『戦場のピアニスト』第2楽章

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241名無シネマ@上映中
昨夜見てきました。
ホロコースト系の映画は興味あるので今まで色々と見てきましたが、ナチの残虐な行為に
身震いするような怒りがこの映画では湧きませんでした。
殺されていく人が物語の中で「他人」ばかりで感情移入できなかったせいだと思う。
車椅子ごと投げ捨てられる老人、眉間を撃たれる女、間引きされるゲットーの人達・・・どれも映画の中では
「他人」だったし家族は収容所逝きの貨車に乗るところまでで終わり・・・・。
結局、主人公に直接関係する人が殺されていくシーンが無かった。

ただ臨場感やゲットーの廃墟のシーンなど映像美や撮影技術は良かった。

体験したユダヤ人が観たら「ホロコーストってあんな甘いものじゃない」って思うんじゃないかな?