漏れらでSWING GIRLS2を完成させっぞ〜
2
3
4様
ごれんじゃい
炭酸一気飲みが6っぽい
7人のサムライ
8マソ
Qちゃん
10グ
「11にんいる!」 萩尾 望都 (著)
テレ東のチャンネル
13日の金曜日
14 :
名無シネマ@上映中:04/12/05 16:49:47 ID:F4+2As5A
14日は土曜日か?
15人でラグビー
今日、早明戦で早稲田ボロ勝ち
16 :
名無シネマ@上映中:04/12/05 17:40:43 ID:F4+2As5A
16人の女ども
17人でスウィングガールズ & ア ボーイ
18 :
名無シネマ@上映中:04/12/05 17:51:57 ID:zEo/edML
ビッグバンドは17人!
19 :
名無シネマ@上映中:04/12/05 17:56:58 ID:F4+2As5A
20 :
17:04/12/05 18:05:00 ID:+PJbgmle
よっしゃ取った!は良いが
ネタ出てないんですけど?
世界制服をめざして、まずは
水槽と音楽室(部室)・野球部応援争奪戦とか?
21人のなんとかミリガン・・・それはおいといて (21人だっけ)
SG2 はスケール大きいほうがいいな
春休みから始まる(春の光景ー閑散とした校舎と桜が舞い散る?)。
市街の光景(車が走り去る交差点で、信号機{アップ}の故郷の空{すぐ終わる})
市街の喫茶店(ドアか店看板アップ)
それなりにおめかしをしたご機嫌の拓雄。
注文の飲み物(?)が拓雄の前に置かれる。
ウェイトレスが過ぎ去ると腕時計を気にしながら外に目をやる
相変わらずの鈴木家
寝ぼけ眼で起きてきた友子
母「あんた、今頃起きて・・・・」
友子「いいでねっか〜春休みぐらいゆっぐりしたいべさ」(欠伸をしながら)
母「そんじゃなぐて・・・ほれ、こないだっから言ってたべさ」
母の早苗も呑気な友子にかまってられるわけもなく、急々と台所へ
友子「あ”?・・・・」
カレンダーには今日の日付にでかでかと賑やかな花丸がくれてある。
振り返り時計を見る友子
友子「やっべ、やっべ」
あわてて仕度しようとする {転倒?}
イントロ流れる〜♪SWING GIRLS 2(ここの背景わかりません){とりあえず1のイントロBGM流して}
〜友子が楽器のケースを片手に家の外玄関付近(母「友子!」忘れ物 友子「行ってくる!」){とにかく急ぎ足の友子を}
〜市街(思い出の場所かなんかの短いカットをいくつか。最後のカットでそこを友子が駆け抜ける){とにかく急ぎ足の友子を}
〜駅ホーム「まもなく列車が参ります」
〜{BGM小さく}(ここで小澤先生がクシャミ。教室から校庭の桜と空を見る{春だなぁという顔})ー春休みなのになぜ教室にいるのが謎
〜{BGM通常に戻す}電車の発車ベル(出発)電車の扉ギリギリセーフの友子。
〜電車が汽笛とともに走る風景
〜窓の外に目をやり、春の快晴にうれしそうな表情の友子
イントロBGM終了
イントロいろいろ考えてたら、こんなんなってもうた。
続きかくるか指摘がくるか期待しつつ寝る
ニュース23(筑紫哲也)
SG2本編だけじゃなくて、脳内サイドストーリーもありなのか?
「川原のA列車、再び」は、SG2と時系列的にどっち先だろ?
やっぱり友子と拓雄がくっつく「A列車」が先?
ていうか221氏はどこ行った?
関口の話書くっつって雲隠れだが
SG2は次の世代の話しでしょ。「関口が顧問」くらいはあるかもしれないが。
(瓢箪から駒だとしても、高校教員になれそうなのは彼女くらいしかいないよな。)
>>26 221氏は定期考査中なんじゃねぇだろか?
前に「友子たちと同い年」(=高1?)って言ってたし
だいたいこの時期じゃねっけ?
>>26 221氏は定期考査中なんじゃねぇだろか?
前に「友子たちと同い年」(=高1?)って言ってたし
だいたいこの時期じゃねっけ?
ぜんぜん先に進まねーでっかよーorz
背番号33 長嶋名誉監督は今いずこ?
春休みから始まる(春の光景ー閑散とした校舎と桜が舞い散る?)。
市街の光景(車が走り去る交差点で、信号機{アップ}の故郷の空{すぐ終わる})
駅のロータリーの光景
にある喫茶店(ドアか店看板アップ)
それなりにおめかしをしたご機嫌の拓雄。{アップ}
相変わらずの鈴木家
寝ぼけ眼で起きてきた友子
母「あっ、あんた、今頃起ぎてきて・・・」
友子「いいでねっか〜春休みぐらいゆっぐりしたいべさ」(欠伸をしながら)
母「そんじゃなぐて・・・ほれ、こないだっから言ってたべさ」
母の早苗も呑気な友子にかまってられるわけもなく、急々と台所へ
友子「あ”?・・・・」
カレンダーには今日の日付にでかでかと賑やかな花丸がくれてある。
振り返り時計を見る友子
友子「やっべ、やっべ」 イントロBGM開始{とりあえず1のイントロBGMで}
あわてて仕度しようとする {転倒?}
{BGM3秒〜}SWING GIRLS 2(友子の騒ぎ立てる声をバックに額に入れられた東北音楽祭の(またはどこかのコンクールで特別賞もらった?)とき撮った記念集合写真のアップ)
〜{8秒〜}友子が楽器のケースを片手に家の外玄関付近(母「友子!」忘れ物 友子「行ってくる!」){とにかく急ぎ足の友子を}
〜{13秒〜}市街(思い出の場所かなんかの短いカットをいくつか。最後のカットでそこを友子が駆け抜ける){とにかく急ぎ足の友子を}
〜{BGM小さく20秒〜}喫茶店内
良江 お手洗いの鏡見ながら化粧直し
25秒 注文の飲み物(?)が拓雄の前に置かれる
香織「友子・・・遅いなぁ」{窓の外を気にする}
良江「友子遅いだな」{お手洗いからきて席に着く}
直美「忘れでっかもな」{何か食べながらボソッと}
良江と香織 直美を見る{ありえるというような表情で、一同不安な顔}
〜{BGM通常38秒〜}駅ホーム「まもなく列車が参ります」{アナウンス}
〜{42秒〜}友子「間に合ってけろ〜」{息切らしながら駆ける}
〜{BGM小さく45秒〜}(ここで小澤先生がクシャミ。教室から校庭の桜と空を見る{春だなぁという顔})ー春休みなのになぜ教室にいるのが謎
〜{BGM通常に戻す55秒〜}電車の発車ベル(出発)電車の扉ギリギリセーフの友子{電車走り出す}
〜{1:02秒〜}電車が汽笛とともに走る風景
〜{1:06秒〜}窓から顔をのぞかせ、春の快晴と心地よい風にうれしそうな表情の友子
イントロBGM終了
しつこいがイントロ二投目。こっちのほうがええわ
BGM持ってる人は、脳内で映像化してみてくれ。
この後の話ぜんぜんうかばね・・・orz
36 :
名無シネマ@上映中:04/12/09 00:50:14 ID:aLVe13dk
どーせフジあたりがテレビドラマにするでしょ。
偶然まったく同時に西日本で結成されたバンドが
ほとんど似たようなドタバタ振りで集合離散しつつ
2月ごろの関西地区音楽祭で大喝采をうけ、春の全国イベントで
本家映画版スウィングガールズと共演とか…
うーん、ありがちの上いまいちか。
友子「2006年冬、今年も音楽祭応募のテープを出し忘れてしまった。だが、私は謝らない」
週アス買った。
ベス、色っぽいね。
気の弱い拓雄に母性本能をくすぐられたのか、一目惚れした女の子が現れる。
SGの練習中、ピアノを弾いて楽しんでいる拓雄の姿に興味津々。
実はあまり美味しくない手作り弁当を、拓雄に持ってきたりする。
積極的に近づくものの、拓雄にはちょっと迷惑なご様子。
ガールズたちも、やってらんねという雰囲気が。
それを目の当たりにした友子は、練習の邪魔になるからと追い出そうとする。
友子「あの娘とつきあってるだか?」
拓雄「いやそんなことねぇけど・・・勝手に向こうからくるだよ」
友子「はぁ〜嫌だったら断りゃいいべさ〜」
拓雄「・・・いや・・・その」「なんか、かわいそうなんだず」
友子「は・・・?あたしら毎日迷惑なんだず」
拓雄「・・・そうだ・・・おまえらあの子と仲良くしてくれねぇべか?」
友子「なんであだしらがそんなことしなきゃいけねーんだ?」
拓雄「・・・」
友子「もうええわ、勝手にしてけろ」
さてこの娘の素性は?
ある日、友子は成り行きで3人分お弁当を作ることになり、珍しく早起き。
ちょっと作りすぎてしまったのは、直美がどのくらい食べるのかを把握できなかったため。
予想以外にも美味しくできたので、残りは拓雄にでもあげようとした。
タイミングよく、お腹をすかしている拓雄を見た友子は、
用意していたお弁当を渡そうとするが、突然あの娘が現れて先手を打たれてしまう。
それを見た友子は、弁当を渡せず不貞腐れて行ってしまう。
友子「あ、弥生先生」「これあまりものなんですけど」
弥生「ああ・・・さっき食べたばっかなんだよなー・・・いいわ」
そう、弥生先生はあの日以来、自分で作った弁当以外は一切口にしないのだ。恐怖症なのである。
友子「そうですか・・・」
弥生「ああ小澤先生なら食べるんじゃねっか?さっき、弁当買うとかなんとか言ってただよ」
小澤「いやぁ・・・まいったなぁ」
小澤にとって、手作り弁当なんて何十年ぶりだろうか、いや、
ひょっとすると母親以外の手作り弁当は口にしたことがないのかもしれない。
照れながら、お弁当を開けると不器用な形のハートマークが・・・。
友子「あっ・・・あのそれは・・・弥生先生が」
適当な嘘を言ってしまう友子であった。
ありがとう。
でも続き考えてないんだ(´・ω・`)ゴメン
40と41の間には、友子が娘の素性を知ることになる話が入るんだけど。
娘のキャラをどうするか決めてないんで、書けない・・・。
多分、娘は病気持ちとか、両親いないとか、かわいそうな状況なんだろうけど
あ、でも書けたら投稿するです(`・ω・´)
>>45 おまい余計なことはいいからさっさと続き書けや
複数の話が混ざるとわかんなくなるから、タイトルつけてどの話なのか
区別できるようにしてくれるとありがたいなり。
48手
>>41 予想以外にも美味しく→「予想以上に美味しく」若しくは「意外にも美味しく」
続きとか気になる。>40早く書け。おながいしす。
スレ立てた fEuDPazR と aOt5JrXl の中の人は同一人物かな。
気長にガンガレ
>>40>>41 の L/OfBLT4 の中の人もガンガレ
>>52 全部スレ主だよ・・・漏れ以外誰も作ってくれない(´・ω・`)
>>51 ありがどね〜(弥生風)「意外にも美味しく」のほうですね
ちなみにこのお弁当、ごはんと玉子焼き以外冷凍食品という落ちです。
直美のだけチョコレート乗っかってます(オエ
いろいろ考えてるんだけど・・・。
アイデアのある人はどんどん書いてや〜
>>53 裏SGスレで少しだげ書いでた 217 なんだず。
いま書いているのが見せられるような状態まで持っていければ
漏れも書くかもしれず。 長いし内容も裏スレ向きではなくなって
きたので、こっちの方が良い様な気がしてる。
>>56 ただ内容はSG2本編じゃなくて、言うなれば脳内サイドストーリーと
いう感じになっているし、見せられる状態に持っていけるか判らない
ので期待しないでくだされ。 スマヌ...
58 :
53:04/12/11 23:42:32 ID:tMRvd9gq
>>57 河原のA列車の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
あのシーン自分も好きです
とにかくガンガッテください
>>58 ありがとう、でも河原のA列車は 221◆FhKfi6ijAo さんが殆どすべて
仕上げたものなので。 あのラストは漏れも大好きだよ。
試験期間中だども数学Tの三角比とか図形が良ぐわがんねぇ・・・
小澤先生教えてけろ・・・・・・ orz
>>60 忙しいところを召還してしまってスマン。>221◆FhKfi6ijAoさん
ガンガッテね
221さんもキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
正直、恋愛ドロドロはあんまり好きじゃないので
途中まで笑って読んでたんですけど、
最後、感動しちゃいました。
試験ガンガッテー
スウィングガールズ刑事 なんて言うツマラナイ夢を見ました。
あの〜のぉ〜 どんな因果かじゃみじゃみけど、刑事の手先になったんや。
スウィングガールズ合宿殺人事件。 毎夜ひとりずつ…
金曜エンタテイメント おばさんデカおかんの事件帖
萌えアニメの実写版「スウィング・プリンセス」
気弱なモテない男子のところに突然腹違いの妹となのる少女16人が押しかけてきて
オンガクとドキドキシチュエーションに満ちた奇妙な共同生活が始まる。首都圏UHF局深夜全13回
放映終了と同時にサウンドノベルゲーム化発売予定。
映画に抜けていた!サイドストーリー
スーパーでの合奏で盛り上がった友子たち。
拍手喝采のなか、友子たちの頭上からは雪が降り出していた。
友子「そっか、もうクリスマスだな〜」
友子「ただいま〜」
母「ずいぶん遅かったわね。早く食べなさいよ、片付げんだがら」
友子「はい〜はいと」
友子「あれ、親子丼じゃながったが?」
食べることに関しての記憶力は、人一倍長けている。
母「ああ、とりにぐ先に食べないと、わるぐなっがら唐揚げにしたんだ」
友子「ふ〜ん」
母「あんた、あそごでバイドしてたんだっで?」
友子「あーあれは・・・そのぉ・・・」
母「主任さんが声かげてぎで、あんたにお礼がしたいって言ってたわよ」
友子「え?」
父「あかあさーん、ビール」
良江「うひょー!これ全部が?!」
友子「あんどぎ、あだしらに給料払わなかったがら、その見返りだって」
菓子にジュース、ケーキ、惣菜料理(鳥のもも肉や唐揚げなど)がダンボールに大量だ。
直美「これでクリスマスは食べ放題・・・」
言うまでもないが、一番うれしいのは直美である。
喜んでいる友子たちの背後から辛そうにダンボールを抱えて来るのは、唯一力のある(?)拓雄だ。
拓雄「これどごもってぐんだ?」
つかれきった顔の拓雄。
良江「学校じゃクリスマス会はまずいべな」
友子「にっひっひっひ、いいとこがあるべ」
良江「あ?」
あとがき
この映画にはクリスマスが抜けている気がしたので、短いですが書きました。
クリスマス会では、友子たちが不評を受け続けた曲、イン・ザ・ムードの合奏がここで初めて成功します。
後に、東北音楽祭応募ビデオの選曲となる。
ところが、このクリスマス会のあと、実は大イベントが待っているのでした。
それはぜひご自分の目で確認してください。
to be SWING GIRLS Last Concert
これ以上の脳内補完はないかもしれんなー。
----------------------
「シーラカンスの夏」 #1
----------------------
【1】初夏の練習
「ん、いいんでねが?」
弘美のその言葉にあたしも軽くうなずいた。
あの音楽祭に出演した年の夏休み。みんなで学校に集まり教室を借りて練習をしている。
小澤先生と弥生先生が学校に掛け合ってくれたおかげで放課後と学校が休みの日には教室を借りることができるようになった。
小澤先生のオーディオルームでぎゅうぎゅう詰めになって練習するのは、夏はちょっと辛いから本当に良かったと思う。
スウィングガールズは続けている。メンバは変わってない。
いや、メンバは変わった。もちろんメンバが入れ替わったという事ではなく、それぞれが少し変わった。
あの音楽祭への出場は、あたし達が変わる色々なきっかけとなった。
メンバは音楽がもっと好きになり、色々な音楽を聴くようになった。
以前は演奏する曲を選ぶときに小澤先生のレコードをみんなで聞いたり、弘美かあたし、それと拓雄が曲を持ってくることが多かった。でも、最近は違う。
美保や美郷達が曲を持ってくるようになった。美郷はラテン系が気に入っているようで、CD を聞きながら拓雄のカスタネットを奪い取ってよく遊んでいるのを見かける。
美郷にラテンピアノをせがまれる拓雄は大変そうだけど。
美保は美保で楽器ケースのペイントに凝りだした。派手好きは相変わらずだ。
あとはそうだ、友子がサックスのストラップを最近替えた。
>>71 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #2
----------------------
【2】スプレー缶
あたし達スウィングガールズは今度の8月中旬の夏祭りに招かれている。
今日はその夏祭りに向けて演奏曲を確認していたところだ。
別の教室でやっている補習にメンバが何人か出席しているので、全員そろっての練習は3時過ぎになるだろう。それまではパート毎で細かいことをチェックする。
メキシカン・フライヤーはしばらく演奏していなかった曲なので、全員が集まる前に弘美と直美,拓雄に声をかけてリズムパートを確認してみた。
久しぶりだけど悪くない感じ。思い切りのいい直美のドラム、最近はスピード感が加わって一緒に演奏していて気持ちが良いくらいだ。
直美がうまい棒をほおばりながら譜面を見直してる。直美なりに気になるところがあったのだろう。
弘美は指慣らしなのか、高中正義の曲のフレーズをなぞっている。以前はみんなの前で「ロックだロックだ」とあれだけ言っていたのに。
ガガッ ギッギッ
きっとまたコネクタ部分の接触不良だ。音が出なくなった。あたしのベース、しばらくは平気だったけどもケーブルを差し込む部分の調子がたまに悪くなる。
>>72 「チッ... まただよ」
弘美が何も言わずにスプレー缶を差し出してきた。[クレ556]魔法のスプレーだ。
コネクタ部分にスプレーを2,3回くらい吹き込む。理屈はわからないけども何故かこれで音が出るようになるから不思議だ。
「...復活。あんがど」
コネクタ部分をひねって調子をみながら、弘美にスプレー缶を手渡そうと手を伸ばす。
でも受け取ってもらえない。ふと弘美の方へ顔を向けると、弘美は缶を見つめていた。
(...あぁ、そっか)
ベースを下ろして弘美に向きなおす。少しだけサビついたスプレー缶を見つめる、少しだけ物悲しい色の弘美の瞳。
あたしも思い出す。高志たちとケンカしたあの日のことを。
>>71 投稿作品キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
なんとも由香らしい表情のわかる作品ですね
夏のようですが、なんかひんやりとしていて、心地よいけどせつない。
周りのSGが楽しんでいる様子が由香の視点からぼやけた感じで伝わってきます。
お疲れです。
>>71 素晴らしいよ。
ほんとうに情景が浮かんでくる・・。
是非続きを!
ありがとうございます。
サイドストーリーのシーラカンスを見ることが出来ず、どういう内容なの
だろうと妄想に妄想を重ねているうちに、なんか書けそうな気がして
書いてます。 なので、食い違いとか出てくるかもしれませんけど
ご容赦願えれば。
実はまだ途中までしか書けてなくて転・結もまとまってないのですけど
もし年を越すと書く時間がなくなりそうなので、年内をメドに書ける所
まで書こうと考えました。 長いし、楽しくハッピ〜という感じではない部分も
あるので悩んだのですが、出来た分は少しずつでも書いてみようと思います。
ご期待にそえる事ができるかどうか判りませんけど...
>>68 > 父「あかあさーん、ビール」
季節的に、家柄的に、性格的に、焼酎のお湯割りを自分で作ると思う。
>>73 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #3
----------------------
【3】シーラカンス
シーラカンスは弘美とあたし、高志と雄介の4人でやっていたバンドの名前。
高志達とは楽器店の掲示板に張り出されたメンバ募集のメモを見て知り合った。
山河駅から4つ先にある中央駅の楽器店。弘美と一緒に山河高校へ進学してすぐの事だった。
楽器店の人の紹介もあってすぐに高志たちと会う事となった。
高志達と初めて顔をあわせたとき、あたし達とは歳は離れているけども気が合いそうだなと思った。
工場に呼ばれて音をあわせたときもそう思った。高志の声は感じが良かったし、雄介もギターが上手かった。工場を練習場所に使えることも良かった。
だけど、なにより仲間が増えたことが嬉しかった。
>>79 弘美のギターやあたしのベースの調子が悪いときは、高志達に見てもらっていた。
「まーかせろ、これで音が出んだがら。」
弘美のギターから音が出なくなった時のことだった。
高志が工具を持ってきてギターを調べてからそう言った。工具箱から取り出したのはスプレー缶。
一体なにが始まるのかと思いながら高志を見ていた。
接触不良のときにコネクタ部分へスプレーを吹き込むというのは高志が教えてくれたやり方だ。
楽器修理のプロにしてみれば、あれはたぶんとんでもなく乱暴なやり方だと思う。だけど、それでもなぜか音は出るようになっていた。
弘美とあたしは毎晩のように工場へ通うようになった。
高志達の知り合いにドラムを叩いてもらって、仲間内でライブもやった事もあった。
「いい感じだず。ずっとバンドすっぞ」
自然にそういう言葉が出た。楽しかった。
>>80 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #4
----------------------
【4】弘美
弘美にはあたしと二人で居る時にだけ見せる顔がある。
進学のために家を出ている弘美のお兄さん。そのお兄さんにギターを教えてもらっていた頃の事を弘美は本当に楽しそうに話す。
「あいづ、あたしに CDを貸したの忘れですぐ "無い無い" って騒いでだ」
口調はいつもの調子だけど、そんなときは決まって可愛い目で、まるで小さな子供のような笑顔になる。
そんな弘美を見ていると、弘美にとってのお兄さんの存在の大きさを感じる気がする。
お兄さんのことがすごく好きなのだろう。あたしは弘美のお兄さんには会ったことはない。
でも、弘美がギターを弾き続けている理由のひとつなのだろうと思っている。
あたしはたまたまベースを拾い、部屋で CD を聞きながらひとりでベースを弾いていた。
中学の頃、楽器を持っているという話を弘美としたとき何かが通じ合ったような気がした。
もちろん自分達の性格やロック好きという共通点はあるけど、お互いひとりで楽器を抱えていていたからかもしれない。
あたしは仲間が欲しかった。弘美も一緒に音楽の話をする仲間が欲しかったのだと思う。
でも、二人だけではバンドとしては動けない、もっと仲間が必要だった。
だから高志と雄介に会って一緒にロックが出来ることが嬉しかった。
高志と雄介はやさしく、歳は離れているけどすぐにあたし達も気兼ねなくストレートに物事を言うようになった。
段々と弘美の笑顔を見る事が増えた。あたしもよく笑った。
自分達の居場所はここだ、そんな感覚だった。
でも、あの水曜日の夜。高志と雄介の音楽が変わった。
なんか本当に長くなりそうな雰囲気だな。
大丈夫か、ガンガレ。
83 :
名無シネマ@上映中:04/12/19 21:46:04 ID:jHotmoRG
84 :
名無シネマ@上映中:04/12/19 21:48:25 ID:jHotmoRG
>>217 ◆4R4vB1qlN氏
物書き本職?
凄く(・∀・)イイ!!
続き楽しみだず〜
>>81 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #5
----------------------
【5】変化
「曲、出来だからちょっと聞いてけろ」
いつものように工場で練習を始めようとしたときに、雄介がそう言った。
(バラード? フォーク? な、なにさ?)
めちゃくちゃ戸惑った。弘美を見るとあたしと同じみたいでポカンと口が半開きしていた。
演奏が終わった後の高志と雄介は目をつぶったまま余韻に浸っている。
「...あー じゃ練習しね?」
軽いため息のあと、弘美が言った。高志と雄介はあたし達の意外な反応に(二人にとっては意外だったのだろう)すこし戸惑っていたように見えた。
ちょっとだけ居心地が悪そうな感じ。
あたしはあたしで、高志達もたまにはそういうものもやりたかったのだろうと思って、聞かなかったことに決めた。
でもダメだった。前に作ったオリジナルの曲、その音が変わってしまった。
雄介の力強いギターから始まるはずが、ゆるやかなアルペジオから始まった。高志のボーカルもゆるく入ってきた。
(はぁ!? なんだずこれっ)
高志達は目を閉じたまま自分達の世界に入り込む。
4人のテンポがあわない。引っ張られる、拍を見失う。何かがずれ始めた。
スウィングガールズ弁、難しいずぅ...
がんがれ!217
出来るところまで、ともかくがんばってくれ
あとは読むほうで何とか脳内翻訳するから。
>>86 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #6
----------------------
【6】小さなアンプ
叩きつけるようなギターの音が響いた。
「なんが違うんじゃねぇ?」
口調は抑え目だけど弘美がキレているのはすぐに判った。
「こんなの、ロックじゃねぇず」
返事を待たず続けざまに文句を言う弘美。あたしも乗っかった。
あたし達の乱暴な言葉に高志がとうとうキレた。
「お前らと俺らじゃ、音楽性が違うみたいだずなぁっ!」
「これじゃもうやれねえな!」
雄介も続く。
立て続けに文句を言っていた弘美が止まった。場が静まり返る。何も言い返さず弘美が振り返り離れていく。
「・・・・最低っ!」
>>89 激しく振り返り、工場の外へ歩いて行った弘美を追った。
弘美はギターを下ろす事もなく工場の壁にもたれかかり、少しうつむいていた。
声をかけようと近づいて気づいた、弘美が唇を震わせ声も出さずに泣いていることに。
(弘美...)
あたしはどうしようもなくなって、弘美の頭を抱いて、それからあたしも少しだけ泣いた。
どこか遠くから高志の歌が聴こえてきた。震える弘美を抱きしめながら、その歌をあたしは聴いていた。
金曜日の夜、弘美と二人で工場に行った。高志達と会って、そしてもう一度ケンカした。
高志達が泣いた。泣かれるとは思わなかった。だけどもう元通りには戻れない。
土曜日の夜、弘美と二人で中央駅の楽器店に行った。買ったのは持ち運びができる小さなアンプ。
また二人だけに戻ったから。
この後の部分はまた書き直ししてますのでちょっとお時間下さい...
>>90 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #7
----------------------
【7】ミーティング
補習が終わった明美と友子、陽子、加世が合流した。全体練習だ。
その後はみんなでミーティング。
美郷はどうしてもラテン系の曲がやりたいらしく、譜面を探してくるから見て欲しいとまで言いだした。
美郷のアピールが効いたのか玲子や美保も乗り気になっている。
バリトンサックスの出番も多いと聞いて弓子も興味を示しだした。
1st Tp を担当している理絵はハイノートが増えると気にしていたようだけど、まんざらでもなさそうな雰囲気だ。
ベースは曲次第。リズムは練習すれば大丈夫だと思う。
だけど Low-B の5弦ベースは持っていないから4弦より下の音があったら...適当にアレンジしよう。
補習を終えた小澤先生も加わってみんなで話しあった。
先生はちょっと困っているようにも見えたけど、美郷が持ってくる譜面を見ながらみんなで曲を聴いてみようという事で話はまとまった。
夏祭りまで日数があまり無い事が気がかりだけど。
>>92 「そんじゃあ、みんな。またデザイン直しでみだけど、どう?」
スケッチブックを取り出しながら明美が言う。衣装のデザインの話だ。
春過ぎまではあの赤いブレザーを使っていたけど、夏に着るにはさすがに辛いのでTシャツでも作ろうと決めたのが3日前のこと。
3組の5人が次々と注文を出したおかげで大混乱だった。
「もっと可愛ぐなんねが?ピンクとが使っでよ」
「赤にピンクっで。良江、なに考えてんなや。」
良江と陽子の脇でメモを取っていた明美が頭を抱えだした。
これがあたし達のいつもの風景。1年前に集まったあの頃には思いもしなかった風景。
衣装デザインの話には友子も加わってさらにややこしくなったけど、もう一度直してみるからとの明美の言葉で衣装の話は打ち切られた。
そんな様子をニコニコしながらカメラで撮影する恵子の姿も、いつもの風景だ。
今日はこれで解散だ。
明美・友子・陽子・加世はまた補習なのかw
結構ボリュームがあるなと思いながら見てたけど
>>71で
始まった最初の1日がまだ終わってないんだな。
ガールズも沢山登場してきて面白くなってきた。この先
どうなるか楽しみに待ってるからガンガレ217
なかなか面白いねえ。
がんがれ217.
(時間軸的には
>>92とほぼ同時間、「川原のA列車、再び」以前)
----------------------
「Bridge」 #1
----------------------
【1】On your mark
「……だわけで、夏祭りの日程については以上だ。質問どが無な?」
スウィングガールズ&ア・ボーイを見回して小澤が言った。
「うん、せば、今回は遅れでくる人がいねようにな」
その言葉に、一同の視線が友子に集まった。これはマズい、
と、友子コンピューターはフル稼働で言い訳を作成する。
ターゲット、ロックオン。
友子は拓雄に向き直ると、こう言い放った。
「前の晩、あんたさあたし、寝坊するがもしんねがら電話してけれって
言ったず! なしてかけでこねがったんや!?」
「電話したず。でも携帯の電源切ってだったべ? そっちの責任だべした」
さらりとかわす拓雄。作戦変更。
「だったらなして家さも電話してけんにな? まったく、気の効かねぇ男だず」
「……なっ! そっちが自分で起ぎればいいだけだべ!」
相変わらずの言い合いにあきれ顔の一同。とりあえず小澤がなだめる。
「まあ……大事なイベントだがら、家族どがさも協力してもらって……だな」
一時休戦。
「んで……みんな同士でも、声掛け合って、遅れないようにしてけれ、な?」
「……わかりました」
渋々頷く拓雄。戦闘終結。
>>93 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #8
----------------------
「みんな楽しみに待ってでねー」
自転車に乗った美郷が嬉しそうに手を振りながら帰っていった。その後を苦笑いした美保の自転車が追う。
美郷と美保は譜面を探しにあした中央駅の楽器店へ行くことになったのだ。
直美が弓子を誘う。
「清水、帰りにラーメン食べでがね?友子もいぐよな」
「あー、あだし楽器屋寄っでぐんで、先に帰っから。ごめん」
そう言って友子は自転車を商店街の方向へ飛ばしていった。
「直美、良江さ呼ぶべ。あれ、良江は?」
良江は理絵を捕まえてなにか話し込んでいる。なにを話しているかは判らないけど。
明美と関口も小澤先生を捕まえて話をしている。会計と事務処理を関口と加世に頼んでいるので、こっちはたぶん衣装関係の話だと思う。
あたしも帰ろう。
>>97 無言のままの弘美を横目で見ながら二人並んで川沿い歩く。
陽が傾いてきたとはいえ、風がないと充分に暑い。この様子だと夏祭りは大変だろうと思う。
声をかけてみた。
「弘美」
「ん?」
「あのスプレー...持っでだんな」
少しだけ間があく。
「あの時の事、思い出しでだな?」
弘美が立ち止まる。
「由香。ウチ寄ってぐか?」
あたしも立ち止まって、弘美に向きなおして言った。
「行ぐよ。弘美の話、聞ぎだいし、あだしも話しでぇし」
今日は遅くなる、でもそれでいい。弘美の事は気になっていたから。
>>96 221 ◆FhKfi6ijAo さん、オカエリー
楽しみにしてたので嬉しいよ。
もしかしたら 221さんの「Bridge」と漏れの「シーラカンスの夏」で
場面と時間が重なった箇所で内容に食い違いが出る事もあるかも
しれないけど... いいよね? 見てる人たち、気にするかな?
大丈夫、本家サイドストーリーでも本編とクルマのナンバーが変わったり
家が変わったり季節が変わったり、ぜんぜん平気だから。
うお、217さんのシーラカンス
>>73で終わりかと思うたorz
由香の視線からみた情景がかなりgoodです。
これからの夏祭り楽しみにしてます。
221さんのBridgeは217さんと合体して読んでます
いわゆる217さんのシーラカンスのサイドストーリーなのかな?
お二人ともガンガッテー
漏れも話浮かんだら投稿しまつねー
>>78 気がつきませんでしたorz焼酎のお湯割り
しかもあかあさんってなんなの・・・orz
102 :
221 ◆FhKfi6ijAo :04/12/22 17:05:50 ID:e+3yhH1I
>>99 217 ◆4R4vB1qlN.さん
あ、設定はそちらのに合わせます。
こちらが後手に回りますので 笑
>>101 んーと、「Bridge」は、
「川原のA列車、再び」の友子の台詞中に出た、
「関口の彼氏」の話を。
今回はサラッとした軽い話にするつもりです。
(
>>96続き/
>>92とほぼ同時刻)
----------------------
「Bridge」 #2
----------------------
帰り支度を始める関口の背中を、友子がニヤニヤしながらつつく。
「なぁ関口、あの子来るべが?」
あの子? 誰のことだろう? 小首をかしげる香織。
「ほらほら、あの子だず」
「あたし知ってる! 中1くらいの男子だべ? いっつも来てらよな〜。
いっつも関口どご見でんだよな」
良江が横から口を出す。まばたきの回数が増える香織。
「ああ、よく後ろの方で恥ずかしそうに見でら奴だな。最後までいるしなぁ」
頷く拓雄。
「惚れてんな、ありゃ」
棒付きキャンディをくわえながらボソッと直美が言った。
「本当は気づいでんだべ〜? このこの〜」
肘で香織をつつく友子。しかし当の本人はきょとんとしたままだ。
「え……そんな子……いだっけ?」
凍りつく場の空気。それに耐えかねて、良江が口を開く。
「……あんた本当に気づいてねがったの?」
こくん、と頷く香織。
全員が内心ため息をついた。
>>96 拓雄と友子の夫婦ゲンカ キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!!
221 ◆FhKfi6ijAoさん、その辺りの書き方なんか上手だからイイッ!
105 :
名無シネマ@上映中:04/12/23 10:48:20 ID:OaMrrlsy
良スレあげ
お二人とも本当に上手いね
目の前に光景が浮かんできます
スウィングガールズ好きな人全員に見せたいよ
217タンは一人称視点、
221タンは三人称視点なのな
いいともにデタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
補習でいいとも見られなかったず…orz
実は俺もこれからクリスマスコンサートなんよ エレクトーンアンサンブルでシングシングシング弾くず
人前で演奏すんの緊張すんなぁ
(
>>103続き/
>>92とほぼ同時刻)
----------------------
「Bridge」 #2
----------------------
「たぶん今度の夏祭りにも来るべな」
と直美。
「探してみればよ?」
いつの間にか拓雄も乗り気だ。
「んでも……あたし……どんな子かわがらねし……」
「どっちかってっど……少しやせ型がな。ちょっと日焼けしてらがなぁ?
身体柔らかそうな感じだったな。いや、あくまで雰囲気だども」
すらすらとその少年の特徴を挙げる良江。
「ちょっと気弱な感じだな。こいづみだいに」
拓雄を指差す友子。さっきの仕返し。
「やがまし」
「あたしなやがましぐねった」
「黙れった」
「黙らね」
やはりいつもの言い争いが始まる。そんな2人を無視して良江が続ける。
「まあ……今度の夏祭りの時に確かめてみれ? 本当に見でっから。
ほら、間奏のとき、関口吹かね時間あるべ? そのときに探したらよ?」
「あ、あたし先だって楽器屋さ行ったらその子いだっけ! 今日行くがら
いねが見でくる」
思い出したように友子。
「うん……わがった。こんど探してみる。」
曖昧に頷く香織だったが、内心、少しドキドキしていた。
「んだども……あの子、ずっと前に別の所で見だった気がすんだな」
直美の独り言は、結局、誰の耳に入ることもなかった。
-----------------------------------------------------------
(私信:俺の携帯勝手に使うなった よりにもよってこのスレ見るなった
ってか書き込むなった>友人)
221さんオツカレ
>>110 「あたしなやがましぐねった」 が判らんです..
誰か翻訳ぷりーず
SG鷺BBSで直接対面した事がある人からの怒りの書き込みw
>>111 「あたしなんて(あたしは)やかましくないってば」
くらいの意味です。
秋田県南訛りなんで・・・もしかしたら米沢じゃ使わないかも
全員黒いドレス
高級車に乗ってどこからともなく現れる
リーダー友子は黒いアイパッチをしている
エージェントの元高校教師が彼女たちに言う
「仕事だ」
>>97 の 「シーラカンスの夏」 #8 は
【8】帰り道
でした。別に重要でもない事なのですが、書き漏らしていたのでとりあえず。
続きの 【9】弘美の部屋 とそれ以降は、下書きしてあったあらすじを捨てて
書き直し中です。 少し時間がかかりそうです。
>>102 221 ◆FhKfi6ijAo さん、ありがとう。
こちらも大きく食い違わないように考えますね。
116 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 22:20:53 ID:wGPmP94N
サイドストーリーをレンタルで見たいんですけど
スペシャル版のDVDはレンタルされますか?
118 :
名無シネマ@上映中:04/12/25 22:28:46 ID:Gv4wcWDq
ボーナスディスクつきのレンタルってあまりないのでは?
レンタル開始は発売の2週間前だから、仕様もレンタル用の別物でしょう。
オーディオコメンタリーくらいはついているかもしれない。
スイングガールズNYに行く!
しか無いだろ。
スウィングガールズ弁、難しいです。
助けて、伊藤沙由理せんせい..
>>98 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #9
----------------------
【9】弘美の部屋(1)
弘美の部屋、物が少ない訳じゃないけど片付けがしっかりしていて、どこかさっぱりした感じがする。
ベットの枕元に馬のぬいぐるみがちょこんと居座っているのが、どこか可愛いらしいと思う。これ、ガールズのみんなが見たらどう思うのだろう...
「麦茶、持ってきたず」
部屋に戻ってきた弘美からグラスを受け取りつつ、そっと弘美の様子を見る。
どこか考えに沈んでいるような様子。グラスを手に二人でベットを背に並んで座り、ひと息つく。
「弘美、あれから高志と連絡は取っでっか?」
「...」
実はあの2月の音楽祭のあと高志達とはまともに話をしていない。いや、音楽祭が終わったすぐ後に弘美と二人で電話はかけた。
演奏を見に来てくれたこと、それと高志達がやってくれたあの照明が嬉しかったから。
音楽祭が終わったあと会場を探しても高志達が見つからなかったので携帯にかけた。
(格好よかったず。ベース上手ぐなっでたな、由香)
(お前ら、いい仲間と会えたんだずな)
嬉しかったことをどう伝えようかと言葉を捜していたあたしに、雄介と高志が言ってくれた。
ケンカしてバンドを飛び出したあたし達に、なにも聞かずにそう言ってくれた。嬉しかった。
高志達の声は少しだけ泣き声っぽかったけど。今思えば、フワッとなにかから解放されるような感覚があった。でも、それ以上の話は出来なかった。
「あの後もあだしらの事、見に来てたずな...。4月にスーパー前でやっだ、弘美が少し具合悪ぐで頑張った時の」
「あたし...判んなぐなっできだ」
122 :
名無シネマ@上映中:04/12/26 22:09:45 ID:xLD8zU7e
>>121 麦茶なんて飲めるかよ!
ロックは炭酸!
煙草・酒だろ あとクスリな
ク、クスリ? そういえば突然泣き出すのって実はアレでは…
>>121 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #10
----------------------
【10】弘美の部屋(2)
黙ったままひざを抱えていた弘美がつぶやいた。
「あの時、あいづらの音が急に変わっだ時、あだしら文句いってったな」
「うん」
「急にあんな事やっで腹たっでさ。あだしらには何も言わずにな」
「何も言わずに曲、勝手に変えでな、自分らの世界に入り込んじまってさ。じゃあ、あだしらは何?、あだしらバンドじゃねがったの?って」
「そのくせ、由香とあだしが文句さ言っだら逆ギレしやがるしな」
「そうかと思えば、あだしらバンド辞めるっつったら泣き出すし」
「もう...あんな辛気臭いヤツだと思わながったず」
少しだけ苦笑いする弘美。
「弘美は覚えてる? あだしらが高志達になんで言っだが」
「...」
「結構、めちゃくちゃ言ってった...」
「でも。でも、もう一緒にやれねぇっで言われっとは...思わなかっだ」
弘美がそう呟いてベッドにあがり、うつぶせになりながら続ける。
「あだしと由香の事はもうどうでも良いんだなって...一緒にやれんなら、高志もバンドも、もう良いやって思っだ」
顔を枕にうずめる弘美。
この先、まだ続きます。 長くてすまんず...
>>216 楽しみに待ってますよ。
コンサートに行けない漏れの心を癒してくださいw
128 :
↑:04/12/27 01:29:43 ID:sdOsy/+H
>>125 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #11
----------------------
【11】弘美の部屋(3)
「あだしも...どうでも良いって思っだ。でも、それでも嫌だった、あだしは」
手に持っていたグラスを置いて、あたしもベッドにあがって弘美の横に入る。少し甘くて柔らかいにおい。
「嫌だったず、まだ弘美とあだしの二人だけに戻んだっで...」
どちらからともなく手を握りあった。
「弘美...あの時」
「なに...?」
「パチンコ店の駐車場」
「あぁ」
去年の秋頃、練習場所がなくてパチンコ店の駐車場を借りて演奏した時のこと。いま思えばあたし達ふたりの演奏もよくなかったけど、友子達の演奏は本当にすごかった。
聴きに来ていた人達には文句を言われるし、パチンコ店の人からも演奏を止められた。練習場所はないし、自分達で Jazz だ Jazz だと言っても実はよく判ってなかった。
>>129 文句を言われた後の良江の落ち込み方がすごかったから、もしかしたらもうだめかもしれないと思った。
でも、あたし達は友子達を待つことにした。あたし達が引っ張るんじゃダメ。友子達が音楽を本当にやりたいのなら練習するだろうし、友子達ならあきらめないような気がしたから。
「友子達がまたやろうって声かけできだ時、嬉しかったね」
「だな」
「弘美、友子達が帰っだあど、すぐ『由香、今日練習すっぞ』っで」
「ははっ」
「あははっ」
「...由香」
「ん、なに?」
つられて笑うあたしに弘美が問いかけてきた。
「由香はどうしたい? もう一度、シーラカンスやりでえか?」
>>130 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #12
----------------------
【12】弘美の部屋(4)
「雄介達の所、戻りでえか?」
「シーラカンスは終わっだ...と思ってるず。あだしらも雄介達も音楽変わっだかんね」
「そっか...」
「弘美は? 弘美、高志ともう一度会って話ししでえんじゃねえな?」
「...判んね。あだし、どうしてえんだが」
「4人でずっとバンドすっぞっで言っだのにな...」
「...」
「ずっと一緒に...」
「...」
階下から弘美を呼ぶ声がする。いつのまにかまどろんでいた。気づけばもうかなり遅い時間になっていた。
>>131 「由香、今日はウチで御飯食べでがねか?」
「帰る。食事しだらそのまま泊まりそうだし」
「もう遅いべさ」
「明日、朝がら練習だかんね。着替えてえし、今日は帰るず」
ベットから降り、制服を着直しながら続ける。
「それに、弘美の笑った顔見で安心しだし」
「何言ってんなや、バガ。早ぐ帰れ」
「あははっ。おやすみ、弘美」
「あんら由香ちゃん、食事しでがねの? 弘美、弘美、由香ちゃんもう」
「あ、ありがとうございます。でも今日はこれで帰りますので。済みませんでした夜遅ぐまで」
弘美のお母さんに挨拶して弘美の家を出た。さすがにこの時間になると涼しくて過ごしやすい。
帰り道、ベースの重さを肩に感じながら、あたしも弘美もなにも解決していないって事を思い返していた。
>>132 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #13
----------------------
【13】初夏の練習、二日目の朝
部屋に戻ってからは寝付けなかった。寝不足気味でだるさが残った体に夏の日差しが辛い。
校舎の影で日光を避けながら視聴覚室へ向かう。聴こえる音の様子だと、もう大体集まっているようだ。
視聴覚室から楽器ケースを運び出す加世と関口、千佳を見つけた。
「おはよ」
「おはよー。小澤先生と中村、今日は昼から来るっで。ねぇ関口、なんで言っでだ?」
「あ、二人で楽器店に寄っでがら...来るっで、電話で言っでだ」
「それと昼に集まっだら美郷達が持っできだ曲を聴ぐっでさ。美郷達は譜面のコピー中」
「おはよう...あぁ」
眠たそうな明美もやってきた。 "久保産婦人科"ブレザー、仕方ない事情があったとはいえ明美にしてみれば、あれで納得する訳にはいかないのだろう。
衣装をまた作ろうという話が持ち上がったとき「あだし、リベンジすっがら」と気合を入れていた明美だけど、良江や友子達のリクエストをまともに聞いていたら進まないという事に早く気が付いて欲しいと思う。
恵子がそんな明美をさりげなく撮影している。カメラを一日中手放さずに、この子はそんなに撮影してどうするのだろう。
集まったメンバからそれぞれ教室に分かれてウォームアップを始める。直美は柔軟体操。
あたしもケースからベースを取り出してピッチを確認。今日は音が良い、魔法のスプレーに感謝したい気分だ。
少し遅れて弘美が来た。
「弘美、おはよう」
「おはよ...」
少しだけ赤く腫らしたお互いの目を見て笑いあった。
Fist Concert 記念なのでもうちょっと続きます。
ただいま標準語からスウィングガールズ弁へ翻訳中...
>>134 最悪のタイプミスですた... First なんだず(涙)
>>133 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #14
----------------------
【14】美郷が持ってきた新曲
昼前に配られたスコアと食べ終えたお弁当箱を手に、視聴覚室へ集まった。ミーティングだ。
にこやかな表情、複雑な表情、バラバラだ。仕方ない、この譜面を見たらそうなると思う。
ベースはさておきトランペットとサックス、それとピアノは大丈夫なのかな。
「これで全員集まったずな。譜面も持ってんな。それじゃあ宮崎が昨日話していた曲なんだげど、これからかけるからみんなで一緒に聴いてみて」
拓雄が CD をセットして再生し、曲に聴き入る。
頭を抱えだす子、ウキウキしてきたのかリズムを取り体を揺らす子、天井を見上げる子、さまざまな反応。ちょっと面白い。
曲が終わった。
「ねぇ、どう?どう? これやりだぐね?」
「なんがこう、熱ぐでさー格好いいじゃん。曲の頭っがらこう、トランペットとトロンボーンがぱぱぱぱっぱぱぱぱっで刻んでよぉ」
拓雄が CD をとめるや否や、美郷と美保の必死のアピールが始まった。さっそく友子が乗ってきた。
「すっげぇー、格好良いんな!」
「トランペット、高音が多いなー、タンギング速いし」
「そごはさぁ、一生懸命に練習して頑張んべ。理絵の音、格好良いから聴かせてやんべ」
「これ誰の曲なんがな?」
「これ、アースウィンド&ファイヤっでいう昔のバンドの Getaway って曲。元は歌が入っでっけど、いま聴いだんは歌なしアレンジになっでたバンドの演奏」
美保が CD のリーフレットと本を見ながら答えた。
>>136 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #15
----------------------
【15】アレンジ会議(1)
玲子と弓子が反応した。
「あー、その名前、聞いだ事あるよ」
「あだし、この曲聴いだ事ある。お姉ちゃんの部屋に CD あっだ」
「みんなちょっと聞いて。いい? 僕もスコア見でチェックしたんだげど...」
拓雄が仕切りなおして、黒板に向かって板書し始めた。
「気になっだんは、イントロとAメロにあるトランペットとトロンボーンの刻み、トランペットの高音、途中に挟まっているテナーサックスのソロと...」
メンバもそれぞれ気づいた点をあげていく。
「え、あんな長げぇソロやんのが? あだしでぎねーって」
「そりゃ、あのまんまじゃできねぇって。変えんだ」
「あと、エンディングのトランペットソロ。これ二人で掛け合いになってんべさ」
「あんな高い音、出ねえ。それも変えんだよな?」
「途中から急に曲が速ぐなってねがった? ピアノがズダダダーっで」
「うわっピアノの譜面、凄いずな」
「なんかやだらとパーカッションが入っでね? どーすんの、うぢら直美しが居ねえがよ」
見事なまでの大混乱。ベースは4弦より下の音があるけどオクターブ上か5度上に上げるか...まぁなんとかなるだろう。
それよりもシンコペーションが主体になっている独特のリズムをキープできるかどうかの方が大事。短いスラップが何箇所かあるけど、パターンはシンプルだからやはりリズムキープ。
「げ、ギターの譜面が無えじゃん」
えっと、明日28日の Last Concert 行って来ます。
B列だからたぶん由香寄り。
Last Concert記念という事でもうちょっと続けますw
>>137 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #16
----------------------
【16】アレンジ会議(2)
「ギターの譜面が無えのは気にしなぐでいいがら。ピアノパートにコード書いであんべ。パーカッションとピアノからリズムを拾っでパターン考えっから」
それまであたしの隣で黙ってスコアを眺めていた弘美があっさりと答えた。場が一瞬静まり、メンバの視線が弘美に集中する。弘美が続ける。
「でも、あだしのギターでリズム刻んでもパーカッション足んねぇんじゃね?」
「パーカッション削ったらどうなんかなぁ...」
「んなことしたら、ラテンっぽぐ無ぐなっちまわねが?」
「ラテンっで、何があっだらラテンなんだべか? 誰が知らねが?」
「僕もよく知らないんだげど、本見だらやっぱリズムなんだって。基本はクラーベっていう、ンチャチャッ チャッチャッチャッという感じの 2-3 でシンコペーションが入ったパターン。逆もあるらしいけど」
拓雄が本を片手に説明を続ける。
「ただ、ラテンのリズムは他にも沢山あっで、チャチャとかマンボとか聞いだ事ない?そういうのがリズムパターンとして一杯あるって。
それで、ラテンバンドだとパーカッションが複数あって、それぞれが別のパターンを叩くんだけど、それらが重なって一つのリズムパターンになるみたい」
拓雄の説明を聞きつつスコアを食い入るように見るメンバ達。
「それじゃパーカッション居ねえからって全部削るわげにはいかないずな」
「重要そうなパターンだけでも拾っでさ、ドラムに組み込めねえ?」
「直美、直美はどう思う?」
>>139 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #17
----------------------
【17】アレンジ会議(3)
「...どれを拾うかは考えでみっけど。ドラムとは別のパーカッションのパターンだがら、ドラムじゃねぇ別の楽器で叩いた方がいぐね。音とが」
友子が何かひらめいたようにすごい勢いで立ち上がった。
「あ、小澤せんせぇ。先生、パーカッション叩いてもらえませんか?」
「え! あっ、いや、先生はいいず。先生はほら...Sax だしな...」
「ふぁ〜、そうですかぁ...じゃどうすんべか」
友子が目に見えてしぼんでいく。今度は理絵がひらめいた。
「あだし、ドラムセットにカウベルとがウッドブロックとが組み込んでんの、雑誌で見た事あるよ」
「それだっ!」
復活する友子。ホントに見ていて面白い。
「パーカッションをどう拾うかは、弘美と直美で相談だずな」
「ん、わがった。由香も手伝っで」
「カウベルとかどうすんの? 吹奏楽部から借りんの?」
「友子、最近ずっと楽器店に通っでて店員さんと仲良かったずな。安くて良いのないか聞いてみてけろ。あとエビスヤも見た方がいいずな」
「後はサックスとトランペットのソロをどうすんべか..明美さ、この長いソロ、テナーとアルト、バリトンに振り分げてみね?」
「あ、あの、僕もピアノがすごく大変なんだげど...ねぇ...」
「ちょっと CD もう一回聴いてみるべ。拓雄、CD、CDさ再生してけろ、拓雄っ」
あたし達のアレンジ会議はいつもこんな具合に進んでいく。
続きは後日になります。本当に長くて長くてすまんです...
nakamurachise.com 御盛況記念という事で。
143 :
名無シネマ@上映中:04/12/28 10:21:47 ID:Z66daquk
>>140 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #18
----------------------
【18】恵子の写真(1)
新曲については各パートごとに分かれて念入りに検討する段階になった。
スコアをパート毎に切り分ける子、メトロノームと楽器を持ち出してさっそく音を確認する子、CD から自前の MD へダビングする子、さまざまだ。
そんな状況でも、各パートのところに立ち寄ってはシャッターを切る恵子がいる。本当にいつでもどこでもカメラを手放さない子。
「恵子のカメラ好き、最近より一層すごぐなっできだずな」
そう言いながらスコアを広げるあたしに直美が答えた。
「恵子、アルバム作るんだって言っでだな」
「アルバム? なんだず、それ」
「直美、それ言っちゃダメだってば」
チューナーとトランペットを持って通りかかった玲子が飛び込んできて小声で制した。
「玲子、なんが知ってんのが?」
少し困った様子の玲子。周囲を見渡したあと、仕方ないような素振りでそっと教えてくれた。
「...みんなには内緒だかんね」
144 :
217 ◆4R4vB1qlN. :04/12/28 10:23:51 ID:Z66daquk
>>143 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #19
----------------------
【19】恵子の写真(2)
「わがっだ」
「なんでそんなに撮影するんが、あだしも恵子に聞いだこどあんのよ。ながなが教えでくれながっだけどね...恵子、スウィングガールズの卒業アルバム作るんだって」
直美も小声で加わる。
「再来年には、あだしらも高校卒業だよな。学校の卒業アルバムとは別に、あだしらスウィングガールズの卒業アルバムを作っでみんなに渡しだいっで」
「だからみんなの事をいっぱい、いっぱい撮影するんだって言ってだよ。5月頃に恵子と千佳の二人でスーパのバイトさ行っでだの覚えでる? 恵子の家でフォトアルバムを発注する代金みでえよ」
気づかなかった。
「他のみんなは知らないはずだがら、黙ってであげてね」
そう言い残して玲子が視聴覚室を出ていこうとすると、ちょうどその外に恵子がいた。
「理絵、良江、こっちさ向いで。あ、玲子も入っで、ほら」
「恵子、あんだ千佳が探してだず。早ぐ戻んな」
「もうちょっとだがら、ね、ねっ!」
以前にウチは写真館なのに自分の写真が少ないんだって漏らしていた恵子。
「いい、いぐよーっ!」
本当に嬉しそうにカメラを構える恵子。その迷いが無い姿があたしにはまぶしく見えた。
んじゃ会社へ寄っでがらお台場へ向かうず。
それじゃ会場でね〜
誰かまとめサイト作らねがなぁ・・・?
217さんの、これ尺に直したら本家サイドストーリーより長くねが?
#19まで書きましたが #20以降はラフプロットの状態で
すぐにはお見せできそうにありません。
全体のサイズでいうと、折り返し地点は過ぎてます。
ここまで書いてみると最後まで書いておきたいという
思いも出てきました。 ただ、今は First&Lastコンサート
の事を考えていたいので、取り掛かるのは年末年始の
休み中かなという感じです。
酒と煙草とクスリまだぁ?
SGの登場キャラクターってどっかが権利持ってたりしないだろうなあ。
ミッキーマウスみたいに、勝手に使うと莫大なカネ取られたりしないか?
151 :
名無シネマ@上映中:04/12/29 20:36:30 ID:dPZ0MI4H
>>150 登場キャラクタ単体で登録されている可能性は低い。だが物語を下敷きに使っている点で
権利者が怒ろうと思えば怒ることができる状態。ただ、コスト他の事情で見逃せない程度の
損害等々がない場合は見逃されるケースもある。
もしも怒られるとしたら、こっちよりも裏SGで登場人物を使ったエロ話書いている方が
怒られやすいだろうな。 作品のイメージを壊すって。
>>152 それはそうなんだが、スレの妄想ネタよりも先に各ファンサイトに
あがっている画像とかの方が叱られるだろうね。
あっちは肖像権も関係するんだし。
本スレはどこ行ったんだ?
検索しても出て来ないし。
誰も立ててないとか?
>>155 おーありがと。なぜか検索で出て来なくて。
こんにちは。どうも。
>>147 サイドストーリーって時間にして 10分前後くらいだそうですね。
158 :
名無シネマ@上映中:05/01/03 17:16:49 ID:CnBfQTbA
>>158 加藤大治郎なんて書くからアルトサックス奏者の大治郎知ってるなんて
流石SGスレマニアックと思ったらやはりバイクの方か・・・
↑
スレ違いで大変申し訳ない。
まぁ、「「シーラカンスの夏」 #20 」までの間、まったりと保守しながら待つとしましょう。
>>144 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #20
----------------------
【20】美郷(1)
パート毎に別々の教室に分かれて検討した結果、美郷の持ってきた曲 Getaway はとりあえずやってみる事となった。
トランペットとサックスパートはソロが長く難しいけども、トランペットの掛け合いは4人の回しに変更。
テナーサックスの長いソロもアルトとテナーの4人に振り分ける。バリトンはソロに沿ってバッキング。
トロンボーンは問題なしとの心強い返事。後はあたし達リズムパート。ドラムもピアノも課題は大きい。
でも、レパートリーを増やしたいという話もあったし、派手で熱い曲だから夏祭りで演奏すればきっとみんな喜んでくれると思う。だから決めた。もし間に合わなくても次の機会もあるし。
今日1日は、この曲の準備でいっぱいだろう。
「カウベル大小セットとウッドブロック1個、楽器店でゲットぉ! お金は春休みのバイトで貯めだ分がまだあっから大丈夫だげど、展示品だがらって少し負げてもらっだぁー。へっへー、やっぱ日頃の行いだんな」
拓雄と一緒に視聴覚室に戻ってきた友子が勝ち誇るように言う。
「譜面を見たらティンバレスも使われてるけど、ティンバレスは高価だし買っても担当者いねえがら。カウベルとウッドブロックをドラムセットに取り付けるためのスタンドもあるんだって」
「どごにスタンド付けんの?」
「それは物が届いてから考えんべ。それよりも先にもう一度譜面をチェックすっぞ、直美」
「じゃ、スコアのコピーをもっと取ってくっから」
直美と弘美、そこに拓雄も加わって譜面のチェックを始めた。あたしはスコアをコピーしに職員室へ向かう。
(ラテンJazz...面白そうだけど本当にやるとは思わなかったなぁ)
「失礼します、コピー機を借りま...あ、美郷」
「由香もスコアのコピーが? あだし原紙持ってっけど何枚いんの?」
>>161 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #21
----------------------
【21】美郷(2)
ちょうど居合わせた美郷にコピーを貰って、二人で視聴覚室へ戻る。
隣にいる美郷の喜びようがすごい。
「美郷、ホントに嬉しそうずな。あれ、そんなに気に入ってる曲なんが?」
「持っできだ曲をやるんのもそうなんだげど」
「なんが?」
「あだし、こうやっでみんなで一緒に演奏でぎんのが嬉しぐで」
美郷が立ち止まる。
「昨日美保と楽器店に行っだとき、美保も同じ事言ってだ。楽器店で急に美保がニヤニヤしでな。何しったって聞いでも最初は言わねがったけど、帰り道に『バンドに戻れで良がっだ』っで」
あたしも立ち止まって美郷に向かった。
「美保、あー見えでも去年の秋にスーパーでバイトしでだ時にバンドやらないっで言っで友子達と別れた事、ずっと気にしてた時があっで」
あたしをじっと見つめる美郷。
「でも、友子が『まだ一緒にやんべ』って言ってくれで、良江も由香も弘美もみんなあだしらの事を迎えいれてくれだ。それがすごく嬉しがっだ。
本当に嬉しがっだず。 だげど、照れくさぐでちゃんと謝ってない事、あのあと美保もあだしもずっと気にしでだ」
美郷の大きな瞳。
「でもね、音楽祭のあとに美保が『判っだ』って」
自分で何弁を書いているのか段々判らなくなってきました..
その辺りで気になっている人がきっと居るんじゃないかと思うの
ですけどスミマセン。
大丈夫
俺、九州生まれの関東育ち。
山形弁は全くネイティブじゃあないが、劇中で知った山形弁のふいんき(何故かry)に脳内音声変換しちょる。
>>164 ありがとう。
私も九州(福岡)生まれで上京して10年。仕事であちこち行ってたせいか
言葉とイントネーションがごちゃ混ぜになってます。原作本を見て参考には
しているのですけど、言葉の雰囲気が出せなくて。
あと、この子はこういう言い方をするのかとか、この子がこの子を呼ぶときは
苗字で呼ぶのか名前で呼ぶのかとか...
>>162 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #22
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【22】美郷(3)
そう言ったあと、美郷があたしを待った。まるで「由香も判るよね」と、あたしの事を信じるように。
「...わがる。わがるよ、あだし」
音楽祭への参加申し込みが間に合わなくて出演できないのに、その事を友子がずっと黙ってたあの時。
会場へ向かう列車に乗ってから言い出して、みんなでメチャメチャがっかりして、怒った。やる気もなにもかもが一瞬で無くなったような気がした。
「グッタリしでだ弘美とあだしの前で、関口がトロンボーンを吹き始めで、みんなで演奏しで」
「美保も言っでだけど、本当に不思議な感じ。あんな気分だっだのに、みんなで演奏しでファーってみんなの音が合うとそれだけで嬉しぐで楽しぐで、ワクワクしで...。
美保が言っだの、『判っだ、こういう事だ』って」
あたしも思い出していた、あの不思議な感覚を。
(何も言わなぐで良いがら。また一緒にやろう、一緒に演奏しよう)
「だがら、あだし美保と約束しだの。音楽を大切にしようって。音楽を一緒にできるみんなと、そのみんなと居る今を大切にしようって」
美郷がとびきりの笑顔をみせた。
「行ご、みんな待っでっから」
(
>>110続き/
>>98と同時刻)
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「Bridge」 #3
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【2】stretto
友子はサックスのリードを買うべく楽器店に来ていた。そろそろストックもなくな
ってきたことだし、何より、拓雄にリードケースをプレゼントでもらったことだし。
「これお願いします」
商品をレジに持っていく。いつものとろんとした目の女の店員だった。
「……あーっと、テナーサックスのリード、1箱で3570円だな、……いや、3000円
でいいよ」
いつも通り、耳掻きしながら言う店員。
「…あんたら、『スウィングガールズ』だっけが? あんたらいろんなとこで演奏して
っぺ? それ見で楽器始めて、ウヂの店で楽器買うって人増えでんだわ。それで
店長喜んでっから。負げでけるよ」
「あ……ありがとうございます」
思いもよらぬ申し出に思わず頭を下げる友子。すると、店員が友子の肩越しに、
ぼーっと店の奥を見て呟いた。
「あ、まだ今日も来てらな、あの中学生」
「中学生?」
聞き返す友子、店の奥をあごでしゃくる店員。
「ホラ、トロンボーンの所で見でら男子。最近いつも来てんだず。吹奏楽部が何か
だど思うどもな」
「中学生の男子……」
そう聞いて振り返ると……見慣れた横顔。「ちょっと日焼け」「身体が柔らかそう」
……あっ。
忘れっぽい友子にしては、瞬間的に少年の特徴を思い出せたのは奇跡的と言え
た。店員に代金を支払うと、楽器店を飛び出して、直美たちのいるラーメン屋に走り
出していた。
やがて「シーラカンスの夏」と「Bridge」が少しづつ融合していき、トロンボーン志望のはずの中学生はスウィングガールズ&ボーイズとなった新バンドで無理やりパーカッションをやらされる羽目に…。
いや、すんません。単なる思いつきなんで無視しちゃってください。。。
(
>>167続き/
>>98と同時刻)
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「Bridge」 #4
----------------------
弓子は、右横でチャーシューメン(大盛り)をすする直美とマンガとを見比べていた。
マンガ曰く、「人がラーメンを食べるとき、皆一様に下を向き話もせずどんぶりに向
かっている」。確かに。さっきから直美は無言でせっせとラーメンに向かっている。
直美がこんな真剣な顔するのは何か食べてる時かドラム叩いてる時くらいだ。試し
にドラム叩いてる直美の前に、食べ物を置いてみたらどうなるんだろう。そんなバカ
なことを考えていると、今度は左横の良江の携帯が鳴った。
「良江、携帯鳴ってっつぉ」
ゴソゴソと携帯を取り出す良江。
「ん、友子からメール? 『楽器屋にアイツいた!』? 何言ってんなや?」
「アイツって、誰だべ?」
「わがんね」
良江と弓子が頭を付き合わせて携帯の画面を見ていると、ラーメン屋の戸が勢い
よく開いた。ラーメン屋店員の「いらっしゃい」の声よりも早く叫んだのは友子だった。
「みんな、何やってんな!? 早ぐさねば逃げられっつ!」
店中の客がその声に振り返る。ただ一人、直美を除いて。
「もう、直美! 早ぐ!」
走り寄って直美の背中をつつく。直美がゆっくりと、無言で振り返る。チャーシュー
くわえたまま。
「んだがら、ラーメン食ってる場合で無ぇって!」
名残惜しそうにチャーシューを飲み込む直美。
「そんたに急いで、何したんや?」
「楽器屋行ったら、いっつも関口どご見でら男の子がトロンボーン見でったった!」
友子の一言で直美の顔色が変わる。野次馬根性剥き出し。
「そういうことは早く言えず」
直美とは思えない素早さで席を立ち、レジで代金を支払う。
「ごちそうさま」
嵐のような勢いでやってきては去っていく女子高生軍団を、店員と他の客はあっけ
にとられたまま眺めるしかなかった。
トリ付け忘れでだった…
やっぱり米沢弁は良ぐわがんね…
秋田弁と微妙に違う分、かえって難しいず…
渡辺えり子さんの気持ちが良ぐわがるッス。
方言指導で「裏スウィングガールズ」スレの301さん来てけんにがなぁ…?
>>168さん
それも良いがもしれねッスな(笑)
ただ……「スウィングガールズ&ボーイズ」は……さて(笑)
171 :
352:05/01/06 22:13:35 ID:mTNlMzFI
221 ◆FhKfi6ijAoさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ちなみに中学生の役は誰がいいかな?
柳楽優弥なんかいぐねぇ?大人しくて無口な少年といえば彼しかいないかと
よーし、パパ、柳楽優弥を日焼けマシーンに投入しちゃうぞ〜。
ぼーん(爆音)
>>166 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #23
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【23】美保(1)
視聴覚室へ戻ると拓雄の所に美保が来ていた。
「ピアノ...これ大変なんだず。まぁ頑張るしかねえっけど」
「ごめん。よろしぐね拓雄」
「拓雄ぉっ! 拓雄ぉいる? ちょっとサックスソロんとごろ見てけろ」
友子も拓雄のところへやってきた。あたしはスコアのコピーを直美と弘美に手渡す。
「じゃ由香、ギター譜を書き起ごこすがら手伝っで」
「直美とパターン拾うんじゃねがった?」
「打楽器の音だがら打楽器でやんのが良いがら、なるべくドラムパートでやるっで。だから、まず直美に任せでみる事にしたず。細かい点は後ですりあわせ」
「わがっだ。じゃあ向こう行ご」
直美は MD から聞こえる音に集中している。クチは半開きのまま。何を拾って何を省くか、両手と両足にどう振り分けるか、直美の腕の見せ所だろう。
あたしと弘美も楽器を持って視聴覚室の反対側へ移動した。弘美がスコアと白紙の五線譜を広げながら言う。
「コード感を出しでんのはベースとピアノ。管はメロディとハモリ、ブラスのアタックが中心だがら」
「ピアノが複雑だがら、部分的にギターと分担しでもいいずな」
「そういう事。だがらピアノパートとパーカッションのパターンと両方やるず。ベースは?」
「シンコペーションのノリだずな。コードチェンジは小節の切れ目だけど、ベースとピアノがその1拍か半拍前から食ったりしって、それがラテンのノリっぽいけど大丈夫だず。 弘美、それがいま言っだ奴」
あたしが指差す先を見ながら弘美がものすごい勢い五線譜へ書き込む。
そこに美保が来た。
「由香。どう?」
175 :
名無シネマ@上映中:05/01/10 23:21:04 ID:aQZE9hG5
そろそろageっか
>>174 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #24
----------------------
【24】美保(2)
「どう..って、なんが?」
「ほら...曲、ラテンアレンジだべ。美郷もあだしもやりだいやりだいって言っだけど...やっぱ今までの Swing Jazz と違うしな」
いつもサバサバしている美保がそういう事を言い出すのがおかしくて思わず笑いそうになる。でも美郷から聞いた話を思い出し、なにかほんのりと胸の辺りが暖かくなるような感覚があった。
「なんだず。そんなこど気にしてんが? ラテンと言っても、曲聴けばラテン満載の部分もあれば Jazz の部分もあるべ。去年演奏したメイク・ハー・マインだって SING SING SING みたいな明確な後ノリじゃねえげど、あれもいいべ。
同じだず。ブラスのアタックも格好良ぐてノリもいいがら。大丈夫だず、みんなラテンだがらって文句言ってねえべ?」
「...だげんど」
「ラテンっぽいがらっで関係ねえよ」
友子が美保の言葉をさえぎり、まるでごく当たり前の事を話すように簡単に言った。
「ビッグバンドの曲なら、あだしらの曲。あだしらが演奏すれば、あだしら SWING GIRLS の音楽になんだがら」
「やっでみようよ。みんなで演奏しでみればきっと楽しいと思うがらさ」
拓雄が友子の言葉を継ぐ。MD を聞いていたはずの直美がインナーホンを外し無言のままうなずいた。
「聞いた通りだず。大丈夫だがら安心しでろ」
譜面を書く手を止めて弘美が言った。あたし達ひとりひとりの顔を見る美保。その美保と目があった時、あたしもうなずいて応えた。
(大丈夫、音楽の種類が大切なんじゃない。みんなで演奏するのが大切な事なのだから)
美保はなにも言わず何度か大きくうなずいた。
そしてなんとなく保守sage
178 :
名無シネマ@上映中:05/01/12 13:21:58 ID:K/VKJfNf
179 :
名無シネマ@上映中:05/01/12 20:23:59 ID:lL8mL08F
ドラマ版に出る先輩は貫ちゃんぽいな
180 :
1です:05/01/13 02:11:59 ID:6qK2f7ne
>>178 いるよーん
217さん、221さんいつも読ませてもらってます。
217さんの#19恵子の写真はすごく好きです。
あーなるほどって思いましたよ。
なんでだろうとか、あれどうなったんだろうとかいうのが、
解明されるような落ちはたまりませんです。
久保産婦人科のジャケットのことも少し出てきましたけど、
あれはちゃんと戻ったんですね。えがったえがった。
221さんの#4はめちゃ面白いです。
顔がにやけてきますw
(ドラム叩いてる直美の前に、食べ物を置いてみたらどうなるんだろう)
自分は映画の直美って、結構狙ってたようですけど、あまり受けなかったんですよ。
Dr叩いてる直美はかっこいいですけどね。
でもこれは直美が面白すぎる
お二人さん続き頑張って
実は自分も一番最初の出だし部分から文章に書き直そうと考えてるんですが、
キャラの性格みたいなのがどうしても出来ないので、なかなか先に進みません。
やっぱキャラ作りは素人には無理なのかなぁ
>>180 >>1さんお久しぶり。そしてありがとう。
私も物語を作るのは素人ですよ。その方面の勉強をした事はないです。
私が書いているものは登場人物の性格が映画からは結構変わっている
と思うのですが、映画の設定にある背景を出発点に「この子はこの先
どういう風に変わっていくんだろう」と想像しながら劇中からの時間経過分
の背景を勝手に作り足してます。
スーパーのバイト再開とか友子の楽器店通いとか、書きたい話の本筋では
ないし大きくは含めないようなエピソードを追加したり。(楽器店通いは
「川原のA列車、再び」由来ですけど)
1さんも 221さんも、マイペースで頑張ってください。
182 :
名無シネマ@上映中:05/01/15 02:49:50 ID:ko4g71Dk
保守あげいん
183 :
名無シネマ@上映中:05/01/17 00:58:32 ID:UcmIaDCJ
保守あげいん
前に書いてから10近く経ってますけど、続きは週末辺りに
なりそうです。すみません...
>>217◆4R4vB1qlN
いやいや謝る必要など全くもって・・・
じっくり構想を練られてください。楽しみにしています。
ありがとう。頑張りますのでよろしくです。
217氏ガンガレ!!
221氏はどこいった?
189 :
UNKO:05/01/22 19:09:44 ID:cGgAdu4H
今日白鷹町福祉センターで上映会があったなんて全然知らなかった!
真面目に告知して下さい!
ケンカはイクナイ
つづき・・・まだかなぁ・・・
学生さんなら2月にならないと難しいのと違う?
>>176 ----------------------
「シーラカンスの夏」 #25
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【25】二日目のミーティング
夕方遅く、連絡事項などの確認のために視聴覚室へ集まった。ノートに書いたメモを確認しながら加世が説明する。
「...だわけで、カウベルとウッドブロックは楽器店で押さえだから。店長さんには明日受け取りに行ぐっで連絡してっから直美と...関口、明日楽器店に行っで来で」
「あ、あだしも行ぐ。あの店員さんに挨拶しでぇし」
「わがった。んじゃ友子も一緒に行っで来で」
「だわけで、連絡事項は以上だな。質問どが無な? 今日は先生もう少し学校さ居るがら、教室はもうちょっと使っでてもいいがら。終わったら職員室さ連絡に来い」
小澤先生はそう言って職員室へ戻っていった。加世が続ける。
「明日も練習は今日と同じ10時だがら。それぞれのパート毎に音の確認。3時くらいに音あわせてみんべ」
「了解ぃー」
「理絵、良江と玲子もまだ時間大丈夫が?最後のソロんとごろの譜面もう一度確認すんべ」
「あ、あだし後ですぐ行ぐがら、先やってて」
良江はそう言って、関口に何か話かけている友子の元へ慌てて走っていく。
加世と美保もトロンボーンを片付けて始めた。トロンボーンチームも今日は帰るようだ。弘美達に声をかけてみた。
「あだしら、どうする?」
「...」
「弘美、どうする?」
「あっ。あぁ..譜面は大体書いでっけど、音を聞ぎながらもう一度確認だず。それは帰っでからやっから良いよ」
「僕も同じ。さっき話した感じで進めてみようよ」
「直美は楽器待ちだし。じゃあ今日は帰るべ」
アンプを片付けて視聴覚室を出た。あたしの隣を歩く弘美は、なにか考え込んでいるように見えた。
>>196 こんばんわ。
続きは数回分くらい書いてます。ただ、自分の中では結構重要なポイント
なので、この後の部分まで固まるまではお見せできないなぁと。
由香や弘美がどんな女の子に見えるようになるか慎重に考えたいと
いう気持ちもありまして。 下手に書いて嫌や女の子に見えてしまったら
悲しすぎなのです。
もちろん技量の問題はあるにせよ努力だけでもしないとw
でも 221さんの方の背景設定と私のものとのすり合わせも考えると早く
時間軸を進めないと 221さんの進めにくいんじゃないかという心配事も
あったり。
198 :
名無シネマ@上映中:05/02/01 00:52:53 ID:gZOgcVX2
なんだかな
>>197 いいよ、自分が納得できるまで・・・がんばって
待ってるよ
200 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 22:14:28 ID:U6Vr3Heq
妄想キモヲタ晒しage
201 :
名無シネマ@上映中:05/02/04 22:19:13 ID:Bxa4NJVM
まぁキモヲタなのは確かだけど、別にいいよ。
俺はこいつらがネットのはきだめの中に留まり続ける
限り、すべての愚行を許容してやるつもりだ。なんせ
無害だものな。
更にオサーンという罠w
203 :
名無シネマ@上映中:05/02/06 02:42:54 ID:xVkjDQ+V
キモヲタの作文はまだでつか?
このスレは煽られても文句言えんだろ。
そもそも微妙にスレ違いだし。
206 :
名無シネマ@上映中:05/02/08 19:44:01 ID:hU1GuO0v
罪子
お金って不思議。
いつも突然私たちの前に現れて、
色々な人との出会いと別れを繰り返して、
気づいたらいなくなってる。
なんで消えていっちゃうの?
大好き。お金さん大好き。
いつまでも私の傍にいて。
関係無いけど、こないだ社会の授業で
福沢さんが本当にいた人だって知ってびっくりした。
キティちゃんとかドラえもんみたいに、
お金の為にデザインされたキャラクターだって思ってた。
ずっと思ってた。
それを話したら清水弓子は私を笑った。
自分はいつも漫画ばっかり読んでるくせに。
そんな私は今、その清水弓子と一緒に電車に揺られてます。
みんなと一緒にある大会に参加する為に。
なんで他のみんなはこの電車に乗ってないんだろう。
「弓子ー、今日何時集合だっけか?」
「13時だべ」
漫画本に目線を落としたまま弓子が答えた。
「あーそっかそんで今2時半だがらまだ30分あって…あれ?」
「何したなや?加世」
「13時って何時だっけか?」
「何言ってんなやー」
なんか違うような…?
208 :
名無シネマ@上映中:05/02/08 22:52:18 ID:V5vhh4Yl
今日から時々作文を提出します。
読んだら必ず感想を書いてください。
うん分った
よしきた。
合点、承知!
――1時間30分前
「加世と弓子まだ来てねーな?」
もうすぐ開会なのに。
特に加世は今日のことあんなに楽しみにしてたのにな。
まあいいか。
前にでっかいホールで演奏した前の日に集まった家庭科室に、
今あたし達はいる。
緊張と、興奮が充満した空気に包まれながら。
思えばあの日もこうだった。
久保産婦人科って背中に入った衣装着て。
でもあの日とは違う。
勝ちたい。
この気持ち、あの日は無かった。
絶対に、勝つ。
「友子、気持ち悪いの?」
いつの間にか、隣に関口香織が立っていた。
心配そうな顔で私の顔を覗き込んでいる。
考え事をしてたせいで怖い顔になってたのかもしれない。
「なんでもない。うるさいからあっち行ってて」
同じクラスだったのに、
ジャズを始めるまでは殆ど口を聞いたことも無かった。
なのに、今ではクラスの中で一番仲のいい友達。
共通点なんてほとんど無いのに。
もしかして親友?
そう思うたびに違う、そうじゃないともう一人の自分が否定する。
つい邪険に扱ってしまう。
関口もこういう扱いをされることには慣れていて、
何もいわずに友子に背を向けて、他の皆の方に歩いて行こうとする。
「今日は頑張っべな。関口」
「うん」
私の声を背中で聞いて、
関口は笑って振り返った。
その時、家庭科室の引き戸が、がらがら音を立てながら開いた。
「みんなー、先生呼んでっから講堂さ集まって」
あたしたちを呼びに来たのは中村拓男。
ちょっと頼り無いけど、あたし達の大事な仲間、
っていうかパシリ。
どんどん傑作になっていくので応援のお葉書を下さいね。
>>214 傑作って自分で言うかw
でもいいですね
悪くはねーんだけど微妙にスレ違い感が拭えない
講堂の時計は2時50分を指している。
集合時間の10分前だ。
「先生、まだ清水さんと吉田さん来てませんけど」
「待ってる時間無いわねー、ごめん、諦めて」
「ま、まあ伊丹先生、まだ時間あるじゃないですか。
みんな、あど10分だけ待つがら、準備しとげ」
「あ、小澤先生、そうですねー、っていうかあたし吹奏楽部の顧問だし
別にどうでもいいんですけどぉ」
伊丹弥生先生。
あまり物事を深く考えないタイプ。
その弥生先生の隣にいるのは私達の非公式の顧問の先生の小澤先生。
いよいよ本番が目の前に迫ってきてる。
あたしらの実力を試す初めての機会。
あの頃までは、みんなと一緒に演奏するのが楽しい。
楽しいから練習する。それだけで充分だった。
もちろん今でもその気持ちは変わってない。
でも…
不意に後ろから肩を掴まれた。
「とーもーこ!元気無いよ?緊張しったなが!?」
「そんなわけ無いべした!」
斉藤良江。
正直、この娘が一緒じゃなかったら、あたしは今ここにはいなかったに違いない。
初めて一緒に音楽室で楽器を吹いたときは、
あたしも良江もそれまで全然楽器なんて触ったこともなかったから全然音が出なくて、
でもまあどうせただの補習をサボる口実なんだし、まあいっか。
そう思いながらも心のどこかで、こいつより早く吹けるようになっぞ。
そう思った。
「完璧?不安なとこあんの?」
「大丈夫だず。あたし本番に強いんだがら」
ティッシュを窓に吹き付ける練習の時も、マウスピースの時も、
互いを意識して、お互いを高め合ってきたような気がする。
良江と出会えて、本当に良かった。
「みんなー、ちょっとこっちさ来てー!」
声を張り上げたのは岡村恵子。
いつも写真ばっかり撮ってる。
毎日使い捨てカメラを学校に持ってきてるらしい。
今日もみんなで記念撮影。
「スィングすっぞー!」
「おーーっ!」
とうとう、加世と弓子が来ないまま時間になってしまった。
キモヲタの作文はまだなの??
リクエストお答えして作文を提出します。
必ず感想を書いてください。
あの日のコンクール以降、
あたしたちはますますジャズにのめり込んでいった。
有名なプレイヤーのテクニックを真似てみたり、
自分達で曲をアレンジして演奏してみたり。
そのうち、あたし達はこう思うようになっていった。
あたし達の演奏今どのくらいのレベルなんだろう。
小澤先生に聞くと、
「ヤマハ音楽教室で言ったら、入門コースレベルだず」
って言われた。それは分かってる。分かってるけど、
なにか実力を試す場所が欲しい。
あたし達は正式な部活じゃないから、大会には出してもらえない。
あの日、みんなで話し合いをしていたら、
普段は余りあたし達と喋らない渡辺弘美がふとこう言った。
「あの人なら教えてくれるがもしんねぇ」
弘美に勧められるままに長州力に相談してみると、
長州は滑舌の悪い喋り方で、こんなアドバイスをくれた。
「ごちゃごちゃ言わんと、誰が一番強いか決めたらいいんじゃねえか!?」
「あー」
私達は同時に声を挙げた。
その手があった。
かくして、私達は、誰が一番強いかを決めることになった。
小澤先生と、弥生先生の協力を得て。
賞金1,000万円を懸けて。
ルールは3つ。
負けの条件は10カウントダウン、ギブアップ、場外。
対戦相手は、試合が始まるまで教えてもらえない。
遅刻厳禁。
「えー…これより、SGタッグトーナメントを開催致します」
小澤先生のアナウンスが、開催の合図だった。
1回戦第一試合
ザ・テナーサックスVSザ・シーラカンス
このコンビ名は最初は私が適当に考えた。
最初はただのテナーサックスだったけど、
パートナーの関口から『ザ』を頭に付けたほうがいいよって言われて、
確かにその方がキリっとして大人っぽい感じがしたから、
関口の意見と、私のアイデアを合わせて、このコンビ名。
それにしても、1回戦からとんでも無い相手とぶつかってしまった。
最初から今まで練習の時はずっと一緒で、
とても協力的で頼りになるけど、
敵に回したらこいつら程手ごわい相手はいない。
演奏は私達よりずっと上手いし、
なんか工場で働いてる変な男とつるんでるし、
なんかいつもガムを噛んでるし、少し怖い。
渡辺弘美と、山本由香の二人組だ。
バンドでは、ギターとベースを担当している。
ちらっと関口の方を見てみた。
心なしか、っていうか明らかに顔がこわばっている。
やっぱり関口も緊張してんだ。
ふと、目が合った。
「友子ー、なんかあたし気持ち悪くなってきたかも」
なにかを訴えるかの様な目をしながら傍に寄ってきた。
「緊張しっただけだべ!?ほら、手の平さ人って書いで飲んでみ」
もうやる前に負けるのは嫌。
ジャズと出会って、私達は変わったんだから。
「友子ー、なんかあたし頭も痛くなってきたみたい…」
しつこい関口を引っ張って、私は1回戦の舞台に向かって歩きだした。
224 :
名無シネマ@上映中:05/02/15 20:30:59 ID:5Yxg0Bz9
>>221 そのコメントは、長州じゃなくて前田日明だ。
226 :
名無シネマ@上映中:05/02/16 02:12:24 ID:tvQV64t2
キモヲタのスウィングガールズ妄想小説が読めるのは映画板だけ!!
すっかりつまなくなったな。
>>227 いやいや、こういう笑いを取るのもあるとバラエティーが広がっていいんでね?
217は
>>77みたいな事を言ってたから、忙しくなって書けてねぇんじゃね?
作文 乙!!
続きを早くキボン。
大好評の作文ですが、作者急病の為打ち切りになります。
短い間でしたが、応援ありがとうございました。
「テナーサックス、シーラカンスの4人、舞台の真ん中さ集まって」
「ザ・テナーサックスだず」
「あ、ごめん」
最初からあたし達のコンビ名を間違える審判の拓男。
本当にこいつが審判で大丈夫なんだろうか。
なんか不安になってきた。
演奏の時はあんなに頼もしいのに、
普段はずっとこの調子なんだから。
「4人とも、怪我しねーように気をつけて。
あと、武器とか持ってねーかチェックすっ…
僕じゃなくて弥生先生がチェックすっから」
弥生先生はこの為に来たようなものだ。
ボディチェックが終わると、弘美と由香はガムを噛みながら握手を求めてきた。
「よろしく」
なんか気持ち悪い。何か企んでるに違いない。
そう思いながらも、握手に応じる。
関口も恐る恐る握手に応じたところで、
「じゃー試合開始」
拓男がそう言った。
233 :
名無シネマ@上映中:05/02/17 22:41:41 ID:nlAvCGye
試合はタッグマッチ形式。
どちらかが戦っている間、もう一人は交代するまで
舞台の下で待機していないといけない。
まずは、私と、弘美が前に出た。
「友子ー、頑張れー」
後ろから聞こえてくる関口の声を無視する私。
弘美は、いつものように眉間にしわを寄せて、私を睨んでいる。
どう出るか様子を伺っていると、
弘美は突然大きな声を出した。
「高志ー!雄介ー!あれ持って来い!」
「よっしゃ!分かった!」
弘美の呼びかけに応じてどこからともなく現れたフォークデュオは、
持ってきたギターやベースの準備を始めた。
私達が呆然とそれを見ている前で、弘美と由香は普通にチューニングを始めてしまった。
「あ…あのー、タッグマッチにギターとかベースのパートは無いんだけど…」
おそるおそるザ・シーラカンスの二人に近づいたのは審判の拓男。
「あたしらこれしかやんねーがら、そんでよげれば出てやってもいいけど!?」
答えたのは由香。
駄目だ。
会話になってない。
「なぁ弘美、由香、このままだと反則負けになるよ」
これはコンサートじゃない。
食うか食われるか、二つに一つのSGタッグトーナメント。
ギタリストやベーシストに居場所はない。
演奏に夢中になっている二人には私の忠告も聞こえてなかった。
1回戦第一試合
○ザ・テナーサックス[反則勝ち]ザ・シーラカンス●
「またどっかで試合あったら一応声掛けてきて」
「もうねーがもしんねげど」
楽器を片付けて舞台から帰っていく2人の顔は、本当に満足そうだった。
あの2人って、本当に演奏が好きなんだな。
馬鹿だけど。
熱烈な再開希望の声に答えてまた作文を提出します。
読んだら必ず感想を書いて下さい。
弘美と由香を馬鹿と言うな!!
>>234については書き直して再提出しれ!!
238 :
名無シネマ@上映中:05/02/18 01:18:34 ID:+lKJsUex
普通に続編を書けばいいと思うけどな。
この作文はスウィングガールズの正当な続編を意識して書いています。
好意的な感想ばかりで嬉しいです。
続きをお楽しみに!
正直、構成や展開が強引ではあるけど上手すぎです。その強引さは本編に通ずるものが・・・、えっ!まさか、矢口監督ご本人?・・・
241 :
名無シネマ@上映中:05/02/19 00:39:59 ID:G4TNgMeV
ん〜〜前の流れの方が良かった希ガス・・・
お待たせしました!
そのうちまた提出すると思うのでお楽しみに!
1回戦第二試合
ザ・マネーハンターVSザ・マシンガンズ
ザ・マネーハンターは遅刻した吉田加世と清水弓子のコンビ名だろう。
「ザ・マネーハンターは失格だな。しょうがねえべ。遅刻したんだがら」
お金が大好きな吉田加世が、賞金取る気まんまんで考えたに違いないコンビ名は、
1回戦で、戦わずしてトーナメント表から消えた。
ザ・マシンガンズは実家が産婦人科の久保千佳と
写真撮影が趣味の岡村恵子の二人組だ。
「この場合、あたしらってこのまま2回戦に進めるんですか?」
「そんな訳ねえべ」
小澤先生に尋ねる久保に、呆れたように答える拓男。
「えー!?なんでー?加世達ってもう失格なんだべ?」
「失格だけど、替わりは用意してあっから」
出場チームは全部で16人8組。
トーナメント戦なら補欠は出ないはず。
替わりって言うと、スーパーの主任とチーフ?
井上先輩?吹奏楽の部長?
「えー、そこで今日は素敵なゲストに来て頂いております」
「先生なんでいきなりそんなしゃべり方なんですか?」
「あぁごめんごめん。坐・舗爾威帝劉のお二人です!どうぞー!」
「先生なんかめんどくさくなってきてんじゃねーな?」
「まだ2試合目ですよ!」
先生の呼びかけに応えるように、
ばん、と勢いよく開いた扉の向こうから現れた元暴走族は、
講堂を見回すとこう言った。
「負ける気がしねえぜ」
なんで、ももこといちごなんだよ。
>>245 舗爾威帝劉のお二人ってことは、もうひとりは桃子ではないね。
前総長か現総長では?
トーナメントが始まる前だろ
私は岡村恵子。
サックスはともかく、写真の腕では誰からも負けない。
1回戦の舞台に上がってきた私達を待っていた相手は、
スウィングガールズの仲間、ではなく見知らぬの二人。
紫色の長い変な上下を着た金髪と、白いフリフリの服を着た金髪。
初対面だけど、これだけは分かる。
こいつら二人とも馬鹿。
その時。
「とろけるチ〜ズ」
しまった。
ついくせで手が動いてしまった。
変なものを見るとついついシャッターを切ってしまうくせが。
「おいおめぇ何撮ってんだよ!」
「ちょっと、みんな興奮しねえで。まだ試合始まってねえんだがら」
拓男。
誰も興奮なんてしてない。
興奮してるのはこの変なヤンキー…
え!?
「危ない!」
目の前でごん、という鈍い音がして、次の瞬間足元を見ると
フリフリの服の金髪が倒れている。
「だ…大丈夫が!?恵子」
急にスイッチが入ったヤンキーの頭突きが私の額に炸裂しそうになった刹那。
もう一人のロリータファッションが私の目の前に来て私を庇うように
頭突きを喰らって、ぶっ倒れた。
「桃子!桃子ーー!!」
動転するヤンキー。
「てめえこいつに何した!」
私に掴みかかる勢いのヤンキー。
桃子というらしい派手な服を着た娘を抱きかかえたまま。
自分の仲間に頭突きをしたのは誰?
217タン, 221タン、カムバック!!
>>251 書きたいんですけども、数学のせいで進級危なくなってきました。
小澤先生の補習受けないとダメかもしれません。
それと、加世のセリフに現状からすると思いっきりアウトな話題を書いてたり
(前原さんの騒動の前に書いてました)
書いてるネタの筋が思いっきり「フライング」(関口サイドストーリー)にカブっていて、
もうどうしようかと。
口調や地の文は小説版SGを真似してますが、元ネタは自分の知り合いの実話なんで、
まさか同じような筋になるとは思ってませんでした。
・・・個人的には「ラーメン食う直美」が書けただけで満足です(ちなみにこれも実話)。
254 :
名無シネマ@上映中:05/03/06 21:31:43 ID:Q844gg8e
ageっか
保守、保守
256 :
名無シネマ@上映中:05/03/12 21:07:56 ID:WuOgleFw
age
JAZZ LIFEのネタばれこっちでしてもいいか?
もう続きはねんだが?
一つしか帰ってこなかったのでどうしようか迷っていた。
261 :
名無シネマ@上映中:2005/03/21(月) 13:23:04 ID:cIuBBZfS
あげ
262 :
名無シネマ@上映中:2005/03/23(水) 01:07:51 ID:0APAfgXa
265 :
名無シネマ@上映中:2005/03/23(水) 18:30:08 ID:0APAfgXa
ライブCDのピアノの音が
時々、外れているのは
気のせいだと言うことにしておきます。
キャラバン…
でのリードミスも気のせいです。
サイドストーリー
山形で撮っているのかな?
川原のそばに高層マンションとか立ち過ぎw
268 :
名無シネマ@上映中:2005/03/26(土) 10:12:22 ID:vBZI0e/a
シーラカンスのデュオ兄弟は
友達にコンサートの手伝いをさせられる→
会場の照明をやる→
会場でロックはもてる、と音楽を決心する→
練習しながら仲間を集める→
サイドストーリー「シーラカンス」へ
と、言うのを考えてしまった。
もう無理なんが?
ん?
おかげさまで進級決まりました221です。
「Bridge」は実話ネタが7割なので話を進められる状態なのですが、
217氏の話の進行待たずに書いていいもんなのかなーと。
追:米沢駅の牛角煮弁当は最高でした。
(
>>169続き/
>>133より少し前)
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「Bridge」 #5
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【3】a tempo
翌朝。視聴覚室から楽器を運び出す加世、千佳、そして香織。
「それで、結局逃げられだったな?」
加世が呆れた顔をした。
友子達は昨日あの後楽器屋に駆け込んだのだが、時既に遅し、
少年はいなくなっていたのだ。別に逃げたわけじゃないだろうけど。
追跡劇に良江も参加していたことで、この話はガールズ内にあっと
いう間に広まった。
「でも、そいづ、よぐ楽器屋さいるってんだがら、ウヂらで待ち伏せするってどうよ?」
と千佳の提案。
「あどさ、恵子連れでって写真撮るのもいぐね? 現場押さえるって意味で」
「現場って……別にダンナの浮気調査するんで無んだがら」
「だども一応恵子には……」
そんな加世と千佳の二人と裏腹に、楽器運びの手を止めない香織。まるでシンデレラと
姉と継母みたいな構図だ。
「で関口、関口はどうなよ?」
突然話を振る千佳と、たじろぐ香織。
「……えっ、どうって?」
「だーかーらー、関口はどう思ってだな?」
「……いや、あたし、そういうこと……あんまり……」
「え? でもちょっと前に先輩の……」
そら来た、だからあんまりこの話題を話したくなかった
のに、と香織は思った。一時とはいえ、あんなことやあんな格好する
のは自分には無理があったようですごく疲れたし、あれから自転車に
乗るのがどうにも怖いのだ。
「と……とにかぐ、早ぐ楽器運んで、練習始めねど夏祭りさ間に合わねぐなるから……」
なんだか考えただけで頭痛と寒気がしてきた。
キタ━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!!!!!!
274 :
名無シネマ@上映中:2005/04/04(月) 10:00:26 ID:gNmbU/YY
ドラマ版はどんな内容になるんだろう?
(やるな って言ってもフジと電通がやらない訳ないだろうし)
設定とか出演者とか
出来るだけ映画で感動した人の気持ちをぶち壊さないようにして欲しい
ドラマ版にこんなキャラどうですか?(笑
高中 玄太(E.Gt)
老舗和菓子屋「和菓子たかなか」の一人息子。
米山町音楽同好会に所属するギタリストだが、おじいちゃん子に育ったため演歌を愛し、
友人からのロックバンドへの誘いを
「ロックなんて音楽じゃないよ、音楽は演歌。日本の心」
と断った。もっぱらお祭りのなつメロ大会でバックバンドとして弾いている。
得意技は"泣き"のチョーキング。好きな歌手は祖父のレコードで聴いた美空ひばり。
277 :
名無シネマ@上映中:2005/04/04(月) 16:05:21 ID:5//rDCFj
ガールズなのに
いきなり男子キャラから始めるオマエら最高
278 :
名無シネマ@上映中:2005/04/11(月) 20:59:26 ID:DKpVpsW9
とりあえずあげるとすっか
>>274 ドラマ版は、できればやってほしくないよな
どうせ吹き替えだしね
ガールズとかで、ブログ書いてる人はいますか?
わかりますた
284 :
名無シネマ@上映中:2005/04/16(土) 07:02:59 ID:TKCm3yDq
保守党
285 :
名無シネマ@上映中:2005/04/17(日) 09:01:02 ID:4VvI+/Bs
妄想野郎あげ
スウィングボーイズ
過労で倒れたマグナムの代わりに、17人の高校生がVシネマに出る・・・
一人のヘルス嬢に指導を受けた彼らは、その魅力にry)・・・orz
>>286 重複ではない。確かに
>>1がぶっきらぼうすぎてこのスレの趣旨が見えないせいもあるが・・・・
みんなぶっきらぼうだな
ブラボー!
293 :
名無シネマ@上映中:2005/04/26(火) 01:40:44 ID:TQ0fYasy
上野のかわりに、「高樹マリア」だそうぜ。
はだかジャズ。
アナルありで。
ビッグバンドジャズだぜぃ。
マリアファンなのはわかったからあちこち出てくんなヴォケ