「めぐりあう時間たち」アカデミー主演女優賞N・キッドマン2
おはようございます。
2ちゃんねるのマトリックスの世界が理解できない、ラブシネマです。
いつの間にやらコテハンに戻ってるし。
さて、本日は気が変わり、ウディ・アレンの二本立てにしました。「誘惑のアフロ
ディーテ」「スコルピオンの恋まじない」ですね。
で続く。
映画を監督で見る習慣はあまりないのだけど、アレンの映画は昔からよく
見てます。さっき数えたら、今日ので21本目。
最も数を見てる監督です。最近のはあまりぴんとこないんだけど、これだけ
見てるんだから嫌いじゃないのでしょうね。
ちなみに現役の監督で、封切られると必ず見るのは、デビッド・クローネン
バーグくらいかなあ。あとは監督で見ることはあまりしない。
往年の巨匠は別ですよ。フェリーニとかそんなのは別格。
実は恥ずかしいことながら、20本近く見ている外国の監督がもう一人いて、
スピルバーグなんですねえ。
近作「A.I.」「マイノリティ・リポート」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・
キャン」の3作はひどかった! もう駄作を絵に描いたような作品でしたね。
最後のは呆れて途中退場。めったにしないことですよ。記憶にあるのは
むかーし見た「ドクトル・ジバゴ」とか。あれもひどい。
312 :
((≡ ̄♀ ̄≡)):03/06/14 06:51 ID:D8akaijJ
けちょんけちょんに言っている「TWA」ですら、きちんと最後の涙まで
つきあいましたからねえ。スピさんがいかにわたしにとって最低の監督に
なってるかがわかる。
映画監督についてちょっと書きますね。わたしは約30年間映画をリアルタ
イムで見てきたので、監督の栄枯盛衰を知ってます。一例を挙げるなら、
タランティーノ。90年代のヒーローです。
「レザボア・ドッグズ」「パルプ・フィクション」は見事な傑作。だけど
その後の2作は沈没で、今や公開する映画すらない。
フェリーニ。この人も晩年はひどかった。
ボグダノビッチ。この人は「ペーパームーン」「ラスト・ショー」という
宝石のような名画を撮った後、駄作の山を築きます。
映画監督って、ごくごく少数を除いて、ピークは10年もないんですよ。映画
はしょせん旬のもの。それがわたしの映画歴における結論です。
「めぐ」の監督(名前失念!)も、2作だけ傑作を撮って消えるでしょうね。
そんなもんです。
みなさんも、映画は旬のものと割り切るといい。
だからDVDで繰り返し同じ映画を見たりする暇があったら、封切りで1本
でもたくさん見ることを薦めます。
映画は数です。まず数を見ないと話にならない。これは本も同じ。
「めぐ」のような宝物のごとき名画に出会えたことを喜び、次なる邂逅を
待ちましょう。