∴∵∴アバウト・シュミット∴∵∴

スレがないようなので･･･。

公式サイト
http://www.about-s.jp/

本年度アカデミー賞
主演男優賞・助演女優賞　ノミネート
ゴールデン・グローブ賞2部門受賞

ゴールデン・グローブ賞2部門受賞
最優秀主演男優賞［ドラマ部門］：ジャック・ニコルソン
最優秀脚本賞 ：アレクサンダー・ペイン＆ジム・テイラー

ロサンゼルス映画批評家協会賞4部門受賞
最優秀作品賞
最優秀主演男優賞 ： ジャック・ニコルソン
最優秀脚本賞： アレクサンダー・ペイン＆ジム・テイラー
最優秀助演女優賞次点 ： キャシー・ベイツ

ナショナル・ボード・オブ・レヴュー
最優秀助演女優賞受賞 ： キャシー・ベイツ

放送映画批評家協会賞
最優秀主演男優賞受賞 ： ジャック・ニコルソン

当るといいね〜で２ゲット

早くみたい

明日試写会いきます。だから立てたんだけどｗ

こないだスレ立ったけど落ちたのか(;´Д｀)

あ。dat落ちしてたんですか･･･。

ハイスクール白書はよかったな。
これも期待してるよ。

「ハイスクール白書」DVD持ってるけど、誰もがエロDVDと勘違いする。
全く最低な邦題だ！

あー前スレ落ちちゃったのか。
私も試写会当たったよ。早く見たい。

今日、試写会みてきました。
さすがニコルソンって感じだね、演技がうまいね。
笑いどころもあり、色々と考えさせられるとこも
あり、いい映画でした。

同じくきょう試写観てきた。なんつーか笑えて痛くてホロリ。
じじい予備軍にはかっなり痛いはず。

あのニコルソンの泣き顔で見たくなった

あ、シュミットスレ復活してるｗ

今日見てきました。
泣けたし笑えたし、淡々とリアルにコミカルに、結構いい映画だった。
役者ジャック・ニコルソンが絶品ですね。

ｷｬｼｰ･ﾍﾞｲﾂ脱いでたね。乳が････ｗ

乳にトラウマができるよ。罪な映画だなあ。

キャンピングカーっていいなあ。

この前の作品（ごめん、題名忘れた）で約束に取り付かれた男を演じていて結構
良かったけど、これはどうなの？
なんか、日本映画にアリがちな設定だけど・・・・・・・・・・

>>17
「プレッジ」だね。いい映画だったよ。
誠実な人間が誠実さの故に狂っていく、という話。
シュミットも「普通の人」が狂っていく話とすれば同じテーマなのかな？

>>17
僕も日本映画っぽいなぁと思いました。この映画。

監督が黒澤ヲタだから。

ジャックニコルソンは、いいね
マーズアタックBSで観たけど、大統領役もはまってた。

>>20
そうなんだ？なるほどねー

アレクサンダー・ペインは黒澤の墓参りのために来日したことあるらしいね。

へえ。そんなに好きなのかぁ

ｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝ

超見たい
試写会どうでした？

試写会のカキコ少ないねー。中年しか当選してないとか？

ポスターのジャック・ニコルソンの顔が、良いですね。この顔だけでも見に行きたいです。
この親父がどんなふうになるのか？そんな顔をしています。

見たけど。
最初の方で、６０代のニコルソンがアフリカの６歳の少年に手紙を書くんだけど、
そんなこと書くのか、と思うようなすごい愚痴ばかり書くのだ。
ここがびっくり。
このあとも、本人はまじめにやってんだけど、どこか変だったりして、このあたりのニコルソンの演技はさすがだと思った。
若い人妻に思わず、というあたりも、ニコルソンならでは。
ストレイト・ストーリーの爺さんでは絶対無理。

これって単館もの？

あの時、流れ星が見えたのかなぁ。

>29
>そんなこと書くのか、と思うようなすごい愚痴ばかり書くのだ。
>ここがびっくり。

そこはびっくりするところじゃなくて笑うところだろ。
相手のことなど考えない自分本位なシュミットの姿を笑いながらも、それが終盤になって効いてくるっていう設定なんだから。

「たそがれ清兵衛」とは正反対な映画のようですね。

死ぬほど好きな「ハイスクール白書」の監督だから見に行くよ。
でも間違いなく劇場はガラガラだろうね。

>>34
それはおもしろいの？

＞３２
＞相手のことを考えない自分本位なシュミット。
きついなあ、そこまで言うか。
確かにずれてると思うけど。
で、この人、結局、最後までずれてたの？

ジャックニコルソンは天才

ニコルソンって絶倫そう

age

このスレのびないね〜

のばせのばせ

楽しみだよー。試写会いったひと感想教えてください。
ニコルソンの演技のうまさは当たり前として、脇役とかどうだった？

キャシー・ベイツのヌードすごい。

>>40
アカデミー主演賞２回取ってて今回もノミネートなのに、
宣伝が少ないのかな？
ニコルソン親父は何やってもうまいのにね〜

あのポスター見ただけで映画見たくなった。

>42
キャシー・ベイツのすごさは言うまでもないとして、スゲー笑えたのが娘の婚約者役のダーモット・マルロニー。
あの髪型、あの格好。今思い出しても笑える。2枚目の素顔がサッパリ思い出せないほどのインパクトでした。

そうそう、私、以前の彼をどうしても思い出せなかった。

人妻に迫るシーン笑えた

前売りかったYO！

傑作でした。恋愛小説家を彷佛とさせる、冴え渡るニコルソンの名演が見れます。

序盤の会社の送別会の後いつも通り七時に眼が覚めて
奥さんと買ったばかりのキャンピングカーで朝ごはんを食べるところで
「これから人生の第２章の幕開けね」ト言うような事をいうんだけど、
悲しい別れを経てからやがてシュミットが奥さんに語りかけるキャンピングカーの屋根の場面で
泣けてしまいました。
そして朝がきて、奥さんの思いでを振り切って、突然強くなるシュミット！
これは余談だけど、てっきりシュミットを屋根に乗せたまま誰かが運転して
車を盗んだのかと思いました。だって変な顔で下を見てるんだもんW)

ここまで読んできて、益々見たくなった。もうすぐ公開だし楽しみです。
それにしては、扱いが悪いみたいだなこの作品。
ヤッパリＣＧを使った大作にしか興味の無い奴らが多いのかな？

見ました！
中年男性は身につまされる人が多いのでは？
こういう人って、現実にいるよね。

葬儀で奥さんを入れる棺を松の木製の安いのにしたことをとことん
娘に詰問される場面が笑いどころでなく、心に突き刺さってしまった。

ヘレンさん役の女優さん、いい味だしてた。

キャシーベイツってこの役でアカデミーにノミネートされてたけど
そんな印象残る役だったかなぁ？　やっぱりあのヌードが効いたのかな。

>>54
娘の婚約者のお母さん＆あの奇妙キて裂な変人家族のまとめ役。
んで気取りがなくて優しくて、全体を暖かく見守ってるという難しい役だったんじゃない？
スーザンサランドンとかシェールでもよかったかもしんないけど。

この映画気まずくなるようなエロイシーンとかないですよね？
母と見に行きたいんですが

>>56
特にないですよ。

>>56たた、ジャックニコルソンがトイレで一物を振り回して（以下略）

正直どうやったらあんな恐い顔になれるんだろ？
年取るごとに整形でもしたの？ってくらい恐くなってきた。
まぁ成長だよ〜って言われてもああいう成長は嫌だな。
子供が見たら泣くよ。

あの独特な眉のライン、高い鼻、薄い唇と、各パーツはハンサムなんだけど、全体の印象が言葉は悪いけど悪魔顔ですよね。

あの怖い顔であんな人間味ある役が上手いからイイよねぇ。

昨日帰りの機内で見ました。最後の少年の絵を見て毛布で涙拭ってたら隣のターバン男性にアーユーオーライトって声かけられました。彼は北の国から初恋編見てました。

>>62いい話しです。どうもありがとう。

ターバン男性って、インド人でつか。

>>57-58
サンクス(　´∀｀)

全編ジャック・ニコルソンの映画。
ッていう気がした。
ただ、ただ圧倒された。呆気にとられた。笑った。泣いた。
ニコルソンは怪物。

きゃしーべいつ

びっくりしたーーーーっ

ジャック・ニコルソンとキャシー・ベイツの顔合わせって何かサイコ・ホラー
の香りがしちゃうんだよな。

ｼｬｲﾆﾝｸﾞ×ﾐｻﾞﾘｰ

あげ

なんか盛り上がらんね

>>71
公開されたら、盛り上がるよ。一応、オスカーにノミネートだよ。
それにしても、扱いが悪いよな。あずみなんかよりも期待しているんだが。

なんであずみやねん。

あずみは俺的には面白かった。スマン。この映画も似凝る損のあの表情見て
激しく見たくなった。

１０年前だったら、受けていただろうね。
今だと、
リストラされるオヤジたちはそれどころじゃない。
若い連中にはこの映画のオヤジの気持ちはわからない。
てなところだろうな。

アホか。逆だろ。
10年前なら、みんなそれどころじゃなかったが、
最近ようやく自分たちの置かれた立場をじっくりと見つめなおすことができるようになってる。
いいタイミングで公開された映画だと思う。

>>76に同感

すみません、僕も76さんに同感です。

テレビＣＭでもやっているけど、ジャック・ニコルソンはかなりよさそう。
見た限りでは、マヌケな親父って感じだけど熱演している感じがするな。

「なんでもかんでも私１人じゃ出来ないのよ、キィーー！！」とキレていた
娘の姿を見て、結婚式まじかの私の友人の姿がダブったよ。
国が違っても、同じだなー、ああいう所は。

感動アゲ

ニコルソンの頭の上に雲が漂っている絵を見ただけで、
なんかもー見たくなった・・俺だけか？

CMの「誰でも一瞬で癒されることがある」って激しくネタばれ？の気が。

>>83
え？なぜ？

いよいよ明日ですねー。最近息子の部屋といい、まぼろしといい、アバウト・シュミットといい
「喪失」ものって多いですよね。失ったものをどうするかっていうか・・・。
過去には戻れない。一歩を踏み出すしかないんだ。日本経済のことではないのですけど（ｗ
見に行きたい理由は「ニコルソンってまだ映画やってたの」と
「まだ主演のオファーが来るか」ってことですね。あんまり好きじゃない俳優だけど
この年になって演じれるものを楽しみにしてまずよ。

ニコルソンってまだ映画やってたの、って
去年、プレッジがあったのに、見なかったのですか。
あの名作を。

やはりテロの影響かなあ…。

>>86
アレはすごかったな。
ショ−ンペンを見なおしたよ。
激しく傑作。

プレッジ…初耳。見てみます。

最後の贈り物ってなんだ？
バイアグラか？





↓ネタバレ

見たよ！ニコルソンがイイッ！
日本でもありがちな話だよね、定年退職の後で会社に顔を出しても相手にされなくて
奥さんが居なければ何も出来ないおっさんが自分探しの旅に出るんだが、すぐに見つかる
のも凄いよな。

>>86 観てないです。観てみます。

観ましたよー。今日。キャンピングカーでマッチ臭いな?と言ったセリフは何か
意味があるんでしょうか?ニコルソン､イイ!!

父の日のプレゼントにこの映画のチケットを贈ってもOKでしょうか？

>>93 おまい男？女？女だったら一緒に行ってあげて欲しい気もするが、いい年頃
だったらやぶへびになる恐れも。内容自体は十分楽しめると思うよー。

今日ブランチの特集を見て、この映画を猛烈に見たくなったよー
予告だけですでに泣けたんですけど

カタカナ入りのＴシャツが映るシーンあったね。
何ていう言葉だったか忘れちゃったけど。

来週平日に休みとって見てきます。

なんだこの評判の良さ
絶対見に行く

良作だと思うけど、心に残るとまではいきませんでした。
ニコルソンの演技でもってるという感じ。
恋愛小説家よりも、こっちでアカデミー賞とってほしかったです。

>>99
同感です。
主役変えたら、評価は一変するんだろうね。

まともな人間が一人もいなかったような・・・・・・・・

ジャックニコルソンのための映画だ罠

>>90　最後の最高の贈り物
ネタバレ↓








正解です。ニコルの涙の意味はバイアグラです。
ティンポが立ってオナ＾ニできる。
I can Ona-niって感激して泣いてるのです。

キャシー・ベイツの体当たりのヌードは凄かった。
体当たりされたらカナワンな・・・・・・・・・
蛭子ヨシカズ先生は「ニコルソンはなぜ誘いにのらなかったのだろう？」と書いていたけど
フツウ・・・誘いにのらないだろう？

>>99-100 胴衣なんだけど・・・。普通の人を描く映画って実はすんごく難しいと
思うんだけど。反論求む。日本では大地康夫あたりで、ってあの人最近どうしてるの？

悪くはないけど、それほど面白くもない映画でした。
他に見たい映画がなければ行ってもいいんじゃない、ってくらい。
ストーリーが、細切れのトピックが並んでいるという感じで、とりとめがない。
一緒にいった人も同じ感想でした。

>>105
>普通の人を描く映画って実はすんごく難しいと思うんだけど。
難しかろうが簡単だろうが、面白いかつまらないかがすべてだと思う。

>>71-72
配給がギャガだからだと思う。

>>105 反論ｻﾝｸｽ

>難しかろうが簡単だろうが、面白いかつまらないかがすべてだと思う。

うーん、だから普通の人の人生って他人から見たら「つまらないもん」
なんじゃないのかな？と思うんだけどねー。確かにこなれてないシーンがたくさんあって、
それでもニコルソンが普通の人の人生の機微を顔で演じてくれた、っていうのが
私の評価だす。別に絡んでるわけじゃぁないので。

全然、普通の人に見えなかったけど＞シュミット

>>108
>うーん、だから普通の人の人生って他人から見たら「つまらないもん」
>なんじゃないのかな？と思うんだけどねー。

いや、私がいいたいのは映画が面白いかつまらないかってことです。
先の書き込みがわかりにくかったらすまん。

つまらない人の人生を面白く描いたものもあるからね。
もちろん、どれが面白くてどれがつまらないかは人それぞれですが。

今日観てきた。初めから期待はしてたけど、これは大傑作だろ。

心に残る場面も台詞も挙げたら切りが無いけど、
僕が取り分け心に残ったのは、クライマックスの結婚式のスピーチ。
一見ありがちな大団円の場面なのに、
これほど残酷に親子の「断絶」を描いた場面もないんじゃないか？
僕は未だにシュミット氏の「ありがとう」に込められた意味と
彼を見つめてた娘の突き刺さすような視線が忘れられない。

今日の最終回で見てきた。
意外と客入りがよくってびっくり。4割程度（これでも私の地元では結構いいほう）

わざとらしく盛り上げたり、必要以上に泣かしにかかるような
大げさな演出がない映画だね。
それはすごく好みでした。
ただ、その点をプラスしても、決して傑作とはいえないかと。
エンドロールが出た瞬間に待ってましたとばかりに席を立つ人が
ものすごく多かったのが印象的でした。

ジャックニコルソンはもう素でああいう顔なのかね。それとも役作りなんだろか。

良くも悪くもニコルソンの巧みな演技を見たって感じ。
いい意味で、それだけの映画だった。

結婚式のスピーチ、本人は納得してないけど、まわりから見れば、いいスピーチだったよね。
こういう皮肉に満ちた映画。
本人がいいと思ってしたことがまわりには迷惑、本人がしかたなくしたことがまわりにはいいことだったり。

名古屋は140人入りの劇場でほぼ満員でしたよ。
木下恵介映画、山田太一ドラマに通ずるものがありましたね。

この監督の前作「ハイスクール白書」もまさにそうだったけど
この映画、一見口当たりの良い悲喜劇に見せかけてて
実は物凄い残酷な皮肉やメタファーに溢れてるよね。
この映画を大した映画じゃないって言ってる輩（某オカマ評論家含）は
その辺の事をどこまで理解してるんだろう？

全編に出てくる「牛」の意味は？
何で主人公は博物館見物にこだわってた？
そして何より主人公の号泣の意味は？

別にオタク的に何度もメタファーを探せとは言わないが、
少なくとも上っ面だけを眺めていては、決して真意は見えてこない映画だな。
はっきり言ってこれ、個人的には救い様の無い残酷な話に思えたが。

>全編に出てくる「牛」の意味は？
>何で主人公は博物館見物にこだわってた？
>そして何より主人公の号泣の意味は？

なんかeiga.comにもそんなようなこと書かれてましたが、ちなみに
あなたはどんな感じに捉えてますか？

106氏。了解です。多分、素直な感想だと思います。

>110 僕が取り分け心に残ったのは、クライマックスの結婚式のスピーチ。
一見ありがちな大団円の場面なのに、
これほど残酷に親子の「断絶」を描いた場面もないんじゃないか？
僕は未だにシュミット氏の「ありがとう」に込められた意味と
彼を見つめてた娘の突き刺さすような視線が忘れられない。

あの場面ねー。多分結婚式の2日前に玄関でｹｺｰﾝをやめるように説得したときに、
今までの断絶に触れたよね。荒野のガソリンスタンドから電話をもらって困った
対応をする娘もおもしろかったでつ。

>>115 本人がいいと思ってしたことがまわりには迷惑、本人がしかたなくしたことがまわりにはいいことだったり。

なるほど。しかたなく、って外国の子供にお金を送る以外にあとは何があるの？

>>117
>全編に出てくる「牛」の意味は？
>何で主人公は博物館見物にこだわってた？
>そして何より主人公の号泣の意味は？

聞きたいのがネタバレになっちゃうね。牛ってそんなに沢山出てきたっけ？
横に牛を積んだトラックのシーンしか思い出せない。あれちょっとひっかかった。

結婚式のシーンは、さすがに「つらいなー」って感じで私も観れました。

牛の件だけど、別のシーンで遠くで牛を乗せたトラックを
洗車しているシーンがあったよね。

>>120 おまい、エライ！！（ｗ　あれ、埋葬のシーンだったような気がするんだけど、
遠くを見る時に、なぜか洗車するシーンなんだよね。なんで？と思ったんだけど。
そういうことか・・・。ありが�d

>>117
>全編に出てくる「牛」の意味は？
監督とかの考えとしては具体的に意味があるのかもしれないけど
（それを知りたいってことかな）
見る側は自由に受け取っていいんじゃないかな。
俺は「ドナドナ」を思い出して、寂しさを表現したいのかと思った。

>何で主人公は博物館見物にこだわってた？
日本でもどこに旅行行ってわからない老夫婦がとりあえずということで
観光地の博物館行ったりするよね。

>そして何より主人公の号泣の意味は？
これも受け取り方は自由でしょう。
救い様の無い残酷な境遇に泣いた、というのでもいいと思うよ。

>別にオタク的に何度もメタファーを探せとは言わないが、
>少なくとも上っ面だけを眺めていては、決して真意は見えてこない映画だな。
真意を見せたいなら、そういう作りにすべき。
ぱっと見で、真意がある映画とわからないなら、それは作り手が悪い。

はっきり言って、観てこんなにがっかりした映画はない。私も主人公に近い境遇を感じて見に行った。
劇場には開演前から中年以上がいっぱいいた。でも、私を含めて多くはエンドロールが出てそそくさと立ち上がった。
主人公の焦燥感・恐れ・悩みはよく理解できる。しかし、自分探しの旅で他人の妻にいきなりキスをして出て行けと言われたり
（まあこれくらいは理解できるが）、
娘の結婚のために、明らかにおかしな家族と付き合わざるを得なくなったり、おまけに娘の結婚式で本心からでもない偽りの祝辞述べたり、
途中で耐え切れずに何度劇場を出たくなったことか。
そして、最後の救いはアフリカの養子からの便りとか・・。フォスターチルドレンは新聞広告にもよく出ているちっとも珍しくない話。これで救いが得られたというなら、
主人公も観客も「救いようがない」と思うのは私だけしょうか？

>>123
単純だねー

別に良いんじゃないスかー思ってて。
理解に走るからそう思うわけで。

>>122
>真意を見せたいなら、そういう作りにすべき。
>ぱっと見で、真意がある映画とわからないなら、それは作り手が悪い。

んー、ハリウッドのお偉方が大喜びしそうな意見やね（ｗ
君のような観客がいてくれるから、ハリウッドは今日も
ＴＶドラマのリメイク権やコミックの肖像権獲得に走り、
多くの若手の企画は「商売にならない」って切り捨てられてしまうんだろうな。

>>126
俺は馬鹿でもわかる映画をつくるべきだとはいってないよ。
もし監督やプロデューサーから広くメッセージを伝えたい、
考えてもらいたいというのなら、それがうまく伝わるようにつくるのが当然でしょ。
製作だけでなくプロモーションも含めてね。
そういう作り方をしていないのに、>>117が書いたように観客に深読みを
期待するのはお門違いということを書きたかっただけ。
この映画はただの娯楽映画なんだから上っ面だけ眺めるに決まってる。

それにハリウッドがわかりやすい映画を作るのは彼らの勝手。映画なんて所詮商売だから。
それに反抗したい人が、独自の映画をつくればいい。俺もそういう映画は好きだし。

原作を読んで、「この役、ジャックニコルソンにピッタリ」と思って、映画館に行ったのに、
ぜんぜん、違う話でがっかりした。

>主人公も観客も「救いようがない」と思うのは私だけしょうか？

でいいんではないですか？普通の人の人生なんてそんなもんでしょ。
いいじゃないですか。高度成長やバブルの恩恵を受けてる世代は
それなりに「普通の暮らし」が出来たんだから。

部長代理？になって、定年迎えて、退職金もらって、家買って、
トレラーで全国回るのを夢見て、娘の結婚を見れて・・・。

もらった手紙が他愛のないものだったけどちょっぴりうれしかった
（打たれつづけたシュミットにはかなり利いたようだけど）、
そんなささやかなものの積み重ねなんじゃないですか、人生って。
俺も映画に出かける前にメールでやりとりしてる
スペインの女の子から初めて手紙受け取ったよ。あんまり上手じゃない日本の
アニメのイラスト書いてたけど（ｗ　誰かが自分のことを思ってくれてるって
それはうれしいもんだ、それ以上は期待しないけどね。

>>123
>主人公も観客も「救いようがない」と思うのは私だけしょうか？
救いようがない傲慢さですね（ｗ

上っ面だけ見ても、真意を読んでも、または製作者の意図には全く無い深読みをしても
それぞれが楽しめたり感動できればいいと思いますが。

しかし予告編にはむかついた。肝心のクライマックスをTVでガンガン流すなよ。

「ハイスクール白書」借りて見たけど、超おもしれ〜。
シュミットはこれに比べりゃかなり落ちるな。

う〜ん、予告見て期待したほどじゃなかったな。もっと感動できると思った。
娘夫婦一家との今後の付き合いとか、仲違いした友人との関係とか、養子との
今後の交流とか、シュミット氏の今後の人生に興味があるなあ。
…恐らく何も無いんだろうけど。

予告にシュミットが号泣するシーンを使っているんだけど、
あれ、どう思います？
集客は良くなるけど、見た人の興味は削がれると思う。

自分は単純にコメディ映画のつもりで観ました。
ロードムービーって、普通は素晴らしい出会いや価値観を発見する
パターンが多いけど、この映画はちっともいい方向へ向かわないところが、
皮肉っぽくっておもしろかった。
ニコルソンを始め、キャラクターの滑稽さで楽しませてもらったので、
とりあえず満足してます。

昨日観てきました。観客の平均年齢がとっても高く、ドンパチやる
映画には飽き飽きしてたんで、かなり満足。傑作だと思いますよ。

脚本がすごく丁寧で好感が持てました。

>>127
>この映画はただの娯楽映画なんだから上っ面だけ眺めるに決まってる。

だからさ、そういう考えがハリウッドの殆どの映画を薄っぺらにしている
原因だっての。
大体「娯楽映画は上っ面だけ眺める」なんて誰が決めた？
ビリー・ワイルダーやキャメロン・クロウの作るコメディを
上っ面だけ眺めて本当に理解できるか？
普通優れた娯楽映画なら、その場面や台詞の「裏」の意味を探る楽しみが
あるのは当然だろ。
それに君の話だと、そういった裏の意味や隠喩の類は「分かりやすく作るのが当然」らしいが
そういう考えって多分、作り手側からすれば一番「粋じゃない」手法だと思うよ。
「風刺」だの「皮肉」ってのは理解出来る人と出来ない人がいて当然。
もし誰もが理解できるなら、その「笑い」は角の丸まった無難な物に過ぎないって
どこかのコメディアンも言ってるくらいだし。

見終わった後、隣の女のコが彼氏と思しき人に「最後なんで泣いて終わるのかよくわかんない」っていってた。

>そして何より主人公の号泣の意味は？

これね。
俺的解釈は、自分を愛し、いたわってくれるのが当然のはず（とシュミットが思っている）の
家族からは無視され、意思が通じ合わない。
親友や、心を許せると思った相手とも断絶してしまった。社会からもつまはじき。
つまりメッチャ孤独で落ち込んでたのよ。シュミットは。
そしたら、一度も会ったことすらない子供が
自分の幸せを祈ってくれていると知る。自分ために絵も書いてくれた。

ああ、自分のことを思ってくれる人がいるんだという安堵感。
と同時に、それによってますます浮き彫りにされてしまった
すぐ周囲にいる人間との断絶。
希望と絶望、嬉しさと悲しさがごっちゃになった涙だよね。

>138
をお、同意です。ま、更に勝手に考えれば、会って1時間で自分の心情を
見抜いた女性に結局拒絶されたように、少年と万が一会ったとしてもど
うなるかわからないと言う悲しみもあるんじゃないかと思ってしまった。

なるへそ。とことんシニカルだよね。この映画。

あれから考えたんですが（眠れなくなった…）最初のパーティで「何かを成し
遂げた」と言われて、その自覚も有ったはずなのに手元に残ったのが少年の
絵だけだったという虚しさと少年の感謝がそもそも自分が出した僅かな金額で
得られたことで、自分の今までの人生の価値が換算されてしまった様に感じた
おかしさが最後の泣き笑いになったのかも。
…なんか考えれば考えるほどドツボのはまって行くなぁ。

あのラストですが、
私は、あのへたな絵を見て、
なんだこりゃ、
と思ったくらいにしか見えなかったけど。
そんな感極まるシーンだったかなあ。

見てきた。電車で１時間の所に母親が一人暮らししてるのに
半年に１回くらいしか帰らないで会おうと言われても「忙しい」
と断ってる私はシュミットを邪険にしてた娘とだぶって胸が
いたくなりました。今週末実家に帰ってお母さんに優しくしよう。。。
（ネタばれ注意！！）




キャンピングカー夫婦の所にシュミットがお邪魔した時
上着かけるよって言われて預けちゃうじゃない？
あの時、もしやこの夫婦ドロボウで上着から財布抜き取る
って展開じゃ。。。と思っちゃったよ（ｗ
一緒に見てた友達はシュミットが自分の車に戻ろうとしたら
車が盗まれてたって展開では？と思ったらしい（ｗ

>>143
俺もそう思った！！

>>143 初めにそいつと仲良くなるシーンがそもそも変な感じだしね。
多分、他の可能性を思わせるような描き方をするのはヘタなんだと思う。
だからと言って作品の評価を落とすつもりはないが・・・。

>>137

>ハリウッドの映画が薄っぺらになったのは
あなたに言わせると薄っぺらになったのはよくないのでしょうけれど
薄っぺらになってわかりやすくて面白いという人もいるんじゃないでしょうか。

>大体「娯楽映画は上っ面だけ眺める」なんて誰が決めた？
優れた娯楽映画は「裏」を探らなければいけないというのは誰が決めたのですか？
自分で探って楽しむのは勝手だけど、それを他人・観客に押し付けるのはやめましょう。

>ビリー・ワイルダーやキャメロン・クロウの作るコメディを
>上っ面だけ眺めて本当に理解できるか？
なぜ理解しなければならないのでしょう？

>そういった裏の意味や隠喩の類は「分かりやすく作るのが当然」らしいが
裏の意味や隠喩を分かりやすくするのではなくて、
裏の意味や隠喩があるということを分かりした方がメッセージが伝わりやすいのではと言いたかったんです。
なんか意味があるな、と観客が興味をもったらもう一度、何度もじっくりみるかもしれないし。
意味そのものをわかりやすくしろ、ということではありません。

>「風刺」だの「皮肉」ってのは理解出来る人と出来ない人がいて当然。
そう、どっちもいるのが当然です。だから理解を強制するのはやめましょう。

とにかくオレがいいたいのは、映画をどう見るかは観客の自由ということです。

一方補足しておくと、オレも今のハリウッド映画はつまらないものが多いと
嘆いている類いの者です。でも他の観客を批判するつもりはないので。

押し付けから始まって、押し付けてさらに押し付ける
押し付けられたかどうかなんて受け手の考え方で変わるのでは。
自分の主張を素直に言えば良いんじゃないかな。
それで熱く論議されるぶんには見苦しくないかもぉぉぉおおおおおおお

なんだそりゃ。

ヘドウィグにそっくりな人が出てて歌ってたんですが
キャストにも名前ないしなぁ。人違いか。

昨日観ました。
募金活動啓発映画だと思いました。

>１３８　
なるほど、そういう解釈が多分正解なのでしょうね。
でもそれでは、シュミットの涙って、昔のテレビや映画見て涙しているおやじとあまり違わないような気がするけどね。
まあ、それでも観客がこの映画見て満足すればいいんだけどね。しかし、これでもかこれでもかとシュミット（そして観客を）を落ち込ませる途中経過と、
最後の「感動」（？）のシーンを見て、多くの観客がいい映画だと思うのかは大いなる疑問だね。

いろんな意見がありますね。いいなあ。

>>150
>募金活動啓発映画だと思いました。

私はそんなこと全然思えませんでした。

>>151
最後のシーンって、どのようにも捉えられるから、近年まれに見る良い映画かも。
泣いてるから感動するシーンだ と思い込むもよし、
必要以上に深読みするのもよし、
泥棒騒ぎの展開やら、募金啓発映画と感じるもよし。

最後は感動のシーンだとは思わなかった。
もっと長く見せてたら、そう思ったかもしれないけど、
いきなり映像をブチ切った時点で、
自分の頭の中で“チャンチャン！！”って効果音が流れました。

>>146
まーバカ観客からゼニを巻き上げる映画って、バカじゃない
観客からみるとなんだこりゃーって見えるし批判したくなる、
そういうことだよ。

で、そういう批判もバカ観客への批判もアリなんだろうね。
やっぱそのへんはその人の自由ってことで。

152です。最後は私は泣きました。ちなみに私は…

仕事・信頼・子供・妻・友達などあらゆるものを失い、後は死を控えただけのシュミット。
今まで人や世の中に何かを残したという実感を無くし、落胆していた丁度その時に
思いがけない純粋な感謝の気持ちを受け取る。
自分以上に不幸な境遇の子供からのその気持ちに、不満のはけ口にしていた自分を恥じると同時に、
人への好意が初めて受け取られたと、彼は大きな喜びを感じる。

…という解釈です。話を辿った通りなので、そんな深読みでは無いと思います。
シュミットのあの表情の微妙に変化していく泣き顔から、特に感じ取れました。
あのシーンをもっと引っ張っていたら、深読みしかねませんが。
まあ人それぞれということで。

映画を観終わって２日が経って、改めて考えるんだけど・・・。

そもそもシュミット氏は、あのアフリカの少年に善意など感じていたんだろうか？
テレビでたまたま観たＣＭがきっかけで
痛くも痒くもない小額の金を寄付した見返りに、自分勝手な欲求不満を
延々と手紙に書き連ね、自己満足に浸っていただけなのでは？
もちろん少年はそんな事を理解も出来る訳がない。
そもそも彼は読み書きが出来ないのだし。

でも、あの手紙の絵は間違いなく少年からの邪気のない感謝の気持ちなのだろう。
真意はどうあれ、彼はその金で生き延びる事が出来ているのだから。
シュミット氏の号泣は、やはりそんな少年の感謝の気持ちが胸に突き刺さったんだと思う。
しかも、誰からも感謝を受ける事の出来ない男が、唯一受け取れた感謝の気持ちが
本来は何の善意も注いでいない、見た事も無い国の少年からの物だったのだから。

・・・と、僕はそんな風に解釈してるのですが。
やっぱり僕はシュミット氏の孤独感が身に染みる、残酷なラストだと思うけどなぁ。

この慈善団体、フォスタープランて、批判もあるらしいよ。
寄付はいいんだけど、特定の子供と手紙のやりとりとか、ちょっとね。
見返りを求めないのが慈善というものではないのか。

>157
寄付金がちゃんと子供たちに届いてることが判っていいと思うけどな。
街中でしてるやつは怪しいのも多いし。やり取りが増えると煩わしくなった
り万が一子供が死んだら激しく落ち込みそうなシステムではあるけど。

>>156
最初はちょっとした善意だったと思います。
「手紙に個人的なことを書く」というシステムを知ったのは、後のことだし。
そこからは暴走しちゃってますが…

これはもしかしてモロっすか？
なんでもあり？

http://www.hi-net.zaq.ne.jp/bubbs207/

>>143
おれもそうおもった（w

あと Childreach もただの怪しい募金かとおもってたよ。
個人的なことを書かせて何か調査するのかと。
http://www.childreach.org/

━━━━━アバウト・シュミットは笑えた！
寄付２２ドルごとにカウントしてたのってオレだけ？
（よっしゃー１０００ドル突破！よーし次は３０００ドル寄付しろーって）
でも結局は１１０ドルしか寄付してねえんだよね。全然、騒ぐほどじゃないし。
シュミットは笑えた。まじで
映画で知って、手を叩いてわらったなぁ。
キャシー・ベイツが脱いでる間、映画館で勃起してた
すげー乳だなこいつって思いながら
わざわざ葬儀屋まで行って２番目に安い棺おけに入ろうかと思ったよ。
でも４２年連れ添った妻のおかげで何かしらの利益を得た人だっている訳だし
結果的には良かったんじゃないかな。
たしかジャック・ニコルソンて、隠し子がいたけどさ、
あそこらへんって玉の輿が多いからそのまま中出しさせたかったんだよね。
今でも養育費払ってるらしいけど、
高いんだよ！俺らの生涯賃金なんだよね。むかつく。
ところで風呂場でシュミットに逃げられた直後はベイツってどうしてたの？
もしかしてオナニー？汚ねぇなぁー。
どちらにしろンドゥグからの贈り物はまさにシュミットの髪の毛のようで貧相だった！
気持ちの良い夕刻でした

あぼーん

葬儀のシーンに家畜の運搬車が映るけど、
一瞬、シュミットがキャンピングカーで来たのかなと思ったよ。

彼のポテチはビーフ味で、彼にとって牛は単に食べられるだけの存在だった。
次に、自分と同じような車に乗せられ屠殺場に送られる牛に、自分自身を感じた。
自分史を発見する旅で何も見つけられなかった彼は、
人間に役立つ家畜として登場する牛をみて、自分の存在を牛以下だと感じた。

おれは最後のアフリカの子供の絵が↓に思えたぞ


　　　　　　　　　　　　　　　　＼　│　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣＼　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　─（ ﾟ ∀ ﾟ ）＜　さいたまさいたま！
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿／　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　／　│　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∧　∧　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣＼∩ ∧　∧　＼（ ﾟ∀ﾟ）＜　さいたまさいたまさいたま！
さいたま〜〜〜！ 　 ＞（ ﾟ∀ﾟ ）/ ｜　　　　/　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿／ ｜　　　 〈　｜　　　｜
　　　　　　　　　　　　　 /　／＼_」　/　／＼」
　　　　　　　　　　　　　 ￣　　　　 / ／

さいたまからアフリカへは東武東上線一本で行けるんだよ。

知らなかったの？

私は、ニコルソンが（奥さんの）ドレッサーの前に座り、
クレンジングクリームを塗りたくってるシーンで泣けたよ〜。
最初は‘なんじゃコレ？’ってな感じのコミカルな表情、
クリームのばすうち堰を切ったように押し寄せる妻の想い出に切々と涙を流す…。
男の涙にもらい泣き。。。

ところで、パンフとか宣伝ポスターをはじめ、
いろんなとこで便乗広告してるのが気になるんだけど、
これって多少タイアップあり…なの？　素朴な疑問。

今日見てきたが、慈善団体のとこで
「これに引っ掛かって退職金から何からなくなっちゃうのか」
と思った俺は、性格が歪んでいるんだろうか

ニコルソン良い演技だった
いい作品でしたね

この映画をみたあと
『恋愛小説家』をもう一度みたくなりますた。

エコー　アンリミテッド

> 全編に出てくる「牛」の意味は？

キャシー・ベイツも「牛」の暗喩だと思う。

> そして何より主人公の号泣の意味は？

号泣の最後、泣きながら笑ってたよね。
俺は>>141に賛成。
これって悪意に満ちた大傑作だよ。
『ハイスクール白書』の冒頭のストップ・モーションとか見てみな。
すごいよね、この監督。

> ビリー・ワイルダーやキャメロン・クロウの作るコメディを
> 上っ面だけ眺めて本当に理解できるか？

キャメロン・クロウの映画に、眺める上っ面以外の何があると思っているの？
恥ずかしいからあまりふかすなよ。

ｲｲ映画見ました。
ﾆｺﾙｿﾝ (･∀･)ｲｲ

失恋だとか、失業だとか、不幸な状況に長く置かれたときって
辛いには辛いんだけど、こっちの気持ちも張ってるから涙を流したりもしないじゃん？
でも、そういうとき優しい言葉をかけられると、
ほっと気持ちが緩んで、今まで抑えてた感情が突然溢れ出すじゃん？
涙こらえてる人に「泣かないで。大丈夫だから、泣かないで」とやさしく言うと
一番泣かせやすいのとおんなじでさあ。
最後のシュミットの涙もそういうことなんじゃ？

見てきました。すごい映画でした。
わずか数十秒？のラストシーンで、立ち上がれなくなった。
けど、周りのお客さんはそそくさと帰ってたから、
それなりの人にはそれなりの映画なのかな、と。
私は、もう一度、期間をおいてから見たいです。

>牛

結婚式の後、食べられちゃいましたね。

あとさー、キャシーベイツが裸見せるのはドぎつくていいのだけど
ﾃｨｸﾋﾟの色が薄いんだよね。
そこだけはかわいらしいつーか、なんつーか。
どうせなら、真っ黒ﾃｨｸﾋﾞ+巨大乳輪に特殊メイクしておいてほしかったなあ。そのほうが効果抜群じゃん？

>>173
ウォーレン・シュミットの場合はすべて自業自得。
奥さんのことも批判してみたかと思えば懐かしんでみたりでかなり適当。
きっとずっと自分の都合のいいようにいい加減に接してきたんだと思う。
奥さんの好きだった人形を車の屋根の上に置いてロウソクに火をつけるシーン、
一瞬ジーンときてしまったけど、次の朝の出発シーンでは人形のこと忘れて
走り出すでしょ。行き当たりばったりでさ、自分に酔っているんだよきっと。
娘に対してもずっとあんな感じだったんだと思うよ。調子いいから何となく
結婚式のスピーチもやれちゃってさ。でもあの後の娘の顔すごかったでしょ。
あれには切り刻まれたよ心を。で結局、旅に出ても何も見つからず
何も得ることができず、誰もいない家に帰ってきて最後にあれだからさ。
「結局これだけなのかよ」って涙だと思うよ。ダメ人間の人生泣き笑い。
でも自分の書いていた手紙だってさ、ほとんど嘘を書いていたわけじゃん。
あんな子供にさ。嘘書いて見栄はって。そういう矮小で卑屈な人間なわけ。
だから自業自得なんだよ。パッと見そう思わせないところが監督のしたたかさ
なんだと思うけどね。でそんな俺はシュミットそっくりです。悲しい。

>>176
おととい見てきてツマンネー映画だと思ってたけど
アンタのカキコみたらいい映画なのかもと
思った、なるほどねぇ

まぁ８マイルのほうがなんぼもマシだったけど、

シュミットって、最後まで変わらないんだけど、そこがリアル。
人間、年とったら変われないよ、そう簡単に。
ただ、若いうちは、ああいう年寄りはいやだと思うね。
てか、なりたくないしさ。
でも、結局、ああいうのでないにしても、すてきな年寄りにはなかなかなれないと思う。

キャンピング夫婦の奥さんがシュミットに「あなたは一見前向きな
人にみえるけど本当は悲しい人なのね」っていう言葉通りだと思う。
退職した会社をたずねていったら適当にあしらわれたのに家に帰ったら
奥さんには「会社に顔出してよかったよ。新人も俺を頼りにしてるから」
とかいっちゃったり、ンドゥグ君に書いた手紙にも見栄張って嘘を
書いちゃったり。。。
アイタタな人なんだけどなんかわかるその気持ち、と思ったよ。

>嘘書いて見栄はって。そういう矮小で卑屈な人間なわけ。
だから自業自得なんだよ。パッと見そう思わせないところが監督のしたたかさ

と書くとシュミット氏があたかも特例なように思えるけど、
一度観てから最初から見ると、最初のシーンなんて表情が異常に硬い。
つまりそうやって表情を殺して、感情を殺して生きてきた、会社でも
妻にも娘にも。
監督は、それがなぜそうなったか？についてはあえて解説してないと思う。
でも、言いたいことも言えずに「顔を強張らせながら、腹の中に思ってることと
違うことしか言えない」人生を歩んでる人なんて、ゴマンといるのではないだろか？

あと、思うんだが、ＣＭ、ポスター、予告などと映画での実際の内容って
違ってることもあるからねー。今年一番の感動作は客が来るが、
今年一番の皮肉作では客が来ないからね。まあ、感動できる部分が
あったから「感動作」と広告の仕事をする人は書くかもねー。

ありふれた日常や淡々とした展開を「リアリズム」として共鳴できる人と、
それが「映画を観た！」という充足感に繋がらない人の違いだと思う。

個人的には>>176が根底にあるテーマだと思うけど、
あれ見てイライラしてしまう人は、一生理解できない映画だろうなー

「人生最高の贈り物」っていうキャッチコピーをそのまま受け取って
よし、感動しに行くぞー！って身構えていった人は肩透かし食らうかもね。
でもかなり面白かった。
まさか劇場に自分独りという状況で観ることになるとは思わなかったが。
その状況もあってか、ラストがあまりに辛くてやるせなかった。

クソ映画あげ

傑作あげ

>>143
一昨日観てきました。俺もずっと車を盗まれるに違いないと思ってみてましたw
>>176
すごい洞察力ですね。ざっと読んであなたの感想に一番感心しました。
この映画はありきたりの感動物ではなく、傑作かもしれませんね。
もう一度観てみたくなりました。

好きだな。
自己中じいさんが本格的に寂しくなってきて、
映画のような展開をポワワーンと夢見て
（いわゆるロードムービーにありがちな心癒す出会いやら目を覚ます出来事やら）
行動を起こしたら、結局何も起きなくて、友達もできなくて、愛もなくて、
娘はアホなフィアンセに取られ、あらら結局リアルな人生てそういうことなんだ〜と
納得してあとは死んでいくばかり、という映画だと思う。
いや、こっちから見てるとキャシーが義理の息子の母親な時点で
かなりオイシイ人生なんだけれどもね。いいなぁ。

>奥さんの好きだった人形を車の屋根の上に置いてロウソクに火をつけるシーン、
一瞬ジーンときてしまったけど、次の朝の出発シーンでは人形のこと忘れて
走り出すでしょ。行き当たりばったりでさ、自分に酔っているんだよきっと。

この次にしたことってなんだっけ？？
友人に電話だったのだろうか？？
死んだ妻に固執していのを吹っ切れて、友達、娘と救いを求めていくのだが
うまくいかないんだよねー。

ところで、娘の結婚式のスピーチってどんなのだった？
新郎の暴露話だったと思うんだけど、だからといって
娘とスピーチの人が出来てた（一回だけでも）ような
雰囲気はなかったよね。

今日みてきました。傑作です。今年上半期私的ベスト作品です。
と言いながら途中20分くらい違う世界をさまよってしまった・・・
だって夜勤明けだったもので・・・
悔しいので近いうちにもう一度みにいきます。
ダンカンとかいう奴の顔がアップになるたびに場内が爆笑にw
　

ネタバレ
俺てっきりあのユニセフ団体みたいなものは実は詐欺団体で
あの黒人の坊やは存在しないのだよ、チャンチャン。なんつ-
オチなんじゃないのか?なんて思いながらドキドキしながら
みていたよ。だったらかな-り感じ悪いな・・・・・

思いっきり笑えるんだけどどうしょうもなく哀しい映画だね。
しびれる---。

何か明らかに受け取り方が間違ってる人もいますね。　　　まあそれも面白いけど。。。

最後のシュミットの泣き顔の表情の変化を、ぜーんぜん見てない人も多いよなあ。

シュミット、オレに似てるな〜、自己中・我儘・家族の生き方に口出す等々、
観ててヤんなっちゃったよ。定年後会社訪ねるトコなんか、よしゃいいのに行っちゃうんだよな、
いやホント、そのシーンなんか特に痛かったよ。

まぁ、シュミットほど年喰ってないので、今後の人生の良い参考になったよ。

ミザリーおばさんが賞レースにからむほど評価されてるのが意外。
そんなに演技良かった？
タレ乳のおかげ？

>>189 俺のことだろうか？？
新郎の友人のスピーチの最初の字幕を見損ねたのと、娘の表情を見てなかったので、
まさか退職した日のシュミットの友人の熱烈スピーチのように
実は裏切りものがヌケヌケと言ってた、みたいなことが
娘におこったのかと・・・とは捻りすぎですな。

今日見てきたけどそんなに騒ぐほどの映画じゃないと思った。
ロードムービーとしても中途半端だし、人間もそれほどうまくかけてない
ような気がする。

まぁ重箱のスミを穿り回して喜ぶような映画オタク向けの作品だと
思った。
そんなに悪い映画じゃないと思うけど、レンタルビデオで充分かな？
最後のシュミットが号泣するシーンもニコルソンの演技力のほうが
完全にシナリオを超えちゃってて、たしかに演技はすごいんだけど
見終わってしばらくたつとそのシーンのせいでさらにシナリオの希薄さが
目立つよね

>>191
私もそれ疑問だね。あのヌード効果かね。

いや、だからキャシー・ベイツの乳首は特殊メイクしておいたほうがと。

ラストシーンて、映画の流れで最後に見るのと、ＣＭみたいにあそこだけ取り出して見るので印象が違う。
私は先に映画見て、あとからＣＭ見て、驚いた。

観ましたが、正直、う〜ん・・・？何と言っていいか
わかりませんが、何かスカスカな感じ？編集が良くない
気がします。ニコルソンオタなので、彼がスクリーンに
居れば満足なんですが・・・

昨日母と見てきますた。
結構よかった。でも個人的にはビデオになってから観ても
よかったなとｵﾓﾀ。しーんとしたシーンが多いし。

しーんとしたシーン　　ｵﾓｼﾛｲ!!

原作読んで映画はまだ見てなくて
このスレもネタバレ見たくないので殆ど読んでないんだけども。

ＣＭ見ると超感動作って感じの売り出し方だよね？
原作だけ読んでると、「そこまでの話か？」と首を傾げてしまう。
映画独自のアフリカの子供云々のネタのせい？

宣伝する立場になって考えると、売り方が凄く難しそう。やっぱり感動作
のように偽って売るのが無難かも。プライベート来案みたいに露骨に騙さ
れた感が見た後漂うけどね。

この映画のラストで泣ける人って普段泣くのを我慢してる人じゃないのかな。
ニコルソンの演技は普段滅多に泣かない人間がちょっとしたきっかけで涙が止まらなく
なる様子がよく出てたと思う。癒されたとか救われたとかじゃないんだよ。溜まった
ガスに火花が点いて爆発する感じ。

普段から感情を素直に出している人にはあの気持ちが分からないと思うんだよね。よく
分からないままに感情を揺さぶられて、人目がないのをいいことに思いっきり号泣して
しまう感じが。
でも売る方としては「癒しの感動作」と言う以外無いんだろうな。別に騙されたとは
思わないけど。

あのCMの構成は、私もちょっとズルいと思った。
お金の臭いがプンプンするCMだ。
「買わなくてもいいから気軽に試してみて」と言われ、
実はローン組ます気マンマンだった、みたいな感じ。

>>203
確かにオレもあのCM見てから逝ったから
「あんなCMあかんやん！」と思った。

個人的にはコメディ映画だな、と思いました。
コメディって売り出した方がいいんじゃないのかなあ・・
でも、それにしてもなんかコメディというくくりにいざしてみると
何か引っかかるモノがあるというか、色んな感情が同時に入り交じってる
映画、という感じがした。多分レンタルで出たらまた見たくなるように思う。
何でか分からんけど。でも何だか分かるまで見たい、と言うか。
・・・言ってる事わからんな・・・逝きます

これを見てスカスカとか思ってしまう人はちょとねえ･･･
『ストレイトストーリー』みてすっごく退屈してしまうような感じかね。
ジャックと一緒に真っ直ぐではない道をノロノロ旅してきたからこそ、ラストのシーンで思わずこちらも涙してしまうわけなんだがねえ。

作品は面白かったし、凡人人生の悲哀をすごく引き出していると思う。
なのに、CMは起伏の激しいストーリーを想像させようという意図を感じる。
良い意味での淡々さが全然伝わらない事で、ニーズ層にズレが出てるから
こんなに賛否両論になってるような気がするんだけど・・。

素晴らしい映画でした。観る前は、ニコルソンの自意識が全面に
出ていたら嫌だなあと思っていましたが、抑制の効いた演技と演出が
上手く絡みあい、えも言われぬ味わいを醸し出していたような気がします。
おれは（少し違うかも知れませんが）小津や成瀬の一連の
作品群に通底する、「人生の哀感」みたいなものに打ちのめされ
ながらも、やはりラストは前向きな意味合いに捉えました。
前作も傑作だったけど、この監督は凄い才能の持ち主！！

2年位前かな?
ある雑誌で期待の若手監督特集と称した記事があったが、
ソコに挙げられていた監督の一人として今作のアレクサンダ−ペイン
もいた。
他にはウェス・アンダ−ソン、ダグ・リ−マン、トッド・ソロンズ、
デビット・O・ラッセルがいたかなあ。他にも何人か覚えているのは
こんなもん。
とりあえずこの中ではデビット・O・ラッセルとアレクサンダ−・ペイン
が抜きん出ているかなあ。

ウォーターベッドサイコー！！
つーか娘の旦那バッジオに激似ですた

>>193 と >>197 最高！
ここまで勘違いしているくせに自信満々な発言ができるのは素晴らしい。
「編集がよくない」「演技力の方が完全にシナリオを越えちゃってて」だって。
どんな映画が好きなのか是非聞きたい。教えて。

ウォーターベッドごときであそこまで苦戦しねーだろーが！（約一分）
しかし>>170　エコー　アンリミテッドに俺は恐怖を感じた。

ﾈﾀﾊﾞﾚ





最後ギリギリまで、
「ラストは娘とわかり合って、一緒に暮らすんだろうな、イイ映画だ」
と先走ってたら、実家帰っちゃって、
手紙が届いてたから
「ラストはンドゥグ君のところに行って死んでいくんだな」
とありえない事考えてたらパッと終了。
スタッフロールの時は「なんじゃこりゃ、なんもないやんけー」
しかし、救いようがなくて、孤独で哀しいけれど、
ほんの少しでも人の為に生きていると思えれば素晴らしいんだと、
帰りの電車でこの映画の良さを実感。
ええ話や

>>210
ゴダールの映画だね

アバウトシュミットなんてｸｿでしょ

宣伝で「感動」を売りにしてるけど
あのラストシーンはそういう商業的に利用される「感動」を嘲笑ってるような感じですね

このスレ読んでラストの涙の意味にビックリした。

『俺の人生結局たったこれだけ？
こんなしょぼい絵しか残らなかった。
哀しい〜泣き〜笑い（自嘲）』

ってことなの？
それとも、

『こんな子供の絵がとっても嬉しいよ。
少しでも寄付して無駄じゃなかった。生きてて良かった』

原作はどうなってる。

娘の旦那マイクまきみたい（ｗ

ラストのあの子供の絵って、結局何を描いた絵だったの？
なんか二人並んでいたけど、一人は手がくくられているような？（考えすぎ？）
そのへんでピンとこなかったな、俺は。

>>214
その両方が交じり合った涙ということで、ほぼみんな同意してると思うが。

館内けっこう笑い声が出たたなあ。
とくに年配のオバちゃんへのウケがよかったように思った。

>>216 そこだよね。ボランティア？の人が書いた英語の手紙ももう一度
考えてみたい気がする。

ただ、他の人は「手紙に日常生活の不満を書き続けた」と書いてるけど、
人生とはこうなんだ、っていう1人の老人としての純粋な忠告も
含まれてないだろうか？？もちろん、相手に伝わるとは思ってなかっただろうけど。

>218
いや、忠告なんかじゃあないよ。
あれはあくまでシュミットの独り言のグチであって、ンドゥグに対して思いやりがあったわけじゃない。
ずっと独り善がりな手紙を送っていただけなのに、シュミットの幸せを祈ってくれるンドゥグの純粋さに胸を打たれるんだよ。
あの絵はンドゥグとシュミットが手をつないで笑ってる絵だったでしょ？ちがったっけ？

>>219 「純粋な忠告も」含まれてないだろうか
と書いたので、まあ満更間違いではないかとｗ
もちろん、相手を知らないのに忠告なんて出来ないしね。
手紙、って冒頭は書いてるシーンだけど、あとも「手紙っぽい」セリフ
出てこない？？

実は、ンドゥグを通して愚痴を言っていただけではないかと。
その見ず知らずの一人の少年から、暖かいメッセージが来たことに涙したのでは？

>>210
ゴダールの映画だね

アバウトシュミットなんてｸｿでしょ

>>221 手紙を書いたのは一度だけなんだろうか？俺は
語りかけのシーン中に手紙っぽいセリフがあって、その中に
忠告らしき（と俺はとったのだが）セリフもあったのでそう書いてる。
冒頭の手紙の筆記のシーンのセリフに「忠告」まで相手を思いやったシーンが
あったか不明（多分なかったと思う）

忠告って、いうかさぁ、年取った人間が若い人とお話するときに
忠告まがいなことをいいたい衝動に駆られるのは、別に相手を
思いやるっていうだけでなく、自慢だったり皮肉だったり愚痴だったり
すると思うんだけど。

それは、やめた会社に足を運んだり、自分の通った大学の学生寮の食堂で
学生とお話することも（相手の2人が楽しそうな顔ではなかった）、
そういう習性だと思うんだけど。

>>218　
＞純粋な忠告も含まれてないだろうか?

いやぁ、自己中シュミット氏、そこまでは考えていないのでは？
あの手紙で自分のガス抜きしてるように思ったな、勿論本人そんなつもりは毛頭無く、
ただ単に自己の近況を綴ってたつもりだろうけどね。

>> 222
あんた最高！　Mr. 恥の上塗りと呼ばせてもらうよ。

>>222
てっゆ〜か、シュミットの心情ぐらい理解できぬ香具師に、
ゴーダール理解できるはず無いじゃん、単なる馬鹿な荒らしだろ。

しかも、いまだにゴダールを免罪符に持ってくるトコなんぞＩＱの低さが手に取るように・・・・

イタイ222を晒し上げにするのももうそろそろ･･･

>>223
いや、殆ど全編シュミットが手紙を書いてンドゥグに聞かせるっていう話の運びだったと思うけど、
それはだからシュミットの独り言（というか繰り言）であって、別にンドゥグに対しての親身な忠告なんかじゃないの。

全然、相手の置かれてる境遇なんかに思いを馳せることなく、ただ自分のグチを綴っていたシュミットに、
何の悪意も無い、純粋に相手の幸せを祈る手紙が来たからこそ、ハッとしてそれが胸をうつんだよ。
シュミットに善意があったら逆効果。「思いもかけない贈り物」ってのはそこだよ。

今年初めに母が急逝した者ですが、行ってこようと思います。
離れて暮らしている父（65歳）にも勧めたいんですけど、まだ痛すぎるでしょうか？
寂しがってる父が、前向きになれるような内容ならいいと思うんですが…。

これがオスカー作品賞にノミネートされてないなんて。。。
ギャング・オブ・ニューヨークは観てないけど、
それ以外のどのノミネート作品より良かったけどなぁ。

≪２００３年≫「クーポン屋」について
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ので、１ヶ月の給与が２７４万円になります。
http://www.c-gmf.com/index1.htm

こんなんみっけ
ttp://movies.yahoo.co.jp/m1?ty=rd&id=20030527001ec

>>231　その通りだと思う。

オバチャンたちに受けてたって誰か書いてたけど、確かに冒頭
きみまろ風のところがあったよね（『俺の隣で寝ているこの女は誰だ?』）

キャシー・ベイツのせいで吐いた。見たいとも見ようとも思わないものを
見せるんじゃねーよ！

http://bestranking.misty.ne.jp/gamble/enter.cgi?id=yami83

>>227 レスｻﾝｸｽ。
>いや、殆ど全編シュミットが手紙を書いてンドゥグに聞かせるっていう話の運びだったと思うけど、
それはだからシュミットの独り言（というか繰り言）であって、別にンドゥグに対しての親身な忠告なんかじゃないの。

なるほど。忠告、って書いてしまうと「相手の境遇を知らないから」忠告として
成り立ってないわけだな。

>全然、相手の置かれてる境遇なんかに思いを馳せることなく忠告って、いうかさぁ、年取った人間が若い人とお話するときに
忠告まがいなことをいいたい衝動に駆られるのは、別に相手を
思いやるっていうだけでなく、自慢だったり皮肉だったり愚痴だったり
すると思うんだけど。

と俺が書いたんだけど、多分、軽い説教厨だった（というか、年寄り特有のやつね）
のような気もするけど。

まあ、どっちでもいいでつ（ｗ
自己中・・・なんだろうな、やっぱり。なんというか、アメリカ人のレベルでいくと。
日本人だとゴマンといそうなタイプなんだけど。

そもそも返事の手紙読み上げる声がんどぅぐの声じゃなく団体のおばさんの声っていう。
最後まで、んどぅぐが実在するのか曖昧でした

>>236
彼は字を書けないんです、まだ小さいから。
字を書けないから絵を書いたんです。
もし書けたとしても英語は無理でしょ？分かります？
「そもそも」じゃないでしょ、ね。

そんなこと言わなくてもわかると思いますが。
手紙書いたの団体のおばさんなんですから。
んどぅぐが実在するのか、あのしょぼい絵だけではよくわからないのに
あの手紙だけで済ましてましたね。という意味でとらえるといいと思います

>>237
いやいや、あの慈善団体が詐欺じゃないと断定できないように作ってあるでしょ。意図的に。
この映画は最初から最後まで徹底してそういう風に作ってあるよね。
キャンピングカー夫婦の奥さんだって、シュミットは自分を理解してくれる人が現れたと
いたく感動してたけど、彼女は作業療法士なんだよねえ。
いってみれば、いつもの仕事通りに発言しただけなんだろうけどな･…･。

>>228
お母様のこと お悔やみ申し上げます。
お父様がダメ人間で、今からでもいいから反省してほしいと
あなたが思っているのなら是非薦めてください。
そうでないのならやめた方がいいと心から思います。
配給会社は「人を前向きにする映画」みたいな売り方をしていますが
（このスレに多数書かれているように、せざるを得ないという方が正しいかも）
本当はそんな映画ではありません。メッセージがあるとすれば
「人生こんなものだ。あまり期待するんじゃない。で、お前はこれからどうする？」
という感じだと思います。

「フォスター・プラン」自体は素晴らしい制度だと思いますが、
劇場プログラムの最後にその紹介が実際に載っていたりするのを見てしまうと、
ギャガは本気でこの作品を「すべてをなくした日、人生最高の贈りものが届」く
映画だと思っているということなのでしょうか？

フォスタープランの案内、映画雑誌にもあるんだけど、これって、フォスタープランがお金を払って広告してるのだろうか。
まあ、お金を払って広告するのは悪いことではないんだけどさ。
テレビＣＭだってただじゃないし。

>>229
俺もこの映画がノミネ−トしていないのはおかしいと思う。
ギャングみたがこの映画の方が10倍イイ映画だよ。
ギャングはただ金が掛かっているだけで心に何も訴えかけて
こない映画。

曖昧さ故に解釈合戦になりがちな映画。

>>243

確かに、分かりやすい説明はなく
役者の演技と表情で行間を埋めなくてはならないから
そういうふうになっちゃうでしょうね。
でも、もう少し分かりやすくはできたはずで、
たとえば、「あほい」夫婦のエピソードなんて必要だったのかなー、なんて思ったりします。
むしろ、ストーリーを娘とフィアンセ、あとその家族との間にもっと絞った方がよかったのでは。

ちなみに、今までレス読んで、一番自分の感想に近かったのは176。
だから、あんまり主人公に感情移入できなかった。どっちかといえば、あほかお前は、という感じ。
映画の感想も、まあ、話のタネに一本観たかなという程度。
ただ、頭で分かっていてもおろかなことをやってしまう人、
そもそも、何がおろかなことなのか分かっていない人、世の中にはそういう人たちが結構いるからね。
そう思うと、この映画に対してっていうより、実際のリアルな世界に対して切なく感じてしまいます。

すっげ、眠かった。起伏がなんにもない。

この映画で多少なりとも驚いたところは、
ばーさんが死んだところ、
半分すぎてからキャシーベイツが出てきたところ、
乳ぼろーん、
以上、３点。

3点満点か。評価良いな。

いずれ、この映画はハリウッド映画BEST１００に入るでしょう。

今日観てきたけど佳作かな
ニコルソンの演技はいいけど
映画としてみるともうひとつだな

泣けることを期待してただけに残念。自分としては評価低。

オープニングの何にもしない仕事のシーンは、リストラの作戦なの？
そのシーンと後任の若い男に挨拶に行くシーンが悲しかった。

お婿さん、結婚式の前と最中で髭の形変わってた気がしたけど、気のせい？
レスポンスお願いします。

>オープニングの何にもしない仕事のシーンは、リストラの作戦なの？

後任のために仕事の引継ぎの資料もちゃんと作成して、あとは5時を待つだけだって
ことでしょう。

リストラじゃないでしょ。退職の日で、もう机の上も片付けてやる仕事もなく、ただひたすら退社時間になるのをボーッと待っているシーンじゃん。
その冒頭シーンがシュミットの人生を暗示させるつくりになってるわけでしょ。
これといった目的もないまま、まっとうかつ平々凡々な人生を過ごしてきて、あとは人生のお迎えを待つばかりの、さ。

そうなんだ。ありがとうございます。
ヒゲのことも正確に覚えてる方がいたら教えてください。

日本語訳が甘い。
シュミットが娘の結婚相手とその家族をルーザーとして
かなり見下している部分をぼやかしている。

>>253
そうかな？ニコルソンの表情で、かなり見下し感読み取れると思うけどな。
もし良かったら、軽くでイイからどの辺のセリフかあげてちょ。

２４９・２５２です。
251さん、定年定職だというコトはわかってました。
ただ、「彼女たちの時代」で、椎名きっペイが、
リストラの手段として、何もない部屋で、何もさせてもらえず、監視カメラで見張られて。
定時になったら帰る、という拷問のようなことをさせられてたのを思い出し、
”定年前にリストラ！？”と思ってしまっただけです。
（記憶に矛盾点があるかもしれん）
後、ヒゲというのは、お婿さんのひげです。書き忘れてたけど。
結婚式の時だけあごの真ん中剃ってるような気がしたのは、
気のせいでしょうか？

>>255
>結婚式の時だけあごの真ん中剃ってるような気がしたのは、
>気のせいでしょうか？

そりゃあんた・・・結婚式だから髭整えた、って事で良いんじゃないのか？
何だか君は変テコな部分で、この映画の理解に躓いてるな（ｗ

http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか？その９

>>177 >>185
レスありがとうございました。なんかとてもうれしいです。
同じ監督の『ハイスクール白書／優等生ギャルに気をつけろ』という
作品も凄く面白かったので、機会があったら是非観てください。
『アバウト・シュミット』は私ももう一度見に行ってみようと思います。

今日見てきたよ。
うちは両親が離婚して父親が1人で暮らしてるんだけど
なんかシュミットと父親がちょっとかぶってホロリと
してしまった・・・。

起伏がないからつまらないっていうのはこの映画には
当てはまらないと思うなあ、だってシュミットの
人生、生活自体がそうなんだから。

>>252
ひげですが、最初は四角だったのに、結婚式の時は、アゴの部分が
そってあったように思いますよ。自分も気になったので、おそらく
間違いないと思います。

ところで、シュミットが靴箱の中から手紙の束を発見するシーン、
彼自身が若い頃に出したラブレターの数々と思った人いませんか？
一瞬そう勘違いさせるのが、意図的な演出だったのかな〜と
ちょっと気になってます。

あの手紙の束を見つけるシーン、私も
シュミットが若い頃に出したラブレターかと思って
「亡くなった奥さんが大事にとっておいたのか・・切ないわ〜」なんて
一瞬思っちゃいました。そうしたらああだし。
とことん皮肉だなあ。

あと、どなたかも書いてましたが
個人的にはシュミットが奥さんのコールドクリームを
塗ったくってるシーンがかなりきました。

>>260
> ところで、シュミットが靴箱の中から手紙の束を発見するシーン、
> 彼自身が若い頃に出したラブレターの数々と思った人いませんか？

一瞬私もそう思いましたが、奥さんの服や持ち物を猛然と捨て始めたところで
あれ？となりました。あのあとレイとは一度仲直りしようとするけど留守電の
録音を失敗して結局仲たがいしたままなんだろな。
シュミットは出てきた人たちのだれとも深い溝ができて修復しないまま。これで
終わりかよ！という恐ろしいラストでした。あの子供だけは救いであってほしいな・・・。

あとは重箱の隅つつきになりますが
＞牛
そういえば退職パーティーで、牛の写真に「ナントカカントカ受賞」ってありましたね。
シュミットが以前に牛で賞を取ってたの？何の賞？それともシュミットが何か賞を取ったと
勘違いしただけかなあ。賞を取るほど打ち込んだ趣味があったなら、それをすればよいのに
と思ったのですが、シュミットは牛を悲しい眼で見ただけでそのまま去っていったね。

＞博物館
なんか悪趣味な博物館ばかりだったけど、いちおう西部開拓やインディアン戦争にからむ
ところが多かったのかな。ンドゥグへの手紙でシュミットが心のこもらない口調で「博物館を
回って勉強になりました」と繰り返すのがおかしかった。
最後にいった高速道路の料金所の博物館、「ここから西へ行った者のうち弱いものは死んだ。
強いものが残った。彼らは先駆者だ」って、じゃああのデンバーのDQN一家が生き残った人たち
なんですかね？

ジャックニコルソン、微妙に岡本太郎はいってなかった？

俺も176が一番ピンとくる意見を言ってる気がした。あまりにリアル過ぎて見てて
ほんとに辛かった・・。感動はしなかったけど、人生ってこんなもんかなと改めて深く
考えた映画でした。とくに、娘のフィアンセがねずみ講を勧める点とかすごくリアルな
バカなんだよね。

この映画、皆さんがいうほど、意地悪くないと思う。
ラストの６才の黒んぼの可哀想なこどものへたくそな、つたない絵いいじゃないですか。
シュミット氏はまさしくあの瞬間‘ちっぽけだけどいいこと’をしたのですよ。

あと、意地悪な人が全然出てこないことにもほっとした（現実的にはちょっと嘘っぽい。）。
キャンピングカーのオーストラリア人の隣人の邪気の無い笑顔（てっきりシリアルキラーかと思った。ブッシュみたいだし。）
シュミットが何の疑いもなく里親なるくだり。

博物館とか、生まれ故郷から順にたどるとか、
遊び方を知らない定年親父っていうのが良く出てると思った。
普段から趣味を持ってる人とか、定年になったらやってみたい事がある人
だったら、１週間だったら１週間、１ケ月だったら１ケ月の遊びを自分で組み立て
られる。
最近じゃ企業でも、定年前の社員に定年後のタイム・スケジュールを考えさせ
る研修もあるらしいけど、家庭と仕事しか無い人ってのは小旅行して満足して
その後、また、やることなくて困るんだよね。

あの手紙はシュミット自身の事を語らせる、単なる手法だと思っていたら
ラストでああいう使われ方をするとは、肩透かし。
６６歳になったらとまではいかないけど、しばらくしたらまた観たいな。

途中で会ったキャンピングカーで暮らしてる夫婦の
旦那が最初トイレに入っていて、マッチの匂いがする
ってあれなんなんですか？

大麻吸ってたとか？
鈍くてすいません。

奥さんが死んでがっくり来て着るものも家の中もめちゃくちゃに
なっていたときに、立ち直る（？）きっかけになったのは
奥さんの浮気を見つけて腹を立てて服と化粧品を捨てたことだったよね

怒りでもって一見前に進むことができるように見えても、
怒りは人と人を断ち切ることはできてもつなぐことはできないから
どんどんシュミットは孤独になっていく

やっぱり考えれば考えるほど鬱になるなあ、この映画

>>259
シュミットの人生、生活自体そうだったら、当てはまるだろ。

>>268
旦那がトイレに入っていてマッチをするところは
トイレの匂い消しにマッチをするということが「伊東家の食卓」的なネタなので
単に大便をしてその匂いを消すためにそうしただけかと思います
http://www.google.com/search?q=%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%80%80%E5%8C%82%E3%81%84%E3%80%80%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja&lr=

ハイスクール白書と比べると、好みではなかったけど、とりあえず満足。
まあ、ハイスクール白書の次回作が全国ロードショーになるとは、
思わなかったから、単館じゃないだけでもうれしいよ。
前作もそうだけど、この監督の社会に絶望している視点が大好き。
主人公の情けなさも、前作のマシュー・ブロデリックと
重なるものがあるし、監督が担当したジュラシックパーク3のシナリオも
ウィリアム・H・メイシーの役はかなり情けない設定だった。
徹底的にアメリカンヒーローと対極にある人物が好きらしい。
主人公にイライラさせられる人も多いだろうけど。
そういうひとは「ハイスクール白書」も受け入れられないだろうなあ。
とってつけたようなラストと感じながらも、ニコルソンのあの顔に
不覚にも泣かされてしまった・・・。
でも泣けなかったけど、絶望したまま終わった前作のほうが上だ。
監督の姿勢はその前の独白なんだろうな
あんな台詞原作にも無かったし。

それにしても、この映画の感想で「救いがないから見ていてつらい」
とかいうやつがいるとは驚き。
そんなに映画に救いを求めているのか?
個人的には映画って、むしろ絶望を描くべきものだと思うが。。。

あと書き忘れたけど、

この映画終わったあと、
帰りに映画館のエレベーターの中で
カップルと俺三人になったんだけど、
そのカップル、思いっきりキスしはじめた。。。
こんな映画見た直後にそんなことすんなよ!
お前ら、何見てたんだよってつっこみたかった・・・
女、かわいかったんで、うらやましいかったけど・・・

＞273
映画館っているよね、バカップル。

悲しいけど、なんか笑えるというノリが私は好きだった。
一緒に観た友人が終わり方が不満だと言っていましたが、皆さんはどうでしょう？
私はあれでよかったと思うのですが。

娘の婚約者の家族との関係は、ｱﾒﾘｶ人がみた方がﾋﾟﾝとくるかもね。
日本は無階級社会だから、日本人にはいまいちﾋﾟﾝとこない。

>>268

つまり、ンコしたってことですね。
でも、あの中で手洗ってたのかな？
何だか、凄い難しい顔しながら出てきたでしょ？

直ぐにシュミットにべちょべちょ触り始めたんで
きちゃない！と思ったよ

この映画見てて一番笑ってたのしたのは周りに座っていた外国人だったな。
ちょいとしたことでくすくす笑ってるの。
私は逆に余り笑わない日本人がほんの少しばかり奇妙に思えたけどね。

>>277
典型的”ガイジンサン”コンプレックス

>キャンピングカーのオーストラリア人の・・・

あれはオーストラリア人だったんですね。

>隣人の邪気の無い笑顔（てっきりシリアルキラーかと思った。

いきなり中を見せて、とか言うしね。

>>旦那がトイレに入っていてマッチをするところは
トイレの匂い消しにマッチをする
>>ということがつまり、ンコしたってことですね。
でも、あの中で手洗ってたのかな？
何だか、凄い難しい顔しながら出てきたでしょ？

ということはオーストラリア人をパロってるのかな？？
今度聞いてみるよ。外人に会ったときに。

>>直ぐにシュミットにべちょべちょ触り始めたんで・・・
>>この映画見てて一番笑ってたのしたのは周りに座っていた外国人だったな。
ちょいとしたことでくすくす笑ってるの。

多分、こういうところで笑ってるんだろうね。

結婚式の時にシュミットの隣に座ってた婿の兄弟（？）に対してスピーチで
思慮深いと言ってたことに藁たよ。

いや、あのスピーチは感動したよ。

>>280
ダンカンね。
俺が見たときの劇場では、彼が画面でアップになるだけで笑いがもれてたよ。
顔だけで笑いを取る男。すげえな。

>>282
笑いが漏れているという感じでなく私がみていた劇場では
爆笑に近かったぞい。
勿論、俺もね。

今日見た。
いい映画だと思うけど、２度は見ないな。
自分の将来を見せられてるようでつらすぎる。
ポップな「ハイスクール白書」の方が好み。

ｼｭﾐｯﾄに近い世代の人程共感出来るのは当たり前なので
いい映画だったと言う人達は多分、かなりの経験を積んでいる
先輩達だと思います。自分は精神年齢的にも６歳の子供と
殆ど変わらないので、この映画を全て理解するのにはちょっと
無理がありました。只、アメリカの裕福な家庭ならあんな
優雅な老後が過せるのかと思うとちょっと鬱になりましたね。
後は２８４さんにほぼ同意です。何にしろ覚悟がいる事だと
思いました。世知辛い世の中で生き抜くことに。

後、さいたまの絵には不覚にも噴出してしまいましたｗ

>>278
いや、私はむしろこの映画は日本人の方が感覚が近いんじゃないかなって思うところがあったから、
そう考えると外国人の方が受けがいいと言うのが奇妙に思えたんだ。
説明不足だったね。ｽﾏｿ。

みんなも｢一日一膳でお腹いっぱい。｣をクリックしてるか？
フォスタープランみたいに子供から物が届いたりしないけど、こっちは自腹を切らなくても
毎日少しのクリックで子供が救えるぞ！

http://www.dff.jp/index.php

今日、２回目観て気がついたけど、
披露宴でシュミットがスピーチする直前に、大きな肉の塊（牛？）を調理師が
ナイフでスライスするカットが挿入されてるね。
オマハからデンバーへ移動した牛とシュミット、望まない解体と望まない祝福
といった感じかな。

人生の意味とは一体何なのでしょう？幸福とは何なのでしょう？
男は答えを見つけるべく、キャンピングカーにまたがって冒険の旅に
出かけます。冒険とは即ち、娘がバカ男と結婚するのを阻止する旅です。
残念ながら、彼のささやかな冒険は何ももたらしてくれません。

しかし、きっかけは偶然から、深い意味も持たずにやった彼の行為が、
突然彼に光を投げかけてくれます。
その光は、見えない人間には見えないくらいの小さな力なのかも知れない。
今の彼にはそれが見える。取るに足らないような出来事に、世界の真実を、
幸福を、見い出せるように成った。

何と暖かい映画なのでしょう。

>>271
そうですか、ありがとうございます。
ここはあまり考えなくていい場面かな？
取り合えず、すっきりしました。

シュミットがウォーターベッドで寝違える場面、あまりの
ジャックニコルソンの太りように見てて辛かった。
あの顎は凄すぎた。

>>291
まあ中年なんてそんなもんだろう。小太りかガリ痩せ、あと体臭モナー。

今日観て来ました

なんだか１シーン１シーンがドリフのコントみたいなシーンなんですね
それを見て無邪気なら笑えるんですが人生で色々と世知辛い経験してると
かなり胸に来ましたね痛感しました

このスレを最初から読んでみましたが
仏教童話か何かで死後エンマ様の前で裸にされてこれまでの人生を全て見せられるとかいう話を思い出しました
（あと芥川龍之助の蜘蛛の糸）
クリスマスキャロル　ロイヤルテネンバウムスもふと脳裏に浮かびました
なんだか尾津監督の東京物語に通じるものもありそうな気がしました

>>208
映画について詳しく無いのですが
その中にロイヤルテンバウムスの人はいますか？

>>294
うぇす・あんだーそん

>>289
「人生の意味とは一体何なのでしょう？幸福とは何なのでしょう？
男は答えを見つけるべく、キャンピングカーにまたがって冒険の旅に
出かけます」

「しかし、きっかけは偶然から、深い意味も持たずにやった彼の行為が、
突然彼に光を投げかけてくれます。
その光は、見えない人間には見えないくらいの小さな力なのかも知れない。
今の彼にはそれが見える。取るに足らないような出来事に、世界の真実を、
幸福を、見い出せるように成った。」

あなたは、あの身勝手な男がそんな思慮深い男に見えたのですか。
直情型で激情的な男が泣いても、それを好意的に受け取れるのですね。

「何と暖かい……」

あなた自身に捧げます

あんだーそん君！
バラバラバラ．．．（分身する音）

音楽よかったよね、シュミット。

Life is short, Ndugu.

感動して号泣しました！

この映画のメッセージは冒頭から明確に表現されてると思うけど・・・。
退職パーティの友人のスピーチね。
メッセージを端的に言うと、人生の表面と奥底の救いがたいギャップ。
シュミットは真面目で知性も品性もあり、そこそこの結果を出したのにも関わらず、
心の奥底の視点で見ると救い様の無い敗北者。最後の最後まで。
その最大の理由は、本音で生きる事が無かったから。
アフリカの孤児への手紙以外はね。

本音なんて墓場まで持っていくもんに決まっているだろうとか、
人生に表面も奥底もあるか、という人はこの映画の評価低いだろうね。
特に日本人は本音と建前を使い分けて世間体を保つのが美徳という考えがあるから。

結局シュミット的には流れ星と拙い絵が救いとなる。
それこそが救い様がないんだが・・・。

本当の幸せは、形式や体裁の中にあるんじゃなくて、
個々の心の奥底にしかないんだよ、というありがちなテーマとも取れるが、
これ、日本人に向けた皮肉の意味もあるんじゃないかと。
そう思ったのは俺だけ？

どれだけ立派に生きた様に見えても、本音やハートが伴っていなければ脆いもの。
しかし、建前や理想を突き詰める美学もあるのかなぁと。

シュミットが子供に宛てた手紙の内容の殆どは子供は理解していないはず。
お礼に送られてきた絵はシスターが書かせたものと推測される。
シュミットは身も知らないアフリカの子供の役に立てたことと同時に
シスターの優しさも受け止めることができたのでは？
花婿おばさんの生々しい思いやりは理解することは無かったけれども。

建前や理想や偽善の中に
彼なりの答えを見出したのかも知れないと思わせるラストシーン。
ラストシーンはどうにでも取れる。
人生の価値観は人それぞれだから、その人なりに解釈できるのは個人的には好き。
全体に押し付けがましくていいと思った。

>シュミットが子供に宛てた手紙の内容の殆どは子供は理解していないはず。

でも、何度も「君には理解できないだろうが」とシュミットのセリフ入ってるよ。
大人のいうことなんて理解しなくてもいいんでないの？なぜならシュミットは
人生について教えてあげようとしてるんだから。

おじさんが子供に手紙書くって、やっぱりつまらない身の上話書かないだろうか？

>お礼に送られてきた絵はシスターが書かせたものと推測される。

で、それは悪いことなんだろうか？俺はＤＱＮなので、
同じ立場にたったとき6歳の頃にどこかの国の人が、自分のためにお金を
送ってくれてそれで自分が助けられてるなんて理解できなかったと思うけど。
で、記憶が曖昧なんだが、ちょっと多めにお金を送ったときがあって、
それで目の病気が治ったんでなかったのかい？？

で、シスターが貴方を救ってくれた心のやさしい人がいるから
「なにかお礼をしないとね」といって絵を描いた。

言葉も満足に書けない彼が唯一できたのが、あのヘタな絵だったように思うが。
あれを感謝できないなら、子供育てるのを止めた方がいいね。

>シスターの優しさも受け止めることができたのでは？

それは映画に描かれてないでしょう。
いきなりあんな手紙きたら、まずびっくりしてどう反応していいか
解からない表情のはず。その点もニコルソンはちゃんと演じてたぞ。

その後また手紙書いたかもしれないし、シスターにもありとうと手紙を
書くかもしれないし。

>>223
アフリカの子供に対する感情を偽善や建前や形式的なものと言っているんじゃないよ。
それはもっとプリミティブなもの。
言いたいのは、本来その愛情の対象は、まず自分の家族やそれに関わる人や物
であるはずなのに、見も知らない子供にすりかわってしまっているということ。

> それは映画に描かれてないでしょう。
そう。常識的に考えてあの状況で「あぁシスターはなんと優しいんだ」とは考えたりしないよ。
妻の死には涙を流さなかったのに、あの絵を見たときに心からの涙を流したのはなぜか？
抑圧されていたシュミットの心は一時だけでも解放された。それはなぜか？
本来理解し合い、愛し合うべき身近な人達との果てしない断絶感の中で、
孤独なシュミットにも理解者（シスター＝神に使える者）がいたし、
何より愛すべき対象（アフリカの孤児）がシュミットの方を向いてくれた喜び。
究極の悲しみと天から授かったかすかな光明。それが最後の涙。これは俺なりの見方ね。
この映画は、それぞれの見方があっていいのだと思う。製作者もそれを意図していると思う。
製作者や役者が何を考えていたか間今見たければ公式サイトを参照のこと。

定年後の自分を取り囲む孤独さを思い知り、娘との繋がりの希薄さを改めて実感し、へろへろになっているトコに届いた絵。
自分とンドゥグが手をつなぎ、空には大きな太陽が輝く絵、純粋すぎる絵。
あのタイミングに届いたからこそ、絵の暖かさが、より一層心を打ったんでしょう。
そりゃシュミ氏、無条件降伏で泣くよ、多分一過性のものでしょうけどね。
このラストで終ったからこそ観てるほうも救われたと思うな。

304氏、レスありがとう。

＞見も知らない子供にすりかわってしまっているということ。

そういう描き方だからね。了解。

＞これは俺なりの見方ね。

了解っす。

結局、シュミット氏をどう言い表すかによって、表現の仕方が変わってくるね。
冷たいひとだ、と書いてるのを読むと、いや日本人の大半はあんなもんだ、とか
言いたくなるしね。きっと典型的アメリカ人から少し外して描いてるかもしれないね。

ぴあにアレクサンダ−・ペインの顔写真が載っていたのだが、
この監督ってかなり男前やね。

今日見てきたんだけど、何度も手紙を書いていくうちに世
話しているはずのアフリカの子供が、最後はシュミットの
心のささえみたいな存在になっていくように見えて面白
かった。初めは手紙に養父って書いていたのにいつのま
友になっていて…

それにしても、シュミットが書いてよこしたあの手紙、シス
ターが代わりに読んであげてたそうだが、あの凄い内容
をどう子供に説明してたのかが凄く気になる。

感想レスに
成功者とか敗北者とかいう言葉がたまに出てくるけど
もう一度映画のタイトルの意味を考えてはどうだろう？
とか言ってみるテスト。

>何度も手紙を書いていくうちに世
話しているはずのアフリカの子供が、最後はシュミットの
心のささえみたいな存在になっていくように見えて面白
かった。初めは手紙に養父って書いていたのにいつのま
友になっていて

俺もそう思いたいんだけど。

>もう一度映画のタイトルの意味を考えてはどうだろう？
とか言ってみるテスト。

どういうことなんだろう。履歴書的には成功者なんだけどね。

いや、だからこの映画は成功者とか敗北者とかいう立場的なものは
さしたる重要な事ではないと思うのよ。
たまたまウォーレン・シュミット氏の家庭の場合はああいう環境だったけれど、
それは所詮、彼の場合であった過ぎない。と解釈した。

定年退職した後の孤独感とか、あるいは幸せを感じるきっかけ（映画では手紙だったが）とか
100人いれば100通りの定年退職後の環境があるように
（貧乏で辛い初老もいるかもしれない。家庭がメチャクチャで疲労している人もいるかもしれない。
一世代で豪邸を築いた初老の人でさえ、心では幸せではなかったりとか）
100通りの映画を作る事も可能だったはず。（作れとは言ってるわけではないが）

たとえ世間の評価では成功者であっても敗北者であっても、最終的に自分の評価というのは自分が決めるもの。
そんな中で、今後の自分の環境や孤独に対する共感とか幸せのきっかけについてとか
辛いこともあるけれど、それでもある日突然・・・なんて事もあるかもしれない。

と、まあ、こんな感じで気持ちとか感情面での解釈の方がもっと大事だと思ったーヨ。
あなたは定年退職後どんな表情をしていますか？と。

だから、ああいう映画のタイトルにしたんじゃないかと。

自分の父母を見た気がした・・・・
ちょっと欝。
でも作品としてはナイス！
しかし、高度成長でいわゆる普通の生活を
送った日本のシニア世代には、
つらい映画だろうな・・

＞１７６
あなたの感想は素晴らしい！
ありがと

>>311
> さしたる重要な事ではないと思うのよ。
> 最終的に自分の評価というのは自分が決めるもの。

言いたかったのは、社会的に成功者か敗北者かと言うのは重要ではないいうこと。
シュミットは表面的、社会的にうまくやろうすることに終始した。
表面的にうまくやればやるほど、内面的なものは置き去り。ドツボに嵌る。
そして最後に自分の奥底にあるものと向き合ってあの涙。

彼の人生は成功失敗と単純に言えるものじゃないし、最後の涙はどの様にも取れる。
映画が進むにつれ、社会的に成功した紳士が、情けなくダメな男になって行くけど、
でも実は、本当の自分を見出し、内面を充足させるプロセスだったとも取れる。

この映画自体、人生に成功も失敗もないと言うことを逆説的に表現してると思うよ。
まあ、人生十人十色であるようにこの映画をどう取るかはそのひと次第だけど。

シュミットさんについて

>>315 人間万事犀爺が馬



シュミットの手紙＝おまえらがいつも2chであーだこーだウダウダ書いている文章

315 人間万事犀爺が馬



シュミットの手紙＝おまえらがいつも2chであーだこーだウダウダ書いている文章

>143
うわ！　同じこと考えてた！

しかも、募金も絵も、どっかのニセ募金のジサクジエーンで
同じ絵見て涙流している老人が１５０人ぐらいいるっていうラストシーンかと思った。





逝ってよしでつかね。

>>317

スルドイ。
これ見た後、２ｃｈをネタに映画作ったらオモロイと思ったよ。

今日姉と話してて、娘の旦那役（マイク真木風）が「ベスト
フレンズ（フレンドだっけ？）ウェディング」でキャメロン
デイアスの婚約者でｊロバーツにアタックされる役だとはじめて
気づいた。まーあの映画でもどうしてこんなさえない男を二人
で取り合いになるねん！と思ったけど。。。

シュミッツどんはチャンと家の中を片付けてから
旅に出たんだろうか？
シュミッツどんは旅から帰ってきて
ちゃんと家の中を片付けられるようになったんだろうか？
くだらん事だが気になる。

苦しくなった。
さっき見て着た。

もう見ないと思う。

映画で人生の（苦境の）仮想体験をしておけば
実際の人生で楽になれる

というのが実感出来ました

道化師を思い出した。
特にシュミットが披露宴でスピーチする場面。
宣伝を見て、先入観を持つと肩透かしを食らう。

あの新聞広告はどうかと思う。
しかしシニアが行けば映画はあたるからな。

地味に感動する作品として見る人もいるかももしれない。
俺にとっては救い様がない話。心の中で苦笑い。

主人公が鏡に映った自分の醜い姿を嘆くシーンがある。
鏡の様な映画と思った。

みなければよかった映画ナンバーワン

たしかに起伏が少ない映画だったけど、最後に立ち寄ったインディアンの博物館からの
独白とラストシーンまでのつながりは最高だった。

遠く離れた場所の合ったこともない子供に、少しでも影響を与えられたことがうれしくて
それがきっかけで涙を流し始めたんだろうけど、その後の表情の変化が面白かった。

最後の「娘は馬鹿と結婚したが」の後のセリフを見逃してしまったけど、なんて言ってたのか
覚えてる人いますか？良かったらメル欄に書いてもらえないでしょうか？

>>329
（メール欄）って感じだったような？

>>328
ﾌｰﾝ　芸の無いｺﾒﾝﾄ・・・

娘の結婚相手を馬鹿と断定して奪回を目論むも失敗。
しかし表面上祝福を装って結婚式は何の問題もなく終了する。
これは彼のそれまでの人生の象徴しているかも知れない。

でもリタイア以前の人生と違っているのは、彼はトライしたということ。
自分に正直になって、冒険し行動したということ。
最後の涙は、一人の人間に戻って何かを取り戻したと取りたい。

これって泣ける映画ですか？

>>333
いいえ

たびたび出てくる牛は
サラリーマン生活がまるで楽しくなかったシュミットの
投影だと自分は観た。

井筒はどうだったのよ。

>>336
井筒は　満点3つ★　（３つ中）
ゲロッパの公開中だから甘いという意見もあるが
以前、ジョニーデップの映画でも高い評価だしてた
ようにこのての映画はﾀﾞｲｽｷなオヤジだから
まぁ当然かと。まぁ甘いかどうかはXメン２の酷評をみればわかるかと

>>330
サソクス。

>>333
この映画にこそドリームキャッチャーの「見せてあげよう、見たことを後悔する物を」
のキャッチコピーが似合うよ。
でも、３０代〜４０代前半くらいの人は見ておいた方が良いかも・・・

>>338
＞この映画にこそドリームキャッチャーの「見せてあげよう、見たことを後悔する物を」
＞のキャッチコピーが似合うよ。

ｾﾞﾝｾﾞﾝﾜﾗｴﾈｪ

＞でも、３０代〜４０代前半くらいの人は見ておいた方が良いかも・・・

ｲﾐﾌﾒｲ

ｳﾞｧｶﾊﾞｯｶ

>>335
なかなか鋭いっすね。

こんな事を言ってはいけないんだろうけど、
最後封筒を開けて２枚の紙がパさっと落ちるよね？






　　　　　　　　　　普通、両方いっぺんに開けませんか？

しかも手紙→絵の順番。





　　　　　　　　　　　　　　　これってちょっと作り過ぎな気が。

すまん
おれ20代なんだけど、自分の将来と照らし合わせた
パンフに載ってたチャリティーをまじでやってみようかと思い始めた
鬱だ

http://homepage.mac.com/yuuka20/

井筒監督絶賛してたので、今日観てきました。

感想は「深い映画だな」って感じ。
ハリウッド系にしては、よくできた作品と思う。
ただ、デートムービーじゃなかったよ。

まだ僕は若いけど、シュミットが他人事に思えなかった。
同年代の方が見ていたら、リアルすぎて、つらい思いした人も多いはず。

作品を通して、何か伝えたいメッセージを感じた。
孤独とか･･･
最後の絵は本当に救いだった。
あの絵がなかったら、あの一連の手紙は本当に自己満足で終わってしまう。

>>176
１７６さんの書き込みはすごいです。
すごい洞察力というか、そこまで考えて見ていてつらかったでしょう。

確かに、奥さんを批判したと思えば、死んで悲しみ、会いたがるのは人間
なら当然、その割に次の日になったら、コロって忘れてしまう。
娘に対しても、娘の幸せに対して、真に考えていないような気がした。
ただ、低俗な階層との結婚を拒み、相手家族と真に交わろうとしない。

唯一の拠り所は、他人、姿の見えない、孤児だけ。
だから、キャンピングカーで招かれた他人の奥さんにキスするのは
本当に弱い人間の現れかな。
出てくる牛は、シュミット本人を描いているよう。
ずっと、見栄で生きてきた真面目な孤独な男。

久々、２ちゃん見てよかったと思った。
皆さん、真面目に書いてますね、ありがとう。

>>176 の書き込み。
最後の一行が泣ける。

70歳の父親にすすめようかと思ってその前に観て来ました。
いい映画だし悩んだけどやっぱり私からすすめるのはやめました。
けっこうシャレにならない部分が多かったので、私から観ろというのは
皮肉にとられかねないなと。（自分も結婚反対されたりしたし(^^;)
すごーく父親の感想聞きたいんですけどね。
最後の絵は一瞬「ショボイ絵…」とも思いましたが、主人公が言葉や理屈を
つくして自分を正当化したり、過去や自我に雁字搦めになっているのが、あの
シンプルな絵で一気に浄化？されたような印象もうけました。
何だ欲しかったのはこんなシンプルな愛情や感謝じゃないか、と。

おいおい>>176、
お前エージェントスミスだろ〜？いい加減にしとけよ。

おいおい>>349、
お前今ごろになって煽るなんて嫉妬だな〜？いい加減にしとけよ。

>>350
スミスの意味分かってレスるとは図星だったようだな。
自演じゃなかったら普通スルーだろ（ｗ。

昨日見に行ったんだけどめちゃめちゃよかったです。
俺22才だけどシュミットの気持ちがよくわかりました。
特に最後のシーンで養子からシュミットと手をつないだ絵が
送られてきてシュミットが号泣するシーンは泣きました。
誰からもあまり愛されず妻にも先立たれ定年退職して孤独を
感じてるときにあんな絵が送られてきたらうれしいでしょうね。

でも映画館には俺以外には、シュミットと同じくらいの年齢のおばさん
一人しか来てなかったのは悲しかった。まぁ広々とみれてよかったけど。

あと、キャシーベイツの演技がめちゃめちゃよかった。この映画で初めて
キャシーベイツのすごさがわかった気がします。
みんなキャシーベイツのたれ乳ばかり気を取られていて演技を見てなかった
みたいだけど・・・。

これを見る前にマトリックスも見たんだけど断然こっちのほうがよかったような
気がします。

老人虐待ａｇｅ

先週観たけど、祖父もこんな気持ちだったのかなぁと思って泣いてしまった。
でも、娘が「今さら構わないで」って台詞が、自分が父に言った言葉だったので、胸が痛くなった。

シュミット氏の娘はもう中年。映画では年齢は明示されないけど、
両親の結婚生活が42年だし、演じた女優は2002年当時38歳くらい。
そんな年で父親に新婚旅行の費用を出させるのは恥ずかしい事ではないのか？
老いた父をもっと気遣えないか？　そう悪い父親には思えないんだけど。
若いうちは親に反感を持ったり、距離を置きたくなるのはわかるけど、
もうそういう歳では無いと思う。
彼女は自己中で薄情。収入も少ない。だからああいう馬鹿夫しか見つけられない。
一人娘がそういう人間であることが、シュミット氏の不運のひとつ。

シュミット夫人は出かける夫に｢寄り道しないで帰ってきて｣と言う。
あの夫婦に愛は確かにあったと思う。
シュミット氏は冷たい人ではないし、他人を愛する事が出来ない人でもない。
無論人間だから欠点はあるけど。
今迄仕事が忙しすぎた。他の事に気が回らなかった。だから趣味も無く、友人も少ない。
アメリカも日本もそういう人は多いんだろう。
無趣味の人がいきなり旅行に出かけても、たいしたことは起きない。
それでも家を離れれば気分転換になるし、なにかしら出会いはある。
何より、奥さんを亡くした事を整理するのに必要な旅行だったのでは？
家に帰った後、シュミット氏はどうするだろうか。
きっとレイと和解するだろうし、そのうちボランティアか何か始めるだろう。
再婚だってするかもしれない。
シュミット氏の人生は終わっていない。まだたったの66歳。
……1度しかこの作品を観られなくて残念です（上映館が遠い）。DVD待ちます。

お、ようやく似たような意見が出てきた。

>>346 >娘に対しても、娘の幸せに対して、真に考えていないような気がした。
ただ、低俗な階層との結婚を拒み、相手家族と真に交わろうとしない。

とあるんだけどさ。

>>355さんのいう通り、あの娘が「いい娘」かどうか、ってシュミット氏との
やりとりからしか判断できなんですよね。父親を避けてお金の援助は受けて、
部が悪くなったら今までかまってこなかったくせに、と言ういいところ取りの
女な訳で（そういう設定だと思う）。

結婚って、相手と一生くらしていくと同時に、そのことをみんなに認めてもらう
ことだとしたら、ＤＱＮ連れてきて「娘を幸せにして欲しい」と満面の笑みで
言えないと思うよ。あのＤＱＮ一家なら。

>>シュミット夫人は出かける夫に｢寄り道しないで帰ってきて｣と言う。
あの夫婦に愛は確かにあったと思う。
シュミット氏は冷たい人ではないし、他人を愛する事が出来ない人でもない。
無論人間だから欠点はあるけど。
今迄仕事が忙しすぎた。他の事に気が回らなかった。だから趣味も無く、友人も少ない。
アメリカも日本もそういう人は多いんだろう。

そうそう、シュミット氏が奥さんの生前にイヤなところをたくさんあげてるけれど、
だからと言って夫婦が上手くいってなかった、という理由にはならないんですよね。

ここのスレにシュミット氏は奥さんのことをすっかり忘れて、という
カキコがあるんだけど、ながく連れ添った夫婦ってそんなもんじゃないと思うんだけど。
お葬式でたことないんだろうか？祖父母が亡くなったらしたらそういうの
伝わってこないんだろうか？

星空を見ながら妻の好きな陶器？の置物を並べるシーンと、昔の浮気をして
衣類を全部棄てるシーンが妻を忘れた、と言えるかもしれないシーンだけど。
妻の好きだったものを買ったり並べたりするんじゃなくて、現実と向き合っていこう、
と思いなおして翌朝キャンピングカーの上に置き去りにした、と言えるような
気もするし、これだけ悲しみに打ちひしがれてるのに、浮気のことを知ったら
ああいう行動に出る女ってたくさんいるんではないでしょうか？？

突然暇になった男性がほぼ24時間、特にする事もなく古女房と一緒に家にいるようになったら、
そりゃ相手が鼻につくって。
奥さんのクリームを顔に塗りたくった時の、星空の下で奥さんに語りかける時のシュミットさんの表情。
愛の無い人はあんな表情しないって。
朝起きたら気分がすっかり変わってて、娘の結婚を阻止すべく猪突猛進！て時に
置物の事を忘れても不思議ではない。奥さんのことで気持ちに一つの整理がついたわけだし。
置物が屋根の上をすべって落ちていくシーンは、とても可笑しくて美しいシーンだった。
奥さんに無関心なら、大昔の浮気であんなに怒ったりしないでしょ。
娘に無関心なら、あそこまで結婚に反対しない。経済的援助もしない。
娘が気に入らない相手と結婚したら、その後なるべくつきあわないようにするはず。
でもシュミットさんはそんな事はしない。あの結婚式でのスピーチは、
｢もう娘の夫、家族として受け入れよう、相手の良いところを見よう」という
決意表明だと思う。あの時の娘の表情は、なんか性格の悪さを感じたよ。それとも
ほめすぎのスピーチで意外に思っただけなのかな？

>>352
＞誰からもあまり愛されず

シュミット氏が魅力の無い、他人から愛されない人には思えない。私は好きだな。
まあ自分はシュミット氏の立場で見てるし、何と言ってもｼﾞｬｯｸ･ﾆｺﾙｿﾝ！だからね。

なんか観てて自分の父思い出した。
たしかに一生懸命はたらいて、定年になったんだけけど。
なんかピントがずれてるの。
両親とも健在で、母が風邪引いたとき初めて（！）
ご飯の用意したらしいんだけど、
そのオカズがなんとトンカツ・・・
母は苦笑いしてた。
これなら、笑い話になるけど、実際母が死んだら・・
と考えたら・・コワイ・・

>>360
面白いエピソードですね。
お父様はご自身が病気知らずで、病人食がどんなものかを御存知ないのかしら？
豚カツはお父様の手作りですか？

地味にきいてくるよね　ボディブロウのよう
この先　ふとした時にこの映画のことを思い出し
考えることがあると思う

>>360
おじさん達にとってみれば

病気
↓
体力低下
↓
ガツンとくる食べ物
↓
トンカツ！！

これなんじゃないかな。

それが、どっかで買って来たらしいです。
料理はたぶん、まったくできないのでは。
で、トンカツについては。
たぶん、３６３の考えたとうりだと・・・
でも、最近は皿洗いはしてるようです。
この映画見せたほうがいいかな？

>>364
いきなり見せるとキツイぞ
せめて最初は尾津の東京物語にしておきなさい

東京物語の方が老人にはキツいと思うのは俺だけかな？

52才男。泣けた、ひとつひとつのシーンがアタマに刻まれた。
もう一度観たいと思っている。

同じ年の女房。「ぜんぜん面白くなかった」そうな。

この映画を面白く無い映画とするのは間違ってはいないと思う
でも中身の無い映画では無く
深い映画です

ジャック・ニコルソンもこんなに老けちゃったのね、
というのがいちばん悲しかったです。

初めてでトンカツを作れるとは凄いなァ
俺なんかチャーハンもいっぱいいっぱいで斑だ

手紙には、ところどころ見栄をはったり、一方的な話題もあったけれど、
シュミットの本音や、子供の幸せの願いなども含まれていたと思う。
それを、子供は理解はしないでも、感じることができたんじゃないかな。

でも、シュミットのスピーチのときの、娘の鋭い視線の意味がよくわからない。

>>371
シュミットが「この結婚は止めた方がいい」と何回か言いかけたけど、
言えなかったのに気が付いてたからじゃない？

>>371
>でも、シュミットのスピーチのときの、娘の鋭い視線の意味がよくわからない。

だからあの場面がこの映画の肝なんだって。
いかにシュミット氏が偽善的で、事無かれ主義な生き方を続けて
しかも未だにその事を自覚していない男か。
そして娘はそんな父を明らかに侮蔑しているって事。

多分君はシュミット氏をどこか哀れな善人として捉えたんだろうけど、
作者の意図はまったく逆だよ。
そうでないと例の結婚スピーチを初め、きっと理解出来ない場面が
山ほど出てくると思う。

＞多分君はシュミット氏をどこか哀れな善人として捉えたんだろうけど、
＞作者の意図はまったく逆だよ
だね

シュミットは旅の途中でインディアンが迫害された話に心うたれたはずなのに、
最後は西部開拓者を賞賛して自分の人生と対比してる人間なんだよねぇ。

なるほど。
でも監督は、シュミットのたくさんの矛盾点や周囲の反応を、
冷静に描いてはいるけれど、概ね好意的だと思う。
その矛盾点に、本人は気づいてないだけで、
多かれ少なかれ誰にでもあるものじゃないかな？

>>375
もちろん。
そういう矛盾や偽善なんかも含めて「人間」だ、って事でしょう。
間違っちゃいけないのは、この映画は確かに人間の偽善や人生の残酷さを
意地悪く描いてはいるけど、決して人間を否定したり貶めようとした映画じゃないって事。
そういう意味ではこの監督の前作「ハイスクール白書」は
紛う事なきブラック・コメディだったけど、
今回は確かに残酷なコメディではあるけど、ブラックコメディでは無い。
この違いは微妙だが決定的だと思うなぁ。

>>374
そういうとこただぼーっと見てたら気付かないもんなあ
結構ナレーションだけのシーンとかにもちゃんと意味があるんだよね

＞ラストシーン
色々事情があって20歳の誕生日の夜を一人ぼっちで過ごしていた時、
母親からお祝いのＥメールが届いて泣いてしまったことを思い出した。
単純にうれしくって泣いたんじゃないんだよな…


それよりキャシーベイツのヌードに思いっきり萌えてしまった俺は一体…
ニコルソンびびってんじゃねーよ!!

>>373
＞だからあの場面がこの映画の肝なんだって。
＞いかにシュミット氏が偽善的で、事無かれ主義な生き方を続けて
＞しかも未だにその事を自覚していない男か。
＞そして娘はそんな父を明らかに侮蔑しているって事。

シュミット氏が特に独善的、事なかれとは思わない。普通の人だと思う。
あの年代の男性で社会的にそれなりの成功を収めた人ってあんなものでないの？
自分は娘を軽蔑するけどね。この映画を観て娘に好感を持つ人っているのかな？

あのスピーチがなんで「独善的、事なかれ」なわけ？　結婚式のスピーチで人を
褒めまくるのは誰でもする事、お祝いなんだからさ。
シュミット氏は婿を良く思わない反面、娘の幸せを願ってる。
婿に対して「娘を幸せにしてほしい」と願ってる。
婿の家族と（少なくとも表面上は）仲良くしていきたいと考えてると思う。
娘の結婚にシュミット氏は妥協した。それであのスピーチがある。
娘にすれば結婚に反対した父が不快だろう。父にいろいろ反感があるのだろう。
しかし、そういう娘は何様かと聞きたい。　

>>374
迫害されたインディアンの歴史に心を痛めつつも開拓者を賞賛する事のどこが問題なわけ？
西部開拓して今のアメリカがあるのに。

結婚スピーチについて考え直してみたんだけど…。
あの褒めすぎの内容は「嫌悪の裏返し」かも…？
娘がそれに気づいたということかも…？

一度観ただけではどうも細かいところが分からないですね。

人の感情をいろんな風に取れるように描いたイイ映画。
このシーンはこう、と断定的に観ても答えはない。
人っていろんな感情が複雑に同居してる生き物。
共感できると言うよりもこんなオッサンおるし
オレもこんなオッサンになる素養を含んでるって感じかなぁ。
監督の意図を役者が理解し好演する。みんな表情が素晴らしい。
味わい深い映画だった。

>>381
禿しく同意します。

スピーチの時ひとつ言いたい事があるとかそういう感じのことを言ったあと
少しためらってたでしょ
あの時この結婚には反対だと言いたいのを飲みこんだというのは
誰が見ても分かると思う
そういう演出だったし
あれを飲みこんだあとは全部嘘だらけになった
思慮深いとか

>>383
そうかなぁ？
披露宴でそんなこと言うくらいなら、そもそも出席せずさっさと家に帰ると思う。
娘にそう言われてたでしょ、「結婚の邪魔をするな、反対なら式に出席せずさっさと家に帰れ」とね。
結婚を止めさせられないのはもう明白だった。披露宴で反対とか言うのは馬鹿もいいとこ。
シュミット氏がそんなことをするわけがない。
スピーチでのためらいは映画の観客をハラハラさせる為だと思う。
「まさか、ここで披露宴ぶちこわすつもりか？」とハラハラさせといて
見事なヨイショ・スピーチを述べ、観客をほっとさせたり、感心させるわけ。

言うつもりがなくても「でもﾔﾊﾟｰﾘ反対だ！喜べん！」という強い気持ちが
胸をよぎったのかもね。
シュミット氏はやはり娘を愛してるんだと思う。親兄弟もいないみたいだし、
たった一人の肉親だし。

初デートで見に行きましたが、何か？

>スピーチでのためらいは映画の観客をハラハラさせる為だと思う。

いや…それは当たり前だけど…
映画の監督は映画の観客を相手にしてるけど
映画の中のシュミット氏は映画の観客じゃなくて
披露宴の参加者の前で彼らを相手にスピーチしてるわけで…
難しいな
娘の顔を見ながらスピーチしてるうちに気持ちが盛り上がって
反対だと言いたくなったけど
飲みこんだっていうシーンだと思ってたけどなぁ

>>379
あの時シュミット氏は迫害されるインディアンに自分を重ねて感銘を受けていた訳で
そのあとスピーチで娘夫婦をインディアンを迫害して幸福を得ていった開拓者に例える事で
これから迫害されるとまでは言わなくても娘とは今まで以上に疎遠になってしまう自分を思って
自嘲していたんだと思う
娘には伝わってなかっただろうし
シュミット氏自身だけがあのスピーチの残酷さに気付いているっていう
そういうシーンかと解釈してました
私は374じゃないけど

>>387
いや、君の見方が正しいでしょ。と言うか監督は明らかにそれを意図して作ってる。
監督自身「観客の５％でも真意を汲み取ってくれれば良い」って言ってるし
>>379みたいな見方をする人がいても無理はないって。
ただ個人的には>>379のような解釈しか見出せない映画だとしたら、
テレビでよくやる結婚騒動ドラマと大差ない出来だと思うが。

>>379
＞迫害されたインディアンの歴史に心を痛めつつも開拓者を賞賛する事のどこが問題なわけ？
＞西部開拓して今のアメリカがあるのに。
あんたが釣り氏じゃなくて、２時間近くシュミットという人間を見ながら
本気でそういう風に思えるんなら、本当にあんたがうらやましいよ。

　　　　　　俺　　　に　　　は　　　無　　　理　　　だ　

あー、あとおれは374なんだけど、スピーチで開拓者のこと話してたんだね。
昔、似た状況のスピーチで大失敗しちゃって、それがトラウマになっててあのシーンでは
頭の中がそのことでいっぱいいっぱいになってよく見れてなかった。

そういえば、スピーチで新婚カップルを開拓者だか冒険者だかにたとえて話してたっけ？
だとすると374で言ったことはちょっと的はずれだったね。
ちょっと、全体を考え直さなくちゃいけないな。
それも含めて379と384はスゲーよｗ
同一人物だろうけど、このひとが天然でこういう事を言ってるなら、
俺はこのひと好きだよｗ

それにしても、シュミット最悪だなぁ、、、
嫌いにはなれないけどさ

>>388
＞監督自身「観客の５％でも真意を汲み取ってくれれば良い」って言ってるし

ソースはどこですか？　監督のインタビューはいくつか読みましたが、初耳です。

普通のアメリカ人は迫害されたインディアンの歴史に心を痛めつつも
開拓者を賞賛すると思う。
普通の父親は妻の葬式の直後にねずみ講をもちかける娘の婚約者を嫌うと思う。
娘の結婚相手とその身内を心ならずも賞賛するのは誰でもすること。
シュミット氏の欠点やそこから来る孤独は、特別なものではないと思う。
「普通の人」の矛盾、欠点、滑稽さ、悲しみ、喜び、愛おしさの話だと思う。

自分はこの映画についての予備知識無しに1度観たきりです。
何度か観るなり、DVDの吹き替えで観るなりしないと細かいニュアンスは
自分には分からないでしょう。

>>389　あんた呼ばわりは不愉快です。

ジャック・ニコルソンというか、シュミットさん好きなんで…
偏った、皮相的な観方してるかも…鬱。

ジャック・ニコルソン　キャシー・ベイツって聞くだけでｿﾞｸｿﾞｸする　いろんな意味でｗ

カンヌで上映された時、観客が爆笑につぐ爆笑で､ﾆｺﾙｿﾝの顔がアップになるだけで
爆笑だったそうです。

>普通のアメリカ人は迫害されたインディアンの歴史に心を痛めつつも
>開拓者を賞賛すると思う。

普通のｱﾒﾘｶ人はそうでしょう
でもそれは上辺だけ
けど
ｼｭﾐｯﾄ氏はその前に博物館で感銘を受けてるわけ
゛普通のｱﾒﾘｶ人゛みたいにうわべだけじゃなくて
色々思うところがあって
その印象が新鮮なうちにあのスピーチというところに意味があると思うんですが
どうですか

普通の人は何が身近に起こっても普通のままですか？
直前にあれだけショッキングなことが起こったらただの普通の人のまま
というわけにはいかないと思いますが
普通の人にハプニングが起こったことを描いている時点で
シュミット氏はただの゛普通の人゛ではないと思います

不自由な日本語ですみません

ほうほうアバウト・シュミット。

なんだか良くわからないが、結構野心作だったんだな。
わかった。今度みてくるよ。

>>394
＞ﾆｺﾙｿﾝの顔がアップになるだけで 爆笑だったそうです。

「シャイニング」じゃそのせいで、ラスト溜まりに溜まった恐怖感が吹っ飛んじゃいましたｗ

>>394
そ…そうですか…
そういう人には何を言っても無駄かも…

>>394
岡山でもそうでしたよ。
客は少なかったけど、久々に楽しい映画だったなあ。

ジャックニコルソンの映画で、他に笑えるやつないですか？
「愛と喝采の日々」「恋愛小説家」は観たので、その他でお願いします。

インディアン皆殺しで生まれた国アメリカ。
そんな国でフツーに生きてきたシュミット。
（インディアンをブチ殺した）開拓者魂に感動しながらも
バカに娘を奪われることを阻止できなかったばかりか
公然と「祝ってしまった」どうしようもない無力感。

そんな彼が思わず最後に涙したのは
たった２０ドルぽっちで手にしたアフリカのンドゥグの「絵」。
（しかもシスターの手紙付＝所詮はコントロール下）

ものすごくブラックでやるせない
ひねくれた良作だと思うぞ。

>>391
invitation５月号の町山氏の同映画評内に載ってます。

>>402
レス有難う。

>たった２０ドルぽっちで手にしたアフリカのンドゥグの「絵」。

「そんなシュミットにある日、人生最高の贈り物が届いた」ってコピー。
まったくウソだよな。

>>391

>普通の父親は妻の葬式の直後にねずみ講をもちかける娘の婚約者を嫌うと思う。
>娘の結婚相手とその身内を心ならずも賞賛するのは誰でもすること。
>シュミット氏の欠点やそこから来る孤独は、特別なものではないと思う。

もちろん。皆それを感じて見ているでしょ。
ここにレスしてる誰も、シュミット氏を極悪非道な男としては見てないと思うよ。
むしろ日本にだってどこにでもいる普通の人の良いおじさんの
善良な人間だからこそ潜む、利己主義とか偽善性に身につまされる思いをするのであってさ。

多分あなたは映画の人物とは言え、本当にシュミット氏を好きになったんだろうね。
だからレス内でシュミット氏を批判するようなコメントに、過剰反応してしまったんじゃないか？
でも、これはそんな「近所の良い人」を優しく擁護するような甘い映画じゃないと思うよ。
映画の見方を強制するのは良くない事と知りながら、
やっぱりこの映画はシュミット氏を突き放し、静観するのが正しい見方だと思う。
何故なら↑のレスでも皆散々言ってるけど、シュミット氏は他でもない自分達の姿なんだからね。

>>405
納得しました。
しかし…突き放し、静観するにはﾆｺﾙｿﾝが魅力ありすぎますｗ

ジョーカー

>>404
見るまでは、ハッピーな気持ちになれる映画かと思っていた。
見たら結構考えモンの映画だった･･･ある意味期待はずれ。
だけど、私は好きだな。何よりもニコルソンがいい。
私は敢えて両親に見せたいと思ったけどね。

紀宮様が出ていてﾋﾞﾋﾞｯﾀ

よーし、今から見に行くぞー







独りで...

>>404
嘘かどうかは置いておいて
ある意味　最高のキャッチコピーだと思う

>>404
あんまり宣伝でラストにこだわって欲しくないな、とは思います。
観た人が、最後のシーンでそういう気持ちになるかというのは、
それぞれの自由だから、感動の押し売りはして欲しくないですね。
スピルバーグの映画じゃあるまいし。

日曜日に見てきました
感動と癒しなんてないよ
ちょっと，ほんのり暗くなる映画でした
サラリーマンの僕らの人生って，なんなんでしょうね

サラリーマンって、定年を境に一生をささげた仕事から切り離されちゃうんだものね。

だからこそ本気の趣味を持つ事が必要だ

要するに、リストラに逢った孤独な初老の男と家族愛を描いた静かなるヒューマンドラマ




ではまったく無い訳だね。見に行かねば！ﾜｸﾜｸ。

どうでもいいが、
「ちょっと手紙を出してくる」程度の用事に使うにしては、
デカすぎるだろその車は！と思った。

>>413
この映画を必要としてる人間なら、感動と癒しを見出す事もできる。かも。

大事なのは、なんであろうが、ゆづれない信念を持つのが人生だと再確認したよ。

大人ばかりでいいスレですね。
私が見た劇場では年配のご夫婦が何組かいらっしゃいましたが、
終わったあと皆さん笑顔でした。苦笑いだったのでしょうか

いまから観てきまーす。




独りで・・しかも徹夜明け・・・

見た時は最後のシーンがまさに感動の押し売りのような気がして
それまで楽しんで見ていたのが一気に覚めてしまいました。
でも後々考えたらあのシーンさえも皮肉だったんですねぇ。
やられましたわ。
あと俺は、あの絵に書かれてたのが女の人にしか見えなかったんですが
ンドゥグがシュミットの事を女だと思ってたという解釈は考えすぎかな？

　　　　　　　　　　　　　　　　＼　│　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　／￣＼　　 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　─（ ﾟ ∀ ﾟ ）＜　キャシー・ベイツ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿／　　 ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　／　│　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∩ ∧　∧　　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
￣￣￣￣￣￣￣￣＼∩ ∧　∧　＼（ ﾟ∀ﾟ）＜　シュミット！シュミット！
ンドゥグ〜〜〜〜！ ＞（ ﾟ∀ﾟ ）/ ｜　　　　/　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿／ ｜　　　 〈　｜　　　｜
　　　　　　　　　　　　　 /　／＼_」　/　／＼」
　　　　　　　　　　　　　 ￣　　　　 / ／

ダイエットしなくちゃ

>>422
私も見終わった瞬間はそんな気分だったけど
なんかひっかかるものがあって
ここに来て自己補完できた
それが正しい解釈ではないだろうけど
正しい解釈なんてないからなぁ

あげええええええ

昨日、今週で上映終わり＆レディスデーで彼女と一緒に見てきたが、かなりの良作。
地味な作品だけど、何か心がぽかぽかしてくる作品だった。
あと最後の「絵」の解釈もイマイチ腑に落ちなかったけど、>>422のおっしゃるとおり。

マトリックスよりもこっちを選んで本当によかった。

ジャックニコルソンはこの映画をコメディーだとゆっていたそうだけど、納得だった。
人間のどうしようもなさ、を書いたコメディー。
最後にシュミットが泣いちゃったのは、今までの自分では処理できなかった感情の堤防が崩れちゃったからなんだろうなぁ。
多分、自分が同じ立場だったら、やっぱり泣いちゃうなぁ。どんで、なんで涙がでちゃうのか、ワカンナイと思う。
さびしいのはイヤだなぁ。

今日みてきました。

予告で「えびボクサー」が流れて場内爆笑だったとき
ひょっとしたらこの予告が今日の一番の思い出に
なるのか、というヤな予感がしましたが・・・

かなりキました。

いま俺２７だけど、映画みていてシュミットさんと自分を
いつのまにかシンクロさせながら見てました。
実は自分もこの前会社を辞めたばかりなのですが
かつての同僚と話すこともなくなり、友人は平日は仕事で
かまってもらえず、やることもなく。ヒッキー。

自己中心的、かまって君、６歳児へ愚痴、
１時間話しただけでキスしちゃうＤＱＮぶり・・・。
かわいいと思っていた娘が、ＤＱＮ一家色に染まってて愕然。
死んだ奥さんの棺の値段、車の大きさの口論、古いラブレターに怒り。
痛いキャラクターだなあと思いながら
自分もひょっとしたらこういうヤツなのかも・・・・
とか思いながら見てしまいました。

シュミットさんの行動と気持ち、それも一々なんかわかるんだよ。
でも、わかるんだけど、明らかにどうしようもないところに悲しみを感じる。

もうメチャクチャ笑った。
どうしようもない奴らばかりだったけど
私自身を含めて人間ってこんなもんだよね。それで良いんだよ。
しかし今思い出しても笑えてくる(w

過去ﾛｸﾞ読まずに書き込み。
あの娘の旦那のダサさに藁えた。ｹｺｰﾝして42年じゃ娘も相当な年なのか？
相手があんな男でも結婚してしまう悲しさ。
ああは成田区内。

シュミット氏に一言、「暇なら家事を極めろ」。

>>431
娘を演じた女優は2002年当時38歳位。

見てきた〜。
シンミリしたシーンのあとに、間髪入れず笑わせてくれる
シーンが結構あったね。特に人形ﾂﾙﾂﾙｰでﾜﾗﾀ

公式サイト。プロダクションノートから。

シュミットの娘婿の母ロバータ役はキャシー・ベイツ。彼女はシュミットの
感受性にダイレクトな挑戦を挑むキャラクターだ。
「ジャックを苛立たせることができるのは誰か？即座に彼女が浮かんだ」と
プロデューサーのマイケル・ベスマン。ハリー・ギテスも同意する。
「彼女は驚くべき女優。僕たちは本当にラッキーだった」。

今頃になって新宿武蔵野館で観て来た。

いやー、しみじみ良かったなあ…。

家事・・・食べさせる相手のいない料理はつまらんぞう

>>410 >>421
これは一人でじっくり考えながら見るほうがいいと思うよ。
なんとなーく見てても色々と面白いけど、深い。
どれだけシュミットと違う人生が送れる？と自分に問い掛ける私は２１歳。

>>438
まず副社長にはなれないよ

何か最低な人が最低な人生歩んでる映画って感じて
みててつらかった
車の屋根に人形置いたまま走り出すのは、わざとじゃないよね。
結婚式のスピーチはつまんないし長いし下手だし内容は
全部自分のことばっかで「おめでとう」で終わらないから
みんな拍手できなかったって解釈してたんだけど変？

いまヤンキースＶＳメッツ戦見にきてるよ＞ニコルソン

>>440
中年以上の観客なら少なくとも、最低の人の最低な人生とは思わないでしょう。

あのスピーチ、自分のことばかりだったかしら？　世慣れたシュミット氏、さすがだと思ったけど。
あのスピーチは本心を隠しているが為に立派過ぎて、フォーマル過ぎて、皆が違和感を覚えたと解釈しました。

最終日の最後の回に一人で見に行ったら、意外に客がいてびっくり
と、思ったら殆どがシュミットぐらいのお年寄りでした。
なんか解釈が錯綜してるので感想言えないけど、良かったよ

シュミット氏が最後に少年の絵を見て涙を流しますけど、
これでシュミット氏は本当の善人に生まれ変わってめでたしめでたしって話なのかと思い、
何か釈然としなっかったんだけど・・・
あとで良く考えてみたら、
次の日には絵のことなど忘れてしまい、元の身勝手で寂しいオヤジに戻ってしまうんだろうと気付いた。
ありきたりなハッピーエンド（例えば娘との感動的な和解など）でなかったのは良かった。

最後のシーンは監督が何を意図してたかインタビューとかで言ってないの？
普通に感動していいのか、また自己陶酔しちゃってるよやれやれ、
って感じなのか私もよく分からんで終わった。それとも両方？
好きなように解釈すればいいんだろうけど、どっちを意図したか気になる。

なんかシュミット氏を悪人とかどうしようもない人とか言ってる人がいるけど
あれは日本にもいる会社人間の典型で全然特別な人じゃないと思う

>>440の意見は特殊すぎる

最初の方で，後任のためにしたためた引継ぎ書は，
使われることなく放置され，捨てられるはめに‥
ンドゥグのために書いた手紙も本人に読まれることなく‥
シュミットが最後に号泣するシーンで終わるとき，
なんかかわいそうだなと感じました。
でも，このスレ読んでると，考えが変わってきました。

始めの方のシーン
奥さんの葬式の後、シュミットがテレビをつけてうたた寝しているところでTVから
「ねえ、好きな人とホットバスに入ることほど素敵なことはないわよね。」という男女の声が
聞こえてくるところなんて、あとのシュミットとキャシーベイツのシーンを暗示しているようで面白い。

それと、娘の婚約者、あの人って my best friend's wedding の人だよね。髪の毛ほんとにあんなに
パラパラになっちゃったのかな。ヒゲと頭髪で人の印象ってあんなに変わるものなのね。

>>448
手紙が読まれてないってことはないと思うけど
本人は読めなくても孤児院の先生だかが読んで聞かせてあげていると思う
そこまでうがった見方をするのも…
明日もう一回見てこよ

こうして考えると、あの的外れなキャッチコピーや、ふぬけたパンフも
実は確信犯だったのか？
映画をちゃんと観て作ったとしたら、そうとしか思えない。

先進国で生まれてあの歳まで育ったシュミットは
奥さんの体臭が臭いとか
娘の婚約者が気に入らないとか
目先の細かいことばかりを気にして生きてる
アフリカで生まれた少年は絵の中で彼の手を握った
会った事すらない子供が自分の孤独に気付いて慰めてくれた
仕事人間だった彼が自分をやっと取り戻した時に流した涙

>>449
映画パンフレットより・・・

さらに脚本のクオリティーの高さが、魅力的な俳優たちを引きつけた。
（中略）
ランドール役のダーモット・マルロニーは、（映画出演の）交渉が完結する前に、
役になりきるため、髪を剃ってしまった。

ということらしいです。ご安心下さい。

車の上で寝てしまい、自然のふところに抱かれても癒されない不安とか寂しさ
それでも、最後に、こんな自分を必要としている人がいることに救いを感じた
から涙が出たんだと解釈しました。
ハリウッドでもニューヨークでもない田舎町を舞台にした善良な作品

ユニセフから募金のダイレクトメールが来たよ…。うーむ、どうしよう。

母がニコルソン好きなんだけどこの映画は見せないほうがいいかなぁ…

見る前の映画への想像→見てるときの感覚→見たあとの感じ

・・・「マルコビッチの穴」を思い出しました。

この映画あんまり人気ないの？

素朴過ぎるがなんとも言えない雰囲気が
オレ的には傑作・・・に限りなく近い。
言葉や文章で表現できない感情を揺さぶってくれたのでオレは好きな映画。
このスレを初めから読んでると
伝わってない人もいるし、別に人気なくても良いんじゃないかな？
強烈なウリがないので、じわじわファンを増やす映画にはなると思う。
役者と脚本のクオリティが高い。監督も無駄にいじらず、それなりにまとめた。
オレは十分モト取れて楽しめたので、気になるなら観れば？って感じだな

>>440
最低な人？まあ、その通りかも。
別ないいかたをすれば、普通の人、とも言えるね。

「Ｘ−ＭＥＮ２」「めぐりあう時間たち」と続けてこの映画を観たからかもしれないが。
漏れは、完全にマジョリティの男がブーブー不満を述べるこの映画にはひたすらムカついた。

たとえば「タイタニック」の時代設定にこういう男が生まれてたら、社会に流されキャルみたいな徹底的な男尊女卑男になってたんだろうな。とか思って観てた。
たとえば「ソフィーの選択」で、ソフィーに「子供をひとりだけ救けてやる」というナチス将校が「そういう時代だから仕方なかった」とか後で言うような。

シュミット氏の愚痴にはそんな感じの嫌な印象を受ける。
自分の選択、自分の考え方を暗黙に他人の、社会の、時代のせいにしてる。
シュミット氏の寂しさも、悪いのはあんただ、ざまあみろ、としか思えない。
そういう男がひどい目に会う映画なら観てみたい。

>>460

青いなあ、悪い意味で

シュミット氏の若い頃も>>460みたいだったかも。
自分が正しく生きていれば、全てが上手く行くはずだって。
この映画見て、自分の不確かさや孤独を恐れない人は幸せだね。

460だが。

>>462
この映画見て、自分の不確かさや孤独を恐れない人は幸せだね。
には同意。

自分の不確かさや孤独を恐れないのは、シュミット氏のような…
>>446が言ってるとおり、「日本にもいる会社人間の典型で全然特別な人じゃない」
つまり、ごく普通の多数派として生きてる香具師なんじゃないだろうか？と思うな。
自分の価値観を疑うことなく「これで正しい」と進んできたからこそ、シュミット氏の場合は妻に先立たれたり、娘が自分の理解の範囲を越えていってしまったとき、孤独感はより痛切になってしまったというのも解る。
でもな、子供の頃からその社会に於いて下に見られる立場のマイノリティの立場なら、
世間の偏見から、孤独なんて当たり前に感じてる、自分の不確かさそれ以上に他人の不確かさを身をもって感じてる香具師が少なくない。
アメリカで、男で、悪くない会社に勤めて、結婚して、定年退職して…。
そんなシュミット氏が老年になるまで不確かさも孤独も感じず過ごせたのは、そんな男を優遇する社会に守られてたからじゃないかな。

>>463
本当に分かってないなぁ

　

>>463
シュミット＝普通のオヤジが家父長制的な性別観にどっぷり漬かった徹底した差別主義者というのは否定出来ないね。
だから463の言うことがわからないでもないですが。
でも私はシュミットみたいなオヤジをわざわざ責めることは出来ないな。
孤独を当たり前に感じてる
とあるが、そんなら、たとえシュミットを悪く思ってもほっとけばいいのに。
463は普通の男の人からは嫌われるんじゃないかな。
女の人には好かれるかも。
ちなみに私は女ですが。ﾒｱﾄﾞ教えろとか言わないでね>>463 ﾜﾗ

４６６はお鍋？
なんとなくそんな気がする。
気持ち悪い女だね。

＞４６６
前半は同意できるけど後半はイタイね。
「人から嫌われるんじゃないかな」じゃなくてアンタが嫌いなだけだろ（w
世間の代表みたいなことをいう奴が一番イタイ。
「悪く思ってもほっとけばいいのに」というアンタが他人の感想はほっとけよ。
ホントに気持ち悪い女だ。

>>429
やば・・・。
数年前
無職でヒッキーだった頃　似たような状況で
たまに犬の散歩で公園行ったりしたとき近所のガキと遊んであげたら
ガキ達に犬のお兄ちゃんと慕われていたときのこと思い出した
泣けてきた

>>467
お鍋ってどういう意味ですか？
わからなくて「お鍋」でぐぐったら、鍋物のページがいっぱいでてきましたが…
意味解らなかったです。
２ちゃん用語でそういうのあるんですか？
教えてください。

>>470
オカマ（男）の反対でオナベ（女）
オナベを好きな女はオコゲ
2ch用語じゃないよ

>>470
あ。そういう意味なんですか。
ありがとうございました。

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良い映画だと思った
ラストはあれ？これで終わっちゃうの？って感じだったけど。

うん。いい映画。
救いようが無いけど、その救いようの無さが客にとっては1人1人の問題として迫ってくる。
変にハッピーエンドだったら、なんでやねーん！と現実味ナッシングになってたとおもう。

最近、この監督の前作『ハイスクール白書』のＤＶＤを観かえした
んだけど、監督の音声解説が非常に面白い。主演のマシュー・
ブロデリックが、「円」を描いて移動するように演出したり、往来が
画面に映る際は必ず「ゴミ箱」を映しだしたりと非常に緻密な作劇を
心がけているのが理解出来る。語り口が「一人称多元」（主要登場人物
が、各々の内的独白を繰り広げる）たりと、従来のハリウッド的脚本
からは掟破りのこの作品、『アバウト・シュミット』に劣らず傑作
なので、未見の方はご覧になることを強くお薦めします。
前作が中平康や川島雄三のアヴァンギャルドな作品だとしたら、本作
の余韻は正に小津や成瀬らの作品世界に近い。みゆき座で観てから
１ヶ月以上経つけど、ふとした時にこの映画のことをよく思い出す
（定年間近の会社の上司を見たりしている時などに）。
辛辣だが慈悲の念も強いーー。そんな「居心地の不安定な心地良さ」を
感じさせる映画でした。

>>475
いや、俺はあの絵こそがシュミットにとっては救いだと思った
長く生きてはきたけれど、結局俺には(精神的な？)つながりを持つ人間がいなくなって
しまったんだなあと思い、落胆と諦念にとらわれていた所へ、遠い場所の見ず知らずの子供から
思いがけず自分とのつながりを示す絵が送られてきて、思わず泣いちまったんだと俺は
思ったんだが

俺にとっては、傑作とまではいかないが、いい映画だった
ただ自分の人生に鬱屈を感じていない奴向きの映画じゃないナとも思った

>> 477
463くさいな。

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　　 ~￣￣￣￣

>>476
途中で牛が何回も出てきたのも
そういう文法か

ある意味、アナクロと言うか、極めて前世紀的な手法を
好む監督ですな（むろん、良い意味で）。

天才が集まって
肩の力を抜いて
映画を作った
って感じ。
で、できあがった作品は
やっぱりそんなに心を引き裂かれるようなものではなかった
って感じ。
くらべちゃいけないけど
｢カッコーの巣の上で｣がオスカーとって
これもとっちゃ、やっぱいかんな
と思う。

漏れがシュミットだったらキャッシー・べイツとやる

娘の結婚に反対したり、婿家族を嫌っているような素振りを見せるところは
自分に何か負い目があるからかと思った。
なんか、ただ"常識外れ"とか"一人娘をとられるのがヤダ"とか
そういうだけの感情だったのかな？
妻に対して・旅先で出会ってキスしちゃった女性に対して
負い目なんか感じちゃったりしてんじゃないかと

人生長く生きてるわけじゃないからよくわかんないけど。

>>483
乳で窒息死

今日ようやく見れました。
この映画は年齢によって捉え方が変わるねえ。私にとっては良い映画でした。

ところで今日の午後、新宿武蔵野館でラストシーンの最中に携帯を鳴らした人は誰ですか。
先生怒らないから手を上げなさい。

>>486
うわ〜、そりゃ最悪やね。
先生、とっちめてやって下さい。

結婚をやめろといったウォレンに対して
ジーニーが「初めて私の人生に意見したわね」と言ったのが
この映画のハイライトだと思う。
家族とコミュニケーションが取れない現代人への皮肉がこもっている。
帰り道に開拓者博物館に行ったのは、デンバーへ行く途中で寄ったときに
閉館中だったからです。
（最終的にはそのシーンがカットされたがDVDには入っています）
>439
アメリカの企業でヴァイス・プレジデントというのは日本でいうと部長相当かと。
１つの会社にヴァイス・プレジデントはたくさんいます。

中島らもがラストシーンで号泣したらしい
きっと出所して身につまされるものが・・・

>>486
私もその場にいました。携帯を鳴らした人はすぐに切らずに音を鳴らしたまま自分の
席から後ろまで移動して電話に出ようとしたり最悪な客でした。あほ！

映画は泣けるいい話でした。奥さんが亡くなってからはあまり笑えるシーンが無かっ
たのですが場内には笑い声がちらほらしてましたね。キャンピングカー内で他人の
奥さんに思わず…なシーンとか、スーパーで冷凍食品？を大量に買い込んでいる
ところとか、部屋が汚くなっていた場面とか、これって笑うとこなの？とちょっとした
違和感がありました。ンドゥグって単語が出るたびに笑っていた斜め前の女性が
とくに忌々しかったなぁ。「テメーの名前はどんなに立派なんだ？」と聞いてあげた
くなってしまった…。

退職した後、ニコニコ顔で引継ぎした部下の所を訊ねる
ニコルソンの笑顔が可愛いなぁと思ってしまった…

jgv

DVDまだ？

漏れは、シュミットが起業したかったけど、普通の社員で終わったと
独白するところが泣けました。
アメリカンドリームだの何のとアメリカは野心の国みたいに言われてるけど、
起業に踏み出せる野望と実行力を持ってる者はわずかで、多くの者は
シュミットみたいに雇われに甘んじてるんだろうなって。
娘の婚約者や家族を嫌ったのは、そういう嫉妬や自分への屈辱も
あったんじゃないですかねぇ。
シュミットに投資を持ちかけたり、やり口はいかがわしいんだけど、
一国の城主になろうとする若さはあるでしょ。

漏れが観終わって怖くなったのは、漏れは安定志向で友人関係少なしと
シュミット側なので、シュミットみたいな老後を過ごすことになるのか
なってことです。

（＾＾）

遅ればせながら観てきました。よかった。

ｷｬｼｰのﾇｰﾄﾞAGE

>>497
本当にあれは抜けたな、映画館で3回抜いたよ
早くDVD出ねーかな　買ったら抜きまくりさ

DVD予約しんしゃい。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008WJ2G/

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あぼーん

>>489笑えた。

人生なんて糞ばっかりだよな、実際。

家族や友達を頼ろうとすると裏切られる。

男はたった一人で生きていくんだと誓って、何も期待しない方がよっぽどすっきりしていい。

>>505
何か辛い事でもあったんですか?

まあまあよかったと思うよ
ただ、ヒューグランドの演技力で持ってるところもあるように思う

ヒューグランドですか

目黒シネマで上映中age

>「ねえ、好きな人とホットバスに入ることほど素敵なことはないわよね。」という男女の声が
聞こえてくるところなんて、あとのシュミットとキャシーベイツのシーンを暗示しているようで面白い。

>漏れは、シュミットが起業したかったけど、普通の社員で終わったと
独白するところが泣けました。

まだ、あったのこのスレというのと同時に、上の方で作りこみ方が
雑な監督なんて言ってた自分に大反省。あった、あったそんなシーン。
つっこみどころ満載なわけなんだね、この映画。
つまり深い読みすればどこまでも深読みできそうだな。

退職後のパーティーで、娘から�рｩかってきたシーンがあって
とりとめのない話をして切った。結婚相手がＤＱＮと知りつつ確か会話で
触れてなかったような気が。
で、いきなり娘の結婚阻止の電話を職場にかけてたりするシーンと
しばらく会社を休んで手伝ってと娘におねがいするシーンで、娘うろたえてし
本当にいやがってたな。ということは、結局娘から親に適度に連絡する関係が
一番娘にとっていい距離のとり具合だったと言えるのかもしれない。

あたりさわりのないことをして済ましてきたシュミットさんの人生は
娘の中に何かを残した、というほどのことはなかったんだね。

とかんがると、どう考えてもＤＱＮ一家な結婚相手の家族をいやがってないのも
シュミット夫妻にない何かがある、という意味で強烈な皮肉なのか。
あのＤＱＮ一家たちとのやりとりって、冗長さがあったように思ったんだが、
細部を見ればシュミット一家とのコントラストがもっとはっきりするかも
なんだろうなー。

うわ、もう怖くてみれないぞ、この映画。顔ひきつりそうだ。マジで。

長い