベリンはエルサレム南西の海岸にほど近い領地だったから、 王より先に着いた、と。 ちなみに当時のティベリウスと言えばガリラヤ西湖畔の都市で、 ガリラヤ湖の別名でもあったらしい。 それからカラクはテンプル騎士団領と明記されてるので、ルノーも 既婚者の協力者だったのかも。 長文スマソ。
>>566 はこのスレを全部読み直した方が良い。
>>567 シビラをカラクに連れて行ってしまうのはちょっと無理がある気がした。
途中で別れて彼女はエルサレムに戻っても良かったような。
でもシビラにバリアンの勇姿を見せる流れだとあれはしょうがないのかな。
> このスレを全部読み直した方が良い。 いやそういう言い方もどうかと・・・。
sqj0aP7Kが本人の意見には関係なく 人柄が鬱陶しいのは分かった。
なんで今日こんなに刺々しいの?
今日から小さいハコだ…orz
そうですね。
574 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 11:13:14 ID:J4dF7PW7
バリアンとティベリアスがハッティンに駆けつけたのは、戦いが終わってから 何日ぐらい経った後なんだろうか? 死体が腐敗していないから、それほど経ってないよね? それとも砂漠では、ふつうの土地に比べて遺体は腐敗しにくいのか?
冒頭で出た字幕って、何年だったっけ? 1184年?
あれだけハゲタカが飛んでりゃ、日数が経ったら腐敗してなくても骨になってるかもだw
武装してるから、結構時間かかるかもだw
なんていうかテンポというのか編集が野暮ったいね 素人くさい映画だった
そーいや鳥葬って死体をそのまま放置すんじゃなくて、 卑民と言われるような階級の人が死体を細切れにするんだってな。 最近の死体はケミカル臭が強くて鳥が食べないので、困った事態になってるっぽい。
580 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 11:49:31 ID:J4dF7PW7
>>575 1186年では?公式ガイドブックの105ページにはそう書いてあった。
ハッティンの会戦は1187年7月4日。
エルサレム陥落は1187年9月20日。
冒頭で出た字幕は1184年 三年の話
もう7回も通ったくらいこの映画が好きだが 編集がもう一歩惜しいという意見には賛成だよ。 今は、かなり脳内補完が出来ているから気にならないけど。 でも素人くさいは言い杉だね。
>>580 いや映画の字幕では1184年だった。
それにボードワン4世が1185年に没しているから。
映画の冒頭が1186年だと無理が出て来る。
公式サイトも公式ガイドも物語の冒頭が1186年とあるが
あれは間違いではないだろうか。
編集ギリギリの時期に変えた可能性もあるが。
オーリーファン=ミーハー=内容がわからない という意見には反対! 小5の娘はオーリー様!なコドモですが この映画をきっかけに宗教や世界史に興味をもち、 親を質問攻めにしています。彼女ももう3回見ました。
>>584 ほほえましいですね
でもこの映画で質問攻めされると答える方も大変ですな
史実と映画の違いも踏まえないといけないし
頑張って答えてあげて下さい
いまthe dreamers見てるんだが、エヴァ・グリーン若々しいなあ。
子どもでもわかる子はわかるのかな。 映画館で見かけた親子づれの十歳ぐらいの男の子は 何人かの人物名もしっかり把握していて、主役の人かっこよかったねと 母親と話していた。 母親より理解度高そうだった。
>>583 冒頭が1186年だと、イベリンの地に水を引いてすぐに
青々とした田んぼができちゃうことになるし、
シビラへの「女性が飯食べるの見るの何年ぶり」とかって台詞にも
無理が出るだろうし。
きれいな女がおいしそうにぱくぱく食事する姿って確かにそそられる。 カタブツだったバリアンが落ちちゃったのもわかる。 シビラも狙ってやっていたはず。指しゃぶりとか。
>>587 子供のほうが余計なこと考えずに観るからシンプルに理解するかも。
>>587 今時の高学年の消防だと歴史好きなら十字軍のことも関心ある子もいるでしょう。
簡単な歴史書とか歴史漫画とかもあるしね・・・下手な教科書より遥かに読みやすい
「神はあなたを愛した、だからあなたはラッキーだった」<ウロ このサラディンの英語と字幕分かりませんか?
つまりこの映画は 1984〜1987までの3年間。 ラスト登場の獅子心王エピソードを含めると 7年間の話ってことになるわけですね。
1と9・・・え?
>>556 全然違うじゃん。真に受けるな、iKyJ+6krも。
荒らし呼ばわり好きがいるからってこのスレ全員がそんなこと思ってるわけない。
自分はこの映画素晴らしいと思ってるし通えるだけ劇場通う気でいるが、
編集のひどさには毎回泣きたくなるぞ(下手と言うより、ムゴい切り捨て方だ;と思うけど)。
良くも悪くも大河ドラマの総集編みたいだと思った。 各回のサワリ(本来の意味での)だけ詰め込みました、て感じ。 SEEに期待する声が多いけど、リドスコに再編集版を期待するのってどうよw まあ、つまらんシーンばかり大増量だとしても、映像が美しければいいけどね。 シビラは映画で充分ですよ。
再編集版は今の上映版 SEEが元の形。 最初のスクリーニングは3時間越え版で、それから無理やり削って今に至った。
>>598 ブレランDCはいらないナレ切ったうえにラストシーン切ってるし、
エイリアンDCは全体の上映時間は1、2分短くなってる。
上映版プラス入れたかったシーン入れたい型編集の
キャメロンあたりと違って、この人のDCって上映版より
短くなってるんだよね。そういう事実からすると、
> リドスコに再編集版を期待するのってどうよ
ってどういうことなのかな。少なくともつまらんシーンが追加された
リドスコのDCって今まで例がないんだけど。
つかブレードランナーとか過去のDC見ると キングダムオブへブンも多分よくなると思う
でもまあ3時間40分はちょいと長いな。 うまい具合にやってほしい>DC
604 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 16:13:01 ID:yLGAvDIQ
2回目ミテキマシター! 今回は吹き替えで。不思議なもんです、また字幕版見たくなるネ。 観客全部で5人。地方の小都市といえ、少ないなー。 この板みたいに、語り合える人がいると(例え解釈が違うとしても、 相容れない意見だとしても)楽しいから、 もっとたくさんの人に見て欲しい。 見た人の数だけ感想があると思うよ。聞かせてね。
試写会行った知人は、吹き替え版を通常上映で観に行って、20分くらいは 短くなってると言ってましたが・・・その試写会バージョンでもいいから 観たいもんだ。
マートン・ソーカスには目がない自分としては、是非ギー様の出番を増やしていただきたい。
ギー様ならタイムラインにいます。見た目もそのまんまです。
ちょっと記憶が曖昧なんですが、 バリアンが初めてエルサレム城に行った時 ギーが「王とは何年も会っていない」というようなことを 言っていたと思います。 バリアンが王と対面したのも奥まった私室のようなところ だったし、てっきり王はずっと人前に姿を晒さずに 政務を執っていたんだと思っていたんですが、 サラディンの軍隊が攻めてくる時の会議場面では ちゃんと玉座についていたし出陣もしました(結局命を 縮める行為でしたが…)。ということは、 王はギーにだけ会わなかった(ギーが留守がちなのをさっぴいても) ずっと人前に出ていなかった(あの会議が久しぶりのご出座) その他 その辺どう解釈するのが妥当なんでしょうか。 ギーの台詞の記憶違いかもしれませんが。。
>>608 さすがに状況が状況だけに
引っ込んではいられなくなったんでは?
あれ、食事の席だったんじゃなかったか? あの仮面では人前で食事は出来ないだろうと。 勘違いだったらゴメン。
自分も「食事の席で見ていない」っていう意味だとおも。
この映画の音楽は俺的にイマイチだったな。 いい曲は沢山あったんだけど、全体的に統一されてないっつうか・・ 司教が「簡単に騎士に・・」ってバリアンに言う所の盛大な音楽とか まるで他の映画って感じだったので残念。 ハンス・ジマーでいってほしかったなあ。
サントラ買ったけど、ルノーが殺されるときの曲が入ってない…orz
バリアンが「ひざまずけ!」と言ってる場面の曲もないよね。 好きなのに、残念
>>608 そこの話の流れは(訳じゃないよ)
ギィ:こんな奴がなぜここにいる?
バリアン:ここはKing's tableではないのですか(王でもないあなたに、私の列席を
咎める資格はないはず)
ギィ:「王のテーブル」が聞いてあきれるわ。もう何年も「王不在のテーブル」だ。
てことだと思う。
>>613 ルノーが斬られた時ほんの短い間流れるメロディのことだよな?
あれ、クラシックの曲の一節に聞こえたんだけど、そのあたり
サントラに入っていれば判明するだろうと思ってたのに無いのか。残念。
>>615 確かそこでギィは「私のテーブルに」って言ってた。
んでバリアンがあんたのじゃねーはずだろと突っ込んだ、と。
場面は違うかもしれないが、バッハの「マタイ受難曲」も 少しだけ流れてた気がする。それは合唱曲でしたか?
>>617 あっそうだった? そこはわかってなかった、ありがとう。
今日見てきた。 前半いらなくない?というかいろんな兵器が出てきて楽しかったので 攻城戦だけ細かくやってほしかった。 「ヴァリスタアァァ!」とか叫んでるの、かっこよかったな。 (爆発音だけSFみたいなところがアレだったけど) あとサラディンのガッツポーズがイカス。あのおっさんが 主役でもよかったな。エルサレム王の素顔見せたのは まったくの蛇足だったと思う。
前半がいらないというのには賛成できんが、 王様の素顔は想像させるにとどめた方が良かったかもね。
そこをあえて見せるのがリドスコ。
623 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/28(土) 23:58:47 ID:rkkgXk6A
(●´ー`●)字幕映画は試写会ではどんなにむごかったのかと思うと・・・ (●´ー`●)字幕映画の試写会は行きたくないような行きたいような・・・
624 :
616 :2005/05/28(土) 23:59:09 ID:OMDPbSUj
>>618 >それは合唱曲でしたか?
うん。コーラスだったと思う。>ルノー処刑場面の音楽
>バッハの「マタイ受難曲」も少しだけ流れてた気がする。
616に書いた”クラシックの曲”は「マタイ受難曲」の終曲。
水がなくてヘロヘロになってる十字軍の行軍シーンの音楽も サントラになかった(´・ω・`)。これもコーラス曲。 サラディンとの会談を終えてカラクに向けて馬を駆るボードワンが 最高にカコイイよ。。。音楽ももちろん。
>>615 >>617 その食事のテーブルの所には泣ける伏線があるのだが
残念ながらカットされている。
ゴッドフリーがバリアンを呼んで王にお仕えしろと告げるシーンの時
バリアンが服を着替えているのが分かると思うが
その前にゴッドフリーがホスピタラーに
「わたしはあれに台所で食事させるつもりはない」と告げる。
正式な世継ぎじゃないと貴族のテーブルでは食事できない
使用人と一緒に台所で食事だからね。
628 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/29(日) 00:42:20 ID:wWR4D4W+
犯罪者乙
631 :
名無シネマ@上映中 :2005/05/29(日) 00:52:52 ID:nbDkAxR2
>>628 >>630 貰ってる時点でオマイらも犯罪者と変らん・・・(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
>>631 ハア?何時誰が落としたんだよ?適当な事いってんなよ間抜け。
633 :
608 :2005/05/29(日) 01:21:38 ID:Bcij8a6e
疑問が氷解しました! 今度はその前提(設定)をわきまえてしっかりと また観てきます。同じ映画に複数通うのは久しぶりだ。 ていうか今からDVDの発売が待ち遠しくてたまらない…!
>>626 >>633 あー、待てよ。叙勲の儀式の時の着替えの事かもだ。
イングランド人と蟹食ってたのは正式なテーブルじゃなかったもんな。
そこでギイが軽蔑したような態度見せてたし。
「台所で食事させるつもりはない」とゴッドフリーが告げるのは
そのシーンの後かも。そっちの方が流れが良い。
>>634 台所で食事も、それはそれで使用人たちと楽しそうに食事している
バリアンを想像して微笑ましく思ってしまった。
当時の使用人たちの食事がどんなもんかは知らないけど・・・。
そういう削除シーンを聞く度に、残念でならない。
この映画を考えると、結局つも早く完全版を見たい。
という結論に達するな。。
父ちゃんとのシーンも相当カットされてるのかな。
カットされたのは、先行の3時間近い史劇長編「アレキサンダー」の評判が 芳しくなかったのも一因じゃないかな。 「アレキサンダー」が当たっていれば、もしくはKOHが先に公開されていたら、 もう少しカット部分が少なかったんじゃないかと、、まあ、繰言ですが。
>>636 序盤のゴッドフリーとのシーンが相当カットされてるらしい。
バリアンの妻に魔女の疑惑がかけられてバリアンが牢で尋問されるとか
この辺は兄の司祭の企みだろうな。だから司祭を殺す経緯も
もっと納得が行くような流れになるはずだ。
で、危機的状況のバリアンに救いの手を差し伸べるのがゴッドフリーらしい。
だがまだこの時点では父だとは告げてなくて村を去る最後の最後に
告白するという感じになるんだろう。
バリアンの母親の事を回想するシーンもあるそうだ。
脚本では父ちゃんがバリアンを連れて、ローマ教皇に会いに行くシーンがあったらしい。 撮影したかどうかは分からないけど。 カットされまくってる劇場版を見ても、父ちゃん息子を大切に思ってるのがヒシヒシ伝わってきたよ。 最後の懺悔の言葉が泣ける。 そして頭上の十字架を見上げるバリアンの後ろ姿がすごく印象的だった。
640 :
名無シネマ@上映中 :
2005/05/29(日) 07:36:43 ID:envpYxaw 見た。おもしろかった。