【祝】「さよならジュピター」DVD発売【忌】

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1 
「さよならジュピター」DVD発売決定。
唯一のセールスポイントは小松御大みずから参加された音声解説。
ぢいさん達のいまさらながらの言い訳を2時間ほどたのしみたいですな。
2名無シネマ@上映中:03/04/12 21:36 ID:WXYlCgp0
とりあえず…

2げっと!
3名無シネマ@上映中:03/04/12 21:40 ID:c5v50dYU
お約束としてふれておきましょう。

無 重 力 セ ク ー ス !
4名無シネマ@上映中:03/04/12 21:41 ID:1BJCI0Bc
>>1
>「さよならジュピター」DVD発売決定。
とっくに店頭に出てるが?
5名無シネマ@上映中:03/04/12 21:42 ID:WXYlCgp0
で…
この映画、酷かったなぁ!
でも、オイラはタダ見だったんよ。日比谷の映画館前を
通りかかったら、おばはんに声かけられて「友だちが
来ないから券もらってくれない?」だって。
妙な経験だった。
6名無シネマ@上映中:03/04/12 22:24 ID:dOVWTY3F
この映画つまらなかったの?
俺、小学生のとき見に行きたいと思ってたんだけど、
結局行けなくてさ、トラウマになってたんだよね。
7名無シネマ@上映中:03/04/13 00:47 ID:X4WGdbK5
この映画、小学生のころ観て科学少年だった僕は大感激した。
日本製SF映画の中では最もムリなくカッコよく、出来のいい
作品なんじゃないかな。日本だってやればSF作れるんじゃん
って思った。とは言え今から思えばあからさまに元ネタが
2010年(キューブリックの2001年の続編)なんだけどね。
古き良き80年代の良作だと思うよ。幸せな時代だった・・・。
今さらDVD化されるところを観てもやっぱり日本SFの良例
をご覧くださいということなんじゃないの?僕の目もフシ穴じゃ
なかったな。
8名無シネマ@上映中:03/04/13 01:07 ID:4utwQyRZ
↑フシアナ君、登場!
9名無シネマ@上映中:03/04/13 01:10 ID:8SqTQfQS
>>7
木星の太陽化ってアイデアは別に2010のパクリではないぞ。
アーサー・C・クラークと小松左京御大が
偶々同じテーマを使っただけで、話はずいぶん違うし。
本当に科学少年だったのか、君?
10名無シネマ@上映中:03/04/13 01:12 ID:nWyeG02n
中学の卒業式の日、クラスの仲間とつらって見にいった。
みなあの「日本沈没の作者とスタッフが」
「大金と3年の準備期間を経て」
「日本特撮の総力を結集し、ハリウッドの凌駕を目指した」てことで、
期待に胸はグンカンドリのごとく膨らみました。

・・・帰路のやるせなさと沈黙を思い出すたび、胸が痛みます
11名無シネマ@上映中:03/04/13 01:14 ID:ohZrUfs0
懐かしの大駄作だね。宇宙船のデザインなんかはまともだけど
それで力尽きたって感じ。
12名無シネマ@上映中:03/04/13 01:21 ID:h8iv6Vo6
モーションコントロールカメラを使ったのが話題だが
レンタル費用を捻出できず使ったのは少しだけ
13名無シネマ@上映中:03/04/13 01:23 ID:8SqTQfQS
>>10
惑星大戦争で打ちのめされていた私は
東宝を全く信用していなかったので
精神的打撃は免れました。
14名無シネマ@上映中:03/04/13 01:31 ID:7WbzOUKX
こんなイベントがっ!!

DVD/VIDEO
「さよならジュピターBye-bye Jupiter」発売記念
小松左京氏サイン会
日時: 2003年4月26日(土)15:00〜16:00
会場: 青山ブックセンター本店
15名無シネマ@上映中:03/04/13 01:34 ID:y/slHXd5
この映画、確か学研の科学と学習かなんかで紹介されててさ、
小学生ながらそのストーリーの壮大さに胸躍らせた記憶が。
16 :03/04/13 01:35 ID:Y1cqs6EJ
旧スターログ誌で企画段階のブレーンストーミングからの情報に期待を膨らませて
小松左京の文庫でワクワクし加藤直之のイラストで胸をときめかせ
いざ、公開初日に劇場の椅子の上でひっくり返ったのは言うまでもない。
17名無シネマ@上映中:03/04/13 01:43 ID:8SqTQfQS
>>15
小説は確かに感動的な名作だったのだ、小説は…。
ね、16さん
18名無シネマ@上映中:03/04/13 01:46 ID:7WbzOUKX
だれか「復活の日」のスレたててけれ。おりじゃだめだった。
今なら、言いたい事あるやつ多いだろ?
19名無シネマ@上映中:03/04/13 04:36 ID:PRcuWX+Q
20名無シネマ@上映中:03/04/13 09:29 ID:4utwQyRZ
>>12
「モーションコントロール・カメラ」とは言っても
汎用工作機械のアームの先端に、小型カメラを
ガムテープで括りつけたシロモノだったが…。
公開当時のイベントで展示されてた記憶がある。
21名無シネマ@上映中:03/04/13 09:59 ID:N6l6yax9
>>20
しかもハリウッドで使われていたものより精度が2ケタ劣るというシロモノだった。
22名無シネマ@上映中:03/04/13 10:03 ID:1X7GlSzJ
習い旋盤みたいなもの
23名無シネマ@上映中:03/04/13 10:05 ID:JkTnRbGj
月曜ロードショウで見たとき、いかにも模型とわかる宇宙船が登場して膝が抜けた。
そのオモチャがどうやら今から分離するという。「ヒュー、スッポン」という擬音が
似合いの、緊迫感も迫力もないシチュエーション、セオリーを無視しこんな美味しい所を
だらだらと同一アングルでで見せるカメラワーク。速攻でチャンネル変えた。
24名無シネマ@上映中:03/04/13 10:18 ID:N6l6yax9
その月曜ロードショウ版はオリジナルを遥かにテンポの良い佳作に作り変えた
神編集として当時評判になったものだが。
25名無シネマ@上映中:03/04/13 10:32 ID:1X7GlSzJ
メイキング・オブ・さよならジュピターというビデオがいちばんましだった
26名無シネマ@上映中:03/04/13 10:44 ID:X0ENmRr1
特撮は初めてづくし、制約ばかりの中ではよくやった方だった。
爆発とかは超合金やらのCMでの爆発そのままだったけど。
本篇は……盛り上がるか盛り上がるか、と思ってたら
映画が終わっていた。

けどやっぱりミニチュア特撮のメイキングは見てて楽しい。
今のCG主体のメイキングはどんなに技術が凄かろうとも
絵面が同じだから、なんか味気ない。
27ピーター:03/04/13 11:21 ID:PBOrrEC4


君はー 

とてもー

大きくてー
28名無シネマ@上映中:03/04/13 11:33 ID:eLXYgfIa
宣伝をかねて出演したNHKの番組で
小松左京が特撮のすごさを強調しまくっていた記憶が。
宇宙船の爆発シーンがすごいのは、
この方法でやったからと
説明した内容というのが
糸でつられた宇宙船の模型の下に
ガラス越しのカメラを置いて撮影すること。
「これだと爆発の破片が目の前に飛んできて
迫力があるでしょ」といったことを得意満面で
説明する御大を見て、「こりゃだめだ」と思いました。

29名無シネマ@上映中:03/04/13 12:03 ID:VNVVBorD
しかし、この映画が超駄作だったというのを知らない世代も増えつつあるんだろうなあ。

 良かったのは音楽だけだったな。この映画(羽田健太郎もユーミンも今聞いてもいい。)

 特撮に難があるが当時として健闘しているほうだとは思う。問題なのは森繁の太陽系大統領や、筋をかなりはしょったせいだと思う。

 時間的にTVのミニシリーズぐらいの長さが必要だったとは思うぞ。それを筋は詰め込むは、いなくてもいい登場人物を多数出したため、話しが訳わかめになったんだと思う。


何も知らずにだまされてDVD見た人はご愁傷様です。(藁
30名無シネマ@上映中:03/04/13 12:12 ID:X0ENmRr1
>>28
だめだも何も、宇宙特撮では一般的な方法だし。
31名無シネマ@上映中:03/04/13 12:24 ID:X0ENmRr1
DVDを買うほとんどの奴は映画に期待しているの
ではない。当時のメイキングや今の音声解説から立ち上る
あの当時の懐かしくも痛くてたまらん空気を味わうために
買ってしまうのだ。
樋口真爾の文も必読。そりゃモチベーションも湧くだろうさ。

けど、どっかの映画学校で昔の特撮の手間について講義
されると学生が「なんでCG使わなかったのか」などと
真顔で聞いてくるという今の状況も、実は負けず劣らず
痛いと思うぞ。
32名無シネマ@上映中:03/04/13 12:54 ID:bOe2A3WB
>>31
というか、映画関連の学校に、映画史をオタク的なまでにきっちり仕込むシステム
があるわけでもないらしい。日本の映画教育の弱い部分ですね。
そういうことは、創り手の学校だけでなく、大学の講義でも、通り一遍にしかやら
ないし。講義で、教授が映画館やオフシアターの紹介をしてるし(w 
自分で調べて観に行ったり、自力でビデオ・TVをチェックしないようなヤツらに、
講義するだけムダだと思うけどね。でも、これが現状。

この頃は、東宝特撮より、NHK「核戦争後の地球」(84)の特撮の方がマシだった
時代ですね・・・無知でスマソだが、あれ、誰が撮ったんですか?
NHKで、中井貴一主演のSFドラマに挑戦したこともあったね。スペースコロニー
とか出てきた。チャチかったけど(w 恐竜科学番組でも少し特撮してたし、NHK
に特撮技術マニアでもいたのかね?
33名無シネマ@上映中:03/04/13 12:55 ID:bOe2A3WB
どう理屈をつけようと、アメリカに差をつけられっぱなしだったのは事実だし・・・
心情的にムリに肩入れしていた特撮ファン(織れ含む)もいたけど、特撮になんの
思い入れもない一般人の方が、遥かに正直だったことは否めないね。

ここ数年、モノによっては遜色が無いのに、特撮板では、今度は脚本やキャラのデ
キに、ブツブツ言ってる人が多いのには、ちょっと驚いている。ああいう内輪のボヤ
キは、80年代宇宙船の頃から変わらないね。
34名無シネマ@上映中:03/04/13 13:13 ID:paPSROg4
>>32
中井貴一のNHKドラマは「オアシスを求めて」ですね。
低予算でミニチュアはもひとつだったけど、
少なくとも「さよなら…」よりは
お話は面白く、特撮の見せ方は上手だったと思いました。
あの最後のオチだと、
携帯にカメラがつくご時世では再放送できませんね。
35名無シネマ@上映中:03/04/13 13:14 ID:fDuasMTz
>>32
「オアシスを求めて」ですな。
特撮はビデオ撮影のフラットさもあってイマイチだったけど、
(といってもスモッグと酸性雨に煙る未来都市のミニチュアには
結構おおっとなったけど)
本篇部分はスタジオ撮影の無機質さを生かした硬質な雰囲気と
感情に流れすぎない展開で、ジュピターよりよほどSFドラマ
していた。
DVD出ないかな。
36名無シネマ@上映中:03/04/13 13:37 ID:WPH7sCFo
37名無シネマ@上映中:03/04/13 13:55 ID:mbKOSgnT
>28
その撮影方法は、スター・ウォーズのデス・スターの爆発がそうやって
撮ったという話を聞かされた御大が、バカ正直にそのまま撮ってしまっ
たのだよね。
38名無シネマ@上映中:03/04/13 14:01 ID:2kJnOdBS
 ジュピター教団のやつらって、白い大きな袋を担いで、ミネルバ基地に乗り込んで
くるんだよね。そして、その袋から光線銃を取り出して攻撃開始!

 CSで久しぶりにみて、大笑いしちゃいました。
3932:03/04/13 14:06 ID:nnMhkKC7
>>34-35
>「オアシスを求めて」
覚えている人、けっこういるんですね。ググると、
「脚本=田向正健 演出= 富沢正幸 特殊技術=比留間伸志」と出てきました。

個人的には、NHKスタジオドラマ的前衛って、好きじゃないんですけど、
当時の日本であれだけできたのは凄かったかも。
NHKは、人形劇時代から、独自にミニチュア特撮の研究はしていたそうですね。
>>36
この番組、NHK関連のスタッフだけで撮ったんですかね? 他スレで見たけど、
あの精巧な爆破、ガラスに貼り付けた写真の爆破だったそうですね。

文藝春秋で、この番組の裏付けになった科学データはデタラメと書かれたこともあったね。
もっとも、今では想像もできないぐらい、タカ派だった頃の文春ですが。
40名無シネマ@上映中:03/04/13 14:09 ID:1nP8CkwF
登場人物とエピソードを半分に削ったら、名作になったかもね。
少なくとも海辺のタメゴローはいらないでしょ。
あと宇宙マクドとビル・ゲイツ少年と無重力セクースも不要ね。
それと、平田昭彦のロケットパンチもあんまり・・・
41名無シネマ@上映中:03/04/13 14:20 ID:mbKOSgnT
ぜんまいゴジラもいらん。
4229:03/04/13 14:27 ID:sDbYG38v
「オアシスを求めて」特撮はちゃちぃんだけど、主人公の祖父(曾祖父だったかも、俳優は浜村純だった。)が子供の時に見た月着陸のエピソードが挿入されていたりして、そういった話しが無駄になっていない。

 これが「さよならジュピター」とは違う点、結構脚本は良く出来ていたと思う。

 しかしNHKの単発ドラマにしては異色作だったなあ。「11人いる!」とか時々良いSFドラマ作ってくれるんだが、最近そういうのがないので悲しい
43名無シネマ@上映中:03/04/13 15:02 ID:foHZcDkD
>>42
>しかしNHKの単発ドラマにしては異色作だったなあ。「11人いる!」とか時々良いSFドラマ作ってくれるんだが、最近そういうのがないので悲しい

NHK版「11人いる!」が名作〜?
おまえの目は節穴だっ!
「オアシスを求めて」は良かった。浜村純さん演じるお祖父さんを
浜村淳さんの老け顔のメイキャップだと信じていたのも
今となっては、本当にどうでもいい思い出です。

さよならジュピターなんてどうでもいいから、『未来からの挑戦』
をもう一度観てみたい。無理だと解っていても、そう思ってしまう。
44名無しシネマ@上映中:03/04/13 18:42 ID:XD4sM54a
「さよならジュピター」に御嘆きの皆さん。

ここはヒトツ。
「宇宙のステルヴィア」でも見て
日本のSF映像はココまで来たんだと
確認いたしましょう。!!
45名無シネマ@上映中:03/04/13 22:02 ID:EsBsqHFi
技術云々の前にスペクタクルとして「妖星ゴラス」を超えてないのがあかん。
46名無シネマ@上映中:03/04/13 22:38 ID:BdXU6GbD
冒頭の水がドバーのシーン見ていきなり萎えた記憶が・・・。
どう見てもリットル単位にしか見えない。
こないだロードオブザリング2つの塔見て、
久し振りに思い出した。ああ、この迫力があの映画にあれば。
47名無シネマ@上映中:03/04/13 22:50 ID:0tT3R3DT
>>23
>>24
月曜ロードショーじゃないよ。
フジテレビの木曜ゴールデンワイド。
1985年6月頃の放送で、正味90分に短縮されていたが劇場版より
面白かった(と言うかマシだった。)
48名無シネマ@上映中:03/04/13 23:09 ID:1WlIbdxN
小松左京はともかく
公開後にスターログ誌にダラダラ言い訳を書いてた高千穂遥にはマジで殺意を覚えた。
80年代って、ものを作る側が甘えてた時代だったな。
49名無シネマ@上映中:03/04/13 23:20 ID:Bprxu5nA
当時、宇宙船内で出てくる「ZOID」を見て、
「おいおい、21世紀にこんなオモチャ遊ばれてる訳ないやろ!」
とか突っ込んでいたものだが…。
まさかリバイバルするとは…。
50名無シネマ@上映中:03/04/13 23:50 ID:EsBsqHFi
>80
80年代がじゃなくて、ぬえが甘えてたんだよ。
51名無シネマ@上映中:03/04/14 01:15 ID:Eg44Y7dD
監督の橋本幸治って、『ゴジラ』(84年版)とコレで
己の才能に見切りをつけたのか、プロデューサー業
に転身しちゃったらしい。
長年、助監督やってるヤツは所詮「助監督のプロ」に
すぎないってことか。
52名無シネマ@上映中:03/04/14 01:42 ID:tMerRqgd
>>49
ゾイドのCMも、東宝の人が撮ってたらしいですね。あの人たちは、CM、
テーマパーク美術、博覧会映像、各種イベント美術etcの合間に、映画を撮っ
てるみたいですね。
全然関係ないけど、昔、ある地方映画祭に行ったら、ゲストに川北さんが来てた。
「ブレードランナーだって、日本で撮れますよ」とか言ってたけど、隣の客が、
ボソッと「後出しジャンケンかよ」と呟いたっけなあ(w
夜のパーティで、川北さんと喋ってた若いモンは、今にして思えば、ありゃ
樋口じゃなかったかな?
53名無シネマ@上映中:03/04/14 01:44 ID:tMerRqgd
>>51
橋本さんは、東宝映画の取締役でしたね。もう退職されたかな?

本作といい、「ゴジラ」といい、気宇壮大なだけで、ハチャメチャな脚本。調和性
のないキャストで撮らなきゃならなかったのは気の毒でしたね。それとも、ホン作
りから関わったんだろうから、同罪かな?
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0085240.htm

ググったら、こんなコラムがあった。
ttp://www.jttk.zaq.ne.jp/tonishi/hp_033.html
54名無シネマ@上映中:03/04/14 02:23 ID:P4BITeKG
>「おいおい、21世紀にこんなオモチャ遊ばれてる訳ないやろ!」

22世紀。

PC8801で動くミネルヴァ基地・・・
55名無シネマ@上映中:03/04/14 06:57 ID:Q3gAiJio
>>53
そこらへんは「平成ゴジラ大全」に出てますな。
ジュピターで小松左京、ゴジラで田中友幸の呪縛に
縛られ続けた、ちょっと可哀想な境遇ではあった。
56名無シネマ@上映中:03/04/14 08:24 ID:Ct7G4AX3
何か画期的な事を東宝の古狸職人とやれると思ったのが、小松左京の間違い
の始まり。「誇りある円谷組」が素人の指図通りに動くわけがない。唯一の
味方の特技監督も現場じゃ照明や美術のチーフからは「おう、川北」扱いな
んだから。独立プロを作って海外からスタッフでも集めるしか、成功する目
はなかった。その点気の毒といえば気の毒だが、自分が核になってやれば、
何とかなると過信していた罪は罪。
巻き込まれて逃げられなくなったスタジオぬえとかは被害者だな。
57名無シネマ@上映中:03/04/14 12:31 ID:fCTRF+DX
>>56
>東宝の古狸職人

アメリカのカッコいい(実際は知らないが)特殊効果マンみたいな連中が、日本にも
いると思っていたんでしょうね。家電のCMに出ていたダグラス・トランブルみたいな。

>特技監督も現場じゃ照明や美術のチーフからは「おう、川北」扱い

ワラタ 日本の特撮が、永く、東宝的ミニチュアワークから抜け出せなかったわけだ。
照明でも、同じやり方しかしてくれなかったんだろうな。自然光的照明は、「帝都
物語」の、浅草十二階倒壊の1ショットまで、待たねばならなかった(w
58名無シネマ@上映中:03/04/14 15:24 ID:1mqBgPmk
>57
モーションコントロール用の弱い照明を想定して作った小川モデリングの
宇宙船に普通の照明あててスチロール部品を溶かしたなんて話もあったね。
59名無シネマ@上映中:03/04/14 19:28 ID:oIEcMjeI
>>58
いま、「帝都物語」をググったら、東宝の人たちじゃないものね。

80年代の日本も、CMだと、けっこういい特撮があったと思うんだけど。ミニチュア
に対する、リアルなライティングも完成されてたし。CM専門誌でメイキングを見たら、
実はミニチュア・合成でビクーリしたことも多かった。

CMは、時間単位あたりの予算が違うから、一概に比較はできないけど、東宝の人
たちが、円谷文法に固執して、逆にリアルさを失ったのは事実でしょうね。

それを考えると、東宝でも本編系のスタッフだけど、ベテランを使って「ひみつの花園」
みたいなアホ映画を撮った矢口史靖って、いい根性してるよね。映画はクソだったけど。
60 :03/04/14 19:46 ID:VT25iRZe
>>40

>あと宇宙マクドとビル・ゲイツ少年と無重力セクースも不要ね。

そのビル・ゲイツ少年は後年マーク・パンサーとして一発当てたので結果オーライ
だわな。

61名無シネマ@上映中:03/04/14 21:06 ID:cvgHznBO
よくもわるくも太秦精神が日本映画界を支配してます。
SF作家などに口をはさませません。

敬具
62名無シネマ@上映中:03/04/14 21:26 ID:Ey0WxUGQ
「ひみつの花園」を悪く言うなっ!俺は好きなんだよっ!(藁

それはともかく、ジュピターはまんまNHKのドキュメンタリーの画質及び
演出で撮ってくれたらそれだけで名作になったと思うですが。

主人公を案内役にしてNHK(?)のクルーがジュピターワールドを探検。
タメゴローも「未来にもああいう変わった教祖がいる。向こうにイルカも見えるようだ」
TOKYO3のテロリストも「こういう過激派もいる。犯人の一人は別室に担当者が連れて行った」
ウェッブ総裁も「宇宙時代にもこういう快活な老人がいる。現在は外宇宙からの探査に力が注がれて
いるようだ」

「電子立国/日本の条件」のノリで紹介してくだけでもすげー面白いと思うけどなあ。
つか、ミウラ&ヒンニュウのフルチン遊泳シーンなんて見たくなかった・・・
63名無シネマ@上映中:03/04/14 21:58 ID:fBYonlNQ
小松左京で思い出したんだが・・・

友達に「エスパイ」をかしてやったことがある。
戻ってきた本のページがくっついていた。
「ゴメン。我慢できなくて、つい一本抜いちゃった。
こんなエロいのを貸す、オマエも悪いんだぞ」
と言われました。

式貴志の「ヘッドワイフ」を貸したら、戻ってこないまま
今年で15年になります。
64名無シネマ@上映中:03/04/14 22:13 ID:Ly7YLbIs
もっとも、ジュピターが日本の映画特撮の風向き少し変えたのも
事実って言えば事実だけどね。
それまでやらなかった事を最初にやった意義は大きい。
ジュピターの後、川北監督はどうこう言われながらも徹底して
スタッフ育成と技術テスト続けて現在の状況と現場スタッフ群の
礎作ったわけだし。
65名無シネマ@上映中:03/04/14 23:29 ID:7UfS9YN9
>現在の状況と現場スタッフ群の礎作ったわけだし。

なむ。
66名無シネマ@上映中:03/04/14 23:37 ID:6/HmozN2
どんなに特撮シーンが良くても、脚本が良くても(ダメダメだけど)、街の風景ひとつ
出さんで未来社会を描こうというのが無理の始まりだった。

>>35
 同感。「オアシスを求めて」俺は「さよなら……」より遥かに好感だね。
脚本だけで、全体主義的な未来社会、無機質な世界とか感じさせてくれる。
このスタッフなら、星野之宣の「2001夜物語」作れるかもと思ったものだ。
67名無シネマ@上映中:03/04/14 23:48 ID:udGoHWlI
『THE DAY その日  1995年・日本』シリーズはよかった。

でも、いまみたらどう思うんだろう。

68名無シネマ@上映中:03/04/14 23:53 ID:6/HmozN2
小松左京は製作前のブレストで「潜望鏡で宇宙を眺めているような映画には
したくない」などと『妖星ゴラス』を揶揄したようなことを抜かしていたが、
出来上がった映画はあのザマ。『妖星ゴラス』はストーリーでも『さよなら』
に似ているところがあるが、科学考証も設定、脚本も当時としてはベストの
傑作映画。そこが分からないというのは、映画そのものが分ってない。
結局、小松左京は『2001年』風メカメカした宇宙船が出てくる宇宙映画を
作りたかっただけなんじゃなかろうか。
後年、『妖星ゴラス』風テイストを感じられる傑作SF『トップをねらえ』
が出て来て溜飲を下げてくれたけどな。
69名無シネマ@上映中:03/04/14 23:57 ID:BVePCJOn
>>67
85年放送のドキュ・ドラマシリーズでしょ? 脚本は岩間芳樹。主演は小林桂樹。

当時としては、可能な限りの未来予測を行ったようだが、あんまり的中しなかった
みたいだね。カーナビぐらいかな? 

知り合いのTVスタッフは、「NHKのヤツらぐらい、プライドだけの苦粗なヤツらはいない」
と愚痴りまくっているが、こういう番組は、あそこにしか創れないのも事実。

やっぱ、予算と日数、取材網が強力なところは強いよ。
7069:03/04/15 00:10 ID:0IhVQMa5
>>68
小松先生は「2001」公開当時、SF作家座談会に出席したりしているから、自分
でもやりたかったのは事実だと思うよ。

小松先生原作だと、数年後の「首都消失」もなア・・・原作のポリティカル性を捨て
て、中途半端な活劇にしてしまった。
今なら、雲はCGの遠景で最低限の描写に抑えて、人間ドラマに重点を置くとかで
きそうだね。でも、今度は、役者陣を押さえる予算が無かったりして(w
71名無シネマ@上映中:03/04/15 00:30 ID:1nKAT/Nr
>>70
『2001年』風の映像が撮りたかったにしても、説得力がハンパなのがなんとも。
たとえば、地球−木星ミネルバ基地を数カ月で結ぶ宇宙船TOKYO-3の内装って、
座席が並んでいるだけで、ジェット旅客機の客室と大差ないだろ?
数カ月を過ごす船の中なら、全コンパートメント式もしくは個室で室内に洗濯物
くらい干してあってあたりまえなのに、そんな映像さえない。
『2001年』は、あの空間の中で何ヶ月も過ごしているという説得力が映像自体に
あったと思うよ。
総監督を名乗るくらいなら、特撮は川北氏に任せてもそういう考証的な部分には
口を出すべきなのだが、映画そのものが分かってないとしか思えん。
72名無シネマ@上映中:03/04/15 00:43 ID:Dnz6cQKY
式貴志=蘭光生
73名無シネマ@上映中:03/04/15 00:47 ID:7t0iekju
この映画嫌いじゃないな
宇宙船がプラモデルっぽくて
俺はプラモおた
7469:03/04/15 00:48 ID:0IhVQMa5
>>71
>数カ月を過ごす船の中なら、全コンパートメント式もしくは個室で室内に洗濯物
>くらい干してあってあたりまえなのに、そんな映像さえない。

日本では、そういうリアリズムがわかってる人は、当時はアニメやマンガをやってた
んだろうね。本来は、美術の人が、わからないなりに調べてやるはずなんだけど。。。
予算の問題だけじゃないんだろうな。

>映画そのものが分かってないとしか思えん。

そりゃ、分かってないでしょ。例えば、撮影所時代のプロの脚本家は、予算や使え
るスタッフ、想定される役者まで計算して書く。撮れないモノを書いても仕方が無いから。
そういう計算が無かったんだろうとは思うよ。

原作を提供しているうちに、自分で直接創りたくなったんだろうけど、日本は、ク
ライトンが活躍できるアメリカのような国ではなかったわけで。。。
75名無シネマ@上映中:03/04/15 01:01 ID:P9q6iUgY
詳しい話は知りませんが
とにかく酷い映画だったということだけは
鮮明に覚えている。

テレビで1度オンエアされたのを見ただけだが
坊主頭の中学生の目から見ても
死ぬほどつまらなかったし特撮のチャチさに
涙が出た。本当にこれを劇場で見た人には
同情を禁じえない。
76名無シネマ@上映中:03/04/15 09:22 ID:y6pJiird
>>65
映画状況って事でなく、それなりにどんな作品にも
柔軟に対応できる若手スタッフたちの台頭って事。
実際かなりのスタッフがゴジラ組から出てきてるし。
でも、ジュピター当時に比べると格段にその手の作品も
増えてるけどね。
不平不満はあろうが、それは今と当時では全く違う質の物だ。
77名無シネマ@上映中:03/04/15 14:39 ID:ZvWHjSCZ
小松左京がやりたかった事の中には、詳細な絵コンテをデータとして
取り込むとか、カメラと同軸でビデオをつけてその場で再生してチェ
ックするとか、撮影データを撮影所から自分の事務所へ電話回線で送
るとか、今なら簡単に出来る事もいろいろ含まれていた。
それを20年前の技術水準でやろうというのが無茶だったわけだが、20
年待って作っていれば、あそこまでひどい物にはならなかっただろう
な。
78名無しシネマ@上映中:03/04/15 21:31 ID:d9NtqMHm
>>77
20年後の今の技術水準で作ったら、
ただのガレージフィルムだよ、多分。

ま、見に行くまでの
あ〜もあろう、こうもあろうを楽しませてもらった思い出を大切にしようよ。

79名無シネマ@上映中:03/04/15 21:33 ID:nVmC3eeb
>>75
同情してくれて嬉しいよ。

小松さんは当初、大林宣彦に監督を依頼しようとして
東宝スタッフに猛反対されたそうだ。「大林は合成魔
だからダメ!」だと。本人から聞いた話でつ。
80名無シネマ@上映中:03/04/15 22:01 ID:xmMZNMrH
夢中で何度も原作小説を読み返したものです。
試写会で情熱たっぷりに舞台挨拶する小松左京氏の言葉に感動したものです。
観終った後は呆然として、既に買っている前売り券をどうしようかと途方に
くれたものです。

木星軌道基地内で自転車で移動する人の描写を観て、これまでのSF映画に
ないリアリティだと感心したものですが、それはその一点のみ。
原作と映画の落差に、これを楽しめないのは自分が悪いのかと悩んだものです。
81名無シネマ@上映中:03/04/15 22:36 ID:SXeaeDri
なんかイイ擦れだなあ みんなのずっこけぷりが目に浮かんで大変ワロタ
82UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/15 22:39 ID:1nKAT/Nr
一番この映画に激怒していたのが、子息の小松○明氏だという事実。
批判がOKの民主主義っていいよな。

>>80
人工重力の基地内で、自転車って使えるの?
83名無シネマ@上映中:03/04/15 23:07 ID:hjORI41C
>>79
当時の大林だったら、相当、ファンタスティックな映画になったでしょうね。

映像の遊びが、程良く、ドラマ性にマッチしていた頃だったし、盟友の桂千穂さん
あたりを引き込んで、脚本も直したでしょうしね。
美術は、当然、薩谷和夫さんだろうから、日本の予算でも「2001」レベルのセット
が組めたかもしれない。まったく違った映画になっていたのではないでしょうか?

カネは掛かっただろうけど、日本SF映画のエポックになったことは間違いないですね。
84名無シネマ@上映中:03/04/15 23:18 ID:weIOYbeQ
>>79
> 「大林は合成魔だからダメ!」だと。

これはどうして?
東宝特撮野郎たちのやり方と違うから?
それとも時間、手間がかかるから?

『時をかける少女』のスタッフが、イメージフォーラムの製作ノートで、
「大変でした」を連発しているけども。

>>6
ワラタ

観てもやっぱり寅馬だったかも(w
85名無シネマ@上映中:03/04/15 23:47 ID:nVmC3eeb
>>84
俺自身は技術的なことはわからんのだが、なんでも
物理的な限度を超えて合成処理を要求される、とか
いう理由だったな。
ただ、大林はオファーを受けなかったものの、興味
はあったらしく、撮影現場を何度か訪れていた。
小松さん曰く「外人のエキストラだと思った」(w
86UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/16 00:07 ID:0T2e2C0W
>>84
 東宝の伝統的なやり方では、マット合成はやたらに金を喰うかもね。
 だが、モーションコントロール使う事自体、合成が前提なんだから、了見違い
も甚だしいとは言える。

>>85
 これって、笑い話になるのか? 依頼しようとしていた監督の顔も知らなかった
という失礼極まる話と思うが。映画に関しては小松左京は糞という証拠だな。
 製作会社を作るほど、映画にのめりこんでいた小松左京は名作SF映画のビデオ
からシーンを抜きだして編集し、スタッフに「ここを参考にしろ」という指示?
を乱発していたらしい。一面、映像を作り上げる東宝スタッフの感性を全く信用
していなかったということだし、ある意味クソでも映画になっている作品が出来上
がったのは奇跡というやつかもしれない。
87名無シネマ@上映中:03/04/16 00:11 ID:knr/T7hE
>>85
結局、俺たちの今迄のやり方と違う、って事だろうな。

大林はCMでそれなりの実績を積んでいるし、
そうやって拒んだ人たちの「さよならジュピター」の特撮、特殊効果より、
「ねらわれた学園」の方が映画上の効果は高いわけだ。
# 峰岸徹のお腹の目玉は、ジュピター教団の教祖と相殺することとする(w

ただし、小松左京も悪いことは確か。
10年前の「日本沈没」が空前のヒットだったから、周りも止められなかったんだろうな。
88名無シネマ@上映中:03/04/16 00:30 ID:JjZdJ7uh
>86
>これって、笑い話になるのか? 依頼しようとしていた監督の顔も知らなかった
>という失礼極まる話と思うが。映画に関しては小松左京は糞という証拠だな。

洒落に決まってんだろ、何度も会ってる間柄なんだから。
89名無シネマ@上映中:03/04/16 00:42 ID:C5j7Y7k8
>>86
ビデオを見せた程度ならよいが、自分でストーリーボード描いて
カット割りなんかも指定してたんよ(小松は昔、マンガを描いてた
こともあって絵が得意。筒井康隆と同類でね)。
橋本さんは現場でも所在なげにしてた。

つまり、実質的な監督は小松でつ。
90名無シネマ@上映中:03/04/16 00:46 ID:FleHn6tR
>>87
当時の大林の方が、CMで実験している分、特撮と本編の融合はわかっていたでしょうしね。

モダニストの市川崑や岡本喜八が撮っても面白かったかも・・・いや、ヤバかった!?

80年代の田中友幸作品は、クロサワ時代劇、パニック、戦記、高度成長(「海峡」)、
文芸、SF、ゴジラ、アイドル、平安時代劇、ロボットと、何を創ればいいのかわからず、
新路線を求めて困ってたことだけはわかりますね。とりあえず、かつての田中さん
の作品のリメイクみたいな仕事ばっかし。
91名無シネマ@上映中:03/04/16 00:47 ID:oSdpxxCN
小松左京って「何でも消したがり症候群」だと思う。
でも、この人の信者って存在するのかな?
9290:03/04/16 00:54 ID:FleHn6tR
>>89
小松さんのマンガは、最近、復刻されたみたいですね。

現場を知ってる方ですか? 橋本さんも可哀相に。。。

大林さんだったら、ヒット監督として、小松さんも口を挟めなかったでしょう。
こういう大作を、助監督歴は長いとはいえ、初めての監督に撮らせちゃいけませんよね。
>>91
SF板を見ると、根強いファンは多いですよね。でも、信者ではないね。

シバリョーになれなかったSF作家なのかな?
93名無シネマ@上映中:03/04/16 01:00 ID:JjZdJ7uh
>92
こまけん、というのは信者じゃなかったのか。
94名無シネマ@上映中:03/04/16 01:10 ID:knr/T7hE
>>92
> 橋本さんも可哀相に。。。

次回作で最後の監督作「ゴジラ」は、
田中友幸プロデューサのお返しでしょうね。
「さよならジュピター」で嫌な思いさせたから。

# 中身全然覚えてないけど…
95名無しシネマ@上映中:03/04/16 01:21 ID:EvZbvNlO
>>82

息子さんの話、思い出した。
確か、遺産は生前贈与してくれって言ったんだよね。
試写を観た後で。

>>92

こまけん、ってのは、
こまったちゃん研究会の略ダヨ〜ん!!(笑)

9690:03/04/16 01:25 ID:FleHn6tR
>>94
>次回作で最後の監督作「ゴジラ」は、
>田中友幸プロデューサのお返しでしょうね。

あれだけ、人をガカーリさせる大作ってのも凄いけどね。。。橋本さんって、会ったこ
とはないけど、いい人過ぎるんだと思う。特撮班や、各種タイアップ、いろんなスター
の特出を裁くだけで精一杯だったのでは? 

米ソ対立から、スーパーXまで、あらゆるネタてんこもりだけど、、、あのテイストって、、、
「幻の湖」だよね(w
97名無しシネマ@上映中:03/04/16 01:28 ID:EvZbvNlO
そっか、「さよならジュピター」は
SF作家が雁首揃えて作った「幻の湖」だったんだ!!

大笑い。(笑)
9890:03/04/16 01:41 ID:FleHn6tR
>>97
この「幻の湖」テイストは、80年代東宝特撮すべてに共通する要素だね。

「竹取物語」なんかも、今振り返ると、何がなんだか、、、

60年代までなら、スタッフワークを信頼していれば、どんな大胆な企画も、
安心して面白くなったのに、もう、それが通らない。苦しいよね。

「ゴジラ」と言えば、消防の頃、徳間書店のメイキング本を、好きな子に貸した
なあ。児童文学が好きで、水泳が得意な、可愛いメガネ美少女だった。その
子は、映画は観に行かなかったみたいだが、、、数年後、振られまちた(w
99名無シネマ@上映中:03/04/16 01:53 ID:knr/T7hE
「竹取物語」って、「今振り返ると」って言うけど、
公開する前からとんでも感漂ってましたよ…

田中友幸プロデューサはともかく(w
あの市川崑が! って大ショックだった。
和田夏十失って、もう駄目になるかとおもた。
というか、「竹取物語」「鶴」以降駄目っぽい…(泣
100名無シネマ@上映中:03/04/16 02:59 ID:mAi2G9Du
>>>23
>>>24
>月曜ロードショーじゃないよ。
>フジテレビの木曜ゴールデンワイド。
>1985年6月頃の放送で、正味90分に短縮されていたが劇場版より
>面白かった(と言うかマシだった。)

当時科学少年の俺が見て感動したのはそっちだ。
どうせならテレビ版をDVD化したほうがよかったんではないか?
101名無シネマ@上映中:03/04/16 06:42 ID:CT4DXcZA
>>100
空想科学少年だったんだね。
102名無シネマ@上映中:03/04/16 18:08 ID:GiUHav+b
祭は始まれば終わる。
それに引き換えどうだい準備は。
満天の星のごとく・・・

パチンコ屋のCMみたいな映画だった。
103UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/16 20:15 ID:lhwmfxe0
>>97
そいつは言えているかもな。何が怖いといって、公開後に真正面からこの
映画を批判したヤシがひとりもいなかったことだ。あの、あさりよしとお
でさえ、批判がましいことを書かなかった。
酷いものを酷いと言い切ったのは、十年以上たった後の『底抜け超大作』
の山本弘氏が最初のひとりというわけだ。
無理して誉めるヤシもいないではなかったが、事実上好意的に無視されて
きたというのが実情だろう。
ただ弁護して言うなら、小松左京が東宝スタッフを信用しなかったのも
無理はない。大ヒット飛ばしたとはいえ、『日本沈没』の高速度撮影
しなかった「沈みゆく日本列島の衛星ショット」を見たら、自作の映画
を安心して任せる気にはならんだろう。
104名無シネマ@上映中:03/04/16 23:03 ID:W/yrsGvg
>103
当時でもSFとは関係していない立場からの批判はあったよ。
ただし、SF関係からは一切悪評が流れなかったのも事実。
それは仮にも日本SF界の第一人者と目された人物が大言壮語した結果が
失敗作、ということになると小松左京がどうのこうのというより、日本で
SF映画が二度と作られなくなるのでは、という危機感からの物だと思う。
小松さんでこれだったら、もう誰も作らせて貰えないよね、てな事を某大
伴昌司の弟子の映画評論家が当時、笑いながらいっていた。
105名無シネマ@上映中:03/04/16 23:34 ID:CuLj5Nwz
>>104
コレがコケたら「ゴジラ」が復活しない・・・と言う単純な理由で無理矢理
誉めてた阿呆が結構いたぞ。

コケたけど「ゴジラ」復活したけどね。
(しかも同じ監督で撮って「ゴジラ」もコケた)
106名無シネマ@上映中:03/04/17 00:16 ID:8Tm+B3/V
>>105
あの年の特撮三部作(「さよならジュピター」「零戦燃ゆ」「ゴジラ」)は、内容・興行ともに、
ことごとく不発だったのでは?

1984ゴジラも、今となっては、「県立地球防衛軍」の元ネタのひとつでしかないな(w
公開途中から、東宝特撮の過去作品を付ける劇場も多かったね。

しかし、キャンペーンとして組織されたゴジラ・ファンクラブのイベントで、初めて
1954ゴジラを観た地方のファンも多かったのではないか? というか、俺もそう
だったんだけど。それだけで許すよ(w

それにしても、あの内容で客が入ると思ってたのかな? 詳しくないのだが、なぜ、
脚本が永原秀一さんなの? 
107UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/17 00:29 ID:7Giyv4VS
>>105
「ゴジラ」復活は 、「復活フェスティバルゴジラ1983」の週替10本立興行の盛況で、
すでに既定事項だったろ。「ゴジラ」'84はコケたという程、酷い成績ではなかったと
思うが、見直すほどアラが目立つ映画(脚本、特撮、本編)だったな。
108名無シネマ@上映中:03/04/17 00:34 ID:kMD06CYO
さよジュピは興行的には成功だった。そう、興行的には…
109名無シネマ@上映中:03/04/17 02:17 ID:1LvT6FS0
嘘をいってはイカンな>108
確か制作費15億円で
興行収入8億円もいってなかったと記憶してますが。
110名無シネマ@上映中:03/04/17 02:23 ID:/iKmmsit
この映画そのものがネタ
111名無シネマ@上映中:03/04/17 02:41 ID:RXoZaGXn
『復活の日』がヒットしたからねえ。。
(角川だったからムリヤリかもしれんが。。)
音楽も羽田さんにまた頼んで。
外人もいっぱい出して(稲川素子事務所??)
ヒットするはずだったのにぃ。。

制作費、技術どうこうよりもセンスの無さが、
最大にして唯一の問題だったかも。。
112名無シネマ@上映中:03/04/17 02:43 ID:VfLhLl3w
>>108
>>109

総制作費は10億円で、直接制作費というか実質掛かったのは6億円とか聞いた。
興行収入はわからないが、近年ハルキ文庫で復刻された原作のあとがきには
小松御大のインタビューによる映画製作の道のりが載っていて
それによると、ビデオソフトの販売でとんとんぐらいにもって行けたそうな。
ただ、御大自身、映画のための自身の会社、イオを作ってて
今回のDVDのコメンタリー聞いていると、そこで囲っていたスタッフたちに
ギャラは少ないが、あらゆる体験と連夜のご馳走をさせてたから
制作費には出ない結構な持ち出しが多かったんじゃないかな?
113名無シネマ@上映中:03/04/17 03:12 ID:/uMlca7c
原作は面白かったんだけどなー。
地球を救うために徹夜の連続でへろへろになりながら頑張る
科学者&技術者の姿に激萌えた。
で、そのあと映画を観て、自分の腰もへろへろになったわけだが。
114あぼーん:03/04/17 03:16 ID:Vb+7hhez
  ∋8ノノハ.∩
   川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました!
__/ /    /   
\(_ノ ̄ ̄ ̄\
||ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄||
 ...|| ̄ ̄ ̄ ̄||
http://freeweb2.kakiko.com/saitama/
115名無シネマ@上映中:03/04/17 03:41 ID:7ki8NSmb
SF界はヘタレのカスばかりだから御大を批判なんてムリムリ
116名無シネマ@上映中:03/04/17 06:29 ID:GSIncHIK
>>107
そのとおりなんだけど、それでも
「コケたら次が無い」
と言う危機感が「ファンの間には」あったんだそうな。

スタッフの間には・・・??

「ジュピター」の時、東映洋画が「風の谷のナウシカ」+「名探偵ホームズ」で、松竹邦画系
が「超人ロック」+「未来少年コナン巨大機ギガントの復活!」だったんだけど、
どの上映館もほぼ満席だったぞ。 初日は。
117名無シネマ@上映中:03/04/17 07:14 ID:Zts4MEhe
この映画があっという間に打ちきりになって
穴埋めのために「2001」と「時計じかけのオレンジ」の
二本立てリバイバルやってたな
118名無シネマ@上映中:03/04/17 08:31 ID:6cUeJ+e4
>>116
ジュピター、同時期だったっけ?
ナウシカとロックと少年ケニヤが同時期だったのは
覚えてるが。
119名無シネマ@上映中:03/04/17 09:48 ID:M2Stfo9G
一番萎えたのは
ラストの月面墓参りシーンで
ヒロインがきびすを返して「すたすたすた」と
船に歩いて帰るところ。

月面なんですよ月面。
低重力じゃないのかよ・・・。
120名無シネマ@上映中:03/04/17 09:50 ID:vjMnLRrr
あれは月面じゃなくて小惑星の一つ。
まあ重力については確かにそうなんだが。
121名無シネマ@上映中:03/04/17 09:52 ID:M2Stfo9G
そのほかは全然巨大に見えない宇宙船の模型が
くるんって回頭するシーンとか
うぃーんって音だして(w)調査船の模型が
母船の模型から発進するシーンとか
とにかく酷い。

一体何考えてこんなもん作ったんだ。
122名無シネマ@上映中:03/04/17 10:33 ID:sLCE/jgv
当時はそれでも日本の作品としては上の方だったのさ。
ミニチュアが合成の宇宙を飛んでいるのを見て
おお、やっと日本もここまで来たか、と感動していた
当時の事など、今のCGあって当たり前の連中には判るまい。
123名無シネマ@上映中:03/04/17 10:40 ID:IymItRKC
>>122
そりゃ、贔屓の引き倒し。進歩したところはあったが、
映画全体として駄目だったのはもちろん、特撮部分も駄目だった。
CGでも、木星バクハツ場面はひたすら浮いていた。そもそもアングルが…
124名無シネマ@上映中:03/04/17 10:52 ID:Xn+l18Dn
だからそれは欧米と比較してだろう。
映画として駄目なのは仕方ないが、特撮は
「日本の特撮としては」上の方だった。
木星爆発だってアングルがどうこう以前に、CGを使った、
という事そのものがステイタス、注目に値する事だった。
ショボさなんてわかりきってる。それでも後で光学合成
加えてたくらいなんだから。
そもそもあの当時のCG使用作といえばゴルゴ13に
レンズマン……

当時の作品を観るには当時の空気が必要だ。
こと、この作品に関しては絶対に……。
125名無シネマ@上映中:03/04/17 11:11 ID:bKNMrvNU
>124
>「日本の特撮としては」上の方だった。

「日本の映画界の特撮としては」ならその通りだが、日本の技術レベルが
あの段階だったわけじゃない。白組あたりのCMプロダクションなら、優
に欧米と渡り合える技術は持っていた。日本全部が東宝映像レベルだった
と誤解されるといけないので、念のため。
126名無シネマ@上映中:03/04/17 11:35 ID:bqYPI80c
技術はあったろうが、当時の日本映画の予算と製作期間では
CMみたく技術を使う事も出来なかった。
技術があってもそれを使える暇も金もなく、さりとて低予算で
同じような効果出そうとしてもノウハウがない。
学校の怪談、ジュブナイルやリターナーみたくCM畑の技術屋が
映画に関わるにはやはりかなりの時間が必要だった。
127名無シネマ@上映中:03/04/17 13:27 ID:IymItRKC
>>124
当時観ても糞だった。
コツコツと積み上げていかなければならない新たな技術を、
打ち上げ花火的な冒険で大失敗させ、後の芽を絶った。
そういう意味で、この映画と小松の罪は限りなく重い。

実際「復活の日」が興業収益率が良くなかったこと、
(不入りだったわけではない。製作費に見合う収益を上げなかった)
「さよならジュピター」の大失敗で、空想世界大作路線が消えてしまった。
ぬいぐるみ怪獣だけが残った。
128名無シネマ@上映中:03/04/17 14:22 ID:JrBUQTcI
消えたというより、最初からそういう路線が無かった所に
小松左京という部外者が路線を作ろうとして失敗したと
言った方が良い。
復活の日だってやはり映画とは縁のない角川というヤマ師が
いないと誰も企画すらしなかったろう。
技術を積み上げるも何も、何も無かった所に土台を作ろうと
したのは事実。やらなきゃノウハウは掴めない。

誰もが認める無謀ロードだし映画としても確かにアレだが、
存在としての価値は認めるべきだとは思う。
高千穂遥やらの白々しい弁解は論外だけど。
129UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/17 19:33 ID:qFxpyK8A
>>119
最後まで観ていたあなたの情熱に乾杯。

衆目が一致するのが、映画そのものよりメイキングビデオの方が面白いと
いうこと。
いろいろ新技術を導入したものの、BBJを機に定着したといえる遺産が
ないのが、情けないところで。インチキモーションコントロールシステムも
保管場所に困った東宝がすぐ処分したと聞くしな。
この作品は映画というよりは、「お祭り」もしくは「プロを巻き込んだ
自主製作映像」というところだろう。映像技術の進歩に関しては、小松
御大が動くよりも、'90年代前半の地方博覧会ブームの方がよほど貢献して
いるしな。
130名無シネマ@上映中:03/04/17 20:03 ID:k6cBKwoU
>>129
>衆目が一致するのが、映画そのものよりメイキングビデオの方が面白いと
>いうこと。

1984ゴジラもそうだったぽ。あの新宿のセットは凄いぽ。スーパーXが無かったら
もっとよかったぽ。「ビオランテ」以降もそうだけど、東宝は、60年代名作メカ
への憧れが強過ぎるぽ。

>いろいろ新技術を導入したものの、BBJを機に定着したといえる遺産がない

「ゴジラ」も、全編、サイボットゴジラを使って撮るかのように宣伝しておいて、
もちろん違ったぽ。あれは、何のために創ったのか、ホントにわからなかったぽ。

使いもしないデカいギミックを造る。ギラーミン版「キングコング」と同じぽ(w
131名無シネマ@上映中:03/04/17 20:05 ID:9jHIOlcl
マクセルだったかで宮崎駿がデザインした空中都市のCFがあったけれど、
時代的にはあんまり離れてないんじゃない?
(おいらが初めてビデオデッキを購入した当時のCFだったと思う)
あの絵を見たら、「ジュピター」の絵は当時としても、ちょっとね、って。
予算が違う、というのはあるにしても・・・
132名無シネマ@上映中:03/04/17 21:05 ID:9tpvLRbv
>>129
“BBJ”って略すと、何気にかっこイイじゃん。
133名無シネマ@上映中:03/04/17 21:09 ID:mlGfI6bQ
>>117 おかげで「2001」と「時計じかけのオレンジ」が
大スクリーンの劇場で堪能できたんだ(w
134名無シネマ@上映中:03/04/17 23:13 ID:pxhCzmLl
>「ゴジラ」も、全編、サイボットゴジラを使って撮るかのように宣伝しておいて、
>もちろん違ったぽ。あれは、何のために創ったのか、ホントにわからなかったぽ。

何を云う!地方のヨーカドーの店先で見たサイボットゴジラが
歯茎むき出して吼える様はなかなか盛況だったゾ。当時。
135名無シネマ@上映中:03/04/19 01:51 ID:Dmi2r0Ty
>>134
俺も福岡大丸の壁面いっぱいに映し出されたゴジラのシルエットにふるえたよ…
劇場にゴジラを見にいったのはアレが最初で最後…
136名無シネマ@上映中:03/04/19 02:18 ID:SCEovOBv
そうか・・ほんとに出るのか
137名無シネマ@上映中:03/04/19 04:08 ID:lVEupQEX
ゴジラオタは史ね
138名無シネマ@上映中:03/04/19 04:13 ID:QuulIFeX
あの映画って日本のSFそのものをダメにしたような気がする。
139名無シネマ@上映中:03/04/19 11:16 ID:taTF34gT
モリシゲの世界大統領を登場させても
監督:森谷司郎、脚本:橋本忍、主演:丹波総理大臣の
日本沈没と比べると、貫禄負けしますわね。
140名無シネマ@上映中:03/04/19 14:07 ID:CraVloTp
日本SF映画史上最大級の自主製作作品ということで。
というか会社こさえて映画化を先に考えてたなら
もっとコンパクトでシンプルなストーリー考えてりゃよかったろうにな。

ジョージ・パルだって「宇宙戦争」の前に「地球最後の日」って習作を作っていたりする。
いきなり「2001年」作るんじゃなくて、もっと小さな映画から始めるだろ。普通。
ま、SF界の御大がバカなものを作れなかったんかな、そのおかげで大バカになっちゃった。
でも2010年の宇宙船も回転部があったのはある意味失笑でした。
141名無シネマ@上映中:03/04/19 15:26 ID:fb1RXqQX
俺、百恵ちゃんの大ファンでさ。少しでも百恵ちゃんのためになるなら
と思って見に行ったよ。まあそれはさておき。特撮のへボサはやむを得ない
部分も大きいと思うし、事実がんばっていると思うところもあった。
木星の輪がほんの一瞬だけ見えるカットは音楽とあいまって好きだったなぁ。
ただ、特撮部分はひいきして目をつぶるにしても本編が壊滅的に出来が悪い。
なんだあの鮫は。悪い冗談かと思ったぞ。大統領は貧相なじじぃだし。それに
外国人キャストが下手すぎ。どこぞの素人でも引っ張ってきたのか。現globe
なんか、何でわざわざたどたどしく日本語をしゃべる必要があるんだ。
いっそ角川春樹に作ってもらいたかった映画だな。
142名無シネマ@上映中:03/04/19 16:56 ID:oeVD8GTS
今思うと、主人公と幼なじみのドラマとか、当時アニメで流行ってた
「お遊び」とか、ユーミンの挿入歌とか、あまりSFに興味ない人たちにも
楽しんでもらおうと思って入れたとおぼしき要素がみんなハズしてるんだよな。
143名無シネマ@上映中:03/04/19 17:45 ID:nfTMy7uf
そもそも小松左京の小説自体が映画向きではない。
説明だけで時間がどんどん過ぎていってしまう。

「日本沈没」のような撮りようのないものが対象なら、
自ずとドラマに力点がおかれるが、
木星や宇宙や宇宙船があるから勢いそういったものを撮ることになる。
が、ただでさえ時間が足りないのだから、宇宙撮り出したらきりがない。
長いカットにしないと宇宙は感じが出ないから。

いや宇宙を堂々と撮るSFにしたいんだよ、ということなら、
思いきって原作を省略すべきだった。「2001年〜」という良い見本がある。
しかし、脚本家の橋本忍って人がそもそもオリジナルは弱い人で「幻の湖」(ry
144UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/19 18:21 ID:uNnOIMG1
>>143
小松左京にしてみれば、発展途上の日本特撮の技術向上のために、絶好
のチャンスを与えてやっているつもりなんだから世話ないけどな。
原作の内容を2時間の映画に収めるなら、「異星人の遺跡」「木星幽霊」は
すっぱり斬ってしまうべきだった。ディザスタームービーとしての本題の
ブラックホールの脅威とはまったく関わりがないんだから。
「2001年」の時はあの世界は結構リアリティがあったよ。パンナムも
宇宙時代のヴィジョンを持っていたくらいだし、宇宙開発が進行していって
あの世界がいずれは実現すると、夢を持つことが出来た。なにしろ、
'70の万博の直前だからな。
宇宙開発の最前線が、木星に前進基地を持つまでに進展するという夢を
一番信じていなかったのは、もしかしたら小松左京自身ではないかなと。

145名無シネマ@上映中:03/04/19 20:58 ID:NwPEi9FU
小松は最近鬱状態らしい
146名無シネマ@上映中:03/04/19 21:45 ID:ILr4lMhK


「さよならジュピター」が橋本忍監督で撮られていたら現在とは違った意味で
評価されていたかもね。まあ、より酷評されただろうけど。
147名無シネマ@上映中:03/04/19 21:50 ID:YkMM6EbO
この映画が公開する時に、新井素子が「この映画がコケルと日本のSF界は滅亡する」といったような気が・・・。
148名無シネマ@上映中:03/04/19 22:12 ID:n8dazt6l
>147

実際「リターナー」ができるまで滅亡していたようなもんだ。

邦画の悪い癖で、有名俳優を出すことばかり考えて、金のかけ

るところを間違っているんだよ。

 俺はこの作品、映画にせずTVのミニシリーズにしたほうが

良かったと思う。
149名無しシネマ@上映中:03/04/19 22:28 ID:/FSbvNSG
>>148

元は、アニメの企画だったんでしょ?
BBJって。

東京ムービーで出崎・杉野で作られていたらなー

残念、残念。
150名無シネマ@上映中:03/04/19 22:52 ID:bD3oLFzu
>>148
まあ、アニメが充分補ってたけどな。
151名無シネマ@上映中:03/04/19 22:55 ID:CsSu9o7v
>>147
その言葉もあったせいで日本SF作家はみんな映画の提灯かつぎをしたし、
SFファンは批判を口にしてはいけないような気分にさらされてた。
日本SF界に自省能力がなかったおかげで、その後、滅亡一歩前まで
行ったのはその通りだね。
今はホラーやライトノベル界から出てきた人材を頼りにしてる状態。
もともとSFにあこがれてた作家が多かったんだけど、日本SF界の
閉鎖性に気後れして、他ジャンルで芽を出した人が多い。
152山崎渉:03/04/20 01:46 ID:CuwpruUE
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
153名無シネマ@上映中:03/04/20 02:36 ID:JEidNFXD
小松左京サイドのアイデア
主役は三浦友和
無名の外人を多数起用
杉田二郎
マクドナルドのタイアップ・ショット

東宝サイドの要求
ユーミン
森繁大統領
ジュピターゴーストを大プールで泳がす
伝統の吊りはやっぱり必要
154名無シネマ@上映中:03/04/20 02:45 ID:vSc10Ck4
このスレ、意外に量スレだな(笑)。
皮肉屋で知られる星は小松にさすがに文句いったんだろうか?

ところで私はこの映画を見ていたとき、恥かしくて恥かしくて拷問みたいでした。
いや、別に俺が恥かしがることはないんだけど・・・。

ところで映画に脳がやられてしまっていたのか、いまだにワカランのですが、
「ジュビターゴースト」ってなんだったんでしょ?
155名無シネマ@上映中:03/04/20 03:18 ID:JEidNFXD
>>154

>「ジュビターゴースト」ってなんだったんでしょ?

小松左京によれば、太古の昔に太陽系に訪れた先進的な民族の宇宙船で
地球にやってきたはいいが「教え」を授ける人間がまだ進化してなくて
しょうがないから、頭が良いという鯨やイルカにそれを宿した。
(ここらへん、例の無責任教祖ご愛玩のイルカに引っかけているノダ)
でもって、帰り際にナスカや火星に地上絵を描いておいて
将来進化する人類に判ってもらおうとした。
(わかんねーよ)
なんでかしらないけど、木星に立ち寄ったら抜け出させなくなっちゃって
以来永遠に木星の中をさまよい続けてたと。
(馬鹿かアホかと)
で、「さよならジュピター」の第2部があったとしたならば
木星爆発によって見事抜け出せたこいつが物語の中心を果たすとのこと。
(御大の夢は壮大だな、続編作れると思ってたのか!)
156名無シネマ@上映中:03/04/20 03:25 ID:7rObj/B2
この映画に出てくる子供が若き日のマークパンサーだったとは。
映画そのものは「がんばって作ったけど、これが邦画SFの限界かな?」
と、劇場で見て思ったものです。
BBJ以降、これをを超える邦画SFって公開されているのかな?
157名無シネマ@上映中:03/04/20 03:34 ID:XAuuhaqi
>154
ジュピターゴーストとは、小松左京=イオ=オガワモデリング=川北紘一の
ニューウェーブに対して、旧来の円谷枢軸が生み出した巨大な造形物です。
外部の叡智を結集した最先端のSFXをという試みは、この巨大な釘だらけ
の道具の前にもろくも崩れ去ってしまうのでした。
まさに「さよならジュピター」を象徴する怪物にして、円谷特撮の亡霊なの
であります。
158名無シネマ@上映中:03/04/20 04:31 ID:I68fh1Xj
>103
>大ヒット飛ばしたとはいえ、『日本沈没』の高速度撮影しなかった
>「沈みゆく日本列島の衛星ショット」を見たら、自作の映画を安心
>して任せる気にはならんだろう。

確かに、あの衛星ショットは、絶対に!!!高速度撮影が必須のシーンですよね。
僕も当時、見てて「あちゃー!!!」って思った。
特撮関係者なら、そんなことすぐに判るはずなのに、何故に手を抜く????>とほほー

欧米コンプレックスの強い=Dトランブルなど海外のSFXに憧れを抱いていた 小松センセは、
当時の東宝特撮にはない志を持ってましたね。
志だけは・・・
159名無シネマ@上映中:03/04/20 04:59 ID:I68fh1Xj
志は高かったけれど・・・
複線&ストーリーテンコ盛りの関西商人的サービス精神と、
「こんなSFXを一度撮ってみたかった」欧米&ハリウッド コンプレックスが
ハチャメチャにしてしまった。

宇宙船がジェット音を響かせる、パンナムスタイル?の木星定期船
みんな、ハリウッドへのオマージュ&SF映画ビギナーへのサービスのつもり??
そういう商売っ気の?あるところが小松センセらしいけど
もっと硬派に徹して欲しかったなぁ・・・

2001年の無重力シーンやりたかったのは判るけど、
上下逆転撮影からカメラ回転させないで通常アングルに戻るし・・・・

ナスカ絵やジュピターゴーストは「BBJ 2」への布石?
それって出し惜しみしすぎですよ〜。

木星探査船「ジェイド3」がイオの上空を通過して、木星大気圏にダイブするシークエンスは、
かなり好きなんですけどね。
あと、宇宙船のインパネがカッコイイ。

そいや映画「コンタクト」でもカルト宗教団体が、テロやりますね。
アイデアは良かったのに、描き方でリアリティが段違いですね。
小松センセは「俺が先だ!」と言いそう。

これ言っちゃ元も子もないけど、
木星周辺には強力なバンアレン(放射能)帯があるので、
生物は近づくと即死。
なので、居住部を巨大な水枕?で包まない限り、木星コロニーは作れないでしょう。
当時、ボイジャーの探査で、バンアレン帯の存在は判ってたはず。
160名無シネマ@上映中:03/04/20 05:15 ID:OXudNTuj
当時嫌な予感がしたので見なかった。
正解だったようだ。
161名無シネマ@上映中:03/04/20 05:21 ID:nJBTfQQe
懐かしいなあ、この映画。リアル厨房の頃に新宿プラザで見たよ。
あまりにつまらなくて逆に印象に残ったな。w
でも、ユーミンの主題歌だけは良かった。ユーミンだけ。
162名無シネマ@上映中:03/04/20 05:26 ID:I68fh1Xj
>あまりにつまらなくて逆に印象に残ったな。w
BBJ以後、この手の東宝SF名作は、やっぱ「ガンヘッド」
163名無シネマ@上映中:03/04/20 08:41 ID:hRGlj2GZ
>>157
メイキングで水槽の中をばっしゃんばっしゃん浮き沈みする
ジュピターゴーストは、実は本篇より迫力があった。
164名無シネマ@上映中:03/04/20 09:24 ID:FG99pwQs
>>161
杉田二郎の曲に萌えた俺の立場は・・・?
165名無シネマ@上映中:03/04/20 10:52 ID:cVUOT0Yh
>>162
遂に出しちゃったか>「ガンヘッド」
あの映画の時も「ここまで来た日本の特撮」とか
SF作家たちが絶賛コメントを寄せてたね(w
良かったのは本多利之の音楽だけだったが…。
166名無シネマ@上映中:03/04/20 11:10 ID:hxjuhyOd
>>165
なんか変なサイボーグ?と、全く燃えないガンヘッドのデザインに、思い切りひいた。
167名無シネマ@上映中:03/04/20 11:23 ID:WiQ3bpUf
 原作も駄作だったよね?良かったって言ってる人いるけど。
おいおい、広げた大風呂敷はちゃんと回収しろよ、とか当時思った。
回収しないつもりなら、風呂敷なんてどんな大きさにも広げられるよなぁ。
168名無シネマ@上映中:03/04/20 11:33 ID:slHcG4Ee
でも結構気に入ってたりガンヘッド。
説明臭さは悪! という原田真人のぽりしぃで
思いきり分かりにくい代物になってたが、
雰囲気はそれなりに好きだ。
テレビバエは……仕方ないわな。
169名無シネマ@上映中:03/04/20 12:10 ID:V+0Zo854
>>48
ハゲの道。まったく高千穂遙にはあきれたものだよ。あれ以来軽蔑しています。
ほんと、香具師の言い訳には開いた口がふさがらず、口の中がカラカラになりました。
当時、近田春夫が「ギャグとして見た」って書いてた。当時の一般的な感想でしょうね。
今月の「映画悲報」のみうらじゅんのコラムでも取り上げていますよ。(あと「幻の湖」の特集がある)
170名無シネマ@上映中:03/04/20 12:26 ID:VVxPFbqK
私がプロデューサなら(w
ジュピターゴースト、ジュピター教団、友和のプライベートは全部削りますね。
大統領も全部ディスプレー越しの映像です。
そんな扱いでは当然大物は使えませんが、それで良し。

木星を爆破するのが是か否かなんて話は置いといて、
とにかく爆破させないと駄目だ、それが出来るか、に焦点を当てた方が。
映画は二時間しか時間かけられないのだし。

宇宙や宇宙船をみっちりやりたいなら、
木星に向かう友和を中心にやれば、
宇宙船内部の描写がたんまりとできて、
任務成功へ不安を淡々としたサスペンスとして盛り上げられる。
171名無シネマ@上映中:03/04/20 12:43 ID:XYYvbwrB
レイチェルたんは可愛いでつ。日本語もベラベラでつ。
巨泉の「世界まるごとHOWマッチ」にアシスタントで出ておられますたが
あの胸開きコス姿が今でも目に焼き付いてたまりませぬ。

でもホントは一緒に出てた戸沢ひとみタンの方が…ハァハァ。 返すがえすも、あの事故さえなかったら…(~Д⊂ヽ。
172名無シネマ@上映中:03/04/20 13:04 ID:8RYfrXr/
>170
>任務成功へ不安を淡々としたサスペンスとして盛り上げられる。
確かに一般映画としては、そういう構成になるんだろう・・・異論ないんだけど

「2001年」に迫るSF映画としての「センスオブワンダー」つーか、
SF的な謎解き、つーかSF的な醍醐味?とテーマ性
そゆものが欲しくって、ナスカ絵やジュピターゴースト、木星=宇宙への愛
なんつーストーリーを捨てられなかったんだと。
残念ながら、謎解きなし(オイ! で大失敗だったけどね。
173名無シネマ@上映中:03/04/20 13:06 ID:594wtK1C
考えればこの手のSF群衆劇ってハリウッドでも皆無だと思うのだが。スターウオーズも結構人が出てくるようで主要キャラは少ない。

 それを考えると「ガンヘッド」は大化けしていた可能性もあるが製作サイドにSFティストを理解する人が少なかったのが敗因だろう。ある意味「さよならジュピター」と逆の問題点を抱えていたと思う。
174名無シネマ@上映中:03/04/20 13:17 ID:8RYfrXr/
「ガンヘッド」は感覚的には、ちょっと気持ちいい?ヘビーメタル映画だった。
しかし映像の論理に欠け、余りにアンバランス過ぎた。
BBJと同じく、プライベートフィルムの域を出ていない。
175名無シネマ@上映中:03/04/20 13:26 ID:8RYfrXr/
>SF群衆劇
なにしろ「太陽系規模に広がった人類社会」を描くことが
1つのテーマですからね。風呂敷広げすぎ。
176名無シネマ@上映中:03/04/20 13:55 ID:kADV4QTR
>130
サイボットゴジラ・・・
当時来日してゴジラの撮影を見学したリック・ベイカーが「なんのために作ったのか判ら
ない」と言ってたのを覚えてる。
「宣伝のために作ったのなら良いが、そんな物を本編で使うことが理解できない」とも。
ギラーミンコングで同じ目にあってる人の発言だから説得力があったよ。(w
東宝も宣伝になると思って見せたんだろうが、逆に批判されちゃって立場ないよな。
もっとも着ぐるみと全くデザインが違うし、動きもとてもスムーズとは言えないし、酷
い代物だったけど。
177名無シネマ@上映中:03/04/20 14:02 ID:VVxPFbqK
>>172
> 「2001年」に迫るSF映画としての「センスオブワンダー」つーか、
(以下略)

そゆの追い求めて、「砂の惑星デューン」も失敗したよね…

「スター・トレック」は密室劇だし、
「スター・ウォーズ」は古典的な冒険劇だし、
世界的にも成功したのは「2001年宇宙の旅」くらいだねえ。
「惑星ソラリス」も原作からやや離れて、いい映画になったね。
178名無シネマ@上映中:03/04/20 14:09 ID:hxjuhyOd
>>177
( ・ω・)モニュ?
179UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/20 14:18 ID:YCO3YO8A
同人関係では、BBJのような糞映画に使う金があるなら面子を捨てて、
星野之宣の「巨人たちの伝説」を原作にスペクタクル映画として作った方
がよほど感動作になったという意見が当時あったよ。
話として似ているところがあるし、なによりもドラマが充実しているからな。
180名無シネマ@上映中:03/04/20 14:38 ID:d+AewViv
ジュピターより「首都消失」を早くDVD化してくれないかな。
原作とはだいぶ違う部分も多いが、作品としてはよくまとまってる。
181名無シネマ@上映中:03/04/20 14:48 ID:IEozTJ8x
>作品としてはよくまとまってる。
印象は人それぞれだとは思いますが・・・

P-3C哨戒機が「物体」の上空を飛んで、
セントエルモの火が見えるあたりのSFXが好きだった。
182名無シネマ@上映中:03/04/20 14:52 ID:kADV4QTR
>180
まぢかよ。
ジュピターも酷かったが、折れ的には
ジュピ>>>>首都
受験の前の日に見に行って鬱になって落ちたよ
183名無シネマ@上映中:03/04/20 15:12 ID:c8ZL5KyM
小松作品の映画化で鑑賞に耐えたのは日本沈没と復活の日ぐらいだな。
184名無シネマ@上映中:03/04/20 15:15 ID:E0TxILJn
「首都消失」、SFよりも、パニック映画として面白そうな題材だったんだけどね…。
やっぱ、物体を中心に描いたのが大失敗だと思うのだが。
(原作を飛ばし飛ばし読んだ限りでは、もう少しポリティカルスリラーな内容だったような。)
185名無シネマ@上映中:03/04/20 15:21 ID:FA8oiiOD
P3Cだかが「新宿!新宿御苑!」いうCMはかっこうよかったんだけどね。

当時は映画産業自体が衰退してて「プロジェクトエックス風の擬似ドキュメンタリ」で
撮るより「手堅く恋愛ドラマからませちまえ」(業界内の”手堅い”の使用法は一般社会と違います(w)
てことで、具にもつかぬ凡作になっちまったんでしょうな
186名無シネマ@上映中:03/04/20 15:43 ID:IEozTJ8x
「首都」は、実際に東京に大地震などが起きた時に
災害シムとして再評価されたい、という下心が見え見えで好きになれなかった。
嵐に向かってフォーク?歌うシーンに最高にシビレた!!(足が)

>プロジェクトエックス風の擬似ドキュメンタリ
うん!なんかイメージ沸いてくるね。

「沈没」も「首都」も日本が主役のドメスな昭和映画なんだよな。
SFXはショボイけど「復活の日」は普遍性があって残ると思う。
187名無シネマ@上映中:03/04/20 16:46 ID:GNspSf6Q
>>174
>BBJと同じく、プライベートフィルムの域を出ていない。

ホークスからの引用があっちゃこっちゃにあると思うのだが、
最大の元ネタが、B−17メリーアンの活躍を描いた日本未公
開作『Air Force』というのがね。

バイオロイドになぞらえているのはジャップの真珠湾破壊工作
スパイとのことだが、漏れも見てないので、評価しかねる。

……「反日SF映画の決定版」と宣伝できるものなら、
やってみいw
188にゃお〜ん:03/04/20 17:18 ID:6cJwDlff
ロケットパーンチ!!

>>162
>BBJ以後、この手の東宝SF名作は、やっぱ「ガンヘッド」

他の人も書いてるけど、ガンヘッドもさよならジュピター以上に迷作
というより超駄作じゃないかな? 

当時、試写会でガンヘッド見たけど、「損した、時間返せ」とマジで
思ったもんね。 良かったのはミサイル発射のシーンと音楽だけ。
ハリウッド云々の経験をやたら監督は自慢してたけど、そういう奴
に限ってダメだというのを実感できた貴重な映画だったなぁ。

ところでこの映画の特技監督の川北ってなんで評価されてるの?
「ゴジラ対ビオランテ」でもそうだけど、ミニチュアを上から小さく
撮る東宝特撮の悪い点を忠実に再現してる小者という印象が
個人的には強いんだけど……
189名無シネマ@上映中:03/04/20 17:29 ID:Vicg/RgD
なんかこのスレでは馬鹿にされまくってる円谷特撮だけど、さすがに
「スターウルフ」は馬鹿にできまい。

てゆーか、あれ撮ったスタッフをなぜ使わなかったのか小一時間…
190名無シネマ@上映中:03/04/20 17:34 ID:c8ZL5KyM
円谷特撮は馬鹿にされてないよ。
円谷英二亡き後の元円谷組に問題があるのだよ。
191名無シネマ@上映中:03/04/20 17:50 ID:J//og/Oi
>>188
川北は評価されてないでしょ。
192名無シネマ@上映中:03/04/20 17:52 ID:h8cf0VFJ
スターウルフ佐川和夫はまだウルトラシリーズなどで活躍中。
多分現役じゃ最古参特撮監督の一人だろう。
矢島信夫も引退したし。
193名無シネマ@上映中:03/04/20 17:57 ID:h8cf0VFJ
何を言うか。
現在の日本の特撮スタッフとシステムをまがりなりにも
育ててきた一人だというのに。
川北監督は何だかんだ言っても功績の方が遙かに多い。


194名無シネマ@上映中:03/04/20 18:26 ID:L5VjGCUv
木星に突き進むトキオ3(だっけ)の場面で、
回転する居住スペースの合成が思いっきり
ブレていたのにはびっくりしました。
木星太陽化計画の作業船を
テグスでつっていたメイキングの写真もありましたね。

ボロクソに言ってますが、
羽田健太郎の劇伴は意外と好き。
195名無シネマ@上映中:03/04/20 18:37 ID:lHqvc3YJ
スターウルフはスターウォーズのモーコンに対して
トラベリングマットなしのカメラ振り一発生合成で挑んだ
荒削り挑戦作だった。
ビルのガラス窓に映り込む宇宙船など、名特撮も多い。
けど、一番の特撮名シーンは合成使った所でなくて、
オープンセット連続大爆発の中を操演の巨大バッカス3世
モデルが上昇していく所だと思う。
196UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/20 19:44 ID:YCO3YO8A
>>195
確かに名作かもしれんが、撮影所を炎上させてしまってはまずいだろ。
197名無シネマ@上映中:03/04/20 19:54 ID:hxjuhyOd
>>193
それって犯罪的じゃないの?
198名無シネマ@上映中:03/04/20 20:12 ID:cmZj7OpX
>189宍戸錠が隊長役でしたね。でもあれ途中まで特撮に金かけていたけど、最初のスポンサーが降りた途端に質が落ちたのはひどかったなあ。
199名無シネマ@上映中:03/04/20 20:18 ID:tCy3MDDR
>>197
昔の状況を知らぬヤツには分かるまいよ。

「大空のサムライ」で一式陸攻だっけ? が大きく空に弧を描き、
力つきて爆散する所は今も空戦特撮随一の名シーン。
200名無シネマ@上映中:03/04/20 20:24 ID:hxjuhyOd
特撮自体が目的ではなく、最終的な映画となった絵が大切なんだが。
映画史としての意義は別としてな。
201名無シネマ@上映中:03/04/20 20:38 ID:4AY6MkM+
>>188
> ところでこの映画の特技監督の川北ってなんで評価されてるの?
> 「ゴジラ対ビオランテ」でもそうだけど、ミニチュアを上から小さく
> 撮る東宝特撮の悪い点を忠実に再現してる小者という印象が

街のミニチュアを俯瞰で撮る訳についてよく「怪獣の視点で撮る」という事を
言ってたと思いますが、あれはただの苦しい言い訳にしかすぎない。
本当は単純に「物理的制約」の結果でしかないんだよね。
試しにデジカメでも何でも持って近所の体育館にでも行って欲しい。
そして「天井を写さない」という制約を守りながら体育館内部の全景を撮って下さい。
どうやっても上から撮るしかないという事が分かってもらえると思う。

特撮で使われる第九ステージはシネスコの本編を撮ることを念頭において作られたので
ワイドが非常に広い分、ホリゾント(背景)の高さが相対的に低い。
床面積が広いから「みなとみらい」のミニチュアをそのまま建てるという事が出来る反面
ホリゾントの高さが足りないので、ロングショットを撮ろうとすると俯瞰にするしかないんだよね。
202名無シネマ@上映中:03/04/20 20:49 ID:4AY6MkM+
>>188
ちなみに川北特撮には確かにいただけない面も多いと思うが
合成という技法が高価なものだったオプティカルの時代に
出来るだけ合成を多用してお客さんにサービスしようとした点については
もう少し評価されても良いんじゃないかと思う。
「大空のサムライ」でフロント・プロジェクションを導入して
実写背景の前にミニチュアを飛ばしたのもこの人だし。
あれは当時としてはかなり斬新に見えたものだ。

「BBJ」でも合成のコストに影響が出ないように
現場で宇宙船の窓の中に役者を合成したりしてたね。
それくらいの事は、当然といえば当然なんだけど、その「当然のこと」
をやってくれたのは偉いのではないかと。

ただ、編集によってそういうカットが「これ見よがし」になったり
宣伝によって、さも斬新な事のように言い触らされたので貧乏臭く感じてしまうが(w
203名無シネマ@上映中:03/04/20 21:57 ID:Ch/Y9wfl
『SFX的に「2001年」のレベルはクリアする』というのが、
撮影当時の目標つーか根性だったそうな。
で、ホントにクリアしてるかどーかは別として、
既出だけど、当時の東宝としては、結構がむばってるほうだと思うよ。

ただ見せ方のセンスが、ハリウッドコンプレックス丸出しで、関西的ハッタリてんこ盛り
これは、やはり総監督をした小松先生に責任があるのでわないだろうか?

プロジェクション合成などアナログ特撮の最終形は、
Dトランブルの「スタートレック ザ・ムービー」一作目に
集約されてるよーな気もするが、かけた金が違い過ぎるから比較は難しいだろね。
204名無シネマ@上映中:03/04/20 22:02 ID:FA8oiiOD
原作の「首都消失」ってさ。小松左京が筒井康隆ばりの超絶技巧で
「ワンカット一発撮りで、どれくらい長いシーンを撮れるか」小説で
試してるんだよね。
つまり名古屋から、海老名インターかどこかで雲を目撃するまでワンカット長まわし。

これ、映画化してほしかったな。アルトマンあたりに。

「虚栄のかがり火」OPとかも6分近くのワンカット長まわしだったし、「桜の園」も
そうだけど、そういうとこで映画の冒険してほしいな。

・・・興行的にむりだろうけど(w
205名無シネマ@上映中:03/04/20 22:10 ID:Ch/Y9wfl
そんな小松センセは=手塚治虫 というイメージも
個人創作では博識でアイデアマンだが、動画撮らせるとハチャメチャ
206名無シネマ@上映中:03/04/20 22:13 ID:Vicg/RgD
>>204
じゃあ相米慎二とかなら良かったのな?
題名も「首都ションベン」になったりして。
207名無シネマ@上映中:03/04/20 22:17 ID:zvfG5kNf
>>205
俺、大友克洋もそうなんじゃないかと思う。世間や本人は映像的センスがいいと
いうことになっている(思っている)ようだけど。

「アキラ」も映画としてみるとダメダメでしょ。ラストの安易な「2001年」科も。
なんかああいう終わり方すると「深い」と思っちゃうのかもね。
あれはキューブリックマジックだからね。他の人が真似しちゃだめ。
208名無シネマ@上映中:03/04/20 22:18 ID:VVxPFbqK
>>206
冒頭の長回しだったら、「首都消失−情熱」だろ。
挿入歌も必要だな。
209名無シネマ@上映中:03/04/20 22:23 ID:Ch/Y9wfl
確かに「アキラ」や「イデオン」のラスト花火大会は、いただけなかったね。
「EVA」では、花火大会をなんとか避けようとしてたが、やっぱ苦しかった。

共同作業のアニメや映画で大風呂敷広げちゃアカンってことだね。
210名無シネマ@上映中:03/04/20 22:29 ID:hxjuhyOd
>>209
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
211名無シネマ@上映中:03/04/20 23:03 ID:kADV4QTR
>201
しかし、平成ガメラがそんな制約を、オープンで撮るという単純な行動で解決
してしまった事を考えると、単に古いシステムを打破出来なかったとも言える。
212名無シネマ@上映中:03/04/21 01:29 ID:9GHzaJVQ
ビオランテとかじゃオープン結構使ったりしてたけどね。
大阪とか。ただし夜だけど。
日本でオープン撮影あまりやらないのは天候変わりやすい
って事が大きい。
とくにゴジラなんかのかなり限られた期限内では。
ガメラの場合は予算はともかくかなり時間はあった。
213名無シネマ@上映中:03/04/21 01:32 ID:9GHzaJVQ
>>209
EVAの花火は打ち上げる事出来ずに内部暴発したんだと思うが。
214にゃお〜ん:03/04/21 04:50 ID:WsGq2s0r
やっぱ、川北って絵では評価されてないんだなぁ……
人物的には悪くないらしいというのはものの本で読んだことあるけど

>>203
>『SFX的に「2001年」のレベルはクリアする』というのが、
>撮影当時の目標つーか根性だったそうな。

どっか別の映画でも同じ台詞聞いたことあるぞ……
たしかクライシス2050だったような(´・ω・`)


>>212
>ビオランテとかじゃオープン結構使ったりしてたけどね。
>大阪とか。ただし夜だけど。

でもあの場面、結局ほとんど上から撮ってた。
215名無シネマ@上映中:03/04/21 05:34 ID:iTZiVrM7
DVDの価格が異様に高いと思うのは俺だけなのか?
216名無シネマ@上映中:03/04/21 05:59 ID:Tur6CKNj
ひでえ映画だよなあ。
復活の日 と比べても天と地だ。
いあ復活の日もあれなんだが
217名無シネマ@上映中:03/04/21 07:16 ID:I4DF6wKW
>>214
よく見てみればわかるが、実は建物なめながら移動する
ゴジラや、ツインタワー壊すところで1カットごとに
スタジオとオープン使い分けたりしている。
どっちかというとテンポ優先の作り方なんだが。
218名無シネマ@上映中:03/04/21 13:17 ID:q65YpGVx
>214
川北監督の功績のひとつは、放置されていた特撮関係の小道具や
ネガを整理して保存したこと、というのを聞いたことがある。
東宝ってのは大工センター作る時に倉庫一個分の宣材や何かをゴ
ミとして処分しちゃうし、戦艦大和は東武動物公園に売却しちゃ
うし、というような所なので、誰かが守らないと散逸は必至だっ
たと思う。
219名無シネマ@上映中:03/04/21 13:27 ID:oSVbTkM3
ファイナルファンタジーのようなガッカリを
最初に得た映画。
220名無シネマ@上映中:03/04/21 14:54 ID:OgMs0bCa
>>212
ガメラの場合は予算はともかくかなり時間はあった。

「ガメラ大怪獣空中決戦」は,夏の間晴天続きという自然にも恵まれたね。
221名無シネマ@上映中:03/04/21 21:39 ID:tZEZIcyO
功績とかなんとか映画と無関係。できあがったイメージが全て。

平成ガメラは、製作者のモチベーションが根底から違ったから、あの出来になったんだろ。
天候が、時間が、って最低の言い訳だぞ。
222名無シネマ@上映中:03/04/21 21:40 ID:kzjhqI2d
ガメラ1、2は傑作だったな
ただ1はお金がなくてしょぼい特撮シーンも多かった
223名無シネマ@上映中:03/04/21 22:18 ID:SdbuQKDi
「怪獣映画」はさて置いて(置くなっーの、これもまた先行き不安だが)
今後、日本で「2001年」に比すべきテーマを持った

本格サイエンス・フィクション映画

が作られる望みはあるんだろうか?
現状では、ない(--;) としたら、
どうすれば希望が持てるようになるんだろ?
224え、本格ちゃうて?:03/04/21 22:46 ID:8EHLGLpj
まずは、星新一のショートショートを、市川準か森田芳光あたり、から。
客入れるために人気俳優でやってね。
変わり種はイッセイ尾形一人で。たくさんは駄目よ。

へーんな宇宙船作っていいから。

そういえば、『血を吸う宇宙』ってチョト星新一っぽいところあるね。
225UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/21 23:02 ID:XGQa1SNj
>>224
 星新一と言えば、「おーい、出てこーい」だろう。
 今日的なテーマだし、上手く膨らませれば「頭山」を超えるSFホラー短編
になるぞ。
226名無シネマ@上映中:03/04/21 23:06 ID:4xzxvVes
平成ガメラとか根底にあるのは「日本沈没」以来の<擬似イベントもの>だし
<擬似イベントもの>発明したのは、やっぱ小松左京のジャーナリズムだな。
ひどい愚作だけど、 


    偉 大 な 肥 や し

だと思えば・・・
227名無シネマ@上映中:03/04/21 23:13 ID:8GASIQpG
さよならジュピターのDVDはスクイーズですか?
228名無シネマ@上映中:03/04/21 23:38 ID:luaSzWFB
さよならジュピターDVDの売り上げが千と千尋を追い抜くのをほくそ笑みましょう。
229名無シネマ@上映中:03/04/21 23:48 ID:AwGAsDnV
>>228
激しく同意。
230名無シネマ@上映中:03/04/22 00:57 ID:lOsoXJBm
>224 >225
なるほど星新一なら、ちょっと こぢんまりしてて(コラ! いいかも?
やっぱ、SFのセンスオブワンダー が判る監督や制作スタッフを集められるか?
ということなんでそか?

「黄泉がえり」とか「サトラレ」とかを、
も少しひねったらSFになりそうな気もするけど
231名無シネマ@上映中:03/04/22 01:01 ID:lOsoXJBm
>226
><擬似イベントもの>
言い換えると「シミュレーションもの」かも?
平成ガメラは、現代日本に怪獣が現れたら?のシムになってる。

映画もゲームもこれからは、シミュレーションの要素が大きくなるのかもしれませんね。
232名無シネマ@上映中:03/04/22 01:43 ID:uOp9CtfG
>>231
>平成ガメラは、現代日本に怪獣が現れたら?のシムになってる。

結局、初期東宝怪獣映画(「ゴジラ」「ラドン」「モスラ」)に戻ったんだよね。
今観ると、怪獣が出るまでの段取りが丁寧過ぎるようにも思うし、秘境だの炭坑だの科学者だの、
道具立ても仰々しい。しかし、これは、非日常の「怪獣」に説得力を持たせる為に必要だったんだよね。

当時も今も、傑作はよく研究しているよね。
233名無シネマ@上映中:03/04/22 02:09 ID:lOsoXJBm
>>232
初期の東宝怪獣映画は「空想科学映画」でもあった訳ですよねん。
シミュレーションの前提の1つ を空想に置き換えることで、
物語が現実を超えて面白くなってゆく。
そゆ超科学的な論理性つーか,考証をリアルかつハードに描けるか?
ってことなんだろなぁ。
234名無シネマ@上映中:03/04/22 02:17 ID:q5HgHOMV
ここまでいろいろな話題が出ているのに誰も触れないディアンヌ・ダンジェリー。
まったく魅力もないし、いてもいなくてもどうでもよいヒロインだったような。
のちにB級エロ映画に出たんでしたっけ?

235名無シネマ@上映中:03/04/22 02:22 ID:q5HgHOMV
当時発行されたムックで女性SF作家の座談会があったが、新井素子が
映画の感想として「爆発でおっこちるパイプがかわいい」とか言ってたなぁ。
いくらほめる部分がないからといってパイプはないだろ。
236名無シネマ@上映中:03/04/22 02:28 ID:lOsoXJBm
火暴わらい!>「爆発でおっこちるパイプがかわいい」
237名無シネマ@上映中:03/04/22 04:21 ID:+kqdXhQJ
とりあえずこの映画の褒めるべきところを褒めておくか。

冒頭の火星の氷を溶かす場面の俯瞰のショット。
氷に亀裂が入っていくのを俯瞰で捉えた場面。
(カメラが下に降りた瞬間に駄目駄目になるわけだが)

タイトルが消えて無線交信が終わったあとに
音楽の盛り上がりとともにTOKYO-3がフレームインして来る瞬間。
(ただ、通過するスピードがトロ過ぎるので船尾が見える頃には
 すっかり飽きてしまっているのだが。ちなみにこの背景の星空が
 そのまま「愛・旅立ち」のタイトルバックに使用されているのには
 ズッこけたものだ。映画そのものにはもっとズッこけたが)

既出だが、木星の輪が一瞬光って見えるショット。
音楽の盛り上がりと併せてこの映画のベスト・モーメントだと思う。

そして公開前に夢を膨らませてくれた沢山のデザイン画・・・・・。

他にもあった・・・かな?
238名無シネマ@上映中:03/04/22 04:41 ID:I2z5RJ0J
恥の上塗りなのになぜ発売?
239名無シネマ@上映中:03/04/22 05:07 ID:mYNOT5MY
>238
よくいうだろ「さよならジュピター、また来て不覚」って。
240名無シネマ@上映中:03/04/22 05:16 ID:0YdYHL3C
いわゆる 特撮ファンの方々が、
枯れ木も山の賑わい コレクションの一部 つーことで買うのだらうか?

僕も特撮好きだけど、やっぱ買わんなぁ・・・
ツタヤでレンタルしてたら、うーむ・・・暇だったら借りるかも?

241名無シネマ@上映中:03/04/22 05:57 ID:e6oEUtM0
自分が買った理由は、本編以外のメイキング・フィルムのうちの
発売されていないほうのイオ版メイキングと新録のオーディオ・コメンタリーが目当てだった。
とにかく「なんでこんな映画つくちまったか!?、こんな出来になっちまったか!?」は
それは、ジュピターゴーストの謎よりも深い・・・。
イオ版のほうのメイキングやそのオーディオコメンタリーは
小松左京の情熱というか、人間の大きさを感じさずにはいられない(マジで)。
でも、本編のほうのオーディオ・コメンタリーで小松左京自ら語るの聞いていると
「ジイサン、いいかげんにせーや」と呆れてしまった。
この映画屈指の珍場面である無重力セックスのところを20年経ったいまでも喜々として
ときには誇るように語っていたりして、その暴走ぶりが目に余る(W
他にも丁寧なブックレットが付けられてあったり、とり・みきの当時のマンガがあったりして
様々な角度から「この映画は、はたしてなんだったのだろうか?」
という皆が持つ疑問にアプローチできるはず。
で、自分がそれらを捉えて出した結論としては
駄作と言えば駄作なんだが、壮大な駄作だったんだと。
242名無シネマ@上映中:03/04/22 06:17 ID:0YdYHL3C
>こんな出来になっちまったか!?」はジュピターゴーストの謎よりも深い・・・
そうかなぁ?
小松センセのキャラ知ってれば、手に取るように納得できるけど?
243名無シネマ@上映中:03/04/22 06:19 ID:c0B5vwyb
>>241
> イオ版のほうのメイキングやそのオーディオコメンタリーは
> 小松左京の情熱というか、人間の大きさを感じさずにはいられない(マジで)。

あのですね、小松が誰が観ても駄目人間なら、
「さよならジュピター」なんか作られようともしなかったわけですよ。
任せてみたら、まさか…こんな…
244名無シネマ@上映中:03/04/22 06:21 ID:c0B5vwyb
>>240
> ツタヤでレンタルしてたら、うーむ・・・暇だったら借りるかも?

こういうのは、お盆とか、クリスマスとか、正月とか、
みんなで集まったときに観ると面白いですよ。

面白い映画は個人個人好みがあるんだけど、超駄(ry
245名無シネマ@上映中:03/04/22 06:36 ID:X4+sZOB8
>>221
言ってはナンだが、イメージが全てというんなら
作られた当時にしてみればジュピターもガンヘッドも
(ビオランテも)結構進んでたな、というイメージがあった。
基準の肥えた今の目で見てダメだってな、そうかもしれんが。
ガンヘッドはビジュアル的には今もいいと思うけど。

川北監督の不幸は、本来は暴走する側だったのに、
一番上に立って暴走を抑える側に回らねばならない、
外側から見たら最も評価されにくい立場になって
しまった事だと思う。

テレビシリーズとかの頃は、かなり暴走して豪華な
特撮シーン撮ったあげくに後のシリーズ予算かなり
圧迫させるなんて事を結構やっていた。
実はファン的気質と現場派気質が同居した最初の人。

246名無シネマ@上映中:03/04/22 06:54 ID:WLWzphdN
けど、ゴジラなんかで上に立つと、そういう事が一切
許されなくなった。暴走すると場が消えかねないから。
だからどんなにいろいろ言われようが、その後は
徹底してスタッフ育成とチームの維持に回って、後々
無理しても文句言われないような体制を整えようとした。
何だかんだ言ってもガメラのスタッフにはゴジラ出身舎も
かなり多いし。

それにこれまでどんなメディアにおいても「言い訳」というのを
実は一切していない。
本来なら最も言い訳に走りやすい立場だったというのに。

今は裏に回ってしまったけど、せめて後一度くらいは
採算度外視の環境で好きな風に作ってほしいな、と思う。
マジで。
247名無シネマ@上映中:03/04/22 07:04 ID:WLWzphdN
>>234
ライナーによると、今は本国で画家やってるんだそうな。
個展も開いてるとか。
248名無シネマ@上映中:03/04/22 07:15 ID:R5AUsNdG
>>246
川北さんの人柄がうかがわれるのは、昔、あるトークショーで「ゴジラが歩くとき、
足下で砂が舞い上がるでしょう? あれも、そういう仕掛けを作って、そう見せてる
んですね。ぜひ、そこも観てください」と言ったこと。

「なぜ、わざわざ、そんな細部を喋るのだろう?」と不思議だったんだけど、そう
いう細かい仕掛けをするスタッフを、あの人なりに気遣っていたんだろうね。

山田誠二が書いてたけど、川北さんは必殺のファンで、「石原キャメラマンたちは、
いったい、どんな仕掛けであの絵を創っているのか?」しきりに聞きたがったそうだ。

ところで、川北さんや中野さんは、いま、何をしているのですか?
249名無シネマ@上映中:03/04/22 11:05 ID:pIx7JmqE
特撮作品は地味でこつこつとした作業の繰り返し。
人物だってグリーンバックの前でワンカットごとにちまちまと
演技をやらなくてはいけない。ハリソンフォードでさえ嫌気が差して
特撮ものは一時やめてたぐらいだろ。特撮映画は監督以外すべての映像や構成が
みえないまま作業が続く。日本では円谷が脚本の良さと、特撮+ライブシーンを
奇跡的に撮り分ける手法でウルトラシリーズをつくったけどその後は
最近のガメラまでまともなのなかった。イメージから逆算して
具体的に手法を指示できる監督がいなかったから。
美術にしろ照明にしろ役者にしろスタッフは優秀だよ。きちんと何をするか
指示できなかった監督の責任。脚本がだめならどこがだめか具体的に指摘して
書き直させる+自分でも書いて相談する。ベテランには何をしたいか具体的な
資料をもって説明しやってもらう。(自分のお父さんに説明するぐらいのつもりで資料を
集めさらに説明の方法を考える。)役者にも同じこと。
「さよならジュピター」は当時(大学時代)ベーターでメイキングも買ってみたよ。
感想はみんなと一緒。日本映画製の人口冬眠装置には入りたくないと思ったよ。
今は、CMで監督やってるけど映像仕事の監督のやることはどこも一緒。


250名無シネマ@上映中:03/04/22 11:07 ID:z0yOdq4P
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252名無シネマ@上映中:03/04/22 13:29 ID:c0B5vwyb
ジャック・タチの「プレイタイム」みたいなタッチで、
星新一の作品を映画化したら、面白いし、
今なら日本でも受けると思うんだけどなー。
253名無シネマ@上映中:03/04/22 14:32 ID:if7WRwTp
でも、星新一はこの話題のきっかけになった

>本格サイエンス・フィクション映画が作られる望みはあるんだろうか?

からは外れるよな。「奇妙な味」風。
254UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/22 21:25 ID:jmDsnV08
>>244
 観てて腹立つだけだと思うぞ。これ見よがしの、「宇宙マクドナルド」「ゾイドの玩具」
「ジュピター教団のイルカのハリボテ」等々。
 この映画に費やすには人生は短すぎる。
255名無シネマ@上映中:03/04/22 21:53 ID:083nsmaC
中野監督が撮ってたらどうなったんやろ?(((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
256名無シネマ@上映中:03/04/22 22:24 ID:yWuMFWKD
川北の身内必死だな。
257名無シネマ@上映中:03/04/22 23:08 ID:2+ReY4yJ
>>249
>イメージから逆算して
>具体的に手法を指示できる監督がいなかったから。

円谷はイメージの人で、
非常に先進的なSF映像イメージを脳裏に描けた人だよね。
同時に、物理の人で、
技のある職人と共にそのイメージの物理的な具体化が出来た人でもある。
こう書くと簡単だけど、並大抵の力量じゃないな。


>>253
コミックやアニメ作家ではなく、
SF映画の原作となるべき本格SF小説家がいない?
あるいは、いても世に出られない?
ということなのかな?
BBJ以降、日本のSF小説界は何をしてきたのだろう?
258名無シネマ@上映中:03/04/23 00:26 ID:8fMIXvTS
語るのも哀れな映画
259名無シネマ@上映中:03/04/23 01:03 ID:6PYHaVKA
>257
円谷の初期SFには小松崎茂という不世出のイメージ画家がいたが、
さよならジュピターではスタジオぬえだった。
ここがまず敗因。
260世界にひとつだけの花:03/04/23 01:09 ID:h/R4JhoA
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
●たとえ友達が多くても、いずれも浅い付き合いでしかなく、心の友達はおらず孤独(心の感度が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
261名無シネマ@上映中:03/04/23 05:46 ID:ZRB6AFCk
ABCにいってDVD買ってきたが、整理券番号10未満だったよ!(マジ
人数少ないからってサイン会中止は無しだよ!
高額糞DVD、定価で買ったんだからさ(w
262(´д`;)ハァハァ :03/04/23 05:52 ID:k8xnWvmO
263名無シネマ@上映中:03/04/23 05:57 ID:ZFhCZtg7
ヤフオクに捨て値で出るのを待ってよ〜っと♪
264名無シネマ@上映中:03/04/23 07:52 ID:HoV9tPFZ
>>254

ちょいとおまいさん。張りぼてなんは鮫でっせ。いるかはちゃんと
本物を使いましたがな。
265名無シネマ@上映中:03/04/23 18:15 ID:NuvjiY1X
>>257
>BBJ以降、日本のSF小説界は何をしてきたのだろう?

BBJでとどめを刺されました。
266名無シネマ@上映中:03/04/23 18:18 ID:JiJtDDpU
>>253
んなこといったって、高望みしたら、また20年間とどめだぜ!?
267UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/23 19:15 ID:txYrBZKc
>>264
川北監督監修の「東宝特撮未使用フィルム全集」の中に、東宝の倉庫の画像
が映っているが、ばっちりハリボテのイルカのジュピターが映っているよ。
御丁寧にサメにやられた赤い傷跡も分かる。
268名無シネマ@上映中:03/04/23 19:59 ID:o1I80JEq
そりゃ死ぬ所は本物じゃ出来ないし。
269名無シネマ@上映中:03/04/23 22:15 ID:QCB6xjJ1
当時クリント・イーストウッドがこの脚本読んで興味を持ったって話があったけど、デマだったの?
主人公が死ぬ話ならなんでもいいんかと小一時間
270名無シネマ@上映中:03/04/23 23:09 ID:1AUuHFXB
Go,Ahead
Make My Day!
って、ボタンを押すと木星があぼーん
271ネットdeDVD:03/04/23 23:10 ID:24I2UOO8
これは安いアダルトDVD一枚500円〜!!
http://www.net-de-dvd.com/
これは安いアダルトDVD一枚500円〜!!
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272名無シネマ@上映中:03/04/24 02:44 ID:CoNZSbe3
さーて、『幻の湖』が発売になるわけだが、どうしようかな。
273名無シネマ@上映中:03/04/24 04:51 ID:72ke0xpl
なんでもかんでも出してんじゃねー!
274名無シネマ@上映中:03/04/24 06:40 ID:Z0T7PVAS
映画「コンタクト」で宇宙人の存在を知って祭り騒ぎする群衆の描写のように
映画の中で、人の下世話さ、盲目さ、どん欲さ、商業主義への傾倒
などを冷静に描くことは「批判」として問題ない。
その意味では「宇宙マクドナルド」も「無重力セックス」「カルト教団」も表現可能だろう。
しかし、描く本人が、下世話さに満足し、イベントとして楽しんでしまっては、
批判にならない。イベント以上の価値は得られない。
小松氏が、作家性を重んじる「小説家」であるなら、
テーマと表現する事への冷徹な視線が欲しかった。
275名無シネマ@上映中:03/04/24 08:21 ID:nTGIiYIt
>>269
小松氏の談話だから、どこまで信じていいのかわからないけれども(w
小松氏は小説(だったかシノプスだったか)が完成したとき、外人キャストを
多く使うことになるのを見越してアメリカの著作権協会?に翻訳して登録した。

それを見たプロモーター(小松氏によればアランラッドjrの会社だったそうだ
から、FOXなのか?)から映画化したいと打診してきたんだそうだ。
ただ、その条件が主演はアメリカ人だし、原作者は一切口を出すな、ということ
だったので断った、ということだった。そのとき、むこうが提示したのが
クリントイーストウッドだった、ってことだよ。

ていうか、そもそもこの企画は東宝のもんだろうが。それをアメリカに
売ろうと思ったのかアンタは!って思ったよ。この記事を読んだとき。
276名無シネマ@上映中:03/04/24 09:35 ID:0Qmwk/18
>>274
早い話が、小松左京には映画製作の才能が無かった、と言う事なんだな。
277名無シネマ@上映中:03/04/24 11:07 ID:jTI3eJv3
>>276
脚本も総監督もね。

小松左京はSF作家の地位向上に尽力していたが、
小松自身が一SF作家の底の浅さを露呈してしまった。

作家は、創作活動が単なるアイデアだけのものではなくて、
地道な鍛練によって培われた技術を背景とした、
スタイル形成にあることを身をもって知っている。
だから身をわきまえて、映画制作の現場に乗り出す人は非常に少ない。
「餅は餅屋」ということが分かっている。
狐憑き自動筆記系の村上龍など例外はあるが。

成功例は、1920年代の谷崎潤一郎の大活参加。

入社試験に落ちて映画監督になり損なった遠藤周作も、
共同脚本と出演はあるが、監督はやらなかった。
時代小説作家にもうるさい人はいたが、自分では作らなかった。
278名無シネマ@上映中:03/04/24 22:05 ID:UM3zbZ4m
石原慎太郎は?w

…まぁ、自分の原作は撮らなかったが。
279269:03/04/24 23:27 ID:fjx96BmG
>>275
イーストウッドからのオファーではなかったのですね。
特撮あり自己犠牲ありセックスありで当時のイーストウッドにぴったりの題材と思いましたが。
280名無シネマ@上映中:03/04/25 00:52 ID:AtwirEmQ
イーストウッド主演だと、
「2001年」に肩を並べるSF大作は無理だったでしょうけど、
手堅いSF娯楽映画 にはなったでしょうね。
そのほうが、観客には幸せでした。
281名無シネマ@上映中:03/04/25 11:08 ID:6Lb9aMoo
>>277
村上龍の映画の痛さは「さよならジュピター」を遥かに凌駕してるね。
282名無しシネマ@上映中:03/04/25 13:01 ID:uAFTan+4
大丈夫、マイフレンド。
283名無シネマ@上映中:03/04/25 18:02 ID:TLVRdUcB
あの頃は躁状態で回りが見えてなかったんじゃねーか?
284名無シネマ@上映中:03/04/25 18:15 ID:Q9g4tl5+
ハリウッド作品になったら意味がない。
ジュピターの価値はあの映画周辺の狂騒的な祭にこそあった。
285名無シネマ@上映中:03/04/25 18:44 ID:luNbV2XF
当時、この映画の特撮を「ハリウッドに負けてないん凄い特撮なんだ 宇宙だって
黒いし!」と、必死に思いながら観てたんだよ ( ´Д⊂ヽ
286名無シネマ@上映中:03/04/25 23:22 ID:SHjqJlxR
>>285
。・゜・(ノД`)ヽ(゜∀゜ )アヒャヒャ泣くな!だれもが通った道だ。
287名無シネマ@上映中:03/04/26 00:53 ID:TMLK1zQV
確かに宇宙が黒いのは画期的だったな。
スターウルフ以来か…
288名無シネマ@上映中:03/04/26 00:58 ID:Ly9Twncb
>>275
>そもそもこの企画は東宝のもんだろうが。それをアメリカに
>売ろうと思ったのかアンタは!って思ったよ。

売るんじゃなくて日米合作の可能性をみこしてだよっ。
289名無シネマ@上映中:03/04/26 02:16 ID:0uX2o3KK
それまでの中野特撮と違うエヅラで当時はそれでもかなり新鮮だったのだ。
TOKYOVが煙吐いて飛ばないだけで・・・藁

290名無シネマ@上映中:03/04/26 05:31 ID:Mk5TyzT4
>TOKYOVが煙吐いて飛

あ、それかっこいい。
291名無シネマ@上映中:03/04/26 09:17 ID:rnUQAH8z
合作といえば……
ハマープロと合作予定だった「ネッシー」ってのもあったねぇ……
292名無シネマ@上映中:03/04/26 11:11 ID:kvaBwlIS
>>288
著作権保護という説明もあったと思うよ。
冗談交じりなのか全部本気なのかわからないけど、本人がこう言ってる。
「復活の日」をアメリカに売り込もうとしたか何かで、ハリウッドに資料送った。
それを映画現場をうろついていた若いマイクル・クライトンが読んで、
書いたのが「アンドロメダ病原体」。
293名無シネマ@上映中:03/04/26 11:16 ID:kvaBwlIS
ちなみに、原作の発表年。
復活の日 1964
アンドロメダ病原体 1969
294名無シネマ@上映中:03/04/26 14:37 ID:vTwMBaGC
「アンドロメダ・・・」のラストの緊迫感を逆パクリしたら、モちっと面白かったろうにな。
「エイリアン」の脱出艇に移るまでとか、ああいう「映画的な」タイムレースのドギマギ感・・・
わかんねえわけじゃあるまいが!小松御大

んとに思う。
「2001年」じゃなくて「エイリアン」クラスを目標にすれば良かったんだ。
難しいことしなくても雰囲気とセンスで乗り切るアレはアレでSF映画の金字塔だと思っているので。
295名無シネマ@上映中:03/04/26 15:05 ID:9EqIXJv0
スターログでビハインド・ザ・シーンをわくわくしながら読んだのを覚えてる。
作品は結局見なかったけど...
296名無シネマ@上映中:03/04/26 15:12 ID:jicxFlI5
>294
エイリアンは小松御大がめざしたハードSFじゃなくて、ゴチック・ホラーの
宇宙版だからな。宇宙船はあれじゃいけない、という50年代ハードSFアタマ
が最初にあったのだと思う。
297名無シネマ@上映中:03/04/26 19:44 ID:bkWfrK9y
>>294
アレはアレで、ヒル(プロデューサー)×オバノン(脚本)×スコット(監督)の
三つ巴の壮絶バトルがあったわけだが…>エイリアン
298名無シネマ@上映中:03/04/26 20:40 ID:UofzE6NJ
>294
それだったら尚のこと2001じゃなくてアンドロメダを目標にすれば良かったのにね(笑

アンドロメダはもう10年以上見てないけど、ラストの緊迫感の他にも
アスキーアートを使ったCG(多分、単なるアニメーション?)のいかにも
未来的な見せ方とか「さくっ」と手首に入るカミソリのSF的な衝撃のすごさは
今でも覚えてるよ。

対してジュピターの視覚的驚きって、公開前のぬえのイラストで終わってるんだよなあ。
それはそれでカッコいいんだけどね。
299名無シネマ@上映中:03/04/26 21:46 ID:NRG6WxE5
で、さいん会逝った人!







                                    はい!!
300名無シネマ@上映中:03/04/26 21:50 ID:LqO59TD4
>>299
ちゃんと人いた?
かなり寂しくなりそうって聞いたんだけど。
301名無シネマ@上映中:03/04/26 21:59 ID:qoXriCxq
DVDのコメンタリーで小松、監督の下らない自慢話が聞きたいがW
こんなゴミには金はだしたくもない。
302名無シネマ@上映中:03/04/27 01:00 ID:Go/YiTQl
「エイリアン」の生活感のある油臭い一体型宇宙船セットを見て
小松センセは「やられた!」みたいな事を言ってたような?

ハリウッドでは、いろんなSF映画に通過儀礼的に関わって、
それらに飽きた末に、あのような斬新なデザインに行き着く訳だけど、
BBJでは「一度やってみたかった」願望が昇華できずに、
パッチワーク的に一気に吹き出してしまったから、始末におえないよね。
303名無シネマ@上映中:03/04/27 13:07 ID:woMjhXA1
「一度やってみたかったこと」を、いろいろ撮りまくるのは構わんのだ。
素材は多いに越したことはない。
ダメなのは、撮った素材を全部(?)本編にぶち込んだことだ。
この映画、編集次第でもう少し面白くできると思うんだが・・・。


304名無シネマ@上映中:03/04/27 18:45 ID:QjFpbKaq
是非あのこっぱずかしい少年時代の別れのシーンは一発目でカットだなw
てかあの時代に肉体関係が無ければイキナリ無重力SEXなんてことは絶対有り得ないわけで
もしヤッていたら都条例違反です。だから「単なる」スキモノにしか見えない。
(というかそれだけのシーンなのかもしれない)
タダ溜まっていただけなら相手が言語学者でも全然よく、女が乗り込んで来ただけでイロメキたつ
宇宙のムッサイだけの昭和基地という「生活感」が出たかも知れません。
アレだけの性欲処理施設があるならば公認の「性欲処理士」wが居たはずで若しくはA.I.ばりの
SEXマシーンが置いてあったはず。(決めつけるネ)
そっちのほうが多分「良く」て対人間の性行為はあんまり興味を示さない、といのもハードSFっぽい。
いずれにしろSFヲタの考えた「女性客にも喜んでもらう」為に用意したシーンがこの無重力SEXと
腑抜けたロミジュリ展開だとするならばやはり「モテネーズ」のマスターヴェーションだろうな、と。
SEXが支点力点作用点が織り成す絶妙のバランス感覚が生み出すものであることがわからない
童貞の仕業であると小一時間・・・・。
305名無シネマ@上映中:03/04/27 19:23 ID:OQVK8Nw2
当時、原発推進映画なんていわれてたよな。
306名無シネマ@上映中:03/04/27 21:47 ID:+Mgn2gk8
>>302
> ハリウッドでは、いろんなSF映画に通過儀礼的に関わって、
どうでもいいがお前通過儀礼って言葉の意味分かって使ってないだろう。バカ。

>>303
同意。出し惜しみするような、もうちょっと見たいような、そういう加減で使うのが
いいんだよね。特撮でもなんでも。見るほうをげんなりさせるのはどうよ、と
思った。

>>304
>アレだけの性欲処理施設があるならば
そういわれてみりゃ、そうだね。ラブホじゃあるまし(笑)。

>てかあの時代に肉体関係が無ければイキナリ無重力SEXなんてことは
>絶対有り得ないわけで
いや、それはさ、小松ハードSF思考によって、未来社会ではたとえ初めてだったとして
も男女の出会いはまず一発、というふうに道徳観念が変化しているという設定なのかも。

ところでサイン会行った人のレポートいないの? 俺としてはこの映画、ABCよりも
書泉ブックマートあたりでやるのがぴったりなんじゃないかと思う。場所として。
307名無シネマ@上映中:03/04/28 00:22 ID:pUFVMPnl
カットするなら本田英二とホジャ・キンの再会シーンも。
演出としてなら一発づつ殴りあうだけで充分なのに、延々上になったり下になったり
殴り合いになってるのでダレる。最初観た時はギャグかと思ったよ。

ジュピター教団の連中がジュピタービーチでウロウロしてるあたりも要らないかも。
小野みゆきのキャラが解り難いし、唐突過ぎるので全面削除した方が良い。
308名無シネマ@上映中:03/04/28 00:58 ID:JTmsCfGW
>>307
予算の関係か、美術のセンスが無いのか、セットが安いのがなんとも。。。
ロケも、新宿のNSビルで撮ったようなカットとか、沖縄・伊豆あたりに住
んでるようなジュピター教団とか、安くてたまらん。

現代の日本で撮っても、未来のように見せることは、不可能ではないと思うのだが、
スタッフにセンスが無さ過ぎだよね。

美術は、、、竹中和雄さんか。。。前作は「幻の湖」か、、、忍にヤラれたか。。。
309名無シネマ@上映中:03/04/28 01:30 ID:nzsOP6JU
俺が映画学校の教師だったら、編集の授業でこの映画を使う。

・課題
『さよならジュピター』を、上映時間90分のおもしろい映画に再編集しなさい。
310名無シネマ@上映中:03/04/28 01:33 ID:rbHaxQuU
>>308
オウム真理教をみると、あの安さが本当なんだなあと思ったけれども、
映画の描写は本物っぽいかどうかで勝負じゃなくて、
映画の中で生きているかどうかだからね…

>>307
俺は小野みゆきのシーンを増やして(w 欲しい…
311名無シネマ@上映中:03/04/28 01:35 ID:rbHaxQuU
>>309
くだらんシーン削ったら面白くなるというわけでもないと思うが…

・課題
『さよならジュピター』を、上映時間90分のなんとか観られる映画に再編集しなさい。
312309:03/04/28 01:44 ID:nzsOP6JU
>>311
いや、勝算は、ある。
但し、ジュピターゴーストには退場して頂く。
英二とマリアが恋仲、という設定も全面カットだ。
313名無シネマ@上映中:03/04/28 01:51 ID:IYhrrHm0
はーい!
先生
俺的には・・・
ミネルバ基地以外のドラマ及び人物を全部カット
globeカットでスーパーコンピューター(古!)SAKYOの声だけ<2001年にもあったろ
でやっぱり「死にたくない」とか云わせて暴走させる。
ゴースト、ゴジラ、キングギドラ、三船もカット
ラストにギリギリで脱出すると・・・無重力SEX!ってムーンレイカーじゃん
314名無シネマ@上映中:03/04/28 04:35 ID:noZCYlmC
…30分でおさまりそうだな。
315名無シネマ@上映中:03/04/28 05:46 ID:vAPU0fBw
カットで多少テンポ良く出来ても、絵に力がないのだけは、
どうしようもないからなあ。
316275:03/04/28 07:37 ID:cyb/PhnJ
>>288

遅レスで申し訳ないが。
俺が
>売ろうと思ったのかアンタは!って思った
のは、小松氏のコメントが自分の思うとおりに撮らせてもらえないから
断った=思うとおりに撮らせてもらえるなら売った、ていうふうにとれ
たからだよ。アメリカに登録したことをいったんじゃないので念のため。
317名無シネマ@上映中:03/04/28 13:07 ID:y0YFKkl+
ハリウッドで映画化だったら
リライトの嵐だったろう…
318名無シネマ@上映中:03/04/28 13:40 ID:cwOjIS7p
つーか。



セクースするだけのために回転居住区全体を停止させるな、と言いたい。
319名無シネマ@上映中:03/04/28 15:52 ID:hMd9F2yX
つーか。


ベッドの上でやったってあれだけ激しく動くのに無重力でやったら危なくてしょうがないのでは?
と問いたい。ふんばれないし。

それとも、未来人のセクースは挿れてるだけでイケるのだろうか。
320名無シネマ@上映中:03/04/28 16:34 ID:g3ev1qvI
つーか。


寝バックの体勢で男が脚と腕を女に回して動けば逝く事は可能だと思う。
無重力童貞なので証明は出来ないが(w
321名無シネマ@上映中:03/04/28 17:23 ID:rbHaxQuU
座位もOKだろ。抱き合って女が足絡めれば。男の足が宙ぶらりんだけどな。
つーか、正常位と座位の区別がなくなるな、浮いてると。

松葉崩しもいいんじゃない?
322名無シネマ@上映中:03/04/28 17:59 ID:ODq7wSN+
69が一番一番

つ〜か
小松御大は自分が総指揮をとったドラマ部分が
こんなに酷評されてることを何も知らんのか?
323名無シネマ@上映中:03/04/28 21:32 ID:y0S9lwJq
>322
さすがに面と向かって酷評する人はいないだろうからね。
でも、いくらなんでも出来た物見りゃわかるだろう。
324木星幽霊:03/04/28 22:39 ID:PFidHVo4
>>323
サイン会の様子が知りたい。
小松御大、もしかすると日本で唯一酷評に気が付いていない幸福な老人だったりして。
いまだに傑作SF超大作と思い込んでいたりして。
どうしてみんな俺の後に続かない!と怒っていたりして。
それが一番怖い。

ところで無重力セックスシーンがある映画って、これと「ムーンレイカー」のほかになにか
ありますか?
325名無シネマ@上映中:03/04/28 22:39 ID:y0S9lwJq
「バーバレラ」はどうだっけ?
326名無シネマ@上映中:03/04/28 23:41 ID:Hz5STj2Q
この映画が出来た当時、ぬえか撮影関係のスタッフの別記事があって
この映画を引き合いに出しながら、「全長1メートルのステーションを
宇宙空間に浮かべるのは「特撮技術」。実際には全長1メートルの模型を
全長1000メートルに見せるのは「撮影技術」。「さよならJ」は、特撮技術は
あったけど撮影技術がなかった。」とかいてあってなるほどとおもった
覚えがある。
要は、いろんな金銭的限界があるとはいえ撮影が実写すらまともに
撮れないやつだったことがだめな理由。こういうやつは
全長1000メートルのものも1メートルに撮るよ、きっと。
327名無シネマ@上映中:03/04/28 23:53 ID:y0S9lwJq
まあ、あの当時の東宝映像は伝統芸能円谷特撮保存会だったから。
328名無シネマ@上映中:03/04/29 00:04 ID:mf4/ibAN
2010年のレオノーフ号はかっこ良かったな。
329名無シネマ@上映中:03/04/29 00:08 ID:bdS231AP
TOKYO-Vを推す。w
330名無シネマ@上映中:03/04/29 01:09 ID:C7Ir52MX
>>325
無重力ストリップはあったがセクースはなかった
331名無シネマ@上映中:03/04/29 01:11 ID:8mDSBF9w
>>326
自らがつくった環境、および与えられた環境の中で最高のものを作る、
それが総監督小松左京の責任であろう。

幾ら確執があったといえ、一部のスタッフに責任を押し付け、
小松左京に媚を売る、あるいは祭り上げるとは笑止。

そんなやつらに共同製作芸術である映画が作れるわけがない。
アイデアが即映像になるなら誰も苦労はしないんだよ。
332名無シネマ@上映中:03/04/29 01:30 ID:Ya7b2SXj
「果てしなき流れの果てに」や「復活の日」で
日本SFに開眼した身としては何とも複雑な心
境だな。
小松左京が原作者のスタンスに留まった復活の
日の方が遥かにましな出来映えとそれなりの評
価を得ているのだから皮肉なもんだ。
SARSとの類似性でこっちの方はもっと話題
を呼ぶだろうな。

333名無シネマ@上映中:03/04/29 04:35 ID:rXqUauRP
333get!
334UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/29 13:18 ID:mXp5E1bp
>>322
心配するな。電通社員の長男が一番の批判派だ。
335名無シネマ@上映中:03/04/29 15:31 ID:z1u1svE4
↑ そうか!
  ならいいんだが、サイン会なんぞに
  出て来るのは自覚してないちゅう事
  では?
  
336にゃお〜ん:03/04/29 19:39 ID:I2fdol4X
ビオランテってそういえば下から撮ってた場面確かにあったけど
オープンで撮ってる感じが全然出てなかったYo!

ガメラの時の夕日の中のギャオスくらいやらないと……

>>328
>2010年のレオノーフ号はかっこ良かったな。

そうね。2010年って、某伝説となってる映画の続編ということで無け
れば……火の玉でなければ……APPLE IIが出なければ……と、そう
いう点を割り引いてみれば、結構(・∀・)イイ!映画なんだよね

レオーノフ、TOKYOIIIの100倍は大きく見えたもんなぁ
337名無シネマ@上映中:03/04/29 21:43 ID:MejxBl/z
>>336
 宇宙船が音出して飛んでたり、重力のあるように演技している部屋で
ペンだけが浮き上がったりとめちゃくちゃですが、あれは。
338名無シネマ@上映中:03/04/29 22:45 ID:Yqa0XGns
「2010年宇宙の旅」って、
モノリス(?)から、戦争をするのは止めて仲よくしなさーい、ってメッセージが
冷戦終結直前の米とソに届くエンディングの奴?
正直あれより「ギャフン」と言った映画ないわ。

>>337
そりゃ「2001年宇宙の旅」かな?
339名無シネマ@上映中:03/04/29 23:44 ID:W66HOOUJ
2001年では宇宙空間のシーンはちゃんと無音だったが、2010年はどうだったっけ?
ま、音出ていてもいいんですけど。というか出てたほうが迫力あっていいじゃん。
別にハードSFでもさ。

そもそもさよならジュピターはハードSFなのか?
340名無シネマ@上映中:03/04/29 23:58 ID:dG16Jcpo
>>338
> モノリス(?)から、戦争をするのは止めて仲よくしなさーい、って
> メッセージが 冷戦終結直前の米とソに届くエンディングの奴?
わーざと言ってるでしょ。

第3次世界大戦を起こす寸前の地球人類に対して
モノリス+ボーマン → HAL → 地球
でメッセージが届けられたんだし、変じゃないぢゃん。
モノリスは太陽系に発生させた知性の見張り役なんだから。

「冷戦終結」じゃ冷戦が終わって平和になるみたいに読めちゃうし。
あの時代水準ではよくできたまじめな SF映画ですよ。
「さよジュピ」と違って。
341名無シネマ@上映中:03/04/30 00:00 ID:0zVNc0/O
2001>>>>>>>>2010>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>BBJ

なんか文句ある?
342名無シネマ@上映中:03/04/30 00:08 ID:iS6QDvpe
スレ違いだが

「2010年宇宙の旅」なんて映画はない。
「2001年宇宙の旅」のムーンシャトル
内に重力はないし、宇宙船の飛行音なんて
ものもない。
「2010年」の方はきちんと全編見てな
いんでどんなボケかましてるか知らんが、
続編の体裁をとりつつも、別スタッフによ
る別の作品と考えるべきものだろう。
ごっちゃにすんな。
343名無シネマ@上映中:03/04/30 00:15 ID:apzeAeol
>>339
小説はハードSFだと思う。
映画はタダの資源の無駄遣い。
344名無シネマ@上映中:03/04/30 01:33 ID:mrRpBK6/
>>336
> レオーノフ、TOKYOIIIの100倍は大きく見えたもんなぁ

別に擁護する訳じゃないけど、レオーノフのミニチュアは
撮影条件によって様々なサイズが作られ、最大の物は3.8m
そしてロングショット用のディスカバリー号に縮尺を合わせた
最小の物でも1.8mあったそうです。対してTokyo-IIIのミニチュアは
1mも無かったんじゃないかな。これではアップを撮ってもアラが出るだけ。
元の大きさがすでに小さいんだから、大きく見えないのは当たり前かと(w

加えてBBJに使われた似非モーションコントロールシステムは
既出のようにただの自動ドリーでしかなく、カメラも専用の物ではない。
模型に接近して被写界深度を得るために、長時間露光出来るシステムでは
なかったのですなぁ。これでは小さい物を大きく見せるのは不可能っす。
まぁ、実際に専用システムを作れたとしても、長時間露光を行うための
撮影時間があったかどうか‥‥。

>>341
文句無し。そもそもBBJは映画の体裁も取れていなかったような‥‥。
345336:03/04/30 02:43 ID:HcP8Dssm
>>338,342
俺が言ってるのはクズ映画「2010年」に対してだ。
「2001年宇宙の旅」の方にそんな間抜けな演出
あるはず無いだろ。
346337:03/04/30 02:44 ID:HcP8Dssm
 あ、自分のコメント番号間違えた。
上の「名前:336」は「337」の間違い。
347名無シネマ@上映中:03/04/30 05:31 ID:KC9BBPh5
「2010」は押井守が大好きな映画とインタビューにあったので
早速見直してみた。パトレイバー2みたいな人間関係で
そりゃ好きだろうなとおもって笑った。
色気の無い東欧顔女ばかりでてくるところもな。w
348名無シネマ@上映中:03/04/30 07:48 ID:qLRNUX9r
当のクラーク原作は年数が進むごとにトンデモB級SF小説化
していってるんだが……。
349名無シネマ@上映中:03/04/30 10:54 ID:hxugzYt6
小説は読んでないが、映画ではプロットが、

2001 >>> BBJ >>>>>> 2010

2010の稚拙な政治メッセージは問題外。
350名無シネマ@上映中:03/04/30 17:43 ID:jy6+GkB1
なんていうか、未曾有の災害に立ち向かう男たちのドラマでやって欲しかったねぇ。

妖星ゴラスの方が同じ題材扱ってるのに、遙かに面白い。BBJのどこが悪いって
ブラックホールの危機感が無さすぎることだよねぇ。結局スペースアロー一機が
遭難しただけだよな、アレの被害って。ブラックホールが来るぞ、太陽にぶつかるぞ
どうしよう、ってだけ。そりゃ確かにこの映画見るような人は太陽にブラックホール
がぶつかればどうなるかはわかってるだろうが、やっぱクライマックスは嘘でもいい
からブラックホール接近による大災害を描いて欲しかったね。
結局、人間が勝手に大騒ぎして相撃ちして木星すっ飛ばすだけだもんね。
351名無シネマ@上映中:03/04/30 17:45 ID:jy6+GkB1
そう考えてみるとそもそもこの映画、コンセプト自体が全然映画向きじゃなかった
ってことか。
352名無シネマ@上映中:03/04/30 18:09 ID:z5Xu7x9C
>>118
>> ナウシカとロックと少年ケニヤが同時期だったのは

「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」です。 今日の萌えアニメの先駆けとも
言えますが、本作品は「うる星やつら」の既存のキャラクターと舞台設定だけを流用
した一個の独立した作品「ビューティフルドリーマー」となりました。
 1984年当時にSFマインドは実写からアニメの時代に移行したと思いましたが、
そのアニメも今や旧世代の遺産を使い潰す、または刹那的な「萌え」に堕しました。



353名無シネマ@上映中:03/04/30 18:58 ID:CXrM6m9+
妖星ゴラスのプロジェクトX感覚は・・・そんなスレどっかにあったなw
木星を太陽に変える必要性を伝える絵が無いので緊迫感が全くない。
コロニーの一つでも映せてれば違うんだろうにな。

ゴラスはね、音楽が凄いんだよな。
南極基地建設シーンの名曲もいいが
全編鳴ってるアドレナリン充満なスピード感たっぷりの旋律で。
ジュピター、安ーいジョン・ウィリアムスで緊迫感無い。
・課題
『さよならジュピター』の音楽を、『妖星ゴラス』の音楽に差し替えなさい。








おいら宇宙のパイロットォ!・・・と。
354名無シネマ@上映中:03/04/30 20:13 ID:K7S7CYuc
ゴラスの舞台は1980年代だったか、ともかく近未来設定なのに宇宙飛行士が
アルバイトでサンドイッチマンやったりしている、
なんか、デッカードが立ち食いそば屋でいなりずし食ってるのにつながる、
サイバーパンク系の凄さがあるよ。
355UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/04/30 21:20 ID:l8csbUSQ
>>354
 そこらへんは後年、本多監督がインタビューで答えている。
 はるか未来でないと、土星以遠の有人宇宙飛行は不可能だろうが、当時とかけ離れた
風俗を描くわけにはいかなかった。だから、公開当時の20年後にした、と。
 宇宙飛行士=公務員のアルバイトは明らかに違法だな。(藁
ただ、西村晃の長官だったと思うが、探査ロケットを飛ばすのにどれだけかかるかを
実に具体的に説明してくれているのは、足が地についた演出だな。

 最近の情勢も絡んで思うのだが、BBJの「ジュピター教団」の演出はもっとどうか
ならなかったのかと思う。物騒なテロ騒ぎを何度も起こすカルトの中心人物が人のいい
だけの大男というのは、あまりにもリアリティが無さ過ぎる。
 当時の小松左京の作家仲間にもカルトにハマった見本みたいな人物がいたのにね。

356名無シネマ@上映中:03/04/30 21:36 ID:hxugzYt6
"グリーンピース"なんか見ると、背広着て事務所構えていてもいい訳だが…
コミカルタッチの『CQ』はチェ・ゲバラでしたね。http://www.cq-j.com
357名無シネマ@上映中:03/04/30 23:49 ID:Xk2JCFv9
>>352
ダカラ、ナニ?

ちなみに
「風の谷のナウシカ」 1984/3/11
「少年ケニヤ」 1984/3/10
「超人ロック」 1984/3/11
「さよならジュピター」  1984/3/17

「うる星やつら2」   1984/2/11

微妙に同時期と言い難いような・・・。
358名無シネマ@上映中:03/05/01 01:14 ID:KFcd7t9Y
>>338
>モノリス(?)から、戦争をするのは止めて仲よくしなさーい、ってメッセージが
>冷戦終結直前の米とソに届くエンディングの奴?

なんか勝手に脳内脚色してないか?
「2010年」でモノリスから届くメッセージは
好き勝手やっていいけどエウロパには手を出すな、という内容だぞ。
359名無シネマ@上映中:03/05/01 01:47 ID:ouDVRg/u
気持ちは判るが、BBJの立場もあるだろうし
2001年関連の話題はあまりここではしない
方が・・・
360名無シネマ@上映中:03/05/01 03:13 ID:QzTxVyaH
>>326
それって確かスターログのコラムで高千穂遥大先生が書いていたやつだとオモタ。
「SFX=特殊撮影…のうち『特殊』は良かったが『撮影』がダメだった」ってやつね。
361名無シネマ@上映中:03/05/01 03:20 ID:QzTxVyaH
BBJを今リメイクしたらジュピター教団のシーンだけは超リアルになるだろうな。
今度の教祖様は白装束で「アザラシの歌」を熱唱する。
362名無シネマ@上映中:03/05/01 05:20 ID:RTo42392
>359
BBJの立場か、今まで考えたことなかったよ。
いちばんの犠牲者はBBJだな。
363名無シネマ@上映中:03/05/01 06:33 ID:heC5WIpC
>>362
いちばんの犠牲者は当時の観客です。
364名無シネマ@上映中:03/05/01 08:30 ID:TeM6frMh
辛いが363の言う通りだと思う。

2001年を超えるとか壮大なハードSFとかいう御題目に釣られて
観にいったんだからさ。

角川みたいにさ会社ぐるみで前売券営業したり
当たった映画が必ずしも良いわけでないが。
コイツは絶対当たる!って楽観論で作られた時点で
ソコに客は存在しないのな。
365名無シネマ@上映中:03/05/01 09:33 ID:A0IoLZXc
さよならジュピター
メガフォース
マッドマックスサンダードーム
猿の惑星(バートン版)
を劇場で見た人には同情を禁じえない。

死霊の盆踊りを強制的に見せられるのと同じくらい辛かろう。
366名無シネマ@上映中:03/05/01 10:19 ID:EfGvMdf7
何を言う、メガフォースは名作ぞ。
正義は勝つのさ、21世紀も。
367名無シネマ@上映中:03/05/01 11:05 ID:5ktrBFhR
サンダードームは劇場で見て充分に堪能したぞ。
それまでのシリーズから比べると大分ノリが違うが、単体で見れば
バカファンタジーとしてなかなか楽しい映画だ。
基本的に「楽しませる術」を持たない映画とは、明らかに立ち位置が違う。
368名無シネマ@上映中:03/05/01 20:36 ID:CuQzsWlT
>>365
さよならジュピター以外(死霊の盆踊り含む)は、ある意味評価高いものばっかだね。
369名無シネマ@上映中:03/05/01 20:43 ID:tkER2Rom
猿の惑星(バートン版)はパロディとしてよく出来ていました。
370名無シネマ@上映中:03/05/01 22:32 ID:pSy7J0vT
バートン版猿の惑星は製作サイドの横ヤリが多くて
撮影途中で萎えちゃったらしい。

小松先生は最後まで意気軒昂だったけど・・・
観客が萎えました。
371名無シネマ@上映中:03/05/01 22:40 ID:8C/ACRQU
そんなに評価されてる作品群なのか?
私としてはいずれ劣らぬ大駄作群だと思うんですが。
372名無シネマ@上映中:03/05/01 22:44 ID:4+Nso3qh
出来が悪くても可愛い子もいれば、親泣かせな子もいるのです。
373名無シネマ@上映中:03/05/01 22:53 ID:rDt6C36Q
ごちゃごちゃぬかすな。
何だかんだ言って、結構おまいら

BBJ好きなくせに。

374名無シネマ@上映中:03/05/01 23:03 ID:7roMAc8R
「さよならジュピター」1984
「クライシス2050」1990
「愛・旅立ち」1985
「竹取物語」1987
「ガンヘッド」1989
「ナインティーン」(少年隊)1987
「漂流教室」1987
「おれは男だ!完結篇」1987
「青い山脈88」1988
「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」1989
「丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!」1990
「ウルトラQザ・ムービー 星の伝説」1990
「超高層ハンティング」1991
「ラスト・フランケンシュタイン」1991
「ハイビジョンSFX 西遊記」1988
「フライング 飛翔」1988
「マグニチュード」1996
「帝都物語」1988
「帝都大戦」1989
「首都消失」1987
「ジパング」1990
「スゥイート・ホーム」1989
「勝利者たち」1992
「リメインズ 美しき勇者たち」1990
「春来る鬼」1989


・・・・全部前売り買って初日に逝きました。
    もう怖いもんなしです。
375名無シネマ@上映中:03/05/01 23:11 ID:jgpBd4pV
>>374
  ・・・よく平気で生きてるな
376名無シネマ@上映中:03/05/01 23:41 ID:TJ6R9mf8
ガンヘッドあたりで死んで魂魄だけがさまよっているのだと思う。
377名無シネマ@上映中:03/05/02 00:14 ID:yQpZZEQe
「愛 旅立ち」って本当に見たヤツがいるんだ・・。
すげえ。
378名無シネマ@上映中:03/05/02 00:39 ID:N6CPdxzZ
>>374
噛み!
379名無シネマ@上映中:03/05/02 00:40 ID:vkkUJUiR
>>376ワラタ
死んでからも、こんなに見させられるなんて生前
何をやらかしたんだ>>374よ。
380UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/02 00:52 ID:4tDd1RKz
>>377
「うる星やつら3」か何かの併映だったと思うから、結構見た奴多いと思うよ。
381名無シネマ@上映中:03/05/02 01:03 ID:7dopf1BO
>>379
「北京原人Who are you?」(1997)「RED SHADOW 赤影」(2001)が入ってないので、
21世紀に突入する前に成仏したと思われ
382名無シネマ@上映中:03/05/02 04:01 ID:aTywGJZ0
北京原人は特撮だけは(比較的)マトモだったろ?
シャトルの上から降る氷の結晶が美しい…
383名無シネマ@上映中:03/05/02 05:53 ID:OUY6LMGA
↑CGマンモスもマトモですたか?
384374:03/05/02 06:16 ID:T9YhbM+s
>>381
「北京原人」も「赤影」も「さくや妖怪伝」も観たけど、初日じゃないので
割愛しました。
385名無シネマ@上映中:03/05/02 07:23 ID:DXjgFCiD
>>374さん、
お願いです、語って下さい、それだけ裏切られ続けても初日に前売り買って見るというエネルギーはいったいどこから来るのですか?
386名無シネマ@上映中:03/05/02 07:42 ID:Jh26CeEu
>>374さん、
人類で最初にナマコやイナゴを食べたのは、あなたのご先祖じゃありませんか?
387名無シネマ@上映中:03/05/02 08:25 ID:7dopf1BO
>>384
> 初日じゃないので割愛しました。

がんばれ! もうちょっとで成仏できるぞ!
388名無シネマ@上映中:03/05/02 13:32 ID:YQ85qVby
このスレ初めて見ました。

これの原作が好きだった私は多くの方と同じように悶絶して怒り狂い、
それ以後脳内でこの映画の存在を抹殺しようとしているのですが、
何人かの方が触れていたように杉田二郎の曲(小松左京作詞、杉田二郎作曲)だけは萌えました。
後に原作を読み返したときに、あの歌だけは頭の中に勝手に流れてきましたね。
で、結局サントラのLPレコードを買ってしまい、映画の存在を脳内抹殺できずに今に至っています。

♪今、地球のどこかは春、それとも夏♪

とか、

♪君はとても大きくて、いつも、いつも、輝いていた♪
(略)
♪さ〜よなら〜、大きな友達♪

なんていうのが今でも時々思い出されたりします。
389名無シネマ@上映中:03/05/02 14:04 ID:0HGA7kVJ
悪い評判だったんで劇場に行かなかった。
TV放送のときに>>388のいう歌の場面で脱力が頂点に達し、TVの電源を落としたのだった。
390名無シネマ@上映中:03/05/02 14:29 ID:BADCkiMp
>>386
えらい言われようだな、>>374

でも、ジパングは傑作だったと思うんですが・・・
374さんは、『零戦燃ゆ』とかは観に行ってないんですか?
391名無シネマ@上映中:03/05/02 14:35 ID:Rbio3wPj
>>390
ナマコやイナゴを食べた人間は、人類の食の歴史に貢献しているが、
見た所、>>374の努力が映画史に何かを残してる気配はないな。
彼の努力がいつか報われ、花開くことを祈ろう。
392名無シネマ@上映中:03/05/02 16:11 ID:mc0Kw8LJ
>>388
まあ、でも原作は映画化を前提としてたらしいし、、
生まれるべくして、産み落とされたムービーだたのでは?
393UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/02 19:26 ID:gMKq67Xs
このスレは、374の奇妙な情熱を語るスレになりつつある。(藁
でも>>374 これだけのラインナップを掛ける名画座があったら、
俺も行ってみたいな。
394374:03/05/02 20:53 ID:XpMkM2hr
>>388
サントラLPは公開前年(83年12月)頃に出てましたね。
CD初期の幻のアルバムは復刻されないのかな?
杉田二郎の2枚組のベスト盤CDに「さよならジュピター」「地球の四季」が
入っていたので買った記憶があります。

>>374に書き忘れていた作品

「アナザーウェイ D機関情報」1988
「孔雀王」1988
「将軍家光の乱心 激突」1989 (「大霊界」と同じ日にハシゴ)
「君を忘れない」1995
「少年時代」1990
「鉄拳」1991
「カンバック」1990
「香港パラダイス」1990

・・・なんかマトモな作品ばっかりだな。
395名無シネマ@上映中:03/05/02 22:20 ID:ybCyMub9
>>394
あなたのマトモは、私の異常です。
気が狂いそうです。
それはそうと、
「テラ戦士ψボーイ」は観てないんですか?
396名無シネマ@上映中:03/05/02 22:56 ID:uUTYNvp0
程度に差はあれ漏れも初日に「宇宙の7人」なんてモノを観にいってしまった過去がある。
そういやぁ、この「宇宙の7人」も安ーい特撮で売ってたが真面目な映画を作る気がない分
楽しめたような気がした。いや飽くまで気がしただけだが。
何せビデオ屋で探して見ようと思ったこともないので。
てかBBJと「宇宙の7人」を劇場で見させた当時のスターログの功罪は相当大きいゾ!
397名無シネマ@上映中:03/05/02 22:56 ID:ylqxM6vY
AAA
398名無シネマ@上映中:03/05/02 22:59 ID:zbEeEKTI
>396
宇宙の7人は面白いでしょ……宇宙空母ギャラクティカに比べたら。
399名無シネマ@上映中:03/05/03 00:18 ID:x5Z2lCym
>>398
俺的には宇宙空母ギャラクティカの方が遥かに面白かったぞ。
宇宙空母ギャラクチカと比べるなら微妙だが。
400名無シネマ@上映中:03/05/03 01:03 ID:X6fOZblS
同じだ同じ。

宇宙の7人はいかにガラクタ使ってそれらしい宇宙船の
ミニチュア作るかを教えてくれる映画。
でも監督のムラカミさんは後に「風が吹くとき」なんて
作ったりしてるが。
401ゆうじん:03/05/03 01:44 ID:CRnPrcZU
日本の三大バカ映画。
さよジュピ
シベ超
ペキ原
これでいかがでしょう。
ついでに次点はベストガイ
402名無シネマ@上映中:03/05/03 02:46 ID:FkbPz6W7
シベ超は格的にかなり下でしょう。
SFファンの期待を一心に受けたわけでも、エヴァンゲリオンの稼ぎを
一発でフイにしてしてしまったわけでもない、自主映画に毛のはえたよ
うなものだし。大のつかないただのバカ映画かと。
幻の湖とかファイナルファンタジーくらいの大作が望ましい。
403名無シネマ@上映中:03/05/03 02:54 ID:n02ZQMnP
「宇宙の7人」は後に「タイタニック」で共にアカデミー賞を取る
J・キャメロンとJ・ホーナーの顔合わせという意味でそれなりに価値があるかと‥‥。
404名無シネマ@上映中:03/05/03 12:42 ID:tb6a+Cp4
オレもさんざん、このスレでBBJ批判してきたが、
宇宙からのメッセージとかもっと三大バカに入るべきはあると思うが・・・
405名無シネマ@上映中:03/05/03 13:00 ID:9xMfRJPG
タランティーノは『宇宙からのメッセージ Message From Space』のビデオ持ってきて、
深作欣二にサインさせたらしいぞ。深作、苦笑だったとか(w
406名無シネマ@上映中:03/05/03 21:29 ID:brPwWuJs
宇宙からのメッセージは、BBJや北京原人と違って「いい意味」でのバカ映画。
むしろ「惑星大戦争」だろ。
407名無シネマ@上映中:03/05/04 01:53 ID:QUt/3NU+
「惑星大戦争」は東宝が何でもありだった頃のムードを
持った最後の特撮映画だった。
戦艦同士のドッグファイトは名シーンだぜ。
408名無シネマ@上映中:03/05/04 02:06 ID:Wdvq+gDp
ということで、3大バカ映画は奇しくも宇宙SF映画でまとまりました。

さよならジュピター
宇宙からのメッセージ
惑星大戦争
409名無シネマ@上映中:03/05/04 03:51 ID:iGeRs2Eu
「宇宙からのメッセージ」はシュノーケルレンズをいち早く導入した
日本映画の中でも革新的な作品。トンネルの中での特撮シーンは
後に本家の「ジェダイの復讐」に大きな影響を与えた。
ちなみに本家アメリカでスターウォーズ以降に封切られたSF活劇映画の中で
成功を収めたものの中の一本である。
ストーリーも日本古来から伝わる里見八犬伝を大胆にSFに翻案し
日本古来の話も切り口如何では海外に通用する可能性を示した作品と言える。
ハリウッドスターのヴィック・モローをこの作品に加えられたことが
この作品にある種の風格を与えたとも言える。





とか観てもいないくせにテキトーな事を言ってみるテスト。
410名無シネマ@上映中:03/05/04 07:12 ID:MV6FB75s
なにメッセージってアメリカで成功したの?
411名無シネマ@上映中:03/05/04 07:13 ID:MV6FB75s
sageてどーする
412 :03/05/04 07:53 ID:SEzUrBkk
>>410
併映のブルース・リー映画の人気でそこそこ人が入ったと聞いた。
413名無シネマ@上映中:03/05/04 08:24 ID:5Un9X7bQ
>>410
したらしいよ。特撮はアカデミー賞にノミネートされたとか
414名無シネマ@上映中:03/05/04 08:55 ID:cxaBTINb
でも駄作である事に変わりはないのじゃ。
下駄をはかせた評価をするではないぞ。
415名無シネマ@上映中:03/05/04 09:31 ID:gHsVZ0dW
成田氏の顔を見ているとタイトルの前に
「仁義なき」とか「実録」という文字が欲しくなる。
例:仁義なきスターウォーズ〜京阪神殺しの軍団〜
  実録 宇宙からのメッセージ〜総長賭博〜・・・w
416お父さんも納得:03/05/04 11:18 ID:VpsU6khw
"Uchu kara no messeji"
http://us.imdb.com/Title?0078435
投票数65で、10点満点の3.5点ですから、評価高くはないですね。

ただ、
"Sayo^nara, Jyu^peta^"
http://us.imdb.com/Title?0086247
は、投票数6で、1.3点ですが…
417名無シネマ@上映中:03/05/04 13:20 ID:jdLJvcU6
英語はよくわからないけど両方とも酷評みたいだね。
エド・ウッドスタイルの特殊効果だってw
418名無シネマ@上映中:03/05/04 13:36 ID:Wdvq+gDp
スレ違いだが、惑星大戦争(タイトルも厚顔だが)で、スタッフがスターウォーズをけなしてたよな。
そういう意識が日本の特撮映画、ひいてはSF映画を腐らせてるんだよ。
419お父さんも納得:03/05/04 14:30 ID:VpsU6khw
>>418
「スター・ウォーズ」は確かにアラ探せばきりないよね。

けどもっとも重要なのは、観客のニーズに合った新しいSF映画を始めたこと。
その飛躍を実現するために技術的な試行錯誤も行なった。
だから技術的な部分にはアラもある。これは仕方のないことだ。
頭が切り替えられない奴とはこれでおさらばだ。

脚本もセリフその他かなり疑問だけど、二作目はなんと!
『リオ・ロボ』『エル・ドラド』『ハタリ!』『リオ・ブラボー』『三つ数えろ』の
リー・ブラケットに脚本頼んでる。ワクワクする脚本だ。
技術面でもその後進歩を続けた。

「スター・ウォーズ」、正直俺は面白くないけど、
(米)映画界に偉大な貢献を行なったことは間違いない。

一方国内では…フゥ
420名無シネマ@上映中:03/05/04 15:33 ID:4bQ3gPbz
円谷英二が生きていたら、モーションコントロールカメラなんかも躊躇なく導入してたと思うんよ。
なにしろ、あの人は支払えるアテもないのに昭和30年代で三千万円もした
オプチカルプリンター輸入しちまったくらいだからな。
で、結局ウルトラシリーズで十分にモトを取ったように、面白いモノがんがん作ってくれたんじゃないかと思う。
二言目には「こんな時に円谷英二がいれば」と言うのは特撮ファンの悪いクセなんだが。

ちなみにオレの中での特撮ワーストは「ガンヘッド」。
ガラガラの劇場でブチ切れ寸前で見ていたオレの後ろから、
「ママ〜。つまんない」って子供の声が聞こえた時には泣きたくなった。
421名無シネマ@上映中:03/05/04 19:50 ID:URD/6mqH
俺は今でも
「KAMIKAZE TAXI の原田眞人」とか「突入せよ! の原田眞人」
とは言わずに、
「ガンヘッド の原田眞人」と言っている。これからもそう。皆もそうしろ。
原田は経歴から抹消したいと思ってるだろうが、そうはいかん。
422420:03/05/04 21:50 ID:4bQ3gPbz
>>421
あんたとは気が合いそうだ。
423名無シネマ@上映中:03/05/04 22:02 ID:juotoUDv
オレは試写で行った時からガンヘッド好きだぞ。
424名無シネマ@上映中:03/05/04 22:17 ID:TICdWivJ
ヴィック Morrow のような良い俳優がこのフィルムで終わった、
残りは無名である。 少なくともアメリカで(彼・それ)らは無名である。
スターウォーズのあからさまな日本のだまし取りについて
あなたは何を言うことができるか?
なぜ日本は若干の素晴らしい、そして複雑な機械類を生産するのに、
映画のためはに適切な特別な効果を作り出すことができないのであるか?
ヴィック Morrow が相棒として小さいロボットを持っているが
笑いを取るシーンであるとき、ただ私は痛んだだけであった
そして私が持っている彼のロボットを反応させる選ばれた1”として
選択された Morrow が、彼がぶつぶつ言う酒の彼のグラスで、プラスチック
クルミを発見する時に使われる明るい色である赤は非常に顕著である。
もう1つの愚かな場面で Morrow は Napolean 同様の衣装を着ている
Gavanas の長に話をするために現われて、そして戦士に決闘を挑む
場面は無意味である。 Mothraなどのモンスタームービーが好きである
スピルバーグが安い、低い予算でこの映画を作ったように見える。
これらは非常にひどいので、すべてのワイヤーが見られることができる、
そしてすべてのタイプの船が良くないプラスチックモデルである。
セットはそれが3年生のクラスのステージプロデューサーによって作られた
ように見える。 非常にカラフルに見えている安い塗装はすべての場面である。
衣装は侍衣装から spandexの スペース衣装まですべてである、
そして1つの先行する日本語文字が芸者のように見える。


ボロクソだぞ。
425名無シネマ@上映中:03/05/04 22:20 ID:TICdWivJ
>これらは非常にひどいので、すべてのワイヤーが見られることができる

って泣けてきませんか?
426名無シネマ@上映中:03/05/04 22:22 ID:BmPKDVsA
「ガンヘッド」は作品としても祭りとしても中途半端だったが、
「さよ〜」は祭りとしては最高だったよ。
五年がかりで完璧にだまされたし。
427名無シネマ@上映中:03/05/04 22:25 ID:ZGfTQjsO
話題をBBJに戻しつつ?
BBJの特撮はアメリカ映画でいえばどのくらいのレベルだったんだろ
「2001年」・・・とは云えないだろうがw「宇宙の7人」より良かったんだろうか
それとも当時他の作品で近いものあったデスカ
あ、スペースハンターってのもあったな
428名無シネマ@上映中:03/05/04 22:26 ID:TICdWivJ
エドウッドレベルって書かれてるから
最底辺レベルだろ?
429名無シネマ@上映中:03/05/04 23:19 ID:XsIGPehy
>>421
>俺は今でも
>「KAMIKAZE TAXI の原田眞人」とか「突入せよ! の原田眞人」
>とは言わずに、
>「ガンヘッド の原田眞人」と言っている。これからもそう。皆もそうしろ。
>原田は経歴から抹消したいと思ってるだろうが、そうはいかん。

俺は「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」の原田眞人と呼んでますが何か?

また話ずらしちゃってスマン。
430名無シネマ@上映中:03/05/04 23:48 ID:BmPKDVsA
>>429
ベストワークは
「スター・ウォーズ 日本語版」の監修で間違いなし
431名無シネマ@上映中:03/05/05 00:54 ID:mdvZQfp5
>>424
 誰が訳したのか知らんが味のある名訳だ。
 この批評を書かされたやつの哀しみが
 程よく伝わってくるな。
 
432名無シネマ@上映中:03/05/05 01:17 ID:FeRrEiHo
>>431
翻訳ソフトだと思うけど(w

「宇宙からのメッセージ」は、アメリカのマニアには受けてるんじゃないの?
「安い」ことは承知の上で、日本的なミニチュア・ワークや、チャンバラの面白さ
は伝わると思うがなあ。それに、スペオペなんか、元々、ああいう「安い」もんだろうがよ(w
433名無シネマ@上映中:03/05/05 01:38 ID:gDBHZrDp
つーか、BBJを貶すことなんて誰にも出来るだろ。
おまいら、何だかんだ言って関心があるんだから
ここはひとつ性根を入れて無理矢理褒めてみれ。
434名無シネマ@上映中:03/05/05 02:22 ID:yvspzegt
この作品は、SFXをめざす若い優秀な人材があたら東宝映像などで
朽ちる事もなく海外へ進出するきっかけを作ってくれました。
435名無シネマ@上映中:03/05/05 02:33 ID:bB6amNEB
今でもジュピター・ゴーストの謎に取り付かれたままです。
436名無シネマ@上映中:03/05/05 02:33 ID:clR6hf0C
BBJを褒めるとしたら、「日本SF」の素晴らしい墓標ができたってことかな。
「さよならジュピター、さよなら日本SF」
437名無シネマ@上映中:03/05/05 02:34 ID:mdvZQfp5
駄作ぶりも徹底してれば30年の風雪にも風化する事なく
語り継がれる事を知らしめ、多くの映画作家に夢と希望を
与えました
438名無シネマ@上映中:03/05/05 02:42 ID:n3hqVC+W
首都消失よりゃマシ
439名無シネマ@上映中:03/05/05 03:28 ID:G6ypjKva
羽田健太郎のBGMが、な
440名無シネマ@上映中:03/05/05 04:10 ID:PbIliUa5
今日つか昨日、部屋の大掃除してたらこの映画の劇場パンフ出てきちゃったよ。
どうしたもんだか・・・・
441名無シネマ@上映中:03/05/05 05:35 ID:GwjcPg8E
>440
何かの縁だからDVDも買ってやれや。
いいことがあるかもしれないぞ。
442名無シネマ@上映中:03/05/05 05:36 ID:tRY6hRUb
>>440
御祓いに行くべきだと思います
443名無シネマ@上映中:03/05/05 06:53 ID:za/aGEZP
>>421, >>429さん、
引き続き話をずらして申し訳ないが、私にも言わせて下さい。
原田眞人は「栄光と狂気」を映画化したと言うことで絶対に許しません。

あれは絶対に映画化してはならない本だったのに。私が何度も読み返した本だったのに。(私が少数派なのはわかってます。)

あの映画も原田は経歴から抹殺したいと思っているだろうが、私はあの映画の存在そのものを抹殺したい、というか原田そのものの存在を映画史から抹殺したい。

だって皆さんの書き込みを読んでいると、原田が日本映画に対して与えたのは、貢献よりもダメージのほうが多いような気がするから。
444420:03/05/05 10:10 ID:LtxasTPC
>原田が日本映画に対して与えたのは、貢献よりもダメージのほうが多いような気がするから。

まったくです。ガンヘッドは15億の制作費(チト信用しかねるが)に対して、
12億の赤字を出したといったという話を聞いたことがあります。
加えて当時、この大失敗を受けて東宝社内で進んでいたオリジナルSF映画の企画(4本)が、
すべてあぼーんされたという話も聞きました。
事の真偽はともかく、4本もあれば、1つぐらいいいのがあったんじゃないかと思うのはお人好しすぎるでしょうかね・・・。
原田眞人の過去の悪行スレでも立てるか。

話をBBJに戻すと、祭りとしては最高だったというのには同意見。
このスレの人達、なんだかんだで皆、見てるし、しかも細かい所までよく覚えていること。
劇場で見た人間が、テレビ放映の時にもチャンネルを合わせたという所に愛を感じる。w

445名無シネマ@上映中:03/05/05 11:48 ID:awKzjMQH
>>444
ゲームの話だが、その昔PSの『攻殻機動隊』が大失敗した。
ものを見たことある人なら分かるはずだが、かなりの金が掛かっていた。
これにより担当プロデューサーは飛び、暫くの間『アニメ』、『サイバー』などの
単語が入った企画書がやたらと敬遠される傾向が続いた。
これは漏れの実体験の話。

> すべてあぼーんされたという話も聞きました。
故に東宝がSFアレルギーになるのも別に不思議は無い。
446名無シネマ@上映中:03/05/05 12:03 ID:olS1ynGQ
<<444
 その企画のひとつに「果てしなき流れの果てに」が
 あったとしても、そんなに楽観的な事が言えるか?
447名無シネマ@上映中:03/05/05 12:15 ID:2DK55Eh4
>445
買ったよ、それなりに面白かったが
難易度も含めて洋ゲーみたいだったおぼえが。
このゲームにも東宝がからんでたの?
ファイナルファンタジー映画版もそうだけど
商業映画は脚本段階で評価する制度つくったほうがいいんじゃない。
ハリウッド映画が最低限の面白さを確保できてるのは
金だす側がそれやってるからだろ。
448名無シネマ@上映中:03/05/05 12:26 ID:d9ygx0xj
>>447
>商業映画は脚本段階で評価する制度つくったほうがいいんじゃない。

いろいろと揶揄されてはいるけどね。自虐的に「ザ・プレイヤー」なんて映画ができて
しまうぐらいだ。逆に言えば、ああいう巨匠(アルトマン)が、カメオスターたちと
組んだ内輪ウケをも許容するぐらい、映画産業の奥が深いのだろう。

対して日本は、黒沢清が言うようにアバウトで、それが面白さにもなっているという
状態。それはいいのだが、商業ベースの大作でもアバウトなのはマズイよね。
449420:03/05/05 12:50 ID:PNHnTyly
SF映画の場合、失敗しても、どこに原因があるのかという部分を明確にしようとしないような気がしますね。
たとえば時代劇が失敗した時、それが監督や脚本家のせいにされることはあっても「時代劇だから失敗した」ということにはまずならない。
だけどSF映画の場合は、監督や脚本の責任はあまり追及されず、
とにかく「ジャンルがSFだから失敗した。もうSFはやめよう」になっちゃう気がする。
つまり映画会社のトップは「時代劇のよしあしは判っても、SFのよしあしはわからない」ということか。
毎年、SF映画を作れとは言わないが、娯楽の王様を標榜する企業としてはまずいんでないかい?
450にゃお〜ん:03/05/05 13:13 ID:9V0+SjzH
>>448
>商業ベースの大作でもアバウトなのはマズイよね。

邦画って、そのアバウトさが脚本や演出とかでされてしまうから
困るんだよね。ところで「さよならジュピター」って、どうしてアニメ化
企画が実写に変わったんだろ? 御大の意向かな? 

アニメ化だったらそこそこ見られる作品レベルまでにはなった気が
しないでもないんだけど……

#ただしここまで語られる作品にはならなかったとも思う
451名無シネマ@上映中:03/05/05 16:39 ID:CT/PU2vt
>>450
意外と「オーディーン」みたいになったりしてな。
452名無シネマ@上映中:03/05/05 16:41 ID:c7VBrU/W
「魔界転生」観に行って「さよならジュピター」思い出した。
453名無シネマ@上映中:03/05/05 19:40 ID:BlW1vPPr
>>444
>このスレの人達、なんだかんだで皆、見てるし、しかも細かい所までよく覚えていること。
>劇場で見た人間が、テレビ放映の時にもチャンネルを合わせたという所に愛を感じる。w

未だに「つまらないのは自分の勘違いではないのか。実は面白いのではないだろうか」
って気がして、つい観てしまうという事はある。
454名無シネマ@上映中:03/05/05 21:25 ID:fYHrtSqD
日本では、SF映画がヒットしないかわりに、SF的なアニメが充分ヒットしてるけど。
文化の土壌が欧米とは違うから、実写のSFは受けないのはしょうがないんじゃないかな。
455名無シネマ@上映中:03/05/05 23:09 ID:zL6g/cbL
日本のSF映画(実写)がへぼる第一の原因は金が無いからだろう。
これはBBJ、ガンヘッドにも当てはまる。
次ぎに監督がSF的感性が欠如している事、
SFX監督がだめなこと(古くて使えねえ、ってことだな)だと思う。

まあ、原田監督も色々言われているが、”さらば愛しき人よ”を見てくれ。
すっげーいい出来だぜ!
俺も訳あって、見たいわけでもないのに劇場で見ることになったのだが(郷ひろみが主演じゃそれだけで萎えるだろ)
、あまりの出来のよさにビークリしたよ!
456名無シネマ@上映中:03/05/05 23:14 ID:w38/48WB
「特撮」だと、セコいぬいぐるみだろうがミニチュアセットだろうが
たいして気にならないが
本格的なSF映画となると・・・
457にゃお〜ん:03/05/06 00:46 ID:SOU9D5nS
>>455
>次ぎに監督がSF的感性が欠如している事、
>SFX監督がだめなこと(古くて使えねえ、ってことだな)だと思う。

あと、脚本が×なこと。
458名無シネマ@上映中:03/05/06 00:53 ID:yaGaY3+d
思い切り既出かもしれないけど、主題歌って松任谷由実「ボイジャー」だった?
この歌、好き(違ってたら、大笑いだけど・・・)
459名無シネマ@上映中:03/05/06 01:05 ID:7l5TZGSE
リターナーはお話はともかく画的には結構よかったがな
日本映画もここまできたかとチョト感動した
460名無シネマ@上映中:03/05/06 01:12 ID:FzAmivU5
ガメラ2は、けっこうSFしてたぞ
461名無シネマ@上映中:03/05/06 01:16 ID:bNgOw8uC
>>459
俺はDVD屋で流れているのをちらと観ただけだが、演出もかなりまずかったよ。
画的には俺も「チョトいいんじゃないの」とおもた
まあ10分も観てないわけだが…
462名無シネマ@上映中:03/05/06 01:20 ID:fMIIbZUK
>>457
脚本はそうでもなかろう(BBJのぞく)。
ガンヘッドなどは結構いいできだぞ(映画のトホホな
先入観から否定的になってしまうが)。
ばか当たりした上、海外のSFX映画に影響を与えた
アニメのアキラや甲殻機動隊を見ても、決して日本のSF脚本は不毛ではない。
ちとBBJについて話す。
大体、あの程度の予算であれほど壮大な話を映像化できるわけ無かろうて。

SFは普通の映画より金が掛かるし、
前例を見れば当たったSF邦画など皆無に等しいのだから(ゴジラのぞく)
、金が掛かりコケる可能性が高いSF邦画はこれからも作られないだろう。

要するに、SFはアニメでどうぞってことだな。
463名無シネマ@上映中:03/05/06 01:34 ID:bNgOw8uC
>>462
邦画お得意の時代劇でさえ、
『梟の城』『御法度』『どら平太』で使い回すのを前提に、
セットが組まれるくらいだしな。

464にゃお〜ん:03/05/06 02:24 ID:SOU9D5nS
>>462
>ガンヘッドなどは結構いいできだぞ(映画のトホホな
>先入観から否定的になってしまうが)。

ガンヘッド、脚本いいかなぁ? 

当方、ガンヘッドは試写会で見たけど、脚本が一番アカンと思たよ……
劇中何をやってるか、本編だけでは理解できんストーリーの上に、
滑ってる台詞の数々……監督&特技監督がダメ以前の問題
だった気がするな。

まぁガンヘッドも「さよならジュピター」よりかはナンボかマシな出来では
あったけど、それもこれも舞台が変なおんぼろビル内でのしょぼい
ドンパチだったから、なんだよね。
465名無シネマ@上映中:03/05/06 02:38 ID:xp1kmAmt
リターナーの山崎はおとなしくSFXコーディネータだけやってろ。
脚本家としてはもちろんのこと監督としての技術・才能は
これっぱかしももっちゃいねぇ。
本職のSFXは限られた予算と日本映画の現場のハンデを考えると
かなりのもんだと思う。
だから、自分の一番得意なことに専念しろや。

SF映画の脚本がかける人、SF映画の演出が出来る人が突然変異的に
現れないだろうか?アニメやコミックにいってしまってるのだろうか。
466名無シネマ@上映中:03/05/06 02:57 ID:TCEDgN48
オレが知る限り、木星を太陽にしたのは、

1.星野之宣 「巨人たちの伝説」 1977
2.あさりよしとお 「木星ピケットライン」 1981 (あさりよしとおデビュー作)
3.アーサー・C・クラーク 「2010年宇宙の旅」 1982
4.映画「さよならジュピター」 1984

の順だ。映画の制作が1982ごろからという事なので、クラークよりは早い?
467名無シネマ@上映中:03/05/06 04:03 ID:xp1kmAmt
原作の発表は「さよならジュピター」も「2010年」も
同じ1982年なんだよね。
まシンクロニシティだわな。
468名無シネマ@上映中:03/05/06 10:25 ID:jxgb0RIk
>>465
SF的才能のある人は、アニメやコミックには、イパーイいますね。

80年代頃から、クラスに一人は、SF的イラストが書けるヤツがいたように思うし
(むろん、ほとんどはそういう職業にはついていない訳だが)、コミケの類もあるし
(内輪ウケが嫌いな人はやめてしまうが)、あの世界は裾野が広い。底辺が存在する。

SFは、日本語の映像にはそぐわないような気がしてならない。
日本初の宇宙人SF「宇宙人東京に現る」(島耕二)のダサさを見てわからないか?
脚本の小国英雄さんは研究熱心な人なので、相当、勉強したはず。演出も役者も、
気の毒な程、大真面目にやっている。それでも、ああとしかならなかったのだ。
469名無シネマ@上映中:03/05/06 10:26 ID:jxgb0RIk
個人的には、丹念に描かれた、製作当時の昭和31年の東京の風俗と、宇宙人との
ミスマッチは面白いと思うけどね。

いま、jmdbを見て気づいたけど、小国さんは、この直前、黒澤明の核戦争終末論
映画「生きものの記録」を書いている。「生きものの記録」と「宇宙人東京に現る」
の差に、微妙なモノを感じるなあ・・・。
470名無シネマ@上映中:03/05/06 11:44 ID:m25VXTHg
話題がズレている気もするが、さよならジュピターについて語り出すと、
自然と日本SF映画の現状を憂うスレになってしまうということか。
471名無シネマ@上映中:03/05/06 12:23 ID:fMIIbZUK
>>470
>自然と日本SF映画の現状を憂うスレになってしまうということか

そう言う事だ(W。

まあ、アメリカのSFXってサイエンスなんだよね。博士号持っててさ、
NASAとかで働いていた科学者、技術者なんかが色々な技術開発してんのよ。
ミニチュアの大きさまで方程式を解いて適切なサイズを出してる訳でしょ?

それにひきかえ、日本はSFX(と呼ぶのも恥ずかしいレベルだが)
職人芸なんだよな。川北さんだって中卒で東宝に入っている訳だし、
宇宙時代のサイエンスを導入すると言っても無理だろう。
先行きは暗いな。


472名無シネマ@上映中:03/05/06 14:19 ID:m25VXTHg
うわぁ…博士号とか中卒とか、荒れそうなキーワードが満載やねぇ(w
個人的にはSF映画と特撮映画はイコールじゃないんだけどね。
特撮がなくても、あるいはごくごく初歩的な特撮技術しか用いなくても、
面白いSF映画は作れるんじゃないかと思いたいし。なんか、おすすめの実例ある?

ただ、確かにBBJの特撮については「計算とかしなかったのかな?」って思うシーンはある。
ミネルヴァ基地にカメラが寄っていくシーンなんだけど、人工重力ブロックの回転がえらく速かった記憶がある。
時速数百キロで飛行するジェット機も遠くから見ればゆっくり飛んでるように見えるんだから、
全長2キロのステーションとカメラ位置も数キロ単位で離れてるはずで、
だとしたら見かけの回転速度はもっとゆっくりしたものになるんじゃないかと思ったよ。
怪獣映画でそういうスケール感を出すために高速度撮影をするのは常識だったはずなのに、
川北氏がそういう所に神経を使わなかったのが不思議でならなかった。



473名無シネマ@上映中:03/05/06 14:35 ID:bNgOw8uC
訪問者ものはお金がかからないし、特撮技術も余り使わない。

「地球の静止する日」(1951)
「地球に落ちてきた男」(1976)
「だいじょうぶマイフレンド」(1983)(w
474名無シネマ@上映中:03/05/06 22:21 ID:fN92lI1/
「宇宙人東京に現る」って一つ目ヒトデみたいなやつだよね。
あれは、たしか岡本太郎 大先生のデザインだったよね。

BBJはその前の「惑星大戦争」とかまでに堕ちてたニッポン特撮を
いきなり「スターウォーズ」とかのレベルまで引き上げようとして
ああなっちゃったのだろう。。
「2001年」を超える!。。なんて言わなきゃよかたのに。
容易なことじゃないし。。
475名無シネマ@上映中:03/05/06 23:19 ID:bNgOw8uC
>>474
> あれは、たしか岡本太郎 大先生のデザインだったよね。

川崎の岡本太郎美術館の略歴にも書いてあって、
小さいながら写真も展示してあります。
元のデッサンは見たことないけども、
多分その少し前の「重工業」みたいなタッチじゃないかと。

もっと造形技術やCGが進んだ頃に岡本太郎調炸裂させたら面白かっただろうね。
476名無シネマ@上映中:03/05/06 23:32 ID:fMIIbZUK
>>474
>「2001年」を超える!。。なんて言わなきゃよかたのに。
>容易なことじゃないし。。

現在のSFX映画と比べても、2001年の方が技術的に優れているところが多い気がする。
ちと脱線するが2001年が公開された年とウルトラセブンの放送が始まった年って
同じなんだよね(W。
両方の特撮をイメージしてくれ。唸ならざる負えないだろう(w?
477名無シネマ@上映中:03/05/06 23:38 ID:fMIIbZUK
まあ、何だかんだいってもアニメの方が安上がりだからな。
甲殻機動隊が制作費3億円でしょ?
甲殻機動隊の実写パクリであるマトリックスを考えると、
3億円では制作費はおろかキアヌの出演料を払えるかどうかだろう(W。
もし押井監督で、BBJで掛かった制作費を全てぶち込んで
アニメにしてたら世界中でヒットしたかもナ。
478名無シネマ@上映中:03/05/06 23:42 ID:v9AAhEq4
>>477
攻殻、8億って聞いたけど?
479名無シネマ@上映中:03/05/06 23:44 ID:fMIIbZUK
>>478
あ、そうなの?俺は3億って聞いてた。8億ならキアヌの出演料は、
かろうじて出せると思われ(w。
480名無シネマ@上映中:03/05/06 23:49 ID:v9AAhEq4
>>479
8億だから国内だけでは大赤字で、本当はエライことになるところ
だったらしいが、北米でビデオがまずまず売れてくれたお陰で押井は死刑だけは
免れたらしい
481名無シネマ@上映中:03/05/06 23:51 ID:fMIIbZUK
たそがれせいべえ、よかったよ。
おそらく衣装など全て使い回しだし、ラストも家の中で
二人だけの切り合いだからかなり安く出来たと思わる。

bbjで使った模型とか衣装、どうしてんだろ?
使いまわしは出来ねえし、倉庫の肥やしとなってんだろうか?
1つぐらい売ってくれると良いんだが(w.ガンヘッドの模型でも可)

482名無シネマ@上映中:03/05/06 23:54 ID:MkDDNE7e
>>476
>現在のSFX映画と比べても、2001年の方が技術的に優れているところが多い気がする。

「2001年」は、そりゃ、当時の最高水準でしょ(w 相当、リテイクしてると思うしね。
「ウルトラセブン」と比べちゃ可哀相だよ。「セブン」は、むしろ、ドラマ運びの
面白さだからね。特撮の予算も下がってたらしいし。

名高い実相寺篇以外にも、「セブン」の名エピソードは沢山あるけど、すべて、脚本
重視で産み出されたものだしね。つまり、特撮に技術・予算が期待できない場合、
本編でカバーする。という、当たり前のことをやっている訳だ。

脱線だが、「ダーク・ゾーン」「ひとりぼっちの地球人」「盗まれたウルトラアイ」
あたりは、思い出すと目頭が熱くなる傑作だね。
483名無シネマ@上映中:03/05/06 23:58 ID:bNgOw8uC
ウルトラセブンのホリゾントは素晴らしいね。
484名無シネマ@上映中:03/05/06 23:59 ID:fMIIbZUK
≫480
ほう、そう言ういきさつがあったのか?
そういや、甲殻は日本より海外での評価が高かったみたいだね。

BBJはなあ・・・。そう言えば当時テレビで(BBJ公開前夜、特別番組みたいな奴)
無重力セックスシーンを盛んに自慢してたな、小松崎氏は(w。
氏が言うには、裸なのでワイヤーでつると切れてしまうので出来ないそうだ。
それではどうやって取ったのか、と司会者に聞かれると、
「それは秘密。まだアメリカにも教えてない」自慢げに言っていた(w。


この話を聞いたときBBJがこけるのを確信した(w。
485名無シネマ@上映中:03/05/06 23:59 ID:TZmiDiSk
>>476
>現在のSFX映画と比べても、2001年の方が技術的に優れているところが多い気がする。

それはない。
486名無シネマ@上映中:03/05/07 00:02 ID:pqXQpR9E
≫482
いや、比べると言う訳じゃなくて(セブンはテレビドラマで予算も違うしね)、
セブンの時代にあのレベルのSFXが可能だったと言う、
感慨深さが押し寄せてこんね(w?
487名無シネマ@上映中:03/05/07 00:05 ID:pqXQpR9E
≫485
いや、あるでしょ?代表的なのは人類の夜明けのシーン。
あれが室内撮影だなんて誰も思わんでしょ?

あと木星なんか、後の2010年のCGより本物らしいし。
488名無シネマ@上映中:03/05/07 00:07 ID:Zp+glUmc
うちの高校に小松左京が講演に来たことがあるが、講演前の略歴紹介で
校長が劇場版「さよならジュピター」にふれたのでヒヤヒヤした。
489名無シネマ@上映中:03/05/07 00:11 ID:pqXQpR9E
≫488
そりゃヒヤヒヤもんだな(W。
確か、小松崎氏はBBJを作るだけの為に
株式会社イオを設立してまで賭けていた。
BBJがコケた後、借金はどうしたのだろう。
490=489:03/05/07 00:14 ID:pqXQpR9E
訂正
小松崎=小松
491名無シネマ@上映中:03/05/07 00:15 ID:ULuzWhFF
「さよならジュピター」に何を期待したんだろう?

SFマインド溢れる脚本?
2001年バリの糸で吊らない特撮?
そこそこ面白くてソコソコ人が入って特撮映画が作られていく環境?

時代劇は使い回しも効くだろうから・・・というか大人世代が観客層として作る側も
大人でSFは子供のものってノリがやっぱりあるんだろうな。

もっと小粒な映画でいいからSF映画作ってくれー
CUBEなんてカネかかってないだろ
もっともその分映画って気もしなかったが
それなりの雰囲気はあったものなぁ
492名無シネマ@上映中:03/05/07 00:35 ID:C0xbhwtM
>>484
つーか、無重力なら、「ムーンレイカー」(79)があったじゃねーか。とか思うよ。
ステーション内のアクションも、こっちが先だったし。
>>483
ホリゾントに描かれた雲が、やけにリアルだったね(w そういう職人がいたんだろうね。
>>486
円谷の宇宙は青いしね(w 青い宇宙って、誰が始めたんだろうね? 東宝は青かったっけ?
>>489
イオって、まだあるよ。
ttp://www.iocorp.co.jp/face2.htm
年譜を見ると、
ttp://www.iocorp.co.jp/iohistory.htm
BBJのプロジェクトと並行して、「首都消失」を書いてるね。なんという馬力!
これも映画はアレだったけど。。。

センセの頭脳・読書力・バイタリティは、京都の知識人の間でも、語り種になるぐ
らい凄かったらしいね。映画の魔力は、それだけの人を呑み込んでしまったんだな。。。
493名無シネマ@上映中:03/05/07 00:35 ID:RkB170ey
>>487
もう少し客観的に見れば?
494名無シネマ@上映中:03/05/07 01:33 ID:s5LGP4vq
>>493
 技術的にというと語弊があるが、最終的に映画として出来上がって
きたものの特撮の美しさや現実感は、最近のSFXを凌駕しているものが
あるなぁ。

てか、CGってどんなに緻密に書いてあっても今ひとつ訴えかけるもの
がなくて感動しない。なぜなんだろう。
 架空の生き物などを描く場合は、確かに昔のミニチュアのストップ
モーションより断然動きや演出が細かく出せるCGの方がよく思える。
 でも建物や宇宙船はミニチュアをカメラで撮ったものの方が
「うおーっ」という迫力を感じる。CGで見てもフーン(´・ω・`)って感じ。
495名無シネマ@上映中:03/05/07 02:03 ID:VZI3rZFN

アナログ特撮では、SFイメージの発案者と、実際の映像の作り手が同じ、または近かったからだろうね。

今は分業になって、CGで見栄えはいいけど、イメージの熱さを、実際の映像に反映しにくくなったね。
496名無シネマ@上映中:03/05/07 02:15 ID:5u17D4rF
>>489

>BBJがコケた後、借金はどうしたのだろう

借金は発生しなかったんじゃないかな。
ハルキ文庫版のあとがきのインタビューで、ビデオ販売でとんとんとか答えているし
東宝との提携作品で、東宝から頼まれたかたちでの製作だから契約条件は有利だったんはず。
あと、原作本の印税でイオの運営まかなっていたし、「首都消失」も原作はヒットしたから
損失が出ていてもそれで補ったはず。やっぱ印税生活者はすごいな。
497名無シネマ@上映中:03/05/07 02:19 ID:nf0DgA2l
> やっぱ印税生活者はすごいな。
『小松左京ほどの』と前置詞をおくべき。
小説家なんぞ9割は火の車
ましてや昨今の日本のSF小説家なんて生活成り立たないに等しい
498名無シネマ@上映中:03/05/07 02:59 ID:VZnmTNaG
>>496-497
イオは、文化人としての氏の、イベント・プランニングの会社みたいだから、そっちの
方の収入が、けっこうあったんじゃないかな? つーか、その後、減資もしてるし、
営業規模に合わせて、身の丈にあった経営をしてるみたいだね。
作家といっても、スター作家(講演など、メディア露出も多数)となると、企業の
トップと同じですからね。映画は失敗したけど、経営手腕はある人だと思うよ。

ぶっちゃけた話、講演1本百ン十万、というクラスの人でしょうから、ドサ廻りに
出たのかもしれない。BBJは高い授業料でしょう。

次の「首都消失」は、徳間主導だったんだろうけど、監督・脚本の人選がなあ。。。
この頃の舛田利雄じゃなあ。。。他におらんかったんかいな?

増村保造なんか良かったと思うけどね。死の直前の低迷期か・・・
499__:03/05/07 03:00 ID:BJiIuLPt
500名無シネマ@上映中:03/05/07 06:52 ID:M+F8iN36
2001年の特撮っても、規模的に他では真似できないからな……
ディスカバリー一つ取っても露光だけでなくて10メートル大の
ミニチュア造って尻尾までピント合わせてたってんだから、そりゃ
他と比べる事は出来ないだろう。
501UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/07 20:40 ID:C+Kb3akd
ところで、CSの日本映画専門チャンネルで5月14日21時他で、このスレで大人気の
「さよならジュピター」を放映するよ。DVDを買わなかった人もいっぺん見てみませう。
翌週5月21日は「妖星ゴラス」。この取り合わせの妙は流石だね。
502名無シネマ@上映中:03/05/07 23:14 ID:KPDSzJ+J
これも人気の内か、ふう・・・
503名無シネマ@上映中:03/05/07 23:31 ID:6NcQirTq
>>472
> ただ、確かにBBJの特撮については「計算とかしなかったのかな?」って思うシーンはある。
> ミネルヴァ基地にカメラが寄っていくシーンなんだけど、人工重力ブロックの回転がえらく速かった記憶がある。

あれは実際に計算されて、回転速度も割り出してあったそうです。
しかし、その回転結果に則って撮影すると、まるで停止しているようにしか見えない。
それだと観客が「どうやって重力を作ってるんじゃ、ゴルァ」と言い出しかねないので
見た目優先であの速度に落ち着いたそうです。
「2010年」の木星の大気の動きの描写と同じですな。
あれも見た目優先で実際よりも早く動かされていましたね。
504名無シネマ@上映中:03/05/08 01:37 ID:JjlqIbxu
>>474
やっぱ、センスの問題なんだよ。
技術、カネうんぬん以前に。どこまでで満足するかなんだよね。
原作&脚本のA・C・クラークはキューブリックのあまりの
完璧主義ぶりに、自律神経失調症にまでなったんだから。
505名無シネマ@上映中:03/05/08 03:33 ID:qcFi9Pxx
見た目優先なら、どう見てもオモチャにしか見えない宇宙船の映像を何とも思わなかったのかねぇ?
よく知ったか君が「2001年みたいな長時間露光は無理だから…」とか言うのを聞くが、そういう連中は
マシュマロマンを見た事ないのか?
506名無シネマ@上映中:03/05/08 03:42 ID:HE+vMzo5
>>505
>マシュマロマン

「ゴーストバスターズ」でつか? 今、思い返すと、つまんない映画だったけどね。
マシュマロマンの特撮センスが凄いという話? 確かに、日本のミニチュア・クリーチャー
センスは、70年代で止まっていたからね。
ガイシュツだけど、どう贔屓目に見ても、アメリカからバンバン、凄いヤツが来てた訳だしね。
そりゃ、客は奪われるでしょう。

CMやら、「ガメラ」やら、そういう連中の台頭を待たねばならなかったね。
507名無シネマ@上映中:03/05/08 07:20 ID:qgvbyaLB
2001年の場合、特撮のショットと映画の内容が結びついて思い出せるんだけど、
BBJの場合は、木星とか飛行シーンとか、個々のシーンは思い出せても、ストー
リーとどうからんでいたかが希薄。
508名無シネマ@上映中:03/05/08 10:10 ID:izfSKP81
……昔のファンは海外SF映画へのコンプレックスが云々と
古いファン連中(オレもだが)はこの映画を肴に言ってた様だが……
何のことはない、今も全く同じ、コンプレックス者ばかり。
ジュピターを「昔の映画」として見るには後20年くらいは
必要かもしれない。
509名無シネマ@上映中:03/05/08 10:45 ID:x5d+MdXj
>>505
そう言えば「ゴジラ」「グレムリン」「ゴースト・バスターズ」で
「3G戦争」とか言われていたっけ、当時。

日本の負け戦だったわけだが。
510名無シネマ@上映中:03/05/08 10:46 ID:oK4/fFFP

シネフェックスなんか見るとエイリアン(一作目)
なんかモーションコントロール使って無いんだよね。
制作費も安かった様だし。
せめて、エイリアンぐらいのSFXは見せて欲しかったな
(BBJ製作当時でもエイリアンは
一昔前の話だったわけだし)。



511名無シネマ@上映中:03/05/08 11:43 ID:uoFRo927
ライトスタッフにいたっては吊りですらなかった。
まぁ、部分的にはモーションコントロールや吊りも使ってたけど。
BBJでマトモなモーションコントロールカメラを使っていた部分は、
実はタイトル画像のみという皮肉。
メイキングにC−カムの名前で登場してたね。
512名無シネマ@上映中:03/05/08 11:56 ID:8mU5CYBt
>>509
負けかどうかは知らないが興業収入は結構行ってたが。
513名無シネマ@上映中:03/05/08 12:22 ID:+GwFX3kS
>>506
>>505は、マシュマロマンは大きく見えるぜ、と言ってるんじゃないかな?
514名無シネマ@上映中:03/05/08 12:43 ID:vMxGjrta
>>508
引き離されすぎてもはや劣等感すら失いました。
515名無シネマ@上映中:03/05/08 14:35 ID:oK4/fFFP
一番最初の、トーキョーVの乗客がいるところの部分がスポッと本体
から抜けて(見た人なら判ると思うが、本当に、スッポっとだったよな)
宇宙ステーションにドッキングするシーンがある。
この”スポッ”と抜けるシーンで萎えた。

エイリアンの一作目でノストロモ号がエイリアンのいる惑星に降りるため、
本体から分離するシーンとは天と地程の差がある。
516名無シネマ@上映中:03/05/08 15:37 ID:uoFRo927
分離シーンと言えばサイレント・ランニングの緑のドームの分離も良かった。
517UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/08 21:39 ID:XtSlM0KE
>>515
川北さんはポピーの合体オモチャのCM特撮を多数手掛けていたはずだが。そこらへん
の映像感覚は「2001年」というよりは、当時の合体オモチャのCM映像の感覚だと思うね。
 んで、後年の平成ゴジラ映画でも、重量や噴射の反動など感じさせずオモチャ感覚で
あっさり離陸してしまうスーパーX III を登場させて、川北監督は顰蹙を買っていた。
 数十トンもの重量の戦闘機、旅客機が離陸するのにどれほどエネルギーを必要とする
かは、一度でも見たことがあれば感覚的に分かるものだと思うけど、川北さんはそういう
シビアなリアリティ感覚を持っているとは思えない。少なくとも銀幕に表現することは
なかったと思う。
518名無シネマ@上映中:03/05/09 00:11 ID:mO7QLpU0
どっちかというと細かいカット切りとかでテンポ優先の絵作り。
「大空のサムライ」や「零戦燃ゆ」とかの実録路線では結構
リアル優先の絵作りしてるんだけどね。
519名無シネマ@上映中:03/05/09 00:47 ID:zCXIWKe1
ひいきの引き倒しが多いな。
520にゃお〜ん:03/05/09 00:57 ID:00gNvUET
>>513
>マシュマロマンは大きく見えるぜ、と言ってるんじゃないかな?

そう、それゴーストバスターズ見てて思った。マシュマロマンってデカイ
のよ、画面で見る限りでは。で、同時期のゴジラはどうだったかと言うと
1カットだけ除いてとても小さいのよ……

#その1カットとは、ゴジラが浜岡原発に出現してすぐの、手前に
#電線が写ってるカット


>>517
>オモチャ感覚であっさり離陸してしまうスーパーX III

あれってオモチャだと割り切ってるから、ああいう”とろくさい”
演出してるんだと(かなり贔屓目に)思ってたんだけど……

まぁ時間も金も才能もない当時の東宝特撮陣に、ぬえデザインの
マトモな模型だけ渡したところで、期待する方が無理だと思われ
521名無シネマ@上映中:03/05/09 01:00 ID:PTIO4Jaj
煽りじゃないんだが。
結局「さよならジュピター」はどうしたら良かったのか?
522名無シネマ@上映中:03/05/09 01:03 ID:RNArH/x7
でもミニチュア特撮がオモチャに見えるか本物っぽく見えるかって、同じ特撮マンでも
毎回違ったりするのが不思議だな。
スターウォーズで見事な特撮を見せたジョン・ダイクストラが砂の惑星ではオモチャの
オンパレードだったし、2001年のダグラス・トランブルもスタートレックではへっぽこだったし…

しかも同じ作品内でもシーンによってオモチャになったり超巨大に見えたりするからなぁ。
砂の惑星なんか主人公の上陸シーンはマット画かと思うほどの究極のリアリティなのに、
他のシーンと言ったら…
523名無シネマ@上映中:03/05/09 01:36 ID:CS4e89/U
>>517
 ハリウッドに脚本、売り込んで映画化してもらったらよかた?
 原作は悪くないんだし、特撮も少しは良かっただろう
 『クライシス2050』よりはマシになってたかも。。w
524名無シネマ@上映中:03/05/09 01:43 ID:Eu6XQ/Sa
>>523
実は、事前にハリウッドにストーリーが渡っていたが、向こうでは映画化さ
れなかった話はガイシュツ 本気でこっちのプロジェクトを進めりゃ良かったのに。

最近は、ハリウッドもネタ不足なのか、原作・監督漁りの触手を日本にまで
伸ばしているね。
525名無シネマ@上映中:03/05/09 01:52 ID:/K1rC3DK
やっぱり撮り方が重要、なんでしょうねぇ。
昔、セゾン美術館でスターデストロイヤーの本物(いや、ホントの
ホンモノだったら池袋駅全体が潰れちゃうワケですが)を見た時、
ポスターカラー風の表面塗装に、パネルのラインがボールペン書きタッチ
だったのでびっくりしました。
526名無シネマ@上映中:03/05/09 02:02 ID:Eu6XQ/Sa
>>525
実は、現物のミニチュアの造り込みは、意外にラフなことが多いらしいね。

最近(といっても10年以上前だが)でも、「ターミネーター2」の、タンクロー
リーの横転シーンがミニチュア併用で、シュワが人形だったことを、メイキングで
見たときは仰天したもの。メイキングではチャチなんだけど、これが完成した画面
ではホンモノに見えるから不思議だ。

いつも成功している訳ではないとはいえ、向こうは、ミニチュアでいかにスケール
感を出すか、相当に研究してるね。なぜ、日本は遅れたのだろう? 

単純に、テイク数が違うことも大きいみたいだけどね。
527523:03/05/09 02:30 ID:CS4e89/U
じゃあ、『惑星大戦争』を全米公開して偉大なる大日本映画界様の威力を
見せつけてやればよかた??
なげやりレス。。
528名無シネマ@上映中:03/05/09 02:33 ID:A+us2oEx
>526
東宝の場合は、円谷のおやっさんは、こうやった、そんな事しなかった、
と何かにつけていう老スタッフが牛耳っていたからです。
529523:03/05/09 02:41 ID:CS4e89/U
>528
でも円谷のおやっさんは、そんなこと望んでなかったはずだ。
『島国根性なんか捨てちまえ!』とか言ってた人だもん。
それって、ベートーベンがすごいからって、彼みたいじゃなきゃダメだ!
って言ってるようなもんだ。。
そういう奴らを『雑魚』と言うんだ。
530名無シネマ@上映中:03/05/09 04:15 ID:/S0PPz92
みんな、まだ当時の夢の残滓を引き摺ってるような気がするなあ。
BBJは確かに駄作だが、つまらなかったから売れなかったわけじゃない。
それ以前に、木星を爆破しようなんて地味な宇宙物のSF映画にわざわざ
足を運ぼうという観客が日本には存在しなかったんだよ。

ハリウッドに持って行って作らせればと言ってる人間もいるけど、利に
さといハリウッドも、恐らくあの原作のままの企画を通しはしなかったろう。
隕石が自分たちの住んでる地球に降ってくるとか、あるいは今自分たち
の立ってる日本の大地が海の底に沈むと言うならまだしも、ブラックホール
がどうたらこうたら、それで爆破するのは木星だとか、スケールが
大き過ぎて一般の観客には危機の実体がイメージできない。
もし仮にハリウッドで映画化となっても、ストーリーは全然別の物に
書き換えられてただろうね。

どうも、この作品を語る時には、自分も含めたSFや特撮ファンの周辺と
一般観客層で温度差を感じるんだが、そもそも世間一般はこの作品に
歯牙も引っ掛けていなかった。始めから注目も期待もしてなかったんだよ。
SFファンジンの中でのイベントとして盛り上がり、その中で玉砕して
消えて行った作品なんだと思う。
BBJという作品が、あの骨格をもって日本のSF映画として作られている
限り、どう転がってもポピュラリティは得られなかったと思う。
良くも悪くも、SFとして生硬に過ぎたんだよ。
531名無シネマ@上映中:03/05/09 05:38 ID:2YPe3+uP
アルマゲドンなんて子供向け映画見ても
冒頭の隕石シーンにしてもシャトル打ち上げシーン
にしても、シャトル墜落シーンにしても
まさに手に汗握るSFXの出来のよさ。
パーフェクトストームの救助ヘリのシーンや
救難巡視船が荒れ狂う海でヘリのパイロット
救助するシーンにしてもほんと映像として
よくできてる。完璧だよな。
日本の特撮と比べること自体失礼。
バブルの時期でさえたいした特撮映画はできなかったし
日本人には向いてないのだろう。
まして昨今のCGソフト自体を作れるような人材は
いるとおもうけど
日本映画界にはこない。
532名無シネマ@上映中:03/05/09 07:58 ID:Sh8F1Dsw
……結局未だに20年前のBBJや25年前の惑星大戦争
やらに持ってきていかに「現在の」日本特撮がダメかを
語ろうとする辺り、痛い。あまりに痛すぎる。
何だかんだでCGやらの発達でいろんな映画の適材適所で
様々な特撮使われて発達してるのに、未だに大作との比較
しか出来ないコンプレックス者ばかりとは。
日本のSF映画ファンの痛さに世代は関係ないわ。
533527:03/05/09 09:59 ID:a2YtWh6i
>>530
確かに、公開前から一般ウケはしてなかったんだろうな。
そういうマニアックな香り漂わせた映画だったんだろう。
>>532
『惑星大戦争』は単なるギャグで出しただけだったんだけど、、
BBJとはまた毛色の違う映画ということで。
別に今、現在の日本映画がダメだとは言ってないよ。
534名無シネマ@上映中:03/05/09 10:17 ID:NKXYnuDF
>530
それ以前に、木星を爆破しようなんて地味な宇宙物のSF映画にわざわざ
足を運ぼうという観客が日本には存在しなかったんだよ。

いや、あの当時でもスピルバーグが木星を爆破する映画を作るとなれば
みんな期待したと思うよ。日本でそんな物を作るという話に乗るほど、
SFファン以外の一般大衆は愚かでなかっただけ。
535名無シネマ@上映中:03/05/09 10:18 ID:gy5duanW
>>533
いや、別に貴方の書き込みがどうという事でもなく。
スレ全体の流れがそういう感じだったから。
けど、実際従来に比べればBBJの川北監督だって
積極的に新技術取り入れてた。まだハード・ソフトの
クオリティやノウハウが足りてなかっただけで。

なんかほとんど前に書かれてた「昔の技術に対して
『なんでCG使わなかった』と真顔で言う」ような
感覚で語られてるって感じがしてね。
536名無シネマ@上映中:03/05/09 10:20 ID:6rxErkhn
じゃあつい最近のリターナーやジュブナイルでいかに
「現在の」日本特撮がダメかを語ろうぜ
537名無シネマ@上映中:03/05/09 10:23 ID:gy5duanW
他に行け、厨房。
538動画直リン:03/05/09 10:28 ID:16dUg7wM
539名無シネマ@上映中:03/05/09 10:33 ID:JnbQuKiq
>>535
> けど、実際従来に比べればBBJの川北監督だって
> 積極的に新技術取り入れてた。まだハード・ソフトの
> クオリティやノウハウが足りてなかっただけで。

その後,ぬいぐるみに引きこもっちゃったじゃん。
540名無シネマ@上映中:03/05/09 10:44 ID:gy5duanW
実はゴジラでも新技術の実験とか少しずつだが
やってるが。
ビオランテの移動合成とかモデルアニメとか
(使わなかったけど)スペゴジの言われないと
ほとんどわからんモゲラドームのデジタル合成とか。

結局断じる人間にとってはどこまでいっても
日本と特撮=悪、なんだな。
541名無シネマ@上映中:03/05/09 10:56 ID:JnbQuKiq
けどやっぱりぬいぐるみ映画じゃん。
BBJにこのスレの人が求めてるのは、
お約束劇としてのSFやぬいぐるみ劇じゃなくて、
ハードSFの本格的な映画化。

ビオランテとか、モデルアニメとか、モゲラドームとか観たいわけではない。
基本技術が共通してても、ぬいぐるみの経験だけではどうにもならん。
542名無シネマ@上映中:03/05/09 13:42 ID:QteXrBbI
私は日本の特撮も頑張ってると思うけど。「ミレゴジ」なんか、
後半はヘロヘロだけど、冒頭15分だけは、すげー!って素直に感動したよ。
「BBJ」の問題は、期待を煽りっぱなし煽っておいて、出てきたモノの
落差がスゴかったって事があった訳で。
543名無シネマ@上映中:03/05/09 17:45 ID:PTIO4Jaj
そういえば黒澤明の「夢」の特撮もスゴかったな。
544名無シネマ@上映中:03/05/09 19:04 ID:niyFR0Fs
↑ そりゃILMだろ
545UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/09 19:29 ID:TWAKyCRl
縮小再生産の連鎖

「妖星ゴラス」→「さよならジュピター」
「日本誕生」 →「ヤマトタケル」
「海底軍艦」 →「惑星大戦争」
546名無シネマ@上映中:03/05/09 19:35 ID:5IABZc+B
>>545
「ヤマトタケル」・・・これもショボかった。東宝の学芸会だったね。

東宝の人って、お隣の香港の、コスチューム・プレイ伝奇アクションとか観たこと
ないのかな? 無さそうだな・・・
547名無シネマ@上映中:03/05/09 21:00 ID:zCXIWKe1
>>535
ちゃんと読まないで、脊髄反射してるのは貴方だけです。
「感じがしてね」なんてのは勝手な思いこみ。
548名無シネマ@上映中:03/05/09 21:19 ID:JABYagCi
元々がSF小説オタなんであんまり深く語ると止まらなくなっちゃうん
ですけど、要は日本のSFは成立し損ねたんだと思います。

映画と小説は別物と言われそうですが、日本のSF作家は上手く進歩
できなかったんですよ。
小松左京、筒井康隆、半村良、星新一・・・未だに日本のSF小説って
この辺の連中に媚売ってる傾向があります。
まったくロクでもない。

そもそも小松左京って存在が大したことない。
『日本沈没』、『復活の日』、『果てしなき流れの果てに』これ以外は
かなりどうでもいい小説が多い。

その左京が必死になって造った『さよならジュピター』・・・
もう左京程度がSFの神様という時点でいろんな意味で終わっている
気がします。

SF映画は今やハリウッドではドル箱ジャンルですが、この邦画の
状態は本当に情けない。
結局、着ぐるみ怪獣物しか撮れないっていうことなんでしょうかね・・・
549名無シネマ@上映中:03/05/09 21:52 ID:58Ug5jB/
>>548
小松左京はSF作家寸評で「ブルドーザー」って言われたくらい、
人を集めて何かやるパワーはすごいんですよ。親分肌。
世界SF会議、BBJ、花の万博。
問題は、BBJのように、集められた人間が力負けしてたり
気後れしたりして、凡庸なものができる点。
小松だって一人だったら「日本沈没」のようにどんどん力を
注げるのにって思ってるでしょう。でも人を集めてやるのは、
人に育って欲しいからだとインタビューで言ってたことがある。
今のところ小松に匹敵する人材は出てないですね。
少なくとも日本では、大人物に育てられた中から大人物はなかなか
出なくて、外野から出てくる傾向があるようです。ここでも同じ
だったということかもしれません。

>どうでもいい小説
僕的には『首都消失』『虚無回廊』あたりもなかなかだと
思ってるんですが・・・
あなたがあげてるのは初期作ばかりなので、あなたが古典崇拝者
だったら、しかたないです。
550名無シネマ@上映中:03/05/09 22:09 ID:2Q62VWYO
首都消失は原作もむにゃむにゃ。

スケールが大きそうにみえて、実はいつもの密室会話劇。

朝倉みな・・・じゃなくて達也が主人公のはずが、途中で田宮さんが主役になっているのがナイス。この人(と武田部長)はおそらく
小松左京本人。
551名無シネマ@上映中:03/05/09 22:14 ID:JABYagCi
>>549
ちょっとニュアンスが間違って伝わっているかもしれませんけど、
確かに小松左京は日本SF界において絶大な影響力を持っていると思いますよ。
それに親分肌かも知れない。
面倒見もいいし、企画力も実行力もあったとは思います。、

でも、今の日本のSF界は小松左京で止まっちゃっているんですよ。
左京が悪いというより、左京で止まっていることが問題だと思っているわけです。

日本のSF作家といえば小松左京、SFイベントでも小松左京、
SF監修でも小松左京・・・
別に小松左京は悪くないとは思います。
しかし、偉大過ぎるがゆえかとにかく後が出て来ない。

わたしは仕事の関係で日本SF大賞(SF大会ではないです)にも顔を出したり
しますが、神○長○とかがいかにも左京のゴマすり取り巻きになっていて
眼を覆わんばかりの状況です。

BBJの頃はまだ左京全盛期だったから左京主導になるのは致し方ないとは
思いますが、今現在、左京のお株を奪うような人材が皆無なのは残念に思います。

> 僕的には『首都消失』『虚無回廊』あたりもなかなかだと
『虚無回廊』はいいですね。
私の評価が左京の小説に辛いのは単に傾向の違いもあると思いますので、
主観が大いに入っていることは改めて強調してしておきます。

> あなたが古典崇拝者だったら、しかたないです
勘弁してください(笑
わたしは昨今のライトノベルも好きだし評価する人間です。
古典崇拝者は正当SF小説ファンに圧倒的に多いと思いますが。
552名無シネマ@上映中:03/05/09 22:15 ID:RNArH/x7
小松左京のショートショート集が星新一より凄いと思ってるのは俺だけか?
553名無シネマ@上映中:03/05/09 22:59 ID:6AfMdu+s
個々の作品の出来不出来はともかく、世間的に言う小松左京という作家
の本領は、いわゆる擬似イベント物と呼ばれる社会性をともなった
空想小説にあるのではないかな。
「日本アパッチ族」でデビューし、「復活の日」という世界的に見ても
高水準な滅亡小説を物し(SARS騒動なんか見ててもこれを思い出す)、
「日本沈没」というインパクトのある設定で人々を瞠目させた。

こういう地に足の着いたシチュエーションに、奇想を組み合わせた内容
に、力技とも言うべき情報収集能力でリアリティを付加するのが物凄く
達者で、世間もそれを認めていた。

そういう意味では、未来の地球社会や外惑星圏における宇宙生活の
ようなシチュエーションは本来的な意味での「小松左京の土俵」では
なかったのだと思う。
丹波哲郎の総理大臣は許せても、森繁の地球政府大統領は許容でき
ないのだ。
554名無シネマ@上映中:03/05/10 00:04 ID:0b2J4nz9
結局日本のSFはコミックとアニメしか
世界に受け入れられなかったな。
「復活の日」なんて20年ぐらい前に読んだときほんとに
本格的なSFとおもったけど、
今思えば翻訳ものによくある
文体と展開だったような気もする。
555名無シネマ@上映中:03/05/10 01:48 ID:IE4ct7/l
555げとー
556名無シネマ@上映中:03/05/10 03:18 ID:UQTYIaDo
>553
>そういう意味では、未来の地球社会や外惑星圏における宇宙生活のような
>シチュエーションは本来的な意味での「小松左京の土俵」ではなかったのだと思う。

太陽系社会を「2001年」並のテーマとして描写するには、
余りにも予算と人員と時間が・・・
ということに、何故気が付かなかったのか??

結局何が描きたかったのか?媚びばかりで、見失っている。
小説家としてもこれでじゃ、いけないと思いますね。
557名無シネマ@上映中:03/05/10 03:58 ID:9nai/II5
>>545
> 「妖星ゴラス」→「さよならジュピター」

コレ縮小再生産なんだ…
558UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/10 04:06 ID:rIiDq769
>>552
「牛の首」「くだんのはは」なんかいいね。SFじゃないけど。
559名無シネマ@上映中:03/05/10 04:20 ID:bQzrAUFy
>558
そんな話は読んだこともない。
560名無シネマ@上映中:03/05/10 08:54 ID:W7lCTWIm
>>558
 ホラー的な展開の中に哀感をも感じさせる
 いい話だったな。
 語呂遊び的な要素まで含んでるあたり余裕
 たっぷりだ。
 
561名無シネマ@上映中:03/05/10 11:35 ID:RZU7MUKT
>>547
勝手かもしれんが思い込みではない。
当時の状況知らない人間が今の視点でしか見なければ
そりゃ悪口しか出ないだろう。
そりゃまずい所もあったが、惑星大戦争から5年で
ジュピターくらいまで特撮レベルが上がった事は、
当時はそれなりに喜んだ。
ただひでえひでえと言ってる連中には分からない
思いだろうよ。
562名無シネマ@上映中:03/05/10 11:47 ID:9nai/II5
>>561
思い込み断言厨房逝って良し
563名無シネマ@上映中:03/05/10 12:30 ID:QTWfAHic
>>560
語呂遊びって「くだん」のこと?
これ、神戸の辺りで戦後実際に噂された有名な都市伝説だよ。
564名無シネマ@上映中:03/05/10 12:45 ID:W7lCTWIm
>>563
「九段の母」と「件の母」をかけてるって意味ですが
565名無シネマ@上映中:03/05/10 12:56 ID:ZKimrUSU
<日本SF大賞(中略)眼を覆わんばかりの状況です。

そもそも“アンチ小松”を標榜している(SF)作家っているんですか?
アンチ早川派(小松先生含む)はいまもいるでしょうが…。非常に気になります。
できれば解説希望よろしく。

566名無シネマ@上映中:03/05/10 13:06 ID:u4cbMC+n
>>561 当時の状況で失望しましたが、何か?
567名無シネマ@上映中:03/05/10 13:11 ID:TqwMuDZH
>>561
547の一行目って、正しくないですか? だって、このスレに書き込んでる
人の多くがリアルタイムで「BBJ」見てるみたいだし(平均年齢高そう)。
当時の状況知らない人間が今の視点でしか見てないような書き込みは
殆どないと思うけど。
568名無シネマ@上映中:03/05/10 13:13 ID:QTWfAHic
>>564
ああ、そうか。
今初めて気が付いたよ(w
569名無シネマ@上映中:03/05/10 15:41 ID:5bVX+Kp2
 小松の長編って読み終わってもなんかすっきりしない。
あれ、あの設定は説明してくれるんじゃなかったの?
謎出しただけ?ってのが多くて。
 そうでなくて、これはすげーってのある?
570551:03/05/10 15:58 ID:kSCDdFPv
>>565
アンチ小松左京って言ってしまうとまずSF作家協会内で肩身が
狭くなりますよね。
となるとSF作家協会外の正統派SF作家で・・・ということになってきますが、
現実的にはそれでは成り立ちません。

ライトノベル出で正統派SF書いている野尻抱介氏などはSF大会などを
冷ややかな眼差しで見ていますが、アンチ左京というほどのことでも
ないでしょう。

結局のところ現実を見た場合、アンチ左京とまで言ってみても何も面白くも無いし、
メリットも無いし、アジテートにもならないのが今の日本の正統派SF小説の世界
だということでしょうか。
もう、廃墟みたいな世界ですよ、まったく。
正直、最近じゃ日本SF大賞選ぶのでさえネタ不足に陥っているくらいです。
571名無シネマ@上映中:03/05/10 17:36 ID:5Zd26a8u
>>549
小松左京はSF作家寸評で「ブルドーザー」って言われたくらい、
人を集めて何かやるパワーはすごいんですよ。親分肌。
世界SF会議、BBJ、花の万博。

なんだか、田中角栄みたいだな。。
あの人も「ブルドーザー」って言われてた。。
572名無シネマ@上映中:03/05/10 17:43 ID:5Zd26a8u
>>560>>563
>語呂遊びって「くだん」のこと?
>これ、神戸の辺りで戦後実際に噂された有名な都市伝説だよ。

へーー、口裂け女みたいなやつ??
573名無シネマ@上映中:03/05/10 18:07 ID:kSCDdFPv
>>572
くだん、牛の首はオカ板では禁句
理由:誰でも知っている超既出都市伝説だから
574 :03/05/10 19:20 ID:TCcXajIv
関係ないけど、「ザ・コア」の脚本家が昔ケーブルテレビで見た日本特撮映画
からヒントを得たってスターログに書いてあったな。「地球防衛軍」かな?
575名無シネマ@上映中:03/05/10 19:46 ID:F2k6lH5W
「妖星ゴラス」だろ
576名無シネマ@上映中:03/05/10 20:53 ID:0b2J4nz9
小松左京は
「コンピューター付きブルドーザー」と当時言われてました。
小説家にむかってただの「ブルドーザー」じゃ悪口でしょ。
21世紀になった現在では軽自動車にもコンピューターが
ついてるけど25年前rならほめ言葉だね。
577名無シネマ@上映中:03/05/11 01:29 ID:qutx3QJs
「コンピューター付きブルドーザー」は田中角栄の方が先じゃないかな。
578名無シネマ@上映中:03/05/11 02:57 ID:WTsEO08d
ブルドーザーはSFという原野を切り開いたという意味で付けられたんだろ。
579名無シネマ@上映中:03/05/11 02:59 ID:GcNZCTag
コマツっていうメーカーがあったからです
580名無シネマ@上映中:03/05/11 04:46 ID:jHbOf9fC
>>561
どうでもいいけど「惑星大戦争」が77年、「さよならジュピター」が83年
(劇場公開は84年3月)。 したがって両者の間には6年強の間隔がある。

と言うか、「惑星大戦争」が77年作品として出来が悪すぎる。 当時リアルタイム
で観て、「コレで本当に「宇宙大戦争」から18年もあとに作った映画かよ」
と思ったけどね。

「さよならジュピター」は無駄が多すぎる。特撮の出来はさておいて、シナリオが
悪い。
581名無シネマ@上映中:03/05/11 05:24 ID:f8mDFCyX
かんけーないけど、
「緯度0大作戦」が見たくなってきたぞぉ
などと話をさらに横に振ったりして(^^
582名無シネマ@上映中:03/05/11 05:26 ID:vxJrpz9z
>580
東宝特撮は退化しているのです。
583名無シネマ@上映中:03/05/11 12:43 ID:eGEAzBSd
オレも結局、脚本だと思うな。予算の問題はあろうが、技術はなんとかなる。
584名無シネマ@上映中:03/05/11 13:14 ID:3CxDzvWz
長い原作を持つ映画で過不足なく?もしくは映画的に巧くまとめた映画ってどんなのがある?

「復活の日」は南極と中南米大遠足にメインヴィジュアルを持っていった分難を逃れた気もするが
「日本沈没」・・・ケルマディックをちゃんと出せよ!な端折り過ぎ
「ロード・オブ・ザ・リング」あたりはかえってもうちょっとハショレ!とか思ってしまう。
「ハリポタ」あたりはそもそも映画化するな!と
「ハンニバル」・・・別物な上にテレビ版であのシーンをカットしたら一体何が残るのだろう

巧く端折ったな・・・は「羊たちの沈黙」とか「レッドオクトーバーを追え!」ぐらいしか思い当たらん。
585名無シネマ@上映中:03/05/11 13:37 ID:yzeORk3B
>>584
デッドゾーン
586名無シネマ@上映中:03/05/11 13:44 ID:HVSZduJi
「レッドオクトーバー」は原作ファンとしてはちょっと端折りすぎたんじゃないのって感じだったが、
同時に、まぁ仕方ないかという気もした。
あと「エレファントマン」の原作というのも長いらしく、最初の脚本では
上映時間が5時間を越えるものだったらしい。それをうまくまとめた手腕を買われて、
デヴィッド・リンチは「デューン砂の惑星」に抜擢されたのだが、こっちは完全に裏目に出た。
587名無シネマ@上映中:03/05/11 14:07 ID:eGEAzBSd
>>584
リング
588名無シネマ@上映中:03/05/11 14:22 ID:J5a4lOIX
>>584
出てるけど「復活の日」はいいと思う。
原作の味をあまり壊さず、いい映画に仕上げたと思う。
小説は小説ならではの表現が凄くいいんだけど、
映画版は映画の持つ力=視覚的表現力をかなりうまく引き出したんじゃ
ないかな。

突っ込みどころはあるにせよ、何と言っても本物の迫力はすばらしい。
遠景の潜水艦と輸送船の絵なんか、テーマの乗りもあって涙が出るほど
染みたな・・・。

こないだDVD買って見たばかりだから、まだかなり余韻を引きずって
書いてますが。
589名無シネマ@上映中:03/05/11 14:23 ID:RgAOKpcF
>543 >544
「夢」の富士山爆発シーンはILMの特撮だとさかんに宣伝されたけど、
実際は国内で合成(デンフィルムだったか東京現像所だったか?)した、
何かに書いてあった。
ILMに依頼したのは確かだけど、実際に上がってきたフィルムは合成が
ガタガタでとても使いものにならなかったため、結局日本側で撮りなおしたんだとか。
590名無シネマ@上映中:03/05/11 15:33 ID:rMLQehn9
>>589
きいたことないな。

絵のなかにはいる話はハイビジョン合成。あそこだけ絵が荒い。
591名無シネマ@上映中:03/05/11 15:45 ID:yzeORk3B
教団のマスコットの名前が「タマちゃん」じゃなくてよかった。
592名無シネマ@上映中:03/05/11 16:12 ID:qcJCImy1
今地球に迫っているつう星は「ゴラス」であって欲しかったけどな。
593名無シネマ@上映中:03/05/11 16:24 ID:eGEAzBSd
>>591
むしろ神。
594UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/11 16:39 ID:oIlcZ5Kr
>>589
『あれは昭慶爆発だ』by あさりよしとお
俳優としての、いかりや長介にお目にかかれるようになったのも
「夢」以降じゃなかったかな。
>>588
『復活の日』は、生頼範義によるイメージボードが効いている。
>>374で挙げられた日本映画のうち、しっかりイメージボードや
絵コンテなど作ってある映画は何%くらいあるものやら。
595名無シネマ@上映中:03/05/11 17:08 ID:qutx3QJs
>>584
「戦場のメリークリスマス」の脚本
原作を読んでいるだろう英国人俳優が絶賛。
596にゃお〜ん:03/05/11 20:00 ID:orPfHeTG
>>580
>と言うか、「惑星大戦争」が77年作品として出来が悪すぎる。 当時リアルタイム
>で観て、「コレで本当に「宇宙大戦争」から18年もあとに作った映画かよ」
>と思ったけどね。

「惑星大戦争」はスターウォーズが日本で公開されるのに1年ほど
タイムラグがあったのを利用して、その間に公開しようとあわてて
作った作品だから、撮影期間も特撮にかける時間も極端に短かった
らしい。何週間とかいうレベル。 まぁ時間をかけてもどうしようもない
作品だったとは思うけど。

前スレでちょっと出てたけど、こんな作品を作った連中が、どの首晒して
スターウォーズを非難してたのか、非常に興味があるなぁ


>>582
>東宝特撮は退化しているのです

というか、東宝特撮が円谷の技術を継承していくにおいて、特撮
技術の向上を規模の拡大でしか表現出来なかったことが原因だと思われ。

どっかで読んだけど、金かければミニチュアとか精巧にできるから、
見た目は派手になっていったのが60年代黄金期の東宝特撮作品で、
邦画が衰退して金が掛けられなくなってボロが出てきたのが70年〜
80年代の作品だとか……
597名無シネマ@上映中:03/05/11 21:12 ID:qutx3QJs
>>596
『惑星大戦争』は監督が福田純ですか。読んだことないけど本出てるよね。

東宝映画100発100中! 映画監督福田純
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898300634
598名無シネマ@上映中:03/05/11 22:23 ID:+I3RJp9U
>>597

福田純さんに関しては、この分野の映画を演出するのが不得手だったんじゃないかな?
「若大将」とか「100発100中」なんかはタルイ割に普通に観れたし、
初期の「電送人間」も安っぽいアイテム満載の後半部を目をつぶればOKだし。

ところが宇宙人とか海底人とかが出てくると途端につまらなくなるんだよね。
「ゴジラ対ガイガン」「ゴジラ対メガロ」「エスパイ」あたりはシナリオと演出
でもっと面白くなりそうな気がするんだけど。

中野特撮は大雑把な福田演出をカバーするどころか助長してしまっていたな。
599名無シネマ@上映中:03/05/11 23:30 ID:ik7LwiDj
福田純の真骨頂はアクション物だと思う。それも上にSFとか、下にコメ
ディとかつかない「野獣都市」みたいな純然たるアクション。
600にゃお〜ん:03/05/11 23:55 ID:o1ql9Xbc
ところで基本的な質問で申し訳ないけど、どうして「さよならジュピター」
は中野昭慶が特撮の監督じゃないの? 直前(?)ゴジラでは彼がやって
るけど、その間に世代交代でもあったのかな?

でも中野昭慶の特撮って正直好きじゃないんだよなぁ。
ミニチュアをさらに”小さく”見せる演出が多くて……
601名無シネマ@上映中:03/05/11 23:57 ID:3CxDzvWz
「エスパイ」は面白いと思うよ。
マジでCGバリバリでリメイクして欲しい。
続編でもいい。
超能力と秘密兵器組み合わせて世界を又に悪に挑むコンセプトでね。

って、うーんX-MENじゃんか
602名無シネマ@上映中:03/05/12 00:38 ID:oRvzhmAf
>>601
主演は藤岡弘と由美かおるで決まり!
603名無シネマ@上映中:03/05/12 01:10 ID:IkM+klXi
>>600
ゴジラ(1984年末公開)のほうが、ちょい後だよ。
まあ、別に当時も中野さん以外にも特撮の人はいたでしょう。
川北さんの方がメカものは得意だったんじゃないかな?
出来はともかくとして。。
604UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/12 01:16 ID:Up+DR61+
>>600
中野昭慶氏は『日本沈没』の特技監督。
興行的には成功だったが、原作者の小松左京は多くの不満を持っていた
らしい。川北氏の起用はあまり多くない当時の選択肢を考えた上での
ことだろう。
605名無シネマ@上映中:03/05/12 01:44 ID:IkM+klXi
>>572
小泉八雲(ハーン )
(平井呈一訳)『日本瞥見記』(下), 第23章「伯耆から隠岐へ」
「クダンをご存知ありませんか? クダン(件(くだん))というのは、顔が人間で・・
中略・・「それがね、なんでも剥製の件だったそうでね。わたしは見ないから、
どんなふうに出来ていたものか申しあげられないが、なんでも大阪から旅回りの
見世物師が境へ巡業にきて、虎だの何だの、いろんな珍らしい動物をもってきたなかに、
その剥製の件があったんですな。そいつをもって、出雲丸で美保の関へやってきた。
と、汽船が入港したとたんに、にわかの突風です。神社の神主たちが、これはなにか不浄のものを
――死んだ動物の骨か何かを町へ持ってきたから、神さまがお怒りになったんだというんで、
香具師(やし)の連中は船から上陸することを許されずに、そのままその船で、境まで送り返されたそうでしてね。
ところが、連中が行ってしまったら、とたんに天気が晴れて、風がぴたりとやんだもんだから、土地の人達は、
やっぱり神主のいったことは本当だったと思ったというんですよ」

606名無シネマ@上映中:03/05/12 01:49 ID:NBu0XAuX
>600
中野昭慶は小松左京が要求したような海外の最新テクノロジーについては
門外漢だったからだと思う。一方の川北紘一は特撮マニアで海外の技法に
ついてもよく研究していた。
607名無シネマ@上映中:03/05/12 06:07 ID:tAlPaZLk
>>600
中野昭慶さんの特撮が足を引っ張ってた映画って多いと思う。
「日本沈没」の嘘臭い特技演出もそうだけど、「東京湾炎上」「ノストラダムスの大予言」
なんかもワンパターンでシラけたなあ。(「エスパイ」は上手くいってたと思う。
中野さんは大規模な特撮は苦手だった様だ)

しかし「ゴジラ」で相変わらずの自動車誘爆、「首都消失」でお得意のガスタンク
大爆発をやってるので、「ああ。これはこれで正解なのか」と思えてしまう・・・。
608名無シネマ@上映中:03/05/12 09:33 ID:eLkFvFu5
中野さんは、無知なんだけどそれを隠さないタイプ。
川北さんは、割にペダントリーなタイプ。
609もろうさぎ:03/05/12 09:34 ID:gKb8JMqw
              ,.-、
           /.n l  /⌒ヽ
             | l l | ,' /7 ,'
        , '' ` ー ' '-' /
       /  、_,       `ヽ  
         l   , .-. 、`´    l
         ヽ  ヽ ̄フ     / やっぱもろ〜〜〜!
        丶、 ̄____,/
         /  ,. - 、  ) http://www.dvd01.hamstar.jp
      (( ( n ([N],ハ_う
         ゝ)ノ  ̄   ヽ
            /   _   l ))
            〈__ノ´   `(_ノ

610名無シネマ@上映中:03/05/12 09:54 ID:8ThCbtui
84年当時、中野監督は「日本沈没」や「連合艦隊」などのヒット作で
東宝の上層部に信用されてたんだけど、「ガイガン」「メガロ」なんかの
低予算な仕事のせいで、特撮マニアからの信頼は低かった。
特撮大会で復活ゴジラの概要が発表された時に、
中野監督の名前でブーイングが起きたぐらいだから(w

それに対して川北監督は、「ヘドラ」の鉄骨通り抜けカットや
TV版「日本沈没」なんかで特撮マニアからは絶大な支持を受けていた。
・・・今となっては遠い昔の話のようだが。

東宝の上層部としては、超大作として興収的に外せない復活ゴジラは中野で、
ある意味SF作家の道楽でマニア受けの必要なBBJは川北で、
という使い分けだったんだと思う。結果的に、その判断は正解だったと思うよ。
611 :03/05/12 14:52 ID:8unKHI01
>>589
『夢』の富士山爆発スーパーバイズはケン・ローストンだよね。
ガタガタで使い物にならなかった…って、んな事はないでしょ?
612名無シネマ@上映中:03/05/12 21:39 ID:PJckTGuf
えらいマニアックな展開になってるな。ついていけない。
613名無シネマ@上映中:03/05/12 21:51 ID:qjgbN/Bi
>>610
そうだね。 でも中野さんの「さよならジュピター」も観てみたかった・・・

最後の銃撃戦なんか必要以上にセット壊し捲りになっていただろうな。
614にゃお〜ん:03/05/12 23:12 ID:ehGVaQxP
>>607
>「ゴジラ」で相変わらずの自動車誘爆

うん、確かにこのシーン最悪だったなぁ。この直後の新幹線線路から
見上げたゴジラのカットも、単に線路のミニチュアからゴジラにカメラ
を向けただけだったし……

#1954年のゴジラでは、品川に上陸したゴジラを機関車から見るとき
#はちゃんと橋をくぐってたりと工夫してたよね、たしか。

特撮マニアからブーイングというのも判る気がするなぁ。


>>610
>それに対して川北監督は、「ヘドラ」の鉄骨通り抜けカットや
>TV版「日本沈没」なんかで特撮マニアからは絶大な支持を受けていた。

そのころ、流星人間ゾーンとかも撮ってますな>川北紘一
でもTV版「日本沈没」は川北紘一以外にも特技監督いるみたい
ですけど、彼が高評価となる演出があったんですかねぇ?
615名無シネマ@上映中:03/05/12 23:58 ID:fIqnSKaU
糸がみえるスーパーX・・・
616名無シネマ@上映中:03/05/13 00:01 ID:CckslXKm
福田監督も中野監督も辛い時期を乗り越えてきたんだから・・・って
口パクやジェットジャガーの設定や目玉のでかいゴジラを好意的にはとらえられないが。

84年版のゴジラのスーパーXについて確か中野監督は
「通常兵器しか搭載していない設定だったが夜間のシーンだったので
レーザー光線を加えた」みたいなインタビューがあってソレはソレで良い事をした!と
そのときは中野監督は(・∀・)イイ!! 人だ!そう思った。
84年の新宿の高層ビル街は出来が良かったと思うし弾道のCGも当時としてはカコよかったよ。

でもさ。
核衛星は糸で吊られ偵察機も糸で吊られていた。
出来の良い新宿の高層ビルはゴジラの枕にしかなっていなかった。
確かデカイものが倒れるとき三つに分解しながら倒れる・・とかなんとか
そんなもの見る方はどうでもよくて、ド派手にぶっ壊れてくれればそれでヨイのにな、とか思った。
その点、川北監督は同じ場所でw、ド派手に都庁をぶち壊してくれた。

見せ方という点では川北監督の方がうまいかな
617名無シネマ@上映中:03/05/13 00:08 ID:5A2DJe7N
何故、84ゴジラ冒頭の漁船のシーンを誰も褒めない?

ありゃー、鳥肌ものだっただろうが。
618名無シネマ@上映中:03/05/13 00:40 ID:WhI7QtlK
>>616
みんなががっくりくるのは
「スーパーX」ってネーミングするセンス。
すべてをそのセンスが物語ってるのは
年代からすればレトロなはずの
サンダーバードやら謎円のメカ群にさえ負けてるのを
みればわかるよね。
619UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/13 00:43 ID:kCgIQJXt
>>616
 中野昭慶氏の特撮は、派手で演出がメリハリがあるときが生きてくる。
理屈じゃない破壊シーンはイイ!と思う。「ゴジラ対メカゴジラ」'75年版
なんか、メカゴジラ自体も中野監督原案だし、佐藤勝氏の音楽とあいまって
最高だったと思う。
620名無シネマ@上映中:03/05/13 00:53 ID:lkV+PJqg
>618
いかにもバカ役人やバカ政治家が考えつきそうなネーミングで、
かえってリアリティを感じてしまいましたが。(w
逆に新幹線が納得いかねぇ。震度3でも止まる新幹線が、
ゴジラが暴れてる有楽町になんで突っ込んでくるんだよ。
絵的に「新幹線をつかむゴジラ」がやりたかったんだろうけど
おかげでストーリーの説得力の一つが消えた。
621名無シネマ@上映中:03/05/13 01:00 ID:wAdveGor
>618
家庭用ゲーム機に「X」をつけてしまふ某外人のセンスと同じですねん。
確かに、すーぱーXより謎円なんかのほうが遙かにいいね。
「世界大戦争」の軍事メカも、リアルでかっこよかったよ。

やっぱドカチン特撮から脱却せんとね・・・
622名無シネマ@上映中:03/05/13 01:07 ID:/fR+QFwU
スーパーSEX!!






















という2chらしいボケをかましてみる、初夏の日
623名無シネマ@上映中:03/05/13 01:28 ID:5A2DJe7N
>>622
そのシャレ、撮影現場で実際に金子信男が言ったらしい。
624名無シネマ@上映中:03/05/13 01:52 ID:WhI7QtlK
強力レーザー兵器を使うなら、新幹線止めて蓄電するとか
原発から送電するとかもうすこし凝って欲しかった。
通常兵器つかうならあんなでかい的は全弾命中が普通なんで
外れたほうの理由に凝って欲しい。報道のヘリに誤爆するとか。
ブラックホークダウンみたいなゴジラやガメラもいいなあ。
現代の兵器でてこずる理由をみたい。
あるいはとりのこされた人たちを救出するはなしとか。
巡航ミサイル100発ぐらいかってに米軍が発射するとか。
625名無シネマ@上映中:03/05/13 01:55 ID:HLn1idRp
>>616
あの新宿のセットは凄いよね。60年代東宝特撮並みのセットが建ったのは、あれが
最後では?
>>620
新幹線が走っていることじたいがおかしい訳で。54年ゴジラの時代じゃないんだから。
>>623
いまググったら、出てるんだね。つーか、キャストがムダに豪華なんだよね、この映画。
626名無シネマ@上映中:03/05/13 04:21 ID:HExvyk9k
スーパーXはジュピターの縁でオガワモデリングに秘密メカの製作以来が
あって、デザインを始めていたら、いつの間にか美術の井上さんが勝手に
あれを作って持って来ちゃったらしいぞ。そりゃ、中野監督断れんわな。
627名無シネマ@上映中:03/05/13 06:36 ID:KKVCzLC/
リアルなゴジラを追求してる筈の映画で「スーパーX」って・・・。

ゴジラも殆ど暴れてなかったが、まあアレはあの映画なりの「リアリティ」
だったのかも。

この映画では「ジュピター」以上に細かい場面に粗が目立ったんだよね。
田中健・沢口靖子・夏木陽介が閉じ込められたビルの空撮ショットのお粗末さは、
劇場内の子供たちが失笑してたぞ。

井浜原発でゴジラが「食事」するシーンでも、実に余裕で放射能測定機を覗いてたり
して緊張感無し。
「濃霧の為ゴジラ発見が遅れて・・・」ってのもなぁ・・・。
628名無シネマ@上映中:03/05/13 08:23 ID:a4JjJ/wz
>>607
>しかし「ゴジラ」で相変わらずの自動車誘爆
相変わらずも何も、あのカットは「ノストラダムスの大予言」
だったかからの流用だよ。

俺は物心ついてからの、劇場での特撮初体験が「日本沈没」
だったからね、強烈な中野特撮の洗礼を受けたわけだ(w
東京大地震のシーンのインパクトが強すぎて、問題の
日本列島俯瞰シーンなんかは全然印象に残らなかったね。
629名無シネマ@上映中:03/05/13 08:58 ID:tPGZS1YI
>>628
>東京大地震のシーン

オレは、ホンモノの自衛隊ヘリコプター部隊の発着シーンだけでビクーリしたよ。
よくぞ協力させた! 皇居に群衆が押し寄せて、タンバが「宮城の門を開けてください!」
と電話する場面も、「日本人と天皇制」の意味を考えさせてくれる名場面だよね。
他、富士山大噴火など、モブシーンはなかなかのものだった。本編班は頑張ったと思うよ。

もちろん、中野特撮も、ミニチュア丸出しだけど、なかなかにダイナミックだったと思う。
630名無シネマ@上映中:03/05/13 10:51 ID:I+B8pL0H
確かにダイナミックではあったね。
「日本沈没」の東京大地震のシーンは、
山の手のマンションなどが自重で内部に向かって崩壊する、
高速がドミノ倒しになる、
というように、それなりの科学的考証とリアルさを追求して撮られた。
怪獣映画とは違う特撮として、新鮮だったんだ。

しかしやはり、アノ衛星俯瞰のシーンは、手間がかかってるだけに残念。
631名無シネマ@上映中:03/05/13 12:03 ID:5zCiYQ5l
>620
>いかにもバカ役人やバカ政治家が考えつきそうなネーミングで、
>かえってリアリティを感じてしまいましたが。(w

俺も同感だ。藁。
あの名前は妙にリアリティある。
ムーンライトとかガルーダなんかよりも遥かに・・・
糸で吊ったスーパーXがビルの間を飛んでくるシーンはド迫力音楽のおかげで
返って笑ってしまった。


632名無シネマ@上映中:03/05/13 15:56 ID:69SBjD7M
>年代からすればレトロなはずの
>サンダーバードやら謎円のメカ群にさえ負けてるのを

ITC系のメディングスを超えるメカデザイナーは今日に至るも
一人も登場してないと思いますが、なにか?
いくらなんでも、比較の対象が高過ぎて勝負にならない。
633名無シネマ@上映中:03/05/13 20:17 ID://HoZ4xE
スーパーX2の緑色のボディにTB2の面影を見・・・ないな
634名無シネマ@上映中:03/05/13 20:24 ID:7VTW4EBK
正月映画なので、メカ鏡餅をだしたのかと、数年たってカビが生えたにかと。
635名無シネマ@上映中:03/05/13 20:26 ID:7VTW4EBK
>にかと。
 のかと。
636名無シネマ@上映中:03/05/13 20:29 ID:6isN3SU+
>にかと
 にかく
637名無シネマ@上映中:03/05/13 21:29 ID:5A2DJe7N
『首都消失』は、雲海の特撮 だけ は良かったなぁ・・・。

と言ってみるテスト。
638名無シネマ@上映中:03/05/13 21:39 ID:LAwkjip/
>>637
メラメラ燃えながら飛ぶ飛行機は脱力したな。
639名無シネマ@上映中:03/05/13 22:55 ID:m5s3H+XM
映画は糞だったがこのスレは面白いな。
なんでみんなそんな馬鹿みたいに詳しいんだ?
640名無シネマ@上映中:03/05/14 00:44 ID:+GSqFJe9
>>626
戦犯はここだったのか(w!オガワモデリング
ここは、政府関係のイベント用の模型とかも作ってるから
ちゃんとした図面や写真があると驚くほど短時間にリアルな模型も
つくってくるよ。ただ打ち合わせに来るやつが子供っぽいものを
指示して、大昔の戦隊ものの子供だましメカをつくらせることも
あった。監督が直させればよかったんだよ、スーパーX!

日本にかぎらず子供っぽいものつくるやつがかならずいるから
本職にやらせればいい。2001のキューブリックは宇宙ステーションのロビーは
ヒルトンホテルにデザインさせたらしいし。
641名無シネマ@上映中:03/05/14 01:17 ID:l6b676ho
ホテル会社って建築デザイナーでもあるのね。
642名無シネマ@上映中:03/05/14 01:24 ID:+GSqFJe9
>>641
シャトルも機体はボーイング、シューズやボールペンなど
設定上でてくる製品はその当時第一人者の企業に
21世紀にあんたの会社が発売してるデザインでよろしくと!
デザイン発注したと書いてあるね。コンピューターはIBM
シャトルの運行は今は無きパンナム。
643名無シネマ@上映中:03/05/14 01:54 ID:LQ38aHZ0
>>642
いやいや、「さよならジュピター」だって馬鹿にはできないぞ。
なんたって宇宙船のコクピットの椅子は、理容機器の世界トップメーカー
タカラベルモント社から提供された、当時最新の「床屋の椅子」だ!!
644名無シネマ@上映中:03/05/14 09:38 ID:KsfAYJQH
>>640
>>626を読み間違えてない?
オガワモデリングに発注してたのは使われなかったみたいだよ。
645名無シネマ@上映中:03/05/14 14:43 ID:TtLMvtzO
646名無シネマ@上映中:03/05/14 17:32 ID:R/glPKok

こういうふうにリメイクを切に願っている人がいるということを総監督に教えてあげろ

如何に人間の要らないドラマだったか再認識しました。
647UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/14 19:36 ID:gntGiHur
>>646
「妖星ゴラス」のリメイクきぼーん。
 BBJはいらね。
648名無シネマ@上映中:03/05/14 19:51 ID:A7/6OvXz
「幻の湖」と「さよならジュピター」、どっちのDVDを買おうか迷うよな。
649名無シネマ@上映中:03/05/14 19:55 ID:TWPsDodj
買うなよ・・・。
650名無シネマ@上映中:03/05/14 20:02 ID:8FI8M+kM
迷うなよ…。
651名無シネマ@上映中:03/05/14 20:33 ID:I+GOQ7us
両方買えよ…。
652名無シネマ@上映中:03/05/14 20:35 ID:jmfQ/PbT
両方買ってやれよ…
653名無シネマ@上映中:03/05/14 20:35 ID:KsfAYJQH
氏ねや…。
654名無シネマ@上映中:03/05/14 20:40 ID:QAaffpRw
本日9時より、CS日本映画専門チャンネルで放送だよ!
655名無シネマ@上映中:03/05/14 21:43 ID:AJR/DonY
借リロ。
656名無シネマ@上映中:03/05/14 23:54 ID:cO4HQjyy

↓こんなのが出たら買うか?

DVD『首都消失』

・本編ディスク
デジタル・コンポーネントマスターをスクィーズ収録。
オリジナル音声、5.1chリミックス音声(DD、DTS)
小松左京氏のオーディオコメンタリー収録。

・特典ディスク
予告編、TVスポット
公開当時のメイキング特番収録

定価5千8百円(税抜)

微妙だろ(w
657名無シネマ@上映中:03/05/15 00:26 ID:EAMRpvVB
ハリウッドプライスでも欲しくない
658名無シネマ@上映中:03/05/15 00:55 ID:sQG9bkq4
だからさ〜。
ダメなものはダメ。
ゴミはゴミとしてきちんと忘却の彼方へ
うっちゃってやらないと。

659名無シネマ@上映中:03/05/15 01:48 ID:eSTBH2Yv
「ゴジラ(1984)」は、当時、小学生だった漏れには
リアルでワクワクドキドキ、大人味の映画で楽しめたが。
音楽も暗めでよかったね。w
新時代のゴジラって感じがしてた。当時は。。
その後再び、お子チャマ向け路線に戻って行ってしまったが。。
>>610
中野さんのBBJも見たかったね。確かに。
>>622
現場で金子信雄さん、ホントにギャグで言ってたらしい。。

>>628>>629
>東京大地震のシーン
「にぽんちんぼつ」初めて見たのはTVでだったが、迫力あったよ。
ときょー大地震のシーンは衝撃的だった。皇居のシーンも、とても印象的。
そういう口コミもあって大ヒットしたんだろう。当時
まあ、これ以上ないくらいチカラ技なムービーだが。。
同じパニクものでも、ハリウッドなんかにはない
にっぽんじんの血がドクドク流れてるような映画だよ。
660名無シネマ@上映中:03/05/15 03:16 ID:EAMRpvVB
そうなんだよな切迫感が違うんだよな。
まったくないもんなBBJ
小林桂樹のブチ着れた演技みたいなもんがBBJにはない。
テレビの「日本沈没」の特撮も面白かった
結構、凝ったミニチュアで京都辺りの神社仏閣がうまく再現されてた。
機雷につかまった「ケルマディック」を「わだつみ」が助けにいくみたいなシーンが印象にあったりする。
あの二隻の潜水艇、意外と好きだった。
661名無シネマ@上映中:03/05/15 03:27 ID:b02pAkRl
ところで、2001年宇宙の旅って公開当時は小松大先生にボロクソに言われてたってホントですか?
662名無シネマ@上映中:03/05/15 07:57 ID:INkJPXru
>>661
白井佳夫の映画本では、小松、星、某(忘れた)で対談しているが、
星新一がぼろくそ、小松左京は擁護派。非常に大人な発言。
663659:03/05/15 23:41 ID:ke1aNUjY
>>660
そう、なんでも名作って緊張感がある。
どうでもいいけど、見てぇーー!!TV版「日本陥没」
映画とは別物なの??DVD出ないかな。。

>>662
本国アメリカでも当時、評価がまっぷたつに別れたらしい。
名作というのは論争を呼ぶもんだ。
BBJは。。。
664名無シネマ@上映中:03/05/16 13:38 ID:pK9hr9ZH
元々東宝の特撮と言うのは(まあ円谷ともいえるが)、観客にミニチュアやセットと言うのを意識してもらい
”おお!!すげ―ぜ!!こんな精密なセット作ったんだ!”
と驚かせると言うのがあると思う(そのためミニチュアの撮影アングルがいかにも”ミニチュア”してるわけだ)。
ところがハリウッドのSFXは最初から”本物”として模型を見せる事に(観客に本物だと思わせる様に)
勢力を注いだわけだ。

要するに出発点が問題だったんだよね。
665名無シネマ@上映中:03/05/16 15:15 ID:eklDuI2Y
こんな寂れた映画のスレまで来てルアー釣りですか? 
666名無シネマ@上映中:03/05/16 19:02 ID:TFTyUbI2
>664

ハワイ マレー沖海戦はどうなるんだよ?
667名無シネマ@上映中:03/05/16 19:11 ID:yTnsyN2M
>>664
それは微妙に違う。円谷的ミニチュア・ワークについては、「円谷英二の映像世界」
の、村山匡一郎たちの論文を読んでみ。なぜ、日本的特撮が、ミニチュアくさいのか?
の謎は、そういう単純な問題ではない。
>>666
実は、ジョン・フォード+グレッグ・トーランドの「真珠湾攻撃」も、ミニチュアを
駆使したドラマ・ドキュメンタリーだったそうで、日米で似たようなことをしてた
という罠。

「ハワイ・マレー沖海戦」は、むしろ、本編の、当時の戦時下の風俗が面白いね。
実は、特撮ってちょこっとしか無いし。
668名無シネマ@上映中:03/05/16 23:45 ID:t2gZfVBp
オープン・セットも「ハワイ・マレー沖海戦」みどころ。
669名無シネマ@上映中:03/05/17 00:46 ID:RmWYzpFm
>>663
「日本陥没」は知らないが、テレビ版「日本沈没」ならDVD出てるよ。
3年くらい前だったと思うけど・・・。
670名無シネマ@上映中:03/05/17 01:40 ID:ayCPh//i
>>664
盆栽みたいなもんなのかなあ、日本人にとっての
ミニチュアって。わかる気がする。
671名無シネマ@上映中:03/05/17 09:54 ID:rlx33258
昔のモスラのダムの決壊シーンのミニチュアというか水圧てのは凄かった。
「大地震」や「スーパーマン」のダム決壊シーンなんて及ばないぐらい。
BBJのチャチなダム(決壊シーンではないが)なんかとは全然違う。
が、BBJで唯一のでかいミニチュアセット?だったりする。
でもこのシーン、メイキングのほうが出来が良かった記憶がある。
672名無シネマ@上映中:03/05/17 11:26 ID:ckIZtpdX
『ラドン』の岩田屋、これ最強。
673名無シネマ@上映中:03/05/17 11:56 ID:NzBRjeUV

メカデザインに関しては”スタジオぬえ”のおかげで
ハリウッドに引けを取らないと思う(スタジオぬえに対抗できるのは
シドミートぐらいだろう)。

674名無シネマ@上映中:03/05/17 12:02 ID:c6Uyk3lk
>>660
京都篇の特撮は確か川北監督だったような。
清水寺が鐘の音と共に崩れ落ちていくとことか。
675名無シネマ@上映中:03/05/17 12:51 ID:TJmEHYvQ
特撮しか眼中にない特撮オタクばっか。日本人は。
676名無シネマ@上映中:03/05/17 12:56 ID:qYC4uhbp
水を使った特撮は矢島信夫監督が名手。
「夜叉ヶ池」での鉄砲水シーンは最高だった。
「大予言 復活の巨神」でも後半の水使ったシーンは
良かった。
スローモーション撮影特有の水のドロドロした感じが
ほとんどないし。
677名無シネマ@上映中:03/05/17 13:22 ID:ayCPh//i
庵野が学生時代に撮った「帰ってきたウルトラマン」
やその後の赤井孝美の「八枝之大蛇の逆襲」
(特技は樋口、ガイナックスDVD)
を見ればミニチュアをハリウッド的に考えてたやつもいることがわかる。
日本はUCLAみたいな映画学校があまりないからな。
日芸はイベント監督監督養成所だし、
美大系はパクリ教育だし、大阪芸大はオタク系だし。
専門学校は2年しかないし。
学生時代の人脈が大事だよね。
社会に出たら妥協の連続で進歩が遅くなることが多い。
678名無シネマ@上映中:03/05/17 18:40 ID:SLeoRp4X
>>669
http://www.amuse-pictures.com/nippon/index1.html

五木ひろし『あしたの愛』
ワラタ。。どんな歌なんだ??
679にゃお〜ん:03/05/17 20:07 ID:Rq6lzhqM
SF板にも「さよならジュピター」関連スレがありますな
http://book.2ch.net/test/read.cgi/sf/980041064/

>>628
>あのカットは「ノストラダムスの大予言」だったかからの流用

そ、その映画は……ラスト某シーンのためビデオ出てないと思ったのですが。
だから確認しようにも。。。


>>616
>レーザー光線を加えた」みたいなインタビューがあってソレはソレで良い事をした!と

「さよならジュピター」は未来の話ですから、レーザー銃やら何やらが出るのは
(たとえ演出がダサいとは言え)全然問題ナッシングなんですけど、あのゴジラ
(1984年の奴)でスーパーXとかレーザー兵器とか現実にありえない兵器が
唐突に出てくるのは正直萎えるのですが、そういうのは私だけなのでしょうか?
680名無シネマ@上映中:03/05/17 20:21 ID:dZ62yahl
>>678

さようならと言わないで 今は微笑を
いつかまた巡り会える 光と影のように

人はみな遠ざかり 夢はあせようと
花は咲く春がくれば 地の果て続く限り

この悲しい詩のど演歌をバックに、金閣寺、清水寺などの
日本の名所が次々と崩れ、裂け、波に呑まれる悲惨なシーンが
スローモーションで静かに流れつづけるのがテレビ版「日本沈没」
のオープニングです。(一部誇張あり)

同じ時代を生きた人間がかなりの熱さをともなって思い出す名曲です。
681名無シネマ@上映中:03/05/17 20:29 ID:YgDaSXPJ
高速道路数珠繋ぎ爆破のカットは、大元は中野が特撮を担当した
どこかの防災PR映画の流用だって聞いたことがあるけど、マジ? 

・・・しかし、すっかり中野・川北スレと化してきたような(汗
682678:03/05/17 20:46 ID:SLeoRp4X
>>680
うーーん!まさに「にっぽん沈没」
わびさびの世界だな。
683名無シネマ@上映中:03/05/17 21:52 ID:xMwXGj+/
この辺の特撮関係者についてよくわからないという人は「宇宙家族カール・
ビンソン」を参照のこと。
684名無シネマ@上映中:03/05/17 22:07 ID:dZ62yahl
いや、あの頃は川北コーちゃんが、あんなとんでもない人だとは
まだ認識されていなかった。

いまやコーちゃんもすっかりショウちゃんとどつこいどつこいの
困ったオヒト…
685616:03/05/17 22:19 ID:rlx33258
>679
>>レーザー光線を加えた」みたいなインタビューがあってソレはソレで良い事をした!と

>あのゴジラ(1984年の奴)でスーパーXとかレーザー兵器とか現実にありえない兵器が
>唐突に出てくるのは正直萎えるのですが、そういうのは私だけなのでしょうか?

リアル路線とはいっても怪獣映画ですし特殊兵器のでない怪獣映画というのも寂しい
まして夜間のシーンで黒いゴジラ単体の映画。キンキラのギドラが出るわけでなし
ヒカリモノがないと寂しい・・・というか、中野監督なりのサービス精神が嬉しかったりしますが。
ま、久しぶりのゴジラ映画だったし・・・ですか。

686名無シネマ@上映中:03/05/17 23:57 ID:oMSgMvql
>>680
うわー、懐かすい。・゚・(ノД`)・゚・。
当時わだつみとケルマディックのプラモに
マブチモーター付けて遊んだのを思い出すよ。
個人的にはケルマディックの方が好きだった。
687名無シネマ@上映中:03/05/18 00:15 ID:roCA7KCl
ケルマディックって、しょっちゅう
ガガーガッ! ガガーガッ! ガガーガッ!
・・って警報音鳴らしてませんでしたか?
688名無シネマ@上映中:03/05/18 00:52 ID:YjiKPGs7
わだつみのジェット水流みたいのが好きでしたw

BBJのプラモってなんかあったのかな?
たとえフラッシュバード船団があっても困ってしまう訳だが
TOKYOVあたりは有ればあったで回転部が子供受けしそうな・・・・
689名無シネマ@上映中:03/05/18 00:54 ID:Mqp2ENmI
わだつみのプラモでお風呂で遊びました
690名無シネマ@上映中:03/05/18 01:10 ID:CDnmzZDF
空き缶がよっつあればフラッシュバードくらいできる!
691にゃお〜ん:03/05/18 01:16 ID:wVdEupQQ
TV版「日本沈没」って結構見てた人多いみたいですけど
結構良かったんですね。再放送見とけばよかった……


>>663
>本国アメリカでも当時、評価がまっぷたつに別れたらしい。
>名作というのは論争を呼ぶもんだ。
>BBJは。。。

「2001年宇宙の旅」公開時、同時期に公開された「猿の惑星」
とかなり比較されてたそうです。当時は「猿の惑星」の方が
SFファンの受けが良かったという、今となっては信じられない
話を聞いたことがありますがホントなんでしょうか?

翻って、「さよならジュピター」は………企画会議での高千穂遥の
プロレス談義くらいなもんでしょうか?


>>685
>久しぶりのゴジラ映画だったし・・・ですか。

う〜ん。でもあれで最初のリアル路線が一気に崩壊したと
思うんですけど……どうもアンバランスなんですよね、あの
映画。
692名無シネマ@上映中:03/05/18 01:51 ID:YjiKPGs7
2001年って公開当時看板蹴り倒されたぐらい「わけわからん」映画でいい評価を得るまで
結構長い時間を要した。ま、いまでも「わけわからん」映画ではあるんだけど。
特撮も凄すぎて「宇宙で撮った」ドキュメンタリーみたいな香があってある意味派手さも華も
削ぎ落とした絵面だし。
方や「猿惑」いきなり英語喋る猿が出てくれば地球だってわかりそうなものを
へんてこりんな風刺や猿の社会のデザインやアメリカ的(?)な人種問題
(チンパンジーとゴリラとオラウータン?って白人と黒人とユダヤ?)みたいな話
も面白くヘストンの得意のはだかアクション演技で
テンポ良く話が進んで驚愕のラスト(初見は月曜ロードショーでした、私)は初めて夜11時
過ぎまで起きていた小学生にもわかりやすいほど明確でかなりショックを受け翌日は
コーネリアスとジーラの渾名を付けられたやつは多い。

やっぱり当時、娯楽映画としては「猿惑」だろうな
693名無シネマ@上映中:03/05/18 09:54 ID:sWdqfCSC
SF作家クラブは「猿惑」をイチ押ししたというのは聞いた事が
あるな。具体的に誰が指示したのかは不明だが。

映画評論家にいたってはSFを評価出来る人材が殆どいない状
態だったから、ほぼ黙殺だった。
商売柄一応観てるはずなんだが、意味判んなかったんだろうな。
当時淀長氏の講演を聴く機会があったが、この映画に触れて随分
あれま!なことを言ってた。

ただSFファン、特にSFマガジンのトータルスコープの様な数
少ない情報源を血眼でサーチしてたマニアックな連中は無条件に
「2001年」を指示していたはずだよ。
子供相手と一笑されない(出来ないんだ、意味判らんから)初め
てのSF映画が彼等のマニアとしてのプライドをくすぐない訳が
ない。ま、俺自身がそうだったんだが(哂

初期特撮マニアあたりもこっちを評価したんじゃないかな。
「猿惑」に特殊メイク以外に大した特撮はなかったし、第一特殊効
果の一大転換のきっかけを作った「2001年」の特撮を評価出来ん
様では特撮マニアの名が泣こうというもんだ。

小松左京については、日本SFのレベルを一気に引き上げた偉大な
才能の代表として尊敬してる。
それだけにBBJに関しては「なかった事にしたい映画」としか言い
ようがない。
694にゃお〜ん:03/05/18 11:02 ID:zVRPAKkI
おお〜、692さん、693さん、判りやすい説明ありがとうございまつ

でも2001年宇宙の旅、今見てもすごいですよね。コックピットは
CRTディスプレイが主流のデザイン。CGに見えるのは実はアニ
メーション。今じゃ当たり前の装備ですけど、同じ頃の映画だと
たとえばムーンライトSY-3とかと比べると差は歴然としてますよねぇ

それに693さんの言われるように、猿の惑星って実は宇宙船の
内部がしょぼいんですよね……


>>693
>小松左京については、日本SFのレベルを一気に引き上げた偉大な
>才能の代表として尊敬してる。
>それだけにBBJに関しては「なかった事にしたい映画」としか言い
>ようがない。

「猿の軍団」も”なかった事にした”方がよくないですか?
御大、製作に関わるとロクでもないもの作る気が……
695UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/18 11:20 ID:7DFstIej
>>693
「トータルスコープ」は大伴昌司さんでしたな。少年マガジンのグラビア頁
でも何度か特集を組んでいて、見どころは若年層ほど浸透していたはず。
かくいう自分も大伴昌司の怪獣図鑑世代で、数年後亡くなったことを後年
知って残念に思ったものです。
「猿惑」と「戦場にかける橋」の脚本家は同一人で、この二本の映画は
明らかに『黄禍論』の隠喩があったらしく、日本軍独自で設計した泰麺鉄道
を、英軍士官の協力がなければ設計できなかったかのように捏造して
たりしていましたが、当時それを読み取れる評論家も日本にはいなかった。
後年、小松左京氏と直接話せる会合があったとき(BBJ公開後)に
小松氏が大伴昌司の早すぎる死を悼む発言をされていましたが、
確かに大伴昌司氏の死で日本のビジュアルSFは後れを取った部分が
あると当時は思いました。
696名無シネマ@上映中:03/05/18 11:27 ID:l8wMk9/b
勘違いしてる人が多いようだが、BBJがカスなのは、脚本のせいだよ。脚本。
2001年や猿惑が名作なのは、ちゃんと映画してるからで、特撮の巧拙なんか二義的な問題だろ。
そりゃ、かっこいいSFXがあるに超したことはないですけど。
697名無シネマ@上映中:03/05/18 11:32 ID:1o6rQq89
つーかムーンライトSY3も当時としては十分先んじてた
デザインだったんだけどね。ああいうエアインテーク付き
航空機的フォルムの可変翼機は他には見られなかったような。
どちらかというと2001年は先んじていたというより
別次元のデザインだった。
698名無シネマ@上映中:03/05/18 11:35 ID:roCA7KCl
>696
痛い指摘だね。当時の空気を思い出してみると
「日本のSFは、アイデアではハリウッドにも決して引けをとらない。ダメなのは特撮がヘタレだからだ。
だから特撮さえマトモにすれば、すごいSF映画ができるハズなのだ」
という風潮だった気がする。誰もが特撮の出来ばかりを心配してたからね。
実際、フタを開けたら脚本がダメダメだった。最大の敵は身内にいたということか。
特撮自体は絶賛とは程遠い評価だったにせよ、わりと好意的な雰囲気で受け入れられてた気がする。
早い話が「特撮以前の問題」だったわけだが。
699名無シネマ@上映中:03/05/18 11:41 ID:1o6rQq89
あーなんだ、内部のデザインだったか……
けど、手塚治虫がデザインワーク入ってたら
どんな代物になっていたんだか。
700名無シネマ@上映中:03/05/18 14:42 ID:JJya6mGD
>>679,685
ゴジラモノにはスーパー兵器が登場しなくちゃいけないという縛りが
あるみたいですね。メーサー砲だの、ディメンション・タイドだの。
そうしないとファンが許さないのかなぁ?

ところで「2001」が日本で地位を上げたのって70年代の「ぴあ」から?
あの頃、もあテンで毎年一位になってましたけど。70年代後半から80年代
前半にかけては、日本SF界も熱気だけはありましたよね。
701名無シネマ@上映中:03/05/18 15:00 ID:CD+Vt/Jj
>>696
そのとうり!映画は脚本が大事、SFに限らず。
それにBBJって、どうも脚本、監督、特撮がバラバラで
完成した映画を見て、それぞれがガッカリしたんじゃないだろか。。
まさに、「船頭多くして。。」だったのかも。

「2001年」などはキューブリクという強力なリーダーが
いて、創りえた映画じゃないだろうか。
ある意味、独裁者に近いような。
702名無シネマ@上映中:03/05/18 15:57 ID:WgHEiKWq
>>693
猿惑をイチ押ししてたのは星新一さんらしいね。 星さんはああいうストーリー性
のあるものをSFとして評価していたらしく、2001年のような観念的なのものは
それほど好きではなかったとか。
703名無シネマ@上映中:03/05/18 16:04 ID:yAi2DAM0
>693

>SF作家クラブは「猿惑」をイチ押ししたというのは聞いた事があるな

それ星新一でしょう。彼は自分のエッセイの中でもベタ褒めしていたから。

 脚本がロッド サーリングであることも彼が気に入った理由みたいですね。


>698

当時から考えるとあれだけの特撮ができれば充分です。

脚本がひどいのは、この手の映画を誰も作らなかったからで、

脚本家をが悪いというより、制作サイドにそのことを気付く

人間がいなかったのが問題だと思うな。または編集の問題でしょう。
704名無シネマ@上映中:03/05/18 16:15 ID:l8wMk9/b
>>703
誰も「脚本家」を責めてはいませんよ。
705名無シネマ@上映中:03/05/18 19:28 ID:opeoQkkT
BBJの特撮が2001年やスターウォーズに負けてるのはいいとして、
サンダーバードにも負けてるとしか言い様ないのはどうしたものか。

…と今NHKで見ていてつくずくオモタ。
706名無シネマ@上映中:03/05/18 20:14 ID:HbrqpW4Z
そりゃいくら何でも言い過ぎだ。
サンダーバードの特撮支えてるのは相手が人形ゆえに
観てる方も「軽さ」を容認してるとこと、所々に
見られるディテールや爆発やらの独特の派手さ。
冷静に見ればアラもかなりある。飛行機とかが
常に横方向にしか動いてなかったり。
もちろん今見てもメディングス特撮は見事では
あるんだけどね。
707名無シネマ@上映中:03/05/18 21:34 ID:9NxqzFU7
>>706
サンダーバードの特撮は、パノラマワーク的特撮の贅沢さを教えてくれますよね。
東宝特撮・円谷特撮とは、また違うんだよね。未来メカニックの優雅さがいいね。

BBJの特撮も、言われているほどには悪くないと思うよ。やはり、脚本と本編が
ムチャクチャだった。ググると、当時既に、大友克洋も士郎正宗もデビューしてんのな。
その時代に、あれは恥ずかしいよ、やっぱ。

過去スレにあったけど、大林宣彦のBBJが実現していたら、とんでもないことに
なっていただろうね。
708名無シネマ@上映中:03/05/18 22:02 ID:9NxqzFU7
>>695
手塚の「2001」年伝説も、確か、大伴昌司が書いたことだよね。「OH! SF映画」
を見ると、ウソ・ホラも多いけどね。SFマガジンの大伴追悼特集を古本で持って
たけど、どっか行ってしまった。紀田順一郎と大学からの知り合いなんだっけ?
>>700
メーサー車など、60年代メカは、いま見てもカッコいいんだけどなあ。轟天号で
すらなあ。80年代以降のメカはなあ・・・

BBJは、世界観が統一されてないのがなあ。「2001」には、世界観の統一が
あるんだよね。難を言えば、ハイテク工場のオモテだけ見せているようなモノで、
季節工が働く裏側のような、ドロくさい部分を切り捨てている訳だけど。

60年代東宝特撮にしても、ちょっと先の未来。という感覚なので、昭和30年代
の人物と街並みに、メカが飛んでいても違和感がない。日常を描いてもモダンな、
東宝の室内セットのお陰もある。優れたSF映画は、みな、こういう世界観の統一
があるんだけど、BBJはそのあたりが・・・
709名無シネマ@上映中:03/05/18 23:10 ID:IPHSoKMN
700
84年のゴジラのスーパーXのレーザーの事は飽くまでサービス精神の問題で。
必ずしも新兵器出てこなくてもいいけどね。新兵器に拘るわけでは全くないがゴジラって
一番最初から通常兵器が効かなくて新兵器(?)で退治されるわけで。

昔から東宝特撮のサービスカットっていうのもあるじゃないですか。
海底火山の噴火とかオオダコとか大コンドルとか緯度0の巨大ネズミとか・・・・
「妖星ゴラス」だって突然出て来るマグマなどという名も無いトドのでかい奴と
VTOL機の戦闘シーンが。
もっともBBJのゴジラとキングギドラは・・・アレはサービスか?
小松御大からすればかの無重力セク-スがサービスなんだろうが
・・・おひおひ。

川北監督はそういう点じゃサービスカットって無いような。
スペゴジに中を浮かされるゴジラって・・・あんた、そんなねぇ・・・
710名無シネマ@上映中:03/05/19 00:02 ID:7Pe2zaWM
サンダーバードは、汚れたメカがスタイリッシュだったけど、
壊すのは苦手だったね。
爆発は派手だけど
ビルや飛行機などが堅すぎて、バラバラに分解しないんだよね。
「壊し」の巧さは日本特撮のほうがいいな。

BBJにも破壊のカタストロフがも少し欲しかったなぁ。
711名無シネマ@上映中:03/05/19 00:35 ID:PlbxiWiM
>>705からまた特撮話になってしもおうた…

ところで>>698の「痛い指摘ですね」は、
「いい指摘ですね」の間違いですかね、内容から言って。
712UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/19 01:06 ID:p7QJADQ8
>>708
 自分は手塚の「2001年」話については、文藝春秋別冊のA4版SF映画本で、
手塚氏自身が書いたエッセイで読んだ覚えがありまつ。APPLE IIの最初に日本に
輸入された一台で、小松左京一家と野田大元帥がスタートレックゲームに興じて
いるという記事がありましたっけ。
 BBJそのものについて評価する評論文がまったくないということが影響を
与えたのか、新井素子が出席した試写座談会の載った徳間書店のムック本を
神田の古本屋街で、原価の数倍というプレミアのついた値段で見かけたことが
ありまつ。誰も買う奴おらんぞと思ったのはともかく、次に行った時、その古書店
は見事に潰れておりました。
713名無シネマ@上映中:03/05/19 02:24 ID:06RFMvTJ
まぁ何だかんだ言って、BBJの唯一の見どころは「トクサツ」と言う事でよろしいか?
714名無シネマ@上映中:03/05/19 05:54 ID:VFH5NCwg
>>712
初歩的な質問でアレだが、野田元帥って、フジテレビにいた人なの? 現・日本テレワーク社長ってのは
知ってるけど。石上三登志さんといい、昔のマスコミ界は、マニアに寛容だったのかね?
>>713
やっぱ、特撮話がいちばん楽しいからね(w
715名無シネマ@上映中:03/05/19 06:07 ID:NpfYiTWw
>>695
「戦場にかける橋」と「猿の惑星」は、脚本家ではなく原作者が同じなんです。
「戦場〜」の脚本には原作者のピエール・ブールも絡んでるみたいですが、
「猿」の脚本には無関係ですね。ちなみに、ブールは日本軍の捕虜だった経験から
日本人に対して非常に差別意識の強い人物だと言われてますが、本人は
あの小説の猿が日本人の比喩だという見方については、否定しています。
(ホントはそのつもりでも、さすがに明言したりはしないでしょうが)
一方、「猿」の脚本を実質的に執筆したロッド・サーリングは、
TVの「トワイライトゾーン」で日本人を差別する米兵を批判するような
エピソードを書いてるぐらいなので、そのへんの差別意識は薄いはずです。

「2001年」は公開当時、現実に月へ向かうアポロ計画が進行中だったわけで、
あの映画はSFというよりも、来るべき宇宙での生活を疑似体験する映画として
受け止められていたような気がします。邦題が原題にある「オデッセイ」という
神話的ニュアンスを消して「宇宙の旅」と実録風になってるのが象徴的でしょう。
そのため当時のSF作家たちは、あの映画の哲学的なスケールを読み取れずに、
むしろSFの「フィクション」の部分を捨ててNASA的な「現実」を取った
映画というふうに認識してしまったんじゃないでしょうか。
だとすると、ベタではあるけれど古典的なSF物語のアイデアに満ちている
「猿」のほうを高く評価してしまうのも、必然のような気がします。

それで後年になって、後付けで「2001年」を哲学的だと祭り上げ、
その曖昧さだけを受け継いで、絵作りのリアルさを無視すると・・・
なんとなくBBJの正体が見えてきたような気が(w
716名無シネマ@上映中:03/05/19 06:14 ID:NpfYiTWw
野田元帥はフジテレビの社員だったかどうかは忘れたけど、
「ポンキッキ」のディレクターだったのは確実。
それでスタジオぬえとかに歌のバックのイラストを発注したりしてたから。

60年代あたりはTVなんて、新聞や映画に比べて社会的地位が低かったので
今でいうオタクみたいな人種が入り込むにはピッタリだったみたいですよ。
ちょうど、つい最近までのゲーム業界みたいなものだと思えばよいかと(w
717名無シネマ@上映中:03/05/19 07:41 ID:kMp+0vIo
野田元帥といえば、あの「宇宙からのメッセージ」の原作者(一応)だよね。
で、作品を見た小松御大から「なんてもの作るんだ」と怒られたとゆう(笑

しかし、「メッセージ」はSF版深作ワールドとして、実に正しいわけで。
718名無シネマ@上映中:03/05/19 09:14 ID:sdBO5vo3
>>711
「痛い指摘」で良いんじゃない?
鋭い指摘であるがゆえに、かつて期待していた脛に傷持つ身として
「アイタタタ」と(w

BBJ、先週久し振りにCSで見たんだが、脚本のひどさは今更言うまでも
ない事として、今回は本編演出のお粗末さに呆れて物が言えなかった。
役者が素人なのには目を瞑るとしても(瞑ってちゃいかんのだが)、
説明的なセリフや恥ずかしいセリフを棒立ちで読ませるのはやめろ。
あれ、芝居付けやシーン構成を工夫するだけで、随分マシな映画に
なったと思うぞ。
719名無シネマ@上映中:03/05/19 09:51 ID:zGFwALNS
>>700
78年の日本での「SFブーム」で、「2001年宇宙の旅」がリバイバル公開されて
から評価が高まったんじゃないかな?

「猿の惑星」の方が受けたのは「娯楽映画として良く出来ているから」だと思う。
当時の観客にとっては「2001年」は表現方法が難解過ぎた。
ストーリー的には大した映画じゃないんだ。キューブリックの演出が娯楽映画の
範疇から「良い意味でも、悪い意味でも」逸脱していただけでしょう。

「2001年」を福田純が撮っていたら、子供にでもよく解るSFアクションに
なってたと思うぞ。
720名無シネマ@上映中:03/05/19 10:18 ID:SIc6PGUn
>>694
2001のCRTは正方形の平面ディスプレー。(リアプロジェクター?)
2010もいかにロシア製宇宙船とはいえそこらで売ってる馬鹿でかいTVを
つるしてて低予算だなあとおもった。
せめてハイヴィジョンディスプレーにすればと思った。
スイッチも秋葉原で売ってるパーツだらけだったし。
汎用部品つかうと安っぽくなって萎えるよなあ。
2010にかぎると2001の十年後とは思えなかった。
721698:03/05/19 11:11 ID:vz4VL4Nt
>>711>>718
そうです。自分自身、反省するところであります。
つーわけで、SFマニア発狂、特撮マニア憤死の日本映画は

宇宙からのメッセージ
さよならジュピター
ガンヘッド
首都消失
竹取物語

の5作で決まりでしょうか? 東宝に限れば四天王だよなぁ。
722名無シネマ@上映中:03/05/19 11:25 ID:nR9cwId2
竹取物語は主題歌がよかたよ。。w
723名無シネマ@上映中:03/05/19 11:34 ID:m39MKYMI
でも好きよ。
724名無シネマ@上映中:03/05/19 11:42 ID:ZuzFle8s
>>721
そうか? 「宇宙からのメッセージ」は面白いと思うぞ。SFファンには怒られるか
も知れないが、元々、スペオペってバカ・ジャンルじゃないの? それにしたってひどいかな?

確かに、京都国際会議場でロケすんなよ。とは思ったけどさ(w
725名無シネマ@上映中:03/05/19 12:09 ID:R6w76mcK
>>724
そうなんだ。。ワラタ。
次は六本木ヒルズだな。。w
726名無シネマ@上映中:03/05/19 12:17 ID:55rrm8z3
>719
 2001年の再評価はSFブーム以前にぴあの読者アンケートかなんかで
見たい映画の第一位になってからだと思う。実際に上映会までしたんじゃな
かったかな。
727名無シネマ@上映中:03/05/19 13:45 ID:vz4VL4Nt
宇宙からのメッセージの公開初日の夜だったかに、
野田氏のところに小松左京先生から電話があったそうな。
「やい、テメェ。SF作家協会をクビになりてーのか?
 お前がついていながらあのザマはなんだ?」
(多分に脚色されているらしいが、意味はこんなところらしい)
ちなみに野田氏の必死の弁明(?)によると、ご本人はシナリオにほとんど全く関与できなかったそうで。
彼がシナリオ変更を唯一ゆるされた箇所は、損傷したリアベ号を修理するシーンで、登場人物の一人が、
「この部品はダメだ。ハンダがダメになっている」
          を
「この部品はダメだ。ユニットがダメになっている」
 に代えるのがやっとだったという話を聞いたことがある。
映画見てないからハッキリしたことは言えないけど。

728名無シネマ@上映中:03/05/19 13:53 ID:UyoBOC0V
>726
 もあテンだっけ?当日フィルムが手配できなくてスライドショーでお茶を濁したこともあったな。
それと2001年の再評価は、石上三登志が出した評論集『吸血鬼だらけの宇宙船』、
それに収録した「2001年はニーチェの超人哲学だ」って文章も後押ししたんだよ。
社会的にはSFとかホラーは“馬鹿馬鹿しいだけの下世話なジャンル”って頃に
「そうでもないよ賢いよ」って書かれたので当時のヲタが飛びついた。
「2001年てすごいんだぞ、馬鹿じゃないぞ、SF映画を馬鹿にするなよ」、そういうこと。
怪獣図鑑以外にSFホラー映画の出版物が極端に少ない頃だったから、みんな買って読んだんじゃないかな。
俺もヲタからその本の受け売りを幾度も聞かされて嫌になっちゃったもん。
あと海外のドラッグカルチャーで評価されたのも後押ししたかもね。
729726:03/05/19 14:03 ID:UyoBOC0V
ともかく、変に賢そうに作ろうとしてコケたのが東宝。
馬鹿は馬鹿なりに馬鹿っぽく面白くしたのが『宇宙からのメッセージ』だと思うよ。
730728:03/05/19 14:06 ID:UyoBOC0V
ごめん名前欄を間違えた。
○728
×726
726さん本当にごめん。逝ってきます。
731にゃお〜ん:03/05/19 14:32 ID:uWXd3s7J
>>720
>2010もいかにロシア製宇宙船とはいえそこらで売ってる馬鹿でかいTVを
>つるしてて低予算だなあとおもった。

あれはそもそも「ロシア製」ってことでわざとああいう計器だらけ
のコックピットにしてるんだと思ってたんだけど。

>>721
「惑星大戦争」は?


>>727
>野田氏のところに小松左京先生から電話があったそうな。
>「やい、テメェ。SF作家協会をクビになりてーのか?
> お前がついていながらあのザマはなんだ?」

となると、小松左京自身は切腹しないといけないんじゃないかな……
いや、「さよならジュピター」のせいで他のSF映画の可能性を
潰しまくったし、まじ万死に値すると思うのだけど。
732嫌犬屋 ◆kQ1oz.IA.U :03/05/19 14:35 ID:JwuLDhY+
>>727
>野田氏のところに小松左京先生から電話があったそうな。
>「やい、テメェ。SF作家協会をクビになりてーのか?
> お前がついていながらあのザマはなんだ?」

まったく、こんなこと言っているうちにSF作家協会なんて形骸化
しちゃったんだよ。
今じゃ首になってもなんの損もない。
733名無シネマ@上映中:03/05/19 14:53 ID:vz4VL4Nt
>>731
「惑星大戦争」は?

浅野ゆう子のエロさが、すべての欠点をリカバリーしています。

734名無シネマ@上映中:03/05/19 15:36 ID:LJKXitmL
き、貴様はBBJの無重力セックルが
浅野ゆう子のピチピチルックに劣るというのか! 




・・・そうかも。
735名無シネマ@上映中:03/05/19 15:42 ID:vz4VL4Nt
敵に捕まった浅野ゆう子のシーンだけ、
団鬼6がシナリオを担当していれば、
惑星大戦争は不滅の名作になったでしょう。
736名無シネマ@上映中:03/05/19 17:42 ID:6sdyvyAO
SF作家協会そんなものあるか?
おまえドシロートだろ。
737名無シネマ@上映中:03/05/19 18:50 ID:vz4VL4Nt
あ、失礼。「日本SF作家クラブ」ね。
ココ↓

ttp://www.sacj.org/index.htm
738間違えた!!:03/05/19 18:57 ID:vz4VL4Nt
何度も失礼。上のは「宇宙作家クラブ」のURLですた。
「日本SF作家クラブ」はこっちです。

ttp://www.sfwj.or.jp/

739UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/19 20:33 ID:v4Dc4yFF
>>714
野田大元帥こと野田昌宏氏は確かに創業期のフジTV社員でした。
その後、日本テレワーク先代社長らと共にフジTVを退社し、日本テレワークを
創設。「ひらけポンキッキ」「ちびっこのど自慢」等々の番組のディレクターと
して活躍すると共に、日本SF界においてもその存在は大きいです。
作家としても、「銀河乞食軍団」シリーズ他の作品を執筆。ちなみに「大元帥」の
称号は、自身を登場させた創作の中で「宇宙軍大元帥」と名乗った事から。
(借りがあるので、悪口書けないよなぁ……)

>>718
同感。構図やズーム等カメラワークが異様に素人臭いんだよね。
演出というものがほとんど感じられない。小松左京が撮った説には、説得力がある。
740名無シネマ@上映中:03/05/19 21:33 ID:sqOmsAnS
野田元帥といえば、古典スペオペの紹介エッセイが面白かったけど
小説としては大ヒット「銀河乞食軍団」シリーズよりも、当初は野田
宏一郎名義で書かれていた短編「ラプラスの鬼」とか野田氏の投影か
とも思えるディレクタの登場する業界ネタ+SF風味の諸短編群が
印象に残ってます。
あの辺の作品をTVシリーズ化出来る様な冒険心が日本のTV局に
あれば、怪獣特撮一辺倒でない日本独自のSFドラマ路線が生まれ
ひいてはSF映像の裾野も広がったのではないかと思います。
後年フジTVが作る「世にも奇妙な〜」なんて例はありますがあれは
ちょいと指向性が違うようで・・・
スレ違いは承知ですが、相互乗入れし易い業界の事だし、まご勘弁を

741名無シネマ@上映中:03/05/19 23:55 ID:XyaxT3QG
>>740
「世にも奇妙な」はトワイライトゾーンだよね。でもそういう路線もありと思ったり。

ああいうドラマが底辺となって、やがて大作映画に発展、とはならんね。日本の場合。
742名無シネマ@上映中:03/05/20 00:31 ID:V1ax9LXi
小松左京監督説の真偽は判らないけど、BBJの次に橋本幸治が監督した
「ゴジラ」('84)も、呆れるほど素人臭くて演出のカケラも感じられないから、
漏れにはやっぱり同じ監督の作だとしか思えないなあ。
743名無シネマ@上映中:03/05/20 00:50 ID:x4VZdprD
ゴジラの方は大臣役の役者の顔が濃いのでその場面ではアラが見えにくかった?
仁義なきコンビがよかった!
744名無シネマ@上映中:03/05/20 02:22 ID:TIkPpS/M
>>724
京都国際会議場と言えば、キングジョーに襲われる防衛センターだね
745名無シネマ@上映中:03/05/20 02:46 ID:P1SdmtFH
>731
ロシア製コックピットの派手派手ゴテゴテ感が好きでありました。
そいや「エイリアン2」のインパネモニターって、
すでに16対9のハイビジョンサイズなんだよね。進んでるって思ったよ。

「アウトランド」で、Sコネリーが宇宙基地の壁の配線を引き抜くと光ファイバーだった。
ってのも当時は、おお!進んでるって思った。
746名無シネマ@上映中:03/05/20 04:31 ID:c0YmlJbh
>>731
旧ソ連映画の「惑星ソラリス」は冒頭の地球シーンで出てくる
家庭用大画面ディスプレーがよかった。
コントローラーもふくめて未来のソ連製の味出してた。
やっぱりデザイン、イメージが先行すべきで、
すでにある部品集めてつくると安っぽくなる。
747名無シネマ@上映中:03/05/20 07:46 ID:0Dif9PYf
>>742
「さよならジュピター」DVDのコメンタリで、橋本監督が
「初演出なので、上手く出来なかった」
と残念そうに語っていたので、演出したのは彼でしょう。

小松の旦那はコメンタリでも自画自賛。ダメだこりゃの典型でしたな。
748名無シネマ@上映中:03/05/20 13:24 ID:XWr+F4pA
思い出の方が先行してるんだろう。
作ってた最中は楽しかっただろうからね……
749名無シネマ@上映中:03/05/20 20:53 ID:V2nDH0GQ
でももしかすると、小松御大は本気でやっぱりこの映画は傑作なのだと心底信じている
のかもしれない・・・。

それならそれで、そのまま天国に逝かせてあげたい。そろそろお迎えも近いでしょ。
750名無シネマ@上映中:03/05/20 21:53 ID:BS4+W/X8
野田氏の「レモン月夜の宇宙船」だっけ。プロデューサ時代のことをSF風
の話にした短編集は、面白かったなあ。再発しないかなあ。「日清ちびっこ
のどじまん」は子供の頃好きでよく見てたなあ。大村昆が司会だった。
野田さんが作ってたのか。
751名無シネマ@上映中:03/05/20 22:46 ID:x4VZdprD
749
きっと御大は早過ぎた傑作と信じて疑っていないのでは。
誰かが変な気起こしてDVD売れちゃウト
SW真似して特別篇作っちゃうぞ、安手のCG満載でネ
752名無シネマ@上映中:03/05/21 01:01 ID:K6K2XEIQ
>>727
野田氏が直した箇所は他にも宇宙パトカーのサイレンの音が窓の外から聞こえてくるというシーンを
船内スピーカーから聞こえるに変えたぐらいだとか。
そう言えばあれって小説版あったよねぇ?
753名無シネマ@上映中:03/05/21 01:26 ID:cPvz0Q5O
>>751
いいね!特別篇。。w
エスパイもきぼんぬ。
754名無シネマ@上映中:03/05/21 01:28 ID:RsuDrOT4
小説は映画とはほとんど関係ない、どっちかというと
「宇宙乞食軍団」のプロトタイプ小説。
本人も乞食軍団一巻の後書きで認めてる。
755名無シネマ@上映中:03/05/21 01:29 ID:RsuDrOT4
「銀河」だった。
756名無シネマ@上映中:03/05/21 01:35 ID:MeeFUF9R
エスパイもねえ・・・
どうせなら原作並みにハードにやって欲しかったよ。
もっともヒロインが姦られちゃったり、テレキネシ
スでへし折ったりなんて東宝にゃ出来る訳ないけど
ね。
757名無シネマ@上映中:03/05/21 01:53 ID:FXL6UZpu
エスパイは若山先生でもっていた気がする
758名無シネマ@上映中:03/05/21 03:40 ID:rIBLV9W+
由美かおるのチチで持つ
759名無シネマ@上映中:03/05/21 11:08 ID:tyT4/Ui/
BBJは女優がねえ。。
760名無シネマ@上映中:03/05/21 11:47 ID:L7dbQxZi
モマエら、今売りの月刊アスキーに小松御大のインタヴューが載ってますよ!
内容は推して知るべしだけどw ←立ち読みで充分
761名無シネマ@上映中:03/05/21 13:55 ID:3uVcnu0H
写真見る限り元気そうだ。
762名無シネマ@上映中:03/05/21 14:37 ID:uwZ3wTim
お・・おれ、JPSトレーナー持ってるぞ!
763名無シネマ@上映中:03/05/21 14:51 ID:uwZ3wTim
>>762
木星太陽化計画終了年2140と、木星と太陽の記号をデザインしたロゴ入り
トレーナでした!
もちろん、コレを着て封切りみにいきましたよ。
764名無シネマ@上映中:03/05/21 23:58 ID:Nz/Agv62
後10年したら、時代に先行し過ぎた不遇の傑作「さよならジュピタ〜」
を再評価しよう。なんて言い出す馬鹿が絶対に出てくるな。
765名無シネマ@上映中:03/05/22 00:08 ID:zcai988a
褒めるのに苦労する分、じっくり楽しめるかもしれない。
766名無シネマ@上映中:03/05/22 00:22 ID:F6eZIRtx
タイタニックみたとき、この監督にジュピターやらせればいけるんちゃうかーとおもった
767名無シネマ@上映中:03/05/22 00:46 ID:JGr1Q/ix
なんでラスト地球を救おうと思ってる三浦友和を、小野みゆき集団は邪魔するの?
何で?
768名無シネマ@上映中:03/05/22 00:54 ID:F+DMPZEI
パナウェーブみたいな逝っちゃってる教団だからじゃないの?
769名無シネマ@上映中:03/05/22 01:06 ID:+eEpytRP
>767
都民のために危険を冒して原発を稼働させようとする人=友和
エコロジーの立場から原発に反対する人=みゆき
という図式を外挿しているのです。
770山崎渉:03/05/22 02:41 ID:OgfcZW04
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
771名無シネマ@上映中:03/05/22 03:20 ID:+gEIdVs6
>>764
約20年経った今の時点でこんだけボロクソに言われてる以上、
それはないと思うが。あるとすれば「笑える」映画扱いかなあ。
772名無シネマ@上映中:03/05/22 09:54 ID:ba/eM9GB
>>764
>>771
実は現時点でそういう動きがあるんですよ。
どこぞの特撮映画ファンサイトでは
「大人のための幻の傑作」
という煽り文句がついてたが、絶対違うと思う。
773名無シネマ@上映中:03/05/22 10:57 ID:i7UlQhmr
>>772
やっぱりそうかい! 次は「幻の湖」だな
鬱だねえ
774名無シネマ@上映中:03/05/22 11:20 ID:xGaIHDM+
>>769

ちょっと違うでしょう。

北○鮮が攻めてくるので、自分らで敦賀湾に建設中だった原発を爆発させて
北○鮮船団を殲滅しようとする友和と、敦賀湾に現れた、団体代表が愛する
アザラシを救うためにたたかう小野みゆき、という図式が相応しいのではな
いかと。
775UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/22 19:34 ID:dmjiYfiz
>>772
>「大人のための幻の傑作」
まるで、小松先生の「牛の首」のような映画だな……。





観た者は誰もいない、という。
776UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/22 20:51 ID:dmjiYfiz
>>774

建設中の原発を破壊する、巨大化したアザラシのシーンも是非欲しいですね。
777にゃお〜ん:03/05/22 22:42 ID:jZ/trAyO
>>760
>今売りの月刊アスキーに小松御大のインタヴューが載ってますよ!

読みますた。何かすごいことしたんだ、という感じで語ってましたが……
裸の王様ってあんな感じなのかなぁ(´・ω・`)

>>766
>タイタニックみたとき、この監督にジュピターやらせればいけるんちゃうかーとおもった

そういえば、キャメロンはちょうど同時期に「ターミネーター」作ってますね。
制作費が当時の600万ドルくらいだったはずで、シュワちゃんのギャラ
引いたら「さよならジュピター」とどっこいどっこい位ではなかったでしょうか。

でも出来やおもしろさは天地の差。「ターミネーター」ではSEXシーンですら
ストーリに必須条件でしたから、ね。やっぱり何か違うんでしょうね。
778名無シネマ@上映中:03/05/22 23:45 ID:zN5VyYsw
何度見ても三浦友和の無重力セクースは
見ているこっちが恥ずかしくなってくるな。
あと、杉田二郎の曲誉めてる香具師いたけど
俺は嫌だな、あれ。
なんか浮いてるっちゅーか
はっきり言って邪魔。
ジュピター教団のシーンももう少し削った方がいいような気がする。

ゆうべCSで妖星ゴラスと2本立てで見たんだが
はっきり言って妖星ゴラスの方が映画としては面白い。
そりゃ特撮は古いし宇宙の描写等は???だけど
娯楽映画としてはゴラスの方がいい感じ。
地球を元の起動に戻せるのか?とか
色々ツッコミ所は満載だけど(W

この2本比べてみると
作戦成功のシーンの描写が対照的だね。
ゴラスの方は万々歳でやったーって感じなのに
BBJはなんかみんなシーンとして
なんか悪い意味で日本的なじめーっとした沈んだ感じ。
なんか一人だけ歓声あげて恐縮してるオペレータに同情したくなった(W。


779名無シネマ@上映中:03/05/23 00:03 ID:HKn33NZX
宇宙からの落ものって
スペースシャトルで特攻とか
世界中でブルース・ウィリスのアボーンを祈る映画もありましたが。
米ソ(古ぅ)のボーリングのピンのような核ミサイル攻撃の結果を実は誰も見ていない
メテオなんてのもありましたが。思えば意外にジメジメしてるよな。
ゴラスのWe did it!はかっこいいなぁ
780名無シネマ@上映中:03/05/23 09:58 ID:WF7eRs3g
>>778
削るんだったら、爆弾で吹っ飛んで延々生きてる三浦友和と、腹を撃たれて
ウロウロしてる貧乳ヒロインの場面でしょう。
公開初日、劇場で
「いい加減死ねよ!」
と小学生のガキが叫んでたし。


まあ「妖星ゴラス」は日本映画にとっても東宝特撮にとっても絶頂期の作品だから。
比べちゃ可哀想かもね。
781名無シネマ@上映中:03/05/23 10:05 ID:+h+HsZ0Y
>>778
> BBJはなんかみんなシーンとして
> なんか悪い意味で日本的なじめーっとした沈んだ感じ。
> なんか一人だけ歓声あげて恐縮してるオペレータに同情したくなった(W。

たぶん、地球が助かったことと木星なくなっちゃった事で複雑な気分、
ってシーンなんだと思うけども、画になるかどうかを無視した脚本がガンと思われ
782名無シネマ@上映中:03/05/23 10:39 ID:nHxOY45d
原作小説には木星の「お葬式」の場面が出てくるね。
あれはちょっとしんみりしてて、好きな場面だった。
783名無シネマ@上映中:03/05/23 12:37 ID:stXUyM/Y
>そういえば、キャメロンはちょうど同時期に「ターミネーター」作ってますね

キャメロンはその当時、いかに金をかけずになんとか見栄えの良いものにするか
苦心したそうです。
結果として未来世界は廃墟、現代世界の描写もB級アクション映画に毛の生えたもの
程度におさえて予算を節約・・・お話もシュワと逃げる二人に集中して舞台も限定して節約に努めてますね。
反面、同程度の金額で異世界を描けるだけ描こうとしたのがジュピター。
でっかい?コマンドセンターやいろいろな宇宙船のセット、新興宗教のコロニーや
多数の外人エキストラを使っての大がかりな撮影・・・
そりゃしょぼくなるよ(泣
784名無シネマ@上映中:03/05/23 22:22 ID:HKn33NZX
キャメロンはエイリアン2までは好感もっていた。
安くてもアイデアキラリで。カーペンターを俗っぽくした感じでw
その後はめちゃめちゃ金かけてます!って映画しか撮らなくなった。
そうはなっても変わらぬダイナミズムは凄いけど。
785名無シネマ@上映中:03/05/24 22:21 ID:PQA/zqNN
まあ、あのヒッピーが出た時点で
参りました!!
だな。
'84年のヒッピームーヴメント…。
786名無シネマ@上映中:03/05/24 23:54 ID:J+ZnNyFV
23世紀にヒッピーがいるってんならそれでもいいけど,まんま70年代
ヒッピー風俗だからなあ
でもこれはひょっとしたら小松サイトではなく東宝センスかなのかも知れ
ないな。
東宝の特撮物でちょこっと出てくる若者風俗(ふる!)って伝統的にちょい
とずれてるんだよ。
「ノストラ〜」での四行詩の朗読をバックに執拗に海にダイブするバイク野郎
(女もいたか?)とか、「VSヘドラ」でのボディペイント女、同じく100万人
GoGo大会(!)とかね。
リアルタイムに観た時点で既に十分に恥かしかったよ。
787名無シネマ@上映中:03/05/25 00:17 ID:0/LwT2cZ
BBJの轍を踏まない日本のSF映画はやはりもうできないのか_?
788名無シネマ@上映中:03/05/25 04:27 ID:/2O4R8Zf
>>787
 BBJのような「SF大作」が作られない以上、同じ轍を踏むことは
 ありえない…。
 逆に、無難な文芸大作ばっかりになっちゃって激しくウトゥだったよ。
789名無シネマ@上映中:03/05/25 05:36 ID:be+aR50y
宇宙を舞台とした物語は、映画に限らず、作りにくい世の中になったと思う。
近未来物なんかはまだ活けると思うのだが、小松御大の原作で、これを映画化
して欲しい、というのはある?
個人的には、「くだんのはは」なんか低予算でもいけるのかなあ、と。
790名無シネマ@上映中:03/05/25 09:36 ID:0/LwT2cZ
別に小松御大の原作で無くてもよいわけだが・・・・

BBJの宗教団体の存在・・・?ヒッピー・・・・?
あの時代に白装束集団だったらもっと不思議だったろうな
なんとか波を感じて「木星が泣いていルー!」だとオカルトめいて面白いかもな
791にゃお〜ん:03/05/25 11:18 ID:dZNH+gWG
思うに、あのヒッピー(?)宗教団体のシーンを全部削って
木星での状況に集中させればいい映画になったんじゃない
かな?

>>784
>キャメロンはエイリアン2までは好感もっていた。
>安くてもアイデアキラリで。カーペンターを俗っぽくした感じでw
>その後はめちゃめちゃ金かけてます!って映画しか撮らなくなった。

それは君の見方が甘いでつ。キャメロンは画面でばれない省略できる
トコはトコトン省略してる。T2だって、T-800のスケルトンモデルは
T1の流用だし、双子使ったり、ロバートパトリックを銀色に塗って
T-1000演じさせてるシーンもある。キャメロンは特撮マン出身な
だけあって、特撮に振り回されてない稀有な監督さんだと思ってまつ
792UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/05/25 11:43 ID:6h/Ar9Pl
原作では、木星爆破作戦に並行して、やっと冷凍睡眠が実用化した科学レベル
での、無理かつ無茶な大規模な恒星間移住計画が発動しているんだけど、
映画BBJは、脚本でさえそれを端折っているんだよね。導入部の、火星の
地上絵とか木星幽霊とか、ストーリーの本筋に関わらない部分に金と時間を
かけているよりも、移住船団を絵だけでも見せておけば、まだ説得力が出た
ような気がする。
793名無シネマ@上映中:03/05/25 13:32 ID:8W5n0ryb
移住船団のシーンはあったよ。
ウェッブ総裁の「1万人乗りの宇宙船を1万隻作る」ってセリフは、
本来ならとてつもないスケールの話のハズなんだが。
それがどう映像化されたかについては敢えて言うまい。
794名無シネマ@上映中:03/05/25 18:15 ID:D7ojHC+5
このスレ、たくさんの人が様々な意見を書き込んでいるのに、それらが全て
BBJが失敗作だという共通の認識の上になりたっているのがスゴイ。
795名無シネマ@上映中:03/05/25 18:47 ID:tqWzNsk4
同じ小松左京原作映画でも「復活の日」のスレは
SARSの影響もあるが、ここまで残念大会にはなってないよ。。

【SARS】復活の日リアルバージョン【SARS】
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1053210858/
とか
DVD発売 復活の日【人類滅亡】
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/movie/1016112913/
とか。
796名無シネマ@上映中:03/05/25 19:14 ID:ecEuHt1b
>>794
 俺は最近ビデオレンタルで見たんだけど、アレを成功作だと言うなら
 「幻の湖」も成功した映画ということになる。
 退屈なストーリー、伏線もクソもない展開、マクドナルドの宣伝、
 そしてヒッピー(藁
 俺はSF描写のことについてどうこう言える知識はないけど、シロート目から
 しても失敗してるとしか思えない…。
797名無シネマ@上映中:03/05/25 19:50 ID:82lqR0fS
「21世紀にも語り継がれる映画になった」という点だけは、
2001年と同じだけどな。
798名無シネマ@上映中:03/05/25 20:30 ID:cWGH5KHy
>>797
俺たちが語り継がなくて、誰が語り継ぐって言うんだ!
・・・と言う気概を持ったヒトが多いのかもね。
身銭切って観に行ってアレだもんなあ。
799名無シネマ@上映中:03/05/25 20:31 ID:me3SNhSh
リターナーとか観ると、一応ビジュアル的には(´・ω・`)ショボーンにならないレベルには達してきてると思うけど。
問題は、日本のSFに対する目だよな。せいぜいサイバーヒーローアクションまでで、宇宙論的な遠大なテーマは受けないだろう。
800名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/25 21:43 ID:+OUms32j
800get!
801名無シネマ@上映中:03/05/25 21:49 ID:GKdS6Czv
799
山崎はジュピターをリメイクしれ

802名無シネマ@上映中:03/05/25 22:14 ID:GGWUfBLs
おばちゃん達が仮面ライダー追っかけている御時世。
返って時代劇とか見ている世代が少なくなっているわけで。
いまさらSFがどうのこうのいう事は無いだろう。
E.T.だタイタニックだハリポタだと、特撮にも免疫はある。
小さくともキチンと映画になっていればプロモーション可能でしょう。
ただ「日本の特撮」・・・これが痛い。
まだゴジラとウルトラマンと仮面ライダーだもんな。
小粒なX−FILEみたいなもんが日本で出てくればなぁ
803名無シネマ@上映中:03/05/25 22:25 ID:qefLCp2V
>>802
 そんな企画が通るわけないじゃん>小粒なX−FILE
 ただでさえコケる企画が通らないご時世。
 おばちゃんや子供ウケしないネタ以外はまず通らないし、第一スポンサーが
 付かないだろう。
804名無シネマ@上映中:03/05/25 22:27 ID:cnf3CFug
日本人には宇宙は似合わない
805名無シネマ@上映中:03/05/25 22:34 ID:me3SNhSh
>>804
そんな身も蓋もないことをw
806名無シネマ@上映中:03/05/25 22:54 ID:JeY0kll6
>803

>小粒なX−FILE

怪奇大作戦のリメイク映画化ということにすればよろしい。

監督はもちろん実相寺でな。
807名無シネマ@上映中:03/05/25 23:24 ID:tijdBN+q
>>802
「ゴジラ」は、作品によってバラツキがあるけど、「ウルトラ」「ライダー」は、
頑張ってる方だと思うけど? 「ライダー」も、クウガ・アギトの演出は凄まじく
斬新だった。もちろん、シリーズが進むにつれ、だんだん飽きが来たのは事実だし、
今はオレも観てないけどね。
>>806
実相寺なんか、もう終わってるよ。オムニバスも、いまだに「世にも奇妙な物語」
の次元で止まってるからね。深夜ドラマとかで小粒なヤツならありましたけどね。

やっぱ、企画と脚本でしょ? 素地ができつつあるのは確かですよ。
808名無シネマ@上映中:03/05/25 23:54 ID:Ed0tgVnD
>>791
>キャメロンは特撮マン出身な
>だけあって、特撮に振り回されてない稀有な監督さんだと思ってまつ

トゥルー・ライズ(ぼそっ)・・・
809名無シネマ@上映中:03/05/26 00:28 ID:AuMmX3it
804
俺も実はそう思う
毛利さん見ててリアリティ?感じなかったもんw
810名無シネマ@上映中:03/05/26 00:32 ID:I7yRkAOa
宇宙へのピザの宅配の方がリアリティあったな(w
811名無シネマ@上映中:03/05/26 01:40 ID:9wLTV1L0
>>797
国内だけね。
812名無シネマ@上映中:03/05/26 02:39 ID:N60I/4fJ
宇宙に天草四郎の怨霊が出るって企画はどうだ?
813名無シネマ@上映中:03/05/26 03:41 ID:OqUoOD8W
キミは幻の湖の二の舞がしたいのかね。
814名無シネマ@上映中:03/05/26 06:24 ID:5IbddHU1
木星往還宇宙船の中で殺人事件を解決する話は?
最期どんでん返しが3回くらいあるの。
815名無シネマ@上映中:03/05/26 10:42 ID:TQ+Diw3e
「かつて、まったく同じシチュエーションの事件が
シベリア鉄道の中で起きていた」のだな?
816名無シネマ@上映中:03/05/26 14:02 ID:a6VjcGew
東宝映画日本沈没 DVD9/25発売決定
817名無シネマ@上映中:03/05/26 22:28 ID:cnrWg+Hs
>>816
その前にホントに日本列島が沈みそうだ(´д`)
最近地震多くね?


スレ違いスマソ
818にゃお〜ん:03/05/26 22:45 ID:upGpRWdO
>>816
ほ〜、日本沈没が出ますか。この映画は特撮に難がありますけど
脚本と役者がしっかりしてるせいか、見ごたえありますよね。


>>808
>トゥルー・ライズ(ぼそっ)・・・

え、トゥルー・ライズこそキャメロンの傑作だと(私は)思うのですが(←マジ)

というか、ハリアーをあれだけ格好よく大活躍させた映画は他ではないです。
実物大のハリアー模型まで作ってましたよね。あの迫力は邦画では追いつけない
領域だと思いましたよ。最初見たときは鳥肌立つくらい感動しました。
819名無シネマ@上映中:03/05/27 04:31 ID:gb9tw/Pl
>>818
ハリアーのシーンは押井守の
「うる星2、ビューティフルドリーマー」と「パトレイバー2」からのぱくり。
キャメロン自身がインタビューで答えてたよ。
820名無シネマ@上映中:03/05/27 10:04 ID:rgC/ub37
>>816
検索かけたけど、トホホなテレビシリーズしか出てこなかったぞ!ヽ(`Д´)ノ
しかしBOXリリースとは・・・・
金閣寺回転あぼーんしか記憶にないぽ。
821名無シネマ@上映中:03/05/27 10:24 ID:FPnW8N96
テレビシリーズはとっくに出てるがな。

映画は衛星高度の日本なんかを肴に特撮酷い酷いという
奴が多いが、捻れながら崩れ落ちるビルやだだっ広い
セットを火の海にした東京大火災など、非常に大画面
映えする特撮映像だった。
「東京大地震M-8.5」もDVD化してほしいんだがな…
崩れるビルから中の家具なんかがバラバラ落ちてくるのを
見せた初の災害特撮。
822名無シネマ@上映中:03/05/27 20:29 ID:YmoGVvcD
>>820
バラででてますが何か?
823名無シネマ@上映中:03/05/27 21:00 ID:XhIlSPsD
トホホ言うな。
あの五木ひろしの主題歌と共に崩壊して行く日本を映し出す
オープニングはある世代にとってトラウマとも言うべき抵抗できない
呪縛を持っているんだ。そう、ある意味映画版以上にな。

つか、俺テレビシリーズDVD、全巻持ってる・・・
824名無シネマ@上映中:03/05/27 21:04 ID:b7hKCVvu
>>821
「東京大地震M8.1」
日テレの木曜ゴールデンドラマか。
特撮の一部が「ゴジラVSビオランテ」に流用されてたな。

で、映画版「日本沈没」だが、俺はビルの崩落やら火災のシーンの方が出来が悪く
感じたけどな。 子供心に「ゴジラじゃねえんだからマトモに作れや!」と
怒りすら感じてた。 話自体は面白いんだけどね。
825名無シネマ@上映中:03/05/27 22:12 ID:I+JCwT76
>>819
>ハリアーのシーンは押井守の
>「うる星2、ビューティフルドリーマー」と「パトレイバー2」からのぱくり。
>キャメロン自身がインタビューで答えてたよ。

画面の類似を指摘した某日本人インタビュアーがパトのビデオをあげて、それで初めて
みてびっくりしたのだそうです。
826名無シネマ@上映中:03/05/27 22:16 ID:yJ2osUTv
どっちがパクリパクられようが、共に面白ければ叩かれないんだよな。
827名無シネマ@上映中:03/05/27 22:22 ID:1wsZv+HJ
由美かおるが若いよねー>日本沈没
828名無シネマ@上映中:03/05/27 22:36 ID:HnD/H3dH
パクリ厨 自分の浅薄 棚に上げ

【解説】
似た内容の映画を100本見た人はさらにもう1本見てもパクリなどとは考えないが、
1本しかみてない厨房は似た内容の作品を見た途端に反射的にパクリだと思い込む
さまをうたった名句。
829名無シネマ@上映中:03/05/27 22:57 ID:+caHJZSz
>>828
 少年漫画板によくいるよね、パクリ厨。
 完全オリジナルのネタなんて、どんな優れた作家でもまず書けない。
 優れてるのは、ネタのアレンジだったりするわけで、そういう部分を
 「パクリ」などと括るのは愚かだ。
 まあ、中には「パクリ」としか言いようがないほどひどい代物もあるけど…。
 BBJは、その辺どうなんだろう。
830名無シネマ@上映中:03/05/27 23:47 ID:TfKt+Wtn
パクリですらない。
831名無シネマ@上映中:03/05/28 00:51 ID:lY5SZ+9g
私はBBJは「偉大なる自主製作映画」ととらえているが、
みなさんはどお?
832名無シネマ@上映中:03/05/28 01:01 ID:QUF5Zl5h
ガイナじゃねーっつーの。
833名無シネマ@上映中:03/05/28 01:27 ID:h2JPULMP
「パトリオットゲーム」のオープニングを元ねたに
「甲殻機動隊」のオープニングが出来、
それをみてマトリックスのオープニングが出来るけど
こういうつながりは引用という。
ぱらぱらっとアルファベットや数字が出てくるタイトルバックだけど。
834名無シネマ@上映中:03/05/28 01:47 ID:goMFigKT
BBJにあこがれて宇宙SFモノを作ろうと東宝社内の確執と戦う青年を描いた映画ってのはどうだ?

  「BBJによろしく」
835名無シネマ@上映中:03/05/28 01:50 ID:FrMzPveM
SFコンでやってください舞台劇で。
836名無シネマ@上映中:03/05/28 02:01 ID:dCqDuT1N
木星に帰りたいけど帰れない木星人で、「大丈夫、マイ、ジュピター」
837名無シネマ@上映中:03/05/28 05:18 ID:76MyRKvg
俺も実はテレビ版の方が好きだ。日本沈没・・・・。
藤岡弘と丹波が出てる部分は映画版にはかなわんが。

ジュピター・・・1クールのテレビドラマにしたら・・・
いやぁ、だめだな
838名無シネマ@上映中:03/05/28 05:29 ID:BEOwspYr
839名無シネマ@上映中:03/05/28 10:17 ID:WTuxsYgu
「さよならジュピター」ってタイトルがそもそも最大の萎えではなかったか?
なんだかほんわかしてて、壮大なSFディザスターもののキレがゼロ。
840山崎渉:03/05/28 10:43 ID:Xa3oiVl+
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
841名無シネマ@上映中:03/05/28 11:39 ID:2K/+3LL+
>>839
「SF・ブラックホールの恐怖」とか?。。w
842名無シネマ@上映中:03/05/28 11:58 ID:ji4nver8
さよならニッポン、ジュピター沈没とか?
843名無シネマ@上映中:03/05/28 14:52 ID:cY8WvVVe
木星大赤班の中にわだつみが潜る大スペクタクル。
モーションコントロールワイヤーワーク。
844名無シネマ@上映中:03/05/28 19:49 ID:76MyRKvg
「スター・・・」なんたらじゃなくて良かった・・・と思った当時・・・・
845名無シネマ@上映中:03/05/28 20:37 ID:WTuxsYgu
「オペレーション・ジュピター」とか
「ゼウス・オペレーション」とか
無機的な感じが良かったなあ、オレとしては。

「木星大爆破」かな…w
846名無シネマ@上映中:03/05/28 21:35 ID:ljGoSUT4
「ピーターくん大いに歌う」
847名無シネマ@上映中:03/05/28 22:54 ID:5jSCfKfU
「ジュピター 〜君は、とても、大きくて…〜」
848名無シネマ@上映中:03/05/28 23:31 ID:LmOlBkRQ
>>847
'80年代松田聖子主演映画風味。
849名無シネマ@上映中:03/05/28 23:45 ID:dCqDuT1N
「さよなら、小松左京」
850名無シネマ@上映中:03/05/28 23:46 ID:76MyRKvg
847
一歩間違えれば洋ピンだぜ
851名無シネマ@上映中:03/05/28 23:55 ID:RwHJAZm3
COSMIC RESCUE
852名無シネマ@上映中:03/05/29 00:30 ID:QFG5UkR8
原作はそれなりに良かったんだけどもねぇ。
なにせあれこれ入れ込みすぎだよBBJ。
他の要素一切入れずにブラックホールぶっ飛ばす話に限定すれば良かったのに。
ジュピター教団とか、ものすごく萎えたですた。
853名無シネマ@上映中:03/05/29 00:48 ID:oZgh8U4C
>>843
原作ではなかなか良いダイブ描写だったよ。
854名無シネマ@上映中:03/05/29 03:41 ID:XAOtetWA
>>851
どうでもいいようなOVAか。
855名無シネマ@上映中:03/05/29 08:45 ID:16Vep3Sz
ここはやっぱ、「太陽系最後の日」でしょ。

で、「全然最後じゃねーやん!」とお約束のつっこみ。
856名無シネマ@上映中:03/05/29 10:51 ID:DcsvUUcD
徳間のムックの裏の映画宣伝のコピーが「これは宇宙の一大事です!」ってのが
あったな・・・激しく萎えた覚えが・・・・
857名無シネマ@上映中:03/05/29 12:47 ID:pMocEePE
にしても「DVD買って見ました」ってレスがえらく少ないな。
ほとんどの住人が劇場後悔時に見てるってのもすごいが。
858名無シネマ@上映中:03/05/29 12:50 ID:PK0DF++I
>>854
V6主演の宇宙SF映画だそうだが。
859名無シネマ@上映中:03/05/29 14:08 ID:inydbSas
「木星 グッバイ」。。
860名無シネマ@上映中:03/05/29 14:11 ID:inydbSas
もとい、「あばよ!木星」
861名無シネマ@上映中:03/05/29 18:27 ID:dmxxM8yE
日本沈没のDVD
ソース堅いようでつねw
でたらドッスレたてようっと!
862名無シネマ@上映中:03/05/29 18:52 ID:dmxxM8yE
特撮のカテゴリーだと思ったら「一般映画」でやんの。
すげぇ!
「ゼイラム」も出るじゃん!後日発売の「ゼイラム2」等を
収納できる雨宮直筆のパッケージつきか・・・・
LDもってるしな・・・MXテレビも録画してるし・・・・
でも「みらいにんじゃ」出るからなァ。
863名無シネマ@上映中:03/05/29 22:29 ID:umuDCrRq
>>860
主演は石原裕次郎か小林旭できぼんぬ!

では漏れも、「木星野郎と呼ばれた男」
864名無シネマ@上映中:03/05/29 22:38 ID:12VZYGRM
おお未来忍者か。
あれのLDは当時のポニーの最悪プレスでノイズの
入らない物がなかった。
買い直すか。
865名無シネマ@上映中:03/05/30 01:08 ID:hRjN/RRW
「むりやり爆発させられた木星に比べたら、僕の人生ははまだましだ・・・・」
というモノローグではじまる少年ものにすれば「岩波ホール」でロングラン間違いなし。

866名無シネマ@上映中:03/05/30 01:35 ID:wwOO5ash
>>863
ワイルドだなーー
BBJもあの時代(昭和30年代)に日活キャストであれくらいの
特撮だったら、日本映画が熱かった時代の傑作とか言われていたかも。。w
勢いはあったよな昔の日本映画って。。
867名無シネマ@上映中:03/05/30 02:50 ID:GI3dcz4G
 漏れは消防の頃、原作本を金髪全裸美女で表紙買いしますた(w
ちなみに、セックスシーンのみ探して読んでました。
 「欧米人特有の香りが〜」とか「怠惰にセックスしていた」とか
って描写を未だに覚えてます。そんなシーンありましたよね?
 原作を最後まで読んでおらず、映画も見ていない私ですが
このスレに出会って、今度レンタルで激しく借りたくなりました。
 あ、ちなみにユーミンの歌が耳に残ったのでサントラ・カセット
テープも買っていました。未だにウチにあります(w
868名無シネマ@上映中:03/05/30 03:06 ID:aIfqwaFI
ユーミンのイメージソング、歌詞が
「判ってるなあ」って感じで今でも大好きでつ。

傷ついた友達さえ置き去りにできるsoldier
あなたの苦しみを私だけに伝えていって欲しい
忘れない
自分の為だけに生きられなかった悲しい人
私があなたと知り合えた事を
私があなたを愛してた事を
死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから

冷たい夢に乗り込んで大空を目指すvoyager
いつでも人々を変えるものに人々は気付かない
行く先はどれ位遠いの
もう二度と戻れないの
私があなたと知り合えた事を
私があなたを愛してた事を
死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから
869名無シネマ@上映中:03/05/30 04:02 ID:tudeZa+p
この歌の直後に羽田のじゃーんじゃん、じゃんじゃじゃーんがかぶさってエンド。
870名無シネマ@上映中:03/05/30 13:12 ID:DgDKfVTw
>>865
「マイライフ・アズ・ジュピター」(落涙
871名無シネマ@上映中:03/05/30 19:31 ID:A3AfwbeB
868

なにか小松左京自身を歌っているような・・・
872名無シネマ@上映中:03/05/30 23:24 ID:2/tXDwC0
この映画で唯一、新鮮だったのがユーミンの主題歌なのは言うまでもない。
爽やかでいい曲だよね。本編はアレなのに。
同じく、映画より主題歌が勝っていたのが「ガンヘッド」。
トゥエンティハンドレッドプラスワン。
873名無シネマ@上映中:03/05/31 04:52 ID:/Qp7ZvyY
>>872
そうかぁ?
曲単体で聞く分にはどうか判らんが、今あの映画を見ると
エンディングがアレなせいで激しく80年代の貧乏臭い感じが
蘇ってくるぞ(CSで見て思いきしズッコケた)。
なんつーか、一所懸命流行り物で飾ってみましたみたいな。
ハッキリ言って、トータルコーディネイトの点で間違ってると思う。

ちなみに「魔女の宅急便」での荒井由美の使い方は正しいと
思ってるので、彼女自身が嫌いなわけじゃない。
874872:03/05/31 09:16 ID:RJyfR2xZ
>>873
 ごめん、主題歌単体で聴いたときの話だった。
 >トータルコーディネイトの点で間違ってると思う。
 激しく同意。
 しょせんシロート監督だから、そういう気配りをしる!というほうが
 欲張りなのかも…。
875名無シネマ@上映中:03/05/31 10:42 ID:nGFOV8GY
映画にするんなら、音楽も大事だろ。
角川みたいに映画と主題歌をセットでやらなきゃな。
さよならジュピターは壮大なSF映画であると同時に国際的マーケットを
意識した大衆映画でなければならない。
音楽はジョン・ウィリアムスっぽく格調高く、日本のメジャーとマイナー
の歌手を世界に紹介するイベント映画としての位置付けが・・・・











などなど小松御大の妄想はとめどなく広がっていったんだろう・・・当時。
876名無シネマ@上映中:03/05/31 11:28 ID:H7HzpmDq
>>875
例の歌(の声)ともう1曲、劇中で歌声が流れていた杉田二郎は、
「戦争を知らない子供たち」、「ANAK(息子)」などで
十分メジャーな存在だったと思う。
左京タソの中ではユーミソより有名だったのではないか。

あの歌も、それなりに「残る」可能性のある歌だったように思われ。
そう、あんな使い方でさえなければ、、、
877名無シネマ@上映中:03/05/31 11:30 ID:nxrFZYyG
もう2曲位、歌が入る予定だったが、橋本監督が潰したと
どっかの本に書いてあったな。
878名無シネマ@上映中:03/05/31 11:54 ID:KI/30V0w
2001年に対抗するんだったら、クラシックにそのもの
ズバリがあるんだが、そこまで張り合う気はなかったので
あろ〜。
ま、山崎ハコやらオフコースなんてのがなかった分よしと
せねばならん。
879名無シネマ@上映中:03/05/31 12:07 ID:r2xPAhC8
>>876
 ヒピ親父の歌は杉田二郎(inジローズ)だったのか。
 最近、熊本にライブしに来てたようだが…。
880名無シネマ@上映中:03/05/31 12:11 ID:u0w2hxVb
橋本サンの判断は賢明だったと思われ。。
♪ 唄入り♪「2001年」って。。偉大なる総監督さまのご趣味か。。
881名無シネマ@上映中:03/05/31 12:36 ID:A2PA76bj
イラストレーター・和田誠先生の対談集「映画に乾杯!」(キネマ旬報社・刊)を
ご一読ください。大のミュージカル映画マニアという、小松先生の(意外な)一面が
よく判るはずです。
882名無シネマ@上映中:03/05/31 13:04 ID:j6ozjZKx
ガイシュツだが、ハネケソの音楽にカナーリ救われている作品だ。 冒頭の、メインテーマをバックに長距離宇宙船が登場するシーンはソコソコ(・∀・)イイ JADE-3のあたりになると、もう音楽ではカバーできなくなってるけど。
883名無シネマ@上映中:03/05/31 13:26 ID:u0w2hxVb
>>880
♪「行け!逝け!ディスカバリー号」とかみたいな。。
884名無シネマ@上映中:03/05/31 13:33 ID:8/qRairx
「羽健の音楽は、あからさまにスターウォーズ風でアレなんだけど
無重力sexのシーンの音楽だけはいい」
「映像だけだと、まずいシーンでも羽健の音楽で助けられてる部分が
かなりある」
こんな事を小松左京が言ってましたが。
他にも
杉田二郎は声で選んだ。
東宝は今はこんな歌手が売れてますとか
言ってくるんだけど。
地球が歌ってるような声がほしかったんだよ。

ホルストの「惑星」を使わなかったのは
著作権の問題もあっただろうね。
当時は、まだ保護期間内だったから
885名無シネマ@上映中:03/05/31 15:45 ID:LuYMFmcE
地元にある新星堂に行ったら、”さよジュピ”のDVD売り切れだって
言われたよ(W。
なんか凄くないか(W?


886名無シネマ@上映中:03/05/31 15:50 ID:P1UCrtfp
>>885
 「売り切れ」ってマジ?入荷本数が極端に少なかったのか?

BBJの続編。
 ジュピターは死んではいなかった!
 脳死状態のジュピターが復活、今度の敵はネオジュピター教団。
 「さよならジュピター 完結編」
887名無シネマ@上映中:03/05/31 20:24 ID:5B74XL3x
メアリー・マッグレガーが歌う「SAYONARA JUPITER」か!
888名無シネマ@上映中:03/05/31 22:22 ID:Rte8zgHB
ローズマリー・バトラーが歌う「汚れたジュピター」
889名無シネマ@上映中:03/06/01 00:16 ID:jLOJkDuD
ジャニス・イアンが歌う「復活のジュピター」
890名無シネマ@上映中:03/06/01 00:26 ID:+bmAB8se
ライチャス・ブラザースが唄う「ゴースト ジュピターの幻」の主題歌
891名無シネマ@上映中:03/06/01 00:54 ID:jLOJkDuD
ヒロシ・イツキが唄う「あしたのジュピター」
892名無シネマ@上映中:03/06/01 07:56 ID:LwZ0unJM
井上あずみが唄う「低級の城ジュピタ」
893名無シネマ@上映中:03/06/01 12:11 ID:ffU+UWwr
続編「帰ってきたさよならジュピター」
中島みゆきが唄う主題歌「痴情の木星」
894名無シネマ@上映中:03/06/01 12:30 ID:CBM6SKEt
渡辺裕之が歌う「だいじょうぶじゃないマイジュピター」
895名無シネマ@上映中:03/06/01 13:07 ID:/yhRQK4I
爆風スランプが唄う「大怪獣 空中S●X」

って、こんなんばっかり。。
896名無シネマ@上映中:03/06/01 14:01 ID:HillZqrh
音楽ダメだと思うけどなあ。饒舌過ぎて白ける。
897名無シネマ@上映中:03/06/01 15:15 ID:rbBjkB7l
さよならジュピターまた来て四角
898名無シネマ@上映中:03/06/01 15:49 ID:/yhRQK4I
BBJ、最近、広くなった札幌のヨドバシカメラのDVDコーナーに
「マイノリティー・リポート」の次くらいに大量に入荷してたが、
あんなに誰が買うんだ??
899名無シネマ@上映中:03/06/01 19:39 ID:wO05zOJs
>887-895

お前ら面白すぎ
なんか場面まで浮かんでくるじゃねーか
900名無シネマ@上映中:03/06/01 20:32 ID:DLt5eHf1
激しく見たいDVDだなぁ。
2,500円なら即買いなのだが。
901名無シネマ@上映中:03/06/01 21:14 ID:dlG1Rjun
最新CGによるTOKYOVドッキングシーン!
驚愕の木星大爆破シーンの全貌!
壮絶なミネルバ基地崩壊シーン!
カットされた禁断の無重力SEx結合シーン!
マーク・パンサーによるテクノ版「さよならジュピター」収録!
本物のホオジロザメの襲撃シーン!
新撮部分と未公開シーンを満載!180分の完全版!
イルカの声で鳴くジュピター・ゴーストの叫びが5.1CHで甦る!
イルカをタマちゃんに替えパラダイス馬鹿を白装束集団に替え
NASAが全面協力




したとしても・・・・

俺はいらないね

902名無シネマ@上映中:03/06/01 21:32 ID:AD0xa/kI
>マーク・パンサーによるテクノ版「さよならジュピター」収録!

ユーミンの主題歌がGLOBEに差し替えられるヲカン。
903名無シネマ@上映中:03/06/03 04:58 ID:dDZoDZBV
どうしてみんな『愛・旅立ち』を語らないんだぁー!!!
904名無シネマ@上映中:03/06/03 20:07 ID:wznPc3At
なんだかんだ900超えてるし
観た者の無念と怨念が集まった白目のゴジラみたいな
イイスレになったな

ま、次は無いと思うが。
905名無シネマ@上映中:03/06/03 23:21 ID:fn/RLSZL
>>904
次スレタイ さよなら「さよならジュピター」







ダメポ… DSLモデム切って頚(ry 
906名無シネマ@上映中:03/06/04 01:32 ID:9FzF1GDj
プリントアウトして監督や関係者に配ると
喜ばれると思うよ。
駄作とはいえ愛されてるよ。
出来の悪い子ほど、マニアにはかわいい!
907名無シネマ@上映中:03/06/04 01:59 ID:1lKQPD80
確かに読み応えのある良スレでした。日本SF映画の問題点を鋭くえぐるような(笑)

・・・なんか思うんだけど、邦画で駄目なのは、変なプロ意識を持った現場ってのが一番
ガンじゃないかって気がする。新しいものを受け付けないし、才能ある若い監督をいびる
し。心では馬鹿にしつつも、仕事はちゃんとやる真のプロじゃないんだよね。ポーズだけ
プロで。
何とか組、というを作って馴れ合いになる奴は大抵だめですな。

作品ごとにスタッフを入れ替えるデビッド・フィンチャーってすごい奴なのかも(全然違う
ところに着地)。
908名無シネマ@上映中:03/06/04 04:50 ID:DpIaTdqq
>>907
現場じゃねえと思うな。
ヘッドだよ。ヘッドが頭悪いからイカンの。
特に東宝はそう。

特撮なんざ、極論しちゃえばあのレベルで構わないんだよ。
もっとマシなライターと監督をブッキングできるプロデューサーがいれば
東宝は今の100倍も面白い特撮映画作れると思うよ。

ハッキリ言おう。
「ジュピター」の場合も、小松左京と橋本幸二が「映画」というものに
対して無能だったから失敗したんだ。
それを現場に責任転嫁したところで何も事態は変わりはしない。

ちなみに「現場」の維持については、ノウハウの蓄積とか色んな面で
デメリットよりもメリットの方が大きいはずなんだよ、本来。
日本の映画の凋落は撮影所システムの解体から始まったの。
現場をおろそかにする体制は、没落するしかない。
909名無シネマ@上映中:03/06/04 07:13 ID:Nmv9zV/N
>905
良いんでない。
オタク、新スレ立てなよ。
910名無シネマ@上映中:03/06/04 12:48 ID:yonXE6Tq
>>907>>908
うーん、どっちの意見も一理ある。
911名無シネマ@上映中:03/06/04 13:11 ID:VOtHmYWp
>>908
そうだよなあ。「さよならジュピター」の特撮も、言われているほどは悪くないと思うし。
東宝職人への批判はよくわかるが、それでもあれだけ撮れている訳だしね。

やっぱ、ライターと監督がいないんだろうね。
912名無シネマ@上映中:03/06/04 15:23 ID:9FzF1GDj
>>908
興味ないと思うけどCM界も同じ状況になっちまった。
ヘッドが無能で(企業と広告代理店)不毛な打ち合わせで時間ばかり流れ
時間切れで、撮影現場になる。時間も予算も足りない中、現場にしわ寄せ。
上にむかって文句言うプロデューサーや監督はうるさがられて干され、
うえにへつらい調子いいことばかり言うやつが仕事ふえて
質が悪いCMを量産。若手で優秀な制作部はあきれて他の業界へ。
913名無シネマ@上映中:03/06/04 16:22 ID:rPtezHsL
さよならジュピターって人気あるんだなぁ
これだけレスがつくんだから
シベ超みたいなもんだろうか
914名無シネマ@上映中:03/06/04 16:44 ID:koZnvc8s
時間が流れて、もうクラシックだからね。
あれを今新作として見たら、みんなマジギレすると思うが。
915名無シネマ@上映中:03/06/04 16:49 ID:koZnvc8s
>>912
さらに脱線させて済まないが、
今、漫画業界も以下略。
まじで何とかしないと日本の大衆文化は本当に沈没してしまう。
メーデー・メーデー。
916 :03/06/04 17:11 ID:Yaat1234
深作欣二が監督したらどうなっただろう?
917名無シネマ@上映中:03/06/04 18:21 ID:lVltFmzB
なんだかんだで1000か・・・
918名無シネマ@上映中:03/06/04 19:58 ID:cM46AzZo
オレは「ジョン・バダム」に監督させたら良かったんじゃないかと思ったことがある。
彼の監督作は「サタデーナイトフィーバー、ウォーゲーム、ブルーサンダー、
ショート・サーキット」など。これらに共通しているのは「一点豪華主義」という点。

サタデー…はジョン・トラボルタという人材そのものであり、
ウォー…は巨大なNORADのセット、
ブルー…は実際に飛べる実物大のヘリ、
ショート…はこれまた精密に作られたロボットのプロップ。

これらを集中的に使う演出と、それを生かす脚本で、どの作品もそこそこ見れるものになってる。
逆に言えば、それ以外にはほとんど金がかかってない。
こうした経済感覚と脚本の工夫と演出の知恵というのには、学ぶところが多い気がする。

一概には言えないだろうけど「1ケ所だけ豪華にできる」という条件だったら、
みなさんはBBJのどこに金をかけます?
919名無シネマ@上映中:03/06/04 21:24 ID:hqje4Vh6
916

「おどれら木星ば燃やそうしとるんはわかるんじゃがよぉ
したらよ、挨拶してもらわにゃ困るじゃけんのぉ。
それがぁミネルバ基地の仁義じゃろうが、おう」
と物静かに広島弁(火星弁)で渋くキメル成田アニィ。

観たい!

918
いやぁ何処に金かけたって・・・
920名無シネマ@上映中:03/06/04 22:08 ID:kF898IbS
>918

イルカだな。
no宇宙、no特撮で
徹底的にイルカ映画として撮ればダイソン親子のようなタッチの(親父はダイソン球、息子は
カヌーで有名)イルカ宇宙SFとして名を残した筈だ。

監督はタルコフスキあたりでならそこそこ形になるんでわないかと・・・いや、まあなんとなく。
921名無シネマ@上映中:03/06/05 01:39 ID:Z5NAlERH
>>918
火星メッセージは削除。
木星幽霊は削除。
木星真理教は削除。
大統領、総裁その他の政治家は削除。

人種混交だと外人ヘボ役者を使わにゃならんので、日本コロニー、インドコロニーという風に
宇宙でも国単位の組織になってる設定に変更。これで主要メンバーは日本人に統一できる。


潜水艦ものの雰囲気になるかねこれだと。
922921:03/06/05 02:15 ID:wIXHzIPb
あ、ユキと古代モドキの、ただようアレも削除。
923名無シネマ@上映中:03/06/05 03:33 ID:K3tpJqQ2
>>918
教祖様を三船敏郎に…
924名無シネマ@上映中:03/06/05 08:30 ID:UjiGGXS3
>>918
無重力セクースシーンだな。
巨費を投じて無重力48手を細かく描写(W
925名無シネマ@上映中:03/06/05 09:07 ID:W3Z2Hhwi
火星の地上絵をモノリスに変更、木星を土星に変更、生身の女は
うっとおしいのでカット、代わりにクールな女声コンピュータに
変更、ジュピターゴーストをタイムゲートに変更すると、なんと
2001年のリメイクになってしまったではないか!
926名無シネマ@上映中:03/06/05 09:40 ID:z5PYCfYI
>918
どこに金かけるかだって?
ジュピターに決まってるじゃん。

スタジオに実物大のジュピターを(イカ自主規制

よーするにテーマそのものが・・・(イカなのですよ。
927名無シネマ@上映中:03/06/05 12:59 ID:0Z3v/YB+
>>916
同じく小松原作の『復活の日』は深作欣二監督で、濃ゆい内容でよかったけどね。
まあ、向こうはハリウッドスターに海外&南極ロケと規模が違うけどな。。
928名無シネマ@上映中:03/06/05 13:14 ID:b+ov2TQJ
潜水艦もの… 『2010』になるね。
929名無シネマ@上映中:03/06/05 14:58 ID:PsZPAS4N
じゃあ、ピーター・ハイアムズ監督で。。
930名無シネマ@上映中:03/06/05 16:07 ID:Oi0bacbr
破壊に抵抗する木星人との間の宇宙艦隊戦、そして木星人大量虐殺を
バーホーベン監督で。
キャッチコピーは「木星はオレが必ずブッ潰す!」
931名無シネマ@上映中:03/06/05 16:31 ID:zq0OJGG9
作品の底に流れるテーマが共通(お二人とも戦後焼け跡派)
という点で深作監督のメガホンで小松作品の映画化といったら
やはり「日本アパッチ族」でしょう。
こちらは特撮よりも美術(セット)にお金がかかりそうだけど。

932名無シネマ@上映中:03/06/05 19:35 ID:uhrax8Bz
日本アパッチ族は岡本喜八監督がやりたがってたそうだよ
933名無シネマ@上映中:03/06/06 05:11 ID:/sefATzr
「戦後焼け跡派」つーのは、今の若いシトには死語だなぁ。
しかし欧米コンプレックスは日本の基本テーマだから、
判らないでもないか?

ラップトップパソコン?に
これ見よがしに「SONY」!!と書いてあるのが何とも。
きっとOSもSONY製なんだろうなぁ。
934名無シネマ@上映中:03/06/06 15:55 ID:5HW3/OFr
プラズマディスプレイの事だろう。
当時開発されたばかりの奴を借りてきたはず。
935UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/06/06 19:19 ID:w4OmBuLz
同じ木星を犠牲にするにしても、バスターマシン3号の方が恰好良いと
思うのはなぜなんだろう。
936名無シネマ@上映中:03/06/06 22:10 ID:azQy8omh
アニヲタ逝ってよし
937名無シネマ@上映中:03/06/06 23:51 ID:C8i0pl5y
>>934
 あの糞バカでかいバッグPCはプラズマだったのか。
 隔世の感がある。
>>935 
 アレはパロディの集大成みたいなもんだよと言いつつ、不覚にも
 泣きそうになったな。
938.:03/06/07 20:04 ID:/0XrmPhX
Q:DVDソフトに傷が\(◎o◎)/! ど〜したらよいのでしょうか??

A:ディスクにきづつける奴はどう考えてもアホ
つうか逆に聞きたい、どうすればそんな触らんでもいいところに指紋が付いたりきづが付いたりするのか?
そしてお前らは、友人知人から借りたものにまでしっかりきづをつけるのか?
パッケージ踏みつけてヒビを入れたり説明書を汚したりするのか?
下手に拭こうとして、放射線状に拭かずに却ってきづを増やすのか?
ばかばかばか 馬鹿としか言いようが無い なんでソコを触る
つうか普通きづなんてつけないだろ ありえん ぜってーーありえん 相当の不器用か能無しだな
ほんとばか まじで触るなよな
大体遊んでないときの保管方法もそういう奴は間抜けだ
裏面はきづがつくからって 裏返しに本のウエにおいてたり パッケのウエにおいといたり
馬鹿か? 電気製品の近くでそんなつるつるしたものが裏返しになってたら、短時間で埃がたまるだろ!!
おまけにつるつるしてるからイキで吹きかけても埃は綺麗には取れなくて結局拭かなきゃいけなくなる
それがどういうことか解るか?
本来なら 拭くという行為もきづを増やすからよくないんだ
出来れば拭くことそのものの機会自体避けるべきなんだ
それが埃のせいでそのウエから拭くと 埃をふき取ることで その埃で余計にきづが付くんだ
馬鹿!まったく馬鹿!
そしてそういう奴にかぎって
きづだらけのゲームソフトや割れまくりのソフトを持ってきては「なんぼ?」といきなり聞きやがる!!
うるせーーマズは身分証明書と必要事項の確認がさきじゃ!!
いきなり値段を言えるか!! 店の中で少し待ってやがれ!!
きづ確認してパッケを丁寧に慎重に開封して!! チェックしなきゃ値段なんてわかるか!!いえるか!!
939.:03/06/07 20:04 ID:/0XrmPhX
大体そういう奴は、きづだらけのパッケガタガタなんだよ!!
で散々クソゲーを何本ももってきて 20本査定して2000円ぽっちだと
「やすいなぁ〜やっぱいいわ・・」といいやがる!!くそくそくそ!!
こっちだってそんなきづだらけでおまけにクソゲーいるか!!
こっちから願い下げジャ!! 売る気なら最初から綺麗に売れそうな奴だけもってこい!!ボケ!!
まったく一日に何回俺に研磨をやらせれば気が済む!!
レンタルした商品は貸したときのままで返せ!! なんできづをつける!!
借りたものを借りたまま返せない奴は人間のくづだ!! 氏ね死んでしまえ!!
なんでお前の借りるDVDアダルト10本は常に返されるとき裏面に白い汚れが付いてる!!
そうしてお前は借りたDVDは裏に埃がゴサーッとついてるんだ?!
どうして、お前に貸すたびにきづがふえるんだ? マジデ馬鹿馬鹿!
ありえん 貸したものを借りた状態で返せ!! むしろもっときれいにして返せ!!
いいか? 裏面は命だ!
例え持ち主でもソコには触るな! プロの領域だ!!素人は触るな!!
むしろ見るな!! 裏返すな! 一秒間に2ミリの速度で入れ替えしろ!!
慎重に慎重を重ねろ!!てめーら雑なんだよ!! ありえん!! ありえんぞ!!
バカドも!! ソフトにきづをつける奴はくづだ ばかだあほだ!! いってよし!!
埃をどうしても拭きたい馬鹿は!以下を注意しろ!!
1 めがね拭きや専用のレンズクリーナーを買って来い!! 眼鏡屋かデカイ家電屋 PCショップで探せ!!
2 紙類では拭くな!!静電気がおこってほこりのもとだ!!
3 中心から優しく放射状にふけ!!
  めちゃめちゃに拭くな!!方向次第ではなんでふいてもきづが付く!!
  埃はできるだけ息で飛ばしてからにしろ!
  飛ばない埃は 優しくふきとってから 汚れを拭け!!
  飛ばない重い埃を強く吹くとこすれてきづになる!!
4 解ったらしっかり実行しろ そして俺に研磨をさせるな!! できればおまえらはCD自体に触れるな!!
  以上!!
940名無シネマ@上映中:03/06/08 00:36 ID:/SAwOvp7
>>905
B.B.B.J (w
941名無シネマ@上映中:03/06/08 01:41 ID:bJS8zRvR
>>940
BBBBJだろ?
942名無シネマ@上映中:03/06/09 03:50 ID:VQ6dBSzT
BBBBBBJ
943名無シネマ@上映中:03/06/09 09:08 ID:tOHFqrIL
BBJによろしく
944名無シネマ@上映中:03/06/09 12:57 ID:EkZPjzh/
>>943
ガイシュツじゃない?
945名無シネマ@上映中:03/06/09 21:04 ID:Bry57Kmv
昔のコロコロコミックで特撮で対決するゲームセンターあらしみたいな漫画があって
主人公「日本には『さよならジュピター』があるぜ!」
ライバル「ちっちっち、『さよならジュピター』なんか『2001年宇宙の旅』に比べたら
おもちゃ同然さ」
などというやりとりが飛ぶ、『ゴジラ』の日本特撮と『スターウォーズ』の米国SFX
対決漫画だったよーな。
946名無シネマ@上映中:03/06/10 07:30 ID:diLZjaTv
>「ちっちっち、『さよならジュピター』なんか『2001年宇宙の旅』に比べたら
おもちゃ同然さ」

まったくだ。
947名無シネマ@上映中:03/06/10 10:49 ID:Kt4PvZmQ
それはおもちゃに失礼
948名無シネマ@上映中:03/06/10 11:21 ID:PYkOIv6O
>「日本には『さよならジュピター』があるぜ!」
。。。ワラタ。
949名無シネマ@上映中:03/06/10 14:11 ID:9N2PDKxP
>>945
コミックボンボンじゃなかったか? 立ち読みして、子ども心に「ガキをオタクに育てて
どうするんだろう?」とオモタヨ
950名無シネマ@上映中:03/06/10 19:55 ID:p4uY34uH
>>949
そそそボンボン!ほかにもアニメスタジオ同士の対決マンガもあた。それじゃコロコロに
水あけられるわけね。

「ふふふ。舞台設定決めからキャラデザ決定まで2週間…どうだ!」

「ふふ…わがスタジオではすべてコンピューターで行い20秒だ。」
951949:03/06/10 20:08 ID:CTuB4ZYx
>>949
まあ、あの頃はまだ、オタクというコトバは一般に使われてなかったけどね。
>>950
ワラタ

しかし、ボンボンもコロコロも、意味不明のマンガが多かったよね。他には、
商品を売りつけるマンガばっかしね。
「プラモ狂四郎」には、なぜ、サンライズ系のメカしか出てこないのかとか、
コロコロはなぜマクロス系なのかとか、当時から疑惑の目を向けてはいたけどね(w

オレが親なら、絶対に買い与えないよ(w
952名無シネマ@上映中:03/06/10 20:16 ID:6WCwoynS
>>951
 今のヲタって、コロボンの洗礼を浴びたヤシがメインだよな多分。
 両方とも、今でもやってることはまったく変わらないけどさ。
 最後の一行は、なんか
 「おもちゃを欲しがるから特撮見せない」
 とほざく親みたいで、ほのかに悲しい。
953名無シネマ@上映中:03/06/10 23:17 ID:Kt4PvZmQ
>>951
> オレが親なら、絶対に買い与えないよ(w

つーか、お前、2ちゃんねる(ry
954名無シネマ@上映中:03/06/11 10:38 ID:NBGh3Ank
コロボンスレかいな。。
955名無シネマ@上映中:03/06/11 11:16 ID:CFet5sbH
そうして他の子供には「こんなんも知らねーんだー」と
馬鹿にされ、コロボンを買ってくれなかった親への怨念を
募らせて非行に走る。
ああ、あの時コロボンを買ってやれば……そんな思いも後の祭。

って、実際今でも子供文化動かしてるのはコロボンだからな……
ああガンプラ、ストリームベース。
956949:03/06/11 12:09 ID:ou6x4eBH
>>952-953
はは。まあそうなんですが。
>>955
そういう問題があるものねえ。コロボンに限らず、今の日本は、安心して子育てが
できる国じゃないと思うね。ゲームにケータイ、高価なオモチャが多過ぎるもの。

戦隊のメカが増えた頃から、やばいとは思っていたが(w 
957949:03/06/11 12:11 ID:ou6x4eBH
ああ。ageちまった。

ところで、タイアップと言えば、BBJグッズって、どんなのがあったの?
958名無しシネマ@上映中:03/06/11 13:51 ID:Fdgxjme3
>>957

超巨大合体ジュピターロボってのがあった。
959名無シネマ@上映中:03/06/11 15:48 ID:0ywsMnGF
>>957

ミネルヴァひみつ基地デラックス。
960名無シネマ@上映中:03/06/11 17:31 ID:+e0/9BsO
>>957

ポピニカ 「DX 本田英二」 \5800
961名無シネマ@上映中:03/06/11 18:49 ID:5WOpmmMx
>>956
 いやいや、アメ公の玩具もそれはそれは高価ですぜダンナ。
 日本のソレとは比較にならない。
 ただ、収入に応じた玩具がちゃんとあるから、それほどフトコロが
 痛まない(のかも)。板違いスマソ。
>>958-959
 そういうのが出ていたら、今ごろヤフオクでプレミアもんでしょうね(藁
962名無しジュピターゴーストさん:03/06/11 20:07 ID:sycYjkvR
無重力SEXフィギュア(ラブガス、体位変更機能付き)は発売されてただろ。
あんなのが子供向けに売られていたなんて、今からじゃ信じられないな。
夢のある時代だった。
963名無シネマ@上映中:03/06/11 20:12 ID:bpHdeFub
BBJ仕様のマクドナルド(マック、マクド)はあったんだろうな。多分。
964名無シネマ@上映中:03/06/11 22:22 ID:CuLEP3ry
>>963
「マクド」でのみ、地域限定で売られますた。
965名無シネマ@上映中:03/06/12 00:48 ID:GJTbjKxr
これみよがしにアップで映っていたゼンマイ歩行のゴジラかなんかは
BBJグッズと呼んではいけないのか。
966UrNol ◆GBozFwX4Z6 :03/06/12 22:28 ID:dvi0I7AI
>>965
あれは、公開当時のゾイド。確かゴジュラスとかいうモデル。
しかし、ああいう玩具を私室に飾ったり、幼馴染みといきなりセクースしたりする
ミネルバ基地の最高責任者・本田英二というヤシの性格はどうにもよく分からん。
967名無シネマ@上映中:03/06/13 00:20 ID:WxLee9Am
本田猪四郎と円谷英二をもじったと思しい(違うのか?)
名前からして胡散臭いな
968名無シネマ@上映中:03/06/13 02:42 ID:7k9veHd9
まるで星右京みたいだな。
969名無シネマ@上映中:03/06/13 10:08 ID:D8na/ney
クライシス2050の話はだめでつか?
970名無シネマ@上映中:03/06/13 20:55 ID:B2xUOCYi
痛さは似てるがな
971名無シネマ@上映中:03/06/13 21:38 ID:/tShTR0k
ジーザス・クライシス2050
972名無シネマ@上映中:03/06/13 22:14 ID:fDHSq3rJ
思えば「クライシス2050」もある意味、

「ありがとう、お爺ちゃま!」

な映画だったな・・・。
973名無シネマ@上映中:03/06/13 22:33 ID:GSAISd9K
ヤマト2520の話しはだめでつか?そうでつか。
974名無シネマ@上映中:03/06/14 01:52 ID:5xyprTr6
おでんにしとけ。
975名無シネマ@上映中:03/06/14 03:08 ID:ljob4uQR
.         冒 It's new taste !
        l l     Λ_Λ
         /〜ヽ  ( ´Д` )
      ( ).△_ |/⌒ー ー⌒ヽ.
      ( )ヴァ○_ノト 。人 。 イ、ヽ
      ( ) ン ||  ヽニキ ニ /_ゝ .)
        ||  タ||   丶     (_ソ
         ̄ ̄      ,vwVVVWVVVwv、
   ヴァンタ       <   新発売    >
    おでん味!     ^VwvWWwvVwV^
976名無シネマ@上映中:03/06/14 07:40 ID:C14j48wh
クライシス2050、あの制作費であの出来じゃ、BBJよりひどいかも。
977名無シネマ@上映中:03/06/14 09:58 ID:kVW1uUNq
NHKエンタープライズと学研の出した70億の内
いくらが映画製作にあてられたことやら
1/10位か!?

978名無シネマ@上映中:03/06/14 16:14 ID:DeQKmtQs
>>957
前にもカキコしたがオレが封切り見に行ったときに着た
JSPトレーナ.
979名無シネマ@上映中:03/06/14 16:18 ID:1UyGLjcZ
25
980名無シネマ@上映中:03/06/14 18:33 ID:WaViL/mT
>>977
全部を純制作費で使い倒していたら、別な意味で笑えるんだけど。
キャメロンあたりに70億使って欲しかった。合掌。
981名無シネマ@上映中:03/06/14 19:24 ID:lWyI61Zc
ヤマト2520は結構きっちり作ってあったと思う。
完結不可能な事を除いて……
982名無シネマ@上映中:03/06/14 21:47 ID:asOjCs7L
BBJの映画としての出来に鬱になっても
メカのデザインやミニチュアの出来に喜んだ香具師は少なくないだろう。
そういう香具師は近々放映される「グランセイザー」を見れ。

そして泣け。
983名無シネマ@上映中:03/06/14 23:32 ID:7FooZ0OI
あるDVDショップで「さよジュピ」DVDが新品が6300円でしたが、この値段でも
買う気が起こりません。皆さん幾ら位が買いの値段でしょうか?
984名無シネマ@上映中:03/06/14 23:33 ID:DnTMzcQ8
300円なら。

985名無シネマ@上映中:03/06/15 01:03 ID:yRrgSJyQ
3000円











もらえるなら。
986名無シネマ@上映中:03/06/15 02:28 ID:2a91SfMh
>>983
DVDタイトルメニューの木星CGは素晴らしい!
惜しむべくは本編の出来とは全く関係ないということだ。(w
987名無シネマ@上映中:03/06/15 13:13 ID:Y9alu9yj
木星って…SFだよな。(-。-) ボソッ
988983:03/06/15 14:25 ID:bPraLhxO
>>986
5000円きったら考えてみます。
989名無シネマ@上映中:03/06/15 15:08 ID:/SnEP5oY
2480円なら間違いなく買うんだけどなあ。
3500円で微妙なところ。
(大体東宝は・・・ゴジラシリーズもそんくらい安ければ・・・・ぶつぶつ)
990名無シネマ@上映中
>986
特撮と本編の出来が全く関係ないってこの映画全般にいえることだね。