☆★松本清張の映画化作品を語る★☆

特に野村芳太郎監督の松本清張ものは絶品です。
『張込み(1958年)』『ゼロの焦点(61年)』『影の車(70年)』
『砂の器(74年)』『鬼畜(78年)』『わるいやつら(80年)』『疑惑(82年)』

他の監督による清張作品もどうぞ！
『霧の旗(65年/山田洋次)』『天城越え(83年/三村晴彦)』他多数あり！

ヒロインは岩下志麻と小川真由美が最強だな。

「黒の奔流」で岡田茉莉子に精神を脅かされました。
山崎努も真っ青です。

清張ものは毎回オンナが生々しくって鮮烈ですよね。
｢影の車｣と｢鬼畜｣の岩下志麻は特に素晴らしい。
｢砂の器｣の島田陽子、｢疑惑｣の桃井かおりも忘れがたい。
｢天城越え｣の女優さん(名前忘れた)も良かったなあ。

「影の車」が怖かったです。

>>4
「天城越え」は田中裕子。あの演技は絶品ですね。

>5
田中裕子さんでしたか。ほんと、初めて観た時はボロ泣きしましたよ。
今、思い出してもジーンときます。。。

清張映画といえば芥川也寸志の音楽も忘れがたい。
｢砂の器｣の後半45分を盛り上げる、ピアノと管弦楽のための｢宿命｣は永遠の名曲だな！！

｢鬼畜｣のアコーディオン？を使ったメインテーマも、何とも言えずノスタルジックで
曲を聴いただけで泣けてくる。。。
岩下志麻も良かったけど、緒形拳の泣きの演技がまた絶品だった･･･

三村晴彦は松竹のホープだったのに、ほとんど映画を撮れなくなってしまったね。
その代わり、ＴＶで清張モノをよく撮っているようだ。
去年、火サスで「松本清張スペシャル　事故」を監督。脚本は荒井晴彦だったが、見逃した。

>>4　『疑惑』の桃井かおりは、ゴールデン洋画劇場での予告が
いまでも残っている。
桃井「あんたってさ〜あ、昔っから好きじゃないんだよね」と
言いながら、岩下志麻の白のスーツにワインをかけるところ。