ハウルの動く城 その15

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741名無シネマ@上映中
>>704
実はソフィーは魔法の力を持っていて、ハウルは実際にソフィーの呪いを解こうとしているのだが、ソフィーの力が遮って解けない。
ソフィーは自ら老人化することを無意識の内に望んでいるから。原作ではその描写が明確にあるが、こんほ映画ではなされていない。
老人化したり、若返ったりするのはソフィーの精神の揺らぎから。ハウルへの愛が強いソフィーは若いが、自らが長女であり、美しくはないと人生に絶望している時のソフィーは老人。
臆病なハウルはソフィーのために戦っている。ハウルが師匠に会いに行った時から、ハウルはこの戦いを決意していて
最後までソフィーやマルクルを守るために戦い続けた。
自分達がいるから、ハウルは戦い続けるとソフィーは考え、ハウルを守るために自分達が篭城している城そのものを破壊しようと思った。
だけど、その後空中で戦っているハウルを見たらその場に行きたくなり、城を再び動かそうとした。
過去への移動は色々と考えられるけど、ソフィーの魔法とドアの魔法が融合した結果だったのかもしれない。
最も、原作では黒い扉は特殊な場所に通じていて、魔法のない現実世界に通じるものとして存在していたが、今回の映画内では黒い扉は戦地に通じている可能性が高かった。
それが、最終的にはハウルの過去へと通じることになったのかもしれない。
最後のサリマンの心変わりは、ソフィーの魔法によって心臓を取り戻し、幸せになっている昔の弟子の姿を見て自ら行っている戦争行為が馬鹿らしくなったのではないかと推察
原作ではかなりハウルの事が分かっているいい人の設定だったから。実は動物化していくハウルを助けようとしていたのかもしれない。