イノセンス-INNOCENCE- 26体目

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568名無シネマ@上映中
ただ勘違いしてもらっちゃ困るのは、この文章は乞食のために書かれたものじゃないってことだ。
奴だけは参与出来ない。寄生出来ない。テキストと自分を同一視してる奴には、言葉は解放出来ないからな。
子離れ出来ない親と同じだ。テキストはゴーストだ。ただし本人とは独立した人格を持つ。それはもう他人なのだ。
俺は別れを告げるが、奴は永遠に自分のレスを保存し続けるだろう。
そしてたまたま目にした君たちにとって、これは流れの一部でしかない。
僕は簡単に捨てられる。それがいいし、正しいのだ。
だが荒らしはいつまでもここにいる。理由は透けて見えるほど明らかだ。
ここを去る理由がないからだ。例えばキチガイが下らないことに拘り続けるのとそれは似ている。
目的がない奴は、最初から最後まで同じ場所にいる。地球は回っているというのに。天動説の信奉者がまだいるなんてな。

”イノセンス”について一度でも語ろうとするならば。
絵を描いたり音楽を作るのでもいい。とにかく、
一度地獄に潜らなきゃそれが出来ないということを忘れないでくれ。
これは映画「イノセンス」とは何の関係もないことなんだけど。
君たちの口から出る「イノセンス」という言葉がどんな意味なのか、まあちょっと気になったから書いてみたんだ。