55 名無しさん 2004/04/17(Sat) 17:24
そもそも呪われた映画「ハウルの動く城」。
「猫の恩返し」同様の新人育成企画として宮崎駿がプロデュース。
監督には東映の景気を向上させた細田守を起用。脚本には細田同様「デジモン」
のメインライター吉田玲子を採用した。キャラデザは近藤勝也。
細田は東映アニメの契約社員として原画、演出として活躍している逸材である。
アニメファンの間では「ホスト宮崎」と言われる才能の持ち主である。
彼に目をつけたジブリは東映アニメの取締役と交渉して細田守を獲得した。
ジブリとの契約は長編映画1本、出張としての扱いとなった。
細田が降板した理由は、近藤氏との考えの違い、絵コンテを期限内に収めること
が出来なかったと言う(結果、銀行からの借入れが出来なくなった)。
企画は破綻して公開が中止となる。
プロデューサーである宮崎氏は、今までにない表情でキレたと言う。
宮崎氏はメインスタジオである1スタを閉鎖し、スタッフを解雇した。
年のジブリの新卒者採用も見送られた。
鈴木プロデューサーの呼掛けにより、宮崎駿自らが監督に着任することが決定した。
今まで書かれた原画、絵コンテ、脚本を白紙する提案は宮崎駿氏が出した。
56 55の続き 2004/04/17(Sat) 17:31
製作期間は約1年半とした。
しかし、製作期間からしても無謀である。拘りの宮崎駿が短期間で「作品を完成
させることは不可能」とアニメ関係者は語った。