【円谷の底力】ULTRAMAN

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808名無シネマ@上映中
なんだかなあ・・という感じ。期待外れ。(・・・って期待してたのね)結論から言うと、いったい
何をしたかったのか?という・・。別に怪獣フリークでない僕は、観ていて素直にこの映画の、
言葉は悪いですけどオタク的閉鎖性を感じて仕方なかったんです。日本映画の悪い面ばかりが
出てしまった、そんな印象。
前作をまったく見てないからかもしれないが今ひとつわけのわからない設定、浅いテーマ、
奇をてらいすぎて浮いた怪獣デザイン、さりげないというかしつこいまでの無批判な自衛隊賛美
描写(そう言われても仕方ないと思いますが)・・・。この映画を貫くテーマに、およそ普遍性とか
国際性などは感じられませんでした。この映画を観て、何か建設的で前向きなエネルギーが
得られるか、というと、そういう部分がまったく感じられないんですね。エンターティメント、と
割り切ってしまえばいいかと思いますが、その割には作者も徹底的に大真面目に「リアル」志向で
演出しているため、笑うに笑えないス。