【ネタバレ】マトリックス-MATRIX- PART13【激論】

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681名無シネマ@上映中
メロビンジアンとネロ達との会話(吹替版)

メ「やっと逢えたな。とうとう来たなネオ。これぞ救世主か、そうだな。それに伝説のモーフィアス。
  そしてまさにトリニティ、si belle que me fait souffrir.噂はかねがね聞いてる。
  さ、かけて、どうぞ。妻のパーセフォニーだ。
  食事はどうかな?飲み物は?もちろん他の物と同じ様に作り物だが。本物らしく見せるためのね」
ネ「いいや結構」
メ「そりゃそうだ、時間がないな。そんな時間はない。だが急いでばかりいると大事な時間も忘れてしまう。
  (中略)
  まるでシルクでケツを拭くようだ。何とも言えん」
モ「用件は知ってるな?」
メ「フン、私のビジネスは情報の取引知るべきことは知ってる。だが問題は君達が此処に来た理由だ」
モ「我々はキーメーカーを探してる」
メ「あぁそう確かに。キーメーカーだったな。だがそれはなぜ来たかの理由ではない。
  キーメーカはその本質において手段であって目的ではない。となるとアイツを探すのは他にしたいことがあるからだ。
  それは何か?」
ネ「あなたはもうその答えを知ってる」
メ「だが君は、知ってるつもりだが知らない。君が此処へ来たのは指示されたからだ。行けと言われたからだ。
  そして君は従った。まぁ物事はそんなものだ。そう、唯一常に変わることなくあらゆるものを支配する紛れもない心理がある──
  因果関係だ。作用、反作用。原因そして結果」
モ「すべては選択から始まる」
682名無シネマ@上映中:03/06/17 02:36 ID:8ZJkMOeq
メ「いいや、違う。選択は幻想だ。あるのはただ力を持つものと持たざるものだ。
  見たまえあの女だ。何と言えばいいか、まぁ見てくれ。周り中に漂わせている雰囲気は気取ってて俗っぽくつまらない。
  だが待ちたまえ。私はあの女にデザートを用意した。
  とびっきりの特別なデザートだ。私が自分で書いた。始まりはとても単純だ。プログラムの1行1行が新たな結果を生む。
  あたかも詩のようだ。まず最初に、ポッとして、暑くなり、心臓が高鳴る。そうだネオ見えるだろう?
  彼女には分からない。なぜだ?ワインのせいか?いいや、それでは何だ?何が理由だ?
  そしてどうでもよくなる。すぐに訳や理由は消え去っていく。そして大事なのはその感覚だけになる。
  それがこの世の中の本質。私達はもがきそれを否定しようとするが見せ掛けに過ぎない。偽りだ。
  平静を装った外見とは裏腹に実際のところ我々は完全に 自分を失っている。
  因果関係、そこからは逃れられない。我々は永遠にその奴隷、我々の唯一の希望、唯一の安らぎはその理由を理解すること「なぜか?」と。
  彼女達との違いだ、君達と私の。理由こそ力の源だ。それを欠けば無力。君達は理由を欠き、力を持たずに此処へ来た。
  皆似たようなもんだ。だが恐れるな。見たところ気味たちは素直そうだ。私がこれから命じる言いつけに従ってくれるだろ?
  とっとと帰ってあの占い師にこの伝言を伝えろ。あの女の命運は間もなく尽きると。
  さて私はちょっと用事があるのでそろそろ失礼する」
ネ「まだ終わってない」
メ「あぁそうだった。キーメーカーを君達に引き渡す理由は見当たらないな。あれは私のものだ。理由など全く無い。
パ「どこへ行くの?」
メ「おいおい今話したろ、我々は因果関係の虜。ワインをたっぷりのべば行きたくもなる。原因と結果だ。au revoir」
(手下がトリの肩に触れようとする)
ト「もし触れたらその手はもう二度と使えなくなる」
683名無シネマ@上映中:03/06/17 02:37 ID:8ZJkMOeq
補足(パーセフォニーが去った後)

メ「なるほど、いいだろう。どうなるか楽しみだな。お前達、キーメーカーを抑えろ!」
(ツインズ消える)
ト「なかなかやるわね」
キ「私は戻らない!」
(キーメーカー逃げ出す。後を追おうとするモーとトリに)
ネ「俺が片付ける」
メ「片付ける?片付けるだと!?前任者達はもっと敬意を払ったぞ!」
(手下が銃を撃ちまくるがネオは全て弾を止める)
メ「なるほど少しは出来るな。殺せ」
(途中、剣を手で受け、血を流すネオを見て)
メ「見ろただの人間だ」
(結局ネオはメロの手下を全て倒す)
メ「女って奴は本当に頭に来る!いいか忘れるな私の言うことをよく覚えておけ。私はお前の前任者達を見てきた。お前の最後も見てやる」
(メロ、ドアの外へ)