1 :
名無シネマ@上映中:
。。
2 :
名無シネマ@上映中:03/07/18 12:57 ID:7uNlayeS
しらね
3 :
名無シネマ@上映中:03/07/18 14:06 ID:G0gmb6jI
強烈な映画でしたね。
モーツアルトの「レクイエム」が流れる中、レジスタンス達が森の中を
突き進み、それをナチスによる凄惨な虐殺から生還した主人公の少年が
追っていくラストシーンは秀逸でした。
それと、美少女がブリーフケースの上でおどけながら踊るシーンも
可愛くて好きです。他にも沢山印象に残るシーンがありますよね。
DVD出ないかな・・・。
4 :
名無シネマ@上映中:03/07/18 19:53 ID:JFJ2MovT
ナチ物を語る時は避けて通れない作品だな。
5 :
5:03/07/18 20:35 ID:MX7VvgRu
最後の少年の顔の変わりようは・・・あれってメイクなのかな?
6 :
名無シネマ@上映中:03/07/18 23:17 ID:kIQSNMW2
あの映画の中盤で森を抜けた主人公が無人の家に少女と入ってそこの台所で
鍋のスープを食べようとしてゲ−となったのは何を見たからなのかいまだに
何だったのか謎です。後そこを出て走って逃げる際、納屋の壁際に薪のように
積まれていたものが一瞬見えたけどあれが殺されたそこの村人達だったのか?
ビデオで見たはずだが、ほとんど覚えてねー
>美少女がブリーフケースの上でおどけながら踊るシーン
>走って逃げる際、納屋の壁際に薪のように
>積まれていたものが一瞬見えたけどあれが殺されたそこの村人達だったのか
思い出した。この二つのシーンは印象に残ってるな。
8 :
6:03/07/19 00:16 ID:/7ldUg9w
あと軍オタ的な視点で観ると森の中で砲撃(爆撃?)の後で主人公が耳キーン
になってしまうシーンはリアルだったが、その後にドイツ降下猟兵が1個分隊
ほどパラシュート降下してくるのが解せなかった。東部戦線では降下猟兵は
歩兵の様にしか運用されておらず、降下作戦の記録は無いので新説か!と
観ていて思わされました。
9 :
名無シネマ@上映中:03/07/19 14:13 ID:O9QGFrM6
村民をギュウギュウに詰め込んだ倉庫が燃えてた。
>>6 無人の家は少年の自宅です
スープにはハエがたかっていたし虫も湧いてたよ
つまり村が襲われてから適当に時間が経っているということなのでは?
納屋の裏に詰まれていたのは虐殺された住民です
家族を捜しに家を飛び出した少年を追う少女が振り返り様に見る描写なのでチラッとしか映らないから判りにくいけど。
11 :
名無シネマ@上映中:03/07/19 15:36 ID:Ylne/Iiv
虐殺されてからどれくらいたってるんだろうね。 スープはまだ温かかったらしいし。
DVD出てるみたいっすよ
IVCだけど・・・
13 :
名無シネマ@上映中:03/07/19 15:57 ID:J7yTnB2P
>>11 私は「スープがまだ温かい」ってセリフはなにが起こったか薄々気付いて口に出したい少女に対して少年フリョーラが現実を認めたくなくて出た発言と受けとめてました
その後も彼は家族を捜しに脇目も振らずに家を飛び出して、やはり少女だけが納屋裏に詰まれた住民の死体を見て疑惑が確証に変わってますし...
それか虫が湧いてたくらいなんで発酵しかけて温かいとか?
14 :
名無シネマ@上映中:03/07/19 18:45 ID:v3vXJfwD
「俺はドイツ人じゃない!」って命乞いしとた通訳のナチス兵がいたけど、あいつはロシア人なの?
「〜知ってる?」「〜って映画知ってるかい?」ってスレ最近多いね。
16 :
名無シネマ@上映中:03/07/20 02:35 ID:rOfmCg75
17 :
6:03/07/20 08:49 ID:WWT5VCfe
>>10 >>13 サンクス、スープに虫が湧いていたのね。ちょっと画面からは気付きませんでした。
あの少年が泥に埋まった塹壕からトカレフ自動小銃(いやシモノフの方か?)
さえ拾ってこなければ一家村人惨殺にはならなかったろうに…。戦場では
いつの時代でもヤバい物を拾うなという教訓映画か(w
18 :
名無シネマ@上映中:03/07/20 11:50 ID:0nq43PJW
なんで自動小銃持ってるのがバレたの?
19 :
6:03/07/20 16:28 ID:WWT5VCfe
オープニング時に上空を飛んでいたフォッケウルフFw189偵察機に銃を
掘り出す所を見られて通報サレマスタ。
>>14 ロシア人のヒヴィス(対独協力軍属)だったと思う。
ラスト トラウマ
映画ってすげぇと初めて思った
22 :
名無シネマ@上映中:03/07/21 09:51 ID:zl9KrlUP
これってロシア映画だよね、ロシア(当時はソビエトか)で公開された時の
一般大衆の反応ってどんな感じだったんだろ
23 :
名無シネマ@上映中:03/07/21 11:36 ID:0i6ggDGR
あのガキの演技には正直、恐ろしいものを感じた。
今もロシアで俳優業をしてるんだろうか。
24 :
名無シネマ@上映中:03/07/21 11:45 ID:+D4JI/Tu
>20
ロシア人だったんですか。
オーストリアかポーランドの奴だと思ってました。
主人公の少年がラストでヒトラーの肖像写真に銃弾を撃ち込むシーンが印象的。
だんだん写真が古い時代に遡って最後に赤ん坊時代のヒトラーの写真になった
時にはぞくぞくした。
26 :
名無シネマ@上映中:03/07/22 02:16 ID:1H+94gyC
あのベンツのバイクがほしい。
27 :
名無シネマ@上映中:03/07/22 05:21 ID:Ezk5MC0V
女のナチの人がエロくてヨカタ。
28 :
名無シネマ@上映中:03/07/24 04:38 ID:y19vP3XD
アインザッツグルッペの仕事ぶりがわかってよかった。
29 :
名無シネマ@上映中:03/07/26 02:03 ID:RUOQiWy0
ってか、>>1さんなんでこの板立てたの?
いや、良板なんだけど、ちょっと気になってね・・・・
俺もこの映画にゃかなりヤられたクチ、もう一度見直してから書きに来るよ。
30 :
名無シネマ@上映中:03/07/26 02:07 ID:lgNc3NJ5
焼かれた村が628あったんだっけ
31 :
名無シネマ@上映中:03/07/26 10:32 ID:ZoF7kD1K
ソ連のプロパガンダ映画ってことはないよね?
32 :
名無シネマ@上映中:03/07/28 04:50 ID:rRiqW05O
>>30 白ロシア共和国内だけで628の村が焼かれたそうな。
33 :
名無シネマ@上映中:03/07/28 04:51 ID:rRiqW05O
連続スマソ
>>31 ズバリそうです。ソ連のルサンチマンです。
34 :
名無シネマ@上映中:03/07/28 06:34 ID:H3nZPibg
原題はたしか「来たりて見よ」だったね。
上記のシーンもそれぞれ強く印象に残っているけど
鳥の巣を踏みつぶして、孵りかけの卵から
ヒナの死体がドロッとはみだしたシーンも脳裏に焼き付いている。
アメリカやイギリスでやったら抗議殺到だろうな。
35 :
名無シネマ@上映中:03/07/28 06:38 ID:rRiqW05O
この映画は劇場公開されたかな?日本や当時の西ドイツでどんな反響があっただろうか?
36 :
名無シネマ@上映中:03/07/28 06:49 ID:tJ5JE0UR
>>35 1987年ころ、シネマスクエアとうきゅうで公開されました。
雑誌などでは「本当にすげえぞ」と煽っているところもありました。
37 :
名無シネマ@上映中:03/07/30 10:48 ID:NxAoeejD
昨日見た。
嫌なもん見ちまったな・・
38 :
山崎 渉:03/08/02 01:36 ID:jO9c+XRy
(^^)
39 :
名無シネマ@上映中:03/08/03 18:56 ID:1cpZ53lu
>>33に捕捉
ソ連の意図的ルサンチマンに訂正、です。
40 :
名無シネマ@上映中:03/08/03 18:59 ID:1cpZ53lu
つづき
でも、折れ以外にも炎628を知ってるやつもいたことが驚いた。だって、かなーり
レアもの的な作品でしょ?
>>36 観客の入り具合や反響はどんなもんだったんでしょ?
関係ないけど、ロシアじゃなんかの記念日になるとこの手の戦争映画をテレビでやるそうです。俺、樺太行った時におよばれした朝鮮系ロシア人の家で食事させてもらった時にテレビで映画やっていたのを見ました。
42 :
名無シネマ@上映中:03/08/03 21:04 ID:1cpZ53lu
>>41 君は不幸な人間だな。環境に恵まれてないよ。
43 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 00:11 ID:MYHh0oIG
>>40 レアな作品だと思う。ただ、ソ連では結構はやってたらすい(あたりまえか)
折れ的にはSSアインザッツグルッペが萌え萌えだった。ソ連映画独特のくどくど
した暗さも気に入っている。
44 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 00:16 ID:xZP7fe9R
意図的ルサンチマン?
じゃ実はルサンチマンじゃないってことか。というより、ルサンチマン
がどうのこうのとウダウダ言う奴に限って弱者だよね?
45 :
_:03/08/04 00:16 ID:mVKJXnCs
46 :
41:03/08/04 00:25 ID:cVdpWqs6
>42意味不明だね。後「地球に落ちてきた男」もやっているのを見たな。結構ロシアでもいろんな映画やっているんだね。
47 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 02:08 ID:MYHh0oIG
>>46 煽りはスルー、これが原則でつ。でもこんなレアな映画について折れ以外の
人が知ってるのは驚きだし、こうして語れるのもうれしい。
48 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 02:34 ID:fbh8A48l
この映画有名じゃないの?
俺はコアなファンということか。
49 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 03:18 ID:MYHh0oIG
50 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 03:23 ID:MYHh0oIG
連続スマソ
軍事版で「ベンゼン中尉をたたえるスレ」で本映画「炎628」からのコピー
がちょと引用されてるよ。まあ、映画のおしまいの方なんだが、雰囲気がよく
わかると思う。
51 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 07:56 ID:ARf6JTJE
嫁とケコーンする前に(っーか、付き合う前の段階で口説いてる時)映画の話しをしていたら「こんな映画知ってる?」って切り出されたのがこの映画でした
私は「どうせこの作品名出したところで知らないだろうし女の子との会話で話題にする映画じゃないよな」と勝手に思い込んでいたので「炎628」の名前が彼女の口から挙がった時は正直驚きました
一般的な作品ならともかく、この作品って友達や知り合いなんかと話題にしにくくないですか?(私だけ?汗
なんとなく秘密の共有が出来たみたいに感じられて急速に親密になれた気がしたなぁ
52 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 10:13 ID:V0rByZGR
>>10 ベルギー象徴派風であり、タルコフスキー風でもありました。
>>26 BMWのR25辺りのサイド・カーだろ?
朝霧のなかを単気筒の乾いた音を響かせながら走るシーンの移動カメラが良かった。
>>41 こういった映画(ソヴィエトにおける対独映画)って
中国、韓国で量産されている対日プロパガンダ映画みたいな物なのかな?
もちろんこの映画は質的に大変優れているが…。
印象的なシーンは
闇を突き裂いて飛び交う曳光弾の場面。
降下猟兵の銃弾が樹皮を吹き飛ばす場面。
ドイツ民謡のレコードを拡声器で流しながら
教会に火を付けるシーンは
有名な地獄の黙示録のワルキューレの騎行を連想しました。
ラストの雪が降り始めた森の中に消えてゆくパルチザンの一群は
悠久なるロシアの大地を感じさせますね。
まさにナロード・ニキという感じ。
53 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 13:53 ID:0QcECMxG
最後のほうに足の内側から血流してた少女が立ってる場面があったけど、
あの少女になんかあったの?
54 :
:03/08/04 15:52 ID:YNR8ypWs
55 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 17:28 ID:nXwlcg0s
すげえくだらねえ話だが、「エヴァンゲリオン」の映画版で
主人公側の組織の人間がいる部屋の中に火炎放射が浴びせられて
悲鳴だけが聞こえるシーンがあるんだけど、それをやたら凄い凄いと
感激しているアニメファンの若者がいたのでこの映画の話をしたところ、
間髪いれずに「ビデオ屋で探します」と答えてきた。
現在自分に関心のあるもの以外自分から踏み込もうとしないやつが多いと
言われていた頃だったので、結構感心したものだった。
56 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 19:09 ID:fbh8A48l
ナチスドイツって本当にあんな残虐なことやったんだろうか?
57 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 20:46 ID:xZP7fe9R
アメリカや日本やソヴィエトだってやってんだから、そりゃナチだって
やるだろ。
58 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 20:48 ID:EjF+28+f
>>55 エヴァのあのシーンはなんで窒息しないの?
60 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 21:45 ID:sKqbtXMd
戦争映画といえば「炎628」と「地獄の黙示録」が思い浮かぶ私って変ですか?
61 :
名無シネマ@上映中:03/08/04 23:35 ID:MYHh0oIG
>>51 一般女子でこの映画を知っているとは・・・。なんか喜ぶべきか、躊躇すべきか、
なかなか微妙な所だな。折れの彼女がもし知ってたらきっと折れは引くだろうが。
62 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 00:34 ID:6GTmyu0R
昨日レンタルしてきたがまだみていない。
なんか相当凄そうだね、コレ・・・・・
「炎628」、「震える舌」、「マタンゴ」、「ミシシッピ−バ−ニング」
という4本を借りている自分も凄いかも・・・・・
63 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 00:45 ID:zhYcbw1r
そんなにレアな作品じゃないと思うんだけど。
レンタルビデオ店には大抵置いてあるし、戦争映画としては
結構それなりの位置を占めてると思う。
最近は「ジョニーは戦場に行った」を観てショックを受ける
若い人もいるし、やっぱりあまり回顧されてないというだけ
ノような気が。
昔はこういう映画も民放で流れたり教育テレビなんかで
取り上げられたりしてたから家族で観れたし、その時に
親の戦争体験を聞けたりしたから有意義だった。
まあ、でもこの映画はちょっと茶の間ではヘビーすぎて
家族で観るのには適していないかもしれないけど。
>>55 元ネタを探して見るなんて随分とマシなアニヲタだな。
ただあのシーンは単純(?)に沖縄決戦のパロかとおもった。
65 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 00:54 ID:6GTmyu0R
>>63 2ちゃんねるで知るまでは全くしらんかったでする
まだまだ若いなオレ。
66 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 01:08 ID:DFg7TnIF
おもしろい映画でした。
ナチスのイケイケぶりがよかった。
67 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 01:08 ID:CJOijrz3
68 :
51:03/08/05 21:49 ID:MBFLyiC/
>>61 結婚して12年になりますが今でも年に1回は夫婦で観てます
映画に関してはお互いナチス絡みの耽美な作品が好きなことが判り色々観ましたがいまだにトップ5に入る好きな作品ですね
嫁にはたまに黒ワンピースに長ブーツ姿をリクエストして楽しんでます(w
69 :
名無シネマ@上映中:03/08/05 23:24 ID:X27NU/bp
今日ビデオでみました。とりあえずこの映画を紹介してくれた皆さんに
感謝します。どうもありがとうございます。
素晴らしい映画でした。
時々ドキュメンタリ−かと錯覚するほど生々しい映像・演出・演技。
主人公の演技はアカデミ−賞ものでしょう。
常に怯えた子猿のような表情がみていて痛々しい。
村が襲撃された後に婆さんがベットに乗せられたまま外に出されて
ドイツ兵が何か言った後に笑顔で返したところが胸が痛くなった。
「シンドラ−」を見たときは衝撃を受けたがコレも同じ位衝撃だった。
ところでこの映画ってアカデミ−にノミネ−トとかしたのでしょうか?
評価は高いですよね?
70 :
a:03/08/05 23:29 ID:+dZyrl5M
71 :
名無シネマ@上映中:03/08/06 19:00 ID:W//Q3mLD
しっかし後味の悪い映画だ…
少年よ。あんなに老けてどうする。
72 :
名無シネマ@上映中:03/08/06 19:08 ID:3BdM1eU0
>69
モスクワ映画祭のグランプリ作品だったと思います。
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76 :
名無シネマ@上映中:03/08/06 22:21 ID:kMfDJ3Pc
ロシアも大変だな。
ラスプーチンか?w
でぶいラスプーチンだな。
79 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 00:32 ID:setfft5c
目を背けがちな戦争の真実をわりかしリアルに描いた映画だと思う。アメリカなどの
西側戦争映画は戦争の真実を描ききっていないんじゃ?もちろん、どんな映画でも戦争を
完全に再現などできないだろうが、炎628はかなり真実を描いてんじゃ?もちろん
ソ連のプロパガンダ的志向はとりあえず無視するとして。
真実とかよく判らないけど
映画として秀逸
真実かどうかは別に非常にリアルな戦争を描いてる思う。
ちと矛盾してねーか?
いや、単に揚げ足取りだけどな。
映画のハトイニ村が実在した村かどうかよくわからないんだが、極力リアルな
戦争を描こうとした、という感じ?
84 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 09:23 ID:RDVjduFf
アメリカ等の戦争映画はあくまで娯楽作品であって、観客をおもしろがらせる
ないとならない。もちろんソ連映画であっても、ある程度おもしろくないとま
ずいが、やはりアメリカ映画ほどにはそこへの力点は高くないからかな?
ここまでリアリスティックに戦争を描くと、結構引く人も多いだろうからな。
あと、西側諸国とソ連ロシアでの戦争体験の違いが反映されてる?かな。
85 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 11:10 ID:RDVjduFf
映画だからその内容はみなすべて創作なんだが、しかし
炎628の世界を創作でひねり出すのはかなり厳しそう。
あんな表現は実体験が伴わないと出来ないと思われ。
連続カキコスマソ。
86 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 11:55 ID:E7k56bmj
凄いよな。
CGなんて使わんでも演出でここまでできるんだよな。
暗くて重い作品が大好きな私としてはかなりマスト!
ビデオソフトは10年位前に中古で購入してだいぶ劣化してきたからそろそろDVD買います
88 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 20:43 ID:x6LdBZ6U
橋の下で若いナチスの将校が言ってた台詞と同じように
共産主義が滅びるのは歴史の必然だな。
滅びるつーか最初から最後まで共産主義なんてどこにも無かった訳だが。
90 :
名無シネマ@上映中:03/08/07 23:47 ID:2C1+a6T0
あの将校かっこよかったね、毅然としてて。
対照的に隊長は言い訳に終始。孫がいるだとか…
91 :
名無シネマ@上映中:03/08/08 04:37 ID:dBjszoim
>>89 ソ連型社会主義といわれるものは本来の社会主義(共産主義)とはかなり違った
体制だよな。
>>90 その孫がいるんだ・・・、って見苦しい事言ってる隊長に裏切り者呼ばわりする
部下を描くことで、ナチ部隊内が浅ましくいがみ合っている印象を効果的に表現
してたな。
私の中では「橋」と並ぶ『へこむけど面白い戦争映画』の1つ。
(「遠すぎた橋」ではないよ)
ソ連軍が満州やドイツで行なった強姦、輪姦【2】
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/whis/1059505046/ ■ソ連軍がベルリンに突入して制圧した際、スターリンは兵士に対し「ベルリンはおまえたち
のものだ」といい、3日間の祭りを許可した。ベルリンの女性のほとんどがソ連兵によりレイ
プされ、連合軍に届けられたものでも10万件を越えた。
ソ連軍がベルリンを制圧した時、スターリンの兵士への呼びかけ。
「ドイツ人の夫達が東部戦線にいる今、おまえたちは人種的優越性にひたる
ドイツ女に充分陵辱を加えよ。焼き、殺し、犯すのだ!」
ドイツ人女性の被害者は堕胎数から推定で数百万にも達しており、自殺者も大量。
■満州でもソ連軍は強姦しまくっていた。
日本の連合軍への降伏により、日本軍は38度線を境に、南鮮はアメリカ軍、北鮮は
ソ連軍へ降伏するように指令された。南鮮の日本人は終戦の年の暮れまでにほとんど
すべて引き揚げたが、北鮮では約31〜2万の日本人がそのまま残っていた。
もともと北鮮に住んでいた27〜8万と、満州から戦火をさけて逃げてきた4万人で
ある。北鮮にはいってきたソ連軍は、満州におけると同様、略奪、放火、殺人、暴行、
強姦をほしいままにし、在留日本人は一瞬にして奈落の底に投じられることになった。
白昼、妻は夫の前で犯され、泣き叫ぶセーラー服の女学生はソ連軍のトラックで集団的
にら致された。反抗したもの、暴行を阻止しようとしたものは容赦なく射殺された。
「韓国・朝鮮と日本人」若槻泰雄(原書房)
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6199/rekisi1.htm#hikiage
95 :
名無シネマ@上映中:03/08/08 20:06 ID:5WOJ6kl2
夜中にテレビでやっていた 10年位前…
97 :
名無シネマ@上映中:03/08/08 22:09 ID:dBjszoim
ソビエト帝国がナチと同等以下の犯罪国家だったなんて激しく外出じゃ?では
なぜナチが糾弾され、ソビエト帝国の犯罪は見過ごされがちなのか。それは単なる
勝者と敗者の違いだけ。歴史はすべて勝者の側から記録された過去でしょ。正義が
勝つなんてただの幻想。正しいから勝ったんじゃなく、勝ったから正しいとされる。
ただ、それだけ。
98 :
名無シネマ@上映中:03/08/08 22:19 ID:R6I+Ut7g
これって85年制作・公開だよね?
ぺレストロイカと何か関係あるんだろうか?
99 :
名無シネマ@上映中:03/08/08 22:19 ID:DNGBlD8k
ギャルっぽい女子校生の二人組みです。
それにしてもこの援交慣れした感じはなんなんでしょう?
二人でフェラをしながら男性のチンチンをでかいと褒めちぎりいい気分にさせています。
しかも挿入中には友達がカメラを持って撮影しているという物凄い作品です。
二人とも顔、スタイル共に申し分ないのでお勧めですよ。
無料ムービーはこちらから
http://www.cappuchinko.com/
100!
どうでも良い事かも知れないけど、あの小僧の頭を飛び越えて牛の胴体に
ぶちあたった機関銃の弾は実弾だった。牛を突き抜けた曳光弾が遥か彼方
で地面に当って放射状に四散しているのがCGでなければ、間違い無い実弾射撃。
見た瞬間に飛び上がったよ。恐るべきはこんな危険なシーンをワンショットで
撮ってしまうソ連映画人。
101 :
名無シネマ@上映中:03/08/09 06:44 ID:LJHQ8gm1
曳光弾のシーンはなんか花火か?と思ったが軍ヲタさん的な分析では実弾使用と
推測か。こえーな。
>>93-95 まあ戦争ともなればどこの国も似たような事はやってるわけで…
足踏まれた方は忘れないって事でしょ。
それとこの映画の評価は別。
アメリカ映画だったら動物愛護団体の抗議で絶対に不可能>牛を実弾屠殺
「地獄の黙示録」の蛮刀で屠殺される水牛もダミーだった。
104 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 05:46 ID:oPMa2ZH0
>>102 あまりその辺に深入りすると板違い気味だよね。
>>103 牛肉をたらふく食べてるくせに、そんな抗議を気にするんだ、変な感じ。
何も実弾で牛を撃たんでも…とも思うがそこまでしなければ収まりのつかない何物かが
あったんでしょうな。
体制批判できない鬱屈したエネルギーがナチスに向かって充満してる映画というのは
考えすぎだろうか。
106 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 09:11 ID:oPMa2ZH0
107 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 10:52 ID:8JaqAkyH
当時、人間の狂気を描いたとか煽ってたんでホラーののりで一人で見に行った。
劇場は結構混んでたけど終映後は静かであれこれ考えられた。
TVでも見たし知ってる人は多いと思ったけどコアとは意外。
戦争の一断面としてそろそろ家族で見ようと思ってる二児の母。
108 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 13:22 ID:76F8HcHz
これに出てくるドイツ兵は鬼畜そのものだな。
ドイツ軍は本当にあんなキチガイの集まりだったのか?
まぁ、複雑な表情の衛生兵や泣きながら銃撃ってるヤツ、
ゲロ吐いてるヤツもいたが…
109 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 13:52 ID:oPMa2ZH0
>>108 これはペレストロイカ以前のソ連映画。その辺を念頭に置いてみよう。
>>105氏
のカキコも参照。
110 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 14:16 ID:Pd3IueNa
>>108 武装SSはあんな感じだったんじゃないかな。狂信的な連中だし。
ドイツ国防軍は普通の軍隊だからもっとマトモ。
少なくとも戦争映画の中ではそういう位置づけになってる。
112 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 17:05 ID:oPMa2ZH0
商業ベースに乗らずに上映出来ないってんなら、解るが思想性を理由
の上映禁止じゃ鬱になるな。
>>110 実際のところ現場の連中は大差ないと思うけどね。
映画の内容の方は、主人公の頭にピストル突きつけて記念写真撮る時に
ゴーグルのガラスがピカピカ光を反射させる演出が、(あざといけど)
やっぱり印象的。 あと火炎放射器で焼かれるのは、やっぱ鬱。
114 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 17:59 ID:Pd3IueNa
>>111 > 素晴らしい時代でしたよ。当時は不自由が、
> その不自由を克服したいという内なる願望の、
> 巨大な力を生み出したのでした。
芸術家かくあるべし。
ビクトル・エリセを思い出すな。
彼が「みつばちのささやき」を撮ったのはフランコ独裁下だった。
>>113 あの捕虜に銃を突き付けての記念撮影は『スローターハウス5』でも似た
ような感じで描かれていたが、何か元ネタがあるのだろうか?実際の
当時写真では今まで一枚も見た事はないのだが。
116 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 19:04 ID:CIh0YmXY
あれだけ小屋の中に人が入ってたんだから
小屋の扉くらい簡単に壊せると思うんだけどなぁ。
まぁ扉壊して脱出したところで蜂の巣になるのはわかりきったことだが。
117 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 22:36 ID:yAyhVk3e
>>110>>113 武装SSの一部の部隊だけだって。
言われてるほど思想統一されてたワケじゃないみたいだし
118 :
名無しシネマ@上映中:03/08/10 22:58 ID:ygBLv+CJ
「ロマノフ王朝の最期」観てた。
凄い暗い雰囲気で気がめいったけど、不思議にひきつけられるものがあったなあ。
119 :
名無シネマ@上映中:03/08/10 23:59 ID:tJrYeP8n
この映画、正月頃にやってたんだよね。俺、新宿に観に行きました。
チケット買っていざ劇場に入ろうとしたらお兄さんは、言いました。
「あぶない刑事は、地下の○○○でご覧下さい。」
「えっ?いや、こっち観たいんですけど・・・」
すいません、わたくし切符買う窓口間違えておりました。
下行って券、とっかえてもらいました。
観終わった後、すごく暗い気分でした。
ノー天気映画、‘はいからさんが通る‘でも行こうかと思いました。行かなかったけど。
120 :
名無シネマ@上映中:03/08/11 00:10 ID:4dDqb2Ba
少年の家族の死体は井戸の中に捨てられていたのでせうか?
はっきりそうとわかるような描写はなかったと思う。
井戸を覗き込むシーンは「僕の村は戦場だった」を思い出したなあ。
井戸しか合ってないけど。
何気ないシーンにやたらリアルな描写があった映画だった。
パルチザンのキャンプでナベだか風呂だかを洗ってるときに
タワシ代わりにした杉の葉っぱがが肩や背中に飛んでるとことか。
そういやはいからさんが通るの漫画にパルチザン出てきたね。悪役で。
122 :
名無シネマ@上映中:03/08/11 08:24 ID:kyWxDDYK
>>110,
>>113,
>>117 ナチ関係の書籍を読むと、SSの中の特別行動隊という3000人程度で編成された
殺人コマンドともいうべき連中がこんな事をやってたみたいだね。ただ、訓練を受けた
彼らですらノイローゼになったりして入院したり、そこまでひどくなくても任務の前
には強い酒で勢い付けないと出かけられなかったみたい。それでアル中になってまた
本国送還⇒強制入院みたいなことになった者も結構いたよう。
昔、ミッドナイトアートシアターという番組でやってたな
内容全然覚えてないが
124 :
名無シネマ@上映中:03/08/12 10:58 ID:8TYRPrJ6
>>122 あんな殺人行為が自分の職務だったら、そら頭もおかしくなる罠。漏れも
ちょと軍ヲタ気味だから少しはこのあたりのことも知ってるが、やぱーり志願者
募ってもSSの応募者が少ないから、地元のウクライナ人を雇い入れたり(道案
内・通訳にもなるしな)ドイツ国内の刑務所の囚人やドイツ軍内の規律違反者な
どから人材を募って、その特別行動隊は編成してた。普通の一般兵士なら戦場で
の戦闘中に結果的に相手を殺すのが精一杯でとても女・老人・子供を右から左に
業務として殺していくなんて無理だろ。
125 :
名無シネマ@上映中:03/08/12 16:35 ID:1NM1XBwY
一応ネタバレなので書けないけど、ああいう展開のラストに
ああいうシーンを持ってくるってのが凄いと思う。あれだけ
ヒトラーに怒りを燃やしていたキャラクターのああいう姿で
締めるシナリオが共産主義下でもちゃんと通るんだものな。
(露骨に金日成批判していた北朝鮮の怪獣映画もあったけどw)
126 :
名無シネマ@上映中:03/08/13 00:18 ID:WCIBWLyG
あげ
127 :
名無シネマ@上映中:03/08/13 01:01 ID:oXM1sgkF
すげーよ、こんなスレがあるよ。
おれも新宿と深夜TVで観た。自分の戦争映画のベスト5に入るな。
俺
>>113を書いたんだけど、「大差ない」っていうのは、武装親衛隊(SS)も
そんなに言われてるほど残虐じゃない(でも世界標準の兵隊並みには残虐)って
いう意味で「大差ない」のではないかと書いたつもりだけどね。
なんだかんだ言ってもソ連のプロパガンダ入ってるし。
武装親衛隊(SS)って、あれでしょ? ドイツ国内においては正規軍じゃ
なくて厳密にいうとヒトラーの私兵だから徴兵で人員を確保するんじゃなくて
志願制なんだけど、なかなか人を集められないから、最後のほうはドイツ人
以外をかき集めて師団を作ったりしてるから、そんなに大したもんじゃない
でしょ。ヒトケタ師団の一部だけは凄いだろうけどね。
ドイツ軍ヲタが飛びつきそうな話は止めにして、ソ連軍の満州での蛮行を
映画化したものは皆無かなぁ・・・ 作れるとしたら当事国だけだから
ロシアが作るわけないし、日本は左よりに支配されちゃったからなあ・・・
129 :
名無シネマ@上映中:03/08/13 23:10 ID:WCIBWLyG
ソ連当局は最初ナチによる大量虐殺を信じなかったらしいね。ソ連ロシアでは
ドイツ人と言えば、秩序を守る文明人であり、よもや破壊行為を働くとは想像
できなかったんだって。そのドイツをまねて作ったサンクトペテルブルグも今
年で建都300年か。レニングラードからドイツ語のサンクトペテルブルグへ
何年か前に名称変更されたが、過去の歴史をみるとなぜ?ドイツ語名に戻すの
か?と思うな。
130 :
名無シネマ@上映中:03/08/15 00:22 ID:sJCuizUj
この時代(1940年代)に結婚適齢期にあったロシア女性の半分が配偶者を
見つけられなかったらすいから、ナチからソ連が受けた被害がいかに大きいかが
解るよな。まあ、ソ連も占領したドイツ東部地域で報復措置としてさんざん狼藉
をはたらいたとはいえ、それでも受けた恨みの10分の1もはらせたかな?この
映画見ると悲惨だなあ、と思ってた日本の沖縄戦もなんだかたいしたものに思え
んようになってしまった。本当の地獄とはこういう事か、ていうのがこの映画の
感想か?
132 :
名無シネマ@上映中:03/08/15 01:26 ID:gZfbhNNx
>>110 武装親衛隊のなかにもいろいろあって
エリート部隊から懲罰部隊のようなものまでありました。
この映画に出てきた部隊は作戦内容(敵の正規軍ではなくパルチザン掃討)から
現地の志願兵や外国人傭兵をもとに編成された部隊とおもわれます。
例)→カミンスキー師団
ソビエトのプロパガンダという事を繰り返して書いているヤシが
おるが、この映画制作時のソ連は市場開放路線を取り、海外からの
映画人達からの批判が多かった悪名高き映画省(ゴスチノ)の検閲は
形式的なものになりつつあった。
ラスト、ヒトラーの肖像写真を撃ち続ける少年が、ヒトラーの子供時代
の映像になったとたん、涙を浮かべながら射撃を止めるという印象的な
場面があったよね。プロパガンダというのなら、あんなシーンを許可する
筈は無いでしょ。
ソ連、と聞いて、脊髄反射的な反応してないか?
>>55 あの場面の元ネタは岡本喜八の「沖縄決戦」でしょ。米兵が洞窟に向かって
火炎放射し、日本兵と避難民もろとも焼き殺すあの場面をモロパクリ(w
そっちも薦めてあげればよかったのに〜。
あぼーん
135 :
名無シネマ@上映中:03/08/15 17:57 ID:sJCuizUj
80年代ソ連と言えばもう歴史の一部だからなあ。歴史年表でペレストロイカ
以前はソ連と言えば思想統制も厳しいんだろうな、くらいしか知らないヤシも
多いと思われ。
136 :
名無シネマ@上映中:03/08/16 12:53 ID:0SFZ2VHP
3年10ヶ月の独ソ戦期間中のソ連犠牲者が2800万と言うことは一日に
平均2万人ずつが死んだことになるのか。そうすると一ヶ月だと60万人が
死んだことになるな。日本なら東京大空襲・広島長崎の原爆・沖縄の地上戦
あわせたのと同じ人数が毎月毎月死んだことになるな。炎628見ればこの
巨大な犠牲者も納得するな。
ソ連の犠牲者が多いのは、別にドイツ軍が残虐だった“だけ”じゃないと
思うけどね。
新兵に十分な訓練もせず、十分な武器も与えず、後ろからは味方の「督戦隊」
が狙っていて後退すれば味方に撃たれるから闇雲に突っ込んでいけば、死傷者
は膨大な数になるに決まってるよ。指揮官も無能だろうし。
民間人の犠牲者だって、ソ連軍が見捨てた場合もあったんじゃないの?
ドイツの肩なんか持つ気は全〜然ないけど、ソビエトの狂気も忘れんなよ。
138 :
名無シネマ@上映中:03/08/17 00:06 ID:ByBnBylA
ソ連の狂気のえぐさはもう放送や出版で表現したらなんか捕まりそうなほどの
レベルだよね。あとはサヨ関係の連中かな?うざいのは。
レニングラード一都市で日本の太平洋戦争全戦没者を上回る犠牲出てるよな。たしか
戦死者130万、餓死者80万くらいだっけ?高校の時の地理の授業でソ連人口の男女
比が女100に対して男は85しかいないと聞いた時、おや?と思ったが世界史等でそ
の後納得したよ。ひでーよな、女性も見境無く労働力に動員しないと国自体が成り立た
ないわけか。
139 :
名無シネマ@上映中:03/08/17 16:16 ID:ByBnBylA
折れが子供の頃(昭和60年頃)のソ連の生産年齢人口(20〜65歳)の男女比が
4:6だというのも教科書の資料でみたなあ。まあ、とにかく女子労働者の動員が進め
られたのは、けして男女平等の観点ではなく独ソ戦の犠牲で男子労働者数が絶望的に
不足したからだって。女性兵士や肉体重労働も女性にがんがんやらせていたのも、こんな
戦争やってりゃ、なるほど納得だな。
140 :
名無シネマ@上映中:03/08/18 00:02 ID:U31UXjWK
あげげ
141 :
名無シネマ@上映中:03/08/18 00:20 ID:/8BvYiK3
子供から全てが始まる。
軍事を少しでも知ってるヤツなら
ナチドイツ>>>>>>>赤軍ってのは常識だろ。
143 :
赤旗:03/08/18 09:59 ID:b4261Bwn
ドイツ軍は鬼畜だな。
>>111のインタビューを読むと当時のソ連の観客が映画に2重の意味を読み取っていたのが分かる。
>観客達は作者達と示し合わせていました。引喩、言外の意味、暗示、イソップばりの(寓話的な)表現
この映画のナチスも2重の意味を持っていたのだろうか。
>>144 ナチスが、というよりも・・・。
主人公の少年が憎悪によりナチスと同じレベルまで墜ちて行き、
同時にヒトラーが純真な子供であった事が暴露される。
言葉で語られないこの対比が、この映画の価値を高めている。
スピルバーグが同じ事をしようとしてもがいてるよね。蛇足。
146 :
名無シネマ@上映中:03/08/18 19:39 ID:75uNsDhp
これ見た後に、ハリウッドの戦争映画を見ると
なんだか内容が凄く薄っぺらに感じる。
プライベート・ライアンも凄いとは全然思えないし。
147 :
名無シネマ@上映中:03/08/18 23:40 ID:U31UXjWK
>>146 アメリカ人にこそ見せたい映画かも。正義の戦争などあり得ないんだ、とわからせるために。
148 :
名無シネマ@上映中:03/08/18 23:57 ID:QGsNnYJN
リア工房の頃にシネマスクエア東急で見たけど、見終わった後のあの疲労感はすごかった。
印象に残るしいい映画だと思うが人に勧めようと思わない映画だったな。
ミリヲタだったから興味もって見たようなもんだったが、軍装なんぞ見てる余裕全く無しだったよ。
149 :
名無シネマ@上映中:03/08/19 23:58 ID:Unka9GIJ
>>122,
>>124 殺人業務が、殺す側・殺される側双方にとって心理的に大きな負担になり、しかも
こんなアインザッツグルッペのような方法ではさらなる大量殺人の実施が困難であっ
たため、さまざまな効率的な殺人方法が研究された結果、銃ではなくガスを用い、
またいろいろな地域ではなく、数カ所の専用施設にて極秘裏に行う等の改善をはかっ
た、究極の殺人手段としてのアウシュビッツ等の絶滅収容所が建設されたわけでつ。
これにより、SS隊員の就労条件も大きく改善され、またユダヤ人等の処理される人
にも、悟られることなく業務が遂行できる等、大きな改善が図られたわけ。
150 :
名無シネマ@上映中:03/08/20 23:00 ID:sxbo6sZg
SSはDQNの集まりだったのか。
151 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 00:25 ID:sc6M65S6
ロシア人もDQNだよ。NHKスペシャルの社会主義の20世紀のなかで、5カ年計画
中の農業集団化の際の飢饉では普通に共食いしてたとのこと。あと、イギリスの番組で
赤い帝国というのがあるが、その中でも飢饉の際には子供をさらって食べたという事実を
紹介してた。SSでもそこまではやらない、出来ない、したくないでしょ?
152 :
名無シネマ@上映中:03/08/24 00:35 ID:gFHiJKah
今でもロシアには沢山死体が埋まってるんだろ?
共産主義自体宗教だからな。
153 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 00:35 ID:ihCGbVl8
この映画に比べたら「ほたるの墓」なんてウンコだな。
154 :
名無シネマ@上映中:03/08/25 02:22 ID:Bq5aJcwK
ソ連で20世紀に起きたことはホント人類がここまで残酷になれることの見本みたいだな。
ナチですら、大量虐殺を人手で行うことは無理と判断して巨大な施設を建造して実施したのに
ソ連では普通にそこら辺で銃殺、強制労働、共食いかぁ。なんかすげーよな。この映画でも
おそらく独ソ戦の残酷さをすべて描いてはいないんじゃ?
>>151 しかしドイツ軍も占領地で意図的に飢餓を引き起こそうとしたり、
捕虜のソ連兵を大量に餓死させたりしてるよ。
ソ連の場合階級で、ナチスの場合人種で人間を選別する。
どっちも結局同じようなところに落ち着いてしまっている・・・
156 :
名無シネマ@上映中:03/08/28 09:35 ID:Gf312UMY
157 :
名無シネマ@上映中:03/09/01 21:27 ID:ZL0Q4myo
これのDVDってどこに売っていますか?
アマゾンで調べたら在庫切れだったので・・・
>>155 以前話題になった『共産主義黒書』にはソ連の犠牲者2000万、
ナチスドイツの犠牲者2500万(内訳はユダヤ人510万、ソ連兵
捕虜330万など)と書いてあったよ。
ウラ〜!
161 :
名無シネマ@上映中:03/09/04 14:45 ID:PHJccrYu
age
162 :
名無シネマ@上映中:03/09/07 01:37 ID:NMLKxEyW
ソ連・ロシアの歴史教科書ではスターリンの抑圧の犠牲者数は4000万と出ているね。
ただ、西側での各種研究結果から総合すると2000万強くらいが正解らすい。
ナチによるソ連の犠牲者数は従来は2060万と言われていたんだが、ゴルバチョフ政権
下での様々な情報公開が進んだ後の研究で2780万という数値に修正された。4年弱の
独ソ戦で2780万ということは、開戦から終戦まで一日平均2万ずつの犠牲だからいくら
人口がいてもそらソ連のダメージははかりしれんなぁ。過去レスでこの時代の適齢期の女
子の半数が結婚出来なかったっていうから、こんな話の前では広島長崎の原爆もまるっきり
インパクトねーな。
>>162 凄まじい数だなあ・・・
昔読んだ学研の「ソヴィエト赤軍興亡史」では人口統計から戦死者2600万と
書いてあったはずだが、それよりさらに180万増えたのか。
ソ連の抑圧の犠牲者は『共産主義黒書』発売時の論争では千数百万と2000万
で論争になっていたが・・・
(冷戦期の収容所人数一千万以上説は誇張で実際は最大250万とのこと)
しかし、真に恐ろしいのは犠牲者数の誤差だけで数百万に達することだろうな・・・
164 :
名無シネマ@上映中:03/09/09 02:24 ID:Y7bSYCXp
数百万の誤差がこともなげに扱われるとは・・・。こんな国に生まれずによかった。
165 :
名無シネマ@上映中:03/09/09 05:48 ID:Y7bSYCXp
連続カキコだが
ソ連というところは、自国民に対しても冷たいな。
166 :
名無シネマ@上映中:03/09/09 07:59 ID:Xk+jx3m3
>>165 まあ、その通りだろうね。ナチの場合、異を唱えないドイツ人はとりあえず終戦まで
保護の対象とされ、実際にも必要十分な食料・生活物資の配給は継続されたようだし。
>>166 第一次大戦で戦時下の生活苦から革命が起きてしまった教訓からドイツ国民
には手厚い配慮がなされ、ベルリンのデパートには市街戦開始直前まで商品
が満載だったというな。
しかし、それを実行するのに、どれだけ征服国から収奪したんだろう・・・
ドイツ労働人口の内、成人男性の大半が兵役に取られていたのに。
168 :
名無シネマ@上映中:03/09/10 16:54 ID:hND9Wiaa
>>167 労働人口の不足を埋めたのが、捕虜などの使役。
>>168 『シンドラーのリスト』に出てきた工場みたいな感じか。
170 :
名無シネマ@上映中:03/09/11 01:29 ID:9UegwnNM
>166,>167,>168
女性や子供までが塹壕堀りや弾よけのために動員されたソ連とちがってドイツでは
工場労働者の徴兵もかなり遅くまで猶予され、女性労働力も活用されずじまいだった。
軍需大臣が女子を工場へ動員しようとした時、ヒトラーはそれに抗議し軍需大臣がそれ
をしかとして女性の動員計画を実施してたときにヒトラーは戦争捕虜を工場へまわすよ
うに指示した。いずれにしても、敗戦国民のドイツ人のほうが、戦勝国民のソ連人よ
りも戦時中も戦後も(かなり)いいくらしをしてたのは事実。炎628のような事実も
ドイツ国民は戦後まで知らなかった。
炎628みたいな虐殺はドイツ軍の軍需物資徴発分を確保するために
住民を『間引く』という要素もあったという。
(そのためアインザッツグルッペは国防軍とも密接な関係を保っていた)
絶滅戦争って恐ろしい・・・((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
>>171 確かに捕虜の強制労働で労働力は補えるかもしれんが、資源まで補うこ
とはできないからな。
実際WWTでは連合軍の海上封鎖による資源輸入の途絶で極度の窮乏
にみまわれた。
WWUでも同じく封鎖を喰らったがドイツ本国のドイツ人は窮乏しなかった。
しかし被征服国は・・・
173 :
名無シネマ@上映中:03/09/12 01:19 ID:M33Oj4dR
>>170 ドイツ本国で本格的な動員が始まったのは43年頃から。それでも工場労働者は
徴兵猶予されてた。工場労働者までが動員の対象になったのは44年の夏以降。
東部西部両戦線で全面的大敗北を喫してドイツ軍もドイツ本国自体の防衛を強い
られるようになってから。
ちなみにヒトラーの抗議を無視して女子労働力の動員を行ったのはシュペーア
軍需相だったが、一般女子の代わりに捕虜をヒトラーがまわしてきたために女子の
動員は不徹底におわり、それどころかドイツ女性の労を省くためとして家事使用人
も動員の対象にならなかった。
>>173 国防上の合理性よりイデオロギー優先かよ。
軍事上無意味なユダヤ人迫害に資源を浪費した点といい、そりゃ負ける罠。
というか女子・児童の動員をするようになった時点でもう先は見えてます。
>170
その為ベルリンやウィーンでの良い暮らしの市民生活を目の当たりに見た
ソ連軍の第一陣はその西側ショックによる“汚染”を中央から恐れられ、
作戦終了後に部隊揃ってシベリア送りになっているという話し(W
177 :
名無シネマ@上映中:03/09/15 00:30 ID:d/a7wYP2
>>170 弾よけ?ってなに?ひょっとしてドイツ軍に砲弾やミサイルを無駄打ちさせるために
女子供を丸腰かなんかでドイツ軍の陣地に突撃させたとか?ま、まさかそんなことは
しないよな、さすがに。それだったら日本軍の神風攻撃も真っ青の冷酷さだし。女子
供で防弾用具を製造したって解釈でいいのかな?
>>176 その話は折れも聞いたこと有るぞ。あと、ドイツ軍に捕虜として捕まってた人も裏切り
者としてシベリア送りになったとか。
178 :
名無シネマ@上映中:03/09/17 09:32 ID:bjDPmCXG
アレクサンダー・ダリンの研究ではドイツはソ連からは正規の貿易を通じた方が
より多くの物を得られたはずだといってる。荒廃した貧しい農村主体のソ連領域
からはそんなに多くの、とくにドイツ側が望むようなものは持って来れなかった
とのこと。若干の食料や家畜を徴発したり、鉱山資源の採掘くらいしか得る物は
なかったらすい。
179 :
名無シネマ@上映中:03/09/17 09:34 ID:bjDPmCXG
>>177 弾よけとして、囚人や病人に手榴弾を一個ずつ渡して、ドイツ軍に突撃させたり、
ドイツ軍の進撃路に置き去りにした、ていうのは聞いたことがあるな。あと、犬に
爆弾をつけてドイツ軍へ突っ込ませたってのも聞いたことがある。
そういえば昔劇場で観たなこれ。
子供が泣いてるとこから笑いだすとこまでを1カットで撮ってた。
>>179 地雷犬か・・・
>◇地雷犬
>条件反射を利用して戦車の下で食事をするように訓練されたソ連軍の爆弾を背負った軍用犬。
>敵の戦車の下で自爆するハズだったが、戦車の音に驚いたとか味方の戦車に潜りこんだとかで大失敗。
ttp://desertfox.hp.infoseek.co.jp/i/itank66.html 緒戦で訓練された正規軍が壊滅したため、国民突撃兵(あれは男子のみだが)みたいに女子供にも武器
を持たせて戦わせたとかいうのなら、学研の独ソ戦シリーズで読んだことがあるな。
まあ結局は戦闘を生き残った熟練兵を基幹として軍を再建、パグラチオン作戦などでソ連版電撃戦を成
功させるわけだが・・・払った犠牲はあまりに大きい。
182 :
名無シネマ@上映中:03/09/25 03:27 ID:qYOHwO5w
>>177 >弾よけ?ってなに?ひょっとしてドイツ軍に砲弾やミサイルを無駄打ちさせるために
女子供を丸腰かなんかでドイツ軍の陣地に突撃させたとか?ま、まさかそんなことは
しないよな、さすがに。それだったら日本軍の神風攻撃も真っ青の冷酷さだし。女子
供で防弾用具を製造したって解釈でいいのかな?
ソ連軍は旧日本軍も真っ青のDQN集団だよ。神風攻撃のような、一部の軍人のみが自爆攻撃
を行うなんてもんじゃなく、一般市民もみんな助かる可能性の絶無の突撃を命じられた。もしも
ドイツ軍の捕虜になればその兵士の家族も配給を止められ(当然餓死が待つ)、また、戦後ドイ
ツから生還した捕虜達もスパイとして処刑されたりシベリアヘ持ってかれたり、と日本などでは
考えられん過酷な取り扱いを受けた。
そりゃ日本軍でも生きて虜囚の辱めを受けずって捕虜にはなるな、と言われてはいたがその家族に
具体的に制裁が加えられたり、戦後に復員後処刑されたりってことはないでしょ。まあ、家族本人の
肩身が狭くなる程度か?
183 :
名無シネマ@上映中:03/09/25 04:24 ID:TgHZmR3k
異常な状況下の「人間」の狂気と愚かしさをよく描いてるよね。
ソ連とかドイツとかはどうでもいいんだけど・・・
そのメッセージは描けてると思うけどなぁ。
特定の国がどうこういってるのは微妙にスレ違いなんじゃん?
184 :
名無シネマ@上映中:03/09/27 11:23 ID:zfaXODRG
ドイツ・フランス合作映画で、第二次大戦での一人のユダヤ人少年の数奇な運命を
描いた「ヨーロッパ・ヨ−ロッパ」って映画見たが、ソ連内のドイツ占領地域を主
人公達が進撃中に村々で一般市民と思われる処刑された死体が転がってるシーンが
あった。まあ、ドイツ側から描いてるから炎628のような表現のくどさは無いんだ
が、まあそれでも充分いやーなシーンだったが。
後半主人公のユダヤ少年がドイツ国内でのシーンで、ドイツの一般家庭の様子が出
てくるが、まあ家庭内は生活物資は充分あって、電力も水道も充分供給されてるよう
だったな。ドイツで制作されてる訳だからそのへんの描写はほぼ正確だと思うし。
考えてみると日本と違ってドイツでの戦時下を伝える文章では空爆の激しさやナチに
よる思想信条の取り締まりなどを記述している物ばかりで物不足を伝えるものは見た記
憶が無いようなきがする。
185 :
名無シネマ@上映中:03/09/28 16:05 ID:rc1DhRh6
別にソ連よりもドイツの方が生活水準も文化水準も科学も医学もみんな上だと言うことは
ドイツ人はもちろん、ロシア人にも周知のことだしそれ自体が当たり前のこととして認識
されてはいるのだが、それが故に自分たちよりもはるかに文明化されてると思っていたドイ
ツによる、炎628のハトイニ村のような事例の行為がロシア人に対して、途方もない裏切
れられ感というか、絶望感というものをあたえたと、知り合いのロシアの留学生も言って
たなあ。
まあ、そもそもロシアには社会主義やマルクス・エンゲルスもドイツからの移入だし、ロシ
アで文明化することはイコールドイツのまねをすることという認識は現代でもロシア人のDNA
に組み込まれているそうだ。
186 :
名無シネマ@上映中:03/10/04 12:58 ID:Ato6rUil
>>173 シュペーア軍需大臣に女子労働力の動員を中止させたヒトラーの指示がふるってるよ。
曰く、「すらりとした、ドイツ人女性を丸太のようなロシア人女性同様にこき使うべき
でない。」といったとか。
物不足=大前提
もちろん階級差で「不足」の程度が大違いなわけだが、
問題は、偉そうに他国の歴史を知ったかブーする時に
「誰の視点」でものを見るかが、
「何を見るか」よりも大事な問題になるわけだよ。
場合によっては「歴史の本」より、
死にぞこないの「隣のじいさん」の話の方が
真実なわけよ。
188 :
187:03/10/04 13:48 ID:O4Vq3LNX
187補足 187は184の
「空爆の激しさやナチによる思想信条の取り締まりなどを
記述している物ばかりで物不足を伝えるものは見た記憶が
無いようなきがする」
というテキストが不愉快で、ついかきなぐったわけだが、
「ヨーロッパ…」はともかく
「炎628」見て、物不足うんぬんなんて感想でるかよ!
ってのが正直なとこです。
189 :
名無シネマ@上映中:03/10/05 15:11 ID:60+j7wgd
こいつ2ちゃんで何を熱くなってんだか?たかだか映画についての感想やら考察を
述べあう電磁媒体相手にだぜ?感想など人それぞれだし、スレの話の流れからしても
特に逸脱したレスでもないのに、てめーが「不愉快」と感じたからってなあ、それを
ストレートに表示されても、引くだけじゃん。
んで、上記各レスも独ソ戦における独ソ双方の国内事情をある程度反映はしてると
いうことじゃないか?ドイツでは物不足よりも空からの爆撃や思想統制の方が一般国民
には厳しく感じた、と。ソ連ではまさにそれどころではなく、もっとも原始的な生き死
にの戦いだった、と。ハトイニ村に来ていたSS部隊の連中も国に帰れば普通の中流
市民としてのくらしがある、みたいなね。
190 :
名無シネマ@上映中:03/10/09 03:01 ID:P1OV62oA
炎628のスレがあったなんてね、嬉しいなというより愕きだね。漏れ以外にも
この映画について語れる人がいるなんてね。しかもなかなか映画以外にも話題が
広がってていいじゃない。
この映画を見るとソ連がいかにがんばってきたかが解るよね。ソ連国民の献身の
大きさに圧倒される思いだな。でも、ソ連国民はそのがんばりにふさわしい見返りを
果たして得られたのか?という気がするな。いまのドイツの様子と比較するとロシア
のあまりにもみすぼらしい姿にはちょと哀れみというか寂しさを感じるな。
むろん、五カ年計画で大量の餓死者が出てた頃よりはロシア国内は良くはなってる
けど、ドイツが急速に復興して以前のような豊かさを取り戻したのと比較すると炎6
28のハトイニ村の人たち同様の無数のソ連国民はなにも報われなかった様な感じで
かわいそうすぎるな。
191 :
名無シネマ@上映中:03/10/11 06:49 ID:/DFfp0TZ
スターリンだけが栄光を手に入れ、ソ連の一般国民は戦前と変わらない貧しいままで
何一つ見返りも無かったよなあ、言われてみると。
192 :
名無シネマ@上映中:03/10/12 03:51 ID:xYudXhd4
戦争に勝った見返りってそもそもなんだろうね。見返りがなんなのかよくは
わからんがソ連の一般国民が何一つ報われなかったというのは同意だな。この
映画のような地獄の犠牲を払ったのに、どうして?って気はする。
193 :
名無シネマ@上映中:03/10/13 10:02 ID:2dy6Carv
ナチズムにしてもソ連にしても、政治体制としてはDQN度は相当の高さじゃん。
幸か不幸かドイツは敗戦国になってナチズムを精算し、まともな政治体制に復帰で
きたのに、ソ連は戦勝国だから従前のDQN体制がそのまま続いてしまった、という
ことだろ。ただ、ソ連の場合ナチズムの手に落ちるイコール国家民族の破滅だからな
あ、結局どちらにころんでもソ連国民には過酷な戦後の日々しかあり得ないわけだが。
これ昔、映画館でみたな。
もうストーリーも覚えていないけど。
パンフ探せばあるかも。
195 :
名無シネマ@上映中:03/10/15 09:03 ID:KBe5SeXr
>>193 と言うことはソ連国民にとってはどのみちまともな戦後というのはありえんかった
ということか。あれほどの悲惨な目にあいながら、それじゃぁやりきれんわな。
196 :
名無シネマ@上映中:03/10/16 10:10 ID:XUj6mI2y
この映画を見るとホント、戦争って無駄だよなあ、とつくづくおもう。
197 :
名無シネマ@上映中:03/10/26 15:48 ID:nJWUcSAc
@
あの少年のあの顔だけで全て語られてると思うな。
くどさは感じませんでした。
199 :
名無シネマ@上映中:03/10/27 00:10 ID:ltqbsqKg
当時のドイツ軍の村人皆殺しなら、フランスのオラドゥール村が有名。
破壊された村全体が廃墟のまま保存されている。
この村は、作戦失敗の腹いせに全滅させられた。
201 :
名無シネマ@上映中:03/10/31 22:44 ID:nGsInJZW
スターリングラードやってるぞ。
202 :
名無シネマ@上映中:03/10/31 23:56 ID:9kDOpmBl
>195
まあ丸ごと劣等民族としてヒトラーに支配されるよりは、
たとえ労働者だけでもインテリより優遇されたりはした
スターリンに支配されるほうがマシなのは確か。
203 :
名無シネマ@上映中:03/11/07 13:56 ID:UUVCFxb1
これのDVDが欲しいのですが、なぜだか絶版になってます。
再発売する予定はないのでしょうか?
ソ連で肥満が社会問題化するのは戦後の70年代。
長い道のりであった・・・・・
205 :
名無シネマ@上映中:03/11/09 03:47 ID:Y5CUC0/7
この映画を見て、ナチ当局が大量殺戮を人手で行うのは限界があると認識して、
アウシュビッツ等の絶滅収容所を建設したのも解るなぁ。
206 :
名無シネマ@上映中:03/11/10 07:26 ID:MDDAD8f6
そりゃそうだろ。あんな行為が平然と出来るようになったらその時点で精神的に
かなりのやばいやつになっちまう。
207 :
名無シネマ@上映中:03/11/11 05:41 ID:JOhiWa9P
外出だけど、いかなDQNなSS隊員でも、ハトイニ村のような任務が続くのは
耐え難かったよう。絶滅収容所は殺す方、殺される方の双方にとって心理的負担が
少なくなるために建設された。
かなり抵抗してきたのだが
ガス室はなかった派に転向しつつあるサクコン
にゅー即+はこわいね(w
209 :
名無シネマ@上映中:
絶滅収容所のメリット
1.SS特別行動隊と比べてより大規模な虐殺が行える。
2.SS隊員の労務環境が大きく改善される。ソ連国内であちこち野営しながら
作戦行動を続けるのはやはり、隊員にとって負担が大きい。
3.死体の処理が確実で発覚の可能性がきわめて少なく、秘密保持に優れている。
4.殺される側の人間が、自分の運命を悟ってから死ぬまでの時間がきわめて短く
その点は人道的。
5.殺す側の人間についても自分の手を直接下さないので心理的な負担が非常に少
なく、この点でも隊員の労務環境の大きな改善になっている。