atuiatui
3ダナコリャ
ヒトがロボットいっぱい壊すのを楽しんでるシーンはかわいそうだったよ
全員メンテしてあげたくなった
お伽話なのに、心霊映画や異常心理サスペンス観てるみたいな
怖さがすっごくあったんだけど・・・・・。
水中で青の妖精の姿がヘリに乗ってるディビットのフロントガラスに
映ってたけど幽霊みたいで怖くて・・・・。
何であんな撮りかたしたんかな。
ラスト近く、「僕がどうしたいかわかるでしょ?」みたいな唐突な問いかけで、
デビッドにも2000年の進化を経たロボットにも、愛は生まれなかったのだなとおもたよ。
アトムキャットのアトムはダークだぞー
むしろこっちの方がAIっぽいか。
ロボットは愛を感じない。生殖をする必要が無いからだ。
デイビッドに搭載されのはAIというよりルーチンワークプログラムである。
>>8 違うよ。
デイビッドがユニーク(特別)なのは、夢を追う能力を持っているから。
母親への愛ってのは、言わば鼻先のニンジン。
見ていて終始つらい映画だったが、テディのかわいさに救われた。
テディかわいいって意見多いね。
俺はドールズとかチャイルドプレイとか観て以降
個人的には人形やぬいぐるみが動くのは
生理的に受け付けないというか、キモイだけなんだが。
熊たん可愛いかった
熊がでてなかったらつまんなかったような気がする
前半〜中盤は良かった、泣いたし、心情的にもがんばれ!って思ってた。
なのにラストがなんか嫌だったな。
何千年も経っているのに、まだ
「ママに会いたい、人間になりたい」ってだけでしつこい気がした。
いかにも、機械的な融通の利かない、一途な執着心が怖くなっちゃったよ。
ママがお婆さんになったくらいの、年月の経過で再会して一緒に…
の方が良かったんじゃないかなーなんて思っちゃった。
最高に熊がカコイイ。
縫い物が得意な熊。
気球?にぶら下がりながらも主人公と共に活躍するハードボイルドな熊。
檻に閉じ込められた主人公を助けようと発奮する熊。
身長50cmしかないのに頑張る熊。
主人公の食事を制止しようとする冷静な熊。
最後まで主人公に付き添う健気な熊。
これだけは言わせてくれ。
あんた。熊にしておくのはもったいないぜ!!!!!!
15 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 19:50:53 ID:GkwO/fod
2000年というところに意味があるんだよ。
あれはやっぱりキリスト教への皮肉なんかね。
17 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 20:23:09 ID:J7uQiaJ7
キューブリックに捧ぐっていうのは
面白くなかったらこいつのせいてことだろうな
スピルバーグは芸術家じゃなくて商売人
つまりユダヤの商人
時計じかけのオレンジのミルクバーってどのシーンに出てくるの?
19 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 21:38:34 ID:e6YeZtOc
おしなべて愛とは夢オブラートでも被せなきゃ残酷で、はかなくて
孤独なもんで、そんな愛の本質に苦悩してこそ「人間」的
人生=苦行みたいなシニカル見解の映画に見えたね。聖母のような
復活した母もまやかしの救いでしかない辺り、ヘタしたら宗教批判だね。
これアメリカではこけたんよね?こけるだろうね、そら。
Q1、あのヒョロヒョロは何?
A、デイビッドの夢の登場人物(ロボ)サイバートロニクス社の
商標の東映。
Q2、宇宙時間って何よ?
A、デイビッドの夢の中の屁理屈。モニカ再生のこじつけ。
宇宙時間って設定で、第三部自体、第二部で頭がパンク状態
のデイビッドの妄想(夢)だと気づくべき。
Q3、海に落ちたデイビットを魚が助けたのはなぜ?
マンハッタンのビルの階下には、遊園地はないから、
青の妖精のところまで運ばないと設定がおかしくなる。
Q4.この映画、寒苦しくて不気味なんですが...
第三部がぜんぶ、デイビッドの夢であることに気づけば、
次にデイビッドが目覚めたとき、ピノキオが夢からさめて
人間になったように、本当の人間になるのです。
第三部を彼の夢とみとめそこねると、真のハッピーエンドが
来ません。
21 :
スカリー:05/01/13 22:28:29 ID:01yQSrGy
あ〜あ。
ちゃっかり夢オチ厨もこっち来ちゃったよ。
前スレと一緒に沈んどけばいいものを。
>21
終わり方としてはアンドリューみたいな方が断然好き。
人間が年月を経た姿や事実を理解して自も機能を停止させるみたいな。
AIって結局、何も解決しないまま終わっちゃったっていう感じが残った。
(デイビットだけが悪者になって捨てられて、それきり家族は出てこないし)
長い話の割りには飽きずに見れたから良い映画だとは思うけど。
24 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 22:50:17 ID:jjRmFphX
わけわからん、実際何が本当なんだ?
25 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 22:51:36 ID:JRwz/k0z
>>23 デイビットは博士の実験に使われていただけだしな
ある意味モニカも博士に利用されたいたようなもの
宇宙時間のひだに全ての自称が記録されている、
これはSFでは信じられているそうだ、、アカシックレコード…
27 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 23:11:22 ID:EKOQ+zOj
ほうれん草くちゃくちゃ噛みつつ顔の皮膚デロンチョのデビッドや
ベビーシッターロボットの姿(横から見ると頭部が薄っぺら!)も不気味で哀れ。
ロボット破壊ショーで微笑みながら溶かされていくシーンなんてもうだめぽ。
どんなヤクがいい?
29 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 23:15:20 ID:JRwz/k0z
スピがこの映画を2ヵ月で撮影したっていうのが凄いよな
>>24 簡単だよ。
夢オチ厨と呼ばれるキチガイ(
>>20)の言う事を一切無視すればいいだけ。
-----夢オチ厨=
>>20の軌跡------
「ヒョロは宇宙人」と力説。
皆が「あれはロボットだ」と指摘したら
うろたえて「あれは宇宙ロボット、乗り物はUFOだ」と電波反論。
制作側の原案や設定やインタビューを示すと
「ゴミ漁りするな」と逆切れ。
そのうち「2000年後のシーンは全て夢」と基地外発言。
人に対しては「引用やゴミ漁りするな!」と言いつつ、
自分は「原作はああだこうだ」と全く無意味な原作引用。
誰も同意してくれないとみるや、バレバレの自作自演。
最後には有りもしない初期構想を捏造。
-----過去スレから導き出された答え-----
「基地外(=夢オチ厨)は自分が基地外だと気付かないから基地外なのだ」
救われない話だ
海に身投げした時、よく見たらあの魚もロボットなんだよね。
34 :
名無シネマ@上映中:05/01/13 23:49:03 ID:JRwz/k0z
この映画って公開当時はすっげ〜叩かれまくっていたんだよな。
時間が経つにつれ評価が変わってきてる感じだよね。
中原昌也は公開当時に絶賛していた。
何故かスピルバーグは批判されない
苦言は呈されてもうやむやになる
時間がたつと絶賛だけが残っている
Dr.Knowの所で質問のジャンルを
デビッドがジョーに「おとぎ話」にして→
ジョー「夜伽話」にジャンル変更
の言葉遊びって原版ではどうなってるの?
クローン・モニカと『ソラリス』のハリーとでどっちが本物に
近いだろうか。なんてことを考えた。こういう些事を含めて色々と
考えてしまう映画だった。
面白そうにみせるのはスピの力、色々考えさせるのはキューブリックの力
なんだろうな。
40 :
スカリー:05/01/14 00:59:25 ID:4uPEz4PX
a fairy's tale
お釜の話?
41 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 01:43:28 ID:/AgOcsLl
二千年後のヒョロい奴はロボットだったのか・・・。
あんなキモいの造るなんてどうかしてるよ(´-`).。oO
それに二千年後の人類なら地球捨てて宇宙に行けるだろ。
ヒョロはああいう風に造られたんじゃなくて、自己進化した結果だよ。
43 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 01:51:57 ID:V4WORUIq
>>41 >それに二千年後の人類なら地球捨てて宇宙に行けるだろ。
だから人類はもう滅んでるって設定なんだって・・・・。
もう一度ビデオ屋行って、おさらいしような。
44 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 01:58:01 ID:JYj7ZJDO
最後まで親子愛に引っ張ったから設定に無理があったのかも
でも他の監督ならもっとキワモノになってだろうな・・・
結局、風刺映画を描くのは難しいんだよ
45 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 02:00:07 ID:JYj7ZJDO
晩年のキューブリックのつまらなさを考えれば
スピで正解だったんだろうね
こんな完璧な映画は叩きようが無いよ。
叩く奴は厚顔無恥もいいとこだね。
バカを露呈するようなもんだ。
完璧過ぎてある意味くやしい。
47 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 05:16:58 ID:X322IVzj
>>41 あのヒョロいのがロボなのはこのスレ見るまで分からなかった。。。
回線とか見えたり記憶を共有したりするのは
「さすが2000年経っただけにすごい宇宙人なんだ」
と思ってたよ。
49 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 05:32:06 ID:X322IVzj
なんでこの映画わるくいうかなー?心の大切さをこれほどまでに訴えた作品はないとおもうけどな
ロボットとかは単に設定としかみてないけど、おれは。もっと本質をみろよ2ちゃねらーども
50 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 06:03:01 ID:BuSr94SL
「海の底で終わっていたら良かったのに」って人も多いよね、、、
あの第3部からが最高なんだけどなぁ。。。
映画だからカット割りが多いのは分かるが、オスメント君の
まばたきをガマンしながらのあの普通の演技はすごいと思う。
この映画、やっぱりいろんな意味で破綻していると思う。
完璧、なんてとんでもない。本質は、破綻している映画ということ。
まず、教授はディヴィッドへの追憶、そして自らの、
「本当の愛を知ったロボットを作りたい。」
との欲求から、ディヴィッドを作った。
それがあのディヴィッド。
結果は、自分を愛してもらうことに異常に固執する形での、
「愛」しか知らないロボット。
これは、ご存知の方もいらっしゃると思うけど、
仏教用語では「渇愛」であり、欲しがる、
「もっと頂戴、もっと頂戴。」の愛。
これが「愛を知ったロボットを作った。」とは。
この映画が、愛の大切さを説くことに目的を置いているのなら、
この時点で破綻している。
真の愛、すなわち「無償の愛」に近い愛情を持っていたのが、
ジョーと、ベビーシッターロボット。
でもジョーは結局ディヴィッドに、
「自分が生きていたことを覚えていてもらう。」ことが、
最終的な目的の愛情だった。
無償の愛ではないし、第一にその彼はセクサロイド。
やはり、破綻しているとしか言いようがない。
唯一、無償の愛に一番近かったといえるのがベビーシッターロボット。
でも、その割には存在感があまりにも薄すぎる。
結局、やっぱりあちこちで、破綻をきたしている。
いやあ初めて見たんだけど、第三者によっていつでも電源復活、修理復活させられるロボットが、
最後に自らの意志でやっと一生を完遂した。母とともに・・
って解釈でいいんだろ?
最後にもっとも人に近づいたんなら救われるエンディングだと思った
54 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 09:55:05 ID:TNq7zAXl
無償の愛なんて崇高なもんはそれこそプーさん的夢の世界の話で、
人間にとっての現実の愛はエゴに満ちたくれくれ君の愛。だから人を映した
デビッドはああなった。でもくれくれ愛に突っ走る様は、まさに
人間そのもの。ロボットは愛を通して自意識を獲得し、人になった。
でも人ならではの自己愛の極みは完全な幻の中に生きること=自死だった。
という非常にいやんな構図は一本見えてくる映画だったね。失楽園ですね。
夢の生まれる場所=パラダイスは人として生きることを選択した瞬間に
予め失われ、夢見ることしか許されない。そんな原罪背負った呪われた
人間になりたいなんて願望もたされたデビッドは二重三重に哀しい存在だったね。
後半は(愛して欲しい)願望だけが前面に出すぎて、
どんどん辛くなってきた(作品的に)
どうせなら、もっと人間ぽくしちゃえば良かったのに
結局、デイビッドは誰からも愛されていなかったんだね
>>52 そういうのは全部皮肉だよ。
愛なんかひとかけらも描いちゃいない。
57 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 11:53:07 ID:yXabFvei
キューブリックは
本気で人間がやがて滅び、ロボットが世界を支配するようになる
と信じてたね。
ジゴロ・ジョーの「人間はわれわれを恐れてる、しかい生き残るのはわれわれだ」
というセリフはキューブリックが書いたと思う。すげー衝撃的なセリフだ
>全部皮肉だよ。
ちかいな。
ジョーの存在と彼が吐く台詞がカギ。
作中ではデイビットは完全に失敗作で
皮肉にもスピルバーグの壮大な実験も失敗に終わったってオチ
勘のいい人ならすぐ解かるよな
ロボットが人間になりたいと願うだろうと思うのは
人間の自惚れというか自らの存在価値の確認みたいなもんか?
AIと関係ないけど。
この映画における真の愛の表現は
モニカの実の息子に対するものと
博士の亡くした息子に対するものだよ。
その愛の前では、いかに懐こうが息子そっくりだろうが
デイビットなど「モノ」に過ぎなかったって事だ。
何千年何万年経っても、A.I.など人が作った「モノ」に過ぎない。
これがこの映画の答え。
と、言ってみる。
親の子供に対する愛も、子供の親に対する愛も、男女間の愛も、人類愛も
基本的には全部同じなんだけどね。結局は全て自己満足であって、非常に
利己的なもの。
デイビッドの愛もその一つに過ぎず、人間の子供のそれと何ら変わらない。
ただ彼が真に「特別」で悲しいのは、成長せず、永久に一つの愛しか持て
なかった事だろう。切なくも気持ち悪い映画だが、デイビッドとは違い、
人間は色んな愛を持てることの幸せを再認識させられた。
愛を幾つも持てるから、醜い争いが尽きないって考え方もある罠
ティム・バートンに映画化して欲しかった
>>62 「嫉妬」は人間の持つあらゆる感情の中でもっとも深く激しいと言われる
事に通じてるな。光が強いほど濃い影が落ちる。
65 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 16:27:58 ID:PpY/3hw1
2get
66 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 16:29:17 ID:PpY/3hw1
ぐおっ大誤爆…逝ってくる
デイビッドが人間になって終わるんじゃなくて
モニカがロボットになって終わるとは思わなかった
ジョンウィリアムスのやけに甘ったるいサウンドトラックが
この映画のメッセージや哲学を誤解させてしまう要因のひとつだな。
母親を再現したシーンとかで女性のソプラノハミングとか叙情的な曲は
まるで違うだろうと思った。
もっとピーンと張った緊張感の中で終盤のこの光景を傍観するべきところ。
キューブリックならどんな音楽をこの映画にはめただろう?
むしろ音楽をつけない
そういう風にダークなテーマを隠さずに出すなら、宣伝自体もそれに沿った
作りにしておかないと客は本気で怒るだろうな。
漏れがA.I.を見た感想は、
結局ねずみーが絡むとねずみーの商業主義に呑み込まれるんだな、
ってとこかな。
スピも、最近面白いの作れなくなってきたよな
グーニーズや、E.T.は面白かったのに。
なんか、プライベート・ライアンあたりからおかしくなってきた、
って思うのは漏れだけだろうか。
73 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 19:00:39 ID:JVlf9oAz
プライベートライアンも最初の映像は凄いけど
あとは映像もストーリーもグダグダ
ただでさえキューブリックはEWSみたいな駄作が遺作になってずっこけたのに、
さらにスピルバーグが中途半端なAI作ってキューブリックの死に顔に泥を
ぶっかけた。
>>74 いくら彼等のような天才でも大傑作のみを連発できないって。
そこまで要求するのは酷だよ。
76 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 19:49:29 ID:JVlf9oAz
つーか最後にスタンリーキューブリックに捧ぐって
駄作の責任キューブリックに惜しつけたのがズルイ
>>52 私は愛という感情をモロに否定した映画だと思った。
映画は巧妙に視点の移行を試みていて、最終的にはロボットの視点から
人間を俯瞰する形になってて(物語のシンメトリー構造はこのためかな、って)、
んじゃ、人間の感情ってのは記録されたデータ、作られた反応とどう違うのさ、
みたいな。すべてに勝る扱いである愛の優位性みたいなモノを、
そう特別視するほどの尊いモンか?みたいに描いたダークな映画だと思った。
78 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 20:29:46 ID:NUC6y7h5
愛ってそういうもんでしょ
なんか神聖で高貴なものとして扱わなきゃいけないみたいな風潮が
世界的にあるけど、そういう風潮にとらわれないのがキューちゃんの考え方な希ガス
79 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 20:36:55 ID:EaMm0zKx
ところどころ飛ばしてしっまたので結局良くわかんないんですが、
あの宇宙人みたいのは何なんですか? 結局最後は人間になれたってことなんですか?
奥深い映画なのは間違いないだろうな。
面白いか、良作か、と問われればYESとは言い難いけど…
>>20 >Q2、宇宙時間って何よ?
A、本来「時空」という意味で使われているspace-timeという言葉を
字幕担当の戸田奈津子が訳するときに勝手にデッチ上げた造語。
この映画の中では「時間」の少々勿体ぶった言い回しとして使われているに過ぎない。
82 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 21:31:59 ID:BuSr94SL
>>77 >人間の感情ってのは記録されたデータ、作られた反応とどう違うのさ
これは俺も感じたな
人口知能と人間の感情の差がなくなった時に人間はロボにどう対処するんだろうね
83 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 21:34:21 ID:JVlf9oAz
つーか主人公がロボットと言う時点で
プログラムされた行動しか取れないから
奇跡なんか起きない平坦な映画担ってる
84 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 21:45:32 ID:OWbq0ysa
ロボットはデータを抽出外部化でき複製が利くだろ
85 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 22:25:28 ID:NUC6y7h5
ロボット=生物のように行動できない
って言う考えがウザイ古い臭い最低
人間も所詮はbiomehanika
86 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 22:29:18 ID:k7wqjsqe
俺もロボットになって長生きしたい
>>15-17 青の妖精像→マリア像→偶像崇拝→キリスト教批判ですよね?
お前らの拝んでいる“神”信仰は思いこみであり虚像であると
88 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 23:38:20 ID:u8Kt8tO7
神も愛もぶったぎった映画、って捉えるとすごくスッキリするね。
いかにもキューブリックの考えた映画らしい。
母親の愛を第一部で、人間の似非ヒューマニズムを第二部で、信仰と子供の親への愛を第三部で
すべてばっさりやっちゃった。
キリスト教批判といえば、博士の行った人間が人間そっくりのモノを作り出すこと自体、
神に取って変わろうとする行為としてまだまだタブー視されそうな問題だし、クローンしかり。
でも確実に現実のものになりつつある。キューブリックは肯定派だったのかな?
第三部のヒョロは、人間を神に似せて作られた特別の存在とするキリスト教の概念とは
相容れないものかもしれない。日本ではロボットも人類の次の生命体も全然違和感ないけど
人間性をネガティブに描いたこの映画があっちで受けなかったとしても納得できる。
89 :
名無シネマ@上映中:05/01/14 23:41:57 ID:u8Kt8tO7
>>88 生命体っていうか、地球の次の支配者くらいの意味で。
誤解ないように書いときますねw
視聴率11.3%か。この映画の程度を物語っているな。
やっぱ、人気ないねえ
92 :
スカリー:05/01/15 00:31:54 ID:WEni7amD
あんなモイキーな映画が人気でたら逆にいやだし
それでも公開当時アメリカでこけてる中そこそこヒットしてた日本はすごいって言うか
なんというか。。。
93 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 00:53:39 ID:y6Lla9+R
最後にブルーフェアリーにデイビッドに頼むのは、人間になりたいじゃ
ないんだよね。これってデイビッドはもはや人間だったんじゃないのかな
94 :
スカリー:05/01/15 00:57:49 ID:WEni7amD
he tryed
面白かったかはちょっと微妙だったけど
一瞬ほろっと泣きそうになってしまった・・・。
子役の演技があまりによくて。
でもこれをキューブリックが撮ってたら一体どんな風になってたかは
まったく想像できない。あの監督は想像をこえた映画を撮るから。
96 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 01:16:49 ID:60oQuGgQ
視聴率低かったんだ…。
日本ではDVDが一年で二番目(一番は千と千尋?)に売れたのに〜
みんなDVDで観て満足しちゃってたのか。
98 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 01:48:49 ID:SOUbhRIm
映像的評価でしょ
ストーリーはなくても良いみたいな
A.I.の映像的評価なんか聞いた事無いぞ。
アカデミーのSFX部門ノミネートか?w
母親が子供捨てに行ったシーンとロボット処刑ショーは見ていて胸くそ悪い。
後半はダラダラしすぎで眠い。
なんちゅう幼稚な感想文だ…
しかし「胸くそ悪い」というのもある意味正しい見方であるとも思う
正しいっていうか、まんますぎ。そこからもう一歩踏み込めよ、と。
104 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 03:48:24 ID:SOUbhRIm
つーか実際胸糞悪いからな
105 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 03:50:05 ID:9Mi7V1f0
兄弟を亡くした自分としては泣け過ぎて辛すぎて「もういい!」って映画だった
自分はまさに、デイビット
106 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 04:35:48 ID:LMVmtJ+H
結局おまいらまだなにも失ってない幸せなんだよ。身内がしねばわかるから
俺は親父死んでるけど、この映画では泣けなかったわけだが。
いやぶっちゃけ、一番胸糞悪いのはラストの家のシーンだろ。
マザコンの夢そのもので、歪みきった世界だ。
しかも、狙ってやってるからね。
>>103 つっこむほどの価値ないよ。
人気俳優に頼って作ったような駄作だし。
111 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 12:43:35 ID:qA70ahBb
いろいろ深読みもできなくもないが、スピルバーグの演出意図としては
あくまで「SFピノキオ」以上のものではないと思う。
デイビッドに感情移入させ、「母の愛がほしい」「人間になりたい」という思いに
共感させ、ラストで「母の愛が得られて、人間みたいに氏ねた」というオチに
もっていったということでしかないだろう。神とか愛とかいうものへの否定的な
視点も、少なくともスピルバーグの演出には感じられない。
>>69のいうウィリアムズの甘い音楽の問題も、結局は監督の意図の問題であって
スピルバーグには哲学性を出す意思は無かったということだろう。
というか、「物語が本来持っているはずのアイロニー、皮肉さ」が演出で
スルーされているように感じられる。
>>52が言ってたように、あちこちで
「破綻」が見られる。
たとえば、ラストの未来編の状況は
「かつては人間が愛情満足のためロボットを作っていたのに
今ではロボットが愛情満足のため人間を作るようになった」
という凄い逆転状態なわけだが、その皮肉さを生かすような表現は何も無い。
やはりこれは、ワトスン&キューブリックの路線と、スピルバーグの路線が
水と油のように相容れないということか。
しかしそういう破綻も含めた上で、見るには値する面白い作品だと思った。
>>111 まあ、スピルバーグとしてはそうかもね。
普通にエンターテイメントとして撮ろうとしたんだろう。
しかし、原作のシニカルでダークなテーマを感じさせる部分も多く
残って(残して)いるだけに、それが垣間見えた時のギャップが凄い。
破綻というよりも、そのミスマッチ感こそがこの映画の魅力だと思う。
少なくとも俺は、スピ映画でこれほど語り合ったものは他にない。
113 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 17:48:32 ID:N3dBYPVl
ミニストリー案外目立たなかったな
114 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 17:55:19 ID:8s2gOebs
不満がある人は、次のいずれかのパターンが多いみたいだね
(1)「スピルバーグだから明るい娯楽超大作だと思ったら、なんだか暗くてダラダラじゃん!」
(2)「ワトスンとキューブリックの“毒”“風刺味”を、スピルバーグが薄めて甘い味付けにしてぶち壊し!」
115 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 18:07:23 ID:jwgUWwoV
風刺味ってなに?原作では何を「風刺」してたの?
>>114 俺は違う。
矛盾ばかりで話が破綻していて、とにかく納得行かない。
なぜ登場人物たちが最善でも次善の策でもなく最悪の行動しかしないのか、
不思議に思えてしょうがない。所詮は作り話か。
>>114 (3)なんで最後に宇宙人が出てくるんだ?意味不明。
(4)キューブリックだったらこんな撮り方はしない。
この2つが多い。
レビューサイト見りゃわかる。
118 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 19:35:42 ID:y6Lla9+R
シンドラーのリストへの批判に類似してる。原作の暗さとスピルバーグ的
楽観主義とのギャップを「矛盾」と思っているのかな
この映画の不幸は、スピルバーグ&キューブリックという
2大看板を背負ってしまっているという事だ。
殆どの人が色眼鏡をかけた状態で観てしまってるんだよ。
120 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 19:47:25 ID:Gb/V4CkJ
>>116 矛盾とか軽々しく使ってるけど、
矛盾っていうのは、その由来通り同時には起こりえないことが
起こるという意味でしょ。
この映画のどこに矛盾が存在してるのか?
具体的に指摘してほしい。
この映画は一回観ただけですぐに判断しないほうがいいね。
ロボット処刑ショーとか。
今まで嬉々として破壊を楽しんでいた人々がさ。
急にデイビッドのことをかばったりとか。
あそこは普通「殺せ」コールだろ。
123 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 19:58:47 ID:8s2gOebs
>>122 あれは、単にデイビッドがあまりに人間そっくりだったので
一般観客が誤解しただけでしょ
ゲーム主催者が説明しても大騒ぎで聞く耳持たなかった
>>123 証明すればよい。
それでもだめなら訂正する。
あれは不一致で不可解な行動だ。理解に苦しむ。
白人が「白人に見えるもの」を殺そうとするのがまずいのか。
デイビッドにユダヤ人を投影してみるとどうだろうか。
ヒトの形をしていないものは容赦なく壊す。
白人はユダヤを助ける。
スピルバーグは母の愛に飢えていたと聞く。
彼はデイビッドを使って疑似体験をしていただけじゃないのか。
>>124 そこは
>>123の言うように、単純に観客がデイビッドを人間だと思い込んで
集団ヒステリーを起こしただけだろうな。しかもあの状態では客をなだめる
事などは無理っぽい。狂気の群集をなだめるような器量は、あの司会者には
無いだろうし。
えー?あれはロボットって分ってたでしょ。
あの親父、デイビッドがロボットって言ってるし。
なのに、今までに見たこと無いかわいい容姿をしていたから
ってだけで急にあんなになるのはどうかね。
結局、ファンタジーにしたかったのか、問題作にしたかったのか
見終わった後、何だかよく分んなかった
第3部のグレイ型は、「キューブリックが」、「企画段階で」、あえてそういう形にする、
って決めたんだよな?
そうだよな?な?そうだ、って言ってくれよ。
そうなら、ロボット処刑ショーで、ディヴィッド処刑にブーイングした観衆≒スクリーンの前の観衆、
っていう置き換えが出来て、そうならあの姿が、キューブリック一流の、風刺混じりのドライなジョーク、
って、納得できるんだよ。
でもそうなら、やっぱりあの映画は破綻していると思う。
それなら、キューブリックなら徹頭徹尾、ロングでしかあのシーンを撮影しなかったんじゃないかと勝手に思うのだが。
あるいは、外見だけでは絶対にあれがロボットだと分からないようにするとか。
スピは、そういう信念みたいなものがあの映画を通してからだと感じられないんだよ。
なんだかなあ。
文句言う人が多い割には、誰もが納得できる映画の欠陥部分の指摘が
まったく無いのはどういう事だ? 逆説的にみて、実は非常に良く出来て
いるんじゃないかと思えてきたぞ。
130 :
スカリー:05/01/15 21:36:23 ID:ifs/sLya
別に観客は悪じゃないと思う
幼稚ではあるかもしれないけど
デイビッド以前のロボは良くできた機械だったわけで
死に対してさほど恐怖も苦しみも無いようだし
でもデイビッドは苦しみ=生きるための本能(目的)を持ってたからそれに
それを単なる複雑な化学反応と言うか高貴な精神活動って言うかはどうでもよくて
結局は同じ現象でだからと言ってキューブリックは生きることや愛することを否定したかった
わけじゃなくてそれでも人間は生きてて
デイビッドやロボやモノリスやハルを通してそれを伝えたかったんだと思う
共感しただけで
ジゴロにも少しだけど愛があったみたいだけどデイビッドほど強い物じゃないから死んじゃったけど
131 :
スカリー:05/01/15 21:43:44 ID:ifs/sLya
最後の二行は無視して
132 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 22:41:35 ID:vB8aHG4L
>>109 うそだー!当時、雑誌に書いてあったもんっ!
海に落ちて魚に運ばれる所から興ざめしてしまった
ファンタジーかプて感じで
自分はすっかり心が荒んでしまったんだと感じた
134 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 00:08:51 ID:WWkAtm45
あたしはすごい感情移入しちゃう人だから、
A.I.は嫌がらせ受ける最初のほうから最後までずっと泣きっぱなしだったよ><
映画館で観なくてよかった…。かわいそすぎなんだもん。
美女と野獣も何回みても終始涙止まらないし;;
でも最初〜中盤はつらくて涙、最後は感動で涙ってかんじかな。
ちゃんとスピ映画として楽しめた人もいるって事だ。
137 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 00:17:16 ID:2KZ93uJa
最後のアレは地底人説
>>133 あの魚もロボットだよ。DVD止めてよく見てみ。
ブルーフェアリーに導く所までが博士の実験なんだよ。
139 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 00:26:29 ID:WWkAtm45
>>138 ロボット→水に弱い
だから海にダイブ→自殺と思ってみてたから魚がロボットとは気付かなかったよ
見直してみる
141 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 00:30:59 ID:XZ4DtM/2
実はロボット壊し残酷ショーも
デイヴィッドの反応を見るためのホビー博士のやらせ
>>127 デイビットをスキャンしたおっさんの反応がどんなんだったか見て無いのか?
「ロボットは命乞いなんかしない」と叫んだオバちゃんは?
きちんと映画観ろよ・・・
CGで書かれたものはこれからは全部ロボットちゅうことで
映画を見てください。
ああ、また普通にまともな話ができるスレになったんだね。
よかった、素直に嬉しい。見終わった後すっきりしなくて何か言いたくなる映画だから。
>>138 魚だからといって釣ってはいけない。
>>142 いや、フェアの観客はジョンソンの演説を聴いて「こいつはロボットだ」
ということを(疑念を残しつつも)一応承服したんだと思うよ。
それゆえの長い沈黙だろうし。
ディビッドだけを庇った理由というのは、
例えば、同じ動物でも牛や豚は平気で食えるけど、
可愛い子犬や子猫を食べることは絶対に許さないって
世間一般の人は思うよね?
それと同じ理不尽で残酷な峻別が行われたって事じゃないかね。
でも、そういう生身の人間のエゴイスティックな選別によって、
ディビッドは救われるわけだよ。
>ブルーフェアリーに導く所までが博士の実験なんだよ。
↑妄想乙。
てか、ここかなりキモなんだからさ、あまりいい加減なこと書いてんじゃネーぞ
彼等の主義主張なんて所詮その程度のもの、見た目に左右され感情に流されるままの
愚かな群衆・・という風に描かれてると思ったよ。
でも彼等だけが愚かなのか?人間なんて所詮そんなもの、映画を見てる観客だって
オスメント君の演技に涙したりするでしょ、って皮肉な捉え方もできるね。
人間になりたいと祈り続けたデイビッドと、人間の姿を捨て去って
進化を遂げたヒョロ。この両者の対比がまた実に皮肉的。
>>148 2000年後の人類はあんななのかも知れんよ。
150 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 04:19:04 ID:h/witpoP
これって、「ロボット」はなんのメタファなの?
151 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 05:03:29 ID:FJnvbXzT
戦前のユダヤ人(ドイツに弾圧)、
戦後のパレスチナ人(英米&イスラエルに弾圧)。
今の原油産出国イスラム教徒(米英に弾圧)。
見ようによっては
戦時中の在米日本人、
戦後米英軍占領下の日本国民、
米軍による朝鮮戦争当時のコリアン、
米国によるベトナム侵略戦争当時のベトナム人。
ハリウッド的に見るなら
中国圧政下のチベット族やウイグル族、
旧イラク国民政権下のクルド人のことかもね。
152 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 05:06:16 ID:FJnvbXzT
この映画の元ネタの一つである鉄腕アトムの場合、
宝塚在住当時の手塚治虫が占領米軍から受けた、
非人道的な扱いへの恐怖が根底にあるのは明らか。
153 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 06:26:56 ID:tR+rL8pJ
最後に出て来たロボットはデウス・エクス・マキーナその物
映画的なクライマックスとしてはなんだそれって感じだね。
154 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 06:39:45 ID:cIs+kqCR
テレビで見たけど最初から最後までものすごい不快な映画だったな…。
宣伝の仕方が「感動巨編」「感動ファンタジー」とかなんか純粋な感動話みたいにするからギャップにむかついた。
グロい描写も多すぎて子供には見せられないし、最初「かわいいわね〜」って一緒に見ていたうちのカミさんは
人道的に問題があるとか言ってチャンネル変えようとしてケンカになりそうだったしスピルバーグが嫌いになったって言ってた。
かわいらしいロボットを使ったシュールなSFは逆転して救いようの無さ倍増と不快感倍増になるんだなあと思った。
やっぱバックトゥザフューチャーみたいな作品をやってた方が正解なんじゃないのスピルバーグは。
>>142 映画同様、喪前の言っていることも破綻しているようで・・・。
ウイリアム・ハートも含め全部ロボットなんだけどね。
人間がロボットつくるとデビットみたいに歪になっちゃうのね
158 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 10:17:00 ID:XOCmHRWI
観客を不快にさせる娯楽なのか
バカだな
160 :
名無シネマ@上映中:05/01/16 10:25:43 ID:XOCmHRWI
問題提起をしてあとはどう感じるかは千差万別だからね。
俺は薄ら寒い映画だと思ったけど好きな映画だよ。
不快に感じた人は何でそう感じる自分になったのか考えれば。
ていうか、造った本人(博士)自身が、子供死んで情緒不安定だったじゃん
出来上がったロボットのAIも可笑しくなる罠。
いや人のデフォルメがデイビットなのよ
あのかわいいクマの声がなんでおやじ声なのか
それだけが納得できない
「不快・気持ち悪い」って感覚は、この映画を理解するための第一歩だな。
逆に「感動・泣いた」って人のほうが、正しい理解までの距離が長いかも。
前者のタイプの人は、そういう映画だと納得した上でもう一回観ることを
お奨めする。好きにはなれないかも知れんが、興味深くは感じられるかもよ。
俺みたく。
>>155 破綻の意味分ってるか?
映画の見方を覚えようね。
>>145 > いや、フェアの観客はジョンソンの演説を聴いて「こいつはロボットだ」
> ということを(疑念を残しつつも)一応承服したんだと思うよ。
映画の中で「ロボットとは信じられない」という描写をしてるだろ?って言ってるんだが。
どうすればそういう解釈になるんだ?
そもそもこの映画、日本人が理解する(共感する)のは無理かもね。
>164
実際の方がもっとダミ声だぞ。だからあの声は映画に忠実なんだよ。
日本人とキリスト教圏の欧米人では、解釈の仕方や感じ方で
いろいろ違いがありそうだね。
モノにも魂が宿るって考えるのは日本人には自然なことだけどねー。
ロボットへの感情移入の仕方はどうなんだろう?
ジャンクフェアのがらくたロボットや、ヒョロに対する感じ方には
違いがあるのかな? あちらの人は「きもちわるい」が先行しそうな希ガス。
あと食事シーンで、ボウルいっぱい大量のほうれんそう、
あれはアメリカ的だなーと思った。日本ならごま和えがちょっこっとずつとか。
食べものを「もったいない」って思う感覚も、命を粗末にしたらあかんていう
仏教か神道かわかんないけど文化的・宗教的な思想がありそうだなー、とか。
母親がデビッドを捨てるシーンも、日本人が単純にデビッドかわいそうと思うより
もっと複雑に母親の心情に共感する部分も欧米ではありそうだね。
デイビッドを捨てるぐらいなら電源を切れば良いのに。
電源は切れない。プログラムの消去もできない。
だから一緒に生きるか、捨てるか以外の選択肢は無い。
父と兄はとっとと凍死したのでママが迎えに来てくれました
どこからともなくwなみだがあふれてきました
で、いいじゃん
何の意図があって宇宙人ロボを登場させたのかサパーリわからん
壮大な釣りなのか?
「宇宙人ロボ」って言ってる
>>174が釣りなのかと考えちゃう自分は
前スレのアレに毒されちゃってますか?
>>174 そう、スピの壮大な釣りです。
さすがに生の人間相手だと様式化されたプログラムは通用しません。
しかし彼はむしろその事でホット胸を撫で下ろしていることでしょう。
宇宙人と見紛うロボットももちろんアレなんだが、
2000年後の舞台を持ち出す意図が見えねーんだよなー
パンチの無いストーリーだからCGでガツンといわせとけ!
って誰かに言われたのかな?
ここで夢オチ厨が復活しそうに感じたのは俺だけか?
なんで2000年後の世界へとぶのか、自分も最初は ( ゚д゚)ポカーンだったけど
あの3部構成が2001年宇宙の旅のそれと相似形だって分かったら納得できた。
2001の展開を念頭におくと2000年ってそう大した時間じゃないし。
モノリスの造形に比べると確かにヒョロはあまりにアレな気がするけど、ね。
180 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 01:07:55 ID:ehEm3bPo
判りやすい矛盾ならひとつ、普通にこの映画面白いと思う私にも指摘できる部分がある。
人間型で口も歯もついてて、ソフトも食おうと思ったら食えるコマンド積んでるのに
食べ物食べたら壊れる構造とはこれ如何に。
プールに落ちこんでも大丈夫なのに・・・
その他の大まかなストーリーは納得したがなあ。
デビの愛(欲求)が絶対に報われないことは判ってて、どうしよう、どうしようもない、絶望しかない、ってところに
やさしい細身の人が来てめでたしめでたし。
観客が受ける印象は、空しい、ただ空しい、まるで夢の中で死んだ人に会った後の目覚めのような。
ってそーいう映画だと思ってみてた。
181 :
スカリー:05/01/17 01:11:23 ID:gwrYmDkg
あの世界では食料が不足してるので
物を食わないロボは宝珠されてます
っていうか法律で余計な物を食べるロボは作ってはいけないことになってます
ロボが間違って物をくったりすると貴重な食料を失うことになるのでわざと壊れるようにできてます
182 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 01:17:53 ID:HO3RehVb
あのニョロニョロはけんかも強いのかな
>>180 デイビッドは博士によってあらかじめ捨てられるように調整してある
んだよ。捨てられてからが実験スタートだからね。
食べ物で顔が溶ける、髪を切る、子供に危害を加えるなど、確実に
人間に嫌われるような事を「無意識に」行うように作られている。
もちろん、後に市販される予定の量産型はそんな行動は取らないはず。
184 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 02:30:21 ID:Iss1qone
「おまえにママはわたさねー」って、デビットにぶっ壊されたAIが一番悲惨なんだけど?
いきなり置物でガツンとやらえて首がとれちゃうんだぜ。
彼目線で映画つくったほうが、よぽど悲しい物語できんのにな。
185 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 02:42:45 ID:SbA/hMTb
神の寵愛を巡る兄弟殺し
カインとアベルの物語か
186 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 04:49:26 ID:k9RfD8s5
ママ!!ママ!!うぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!
>184
平穏無事に育てられた公家様デイビットが野武士に瞬殺される
三井と住友の物語か
188 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 14:15:13 ID:3T2XX27C
この映画の奥深さはキューブリックによるね
愛と進化というテーマ、深いよな
まったくなんでキューブリックが撮らなかったんだ!
生殖に伴う異性愛だけでなく、生活のための愛もある。
未来の協調型ロボットには、群を作る動物のような愛が不可欠だろう。
それは多分、「自分に必要なものを大切にする」という、ごくプリミティブな愛。
自分を大切にする、そのために周りを大切にする、という概念は、
「他人が存在しないと自分が存在出来ない」という状況でなければ生まれない。
本来的に完全体であるロボットは、だから故意に不完全にしなければならない。
ここに矛盾がある。
とりあえず映画内で矛盾はしてないだろう。
より完全体に近づいたヒョロは、結果的に愛の概念を失ったとされている。
彼ら自身はそれぞれ個体としての自我など無く、種全体としての意思がある
だけのように感じられる。だが、不完全性が排除されていった分、進化の
選択幅にフレキシビリティが無くなって、種として弱体化していると思われる。
デイビッドを通して人間の愛を解読しようという試みも、生物的な不完全性を
改めて獲得しようとしている事の現れだと思う。
ヒョロのバックグラウンドがあまりに希薄だから議論にならん気もするが、
プログラムと区別つかんようなカタワの愛しか持ってなかったポンコツに
最後に施しを与えたのは、あれは愛ではないの?
>>191 それが「愛」といえるかどうかは解からんが、少なくとも思いやりや
優しさは持っていると思いたい。
愛のレベルを比較すれば、間違いなくヒョロ>>(壁)>>デイビットだと思う
かといって、ヒョロとの会話でデイビットが何か成長したようにも見えん
2000年後にわざわざ用意した両者のコンタクトの舞台にもかかわらず、
ドラマのカケラも無いスレ違いでいいの?(゚Д゚)ハァ?
結局ヒョロの役目は、わけのわからん理屈でママを呼び出してあげただけ
んなもんブルーフェアリーに演らせとけよw
映画では、デイビッドが母親に作ってあげる飲み物はコーヒーだったが、
なぜ、キューブリック原案の、お酒にしなかったんだろう。(スピルバーグらしくないから?)
そして、キューブリックは母親をアル中の設定にしていたのだろうか。
ヒョロはまさに「博愛」を体現していたような気もするね。
デイビッドのような、対象への激しい一方的な愛とは逆のベクトルの愛だ。
互いを完全に誤解なく理解できるということがそれを可能にしたんだろうね。
上で誰か言ってたけど、円満で調和のとれた状態は同時に
欲求の薄い、種としての袋小路を作り出すのかもしれない。
2千年後ってでて暫く見て消した。
あほらしい、馬鹿にしているのかと・・・。
197 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 22:40:57 ID:VqkcAFpR
おれパッション借りてきて観たら、2000年もまえの話で少し観て消した。
あほらしい、馬鹿にしているのかと・・・。
198 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 23:11:04 ID:bc2M3FQz
>>196 5000年でもなく10000年でもない。
2000年後ってとこに何らかの意味があると思うけどな。。。
199 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 23:12:23 ID:VfxsgdsC
現実でも2000年後って確実に人類は滅びてるよね?
人間の一生って儚いなあ
まあおまいらがこうやって無駄レスしてる間にも
残された宇宙時間を消費していってるわけだが。
201 :
名無シネマ@上映中:05/01/18 00:37:02 ID:qoMi5nSw
デイビッドの愛がプログラムと区別つかないカタワの愛だとか言ってんじゃねーぞこのやろ!
お前だって小さいころ母親がいなかったら無性に悲しかっただろ!
っていうかお前が今生きてるのだって実はプログラムだって言ったってお前は
それをどうやって否定するですか?
203 :
名無シネマ@上映中:05/01/18 00:57:30 ID:Vf5VsSAl
I mean....I love you!!
>>202!!
成長の過程で必要不可欠なものが満たされなかった時、
人格の一部がそこで成長を止めてしまうものだと思う。
スピルバーグって永遠の5歳児って感じがする。
何があったんだろね。
スピルバーグ自身「母親の愛に飢えていた」と言っていたよ。
ラストはスピ自身の願望なんだろうか。
どうしたらロボットに愛を感じるか?
一番簡単なのは人間に対して、セックスなどの奉仕をすること。
次は人間に「何かしてあげなければ」と思わせること。
ディビットは「人間に愛される」ロボットとして作られた。
彼の行動目的の全ては「愛する」ではなく「愛される」だ。
服を着せてと「誘う」ディビットは、ある意味良くできている。
ディビットは「他人を必要とする」不完全体として作られた。
彼はその宿命が故に、常に「何かしてくれる人」を求め続ける。
それはまるで、母親に甘える5歳児のようなもの。
しかし母親は歳を取る。他方で自分はほとんど成長しない。
何年かすれば飽きられるのは火を見るよりも明らかだ。
(天馬博士は成長しないアトムに愛想を尽かせて捨てた)
そして母親はいつかは死ぬ。
成長しないままの、愛を求め続ける5歳児の状態が一生続くなら、
それは地獄そのものと言っていいのではないか。
スピルバーグも。
上で誰かが言っていたが、デイビッド型ロボットは愛の対象である人間
を死を認識した時点で一緒に機能停止するようになっているんだろう。
プログラムの解除ができない、電源を切る事もできないなら、それが
唯一の活動停止の条件になっているはず。ラストシーンもそれで説明がつく。
>>207 スピに限らず、創作者っていうのは自らの欠落した部分を補うためにモノを
創るものらしい。
大人になってその願望を満たそうにも、どうしても埋められないものは残るだろうね。
大人の自分は、理解や共感によってある程度は癒されることがあっても
子どもの頃の必死に愛情を欲していた自分には、何もしてやることができない。
デイビッドが子どものまま(成長せず)母親に会うことができたのには
そういう願望が投影されていたとしてもおかしくはないなぁ。
ただそれは本物のママとはいえない都合のいいものだったわけだが…。
参考になるかどうか分からんが、CUT誌2001/7月号に載ってた
原作者ブライアン・オールディスのインタビューをガバっと引用してみる。
(“#”はインタビュアー)
------
「私との共同作業は、彼(キューブリック)の書斎や居間でお互いのインスピ
レーションが続くかぎり、それぞれの個別に書いてはアイデアを交換し合うっ
ていう方法だった。ところが、始まって数カ月経ったくらいだったか、急に
難航し始めてしまった。ふたりとも、何も書けなくなってしまったんだよ。
で、そうこうしていたある日、スタンリーはいきなり『この主人公のアンド
ロイド少年を、最後に人間にするってのはどうだろう?』なんて提案をして
きたんだ」
#:あなたとしては、その提案に対してどういう気分だったんです?
あなたはその結末に最後まで抵抗したそうですが。
「そりゃあ、この作品の原作者としては嬉しいものじゃなかった。物語そのもの
のテーマを変えられるに等しいからね。いくらキューブリックが友達でも、この
点においてだけは拒否せざるをえなかった。だから、キューブリックとしても、
私をこのプロジェクトから締め出す以外なかったんだよ。・・・<中略>・・・
最後にアンドロイド少年を人間にするのか、しないのかという局面で、お互い
どうしても譲ることができなかったから。特にキューブリックのオブセッションは
凄まじいものがあったと思うよ。『これは僕の映画なんだ!』、何度かそういう
場面もあったな。この件に関しては、キューブリックはまるで聞き分けのない子供
同然だったよ」
【オールディスのインタビューの続き】
#:さきほどキューブリックの作品群『博士の異常な愛情』『2001年宇宙の旅』
『時計じかけのオレンジ』の話がでましたが、この3作には、キューブリックという
映像作家の、未来に対するある種の不安と絶望が込められているように感じるのですが。
「いや、より正確に言うなら、人類の未来に対する不信感と言ったほうがいいの
かもしれないな。実際、彼は最終的には人類なんかにこの世界をゆだねるよりは、
機械が人類を管理するようになる方がよっぽどこの地球が住みやすくなると信じて
いたようだからね。そういう意味では、かなりこの現在の人類が造り上げた世界
というものに対して懐疑的で悲観的な人間だったと言ってもいいかもしれない。
ところが、不思議なことに彼のそういう人類一般に対する暗い視点は、彼自身の
家族に対してだけはけっして向けられることはなかったんだよ。ひとりの家庭人
としての彼は非常に幸せな一生を送ったひとだからね。愛妻と子供たちと兄弟に
囲まれてさえいれば、いつだって上機嫌ってタイプの、根っからの家族主義者だったし」
#:それもまた、特有の独善性というか・・・。
「(笑)そうだね。だけどそのふたつの要素というのは、同じコインの表と裏の
ようなものだよ。一般的な人間というものを信頼しないからこそ、血縁者や家族に
対しては異常なまでの愛着を抱くものなんだと思う」
・・<中略>・・
「私としてもなぜキューブリックのようなイノベイティブでラジカルな映像作家が、
ピノキオみたいな古典にこだわるのか理解できなかった。何度か『過去の物語を
引き合いに出すのは君らしくない。なぜもっと未来に発見を提示できるような
君なりの視点を考え出そうとしないんだ』と言ってみたよ。
だけど、どういうわけだか、キューブリックはほんとうにこの点だけは
頑として譲らなかった。いくらその理由を訊いても、『これはぼくの映画なんだ』
って答えるだけだった。」
>>208 >上で誰かが言っていたが、デイビッド型ロボットは愛の対象である人間
>を死を認識した時点で一緒に機能停止するようになっているんだろう。
>プログラムの解除ができない、電源を切る事もできないなら、それが
>唯一の活動停止の条件になっているはず。ラストシーンもそれで説明がつく。
なっているとか言われてもねえ、、、妄想乙!
奉仕し続け、記憶に残ることを願うロボット=映画監督スピ=ジョー
愛されることを求め続け、永遠にさまようロボット=5歳児スピ=ディビット
と見ることも出来る。
奉仕の義務を忘れたジョーは、最後はオリに捕えられ、
そして恐らく衆人環視の中で、見せしめのようにして壊される。
映画監督として暴走し批判の中に突き落とされる自分を予見しているようだ。
満たされない愛を抱え続けることを宿命付けられたディビットは、
夢物語(映画)の中に希望を探す。
しかしそこにあったのは、何もしてくれない、形だけの希望。
キューちゃんはロボットを人間にすることで救済したかったのだろうが、
業から抜けられないスピにはそんな安易な解決は容認出来ない。
いつか満たされる時が来るとしたら、それは非現実的なほどの未来に、
「ロボット」達によって、ウソくさい演出の中で、なのかも知れない。
機械の未来を嘱望してるくせに、ラストでは機械を人間にしたかったワケ?
これじゃ破綻は必然だなw
結論:A.I.はウンコ
この映画は人生破綻したようなdqnしか出てこないよな
子供を死なせた母親
失敗作を作った博士
進歩しない人工知能
処刑ショーに子供を連れて来る馬鹿
かろうじてまともなのはジゴロ・ジョーとテディや壊れたロボットぐらい
こんな映画から得られるものは一つも無い
>>215 子供を死なせた母親→誰?
失敗作を作った博士→デイビッドは意図的に「欠陥を持たされた」実験体
進歩しない人工知能→上記の理由で、もともとそういう仕様
処刑ショーに子供を連れて来る馬鹿 →作者の意図がまさにそれ。
子供を死なせた母親って誰だ?
つか、
まともな人物しか出てこない映画が面白いとでも?
218 :
名無シネマ@上映中:05/01/18 18:10:04 ID:fshX+fkD
>>211 キューブリックもピノキオを想定していたのか。
この作品の裏側についてはあまり知らなかったけど、かなり意外。
否定側、甘い。
最低2〜3回は観てから批判しろ。
>>218 誰がどう見て、どう考えてもピノキオじゃないか
もっと表立って言えないのはアトムだろうけど。
>デイビッドは意図的に「欠陥を持たされた」実験体
ソースどこ?
>>221 >ソースどこ?
馬鹿か。
そんなもん、ちゃんと映画観てちょっと考えれば解かる事だ。
ぷ
このスレにいると「『A.i』は頭の悪い奴が理解できずに叩きたがる映画」
に思えてくるな。図らずして前スレのスレタイに同意しちまったよ。
食べ物で顔が溶ける、寝室に忍び込んで髪を切る、子供をつかんでプール
に沈む。当然のように捨てられ、「人間になる」ための旅を始める。
さんざん苦労してマンハッタンに着くと、博士が「これにて実験成功!」
と大喜び。
全部博士の目論見通りなわけよ、欠陥部分も何もかも。
納得できたかい?お馬鹿チャンたち。
結局妄想なんだな
いちお主役なんだから、彼が意図された欠陥商品であることを
劇中で明示しないなんて普通はありえないだろ
キューブリックは不親切な表現者だが、バカでは無いよ
>>227 おいおい、普通に考えろ。妄想なんて入る余地はないんだよ。
博士は、デイビッドが人間になりたいという夢を持ち、さらにそれを
追って旅ができるかどうかという実験をしていたんだよな?
その過程で「捨てられる」という条件が必須なことはわかるだろ?
つまり、引取り手の家族に気味悪がられたり、危険視されるような行動を
とるようにあらかじめ仕組まれていたわけだ。
っていうか、そうとる以外にどういう可能性があるんだ?
あるんなら教えてくれ。
兄の奇跡の生還も、博士の差し金でつか?
>>229 それは予定してたものじゃないだろ。結果的に言えば、デイビッドが
捨てられるタイミングを早める事になったわけだが。
ジャンクフェアに引き出されたのは本当にアクシデントだと言ってた
よな、博士。
>>228 Kitty常駐乙!w
困った事に俺もレンタルでもう一度見たくなってきたわ
>>231 うるせえよ、夢オチ厨が暴れてた頃から常駐してんだよ。
この新参者が…
兄の生還が無ければ、返却消去or死ぬまで一緒の2択だと思いますよ
消去するのがはしのびないが、一緒には居られないという状況が生じたから
野に放つという第3の選択肢が浮かび上がったのでは?
>>233 じゃあ兄の復活も博士の企みかもしれんね。
たしかに、あまりに都合が良すぎるタイミングではあった。
そのうち、
ヒョロはロボットの末裔を演じてる宇宙人だ!
とか言い出しかねんなw
別に突飛な解釈でも、映画の新たな理解に繋がればOKだと思う
私自身は
>>214ですが
>>235 アホか、絶対言わねーよw
しかし、そんな突飛な事言ってるか?おれ。
博士が出てきて、ドッキリカメラよろしくネタバレした段階でおおよそ
見当がつくような事だろ。劇中ではっきりと「これこれ、こうでした」と
説明されないと想像もつかないもんかね。こんなの、謎解きですらない
わけだが…
>>236 ついでに噛み付いとくと、
>>214での君の言い分はオカシイ。
確かにキューブリック自身の思想は破綻しているようにしか思えんが、
その事と映画の出来は無関係。劇中で機械の未来を嘱望する視点など存在
しないし、またデイビッドが確実に人間になったという描写も無い。
>>238 同一人物とは限らんだろファビョるな
夢オチ厨とどっちもどっちもだな・・・
>>239 仮に別人であっても、同じ主張をするならそれに対する俺の言葉も
同じだ。何か問題でも?
夢オチ厨が居なくなって寂しい気持ちは解かるが、俺にはあんなキチガイパワー
は無い。期待すんな。
>
>>214での君の言い分はオカシイ。
そういう詭弁を使うなら(言い訳できるように)
まず日本語の使い方をなんとかしてからにしろ
話はそれからだ。
242 :
名無シネマ@上映中:05/01/19 12:14:30 ID:Y1qTDuVi
日本語つーか言葉遣いだけの問題じゃない?
別に言ってることが分からず話にならないわけじゃない。
細かいことで話の流れが逸れるよりデイビッドの欠陥は博士が意図的にプログラムしたものでないという人がいるならその理由が聞きたい。
俺は
>>240と全く同じように解釈してるから。
243 :
名無シネマ@上映中:05/01/19 13:33:11 ID:IM8WQN3f
詭弁って便利な言葉だよね。
反論できなくなった場合でも
お前の話は詭弁だー!って言っておけば
とりあえず反証したつもりを決め込める。
TS3LZaT7はもう現れない気がする。
一生懸命煽って、俺を第二の夢オチ厨にしたかっただけなんだろう。
いや別に現れるけど。
現れただけかい!w
作られた物語では多かれ少なかれ製作者側の恣意的なストーリーとなる
寓話的な物語なら尚更
それを登場人物の誰かの意図と読み取ってしまう、置き換えてしまうのは
整合性を求めるが故の
勘違い、思考の罠に他ならない
物語の中の誰か、何かの意図ではなく
それは、物語の中の「神の手」による展開にすぎない
物語の中の神とは外側から見れば
キューブリックやスピルバーグ自身に他ならない。
噛み砕いて言えば物語の中のヤラセはたいてい製作者の意図
登場人物のヤラセではない。
偶然の出会い、事故、すれ違い、リアクションの連続性、血縁関係
それを劇中の誰かの企てと考えてたらきりが無い。
AI自体は別に企てを解くことに意味がある作品ではないし、作者のテーマとも関係がまったくない
博士がナンタラってのは、まさに考えすぎ。
思いこんでいる方には何を言っても無駄だと思うので反論はご自由にどうぞ
自分はこれ以上言うことは特にないので、
>>247 そんな一般論を語ったところで何の意味も無いよ。
>>228に対する反論に
全くなってないわけで。
一つ聞くけど、博士がネタバレした時のシーン、ちゃんと観てたか?
それまでの物語を根底からひっくり返す超重要なシーンだ。そこをボーっと
しながら観てて、今うろ覚えで何となく絡んできてるだけなら、飛んだ
お門違いだぞ。
付け加えておくなら
映画における「狂言回し」の役こそが
その物語世界の展開コントロールしている実在の黒幕と勘違いしたらいけないのは言うまでも無い。
>>249 恥の上塗りしてないで、もう一回ちゃんと観ろ。な?
まぁ俺は完全に映画の裏までを読んだウハァwwwwwwwwwww
ってのは2ちゃんのお約束の流れだから
勝手にやってて。
>>251 だから、映画の裏でも何でもないんだって。観れば普通にわかる事
なんだって。
何度でも言う。もう一回ちゃんと観ろ。
もし仮にデビット君が完璧に近い愛を持ったA.Iだとしても
子供が欲しい母親の代用品にはなり得ないだろうな。
自分がいくら老けても子供が全く成長しないままだったら
気味悪くなっていつかきっと捨てたくなるだろう。
254 :
名無シネマ@上映中:05/01/19 22:10:28 ID:Y1qTDuVi
>>249 いやそんなことはみんな分かってるんだけど。
ただそれを承知で映画の世界を現実のように感じられる人間と、あんたみたいに所詮他人の作り話だろ?踊らされてたまるかペッ!っていう冷めた人間と二通りいるわけね。
そしてあんたは後者で、この映画板にいる大多数の人間はたぶん前者なわけよ。
で、両者には越えられない壁があって、いくら議論しても理解し合うのは無理だと思うんだ。
何が言いたいかっつーと、
う ざ い か ら 消 え て
感情を持つロボットという時点で、デイビットはもう不完全な人間な訳。
食事が出来ないのも、いじめられて防御機能が働いたのもロボット故。
デイビットは例え両親に捨てられてなくても、いつかは人間になるために、旅に出ただろうね。
映画を見た限りでは意図的に博士が欠陥を持たせたなんて描写はどこにもない。
全部結果論。
>>255 質問。
この映画において、博士はデイビッドを使ってどういうテーマの
実験をしていた?
>>256 なんだね君は?
馬鹿と議論する気はないよ。
そうだな・・・255に反論できたら返してやる。
200文字程度にまとめてみなさい。
258 :
名無シネマ@上映中:05/01/19 22:41:39 ID:Y1qTDuVi
>>255 うーん0点。
何で捨てられなくても旅に出るわけ?
デイビッドが作られた目的は表向きにはインプットした人間を愛するロボットなわけでしょ?
仮にその目的に忠実に作られたとして、愛すべき人間に必要とされる限りその人間から自分の意志で離れて人間になるために家出するとはまず考えられなくない?
残る可能性は二つ。
@きちんと作ったつもりが失敗作で捨てられた。
A博士が実験のために捨てられるように作った。
@だとすると、博士のブルーフェアリーの仕込みや実験成功の台詞と矛盾する。
従って残る選択肢は一つしかない。
なんでこんなところで引っ掛かるわけ?
259 :
名無シネマ@上映中:05/01/19 22:49:07 ID:Y1qTDuVi
>>258 博士が用意したのは、スタート地点とゴール地点のみ。
デイビットがどういう道を辿ってゴールに到着したとしても、その過程は無数にある。
ミメーマはパラティグマに片思いって知っているかい?
不完全なものは、完全なものに憧れを持つものさ。
それが感情を持つロボットならなお更だろう。
ピノキオはどうして人間になりたかったのかな?
>>257 答えられないなら、答えよう。
博士はデイビッドを使って「愛を持ったロボットは夢を追うことができるか」
というテーマの実験をしていたんだよ。
>>260 >博士が用意したのは、スタート地点とゴール地点のみ。
その実験のスタート地点が「母親に疎まれ、捨てられる事」なわけだ。
言うまでも無く、ゴールは「マンハッタンの博士のもとにたどり着く事」。
Y1qTDuVi氏と同じく、なぜこんな事が解からない人が多いのかが不思議で
ならんよ。前にも言ったが、謎解きですらないんだがな。
262 :
スカリー:05/01/19 23:33:04 ID:slnJ8SF9
てか、外見は抜きにしてデビは成長可能なロボなんじゃねーの?
最終的にデビは人生のほとんどを海底ですごしたから成長するための情報を手に入れられなかったけど
ほかのロボと違って向上心があった(ママに気に入られるために人間になろうと努力して
さまざな方法を模索)それはそのまんま模範的な人間の子供の姿だし、
モニカと暮らしてれば見た目や雰囲気は子供のままでもそれなりに成長したのでは?
っていうか、生まれたときから精神年齢は高そうだったけど
すくなくともデイビッドは愛の対象になりうる器量はあったと思う
ただ”外見”が違いすぎたんだと思うよ
一見人間だけど、中身はロボでわざわざ合成音声機能までついてたり
眠らなかったり、食べれなかったり水の中でも平気だったりするあたりが
キモ過ぎたんだと思う
「知っていて」と「意図的に」とでは天と地程の差があるんだがな・・・。
可能性も@とAだけじゃない、強引な・・。
>>260 スタート地点は、デイビットがあの家にやってきた時から。
イヤ、デイビットの電源が入れられた時からだな。
>>262 そう、彼はどんなに良く出来ていてもロボットだったんだよ。
博士が意図せずともね。
264 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 00:01:30 ID:sDcfnRpV
>>263 >スタート地点は、デイビットがあの家にやってきた時から。
>イヤ、デイビットの電源が入れられた時からだな。
違う。それはあくまで実験の準備段階。
なあ、ひとつ博士の立場になって考えてみようや。
量産型デイビッド(と女の子タイプ)が出荷間近で、最終的な仕上げ段階
である「夢を追ってマンハッタンまで来れるか」というフィールド実験が
達成するのをドキドキしながら待ってるわけだ。そこにおいて、「捨てられ
ないかもしれない、ずっと人間と一緒に暮らし続けるかもしれない」などと
いう可能性を僅かでも残しておくと思うか?
デイビッドがあらかじめ欠陥を持たされて作られたことを否定する人は、
博士の実験テーマを取り違えていると思うな。間違っても「デイビッドは
人を愛し、愛され、一緒に暮らす事ができるか」とかじゃないんだぞ?
仮にもしそうだったら、博士の実験は”大失敗”となる。
とにかく、博士が「実験成功だ!」と大喜びした意味を考えろ。
それが全てを語っている。
266 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 00:09:00 ID:rPAxEpYH
>>263 そんな悠長なことを。
いつ捨てられるか自分から家出(まあこれはありえないわけだが)するか分からないものをただ座して待つのが実験の目的か?違う。
実験を始めた以上早くいい結果が欲しいのが人情というものだ。
もしデイビッドが気に入られて長い間捨てられなかったら?人間になろうと長い間考えなかったら?
まともに作ればその可能性は0じゃない。
だからこそ
>>262の言うような改善しようと思えば出来る無駄な機能をあえて付け、実験スピードを意図的に早めたと考えるのが自然なんだ。
目の前に広い道があるのにあえて細い道を行く。それも時には大事だが、そればかりだと迷子になるよ?
続編は『ジョーとテディの大冒険』です。
なんか、レベルの低い言い争いだよな。
ヒョロは宇宙人かロボットか論争と変わらんぐらいに。
「デイビッド=意図的な欠陥品」と認められない奴は、単純に映画を
ちゃんと観てなかった奴って事で終了だろ。もういい加減次いきたいよ。
269 :
スカリー:05/01/20 00:39:58 ID:An0nGvgF
博士はマッド杉
ほうれん草のシーンもプールの中で一人沈んでるデイビッドのシーンも
電話で遊ぶシーンも
解剖中に平気な顔してるシーンも全部不自然にキモかったのっはそういう意味だったのかもね
270 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 00:45:55 ID:rPAxEpYH
>>268 全く同感。
木を見て森を見ない典型だった。
いちいち映画の中で字幕で説明されないと分からないのかと言いたい。
どちらを選んでも後の展開に矛盾が生じないものは自由に解釈して構わないと思うが、こちらは他の解釈をする余地がほとんどない。
どうしてもというなら自分の脳内でやってほしい。
まあ議論する中で気付くことも多いからそうも言えないか…
んでは、次のお題。
マンハッタンの海上で、ジョーが警察に探し出されてついに捕まった時、
デイビッドは何でお咎めなしだったんだ?警察のヘリを盗み、ジョー逃亡を
幇助したことは、立派な犯罪だよな?
ここがどうにも腑に落ちない点。
272 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 00:56:38 ID:rPAxEpYH
ついでに言うと、ピノキオやアトムの印象に惑わされる人が多すぎ。
部分的に似てはいても所詮別物、あくまでも参考程度に留めるべきで、それを根拠にした反論など愚の骨頂といわざるを得ない。
しかしなんだね。いくらなんでもメシを食えない代用人間はないだろ。
食糧難だから? じゃ何か代わりのもの喰わせろよ。
メシを喰わせる、メシを一緒に喰う、ってとこから愛情が始まるんでないのか。
274 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 01:07:52 ID:rPAxEpYH
>>271 ま、まさか…とは思うが、そこにこだわるということは、君はもしかして夢オチ厨?
いや、違ったら謝るが、もし違うというなら、君の第三部についての解釈を聞かせてくれないか?こんなに意見が合う人がそうだとは信じたくないんだ。
>>271 それは多分デイビットが正規に作られたロボットじゃないから。
おそらくロボットが故障したり、暴れたりしたときの為に、製造者にはロボットの背中に
強力な電磁石のような物でも埋め込む義務があるんだろうよ。
黒服が慌ててハッチのスイッチを押してデイビットを逃がしたところを見ると
デイビットだけがお咎めなしとは思えない。
>>274 違うよw 単純にそこが引っかかっただけ。
第三部については、2000年後、ヒョロ、ブルーフェアリー像の崩壊などは
紛れもない事実。語りかけるブルーフェアリー、クローンママ、再現された
家は、ヒョロがデイビッドの意識に流し込んだ仮想現実と考える。
ちなみに、デイビッド型ロボットには基本的に「愛の対象の死と共に自らも
活動を停止する」というプログラムが施されているように思う。ラストは
人間になったのではなく、そのプログラム通りに活動停止した。その後は
ヒョロによって研究用に解体された(ここは製作者インタビューから)。
>>275 なるほど、全面的に納得。サンキュ
277 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 09:08:11 ID:mJjVO5Rd
仮想現実流してたんなら
物理法則関係ないんだから
母親蘇生が1日こっきりってとこおかしくね?
でもさ、どっちにしてもすごくつまんない映画だよね
>>277 そう思う。わざわざ家建てるより仮想現実を使うだろう、と
思って見てたけど、その点がね。母は還らないと言ってるロボに、
テディが初めて髪を差し出すところ、実際に髪を拾った伏線が生きてる事も。
仮想なら第1部では髪を拾っていない→でも最後に都合よく出てくる、って方が
いいな、これは好みだけど。仮想だったらロボは母が蘇ることも死ななくて
いいことも知っていて、全く反対の嘘をついて1日で終わらせる。
お主も悪よのう、って感じだ。何の意図か知らんが。ちょっとは幸福を
味わって欲しかったが、ずっと付き合うのはタルかったのか。
それにしても人間がロボットを愛することも、ロボットが人間になることも
わかり合うこともキッパリ否定した、CMの印象とは正反対の映画だった。
最後のヒョロだけが優しかったな〜。人間のコピーから遠ざかるほど
愛に近づくということか。
食うこと、眠ること、笑うこと、怒ること、嫉妬すること、
人に愛されたいと思うこと、夢を観ること。。
ロボットがいかに進化しても人間だけが持ち得る感情を
あたかも人間であることの証明のように思ってしまうけど、
人間が何の疑問も持たず無条件に素晴らしいと考えている
「愛」に代表される感情や欲求は、
人類の進化に於いては何の役にもたたないどころか、
いずれは滅びる原因にすら成り得る、ってところか。
感情を捨てアイデンティティを捨てた(ように見えた)未来のロボットが
人類が生き残る条件なんだとしたら、生きるってことはなんて虚無なことだろう
と深く考えさせられたよ。
人類を傍観して観ている視点とか、手塚の火の鳥にテーマが似ているね。
281 :
名無シネマ@上映中:05/01/20 14:00:16 ID:sKYTZGe5
5行以下にまとめろお前ら
Love is destructive.
>>277 デイビッドにとって、たった一日でも十分だったんじゃないか?
ヘリの中での2000年=一日と捉えるような感覚なら、逆もまたありえる。
彼にとっては、あの一日は無限とも思える充実したものだった気がする。
>>280 まあ、それはあくまでキューブリックの思想だからね。同調するのもいいが、
無理に付き合うことも無い。
233 名前:名無シネマ@上映中 メェル:sage 投稿日:04/09/17 17:02:57 ID:MNnSLby3
>>231 最後の部屋の中のシーンはイメージ転送だと思う。
デイビッドの脳からあんな簡単にメモリーを吸いだせる(手をかざすシーン)のなら
逆に直接イメージを送るのも簡単だろうし、わざわざあんな部屋作らないでしょw
再生したブルーフェアリーの所は現実かもしれないし、イメージ転送かもしれない。
これも動くブルーフェアリーを簡単に作れるとは思えないし、直接イメージを送る方が
おそらく簡単だろうから。
ただイメージ転送の場合、テディの脳もリンクさせているのかな?
でも自分としては、再生したブルーフェアリーの所は現実と考えるとスッキリする。
なぜなら最後の部屋のシーンだが、
デイビッドの記憶だけでイメージを作ると全てが部屋のように滲むけど、テディが
髪の毛を差し出した事(=現実)により、ママの「外見だけ」はほぼ完全に再現出来るから。
だからママだけは部屋と違い鮮明。
ただママの記憶は再現されないので、仕種なんかはデイビッドの記憶から再現し、
記憶以外は適当に辻褄合わせて未来ロボットがイメージを作り上げた。
これで「記憶は無いけどデイビッドに対してはナゼかやさしいママ」の出来上がりw
あり合わせで作ったのでそのうちボロが出るから「一日だけ」の限定付きw
>>285 その捉え方だと、ママは体だけクローン再生されて、行動はデイビッド
の願望を反映して操り人形のように動かされているって事か。
思いっきりダークだな。好きだけど…w
>>265 想定外だったからだろう
オマエさ映画の中の人間のリアクションも読めなくなったらオシマイだよ。
>>287 はあ??
じゃあ博士の想定してた結果って何だ?デイビッドの行動はそれをどう
外れたんだ?
自分の意見も言わず、他人の否定しか出来なくなったらオシマイだよ。
博士がどこまで入念に仕組んだのかはわからないな。
少なくとも捨てられる為に欠陥品をわざわざ作ったとは思わない。
ただ現時点の社会の中ではそう単純にはデイビッドを受け入れることができない
だろうことは予想していたはず。
博士なりの想像しうるデイビッドのその後のいくつかの行動を予想し、
先々にヒントを用意しておいたんだろう。
その博士の予想の中でも一番意外で理想的な行動をデイビッドが辿ったことを
博士は喜んでいたんだと思うな。
>先々にヒントを用意しておいた
ごくろうなこったなw
>>290 学会に発表するぐらいの重要な実験ならそれぐらい準備するだろう。
デビッドから情報を取るなら複数のモニターを用意して監視した方が良かった。
たった一つのデビッドが想定外の行動をしても、全部のデビッドがそうするのか
それとも全てのデビッドが違う行動をとるのか、結果は全く違ってくる。
これは現実の実験でも同じだよ。
>>291 久々オウム真理教の人みたいなのと遭遇したわ
サ ヨ ナ ラ 偏 執 狂 さ ん。
また再燃かよ…
>>289 デイビッドが欠陥品であることを前半であれだけ見せられて、さらに
博士のネタバレ台詞があっても、まだ理解できない?
ズラリと並ぶ量産型デイビッド(人間と暮らすのに不都合の無い、完璧版)
を見て、身投げするほどの絶望を感じた主人公の心情はどう受け取った?
博士は研究に関しては徹底的に合理的で、冷徹だよ。それは実験が終わった
後の、デイビッドの放ったらかしを見てもわかること。曖昧な要素は可能な
限り排除してあるんだよ。唯一のアクシデントはジャンクフェアだ、という
告白もしている。
>>296 いや、核心部分は
「博士は意図してデイビッドに欠陥要素を仕込み、捨てられるように作った」
って所なんだよ?そこで意見が食い違ってると思ったんだが。
>>297 そう「わざわざ」ってところに関しては俺はそうは思っていない。
その時点の研究成果として欠陥があることは承知していただろうが、
その欠陥からどういう事態が起きるのかを予測しての実験なんだと思っている。
では映画で描かれた欠陥要素を排除したらデイビッドは捨てられなかったのか?
結局ロボットだからという理由で捨てられたんだと思う。
というかこの映画はそういう結論に描こうとしてる。
ヒソヒソ
偏執狂どうしをヲチさせてもらおw
>>298 そういう段階の実験ではなかったと思う。
「”母親に愛されるために→人間になりたい”と思考し、その”夢を追いかける”
ことが出来る」のを確認するための、最終的な段階のものだったはず。
なにしろ、量産型はすでに箱詰めされて出荷間近だったんだから。
むしろ、デイビッドが自発的に想定以外の行動を少しでも取ったら、その
時点で実験は失敗、即中止になっただろう。
意見だってさw
ヒソヒソ
>>300 まぁ概ね同意してるよ。
ただあえて欠陥を送り込んだとなると、やはりこの映画のテーマが
ぐらいついてくるとは思うんだよね。
デイビッドの進化したより欠陥のない製品だったら人間と協調しながら
社会に溶けこめた可能性を残してしまう。
デイビッドはこの時点でもっとも人間に近いロボット代表なのだから
それがどんなに完璧であろうと人間はそれを排除してしまう性質のものだ、
ってところが重要なんだと思うんだよね。
ププw
>>303 >デイビッドはこの時点でもっとも人間に近いロボット代表なのだから
これは、この映画の落とし穴だよ。デイビッド本人も観客もそう思わされて
いただけ。それによって、博士の言葉でのどんでん返しがショッキングな
ものとなっている。
ちなみに、デイビッドの欠陥と映画のテーマはいまいち関係してないと思う。
それよりも、完璧なはずの量産型が出荷され、世界中の家庭に「愛し、愛され
ることのできるロボット」が行き渡ったはずなのに、人類は絶滅する。
ここがもう一つの大きなどんでん返しであり、同時にテーマに繋がる要素だろう。
>hz7uCouf
>あえて欠陥を送り込んだ?
>量産“完璧系”?
>完璧系を見たから自殺?
↑妄想乙。
>>306 反論したいなら論を述べろ。幼稚園児なのか?
>落とし穴だよ。
だってさヒソ砒素w
このスレにはもう一回観直せって言う人がいるけどさ
ごめん、アレ二回も見たくない
そこで聞くんだけど何回も見てるって人は楽しいの?
この映画の何に魅力を感じるの?
>>309 だよな。
とか言うと偏執狂の人達に叩かれちゃいそうだw
>>309 二回も見たくない、っていう人は、この映画に積極的に関わりたくない人だと思うんだけど、
ところで、そういう人がこのスレを読んで楽しいの?
このスレの何に魅力を感じるの?
愛し愛される欠陥無しのロボットってどんなだよ?
HMX-1(ry
何に関してもアンチという人種は、浅はかで幼稚なことよ。
文句言うことが唯一の幸せってか。
欠陥ロボットよりも始末に終えんな、欠陥人間ってのは…。
ふむ、お前らが言うヒョロのシーンは疑えば切がない。
舞台が2000年後とイキナリ飛んだ上、現実味のないCGだらけのシーンだったからな。
素直にヒョロとやらの説明を真に受けて問題はないだろう。
それよりも、2000年間凍りつけにされていたにも関わらず普通に動き出した
デイビット君には笑ったが。
デイビット君の欠陥についてだが、これはロボットというより
人間としての欠陥だ。
食べれない、寝ない、酸素が無くても死ねない等ね。
同じ最新型である黒服や、デイビットを見た人の反応からも、彼の完成度の高さは分かる。
ロボットとしての欠陥があるなら、それはつまり自我を持ってしまったこと。
博士が技と 両親やデイビット自身にロボの面をアピールしたいなら、もっとアカラサマなことをしてるはず。
>>315 真のアンチは曲解論を展開してる偏執者の側。
>>316 ロボットの欠陥のアピールとして、人間の子供を殺しかける以上の
「アカラサマなこと」って一体何だ?
博士が技と捨てられるように作ったと主張する人はなんだかな・・・
そもそもデイビット君が両親から捨てられた理由はなんだ?
物が食べられないから? 眠れないから? 声がおかしいから?
>>318 それは事故だろ。
それすらも、デイビットが捨てられるようにと博士が仕組んだことだとしたら、話は
別だが、映画を見た限りではそんな描写は無い。
特に295は大問題だ。
あのシーンでデイビットが身投げした理由を履き違えてはいけないだろう?
>>295 デイビットが身投げしたのは、
博士から、ブルーフェアリーの話は自分が仕組んだもので、作り話であることを聞かされ、
さらに、たくさん並べれた出荷直前?の自分の兄弟たちを見て、現実を突きつけられたからだ。
ようは、自分が、人間になれるという望みを絶たれたから。
決して自分が不完全な欠陥品ロボットだからではない。
偏執狂タンの狙いどーりにママに気味悪がられ危険視されてたら
ガキが帰宅する前に、そっこー返却消去なのでは?
おまけに、ガキが溺れ死んだ日にゃ訴訟&開発STOPですよ
故意に欠陥品を渡してたとバレたら会社潰れますw
そんな浅はかなエリート博士様は居ないと思いますよ
エリート博士様お喜び杉の件に関しては、
失った我が子を投影していたからでは?
モニタリングなんざ巧くいって当たり前ですからw
うん、そうだね
博士は自分の息子を生き返らせたかったのだろうよ。
それから博士はデイビットに、「君は世界に一人だけだ」、とも言っている。
あの箱に詰められたデイビット達はデイビットに破壊されたプロトタイプの
デイビットではないかと推測する。
ん・・・デイビットは人の子供だよな・・勝ってに黙って大量生産するつもりか・・。
>321の言うとおりで、会社潰れちゃいますw
実験は出荷した時点から始まっていたのは確かだが
捨てられるのも織り込み済みだったとする意見には無理がある。
だって、捨てるのは生身の人間だよ?まずコントロール不可能。
ただ、捨てられたと言う偶然の産物を利用したに過ぎないだけで
そのまま回収せずに放置しただけ。
自殺の件も
>>320の言うとおりだね。
つまり、望みが断たれ絶望したんだな。
自分は唯一ではない、何体でも複製可能な単なるロボットだと理解したから。
それと重要なのが、身投げした時点で実験は失敗。
開発陣はそれに落胆して一号機は海底に放置した。
なぜなら、自殺するロボットは不良品。出荷は絶対無理。
出荷直前の梱包済みロボットも当然廃棄で造り直し。
あっそうかもな、>322読んで気が付いた
出荷直前の梱包済み云々の件は取り消し
所詮、整合性なんてないよデイビットを中心とした寓話だから。
出荷した時点っていうのもおかしいか
そもそも試作機なんだし
おいおい、昨日と打って変わって「捨てられたのは偶然」派の勢いが凄いな。
じゃあ誰でもいいから聞くけど、
もしデイビッドがいつまで経っても捨てられなかったら、博士の実験は
どうなってる?出荷直前の量産型デイビッドを研究所に並べたまま、
博士と研究員たちは延々とデイビッドをモニタリングし続けるわけ?
何年も何十年も?
ついでにもう一つ聞く。
博士は意図的にデイビッドに欠陥を仕込んだんじゃないというなら、
可能ならばあの家庭で長く一緒に暮らせればいいと考えていたのか?
そういう実験だったのか?
>>327 これが全て作られた物語ってことを忘れてるようだ
すべては「お約束」。
AIはリアルドキュメントでもなけりゃ記録フィルムでもねえよ。
昨日の少数派は俺だな・・・。
>>327 いや、デイビットは自我を持ったロボットだ。
ある程度には知能も精神も成熟したね。
そんな彼が遅かれ早かれ、人間になりたいと強く願うことは、
博士も製作者も予想(期待)していたのでは?
>>328 それは絶対に違う。
何を見てたんだ君は?
はぁ、タイプするのも阿呆らしいと思っただけさ。
青白い顔をして「何を言ってるんだ、き、君は〜」
って追い詰められてる人の演技を思い出す罠。
>>330 >そんな彼が遅かれ早かれ、人間になりたいと強く願うことは
それには一体どれくらいの期間が必要なんだよ。
デイビッドのあの調子じゃあ、数ヶ月ってことはないよな。それこそ何年
かかるのか分かったもんじゃない。そんな悠長な実験を、あの博士達が
行うと本気で思う?量産型は箱詰めまでしてあるのに?
お解りのように博士がモニタリングしていたのは、あくまで
「デイビッドが”母親に愛されるために→人間になりたい”と思考し、
その”夢を追いかける” ことが出来るかどうか」だ。そのことに
異存はないよな?とすると、その実験過程において「母親に捨てられる」
という事が絶対必須条件である事は火を見るより明らかなはずだ。
335 :
334:05/01/20 23:54:29 ID:+TfTtD6K
日付が変わるので、数字コテハンにしとく。
>>333 残念ながら俺と君とでは知力に差がありすぎて議論にもならんよ。
さっきまで面白い人がいたのにな・・・。
>>334 では聞くがデイビットのどこが欠陥品だったの?
また偏執狂ふたりに戻ったな
ヲチヲチw
>>334 もっと大きくこの映画を観ようぜ。
ディビッドの実験の例は博士が仕組んだから起きた特異な事件では
映画としては成り立たないんだよ。この家庭で起きたことはその後
生産されるロボット全てに起きうるであろう出来事を象徴的に描いているわけだ。
今後この世界でロボットと人間の関係が築かれなかった「理由」を
デイビットが体現して見せているとは映画から思わなかったかな?
>>316 > ロボットとしての欠陥があるなら、それはつまり自我を持ってしまったこと。
うん、完全同意。
>>337 君昼間もいたね。「偏執」って君のような人を一般的に呼ぶんだと思うが。
339 :
334:05/01/21 00:10:46 ID:6qYOQdC1
>>336 質問に質問で返すのかよ。まあいい。
これも今までに何度も書いた事だが、デイビッドの欠陥は
食べ物で顔が溶ける、善悪の判断がつかず寝室に忍び込んでママの髪を切る、
感情の抑制が効かず子供を掴んだままプールに沈む。主にこの三つ。
危険行為が導き出す結果は言うまでも無いが、顔が溶ける、というのはわざと
嫌悪感を催させるものでしかない。本当のアクシデントなら、吐いたり、
機能不全に陥るぐらいが関の山だが、あれは明らかにそう作ってあるとしか
思えない。俺の質問(
>>334)にも答えてね。
>>338 >この家庭で起きたことはその後
>生産されるロボット全てに起きうるであろう出来事を象徴的に描いているわけだ。
違うと思う。
あんな単純な問題行動などは、本来ならロボットが犯すような事じゃない。
その程度の問題すらクリアできてないのなら、育児ロボット(ジャンクフェアで
一緒に居た)なんて、絶対に存在しえない。人間とロボットが共存できなかった
というのは、もっと深い部分での問題のはずだ。言わば「愛」の問題。
>>338 ぷはwwwwwwwwwwwwww
そういうオマエはどうなんだ(爆笑
>>339 >言わば「愛」の問題。
だから感情を植え付けられた第一号機であるデイビッドで、人間との摩擦が起きたわけだろう?
342 :
名無シネマ@上映中:05/01/21 00:14:14 ID:CpwvT7Yw
モニーカ:ごめんなさい博士。。。実は約束を破ってデイビッドをコソーリ
逃がしちゃったの・・・
博士:まじで??!だめじゃんモニカちゃん・・・んも〜〜・・・ん?でも
これは考えようによっては面白いことになりそうだぞ!でかしたモニカちゃん!
モニーカ:はぁ??ポカーソ
>>340 おまえ言葉が足りないよ。会話したくても何言いたいのかまったくわからん。
344 :
334:05/01/21 00:17:13 ID:6qYOQdC1
>>341 だから、それはデイビッドが数々の問題行動をとったからだろう?
何を聞いとるんだ?
>>342 そんな馬鹿な奴は博士になんかなれない、と思うw
俺が言いたいのはコレだけだ。
オマイラ
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□■■■■■■■■■□□■■■■■■■□□
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□□□■■■■■□□□□■■■■■■■□□
□□■■□■□■■□□□□□□■□□□□□
□■□□□■□□□■□□■■■■■■■□□
□□□□□■□□□□□□□□□■□□□■□
□□□□□■□□□□□□□□□■■■■■□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ヲチにあきれて止まると思ってが偏執狂には無駄だったみたいだな。
>>344 数々の問題行動を起こさなかったら、人間とうまくやっていたと思うかい?
ディビッドがそうだから捨てられたのであって、欠陥を修正すれば
人間から愛されたと思う?
>>338 ふむ、見事な切り口だな。
まったくもってその通り。
この映画のテーマを良く把握しているね。
>>334 ・・デイビット訓の問題行動と言うがね・・
それは彼に感情があり感情の波がありからだとは思わないか?
子供と同じさ。
それすらも欠陥と言うのであれば、そもそもこの実験をする意味がない。
348 :
334:05/01/21 00:35:00 ID:6qYOQdC1
>>346 とりあえずデイビッドが捨てられたのは、ごく基本的な問題行動のため。
もしその欠陥を持たなかったとしたら、少なくとももっと長い間あの家で
暮らせていただろう。
ただ、その事と「人間とロボットが愛し、愛され共に生きていく事ができるか」
は全くの別問題。
>>347 感情が備わっても、それを抑制する事の必要性などというのは当たり前中の
当たり前の話。
「感情が備わったロボットは危険になるから人間とは暮らせない」…
こんなチープなテーマの映画だったら、俺はこんなところで熱く語ったりは
してない。
349 :
334:05/01/21 00:38:03 ID:6qYOQdC1
で、さっきまでのAvxg2p6hはどこ? 俺の
>>334への答えがまだなんだが。
>>348 つまりディビッドの行動にはどこかに目標になるべき到達点があって
そこに到達していない故に起きた悲劇だと思っているんだね。
で、それがこの映画中に描かれる理由は?サスペンス要素の味付けかい?
>全くの別問題。
別問題と言わずに続きを語ってよ。それこそがこの映画が描こうとしてるところなんだから。
2000年後の世界を映像化したスピルバーグ(&キューブリック)が泣くぞ。
2000年後は不要だったな。
せっかくデイビットが感動的な最期を遂げたのに、
ヤスヤスとヒョロに復活させられて萎えあ。
2000年間も凍りつけにされて故障一つしないなんてそれこそファンタジー。
もっと単純に、続きはデイビット君の夢の中でよかった気がするな。
ブレードランナーでは
自分を作り出した人間(いわば創造主だわな)を見つけ出して殺すよね
ロボットをあmりに自分に似せ過ぎて作るとと危険だよな
353 :
名無シネマ@上映中:05/01/21 00:49:16 ID:qxuh4CYi
354 :
334:05/01/21 00:53:46 ID:6qYOQdC1
>>350 >つまりディビッドの行動にはどこかに目標になるべき到達点があって
>そこに到達していない故に起きた悲劇だと思っているんだね。
>で、それがこの映画中に描かれる理由は?サスペンス要素の味付けかい?
全く違う。
もういい加減繰り返し説明するのも面倒なので
>>228を読んでくれ。
別問題のほうは「別」の話なので、この論争が終わってからゆっくり語り
合おう。まずこっちのお題をちゃんと消化しとかないと、また何度でも再燃
するのが目に見えている。
誰かが俺を呼んだ気もするがまぁいいや、おやすみ。
外見上どんなに精巧に作り上げても
どんなに優秀なAI積んでも人間は永遠にロボットを愛せないだろうね
>>354 >全く違う。
全く違くないように読めるんだけど。物語を進めるためのキャラクターの動機の分析?
まぁディティールや博士の行動原理が気になるのもわかるが、
テーマを踏み外さないようにしような。
「別」と避けている方が本題だから。しかも全然別なんかじゃないし終始無駄な
シークエンスはないと思う。
寝るからまた今度話そうか。
子供ロボットを大量生産しているのがヘンだよ。
あれじゃテディと変わらないじゃないか。
あちこちに同じ物が動き回ってちゃ愛着なんて抱きようが無い。
あれも博士のお遊びなのかな。
359 :
334:05/01/21 01:21:34 ID:6qYOQdC1
>>357 この話は”映画のテーマ”とは全く関係無いんだってば。
博士が出てきてネタバレした段階で、「なんだ、デイビッドの今までの
道筋は全部(捨てられた事も含めて)仕組まれていたことだったのか…」
と気付かされるってだけの話。それ以上でもそれ以下でもない。
360 :
334:05/01/21 01:26:31 ID:6qYOQdC1
なぜデイビッドの欠陥を”映画のテーマ”に結びつけようとしたがる人が
いるのかがさっぱりわからんよ。むしろ、あんな単純な問題行動を起こす
馬鹿ロボットが主人公な時点で不安を感じ、博士によって仕組まれていたと
バラされた時点で「なんだそうか」とホッとするのが普通だと思うが。
そんなくだらない事がテーマの映画じゃないんだ、と気付くわけで。
>>359 >>360 なんだ、君の発言をかっていたからフォローしながらも会話してたのに、
そんなくだらない視点でこの映画を観ていての書き込みだったのか?まったくの論外。
じゃぁなぜ俺の「サスペンス要素の味付けかい?」を否定したんだ?そのままじゃないかよ。
アホか。寝る。
362 :
334:05/01/21 01:44:40 ID:6qYOQdC1
>>361 何がどう
>くだらない視点
なのかの説明が皆無なのでさっぱり解からん。
「何でデイビッドはあんな馬鹿な行動ばかりするんだろう?」と思わせる
ことが「サスペンス要素」と言うのなら、そうかもな。そんなたいそうな
ものでもないと思うが。
363 :
334:05/01/21 01:53:09 ID:6qYOQdC1
いやしかし、映画の途中で観客に「これ、クソ映画?」と不安がらせることを
「サスペンス要素の味付け」って言うもんかね?なんか違う気がするぞ…
>>334 横やり失礼。
貴方の言うデイビッドの欠陥について、
食べ物で顔が溶ける
>欠陥と言うよりは、なにか技術的な限界みたいだけどね。
あれだけ精巧なロボットをつくれるのだから、なんとかなりそうな気もするけど、
欠陥と言うよりは、課題のひとつに思える。
善悪の判断がつかず寝室に忍び込んでママの髪を切る
>行動自体は、自我の不安定な人間の子どもでも容易に起こりえる。
欠陥より、むしろ人間そっくりの行動にさえ感じられる。
感情の抑制が効かず子供を掴んだままプールに沈む
>これもリアルに人間っぽいと思うな。
まあ、なんというか、子どもらしいロボットという意味では、かなり優秀だと思うんだけどね。
365 :
334:05/01/21 02:57:27 ID:6qYOQdC1
>>364 確かにそう取れなくもない。そして、まさにそこがミソなんだよ。
「些細な技術的問題、または子供ゆえの間違いだ」「許してやるべきか」
「しかし、得体の知れない部分が多い」「やはり危険かも」「子供を
殺されてからでは遅い」「博士の元に返せば廃棄処分だ」「それはあまりに
可哀相」「ならばせめてこっそりと捨てよう」…
里親にこういった葛藤をさせ、その結果「捨てる」という行動を選ばせる
ようなつくりになっている。出来すぎだ、考えすぎだという意見もあるだろう
けど、実際この映画は本当によく考えられて出来ているんだよ。いやマジで。
おそらくキューブリックの力だと思うけど。
最新50レスまでざっと読みましたが
ここは三原則の素晴らしさがとてもよくわかるA.I.ですね。
普通の労働用ロボットとしてならディビッドは明らかに欠陥品なわけだが
愛玩用として見るなら話は少し変わってくる。
子供ってのは欠点だらけだからこそ母性本能をかきたてられるわけで
コンセプトを考えればあの行動パターンで正解なんじゃないかと。
マーティン抱えてプールに沈んだ時だって人力で引き剥がせたし
力の抑制がきかずに胴体グシャーなんてことにもならずに済んだし。
身体能力も人間の子供並に抑えてあるなら
人間の子供と同じように気をつかってやれば大丈夫だろ。
取扱説明書にはきちんと注意点を書いておく必要があるがな。
連続レス失礼。
>>334 そこでマーティンの回復ですよ。
実の子供のマーティンが帰ってくれば母親の愛情もそっちに移るわけで
そうなれば捨てられる捨てられないに関わらず
母親に愛されたいと願うようになるんじゃないかと。
マーティンが帰ってこなくても、両親の心は
いずれはデイビットから離れていっただろうね。
一時の気の迷いでロボットに逃避することはあっても、
まともな人間なら、そう長続きするものじゃないだろう。
どんなにがんばっても所詮はロボ、生身の人間とは違う。
369 :
名無シネマ@上映中:05/01/21 16:30:37 ID:BVLglj6A
>>367 なるほど言いたいことはよく分かる。
しかし、人間になりたいと思い、それを実際に行動に移す、つまり家出をしてブルーフェアリーを探しに行くには、やはり捨てられるというきっかけが必要じゃないだろうか?
デイビッドが捨てられた原因は、厳密には息子が帰ってきたからではなく、「意地悪な」息子に対抗意識を燃やしたことじゃないだろうか?
そして息子に事故とはいえ危害を加えそうになったため「やむを得ず」捨てられた。
博士は息子が意地悪なことまで計算に入れて息子を治療したのだろうか?(あの博士なら息子の人格改造をやった可能性もあるが、家族が違和感なく受け入れるほどピンポイントな人格改造までは…バレたらそれこそ会社が潰れる)
もしまともに作ったデイビッドが性格が良かった息子と兄弟のように仲良くなり、母親がもう一人の息子のようにデイビッドを思うようになる。
そしてデイビッドは家出をしない、もしくは長引き実験に支障をきたす。
そういう可能性を博士は考慮し、デイビッドに欠陥を仕込んだのではないだろうか?
370 :
334:05/01/21 16:35:10 ID:LjtYpvS0
>>366 だから、そういう風に「デイビッドの行動は是か非か」から考えるんじゃ
なくて、「博士の実験計画はどこまで練りこまれてあったか」からを考え
ないと映画の考察にはならないんだって。個人個人の常識や道徳観はこの際
どうだっていいんだよ。
なんか、「デイビッド=意図された欠陥品」を否定したがる人は全員、
前半の家庭内での出来事のみ観て語っている気がする。全ての黒幕である
博士の企みの詳細を知る事で、やっとそれまでのデイビッドの行動の意味が
理解できるんだよ?
>最新50レスまでざっと読みましたが
自演キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
どっかで見かけたような展開になってまいりましたw
つか、夢オチ厨も334の自演だったんだろ?
いいかげん白状しるw
これほどのキ印が過疎スレに2匹も住んでたなんてありえないぞ
372 :
334:05/01/21 17:01:50 ID:LjtYpvS0
以前、デイビッドの欠陥の現れとして
>食べ物で顔が溶ける、善悪の判断がつかず寝室に忍び込んでママの髪を切る、
>感情の抑制が効かず子供を掴んだままプールに沈む。主にこの三つ。
と書いたが、
このうちの「善悪の判断がつかず」と「感情の抑制が効かず」を強調して
描かれているシーンがある。それはマンハッタンの研究所にいた、もう一人
のデイビッドを椅子で殴り殺す(壊す)ところ。これを「子供特有の暴力だ」
とか「逆上してるから」で済ませてはいけない。そのあまりの異常性に、
ジョーとテディは思わず逃げるという描写がある。明らかにデイビッドが
欠陥を持たされている事を描いてるシーンだ。そして、その直後に部屋に
入ってくる博士の落ちつきっぷりがまた好対照。博士はデイビッドが持つ
異常性を知り尽くしていることを明確に示しており、意図してそう作られて
いる事を確信できる。
>>371 煽る前に、誰と誰が言い争ってるのかをちゃんと確認しろ。恥ずかしい奴め。
以前は夢オチ厨(=334)と言い争ってたくせに。恥ずかしい女又め。
夢オチってなにが?
375 :
334:05/01/21 17:12:03 ID:LjtYpvS0
>>373 何を言ってるのかまるで解からない。
俺(=334)が、夢オチ厨(=334)と言い争っていた??
俺が二重人格だと言いたいわけ?
うわっ 真性だ
じゃーなw
377 :
334:05/01/21 17:31:23 ID:LjtYpvS0
>これほどのキ印が過疎スレに2匹も住んでたなんてありえないぞ
どうやら、ありえたようだ…w
なんでそんなに「欠陥仕込みありき」に拘るの?
それは絶対ありえない
実際、息子がプールで溺れかけてるし、
わざと欠陥なんて仕込んだら法的に製造者責任を問われてしまう。
博士だってそんなバカじゃないよ。
それから博士はある程度自信を持ってデイビット1号機を送り出している
「ほぼ完成段階の人型ロボットの最終モニタリング」←これを博士は実験と呼んでいるだけ 。
ねぇ、もうこの話題はやめないか
もう飽きた。
380 :
334:05/01/21 17:48:38 ID:LjtYpvS0
>>378 むしろ俺にしてみたら、何でそんなに「デイビッド=意図的な欠陥品」を
否定したがるのかが解からない。
無論、博士側もリスクは承知しているだろう。それゆえに表立っては絶対に
口にしないし、実験内容においても非常に巧妙に違法性を隠蔽してある
(
>>365参照)。
博士の実験テーマをもう一度思い出してくれ。
「ほぼ完成段階の人型ロボットの最終モニタリング」だけなどではなく、
もっと特殊なものだ(
>>300参照)。
381 :
334:05/01/21 17:51:51 ID:LjtYpvS0
>>379 同感。俺もすべて説明済みだ。
いいかげん理解・納得して欲しい。
正直どこが叩かれたのかわからなかったので全レス読み返してみたら
なんとなくわかったような気がしましたよ。
>>367はジョークのつもりだったんだがスマソ。
捨てられる事が必須であり、その成立条件が限りなく低いんなら
殺人のリスクを負うよりも、母親役に女優を使うべきだったのでは?
384 :
334:05/01/21 18:16:34 ID:LjtYpvS0
>>383 >その成立条件が限りなく低いんなら
低いとは思わない。恐らく劇中の博士もそうだろう。
難病を克服した血を分けた我が子を、
再びスーパートイの危険に曝す母親がいるかよ
それとも君は、施設とかで育った子なの?
386 :
334:05/01/21 18:47:35 ID:LjtYpvS0
>>385 だから捨てる決心をしたんだろう?
何聞いとんの?
捨てねーだろ
それ以前に同居させねーよ
388 :
334:05/01/21 19:03:11 ID:LjtYpvS0
>>387 頼むからちゃんと映画見てくれ。
デイビッドが家に来た時は、まだマーティンは昏睡状態
→マーティンが復帰してからデイビッドの問題行動が顕著に
→デイビッドを捨てる決断に至る。
もう残ってる否定派がこのレベルなら、結果は出たものとしてこの話を
終わらせていいかい?>ALL
こんな映画なんかどーでもいいんだよ
人命を危険に曝す実験計画に何の疑念も抱かないなんて異常だ
真性どころじゃ無いぞ、本物だ
願わくば社会に出てこないでくれ
間違っても○菱自動車には入るなw
390 :
334:05/01/21 19:15:58 ID:LjtYpvS0
>>389 出ちゃったよ、こんな映画どうでもいい発言…w
ちなみに、俺は博士のことを完全合理主義で冷徹、さらに言えばMADも少し
入ってると思っている。表向きこそ温和で人情深く感じさせているが、
それは罠(あるいはスピルバーグマジック?)。
いや、俺の爺さんに対するイメージはちょっと違うな。
本当はとても優しくて良い人だったんだけど、愛する息子を
失って、少しだけねじが外れてしまったんだよ。
392 :
334:05/01/21 19:41:26 ID:LjtYpvS0
>>391 その印象は、すごく的確かもしれない。
息子を失う前と後で変わってしまった可能性は高そう。
映画では後のほうしか描かれていないから、推測に過ぎないけど。
ところで、博士は爺さん呼ばわりされるような歳じゃないぞ(50前後?)。
もーいーから次いけよ
捨てたデビがヒョッコリ戻ってきたらどーすんだ!とか言わないから
博士が狂ってたんなら母親も狂ってたでいーからw
394 :
334:05/01/21 19:55:06 ID:LjtYpvS0
>>393 なんでママが狂ってるんだよ?
映画ちゃんと観たか?
>>388の俺の説明を読んだか?
ここでやっぱり「こんな映画なんかどーでもいいんだよ 」と思うなら、
去れ。
博士も母親も、愛する対象を失い、
行き場の失った愛をロボットにぶつけた。
そうすることで心の平静を何保とうとしたんだろう。
「代償」って奴だ。
その時点で二人とも、まともな心理状態ではなかった。
現に父親はデイビットを初めから快くは思っていなかったし、
母親も、息子が生き返ると、次第にデイビットから心が離れていったしな。
あの博士はどうだろう・・・しぬまでロボにとりつかれたままか・・あるいは・
396 :
334:05/01/21 20:29:22 ID:LjtYpvS0
>>395 ママの心情に関してかなり誤解があると思う。
デイビッドに対して最初は拒絶し、恐れ、戸惑い、だが少しずつ情が移って
いき、息子の代わりを欲する気持ちが高まり、プログラムを作動させ「母親」
になる決心をするに至るわけで。
そして、その心の変化が実に繊細に描かれているために、とても感情移入
しやすいキャラクターになっていると思う。デイビッドを置き去りにする
シーンでの彼女の心の葛藤は、かなり胸にくるものがある(俺はここで一番
泣いた)。
デイビット君の顔がブッシュ大統領に似てきたことについて・・・
映画の解釈なんて人それぞれでいいと思うんだが。
うん。
ググって見てきたが確かに似ててワロタ。
IDがAIキター!
俺、神!神!
>>402 おめでとう!
これで君も立派なデイビット君だ
喜びたまえ!
334よ、
『母親が捨てたという事実は博士の当初の計画通り』みたく、常識では考えられない
妙な解釈をし、それを正当化するために必死に屁理屈を並べ立てたりするから
君が奇怪にうつるのだ。それでは聞くが、旅に出るきっかけとしては、家出でも良かったのでは?
で以下俺の妄想。>デイビットが人にないりたいと思考する。
これこそが、博士がデイビットに最も期待するところであったと、俺もそう思う。
確かにそうなんだけど、そこに「デイビッドが意図的な欠陥品」である必然性は無い。
むしろ設計図どおり、正常に動いたとみるべき。もろもろのトラブルは
『結果的に欠陥が露呈した』『結果的に家族を危険に晒してしまった』に過ぎないと思う。
故に、>母親がデイビッドを捨てる決断に至る。これは偶発的な出来事と捉えていいと思う。
なぜなら、あの状況で母親の選択肢は『そのまま返品』でもおかしくなかった筈。
母親(生身の人間)の意思をコントロールすることは、いくら博士が優秀な頭脳の
持ち主であったとしても、それは無理というもの。
>デイビットは自分探しの旅に出る。これは博士の思惑通りであったかどうか、
少なくともデイビットが捨てられる以前の時点でこれは定かではない。
なぜならば、自分探しは物理的な旅という手段を取らなくても
可能であるから。何も家族と別れなくてもよい。青の妖精の存在は人になりたいと
思わせるための呼び水にするために用意したに過ぎない。
しかし、現実にデイビットは旅に出てしまった。ここで頭の回転が速い博士は
母親がデイビットを捨てた状況を絶好のチャンスとみて、第二の実験を思い付く。
それはあえて回収せずにデイビットを泳がせるという実験。時系列的にはここから
『後付けの第二の実験』が始まったと俺はみる。青の妖精へ導くのもこの時考え付いた事である。
334の主張する『欠陥は織り込み済みで、博士が全ての「状況」をコントロールした』とかでは全然なくて
確かにデイビットが常に監視下にあったのは紛れもない事実だけども、偶然がいくつか重なり合って
それに臨機応変に対応した結果が、あのような話の進行になったと俺は考える。
てか、この話、もう終わってるのか、そうか、まあいいや
この映画は「あーいー」なのか「えーあい」なのか
>泳がせるという実験。
を匂わせてる演出って劇中にあるの?
407 :
334:05/01/21 22:23:06 ID:LjtYpvS0
この期に及んで
>>404のような無理解な者が出てくることは予想していた。
が、いい加減同じことを繰り返し言い続けるのは飽きたよ。やろうと思えば
全ての返答をこのスレのレス番リンクで済ませられるのだが、それすらも
飽きた。
とりあえず、他の人たちに任せて様子見させてもらう。
どうぞ。
>>406 あのクマはスパイロボットだからな。
常にデイビットと行動を共にしていたろう?
目にカメラがついている。
410 :
名無シネマ@上映中:05/01/21 22:27:19 ID:BVLglj6A
前の方でわざと欠陥品を作ったら製造物責任を問われて云々っていうレスがあったけど、映画の最初の方に実験の条件に合う家族を社員の中から選んでいる場面がある。
そして父親は「会社は僕らの人間性を信頼して里親に選んでくれたんだ」と言っている。
つまりデイビッドは社員モニターに無償で提供されたと思われる。
しかもその社員がどういう人物か綿密なチェックをして。
それだけでも相当なリスクが軽減されるはず。
334の解釈は大方合ってるよ。
ただ一つ誤解しているのは、第二の実験の解釈。
実験が一度始まったら基本的に博士はノータッチ、
ゴールで待つのみだ。
デイビットが実験の途中でどうなろうとね。
ピノキオが爺さんから離れた事とも符合するし(関係ないという話もあるが)
いずれにせよ
その方がよほど自然ではあるね。
マッドなぺゼット爺さんだったなw
デイビット君が女の子だったらもっと楽しく見れたのにな・・・。
ハリポタのあの子にして欲しかったな、ハァハァ・・・。
>>410 製造物責任についてだが、それは物事の本質じゃないだろう。
あの博士が、デイビットをつくったのは会社の為でも
金儲けの為でもない、
自分の欲望にしたがってのことだ。
技と欠陥を入れたいのならその位は、やろうと思えばやるだろうね。
・・やる意味はないだろうがな。
デイビッドは博士たちがつくりだせる最高の「人」としてつくられました。
ロボットにあるはずの制限がまったくありません。
博士は息子をつくりたかったのかもしれません。
欠陥なんてありません。それは「人」の仕様です。
デイビッドに関係なく普通に量産型ロボットはつくられています。
量産型のための試作品ではありません。
そういう意味で、デイビッドは他とはまったく違って特別なのです。
「母親に捨てさせ、愛されるためには人間にならなければいけないと思考させ、
人間になるという夢にむかって行動できるか 」
という実験をしていたのではありません。
母親に愛されるためには人間にならなければいけないと考えたデイビッドに、
夢をあたえて、その夢にむかって行動できるのか確認しただけです。
>欠陥なんてありません。それは「人」の仕様です。
お前いいこと言いますね。
思い出した!
ハーマイオニーちゃんだ。
あの子のロボなら欲しいな
420 :
334:05/01/22 00:04:17 ID:5ZhEPkxu
仕事がひと段落したので戻ってきたら、このザマか。
しょうがないから、また俺から質問させてもらうよ。誰でもいいから
答えられる人はお願い。
・博士はデイビッドが捨てられることをどの程度予期していたと思う?
・また、その時期はいつごろになると踏んでいたと推測できる?
馬鹿な、334はまだ納得していないのか?
意地になっているならまだしも、本気でそう考えているならアレだ。
それこそ融通の利かない欠陥品と見られても仕方ないだろう。
その2つの質問にしても、答えはないよ。
実験自体が無限の不確定要素を含んだものだからね。
実験が開始されてから、博士に出来たことはただただ、期待して「待つ」のみ。
博士は一度足りとも、デイビットに手出しはしていないだろう?
実験は1日で失敗に終わるかもしれないし、10年掛かって成功するかもしれない。
そもそもデイビットが無事にゴールできたことが奇跡。
>>421 もちろん納得なんかしてないよ。むしろますます確信は深まっていく。
何度も何度も済んだはずの話題を再燃させられてウンザリしかかっては
いるけどね…。
とりあえず質問に答えてくれてありがとう。じゃあそれを受けてまた質問。
・博士たちは研究所に出荷直前の量産型デイビッドたちを大量に用意して
いた。もし実験が10年掛かるとしても、それをそのままにして待ち続けた
のだろうか?
ああ、返答は別の人でもかまわない。
それがあまりにおかしいと感じたら、仲間内で淘汰してくれ。
423 :
334:05/01/22 00:33:24 ID:cruTFt54
おっといけね、数字コテ忘れてた。言うまでもなく
>>422は俺っす。
>>334 俺にもちょと実験させてくれ
396のレス
デイビット=アイボと名前を変てみな
それなら俺、良く分かるよ君の事
>>422 この実験はこの製品を販売する上で必ず達成になくてはならない必須事項というわけでは
ないだろう?。
博士にとっても不可能かと思われた予期せぬ結果に驚いていたぐらいなのだから。
ただこれは俺の勝手な憶測だが、あの製品らはその後出荷されなかったか、
仮に出荷されても人間社会には受け入れられずに終わったんじゃないかと思う。
その後も感情をインプットされることのないロボットが生産され続け
2000年後の彼らへと受け継がれていったんじゃないかな。
ディビッドは最初で最後の感情を持った唯一のロボットという設定なんだと思う。
まぁ2000年後のロボットやジゴロジョーやクマロボットにも
なにやら感情らしきものを感じてしまうのは映画的にしょうがないところだけどね。
>10年掛かるとしても、それをそのままにして待ち続けたのだろうか?
その質問にも答えはない。
待ち続けるかもしれないし、待ち続けないかもしれない。
それは博士とデイビットと次第。
なんだか422を読んで本当に感情の無いロボットとやりとりしている気がしてきた。
博士が実験を行った理由に関して、この人はあまりにも見当違いな解釈をしている。
そこも履き違えてはいけない箇所だろうに・・・。
デイビットの実験成功=大量生産&出荷しか頭にない時点で、もうダメぽ。
427 :
334:05/01/22 01:21:57 ID:cruTFt54
>>425 おっと、ここに来て新展開。
>この実験はこの製品を販売する上で必ず達成になくてはならない必須事項というわけでは
>ないだろう?。
これ、どうなんだ?
博士は物語の冒頭から「愛を持つロボットを作る。そのためには、自ら
思考し、夢を追うことが出来ることが重要だ」と言っているんだけど?
デイビッドの実験が、製品版を販売するのに必須ではない、というのは
かなりの暴論なんでは?
これに関して、他の人の意見を聞きたい。
ちなみに、博士には驚いてなんていない(予期せぬ結果などではないから)。
「君は私が用意した道を辿って、ちゃんとこのマンハッタンに戻ってきた」
と喜んでいたんだよ。
428 :
334:05/01/22 01:31:02 ID:cruTFt54
>>426 おいおい、それは逃げだろ。
この話の場合、登場人物たちの(主に博士の)意思を理解する事こそが、
物語の仕組みへの理解に繋がるんだ。それを、「それは博士とデイビット次第」
などと放りだすようでは、それこそ各々が勝手に思い描く妄想にしか行き
着かない。俺も他の人 (xMpdl3k/氏)もちゃんとそれが解かってるからこそ
劇中の物事を推察しようとしてるんだ。それが出来ない奴は去れ。
あと、人格攻撃すんな。議論放棄か?
>>427 そりゃ製品のモニターとしてのデータ収集の目的はもちろんあっただろう。
ホウレンソウ事件の時も改良が必要だうんぬんの会話が行われていたし。
ただロボットが夢を持ち自主的に行動するという博士の実験は
冒頭の学会の発表に対する証明として、感情を持ったロボットの可能性を探るための
ロボット学者としての研究の一環だろう。
>>427 前半部分は滅茶苦茶。
やっぱり心がないね。
>ちなみに、博士には驚いてなんていない(予期せぬ結果などではないから)。
馬鹿な! なぜ博士があまり驚かなかったのか?
それすらもわからなかったと言うのか君は?
彼はデイビットを信じていたんだよ。
きっと自分の息子は、私の与えたヒントを手がかりにここまで辿りつくって。
自分一人の力だけでね。
他のデイビットを作った技術者も、彼のように確信を持っていたかは怪しい。
431 :
334:05/01/22 01:43:56 ID:cruTFt54
>>429 >そりゃ製品のモニターとしてのデータ収集の目的はもちろんあっただろう。
>ホウレンソウ事件の時も改良が必要だうんぬんの会話が行われていたし。
あれらの初歩的な問題などは、本来ならばとっくに解決済みのはず。
「改良が必要だ」云々の会話も、家族の前でわざとらしくなされている事
から、いわゆるデモンストレーションの一環と受け取った。
>ただロボットが夢を持ち自主的に行動するという博士の実験は
>冒頭の学会の発表に対する証明として、感情を持ったロボットの可能性を探るための
>ロボット学者としての研究の一環だろう。
まさにその通り。
そして、博士の最終的な目標は「愛を持ったロボットを作り、世界中の子供の
居ない家庭に届ける」こと。つまり市販する事だよ。冒頭での演説をお忘れか?
という事は、やはりあの実験は博士の理論「愛を持つには夢を追う機能が必要」
からすると、間違いなく必須なのだと思うが?
432 :
334:05/01/22 01:47:49 ID:cruTFt54
>>430 あくまでも博士は驚いていたと主張するなら、それを表す劇中の台詞を
抜き出してくれ。
>彼はデイビットを信じていたんだよ。
>きっと自分の息子は、私の与えたヒントを手がかりにここまで辿りつくって。
>自分一人の力だけでね。
これは、「博士が予期せぬ結果に驚いていた」という事と矛盾するだろう。
むしろ俺が主張していることだ。
>>432 おいおい、俺の主張まで履き違えるなよ・・・見当外れすぎてタイプするのも面倒だ・・・
おやすみ。
434 :
334:05/01/22 02:00:00 ID:cruTFt54
>>431 博士のプライドとしてこれまでの研究発表を実証したいという意味では
博士にとっては必須だが
それが証明されなければ製品として出荷できないということではないだろう。
博士の中では実験するまでもなくもう理論上完成品だと確信しているんだから。
というかここはそんなこだわるところか?
どう考えても
>>404の方が自然な気がするんですが。
>>334 博士の目的はさておきお前さんの目的を聞きたい。
お前さんの目的はなんだ?
A.I.の裏設定を解明することか?
それとも自分の意見を皆に認めさせることか?
437 :
334:05/01/22 02:25:17 ID:cruTFt54
>>435 もう一度おさらいするよ?
博士の冒頭での演説
「愛を持ったロボットを作る。それには自ら考え、夢を追うことが
出来なければならない」「それを世界中の子供の居ない家庭に届ける」
↓
20ヶ月後、デイビッドを使った「ちゃんと夢を追えるか」の実験を開始。
↓
実験成功。「素晴らしい。君は感情を持ったロボット第一号だ」と喜ぶ。
わかるよね?
デイビッドの実験が博士の計画には必須事項だという事が。
夢を追う実験が成功する事で、やっと「ロボットが愛を持てた」と確信し、
世界中に販売できる状態になったわけ。博士の言葉と行動は全て一貫して
いて、無駄な部分は一切描かれてないんだよ。
こだわるところか、と聞かれても知らんよ。
俺が思うことと反対の意見があるから反論してるだけだ。
438 :
334:05/01/22 02:31:22 ID:cruTFt54
>>436 俺の当面の目的は、早くこの低レベルな言い争いに決着をつけて、
真の映画のテーマを語り合うこと、だ。
俺にとって今のこのスレの状況は「ヒョロ=宇宙人説」が蔓延している
ようなもの。それほどにくだらない。
>>437 まったくその意見には相違はないんだがな。
ただ唯一君がこだわっている実験を早期に実現する為に
あえて欠陥商品を送り込んだという部分だ。
そうして実現した成果が果たして製品の証明になるのか?
博士としては自信も持って完成させた製品をモニカ邸で実験したと
考えるのが自然だろう?
もちろん映画的に結果があまりに早く出るのが不自然と思うかもしれないが
テーマに沿った流れである以上そのご都合は許される範囲だと思うよ。
>>438 >真の映画のテーマを語り合うこと
賛同する。
最近流行ってるから貼っておこう。
・少ない根拠で決め付ける。
・根拠を言わずに決めつける。
334氏は、まず結果ありきで、そこから遡ってという方向で考えすぎなのではないですか?
結果がこれこれだったから、そのためにはあの場面ではあの行動が必然だった、というような考えばかりに思えます。
まるで推理小説のプロットを組み上げてるみたい。
>>438 なら強引な説を無理矢理押し通そうとするのはもうやめとけ。
お前さんが自分の脳内でそう思ってるのは勝手だが
一人でチラシの裏にでも書いてれば充分だろ。な。
不自然な話の辻褄を合わせようとしてさらに不自然になってることに
いい加減気付いてくださいよ。
443 :
334:05/01/22 02:59:02 ID:cruTFt54
>>439 おそらく博士が(キューブリックが?)辿ったであろう思考ルート
ロボットが自ら考え、夢を追えるかの実験が必要だ
↓
まず人間を愛し、一緒に暮らす幸せを感じさせる
↓
人間の側にもデイビッドを愛しく感じてもらう(次の段階で廃棄処分になるのを避けるため)
↓
数々の問題行動を起こし、愛する人間に捨てられる
↓
この段階で「どうすれば愛してもらえるか、一緒に暮らせるか」を考えはじめる
↓
小さな情報のみを与え、夢を持たせる(ブルーフェアリーにお願いすれば人間に…)
↓
さらに情報を集めてマンハッタンに辿り着けた時点で実験成功
こういった流れ。
この中の4番目の「捨てられる」という事項が無ければ、あとに続くルート
が一切閉ざされてしまうんだ。つまり、他の要素と同じく絶対必要条件な
わけだ。しかも、量産型は箱詰めされて、すぐにでも出荷できる準備が整って
いる。「予期しない欠陥が災いしてすてられるかも」とか「デイビッドが
成長して自発的に家を出るかも」などと言った、悠長で曖昧で適当な考えとは
無縁の実験だということだ。
>>443 丁寧に説明してくれなくても、ここの読者は君の考えを嫌というほど理解してるから。
解釈の仕方は人それぞれだと思うから頭ごなしに否定はしないけど
しばらく自分の胸だけにしまっておいてくれないか。
このままでは話題が狭いところに終始してまったく広がっていかないからさ。
445 :
334:05/01/22 03:04:47 ID:cruTFt54
>>441 悪いけど、最初に映画を観たときからごく普通に察せられたよ。
前半のデイビッドの薄気味悪い描写や異常な行動の不思議が、博士の
種明かしによって全て解消された。
>>442 >>443を見てもらえればわかるとおり、何の破綻も無いけど?
446 :
334:05/01/22 03:12:37 ID:cruTFt54
>>444 じゃあこの話題をうやむやにして、
「完璧なはずのデイビッドがあの家庭に馴染めなかった事が、この映画の
メッセージを表している」などという
>>303や
>>338のような薄っぺらい
結論に達するのが望みかい?
悪いが、俺はまっぴらゴメンだ。
デイビッドのあの程度の初歩的な欠陥が「人間とロボットは愛し合えない」
ことを示しているなんて、死んでも思わん。そんなんじゃキューブリックや
スピルバーグに鼻で笑われて終わりだろうな。
・・・・・・・・・・ああ、そうか!
いやあ、すっかりやられたよ。
今頃釣りだったことに気付くなんてさ。ハハハハハハ・・・
>>446 悪いけど君の解釈じゃ一生かけてもこの映画のテーマに到達できないよ。
ゴメン俺もしばらくROMるわ。
449 :
334:05/01/22 03:21:24 ID:cruTFt54
>>448 いや、俺の中では何となく結論は見えている(気がしている)。
一番それを表している台詞は、冒頭の黒人女性が博士に投げかけた言葉。
「ロボットが愛を持ったとき、もっとも重要なことは人間がロボットを
本当に愛すことが出来るかどうかだと思いますが…」
そして、それを受ける形でのジョーの言葉。
「人間は僕達を愛してなんかいない。ただ奉仕を望んでいるだけだ。」
「最後に生き残るのは、僕達ロボットだ。」
そんなたいそうな作品じゃないって・・・
まぁ今からもう一回観てみるとするか・
451 :
334:05/01/22 03:34:03 ID:cruTFt54
そうそう、ついでに…
今日もそろそろお開きっぽいので、ちょっと会話の中で感じた事を書いとく。
「デイビッド=意図された欠陥品」を否定したがる人間は、そのほとんどが
博士のことを優しい、人やロボットを大切にする紳士だと思っているようだ。
恐らく、劇中でのデイビッドに対する優しい語り口調と、スピルバーグが
つむぎ出す映像や音楽の、温かい雰囲気がそう思わせたんだろう。
でもこれは大きな落とし穴。
博士はあくまで冷徹な完璧主義者であり、自分の研究に必要ならばかなり
ヤバイ事もしてしまうプチMAD系なんだよ。それを端的に表しているシーン
は、冒頭での女性ロボットにする行為。「ロボットは痛みを感じる」と説明
しつつ手を針でブスッ(甲から平に突き抜けているほどに!) 思わず
女性ロボットは「キャッ!」と悲鳴を上げる…。
というわけで、各々が出来るだけ頭を柔軟にして考えて欲しい。思い込みは
人を盲目にするだけだ。無論、俺も俺の考えを揺さぶる意見が出てきたら
そうするんで。
>>451 そんなことは全く思ってないね。
それよりも、頭が固いのは貴方の方。
思い込みが強いのも貴方。
盲目も貴方。
453 :
334:05/01/22 04:39:28 ID:cruTFt54
ゴメン、思いついたことがあるので、もいっちょ書き込み。
両者の一体どこに壁があるのか。俺は「デイビッドは意図された欠陥品」と
主張し、反発が多いわけだが、一方で皆が納得する他の人の意見に「デイビッド
の欠陥は人としての欠陥」というものがある。
これって相反するようでいて、同じ事なんじゃないのか?
つまり、博士が「本物の人間」を目指して作ったのがデイビッド。そして
ご存知のように人間というのは実に不完全なものだ。人間に危害を加える
ことができない作りの普通のロボットと違い、人間の、特に子供は善悪の
判断がつかず馬鹿な事をしでかしたり、感情の抑制が効かず暴力に走ったり
する。これらの性質をそのまま盛り込んだのがデイビッドなんだろう。
「完璧なロボット=不完全な生き物、人間」というわけだ。
だが、デイビッドはマンハッタンでの同胞殺しを見て解かるとおり、人間的な
欠点を少し(かなり?)強調してあると思える。言わば「異常性を持った人間」
として存在させられてる。これはやはり、捨てられることが実験過程の一つに
なっているが故の、業みたいなものだと思う。(博士は捨てられる事も過程の
うちとして考えていた、という主張は変わらない)
「欠陥品」という、デイビッドの人間性をまるっきり否定するような言い回し
が、俺の最大の落ち度かもと思った次第っす。疲れた寝る。
>>453 成長したな。その解釈はこの映画の見方のひとつとして間違っていないと思うよ。
さんざんまわりに言われていても自分で理解するまで納得できないタイプなんだな君は。
頑固でやっかいな野郎だがなかなか一本筋が通った奴だと見直した。
ディビッドの行動パターンが感情を持つロボットとして特異な例ではマズいんだよ。
映画として。まして2000年後に究極のロボットが登場するわけだ。
その時に我々に与えられたロボットに関する情報はディビッドの行動と経験が
全てなわけだ。ここにロボットの何たるかが集約されていなければ、ロボットの是非も
それに対する人間の反応の是非も、何も判断を下すことができない。
描き方に誇張や偶然も多く含まれてはいるが、ディビッドのモニカ邸での行動や反応や
さまざまに起きる事件の数々は、今想像しうる家庭の中にロボットが入り込んだ時の
ごく標準的な問題点を羅列しているんだと思う。
その上で何故人間はその後滅びたのかを、この映画に示された数少ない象徴的な事柄を踏まえて
我々に考える材料を提示してくれているんだと思う。
でも決して未来予測の映画というわけではなく、人間の生き写しであるロボットを
観察することで人間の本質をあぶりだすことが目的なんだと思っている。
2000年後の世界で人間らしさを探し求め尚継承し続けるA.I.にそれが象徴されている。
っておれROMるんだった。スマンねつい。
455 :
334:05/01/22 06:40:42 ID:J3Wgc3O7
俺もまだ寝てなかったり…w
>>454 お陰様で。
しかし、デイビッドがあの調子なのはやはり特殊な調整ゆえのものだろう
から、あの家庭で起こったことをそのまま市販型に置き換えることは
できないと思う。博士ならずとも、あのまま市販してしまったら在庫の山が
積みあがる事は容易に想像がつく。
市販タイプはもっと絶妙な調整がされており、人間の子供と変わらない程度
の欠点を抱えるに留まったはず。叱って済むような程度の。
しかし、それでも人とロボットは愛し合う事が出来なかった。ある過ちを
犯した時に人間の子ならば許せるが、ロボットの子は許せない。その絶対的な
壁の存在。表面的な違いは全く無いであろうはずなのに。
「人間は、人間しか愛せない」。
俺にはこの辺がテーマの真髄に近づくメッセージに感じられる。
人間は、人間を愛せる。
人間は、動物を愛せる。
人間は、植物を愛せる。
人間は、昆虫を愛せる。
人間は、モノを愛せる。
でも人間は、AIを愛せない。
考察の為にもう一度見たが
ノワワァ〜ン
泣いてそれどころでなかったわけだが・・・
ちょっとまとめてみる。
458 :
名無シネマ@上映中:05/01/22 11:08:40 ID:EqfQ8T49
>>454 自分の意見が正解だとしたり顔で語っているが、見識の低い多数派を味方につけて図に乗っているとしか見えないぞ?
どう考えても
>>334氏の意見の方が内容が深いし納得できる。
君の意見を要約すると、あのデイビッドは完成版でなければテーマに繋がらない、あの捨てられるまでの早い展開は映画的ご都合主義、
デイビッドが捨てられる原因となった簡単に解決出来そうな問題行動はその後のロボットの普遍的な姿、でないとラストにヒョロが登場した時に人間らしさを追うことの説明がつかないというわけだ。
誰かが言っていたが、君こそ自分で考えたテーマありきで重要な伏線を映画的ご都合主義と片付けて思考停止し、意味を見出だせずにいる。
なぜ映画中で完成版が必要なのか?
映画は子どもにでも分かるようになぜそうなるのか逐一語られなければならないというのか?
デイビッドは捨てられた→人間はロボットを愛せない、などと映画の3分の1程度で表面的に語られたことを勝手に映画のテーマと思い込み、それを根拠に全てを説明しようとし、あまつさえ説明がつかない部分は映画的ご都合主義として切り捨てる。
459 :
458:05/01/22 11:12:09 ID:EqfQ8T49
(続き)
それも自分一人納得したいなら結構だが、それでは、残りの3分の2を無視することにならないか?
デイビッドは捨てられた
→では将来問題点を改良したロボットが開発されたならどうなる
→ラストのヒョロは人間に代わって繁栄しているように見える。
そして彼等の言葉から彼等が夢を追う能力を備えていることが分かる。
つまり彼等はデイビッドの子孫と呼ぶべき存在で、その繁栄から過去に相当数のデイビッド型ロボットが作られ人間社会に普及していったことが容易に想像できる。
そしてその基になったのはやはり博士の研究所にあったデイビッドの量産型であることも。
→それではデイビッドが完全版であるはずがない。
デイビッドは素人にも見える欠点が原因で捨てられたのだから、その欠点が改善されなければ普及しようがない。
ではなぜデイビッドにはそんな欠点が残っていたのか?
そしてその疑問は冒頭の社員モニター選びを伏線とし、後に博士の仕組んだことと判明して解決する。
では改良され普及していった夢を追うロボットと人間の関係はどういう経緯で最終的にどうなったのか?
ここは明確に映画では語られていない。
460 :
458:05/01/22 11:14:32 ID:EqfQ8T49
(続き)
冒頭の黒人女性のセリフも疑問形であり、ジゴロジョーのセリフも一ロボットの私見に過ぎない。
人間が滅亡した理由も直接的には氷河期の過酷な気候を克服出来なかったこと等と想像でき、ロボットを愛さなかったためとは一言も語られていない。
そこには正解などない。それゆえに思考はどんどん広がっていく。
人間はロボットを愛せるのか、愛せないのか?
ロボットに愛は生まれるのか?
デイビッドのそれは人間の命令に従っているだけではないのか?
そもそも愛とは何だ?
そして人間とロボットの違いとは?etc…
そこについて思索し意見を述べるべきではないのか?
今議論されているのはその叩き台の部分に過ぎず、しかも疑問を挟む余地などない。
>>334氏はこんなことを語りたくないと再三言っている。
いい加減にするのはそちらだろう。
まず監視についてベア編
>>408 ベアは果たしてスパイロボットか?
ベアを引っ張り出したのはデイビットに暇つぶしを与える為の母親の偶然
髪の毛を切る所ではテディが見てるが監視のためではなくあとへの伏線
捨てられる時ベアがいっしょだったのはデイビットから同行を欲したから
ベアは月気球から落ちていて密着監視の役に立ってない
がそのまま(見失わず)ついて行っている
博士のスタッフが居所をジャンクフェアのさわぎでそこに居たことを突き止めてる
(それまでは見失ってる)
おそらく放送されてたのでその情報を得たと思われる
再尾行はそこから始まっている
以上から
まずベアは博士達とは関係ないだろう
ベアに関しては偶然が多いがそれは誰かの意図ではない
話を運ぶため。
462 :
458:05/01/22 11:16:02 ID:EqfQ8T49
>334氏
いつぞやは夢オチ厨扱いして失礼した。
申し訳ない。
463 :
名無シネマ@上映中:05/01/22 11:20:46 ID:EqfQ8T49
>>461 同意。
GPSや画像、音声、思考データの転送装置はデイビッドに当初から内蔵されていたとみるべき。
まだやっていたのか334よ・・・。
そうだよ、君の言うとおり、「人間は人間しか愛せない」
これが、この映画の一つのテーマだ。
市販云々に執着しているが、ある意味でこの実験は失敗に終わったとも言える。
人として造られたデイビットは人間に愛の対象とは見なされなかったのだからね。
>市販タイプはもっと絶妙な調整がされており
その絶妙な調整を必要とする時点で、人間と人間ロボットとの共存は無理なわけ。
一度叱っただけで何でも言うことを聞くロボットはもう、それはロボットでしかないだろ?
デイビットは限りなく人に近い形で作られたし、特殊な調整などされてはいなかったよ。
人間、特に子供は癇癪を起こすもの。デイビットの同胞殺しにしても、ロボットにしては問題行動
かもしれないが、人間の子供に置き換えたらそう不自然な行動でもない。
>>461 あれは冗談だ・・・本気にするなよ。
465 :
461:05/01/22 11:33:53 ID:86vDpQNp
>>463 いやどういうわけか内蔵されてない
または月気球のあたりで壊れてる
そうじゃないと見失わない。
明確な監視方法は劇中には出てこない。
466 :
461:05/01/22 11:35:55 ID:86vDpQNp
他のネタはおいといて小ネタまとめ
デイビットの丈夫さについて
この世界のロボットは一度動き出すと腹も減らさず資源も消費しないし
物を食べるなんて事やよほどバラされなければ
あうほどよい部品さえあえば簡単に事故修復もできる
かなり丈夫な設定描写になっている
デイビットは海中ではなくマシンの中で電池?(動力源)が切れてるだけで
故障して停止したわけではない
再起動はヒョロがリモートでしてるので、かなり高度なことを遠隔でしていると推測できる
2000年後でおかしいのはデイビットよりもあまり錆びてない観覧車や
色あせないブルーフェアリーの人形、(触ると粉々になるのは少しちぐはぐ
だが映画の演出のうちと思われる
特に問題はない。
>>453 >「欠陥品」という、デイビッドの人間性をまるっきり否定するような言い回し
>が、俺の最大の落ち度かもと思った次第っす。
俺はむしろどうしてそんなに
何から何まで全部博士の陰謀にこじつけたいのかがわかりませんが。
とりあえず一般家庭に送り出してみた。
↓
捨てられて行方不明。
↓
見つけたけどせっかくなので行動力のテストも兼ねて
ブルーフェアリーの情報で誘導してみる。
↓
予想以上の行動力だバンザーイ。
程度でいいんじゃないかと。
後、デイビットに、監視機能は付いていないよ。
これは正規の実験というよりは、一種の博士の遊び。
出来る限り、デイビットとは距離を置いて見守っていたようだ。
>>466 幾ら何でも2000年はなぁ・・・現実味0。
>>467 とりあえずって・・・
博士は終始本気だったよ。
子供を見守る親の気持ちだったろう。
せっかくなのでって・・・んな適当な。
469 :
461:05/01/22 11:54:15 ID:86vDpQNp
デイビットの「欠陥」的な挙動について
来たばかりのデイビットは試運転モードでインプットされてから
「愛」の回路は動き出したように見える
それまでは他のロボットとさして違わないのだろう
子供の単純な無邪気さをロボットの機能を通して表現するから
奇異に見えるだけ電話とかね
・デイビットは元々基本的に子供のまったくいない家庭にむけられたものその分には不都合もそう起こらないだろう
(ここ個人的にはポイントだと思うけど)
兄弟が現れたのは想定外だがリサーチは続いたと・・・
欠陥行動はその結果現れている
デイビットは愛情回路ゆえ予定外の行動をとることができてしまう
通常のロボットのロジックとは異なる
食べられないのに食べたのは同じ親を持つ者(兄弟)への対抗心
兄弟ゲンカはまず絶対に発生する
ひとりっこが進んだ現代では解りにくい所かもしれない
あの息子が特別イジワルなわけでもないし
デイビットもある意味正常
デイビットの思考は「永遠の子供」
経験し成長もするが、その思考は大人になっていくというベクトルではない
成長した独占欲がもうひとりの自分を破壊するに至ってしまったのだろう
それは意図された「欠陥」というわけでもないだろう
ロボットを通して純粋すぎる子供の心を見せているだけ。
470 :
461:05/01/22 11:59:09 ID:86vDpQNp
>>468 2000年が納得できない場合には、これで
↓
ロボットが時をへて目覚めるのはSFでの「お約束」
アトムなんかでもやってる事。
ちなみに
博士の講義から20ヶ月後や従業員2000人など2000年も韻を踏んでいる
なんでかは?だが理由というより韻。
471 :
461:05/01/22 12:30:05 ID:86vDpQNp
博士の監視・計画について
家族をリストアップしたのは助手、悲劇性とは受け入れが容易かどうかの基準
条件を何ととるかは?(いまいち明確じゃない)
母親の読むピノキオの物語の登場人物と同じ名前マーティン(寓話性)
ピノキオを呼んで聞かせてるのもデイビットが来る以前からで偶然
事故後モニカは一度は社のそばまで返品しに来てる(返す事になったのは社の側へも連絡はいっただろう)(重要)
しかし母親の「気が変わり」←(重要)壊されるのを回避するため逃亡させられることに(捨てられることに変わった)
ここでタイミングとしてはジャンクフェアまで見失うことになる←重要
なぜ妖精を探してるのかモニカに聞いた博士、デイビットの行動原理を知ったのはそこから
ファアリー探索の動機を知ったのは捨てられたあとモニカから←この事実関係重要
「こ の あ と、捜索後、選択実験を行う事を博士は思いつく」
つまり気が変わって返品をとりやめ捨てられた為見失っている
博士の計算外のことがおこった証拠。
つづく
472 :
461:05/01/22 12:31:06 ID:86vDpQNp
471続き
・ドクターノウへの最後の質問は誘導コントロールされてる「唯一」のヒント(セリフより)
メカの立ち入り禁止区域なのにオートパイロットで入り込めている(見つけてからの監視はおこたりない)
たどり着いたデイビットに今後のプランも考えてある
と言いつつ不用意に待たせ、そこでデイビットは落胆のあまり身投げしてしまう
全然行動予測が計算できてない
>それと重要なのが、身投げした時点で実験は失敗。
>開発陣はそれに落胆して一号機は海底に放置した。
>なぜなら、自殺するロボットは不良品。出荷は絶対無理。
>出荷直前の梱包済みロボットも当然廃棄で造り直し。
念入りにチェックしてるのならば放置はありえない回収はして解析するはず
放置されたのは映画的都合によるフェードアウト
か
単純に再び見失ったから。
473 :
461:05/01/22 12:42:53 ID:86vDpQNp
生まれた兄弟の絆(かなりうすい情ではあるけど)
一見どうにも殺伐としてるようなマーティンとデイビットだが
からかわれるデイビットに(海パンの中をのぞかれる)
なにげに、「やめろよ」とかばうマーティンの行動
まるで兄弟のようだ
そして、それに呼応するかのようにその後
マーティンの後ろにマーティンなら守ってくれると思い隠れるデイビット
(すべてが同格の敵対者なら逃げるだけだろう
その後のプール事故にかき消されてしまうシーンだけどわりと重要。
474 :
461:05/01/22 13:33:09 ID:86vDpQNp
デイビットの思考についいてなど(考察抜き事実関係中心)
デイビットには製造され目覚めた時の記憶がない
誕生日もない
鳥の形だけを覚えている、(あとでデイビットの頭の中でブルフェアリーに結びつく
普通のロボットは超常的な現象は信じない
夢に望みを賭ける方を選択し、その人間的な判断を下した事に博士は喜んだ
デイビットが初めての子供のロボットデイビットが今まででもっとも人間に近い
自分で見つけた核心に近づき興奮と喜び
↓
「君はただひとり」と自覚経験値が上がったあとで、そうじゃない事実を知り混乱
自分がニセモノじゃないかという恐怖にかられる(本物じゃないとも)
↓
ブルーフェアリーも騙しだった、自分だけ「特別」でもなかった「最初」だというだけで
(デイビットはハタから見れば特別なロボットだけれども自分とまったく同じものがあるという事の方が
唯一の自己を否定されショックだったのだろう)
↓
頭が破裂しそう
↓
生まれた時見たもしかしたらフェアリーかもしれなかった鳥の影は単なる
あじけないマークだった→さらなる落胆
↓
全てを受け入れたくない→身投げ
※ちなみにその後の魚については場面転換のやりくりとしか思えない
ほう!
これは凄い。
パーフェクトだ。大変な功績だよ、バンバン。
そう、残る謎は「魚?」だけだ。
あれは一体・・・。
もまいら!
この映画のテーマが分かったぞ!
それは、
「みんなで手かざし教に改宗汁!」だ!!
ヒョロが、超越的なA.I.として出てきただろう?
そのヒョロは、手をかざしただけでディヴィッドの機能を回復させてしまった。
つまり、手かざしマンセー。
みんなで手かざし教に改宗しようぜ!
イエーイ!
水中のピノキオのアトラクションは偶然にしてはできすぎだが、そこは「映画」ゆえだろう
仮に誰かがお膳立てしていたとしても、観覧車が倒れたのはまったく偶然
デイビットの停止した地点はメカの進入禁止エリアという特殊地帯、ヒョロから発見が遅れる要因ともいえる
(何かが起こった時残るのはロボットという予想はジョーにさえたっていた
(残ったのが従来型かデイビット型かは定かではないが従来型が残れないわけでもない
ヒョロ達はデイビットをバラサナイでも中身は全て見えてる
しあわせでいてほしい事、
2000年たってしまった事実は伝えている
残酷な事はしないだろう母親を蘇らせる時もデイビットにしくみを話し理解を得て進めている
そして劇中では何もなく進んでしまうがデイビットの意志を尊重して母親には何も伝えてない
取り決めをしている事をナレーションで明かしている
(再現された家はヒョロが俯瞰から眺めてる以上、3次元的な空間を持っているもの
(宇宙時間の「時空」のひだとふきかえてるので「宇宙時間」はかなり意図的なもの「時空」の誤訳ではない
(やはりSF的にはアカシックレコードの事と思われる
そして復活させたそれはクローンとは、いささか別の存在で(むしろ限りなく本人自身)期限は一日一度きり(二度目は無い)
それは、その人間の宇宙時間を使いきってしまっているから
(再生したその一日というのは話の上のもので明確な理屈はない
「夢の生まれる場所へ初めて旅立った」
逝ったととらえる人が多いけど、そうは見ない潜在意識下の夢による行動原理から目的を果たし
純然たる「夢のみ」を見ることができた帰結
つまりある意味で「人間」になったといいたいのだと思う(願望含む)
(あそこで死ぬようにできてる「説」が出てるけど2000年たってることで
(最初の「死」はさすがに自覚しているわけで無理があると思う
(死んでるのを「認識」してる故、よみがえりを望んでいるわけだから
478 :
461:05/01/22 14:34:25 ID:86vDpQNp
蛇足
バイク部隊のスーツはトロンのオマージュかな?
カタカナで「ラブホテル」のネオンあったりした
ベアはデイビットを助けるためにウソもつける、あの世界のロボットってわりと定形外
家畜とイルカや愛玩動物の線引きは欧米人は実際かなりシビアだ
(ジャンクロボとデイビットの線引きになぞられる、そして観客のリアクションにつながる)
テーマについて
自分の子供時代の経験にあてはまる人とそうでなかった人ではだいぶ映画に対する印象が違うだろうね
死ぬの?とか、恥ずかしながら、お前は俺か、みたいなシーンが出てくると共感してしまう…(他etc)
個人的にはこう素直に思うよ
子が親を思う心をロボットを通してかいてるだけ
ロボットでやってるのは方便にすぎない
ロボットでやる故、思いの純粋さを書ききれるから
ロボットマニア、ロボット偏愛のための作品ではないよ
繰り返して見ると不自然な展開はあるさ、魚だけは映画のミラクル。
(あれがイルカなら不自然でもないんだけどね・・・)
>>468 >>467ですが。
いやいや博士がいいかげんな気持ちでテストしたって意味じゃなくて。
何もかもが綿密に計画されてたって意見に対しての皮肉を込めて
いいかげんぽく書いてみたんだがスマソ。
博士は本気。
だが
>>334のように何でもかんでも先読みして仕組んだわけじゃないと。
>>334は映画のテーマも自分が考えているものに持っていきたいみたいだが
この映画を見てロボットと人間の関係がテーマだと考える人もいれば
子が親を思う心がテーマだと考える人もいる。
それでいいんじゃないかと。
逆に一つのテーマにしかたどり着かない映画なんて底が浅過ぎて見る気になれん。
>>480 ていうか
>>468も無意識にチグハグになってるわけで・・・
>一種の博士の遊び。
>博士は終始本気だったよ。
>>481 >正規の実験というよりは
がついてるからなあ。
企業による製品化前のモニターテストというより
博士の自己満足のための実験ってあたりを
「遊び」って表現したんじゃないかと受け取ったんだがどうですか。
>>482 ?
どうですかと聞かれても・・その通りだよ。
遊びは遊びでも博士にとっては真剣な遊び。
矛盾はない。
何だか途端にレベルがw
・・・・・。
>ドクターノウへの最後の質問は誘導コントロールされてる「唯一」のヒント(セリフより)
唯一のヒントとは言ってるが、博士が質問を誘導コントロールした用には見えなかった。
黒服に合い、あそこまでたどり着いたのも、偶然と言えば偶然。
答えを聞き出せたのも、黒服が質問のジャンルをデイビットの意向に合うように組みなおしたから。
素直に2人の力だけで、ノウから答えを聞きだしたと受け取って構わないと思う。
そうでなければ、あの場面の重みが損なわれてしまう。
答えそのものは博士が用意していたのか。
>メカの立ち入り禁止区域なのにオートパイロットで入り込めている(見つけてからの監視はおこたりない)
これも怪しい。
あの博士にそこまでの権力があるとは思えないし、ゴールに辿り着くまでのルートは幾つもあるだろう。
簡単に町に入り込めたのは、ただ単にあれが警察の車だったからでは?
メカ立ち入り禁止区域の警告も、別にあの2人に対してではなく、あの町に入る車全てに
表示される様になっているのかと。
現に、黒服はあの後やってきた警察に御用になり、デイビットも捕まりかけたしね
後もう一つだけ。
博士の台詞「今後のプランも考えてある」
このプランの中にはデイビットは入っていなかったのかもな。
博士の実験はデイビットが目的地に付いた時点で終了だ。
喜んではいたが、博士の目はもうデイビットを見てはいなかった。
その先にいる、自分の息子を見ていたのではないかな。
デイビット君は、誰からも愛されなかった。
486 :
334:05/01/22 17:59:10 ID:6XOqIBl1
起きたらすげえ進んでいてビックリ。
461氏、お疲れ様。
しかし、やはり腑に落ちない点はある(しつこくてゴメンね)。
とりあえず一般家庭に送り出してみた。
↓
捨てられて行方不明。
↓
見つけたけどせっかくなので行動力のテストも兼ねて
ブルーフェアリーの情報で誘導してみる。
↓
予想以上の行動力だバンザーイ。
(
>>467より)
まずこれ。何度も言うように、博士は初めから最後まで
「ロボットが自ら考え、夢を追うことができるか」の実験をしていた。
これはまず冒頭で博士の口から語られ、後にデイビッドに対しても語られる。
実験のテーマは終始変わっていないわけだ。決して「家庭に馴染めるか」の
実験が失敗したから(捨てられたから)途中で変更したわけではない。
途中から加わった要素はもちろんあるだろう。ブルーフェアリーの件がそれ。
それは博士が告白したとおり、実験途中で手を加えた唯一の例。つまり例外。
そこを取り上げて「実験は途中で路線変更した」とするのは間違いだよ。
487 :
334:05/01/22 18:07:25 ID:6XOqIBl1
んで、もう一つ。
>デイビットもある意味正常
>デイビットの思考は「永遠の子供」
>経験し成長もするが、その思考は大人になっていくというベクトルではない
>成長した独占欲がもうひとりの自分を破壊するに至ってしまったのだろう
>それは意図された「欠陥」というわけでもないだろう
>ロボットを通して純粋すぎる子供の心を見せているだけ。
やはりここが気になる。
デイビッドは人として作られた。だが、それは本当に「ごく普通の子供」
としてなのか? 家庭内で起こした数々の問題は、まだ子供のそれとして
許容できる範囲のものとしても、同胞殺しに至っては「暴力犯罪の気質を
持った子供」と判断せざるを得ない。今までデイビッドをなだめてきた
ジョーが、そのあまりの異常さに逃げ出すほどの行為なのだから。
そしてそれは博士が意図せず、たまたま調整が極端すぎただけの、言わば
調整ミスにすぎないと思う?おれは思わない。
・・・
489 :
334:05/01/22 18:13:45 ID:6XOqIBl1
ちなみに、461氏の他の解釈については概ね同意。今までの俺の考えと
反する部分も含めて。どうにも納得できかねるのは、上にあげた2点のみっす。
これ見て泣いてる人多かったのね
見終わってからレビューサイト行って驚いた
クールランニングで泣いてしまった俺なのに…
>>334 同胞殺し?
その表現はまったくもって適切ではないな。
少なくともデイビット君が聞いたら怒るだろう。
このシーンのデイビット君に共感すべき所で、同情しなければならないシーンだよ。
俺は彼がとった行動が異常だとは思わなかったね。
なぜ、あそこでデイビットがテディーが逃げ出すほど、暴れなければならなかったのか?
何が彼をあそこまで追い詰めたのか?
それが理解できていないと話にならない
>>490 俺は気味が悪い映画だと感じたよ。
子供には見せられない。
>>491 俺はデイビッドが粘着厨に感じた。
この意見はさすがに病んでるだろうけど。
493 :
334:05/01/22 18:53:14 ID:6XOqIBl1
>>491 無論、共感も同情もできるよ。
だがその事と、あの暴力行為が異常か正常かという判断は全く別。
「誰かを殺したい!」と思うこと自体は、人間なら誰でも経験があるはず。
それは至って正常な心の働きだ。だが、理性がそれを押さえ込む。これが
普通の人間。
だが、実際に殺してしまう人間は違う。
それは自分の衝動にブレーキをかけられない、いわゆる異常な人間。
「殺したい」と思うことと、「実際に殺してしまう」ことは全く別の問題
なんだ。
>>492 いや、その意見も正しい。
彼の機械ゆえのプログラムされた愛に、違和感と薄気味悪さを、感じたことも事実。
あんなのに日がな付きまとわれたら、それこそ気が狂う。
ごく普通の反応だよ。
電源スイッチがないのが性質が悪いな・・。
>>493 君はさぞかし立派な子供だったんだろうね〜
495 :
334:05/01/22 19:27:32 ID:6XOqIBl1
>>494 >君はさぞかし立派な子供だったんだろうね〜
この流れでそんな言い方されると「普通は殺しくなったら殺すもんだ」
という意味に取れちゃうんだが…(汗
496 :
461:05/01/22 19:31:35 ID:86vDpQNp
>>484 >質問を誘導コントロールした
のではなく誘導コントロールは目的地点自体の事です。
組み合わせの件はまったく同感
ほんとうは的確な答の無い問いだったのかもしれないけど
二人の方はよく考えたと思う。
・下段について
警察なのである種権限はあるでしょうが
これ以上は「禁止区域」に関しては憶測の域の話かな。
>>485に関しても博士のその後に関しても映画の表現された範囲では明確なこたえを見つけるのは難しい所か。
334氏に関しては
デイビットに関しては順を追って
喜→哀→怒→楽(順は多少いりくみます)をえがいている
ロボットの子としての「怒」の表現・行動も「人間」らしさをかくためには入れとく必要があったわけではないのかな?
あのシーンの前までは人間にかなり近づいた感じになってるので
とまどうが「ロボットの子」としてのリアクションが人間のソレと違うようにえがくという
スタンスはわりと一貫してる事。
レベルがガクンと落ちますが
あの同型機を壊すシーンがどうにも納得できない場合・・・
あれはスターウォーズep5あたりのルークの葛藤のパロディということで・・・
497 :
334:05/01/22 19:50:18 ID:6XOqIBl1
>>496 デイビッドの、人間的な喜怒哀楽を描いたというのは同意。
確かにそういう意図があったと思える。
しかし、「怒り」を表現するだけなら、あそこまでやる事はないはず。
椅子で顔をそぎ落とし、さらに頭を吹き飛ばし、挙句体やテーブルまで
をも粉砕…
これは異常さを表現しているな、と感じるのは俺だけじゃないよね?
498 :
461:05/01/22 19:52:58 ID:86vDpQNp
>>486について
路線変更については何の事を指し「違う」といってるかコッチからはよくわからないが
博士の主眼は「観察」にあるので基本受動的なこと「観察」を行ってることは変更しようもない
「実験」といっても基本「観測」にすぎない博士は裏で動いてるわけではない。
(能動的な唯一のことが質問のこたえに手を入れたことなわけで、
くりかえすけど能動的にやった唯一のことは質問の答えのみ
捨てられた事などは観測経過中におこったことにすぎない
映画の中でもイレギュラーなことが多々起こってるのは間違いのないこと
499 :
334:05/01/22 20:09:12 ID:6XOqIBl1
>>498 その辺に引っかかってはいないよ。
博士がほぼ全てにおいて観測に徹していることは全く同意。
俺が言っているのは、あくまで「博士の実験テーマが途中で変わっている」
とする主張に対しての反論。実際、博士の実験テーマは終始変わっていない
のだから。それを理解するための一番の(唯一の)素材は、博士自身の言葉
(
>>486でも要約して書き出した)。そこに気をつけながらもう一度観直して
みて欲しい。
前スレで、かの夢オチ厨もこの博士の言葉を適当に受け取っていたために、
とんでもない大勘違いをするハメになった、という過去の事実を付け加えて
おく。
500 :
334:05/01/22 20:17:03 ID:6XOqIBl1
確認事項のための付け加え:
>461氏は、
博士による実験の初期のテーマが
「人間の家族の中でのデイビッドの行動と、それに対する家族の反応」
つまり「ちゃんと家庭に馴染めるか?」だと主張しているんだよね?
愚かな・・・見当外れもいいとこ・・・
参入します。
別個、気づいたこと。
デイビッドが家にやってきて、初めて登場するときに、
扉が開いた後、カメラワークでデイビッドをぼやけて見せたけど、
そのシルエット(特に頭部)がヒョロに似ていると思うんだけど、どうだろうか?
あの演出を、単に姿を現わす前のタメだというには、凝りすぎてるように思うんだよね。
ヒョロについては、後の登場シーンでも基本的に説明はないので、ここで出自を暗示しておいたと…。
違うかな?
503 :
461:05/01/22 21:11:35 ID:86vDpQNp
>>499 とりあえずそんな諸々の主張は自分の方はしてません・・・
自分は「先入観なし」にデイビット、しいては映画の流れを
まさに「観測」しただけ。
博士の目線は(一部をのぞいて)観客自身の視点だろうとも思う
(端的なテーマは博士から見れば愛情回路の具合を完全客観でみるという事に集約されるかな
それだけのこと)
>もう一度観直してみて欲しい。
あまりバカにした物言いをするなら、その言葉はそのまま>334あなたに返すよ。
>>502 異質なものを表す表現方法としては
映画的統一はされてるのかもしれません(これはもう推測にすぎませんが)
>>502 ヒョロは未来のロボット。
つまりはデイビットは彼らのご先祖様。
そのシーンは見てないが、意味ありげだね。
506 :
334:05/01/22 21:44:40 ID:6XOqIBl1
>>503 >とりあえずそんな諸々の主張は自分の方はしてません・・・
おかしいな。
>>471などであなたは
「こ の あ と、捜索後、選択実験を行う事を博士は思いつく」と
言ってるから、てっきり「実験の目的が途中で変わっている」と主張して
いるのかと思ったんだが…?
実験というのはほとんどの場合、何らかの成果を期待して行われる。
博士も自らの目標を掲げ、デイビッドを使ったフィールド実験を開始した。
その能動的に事を進める張本人の博士と、真の傍観者である観客を一緒に
するのは間違いでしょ。デイビッドがゴールにたどり着き、実験が成功
(目的を達成)した時点で「素晴らしい成功だ!」と喜ぶ博士と、
「え?そういう事だったの?」と気付かされる観客は、初めから全く別の
場所に立っている。
繰り返しになるが、この実験には目的があったわけで、博士はただ漠然と
経過を見守っていただけではないよ。最初から「自ら考え、夢を追えること」
を期待していたんだ。
馬鹿にしてなんかいない、むしろ、あなたならもう一度気をつけて観直せば
絶対に気付くことだと信じてるから敢えて言ったんだ。
>>506 目的にたどり着くにはいろいろなルートがある。
実験の手段を変えただけで目的まで変わってしまうんですか?
>>334 君はどうでも良いことに拘って、議題の核から話をそらそうとする悪い癖があるようだ。
代償なのか馬鹿なのかはわからんがな。
471も呆れているだろう。
>>507 喜びたまえ、アイディーがSFだ。
自ら考え、夢を追えることを証明したいなら例えば
「病気の兄弟のために、世界のどこかにあるという
どんな難病でも治せる薬を探しに行く」
でもいいわけだ。
最初からブルーフェアリーのルートだけを考えてお膳立てをするというのは
逆に確実性に欠ける上に融通が利かなすぎ。
512 :
334:05/01/22 22:20:29 ID:6XOqIBl1
>>507,
>>509 誰もルートの話なんてしてないよ。
博士が目標設定していたのはあくまで「自ら考え、夢を追って」マンハッタンに
辿りつけるかどうか、というもの。それをどういうルートを辿るかは、かなり
の部分で予測不可能だったはず(ジャンクフェアで見失っていることが示して
いる)。
>自ら考え、夢を追えることを証明したいなら例えば
>「病気の兄弟のために、世界のどこかにあるという
>どんな難病でも治せる薬を探しに行く」
>でもいいわけだ。
うん、本当はそれでもいいはず。
だが、博士が「愛」に関してもっとも重要視しているのは親子の愛なんだよね。
冒頭の演説シーンからしてそう。これは推測だが、やはり息子を失ったこと
が博士個人の信条に大きく影響しているんだと思う。
>>512 いや、通る道筋のことじゃなくて・・・
だめだ、もう何言っても無駄な気がしてきた。
514 :
334:05/01/22 22:27:02 ID:6XOqIBl1
あ、ゴメン今気付いた。
>>507の言ってるルートは
>>509が言うのとは違って、実験の進め方の問題ね?
>目的にたどり着くにはいろいろなルートがある。
>実験の手段を変えただけで目的まで変わってしまうんですか?
俺は、博士が実験の手段を変えたことは無い、と言ってるんだよ。
終始一貫して「自ら考え、夢を追えるか」を試すために実験に臨んでいる。
プログラムの段階から、ブルーフェアリーの情報提供に至るまで、すべて。
>>514 同一人物な上に両方とも実験の進め方のことを言ってるわけですが。
そして俺は博士が実験の手段を変えたと言ってるわけですよ。
「自ら考え、夢を追えるか」を試すための手段を。
ところで親子の愛に拘るなら
「兄弟の病を悲しむ母親を喜ばせるために、
世界のどこかにあるというどんな難病でも治せる薬を探しに行く」
でもいいんじゃないかと。
わざわざ欠陥品にするリスクを冒すことはない。
516 :
334:05/01/22 22:46:08 ID:6XOqIBl1
>>515 重ね重ね勘違いスマン。
こっちは多人数を相手にしてるゆえ、大目に見てくんなまし。
博士は手段も目的も変えていない、というのは
>>443のチャートに示した
とおり。反論があるなら、これに対してしてもらえると解かりやすい。
兄弟云々の話に関しては、今は答えを控えたい。
それは「劇中で示された事柄への理解」を超えて、各々の憶測や価値観が
絡んでくる話だから。一つだけ言うなら、「母親に喜んでもらう」という
動機は「母親に愛してもらう」に比べて弱いかな、と思う。
>>516 >>443のチャートそのものが憶測や価値観が絡みまくりなんですが。
もういいよ。お前さんの考えはもう敢えて否定しない。
お前さんの脳内ではそういうことにしておけばいいから
俺や他の奴らの考えには口出ししないでくださいね。
518 :
334:05/01/22 23:01:01 ID:6XOqIBl1
>>517 皆が皆、そういう捨て台詞を吐いて去っていくんだよね。
>>443のチャートのどこに憶測や個人的な価値観が絡んでいるのか、
はっきりと解かっているのなら指摘して欲しい。是非。
>>443 母親は、デイビッドを会社に返すためにドライヴと称して連れ出したんだぜ。
何か問題があれば、会社が引き取ってくれる約束だったからね。
会社に向かって走っているというのは、会社の表示板が画面に出るところから明らか。
しかし、デイヴッドが廃棄されるのを哀れんだ母親は、デイビッドを置き去りにする。
もしかして、この母親の行動さえ、博士の作為だったとでも?
もしくは、この行動さえ、博士は計算ずくだったとでも?
>>518 これこそ俺の憶測なんだが
お前さんはディビッドの仲間破壊シーンや食事で顔デローンのシーンが
よほどショックだったんだろうな。
それであれは意図的な欠陥なんだと主張したくて仕方がないんだと。
今度から映画はママと一緒に観に行った方がいいですよ。
521 :
334:05/01/22 23:15:54 ID:6XOqIBl1
>>519 1.ロボットが自ら考え、夢を追えるかの実験が必要だ
↓
2.まず人間を愛し、一緒に暮らす幸せを感じさせる
↓
3.人間の側にもデイビッドを愛しく感じてもらう(次の段階で廃棄処分になるのを避けるため)
↓
4.数々の問題行動を起こし、愛する人間に捨てられる
↓
5.この段階で「どうすれば愛してもらえるか、一緒に暮らせるか」を考えはじめる
↓
6.小さな情報のみを与え、夢を持たせる(ブルーフェアリーにお願いすれば人間に…)
↓
7.さらに情報を集めてマンハッタンに辿り着けた時点で実験成功
「会社が引き取る=廃棄処分」であることは劇中で語られている通り。
それを避けさせるために3が必要なんだよ。もちろん迷ったりもするだろう
が、最終的に「捨てる」を選ぶことは想定していたと思われる。だが、どこに
捨てるかは想定外、ゆえに一度見失った。
334は、天然なのか?それとも釣り師なのか?
いずれにせよ唯一無二の極めてユニークな存在だ!
523 :
334:05/01/22 23:20:09 ID:6XOqIBl1
>>520 もちろんショックだったよ。そして「何を表現しているのか」が気になった。
当たり前のことだと思うが。
524 :
334:05/01/22 23:23:29 ID:6XOqIBl1
一つ言っておくと、このスレにおいて俺が自論の正しさ・誤りを計る目安は
「反論」と「煽り」の比率なので。
俺もなんだか釣りに思えてきた。
マジで。
526 :
名無シネマ@上映中:05/01/22 23:57:19 ID:gk5AXPSf
>>524 「反論」が多ければ間違っている、逆は正しいってこと?
興味あるのでもう少し詳しくお願いします。
すいません、age てしまいました… orz
\ ∩─ー、 ====
\/ ● 、_ `ヽ ======
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ
>>38そんな餌で俺様がクマ━━━━━!!!!!
、 (_/ ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
529 :
334:05/01/23 00:30:05 ID:KhGo4fNI
>>526 そんな感じ。
相手の反応を見ることで、自分の説のクオリティが判断できる。
はっきり言ってアニオタの漏れにはデイビットの「愛」の表現が稚拙すぎたね。
「人間とロボットの愛」というテーマなら「火の鳥復活編」や「勇者警察ジェイデッカー」で散々やってたから、
AI初めて見た時「この程度?」とオモタよ。
>>530 思想的にも火の鳥復活編の方がここまで描くかってところまで掘り下げてあって凄いよな。
鉄腕アトムではなくて火の鳥をモチーフにしてくれた方がよかったのにな。
キューブリックなら絶対読んでいたよね?
ただやはり実写ならではの説得力と迫力はあったよ。2000年後の氷の世界とか。
そういやクリスカニンガムのDVD買ってきたんだけど、ビヨークのPVの
このロボットで予定通り映像化してたらまったく感触の違った凄い映画になってただろうなぁ。
惜しまれる。
532 :
461:05/01/23 02:48:47 ID:iKPYS0zm
>>529 >そんな感じ。
>相手の反応を見ることで、自分の説のクオリティが判断できる。
イタタタタタタw
1+1=3とでも言い張って見ろ、もっといい反応が来るぞw
>>506 まず
>>471の「気が変わって」というのは母親の事
博士のことの後に書いてるから印象を操作してしまってるかもしれないが
文章をよく見て
それと
ブルーフェアリーを追っているという行動原理を知ったのは逃がされてから
それをやりとげるのか、あきらめてしまう(例えばそのまま家に帰るとかの行動)
それをみてみたいと思ったことが
「こ の あ と、捜索後、選択実験を行う事を博士は思いつく」
という文章だよ知らない事実はそれ以前から「思いつける」わけはない
ここでいう選択実験「行う」とは回収はせずに泳がせ観測するという事を「決めた」ということを
言いたいだけ
新しく「行う」わけではなく経過観察が別要素を加えた視点に移行しただけ
誤解なきよう。
>>521 6.小さな情報のみを与え、夢を持たせる(ブルーフェアリーにお願いすれば人間に…)
ピノキオを呼んで聞かせているのは実験以前からの
単なる偶然だぞ
思い(こみ)はデイビットの中で生まれた事で博士はまったく関知してない
何度も書くが、その事実を知ったのは別れた時のデイビットの言動をモニカに聞いてから
映画をよくミロ
●議論しようとしてはいけない
彼と議論しようとするのは時間の無駄である。間違いを絶対に認めない人間と議論したって空しいだけだ。言うべきことだけ言ったら、さっさと議論を打ち切るべし。
彼は自分の勝利を宣言するだろうが、気にすることはない。あなたの方が正しいことは、ログを読めば誰でも分かるのだから。
なんかね、
>>334を見ていると田島陽子先生を連想する。
マジなのか、釣りなのかどっちなんだ喪まいは?!って感じとか。
マジでも釣りでもどっちにしても、喪まいちょっとヤヴァイ。
病院行ったほうがいいと、漏れはオモタ。
はっきり言って、痛すぎる。
こんなに痛いのは、久しぶりに見た。
●自分の間違いを絶対に認めない。
●相手の主張をねじ曲げる。
●勝手な設定を発明する。
●論破されていないことを「論破済み」と主張する。
537 :
334:05/01/23 03:23:23 ID:KhGo4fNI
>>532-533 >まず
>>471の「気が変わって」というのは母親の事
この辺は勘違いしてないよ。大丈夫。
あなたに言われて、考えを改めた部分がある。
「ブルーフェアリーの情報を手に入れてマンハッタンに辿りつく」という
のは、確かに捨てられた後に追加決定したことだね。ここは謹んで訂正する。
しかし、博士の実験のテーマに関する認識がいまだにひどく食い違ってるな。
俺は何度も何度もしつこく言っているように、「自ら考え、夢を追えるか」
こそが実験テーマだと考える。映画を観て博士の言葉をそのまま言っている
だけなんだが、この認識に異論がある?あるならその理由を聞きたい。
538 :
334:05/01/23 03:34:33 ID:KhGo4fNI
ちなみに、俺の主張の根幹部分はこの「博士の実験テーマ」であり、すべて
の推測はここから始まっているものなので、ここを打ち破ってくれない事
には根本的な考えを改めようがない。デイビッドの欠陥云々も。しょせん
ただの枝葉。
というわけで、ここを重点的に論じ合おう。
539 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 04:02:31 ID:u3z07ZGk
この前の地上波放送で二回目観たけどやっぱ自殺の時点で止めておくか、その後の展開は宇宙人出さないで観念的な世界で表現するに留めた方が良かったと思うんだが。あとCGが無駄に凄い。
>>539 ロボットだけどなw
たしかにあの自殺にはカタルシスがあって、あそこで幕が降りても満足できたかもしれない。
最初観た時はあそこがクライマックスかと思った。で、その後の海底にひとり
願い続けるところにも、おお素晴らしいラストシーンだと、てっきり
ここがエンディングだと思ってしまった。
ただ理解が深まった今となっては2000年後の世界はこの映画に欠かせないと思ってるな。
全てはこれが描きたいが為の前ふりだったのかと圧倒された。
ナレーション排除して2001年宇宙の旅的な観念的にした方が良いとは俺も思ったな。
まぁいろいろ議論はつきないけど、見終わった直後は全てナレーションで説明されて
しまって、考える余地がまったくないような気分にさせられた。
実はその余地が十分あったからこんだけ討論が続いてるわけなんだけどね。
CGは俺的にはイマイチだったかな。この映画ではあまり露骨なCGは使って欲しくなかったな。
クリスカニンガムの映像をさっき観てたせいもあるけど。
陶器みたいな真っ白い肌のロボットがレズってるやつだっけ?>クリスカニンガム
う〜ん、それだとダークなSFになっちゃう気が…内容と見た目のギャップがこの映画にみられる
「皮肉」を強調してて良いと思うんだけどな〜
>>541 そうそう。まぁダークになっただろうね。賛否別れるところだろうけど、
本来のキューブリックテイストはむしろこっちだったのかなと。
まぁ結局キューブリック自身も採用しなかったのだから、
もしかしたらイメージはこの映画に近かったのかもしれないけど、
妙な感動作の誤解は生まれなかったんじゃないかとも思ってしまってね。
いずれにしてもスピルバーグ作品でカニンガムを採用するわけなかったか。
>>537 訂正をした部分ができたというなら334自身のフローチャートに組み込んでみてくれ
334自身の推測が破綻しないようにね、まずはそれからでしょ。
潜在的な思考、それに基づく行動までを博士がコントロールできるなら(してるなら)
そんなのは観察ではない、単なるヤラセだよ。
544 :
334:05/01/23 06:57:36 ID:q28h4GM+
1.ロボットが自ら考え、夢を追えるかの実験が必要だ
↓
2.まず人間を愛し、一緒に暮らす幸せを感じさせる
↓
3.人間の側にもデイビッドを愛しく感じてもらう(次の段階で廃棄処分になるのを避けるため)
↓
4.数々の問題行動を起こし、愛する人間に捨てられる
↓
5.この段階で「どうすれば愛してもらえるか、一緒に暮らせるか」を考えはじめる
↓
6.小さな情報のみを与え、夢を持たせる(きっかけとなるネタは母親から提供してもらう)
↓
7.さらに情報を集めてマンハッタンに辿り着けた時点で実験成功
>>543 訂正したよ、6の部分ね。当然だが、破綻は全くしていない。っていうか、
もともと大きなミスじゃないし。
博士がコントロールしているのは、あくまでデイビッドを取り巻く状況だよ
(母親の心情、行動含む)。実験対象であるデイビッド自身の心の働きは
一切コントロールしていない。つまりヤラセなどではない。
で、俺の質問に答えず消えていく人が多いが、
あなたには是非
>>537下段の質問に答えて欲しい。
>>538でも言っているが、
根幹部分をことごとくスルーされるようでは、永遠に決着がつかないよ。
一回寝るけど。
545 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 07:06:23 ID:u3z07ZGk
539を書いた者だけど、このスレざっと見直したらAIの評価かなり変わったよ。
このスレ見なかったらアレは俺の中で宇宙人のままだったし笑(またその事による物語の見え方の変化の激しい事)。
334はスルーで。
馬鹿に無駄にレス使う必要は無い。
>>544 もういいかげんにしたら?
誰もつっこまないから指摘するが
>>458-460はいったい誰の書き込みかな?
入れ替わりに登場して、461氏にはあれほど丁寧にレスする君が
君の自説を全面的に弁護してくれている書き込みにもかかわらず
めずらしく一度もレスをつけないこの不自然な書き込みは。
>>462は余計だったな。墓穴ってやつ?
547は金田一
549 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 11:32:31 ID:e9Av9lmS
>>547 いや、それ自演とかじゃなくて俺の書き込みなんだけど。
昨日初めてDVD見ました。
まぁ面白かったのだけど、最後まで何とも言えない薄気味悪さ、恐さがありました。
ジゴロ ジョーがかこよかった。
>>544 博士とモニカはいったいイツ、打ち合わせしたのかね?
(あの精神状態でどうしたらありえるのかね)
捨てられる事が計算ずみならナゼ、見張ってないのかね?
細工をしたのはドクターノウそこだけだよ。
何で母親はデビッドに金を渡したんだ?
いつ必要になると思ってたんだ?都合が良すぎる。
あのお金は母親自身の免罪符、「自分はこの子を見捨てたわけじゃない」っていう
>>552 ジャンクロボが自らのお金を持っている描写は他にもある
(引きずられてるロボから、お金がこぼれている)
つまり、あの世界では捨てられたロボットにも「生活」があり
それを母親(というか一般の大人)は知っていたのだろう。
ただ準備してたわけじゃないので、その場しのぎの額だったけど。
555 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 13:33:07 ID:NU5Onx1d
第三部に入って
デイビットの目が画面いっぱいになって目を開けるシーンがすごくいい
あそこから無音でラストまで演出してほしかったな
>>537>>538>>544 自己レス>(端的なテーマは博士から見れば愛情回路の具合を完全客観でみるという事に集約されるかな
それだけのこと)について。
表面的なロジックは普通のロボットも全て理解している、だから壊される事の回避もするし
ロボットに対する憎しみもわかってる(ジョー)
博士が目指したのは潜在意識を持つロボット、夢はその具体例、ひろくいえば「心」に他ならない
通常のロボットには表面的な反応は人間とまったく同じ完璧にトレースする、だが内面を表す言葉も、それ自身も持たない。
冒頭の博士の「服を脱いで」という呼びかけでもわかるけど女性ロボットには「羞恥心」がない
これはデイビットにはあまり関係のない心だけどそれも「心」という事では視野に入ってくるテーマ
(博士の言動、映画からの引用)
愛そのものを持つ(子供の)ロボットを作りたい←(やりたいことはまさにこれ)
↓
心を持つメカで神経反応も備えている
↓<このあとの言葉はより具体的にした同じことの繰り返し>
愛情がキーとなって←(順を追っているようだけど愛→心の誕生はほぼ同時的なものかな?)
↓ ←(ロボットにとってはまさにインプットだからあとのシーンにつながる)
↓(ただ愛情そのもののインプット→発現というのは非常にオーバーテクノロジーな事なので安直な解釈はしたくない)
↓(その複雑なプロセスは人間のそれと同じ、同等と思えば普遍的にとらえることもできる)
潜在的意識を持つことになる←(心があるということ)
↓
比喩を理解し直感や自発的推論を持ち夢を追う←(これは心という曖昧な対象に対する補足説明)
つづく
続き
<デイビットの前でもほぼ同じ事を言っている>
愛情を原動力に望みを糧に←(愛情がキーとなって)
フェアリーの存在を信じて旅に出た←(潜在的意識を持つことになる)
しかも驚いたことに自分で方法を考え付いてここまでたどり着いた←(比喩を理解し直感や自発的推論を持ち夢を追う)
(心を持った、行動これは今までのロボットはできない)
↓<中略>
君がどっちを選ぶか知りたかった←(博士が何を見てたか)
論理的な結論←(心がない)
人間だけが持つ特質である夢を追う能力持つにいたるか←(心がある)
つまり
夢を追うという言葉に惑わされてるもかもしれないけど
博士が関心があるのは表面的じゃない本当の心を持っているか持っていないかの証拠で
その確認ための観察をしてる(だけ)。(それがいわば実験)
蛇足的補足
博士から見れば1号ロボットとして成功をおさめた最初でありこれからも続くものにすぎない(特別ではない)
(博士にとって特別なのは息子だけとも言っている)それを理解したデイビットは故に絶望してしまう訳だが
それでも子供のロボットの愛は永遠
334がこの映画を見てトラウマを抱えてしまったことには同情しますが
そろそろ潮時では?
559 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 16:11:17 ID:4XDcfCRu
AIのアルゴリズムって正直よく分らんのだが、この技術開発に携わる現在の研究者達は
今でなくても将来的に人の思考パターンと全く同じにする事が可能だと考えてるのかな?
人の快楽中枢を擽れば人は必ず喜ぶみたいなそう電気的な単純なものではないと思うのだが。
自分はオスメントみたいに見た目もデキも素晴らしいロボットがきても騙されない自信はある。
おれがモニカの立場なら何ら躊躇することなくとっとと捨てるw
560 :
334:05/01/23 16:27:15 ID:DzdjS/jX
>>556-557 言いたいことは何となくわかった。
だが、結局考えの焦点を絞れずに言葉が長くなっているだけのようだ。
博士の、デイビッド実験のテーマは何かと一言でいうと何?
「愛情回路の具合を完全客観でみる」?
「愛そのものを持つ(子供の)ロボットを作りたい」?
これでは漠然としすぎていて、何がどのくらい成功したのかわからない。
ネタバレしたときに博士は自らの実験テーマの詳細をデイビッドに語って
聞かせているよ(だからこそネタバレなわけだが)。ちょっと書きだして
みるから待っててね。
俺を援護射撃してくれてる人には、むろん感謝している。
馴れ合いに見えるから何も言わなかったけど。
561 :
334:05/01/23 16:58:14 ID:9dQ1YtJv
まず、冒頭のシーン
博士の「愛とは?」の質問に女性ロボットが答えた直後から―
博「わたしが言うのは感覚的な反応ではなく”愛”そのものだ。子供が親に
抱く愛。愛を感じる子供のロボットを創造したい。刷り込まれた”親”に
真の愛を抱き続ける、子供のロボットだ。」
学者の一人「メカの”代理子供”?」
博「思考力と神経反応の制御力を持ち、今まで不可能だった意識下の世界をも
備え持つメカだ。比喩とか直感、自ら推論する能力、夢の能力も。」
学者の一人「ロボットが夢を?まるで夢物語だ」
20ヶ月後、デイビッド実験開始
562 :
334:05/01/23 17:09:32 ID:9dQ1YtJv
博士のネタ告白シーン
博「君が来るのを待ってた」
デ「ドクター・ノウから聞いた。ブルー・フェアリーもここに?」
博「モニカから聞いてたが、なぜブルーフェアリーを?」
デ「人間にしてくれる」
博「君は本物の人間だよ。ほとんど本物の君を造った私がブルー・フェアリーだ」
デ「違うよ。ドクター・ノウは”地の果ての海を探せ”と…」
博「博士にそう言わせて君を呼んだのだ。その一点だけ細工した。彼を通じて
君を助け、間違いなく、君がここに戻れるように。君以前のロボットは夢を
持たず自分から何も望まなかった。デイビッド!君はすばらしい成功を収めた
んだよ。君はおとぎ話を聞き、愛に駆り立てられフェアリーを探す旅に出た。
方法も君が考えた。我々は君を見失いかけたが、発見しても君の前には出な
かった。君の選択を知りたくてね。ブルーフェアリーを人間の”ないものねだり”
の一例と思うか、それとも人間だけの特質、”夢を追う能力”を君が持つか。
こんな意思を持つ機械は存在しなかった。」
デ「僕だけ特別なのかと…」
博「息子も特別だった…(半泣き)君は新種の第一号だ」
ただ書き出していると、台詞の抑揚や”間”が表せないから淡々としている
ように思えるが、実際に映画を観ると博士がどこに重点を置いて語っている
かが受け取れる。「”夢を追う能力”を君が持つか」の部分は、その前の
一瞬の溜め、表情、カット割りなどで、話の核心部分である事がわかるよ。
以上の事から、俺が映画から受け取った博士のテーマは
「自ら考え、夢を追えるか?」だ。何か難しいこと言ってるかな?
あらためて検証してみると、本当に当たり前すぎて馬鹿馬鹿しくなったぞ。
この前のTV放送で初めて見ました
そしてこのスレを今日初めて見ました
散々キシュツですが
ヒョロ登場→異星人キター!?(´Д`;
…と言う思い込みが解消されてヨカタです(・∀・)
私はA.Iに怖さや虚しさを感じるけど、気にいっていて
このスレでは本当に熱く語られているので興味深いです。
ついでにテディがめっちゃ好きです。
ずっとデイビッドに付き合った彼?はどんな気持ちなんだろうて思います。
それとも気持ちという概念はないのかな…。
とにかくもう一度DVDでも見ます。こんどは字幕で。
>>562 自分の意見のどこが否定されてるのかもう一度よく読みなおせ。
>>334の書き込みで賛同できないのは以下の二点。
・博士はデイビッドが捨てられる事を前提としていた
・デイビッドは母親に捨てさせるためにわざと欠陥品として作られた
博士の研究テーマは否定しない。
これで満足か?もう来るなよ。
566 :
334:05/01/23 17:27:05 ID:9dQ1YtJv
もう一度改めて書いておくと、
博士の最終的な目標は「愛を感じる子供のロボットを創造したい」。
その目標到達のための、最終段階として行われたデイビッド実験のテーマは
「自ら考え、夢を追うことができるか?」。
もう決着ついてないか?この討論。
567 :
334:05/01/23 17:30:20 ID:9dQ1YtJv
>>565 その2点は、デイビッド実験のテーマを考えたら絶対必要不可欠な要素だと
これまでに何十回も説明してきたわけだが。だいたい説明されなくても、
ちょっと考えれば解かる事だ。いい加減ループはやめてくれ。
568 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 17:33:40 ID:4XDcfCRu
確かに外見はかわいいし、言動も人間そっくりだし563みたいに思う気持ちはよくわかるんだけど
結局よくできたプログラムなわけで、それをみてこちらとしては感心して眺めてるに過ぎないと思うな。
所詮人が作ったロボットだという事実は曲げようがない。あれを見て思いっきり感動したというのは
まんまと劇中のロポットに釣られた証拠w
レンタルで観て「…?」と思った記憶がある。高1かな?
3年ほどたった今観たらもう少しわかるのだろうか。
>>566 「自ら考え、夢を追うことができた」
これは、デイビッドが捨てられるという『想定されていない』出来事の結果として、『偶然に』確認されただけ。
それを、そもそもの始まりから得られるべき結果として規定しているのが間違い。
571 :
334:05/01/23 18:05:45 ID:9dQ1YtJv
>>570 そう思う根拠は?
なぜ冒頭シーンの博士の説明
>>561を無視する?
俺の主張を否定することだけが目的になっていないか?
572 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 18:21:21 ID:4XDcfCRu
いや、人なんて騙すのはいとも簡単みたいな形で、劇中の人たちはみなお約束通りデイビットに
釣られてるわけだけど、でも実際はあのような精巧なロボットにどんなに媚びられ、
期待通りに動いてくれ、人をいかに気持ちよくしてくれようとも、そうでなくなれば無くなればお役御免でしょ。ロボットと人はお互い永遠に相容れない常に対立し合う存在同士だと思う。
結局博士は見果てぬ夢を抱いてるんだよね。
334はスルー汁
>>572 母親も中途半端な釣られ方をするから、後々辛い思いをすることになる。
デイビットに本当に心があったのか?
その答えはデイビット君本人にしかわからない。
574 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 20:16:16 ID:4XDcfCRu
>デイビットに本当に心があったのか?
あくまでもインプットされたプログラムに過ぎないと思う。彼はその通りに動いてるだけ。
自分で考え心があるかのように見えるのはオスメント君の演技が巧過ぎるからw
この先どうなるか知らんけど、人の脳のしくみや働きが完全に解明され、それをコピー外部化することに成功したときに人間の地位は揺らぐかも知れないね。しかしAIを見る限り至ってヒューマンな映画でしょ。
人間の感情(脳の働き)は複雑過ぎるって、スピだってジゴロのジョーじゃないけど、「女(映画)なんて俺のテクニックにかかればイチコロさ」というわけにはいかないと身にしみて理解してるはず。
彼の思想身上的にも、人が人を人工的に作るなどは人の神に対する越権行為だと考えてると思うな。
つまり人工物であるロボットに、人だけが持つ特性である、愛を芽生えさせ自ら思考し夢を追う、などは
永遠に無理だと示唆してるのだと思う。
>その答えはデイビット君本人にしかわからない。
あえて釣られるとすれば、ありえないけど、もし人間と同じ心が宿ってたとしたら、あまりに残酷過ぎだね。
だけど大丈夫、彼は人間のような感覚では決して苦しまない。苦しんでいるように見えるけど
それも全てプログラムの一つ。
>>574 それは極論だ。
デイビットを見るときは、機械としての側面、人間としての側面。
その両サイドから見るべき。
片方の可能性を潰してしまうのは勿体無い。
自我は自我であって、他者には判別不能。
人間の脳みそだって極限まで分解したら、最後には無機物しか残らない。
やれやれ…
>>560 334よいい加減にしろよ
夢を追うというのは「心を持っている」ことの具体的なチェック事項のひとつに過ぎないってこと。
最後の2行でまとめてあるだろ?
>博士が関心があるのは表面的じゃない本当の心を持っているか持っていないかの証拠で
>その確認ための観察をしてる(だけ)。(それがいわば実験)
それにしても何で情報を間引きして欠落してる字幕版から引用するのかね
(ちょっと脳みその思考回路おかしいんじゃない?)
あげくに
>>566の引用のまま出した結論が、334の推論を肯定することになるとでも思い込んでるようだが
(おそらくは)
>>551の質問に合理的に答られない(だろうから)、334の推論はもう終わってる。
ついでだから、この質問も付け加えて終わりとしたい
>(きっかけとなるネタは母親から提供してもらう)
そのネタ抽出はまったくの偶然、不確定すぎる「実験」要素なわけなんだが
何をあたえてるかもアクシデント前にはモニタしてない
>>571 『 』で強調したとおり。
母親に捨てられるというデイビッドの境遇は、
母親一個人の気まぐれに近い選択によってもたらされてるから。
ここに博士や会社の介入は一切ない。
つまり、以後の流れ(ブルーフェアリー捜し)への分岐自体が、
人の気持ちという曖昧さの中で決定されているということ。
貴方の言う、博士の実験というフローチャートを検証すると、ここはあまりにも脆弱すぎる。
デイビッドを置き去りにした母親の心理を、
ある種の誘導の結果と見るのは、(少なくとも個人的には)受け入れがたい。
不確かすぎるからね。
第一、デイビッドの返却の手段として、持ち込みではなく、会社から引き取りに来てもらうという方法も、
あの夫婦には選択できたのだしね。
その場合は、いやおうもなくなるでしょ。
>>574 ジョーは表面的ロジックにおいては人間より完璧だよ。
>>575 デイビットが人間ではないという事はワンクッションにはなっているとは思う
子供のまま行き続けるひとりの人間という設定だったら、もっと過酷な物語にはなってしまう
(観客側の心の整理への配慮には多少はなってるかとは思う、壊される他の心のないロボにしても)
ただあの世界、少なくともデイビットには自己を発現させられるレベルの
プログラム、技術が存在してるという事だと思うけどね
じゃなければ他のロボットとの違いを強調する必要もない
どうやってるかは、現在の科学では不可能なので劇中での明言はさわりだけで避けてるけど。
579 :
334:05/01/23 21:11:54 ID:fx5QxxIr
>>576 俺に言わせりゃ、いい加減にするのはそっちだ。
>夢を追うというのは「心を持っている」ことの具体的なチェック事項のひとつに過ぎないってこと。
ここは正にその通り。そして、その「具体的なチェック事項のひとつ」
というのがデイビッド実験の全てなんだよ。あの実験はそれ以上でも
それ以下でもない。博士のネタバレの中にそれ以外のテーマを語る部分が
あったのか?無いよな?
何度でも言うが、量産型は出荷直前で箱詰めまでされてたんだぞ?
つまりデイビッド実験は漠然とした研究などではなく、最終確認事項に
過ぎなかったんだよ。
字幕を引用したら頭がおかしいのか。それは知らなかったw
>>551をスルーしたのは、答えるまでもなく自分で気付くと思ったからだ。
そうはならなかったようだが。
「きっかけとなるネタを母親から提供してもらう」のは、捨てた後すぐにだ。
それが母親から連絡が来たのか、博士のほうから連絡を取ったのかは知らん。
随時モニタリングしていた事を考えれば恐らく後者だろうけどな。
こんな些細な事を取り上げて勝ち誇るようでは、あんたのほうこそ「終わってる」
としか言わざるを得ん。
580 :
334:05/01/23 21:21:18 ID:fx5QxxIr
>>577 偶然などでは断じてないよ。
博士の一貫した考え、言葉をもう一度読んでみろ(
>>561-562)。偶然などと
いう要素は、博士は極力排除しているんだ。上にも書いたが、この実験は
あくまで最終確認事項に過ぎないんだから。
母親に「捨てさせる」ように慎重に段階を踏んで計画されていたのは
>>544 のチャートに示したとおり。また、デイビッドを返却だろうが引き取りだろう
が、「会社に返す=廃棄処分」であることをモニカは知らされていた。
それを避けさせるための「人間の側にもデイビッドを愛しく感じてもらう」
(チャートの3)。
な?
馬鹿には何を言っても無駄だろ?
以後334および、この馬鹿げた話題はスルーで。
582 :
334:05/01/23 21:23:15 ID:fx5QxxIr
>>581 皆が皆、お前さんみたいに「正直者」だったら、俺もこんなに苦労は
しなんだがな…w
>>582 デイビットはともかく用心深いジョーにまでもまったく気付かれずに
観察尾行ができるのに
母親ひとりつけられないのはおかしいだろ
しかも「捨てられる」ことがわかっているのに
無理だよ、もう何を言ってもお前はもう終わった。
584 :
334:05/01/23 21:35:47 ID:fx5QxxIr
>>583 ああ、俺も「一度見失った」というのは、脚本の綻び(ほころび)だと
思ってるよ。あれは、無理矢理にでもジャンクフェアを見せるための
理由付けでしかない。実験のテーマや、研究のクオリティを考えたら、
ちょっとばかり無理のある付け足しだ。
585 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 21:37:32 ID:50REvJzg
ストーリーをガチガチのロジックで固めないと気がすまないのなら、ここで持論を展開するより
関連書籍等で情報を集めたほうが良いと思いますよ?…あとキューブリック作品を観るとか
586 :
334:05/01/23 21:43:18 ID:fx5QxxIr
>>585 そんな気はまったく無いよ。
最初のほうでも言ったけど、「何でこんなところが解からないんだ?」って
レベルの問題だよ。ヒョロ宇宙人説と変わらん。
「一度見失ったというのは、脚本の綻び」というのが無理矢理な理由付け。
夢オチと考え方はいっしよ。
588 :
334:05/01/23 22:03:41 ID:fx5QxxIr
>>587 いや、説明できなくはないんだけどな。
前にも言ったが、博士は母親に捨てられること自体は想定していたが、
「いつ」「どこに」捨てるのかは想定の範囲外だった。その結果、一度
見失うというミスをした。とね。
まあ、どっちにしろ綻びには違いないだろう。本来、博士の実験にミスを
盛り込む必要なんて無いんだから。
俺の推理は間違ってない!
作者の方が間違っているんだ!
1+1は3だろ!?
どうしてそんな簡単な事がわからないんだ!
>>584 おいおい、お前の推論は綻びないで脚本の方が綻んでるのかよ
完璧な脚本から導き出された推論じゃないのかw
どのみち元々綻んでる脚本なら完璧な推論も成り立つまいw
俺は脚本は綻んでないと思うがな、そっちの推論だよおかしいのは
いい加減 キ ヅ ケ 。
>>549 ほら仲間の334がピンチだぞ。助け舟出してあげれば?w
593 :
334:05/01/23 22:12:55 ID:fx5QxxIr
>>591 そんなに気に入らないんなら、綻んでないって事でいいよ?
>>588で示したとおり、理由はつけられるんだからな。
>>334 そのとおりだよ。
きみの いうことは ぜんぶ ただしいよ。
きみは てんさいだね。
だけど ほかの ひとたちは あたまが わるいので
きみの いうことが わからないんだ。
こんな あたまの わるい ひとたちには せつめいしても むだだよね。
だから このすれには もう こないほうが いいよ。
「マン=ハッタン」の研究所の沈んだ雰囲気から察するに、
デイビッドに関する研究・開発ってもう終わっちゃった(打ち切られた)
感じがするけどね。
プールの事故あたりで会社側がプロジェクトの中止を決意したんじゃなかろうか。
あそこに教授以外、誰もいないっぽいし。
これから大量生産して世界中に販売するぜっていうんなら、
もっとこう、工場の生産ラインが「がしゃこーんがしゃこーん」って
動いてるイメージが欲しいところじゃない?
(↑タツノコアニメの観過ぎ)
だから、「愛に飢えて、夢を追い求めるロボット」って
本当にデイビットただ一人だったんじゃないかね。
2000年後の時点でも。
>>580 最終確認事項自体が「捨てさせて」マンハッタンまで導くことってのは飛躍しすぎもいいとこなわけだが
まぁ何を言ってもわからなそうだな
>偶然などと
>いう要素は、博士は極力排除しているんだ。
はぁ?偶然の(つらなりの)塊だぞこの映画→デイビットのまわりの環境、それは人生も同じこと
偶然を仮に極力排していたら、それはヤラセに過ぎない
>>583にもこたえてみてくれ
デイビットに提供されたネタは捨てた後に聞くのか
人間になれると思ってることも捨てる前には聞いてないわけだ
いったい捨てさせる事により博士は何を得られる確証があったのかね?
ここまではモニタもしてないのに見つけてからは完全にモニタしてる
同レベルの実験を続けてるにしてはおかしな話だ。
334の頭はすでに破裂してるよ。
>>334 あとで ままと いっしょに おいしゃさんに いって
こころの びょうきを なおして もらおうね。
みんな きみが げんきに なるのを まっているよ。
>>595 推論としては面白いけど
捨てられた後もスタッフは完璧に動いてたからね探索や裏で
あのマンハッタンの静かな工房はピノキオの爺さんひとりでやってる人形工房を
彷彿とさせる為の演出じゃないかと思ってる。
>>334 そこまで完璧な追跡調査と根回しを行った博士がデイビッドを見失うなんて、
母親が何処へ捨てたかぐらい分かるだろうし発信機ぐらいつけときそうじゃないか?
もしくは母親も役者を使ったとか。
600 :
598:05/01/23 22:28:24 ID:iKPYS0zm
ただ、その後のデイビット型ロボットがどうなったかとか
人類の滅びとかは
デイビットに集約された作品ではノイズに過ぎないから
バッサリ落とされてるので推論すら成り立たない空想をするしかないとは思う。
601 :
334:05/01/23 22:30:01 ID:fx5QxxIr
>>596 捨てられることが実験の本番スタートだ、と最初っから終始一貫して
言ってるわけで、今さら「飛躍しすぎ」とか言わんでくれ。
デイビッドの心の働きに関してのみ限っていえば、博士にとって偶然
など無い。周りの状況(誰に出遭うか、どういう道程を辿るか、など)
はほぼ全てが偶然の連続だけどな。そこは大した問題じゃないんだよ。
>>583に対しては
>>584、
>>588で答えている。
しかし、あんたも必ず煽りを入れるようになったな。しょせん「正直者」
の一人か?w
主張がころころ変わってるw
603 :
334:05/01/23 22:34:26 ID:fx5QxxIr
604 :
334:05/01/23 22:37:11 ID:fx5QxxIr
605 :
名無シネマ@上映中:05/01/23 22:44:59 ID:MyIXgpRW
メーテルー!!
>>334 博士の予想の範囲を超えた事態が起ったのならそれは「偶然」とか、
それが嫌なら「突発的なアクシデント」といえないかな?
これは博士が引き起こした「ミス」では無いしその逆境を乗り越え
自分の研究データを書き換えた結果が出せたと…
>>584 デイビッドが遺棄されることを巧妙に仕込んでおきながら、
しかも、それがいつどこで行われるかもわからないのに、
デイビッドの位置把握のための方策を、博士側が何ら取っていなかった。
これは貴方のフローチャート上の大問題だろう。
この持論の急所を制作者のミスとで切り抜けようとするとは、
いやはや、お話にならない。
この映画はPG12に指定するべきだったんだ!
>>334が心に傷を負うような場面が多過ぎる!
横槍ゴメン
母親に「捨てさせる」ように確かに仕向けるのは無理だと思う。
成功したとしても偶然。母は子のためなら鬼にもなるし、何をするかわからない。
我が子のためにロボットを排除するかもしれない
デビッドを愛せたとして、一緒に逃げるかもしれない
泣きながら殺すかもしれない、心中するかもしれない、
辛い永遠を味わわせるより会社に停止させてもらうかもしれない。
まあ刷り込みさえさせれば、返品されても処分される前に逃がして
「冒険」するように仕向ければいいんだし。捨てられたのは偶然だと思う。
>>601 お前の頭は破裂してる、あとは身投げするだけだよ。
はやくしてくれ
それと俺は怒ってるのかもしれない感情があるからな。
完璧な博士が母親にまかれた理由まだ〜チンチン!
てトコだな
ジャンクフェアを見れば誰だって心に傷を作る。
しかし博士の実験を完成させるには避けて通れない道だったとすれば
自らの理論の構築と達成の為にデイビッドを突き落とさねばならない。
一度母親に捨てられたデイビッドの心境を察して自分まで故意にデイビッド捨てた
ことを悟られるのは不味かったんじゃないかな。
だから博士は「君を見失いかけた」と言った…
612 :
334:05/01/23 23:27:22 ID:xxiLryq+
>>606、
>>607、
>>610 繰り返しになるが、
博士が一度見失ったのは、作劇上においては単なる実験中のミスでしかない。
そしてジャンクフェアで発見したあと、すぐに追跡調査を再開している。
博士の下にデイビッドが見つかった事を報告しにくる研究チームメンバー
の「デイビッドが見つかりました。ジャンクフェアです。」の台詞、それに
対しての「彼は無事か?」の返答。無事との答えに安堵する博士。
このシーンを見ても、「捨てられてからが実験の本番」であることが解かる。
もしそうでないなら、「家庭に馴染む実験は失敗だ」とか、「これから
別の実験に移ってみよう」などという会話があって然るべきだが、そんな
ものは皆無。
劇中での描写から察せられることはそういう事だ。
もっとも、俺はあくまで脚本段階での辻褄合わせ(ジャンクフェアを見せる
ための)でしかないと思うけどな。よく出来た映画だとは思うが、完璧とは
思ってないし。皆は完璧だと思ってるのかも知れんが。
613 :
334:05/01/23 23:35:39 ID:xxiLryq+
>>609 もちろんモニカが他の行動を取ったことも考えられるだろう。
それゆえ、「捨てられる」可能性をもっとも高めるための算段がしてあった
(
>>544のチャートの3)。
ここからは想像だが、「廃棄処分もやむなし」として会社に返すことに
なったら、研究員の誰かがデイビッドに入れ知恵して、冒険をさせる予定
だったのかもしれない。
614 :
334:05/01/23 23:41:54 ID:xxiLryq+
補足
>>609 >我が子のためにロボットを排除するかもしれない
>デビッドを愛せたとして、一緒に逃げるかもしれない
>泣きながら殺すかもしれない、心中するかもしれない、
>辛い永遠を味わわせるより会社に停止させてもらうかもしれない。
2番目と3番目はあまりに可能性が薄いと思ったので、
>>613では回答を
割愛してある。悪しからず。
最近流行ってるらしい、これを貼って334に関しては終わりとさせてもらう
・少ない根拠で決め付ける。
・根拠を言わずに決めつける。
>>611 何処に行ったのか見失って捜索した描写はわざわざいれてるので
それは無いよ。
放置してたのは故意だけど。
その事はデイビットにバラしてるし。
>>612 単なるミスではすまされないよ。
実験中に観察対象を見失うことが、単なるミスなのか?
綿密に計画された実験だったら、なおさら、そういう事態になることは避けなければならないのでは?
だいたい、博士側はデイビッドが捨てられることを知っているんだろ。
なのに、なんの手も打ってない。
居場所が分からなくなってから、探している。
絶対におかしいと思うけどね。
それにしても334は頑迷だね
脚本家も想定してない世界でただひとつのユニークな推論を訴えるのは自由だけど
それは病院でやって。
619 :
334:05/01/23 23:55:52 ID:xxiLryq+
>>615 敢えて答えよう。
それは両方ともあんたらだよ。
俺は基本的に博士の劇中の台詞や演技からしか、思考のための素材を持って
きてはいない。テーマもそれに必要な条件も、すべて。
ところがあんたらときたら、「偶然捨てられたから新たな実験を…」だと?
加えて「デイビッドの暴力は異常じゃない」などと。捏造や欺瞞が多すぎる
んだよ。指摘されないと自分では解からないもんかい?
俺は自分の説でおかしいと思った部分は随時訂正しているぞ?
それを知らないとは言わせん。
621 :
334:05/01/24 00:09:16 ID:0OXJNIaT
>>617 済まされようがどうだろうが、ミスはミスだよ。それ以上の意味は無い
(少なくとも劇中では)。
それにしても、あんたらは自分の説で完全に抜け落ちている重大な要素が
あるのに気付いてないだろ。
それは、「デイビッドが捨てられたこと=実験第一段階での失敗」だとして、
それを受けての博士や研究員たちの気落ちした様子や、反省の台詞が全く
無いってことだ。これはどう考えてもおかしいよな?物語の1/3ほどを費や
して語られていた実験が大失敗に終わったんだぞ?
「ジャンクフェアで見つけました」なんて会話を入れるんだったら、むしろ
こっちの描写が絶対に入ってくるはずだ。だが、皆無。
この事実が示していることはたった一つ、「捨てられたことも実験のうち」
ってことだ。
訂正…反論に対抗して修正加えてるだけにみえますが、…根本を否定されてるのに
なんで博士について話てるんだっけ?
623 :
334:05/01/24 00:22:33 ID:0OXJNIaT
>>622 あんた、目が悪いね。
>>183も俺だと言ったはずだ。
根本自体は最初から今まで何ひとつ変わってないよ。
>>621 デイビットのそばを離れていった者の描写はしない
これは、そういう構成の映画だ
母親にしても再生された形でしか再登場していない
落胆する描写がさしてないのは当たり前
発見に続くシーケンスが入っているのは観客への最低限の配慮で映画全体の構成から見れば例外的なシーン。
しかし、そこでその短い貴重な描写をよく見てほしい
研究室で落胆(沈んでる)した様子の博士の描写は出てるだろう(もちろん息子の事も思い出しているだろうが)
それにそのシーンでも博士は無事なのか?(Is he alive?)と心配してる言い回しをちゃんとしてる。
>>619 >俺は基本的に博士の劇中の台詞や演技からしか、思考のための素材を持って
>きてはいない。
それが本当なら
「博士は心を持ったロボットを作ろうとしている」
という話から
「博士はロボットを利用して世界征服を企んでいる」
って結論だって導き出せるだろうよ。
「台詞や演技」と「結論」の間にお前の妄想が入りすぎ。
>>621 >それを受けての博士や研究員たちの気落ちした様子や、反省の台詞が全く
>無いってことだ。
「映画上で直接的な描写がない出来事は起こっていない」とするなら
デイビッドが捨てられたのは計画のうちだという台詞がない事は
そういう事実はないって事になるな。
博士は落胆していたと思うんだ、さすがに。それは画面からも読み取れる。
それに見つけた後も「敢えて出て行かなかった」と言っているよね。
なんだかわかりにくい文章だったな。
・「映画上で描写されていない出来事は起こっていない」と仮定
・「デイビッドが捨てられたのは計画のうち」という台詞がない
・すなわち「デイビッドが捨てられたのは計画のうち」ではない
これでいいか。
>>627 「落胆しているような描写はあったが
それはデイビッドが捨てられた事を嘆いているわけではない」
とか言い出すに一票。
630 :
334:05/01/24 00:55:09 ID:0OXJNIaT
>>624 落胆する描写が無い理由の説明になってない。上3段の書き込みそのものに
異論はないが、それと
>落胆する描写がさしてないのは当たり前
がどう繋がるのか?
落胆する様子が入って然るべきシーンの後にも、博士はデイビッドと関わる
んだぞ?博士は決して「デイビットのそばを離れていった者」などではない。
下段の書き込みは全面的におかしい。
研究室で物思いに耽っていた博士は、死んだ息子の写真を見ている。つまり
まず第一に死んだ息子の事を思い出しているんだ(死んだ息子の写真を
ゆっくりとパンする事で博士の研究動機を表す重要なシーン)。そして、
それ以外に「落胆している表情」があるなら、それは実験中のデイビッドを
見失っている事に根ざしている。そのことは、直後に研究員たちにデイビッド
の発見と無事を知らされたときの博士の表情をみればわかる。ホッとして、
笑みを浮かべ喜ぶ。そこには「第一段階の実験が大失敗」などという憂鬱さは
微塵も存在しない。それはマンハッタンでデイビッドを出迎えた時もそうだ。
本当は出て行きたかった。でも回収はしなかった。
これはデイビッドが今までとは違う行動をとり始めたからなんだけど…
博士はデイビッドが無事なのを確認して実験を続行したんだと思う。
用意はされていたけど今までは使われなかったフェーズに移行して。
>623
すいません、言葉が足りなかったようですね
意見の根本を否定されているのにそれを見直さず、それに対抗する案を無理矢理
追加しているのがこの状況を作り出している原因だと思ったんです。
私は劇中から得られる情報も不十分だと思いますし、この議論事態に無理があると思います。
あと、何故このような状況になったのか、何故この話をする必要があるのかよくわかりません…
ストーリーの流れを解き明かすのが目的なのでしょうか?
633 :
334:05/01/24 01:03:18 ID:0OXJNIaT
>>625、
>>626、
>>628 「描かれなければおかしい」ことと、「描かれなくても問題ない」ことの
区別もつかんのか?
第一の実験が失敗し、次の実験に移った理由などは前者。
実験の過程で必要なことの一つに過ぎないものは後者だ。
>>630 離れていったというのは
まさに距離的な事、この映画では一定距離デイビットから離れているものは
極力描写をしてない(同一テリトリーにいる者の描写はある)
例外は発見シーケンスとジョーの災難だけだ。
第一段階の実験が失敗したということがあるなら、
それはジャンクフェアでデイビッドが破壊された時だと思うんだ。
だから発見されたとき無事だと聞いて安心したんだと、私は思う。
636 :
スカリー:05/01/24 01:04:27 ID:IN4Qy8g5
別にデビが捨てられることはある程度は予想してたと思うよ
っていうか、頭の良い冷静な科学者だから「こっそり逃がしちゃいました」とか
言われてもちょっとはがっかりするだろうけど、転んでもただでは立たない精神で
次なる実験である初めてのお使い計画に移っただけだと思うけど
博士は死んだ息子を思うおセンチな部分と冷静な科学者の部分を併せ持つ人だから
その両方がでた描写だと思うよ
637 :
スカリー:05/01/24 01:06:25 ID:IN4Qy8g5
ジャンクエアで死んじゃっても「それは残念、んじゃ、次行ってみよう!」って
すると思う
>>633 >「描かれなければおかしい」ことと、「描かれなくても問題ない」ことの
>区別もつかんのか?
では「デイビッドが捨てられたのは計画のうち」だとしたら
この事は「描かれなくても問題ない」?
物語の根底に関わる秘密を劇中で明かさないなんて事はあり得ないだろ。
>>636 いや予想してないからこそ見逃したと思うけど
頭の良い冷静な科学者だというなら尚更だろう。
もまいらまだ続けてたのかw
お疲れさん。
>>334以外のALL
これまでの流れをざっと見てきたけど、
多分
>>334を理論的に論破するのは無理だと漏れは思うぞ。
漏れは
>>334を見て、どうしてもある嫌悪感を覚えるのを止められなかった。
それは、A.I.を見て漏れがディヴィッドに対して感じた嫌悪に酷似していた。
つまりね、
>>334は、姿を変えたディヴィッドなんだよ、漏れにとって。
「僕を愛して愛してギャーギャーギャー。」のディヴィッドと、
「僕を認めて認めてギャーギャーギャー。」の
>>334。
精神年齢は、ディヴィッドと変わらない5歳児なんだな
>>334は。
下手に理論武装できる分、5歳児よりはるかにタチは悪いがな。
誰か、
>>334の主張を全面的に受け入れて「愛」してやれるネ申が現れるか、
全員で統一してスルーするしないとずっと続くぞ、この流れ。
ヲチ板住人にしか分からんと思うがまあ漏れにとって
>>334は、
>>334=(コツキ+ゆっきー+ディヴィッド)÷3
ってとこかな。
>>637 そうだね。捨てられるのも幾つかある予定のうちの一つだし、
博士は今までもそういう機械の情報を集めていたようだし。
>君以前のロボットは夢を持たず自分から何も望まなかった。
>こんな意思を持つ機械は存在しなかった。
642 :
スカリー:05/01/24 01:12:28 ID:IN4Qy8g5
実はデビが捨てられなくても
同時進行でほかのも実験してたから問題ないよ説
すべて博士の計画でした、モニカも実は女優でした説
っていうかモニカもロボットだよ説←(新説)
etc
どうでもいいつーの
>>630 そもそも「第一(の)段階(がある)」という定義自体334の勝手な決め付けなわけだが
明確な区切りなど開始時には想定してない
移行してしまった事で結果的に第一の段階になってしまって見えるだけ
それよりも見失ったデイビットの捜索で精一杯だろう。
>>640 >誰か、
>>334の主張を全面的に受け入れて「愛」してやれるネ申が現れるか、
後からこのスレに来る人も含めて全員が「愛」してやらないと
>>334は止まらない予感。
デイビッドより強欲だな。
645 :
334:05/01/24 01:16:54 ID:0OXJNIaT
>>627、
>>631 博士が
「発見しても君の前には出なかった。君の選択を知りたくてね。」
と言ったのは、デイビッドに対する言い訳にすぎない。
なぜずっと見ていたのに助けてくれなかったのか、という当然抱くであろう
疑問にたいする予防でもある。
「捨てられてからどうするかを見るのがもともとの実験の目的だからね」
などと言うわけがない。
>>334は一度その「実験の段階」というものをフェーズごとに区切って表して貰えないかな?
647 :
334:05/01/24 01:20:37 ID:0OXJNIaT
648 :
334:05/01/24 01:23:14 ID:0OXJNIaT
>>634 その「例外」として実験失敗による落胆、反省シーケンスが入ってない
ことの理由を教えてくれ。
>>334 それはもちろんそうだよね。
>しかし博士の実験を完成させるには避けて通れない道だったとすれば
>自らの理論の構築と達成の為にデイビッドを突き落とさねばならない。
>一度母親に捨てられたデイビッドの心境を察して自分まで故意にデイビッド捨てた
>ことを悟られるのは不味かったんじゃないかな。
デイビットは1号にして成功している
それは映画の都合に他ならない
2号や3号だったら
なにか別の事を訴えてしまう別の作品になってしまうよ。
652 :
334:05/01/24 01:30:11 ID:0OXJNIaT
>>638 描かれなくても問題は無いし、逆にそれを直接的に描いてしまうと、観客に
の博士に対する印象が著しく悪くなるという、副作用が考えられる。
キューブリックはいざ知らず、スピルバーグは博士をひたすら優しい人物と
して見せたがっているようだし。まあ、そこが色々と説明不足になった原因
であり、勘違いを生むことに繋がっているんだが。
>>645 ハサミの事件が何故起きたのか理解してるか?
兄貴の言葉を信じて、人間になれるかもしれないという夢を持ったから
行動した結果だろう?無意識に起こした行動でもなければ
欠陥だから起こした事件ではないことは、一部始終を目撃してる
観客だけが知っている。
捨てられる以前にもう実験は成功しているんだよ。
博士も言ってるようにその後のディビッドのとる行動の
選択を知りたくて続行したにすぎない。
だいたい捨てられることが夢を見ることの必須条件なわけないだろう。
生まれたばかりの子供を森に捨てたら人一倍夢を見るようになるとでも言うのか?
>>648 はぁ?
別れた後のモニカの嘆きもジョーの末路も
すべては過ぎ去った者として描写はいっさいないぞ
そういう構成の映画だコレは。
>>650 もしかしたらデイビッド以前の「0号」がいるかもしれない。
それはテディやジョーかもしれないし、博士の見てきた骨組み達、
引いてはデイビッドの着想に至った「未完成品達」かもしれない。
想像だけどね。
>>652 お前、落胆が無いとほざいてることと矛盾してるだろソレは
必要不可欠なら入れるだろ。
657 :
334:05/01/24 01:33:51 ID:0OXJNIaT
>>649 それは
>>611の引用だね。
しかし、ご存知のように
>>611はジャンクフェアに関しての書き込みだ。
だから同意はできなかった。ジャンクフェアへの参加は博士も想定して
いなかった事だから。
>>655 そういう妄想はお前の中で好きにやってくれ
言い張らなければ
否定もしない。
>>652 >描かれなくても問題は無いし、逆にそれを直接的に描いてしまうと、観客に
>の博士に対する印象が著しく悪くなるという、副作用が考えられる。
物語の根底に関わる秘密を描かないというのは大問題だと思うが。
観客に物語を理解させるよりも博士の印象を優先するのか。
>キューブリックはいざ知らず、スピルバーグは博士をひたすら優しい人物と
>して見せたがっているようだし。
それならデイビッドに過酷な実験を強いる事について苦悩する描写も
必須だと思うが。
>>660 実は博士は完璧だけど冷血で(実験に対して)優しくない人物なんだと、私は思う。
だから博士に思い描く人物像で勘違いやすれ違いが起きると思ってる。
662 :
334:05/01/24 01:42:34 ID:0OXJNIaT
>>653 それは本来の実験テーマが
「デイビッドは人間の子供のようなミスを犯すかどうか」だって事か?
なんだそれ、どこから出てきた考えだ?
>>654 何度も言うが、「本来の実験が失敗で捨てられた」のなら、それに対する
博士のリアクションは「描かれなければおかしい」ことだ。
「夢を追う」実験の成功に対するリアクションは当然のように入ってる
んだぞ?
モニカの嘆きやジョーの末路などは、こう言っちゃなんだが「描かれなくても
よいこと」だ。省略可能な部分。だが実験の成功、失敗に関しては違うんだ。
>>653本筋と関係ないけど訂正させて
マーティンにデイビットが好きだとママに言ってもらうため
↓
ひいてはママにデイビットが愛されるから(理由のない魔法みたいな効果もあるとも)
秘密の厳守も強要される
(マーティンが説明した論理)
>>655 俺はディックの「変種第二号」を思い出したよ。
デイビッドいるしな。テディ付きだしな。大勢いるしな。
全然関係ないけどな。
>>662 >なんだそれ、どこから出てきた考えだ?
それはこっちのセリフだ。
>>662 >「夢を追う」実験の成功に対するリアクションは当然のように入ってる
デイビットがその場にいるからだろ、あえて言うけどバカ?
モニタして待ち構えてるわけだぞ実際はそこですでに成功してるわけだ
そこがイチバン博士が喜んでるシーンだよ実際は。
667 :
334:05/01/24 01:49:08 ID:0OXJNIaT
>>660 必ずしも描かれる必要は無い。物語の根底に関わることじゃないから。
あくまで実験の一過程に過ぎないことであり、実験のテーマとか、成功or
失敗などのような大きな要素ではない。
>>665 >>653のシーンの本意もわからない334はイカれてる
相手にしない方がいいかもな
自分の推論に沿ってないシーンは理解できないようだよ。
>>661 >実は博士は完璧だけど冷血で(実験に対して)優しくない人物なんだと、私は思う。
加えて亡くした子供への執着心からマッド入ってるしな。
670 :
334:05/01/24 01:55:04 ID:0OXJNIaT
>>665 すぐそうやって逃げるんだな。お前さんの悪い癖だ。
何でハサミ事件が人間の子供と同じような過ちだったら「実験成功」なんだ?
ちゃんと説明しろ。
>>666 意味不明。
もう一度解かりやすく説明してくれ。ほら、俺バカだからさw
>>667 >必ずしも描かれる必要は無い。物語の根底に関わることじゃないから。
いや根底に関わるだろ。
そもそも「物語の根底に関わることじゃない」と思っているなら
どうしてお前はそこまでこの設定にこだわるんだ?
お前の言い分だとこの設定でないと物語のテーマにたどり着けないって話なんだが。
>>668 そうかもな。
NGワードにしとくか。
>>670 IDくらい確認してくれ。
NGワード設定したらもう寝る。
>>334 >「本来の実験が失敗で捨てられた」
本来の実験の失敗ってものが、仮にあるというならそれは
返すのを決めた時だろう
そこは両親のやりとり博士のやりとりとも無いわけだが
そこで博士の落胆するシーンなんて入れたら母と子の別離のシーンが台無しだろ
何が大事な映画を考えてみろ。
674 :
スカリー:05/01/24 01:59:58 ID:Fj3Yagys
実は博士はデビが自殺することをひそかに期待してたと思うんだけどどーよ?
「ほかの研究者も呼んでくるから待っててね」(自分がただの実験対象だって
知ったらあいつショックで自殺するだろうな。。。かわいそうだけどもしそうなれば
それこそデビが限りなく人間だって言う証明だし、ま、良いか。。でも、いくらなんでも
せっかくの第一号が死んじゃったらほかの研究員怒るだろうな、、、)
↓
案の定デビ自殺
↓
研究員:どー言うことよ!博士!
博士:あぁ。。なんか勝手に死んじゃった。。。でもこれで実験は大成功!あとは
ちょっと改良して出荷するだけ!みんなご苦労さま!
研究員:でも、デビの死体どうすんのよ?せっかくの第一号だし、おそらくまだ動いてるっしょ?
博士:それもそうだな、、、でも、まったく同じ型のはもうあるし、、、そうだ!せっかくだから
コニーアイランドのブルフェアリー見せてやれば喜ぶんじゃね??
研究員:いいねそれ!面白そう!魚ロボに命令して運ばせようぜ!
676 :
334:05/01/24 02:02:05 ID:0OXJNIaT
ああ、今
>>653の言い分がわかったよ。
つまりハサミ事件は「自ら考え、夢を追う」能力の発現だったと言いたい
訳ね?
残念だが、100パーセントありえない。まず自ら考えていない。
次に「髪を切った」ことが「夢を追った」ことだと仮定して、実験成功
ならば、捨てられた後ジャンクフェアで発見された時点で回収されている
はず。しかし、博士はこの時点から興味深く様子を見守ったことを述懐
している。つまり、ハサミ事件の段階で実験の成否を判断したという可能性
は全く無い。
677 :
スカリー:05/01/24 02:06:23 ID:Fj3Yagys
研究熱心で好奇心の強い天災博士は当初の予定通り実験が成功しても
面白そうなものがあれば続けて実験するです
捨てられるのが想定外でも博士にしてみれば「おぉぉ!そうきたか!」と
次の実験に入っちゃいます博士の好奇心が消えるかデビが死ぬまで続くと思われます
678 :
334:05/01/24 02:09:44 ID:0OXJNIaT
>>671 根底に関わる部分じゃないし、瑣末な問題。それはずっと前から言っている。
延々と噛み付いてくる連中が居るからただ対応しているだけ。
その割には、俺の主張の根底部分である博士の実験テーマに関して真っ向
から反論できる人間がいないのが情けないよ。
>>673 おいおい、メチャクチャだな。
母子の別離シーンが映画の本質に関わる部分だから、どうでもいい博士の
実験の成否なんてカットしたってか?ひどすぎる…。
>>621 「デイビッドが捨てられたこと=実験第一段階での失敗」
少なくとも私は、こんなことは一切思っていない。
「デイビッドが捨てられたこと=予想外の出来事」というだけ。
だいたい、デイビッドをモニカの家庭に預けたのは、「プロトタイプの実地試験」だと考えている。
第一段階だとかは、貴方の意見であって、少なくとも私は
>>461氏の意見にくみしている。
同じ年頃の子どもが暮らすような実際の家庭環境で、デイビッドを試験していたにすぎない。
もし、デイビッドが夫婦にとって負担になるようなら、会社が引き取ることを条件にね。
デイビッドがモニカの元を離れることは、博士は想定していない。
いなくなってしまったデイビッドを博士たちは探し出したが、
では、モニカの元を離れたデイビッドが何をしていたかというと、それはブルーフェアリー探しだった。
人間になるために、そして母に愛してもらうために、デイビッドは自ら得たその希望に向かって邁進していることを博士は知った。
博士はデイビッドのその意志を完遂させてやろうと考えた(ゴールを作ってやろうと考えた)。
そこで、ドクターノオに行き着いたデイビッドに、マンハッタンに来るようにというメッセージを与えた。
デイビッドはマンハッタンにやってきた。
以上。
680 :
334:05/01/24 02:10:58 ID:0OXJNIaT
>>677 それじゃ、いつになったら量産型デビは出荷されるんだい?
私はこの映画の主題を「自愛」と「博愛」の対比であると感じました。
それにより、デイビッドの体験こそがこの物語の根幹であり、それ以外は物語を円滑に進める舞台装置としての
役割が主だと考えています。
皆さんはこの映画からどのようなモノを感じましたか?
なあ
>>334よ、質問。
部分的なシーンを切り取ってのもまいの解釈はいいよ。
見飽きた。
漏れがもまいにききたいのは、
・もまいはA.I.「全体を通して」見て何を感じたのか
・もまいはこの映画のテーマ(主張と言い換えてもいい)を何だと考えているのか
以上の2点だ。
これだけ答えてくれ。
>>656 自論ばかりきになって考察できてないようだな
あそこはデイビットが愛を欲してる行動を決めるシーンだ。
684 :
683:05/01/24 02:17:27 ID:EnXfiuov
685 :
334:05/01/24 02:18:18 ID:0OXJNIaT
>>679 ただの「プロトタイプの実地試験」と言うならば、博士の冒頭の台詞(
>>561)
や、ネタバレシーンでの台詞(
>>562)の意味はどうなるのさ?
「比喩とか直感、自ら推論する能力、夢を追う能力」のための実験だという
のは、それほど出番が多いわけではない博士が劇中で2度も(!)語っている
ことなんだよ。なんでほとんどの人がこの超重要な台詞群を無視するのかが、
おれにはさっぱり理解できない。
>>678 反論はとっくに終わってる
1+1=2
だ
お前は相変わらず正解をみせられても1+1=3と言い張ってるだけ。
687 :
スカリー:05/01/24 02:22:45 ID:Fj3Yagys
>>680 じきはどうでもいい
発売に伴い博士の好奇心がうせるかもしれないし
デビが死んだってことをしった黒人女が「博士ひどい!」とか言って
やめさせたかも知れないし
よく、「ヒョロの祖先はジョーやテディータイプかデイビッドタイプか?」って話になるけど
あれってジョータイプの子孫なんでしょうね、、、何らかの理由で人間は滅びたけど
デビもほとんど人間だったわけだからおそらくデビの死後発売されたデビ型ロボたちも
人間と一緒に死んだのでしょうね、人間が死んじゃった後にデビが絶望して身投げしたの
と同じように愛する対象を失ったロボは
わかった334はデイビット
「比喩とか直感、自ら推論する能力、夢を追う能力」
を持ち
ありもしない幻想を追い求めてる罠。
実際。
終了。
689 :
334:05/01/24 02:25:57 ID:0OXJNIaT
>>682 スマン、今はその質問に答えたくない。
俺のコテハンに過剰反応する狂気に満ちた連中がいる中で、一番価値の
ある話をするのは嫌だ。名無しに戻ってから、存分に語り合いたい。
>>683 全然答えになっていない。
なんでハサミ事件で実験成功なら、そのあとの冒険が必要だったんだよ?
>>334 やはりな。
逃げたか。
それをこの状況で正面から堂々と主張できなければ、
ここにいる誰一人として納得させることは出来んぞ。
>>689 おまえモニタされてないロボット行動学が、実験の役をすると思ってるのか?
おめでたいバカだな。
>>689 気にすることはないですよ、人によって感じ方が違うのは当然のことです。ただ単に人を貶めたい
人達もいるかもしれませんが、皆が感想を述べ合っていればどうということはないと思います。
693 :
334:05/01/24 02:41:08 ID:0OXJNIaT
>>690 そういうとり方をするなら、もう一つ理由を言うよ。
ちゃんと今の問題に決着をつけたいからだ。このまま別の話題に移ったら
全てが有耶無耶のままになる。
>>691 肝心の博士の見ていないところで実験は成功していたと?いったい誰に
対して、何の意味があるんだよそりゃ。
観客がハサミ事件を見て「ああ、デイビッドは自ら考えて、夢を追ったなあ。
良かったね、博士。」などと思うのか?アホか。
>>334 今の問題の決着がつくか否か、
つまり個々のシーンの解釈の、論理的整合性を計る指針として、
全体を俯瞰した解釈が必要になるんだよ。
でないと、もまいは
「木を見て森を見ず。」
と言われても反論できないぞ。
695 :
334:05/01/24 02:47:25 ID:0OXJNIaT
>>692 サンキュ。
俺はこの数日間、まるで自分がジャンクフェアに駆り出されたかのような
錯覚を覚えているよ。自ら真実を追い求めず、流れに乗って異端者を徹底排除
しようと罵声を浴びせかける狂気の群集…。
貴重な体験だよ。仕事がはかどらないことが唯一の難点w
>このまま別の話題に移ったら全てが有耶無耶のままになる。
そんなことは無いと思いますよ? 今まで話がまとまらなかったのは皆さんの主題の捉え方に
ズレがあったからだと思います。主題が違うということはモノを視る視点が違うということですから
皆の視点が同じ位置ならば理解は容易になるはずです。
>>693 別に有耶無耶になってなんかない
お前の頭が固いだけ。
博士のモニタ手段は作中で一切明らかにされていない
見てたとも見てないとも言えない
(個人的にはあのシーンは知らないと思うが)
ただ334がいう計画が全て計算通りとするなら逐次監視していなければ成り立たない推論だろう
「逐次」だ。
698 :
334:05/01/24 02:52:23 ID:0OXJNIaT
>>694 博士の台詞
>>561-562、それを基点とした
>>544のチャート。
これが全体を俯瞰した解釈なんだが。もっと細かい説明図が必要なのか?
細かいシーンの解釈に関する質問にも、随時答えることで十分補っている
はずだが。
>>685 冒頭シーンは、デイビッドに盛り込まれる機能についての説明。
(制作者の意図としては、観客に対しての説明だと思う)。
それらの機能の全てを、意図的に状況を作り出して、試験しようとは博士は考えていない。
そんなことをしたら、ロックオンしたミサイルを動く目標に命中させるような単純なテストになる。
デイビッドは人間の子どもとして作られたのだから、そう単純じゃないんだよ。
できるのは、母親(愛を求める対象)と一緒に暮らせるようにして、見守ることだけだよ。
デイビッドの心の成長をね。
ただ結果として、偶発的な様々な出来事をくぐり抜けたデイビッドの冒険そのものを、博士は人間らしいと褒めたんだよ。
ちなみに、ねる。
701 :
334:05/01/24 03:01:05 ID:0OXJNIaT
>>697 なぜ逐次監視が必要なんだ?
>>544でのチャート通りに進めば問題ないわけで、例えばチャート中の
4.「数々の問題行動を起こし」などは、細かいディティールは大して意味を
持たない。その後の「愛する人間に捨てられる 」に繋がるような事ならば
何でもいいんだ。
ところで、なんであの時点で実験が成功する意味があるのよ?そこが
すごく気になるんだが。
>>696 いやまあ、一応前に書いたんだけどね(
>>449)。
>>695 334がネット上だけで成り立つ特異性格者ということは
よくわかった。
お前の推論が「絶対」に間違ってない決め付けはお前自身の中にしかない。
まわりの人間じゃなくて334お前自身を騙すな疑え。
>>334 了解。
ありがとう。
漏れ個人的な感想だが、
>>334は、
個々のシーンを切り取り、それを解釈することは出来るようだが、
全体を捉え、最も重要な主題を捉える能力に欠けていると思った。
後の判断は、ここにいる人にゆだねたいと思う。
皆様お疲れ様です。
漏れはこれ以降ROMに徹します。
704 :
334:05/01/24 03:08:50 ID:0OXJNIaT
>>699 >それらの機能の全てを、意図的に状況を作り出して、試験しようとは博士は考えていない。
>そんなことをしたら、ロックオンしたミサイルを動く目標に命中させるような単純なテストになる。
それは、ないっしょ。
デイビッドの思考が本当に博士の思い描く通りに機能するのかは、実験開始
の段階では誰も断言できない。
「ブルーフェアリーを人間の”ないものねだり” の一例と」思ってしまう
かもしれないし、途中で諦めてしまうかもしれない。それを見極めたかったから
からこその実験だよ。
705 :
334:05/01/24 03:11:41 ID:0OXJNIaT
>>703 >全体を捉え、最も重要な主題を捉える能力に欠けていると思った。
そういう事言うのは、
>>544のチャートの欠陥部分を指摘できてからに
して欲しい。何の反論も無く「能力に欠けている」といわれても「ハア」
としか言えん。反省すらできない。
>>334 もっと本を読んで、文章を読み取る能力を養いましょう。
>>705 主題ってのは作品自体の主題だチャートは関係ない。
>>449が主題なら主人公のデイビットってのはお前にとっていったい何なんだ?
708 :
334:05/01/24 03:19:14 ID:0OXJNIaT
>>706 まあ、レスの誤読や読み落としが多いのは認めるし、申し訳なく思う。
でもさ、一対多数でやりあってて、かなり速い流れの中でそれぞれに対応
しなくちゃいけないのって、けっこう大変なんだよ。一度やってみ?
709 :
334:05/01/24 03:24:39 ID:0OXJNIaT
>>707 デイビッドがあらわしているのは、
人間は、「問題の多い人間の子供」は愛せるが、「問題の多いロボットの子供」は
愛せない。ひいては、人間の愛は人間に対するものと、ロボットに対するものとで
根本的な違いがある。さらに言うなら、人間は人間しか愛せない。
デイビットを否定したくて必死だな
だったら3部はいらないだろ
やはりよっぽどトラウマを抱えたらしいな
これはデイビット(ちょっと変わった存在の子供)の為の物語だ全否定してどうする。
髪の毛を切った事→一種の願掛けで母親の愛を受けるため
人間になること→本当の子供になって母親の愛を受けるため
行動原理は同じだ今日はここを押さえておけ。
711 :
334:05/01/24 04:32:23 ID:0OXJNIaT
>>710 >これはデイビット(ちょっと変わった存在の子供)の為の物語だ
それは、デイビッドが何の変哲も無い「普通の子供」として作られたわけ
じゃない事を認める発言か?
ハサミ事件が「実験の成功」を示すという論を否定したまでだ。
行動原理が「夢を追う」ことと無関係だ、とは言っていない。
そこんとこ押さえといてくれ。
>>711 オウム返しする様になったらオシマイやぞ
デイビットは「永遠の子供」、劇中でも言ってる通り。
ロボットの中に入った純粋な「心」そのものだ
だからタイトルも「A.I.」なわけだろ?
713 :
334:05/01/24 04:47:34 ID:0OXJNIaT
>>712 そう、デイビッドは成長しない「永遠の子供」として作られているんだよな?
だったら、その時点で「完璧な人間の子供」を模して作られているわけじゃ
ないと断言できるじゃん。成長しないことは、それだけで人間としては欠陥
なんだから(無論、デイビッドの欠陥がこれだけだとは言ってない)。
ところで逆に聞くけどEnXfiuovさんよ、あんたにとってこの映画のテーマは何?
714 :
334:05/01/24 05:53:08 ID:HWbMiKeJ
人にはさんざん偉そうな口きいといて、テーマは語れずか。
ま、そんなもんだろう。
成長しない「永遠の子供」
てのは作品(映画として)的には
ある意味
「完璧な人間の子供」
なんだよ
君には一生解りそうもないが、
無理も無い
それは334、君が成長しない永遠の○○だから・・・
716 :
名無シネマ@上映中:05/01/24 09:37:57 ID:aqD1x0wp
昨日寝る前はまだ600台だったのにもう700か。
早すぎてついていけん…
テーマはショボそうだから、もう伸びないかもw
2部まではキューブリック、3部はスピルバーグの付け足しって感じだな。
人はロボットを愛さず、デビッドも「君は特別」のアイデンティティを
崩されたらライバルを破壊して自殺。
それでもそれでも、そんなデビッドにも優しい眼差しを注いでしまい、
せめてもの幸せで締めくくりたかったスピルバーグ=ヒョロ。
なーんてね。
719 :
スカリー:05/01/24 14:39:31 ID:0DzuiWxg
自分は博士がスピで手ディーがキューちゃんに見えてしょうがなかった
特に根拠はないけど
俺は博士がジュラシックパークの爺に見えた。
雰囲気も無邪気さもマッドっぷりも似ている。
>>334 >>561-562>>544 質問に対する答えになっていない
>>682は
>「もまいは」A.I.「全体を通して」見て何を感じたのか
>「もまいは」「この映画の」テーマ(主張と言い換えてもいい)を何だと考えているのか
と訊ねている
722 :
334:05/01/24 15:58:57 ID:aZ4KtcBC
724 :
334:05/01/24 16:21:03 ID:aZ4KtcBC
334でNGワード指定すると他のスレの334も消えて見づらい
もっと指定しやすいコテにしてくれ
726 :
334:05/01/24 18:22:32 ID:aZ4KtcBC
もうこれ以上話が進展しないし、俺の(博士の実験に関する)認識を根本から
揺さぶる意見は出てこないと思うので、名無しに戻る。
「逃げた」呼ばわりとか勝ち名乗りとか、どうぞご自由に。んじゃ
逃げたなんて思わないよ。
だって君は馬鹿だから。
もう暴れないで大人しくしていてくださいね。
それが嫌なら出ていってください。
>>726 捨てたのも計算の内厨、お前さんがやってる事を再び解説しよう今度は増補改訂版だ
1+1=
という式がある
普通のこたえ(正解)はこうだ
1+1=2
ところがお前さんは「2」という数字はなんでか知らんが気に食わないらしい
そこで
1+1=3
という解を導き出そうと「決めた」いやもうそうに違いないと一見してご理解なさった
その為にやったことは
そうだ
1+1=の式の前にもう一つ「1+」が隠れているんだ、そうに決まってる!
という驚くべき飛躍だ
1+1+1=3
確かにこれなら矛盾はない
だが最初の式にはモチロン
1+
なんて式は隠れてない
1+1=2
なんだよ
オマイさんは解答用紙に
1+1=3(式に1+が一つ隠されてます、または出題者のミスです)
と意気揚々と書き提出してるようなもんだ
もちろん答は×だよ
ちなみに1+1+1=に書き換えるのは映画自体の取り直しと同じ事だ。
理論物理学じゃなくてこれは算数のレベルのはなしだ
捨て厨の支離滅裂さをしめそうか
>それは本来の実験テーマが
>「デイビッドは人間の子供のようなミスを犯すかどうか」だって事か?
>なんだそれ、どこから出てきた考えだ?
(この時点で無知・無理解を晒しておいて
(こちらは行動原理の根幹は同じという事を指摘した、すると・・・
>ハサミ事件が「実験の成功」を示すという論を否定したまでだ。
>行動原理が「夢を追う」ことと無関係だ、とは言っていない。
>そこんとこ押さえといてくれ。
(指摘されて最初からさもわかってたようにうまくすり替えたつもりになってるようだが
>行動原理が「夢を追う」ことと無関係だ、とは言っていない。
はぁまてよ?
>つまりハサミ事件は「自ら考え、夢を追う」能力の発現だったと言いたい
>訳ね?
>残念だが、100パーセントありえない。まず自ら考えていない。
その前段階でオマイはしっかり「ありえない」と言ってるわけだがw
>無関係だ、とは言っていない。
>残念だが、100パーセントありえない。
矛盾もいいとこじゃないの。
詭弁は聞き飽きた。
>
>>673 >おいおい、メチャクチャだな。
>母子の別離シーンが映画の本質に関わる部分だから、どうでもいい博士の
>実験の成否なんてカットしたってか?ひどすぎる…。
最低限のシーンは残してあるだろ
あれもこれもオマイの壊れた構成案を入れてたら、ただでさえ長い映画が冗長になるだけだ。
さあどう反論するのかな。
いまの所反応が無いが。
あまりたたくのもどうかとも思うけどね。
くるし紛れの論理を展開してくるに10体。
いい加減、自分の論理が破綻していることに気づいて欲しいもんだ。
たぶん、また何かと論評してくれるんだろうね。
>>633 区別がつかない、それは計画捨て厨。
>描かれなくても問題は無いし、逆にそれを直接的に描いてしまうと、観客に
>の博士に対する印象が著しく悪くなるという、副作用が考えられる。
印象が悪くなる事に配慮する理由など微塵も無い。
博士の印象は所詮、計画捨て厨通りなら最悪だ
むしろ、はっきりさせるべきだろう
もっとも
捨て厨はデイビットを見た副作用がすごいわけだから無理もないかw
>>588の見逃した理由はあまりにも弱いだろ
強引な論を展開したいなら納得できる理由を示せ
>>済まされようがどうだろうが、ミスはミスだよ。それ以上の意味は無い
だったら作中の偶然はそのまま偶然だろ計画が隠れてるとする証拠はない
見えない1+ (見えざる博士の実験の裏の計算)が付け加えられてるなんてのは
完璧に自分だけの推論を組み立て凝り固まった激しい思い込みにすぎない
>「きっかけとなるネタを母親から提供してもらう」のは、捨てた後すぐにだ。
母親に、この実験においてのネタを提供させる理由なんて無いよ
博士が行動の問題行動のコントロールしてるならネタも博士が提供すればよいだけの事
捨てられる事を故意に仕組んでいる事を前程にするゆえ
奇妙なプロセスを生み出したようだけどそんな不確定要素たっぷりの
ひたすらまわりくどい実験には意味がない。
なにしろ「捨てさせる」という到達点は同じなのだから、その状況を作り出すだけならもっと確実な方法がある。
捨てられるのは計画のうち厨の通り
捨てられるのは100%計画通り望んだ状態とする
>ブルーフェアリーを追っているという行動原理を知ったのは逃がされてから
だがこの偶然要素は計算に入ってなかったわけだ、すると
人間になるって目標は持たない状態で捨てられる
つまりその後の目先の行動原理を何も持たないで捨てられてた可能性が大いにあるわけだが
その場合いったいデイビットに何をやらせるつもりだったんだね?
デイビットの根幹の行動原理は母親の愛を得ることだ
さて
髪の毛を切る
人間になる
それ以外の選択肢を持たない可能性のあったデイビットに何をさせるわけ?
さらに言えば
デイビットが捨てられるまでがおりこみ済み計算ずくのことなら、そこまでは観測も実験も必要ないだろう
捨てられている状況から
刷り込み記憶でもした「まだ見ぬ母」でも探させた方がよっぽど実験目的にかなうよ
何しろ「夢を追う」のだから
>>夢を追うというのは「心を持っている」ことの具体的なチェック事項のひとつに過ぎないってこと。
>ここは正にその通り。そして、その「具体的なチェック事項のひとつ」
>というのがデイビッド実験の全てなんだよ。あの実験はそれ以上でも
>それ以下でもない。
というなら尚更だ。ロボットにウソの記憶をインプットし「夢」を追わせる、充分実験足りえる。
>>726 名無しに戻っても
そのまま電波ゆんゆんに垂れ流してたら
すぐにバレるぞ
2000年ROMってろ。(死ぬがな)
子供型ロボットの存在意義である「愛し、愛されることができるか」
という実験は成功しました。
そのまま愛され続けても、事情により回収、破棄されても問題はありません。
そこで子供型ロボットのための実験は終了です。商品の製造を開始しました。
次に捨てられたという状況から、博士は自分の研究を始めます。
考えられるすべての機能を詰め込まれたデイビッドに生まれた「夢」が確かなものなのか、
実験は始まります。博士の研究にゴールはありません。
帰って来たデイビッドに対する博士の態度は、商品の完成を喜ぶといった感じではなく、
なにか、それ以上のものを感じたのですが。
それに「夢を持つ」という機能は商品としては危険すぎると思われるのですが。
739
博士はどうしてデイビットをつくろうと思ったのか
「愛する人に捨てられる」ことは必須条件じゃないんだよね。
捨てられたことで結果新しい事実が判明したけれども。
334は面白いな
人間はロボットを愛せないっつーのがテーマだと主張するんなら
欠陥ロボットが主人公じゃマズいだろ
欠陥品を愛せないのは当たり前だw
だよな。
>>334 捨てられたまでは博士の完全な計算
その「直後」なのに
見失うのは計算じゃなく博士のミスか脚本の穴
w
そうじゃなくてオマイの推論のマチガイだろ
一般的に「間違いを認められない人」と評価されるような人物はこれらのうち複数、または全ての型を併せ持つ事が多い。
・屁理屈型
自分のミスや間違いを指摘されるとあれこれ苦しい理由をつける事によって自己を正当化しようとする。
理由の矛盾点を指摘されるとそれに対しても理由をつけて押し通そうとするため、雪だるま式に矛盾が大きくなっていく。矛盾を解消するためであれば嘘をつく事も厭わない。
・攻撃型
自分のミスや間違いを指摘する相手に非があると主張する事によって自己を正当化しようとする。
絶対に正しい自分の行動を否定する相手は異常であると主張するタイプと、些細なミスをわざわざ指摘し自分のプライドを傷つける相手は思いやりに欠けると主張するタイプに分類される。
ミスや間違いではなく他者が攻撃対象となるため、最も人間関係に問題が生じ易い。
・逃避型
自分のミスや間違いを軽視し忘れようと努める事によってミスそのものをなかったことにしようとする。
表面的には反省しているように見えるため周囲が気付かない事も多い。同じ間違いを繰り返す傾向がある。
攻撃型を併せ持つ場合、自分は正しくそれを理解できない愚かな他者の相手をする必要はないと考える事によって、心の中で自己を正当化する。
>>334 ┐(´ー`)┌ やれやれ
漏れ
>>682だけどさ、おまい、やっぱり質問に全然答えてないよ。
>>682をもう一度、ディスプレイに穴が開くまでよく読み返しなさいな。
おまい自身が、
>>724で
>
>>561-562>>544はあくまで博士の実験をめぐる答えでしかない。
って書き込みしてるよな。
繰り返すぞ。
「博士の実験をめぐる答えでしかない。」
>>682での質問に対する答えが、
「博士の実験をめぐる答えでしかない。」?
答えになっていないことは、ちょっと気の利いた小学生でも分かるぞ。
その後に後付けで
>>696へのレスで
>>449のレスアンカーを付けて得意気になっているようだが、
それは後出しジャンケンで「勝った勝ったあっ!!」
って喜んでる幼稚園児と変わらんぞ。
まあ、精神年齢5歳児だから無理な要求かもしれんが、
もうちっとましな書き込みをしてくれ。
>>744 会社でイチバン困るタイプは
・逃避型
だな
スレ違いスマソ。
>>746 もう構うなよ。
また帰ってきて暴れられたらウザイだろ。
あと五歳児はもっと物分りいいぞ。
欠陥を持ったロボットは、人間にとって「愛すべき」ロボットなのだろう。
ただし「人間にとって都合の良い」欠陥に限るが。
テキトーに話題を振ってみる。
中盤でジョーがラブホで死体を発見した後、何で逃げ出しちゃったのかね?
濡れ衣をかけられたって恰好になってるけど、
事の次第をそのまま素直に警察に話せば良いと思うのだが。
ロボットが人間の決めた法律を守らなくてもいいの?
てか、「ロボットにも殺人ができる」ってあの世界の警察は考えてるの?
751 :
名無シネマ@上映中:05/01/25 07:08:23 ID:KjdFdW7a
アパム
コレ以前これ以後のどこかに334が紛れてると思うと
レスする気が無くなるな。
すでに匂う奴がいるし...
>>752 同感。
まあそんなあなたには、732を読んでみることをお勧めする。
>>750 ロボットは罪がなくても壊せるので、
疑わしきは破壊と相場が決まってるのだろ。
警察だの裁判だので主張できるのは人権の特権。
愛の極端で究極の形としてセックスロボットを登場させたのがミソだな。
冒頭の会議中の発言といいこの世界ではセックスロボットの価値だけは
公然と認められているところが面白い。
ジゴロージョーを主役にして愛の本質を暴いてみせても面白かったな。
今ひとつディビッドとの対比になりきれていないんだよねぇ。
ターミネーターの方が格好良い!
>>756 なんでいきなりターミネーター?w
ジュードロウはなかなかロボットしててうまかったけどな。
シュワちゃんはもともとロボットみたいなもんだからw
ターミネーターか…
なんでシュワちゃんは殺戮ロボットでありながら人を愛せたんだろうな。
他には HAL9000、アンドリュー、ロボコップ、雪風、ドラえもん…
>>753 ?
とにかく気持ち悪いからしばらく近づくのやめるかな
761 :
考察その一:05/01/25 15:12:14 ID:hVd4BFZh
また誰かさんが、大喜びで飛び付いてきそうな書き込みするけど、
誰かさんが飛び付いてきたらスルーでヨロ。
博士の実験だけどさ、あれって実験って呼べる代物か?
漏れは工学部出身の人間だけど、あれってとてもじゃないけど実験って呼べる代物じゃないと思うぞ。
なんせ不確定要素があまりにも多すぎる。
実験ってのは、ほとんど環境の条件を設定して、こうすればこういう結果が得られるであろう、
って予測を付けて行うものだと思うんだが。
大学の実験ならそうだろうよ、っていう反論もあるだろうがそれにはこう反論する。
大学での講義の実験ではなく、より進んだ未知の結果を得るための実験ならば、
それ相応のカネと、時間を費やさなくてはならない。
それならば期待する結果を得るために、
環境の条件を設定するのに躍起になるくらいでちょうどいいくらいだと思うんだがな。
まず実験の目的がディヴィッドが製作された当初から、
ロボットが夢、あるいは目標を持ち自主的に行動でき、目標に到達することが可能かを見るために行われたと仮定する。
この場合、ロボットの夢、あるは持つ目標が「愛されること。」であるとする。
762 :
考察その二:05/01/25 15:14:59 ID:hVd4BFZh
まず、愛さていないと自覚する状況にする必要がある。
それには、まず実の子供(マーティンだっけか?)が家に戻ってくるようにする必要がある。
不確定要素その一。
少なくとも映画を観る限り、実の子供が家に戻れる可能性は相当低かったように思われた。
次に、愛されるためには人間になる必要があるのかもしれない、と思わせる必要がある。
そのために劇中ではマーティンが母親に、ピノキオの朗読を求める形で行われた。
不確定要素その二。
マーティンが朗読を求めるのは、ピノキオ以外であった可能性もある。
次に、愛される為の、問題行動を起こす必要がある。
映画中では、マーティンがディヴィッドを、母親の髪の毛を切るようそそのかすことでそれが行われた。
不確定要素その三。
映画を観る限りマーティンは自らの意思でそそのかしており、
誰かにディヴィッドをそそのかすようには仕向けられていない。
次に、捨てられるための問題行動を起こす必要がある。
映画では、少年たちにいじめられ、マーティンに救いを求めてプールに落下することでそれに至った。
不確定要素その四。
まず少年たちが好奇心を示し、いじめる状況を作らなければならない。
劇中にその描写は無い。
また、ディヴィッドが助けを求めたのはマーティンであったが、別の人物に救いを求める可能性もあった。
たまたま身近にいたのがマーティンであったからマーティンに救いを求めたに過ぎないと思えた。
また、マーティンに背後からしがみついて後ずさりしプールに落下したのは、
偶発的な事故であった、と見るのが映画を観る限りでは自然な解釈に思われる。
次に、捨てられなければならない。
不確定要素その五。
問題行動を起こしたから、必ず捨てられるとは限らない。
安全を確保しつつ、身近に置くよう両親が最善の努力を尽くすことも考えられる。
763 :
考察その三:05/01/25 15:16:29 ID:hVd4BFZh
次に捨てられた後、「愛されるためには人間になる必要がある。」と考えさせる必要がある。
不確定要素その六。
現状のままで、愛されるよう努力する可能性も否定できない。
次に、人間になるためには、ピノキオの朗読で聞いた、青い妖精に出会う必要がある、
と考えさせる必要がある。
これは、まあいいだろう。
まだ不自然な設定ではない。
だが、そのためにはヒントを持つ、Dr.Knowに出会えるように環境を設定する必要がある。
不確定要素その七。
劇中では、ジョーに出会い破壊ショーを脱出した後にDr.Knowのもとに着いている。
捨てられた山中で、ジョーに限らずDr.Knowを知るもの(ロボットに限らない)に出会える可能性は、
必ずしも低くはないものの、決して高くもないと考えられる。
そして、最後の不確定要素。
破壊ショーを脱出できなければ、青い妖精の下には到達できない。
破壊ショーを脱出できたのは、ショーの観衆がディヴィッドの破壊に対して集団ヒステリーを起こし、
会場が混乱したことで初めてなされた。
ショーの観衆は、大喜びでディヴィッドの破壊を楽しむ方向に進む可能性も、否定は出来ない。
以上、前情報をほとんど持たずに、たった一回だけA.I.を見た漏れでも、
ざっと8つもの不確定要素を指摘することが出来た。
実験って言えるか?これ。
>博士の実験だけどさ、あれって実験って呼べる代物か?
博士の自己満足であり夢
765 :
考察その三:05/01/25 15:20:22 ID:hVd4BFZh
最後に。
これらの不確定な、偶発的な結果が重なって得られた結果を、
実験結果とすることは出来ない。
実験とは、同じ実験を別の人間が同じ手法を以って行われても、
同一の結果が得られなければならない。
よって、「実験が成功した。」とは到底言い難い。
博士の中では成功なんだよ。
周りから見たらただの奇人だけどね。
同じ目線に立ってマジスレするのは阿呆。
君も334っぽいね。
>>761 飛びついてきそうだと思ったら書かないでくださいよ。
>>761 まぁ誰かさんが実験をさもこの映画の核心かのように訴えるので
周囲もつられたところはあるな。
博士の実験の目的や心中を深読みしたところで、ディビッドに人間と
対比できる行動をとらせる為の口実にしかすぎないからね。
まして博士の実験が成功しようが失敗に終わろうが鑑賞者にとっては
何の興味もないし、驚きもない。
だって観ている我々の方が博士なんかよりよっぽどディビッドの特性を目撃して
理解しているわけだからね。
博士の歓喜の声にディビッドと同じように不快感や絶望を感じるのが
普通の見方。実験が成功したことを博士に同調して達成感を感じる奴など
誰もいないだろう。
博士の役柄は状況説明の為と物語を運ぶ狂言回しの役柄以上の存在ではないのは
誰の目にも明白なのにな。博士に必要以上に感情移入してどうする、みたいな。
>>765 劇中では
デイビット(あなた)が成功をおさめた
っていう言い回しをしてるね
確かにデイビットケースは成功してるから間違いじゃない
実験の全てが成功裏に終わったとも言ってない
次のプランもある
とも言っている
見えてるのは所詮実験の一部だ、ただ
デイビットにはとっては全部、それこそがこの映画だからそれでいいわけだが。
デイビッドがモニカの家庭に預けられたのは、実験というか試験だと思うんだけどね。
ここでの生活を見守りながら、製品化の面では問題を洗い出す必要があっただろうし、
博士としては、計算できない要素に日々囲まれたデイビッドの心(回路)の成長を、
ひとつのサンプルとして見てみたいと思ったんじゃないかな。
博士は心を生み出そうとしたんだし、心の成長に通過点はあってもゴールはないし。
老いも死もない容れ物に囚われた心って、残酷だな。
デイビットはある意味ホラー。
一歩間違えればチャッキー系。
どうして僕を愛してくれないの? と呟きながら
どこまでも追ってきます ハサミを握りしめて・・・
案外、マンハッタンでデイビッドに壊されちゃった子が研究所での環境、知能実験を受けてたのかもしれないね
774 :
750:05/01/25 17:47:23 ID:kOypmxfj
>>754 なるほど。
でもそれだと真犯人が分からなくなっちゃわない?って思ったけど、
逆にいえばそれでアリバイが成立するからこそ、ジョーに罪を
なすりつけたってことなのかもね。
なんか余裕ありそうだったし>殺人者のオサーン。
なんかひでえ世界だ。
>>754 うんうん、デイビッドとはまた違う「愛の愚かさ」に付き合わされて
いる存在なんだろうね。第2部の最初で相手をしていた女性の“情熱の傷”とか
殺人者の捨て台詞「お前が先に俺を殺した」とか。
生身の人間に対して懐疑的で醒めた目線を持っているのも、それ故なのかな。
より人間に近いものを真っ先に希求するのって、
やっぱりこの手のジャンル(下半身絡み)だと思フ。
お前が先に俺を殺した
の意味が理解出来なかったんだけど
誰か説明お願い
776 :
750:05/01/25 17:51:27 ID:kOypmxfj
777 :
750:05/01/25 18:03:51 ID:kOypmxfj
>>775 殺した動機が「嫉妬」だった、て事じゃないかな。
「死にたくなるほど自分を苦しめた」っていう。
勘違いだったらゴメン。
デイビッド初登場のエレベーターのシーンの手前で
ヘンリーがモニカに言う台詞「Don`t Kill me」も
ちょっと気になってる。普通の表現なのかね?
750=334乙。
>>774 情熱の名残りのアザ
って実際は何のことか解ってるかい?
あら、“wounds of passion”ってあのお姉さんの
パートナー(恋人か旦那?)の暴力を匂わせてるんだと
想像してたんだが、全然違うのか。
>>779さんの意見は?
キモイよオマエ
恥も知れよデイビット君w
>>777 聞き間違えじゃないの?
英字幕でそうでましたか?
響きとしては「kidding me!」とか似ているね。
そう出てるね
字幕でも2回目は「僕を殺すな」
「クール」みたいなもので直訳だとイマイチ実感がわかんね
2ちゃん風に言うと「アボーンしるな」
久しぶりにこのスレ来たが・・・・
あれっ?
夢オチ厨は?
785 :
名無シネマ@上映中:05/01/27 00:34:53 ID:AREpu5hH
>784
あれから二千年もたってみんな死んでしまったのだよ。。。
君が望むなら一日だけ逝き返させることができるが、それにはなにか
体の一部が必要
計画厨334も死んだしなw
787 :
334:05/01/27 06:54:03 ID:Gdoj2Ryz
死んでねーよw ずっとROMりながら
「こいつら映画のテーマの話、一体いつになったらするんだろう」と思ってる
わけだが。ひたすら俺を呼び戻そうと必死にループな事叫び続けたり、ちょっと
特異な意見があると「334」呼ばわりしてるだけ。クダンネ
788 :
名無シネマ@上映中:05/01/27 15:12:42 ID:QP93zKA7
よしよし悔しかったね
ママのところへおかえり
789 :
名無シネマ@上映中:05/01/27 15:27:18 ID:iFf0zK0W
334晒しage
テーマなんてない
うそつくなよ
わかってた
もういいんだ…
作品のひとつのとらえ方、一般的なテーマ要約はもう出てる
ただ、だいの大人がまじめに語りあうには
ちょっと、こっ恥ずかしいだけ
>>479 曲解してる334には一生解りそうもないが、
793 :
334:05/01/29 16:36:42 ID:k8n5tVBN
なんかすっかりスレが止まってるけど、ここにいる全員がテーマに関して
>>479と同じ捉え方って事? そんな浅い結論でいいのかよ。やれやれ…
俺の主張が浅知恵な連中を大量に引き寄せたんだとしたら、そこが俺自身の
最大の反省点だな…
そしてすっかりご満悦の334であった。
>>793 こう言っちゃナンだが「A.I.なんかに」いつまでもこだわって
モラトリアムになってるのは、ちょっと大きいデイビット君、キミだけだ。
スゲエ脳内変換構造だ。
なんかこのスレを見ていると、
極悪○郎氏が、どういう気持ちでコツキと対していたのか分かる気がする。
愛想を尽かしたのも。
797 :
334:05/01/30 19:06:41 ID:4aNtNNIn
最低の発言
>>795に誰一人突っ込めない時点で、このスレは終わった事を確信した。
無意味な、くだらない「連帯感」によって。これにて本当にさらば。
スピルバーグがオーディオコメンタリででも語ってくれれば
あらかた片付くような気がする。
皆、作者の意図は尊重するんだろ?
作品は作品です。作者は別。
まぁそうだけど
作者が意図してない裏読みは
否定できるわな。
しかし・・・・
自分の解釈=作者の意図するもの
という単なる思い込みを上段で語って
他を馬鹿にするヤツが現れやすい映画ですな。
もっと謙虚さを持とうよ。
「自分はこう思う」ってな具合にね。
もちろん、
「ヒョロ=宇宙人」みたいな意見には「違う」と断言しても良いけど。
これには映画内の表現「以外」できちんと設定が明示されているからね。
現れやすいて・・・
夢落ち厨と334しかいないと思うが
なぁデイビット君?
二人も居るだけでおなか一杯だよママ!
ここに限らず「間違ってる系」の人は2ちゃん中にいるよ。
(科学系の板に多し、※社会系の意見の対立とは全然違うベクトルの人達)
2ちゃん内のあらゆる板を見ている人間ってキモいよね。
「あらゆる」だってさ・・・(藁
皆さんに質問。
食卓でいきなり気色悪い笑い方するデイビットに感情移入なんてできるの?
>>807 出来ません。
全体を通して、感情移入なんて出来ません。
ましてや漏れは子供嫌いだからなおさら。
>>807 可愛い要素が皆無じゃないか!
まぁ、それが狙いだという意見もあるがね!
810 :
807:05/02/04 14:09:37 ID:qPXdElT+
だよね。
「感動した」って結構聞くから、疑問だった。
>>809 頭弱いんで狙いとかテーマとかさっぱり…。
娯楽作として好き。
もっと社会派な映画と捕らえて観てごらんよ。
ある日いきなりロボットと生活する日常を。感情移入できないことが
そのまんま自分の日々抱いていただろう内なる差別の現れだってことに。
いや自分を嫌悪するばかりじゃなくてね、それを正当化するのもアリ。
人間のそっくりな「モノ」ってもともと生理的にも倫理的にも
受け入れ難いものだと思うんだよね。でもものすごいお金と最高の頭脳を
注ぎ込んで日夜開発は続けられている。もしこの映画の主人公が
到底受け入れ難い偽りの人間だとしたら、じゃぁ君自身っていったい
何なのさ?って映画。自分を試されてるんだな。
はっきり言って気色悪い映画だよ。でも凄い。傑作。
>>807 デイビットに感情移入できるのは当人の主に子供時代の家庭環境等にもよる
まったく共通点のない「他の存在」としか思えなかったら実際ちょっと難しいかもね
これは人によるとしかいいようがない。
>>811オマエのキモさはデイビットの比じゃない
813 :
名無シネマ@上映中:05/02/06 03:28:16 ID:Yi9g66aT
そもそも機械人形で人間を再現しようってのが間違ってる。
いずれは機械の時代が来るだろうね・・・。
815 :
名無シネマ@上映中:05/02/06 08:09:54 ID:nN9AWTNd
感情移入ちゅうか
自分の持っている車やMacには愛着はあるな。。。。
816 :
807:05/02/07 14:53:05 ID:P7eD+92F
>>812 なるほど。確かに俺には「他の存在」としか思えなかった。
そういえばデイビッドは気色悪かったけど、クマーとラブドールは嫌いじゃないな。
これが
>>811のいう差別、狙いって事なのかな。
名無しに戻る。ありがとう。
ぼくはキカイの身体を手に入れるんだ。絶対に。
次スレが落ちた・・・orz
堕ちたのは重複。
落ちたか。リメイクくんもう少しこっちで話そう。
>>812 キモイか。キモイよなぁ。
>>822 いやね、誰にレスすりゃいいのかなと思ったから。
色々と教えていただいてありがとうございます。
オープニングがオフショットか・・・。ありえるかもしれない。まあ、憶測ということで。
まあ、キューがスピの大衆映画作りの才能に嫉妬してたってのは分かる気がする。
あの出来が本人の狙い通りかもしれないってのも、まあ、
キューはスピに監督を任せるつもりでいたらしいからそうなんだと思う。
だからこそ、前にも書いたけど、キューブリックがちょっとだけ撮影をしていたというのは知らなかったから驚いた。
その撮影はいつごろ行われた?EWSの前なんだろうけど、それはスピに話を持っていく前?
>>823 A.I.の企画は随分古くてフルメタルジャケットを撮り終わった直後ぐらいには
次回作としてとりかかってるんだ。91年ごろかな。
技術的にまだ難しいとして一旦延期して、ユダヤ人のホロコーストの話の
Aryan Papers にとりかかるんだけど、同じ時期にスピがシンドラーを撮影している
ことを知ってこれまた延期。93年ごろまたA.I.の制作を再開させたというわけ。
ちなみにAryan Papers の主役候補の少年役がA.I.でも主人公を演じたんだけど
この少年がジュラシックパークのあの少年。スピはキューが使っていると知って
彼を起用したらしい。だから何かとキューとは縁があったんだね。
実際は5年をまたいで2ヶ月ずつ2度しか撮影は行われていない。
キューに依頼したというのが大きくとりあげられるけど、スピはキュー自信
が監督するべきだとすぐ説得をして本人も自分で監督する気になっていた。
EWSはA.I.を撮るための制作費捻出の為だったんじゃないかな?
トム夫妻で確実にヒットする映画を撮ることがA.I.を撮るための
映画会社からの条件だったんじゃないかとも言われてる。
>>823 質問の答えになってないか。
スピに話を持ていったのは(っていうか本人は重度の飛行機恐怖症だから
スピをイギリスの自宅まで呼び出したんだけど)おそらくジュラシックパークを
観たあとだから、それ以前から撮影していたんだと思う。
そもそもE.T.を観たことがA.I.の構想のきっかけらしいからそれ以前と言っても
スピルバーグはずっと意識してただろうけどね。
キューブリックがE.T.やジュラシックパークを観て感動している図って
なんか想像しずらいんだよなぁ。なんだかカワイイよねw
スピは間違いなく撮影済みのフィルムは観ているはずだよね。
まばたきしないアイデアはキュー版がそうだったんだろうか?
ああいう映像はどのみちハリウッドじゃ
セカンドユニットが撮影するもんだ
キュー自身の画なんてのはまぁありえないよ
いくらキューが完璧主義でも。
>>826 「ああいう」って海の絵?それはそうかもね。
ブレードランナーのエンディングでも使われたシャイニングのオープニングの
空撮みたいなものだろう。
っていうかホントにそうかどうか確証は何もないんだけど。
ちょっと他の絵とは質感が違って観えたからというそれだけの理由。
でもジョセフマッツェロ少年を使って確かに撮影はしてるんだよね。
それがどうしても観たい。
>>824-825 フルメタル・ジャケットの直後からなのか。Aryan Papers断念後からかと思ってた。
俺、ナポレオンとかEWSとかの構想の時期がごっちゃになってるのかな。
そうか、キューはスピに説得されて、自分で撮る気になってたのか。
スピに「この映画は君の感性に近い」と言った頃に思い描いていた画や演出で進もうとしていたのか、
それともやっぱり自分の画で撮ろうと思いなおしたのか、どっちなんでしょうかね。ってキリがないな。
それにしても、スピも一度言われたことによってずっと使命感感じてたのかな。俺が作らねばって。
E.T.とA.I.って似てないでもないと少し思ってたけど、どちらもスピの脚本だからかと思っていたが、
キューブリック自体がE.T.がきっかけなのか。なるほど。
つーか、キューなら、E.T.で感動というより、どんな映画でも複雑に考えて見てるイメージがw
今、久々にキューブリックBOXに付いてる「A Life In Pictures」のA.I.の所を見ていたんだけど、
スピが家に呼ばれた時に膨大な量の絵コンテ見せられたって言ってたけど、結構な数があるのかな。
全部見てみたいものだ。
そういえば、Cinema ScapeでA.I.に1点つけてる人のネタバレレビューのところに、
'80年代にキューブリックが書いた脚本を見た(真偽は不明)とかいってちょっと内容が書いてあるけど、
アレは、どうなんでしょうかねえ・・・。
本物なのかな?どうやって見たかにもよるが。
>>829 ああ、それはキューブリックの残したシンプシスとして有名なものだね。
少し前までは日本語訳を載せたサイトもあったんだが、今は英語の原文でしか
見られない。キューブリックサイトを辿ればどっかで見つけられるはず。
ただもともと構想の発端は80年初期まで遡る。原作者のオールディーズとは
82年ごろから90年ぐらいまでカンカンガクガクの、まるで2001年の
アーサーCクラークと行ったような共同脚本製作が行われていたらしい。
とりあえず91年の時点ではとりあえず脚本として完成していたそうだから
このシノプシスがいつの時点のものなのかはよくわからない。初期構想っぽいが。
その後原作者とは決裂して、タイトルもスーパートイズからA.I.に改名して
93年の時点で別の脚本家に再度脚本の書き直しを依頼してる。
おそらく公開されているシノプシスよりもっと具体的な形にはなっていたんじゃないかな?
絵コンテやキューブリックのこの映画の構想過程に興味があるならDVDの特典は観た方がいいよ。
ってこれは初回特典なのかな?いや簡単に手に入ると思うけど。
831 :
828:05/02/12 06:45:25 ID:tAAOajRv
そういえばE.T.はスピの脚本じゃなかった。スピの脚本は「未知との遭遇」だったな。
今までずっと勘違いしてた。
(゚Д゚≡゚Д゚)???
特典の絵コンテはどれがキューの頃のなの?
テディはスピのキャラだって聞いたから、キューの頃のはあまりない気が。
>>833 クリスベイカーが書いたイメージボードやコンテは全部キューブリックが
書かせたものだよ。テディベアもキューブリック。ていうか原作に出てくる。
スピルバーグはテディの名前を変えようと提案していたがキューブリックは
頑として聞き入れなかったそうだ。
そうなのか・・・。
原作読む所からはじめます・・・orz
最後に一匹(?)残されたテディが一番可哀想じゃないか('A`)
デイビットは別に死んだ(機能停止した)わけじゃないぞえ。
え、、機能停止したと思ってた、違うの?
このストーリーは全てテディの夢だったってことに誰も分かってない。
なんだってーw
(一回上げとくか)
愛は永遠
死してなお永遠
フリカケはジャンクな土台
正直ラストのディビットが羨ましかった。
私の場合は母親じゃないけど、
本当に好きな人に愛されるならたった一日でもいい。
海の中で二千年待ってでもあの一日が欲しい。
そう感じ、感動する人がいるだろうことは想像に難くないが、
多くの人にそう思わせることは出来なかった。
テーマを普遍化出来なかった映画は、要するに失敗作。
わざわざ今いうことじゃねよなソレ
まさに愛ロボット。
IAMSAMもそうだけど
極端に、悲劇的に親子愛を描く映画は批判も増えるね。
こういう映画みて単純に(愛)に感動できれば視聴者としては勝ち組だと思う
別に大きな影響受けるわけじゃないし
「傑作か?」と言われると困るけど、
でも何か好きな映画
847 :
名無シネマ@上映中:05/03/07 13:14:00 ID:ZaQWlPy9
今日はキューブリックの没後六年になります。
それにしてもジャンクフェアはつくづく残念なものだったと思う。
ジョーとデビッドは捕まってテディは離れ離れ。
女の子が気づくもロボットだということが露見する。
廻りの人々はショーに熱狂し、ついに二人が処刑される時が来た、と。
この窮地をいかにして脱出するのか期待していたら観客が急にいい人になりやがって。
たとえはアレだが宮崎駿みたいな冒険を望んでいたんだろう、俺は。
あの後、ロボットの破壊を楽しんでいた奴らが二人を無事に連れ出したのかと思うと
何とも言い切れない複雑な気持ちになる。
それともデビッドは何かそういう不思議な魔力でも持ってるのか?
人間達に対してなにか訴えたわけでもないだろうに。
ひとこと
ど〜するアイフル〜
煽りや釣りじゃなしにこの映画、ターミネーターと同類、あるいはホラーだろ。
>>839 そこらへんは突っ込んじゃいけないよ。
だってどうせワーナーが出した、裏にネズミーが絡んでいる、
SFの皮をかぶったファンタジー映画だもん。
所詮、ネズミーが絡むとネズミーの商業主義に押しつぶされて、
出来損ないのファンタジーの駄作になるんだよ。
852 :
851:05/03/17 00:37:55 ID:umqjwV8q
思い切り間違えた。
訂正な。
×→
>>839 ○→
>>848 我ながらなんでこんなにレスアンカーつける番号を間違えたのか、
サパーリ分からんw
しれたことを
XSFの皮をかぶったファンタジー映画だもん。
○SFの皮をかぶった出来損ないのファンタジー映画だもん。
855 :
名無シネマ@上映中:
TVでテディの吹き替えやってたのは
小倉久博さんですか?