ラストサムライ最高!!おもしろすぎ!!

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615名無シネマ@上映中
>>612
北米板にて↓の書き込みを見つけた。
非常に的を得ていると思うよ。

918 :名無しさん :03/12/09 08:03 ID:/SwKT+8P
>>908
ロード・オブ・ザリングとかタイタニックを喜んで見るアメリカ人達にこのような
精神性の高い、他文化への共感を求める映画を理解させることは、土台無理。
ダンス・ウイズ・ウルブスの場合は、自国の中の矛盾として切実なものがあり、
共感を呼んだが、ラスト・サムライの日本はあくまでも自国外の一文化にすぎない。
アメリカ人は度量が広いように見えても、他国の文化の理解度という点では、
これほど寛容でない国民もいない。特にユダヤ系やWASP系のジャーナリズムの
無理解は甚だしい。きっと監督は、こういうアメリカ国内のインテリ文化層への
アンチテーゼとして、ラストサムライを撮りたかったんじゃないのかな?
それを嗅ぎ取った、アメリカのジャーナリズムの、この映画に対する反感も、こう
いう文脈から読めばまた面白い
616名無シネマ@上映中:03/12/10 23:33 ID:cqVHblyc
>>613-615

そうするとあれかな、、、批評家達は結構コンサバで、サイード(を持ち出すまでもないけど)
オリエンタリズム批判の枠組みの中でみているand/orWASPインテリ的な/メンタルなモンロー
主義の残滓みたいな拒否感があるということなんだろうか。

自分的にはもちろんオリエンタリズムはあるな、とは思うのだけれど、
他方で現代の日本人が昔の日本を見るときにもそれがあるであろうと鑑みるに、
やはり今回の製作者側の日本文化に対する真摯な態度というのは評価に値すると思う。

米国の一般のレビューの感想を見て、自分や他の日本人と似たような感想を持っている人が
多いことからも、やはりエポックメイキングな作品だと位置づけて考えたいなと思う。