ロード・オブ・ザ・リングで寝ちゃった 第7夜

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513名無シネマ@上映中
原田眞人氏が去年はどんなコメントしているかを見たら、
こんな感じだった。

2003/02/05 (水)

■「ロード・オブ・ザ・リング」も面白かった。前作より数等面白い。
飽きる元凶のリヴ・タイラーの出番が極端に少なくてアクションが多いのだから当然か。
問題ありのキャストにも、ある程度慣れたということもある。
ホビットのサイズや、延びたり縮んだりのガンドルフの変化が、見せ切れてないきらい
はあるものの、イライジャはイライジャなりの存在感があるし、
これはこれでいいのかもしれない。ただ、ショーン・アスティンのサムは未だに抵抗あるな。
ハリウッドの甘えん坊キッドのぜい肉なんだよね、あれは。それと、アラルゴン。
ヴィーゴは一生懸命やってるし、いいやつっぽいからそれはそれでいいんだろうけれど、
このニューライン型キャスティングは、末代まで恥じだよなあ。知名度の高い役者を集めたい、
しかし、売れっ子は長期拘束を嫌うってことで、ヴィーゴになったんだろうが、
これは、製作開始当時ほぼ無名だったコリン・ファレルとか、明日のスター候補をキャストすべき役だったと思う。
いくらこのシリーズがヒットしても、ヴィーゴ・モーテンセンは大作の主役でスーパースターダムに君臨することなどありえない。
それに比べ、コリンの成長はすごいやな。最近、ヴィデオで見た「タイガーランド」が3、4年前の作品だろ?
ジョエル・シューマッハーの演出にやや問題ありなんだけど、でも、シューマッハーにしては上出来で(脚本がよく書けている)、中でもコリンの「クールハンド・ルーク」ぶりがすごかった。
そ、「暴力脱獄」のポール・ニューマンを思い出させる伝説的なキャラなんだ、このコリンは。ヴェトナム戦争訓練もので、
仲間を三人、軍隊から救った問題児の物語。泣けたね。

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現在、原田氏はヴィゴでよかったと言っているが、気になるのは「アラルゴン」だ。