ハウルの動く城 その20

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ハァ?って言われると思ったので肯定的意見アリガトンです。

自分が一児(男)の母なので自分で言うのはモニョるが
母親ってのは大きくて優しい良いも悪いも包み込んでくれるかけがえのないもの
なんだけど、ある一定の年齢を超えると、ダンシにとってはえらい害悪になる。
だからダンシは皆、大人になるために、ある時が来ると、母親に疑問を持ち、否定し、捨て、
そして離れたスタンスから一人の老女としてその生き方を理解というか、認めてあげる、
そういうプロセスを経なければならない。

でも最近のママンが傲慢すぎなのかダンシが優しすぎなのか、疑問をもつことはあっても
否定する(戦う)ことができなくて、母親から離れられなくなってる人が多すぎで、
ハヤオはそういうダンシにカツをいれ、若い女には男のそういう大変さわかってやれYO!
勝手なことばっかいってんじゃねーよ!って言いたいのかとオモタ。

だから戦争は母親の傲慢さの表現にしか過ぎないのであっさり終結し、
案山子がこっけいなのは女のお姫様願望(いつか王子様が系)がいかに馬鹿らしいかを
皮肉ったかとオモタ。