http://d.hatena.ne.jp/takosumi/20040518 新宿に移動し、松竹で『CASSHERN』を観ることにした。
何が驚いたって、えらい年寄りの観客の姿が目に付いたこと。それも60代、70代の男性や女性。
普段でもあまり映画館では見かけないのが、何故『CASSHERN』に集まる。なに。なんで? シニアデーかなにか? にしても、わざわざ『CASSHERN』は選ばないだろ。あっ、もしかして自分、入る館を間違えた?
としばし自分の頭が正常かどうかに不安を覚えていて、ふと思い立つ。多分、あれだ、三橋達也。
昨日、亡くなったという報道があって、確かこの映画が遺作になったってニュースで言っていたような気がする。それでか? と言うか、それしか思いつかないしあり得ない。そうであるなら恐るべし三橋達也、爺様婆様を『CASSHERN』で呼び寄せるか。
いやしかし、60代70代に『CASSHERN』はどうよ。知らないで来ているんだろうけど。案の定、途中で三橋が出てくる前に脱落していく姿を多数目撃した。そりゃそうだろうな。
その年輩の方々を抜きにすると、ほんとに上演延長する必要があるのかという空きようであったのは、平日の2回目という時間のせいか? 土日は立ち見が出るというニュースを聞いたが。学生あたりは、こういう時間に見てるんじゃないのか。本当にヒットしているのか。