アンチだけど魔女に関してはアレでいいと思う。
謝罪と反省を要求汁、なんてソフィーにいってもらいたくないw
>>917 別にソフィーに謝罪と反省を要求しろと言っているんじゃない。
魔女が好き放題に振舞って、その後さっさと別れて城で世話にならなきゃいい。
それだったら、一本筋の通った魅力的なおばあちゃんに見えた。
>875
そんな人は、宮崎アニメに出会わなかったら、他作家のもっと魅力的なヒロインに
理想を重ねて、生きてくことになるのでは?
理想の異性探しする人は、男女問わず一定数いるし。女の人だって、結婚してから
でも探してる人たくさんいるんじゃないですか? 昨今のヨン様ブームとか、今度の
映画にしてもハウルに恋しちゃったとかほざいてる主婦さんなんかも結構いそう。
宮崎アニメのヒロインが、他作品のヒロインに比較して、とびぬけてそんなに魅力的
だとも思わないですから、特に宮崎アニメでどうこうあげつらうこともないんじゃないかと。
>919は>876へのレスでした。申し訳ありません。
いやー魔女は謝らんで良いでしょ。悪い事したとは思っていないし。
あんなになってもハウルの心臓を手に入れようとしていたし。
最後のソフィーの偽善的博愛により手放したが。
このシーンがまた嘘くさい。
荒地の魔女についてまとめると、こうか?
謝れ派は、謝罪も反省も改心もしていない、危険な存在である魔女を
ソフィーが甲斐甲斐しく世話するのは嘘くさいし、現にハウルを危険に晒した。
やっぱり、せめて謝るくらいの態度を見せない相手を、城で受け入れ面倒を見るのはあり得ない。
謝らなくていい派は、魔女のそんなジコチューなところが魅力的なんだ、
しかし最後で改心したのが嘘くさい。
・・・どっちにしても、荒地の魔女について、問題おおありな描き方だったということですねw
魔女が謝るならソフィーの介護に違和感が出ない
その後の心臓とか少し不自然になるかも
魔女が謝らないならソフィーの介護に違和感が出る。
その場合は介護する理由があった方がいい
ていうか荒れ地の魔女、力を吸い取られて
ただのボケ老人になってたじゃん。
謝罪や反省を要求するも何もって感じたんだが。
あれって単に哀れな魔法使いの末路っていう象徴だったんじゃないの?
ハウルのCMがハウルの顔ばっかりになってる。
ここまで開き直ったかついに。
>923
反省するフリだけしていたというのは?
反省しているようだし、かわいそうだからと城で受け入れ、
面倒を見ていたが、実は魔女は改心しておらず、
虎視眈々と機会を狙っていた!
…しかし魔女にとって、城の生活は居心地良く、
ソフィーやハウルにも情が移ってしまっていた。
それで最後、心臓を手放したと。
まあ、これもご都合主義と言われたらそうだが、少なくとも
謝らずに介護されているより、マシだろう。
>>925 3バージョンあるんだと
すべてハウルのバージョンとすべてソフィーのバージョンと、ソフィーとハウルの
バージョンと
>>924 いやいや、単なるボケ老人、哀れな魔法使いの末路に過ぎない存在が、
サリマンの仕掛けた罠を見破れないって。
あのシーンでボケ老人のフリをしていたんだなと分かった。
て言うか、哀れなボケ老人だったら、酷い目に遭わされた人間を受け入れて、
縁もゆかりもないのに介護してやるのも当たり前なのか?
>>928 ボケてるフリじゃなくてボケると思考能力はないが子供みたいに
直感だけは働くという解釈したんだが。
>>929 ていうかボケ老人にそこまで考える思考能力ないだろ
描き方次第でそういう単体の疑問はどうにでもなると思うけど、
まあハウルはその疑問を発生させただけで終わってるな。
>>922はじめ作中のいたるところで齟齬が発生しているわけだけど、
つまるところシナリオのおかしいってのはそういうことなんだろう。
>>930 直感でサリマンの巧妙な罠を見破り、ついでにハウルの心臓の在り処も見破り、
ボケ特有の執着を見せて手放さなかったその心臓を、ソフィーの説得を聞いて
諦めて手放した?
…無理に無理を重ね、きわめてご都合主義的に解釈でもしない限り、やっぱり無理だよ。
> ていうかボケ老人にそこまで考える思考能力ないだろ
ボケ老人側ではなく、ソフィーやハウル側だよ。
「まあ、荒地の魔女ったらボケちゃって。ボケちゃったんだから、謝ってくれなくても
私がお世話するのも当然ね。別に縁があるわけでもなし、この魔女には
私もハウルもさんざん酷い目に遭ったけれど、私がシモのお世話までしてあげるのが当然」
って考えて介護するのかってことだ。
なんか映画がどうこうというより、老人介護に対しての考え方を開陳するスレになってないか
なんと言うか、宮崎駿は家庭で嫁姑の問題と母親の介護の問題で疲れているのかと思ったよ。
若い頃、さんざん姑にいびられた泣かされてきた嫁。
しかし今になって、年を取って身体が利かなくなり、ボケまで始まった母親。
当然、介護する人間が必要になるが、嫁はこれまでの仕打ちを主張し、断固として介護を拒否!
「介護してやれよ。酷い目に遭ったことなんて忘れてさ。
謝ってもらってない? ボケ老人相手に、何を言う。いいじゃないか。許してやれ。
さあ、介護介護」
…ソフィーの態度に、現在の宮崎の理想とする女性像を見た気がしたw
そう考えると、ハウルがこの介護の仕事に関して、全く直接には手を貸していないのも納得できるんだね。
どこまでも、男にとって都合のいい女だ。
千と千尋の魔女がカオナシと暮らすシーンとか、悪役でも皆仲良く、
っていう公平な考え方(共産主義的?)があるんだろうけど
それが理想なのかもしれないけど、考え方としては好きだが
現実自分はそうやってきて幸せになってるのか?と意地悪な見方をしてしまう。
ジプリの博愛精神?がどうもそらぞらしく映る時がある。
実際介護をするソフィーの負担がわかって描いてるのか、自分は楽なポジション
にいるから描ける理想なんじゃないかとか。
高畑勲が描いた農家へ嫁にいけって言ってるような映画にも同じような物を
感じるんだよね。自分は農家へ嫁へ行くのか?みたな。
そこまでいくと妄想逞しすぎ。
ってか、下世話な話だ。
実は自分も映画を見ながら、>934->935のような感想を抱いた。
まあ、介護が現実のものに迫ってくる年代だからということもあるが、
自分を苦しめた魔女を当然のように介護するソフィーや、
引き取るだけ引き取り、家族として遇しながらもその介護に全く手を貸していないハウルの態度に、
やっばり現在のパヤオの心境がいくらかなりとも反映しているんじゃないかと思った。
男は外で働くもの、夢だって自由に追いかける。
女は家で、男が帰る場所を守り、家族を支える存在。
その役割に、当然介護も含まれている。
その是非は置いておくとして、パヤオのそんな憧れや理想像が滲み出ている気がした。
>>936 実は・・・ハウル観てる間中「不快」だったんだけど
現在、子供のいない伯母の介護をしてるんだ。
何故自分がしなくちゃいけなくなったのか
ちょっと変な感じなんだけどね。
だから、当然のように
>>934のように感じたよ。
妄想とはとても思えない。
宮崎一家の内情がどうなってるかまで、知ったこっちゃないし、妄想の域を
出ないだろうという意味で言ったんだが。
>934は別に断言はしていないよ。
そういうことでもあったのかと思ったよ、という書き方。
家庭事情はどうだか知らないが、宮崎の心境的に的を射ているかどうかの推測は、
レスの反響でわかるだろう。
個人的なことは話題にするべきではないが実際宮崎駿の母は病気で子供の頃から寝たきりで、
父親がずっと介護してたというのを読んだ。お手伝いさんとかはいたらしいが。
もしかしたら、家族はこうありたいという願望なのかもしれないが…。
>>941 なるほど。だとしたら、確かに願望かもしれないな。
素晴らしい出来の仏公式サイトを巡ってみて
この映画を楽しむ唯一の方法は本編を見ないことだと思った
いや仏サイトのほうがよっぽど美しい想像をかきたてられるよ
本編はただのB級大作映画だけど
本当にもったいないよなあ
ちょっとサジ加減を変えて作ったら最高傑作になったんじゃないかという気がしてならない
944 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 00:38:34 ID:xoilYNdA
この作品は、パヤオが炉利(前作)じゃなくても、
ばばあでもヒットを作れるんだと誇示したかったんだけじゃないかと思う。
荒地の魔女はいいキャラだよ。
むしろ、肝心のソフィに全然感情移入できないのが最大の原因だと思う。
ソフィが荒野にいきなり向かうのも「なんで?」という人が多いし、
いきなりハウルの家に老獪に住み着く様子も「いつ智恵つけた?」という感じ
いきなり愛してるのには「いつの間に?」と思うし
かいがいしく介護を始めるのに共感も得られない
後半はそれ以前に脚本が崩壊しているのでもうどうでもいいが
メロドラマは主人公に感情移入してなんぼの世界だからこりゃあきません。
ファンの人も「キャラ萌」だなあれは。
ハウルを魅力的にみせることだけは妙に力を入れていたので、それはまあわかる。
それが、ハウルはハウルで分裂気味っぽくてイマイチ。。。
最初の登場シーンでは、萌えられそうだったんだけどねえ
そうさね。
ハウルは「いつソフィを好きになった?」と思われちゃあな。
髪の毛の騒ぎようも説明があるから頭でああそうかと納得しているけど
取って付けた感ありありだな。
しかしなあ・・・
髪色が思い通りにならなかったり、
女の子に振られた程度で融解しちゃう男って
どんな屑よ?
屑男でしょ。屑男が屑男なりにいろいろやってみた。
という映画なんだから。
見たまんまの映画なんだよ、これは。深読みしても意味無し。
嫌な見方をすれば、ダメな女(と自分で思い込んでいた)ソフィーが
一見完璧なようで実はもっとダメな男を見て
メサイアコンプレックスに陥る話かと。
一見完璧なようで実はメサイアコンプレックス使いたいだけちゃうんかとw
>>951 あ〜確かに。
ソフィーが夢のシーンで「愛している!」と叫んでいたが、
城で暮らし始めていたとは言え、それほどハウルと接触がなかったよね。
かと言ってその頃には、初対面の感動は薄れ、ダメっぷりも見えてきている。
ハウルの一体どこを愛したんだよと突っ込みたかったが、
あのダメダメっぷりに加え、異形化するハウルを心から愛せるのは
この私しかいないといった自己満足に浸った愛だったのかもしれない…。
ハウルを愛する、と言うより、ハウルを愛する自分に酔うと言うか。
>>953 あなたの瞳に映る私に乾杯!
って事かw
>自己満足に浸った愛だったのかもしれない…。
>ハウルを愛する、と言うより、ハウルを愛する自分に酔うと言うか。
自己愛の一種ですな。恋愛において思春期から脱してない精神年齢の人に多い。
ソフィーもそんな感じだ。
956 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 09:07:29 ID:bEaQstd9
原作でもハウルがいつソフィーを好きになったのかわからんかった
957 :
ちんこ:05/01/04 09:15:53 ID:SsmbJn+7
いやぁ。ハウル面白かったよ。
危うく噂に踊らされ、見のがすところだったよ。
危ない危ない。
>>856 ああ、スレの展開的にはA.I.に近いものがあるな。
あれを絶賛してる人を分類すると、安直に泣けた深読み知らずの女子と、
異様にディープに分析するキューオタやスピオタとがいたが
同じ絶賛でもまったく話がかみあっていなかったな。
怒りに震えるようなアンチを生み出しているところもこの映画と似てる。
おれはAIもハウルもどっちも絶賛組なんだが。
>>958 >おれはAIもハウルもどっちも絶賛組なんだが。
ばか。
960 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:22:02 ID:lFHK6O41
>959
ここは"ハウルがつまらないと思った人"が集まるスレですよ?
ばかだの何だの言う前に、本スレに行きましょうね(w
961 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:25:03 ID:lFHK6O41
ごめんなさい>958の事か!!よく読んでない証拠だ…。>959さんごめんなさい。
引っ込みまするOTZ
962 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 10:50:59 ID:6Vo9NqSZ
踊る大走査線2にくらべりゃマシ
>>935 宮崎が昔まっかっかだったのはどうでもいいけど、
武者小路の目指した理想郷みたいとは思うね、確かに。
964 :
名無シネマ@上映中:05/01/04 13:40:32 ID:JErlnGne
ディズニー映画っぽく感じたのは俺だけかな。
宮崎監督は世界に目を向けて万人受けする作品を狙ったんじゃない?
「千と千尋」とか「もののけ姫」は日本人じゃないと理解できないところがある。
むしろ千尋やもののけのほうがIMDbなんかで評価高いよ。
えきぞちっく〜ま〜べらす〜とガイジンは思うのかも。
なんちゃって欧州(ハウル)は見せるのはずかし。
>>964 千尋は思いっきり日本専用なんだけど仏人が共感してくれたのは正直感動した。
仏語吹き替え最高!
ハウルは見てないけど、次作に期待!!w