【ラッパ社長】永田雅一について語れ！【大映社長】

かつては映画に、野球に辣腕を振るった永田雅一、
経営者としては？だが、なぜか憎めない･･･
「無法松の一生」「王将」「羅生門」「雨月物語」「近松物語」･･･
永田大映の名作を挙げていったらきりがない･･･
とにかくこの偉大なる人物について語れ！！

エロ装束ちゃん？　２ゲトー

溝口・黒澤・市川・山本・増村･･･
今考えると凄いね。
それを使いこなしたんだから･･･

>>1
> 経営者としては？だが、なぜか憎めない･･･

60年代においては、他社の作品と比べてみれば、
プロデューサとしての力腕は超一流と言っていいでしょう。

当時の松竹みたいにただただ頸を切るのが
経営者として立派というのなら悲しいね。
不動産で食っているようなのは映画会社じゃないし。

ただ、山本富士子の件はなんとかならなかったんですか!?と言いたい。
これだけは何があっても許せない。

「女優を妾にしたんじゃなくて、
妾を女優にしたんだ。」
おっと間違い、これは大蔵社長のことだった。（ｗ

大映スターズ
大映ユニオンズ
大毎（毎日大映）オリオンズ
東京オリオンズ

私財で東京スタジアムを建設

映画だけじゃないよねー

東京スタジアム、狭いけど当時とすればモダンな球場だったんだろ？
今どうなってるんだ？

>>8
http://homepage2.nifty.com/ranbee/kikou/kikou02.htm

野球は余計だったな。まったく儲からんもんな。
まあ映画の場合と一緒で、野球と選手を愛していたらしいが。

竹中工務店に売却し、その後東京都が買い解体され、現在は公園、野球場等になっているはずです。
ここで東京オリオンズの試合を見たことがある。
成田や木樽が投げていた。

組合に対して「これ以上出せ（賃金）言う事は尼にマラ出せ言うことや」

『羅生門』の試写を見て開口一番
「なんかよくわからんが、えらい高尚な映画やのう」
と言い放った男

大当たりする娯楽映画だけでなく、赤字でも文芸作品を作らねばいけないと
言っていた活動屋

もともとは、京都の「若い衆」だった。

田宮二郎を首にした。

　　　　 ,' ／　　 　 　 ,ヽ 　 `､　`<／':, ':, （　さくらちゃんに処女を捧げますわ。
　　 　 ,''´　　　 ':, 　 　';,ﾞ:､ 　 ';,　 ﾞ､　 ';, ',（
　　　 ,'. 　 　　　 };　! 　',',|ﾞ､　 lﾞ, 　 !　 |', ! ￣￣￣￣￣￣￣l／￣ヽ ヽ､￣':,￣
　　　 !. 　 　 | 　 |l　|;　 | ! ,l　 N 　| 　,' |l .,'　　　　　　　　　　　　　　ﾞ､　 ＼ ',
　　 , |　|　　.,'|　 ﾚl ,'.l　,' 　 ! /　} /　/　'./　　 　 ,:' 　　,., 　 　 　 　 　',_..-''" !
　　 ! |　!　 .,' レ/ |/ |.,:' 　 ﾉ"_　",'／　,〃 　 　,,;'' 　　.,',' 　 　 　 　 　 } }　 　!
　 　| | ,'| ,,/イ, '　´　'´　　　,;:=::ｯ1}-;＝=;;;;;;;; '∠_　　,:'/　　　　 , , 　 　|,' 　　!
　l　 ',',.ﾚ!./ ﾉ' _.......　　　　　´　　 | |　　　 ￣｀ﾞﾞﾞﾞ"￣'´'､_　 　　,':,'　　, ,' 　　 !
　 !　 ',', l'　_,;;:'''"ﾞﾞﾞ` 　 　 　 　 　 l lヾ:､　..___　　　　　　`ﾐ;;､　/:/ 　 ,'.,'　　　|
　 ', ',　ﾞ;､ ﾌﾞ´　.....::::: 　 　　' 　　,ｨ j ...｀ﾞﾞ'＝= 　 　 　 　 　｀ヾ､<. 　,:',:'　　　 !
　', ', ':,　',` U ::::　 　 　､:::ｧ' 　／!| j　::::::::...　　 　 　 ,､ヽ._ 　　｀>ン'´　　　　|
　 ';, ':, ':, ヽ.._u　　　　　　　／ｨ　!ﾚ､　　　　　　　　 ....ヾ::､､ ,イ〃　　　　　　|
　 ':,''i:､ヽヽ.ヽ ｀｀ﾞ`' ー-,＜_ノﾉ.,ｲ|_|ヽ　　　 ` ｰ　´　::::::... ,:'.ノ','　　　　　　　!
　　 ｀',',`ヾ;､ヾ:､---‐‐‐'´　{イ´,','/ 　ヽ 　 　　　 　 　　ノ' ´ l !　　　　　　　|
　　　　ヾ;ﾉ `ヽ､｀　　　　　 '｀`ｿ'ｰ‐‐‐-､` --,-‐‐‐ ' ' ´　 　 | | 　 　 　 　 　!
　 ￣￣　ヾ;､　＿＿∧＿＿ノ'＿＿＿__｀ヽ〈___｀ヽ､＿________|_|＿_＿_＿_＿l＿_
　　　　　　　`（
.　　　　 　 　 （おちんちんなんて付いていないのに・・なんだろこの気持ち

片岡千恵蔵の「七つの顔」シリーズについて、
「股から拳銃のようなレベルの低い作品は作らない」と言ったので、
知恵蔵が怒って大映を飛び出した。。。
あと、製作：永田雅一というのは、当時の大映の活動屋にとって、
一つのブランドと言えるのではないか？

会社が潰れそうな時に直営映画館を売っぱって、
スイスの銀行の個人口座に100億円の隠し金を貯めた。
それをばれて「この金でりっぱな映画を作ってくれ」(w

>>17
大映の負債って55億ぐらいだったんだろ？
正常な資金運用をしてれば、大映は生き残れたんじゃないのか？

田宮二郎の芸名は当時の大毎の強打者・田宮謙次郎にあやかって永田が決めた。
長谷川一夫という名の投手がいると聞いて入団させたが入団１６年目で初登板、
その日敗戦投手になったきり二度と投げなかった。

大毎の4番山内と、阪神のエース小山のトレード･･･
その時のコメントを当時の新聞で読んで、
結構進歩的な考え方してるじゃん！と思いますた。

あぼーん

永田って健全映画、義理人情の映画が大好きなのではないの？
よく「鍵」という変態映画を作るのを許したな（ｗ

>>6
浅草キッドの水道橋博士が永田雅一のエピソードとしてそれを語っていた。
違う！違う！大蔵貢！と見ていてイライラした。

もう、多分、ウマが合う奴意外とはダメでしょうね。この人。
スケールの大きな人ではあるけど。

黒澤はウマが合わなかったんだろうな。
マジメ人間、頑固一徹だもんな。黒澤は。

溝口もマジメっちゃあマジメだけど、多分永田とは合ったんでしょう。きっと。

>>16
それが、時代劇ファン層を東映に持っていかれる遠因になったのかも？

>>23
大蔵と永田って、混同され易いよな。

キネマ旬報社から出版された、新興キネマ時代くらいからの知り合いで
戦後も大映役員となって倒産直前まで永田と一緒だった人の、永田評伝
本を読んでみると、永田は非合理の成功者だなぁと、思った。

また、溝口との関係は、組の親分の女だった女性を好きになって
肉体関係を持った溝口の為に筋を通し、二人の結婚の際に、
当時二十一歳で媒酌をつとめて以来からの親友だから、他の
監督との関係とは、また別のものがあったはず。

あと、東京スタジアムに関しては、昭和３６年７月に大映を倍額
の四十億円に増資して、増資分の大半を建設費にするが、８月には
もうすでに大映本体は無配に転落してしまっていたそうだ。

ちなみに永田の映画以外のキーワードとしては、ヤクザ、宗教、
政治、野球、競馬、女などがあげられると思う。

>>26
大映も、良かったのは６０年頃までで、以後の内情は火の車だったのでしょうか？
良かった時期は、撮影には幾ら注ぎ込んでも許された、本社から「とにかくカネを
使え」と言われる程だったそうですが。

経営については、日活もひどかったらしいけどね。他社も・・・日本映画界は、結
局、経営者に人を得ていなかったようですね。

６７年頃、日活が突如「大巨獣ガッパ」を作りますが、これは、政府から、
日本映画の輸出に対する補助金を、映画界が騙し取って（！？）作ったと
聞いたことがあります。東宝の怪獣が海外に売れているから、怪獣だ。という
安直な発想。そんで、製作費を浮かせて、浮いた分を経営に補填したとか。

・・・当然（？）、永田が暗躍したようですが、大映はこのカネで何を作った
んですかね？　７０年のダイニチとなると、もうヤケとしか思えません。

・・・まあ、ガッパは好きだし、末期大映・日活作品には、奇妙な味の映画が
あって、それはそれで面白いんですがね。「マーちゃん、大映を助けてくれ」
と、マキノ雅弘を連れてきたのも、「マーちゃん」仲間の永田だったそうですし。

永田の女好きは、余りにも有名。中田康子がそうで、わざわざ主演のミュージカル映画
『アスファルト・ガール』を作くらせた。
例の、山本富士子事件も、一説には富士子が断ったからだともある。
千谷道雄さんの『幸四郎三国志』によれば、佐野博というマネージャーが嫌いで、
こいつを切らない限り使わない、ということだったようだ。
要は金の配分である。当時、彼女は結婚して生活を独立する時期だったのだ。

山本富士子の件は、交渉の場における感情のもつれ、って事だと思う。
永田がその後いつまでも許さなかったのは大人気無い。

田宮次郎の件は田宮のわがままと言う事で、
よろしいですか？

田宮二郎、大映東京撮影所を買収しようとしたんだっけ。

学生時代にテレビのバイトで、田宮二郎ショーの手伝いをやったことがあるが、かなり神経質そうな人間だった。
日野テルマサなどを使い、相当無理している感じだった。

>>33
かなり貴重な体験をされていますね。

＞かなり神経質そうな人間だった。

やはりそうでしたか。そういう人は、心を病みやすいんですよね。躁鬱病になるの
も当然でしょう。神経症などの癖もあったんだと思います。

生まれつきのものだとしたら、可哀相でしたね。

タ〜イム、ショック!

すみません、山本富士子について詳細を....

一応、大映との契約では、年間二本の他社契約を認めるはずだったんだけど、
実際には年間一本にとどまっていて、豊田四郎の「憂愁平野」に出演の際は、
他社の社長から五社協定違反と非難される。
63年の大映との契約更新の際、山本富士子が大映二本、他社二本の優先本数契約を
申し出たところ、大映は「専属かフリーかのいずれかを選べ」と返答。
晴れてフリーになり、山本富士子は、円満に退社できてウレシイと語ったが、
大映の専務永田秀雄は
「他社が山本くんを使うのは自由だが、それは各社の良識にお任せします」
と発言。暗に圧力がかかり、映画はおろか、しばらくは舞台、テレビまで
ほされたとさ。という話。
永田雅一は、困ったことがあったらいつでも戻っておいでと山本富士子に
言ったそうだけど。それを狙って、わざと困らせたのかな。

山本富士子以外に五社協定の犠牲になった人って他に誰がいる？

三國連太郎も松竹退社を巡って少しの間揉めたんじゃなかったっけ？
けど、この人は割と早くフリーとして復帰できたよな
やっぱ三國ほどの卓越した演技力とカリスマ性があれば
ほっておかれないということかな

中田康子って、元は東宝の俳優だったのだが、
ラッパが熱を上げちゃって、移籍させちゃったんだよね。

代表作は…『ラドン』でラドンに殺されるお嬢様かな？

>>39
代表作はやっぱ「四谷怪談」のお岩さんじゃねーの？

中田康子が『ラドン』に出ていたかは、記憶にない。
代表作は、三木のり平の恋人役だった「灰神楽三太郎」シリーズではないか。
これは、数年前に見たが、実に可愛かった。

確か東宝に所属していた長谷川一夫は、
なぜ大映に移籍したのかな？
やはり借金で永田に弱みを握られていたのかな？
それと、バンツマ、知恵蔵、右太衛門、アラカン、の4大スターを
昭和20年代前半にリストラしたのは痛かった。。。
そのせいで後年、東映の猛反撃を受けるわけだから･･･

長谷川一夫の顔を切った犯人の黒幕は永田雅一という話を聞いたことあるが
その二人が手を握って大映で映画作るなんて
芸能界って凄いところやね

>>38
日活復活対策の五社協定以後に限っての話だが、
フリーになれるかどうかと、役者としての技能、人気はほとんど無関係に見える。
業界における人間関係、フリーになる時期、それも斜陽期かどうかがキーなんじゃないか。
そもそも会社と揉めた人だけ排斥する協定のようだし。

それから山本富士子の件は、マネージャが舵を取り違えたと思う。
揉めてしまった。もちろん悪いのは六社協定、大映側なんだが、
山本富士子の映画俳優人生をふいにしてしまっては元も子もない。

『私は二歳』『雪之丞変化』とトラブル前の快進撃を観ると、残念でならない。

監督協会で積極的に五社協定問題に取り組んでいた小津は、
死に至る病の中、山本富士子問題に心を痛めていたのだろうか。

>>38
> 山本富士子以外に五社協定の犠牲になった人って他に誰がいる？

川本三郎のインタビューによると、前田通子も犠牲者だね。
志村敏夫も一緒に辞めたエピソードは泣かせるね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163523901

確か永田って、その後大映の経営を引き継いだ
徳間康快から、
あなたは「政治と宗教、そして女で破滅しましたね」
とか言われて、烈火のごとく怒ったとのエピソードがあるそうだ。

>>46
だって正妻おいだして、芸者と結婚したからね。
いまのTBSラジオにいる永田プロデューサーは、
芸者の孫。

市川雷蔵　若尾文子　山本富士子
勝新太郎　長谷川一夫　田宮二郎　川口浩
本郷功次郎　川崎敬三　宇津井健　中村玉緒　水谷良重

増村保蔵　森一生　田中徳三　溝口健二　三隅研次

永田雅一

京マチ子 叶順子

市川崑 吉村公三郎 衣笠貞之助 木村恵吾

和田夏十 川口松太郎

内藤昭 水谷浩

>42
長谷川一夫が東宝から大映に移籍したのは、新演技座の債務の整理である。
戦中から戦後にかけ新演技座という劇団を持っていた。
戦時下は映画は本数も少なかったので、多くのスターは劇団を作って地方をまわった。
地方の方が空襲もなく、食料事情もいいということもあったようだ。
だが、戦後のインフレで劇団経営は金のかかるものになり、長谷川は膨大な借金を背負った。
そこで、借金を肩代わりすることで、大映に入ったというのが、その間の事情のようです。
だから、初期の大映の作品は、新演技座との提携になっているものがある。
これは、一種の残務整理だったと思う。

「スクリーンに何も写さなくても客は来るが、
それでは可哀想だから一応映画を上映している」と永田が言ったと、
大島渚が「日本映画百年」の中で言っています。
そのくらい人がきたのでしょう。正直な人で、私はとても好きだ。

「日蓮」とか「釈迦」とか、
宗教の臭いがする映画を結構作ってるよな。
あと、「黒部の太陽」が作られた直後の、キネ旬のトピックジャーナルを読んでみると、
「これで永田さんの好きな大作映画を作れるよ」
と発言してた記者がいる。
やはり永田社長はそういうのを作りたかったのかな？
大映の晩年、錦ノ助と勝新を共演させて大作を作った事もあるし…
そう考えると、５社協定は永田社長にとっては弊害の方が多かったんじゃないのかな？

>>47
永田の奥さんと呼べる人は、永田秀雅（大正１４年生まれ）の実母だった
キサエという人はいるが正式の結婚ではなかったらしく、その後当時の
京都市長の仲人で大河内喜久子と結婚（昭和７年）するも昭和１３年
喜久子が死去、そして昭和１５年に先斗町の営業組合の組合長もつとめる
一流のお茶屋の養女で芸妓だった谷口文子と結婚という履歴になっています

だから、TBSラジオにいる永田プロデューサーが永田秀雅の子供ならば
（ちなみに永田秀雅も日大建築学科卒業後、一時建設省に勤め、その後
ＴＢＳの前身・ラジオ東京に創立当初から勤めた経験がある）、芸者の孫
というのは微妙に違うと思う

ただ、永田秀雅の奥さんはフロリダというところの元ダンサーらしいが･･

永田秀雅か…。
「ガメラマーチ」の作詞は彼だな。

>>50
新演技座失敗の為、多額の負債を抱え高利の金まで借りる状態にあった
長谷川一夫に対して、永田は弁護士をたてて債権者にあたらせ、新演技座
の負債全額を肩代わりして返済、一方長谷川は昭和２４年末から２９年に
かけて大映の作品３５本に出演して返済したそうです

ちなみに、昭和２６年頃の長谷川一夫の映画出演料は一本２００万円で
日本映画界のトップでした（当時の総理大臣の月給が６万円、映画館の
入場料が８０円の時代）

>>52
元々、永田は制作出身でフリーブッキングの大作一本だて興行論者だった
から、事実上の五社協定を壊した「黒部の太陽」で、これまでのブロック
ブッキングがなくなっていくという方向は望ましかったのかも
特に大映は直営の有力映画館をほとんど持たないため興行部門が弱く、
制作部門がほぼ全てという会社だっただけに・・

惜しむらくは、大映が全盛時代だった昭和２０年代中頃〜昭和３０年頃
にかけて、有名な六割配当なんかを続けず、かつ、小林一三の言葉に
惑わせられずに、丸の内など有力地に直営劇場を作るなど資本の
拡大蓄積をやっていれば、もう少し大映は長生きしていたと思う

あと、全盛期の日本映画はブロックブッキングシステムで、映画会社の
制作・配給・興行が一体だった時代なので、五社協定は必要悪だった
かなと、個人的には思っている

永田は、現在の評価はともかく当時は最前衛の一人だったアラン・レネの
『２４時間の情事』を作らせたのだからすごいのではないか。
この題名を言ったとき、「一日中やっている映画なのか？」と聞いた奴がいた。

勝新とテッシーこと勅使河原宏とで「燃えつきた地図」という
訳のわからなすぎる映画を実現させたのもこの人でつ

昔購入したビスタビジョン・カメラにシネスコ・レンズを付けて、７０ミリにして、
スーパー・テクニラマとして『釈迦』や『秦始皇帝』（愚作）を作ったというのは、リサイクル思想というか、
かなりせこいよね。関西人の発想かな。

ヤクザの発想だよ、キミィ。

>>58
ビスタビジョンカメラを使用した、スーパー・テクニラマ方式による７０ミリ
作品の制作を、アメリカから昭和３５年に正式に要請されたみたい

ビスタビジョンは３５ミリフィルムがレンズ面を横に走るので、二コマ分を
一コマとして、１．５の圧縮比をもつアナモフィクレンズをかけて撮影し、
そのネガから画像の真横を１．５倍に広げながら焼き付ければ、他の方式
と同じような７０ミリのテクニカラープリントが出来るそうだ
また、ネガを縮小したシネスコ版も７０ミリからだけにシャープな画面で、
画調もすぐれていたらしい

『釈迦』は比較的いい画面だったが、『秦始皇帝』は、作品もひどかったが、
画面もよくなかったように憶えているが。

>>61

個人的にはその二作好きでした。
名前を挙げてくれたこと感謝します。

>惜しむらくは、大映が全盛時代だった昭和２０年代中頃〜昭和３０年頃
>にかけて、有名な六割配当なんかを続けず、かつ、小林一三の言葉に
>惑わせられずに、丸の内など有力地に直営劇場を作るなど資本の
>拡大蓄積をやっていれば、もう少し大映は長生きしていたと思う

たしかに新興の東映が、「東宝、松竹に追いつき追い越せ」
とばかりに劇場チェーンの拡充に努めていたのとは、正反対の
姿勢だったからね。
現に俺の住んでいるとある地方都市では、一時期メインの上映館
が無かった事すらあるらしい。
でも「小林一三の言葉」って何？

>>61
おそらく、「釈迦」のプリントが新しいのに較べて、「秦始皇帝」のプリントは
古いモノで、あまり画像が良くなかったのかも・・
（昔、ＣＳで放送されたとき観た「秦始皇帝」は、かなり色が褪せていた代物
だった・・）

ちなみに、最初の「釈迦」７０ミリフィルムの現像は、パテントの関係か
何か知らないが、わざわざロンドンのテクニカラーの現像所でされたみたい
また、公開当時、釈迦の史実と異なる内容について全日本仏教会代表より
抗議をうけ、永田の「これは法難だ」発言があったそうだ

　＞＞64　ていうかタイの仏教会からも抗議されて、結局ロケできんと福知山にセット
　　　　　組んでましたもんな。

>>63
永田曰く、「当時の大映は儲かって儲かってカネはクサルほどあった。
その時ワシは、この金で丸の内に大映の直営劇場を作ろうと考えていた。
ところがその話をある席で、東宝の小林一三翁にすると、永田君、君は
グランプリ・プロデューサーだ。
コヤを作るなんて考えないで、質のいい映画をつくることに専念してくれ。
僕は百館主義の興行者だから、コヤの方は任せてほしい。君が質のいい
映画をつくれば、それをかける劇場は僕が責任を持って提供する」と言われ、
あっさりその構想を捨てたそうだ
もちろん約束は守られなかったが・・

その他、大映の�ｂQで営業担当だった曽我正史（後に日映事件の首謀者）は
京都の三条大映を建設するときもそのことを知らず、あんなところに建てる
のなら外にもっといい場所があったのに、と言ったほど、チャンスだった昭和
２０年代に、事務系の人たちと上手くいっていなかったことも、大映の興行部門
が弱体のままだった原因かもしれない

また、他社よりもいち早く上昇して、昭和２６年には既に安定期になり、
昭和２７年〜２９年に全盛期を迎えた大映は、日本映画界が全盛期に入る
昭和３２、３年頃には早くも下降戦を辿りはじめ、昭和３４年以降はその状態
が徐々に顕著となっていく状態だったので、いったんチャンスを逃した大映は、
より一層、有力興行館を持つ余裕がなくなり、五社の中で真っ先に体力が
なくなってしまう結果になった

ちなみに、昭和３８年の頃の大映の興行館数は１７００〜１８００館で、２００館
程度が歩合、残りの１５００館あまりが単売館となっていたが、有力な直営館
は少なく、専門館にいたっては東映の四分の一にすぎなかったそうだ

そして、月間配収予想をたてるためのデーターを集める大映主要四館も
大阪北の梅田大映、南のアシベ劇場、名古屋駅前の名古屋大映、東京浅草
の電気館となっていて、他社と比較しても、かなり興行部門が弱かった

>>66
> また、他社よりもいち早く上昇して、昭和２６年には既に安定期になり、
> 昭和２７年〜２９年に全盛期を迎えた大映は、日本映画界が全盛期に入る
> 昭和３２、３年頃には早くも下降戦を辿りはじめ、昭和３４年以降はその状態
> が徐々に顕著となっていく状態だったので、

会社経営、興業成績の上ではそうだったと思うが、
60年代は、作品の品質において他社の追従を許さない。

>>66
昭和30年代で、東京の主要館が「浅草」
ってのは、確かにつらいものあるな。

河野一郎が政権を獲っていたら､大映も潰れずにすんだ。

大毎・東京オリオンズの優勝、東京スタジアムの建設、永田オーナー殿堂入り等、
現在の視点から見ると、成功しているように思えるが、
実際は、永田の野球道楽が永田大映のクビを絞めてしまったんだろうね。

『羅生門』の時は製作・箕浦甚吾とクレジットされてるから、
永田としてはあんまり力を入れていない作品、ということでしょう
やっぱり、製作・永田雅一と入れる作品は巨匠の作品や外国の映画賞狙いの作品、
それにヒットシリーズや超大作だけなんですか？

以前ＢＳで予告編の特集をやったとき、『雨月物語』では説明で「王者大映のみがなしえる文芸大作」とあった。
同様に、日活の予告編にはしばしば「大日活」と出てくる。
そのくらい自信があったのでしょうね。
当時は、東映など三流会社だし、東宝もまだ再建途上、松竹は『君の名は』以後はさっぱりだったのだから。
西河克己は、小津なんて一本も当たらなかった、と言っている。

>72
その頃、大映の興行部門の弱さを指摘する人いたの？

そりゃ、数みりゃわかるでしょ。
新東宝がスターを山ほど抱えて出発したのに、
上映館の問題でどうにもならなかったのはみんな知ってることだし。

質問
ここで、大映の興行網の弱さが指摘されてるけど、
日活の興行網もやっぱり弱かったの？

日活は、もともと戦争中の映画会社統合のとき、旧日活の興行部門だけが分離されて生き残ったので、
戦後も映画館は沢山あり、外国映画の上映で生きていた。
それが、日本映画が余りに儲かるものだから、堀久作は映画制作にも乗り出した。
だから、当初日活は直営の立派な映画館を沢山持っていた。
しかし、不動産事業等の失敗から、徐々に切り売りした。最後は、大映と同様に映画館がなくなってしまったのだ。
興行の失敗というより多角的事業の失敗だろう。

日活は経営は多角だったかもしれないが、
初期を除いて映画の幅が狭い。
日活アクションの時代じゃなくなったが、
他の作品をつくる力がなかったということも大きいと思う。

大映のようにピカッと光って終われなかったと思う。
まあにっかつになってから光まくりだったわけだけども。

逆に大映は映画専業を貫いて、結局行き詰った
わけだが・・・・。

でも大映も日活も、それなりの形で残ってるのは凄いよな。

age

>70
大毎東京オリオンズが優勝したとき、永田ラッパが胴上げされたんですってね。
今なら巨人の優勝でナベツネ、ダイエーの優勝で中内が胴上げされるようなも
んだから、当時の永田ラッパは名物オーナーだったんでしょうね。

>>80
ラッパは選手からも好かれてたよん。ナベツネと違ってね(w

>>80-81
ちなみに東京球場のロッカールームは、
当時では考えられないレベルの居住性だったらしい。
またこの球場は、当時としては珍しいバリアフリーの
球場だったとのこと。
永田って、結構理想主義者だったのかも？

東京スタジアムは狭いグラウンドと情けないスコアボードと香ばしい立地以外はメジャー級だたーよ。

確かに「パリーグの父」と呼んで良いほど、永田はパリーグのために貢献したけれ
ども、映画界からすると、東京スタジアム建設資金などで、結果的に大映の資金を
食いつぶさせるなど、今なら株主訴訟があってもおかしくないほどの経営で、結果的
に大映崩壊を早めることになってしまったからな−。

東京スタジアムが１０年でなくなったのも、最初の借金が返せなかったのが原因だし。

ちなみに、岸信介とのツテでをロッテに株を譲渡してスポンサーになってもらい、オーナー
を続け、昭和４５年にオリオンズが優勝して、永田も胴上げされたが、翌昭和４６年１月、
ロッテに経営権を完全譲渡して、プロ野球界から去ることになった。

あと、金も出すが口も出すプロ野球オーナーの典型らしく、日本シリーズ中作戦に口出しし、
４連敗となると顔もあわせないまま西本監督解雇、小山−山内世紀のトレード、昭和３９年
球界初の海外ハワイ・マウイキャンプなどの逸話だけでなく、田宮二郎や山内敬子など
自チームの名選手から大映の役者に芸名をつけたり、自分と一字違いの永田善一
という新人選手をとったり、長谷川一夫という同姓同名の左腕投手をなにがなんでも
と入団させたりといったことがあったそうだ。
関係ないが、長谷川一夫は入団１６年目で初登板するも、初球を打たれて敗戦投手
になり、以後外野手で終わったため、試合数１・投球数１という珍記録を持っている。

>84
その身売りの時の記者会見で、感極まって号泣したらしい。
身売りの記者会見で号泣したオーナーってのは、
後にも先にも永田だけらしい。

おいおい、>>84の馬鹿。
どっかの本を丸写ししてんじゃねーよ。
初老性著作権理解不能症かよ。

>>86
一応、手持ち資料を抜粋して自分でまとめた文章で、完全な丸写しとは違うと
思うが・・・。
正式の論文風に、引用資料をいちいち書き込め、というなら話は別だが。

ちなみに、オリオンズとロッテの縁は、当時永田が仲の良かった岸が韓国利権
に強く、その線からロッテが浮かび上がり、岸の秘書だった中村長芳が手助け
して結びついたそうで、その後も中村長芳はパリーグ存続の為、ロッテのオーナー
を永田から引き継いだ後も、太平洋クラブライオンズなどのオーナーも勤めたそうだ。

>>87
つい剥きにいいすぎた。すまん。
しかし、それだけの長文にまとめ上げるからには、参考にした文献は記述した方がいいと思う。

>>84ではないが、
鈴木晰也「ラッパと呼ばれた男 映画プロデューサー永田雅一」キネマ旬報社
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=06961314
くらいあげときますか。取り寄せ不可らしいですな。

これも。
杉森久英「昭和の怪物たち」河出文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309402402

マジ　　　　　デス　　　　　　カ？　　　　 ト、　　　　　　　イッテ　　　　　ミル♪
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あげちゃう

あぼーん

永田ラッパの孫がTBSに入ったのも、祖父の「業界での」知名度のおかげだろうか。
まぁ、その孫の功績は「伊集院光をTBSに連れてきた」程度だが(w

あげ

>>94
それってとてつもない大功績なんだが。

カツシンの伝記本「役者バカ一代」に、
カツシンの一生と併記して、永田社長の一生も書いてあります。
ただ、この本、どこまでが本当で、どこからがフィクションなのか良くわからない
のが難点。

　__∧＿∧_
　|（　　＾＾ ）|　＜寝るぽ（＾＾）
　|＼⌒⌒⌒＼
　＼ |⌒⌒⌒~|　　　　　　　　　山崎渉
　　 ~￣￣￣￣

寝さらせ

100

>>94
父親（秀雄）がラジオ局出身っうのもあるじゃないの。

このスレの住人に、マリーンズのファンクラブに入ってる人いる？
こないだ、最新の会報が届いたんだけど、それに永田雅一が連れてきたという
「長谷川一夫外野手」の事がちらっと載ってた。
ちなみに、背番号ヒストリーみたいなコーナーに載ってた。
(今回は背番号９特集。今でいう福浦の背番号ね)

★★★映画は大映★★★
★★★野球も大映★★★

　　　　 ∧∧ ／＼ｶﾞﾁｬ
　　　　(,,*ﾟ／　／|>　　,◇
　 　　　ﾉつ､／||◇γ
　 　　（＿,,う▲□□凸□
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣


　　　　　 ∧ ∧ 　〜♪
　　　　　 (*ﾟーﾟ)
　 　　　､ﾉ　つＣ□
　　　　（＿,,う▲□□凸□
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★★
　　　　　口◇口口☆　　　■　　　　　　　　　　　　age!!
　　　　　　　　　　□　　　☆口口◎口　　　　 ∧ ∧
　　　　　　　口　▽　　　▼　　◎　　　　　　　(*ﾟーﾟ)
　　　　　　 ○　　　　　　　　　口　　　　　　　 /　　|
　　　　　 ▼　　　　　　　　　 ○　　　　　　〜（,＿,,ﾉ

大映出身監督と言えば市川崑か・・・。
「黒い十人の女」「穴」の頃は良かったのにね。
「天河伝説殺人事件」なんて、安物の２時間ドラマみたいだもんな。

>>105
> 「黒い十人の女」「穴」の頃は良かったのにね。

こういうの、キャストさえ、今時の若いもんに人気のある人選べば、
市川崑監督で客呼べると思うけど、脚本書く人がねえ…南無

永田ラッパの孫は、今頃何してるのかね・・・

（＾＾）

　　　　　　 ,,,..
　　　　　　　 (Θ=-
　　　　　　　 |.|
　　　　　　　 |.|
　　　　　　,,ノﾉ
　　　　 γ (,,ﾟДﾟ) 　　＜折らないか
　　 　'彡 （ﾉ　ﾉつ
　 　 　　'''U"U
　　　　 　││
　　　　 　││
　　　　 　││
　　　　 　││
　　　　　 "　 "
燃やされた千羽鶴を取り戻すため、今現在有志が折り続けている模様。
14万羽に届かなくても、被災者に哀悼の気持ちをささげるのに
意味があるとは思いませんか？
政治思想云々抜きに、ちょっと折ってみませんか？

平和記念公園の焼けた折り鶴１４万羽折らないか？４
http://off.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1059911297/l50
まとめサイト
ttp://f18.aaacafe.ne.jp/~oriduru/
支援フラッシュ
ttp://members.tripod.co.jp/oriduruproject/index.html

あぼーん

あぼーん

あぼーん

先日「新平家物語・静と義経」を見たら、弁慶が凄いへたなので、驚いたが、
これは浜口博喜という役者で、水泳選手で活躍したので、ジョニー・ワイズミューラー
のように日本のターザンとして入社させたのだそうだ。
結局ものにならず、最後は事務職になった。

１００メートル日本記録の飯島をロッテに入れたが、これも全くだめだった。
話題だけというか、いい加減というか。

北島康介も、永田が生きていれば即入社である。
「ウォーターボーイズ・デラックス」でもやらされただろう。

「近松物語」を見た。
溝口は長谷川一夫のことを嫌っていたみたいだが、
それを起用させたのはラッパの力か？

「雪乃丞変化」を見た。昔、蠍座で見たので、今回の方が印象が深いが、照明が実に独特。
薄暗いような、淡いような。長谷川一夫の老けを見せないためだろう。あれなら林長二郎時代のファンなどは、
皺はみえなかつたろう。

この作品は、市川コンと永田の数十分の話で出来たのだそうだ。
市川が長谷川に「雪乃丞　　」をやらせてはというと、
永田はその場で長谷川に電話して制作が決まったそうだ。それからの脚本が大変だったらしいが。

↓↓↓↓↓↓↓↓
作製社會式株映大

今の大映はフィルム転がし屋っぽい

>>28
>６７年頃、日活が突如「大巨獣ガッパ」を作りますが、これは、政府から、
>日本映画の輸出に対する補助金を、映画界が騙し取って（！？）作ったと
>聞いたことがあります。

補助金を受けた最初の映画が大映の「小さな逃亡者」（衣笠貞之助監督・
モスクワ映画祭児童映画部門金賞）という映画だったと思う。

あぼーん

作製社會式株映大

明日は溝口忌。「世界的名監督」age

田宮二郎と永田の関係が知りたい。。。

雅一の孫は「ベイスターズのオーナーになりたい」らしい。
少し前の「深夜のバカ力」より。

角川→徳間大映
大映テレビ室→大映テレビ株式会社
映像京都
京都映画株式会社
ピー・プロダクション

これだけ分離してるんだよね。

>>124
意味不明

こんな感じでない？
大映株式会社→労組大映→徳間大映→角川大映
大映テレビ室→大映テレビ株式会社→倒産直前に社員が資金を調達して独立成功、現在に至る
映像京都：大映京撮の契約者有志が設立
京都映画株式会社：大映に全く関係ない。松竹系
ピー・プロダクション：あまり知らんが、大映の人が移籍。

黒澤映画でも特撮使ってれば幼児番組

日本の特撮は全て幼児番組。

釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外（ＩＬＭ）が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。

日本橋のDVDに予告編が入っていた。
そしたら最初に「映画は大映」ってバーンと出たのでﾜﾛﾀ。
いかにも永田ラッパが考えそうなタイトルだ。

昭和から平成に移るころテレビ東京でよく大映の映画を放映してた。
１９６０年代初期のものが多かったけど　みんな独特の雰囲気があって、いかにも
大映作品だという感じがあった。オムニバス映画の中で「うそ」というタイトルの
作品が印象的だった。あの時ビデオ持ってたらな。

永田氏は美人女優の愛人がずいぶんいたらしい。

最初の奥さん追い出して、芸者が本妻になったものなぁ

>131
なるほど。恋愛経験が豊かということがプロデュ−サ−としてもプラスになったん
でしょうかね。

最初の奥さんは死に別れらしい。

ラッパ社長は、帳尻球団と化した今のマリーンズをどう思ってるのだろうか・・・

>134
下位かもしれないけど、熱心なファンが多いんじゃない、マリーンズ。
前回優勝から去年までのタイガースみたいなもんでしょ。

映画は大映
帳尻野球はロッテ

age

　 　　　　∧,,∧Ｘ ノ ﾊﾍ X ∧＿∧　 i^i^i^i　∧ ∧　（（（　））） ／■＼　　　　　　　／ ＼
ヽ(`Д´)ﾉミ,, ﾟДﾟﾐ|ﾟﾉ ^∀^）（　´∀｀） (*ﾟー^). (ﾟДﾟ ,,) （´∀｀　）（´∀｀　）. ,,;⊂⊃;,､ヽ(´Д｀;)ﾉ
　 　　　ミ　　y　 つi Ｙ i |　|　i Ｙ i |と§y§[ ) y ( っ | i Ｙ i　| .| i Ｙ i　|　(・∀・∩) ∧＿∧
. ∧＿∧ﾐ　　 ┌○─○─○─○───────○─○-○─○┐【( ⊃ #）（´<_｀ 　）
（　´_ゝ｀）ﾉﾉﾉﾉ.|（・∀・）◇○CONGRATULATION！！！○◇（・∀・）|￣￣￣￣＼　　∩
∩　　　(　ﾟ∋ﾟ)| ◇　2003　　　セ　ン　ト　ラ　ル　リ　ー　グ　　　 ◇ |＼　│●　　●E　）
(　∃.　 (V⌒ヽ| ○　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ○ |　／￣＼　　　　＼
　　　　ヽl　　ｌミ ◇　　優勝　　阪　神　タ　イ　ガ　ー　ス　　　 　　.◇ |_∧ﾟ ∀ ﾟ )─　 ▼ |
.∠￣＼( ( 　|│○　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　.○ |∀ﾟ）∧＿∧ ＿人.|
　 |/ﾟUﾟ|　ｌ ｌ .|│◇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .◇ |∧∧・∀・　）_ノ

末期の大映映画って、ひどいぞー
『タリラリラン高校生』とか『夜の診察室』とか
『ガメラ対ジグラ』とかスタッフのやる気のなさが
伝わってくる

「夜の診察室」って松坂慶子主演で、
奇妙なレコードも発売されてるみたいだよな。
関根恵子主演の高校生シリーズとか、結構良い作品もあるんじゃないの？
確か大映レコードってあったんだよな。
倒産した時に整理したのか…

神戸サンテレビの阪神優勝特番に
阪神ー大毎の大エースだった小山正明が出ていたぞ

ホロ酔い気味で元気そうだった

　△
　　(*ﾟーﾟ)　ﾃﾞｰﾀｰﾜｰﾖｰ　ﾄﾞｳﾄﾝﾎﾞﾘ
(((　(νν
　　 )ノ

http://homepage2.nifty.com/sledge_hammer_web/hanshin.htm

関係ないけど、「王将」て作品、本当に昭和２３年の作品なの？
なんか戦前に作られたような雰囲気がしてならない。

戦中の頃の映画会社マークってどれも凝ってるものが多くていいけど、大映マークの方がいちばんよくできてたと思う。
ただ昭和２０年代前半の作品て作品タイトルは左書きなのに「大映製作」のとこだけ右書きなのは違和感ありまくり。

たみやけんじろう→たみやじろう

>145
柴田吾郎→田宮二郎

Σ(￣□￣;)

大映映画って得意なのはプログラムピクチャーが流行る以前
５０年代の文芸映画だけって認識でいいんかいな?

http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60232-9

>149
意味不明？
もしかして大蔵に反応してるの？大蔵は新東宝よ

山本富士子を映画界から締め出した罪は大きいわ

ずっと、ながたまさかず　だと思ってたんだけど、本当は　ながたまさいち　なのね

「中田クン、チミは素晴らしいぃねぇ。。。」

そして大映の陽は沈んでいった・・・。

ｶﾞｲｼｭﾂかな？　ググってごらん。中田康子を取材したルポがあるよ。オール中田側
の言い分だけどね。
映画女優になるぐらいだから、芸の稽古には熱心な人だったみたいだけど、華の無
さはどうしようもなかったね・・・やはり才能と華なんだよな。

森一生は、「一生懸命やる人なので、引き出してあげたかった」とか言ってなかった？
森の「怪談蚊喰鳥」は代表作と言えるのではないかな？

東京大田区の某寺に行ったら永田氏の墓があった。
近くには永田氏と親交のあった財界人萩原吉太郎（元北炭会長）や
大野伴睦（元自民党副総裁）夫妻、果ては力道山の墓もあったっけ。
力道山の墓は目立ってたが、永田氏とかの墓はひっそりとしてた。

>>155
それって、溝口健二の墓がある寺だよね? (京都は分骨)

母もののキャッチフレーズ「三倍泣けます」

>>156
それは知らなかった。

大映ビスタビジョン「地獄花」をＢＳで観る。発色が黄色みがかっていて悪く、テ
ンポも今一つで、撮るだけで精一杯だった印象だね。

鶴田浩二の性格設定は不明瞭だね。端役の山娘（役者さんの名前がわからん）に、豊満な
胸の谷間を途中まで見せられて誘惑されるのに、鶴田が逃げてしまう場面。
（当時としてはかなりキワどいサービスショットで、ズリネタにしたヤシもいたことだろう）

ここなども、この男、元々が女にストイックなのか、まだ寝てもいない京マチ子に操を立てたのか？　
よくわからん。京を邪心抜きで助ける鶴田だが、いつから京に惚れていたのか？
この鶴田は、後年の加藤泰映画のようには煩悶しないのだw

鶴田の敵役、よく観る顔だが名前を忘れた。検索すると香川良介と出た。ｊｍｄｂなどによると
柳永二郎となっている。当時の資料の誤記（恐らく、当初予定されていた配役）だろう。

　　　　　　　∧＿∧
　　　　　 　（　・∀・） 　　　　　　）)
　　　　　　 /つ（￣｀ヽO_ノ⌒ヽ 　　　　　さてと、そろそろ寝るか
　　　　　 ノ　　 ）　　　　　　　　＼ ）)
　　　　　(__丿＼ヽ　::　　　　ノ::::　）
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　　　　　　　　　　　　おまいらも、夜更かしするなよ
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　　　　　　　　　 （ ・∀・ ）
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　　　　　　(￣⊂人　//⌒　　 ﾉ　　ヽ）
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大日本映画の略で大映なのね。
ずっと大阪映画の略だと思ってた。

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　　　　　　　　　　　　おまいらも、夜更かしするなよ
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数年前に山口猛が、「永田雅一について調べている」と言っていたが、本か何かにまとまっているの?

age

まんせー

　　　　∧＿∧　　　アー 　
　　／（　´∀｀）＼
　＠と　　　　　　つ＠

　　　＠＿＠　　　ボヨヨーン
　∩（　´∀｀）∩

次スレより新設の「懐かし邦画板」
　ttp://that.2ch.net/rmovie/
に移動しませんか？
まだまだ先の話だけど、あっちの人口が少ないので・・・。

中田康子って三木のり平と関係のある人かと思ってたけど
宝塚や日劇にいた人だったんだね。波乱万丈の人みたい。
http://www.matusen.co.jp/myway/nakata/nkt00.html

個人的におすすめは社長シリーズの「はりきり社長」
あの時代にはもったいなかった。

永田さんも悲惨ですよね。
アニメを映画であると思い込んでいる徳間ラッパなんかに会社を譲渡する羽目
になってしまって。
徳間亡きあとは少しは体質が改善されるかと思ったが、次の売却先はこれまた
劇場用アニメの製作に熱心なオタク出版社・角川書店……

天国の永田氏の御冥福をお祈り致します。

永田って人物も会社経営もDQNそのものだな（藁

雷蔵が生きていれば今でも大映は生き残っていたのでは・・・

雷蔵は永田の養女と結婚したんだよな
恋愛結婚らしいが
永田と養女ということで、政略結婚と思われるのではと
気を回していたそうだ　雷蔵て繊細でマジメな人だね

＿＿ノ 　　　　　　　　　　　　　 |　　　 ＿
| |　　　　　　　 　ｳﾝｺｰ!　 　 　 |　　ノ＼__ヽ
ヽ二二 ヽ -―人 ､　　　　　　　| 　 ＼ノ（◎）
＿____／　／'（＿_）ヽ＿＿＿＿|
　　 /　 /　_（＿＿）∩　　　　　 ＼
　　 |　 |／ （ ・∀・ ）ﾉ 　　　　　　　＼
　 　.＼ヽ、∠_＿_ﾉ＼＼　　　　　　　　＼
　 　　 .＼＼::::::::::::::::: ＼＼　　　　　　　　＼

>173
早く流れてしまえ

もう話題はないのか？

映画好きにはあんまり知られてないようだが、
永田氏はあの「幻の馬」と呼ばれるトキノミノルの馬主だったんだよな。
トキノミノルを知らない競馬ファンはモグリとしかいい様がないほどの有名馬で、
１０戦１０勝８レコードという無敗にして圧倒的な強さを持った馬だった。
それに加えダービーを制覇したあと１７日で破傷風で死亡という劇的な生涯だったので
東京競馬場に銅像まで建ってる。いまだに献花ならぬニンジンが絶えん。


さらに一世を風靡したオーテモンとトーストもともに永田氏が馬主。

>>176
野球チームの他に、馬も持ってたのか…＞「深夜のバカ力」初代Pの祖父

ＴＶドラマ「マンモスタワー」(１９５８)で
映画業界をけなされて激怒したってのは
永田社長のことかな？

>>58,61
はあ？『秦・始皇帝』が愚作？　
あんな傑作がこうも軽々しく駄作扱いされるから邦画界も廃れるわけだ。
未見の人が真に受けたらどうすんのさ？

>>177
そういえば、トレードで小山を獲得した時に、永田さんが
「君に馬を一頭上げよう」
と話した所、元々競馬に興味の無かった小山が
「馬を飼える場所がありません」
と答えたそうです
で、ベンツをプレゼントする事にしたそうです

でも晩年失意の中、入院中の永田さんを見舞った小山に対して
「自分は今貧乏しとるけど幸せだよ。自分には君の様な友達がいるからな」
と言って涙ぐんだそうです

永田ラッパの葬儀の時に、元ロッテオリオンズの有藤が棺かつでたよ。
有藤が新人の時、何とか規程打席到達で３割（長嶋以来）を打たせようとして、
ラッパ直々に監督に1番起用を指令、
そしたら逆に調子崩しちゃって、３割切っちゃったんだけどね。

×有藤が棺かつでたよ。
○有藤が棺をかついでいたよ。

【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば１４日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です

>>181
ローズやカブレラに「王越え」させるべく1番で起用させ、かえって調子崩しちゃうような
事を、永田ラッパも有藤でやってたのか…ああいうのは昔からあったのね。

野球殿堂板
[毎日オリオンズを語るスレ]
http://that.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1067006878/l50

「秦始皇帝」を傑作言うてるの初めてみた
観てみようかな
でも、邦画マニアってずれてるからなぁ・・・

永田はラッパ。
徳間もラッパだった。
今は関係無くなってしまったが、鈴木敏夫もラッパである。
そこで、現大映社長の角川歴彦にもラッパになっていただきたい。
兄貴の春樹は充分にラッパだが。

角川大映ってリメイクばっかであんまし期待できそうもない・・・

楽しい動画　是非みてみてみ
ttp://www.gazo-box.com/movie/src/1074052339895.WMV

ブラクラ。グロじゃないから安心してね

>>186
素直に傑作。むしろ、ずれてる邦画マニアが三隅のスペクタクル大作とわざわざ
引き比べて駄作認定するんだよね。充分傑作なのに、ワンランク上の作品持ち出して
貶すやり方って、ある映画批評の一派が良く使うから、マニアに伝染するんだよね。

「釈迦」「日蓮と蒙古襲来」と比べて「始皇帝」はどうなんだろ？

>191
ビデオ化されてたっけ？

>>192
海外版のDVDはこないだ見かけた。
国内はワカラン。

>>191
わたしは釈迦よりはおもしろかった
馬車の合戦シーン、なかなかよいよ
宇津井健もこの映画だとかっこよいし、芝居も上手にみえる

「大映」の名前消滅だって

しにせ「大映」６２年で幕　買収の角川が再編
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000178-kyodo-ent

ソヌーピクチャーズだってオープニングではコロムビアって出るだろ。
せめてあの大映マークだけは残してくれると思っていたのに・・・。

>>195
ゲ、歴彦のバカ、何考えているんだ？

つーか、角川は、角川春樹事務所の不死鳥オープニングを抹殺しているから、
大映でも同じことをやりかねない。そんなことは許さん！

>>198
鳳凰厨よ、ここでもそんなことを言ってるのか。
春樹の名前を消すのとは事情が違うよ。

角川のバーカage

「大映消滅」にみんな無関心杉！　ｼｮﾎﾞﾝ

大映が潰れた時点で諦めてるんじゃないの

いま思えば徳間は偉かったんだな･･･
ワンマンと言われてる割には、大映の名前も消さなかったし
「徳間」の名を入れもしなかったんだから

「羅生門」の偉大さは見抜けなかった･･･
その反省から「雨月物語」「近松物語」を作ってるわけだが･･･
今話題になってるドラマ「白い巨塔」の映画版は永田製作で、
見事にキネ旬1位獲得！！
でも田宮はその後クビに･･･

>>204
> 「羅生門」の偉大さは見抜けなかった･･･

けど、製作には名を連ねなかったものの、企画はGO! サインだしているわけで…
戦前『浪華悲歌』『祇園の姉妹』を溝口に撮らせているし。

この人の不思議なところは、良作の製作に極めて寛容であるのに、
(むしろ良作をどんどん撮らせていると言って良い)
作品の質を必要以上に誇示することがなかった点かな。
客が入っているだけで中身の乏しい作品も少ないしね。

企画に対する川口松太郎との関係もよくわからない。
作品の質の維持には川口のバックアップもあったと思うんだけど。

> その反省から「雨月物語」「近松物語」を作ってるわけだが･･･

反省というか、溝口だってあのくらいの賞は撮れますよ、
大映は何本でもあんな映画は作れますよ、って事なんだと思うけど、
別に芸術指向ってわけじゃないんだよね。会社の力の誇示に近い。

芸術志向ではないけど他の会社に比べて文学色強く感じる。
菊池寛とはどのくらいの仲だったんだろ。

age