ロード・オブ・ザ・リング/指輪物語 第127章

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33名無シネマ@上映中
指輪物語みたいな子供騙しの映画より、こういう大人の映画がヒットしてほしいもんだ。
指輪=イベント映画(要は人気のあるアトラクションに乗るようなもの・予定調和)

パッションには久々に映画の力というものを感じられた。
映画が社会現象になり様々な論議を呼んでいる。
指輪みたいな現実逃避の映画が蔓延っている状態は明らかにまずい。
かつて高名な映画批評家はこういった「最近は日々の苦しい生活を忘れるために皆が映画に行っている。それはおかしい。」
私も全く同感です。
「映画は芸術でありアートです。
本来映画を見に行ったら無傷のままで、言うならば心に重い衝撃を受けることなしに映画館を出ることなど有り得ないことなのです。
必ず、大きなショックがあって、それによって見た人の内面が変化する。それが本来の映画というものだと思います。
それが映画を見終わったらお茶を飲んでショッピングをして、というのは本当はおかしい。
映画館を出たらもうショックで口を利く元気もなくてそのまま今日は家に帰ろうかなというのが普通です。」

確かにロードオブザリングとパッションとは対極の映画だと思う。