みんなスルーして虐めずに、ちゃんと共通の話題を探して
相手をしてやるあたり粋だと思うけど
お子様向けアニメ「ガッチャマン」の総指揮をしている時点で(ry
「宇宙戦艦ヤマト」は舛田利雄、「地球へ…」は恩地日出夫と
あの時代は邦画黄金期にブイブイ言わせていた監督さんたちがアニメに関わっていたなぁ。
もっとも、岡本監督は名前を貸したことすらお忘れになっていたようだがw
しかし「惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団」の石井輝男には
違和感無かったな。
「未来少年コナン」劇場版は佐藤肇だったか。 酷い映画だった。
「ダンガードA」の石井輝男はノーマークだった。うへ。さすが石井監督。守備範囲広いなぁ。
こっちにも来てたんかい。ガッチャマンネタ。
まあガッチャマンをお子様向けという奴は、作品を見てなかったことが
バレバレなんですけどねえ。
アダルトな絵とシリアスな話で、海外でも人気作品だったんだけどねえ。
アニメ・漫画業界では喜八リスペクト者が多いから、別に名前を貸した
ことは全然恥ずかしくないけどね。
市川昆と鈴木清順もアニメやってるな
てか昔は今と違って映画からドロップアウトした人がアニメやってたから
面白い物が多かった
市川崑は「999」。清順は「ルバン」か、もともと市川崑はアニメ出身の人だしなぁ。
とはいえ
>>265映画からドロップアウトしたとは失礼な。ドロップアウトはしとらんぞ!
267 :
名無シネマ@上映中:2005/04/17(日) 09:39:06 ID:WE1/q0OR
昨日浅草東宝に行ったら、「ガッチャマン」のプログラムがあった。
岡本喜八の写真とコメントがあった。
268 :
名無シネマ@上映中:2005/04/17(日) 22:57:36 ID:WlkGxwXC
>>264 浦山桐郎「竜の子太郎」、今井正「ゆき」もある。
>>266 ずっと後にりんたろうに取材した雑誌記事の中で、
「劇映画の巨匠を‘監修’としてクレジットに載せたが、実際には何もしていない」
と記載されていた。
本当だろうか?
ところどころコンタッチ(特に編集のリズム)があったことは確かだと思うんだが。
市川崑は同時期、さだまさし監督の「長江」でも監修をやっていて、
これは明らかに彼が「編集ディレクター」の役をやったんだと分かる仕上がりだった。
>>267 コメントって、どんな?
おまいら今度は五月の末から新文芸坐で、
「英霊たちの応援歌」を除く全作品を日替わり総捲りでつよ!
うーん。こうしてみると当時劇場版アニメの御輿に担ぎ出された監督は
佐藤肇をのぞきエース級ばかりじゃないか!
図らずも
>>258のおかげで、岡本喜八の偉大さが再認識できた。
ありがとう
>>258
大島渚にも「忍者武芸帳」というのがある。ふつーのアニメ映画じゃないけど。
>>259 舛田さんは実際に仕事をしたのかな? 確かに劇場版ヤマトのドラマチックで悲壮感に満
ちたタッチは舛田調ではあるけど。恩地さんは熱心で勉強家なので大真面目にやってたらしいね。
>>260 これは明らかに石井調があると聞くが未見。佐藤さんはTVシリーズの再構成を任されただけで、
深く考えずにやってしまったのでは? 宮崎とかは無断で切り刻まれて怒ってたらしいね。
>>263 がッチャマンはけっこうシャープでクールで残酷だよね。あれは海外のクリエイターやマニアに受けそう。
>>268 崑さんは「市川崑の映画たち」で、「脚本と絵コンテを見て意見を言っただけで、演出
した箇所はありません」と言っている。後は汽車をもっとリアルに描いた方がいいと意見したとか。
>>272 舛田利雄はテレビ版のヤマトでも監修やってますな。
こっちは単に名前貸しだと思うが、映画の方はどうなんでしょ?
「英霊たちの応援歌」が上映不可能ってなんで? DVDは再発されたようだが…。
権利関係の問題というよりは、単に上映用のプリントがないだけかな。
867 :この子の名無しのお祝いに :2005/04/14(木) 07:31:17 ID:EoiXbpDs
「ガッチャマン」に関しては監督の鳥海永行(押井の師匠)が語っていたな。
なんでも配給に際して、小屋の人間たちに売るにはネームバリューのある人間が
必要だったとのこと。
鳥海はヤマトの舛田もそうだったんでしょう、みたいなこと言ってたがそれは
どうなんだろう? 岡本よりは実作業してたと思うけど……?
あと「ガッチャマン」はアニメ史で名作という評価のある作品だがら、それに関わって
いても別に汚点にはならんと思うが……。
ああ……マジレスしちゃったよ
いや、テレビ版ならともかく「あの」劇場版ガッチャマンに関わったんだから
名義だけとは言え相当痛い。
277 :
268:2005/04/19(火) 22:42:25 ID:c/xmL/sT
大林宣彦監督の「少年ケニア」というのもあったな。
>>272 「市川崑の映画たち」は図書館で借りたんで、よく読んでなかった。ゴメン。
>>272-273 舛田利雄と話したことあるけど、「さらば宇宙戦艦ヤマト」について、
「本気でやった。自信のある作品だ」というようなことを言っていた。
「さらば」はフィルムの焼き具合にまで注文つけた(作品に合わせて暗く焼いた)。
「さらば」はぼくの監督作品ですとDVDぴあかなんかで言ってた。
映画会社の事務所でガッチャマンの映画に目を通しただけで
15万円貰ったので撮影用のモニターだったか、若い映画スタッフが家に来た時用の
テレビを購入したという話でしたか。
東宝を独立し、思うように映画を撮れない監督を心配した
知人がよかれと思って持ってきた話だったようです。
276さんは常に思うがままに生きて、なおかつおいしい物だけを食べれる生活を
しているのかと想像しています。 嫌な仕事もしなくてはいけない自分には憧れです。
検索してもどのあたりが「あの」なのかわからなかったので
よろしかったらお教え願えませんでしょうか。
劇場版ガッチャマンは鳥海自身が自分で再編集してるし、杉山こういちに音楽
作りなおさせてるしな。別に恥ずかしい出来じゃないと思うが。
>>279 その話ははじめてだな。
279の情報に免じて、ガッチャマンのパンフの言葉を書いておこうか。
総指揮の弁……
小学校5・6年から中学1・2年の頃であろうか? 私は、無性にマンガ家に
アコがれていて、当時の少年雑誌にメッタヤタラと投稿したものだが、ついぞ佳作やら
準佳作にカケラも名前がのった事はなく、ついにアキラめて筆を折った(?)ものである。
それからぬか、私の作品群には、オウオウにしてマンガ的発想が見受けられるようで
あるし、50の声を聞いた今でも、マンガやアニメにはオサナゴの如く目がないのである。
ま、そんな訳で、総指揮なんぞと言う大外れた役を引き受ける事になった。その役目の
初日、ガッチャマンのすべてとも言うべきフイルムを見せて貰ったのだが、その殆どに
シッカと見覚えがあって、「オレも、まあ、よう見とる」と思ったものだ。
だが、ともあれ、この劇場公開用ガッチャマンは、ある日突然まぎれ込んだような
私なんぞ目ではない。2年間にナンナンとするスタッフ諸君諸嬢の、汗とアブラの結晶である。
281 :
名無シネマ@上映中:2005/04/20(水) 02:02:53 ID:+cA+WQUX
>>280 貴重な情報ありがとさんです。
なるほど、編集前の素材なのか、荒編したものなのかはわからないけど、
とにかく1度、目を通したというコトですね。
>>279の情報とも合致します。
実際、監督はマンガやアニメ好きだったらしいですね。
「ダイナマイトどんどん」の監督からの言葉の中にも松本零士の名前も出てきますし。
見ただけなのか、多少なりともアドバイスはしたのかが気になるが……。
自分のフィルモグラフィから外すくらいだから、なんも言ってない可能性が
高いかな?
俺がご本人から伺ったときは、打ち合わせに一日行って、
いいたい事言って帰ってきた、って仰ってたよ。
で、
>>279氏の書いてる通り、泡銭だからすぐに使っちゃったって
話だったんだけど。
フィルモグラフィーから外してるのは、実作業にかかわってない
から、っていうだけの理由じゃないのかね? 潔癖な方だったし。
もちろん、マンガ好きは常々公言されてたわけなので、別に
触れてはならない経歴ってわけでは全然無かったと思うよ。
284 :
名無シネマ@上映中:2005/04/20(水) 10:32:43 ID:+cA+WQUX
まあ、実際。パンフの言葉を見ても自分は何もやってないと言ってますからね。
唯一の仕事らしい仕事はこの原稿書きってことですかね?
たとえクレジットされていても、やってないことはやってないと言うのも
アルチザン=職人の気質ってやつだと思います。なんかいいな。
>>279 嫌味な文章が炸裂してますな。何様だと思ってるんだ?
取り敢えず劇場版ガッチャマンを観てみなよ。
テレビシリーズが好きだった人は「ハァ?」な作品だから。
でもこれは再編集映画には常に付きまとう問題であって、劇場版を作った
スタッフにも、岡本喜八監督にも罪は無い。
あの頃は安易なテレビ再編集が多くてチョッとしたブームだったしね。
成瀬巳喜夫と岡本喜八の特集音楽と肖像が対照的で面白いね。
なんか上品チックな成瀬と無頼漢っぽい岡本。
晩年の好々爺とした岡本喜八しか見たこと無いから新鮮だ。
若いときはあんなだったのかー。
いい意味で二流映画だよね。
決して一流映画ではないんだけど惹かれるものがある二流映画。
B級と言った方がより気分だけれど。
でも、そういうプログラムピクチャー(東宝でいえば喜劇や特撮)
の枠内に割り切って納まれない人だったね。ずっと宙ぶらりん。
そこが愛おしいんだが、嫌われる理由も案外その辺にありそうな。
黒澤のような正当は好きから見るとあの変化球の加減が
グダグダのルーズに見えるんだろう?
俺も高校生の頃初めて岡本喜八を見たときは、
どこが良いのかわからなかった。
「助太刀屋助六」は北野武の「座頭市」より素晴らしかった。
でも海外では「座頭市」のほうが人気あるんだよな。
1流じゃなく1.5流。A級でなくA級半。巨匠じゃなくて鬼才。芸術家でなく職人。
ともかく、日本映画界では独自のポジションを持っている監督だね。
マネをしようと思ってもマネできないし、亜流も生みづらい。
クセはあるから、嫌いな人がいるのもよくわかる。あんな監督ちょっとちょっといない。
黒澤は喜八を弟のように可愛がった。
片言隻句をあげつらうつもりはないんだけど、岡本監督は言葉の由来に即した意味で、
「鬼才・鬼が憑いたような人間離れした才能」と言うよりも
「奇才・天下に二つとない独特の優れた才能」と言う方がしっくりくる。
岡本喜八総特集 5月(13本)
5/01 21:00〜23:45(2:45/121分)『大誘拐 RAINBOW KIDS』(1991)
5/06 19:30〜22:00(2:30/133分)『ブルークリスマス』(1978)
5/08 14:30〜16:30(2:00/103分)『江分利満氏の優雅な生活』(1963)
5/09 20:00〜21:29(1:29/79分)『若い娘たち』(1958)
5/09 24:00〜1:40(1:40/94分)『吶喊』(1975)
5/10 20:00〜21:45(1:45/96分)『暗黒街の対決』(1960)
5/11 20:00〜21:30(1:30/74分)『暗黒街の弾痕』(1961)
5/12 20:00〜21:45(1:45/103分)『どぶ鼠作戦』(1962)
5/14 13:00〜15:15(2:15/121分)『大菩薩峠』(1966)
5/16 19:30〜22:00(2:30/123分)『侍』(1965)
5/18 20:30〜22:00(1:30/86分)『にっぽん三銃士 おさらば東京の巻』(1972)
5/19 20:00〜22:00(2:00/92分)『にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻』(1973)
5/20 20:30〜22:00(1:30/88分)『青葉繁れる』(1974)
(最大2時間半。中間レート使う?)
キネ旬、岡本喜八追悼特集、図書館にてパラパラ。
森卓也×石上三登志対談から、うろ覚えながら。
「若い人なんかに、例えば「暗黒街の対決」をどんな傑作か、と構えて見られても困る。
あれは、あくまで当時山のように作られた平均点的プログラムピクチャーの一本で
その中で特別な輝きをもったものだったのだ」
「岡本喜八は、三隅研次、沢島忠等々と一緒に、昭和三十年代の日本映画界に現れた
新しいエンタテインメント映画の作り手の一人。ただし、ほかの監督は”期間限定”だった。
(生涯、変わらず作り続けたのは、岡本喜八だけ)」
「喜八映画のカッティング(特に昔の)は、大画面でこそ映えるもの。
一回は映画館で見てほしい」
最後のは地方在住者には、つらいなあ。
「若い人なんかに、例えば「暗黒街の対決」をどんな駄作か、と構えて見られても困る。
あれは、あくまで当時山のように作られた平均点以下的プログラムピクチャーの一本で
その中でありがちな輝きももっていないものだったのだ」
「岡本喜八は、三隅研次、沢島忠等々と一緒に、昭和三十年代の日本映画界に現れた
新しいエンタテインメント映画の作り手の一人。ただし、岡本は”期間限定”だった。
(生涯、変わらず作り続けたのは、三隅と沢島だけ)」
「喜八映画のカッティング(特に昔の)は、大画面でも映えない。
一回も映画館で見てはいけない」
>>295 おまえ、うろ覚えすぎてアホすぎるぞ田舎者(w
>>296 おまえ、別スレにも居たねえ。
マメな巡回と文章捏造ご苦労さんです。
そこまで喜八スレに粘着する理由はなんなんだ?
理由はキチガイだからでしょ。君もあんまりしつこく相手にするなよ。ナツ邦板での喧嘩は見苦しいぞ。
299 :
名無シネマ@上映中:2005/04/27(水) 23:19:28 ID:GINB3HRN
幼児向けアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の総指揮を担当した岡本喜八は三流
海外の映画祭に一度も作品が出品されなかった岡本喜八はアホ
勝新、三船、宮川を起用したのに「座頭市と用心棒」を駄作にした岡本喜八は無能
加山雄三に独立愚連隊西へはくだらない映画で役者やるのがいやになった言われた岡本喜八は糞
作品が一度もリメイクされたことが無い岡本喜八は嫌われ者
四歳年上の三船敏郎に「おまえは大根役者だ!」と手紙に書いて送った岡本喜八は非常識
300 :
299:2005/04/27(水) 23:28:49 ID:2cM0WET+
書き込みを見て分かる通り私はバカというかキチガイなので、好きなだけ殴ったり蹴ったりしてください。
そうそう、「幻燈辻馬車」製作はしばらく封印、てのは既出?
みね子夫人と仲代さんだったかが話し合ってそう決めたと、コタニさんが土曜日に言ってた。
>>301 それは知らんかった!情報感謝!
しかし仲代さんの年を考えるとあんまり長い封印は危険かと・・・
304 :
名無シネマ@上映中:2005/04/28(木) 09:25:56 ID:Cn21xo5c
>>301 しばらく封印ということは、いずれ製作の目もあると取っていいのかな。
喜八映画は誰にも継げないが、企画自体非常に魅力的なので捨てるには惜しいと思ってた。
思い切った斬新な人材起用で実現キボン
>>305 岡本喜八的にこだわらず、新しいセンスで撮るような新人監督とか面白いかもね。
テクニックではなく魂を受け継げる人がいいなぁ。