>>473 あったあった。おまっとーさんです。でわでわ。
「オネアミスの土竜(もぐら)王立地底軍」
作者「人々が『オネアミスの翼』とか『ダーティペア』とか何とかゆったりして宇宙にばかり目をうばわれていたそのころ。
ケツゼンと足元の地面に目を向ける一つの団体があった! そおっ! あの!
王立地底軍である!」
シロツグ「そっ」
(地と書かれた工事用メットをかぶり、シャベルを担いでいる。似合い過ぎ ワロタ)
シロツグ、つるはしで地面を掘っている。そこを通りかかるアベック。
アベック女「あら? 何であんなところで工事やってんのかしら?」
アベック男「ああ、ありゃ工事じゃない。地底軍さ」
女「地底軍? 地底人でも攻めてくるってゆーの? はははははっ」
シ「・・・」
リイクニ「地底軍? 兵隊さんですか?」
シ「いえ、戦争には出ないんです。ただ、その、大きな穴ボコ掘ろうってだけの団体でして・・・」
リ「すばらしいわ。きっと私たちの子孫は、地下街で平和にくらすのでしょうね」
シ「(心の中で)すばらしいかな?」
将軍「諸君!私はここに人類史上はじめて、地殻を突き破りマントル層へ行こうという『有人巨大穴ボコ計画』を発動する!
誰か地の底へ行ってみようという、勇気ある若者はいないかっ!」
シ「私が、志願します!」
仲間たち、一様に止める「なに考えてんだよ!」「やめろよ!」「しんどいぞ!」「クツの中に泥入るぞ!」
シ「諸君! 我々は誇り高い宇宙軍士官じゃありませんか。歴史に残る仕事をしようじゃないか!」
作者「こーしてなんのこっちゃらよくわからないが、世界初の『有人巨大穴ボコ計画』はスタートしたのだった」
ざっざっと掘りまくるシロツグ。
シ「ぬおお〜っ!」