プライベートライアンスレッド1発目

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56名無シネマ@上映中
>>25
あのオマハビーチは、元々はあそこに上陸する予定じゃなくて、
ミス航行であんなとこにいっちゃったのだ。
第一波上陸部隊の70%は負傷または戦死したらしい。

歩兵を最初に上陸させるわけは歩兵に制圧させてから後から戦車を揚陸するため。
制圧されてない状態だと揚陸艇ごと沈められるからな。

ノルマンディー上陸作戦は5つの地域に降下、上陸したがやはりミスの重なったこのオマハビーチが一番被害大きい。

ちなみにこの映画は米兵の視点から見た為米兵にとっては過酷なものだと思えるが、
最も過酷なのはドイツと日本だぞ。(イタリア?どうでもいいや)

ドイツは最初の電撃戦から終戦までヨーロッパを蹂躙し北アフリカでも戦い東部戦線でソ連と戦ったと思えば
大戦末期に米軍によるノルマンディー上陸作戦からの西ヨーロッパの戦闘。
3つの方面から同時に攻撃されてたわけで、ドイツ兵も1人1人がろくに休養ももらえず
兵員不足のためいくつもの戦線を渡り歩くことになり、指が少々ないぐらい、片目が潰れたぐらいじゃ戦線復帰させられる。

日本も最終防衛ラインの硫黄島では補給線が絶たれ2万人程度の兵力で25万人の米軍相手に最後の1人になるまで戦ったし、
(本当にこの戦いは降伏した者が類を見ないほどに少なく、日本はここを落とされると本土が敵の爆撃機によって爆撃されるため、
祖国と家族を守るため奮闘。結局この戦いで生き残った日本人は1000人程度。
米軍も必死に降伏勧告を行ったが日本は玉砕を選んだ。結果、なんと死傷者数では圧倒的兵力の米軍のほうが被害が上、涙の出る奮戦だ。)

結局硫黄島は陥落して東京なども爆撃され、来るべきソ連との戦いのために原爆の実験台にもされた。




まぁ、どの国も過酷だったってことだ、ソ連もフランスもイギリスもな。(え?イタリア?ナニソレ)
アメリカは割と後から参戦した。ノルマンディー上陸の次の年には終戦だしな。