1 :
名無シネマ@上映中 :
03/01/12 22:46 ID:OfzzViLh ローレンス・オリビエ 1907〜1989
ヴィヴィアン・リー 1913〜1967
2人は正に映画界、演劇界の世紀のカップルであった。
まだイギリスで駆け出しの女優ヴィヴィアンは、当時、既に
若き演劇界のプリンスであり、皆の羨望であったオリビエに
夢中になる。そして、35年2人は出会い、お互い既に
結婚し子供もいる身に関わらず、激しい恋に落ち、離婚成立後
すぐ結婚。世界一美しい夫婦、おしどり夫婦と言われる。
だが、リーの余りに激しい偉大なるオリビエへの愛ゆえの
コンプレックス、野心、また、結核、極度の躁鬱病を伴い
壮絶な夫婦生活となり、ついに看病に疲れ果てたオリビエは
彼女の元を去り、若い新進女優と60年に再婚。リーにも若い恋人が
出来たが、最後まで彼女の病気は治らず、寂しい死を迎える。
最後まで彼女のベッドは、オリビエの写真に囲まれていたという。
・・という訳で、スレもなかったので、二十世紀を代表する名優二人の
スレを一緒に立ててみますた!!
2人一緒の話題でもOK、それぞれの映画についてもモチ、OK!名作多し!
2人のファン、クラシック映画ファンの方、色々語ろうぜ!
ファン・サイトは
>>2 〜
>>3 辺り。
世界一の美男美女カップルと言われた頃の2人
http://perso.club-internet.fr/beamovclassics/actors/laurence_olivier/ http://members.rogers.com/larisan/lh4.jpg
2 :
名無シネマ@上映中 :03/01/12 22:48 ID:OfzzViLh
3 :
名無シネマ@上映中 :03/01/12 23:58 ID:OfzzViLh
私は、ヴィヴィアン・リーの映画では、 「哀愁」と「美女ありき」が好きなんです。 特に「哀愁」はあのメロ・ドラマの王道的なストーリーと画面に 終始、何度観ても釘付けになるというか、、泣けるんですわ。
4 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 00:51 ID:RLYR8Kd3
おおっ、良スレハケーン!! ヴィヴィアン・リー大好きだす! <哀愁>良かったよね〜。もう美しすぎて切なくて たまらない気持ちになったよ。 しかし、その高貴な美貌のヴィヴィアンが私生活では 二ンフォマニアになって、人前で平気で全裸になり、泣き叫び いつどこでもオリビエに「FUCKして!抱いて」と汚い言葉を 喚きちらし、トラのように暴れ、人々に押さえ付けられていた と知った時、震えるようなショックを受けたよ。悲しすぎる。
5 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 01:03 ID:3zoxyhgd
欲望という名の電車が痛ましい。 葬儀委員長はオリヴィエだったとか。 スカーレットのイメージが強いけど、哀愁といい、弱い女もけっこう演じている。
6 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 01:09 ID:GYP1RXi3
ビビアン・リーみたいな女優って現代でも演技力評価されると思う?
7 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 01:26 ID:RLYR8Kd3
>>6 ヴィヴィアン・リーみたいな女優って、
どういう女優を指すのかは分からないんけど、
自分は、彼女は決して演技力の無い女優ではなかったと思うよ。
ただ、彼女自身は常に、偉大な夫ローレンス・オリビエに対して
コンプレックスがあって、夫に才能あると認めさせ愛されたい、
夫のような演劇界で認められる本物の存在に
なりたいと思っていたみたいだ。ただ、彼女は演劇界では美しすぎ、
甲高い声が舞台では、通らなかった為、酷評される度悩み、極度に
神経がおかしくなっていったらしい。
8 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 01:50 ID:tHDmh1kp
映画女優としては演技力ある人だったと思う。 バーグマンなどに比べて劣るとは思えない。
9 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 12:00 ID:geZ8DymW
渋いスレですね! 学生のころ(ってもう10年前だが)、ローレンス・オリビエ好きでした。 何度も観たのはとくに「ハムレット」・「ヘンリー5世」・「レベッカ」 シェイクスピア物はあの力強い発声にしびれましたっけ。 レベッカは相手役のジョーン・フォンティーン(だったかな)が美しかった。 久々に観たくなったぞ、ビデオ屋行ってこよう! 1を見て、そういえばオリビエとリーはそういう経過があったことも 思い出しました。
10 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 12:17 ID:RLYR8Kd3
>>9 オリビエって、じいさまになってもスゴカッタよね。
「マラソンマン」だっけ。元ナチスの役で、ダスティン・ホフマンを
椅子に座らせ、ドリルで歯を拷問・・ギゃアアアアアア!!!
完全、演技もホフマンくわれてたもんね。この、じいさま凄すぎと思った。
自分は逆に、初期の頃の「レベッカ」とか全然未見なんです。俺もレンタル行ってこ〜!
つか、
>>1 のサイト見て、オリビエが若き日、
こんな二枚目だったとはビクーリした。じいさまになっても確かに品はあった。
11 :
6 :03/01/13 18:13 ID:YiGtNxo6
つーか、ビビアン・リーが演技派といわれてたのは知ってるけど、 今の時代でどうかってこと。まぁ、昔の女優はみんな通用しないと思うけど。 能力的にどうかじゃなくて、世の中が極端に洗練されて複雑になったからねぇ。 バーグマンも演技うまいと思ったことがない。 昔の女優さんは、綺麗にして消極的な演技をしてても評価されてラッキーだったね。 日本でいうお姫様女優みたいなポジションがあったから。 今でもディートリッヒやガルボ、モンローなんかが鑑賞耐用度があるのは、 多分積極的な演技や存在感を持ってたからだと思う。
12 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 18:40 ID:RLYR8Kd3
>>6 ヴィヴィアン・リーの「欲望という名の電車」のブランチとかの
演技が消極的なんてまったく思わないし、お姫様なんかとは対極だと
思うけどな。彼女やテーラーの様に美貌が際立ってると、それしか
ない様に思うけど、彼女らはそれなりの演技力は明らかにあった。
あの当時、お姫様女優と言われて、そのまま消えていった人は他に五萬と
いる。それに、ベティ・ディヴィスやキャサリン・ヘップバーン
なんかの演技者は現代の時代においても、モデルから上がって
今のルックスだけで持ってる多くのタレント女優と比較しても十分
存在感も凄みもあると思う。
13 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 19:10 ID:ngDk5T18
「欲望という名の電車」でのリーは凄かった。 陰鬱で何度も観返す気にはなれないが。
まぁ、昔の映画のストーリーや脚本だから、今みると稚拙な感じには見えるわな。
ヴィヴィアン・リーについて書いている本は、アン・エドワーズ以外には ないんですかね?
16 :
名無シネマ@上映中 :03/01/13 23:51 ID:iZMVk28b
欲望という名の電車の、あの、ガラスのようにもろそうなブランチ。 舞台では「ドライビング・ミス・デイジー」のジェシカ・タンディだったのだが(もちろん、若かったよ)、ジェシカもいい女優だけど、あのもろさは出なかったような。 あと、あの頃は女優も男優も今とは演技やメイクのスタイルが違っていたので、今と単純に比較するのは無理だ。
17 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 00:26 ID:hx0pRjEx
>>16 同意です。彼女のブランチは美しすぎる等の評もあった様ですが、
やっぱり映画化の成功は彼女だからだったと思います。
>ローレンス・オリビエに関して言えば、本当に卓越した演技者ですね。
若き頃は、その美形ぶりからかなりの女性ファンがいたようですが、
なんと言っても彼のシェイクスピア演技はずば抜けてますね。
それに加え、一生涯現役だったから素晴らしい。
>>9 >>10 さんは、「ブラジルから来た少年」はご覧になった事がありますか。
こちらは「マラソンマン」のナチの残党役とは全く異なる、ナチを憎む老ユダヤ人
を演じてます。この熱演はオスカーにもノミニーされてます。
、、確か、オリビエは、男優では最多オスカー・ノミニー俳優記録を持っているのでは
ないでしょうか?若い頃は美形で、後にカメレオン俳優になりましたが、品格と奥の
深さでは、群を抜いてますね。ヴィヴィアン・リーが骨の隋まで彼に夢中になったのが
分かります。20世紀最高の名優の一人ではないでしょうか。
18 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 01:21 ID:ul4g2oW+
年とってからのオリヴィエって、憎たらしい役多かったよね。 「探偵スルース」だな、印象的なのは。マイケル・ケインもよかった。
19 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 01:35 ID:s5XlLF4v
「ブラジルから来た少年」 TV放送で観ました。オリビエの演技もさることながら、 吹き替えも素晴らしくて、誰かと思ったら西村晃さんでした。
20 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 01:36 ID:AS+0sfhD
「スパルタカス」でも存在感があった。
21 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 03:31 ID:yZRe43M9
そうそう、トニー・カーティスを誘惑するの。
22 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 04:48 ID:H2d6fDvW
「タイタンの戦い」とか出てなかったっけ? 神話の中の神役で。ゼウスだったかな?
23 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 06:48 ID:pcidxYBb
「哀愁」は泣けたな〜。 ロバート・テーラーもカッコよかった。
24 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 10:22 ID:O4pJZb7A
>>22 出てた。昔映画館で見た。
しょぼい特撮とともに、なんか、アレな映画だった。
25 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 19:26 ID:q5zbBlfC
26 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 20:32 ID:cKD0Zd6I
母親が彼女を好きで、実家にビビアンが「レベッカ」のスクリーンテストを受けた 時のビデオがあったよ。 ほんのちょこっとなんだけど、なんか得した気分だった。
27 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 20:39 ID:q5zbBlfC
ええ、いいなあ。 何のビデオ? 「レベッカ」では、ヴィヴィアンが相手役じゃないから オリビエがずっと不機嫌で、新人女優だったジョーン・フォーティンは びくびくしてたらしいね。
28 :
名無シネマ@上映中 :03/01/14 23:20 ID:hx0pRjEx
>>27 そうそう。それで「哀愁」の方は元々、オリビエをモデルに
書かれた脚本だから、テーラーではミス・キャストで退屈な仕事
なんて、リーは言ってたんですよね、確か。
このスレ嬉しい。「探偵スルース」「ブラジルから来た少年」「スパルタカス」
みんな好きな映画です。(感涙) 皆さん、さすが詳しい!
「スパルタカス」ですが、自分は「ベン・ハー」より分かり易くて結構
好きだったりします。結構生ぬるい所も多いし、キューブリック監督作の良さも
出てない気がするし。でも、それでも、あの戦闘シーンのエキストラの数とか
圧巻で一大絵巻面白さ!やっぱり脇が、オリビエにチャールズ・ロートンに
ピーター・ユスチノフでしょう。主役のK・ダグラスやT・カーチスも悪くなかった
けれど、もはや、演技のレベルが違う気がしました。
オリビエに関しては、もう格好良すぎです。あの発声、声量は凄いですね。
それにあんな金ピカのヨロイ着て、あれだけ品を持って似合うのは彼しかいませんよ!笑
29 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 00:03 ID:OYlxFFHE
スパルタカス、大好きです。ベン・ハーと同じくらい、というか、史劇のベスト2です。これらに比べたらグラディエーターなんて。 スパルタカスはキューブリックが気に入っていないというだけの理由で過小評価されすぎています。キューブリックの映画として見なければ傑作。 そして、キューブリックも、これで大作を作る自信ができたから、2001年やバリー・リンドンが作れたのですよ。 赤狩りで追われた脚本家さんの思いも満ちています。 ヒロインのジーン・シモンズもよろしく。
30 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 00:41 ID:wMC1zq2E
>>28 >>29 私も「スパルタカス」好きです〜。10年程前に観たきりなんですが、
赤ガリで追放されたダルトン・トランボ氏を脚本に使ったり、パワーありの映画だ。
http://us.imdb.com/CommentsShow?0054331 ↑
どうも、向こうのコメントも大方好評、絶賛してるのが多いですね。
やっぱり「グラディエーターよりこっちだ」「ブレイブ・ハートに影響与えたの
分かる」「キャスティングが素晴らしい」とか書いてますね。
あと、「ホモ・セクシャルを感じさせる」とか書いてる人も!!
>>21 トニー・カーチスをサー・オリビエが誘惑するシーンなんてあったかな。
いやあ、記憶にないです。ど忘れかな。ただ、やたら男の入浴シーンが多かったよね!
31 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 01:05 ID:kzrcaPAE
あったのです、むふふ。 10年ほど前に東京国際映画祭で完全版上映。そのとき、カットされたそのシーンが見られたのです(うはうは)。 ていっても昔のだからたいしたことないけど。 で、そのシーン、音声がなくなっていて、アフレコしたんだけど、オリヴィエはもう故人。で、未亡人のたっての希望で、かつてオリヴィエの後継者と言われたあのレクターことアンソニー・ホプキンスが声を入れたんですよ!
32 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 01:29 ID:wMC1zq2E
>>31 おお!即レス感激です。
やあ、あったんですね、そんなシーンが。A・ホプキンスが声入れたというのも
泣かせるなあ。なるほど、完全版ですか!!
いやあ、観てみたいなあ・・って当方、男だけど、そんな趣味の人ではないんですけど(笑)
でも、完全版なら必見ですね。今、出てるDVDは完全版なのだろうか。
しかし、サー・オリビエ始め、みんないい体してましたよね。はは。
やたら、入浴シーンで裸のまま、男が手を触れ合ったりしてたんで、「!?」とは
思った記憶が甦ってきました。
33 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 02:24 ID:7zrBkLw5
ローレンス・オリバー。 ビリーワイルダーの「あなただけ今晩は」という映画で ジャックレモンが言うセリフ。
34 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 07:01 ID:CqcRfACi
>27 >「レベッカ」では、ヴィヴィアンが相手役じゃないから >オリビエがずっと不機嫌で、新人女優だったジョーン・フォーティンは >びくびくしてたらしいね。 え、そうなんですか。なるほど・・・ 何かにおびえる妻の役柄だったから そのビクビクはむしろ役にたった?ナンチャッテ
35 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 15:05 ID:06smDTUU
ヒッチがわざとヴィヴィアンにしないでそういう関係にしたのかな。 だって、ヒロインは死んだ前妻レベッカの影におびえているわけだから。
36 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 16:19 ID:wgu9Uk33
>>34 >>35 まさに、その通りだった様です!!
元々、オリビエは、「レベッカ」の自分の相手役はヴィヴィアンに
してほしくて、セット・テストまで受けさせたんですが、
結局、この役をやるには、男を誘惑する美貌まで兼ね備えた彼女では
合わない、彼女はこの役には向かない、、という事でで却下。
後に、ジョーン・フォーンティーンが
「<レベッカ>の撮影中、私はまだ二十歳そこそこ、他の出演者はみんな
イギリス人、オリビエは、相手役がヴィヴィアンじゃなかった落胆な気持ちを
隠そうともしない、そして、ヒッチコックは更に私を個室に呼び出し、
混乱させる様な事を言う。。しかし、それが監督の意図でした。
あの映画は、そんな私の気持ちが迫真になって現れていたと思います」
と語っていました!!あの作品が成功したのは、こんな要素もあったんだなあ。
37 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 18:33 ID:jnfBTStF
今年のBSのヴィヴィアン・リー映画特集を観て すっかり、ローレンス・オリヴィエさまに嵌ってしまった〜。あの彫刻の様なお顔に、セクシーな体つき。 もう、ビデオ観まくるわ、DVD購入するわで大変。 「スパルタカス」も観ましたわ。もう演技重厚、中年になってからも渋すぎの流麗さ。 「レベッカ」のマキシム邸でお手伝いさんとしても働きたいで〜す。恐れ多いけど。
38 :
>27様 :03/01/15 21:23 ID:/bhCFjXo
電話で確認したところ、ママンが言うには 昔放映された山城Sのヴァラエティ番組の一部だそうです。 で、彼女いわく、アメリカのビデオのブルーパースものとか、予告編を 集めた物とかには、ひょっとしたらヴィヴィアンのレアものがあるかもしれないと いうことでした。ついでに、そういうレアものの情報よろしくとのことでした。
39 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 22:15 ID:hY2N8lMa
良く知らなかった頃は、ヴィヴィアン・リーと別れたL.オリヴィエに なんか腹が立ったもんだが、色々と読んだりして知っていくうちに 彼も悩んだと分かってきた。発狂して暴れまくるヴィヴィアンを彼が介護し、 彼女が鎮静剤を打たれ面会謝絶のベッドで眠る部屋の外で、オリヴィエが顔を 抱え、幸せな頃を思い出し泣いていた...という話は胸にぐっときた。
電車の中吊りで、「ビビアン・○ー」と書いてあって○のところが 人の手や頭で隠れていると、「えっビビアン・リーの記事!?」と 思いますがむろん違う・・・。 前から思っていたが、紛らわしいぞ、ビビアン・スー。 スレ違いでゴメン。誰かにいいたかったの。
41 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 23:38 ID:hY2N8lMa
>>40 気持ち分かるよ、ヴィヴィアン・リーなら興味深々だが、
ヴィヴィアン・スー..ガックリ。どうでもいいよって感じだ。
42 :
名無シネマ@上映中 :03/01/15 23:53 ID:vYemVvvp
>>37 レベッカのあの屋敷にお手伝いさんで入るなんて、家政婦がこわいよー。
それと、屋敷の名前、マンダレーじゃなかったっけ。
あと、日本映画の「木曜組曲」って、死んだ女性作家と家政婦のような編集者の関係が「レベッカ」みたいでした。
43 :
名無シネマ@上映中 :03/01/16 00:46 ID:Gpr4HLlH
http://us.imdb.com/Title?0305745 ↑
一昨年、欧米では、「ラリー(オリヴィエの呼び名)&ヴィヴィアン その愛」
という90分のドキュメンタリー・ドラマも放映されたよう。
貴重な証言、フィルム満載で評判も上々だったみたいだね。
この2人のラブ・ストーリーに関しては幾つか書物も出版されているようです。
しかし、こうなると、オリヴィエの最後を見取った3番目の妻で、
現在でもジミに女優として活動している、ジョーン・プロウライトの立場は??
となるんですが、いやあ、やっぱり世界中のファン心理としては王子と姫の
ような伝説のカップルに思いを馳せるんでしょうね。ジョーンもきっとその
辺りは理解しているのかも知れない。オリヴィエの後妻になったその日から。
44 :
名無シネマ@上映中 :03/01/16 01:29 ID:12E1s19t
オリヴィエの最初の奥さんとヴィヴィアンの最初のだんなさんはどうしてるの、というか、もう故人かな。
45 :
名無シネマ@上映中 :03/01/16 22:54 ID:Gpr4HLlH
>>44 どうなんだろう。。しかし、
>>133 の番組出演者にも2人の名前ないし、
回想でも出てないみたいですね。それにしてもこの番組、観たい。
46 :
名無シネマ@上映中 :03/01/17 01:29 ID:ViY0Msgu
47 :
名無シネマ@上映中 :03/01/17 04:00 ID:G5dLPXID
48 :
名無シネマ@上映中 :03/01/17 04:06 ID:aQS/4iYm
>>38 おおっ!わざわざ電話してくださってありがとうございます。
そんなバラエティ番組があったのか。見てみたい!
そういえば、山城新伍(漢字あってる?)って映画好きなんですよね。
49 :
通行人さん@無名タレント :03/01/17 20:37 ID:CnrTtRaa
>39 私も最初はオリヴィエにむかついたりしたが。 色々知るうちになんだか切なくなってきたよ 淀川さんの本にオリヴィエがヴィヴィアンが発狂した?時に ハリウッドに迎えに行った時の話が書いてあった。 イギリスに空港でついた時は報道陣がたくさんカメラを構えてて 二人を撮っていたんだって その時にオリヴィエが立ち止って 「あなた方は夫が病気の妻を悲しそうに運ぶところを何故撮るのですか。 あなた方にも妻がおありでしょう。」って言ったんだって。 カメラを持っている人はそれを聞いて撮るのをやめたらしい。 今はオリヴィエも大変だったんだろうなーって思います。
50 :
名無シネマ@上映中 :03/01/17 23:40 ID:ViY0Msgu
「美女ありき」のDVDが、1月25日に遂に出るらしいですが、<3800円> 皆さん、これは購入するべきですか!?いやあ、自分、これ、今まで観たことないもんで。 オリヴィエとヴィヴィアンの2人が主演してるというだけで嬉しいのだよなー。 しかし、なんで、クラシック映画のDVDって、もうちっと安くならんのか。
51 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 01:16 ID:rdv0eEs0
>>39 >>49 同意です。
当方、俳優オリヴィエを崇拝してますし、ヴィヴィアン・リーもとても好きな女優なので
リーのアン・エドワーズ著の伝記も、オリヴィエの自伝も読破しております。
ただ、この2冊の内容には多少のズレがあります。
日時等の事柄はほぼ同じですが、オリヴィエのリーから受ける愛への心情と、
ヴィヴィアンがオリヴィエに抱く狂おしい程の愛情とのズレがあるのです。
夫婦でも異なる人間ですから、当たり前かもしれませんが、むしろ、オリヴィエは
「自分は彼女をこんなにも愛しているのに、彼女が自分の元から去っていく!」と
いうような絶望感を感じていたりもします。
また、リーの伝記では明らかに、オブラードで包んであった事実、、
ヴィヴィアンが若い俳優、ピーター・フィンチと肉体的情事をずっと重ねていた事、
それを知って苦悩する夫オリヴィエ。彼女が狂った時は、朝まで家に若い男優達を
連れ込み騒ぎまくるので、オリヴィエの次の日の仕事にまで支障をきたす。
リーのオリヴィエに対する愛は余りに深く、また精神的に複雑で、分かりにくく、
その様な異常な日常が続く中、オリヴィエのリーに対する気持ちもどこか遠い所へ
行ってしまった。最後には、このままでは2人共¨殺し合いかねない¨と思った彼は
リーから去っていくのです。いつか、機会があったら、オリヴィエの自伝の心情を
このスレにUP出来たらなと思っています。
52 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 01:55 ID:1YV339zI
ヴィヴィアンの精神病はどういうものだったのですか。 うつ病ではなさそうだね。 精神病の妻の看護に献身した夫、というと、ヴァージニア・ウルフの夫レナード・ウルフを思い出しますが。 ヴァージニアはうつだったので、おかしくなったときは暗い部屋に入れて、ミルクをたくさん飲ませていたそうです。 それでも最後は彼女の自殺で終わったが。 ヴィヴィアンの場合は逆の症状だったのかな。
53 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 03:10 ID:keH/W6BM
>51 ぜひ心情うpしてください。
54 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 11:05 ID:/W7p4zP8
55 :
通行人さん@無名タレント :03/01/18 18:25 ID:yoZZ2vWv
>51 それは初めて知りました ヴィヴィアンの方がずっとオリヴィエの事を愛してるんだと思ってたけど オリヴィエもやっぱり愛してたんですよね。 よく二人が100%愛し合ってるとよくないって言うけどまさにこんなカンジですね。 50%ずつくらいがベストらしいですが。。。
56 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 20:39 ID:rdv0eEs0
>>52 >>54 のサイトにもありますが、ヴィヴィアンの病は躁鬱病の1つだったようです。
オリヴィエの自伝によると、彼がサーの称号を得た48年辺りから、その兆候は
少しずつ垣間見れたのですが、オリヴィエ自身が、彼女のその薄気味悪さを表す悪魔、
狂気地味た憂鬱を見るようになったのは、51年頃から。
まず、リーは一人でずっとすすり泣き、誰も寄せ付けずかと思うと、ヒステリックに喚く。
オリヴィエはすぐあちこちの精神科医を回り、リーが極度の躁鬱病であると知る訳です。
そして、決定的な悲劇は、多分
>>39 さん
>>49 さんが書いている、53年「巨象の道」
のロケで遂にリーが発狂して、オリヴィエがそこに介護の為、飛んでいった頃から。
>>55 そうなんですよね。リーの伝記とか読むと、彼女がオリヴィエを崇拝して愛してる
んですが、でもオリヴィエの方は本人な訳ですから、その彼女の気持ちは勿論分かっては
いたけど、¨でも、なら、何故、他の男と情事を重ねたり、また私を困らす様な事ばかり
起こすのか?¨と思う節も多かったようで。しかも、彼女の狂乱は時にオリヴィエの
前だけで行われ、いざ病院にリーを連れて行くと、彼女は明らかに医者の前でさも、
まともな演技を見せて、益々、オリヴィエを失意のどん底に突き落とす事もあったり。
これでは、本当、2人共が愛し合ってるのに、逆に共倒れ状態ですよね。
>>53 はい、おりおり、ご迷惑でなければ、オリヴィエの自伝の文面そのままup致しますね〜。
57 :
通行人さん@無名タレント :03/01/18 21:06 ID:yoZZ2vWv
ヴィヴィアンはなんでそのピーター・フィンチとセックスしてたんだろう? それはオリヴィエと結婚する前からの関係なのかな
58 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 21:41 ID:rdv0eEs0
>>57 ヴィヴィアンとオリヴィエ夫妻が、ピーター・フィンチと出会ったのは
1948年、有能な若い俳優がいると紹介され、フィンチがオリヴィエと
ヴィヴィアンの一座のオーストラリア公演に加わったのが最初の様です。
>何故、フィンチとヴィヴィアンがそんな関係になったのか?!
これは、なんなんでしょうね。まず、フィンチが非常にリーを崇拝し恋心を
抱いた事は事実で、また、オリヴィエの愛にどこか満たされないリーがフィンチに
救いを求めたのか、、ともかくオリヴィエは、このオーストラリア公演で、
「ヴィヴィアンの心を失ったことを知った」と書いてるんです。
オリヴィエがリーに「頼むから、人前でフィンチと公然といちゃつくのは止めてくれ」
と訴えたらしいです。リーは「もう、二度としない」と顕著にオリヴィエに謝った
ものの、オリヴィエは¨しかし、これは絶対なのか、私と彼女の情熱の永続性への
信頼はまだその時、揺らいではいなかったけれども¨とも書いています。
しかし、リーとフィンチの関係はその後も続いてはいくんですよね。
ヴィヴィアンが、ニンフォマニア(セックスに見境なくなる心の病気)だったとの
説も根強いですよね。この辺も関係しているのだろうか?
59 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 22:30 ID:/WSCwTyZ
インド人なんですか
60 :
名無シネマ@上映中 :03/01/18 23:31 ID:iQnqwsxG
52です。いろいろありがとうございました。 そういえば、「巨象の道」、ヴィヴィアンが降板してリズになったんでしたね。 ヴィヴィアンの気持ちは女としてはわからなくもないです。 夫を愛しすぎていて、その分、夫が愛してくれてない、自分が愛するほどには愛してくれないと思ったのでしょう。 だから、夫の前でヒスを起こしたり、あてつけに浮気したりするのでは。 まだ厨房だった頃、映画雑誌でこの二人の話を読み、そこに「二人は愛し合いながら別れた」と書いてあって、厨房心にも、「まさかあ」と思ったものでしたが、この年になると、分かる気がします。
61 :
名無シネマ@上映中 :03/01/19 00:36 ID:LryNlrwa
ローレンス・オリビエって、やっぱ、むちゃくちゃ凄い役者だったからな。 俺も「ハムレット」のあの天才的演技は脳裏に焼き付いてるよ。 ヴィヴィアン・リーも才能ある女優だったかも知れないが、オリビエはもう 違う領域というか、いや、どんな俳優がよってたかったって適わない演技力の 確かさってあったからね。「マラソンマン」の元ナチスの役のあの無機質な怖さ。 「スパルタカス」のクラナスなんて、他の役者より段違いで光ってた。 七つの顔を持つ男と言われてらしい、オリビエって。 要するに、王も出来れば、ホームレスも出来る、情熱の恋人も出来れば、 冷酷非常なナチも出来る。どれも演技に引きずり込まれる。 あんな、スバ抜けた役者が夫なんて、天にも登る気持ちと同時にすっげえ プレッシャーなんじゃないかな。後ろで自分は支える身だって思い込めればいいが..
62 :
山崎渉 :03/01/19 04:27 ID:Y9ESKS4X
(^^)
63 :
通行人さん@無名タレント :03/01/19 16:22 ID:znLqkLbV
でもビビアンはオリビエと並ぶ俳優になりたかったんだよね・・・ なんかの本で書いてあったけどビビアンはスター性が強すぎたらしい 皮肉なことだなー
64 :
名無シネマ@上映中 :03/01/19 19:21 ID:UiovtWBt
ここは良スレですね。 オリヴィエと言ったら、20年程前にリバイバルで観た 「ヘンリィ五世」も忘れられません。 1945年 昭和20年の最中に製作されたとは信じ難い程の豪華絢爛たるや、 美術に衣装、目の覚めるべくカラー。制作費も半端じゃないと確信しました。 馬にまたがり、皆の戦闘を行くオリヴィエの何と格好良かった事! 男でも惚れ惚れ致しました。なんと、若く、端正な顔立ちの俳優だろうと。 監督、製作までこなして、並みの才能では計り知れない物を感じましたね。 また、更に後に、この時、オリヴィエはあのヴィヴィアン・リーと結婚し 仲睦まじい時だったと知った時は、のけぞりました。 なんと、ヘンリィ五世とスカーレット・オハラが結婚していたとは!! なんとも出来過ぎの美しきカップルではないだろうか、と。
65 :
名無シネマ@上映中 :03/01/20 00:17 ID:zk0Iof7x
>>61 確かに「嵐が丘」のヒースクリフも、「レベッカ」のマクシムも
コレ同一人物が演じてるのか?と思う位、
見た目も演技も見事に演じ分けていたな〜。
「マラソンマン」では、白い天使と呼ばれたナチの残党を。
名前は ゼルだったっけ。
『Is It safe?』 『Is It safe?』と連呼し
ダスティン・ホフマンの歯を拷問していくシーン観た時は、震え上がった。
66 :
名無シネマ@上映中 :03/01/20 04:35 ID:/0o/MVse
じいさんの頃のオリヴィエもやはり後光がさしていますね。 共にグラナダTVで放映された Lost Empires Brideshead Revisited もチョイ役ですが、オススメです。 DVD化されています。(但し海外版のみ)
67 :
名無シネマ@上映中 :03/01/20 17:27 ID:zk0Iof7x
>>66 観たいです〜。しかし、海外版、、英語が分からんのです。悔涙。
だけど、あれだね。ハリウッドには往年の伝説的なカップルが色々
おったけど、
○クラーク・ゲーブルとキャロル・ロンバード
○エリザベス・テーラーとリチャード・バートン
○マリリン・モンローとジョー・ディマジオ
○ボギーとローレン・バコール
○スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーン,,ete
個人的にはモンローとディマジオなんかも興味ある訳ですが
こうして見ると、両方が両方とも正統派に綺麗なのって、以外にないのですな。
そうなると、オリヴィエとヴィヴィアン・リーというのは、
世界一の俳優と言われた男と、世界一美しい女優と言われた女で、
その上、どっちもキレイな顔してた訳だから絵になるし、ヴィヴィアン・リー
の数奇な運命とも合間って、いつまでも世界中のFanの興味を
尽きなくさせてるのかも。現在でもこの2人のドキュメントが放映される位に。
68 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 00:11 ID:RzBbFSiu
自分的にはクラーク・ゲーブル、ものすごいかっこよくて 魅力的だと思うんだけどね。 正統派じゃないかw でも、オリヴィエとヴィヴィアンはパーフェクトだね。 文句の付け所もないくらい二人で整いすぎ。
69 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 00:47 ID:7i3bY1c8
>>67 >>68 本当、そうですね。
オリヴィエの自伝の話になりますが、この本に、彼の幼少時代、また、
10代、20代そこそこのデビュー仕立ての頃のフォトが数枚載っているのですが、
それが、なんと美少年、なんとハンサムと感嘆の声を上げる程の物なのです。
彼の上の姉、兄も天使のようですが、それにも増してオリヴィエの可愛さ。
パブリック・スクール時代は、その可愛さから上級生の男子生徒に犯されそうに
なった事も告白していますし、また、新しく赴任してきた教師にサディステッィク
に体罰を受けた事も書いています。
「その教師は私に第1の関心を向けたのである。私は天使の様な声で聖歌隊で
歌うと伝えられており、ある種の男性に最悪の感情を呼び起こさせる程、
可愛かったのである・・私はズボンを下ろし、かがみこまされ、彼の皮ひもで
叩かれた。私はどの生徒よりも体罰を受け、後で兄が抗議してくれた」と。
また、女性は勿論、その美貌ゆえ、のちに男性とも深くかかわりあいそうに
なったとも書いています。
「信じ難い事に、私は甘やかされた少年の経歴を持ち、次の学校でも人目を引き、
それはいやな事だったが、学校の尻軽女!?などとレッテルも貼られた。
しかし、そんな事実があっても、同性愛は私を暗い破壊へ導くものであろうと
感じていた。異性愛こそ、ロマンティックで心から満足させてくれるものと
信じていた。私は決して、同性愛に偏見を持っている訳でもないし、軽蔑も
していないが・・」と、きっぱりと自分は同性愛者ではないと不定してます。
しかし、こうして読んでみると、ヴィヴィアンがその美貌ぶりから特別な
青春時代を過ごしたのと同じ位、オリヴィエもまたその美形ぶりで特別だったとは。
やっぱりそんな2人が出会ったのは奇跡か、それともやっぱり運命的ですね。
70 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 01:18 ID:RzBbFSiu
ひょえ〜〜、すごいねえ・・・
71 :
69 :03/01/21 01:58 ID:7i3bY1c8
>>70 当方も始めて読んだ時に余りに赤裸々で驚きました。笑
名優らしく、七割は演劇に関する事なのですが、後の私生活、気持ちの部分も
いかにもオリヴィエらしさが漂ってる、いかにも彼らしい至高な文章が続きます。
セックスの事に関しても、とても赤裸々に、また凝りに凝って綴られてます。
ヴィヴィアンとの事も抜粋して、また、折を見て、upしていきますね。
72 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 01:59 ID:p7fCnF78
イギリスの上流階級にはそういうゲイのセクハラがあった(今も?)ようですね。 オリビエもゲイの噂あったけど、違ったのか。 ビビアンとオリビエは繊細で美しかったのが悲劇的でした。 一方、リズとバートンも映画のスター女優とイギリスのシェイクスピアなどの舞台の名優のカップルなのに、こっちはすごい図太いというか、まあ、リズが強かったんだろうけど。 ビビアンとオリビエはオリビエが苦労したようだけど、リズとバートンはリズの方がバートンのアル中に悩まされたのだそうです。
73 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 02:11 ID:7i3bY1c8
>>72 ああ、そうですね。リズとバートンもいましたね!
こちらのカップルは、おっしゃる通り図太い感じ、リズがどっかーんと
体当たりでバートンにぶつかってっては、くっ付いたり離れたり。
こちらはまたなんとも力強いカップルだなあという印象ですが、リズが
バートンのアル中に悩まされたとは知らなかったです。
結構シリアスな面もあったんですね。
74 :
通行人さん@無名タレント :03/01/21 18:42 ID:l65cRvaB
オリヴィエのホモ疑惑ってそこから来てるのか しかしもしこの二人の間に子供がいたらすごい綺麗な子になってたんだろうなって思う どっちに似ても凄そう・・・
75 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 23:35 ID:xWRHCSYf
>>74 ホント!!
何故かヴィヴィアンと最初の夫との子は、夫に似たのか
全然ヴィヴィアンには似てなく美人ではなかったし、
オリヴィエがヴィヴィアンと別れた後一緒になったジョーンとの
間に生まれた3人の子供も何故かジョーンの遺伝子が強かったか
全くオリヴィエには似てなかった!!
オリヴィエとヴィヴィアン2人の子供、見たかった〜〜。
流産してしまったのは色んな意味においても本当残念。
76 :
名無シネマ@上映中 :03/01/21 23:49 ID:rQ5GyEGP
「哀愁」のビビアン・リーとロバート・テーラーは完璧のキャスティングだと 思うんだけど、思うんだけどね、オリビエ&ビビアンのファンとしては、 テーラーの顔を、「レベッカ」のマクシム(オリビエの役名)の顔に 置き換えて見ちゃったりするの。ファンの身勝手さをお許し下さい。テーラーさん。
77 :
名無シネマ@上映中 :03/01/22 01:04 ID:Ac0RSENy
ローレンス・オリヴィエか...私も好きですよ。 男の目にもいい役者だな、惚れる男は、やっぱりいい俳優ですね。 「ハムレット」でもそうだけれども、あの発声の虜になりましたね。 台詞が流れるように出てくるというのかな、歌の様に強かったり弱かったり。 独自のあれ、なんというのかな、エロキューションというのかな、 それにこの人、声も抜群に良かったりする。 との競演も絶品。あの、台詞回しにちょっと目が離せなくなる。 これだけ、しっかりした演技出来る俳優ってやっぱり今少ないですよ。
78 :
名無シネマ@上映中 :03/01/22 01:29 ID:bVWfH6le
そう!発声練習ちゃんとしてるんだなあっていうのが 映画見てたらわかりますよね。
79 :
名無シネマ@上映中 :03/01/22 03:35 ID:g9QVIUpo
オリヴィエというと、若き日のあの脚線美! 「ヘンリー五世」でも、「ハムレット」でも、タイツ姿が決まっていて、「ヘンリー5世」じゃひざにリボンまで結んでいて、セクシーでした。
80 :
通行人さん@無名タレント :03/01/22 19:32 ID:P6sWcOV3
オリヴィエってジョーンとの間に3人も子供がいるのか・・・ セックスには淡白じゃなかったんかい(w しかもそのころはもう60歳近いよねぇ
81 :
名無シネマ@上映中 :03/01/22 21:30 ID:Ac0RSENy
>>79 そうそう!それで、足が細いの。本人は、舞台や映画で見栄えが
するように、かなり体型には気を遣ってたとか読んだことが。
肩幅がっちり、胸板厚く、足は細く〜!SEXYだったですね。
ヴィヴィアン・リーが、舞台の上の彼の姿に、メロメロになったのがよう分かる。
>>80 ヴィヴィアンがオリヴィエのセクースに満足しなかったのは、回数よりテクニック
だったのかも(w ナンテ。
82 :
77=81 :03/01/22 21:45 ID:Ac0RSENy
ちなみに、私は男ですので、はい。 要は男性から見ても、「ハムレット」等の至芸といでたちは 十分見取れるものであったという事ですね。 そう言えば、淀川さんも誉めておられたな。
83 :
名無シネマ@上映中 :03/01/23 00:44 ID:hcm3yNiV
ローレンス・オリヴィエ自伝から 殆ど本文のそのままUPします。長い部分は割愛、省略もしております。 ヴィヴィアン・リーとの始めての出会いの部分。 「私がこの想像を絶するほどの驚くべき美の所有者、ヴィヴィアンを 始めて目にしたのは、アンバサダース劇場だった。 魔法のようなその容姿は別にしても、彼女は美しい姿態を持っていた。 その首はほとんど頭を支えきれないのではないかと思われる程か細く見えた。 彼女は他にもまだ何かを持っていた。私がかつて出会ったこともないほど 人の心をかき乱すような魅力を。 彼女の強烈な賛美者たちの軍団を奴隷と化しめたのも、その不思議な 感動的な威厳の火花のせいだったかも知れない。 そして、それからほんの後、私達はたまたま彼女に出会った。 この職業にあるものは、誰でもいつかはロンドンの月並みの流れの中で 会う羽目になった。 ある午後・・・ 私が「ロミオ」の舞台の為にメークアップしていると、彼女が私の楽屋へ ひょっこり顔を出した。うわべは私達を何かに招待するという名目で。 彼女はほんの二分程そこにいてから、私の肩にそっと短いキスをして出て行った。
84 :
83 :03/01/23 00:56 ID:hcm3yNiV
〜続き 私はすぐ、妻のジルの為にすまないと思い始めた。 事実、彼女の為に苦痛を感じ始めた。そして勿論、罪の意識を。 だが、だが、これは私とヴィヴィアンにとって、宿命的なまでに 逆らいがたい事だった。時にはそれは病気のように感じられた。 だがその治療薬はとうていありえそうもなかった。それに直面するものが あり得たとすれば、初期キリストの殉教者たちだけたろう。 恋は天使のようで、罪は悪魔だった。 2年間のこそこそした人生、嘘で固められた人生。卑劣な。 始めは本当に虫けらのような思いもした。スタジオや楽屋で人妻を 抱くのは好色な俳優達がゲームにしてきたことだが、突然の侵入者から 身を守る術はなかった。やがて、ヴィヴィアンと遠出を試みた。 リンカンシャーに人目を避けて行った夜のことは今もはっきり覚えている。 ゴシップに見付けられない所なら、どこでも良かった。 そして、37年以来私達は、一緒に契約出来るようになった。」
85 :
83 :03/01/23 01:06 ID:hcm3yNiV
〜続き 「ハムレット」を2人で演じてからは、おたがい触れ合い、 ほとんど抱き合うことを避けようがなかった。妻ジルの見ている前で。 この密着した状態がきっかけとなっては、はっきりとした決断を うながし、2つの結婚が切断された。 この部分はお読みになって不愉快に思われるかも知れないと思う。 正直言って、書いていてもいやな気分である。 芸術家は苦悩するものと決まっている、それは才能の一部であるが、 嫌悪と恐怖はその羅針盤の対極点である。」 と、オリヴィエとヴィヴィアンの燃える様な恋愛が始まるので ありますね。オリヴィエは、ヴィヴィアンの夫に対しても始めは 嫌悪感もあったけれど、本当に知的で素晴らしい男であると知ってからは 離婚が成立してからもずっと、家族ぐるみの付き合いが続いたと書いています。 長々とすいません。ご迷惑でなければ、また、続きを折りにupしていきますね。
86 :
名無シネマ@上映中 :03/01/23 12:25 ID:CBL+ZgEd
やっぱり不倫ということで、2人共悩んでたんだね〜 しかし、まるでその話そのものが、恋愛映画みたいだ 美男美女の。
87 :
通行人さん@無名タレント :03/01/23 21:03 ID:c9jeQcu7
この2には作品もよく語られるけど それ以上に映画のような人生がよく語れているよね やっぱりこの2人以上の本当に美男美女のカップルなんていないと思うし
88 :
名無シネマ@上映中 :03/01/24 00:45 ID:OhduZcgD
89 :
シャキール ◆IyXduD8AfQ :03/01/25 02:03 ID:WzP76AIW
>>88 えっ、えっー!?これがオリビエですかい。
いやぁ、「リトル・ロマンス」の
自転車こいでる白髪のおじいちゃんのイメージしか持ってなかったから
ビックリしましたよ。なんとも品のある極上の美男子だったんだね。
若い頃のビデオ、今度探してみようかな。
んで、なんでこのスレに書きこみしたかというと、
今日たまたま、昔買ったビデオ「風と共に去りぬ」、5年ぶりくらいかな。
引っ張り出して観たんだよね。【本当はDVDで早く買いなおしたいんだけど】
ヤッパ,凄いね。ヴィヴィアン・リーの綺麗さはもう燦然と輝いてるし、
やっぱり、オリビエとの恋も絶好調だったからか。
ゲーブルの男っぷりも最高。それに娼婦役とかの脇役も味があるし脇も良い。
最後は余りに早急に話が進み過ぎた感もあるけど、やっぱりこれは
時々,観返して凄さを確認出来る大作であり名画ですね。
しかし,,何故か自分の周りの男達は、スカーレットが何故か苦手と
いう人が多いのだ。どうも、あれだけ気の強い女はたじろいちゃう様だ。笑
90 :
名無シネマ@上映中 :03/01/25 02:15 ID:eiNK8dRp
昔、まだ日本が貧しかった頃、初めて風と共に去りぬが公開されたときは、男性も女性も、スカーレットのようにがんばろうと思ったみたいだね。 うちの親とか、そう言ってた。戦後を生きる人達の共感があったみたいです。
91 :
名無シネマ@上映中 :03/01/25 13:35 ID:l+VnCo70
>>89 >>90 一部が終わりというか、その最後の場面で、スカーレットが
土の中の大根だっけ、あれをむしゃむしゃ食べて「私は負けない」って
コブシ握っていう場面、あれ凄い。何度観ても鳥肌もんですょぉぉ。
昔「風と共に去りぬ メイキング」のビデオを友人に借りて
その中で、ヴィヴィアンとオリヴィエが撮影中のオフの合間、
プール・サイドで抱き合ったり、いちゃついてたりするシーンが
あった様な、それがカラー映像だったから、感激した記憶が、、
うわっ、2人がカラーで動いてるみたいな(w
友達とは時が流れ、疎遠になってしまったけど、
もう一回あれ観たくてたまりません!
92 :
名無シネマ@上映中 :03/01/25 22:38 ID:frPT/K7m
オリヴィエって、ほんとうに良い風に年齢重ねていった男ですね。 女優で言えば、キャサリン・へップバーンなんかもそうかな。 『マラソンマン』のシーンで、元ナチスの冷酷非情な男が 宝石には目がないんだな。銀行で、目の覚めるような 宝石の粒見て、含み笑いして 「キャッ」だか「ヒャ」だか声にならない声で 笑うのね。ああいうシーンが上手いの。何やらしても余裕があったね。
93 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 01:27 ID:TOGL0ZCE
>>88 こんなカコイイ人が本当に存在してたなんて(´Д⊂グスン
今もしいたら、間違いなくロンドンでもどこでも舞台観に行ってたのに
94 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 02:56 ID:3pXsqzZ6
>>91 "God is my witness. I'll never be hungry again"
と、言うんだよね。ラストの
"Tomorrow is another day"
よりこっちの方が印象的だった。
95 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 02:58 ID:nScKRdY6
96 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 13:28 ID:5kv5WSBR
http://www.lynnpdesign.com/classicmovies/olivier/pride.jpg ↑
>>95 オリヴィエの演じたMRダーシーってこれでつね。
感激ですー! 私もコリン・ファース昔から好きですー
モチ、「高慢と偏見」もTVで観ました。
今年に入って、ドプーリ、オリヴィエにハマリ、色々映画も観て
「なんとなく、コリン・ファースに似てるような」って思ってたんです。
オリヴィエの方がよりハキーリした顔立ちかしら
でも、オリヴィエはその芝居によって眉とか濃い目にしたりなんですが
根本的には、涼しげな奥目の、鼻筋の通ったしっかりした顎のハンサムで
コリンも系統は同じ いつの世もいい男は目の保養ですね
オリヴィエの「高慢と偏見」は欧米では、彼の一番好きな作品に
これを挙げる人もいるくらいポピュラーなのに、日本では2年前にビデオ化
されたきり、それも廃盤状態で。この作品観るのが今の願いですー
良いスレですね・・・ 私は二人が出会ったのは「宿命」であり避けられない事だったと思います。 彼女の精神状態は「運命」であり避けられたのではと・・ 彼の「称号」に並びたかったのでしょう。 同じ俳優同士というよりは、愛ゆえに。
98 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 16:34 ID:WYhKuRcU
「風と共に去りぬ」のスカーレットは、まさしく、 オリヴィエとリーの愛が勝ち取った、役柄ですね。 ただ、アメリカで「嵐が丘」の撮影をしているオリヴィエを追って来たリーが 風〜」の炎上シーンを見てて、偶然スカウトされた、というのは幾分、 というか、大分、脚色されてますよね。 オリヴィエは当時、「嵐が丘」の撮影でハリウッドに来ていましたが、 まったく気持ちが乗らなかったようです。彼は自伝にこう書いています。 「私は懸念を抱いた。競演の女優、マール・オベロンとは一度映画で 一緒になっていて、彼女の事は、それ相応に好きだった。 だが、監督と競演スターの間にある関係を築こうとしているうち、 かたくなまでに気がのらなくなった。 私はヴィヴィアンと別れているみじめさに目が見えなくなっていた。 ヴィヴィアンなら、この「嵐が丘」のヒロイン、キャシー役に完璧に なれたろう、だが、マーロンにはそれが欠けているように感じたのだ。 そして、私は、なんとしてもヴィヴィアンをアメリカ、この地に 呼び寄せたかった。その理由は2つあった」
99 :
98 :03/01/26 16:48 ID:WYhKuRcU
>>98 〜続き
「ヴィヴィアンは、無数の他の女優達と共に、
「風と共に去りぬ」のスカーレットを演じようと、ほとんど
悪魔に取りつかれたように決意していた。(以前に主演作のVTRを
オーディション宛てに送ったこともあったが、あえなく却下された)
今、その時点で、彼女がその役を手に入れる見込みは、
100%の確立でなかったことを理解戴きたい。
だが、私も、また、彼女の為に、ひそかな野心を胸に抱いていたので
ある。¨彼女にスカーレットをやらしてあげたい¨
偶然にも、私のエージェントのマイロン・セルズニックは、
「風〜」のプロデューサー、デビッド・セルズニックの兄だった。
そのことが、私が彼女にイギリスから、海を渡ってアメリカに
来て貰った第2の理由だった。
第1の理由は、純粋で、心を駆り立てるような、なにものにも
覆い隠されぬほどの、ヴィヴィアンへの激しい愛だった。
(オリヴィエは、毎日、ハリウッドからリーに熱烈なラブ・レターを
送りつづけていた)
そして、その愛を嬉しいことに、ヴィヴィアンの方も、強力に
共有しており、可能な限り、ロンドンを旅だってここに来てくれたのだ」
100 :
98 :03/01/26 17:03 ID:WYhKuRcU
>>99 〜続き
「私は、マイロンと穏やかに話をして
『あなたの興味を桁外れなまでに呼ぶであろう人が私を
尋ねてくるんです』とヴィヴィアンのことを話しておいた。
そして、彼が始めて、ヴィヴィアンを見た時すぐさま彼女を気に入り、
その夜、私たちを車に乗せ、「風〜」撮影中の現場まで連れていった」
「私は振り返ってヴィヴィアンを見た。その髪は完璧にスカーレットの
印象を与え、その頬は愛らしく紅潮し、その唇はほれぼれする程開かれ、
そのグリーンの目は炎のあかりにあって興奮に踊り輝いていた。
私は胸の中でつぶやいた。
¨ディヴィッド・セルズニックもこの魅力には逆らえまい¨
そして、数分後、セルズニックは完璧に彼女に明らかに興味をそそられ、
そして、数日前までは信じられなかったこと、彼女はスカーレットに
事実、なっていたのだ」
101 :
98 :03/01/26 17:17 ID:WYhKuRcU
>>100 〜続き
そして、スカーレットに決まったヴィヴィアンなのですが、
オリヴィエも一端、「嵐が丘」の撮影も終わって、
一人でイギリスに戻り舞台の仕事へ。すると、今度はハリウッドから、
¨オリヴィエと離れてる寂しさと「風〜」撮影の過酷な疲労も加わって、
ヴィヴィアンに危険な兆候が表れ始めたから、オリヴィエの力で
落ち着かせてくれ¨との知らせが入り、今度は彼が渡米。
本当に忙しい、笑 でも、本当に心底、愛し合ってた2人なんですね。
スカーレットも正に2人の愛の結晶という感じですね。
そして、1940年、8月2人は結婚。ファンからも祝福された美しきカップル。
誰が見ても理想の夫婦。2人も幸せだったようです。
しかし、オリヴィエの自伝によると、不安な兆候は48年頃から徐々に
始まっていくのです・・ファンとしては悲しい。
長々と本当すいません。また、折りにup致します〜。
>>92 >オリヴィエって、ほんとうに良い風に年齢重ねていった男ですね。
>女優で言えば、キャサリン・へップバーンなんかもそうかな。
それでいえば、ビビアンはある意味正反対ですね…
あれだけ完璧な美貌の女性が「老い」を自覚する時の苦悩って
すさまじいものがあるんだろうな…
103 :
名無シネマ@上映中 :03/01/26 22:10 ID:jLNso5Kt
>>102 本当。。オリヴィエはきっと彼女が気にする程、そんな事、気にしても
いないくらい、彼女を愛してくれてたと思うのに。。ヴィヴィアンは。。
ヴィヴィアンにとって、L・オリヴィエって、
憧れの人から始まり、恋人であり、夫であり、演技の先生であり、尊敬する人で、
セックス・シンボルであり、聖像であり、大袈裟に言えば神様みたいな人で。
でも、誰かもレスで書いてましたが、そんなに大好きな人がいつも傍にいて、
自分を愛してくれるっていう真実が、夢みたいで、ある意味苦しい程どうにか
なっちゃいそうなことで。。上手く言えないけど、精神が混乱してくるのも
分かる気が、、でも、例えそうなっても、オリウィエに全然、罪はないし。
何故なら彼は彼なりに精一杯愛してくれてるんだし。
ううむ、これは永遠に続く、ラブ・ストーリーのテーマのようです。
相手を神格化すると常軌を逸する・・か?
105 :
92 :03/01/27 00:37 ID:zdWa0Rz+
オリヴィエはね、まず『スパルタカス』の頃、52歳くらいだったのかな。 もう貫禄ある、男も一目置いちゃうような険しいリッパな顔している。 演技も成熟した頃だね。顔のしわとかも味が逆にいい具合でね。 顔だけで、もう他の俳優を圧倒しちゃうんだな。 キレイなのは30年代で、乗りに乗ってたのが40年代。 50年代になると、『リチャード三世』なんて悪の大名みたいな顔ね。 なんでも、やれば出来ちゃう醍醐味のある中年の顔になる。 70年代になって、白髪やスキンヘッドの老人になるんだけど いつも品がいいんだよね。顔に年輪が滲み出てるの。 すごいのは70年代も3回もオスカーにノミニーされ、78年は名誉賞。 結局、80歳で現役引退を表明するまで、色んな映画やテレビに出たけど その時、その都度、彼の顔の変遷の歴史が映画で観れる。 こういう俳優生活ってリッパだね。上手く歳取れるのって一握りですね。 男優でも難しいけど、女優はもっとキツイかもなあ。
106 :
名無シネマ@上映中 :03/01/27 04:41 ID:K2X1Ewhn
このスレ、アンチがいないのがすばらしいです。 なんて書くと、出てきてしまうのかな。 なんか、スターのカップルって、必ずどっちかが悪者にされてしまうけど、実際はそんな単純なものではないというのがよくわかります。 ヴィヴィアンはアカデミー賞を2度もとっているのにオリヴィエにひけめを感じてしまうという、そのコンプレックスもまた愛なのだと思うけど。あまりに才能がある二人故の悲劇ですね。
でもどうだろう…エドワーズの伝記しか読んでないんであれなんだけど、 別れた後、オリビエに逢いたがったビビアンにようやく承知したのはいいが、 人目のあるレストランで、しかも妊娠したプロウライドも一緒ってのは ずいぶんむごい事をするなぁと思ったけどなー。 別れる間際の修羅場が想像できるというか…少しでも愛情が残っていたら これはできないだろうと思ったけど。 それに、自伝はどうしてもある程度の弁解が入ると思う。 あの状況で離婚したなら、どうしてもオリビエが批判されてただろうし。
108 :
名無シネマ@上映中 :03/01/27 18:14 ID:yP2JLdNn
>>107 そうですね。当方、エドワーズもオリヴィエの自伝も両方、
読んでますが、確かに、ヴィヴィアンと実質的に別居する数年前から
オリヴィエのヴィヴィアンに対する気持ちは遠くなってました。
2人の修羅場に近いものもあったんです。
しかし、何故、オリヴィエがそうなってしまったのか、
家を出て一人になりたかったのか、それはもう自伝読むと壮絶なんですね〜。
極端な話、オリヴィエじゃなかったら、もっと早くヴィヴィアンから
逃げ出してた男もいるかも知れません。
58年頃、オリヴィエは実質的に6年間、ヴィヴィアンの病気と戦った後、
耐えられなくなって家を出ますが、ジョーンと知り合ったのはその後。
それから、ヴィヴィアンのある意味、危険な病気のことを考慮しながら
オリヴィエはヴィヴィアンと離婚の方向を考えながら、
ジョーンとの結婚を考えていく訳なんですが、、うーん、この辺は私は
オリヴィエを責めることは誰にも出来ないと思うんですがね。
109 :
108 :03/01/27 18:16 ID:yP2JLdNn
しかも、妊娠したジョーンと、ヴィヴィアンを会わせたのも、離婚裁判が 成立した後、しかも、「会ってくれ」と言ったのはヴィヴィアンの方ですよね。 しかも、ヴィヴィアンにもその時、ジャック・メリヴェールという、 オリヴィエにも、ヴィヴィアンの方から「私にも恋人が出来たの」と 話してるような恋人もいた訳ですよね。これは、エドワーズの自伝にも 書かれてある事ですよね。 幾ら、ヴィヴィアンの奥底にまだオリヴィエの存在があったとしても、 もう、オリヴィエにそれを求めるのは、そして、今、オリヴィエが彼女に 会って、してあげられる事ってないのではと。 もう実質的に別れた恋人に、追いすがって「また会ってください、二人きりで」 と言われても、大方の場合は相手は躊躇するのではないでしょうか。 だから、オリヴィエも、「妻のジョーンと一緒なら・・」と言ったのだと思うんで す。
110 :
108 :03/01/27 18:22 ID:yP2JLdNn
オリヴィエの自伝には、それから、弁解めいた事は殆ど書かれてないです。 これはちょっと驚くべきことなんですけれど。確かに赤裸々な部分もあれば 韜晦する所もあります。 しかし、、オリヴィエとリーは離婚した後も、手紙のやりとりは続けていたし、 人間として、互いに憎しみ会う相手ではなくなっていたのも本当です。 ヴィヴィアンの仕事はずっと、オリヴィエは見守っていた様です。 彼女が亡くなった時、彼は、ガンの治療の為、病院にいたんですよね。 それでも、すぐ何より早く、そこから駆けつけたのは、リーへの想いも あったと思いますです・・男とか女とかすでに超えて。 本当に、恋愛というのは、深いというか、男と女というのは一言では 語り尽くせないもんだなと、つくづく2人の話を考えると思います〜。
心は男と女としては離れてしまったかも知れないけど 魂は人間同士として決して離れる事はありえなかったと私は感じます。 しみますね・・・
112 :
名無シネマ@上映中 :03/01/27 21:53 ID:jbjoiltr
>>67 亀レス、スマ二ュ。
本当だぁ、考えてみると
伝説のカップルには色々いるんですね!!
私はしいて言えば、ボギーとバコールのカップルが渋くて気に入ってるかな。
しかし、死に別れ、離婚、永遠の友情をあえて
保ったK・ヘップバーンとトレイシーとか色々だなあ。
その中でも、オリビエとビビアン・リーって、その響きだけで、このスレ、
読ませて戴いたんですが、
なんか、どんな事情があったにせよ、
一番、ファンをうっとりさせるようなカップルというか綺麗同士だからでしょうか。
淀川さんが、「こういう綺麗なカップルにファンは昔も今も自分の思いを託し、
馳せるの。永遠の憧れです」みたいに書いてたのを思いだしますた。
「美女ありき」は、美しかったなあ。2人共。
>>104 その言葉で、なんとなく「ベティ・ブルー」を連想しました。
114 :
名無シネマ@上映中 :03/01/28 00:19 ID:3gZYORx8
>>96 コリン、いいですよね〜〜
確かにオリヴィエの方がくっきりした目鼻立ちですね。
両者共、役柄・メイクによってガラリとイメージが
変わりますね。
ウエセックス卿とダーシーが同一人物が演じているとは当初、
全く気づかなかった位だし(笑)。
オリヴィエのようにうまく年をとってもらいたいのですが・・・
コリンの場合、髪がハ・・・(以下自粛)
ところで、えぇー!オリヴィエ版ダーシー、
日本でビデオ化されていたのですか??
全く知りませんでした。
USビデオ買っちゃってました。
115 :
名無シネマ@上映中 :03/01/28 00:28 ID:fr7kR0Tq
再婚した元夫と会うとき、妻同伴で人目のあるところで、というのは当然だと思いますよ。 オリヴィエは正しいことをしたと思います。 こっそり二人だけで会ったら、誰もが傷つくだけです。
116 :
名無シネマ@上映中 :03/01/28 01:34 ID:F0lbjr80
http://members.rogers.com/irinan/vandl9.jpg ↑
この、オリヴィエとヴィヴィアン、とっても良い良い!はーと。
ヴィヴィアンの顔と足の形が可愛いのだ!オリヴィエもステキだすね!
ここは、ベッドORソファなんかな。(むふふ) ヤパーリ、お似合いですこと。
>>112 さすが、淀川先生だ!!良く、分かってる(w
>>115 私もそう思います。。お互いの為にも、最良の会い方がそれだったんじゃないかって。
ファンしては、ずっとこの2人に添い遂げて欲しかったけど、余りにそれは過酷な
ことだったんでしょうね。
本当に、色んな深い思いが交差してたんだと思いますね。うるうる。
117 :
名無シネマ@上映中 :03/01/28 11:49 ID:fr23t6O8
ダーク・ボガードの自伝に、ヴィヴィアンの葬式のお話が出てくるよ。 『レターズ――ミセスXとの友情』乾 侑美子・訳 弓立社 1990年 たしか、彼女が死ぬ間際に読んでいたのは、アッシジの聖フランチェスコの 「平和の祈り」だった、というくだりがあって、泣けました。
118 :
名無シネマ@上映中 :03/01/28 23:49 ID:vWAGm4QX
>>98 =
>>108 ビビアンの偶然見つけたアメリカかな?
どっかのサイトで、「ビビアンと関わった男性」みたいな
個所に、最初の夫のリー、そして、オリビエ、最後の恋人ジャック、
勿論、この中ではラリーこと、オリビエは特別な人なんですが、
やっぱりピーター・フィンチの名前もありました!
やっぱり、フィンチの事も欠かせない事実なんだなって思いました。
また、その辺のところ分かる範囲があったらUPよろしくですm(_ _)m。
119 :
名無シネマ@上映中 :03/01/29 01:27 ID:3WbInYaw
>>114 わあ、「高慢と偏見」のUSビデオ、持ってるなんて羨ましいですー
日本版は廃盤状態なんです〜 そうか、US版があったのね
といっても私は英語に自信ないので困りました、、と思いきや
でもホスゥィ・・と思いつつ、
Amazon覗いたら、なんUS版も売れきれですたートホホ
コリン、あっ確かに「ブリ〜日記」でボート漕ぐシーンでなんとなぁく
あ、頭のてっぺんが(w しかし、そこがまたCuteですー
オリヴィエだって後年はかなり、その、きてましたから何のその GOGO!
演技力で乗りきったもんですわ ウフフ
40代といったらオリヴィエも一番油のノッテタ時期
コリンにも是非とも、このままずっと活躍して貰いたいですー
コリンはサー・オリヴィエの事はどう思ってるのかしら?好きだったら嬉しい。
120 :
通行人さん@無名タレント :03/01/30 02:40 ID:XMGDfu7H
121 :
名無シネマ@上映中 :03/01/30 13:56 ID:mh/uyfjh
>>120 すごく可愛いですね。随分若い頃でしょうか。初々しい。
俺は、オリヴィエと言えば、シェークスピア。
シェークスピアと言えば、オリヴィエなんです。
10数年前、「ハムレット」を観て、あの見事な剣さばき、
徹底的にヴォイス・トレーニングされた、
3オクターブは軽く出るという声色に感銘した。
彼のおかげで、シェイクスピアにも興味を持った。感謝してます。
昨年、リマスターされた「ハムレット」「ヘンリー五世」のDVDも即購入。
色々な俳優が、舞台や映画でシェイクスピア劇をやってますが
良くも悪くも、「二十世紀最高のシェイクスピア俳優」と言われた
オリヴィエをまず意識しない訳にはいかないから、大変だと思います。
彼の映画観たあとって、なんか、俺みたいなド素人も
演劇したい気になるから、不思議ですよ。藁
122 :
名無シネマ@上映中 :03/01/30 23:57 ID:ks1H1OJ0
「無敵艦隊」 これも最強。作品の出来は今ひとつだが、 ヴィヴィアンとオリビエは、まさに、美男美女、王子と姫そのもの。
>>118 はい、結婚してからの数年間は、本当に幸せだったみたいです。
2人で同じ舞台に立ち、いつも一緒。ヴィヴィアンが結核で療養した時は、
オリヴィエが献身的に看護して、2人にとっても素晴らしい何年間だった。
しかし、リーにとったら、もしかして、少しずつストレスやプレッシャー
が出てきていたのかも知れませんね。
しかし、少なくともオリヴィエにとったら、本当に輝かしい幸せな時だった
・・・1948年のオーストラリア地方公演までは。
そう、ピーター・フィンチの出現です。オリヴィエは自伝で書いています。
「どういう訳か、この旅のどこかで、私はヴィヴィアンの心を失ったことを
知った。帰国してから私は、ときどき冗談半分に、
¨俺はオーストラリアできみを失くしちまったよ¨と言った。
ああ、しかし、私はそれを奨励したのかも知れない、
最初のうちはまったくそれと知らずに。
才能発掘の過程で、私たちは、このピーター・フィンチという青年の仕事に
対する高い賞賛の声を聞いていた」
ピーター・フィンチはオリヴィエの劇団に加わり契約したのです。
「
124 :
123 :03/01/31 15:13 ID:EZEJgb7b
>>123 続き
このオーストラリア公演で、オリヴィエは酷い捻挫をして手術までして、
大変な状態を乗り切っていました。そして気が付くと、
リーとフィンチの関係は、仲間の噂にもなっていました。
「このオーストラリア公演の間、私がヴィヴィアンに提供しえたような
生活はあきらかに退屈極まるものだった。私はいよいよ、彼女とまじめに
話し合わなければいけない時がきたと思った。
私は、 ¨頼むから、一座のピーター・フィンチと人前で公然と
いちゃつくのは止めて欲しい¨と訴えた。
私はこんなに卑屈になってもいいのものかどうか実は分からないでいた。
非常に驚いたことに、彼女はそれをまったく冷静に優しく受け止め、
¨もう二度と私を悩ませることはしない¨と断言した。
それは、その限りではすてきだった。だが、その限りはどこまで続くのか。
2人の情熱の永続性への確信はまだ、揺らいではいなかったけれども」
125 :
123 :03/01/31 15:27 ID:EZEJgb7b
>>124 続き
しかし、この1ヶ月後、オリヴィエは衝撃的な告白をリーから
聞くことになります。この事について、オリヴィエは相当の行数を使って
書いています。
「私たちは昼食をとり終えたところだったように思う。
ポーチの小さなウィンター・ガーデンに座っていたし、日が照っていたことを
覚えているから。それは晴天のかすかな霜きりのように、雨の1滴のように訪れた
私はほとんど耳を疑ったー
ヴィヴィアンが言った。
『私はもうあなたを愛していないわ』
私は鞭打たれたように感じ、そのような顔付きをしたに違いない。
彼女はさらに言葉を続けた。
『ほかに誰かがいるとか、そのようなことじゃないのよ、つまり私はあなたを
まだ、あなたを愛してはいるのだけど、ちょっと違ったようになの、たとえば、
そうね、お兄様を愛するようにかしら』
彼女は本当にその言葉を使った。私は死を宣告されたように感じた。
私の命の中心にある力が、事実私の心臓そのものが、まるで世界一技術を
持つ外科医の手によるかのように取り省かれてしまった。
私は唖然としたままだったが、喘ぎはしなかった。
まるで私の内部は永遠に凍り付いたかのようだった」
126 :
123 :03/01/31 15:39 ID:EZEJgb7b
>>125 〜続き
「この輝かしい情熱が永久に存在しえなくなるなんて、一時も思いも
よらないことだった。
しばらくのちに私の親友の一人が、私に言った。
私は彼女を叩き出すか、自分が席を蹴って立ち去るべきだったと、少なくとも
明らかに体裁の為にこのような屈辱に黙って耐えるべきではなかったと。
事実は、私は動けなかったのである。
私がすっかり胸に収め、理解し、完全に信じることができるまで、
しばらく時間がかかっただろう」
「私はその少し前、ナイトに勲章されたばかりだったが、それはとても
神聖なものだった。私はこのような泥にまみれた現実を提供する気には
なれなかった。私に出来ることーそれは私の胸1つに秘め続け、
ヴィヴィアンがほのめかしたように、何事もなかったように振舞うこと。
兄と妹か・・・・・・へーンだよ。
いささか驚いたことに、ときおりの近親相姦の行為(ヴィヴィアンとのセックス)
への意欲はくじかれはしなかったけれども・・」
127 :
123 :03/01/31 15:54 ID:EZEJgb7b
と、いうことで、 オリヴィエは、この言葉を胸に秘めて、変わらず夫婦関係を 何事もなかったかのように続けていきます。 ヴィヴィアンは何故、こんな事、オリヴィエに言ってしまったんでしょう!? やっぱり、余りのプレッシャーに耐えられず自分を解放する言葉の1つとして 言ってしまったのか、、しかし夫のオリヴィエにとったら正に晴天の霹靂。 彼はそれでも、この時、リーを深く愛していたからそれを心に閉まい続けた。 でもこの後、そのオリヴィエを苦悩に追い込む、リーの躁鬱病は益々酷くなっていき、 オリヴィエの心も次第に・・・なんとも辛い部分です・・・。悲しい。
128 :
名無シネマ@上映中 :03/01/31 17:28 ID:qgBnGSzw
>>123 〜
>>127 ・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・ウワーン
ビビアンはなんでオリビエたんにそんなコト言っちゃったノー、バカバカー
夫婦でも、これだけは絶対言っちゃいけない言葉ってあるのれすョー
きっと、きっと
愛し過ぎてる故、そう言うことで距離を置こうとしたのカナ
セツナイヨーーーオンオン。
あおるつもりは毛頭ありませんが・・・ ヴィヴィアンって、DQN女そのものじゃないの?
ヴィヴィアンは夫の域へ入りこめないのを分かっていたんじゃないかな。 一流の才能を持つ人ほど自分の限界を知ってしまうというか・・・。 称号が精神破綻の引き金になったのは「才能への嫉妬」だと私は思っています。 彼等は一級の俳優同士だったゆえに家の中で巨星は同時に輝けない悲劇かな。 「オリビィエは私の足が太いと思っているの」と勝手に気にしていた 可愛いヴィヴィアン・・・
131 :
通行人さん@無名タレント :03/01/31 18:58 ID:LeH8+UrU
ヴィヴィアンはケ項神経質なところあったようだしね オリヴィエが称号をもらって追いつけないと思って その現実を突きつけられる前に自分でオリヴィエにそんなことを言ってしまったのかな・・・
133 :
名無シネマ@上映中 :03/01/31 22:49 ID:nH+72YvP
確かに、DQN女と言われても仕方ないとこ、あるのかも。。 多分、躁鬱っていう病気の一端がとても関わってるのかな。 A・エドワーズ自伝読んでも 躁鬱の症状が表れた時に、他の男性と浮気したり、喚いたり、 泣き叫んだりして、どれだけ周りの人、とりわけオリヴィエかな。 迷惑をかけているか、本人は自覚してないというか、 発作がない時はキョトン?としてる様な感じで。 しかも内心はいつも「私のラリー(オリヴィエ)、ラリー命、 ラリーどこにも行かないで、ラリーが理解出来るのは私だけ」 みたいに思っているから、内面とやってる事はバラバラ。 それこそ、2ちゃんねる風に言うと、ワケ・ワカランということに。 良く言えば、とてもピュア。だけど、限りなく複雑。 傍にいるオリヴィエは、彼女以上に混乱してしまって不思議じゃない。 ヴィヴィアンがこうなってしまった原因は勿論あると思うんですが、 本当に、躁鬱病、心の病になってしまった人の看病は大変だと思うわあ。
134 :
通行人さん@無名タレント :03/01/31 23:43 ID:VXnnglV1
躁鬱病は本人も看病する人にとっても本当に大変な病気なんでしょうね 特に精神的に ただそれを単にドキュソ呼ばわりするのもどうかと思うけど
135 :
名無シネマ@上映中 :03/01/31 23:45 ID:NruepAQz
>>130 足が太いの勝手に気にしてたなんて、カワイイ!!
「哀愁」のロング・コートから出る足なんてとっても綺麗だったよ。
それだけオリヴィエに愛されたくて、愛してたんだね。
彼女に、もう少し、心の余裕と強さがあったら( ´-`)ノ・・
136 :
名無シネマ@上映中 :03/02/01 01:14 ID:iIN9PtM8
137 :
名無シネマ@上映中 :03/02/01 23:48 ID:z9GfmXlu
>>121 「ハムレット」は確かに凄いな。
特に、母親を罵倒して、責め立てる辺りからは殺気だってたね。あの演技に、ビビアン・リーが
コンプレックス抱いたとしても、分からんでもない。
しかし、ビビアン・リーも良い演技者だったよね。自分はあまり詳しくないのだが、
でも「ローマの哀愁」とやらは良くなかったな。もうかなり前に、地方のしかも吹きかえで
偶然観たんだけど、なんで、こんな映画に出てんだろって感じだったぞ。
金髪のカツラを被っていて、老いた女が若い男に惚れて、ふられるみたいな、あんまり
中身もおぼろげで覚えてないんだがね。
しかも、共演のウォーレン・ビーティも全然良くなかったんだ!!これが。
後年は、やたら美しき若い頃だけを振り変える役が多かったみたいなのは、残念な気がする。
138 :
名無シネマ@上映中 :03/02/02 00:08 ID:K8Ac6nMg
美しく年をとれなかったのは事実ですね。 でも、そっちの方はなかったことにして、と思いたい人が多いと思う。 ヴィヴィアンのような精神状態は、今だったら、ちゃんとカウンセリングとか受けて、立ち直れるような気もするけど。 昔というか、20世紀なかばでもまだ、女性のホルモン異常から来る精神不安定が精神病とされて、病院送りになったりしてたから。
139 :
名無シネマ@上映中 :03/02/02 01:29 ID:q8PYHZp5
講談社から出てる 「クィンラン版 世界映画俳優大辞典」を今日、本屋でハケーン! なんと、価格一万円。 この著のディヴィッド・クィンランという人、 大変有名な批評家だそーで、 もう、古今東西、イマ昔、すごい数の俳優女優が独自のコメント入りで 紹介されてて、思わず欲しくなってしまったよ〜!おもしろい。 なんでも、各方面で絶賛だそ〜です。 で、ヴィヴィアンのところをチェックしたら、 「世界一美しい女優の一人〜うんぬん」 オリヴィエのとこ、見たら 「その、とびぬけてハンサムな容貌で〜うんぬん」 ↑ う〜む、こんな2人がケコーンしてたことが、まず奇跡の様な気がしてきた今日この頃。
140 :
名無シネマ@上映中 :03/02/02 18:48 ID:E2bSDFvb
私は美しく年を取れなかったことも含めてヴィヴィアンが好き 壮絶だけどさみしくもあった人生だけどさ・・・
141 :
名無シネマ@上映中 :03/02/02 23:17 ID:7JavaV+1
>>98 ヴィヴィアンにとって、オリヴィエは本当、恩人でもありますね。
オリヴィエと巡り合わなければ、彼女は英国の一女優で終わっていたかも知れない。
スカーレット役獲得への伏線もなかったかも知れない。
ヴィヴィアンはオリヴィエと出会った事によって、その才能をより開花させ
羽ばたいていった。彼女の生涯を振り返る時、オリヴィエとの出会いは正に
宿命としか言えない。彼女にとって、色んな意味で運命の人そのものですね。
オリヴィエとビビアンは舞台でいっぱい共演してるけど、 どれか1つでも映像残ってないのかな 特に初期の頃の 「ハムレット」「ロミオとジュリエット」なんてお宝だろね(´∀`*)ポ〜 映像が駄目なら、せめて音声だけても。。。(´・ω・`)ショボーン UKの映像ドキュメント・ビデオやカセット等、ネットで探してみよ
143 :
通行人さん@無名タレント :03/02/04 17:22 ID:MD7wTnz6
舞台の二人が見てみたい| オリヴィエはともかくヴィヴィアンは作品数少ないからなぁ
144 :
名無シネマ@上映中 :03/02/04 23:11 ID:cUFCKIj+
L・オリビエと言えば、M・モンローと共演した 「王子と踊り子」という作品がありました。 なんとも、すっとんきょうでとぼけたオリビエが笑え、 モンローがすこぶるチャーミングだった映画、と言っても 2人にとっての名作には成り得なかった映画でもあります。 んで、この映画の製作発表会初日で始めてモンローに会ったオリビエ。 モンローの余りのチャーミングぶりにクラクラとなり、 『これは、本気でモンローに恋してしまうかも知れない、ヤバイ〜』と マジメに心配したそうですが、いざ、撮影が始まったら、 モンローは無類の遅刻魔、何回注意しても直らない、加えて演技も噛合わず、 注意しても聞き入れられず、監督も兼ねたオリビエは疲労困憊。 撮影が終了した時には、始めに抱いた気持ちが嘘のように 『二度と共演したくない女優1』がモンローになってたそうであります〜。 因みにモンローと写ってる写真は、全部、顔が引きつってるそうなんで お見逃しなく〜。w
145 :
名無シネマ@上映中 :03/02/05 15:37 ID:9imIT3RR
やはりモンローが遅刻の常習犯というのは 本当だったのか。 確か、エヴァ・ガードナーもお冠だったとか! 今日「嵐が丘」観た!! ヒースクリフ、(・∀・)イイ!オリビエ、イイ! なんて、切ない男なのか。 名台詞が心に響く。
146 :
名無シネマ@上映中 :03/02/05 21:37 ID:NbhlQZZp
うおっ、こんなスレがあったなんて、か、感激です。 映画を観始めて20数年、レズっけは正真正銘ない自分ですが こんな美しい人が目の前にいたら即、膝まづいて しまう女性と思ったのは、 後にも先にもヴィヴィアン・リーただお一人です。 厨房の時は、みんなで「ヴィヴィアン様」と呼び、当時 リバイバルの「風〜」はみんなで観に行き、写真を見てはうっとり。 今でもやっぱり一番大好きな女優さん。夫つながりでオリヴィエも好きですー。 やっぱりセットで好きな人多いんでしょうね。ヴィヴィアン様は永遠不滅じゃ。
147 :
名無シネマ@上映中 :03/02/06 01:06 ID:yYPdWhwV
>>145 それは、
I Cannot Live without my life, I Cannot die without my soul
の個所ではありませんかね。いや〜これは名台詞ですなあ。
しかし、「嵐が丘」って、日本より欧米の方が数段評価高いですよね。
向こうのAmazonのリスナー評でも、かのDatabaseサイトでも絶賛されてる。
我が生涯最高のラブ・ストーリーなんて書いてる人もいるし。
<一部、熱烈なこの小説のファンの人も苦評も少数はありますが>
オベロンのキャサリン役もなかなか評判いいけど、
なんといってもオリビエのヒースクリフは絶賛されてる。
ハンサムでイノセントで、物語のイメージそのまんまとか。
オリビエといったら「嵐が丘」っていう人達も向こうでは多そうだ。
すったもんだ撮影中はあったようですが結果は良しか。
スカーレットとヒースクリフが結婚したんだから、
当時のファンが,今もかな、熱狂して当たり前の状況ですな。
148 :
名無シネマ@上映中 :03/02/07 01:39 ID:KHQscgOk
そして、ハンサムでも情熱的でも狂おしい程の愛を 持っても、ヒーローになれないのがヒースクリフであった。。 しかも、原作はもっと長い。 オリヴィエの完全版を作って欲しかったです! でも、1939年って、本当にゴールデン・イヤーそのもの。 「愛の勝利」「風と共に去りぬ」「嵐が丘」「駅馬車」 「ニノチカ」「オズの魔法使い」「チップス先生さようなら」 これだけのラインナップがオスカーに並んでしまった。 それでも風パワーが圧勝の結果だったですね。
149 :
148 :03/02/07 01:56 ID:KHQscgOk
重要な作品を忘れていた。 キャプラ監督の「スミス都へ行く」もだ。 主演男優ノミニー クラーク・ゲーブル、ローレンス・オリヴィエ、ミッキー・ルーニー、 ジェームス・スチュワート、☆ロバート・ドーナット 主演女優ノミニー ベティ・ディヴィス、アイリーン・ダン、グレダ・ガルボ、 グリア・ガースン、 ☆ヴィヴィアン・リー これは、改めて怱怱たるメンバーだね。ハリウッドの黄金期。
150 :
名無シネマ@上映中 :03/02/07 02:46 ID:tpAri9tF
嵐が丘は昔は日本でもよく読まれいましたよ。 映画も、オリヴィエのはもちろん、ティモシー・ダルトンのも大ヒット。 今は嵐が丘もジェーン・エアもかえりみられないのでしょうか。
ジェーン・エアおもしろいですよね〜 スレ違いですが
152 :
名無シネマ@上映中 :03/02/07 22:29 ID:8DF2VcDn
{嵐が丘}は、アルフレッド・ニューマンの音楽も良かったな〜
あれ、聴くだけで涙うるうるだよ。
>>150 >>151 ブロンテ姉妹の小説だね、それぞれ。そうだね、今じゃ読んでる人も
少なくなったんだろうか。どうやら、そんな感じだなぁ。面白いのに。
「ジェーン・エア」も確か、オーソン・ウェルズ、ジョーン・フォーンティンで
映画化されてたよね。と、言っても自分はまだ未見ですた。
153 :
通行人さん@無名タレント :03/02/07 22:55 ID:eBFDdE74
>144 それ知ってます あまりにもモンローが遅刻ばかりするのでオリヴィエが 君はどうしてこんなに時間が守れないんだと言った時 モンローはあら、イギリスにも時間なんて言葉があるの?と言ったそうです
154 :
名無シネマ@上映中 :03/02/07 23:55 ID:nTOLwk6g
あの、サー・オリビエに、 「んもう、ツバ、飛ばさないで」と言ったマール・オベロン 怒られても「ケロッ」としてたモンロー、 「とにかく人生は辛抱が、肝心よ、ねっ、坊や」と促したガルボ、 これこそ最強の女3人衆やね(w
155 :
名無シネマ@上映中 :03/02/08 01:01 ID:LfMXLq+q
「レベッカ」は「ジェーン・エア」の現代版と言われています。 どっちもジョーン・フォンテーンで映画化。面白いですね。 オリヴィエにはロチェスターは無理だな。 「ジェーン・エア」はエリザベス・テイラーやマーガレット・オブライエンも出てた豪華版でしたね。 ティモシー・ダルトンの「嵐が丘」と同じ頃にできた「ジェーン・エア」も好きです。 おっとすれちがい。
156 :
名無シネマ@上映中 :03/02/08 19:28 ID:KCADZqIS
小森のおばちゃまがまだお元気だった頃のエッセイに 「59年、ロンドンのロイヤル・カマンド・パフォーマンスに 出席した際、モーリス・シュバリエ、シモーヌ・シニョレ、 ローレン・バコールが居並ぶ中で、超小柄なのにエメラルドの如く 光ったのがグリーンのドレスのヴィヴィアン・リーだったの。 スカーレットを彷彿させながらも、一抹の寂しさもたたえていたのが 印象的」 と書かれてあり、きっとこの頃、オリヴィエと別居した頃なんだろうかと 思った次第です。しかし、おばちゃまや淀川さんはキラ星の如く往年のスター達に 会われてて、やっぱり凄いですね〜。
157 :
名無シネマ@上映中 :03/02/08 19:36 ID:KCADZqIS
ところで、連続書きこみになりまして、すいませんです、 ヴィヴィアンは、確か160cm位だったとのことですが、 以外に小柄で、これは、調度、ナタリー・ウッドなんかもこれ位とのこと。 まじかで見たら、とても華奢で可愛い印象もあったんでしょうね。 因みに、エリザベス・テーラーも162cmそこそこ。 ローレンス・オリヴィエが公式身長が、179cmなので、まさに、ヴィヴィアンと 並ぶと、パーフェクト!!グッド、グッド!!
158 :
名無シネマ@上映中 :03/02/09 21:49 ID:kpwS+TH5
映画よりも舞台の出演を主に重要視してきた ヴィヴィアン・リーですが、 彼女のロマンチック・コメディーみたいなのも、映画で 観てみたかったですね。 ジミー・スチュワートやケーリー・グラントとかの共演なんて是非とも 一度、観てみたかったなあ。彼女の可愛らしさという点が光ったかもなあ。
159 :
名無シネマ@上映中 :03/02/10 01:08 ID:mCAAo42S
>>121 私もほぼ同意で同じ気持ちを、オリヴィエのシェイクスピア劇に抱きます。
最近では、ケネス・ブラナーが「ヘンリー五世」(1989)や「ハムレット」(1996)を
自ら監督・主演により製作し、"オリヴィエの再来"などと呼ばれているが、
映画自体の出来はともかく、若き日のオリヴィエはブラナーよりもずっと男前で端整な顔立ちを
しており、"再来"という評価はあまりふさわしくないような気がする。
ただ、ブラナーの作品に毎回素晴らしい音楽を提供しているパトリック・ドイルは、
オリヴィエのシェイクスピアを手がけた"ウォルトンの再来"とはいかないまでも、
非常に優れた仕事をしていると思う。
160 :
名無シネマ@上映中 :03/02/10 01:12 ID:WDzj11oP
ブラナーが再来と言われたのは、監督もするからです。 でも、第1作が最高で、そのあとはショボーンですね、ブラナー。
161 :
テクニカラー :03/02/10 03:30 ID:NAqv5MPe
良すれなのでage
162 :
名無シネマ@上映中 :03/02/10 04:12 ID:7spkku36
ブラナーは「から騒ぎ」も一応、名作。でも、あとはだめぽ。 それにしても、シェイクスピア俳優で映画でも有名になった人って、オリビエ以外はみんな醜男ですね。 リチャード・バートン、アンソニー・ホプキンス。 女優も、ヘレン・ミレンとか、ジュディ・デンチとか、あまり美女ではない人達(デンチは若い頃は知らないけど、ジュリエットや「十二夜のヴァイオラが持ち役だったらしい)。 オリビエはまれな例だったのですね。 ヴィヴィアンはあの美しさでは、やはり映画のスター。舞台で映えるタイプではないでしょう。舞台を映画より上に考えるのがヴィヴィアンの悲劇。
163 :
名無シネマ@上映中 :03/02/10 21:52 ID:1Ldw6mh0
「レベッカ」観ました。 夫(オリヴィエ)がレベッカとの関係の真実を告白するシーン。 あの緊迫感と抜群の面白さはヒッチコックの才能の賜物だと思うけど 同時に、延々言葉と表情だけで物語を語るオリヴィエの演技力抜きには 描けなかっただろうな。 あのシーンがあの作品の白眉だと思う。
164 :
名無シネマ@上映中 :03/02/11 14:08 ID:SBOXKQPz
>>162 そう言えば、言われてみたらそうですね!なんでなんだろうか。
シェイクスピア劇と言ったら,二枚目という感じがしてたが、それはオリビエの
イメージが強烈だったからか。後は、個性的な顔が多いね。バートンなんか体格は
オリビエっぽいけど、顔が少々いかついもんなあ。いやいや、彼もモチ名優ですが。
ヴィヴィアンは、なんとかオリビエの精力的な舞台の仕事に評価も地位も追いつこうと、
懸命だったけれども、本当ですね。彼女のオーラ、魅力は映画でより発揮されることは
「風〜」を観れば一目瞭然。どうもスカーレットを省き、シリアスな映画が多かった。
色んな映画で、もっと輝く彼女を見たかった気がしますね。
>>163 「レベッカ」いいですね〜。オリビエって、品格もあるけど、どっか軽やかなんだなぁ。
演技力がしっかりしてるし、口跡の上手さは天下一品ですね。素晴らしい。
165 :
名無シネマ@上映中 :03/02/12 12:40 ID:zHWS9qjf
ローレンス・オリヴィエの台詞回し、朗読は20世紀の宝の 1つと言われているそうで、ラジオ・パフォーマンス、聖書の朗読なども 彼は仕事でしておりましたね。(多分、輸入CDなどで手に入るはずです) そして、こんなエピソードが、、 ローレンス・オリヴィエはレストランでの会食の途中、 皆に、朗読のお手本をと乞われて手近にあったメニューを読み上げました。 手元に、適当なテキストがなかったからです。 読み終える頃には、どのテーブルも静まり返り、 みな涙を流していたということです。 こんな大それたことは、素人である私たちにとっては夢のような話。 けれど、素晴らしい朗読、言葉を聴くとほんとうに心が洗われるような気がします。 いやあ、メニューの朗読で泣かしてしまうなんて、 オリヴィエの声色はまさしくそんな不思議な力を持ってたんでしょうね。
166 :
名無シネマ@上映中 :03/02/13 00:22 ID:0QW5kQvs
ヴィヴィアンはあのオリヴィエの声で 何万回?も「I LOVE YOU」なんて言われたんだろうな〜 (;´Д`)羨まし〜ど、どうしよ〜萌え。
167 :
名無シネマ@上映中 :03/02/13 00:35 ID:yKAdPIqa
モンローはオリヴィエのうちのパーティに 呼ばれたことがあるんだって。 そのとき妊娠していたヴィヴィアンは普段より神経過敏だったそうな。 モンローにオリヴィエが親切なのと、 やはりモンローが魅力的だったこともあって 途中からヴィヴィアンはとうとうパニックになってしまったって。 オリヴィエはそのときすでに相当疲れ果てていたそうだ。 もっとも「王子と踊り子」やってみたら モンローとオリヴィエは気が合わず双方ずっとそのときの 痛みをひきずっていたそうだから、 ヴィヴィアンは鷹揚に構えていてもよかったのにね。 かわいそうだね。
168 :
名無シネマ@上映中 :03/02/13 01:19 ID:0QW5kQvs
>>167 そうなんですか〜、前の方のレス読んでも
オリヴィエが始めモンローに抱いた気持ちは
淡いモノというか、結局当たり前のように2人には
何も起こらなかったけど、やっぱりヴィヴィアンは
ありとあらゆるもう、総ての事に対して病気の為に
神経質になっちゃってたのかな〜同じ女性としても辛いですね。
169 :
名無シネマ@上映中 :03/02/13 11:40 ID:RVLlv6ND
>>168 モンローは天下のオリヴィエのご指名! と舞い上がってた。
だけど共演前にオリヴィエのパーティに行ってみたら
ヴィヴィアンが超神経過敏。意地悪されるわけじゃないんだが
異常に気を使われて、しまいにはパニックになってしまったのに
びっくりしたとか。
「王子と踊り子」撮影中はオリヴィエの采配は何でも
「オリヴィエのため」で、そのためこちらも神経過敏の
モンローはぼろぼろに疲れてしまったらしいです。
どうも遅刻するのもそういうことから来ているみたい。
モンローを理解して魅力を引き出してくれる監督ではなかったんだね。
この作品でオリヴィエは、監督だけど主演もしてるし、
スターなんだから当たり前、というか
はじめから予想されたことなのかもしれないけど。
…ってこれのソースはモンローの資料なんだけどね。
オリヴィエって女に安心を与える人ではないのかも。
当たり前か。スターだもんね。
でももしかしたらぎりぎりまで神経を使ってしまう女性に
魅力を感じるタイプだったのかもしれません。
罪なおひとや…。
170 :
名無シネマ@上映中 :03/02/14 02:48 ID:d3DFZemj
>>169 本当ですね。どうやら、モンローとオリヴィエは根本的に
持ってる物が違ってた様ですね。「王子と踊り子」に関しては
オリヴィエの2冊の自伝にも事細かく書かれてありますよ。
どうも、始めの記者会見にモンローが遅れてきた時から不吉な
予感が走ったようですが、しかし、何よりも、オリヴィエの推奨する演技と、
モンローがやっていたリー・ストラスバーグのアクターズ・スタジオの
メソッド演技とが全く違ってたことが大きい様ですね。
元々、オリヴィエ自身はストラスバーグの演技論というものに、
違和感を抱いていたようです。
確かに、どちらも偉大な演技ですが、
オリヴィエの演技とメソッドって全く対極にある様な気がしますもんね。
それで、どうも撮影にストラスバーグの妻ポーラがいつもモンローに
付き添ってくる事に不信感を覚え、また,彼女が女優でもなく演出家でもないのに
関わらず、モンローにつねに口添えし、「あなたは素晴らしい、あなたは偉大な女神、
あなたこそ最高のセックス・シンボル〜」と延々と持ち上げるユニークな貢献?を
傍で聞きながらも「それにも関わらず,私はマリリンを特例としてあつかうことを
拒否した。私にも監督として自分の大きすぎるプライドがあった。彼女を芸術家として
扱いたかった。しかし、彼女の私に対する態度は着実に酷くなり、私が演技を
支持しても、仕舞いには、私ではなくポーラを見て確認するのだった。私の
面目はここまで落ちるのかと信じられぬ程、どん底に失墜していた」と
書いてありますね。
171 :
170 :03/02/14 03:05 ID:d3DFZemj
やっぱり、水と油みたいな両人だから、
>>168 さんおっしゃる通り、
お互いに疲れきって、ぼろぼろになってしまったんでしょうね。
それで、撮影が終了した後、オリヴィエは凄く悔やんだ様です。
「監督として、私は他の監督たちがやった様にマリリンからもっと
いい要素を引き出せたら良かった」と。それで、もう一度、今度こそ
私のやり方で構わないなら撮り直ししても構わないと言ってはみたものの
アーサー・ミラーとモンローの返事はやはり「ノー」だったと。
もし、もしこの「王子と踊り子」がオリヴィエじゃなく他の監督に任せてたら
もうちょっと成功したし上手くいってた気もしますよね。
ところで、そう考えると「欲望という名の電車」はオリヴィエの演出で
舞台でヴィヴィアンが演じて大成功して、映画でもリー主演で
やりましたが、本当考えると、よくあのメソッド、アクターズ・スタジオ仕込み
の役者に囲まれて、ヴィヴィアンは頑張りましたよね!名演でしたね。
172 :
169 :03/02/14 09:44 ID:c7foJ4Wc
>>170 その通りと思います。
オリヴィエの演技論と
アクターズ・ステュディオ演技論の対立とも言えるのかもしれません。
当時のモンローのリー・ストラスバーグ、及びアクターズ・ステュディオへの
傾倒ぶりはすごいものがあったようなので。
何しろ家族ぐるみ、24時間体制でモンローを
フォローしていたようですから。
わたしのソースはスーザン・ストラスバーグが
モンローのことを書いたものに依ります。
173 :
名無シネマ@上映中 :03/02/14 15:29 ID:vJvAEzdX
>>169 そのパーティー、マリリンの夫ミラー氏も
来てたんでつかしら。なんか、ヴィヴィアンとマリリンが
揃ったら想像しただけで、男性陣のオロオロ振りが想像出来そう(^^;
>>170 「王子と踊り子」の映画を始めて知った時もなんと
摩訶不思議な組み合わせだろと思いました。ヤパーリ色々あったんですね。
あの映画の中で好きなシーンは2人の馬車がパレードする場面。
あれだけは何故か印象に強烈に残ってマス。
174 :
通行人さん@無名タレント :03/02/14 19:00 ID:xubm6AmL
>173 ヴィヴィアンとマリリンが並んでるのって想像出来ない・・・ なんかそこらへんがキラキラオーラが漂ってそう(w
175 :
名無シネマ@上映中 :03/02/14 21:52 ID:Zfwjx27x
176 :
通行人さん@無名タレント :03/02/14 22:45 ID:kgosnMgu
>175 ホントそれ思うよね どっちに似てもスゴイ美貌だろうね〜 ジョーンとの間には3人もいるのになんでヴィヴィアンとの間には 一人も産まれなかったんだろうなってつくづく思ってしまいます。
177 :
名無シネマ@上映中 :03/02/14 22:45 ID:gxC6BgEb
178 :
名無シネマ@上映中 :03/02/14 22:52 ID:y1qzlvn1
欲望という名の電車はブロードウエイではエリア・カザン演出、ジェシカ・タンディ主演、ブランド以下は映画と同じ、だったのでは。 もろ、アクターズ・スタジオの面々で、ヴィヴィアンだけよそからっているのがよくわかる。
179 :
169 :03/02/15 13:26 ID:ItGaLVkS
>>173 ミラーの記述はなかったような気がします…。
でもモンローがひとりで行くわけはないから、
そしてスーザン・ストラスバーグがこの場面を
「見てきたように」書いているので、
スーザンか、もしくはストラスバーグ家の誰かと
一緒だったかもしれません。
180 :
名無シネマ@上映中 :03/02/15 16:38 ID:UAytqiPa
>>175 >>176 まったくもって同意、禿同だす。
ゲーブルとロンバードとの間には確か、子供はなく、ええとバートンとリズの間には
子供はいたんだろうか。何回も結婚してるから分からなくなってます。でも、やっぱり
一番見たかったのは、リーとオリビエの子供。もう、眩いばかりの響きを持つこの二人の結晶を見たかった。
181 :
名無シネマ@上映中 :03/02/15 23:09 ID:To9aLPbk
ーか、結局スカーレットはバトラーのどこに惚れたの? 映画見たけどサッパリわからん。求婚受けたのはディープキスした直後だし、 彼に対する態度が目に見えて変わったのも無理やりヤられた次の朝。 つまりテクに参っちゃったってわけですか(笑)。
182 :
名無シネマ@上映中 :03/02/16 00:57 ID:SWndeCyM
>>181 原作の方、読んでないので完全には把握出来ないのだが、
ともかく、テク全部ひっくるめて、考え方、ぐいぐい強引な男らしさ、
戦争に対する認識(この部分は映画を観る限り曖昧で、自分の想像でしかないのだが)
も含め、自分にどこか似ているレッドに、いつのまにか、恋していたのかなと。
どれか1つの理由で惚れたという訳でなく。
しかし、アシュレーこそ自分の理想そのものと信じきっていたスカーレットは
それに気付くまで随分と時間がかかってしもうた。簡単にいうとこんな感じで
自分は映画見て解釈してますた。大方、今までこの映画観てきた人達は、
みんなこんな感じで受け止めてたのじゃなかろうか。
しかし、ディープキスされた直後の表情とか、セクースした後、ルンルンしてる
スカーレットには笑ってしまった。あれはあれで満足したんだろうなあと、テクにw
183 :
名無シネマ@上映中 :03/02/16 05:35 ID:uz042nhJ
ローレンス・オリビエの、 アカデミー賞主演男優賞ノミニー、及び獲得作品を 誰か教えてくらはい。 確か、10回はノミネートされてる筈。 ジャック・ニコルソンが今年、 12回かめかのノミにーで、男では史上最多になったらしいね。
184 :
名無シネマ@上映中 :03/02/16 23:15 ID:AkjHeOgj
スカーレットは最初に会ったときからレットが好きだったのです。 一目ぼれ、なのですが、本当は好きなのに、嫌い、いやなやつ、と思ってしまう。 しかも、片思いのアシュレーにふられたばっかりだし。 でも、最初から、レットにひかれていたのです。 これはハーレクイン・ロマンスではおなじみのパターンです。 気の強いヒロインと、強引だけど魅力的な男が、ほんとは好きなのに、いやなやつ、とか思ってしまう。 風と共に去りぬはハーレクインのもとになった文学、と言ってもいいくらいです。
185 :
通行人さん@無名タレント :03/02/17 21:09 ID:RQizBB9l
>182 しかし、ディープキスされた直後の表情とか、セクースした後、ルンルンしてる スカーレットには笑ってしまった。あれはあれで満足したんだろうなあと、テクにw 私も笑ってしまった。でもあのセクースは子供産んでから久しぶりにしたから 余計ルンルンしてたのかしら オリヴィエもレットくらいテクがあったらなんてチョト思ってしまう(w
186 :
名無シネマ@上映中 :03/02/17 23:45 ID:6zDtfjAS
>>183 ローレンス・オリヴィエ 主演男優賞ノミネート作品
「嵐が丘」39年 「レベッカ」40年 「ヘンリー五世」45年
「ハムレット」48年 「リチャード三世」56年 「ザ・エンターティナー」60年
「オセロ」65年 「探偵スルース」72年 「ブラジルから来た少年」78年
アカデミー助演男優賞ノミネート
「マラソンマン」76年 の計10回ノミネート 長い間男優の最高記録だった。
受賞歴は、「ヘンリー五世」特別賞 「ハムレット」主演男優賞 「名誉賞」78年
の3度となりました。
187 :
名無シネマ@上映中 :03/02/19 00:03 ID:3KJNcIZU
そ、そういえば、「ゴッドファーザー」 のドン・コルレオーネって、 始めはオリビエが第一候補だったんだよね。 まず、オリビエを口説いて、それが却下され、第二候補が イタリアのカルロ・ポンティ。 結局、見事なスクリーン・テストでブランドが勝ち取り、 オリビエは「探偵スルース」をチョイスし、こっちも成功したんだが、 オリビエのドン・コルレオーネも観たかった気がしますな〜。 間違いなく、口髭は生やしたと思いますね。
188 :
名無シネマ@上映中 :03/02/20 17:30 ID:OTL9p0dD
189 :
通行人さん@無名タレント :03/02/20 23:46 ID:AHK2UpCq
ヴィヴィアンの腕、マーロンの半分くらいしかないね
190 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 01:16 ID:R1bCrpsw
オリヴィエは自伝も出てますが、 オリヴィエの最初の妻ジル・エズモンドとの間に出来た子供 タークィンも 「我が父 ローレンス・オリヴィエ」という本を2冊出してます。 残念ながら、こちらは日本発売無し。 しかし、向こうのレビュー読みますと、当然ながら別離した父との 距離があったにも関わらず、恨みがましい物ではなく、あくまでも 客観視して俳優である父にスポットを当てているとか。 リーとの恋について、母ジルとの狭間でオリヴィエが苦悩してたこと、 また、オリヴィエがリーと別れて、ジョーンと再婚してからは、 タークィン自身も結婚した事もあり、益々付き合いは遠のいてしまったそう。 一度「ベッツィー」の撮影現場に会いにいったきりで、後年のことは希薄に なった本であるそうです。
191 :
190 :03/02/21 01:36 ID:R1bCrpsw
そして、これはオリヴィエの自伝からなんですが、 やっぱり、ジルとの結婚には打算があったようですね。 「ともかく結婚したくてたまらなかった。 神の祝福を受けてセックスを楽しみたかった(オリヴィエ21歳!)」 そして、「有名人の両親を持つ女優ジルと結婚すれば、未来は 素晴らしいものになるだろう」といった感じで。 ジルの方もどうも、他の所に愛があった様で、お互いがどうもスタートから しっくりいかなかったようであります。 ヴィヴィアンにとってもそうかも知れないですが、オリヴィエ自身も 身も心も激しく燃え上り、オリヴィエ曰く「宗教にまで高まった愛」を 始めて感じさせてくれた最初の女性はヴィヴィアンだったようです〜。
192 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 18:59 ID:t83cIj49
結婚式の写真しか見たことないんだけど、 ジルさんも結構、可愛い感じの人みたいだね。 オリビエ様は痩せてて、口ひげ生やしてて、 超美男子だったなあ。 ヤパーリ、若気の至りみたいな感じもあったのかな、 始めての結婚は。ビビアンもお見合いだったよね。
193 :
名無シネマ@上映中 :03/02/21 23:29 ID:uFo0gwgr
初書きこみです。 つうか、このスレがある事、今知りました。すんません。 俺の好きな俳優 ベスト3 ローレンス・オリヴィエ スペンサー・トレイシー、ロバート・デュバル なぁんとなく、俳優タイプ的似てませんかね。 トレイシーは、あのオリヴィエをして、お手本にしている俳優といわしめた 名優です。ともかく、作品の良し悪しを抜きにしても、この俳優が 出てると、ピシッと画面が引き締まる、そんな演技が出来る俳優。 例え、脇役でも画面をさらってしまう俳優。 そういう複雑微妙な演技が出来る俳優が好きですね!やっぱし。
194 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 01:26 ID:EnK3JmhS
>>193 禿同。
僕はオリビエ(1907―1989)って偉大な映画俳優だと思います。映画で演じ
たキャラクターは幅広く多様で一概に言い得る事はできませんが、悲劇の側面を演じ
て、映画を最後には思わぬ高みに持ち上げてくれる部分がありますよね。
映画中のオリビエの輝きって、C・フラント、J・スチュワートといったスターの輝き
や勢いに頼るものではなく、演技そのもので観る者を揺さぶる部分にある。
少なくとも、オリビエを擁した画面って目が離せない映画画面になることは確かなんです。
あと、僕にとってオリビエと言えば“ハッとするような恐い目をする瞬間”! ここ、
いつも生々しいんです。『レベッカ』『黄昏』『スパルタカス』…『探偵<スルース>』
『マラソンマン』…どんな役柄でも不図した瞬間に恐い眼差しを見せてくる。
195 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 15:20 ID:oWwwTqRL
私もオリヴィエさまの、あの目が好き〜(ぞくぞく そして、今日、遂に「黄昏」を観ましたーー(´∀`*) ビデオも廃盤、DVD化もなし、映画サイトとかで 泣いたとか感想見てたから、観たくて観たくて・・ついにゲット ワイラー監督が「ローマの休日」前に撮ったやつね。 共演はジェニファー・ジョーンズ。 まあ、しかし、なんちゅう、可哀想な役かしら〜〜 妻の財産の尻に敷かれて、レストランの支配人やってるオリヴィエさまが 田舎娘に惹かれて、2人は駆け落ち・・イチモン無しになり、 挙句は、女優目指す田舎娘にも捨てられ、男は独りホームレス 嗚呼。 恋愛物だけど、いまひとつ、脚本が描き切れてなくって、ジョーンズの役が ただの鈍感な男に頼って生きてく厭な女に思えて、共感出来なかったヮ。。 でも、勿論駄作じゃないし、オリヴィエさまの演技は最高(溜息出るくらい巧いデスワw) これは、男性が観ると身につまされるかも〜w 何もかも捨てて、愛に走った男の結末〜涙 涙ですわ
196 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 17:09 ID:MD+2Szqs
DVD化されてないの、ヴィヴィアンのでもいっぱいありますな。 オリビエのも含めてみんなDVD化してホスゥィ。 出来れば、IVCは画質が悪いと小耳に挟むので、東北新社辺りから。
197 :
名無シネマ@上映中 :03/02/22 22:42 ID:nPxmgTHv
BSでやってた「21日間」、ラリーとビビアンの恋愛モード全開映画ー。 ちょこっと録画したとこ切れちゃった・・・ も一回完全なの見たいなぁ(>_<)
198 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 18:55 ID:voh7bYHR
オスカーが近くなってきたんで、その話題を〜 「欲望という名の電車」・・あの時の受賞前の下馬評の 主演女優確実は、「陽のあたる場所」のシェリー・ウィンタース。 {なんかこの作品では、助演って感じもしますですが} 授賞式では、プレゼンターのRコールマンが、封を 開き始めたと同じに彼女はステージへ上がりかけてたそうで,, 結局、受賞は「ヴィヴィアン・リー」! 「コールマンが、うらめしかったわ。私の名前を読んで カードを飲み込んでくれれば良かったのに」な〜んて後で言ってたそうな。 でも、それから彼女は2回、オスカーで助演賞受けたから、めでたし×2。
199 :
名無シネマ@上映中 :03/02/23 23:17 ID:IKkce++x
シェリー・ウィンタースかあ、なつかすぅい。 あの「ポセイドン・アドベンチャー」で海の中、 泳ぎまくった、勇気のあるおばちゃん。 そうだ、「陽のあたる〜」ではモンゴメリー・クリフトの 恋人役だったねー。なんとも、リズとは対照的な。 「アンネの日記」とか「アルフィー」とか貫禄ある演技、 ちょっと色気ある姉御、むちゃ好きでしたょぉぉ。
200 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 01:19 ID:wpRlpHmA
シェリー・ウィンタースて、今で言えばキャシー・ベイツみたいな女優さんですね。 キャシーほどこわくないけど。 リズは若い頃は大根の誉れ高かったんで、彼女がノミネートされたんでしょう。 でも、ヴィヴィアンにしろ、シェリーにしろ、リズにしろ、結局は大女優になりました。めでたし。
201 :
通行人さん@無名タレント :03/02/24 18:35 ID:5Yym+TEg
シェリーは自分の名前が呼ばれたと思い込んでステージに 上がりかけたそうですよ(w 近くにいた人が腕をつかんで「受賞したのはヴィヴィアン・リーだよ」と言って 目立たないように席に戻させたそう それから彼女は自分のオスカーをヴィヴィアンが奪ってしまったと思い込んでるんだって
202 :
名無シネマ@上映中 :03/02/24 19:04 ID:JVSnSgks
>>200 上手い、上手い、ヽ(^∀^)ノ座布団1枚あげちゃいましょう〜
たしかに、今で言うキャシー・ベイツって感じ、シェリー・ウィンタース!
なんか、お腹の辺り、ポーンと叩いて
「あたしにまかしとき〜」みたいな。
東京の人いうより、大阪のおばちゃんみたいな、貫禄あるんですわ。
203 :
名無シネマ@上映中 :03/02/25 23:28 ID:dCBso5BY
マーロン・ブランドの本見てもそうだが、 「欲望〜」の撮影時はまず、ブランドがヴィヴィアンのような 白人系の美女は大嫌いで < なんといってもブランドの好みは 色の浅黒いタヒチ系とかそっちだから >、 ヴィヴィアンの方もまた、ブランドみたいな異端児とは 肌が合わなかったようだね。 だが、仕事の事になると2人は熱くディスカッション交わし白熱したブランシュ、 コワルスキーの解釈で熱演を闘わせ、 最後には、ヴィヴィアンはブランドの才能を高く評価し、 ブランドはヴィヴィアンに深い敬意を払った、、、と。 結局、ブランドにとっても映画の歴史を変える程の名演が生まれた訳ですな〜
204 :
名無シネマ@上映中 :03/02/26 17:32 ID:SnwYnVW5
『風と共に』が始めて日本でテレビに初登場したのは、75年だったよね 日テレが放映権買って、あの¨風¨がテレビ初放映って、話題になったな。 たしか、視聴率は30パーセント近くいったはずだ。 で、2回目が、83年 やっぱり日テレで、前後に分けて放映。 吹き替えは、スカーレットが女優の栗原小巻・・最近見ないなあ バトラーが、声優の近藤洋介って人。なかなか渋くて合ってた。 そして、3度目が10年くらい前。日テレで、お正月1日に、 ゴールデンタイムで、5時間一気にノーカットでやりましたね スカーレットが戸田恵子だが、今より全然女優としては露出なかった頃。 たしか、バトラーは、俳優の江守徹だったと思う。 BSや、CSが完全に定着した今、もう、民放ではお目にかかれないかな。
205 :
名無シネマ@上映中 :03/02/28 13:03 ID:A5lCZqZb
懐かしさィィィィ〜〜あの頃は私もテレビにかじりついて観てました。「風と共に去りぬ」も「ウエストサイド・ストーリー」 も、「ある愛の詩」もみ〜んな民放の放映首長くして待つか、あとは名画座でひっかかるの待つしか なかったですもんね。だから、「哀愁」も「カサブランカ」も吹き替えで観たのが始めてだったです。 あと、NHKで今も放映してる、月1の世界名画劇場が、すっごく楽しみだった!唯一字幕スーパーだったから。 いま、クラシック映画も観放題の毎日に、幸せを感じてますで〜すy(^^)y
206 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 18:16 ID:MbH2NnDZ
『美女ありき』 道ならぬ恋に悩みつづけたイギリス映画きっての 美男名優ローレンス・オリヴィエと、 絶世の美女ヴィヴィアン・リー(「風と共に去りぬ」「哀愁」)が晴れて結ばれた 幸福の絶頂に熱演した。その物語は大英帝国の歴史を築いたネルソン提督と、 世界を動かした美貌の人妻ハミルトン夫人の不倫。 世紀が変わる大晦日から元旦にかけて2世紀にわたるロング・キス、 そして胸を裂く悲恋の幕切れは、映画の歴史のひとこまになった。 イギリス映画の栄光を築いた大製作者コルダがみずから監督した 豪華絢爛な大メロドラマ。 監修・解説:日野康一 ↑って、IVCのDVD紹介に記されてたけど、うーん、 IVCって、画像良くない噂を聞くし、給料入ったら買おうと 思ってたけど、ずっと悩みっぱなし。どなたか、既に購入された方いますか? 特典も無し、画像,音質も悪いじゃDVD買っても泣けちゃうよ。 IVCさん、古い映画DVD化してくれるの嬉しいけど、考えてくれー。
207 :
名無シネマ@上映中 :03/03/01 20:28 ID:Cc9uTAI3
日本の女優でもオリヴィエ好きな人多いよね 原節子も好きなんだって 何故かオリーヴィエって表記されてたけど
208 :
名無シネマ@上映中 :03/03/02 22:48 ID:zTtpJS08
原 節子 いいねぇ〜オーリヴィエって昔の表記かな。なんか可愛い響きね。 そうか、その時代の女優さんが調度、憧れる年代の人なのね。 原節子、 現在82歳だそうです。 ヴィヴィアンが生きてたら今、90歳、オリヴィエが96歳。ホゥ・・溜息。 彼らが輝いてた頃のフィルムがいつまでも観られるのは幸せな事ですね。
209 :
名無シネマ@上映中 :03/03/03 21:50 ID:BfZl4fAU
年齢と言えばK・ヘップバーンが94歳で生きてる っていうのはすごいよね。 私の好きなジューン・アリスンも高齢だけど、 向こうのサイト見る限り、なんともお転婆な お婆ちゃんで裏切られない喜び。 でも、なんと言っても嬉しいのは、 あの往年の喜劇役者 ボブ・ホープがまだ健在ってことです。 なんと今年100歳です。『底抜けシリーズ」はマイ・フェバリッツ。 個人的には、100歳までLオリヴィエの演技も観たかったです。
210 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 13:13 ID:jJRiHSQz
>>208 >>209 わたしも同感です。
オリビエの演技とビビアン・リーの美貌は正に20世紀のお宝です。
昨年深夜にBSで観た ビビアン・リーの
「セント・マーティンの小径」何に驚いたかというと共演のレックス・ハリスン!
「マイ・フェア・レディ」の時は既に恰幅のよい紳士になっていたけど、
このときは、超痩せていてスリムそのものでしたね。
もう一人の共演者チャールズ・ロートンも若すぎて、始め誰だか分からなかったほど。
わたしは彼のかずかずの作品での名優ぶりも素晴らしい思うが、
やはりビビアンの相手役は二枚目の方がしっくりくるという感じでした(笑)
211 :
名無シネマ@上映中 :03/03/04 23:12 ID:XYB3mS6h
往年の俳優のすごい若かりし頃の姿や演技観ると、 びっくりしますね〜。 オリヴィエが36年「お気に召すまま」っていう シェイクスピア・コメディやってるんですが、 もう、ヴィヴィアンが見てメロメロになっちゃったっていう あの、例のもっこりピチピチパンツ履いて、それは颯爽として カッコウイイんです〜。当時の大作の割にセットはちゃっちいけど。 あと、37年にはマール・オベロンと共演して、 びっくりのロマ・コメ、「淑女は離婚がお好き」っていうカラー スクリューボール・コメディやってますよ〜、これまたキュート。 霧の為、家に戻れなくなった男女がホテルで一夜を。。ってやつで オリヴィエはハンサムな弁護士役。オベロンに求愛する役で、 この時は「嵐が丘」のトラブルが嘘みたいに仲いいカップルで。 どんな名優にも、こういう初々しい時代があるのだ〜と思います。
212 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 15:08 ID:G6dljhbM
>>211 モコーリ、ピチピチパンツ、( ´Д`)イイ,,,w
>>210 レックス・ハリスンってかなーり女好きだったとか。
なんでも゙セックス・ハリスン゙というあだ名で
結婚歴5回、美人女優ケイ・ケンドールと死別、
自殺未遂した愛人一人。
あのニヤニヤ笑顔見るとそれもまま納得できてしまいそうだよ
213 :
名無シネマ@上映中 :03/03/05 20:55 ID:Ge6fJja5
>>206 とりあえず、い〜でじの通販で「美女ありき」「無敵艦隊」
予約しました。ああ、でも届いて確認するまで凄く心配。
あんまり画像悪かったらヤフオクで売るかも。
214 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 02:06 ID:jXMEGtAp
215 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 15:37 ID:7PC+ERej
オリヴィエは自伝のひとつ「演技本」の中で、共演女優についても 幾人か触れているのですが、 「レベッカ」のジョーン・フォーンティンに関しては 少々冷静に書いております。 「ヒッチコックにはひどく感嘆し好きになった。我々は楽しい時を持った。 イギリス人出演者達みんなと。彼は、私達を家畜のようには扱わなかった。 日ごろ、俳優は家畜の群も同じと言っていたにかかわらず。 私の相手役の主演女優は、どうも、その種の女性に見られても仕方のない ところはありがしたが 」 若き頃に出会い、75年にテレビ・ドラマで共演した キャサリン・へップバーンの事は絶賛しております。 「ヘップバーンといるとー他の大スター達もそうだがー 深みのある個性、強靭だが静かな芯のようなものを感じる。 そこから、機知や繊細さ、勇気、率直さが発散される。 私は彼女のスター性にはとても及ばない。一緒にいて生気を感じ楽しい」 名優から名女優への深い言葉でありますね。
216 :
簡単WEBアルバイト募集 :03/03/06 15:39 ID:BqehRRcN
217 :
名無シネマ@上映中 :03/03/06 17:05 ID:SoowfM8Z
美女ありきってみたことないんだよね〜 この作品は二人が一番幸せだったころに作られた作品なのかな
218 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 00:08 ID:ELw7iK3r
>>91 激亀レスですが。
(規制されてて書き込めなかったのが、やっと書きこめるように・・・涙)
そのメイキングビデオ、レンタルビデオ屋に行ったら
たいてい「風と・・・」の隣りに置いてますよ。
短いですが、ヴィヴィアンとオリヴィアの仲むつまじい映像がカラーで見れます。
オリヴィエが鼻にバンソコウつけて泳いでいる姿や、
ヴィヴィアンがバラを摘んでる姿など。もちろん抱き合った映像もあります。
そのメイキングには、キャロル・ロンバートとクラーク・ゲーブルの
オフ映像もあって借りる価値十分です!
ヴィヴィアンがオスカーを取ってコメントを言っている時の
映像も見れるのですが、「風と・・・」の映画の中よりもかなりやせてて
驚きました。
219 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 01:01 ID:yj7O1aYW
>>218 わわわわわわ、神!観たい、観たい、益々、観たいです!
おお、情報ありがとうございます!!
なんと近所のツタヤとか他でも置いてあるの観たことなかったんです。
以前観た時の内容も、もはや、うろ覚えで..
より詳しい内容が分かり、感激ですょぉぉ。
よっしゃあ、こうなったら、ネットオクで安いの探すか(高額なら買えない〜)
通販探すなり、なんとかして観なきゃいかん。
220 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 13:13 ID:KFAchCz8
ヴィヴィアンのオスカー受賞(風〜の時)の衣装がシンプルで素敵 本当に美しいひとは飾り立てなくてもいいのねと思った瞬間ですw
221 :
名無シネマ@上映中 :03/03/07 23:48 ID:yj7O1aYW
>>220 私もそのシーン観た事あります〜。
本当、ウィヴィアン、息を呑む程、綺麗でしたね。
あのオスカーは戒厳令が緩くて、先に「風〜」が独占すると
新聞社に漏れちゃったようですが、会場の彼女での美しさには
誰しもが心を映画同様、奪われちゃった筈。
222 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 00:31 ID:ZRhB+khU
ヒッチ・スレからこんにちは。
>>215 >「私の相手役の主演女優は、どうも、その種の女性に見られても仕方のない
ところはありはしたが 」
アッチャー!サー・オリビエ手厳しいな。
すると、フォーンティーンは『家畜』の種,,いやいやこれは多分
言葉のアヤかとも思うけど、新人でしかもアメリカ人ばかりの周りでそういう風に
見られても仕方なかった処あったんだろうな。「レベッカ」では有名な逸話が
いっぱいあるが、そういうのもひっくるめて、フォーンティーンのあの迫真の
演技が生まれたと思うと非常に興味深い。もう一度週末観てみたくなりました。
223 :
222 :03/03/08 00:33 ID:ZRhB+khU
失礼しました。アメリカ人ばかり→ 訂正 イギリス人ばかり
224 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 18:38 ID:lTNjvgcu
>>215 オリヴィエは妻ヴィヴィアンの演技力については
どのように思ってたのでしょう。
俳優の目からして。もし本に書いてあったら教えてくらはい。ペコッ。
225 :
名無シネマ@上映中 :03/03/08 19:13 ID:3sfsoLYj
オリヴィエはヴィヴィアンの演技の才能はかっていたみたいだよ 舞台でヴィヴィアンの評判がよくなくてもオリヴィエは起用し続けたとか
226 :
215 :03/03/09 01:56 ID:MCkAzWmY
>>224 はい、
>>225 さんが書いておられるように、
オリヴィエはヴィヴィアンの事はとても評価していたようですよ。
数々、舞台や映画で共演してますが、彼はヴィヴィアンに
アドバイスを与えることはあっても、演技指導らしきものは
しなかったらしいんです。役をどう演じるべきが、ヴィヴィアンは
ちゃんと分かっていたし、唯一与えたのは、声の注意だったそうです。
「声をワン・トーン下げて演じてくれないか」ということだけ。
「ヴィヴィアンは、今なお、風〜や欲望を見れば分かるが、とても
いい女優だった。思うに評論家は、美と才能をいっぺんに認められないらしい。
彼女は二つとも持っていた」と書いてます。
タイタンという名前の一流の演劇評論家が、いつもヴィウィアンを目の仇にし、
攻撃する評ばかり書くので、オリヴィエはいつも彼に怒っていたそうです。
劇を誉めてくれても、相手が悪いと書かれば嬉しくない。
「彼女の神経衰弱の発作の、少なくとも一回は君の責任だ」とタイタンに
立腹したこともあったそうなんです。腹にすえかねた夫は妻を守ってましたです。
227 :
名無シネマ@上映中 :03/03/09 19:18 ID:MCkAzWmY
「ヒズ・ガール・フライデー」をレンタルしてきましたが、 極めて映像も、音声も悪くて観た気がしなかった。DVDでは幾分 リマスターで良くなっているのでしょうか。 それにしても、古いクラシック映画は画質悪い、むしろビデオ化したものを そのまま焼き付けたようなDVDが多いですね。ディートリヒ作品とか。 中には、数年前出た、LDや、ビデオ・ライブラリーシリーズの方が 画質、音声共に、良かった物もあるようです。 特にIVC、ジュネスはDVD画質が良くない物が多いようだ。 皆さん、くれぐれも「素晴らしき哉、人生!」はIVCのDVDを買わない様に、 東北新社の「素晴らしき哉、人生!特別版」の方をご購入なさるように。 この間、ツタ○行ったら、IVCの方がまだ置いてあり、友人が「これ、買おうかな」 と言うのを慌てて、「あ〜、それじゃなくて、、」と止めた次第です。
大変、申し訳ありません。^^ 227は書くスレを間違えてしまったようです。 でもこちらでも通ずる内容かな? 自分もそういったことで「美女ありき」は購入を迷い中ですよ〜
229 :
名無シネマ@上映中 :03/03/10 12:46 ID:O2HXa6bG
>>225 >>226 ありがとうございます、やっぱりオリヴィエはヴィヴィアンの演技力
はしっかり認めてたんですね!
しかし、欧米の様々な分野に関しての評論って、
日本のそれより遥か厳しいですね。
演出家の蜷川幸雄氏が、ロンドンのナショナル・シアター国立劇場・・
これってオリヴィエが議長してたのでしたっけ?
こういう一流の場所で舞台やっても、評論家が叩けば、2、3日で
そっぽ向かれて終わりだ(ホントにこわい)・・
みたいに語ってたの聞いてペンの力は
人をも絶望させるというのも納得しました。
230 :
名無シネマ@上映中 :03/03/11 00:22 ID:Y6ui+VMP
美女ありき 4月のBS2で見られるようですよ。 楽しみです♪
231 :
名無シネマ@上映中 :03/03/11 16:13 ID:m6nxQKcC
わー嬉しい! ちょっとしか見たことないから楽しみだ この時のヴィヴィアン、すごく可愛らしい
232 :
名無シネマ@上映中 :03/03/13 13:59 ID:GNe+tpeW
私も、凄く楽しみです。これは、ビデオに撮らねば。 最近、BS良いのばかり放映してくれるのでウレシイ!
233 :
名無シネマ@上映中 :03/03/13 15:30 ID:BMjbAvs4
しかし、オリビエの弟子ともいうべき、 マイケル・ケインやアンソ二ー・ホプキンスなんかが 益々、ガンバってるのを見て、オリビエも天国で 喜んでるだろうね。 オリビエも、60歳過ぎてからバリバリ、第ニの全盛期みたいに 勢力的になったし、英国俳優は老いて更なる元気だ。 コネリーもイアン・マッケランもますます、渋い。
234 :
名無シネマ@上映中 :03/03/14 15:02 ID:N6g9ICdv
昨夜、何十年かぶりにBSで「リトル・ロマンス」を 観たんだが、懐かしくて涙出そうになってしまった.。 本当は若きダイアンレイン見たさで観たんですが、 改めて観ると、この映画がここまで引き締まり輝きを ましたのって、老オリヴィエの詐欺師の味わいが主演2人の 演技を支えてたんだなと改めて思いましたね。 若い頃の勇敢なオリヴィエを思い出すと一抹寂しい姿だけど、 こういう枯れた演技で人を感動させるのも、俳優冥利に尽きるんではないだろうか ??????ところで、主役少年今、何してるんだろう・・・
235 :
名無シネマ@上映中 :03/03/15 12:53 ID:Q0XuZPLy
>>234 [リトル・ロマンス」観忘れた。。鬱。
>>233 ハリウッドの俳優は、その人自身のスター性で映画を
見せるいうのがあるけれど、歳とってその輝きが失せて
くるとキツくなる人もいる。
その点、英国人俳優達は、舞台で磨きあげられた演技力が
あるので歳くって多少、容姿が衰えても怖くない。
脇役から、善人悪人、コメディなんでもござれで
重宝がられる、なんて立読みした本に書いてあって
なるほどなあ、なんて思ったですね。
236 :
名無シネマ@上映中 :03/03/15 14:21 ID:xOVadQ33
「美女ありき」」〜良いです〜! 自分も2年位前に放映した時、ぼろいテープに録画したの持ってるのみなんです。 でも、ビビアンのオリビエを見つめる目が恋してるモード出まくりで (恋する女のホワ〜ンとした顔が可愛い) 2人のラブ・シーン。うっとり・・ スペタクル・シーンも中々の迫力。 ただ、2人の恋愛にもう少しばかり比重をおいて描いたほうが、より 深みが増したんでは、と言う感想もあるようです。 でもファンなら観て損なしの作品!監督のゴルダがオリビエ、ビビアン愛する」2人のために 制作したみたいな作品ですね。皆さん、ぜひ〜。
237 :
名無シネマ@上映中 :03/03/15 21:09 ID:gFx9PLOo
ハリウッドの俳優は、その人自身のスター性で映画を 見せるいうのがあるけれど、歳とってその輝きが失せて くるとキツくなる人もいる。 オードリーとかね・・・ その点、本当にオリヴィエはすごい ローレンス・オリビエ賞なんてのもあるしね
238 :
名無シネマ@上映中 :03/03/15 21:12 ID:pF9VHr8X
メリル・ストリープが 「アメリカの俳優は心のどこかで、イギリスの俳優に対して 演技に対してコンプレックスを持っているのは事実。」と コメントしていたこともあったな。
239 :
名無シネマ@上映中 :03/03/16 15:54 ID:T1+I080L
>>233 >>235 >>237 マイケル・ケインは今年も主演男優オスカー候補だね。
イギリスのオジサン達は歳とっても益々生き生き、演技力に怖いもんなしだ。
ところで、ヴィヴィアン・リーといえば、あの
水野晴男大先生も大ファンらしいぞ。理想の女性だと。
なんでも、あのか細い体と繊細なところが魅力だそうだ。
L・オリヴィエと本気で張り合おうと思ったこともあったとか。ォィォィ
和田勉も大ファンというし、、
そうなのだ、思うだけならなんでも自由だ! がはは
240 :
名無シネマ@上映中 :03/03/18 11:38 ID:gog44u4m
オリビエは、世界大戦の時、「ヘンリー五世」を イギリス国民を励ます為に制作したけど、 現在の状況を天国から、どう思ってるんだろか、、 ブレアも極地に立たされ、国民の非難ゴーゴー。 なんだか、これで、ハリウッドと英国俳優の間に亀裂が 走らなきゃいいが。
241 :
名無シネマ@上映中 :03/03/19 17:00 ID:pZDEJb2Z
今日、BSで「ネットワーク」(1976年) 放映しますね。これで、アカデミー主演男優賞を 獲得したのが、あの、ヴィヴィアンといっとき 不倫関係にあった、このスレにも出てきた、ピーター・フィンチ。 でも、この授賞式の前に彼は急死してしまったのね。 若い時の彼を見たい人は、オードリーの「尼僧物語」59年で観れますね。
242 :
名無シネマ@上映中 :03/03/21 13:16 ID:C+76/cB2
このスレはマターリしてて良いですな。 「ウェストサイド物語」のスレを読んでフッと思ったんけど 大地真央が「風と共に去りぬ」のミュージカルを舞台でやってる筈。 スカーレットやバトラーが舞い、歌うんだろうか!?ちょっと笑えますな。
243 :
名無シネマ@上映中 :03/03/21 23:58 ID:Syhdrjg/
>>240 たしかに、今年のオスカーはいつもと違う意味で、
俳優の言動とか気になるね。
244 :
名無シネマ@上映中 :03/03/23 17:31 ID:UcpVIwTF
>>237 イギリスの演劇界のアカデミー賞とも言われる、毎年行われる
最高峰の賞の名前が 「ローレンス・オリビエ賞」なんですよね。
そんで、ロイヤル・ナショナル・シアター(国立劇場)の中の
三つの舞台のうちの、一番大きな劇場の名前がそのものずばり
¨「オリビエ」¨なんだもんな〜。
びっくりしました!
ローレンス・オリビエって、日本で言ったら、美空ひばりみたいな存在!?。
ヒッチコック、チャップリン、ビートルズ、オリビエとかって、英国から
文化、芸術、娯楽を20世紀、世界により発展させたという意味では、やっぱり
国宝級の人達なんだろうなあ。
245 :
名無シネマ@上映中 :03/03/23 19:43 ID:ertSKv/B
確にハリウッド映画の雨ちゃん役者の中に、イギリスの名優が一人入ると、 画面が引き締まるようなカンジがする。そこだけ格調高くなるね。
246 :
名無シネマ@上映中 :03/03/24 18:42 ID:1/7vaeqN
アカデミー賞、wowowで観ますた。 個人的には、シンプルだけど、近年、稀にみる、予想通り 地味な盛り下がったshowでした。ロマン・ポランスキーの監督受賞の時、 一番、盛りあがった感が。 「風〜」関係は、ショウの前のプレビューで、75回までの歴代女優のドレスの ベスト・ドレッサーが選出されたらしく、5位にヴィヴィアンが 入ってました〜。2位がグレース・ケリーで1位が昨年のハル・ベリーでした。 そして、往年のオスカー獲得した懐かしいスター勢ぞろいで、 オリビア・デ・ハビランド登場。すっかりお婆さんになりましたが、 品良く、当時の面影を残し、スタンディングで迎えられていました。
247 :
名無シネマ@上映中 :03/03/25 10:58 ID:0U5Qwtjt
>246 それってオスカー授賞式のですよね? よかったら3,4位も知りたいです
248 :
246 :03/03/25 13:38 ID:bcRTo204
>>247 はい、75年間のオスカー授賞式のベスト・ドレッサーです〜。
今、録画したビデオを確認しましたら、
オン・ラインで何千人の投票から歴代のベストが選ばれたそうです。
1位 ハル・ベリー
2位 グレース・ケリー
3位 ジョディ・フォスター
4位 ドリス・ディ
5位 ヴィヴィアン・リー だったそうです。
ヴィヴィアン、本当、綺麗でしたものね。ハル・ベリーのドレスは去年のこともあり
みんなの印象に残ってるのかな。確かに淡い色合いでこちらも良かったですねっ。
249 :
名無シネマ@上映中 :03/03/25 23:11 ID:qkbbkqf7
ヴィヴィアンのは「美女ありき」が好き。
250 :
名無シネマ@上映中 :03/03/27 00:31 ID:ZVqfe98k
>248 ありがとうございます ハルとヴィヴィアンしか見たことない・・・ オスカーの時はヴィヴィアンシンプルでとてもきれいだった あれを真似してアメジストのネックレス買ったことがw
251 :
名無シネマ@上映中 :03/03/27 17:02 ID:vsiyMMaS
>>250 おお、アメジストのネックレスをお買いに。素敵ですね。
ヴィヴィアンもアメジストが好きだったのか、色んなデザイン
(写真なとで確認出来たものだけで二つ)の物を付けてた感じで。うっとり〜。
今回のオスカーは往年のオスカー・スターが沢山出席してました。
一番高齢で1936年 「大地」1937年「巨星ジークフェルド」で
2年連続オスカーを獲得したルイーゼ・ライナーを始め、
エヴァ・マリー・セイント、ジェ二ファー・ジョーンズ、テレサ・ライト、
パトリシア・ニールとか、多分皆さん80歳前後くらいで、なんとも
感慨深く。この面々は、数年前のオスカーでも、同じ企画で出演してた
のでお元気な方達なんですね。どうぞ、これからも健康で長生きしてください!
クラシック映画ファンはこういう面々を見れるだけで、涙もので嬉しいのだ。
252 :
名無シネマ@上映中 :03/03/28 13:28 ID:H7IBJ/ZX
ルイーゼ・ライナー、90歳は過ぎてたんだろうか。 なんか、いい顔の婆さまになっとったね。 2年連続してオスカーはあの時、伝説化されたんだとか。 オリビア・デ・ハビランドは「エアポート75」だったか、 あのイメージが近年では強かったんで、ああ、さらに婆さんに なったと思ったけど、白髪で品があって貫禄ありましたな。 妹のジョーン・フォーンティンとは、まだ仲違いしてるんかな。 ピーター・オトゥールも、ロレンスの面影は遠い昔のような気がしたが、 でも受賞して嬉しそうな顔してるの見て嬉しくなったね。
253 :
名無シネマ@上映中 :03/03/29 23:58 ID:7RsqBbS3
オリビエさまの貴重な映像や、ヴィヴィアンとの ツー・ショットなんかも見れるかもと、 Amazonで「 Laurence Olivier ドキュメンタリー」なるものを 注文して早くも3ヶ月経過しちゃったれす。 「残念ながら、在庫がまだ確保できません」のメールばっかりきます。 期待持たせないで、無理なら無理と言ってくらはい(ノД`)・゚・悲
254 :
253 :03/03/30 00:11 ID:ZwqJzrii
ちなみにこれは、輸入版ビデオです。 こういうのこそ日本版も出てほしいところです・・
255 :
名無シネマ@上映中 :03/03/30 01:09 ID:Q6HTkJNN
ローレンスオリヴェの「嵐が丘」を観た人居ない? 確か、監督もものすごくいい監督だったし、 でもなんといっても、オリヴェの「ヒースクリフ」は特筆でしたよ。 1939年の作品だから、その後、何回も「嵐が丘」の映画版は出されている。 私が知ってるだけでも4作品ぐらいは、あるかも。 最近では、ジュリエットビノッシュの「嵐が丘」が有名かも。 私は、オリヴォの「嵐が丘」しか認めたくないから、他のは観る気がしないので見ていないから、なんとも言えないけど。 でも、数々の原作つきの映画を観ていて、これくらい、「原作」の中の登場人物にピッタリの登場人物は居ないと思うくらい、「ヒースクリフ」そのもの。 その意味で言ったら、ヴィヴィアンの「スカーレット」もそのものだけど。 他の人になんか、絶対演じさせたくないくらい。 それにしても、あの時代の文芸作品は、珠玉の作品を生み出しているなーと思う。
256 :
名無シネマ@上映中 :03/03/31 15:38 ID:ItKNLlYQ
>>255 >>145 〜
>>147 〜
>>155 辺りのレス、
見てみてちょーだいませ。「嵐が丘」の話題で盛りあがってました!
「嵐が丘」大好きです。DVDも確保し至福の時を何度も噛み締めてます。
本当、オリヴィエのヒースクリフの美男子ぶりにはメロメロです。
小説から抜け出たみたいでした。
原作の半分までの映画化ということで、原作熱烈ファンの一部の人からは
物足りないと感じる声もあるみたいだけども(もっと観ていたいと)
オリヴィエのヒースクリフは欧米でも感嘆されてる声が多いこと。
のちに色々映画化されてますけど、やっぱりワイラー監督の手腕といい、
英国の一流スタッフ、キャストばかりを揃えた演出といい、
文芸映画の古典的傑作と言われるのも、頷けます。
ラストは、やはり映画ならではの名シーンと言えましょう..
ジェシカ・ラングが『オリヴィエといったら、絶対にヒースクリフ!
[お前はわたしのものだ。亡霊となっても私のもとを訪れてくれ!]
私もあんな風に、夢でもいいから言われてみたいわ』と以前TVで言ってましたw
257 :
超真剣です!!!マジで聞いてください!!! :03/03/31 15:43 ID:ObVOyFN/
何年か前、女子高生をドラム缶にコンクリ詰めにした少年グループの犯罪がありまし たよね。よく遊ぶ友人の家族が警察関係に勤めておられまして、その方からの当時のお 話です。 その方が警官になるときの教官がこの事件の取り調べをなさった方で、被害者が監禁 されていた部屋を見てただの青少年の犯罪とは思えなかったとおっしゃったそうです。 床・壁はもちろん天井にまで犠牲者の血が飛び散っていたのです。私がそこを聞き流す 様子を見て、「でもね、いっとくけどね。人を殴って天井に血はつかないよ。もう、だ らだら血を流している人間の顎を更に殴り上げるようなことをなんべんもくり返したん だよ」と。「さらってきた女の子相手に、いわゆるやくざや過激派のリンチ顔負けだよ 」。 ★聞くところによると、ドラム缶の中から出てきた遺体には頭髪が残っていなかった そうです。なぶられ続けたストレスで、生きている間に全部抜けてしまっていたんです ね。 40日間、100人ぐらいにまわされ、超暴力と超陵辱された。膣を灰皿代わりにされ、ji自慰を強制され、鉄の棒を突っ込まれ、ライターで火あぶり、その他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。 死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体の膣にオロナミンC2本はいっていた。 裁判記録は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
258 :
名無シネマ@上映中 :03/03/31 23:40 ID:uQaj8ql8
>>255 >>256 かなり昔観た時は、オリビエの暗い表情しか覚えてなかったんだが
少し前、デジタルでやってるのを偶然観た時は、
かなり興奮したな。
つぅか、俺だったら、駆け落ちでもなんでもして
二人で逃げちゃる思いましたよ。
しかし、昔はいい映画が多かったね。ずしんと心にくるような。
>>257 いろんな所にコピペしてるようだが、不謹慎だぞ。
259 :
名無シネマ@上映中 :03/04/01 03:19 ID:mMapPhjo
>>256 そうそう、亡霊でもいいから、俺の元に来てくれって言うのが、ものすごく印象に残った。
映画では、キャサリンが死ぬ時、彼女の枕元に行って、彼女を抱き上げてそう叫ぶのだけど、
オリビエの「キャサリン・アンショー」って呼ぶ時のキャの処に力を込めた呼びかけが、今でも耳に残ってる。
小説では、とても彼女の枕元に行ける訳ではなく、遠く離れた木の下にいる形になっている。
木に頭をぶっけて、その木肌が血だらけになっていて、彼の悲嘆さがよく伝わっているけど、
その部分を監督は、オリビェに叫ばせたのだけど、彼の演技力で、十分その辺りの雰囲気が表せていたと思う。
>>258 二人で逃げちゃうなんて・・。カッコイイ!!
でも、たしか小説では、彼女の言葉を最後まで聞かないで、誤解したヒースクリフが、
家を出ていってしまう。
後にどこやらで成功したヒースクリフが、すでに結婚してしまったキャサリンの前に現れる形になっている。
けっして、身分違いを差別された訳ではなくて、純粋に、お互いの誤解から始まるすれ違い。
そういう意味では、キャサリンの夫の方がいい迷惑。
戸惑っているキャサリンの心をもてあそぶのは、ヒースクリフの方だったような気がした。
心理描写から言っても、現代でも十分通じるとても19世紀に作られたとは思えない原作だった。
260 :
名無シネマ@上映中 :03/04/01 20:01 ID:TkRClkd0
261 :
名無シネマ@上映中 :03/04/01 23:58 ID:CylE8Lw8
>>260 この映画の白黒撮影はたしか、グレッグ・トーランドだね。
深い焦点によるパン・フォーカスという技法を発明して、
その第一作がこの「嵐が丘」だった。
(天井を映す時とか、場面、場面の雰囲気がカメラで正確につくりだしてる)
「嵐が丘」でオスカーを獲得して、2年後にこれまた、白黒映画の傑作
「市民ケーン」で、一気に有名になった。
あの、モノクロのなんとも冷たそうなヒースの荒野は圧巻だったね。
262 :
名無シネマ@上映中 :03/04/02 18:13 ID:pO9r4XUu
>>259 もう、あのラストの方のシーンではいつも涙、涙なんです。
オリヴィエの存在感はすごいですね。顔の表情や目の動き,,
そして、そうですよね。物影に潜むヒースクリフに気づかず、
エドガーへの会話を続けるキャシーに絶望して、彼は姿を消してしまう。
肝心の「でも、私はヒースを愛している。彼は、私以上に、私自身なの」
という彼女の最後の言葉を聞かずに・・なんとドラマチック。
後でヒースは復讐の為に戻ってくるけど、キャシーの方が翻弄されちゃって,,
小説だと、キャシーが亡くなってからもヒースクリフの復讐は
ずっと続いていくし、まさに愛と激情のドラマですね。身震いするくらいの。
女のエゴイズムや男女の愛憎もじゅうぶん現代にも通ずるし。
原作者のエミリー・ブロンテは禁欲的で物静かな反面、
ヒースクリフが彼女自身そのものという説もあり、芯は情熱的な人だったのだろうか。
263 :
名無シネマ@上映中 :03/04/03 18:02 ID:Lwehyjti
ええなあ〜 みんな、「嵐が丘」見れて。 自分の近所のTSUTAYAには、ビノシュ版しか置いてない。 地方のせいかクラシック映画が極端に少ない気がするよ。 新宿や渋谷のTSUTAYAが羨ましい。 そういや、BSの「美女ありき」って夕方やるんだな。 タイマー録画忘れないように、しなくてはいかん。
264 :
名無シネマ@上映中 :03/04/03 18:22 ID:Lwehyjti
あれ?なんかagaらんかったから、 あげとくね。 いい映画は古いもんでも見て損なしいうことで。
265 :
名無シネマ@上映中 :03/04/05 13:46 ID:5dHzg7hW
L・オリヴィエとヴィヴィアン・リーは、イギリス国内は勿論、 劇団の公演で、ニューヨーク、ニュージーランド、そして2人が大好きだった フランスには、プライベートでも何度でも訪れている。 日本にも、是非、一度、来て戴きたかった。 「風と共に去りぬ」が日本初公開されたのが、 1952年というから、その後でキャンペーンででも・・と思ったら、 ヴィヴィアンの病気がより悪くなったので難しかったでしょうか。 もし来日してたら、当時の来日したハリウッド・スター同様 大変な歓迎を受けたでしょうね。やあ、やっぱいいなあ。この2人。
266 :
名無シネマ@上映中 :03/04/07 15:36 ID:7lhsVotE
Love comes and goes - we were forever. -V. Leigh Added: 4/2/2003
267 :
名無シネマ@上映中 :03/04/08 19:22 ID:aglaohfI
ヴィヴィアン・リー、ローレンス・オリヴィエ この二人はまさに演劇界の皇室であった ってローレン・バコールが言ってました
268 :
名無シネマ@上映中 :03/04/09 23:44 ID:hC9gmFGa
>>267 さすが、ローレン・バコール、
いいこと言うわね〜
皇室・・あの2人並んだ時のオーラというか、
上品さというか・・輝くばかり。
でも、バコールさんとボギーもなかなか素敵ですた。
こっちも2人画面に並ぶと、匂い立つような不思議な作用が生まれてた〜
269 :
名無シネマ@上映中 :03/04/10 19:13 ID:sh8xLjRt
この間のBSアクターズ・スタジオ・インタビュー! 名優、マイケル・ケインでしたね。ちょっと会場の雰囲気も いつもと違って緊張気味で、勿論のこと、みんなスタンディングで迎えてた。 オリビエの話も、2人が共演の「探偵スルース」の話から、 しょっちゅう、所々に出てきてました。 俳優志望の青年が質問で 「舞台の演技と俳優の演技の違いは?」に対し マイケル・ケインが「オリビエは舞台について、私にこう教えてくれた。 ゙ともかく脚本を始めに全部読み尽くせ。どれだけ早く読み尽くせるかだ。 そして何度も何度も読み返し練習し、自分のものにしろ〜」 とか、なんとか熱く語ってましたよ。名優からの伝授ここにあり。
270 :
名無シネマ@上映中 :03/04/10 22:00 ID:SckehW/Q
そしてまた名優が生まれるのね
271 :
名無シネマ@上映中 :03/04/13 12:49 ID:JqLJ2Kea
{探偵スルース}は、超、超名作だよ。 舞台劇の映画化だけど、もう、どんでん返しにつぐ大どんでん返し。 オリヴィエとマイケル・ケインの2人劇で、 なんと、彼らしか出てこない。 口八丁手八丁、名優2人の演技に、ただただ感服いたします。 同じ年に「ゴット・ファーザー」さえなけりゃ間違いなく、 2人のうちのどっちかがオスカー獲得していた筈でありましょう。
272 :
名無シネマ@上映中 :03/04/13 20:49 ID:LkMnhHEY
明日BS2で「美女ありき」放送されますね。 4/14(月)後4:45〜6:55 忘れないように予約しなきゃ。楽しみ〜
273 :
名無シネマ@上映中 :03/04/14 14:01 ID:m0phu+Ga
おお、さんくす。早速、録画準備完了!!! 金八を録画して、それから「美女ありき」。なんともミスマッチか・・・? でも、いいものはいいのだ!なんちって。
今日こそはDVDにとりますた。 うちの映画ハンドブックには120分って書いてあったけど、 もうちょっと長かったので、入りきるかどうかあせりました。 なんとかできたけど。後でゆっくり見ます。
275 :
名無シネマ@上映中 :03/04/14 23:58 ID:U3jslRwR
「美女ありき」見ました〜!! んもう、ヴィヴィアン可愛かったですね〜。 「哀愁」はどちらかというと美しいという感じだったけと、 今回は、美+かわいらしい。メイクのせいか優しさも漂って。 オリヴィエとヴィヴィアンのショットは正に絵になってる。 願わくば、ネルソン将校(オリヴィエ)が負傷する前の、美しい二人の ツー・ショットをも少し見たかった! 脚本は、少々、焦点が定まらない感じがしましたし、 エマ(ヴィヴィアン)の心理描写をもっと深く表して欲しかったところ。 あと個人的には、豪華、美術も素晴らしいので是非カラーでも見たかった! でも、見れて良かった。ファンとしては嬉しい一本でした〜!
276 :
名無シネマ@上映中 :03/04/15 22:58 ID:BwvOkAwr
>>275 「美女ありき」、私も仕事が休みで観ることが出来ました。
実話、しかも海戦部分も含んでいるということで、話があちこち
とっちらかり、確かに2人の恋愛部分が弱くなっていたのを感じました。
あれだと少しビビアン・リーの役が無邪気で、ただわがままな大使夫人に
見えないこともないような。稀有なゴールデン・コンビの絶頂期な作品だけに
ファンは期待し過ぎてしまうのでしょうか。ビビアン・リーの演技は時に
微笑ましく可憐でした。
素晴らしく印象的なシーンも幾つもありましたね。
特に、最初とラストに出てくるビビアン・リーの老け役は素晴らしい。
あれが出来るからこそ彼女の女優魂を感じます。また、ラスト近くオリビエの
「死」の知らせを受けるシーンでの彼女の蒼白顔と、それを隠すかのように
刺繍を続けようとする演技は絶品でした。
オリビエに関していえば、愛するビビアン・リーをあくまでも引き立て
極力、抑えた演技がいい。 それに、やはり美形だ。
欧米で今昔、古今東西、あご割れというのは、ケーリー・グラントを始め
ハンサムでセクシーな男の代名詞なんだろうかと、日本男子でもちろん
アゴの割れていない私はつくづく思った次第ですよw
277 :
名無シネマ@上映中 :03/04/15 23:40 ID:m3+5FHZk
278 :
276 :03/04/15 23:46 ID:BwvOkAwr
>>277 えっ、ビビアン・リーの役は
ナポリ在住のイギリス大使夫人エマ・ハミルトンではなかったですか?
書き方、まずかったですかね。ネルソン夫人のことと思いました?
エマ夫人は可憐で無邪気だったが、ただ思いのまま不倫に走る
わがままな大使夫人に見えないことも〜って言いたかったんですが。
279 :
名無シネマ@上映中 :03/04/15 23:53 ID:m3+5FHZk
あ、そうじゃなくて最初と最後のシーンのこと ビビアンじゃないでしょってこと 違うよね?
280 :
276 :03/04/16 00:15 ID:UqAul87d
>>277 =
>>279 ああ、そう思ってしまったんですね。どっかに違うと書いてあったとか?
でも、これは間違いなくビビアン・リーだと思いますよ。
私は全然見た時から疑いもなくビビアンに思えました。
河原畑寧さんの随分以前の評論にも、
「この映画の冒頭と結末に、老婆の扮装のビビアン・リーが
現れる。その姿は、とてもあの美しいビビアン・リーとは
思われず、てっきりここだけ別の女優が代役?で出ていると
信じていたくらいなのだから、知った時は参った」とか書いてありました。
どこかの映画評かサイトでも、この老け役のことについては何度か見た
記憶が。というか、顔も良く見ると間違いなくビビアン・りーだと
思います。声も。見間違うのは、それだけ彼女の演技が迫真に迫っていたと
いう事だと思います。
勘違いされたということはビビアン・リーも女優冥利に尽きると思いますよ。
281 :
名無シネマ@上映中 :03/04/16 00:23 ID:UhslCUSB
あぁそうなんですか 評論でそうなってるなら、間違いないですね 失礼しました でも、驚きましたねぇ・・・ いずれにせよ、なにかこう物悲しいシーンでしたね
282 :
276 :03/04/16 00:33 ID:UqAul87d
>>281 いえいえ、こちらこそ。
何か逆に、それだけあの老け役が堂に入ってたのかなとより思って
感動しましたよ。なんだか「欲望という名の電車」の時のあの暗い
イメージと重なっても見え切なくなりましたね。今にも消え入りそうなというか。
283 :
名無シネマ@上映中 :03/04/16 13:55 ID:6rAk+NYL
>>282 あのラストの台詞もじ〜んときちゃいましたですね〜。
あれで、THE ENDな、なんて〜と。。
自分もあの老け役は
普通にヴィヴィアンだと思って観てましたデス〜(どっかブランチのヘアメイクで免疫ついてたのかな)
公開当時観た中には、きっと別人と信じてた人も多かった!?
しかし、キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*
世紀をまたにかけてのKissシーン。うっとり。
麗しいの一言ですた。
284 :
名無シネマ@上映中 :03/04/16 14:29 ID:aEGYeXbe
>>271 意地の張り合い腹の探りあい。
お互いオマエなんぞと違うといいながら、結局共倒れしちゃって、
結局は同じ穴のムジナだった。えげつないSM的立場逆転劇としても面白い。
二人の演技合戦がまたスゴかった。
なかでも最後の方でオリヴィエが、茫然自失で白目剥いてる表情。
スゴいもの見させて頂いて有難うございました。
285 :
山崎渉 :03/04/17 13:30 ID:nGYuo7O+
(^^)
286 :
名無シネマ@上映中 :03/04/17 13:39 ID:L4OVtSQK
サー・オリヴィエ、やっぱ胸毛生えてた・・(うはうは) 『美女ありき』見て確信しました。若い頃、その颯爽と動く体、シャツから覗く胸毛とタイツで、 ビビアン・リーが心奪われたとか書いてあったもんですから。ほんで、どっかで見かけた2人の水着のツーショットでも 生えてたと思ってましたが、スパルタカスでは、ツルツルのピカピカです。 史劇に胸毛は似合わないと思ったのでしょうか。あの中ではみんなそういえばツルツルだった。 やっぱり剃ってたのか。グラディエーターとかどうでしたか。 なんだか、下世話な話になりました。はは。モチ、オリヴィエの足の長さにも注目です。
287 :
名無シネマ@上映中 :03/04/18 05:36 ID:jhqyjW8m
>>271 >>284 俺にとったら「探偵スルース」は途中でトイレに行けない映画
bPだな。これ決まり。
288 :
名無シネマ@上映中 :03/04/18 14:54 ID:pLkZRrwE
しかし、1939年のトーマス・ミッチェルはすごいね。 「風〜」のスカーレットの父親役から、 「スミス都へ行く」の新聞記者にオスカー得た「駅馬車」に。 三種三様、別人の様にイイ。 今で例えたら誰なんだろうか。 個人的には、「スミス都」のジーン・アーサーに 淡い恋心を抱きながらも、バッチシ、スチュワートを 援護する活力ある記者役が最高! こういうバイ・% % % % ヤーこそ忘れちゃいかんよね。
289 :
名無シネマ@上映中 :03/04/19 13:51 ID:9lf+a2Kv
>>286 「スパルタカス」大好きだ。何度も見てるけど飽きないッス。
カーク・ダグラスとオリビエが逆にそれぞれの役演じても見応えあった、
思うくらい、オリビエの演技は貫禄あったね。
どこか、ヴィヴィアン・リーに似ている
ジ−ン・シモンズもカラーの中で一際美しい。
「ハムレット」の時、リーに似ているいうことでもオリビエが
オフィーリアに抜擢して、それ以来の共演だから、それも良かった。
この時、リーとは既に別居状態で裁判中のオリビエの心に
なにが過ってたんだろう...そうも思っても見ると感慨深いものもある。
290 :
名無シネマ@上映中 :03/04/19 19:30 ID:fdfp2rAY
>>255 >>256 〜〜 「嵐が丘」について
大変、亀レスですいません。
「嵐が丘」の撮影時、有名なエピソードですが、かなり
オリヴィエとワイラー監督はやりあったそうです。
なんと言っても、ワイラーは100回撮りのワイラーと言われる程で
この「嵐が丘」の前にも、ベティ・ディヴィスと散々遣り合ったそうなんです。
オリヴィエの自伝によりますと、ワイラーは時折、身勝手な癇癪を起こし
「なんて、臭い大芝居だ!
ずいぶんお高くとまってるんだな。ケツをあげて、その雲の上から
降りてこい。地面におりて、一緒にやれ」
「映画では、ほんのちょっと眉をひそめたり睨んだりすればいいのに
百面相やろっうてのか!」と、皮肉やら罵倒を飛ばされ、
オリヴィエも「ウルセー!映画なんて貧血気味になるだけだ!」と
言い返したり,,,(ちょっと子供の喧嘩のようで笑える)
確かに、オリヴィエは舞台を重んじ、この段階では映画を少々馬鹿にした
ところがあって、また、演技も少々大袈裟になりがち、
また、ヴィヴィアンに夢中で、マールとも上手くゆかず、高飛車な態度。
ワイラー監督は、そこで、夜になるとオリヴィエを自宅に呼んで
「映画を絶対に馬鹿にしてはいけない。真剣に取り組めば
映画ほど、素晴らしい媒体はない。シェイクスピアだって、きっと
映画になる。ただじっくり考えて心をこめてやれ〜」
と、心底、徹底的に話を毎夜のように、聞かせてくれたそうです。
291 :
290 :03/04/19 19:43 ID:fdfp2rAY
〜 続き 最後には、オリヴィエが大反省。 やっと、映画での演技のコツを学び、いかに自分が無知であり、 それを教えてくれた、と生涯その時の幾つかの言葉を胸にひめ それからは、映画にも敬意を払い、取り組めるようになったそうです。 シェイクスピア映画の成功もワイラーの教えがあってこそだったと。 オリヴィエもワイラーもこの時30代そこそこ、まさに才能が漲ってたん ですね。きっと。51年にもう一度「黄昏」でこの2人組んでますね。 ところで、ワイラー監督と言えば、名作ばかり、オードリーとも 3作程、組んでますが、オードリーには撮影中どうだったのでしょう? なんだか、オードリーには娘のように優しかったんじゃないか,, なんて想像してしまうのですが、繊細、お分かりの方、教えて下さいね。
292 :
名無シネマ@上映中 :03/04/20 01:17 ID:AYwBtGK2
オードリーには一度だけ怒ったらしいです 正直、オードリーは演技が出来ないのでとにかく優しく そのままの彼女を生かすようにしたらしいです で、日本で一番人気のあるローマの休日のラストシーンで 泣くシーンなのになかなか泣かないオードリーにさすがに頭がきて 一度怒鳴ったらしいです それにびっくりしてオードリーはあのシーンで泣いたそうですw
293 :
山崎渉 :03/04/20 01:39 ID:CuwpruUE
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
294 :
290 :03/04/20 23:26 ID:IgFCc5mi
>>292 貴重なお話、有難うございます!感謝、感謝です。
(撮影のエピソード話って俳優達の人間味が溢れてて大好きです)
そして、そうか、そうだったんですね。
オードリーはそれまで演技に関してはほとんど素人同然。
ワイラーは、むしろ、その新鮮さを生かして彼女を「ローマの休日」に抜擢し、
「素」のままの演技をさせたという訳ですね。
しかし、そのエピソード思うとラスト・シーン,,なんだか微笑ましい。
(笑ったら、オードリーに失礼かな?いや、でも可愛らしいです)
それまで優しかったワイラーが怒涛の如く..オードリー、さぞかしビクッと。
逆に言うと、オリヴィエやベティ・ディヴィスなんかは
それまでに若くとも舞台できっちり演技を磨いてきた人。
自分の演技論なんかもしっかり持ってた人達だから、余計に
これまた自分を持ったW・ワイラーとぶつかり合ったのかも知れないなあ。
魂のバトル合戦というか,,,(熱い!)
ワイラー監督って、そう思うと沢山の俳優や女優にオスカーを、自分の作品で
受賞させてますね。やっぱり、それだけその俳優や女優にあった演出したり
指導したりするのが上手かった名監督だったということなんでしょうね。
295 :
255 :03/04/21 23:37 ID:DfhJICZ0
>>290 〜
ワイラー監督とオリヴィェのエピソード、大変楽しく読ませていただきました(^^)
ワイラー監督って、なんか日本の小津監督と似た感じがしますねー。
まさに、映画の職人って感じ・・。
そして、オリヴェは、さしずめ日本の歌舞伎役者が、映画に出たかのよう・・。
でも、舞台でしっかり観客の間を感じ取っている俳優ならではの良さがあったからこそ、
ワイラー監督は、オリヴェを起用したのじゃぁないでしょうか?
だって、「嵐が丘」は、19世紀の田舎に篭った「読書三昧」の孤独な女性が、自己の想像力を羽ばたかせて、
大時代に「恋愛」を書き上げた小説・・。
「亡霊になってもいいから自分の元に戻ってきてくれ」なんてセリフ、女の想像力がなければ書けませんもの・・。
そんなセリフは、当代随一の「シェークスピア役者」でなければ、演者としては、役になりきれないはず。
さすが、ワイラー監督、そういうところの目のつけどころは秀逸ですねー。
そして、ローマの休日のオードリーも、元貴族だった父親の血を引く彼女の素の良さが、演技力なんぞものともせず発揮されてますものねー。
296 :
290 :03/04/22 21:27 ID:1owdzUOk
>>295 レスの方、うんうんと納得して読んでしまいました!
特に、オリヴィエが歌舞伎役者で、ワイラーが小津さんの下り・・
名俳優と名監督の情熱がじりじり、ほとばしるような感じといいいましょうか。
ちょうど、ワイラーがオリヴィエに懇々と話を聞かせる中に
「カメラを共演者とみればいい。
この共演者が観客に君のもっとも微妙な反応を示してくれる」
と言う言葉があったらしく、オリヴィエはそれがどうしても分からなかった。
それで、ある日、ワイラーがふいに突然オリヴィエに、マールとの
ラブ・シーンをやらせ、それが一回で上手くいった時、
始めて、オリヴィエは、コツが分かり、映画も芸術であると分かったそうです。
ワイラーが私に教えたかったのは、この謙虚さだったんだと。
舞台の成功は、私の外側にすばらしい瞬間をもたらしてくれた。
しかし、映画の成功は私の内面に、仕事の上での輝かしい瞬間を与えてくれたと。
なんか、いいお話ですよね。
まさしくヒースクリフは、オリヴィエの映画としては初の入魂の一作品なんですね。
297 :
290 :03/04/22 21:54 ID:1owdzUOk
〜 続き
>>295 そして、まったく同感です。
あの滑稽さと勇気、残忍さと情熱を持った複雑な
ヒースクリフという役は、並の役者では演じられなかった難役。
しかも長年に渡り、読み続けられた小説の初映画化ときてますし。
これ一作でオリヴィエが世界に認められたのも頷けるなあ。
ともかく、家政婦のエレンと2人、ほぼ、ヨークシャー訛りだけは
まず始めに完璧にすることから取り組んだそうなんです。
こうして色々、エピソードを思ってみますと、
「嵐が丘」が風格ある名作になったのも頷けます。
名匠ワイラー(小津さんも!)監督の演出はやっぱり手堅いんですね。
298 :
名無シネマ@上映中 :03/04/23 18:45 ID:jdCXQO+o
「嵐が丘」といえば、吉田喜重監督の「嵐が丘」って知ってまっか? 松田優作、田中裕子の。 これは、映画史に残る不朽の駄作になったそーだ。 E・ブロンテの原作を、日本におきかえて撮ったやつで!? なんでも、出来あがりの試写会で出演者達らが眉しかめて 席立ったいうんだから、アヒャ〜! やっぱ良い原作であれ、誰でも撮ればいいってもんじゃないんだね。
299 :
名無シネマ@上映中 :03/04/23 20:24 ID:qF8G2Z0g
ヴィヴィアンの「哀愁」は何度泣かされたか…
300 :
名無シネマ@上映中 :03/04/24 01:15 ID:P4WJkJsJ
>>298 あ、そういえば、そんな邦画もあったような。
記憶がおぼろげですが,,,
昔、フジ昼の帯びドラマで「愛の嵐」だかのタイトルで
「嵐が丘」を原作にしたのもあったような気がします。
どんなだったのでしょうね。(興味あったりして)
しかし自分の中では、この39年のワイラー版がやっぱり
一番印象深くヒースクリフというと、
あの彫り深い、端正なオリヴィエの顔が浮かんできてしまいます。
スカーレットがやはりヴィヴィアンで、
「スカーレット」のジョアン・ホウェリーではなかなか馴染めなかったのと
一緒でしょうか!? ついでに300ゲットしそうです。
301 :
名無シネマ@上映中 :03/04/24 21:58 ID:Fbsp0e5H
めぐりあう時間たちのインタビューでニコールが 「ローレンス・オリヴィエは作品によってさまざまなつけ鼻を つけてたでしょ。それを真似しようと思ったの。」ということを 言ってました。 やはりオリヴィエは今でも色んな俳優に影響を与え続けてるんですね〜
302 :
名無シネマ@上映中 :03/04/25 00:19 ID:GSdfbba7
>>301 そうだったんか!ニコールのあの鼻の原点が、
サー・オリヴィエだったなんて感激しますた!
覚えてるだけで『スパルタカス』では、ローマ帝国風に鼻筋の通ったいかつい鼻を、舞台で『ベニスの商人』とか
ユダヤ人やる時は、例のユダヤ系の鼻、『リチャード三世』の映画では、悪役代官らしく、
ワシ鼻つけてたと記憶してます。その人物を的確に演じるためのカメレオンぶり。
そういうのが、今、もっとも旬のキッドマンなどに受け継がれてるとはファンならずとも嬉しいですな。
303 :
名無シネマ@上映中 :03/04/25 00:41 ID:chp4auF9
少し前の「ローマの休日」の話に関連してですが、 あの王女役、ワイラーはジーン・シモンズを希望していたのだそうです。 でも、シモンズは専属の会社が違っていて(昔は俳優はみんなどこかの専属で、そこ以外に出るには許可が必要だった) そこから借りられなかったので、無名のオードリーになったらしい。 だから、ワイラーとしては、主役は初めてのオードリーじゃあねえ、てなところあったろうな。 新聞記者がオリヴィエだったら、きっと、オードリーに不満たらたらだったでしょうねえ。
304 :
名無シネマ@上映中 :03/04/25 00:46 ID:chp4auF9
吉田監督の嵐が丘、確かにひどかったですね。 ただ、嵐が丘は映画化が非常にむずかしい作品で、オリヴィエのが結局、今のところ、一番いいと思いますが、 それでも、原作に比べると、だいぶ劣る気がします。 ワイラーの演出とオリヴィエの演技が手堅いので、そこが一番になった理由でしょう。 ちなみに、ワイラー監督、オリヴィエ主演の「黄昏」は、「アメリカの悲劇」の作者ドライサーの「シスター・キャリー」の映画化です。 「アメリカの悲劇」は2回映画化され、2回目があの「陽のあたる場所」です。
305 :
255 :03/04/25 08:56 ID:wSCgmki+
>>303 >新聞記者がオリヴィエだったら、きっと、オードリーに不満たらたらだったでしょうねえ。
さぁ、どうだったでしょうかねー(^^)
オリビェがどんなにツケ鼻をしたってかなわない「天性の適役」っていうものもありますからねー。
私は、ジェームスディーンの「エデンの東」が大好きなんですが、あの映画の中のジィミィの演技も、
役そのものって感じがしています。
アクターズスタジォというすばらしい演劇スタジォを経営していたカザンが、ある時のジィミィの舞台での演技を見て、エデンの主役に抜擢したのですが、
映画の中の「キャル役」は、まったくもって彼のはまり役です。
そりゃぁそう・・・。
彼は、10歳の頃母親に死なれ、父親の故郷の叔父夫婦に育てられているのです。
母親や父親に対する屈折した思いは、映画の中のキャルと現実の彼と瓜二つ・・。
アクターズスタジオの演技法は、その役に入る時、その人物に成り切るとかいうらしいですが、
その役ズバリの人生経験をしている者にかなう筈はないはず。
そういう意味でいったら、オードリーは天性の「王女さま女優」じゃないですか?(^^)
306 :
302 :03/04/25 12:56 ID:GSdfbba7
>>303 >>305 俺も『ローマの休日』はオードリーで結果的に大正解だったと思う。ともかく真っ白、マッサラの
オードリーを始めて見て、「彼女のこの魅力を全面的に引き立たせよう。私が例え脇に回っても」
と思ったグレゴリ−・ペックがそう思ったように、サー・オリヴィエももしオードリーと共演してたら
素直にそんな気持ちになったかも知れないですな。じつは、この品格ある2人の共演作を一度見たかったと
思うファンは欧米でも多いのだ。その時の監督は、オリヴィエでない方がいい。リラックスできるから。
そうすれば、あの「王子と踊り子」よりは遥か素晴らしいラブ・コメ作品が一本出来あがってたんじゃなかろうか。
アクターズ・スタジオ仕込みのモンローよりは、無垢なオードリーとの方がよほどやり易かったのではなかったかな。
>>305 エデンの東、いいですね。何度見たことか、好きなシーン数えられない程あります。
観覧車、キャベツ畑、父親に泣きながらお金を渡すシーン・・ジミ−そのものの名演でした。
307 :
名無シネマ@上映中 :03/04/26 13:07 ID:/Qe6qdU1
「ローマの休日」はまさに高貴なオードリーの魅力全開。 すべてを超越して、彼女がそこにいるだけで素晴らしかった。 そして62年にワイラー監督は己のリメイク作の「噂の二人」で オードリーを起用したものの、このショッキングな社会的内容のドラマ では、当時の彼女の演技力では多少、荷が重過ぎて、結果的にも大失敗。 やっぱり、彼女には粋な作品が一番!と再度「おしゃれ泥棒」を。 評判も上々の好作品。 オードリーの恩人であるワイラー監督も彼女の原点に戻ったのでしょうか。 ヘップバーンはこの後、「暗くなるまで〜」 などで妖精のイメージから脱皮した名演技も 披露してくれましたね。
308 :
名無シネマ@上映中 :03/04/26 13:11 ID:/Qe6qdU1
ところでLオリヴィエの「三文オペラ」ご覧になった方いますか?? ミュージカル映画で、オリヴィエが歌って踊ってるそうで、、是非、見たい!! 60年のオスカー候補になった「エンターティナー」でも歌ってるらしく この間、BSのマイケル・ケインへのインタビューで 司会者が「オリヴィエはエンターティナーで歌を披露して、 更に一段高い名優になった。あなた<ケイン>も、「リトル・ヴォイス」で 素晴らしい歌を披露した。気持ち良かったでしょう」などと言われてたので。 しかし、「三文オペラ」もビデオ未発売、「エンターティナー」は日本未公開のまま なんですね。どっかで見れないものでしょうか。 しかし、英国俳優には今昔、芸達者な人が多いですよね。 チャップリンも歌ってました ティティナ〜♪
309 :
名無シネマ@上映中 :03/04/27 23:50 ID:vhCxkAek
オードリーとオリヴィエが共演してたら 不満たらたらだったって言うのは納得できる 何だこの演技の出来ない小娘はって思いそうw 307さんの言うようにオリヴィエ共演だったらオードリーは心の負担が大きかっただろうし 根っからの俳優との共演は素人には荷が重過ぎるだろうなぁ
310 :
名無シネマ@上映中 :03/04/28 01:07 ID:vHu5kLHe
オードリーは「ジジ」(恋の手ほどき)の舞台をやってますから、決して素人ではないです。 でも、舞台仕込みの役者ではなかったでしょう。 ワイラーは、演出してるときはオードリーは下手、と思ってたようですが、撮ったフィルムをまわして見ると、すごくいいので驚いたとかいう話も。 なんにしても、「ローマの休日」のような映画はオリヴィエとヴィヴィアンの映画とは種類が違いますね。 ワイラーはベティ・デイヴィスやオリビエのような演技派の映画が主流ですが、「ローマの休日」や「おしゃれ泥棒」はワイラーの休日と言われています。 ゲイリー・クーパーの西部劇(なんだっけ、タイトル忘れた)もワイラーの休日と言われています。
311 :
名無シネマ@上映中 :03/04/28 01:28 ID:qQnNfFKO
>>310 56年の「友情ある説得」じゃないかな。
クーパーの作品って。
幅が広いよね。ジャンルも多彩だけど、どれもワイラーの作品は
劇的構成がしっかりしてる。
「ベン・ハー」もやってるかと思うと「コレクター」も撮っているという。
51年のオリヴィエと再び組んだ「黄昏」はオリヴィエの抑えた演技は素晴らしく
良かったが、原作゙キャリー゙の良さをとことん生かしきれず、
作品の出来としては良くなかったが。失敗作は極めて少ないと思う。
312 :
名無シネマ@上映中 :03/04/28 02:27 ID:Zy0zwrLd
>>311 「友情ある説得」ではなく、もっと昔の映画です。
ウォルター・ブレナンと共演した、1940年頃の映画だと思う。
「西部の男」だったかなあ。最近、記憶力が・・・ああ・・・。
「友情ある説得」はシリアスな映画ですよね。
クーパーもオスカーは取ってるけど、映画で映えるタイプのスターでしたね。
ワイラーはヘストンとか、ペックとか、こういうタイプのスターもうまく使うので感心します。
313 :
名無シネマ@上映中 :03/04/29 18:15 ID:2XWAusb1
ローレンス・オリヴィエって本名だよね? いや、昨日、久々映画好きの友人としゃべってたら、 「『ローレンス・オリヴィエ』って、もう、名前から最高だよ。 名前の響きからして、なんか、品あるというか小高い感じしないか?」 って話になって、チョット笑ったんだけど、確かに言われてみれば名前が イメージにピッタリ。昔のスターや俳優って、偽名や本名にしろ、 つくづく名前から存在感ありましたね。 その友人とは嬉しいやら話がはずみ、5時間も映画談義してしまった。
314 :
名無シネマ@上映中 :03/04/30 12:28 ID:mp0L5uKL
253です。 ついにAmazonで注文していた[ Laurence Olivier A Life]を(σ´∀`)σゲッツ!! しました〜。待つこと数ヶ月・・届いたら、二巻組みでボリュームたっぷり。 な、なんとかこれで数ヶ月待ちわびた鬱憤が晴れました〜。 82年から 86年辺りに製作されたドキュメント作品のようで、 実際、オリビエが出演してインタビュアーにいっぱい語ってる中で、 彼の生い立ちから出演フィルム、友人達の証言とか織り交ぜ、 なかなか凝った作りで、エミー賞のドキュメント部門で賞も獲得したそうです。 20 年代から30年代初期の彼の映画とか始めて見たんですが オリビエさまの美しいこと!超美男子。共演女優より 色っぽいんですもん。こ、これなら、女ばかりか男から 誘われても仕方なかったかな〜と。 ヴィヴィアンのこともやっぱり出てきました。2人の出会いから、 そして、このレスでも度々話題になってた「レベッカ」のテスト・シーン。 このフィルムも始めて見たんですが、あのマクシム演じるオリビエが口髭を 付ける前の段階で、ヴィヴィアンと向き合いテスト演技をしてました。 あとは、2人がオーストラリア旅行へ行き、カンガルーと遊んでるところ、 また、オリビエが演説をしている後ろで、ヴィヴィアンが微笑みながら それを見ているところなど。なんといっても2人が暮らしていた家での 幸せそうな2人。でも、50年を過ぎた頃から、彼女のメンタル面が悪化し、 その事については2人の友人であり名優のジョン・ギ−ルグッド等が語っていました。
314)〜 そして、少し驚いたんですが、もしかしてオリビエは ヴィヴィアンの事についてはこのドキュメンタリ−の中では 語らないんじゃないかと思ったんですが、 それが、どうもヴィヴィアンとの事について語ってるんですね。 なんとも、私のつたないヒアリング力では聞き取れないのが、とほほで 悲しいんですが、とても穏やかな顔で「彼女と巡り会った事は後悔 してない」と、インタビュアーに深くしみじみ語ってた気がします・・ ともかく、ヴィヴィアンの事についてもかなり時間を割いてて、 ヴィヴィアンの人生においてもオリビエが欠かせない存在のように オリビエの生涯にとっても彼女の存在は大きかったと思い知らされました。 でも、つくづく思ったんだけど、この2人の寄り添ったフィルムや写真を見てると (特にヴィヴィアンが本当に幸せそうに見えます〜)正に輝いてるという感じで、 黄金のカップルそのものですね〜。綺麗だし、スター中のスターという カップルでこんな2人が結婚してたなんて事が夢みたいで。この2人が 20年近く結婚してた事が既に奇跡なのかも、、なんて逆に思った位でした〜。
316 :
290 :03/04/30 15:25 ID:L9xFHCi4
>>314 お、当方もそのビデオ、持ってます。
十数年以上前でしょうか。
たまたま、アメリカに旅行行った時に偶然に
空港のショップか何かで見つけて購入したんです。
それで、家帰って、ビデオの中でオリヴィエが雄弁に
語ってるの見て、どうしても何語ってるか知りたくなりまして
それで、自伝とかまで買って、益々オリヴィエを敬愛するほど
fanになっちゃたという,,(単純な人間!?)
そうか、今はAmazonがありますね!これは利用するべきですね!
今はビデオで答えてたR・リチャードソンもギールガッドも
ワイラーも(オリヴィエ本人)もみな故人、寂しいですね。
317 :
名無シネマ@上映中 :03/04/30 16:44 ID:cUKSOd/F
ええなーそのvideo,漏れも見たい。 しかし英語力が……(*´Д`)
318 :
名無シネマ@上映中 :03/04/30 17:35 ID:mp0L5uKL
>>290 316
やっぱり持ってらっしゃったんですね〜。
私は勿論始めてなので、ドキドキしまくりで〜。
オリビエ、庭師のおじいちゃんみたいで、ほのぼのしてましたね。
みんな天国逝ってしまったんですね。天国の劇場がスゴイ事になってそうです。
>>317 はい、自分にもっと英語力があったらと思いました〜。
オリビエとか友人が語ってる場面が多いので、英語が分かったら
もっともっと楽しめる筈。でも貴重だし持ってても損なしかもです〜
お値段は4,000円切るくらいです。良かったら、Amazonでゲッツを!!
319 :
名無シネマ@上映中 :03/05/01 23:53 ID:byDHyZsl
320 :
名無シネマ@上映中 :03/05/02 04:08 ID:QSYM1i3n
ギールグッドが美形だったなんて、知らなかった。
321 :
名無シネマ@上映中 :03/05/02 12:04 ID:ylqxM6vY
>>319 そのギ−ルグッドのジャケ始めて見たが、水もしたたるいい男という言葉を思い出した。
しかも、そのアナログ盤むちゃくちゃレア物ではないだろうか。
レコード・プレイヤーさえあったら聴きたい。
戦前から戦後ちょいの日本の時代劇映画も美剣士、実力、色気を持つスターが大勢いたと
思うが、ちょいとそんなイメージとダブるものがあったりする。
オリビエやギ−ルグッドのアプローチがピーター・オトゥールやマイケルケイン、
ダーク・ボガードらに引き継がれ、今のダニエル・デイ・ルイスやレイフ・ファインズ
へと流れていったように思った!!シェイクスピア劇という面では、バートンやホプキンスへと。。
322 :
名無シネマ@上映中 :03/05/03 15:08 ID:7y2xgqnU
しかし、リチャード・バートンも可哀想な男だね。 屈指のシェイクスピア俳優だったに 関らず、「ハリウッドではあのエリザベス・テーラーと 二度、結婚、離婚を繰り返したクレイジーな男と いう認識の方が強い」なんて本に書かれてたのには しばし同情。本人はなかなか豪快な人だったらしいね。
323 :
名無シネマ@上映中 :03/05/04 23:15 ID:H8Q1y4bm
「哀愁」がDVD化されるのは、いつのことなんでありましょうか。 多分、ファンの殆どの人は、ビデオで持ってるとは思うんですが、 綺麗な画像+特典映像〜〜なんてのは無理そうだなあ、やっぱり。
324 :
名無シネマ@上映中 :03/05/05 16:53 ID:PHI+5qj4
>>322 「クレオパトラ」はリズ&バートン、レックス・ハリスンも
出演してるし、会社が一社潰れてしまう位、金かけた事も分かる
けど、過去にビデオ、テレビと何度も見てるのに
途中で寝てしまう。やはり、世紀の失敗作にふさわしい!?
NO2が、「天国の門」??
325 :
名無シネマ@上映中 :03/05/05 23:51 ID:/WXbHwND
私もどっちかというと、2人の共演作なら「いそしぎ」の方が好きです。 あの映画音楽もなんとも言えず情緒があり、雰囲気あって、 良く聴きました。
326 :
名無シネマ@上映中 :03/05/08 17:45 ID:WTzgLp4O
ローレンス・オリビエが亡くなった時、89年だったと思うけど、 各新聞が、¨Good Bye Sweet Plince ¨を使って哀悼の意を表してたよ。 映画の「ハムレット」の中で 最後、毒の剣にやられてハムレットが死に、側近が彼の目を閉じさせ 「さようなら、私達の王子よ」とその台詞を告げ、彼が葬られるシーンに ひっかけたんだと思う。荘厳な中の悲しみとも思えるラストだった... 最近、知ったんだけど、欧米の英新聞もその言葉を引用していたらしい。
327 :
名無シネマ@上映中 :03/05/09 12:57 ID:IizA868r
The Angels' hands are surely sore with applauding you, Lord Larry. God bless you, sweet prince. -Paul Knight
328 :
名無シネマ@上映中 :03/05/09 23:05 ID:dUVA4lYa
>>326 オリヴィエの「ハムレット」「ヘンリー5世」も
ヴィヴィアン・リーの「風と共に去りぬ」も「哀愁」も
一度、でっかい大音響、大スクリーンで見てみたいよぉー。
「風とー」は81年のリバイバルを、劇場で見たのが始めてでした。
途中で、休憩が入って、後半が始まるまでドキドキした〜。
もう一度、あの感動を味わいたいなあと。
「ウエストサイド物語」のテアトル東京や、今度、チャップリンも
東京でやるそうで、本当に羨ましいです!
名画も劇場でバンバンやってほしい。きっと新しいファンも来ると思うのだ。
329 :
名無シネマ@上映中 :03/05/11 01:21 ID:LlAMV/uV
オリビエのヘンリー五世は、ブラナーのヘンリー五世のあとにリバイバルされたときに見たよ。 色がすごくきれいだった。
330 :
名無シネマ@上映中 :03/05/11 10:58 ID:uib6Etps
>>329 おお〜羨ましい! スクリーンでご覧になったとは。
89年はケネスの「ヘンリー五世」の公開とオリビエの死も
重なり、感慨深い年だったね。
「ヘンリー五世」が昭和20年の作品とは、あの豪華な衣装と色見るだけで
今だ、信じられないでいる。。
331 :
名無シネマ@上映中 :03/05/13 00:18 ID:U0zy0uVk
ヘンリー5世のマッシュルームカットに、端正な顔が負けてないのもすごいですね。 下手すると、ビートルズのおかっぱ頭w、はたまた日本人がやったら似合わない〜。 ふかわりょうになってしまいますね。
332 :
名無シネマ@上映中 :03/05/13 01:13 ID:freFNv17
私もスクリーンでヴィヴィアン見てみたいですねぇ あんな美人を大画面で見たらそれこそ迫力満点でしょう
333 :
通りすがり :03/05/13 01:38 ID:i6ILSfy1
334 :
名無シネマ@上映中 :03/05/13 02:24 ID:U0zy0uVk
>>333 似てるかも知れないですね!若きころのオリビエに。
鼻がつーんと尖ってて、品格のある顔立ち。この人自身ははバレンチノ再来とまで
言われたとか。たしか「肉体の悪魔」「アンナカレニナ」でガルボとも共演を。
で、でも、たしか、この人の人生は、涙。涙。
サイレントでは分からなかった声が、トーキー到来でこの人の声が顔とは
まったく似つかわしくないものと知れてからは人気も落日で、、
1936年のある夜、、彼はひとりボートを漕いで沖へ乗りだし、
ふたたび戻ってはこなかった。
あまりにも悲しすぎますね。ハリウッドの厳しさを見るようで、つ、つらすぎる。
335 :
名無シネマ@上映中 :03/05/14 19:11 ID:6obs3bAy
>>334 ジョン・ギルバードって、グレダガルボとの映画のスチール写真
でしか見たことなかったんだけれども、
そんな物悲しい人生だったのか。恐ろしくて、レス読んだだけで
震えてきました。映画「雨に歌えば」はコミカルに、トーキーへの到来
のドタバタを描いていたけれども、実際はかなり打撃を受けた俳優達も
多かったんだろうなとシミジミ。
ところで、今日ついにオリビエの「嵐が丘」のビデオが見れます。
このスレで勉強させて貰って見たくて見たくて。しかし、近所のレンタルには
ことごとく無いし。しかし、偶然ドライブして入ったビデオ屋にあった!
見つけた時の喜び。ビデオ屋によって全然、置いてある物の志向が異なる店って多いですね。
336 :
名無シネマ@上映中 :03/05/15 23:33 ID:ZQDXCIyn
「哀愁」の中の、踊り子ヴィヴィアン・リーの何処から見ても 完璧な美貌と、あの一途な目を潤ませ男を見つめる姿などを 見ると、こりゃあ、あの名優オリヴィエが夢中になったのも 仕方ないなと思うし、 片や「レベッカ」などで、オリヴィエ演じる マクシム・ド・ウィンターのハンサムなマスクと 男から見ても色気のある声と品のある物腰を目の辺りにすると これはまた、あの世紀の美女、ヴィヴィアン・リーが 惚れ抜いても仕方ないと思うし、これほど見た目に 完璧で崇高なカップルも珍しいのではないかと思う。嗚。
337 :
名無シネマ@上映中 :03/05/16 10:24 ID:lYxbhmm6
哀愁はね〜もうヴィヴィアンが可愛すぎる!! きれいな人は映画女優でたくさんいるけど ヴィヴィアンのように超綺麗でいてそれながら可愛いとも言いたくなる人って いないと思う バレリーナ姿も素敵
338 :
名無シネマ@上映中 :03/05/16 22:12 ID:tGV/VQCk
>>336 >>337 たしかに、「哀愁」のリーは可愛いですね。
外にいるロバート・テーラーを見つけて慌てて身支度する場面なんて、
美人なのにそれでいてチャーミング。
個人的希望は〜、ヒースクリフ演じたオリビエ(金持ちになって戻った後)
と、スカーレットを演じたリーの、そのまんまのファッションのツー・ショットが
一度みて見たかった。ヒースクリフ&スカーレットなんて、すんごい。
こんなに、古典劇とコスプレが似合うビッグ・カップルもいない〜。
339 :
名無シネマ@上映中 :03/05/17 18:53 ID:jxJ45idp
ついに「嵐が丘」を見ました! どうしたものか、見てからあのモノクロの深い画面と、切ないけど、どこか暖かい 音楽とオリビエの顔と、あのラストシーンが頭の中ぐ〜るぐる回って 離れなくなっています!といってもそれから、繰り返し3回くらい見てしまった。 始め、キャシー役のM・オベロンの迫力が今一つ迫ってこなくて、 これだったら、オリビエの望んだ通り、ヴィヴィアンのスカーレットと比較しても 我侭な金持ち娘の気性が足りないんじゃないかと思ったんですか、 途中、ヒースクリフが富豪になって戻ってきてからの彼女の演技はすごく 良くなりましたね。戸惑いの表情や、そして何といってもオリビエの胸に 抱かれての最後の表情は彼女にとったら一世一代の名演技なんじゃないかと 思いました。泣けました。オリビエの台詞とともに。 話のストーリーが全体に簡潔にまとまり過ぎて、特にキャシーが病気になる辺り、 少々展開が早すぎて物足りなさも感じたんですが、これは104分と結構 短めの映画なんですね。自分的には、ここまでのストーリーでもいいから 2時間30分くらいにしてより緻密でも良かったかな。 いや、もうそれくらい、この中のオリビエとオベロンを、もっと見ていたい! そんな気持ちにさせられてしまいました。
340 :
339 :03/05/17 19:13 ID:jxJ45idp
でも、映画としたらとても良くまとめていると思いました。 これだけの原作を短くまとめたに関わらず、この映画がこれだけの 人気を長い間、得てきたのは、ここのレスで語られてたように やっぱり、ワイラーの演出。これは見事ですね。 キャシーが結婚してからの踊舞会のショットの構成とか上手いなあと 唸ってしまいました。 あとはカメラの美しさ。ヒースの野で戯れる2人がとても良かった! オリビエの野性的なルックスと演技の確かさも見とれてしまいました。 やっぱり様々な良い要素が重なって、幾つかの欠点もカヴァー出来たという 感じでしょうか?クラシック映画ならではの深みがあったというか。 この映画の2人は永遠に心にとどめておきたいカップルのひとつです。
341 :
ハリウッドでの再会 :03/05/18 01:22 ID:hNkQUZRo
┌────────────────── 1939年 │Larry!会いたかったわ。 │Oh!僕もだよ。Vivien。 └─────y────────────‐ ∧ ∧ ∧,,∧ Kiss me (,, ・∀)ミ・∀・,,ミ @_,,,つミ,,,,,,,,,,ミ〜 すり すり すり すり + + + ∧ ∧ ∧,,∧ + (,, >∀ミ>∀<,,ミ @_,,,つ⊂,,,,ミ〜
>>334 ジョン・ギルバートはアルコールに溺れた末の病死だったそうです。
343 :
名無シネマ@上映中 :03/05/18 23:19 ID:7hBRaq87
>>341 カワイイ〜!
「風と共に去りぬ」で共演したオリビア・デ・ハビランドは、ハリウッドで
ヴィヴィアン・リーの訃報を聞き、悲しみをこめて言った。
「リーがスタジオに現れたとき、天女が風と共に舞い降りてきたのかと思った。
それほど美しく、優雅だった。その彼女が、ロンドンの夏の風と共に去ってしまった。
寂しい」
(島野功)
・・切ないけど、胸に残る言葉ですね。
344 :
名無シネマ@上映中 :03/05/19 21:32 ID:BXg92Inz
天使ではなく天女って言うのがヴィヴィアンのイメージですね オリヴィアは今年のオスカーで見たけど上品なおばあさんできれいでした
4月にBSで放送した「美女ありき」以来、ヴィヴィアン&オリビエのファンに なってしまいました。 今までどんな映画を観ても好きになれず、密かにコンプレックスというか 映画ファンの人がうらましかったのです。 それが、一目でヴィヴィアンの綺麗さに惹かれてしまいました。 「なんだかラブシーンが良い!」と思って後でネットで調べたら ご夫婦だというし、めちゃめちゃ感動してしまいました。 勢いでDVDも買ってしまった・・・ ヴィヴィアンがネルソンの顔マネをするところが大好きです。 ヴィヴィアンが上機嫌でいるとこっちまで幸せになってきます。 新米ファンの書き込みでした。 失礼しました。
346 :
名無シネマ@上映中 :03/05/20 04:12 ID:Cn+U3SFl
「風」で共演したオリヴィアは98年のインタビューでも ヴィヴィアンのことを短い言葉で述べると ”Charming, charming, extraordinarily charming.” とゆうてましたわ
347 :
名無シネマ@上映中 :03/05/21 16:36 ID:EdNIZgbY
>>345 どうも〜このスレへWelcome!
「美女ありき」良いですよね〜。
一度見たら二度、二度見たら三度と、見るたび、おいしくなる、
まるで、゙するめイカ´のような映画だと思ってます〜。
2人の共演なら「無敵艦隊」(37')もお薦め致しま〜す。
とっても初々しい2人が見れて、カワイイです。
でも、女性としてのビビアンの濡れたような絶頂期の美しさはやはり
「美女ありき」の方かすら!?
オリビエはいつも演技に芯が一本通っている感じで素敵。いい男だし。キャア。
どうぞ、これからもタ〜ツッップリ、2人の魅力にはまってくださぁい。
348 :
名無シネマ@上映中 :03/05/21 16:50 ID:EdNIZgbY
ついでに続けてレス、すいません。
>>345 >ヴィヴィアンがネルソンの顔マネをするところが大好きです
いいですよね〜〜あのシーン。
ひとしきり、ビビアンが彼の顔真似した後、
オリビエが、はにかんで
「じゃ、この顔はどういう顔だか分かるかい?」
ビビアンが
「何か、小さな幸せを喜んでいる顔かしら?」
オリビエが
「(君に)恋している顔さ」
こんにゃろー、勝手にやってて〜。キャア。もう見てるこっちが照れちゃう位、
アツアツ・モード全開の2人でした〜ね。とろけそうでした!
>>347 歓迎ありがとうございます♪うれすぃ・・・
その後「風と共に去りぬ」「一俳優の告白」「演技について」とどんどん
お二人について理解を深めております。
「風と共に去りぬ」は「長いから細切れにゆっくり観よ〜♪」と思っていたら
面白すぎて二日で観てしまいました。
何なんですか?あの面白さは!
カラーで観るビビアンはさらに良い・・・
>「(君に)恋している顔さ」
ああ〜、そうなんです。
オリビエ、普段の顔でさえ素敵なんだからわざわざあんな表情をされたら!
映像だからかろうじて耐えられるけど、実物だったら耐えられないでしょうね。
私が観た翻訳では「今夜は、すこしだけ羽目を外そうと思っているネルソン?」
みたいなバージョンでした。可愛い答え方じゃのう・・・
オススメの無敵艦隊も探して観てみます。
そして、「風と共に去りぬ」のメイキングも探したい!
オリビエのドキュメンタリーも観たいし、「風と共に」の原書も読みたい!と
野望のふくらむこのごろなのでした。
350 :
名無シネマ@上映中 :03/05/22 00:36 ID:8FjB22LM
351 :
山崎渉 :03/05/22 02:44 ID:OgfcZW04
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
352 :
名無シネマ@上映中 :03/05/22 05:36 ID:8FjB22LM
今夜は山崎渉さんが大活躍で映画板のスレを大回転させたらしい。 山崎さん、是非、今度「ハムレット」を演じてくらさい。
353 :
名無シネマ@上映中 :03/05/22 23:58 ID:fd2l+gix
>>349 新しいファンの方が増えるということは、同ファンとしても嬉しいですね。
是非、ヴィヴィアン・リーを堪能し、オリヴィエの作品も堪能してください。
オリヴィエの作品では、まず、「嵐が丘」「レベッカ」「高慢と偏見」は
是非ともチェックを。この3作品を見たら、誰しも、サー・オリヴィエに
恋せずにはいられない,,と欧米のファンが言う程、若き姿が見れます。
「嵐が丘」はDVD発売中。「レベッカ」はDVDは廃盤ですが、店頭になら
まだ、見つけれる可能性が。また、「高慢と偏見」は欧米では格別、
人気の高い作品で、ミスター・ダーシー氏を演じています。
下記のサイトで、購入可能です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000056BRD/ref=sr_aps_v_3/249-3316137-7228316 http://www.jk-cinema.com/ 上は、Amazonで輸入ビデオで安く。下は、ジュネス企画で、商品一覧5の225を
ご参考にしてみてください。
あとは「ヘンリィ五世」「ハムレット」「王子と踊り子」もDVD発売中。
中年期の醍醐味は、「スパルタカス」!この権力のある容姿も最高です。
ともかく、こんなにキャリアがあり、顔の片鱗が見事なのは屈指の名優ならでは
だと思います。色々、発見して演技ともども楽しんでください。
354 :
名無シネマ@上映中 :03/05/23 19:26 ID:q3SBXu8h
「スパルタカス」はイイね! 必見だ! 「レベッカ」から20年くらい経っているから、オリビエは54歳か。 いい具合に年輪重ねたという顔で、ローマの将軍を迫力で演じきってるね。 むちゃくちゃ権力振りかざす厭なヤツなのに、 めちゃくちゃ恰好いいんだな、これが。 これはキューブリック監督作品というより、主演製作のカーク・ダグラスの映画と いう感じが強いけど、ともかく史劇だけど、話は単純明快。 ローマの独裁(オリビエら)に自由を求め、戦い挑むスパルタカス(ダグラス)。 ○ともかく昨今、知りあがりに評価も人気も欧米でより高くなってる映画だし レンタルにも絶対あるから見てみても損なしだよ。どうぞ。
355 :
古い奴とお思いでしょうが :03/05/23 23:01 ID:g5sNc2XG
ビビアン・リーに似ているのは、兼高かおるである。 目の妖艶さ、胸のでかいことそっくりである。 昔、大相撲で「ヒョウ、ショウ、ジョウ」といって優勝カップを贈っていたパン・ナム航空の支配人が、彼女のパトロンだった、 とJALのおっさんからきいた。
>>353 オススメありがとうございます。
「嵐が丘」「レベッカ」「高慢と偏見」を是非観てみます。
ところでAmazonとジュネス企画、両方とも日本語字幕ナシですか?
なんでこんなに価格が違うんだろう?と不思議に思いました。
「スパルタカス」は図書館にあったからすぐ観れるかも(^^)
今はアン・エドワーズの「ヴィヴィアン・リー」を読んでいます。
オリビエの最初の妻ジルでさえ、ヴィヴィアンを嫌うことが不可能だったという
エピソードの凄さよ。
他人の心理を分析したりすることが割と好きなんですけど、ヴィヴィアンに
関しては私はただただ惹きつけられていたい・・・な〜んて思ってしまいます。
357 :
名無シネマ@上映中 :03/05/24 10:23 ID:Vz3B9y1+
>>356 ジュネスの物は多分、字幕付きだと思われます。
ただ、ジュネスは高額ですし、画質の方は買ったことがないので何とも言えなくて。
すいません。自分は輸入ビデオの方を持っていまして、高画質なのでお薦めしたい
しかし字幕がないので、こればかりは購入者の方の好みになってしまうでしょうか。
ヴィヴィアンはとても魅力的な女性だったと思いますよね。
彼女の伝記、或いはオリヴィエの自伝等を読むと、
彼女の精神的な病魔に及ぶ部分は、心を痛め本当に夫婦大変だったなと
思いますし、当方も以前、ここでオリヴィエの自伝から内容アップしてたんですが、
その壮絶とも言える個所だけは、アップ出来ないまま,,いや、しないでおこうと
思ってます。それを全て知りえた上で、欧米のファン同様、この美しく純度の
あるカップルをこよなく愛する気持ちの方が強い。長い人生、色々あって当たり前。
1986年、ある記者が、オリヴィエの元を訪問した時、
80歳のオリヴィエが、テレビで古いヴィヴィアンの
フィルムを1人、座って見ているのを見つけたそうなんです。
「This this was love(これは、これは愛でした)」と
オリヴィエは涙を浮かべながらそう言った。
「This was real thing(これは真実でした)」。と。
もう、このエピソードだけで、他なんにもいらない、十分という位、
ジーンときてしまいました。
>「This this was love(これは、これは愛でした)」 うわっ!! 私もジーンときてしまいました(ToT) 情景が目に浮かぶようです・・・
「高慢と偏見」のヒロイン役はヴィヴィアンやキャサリン・ヘプバーンも希望していたそうですよ。 結局グリア・ガースンに落ち着きました。
360 :
357 :03/05/24 23:07 ID:Vz3B9y1+
>>359 あ、キャサリン・へップバーンもだったんですね!それは知らなかった。
なんでも、相手役がヴィヴィアン、監督がジョージ・キューカーだと
思ったから、オリヴィエは「高慢と偏見」を引きうけたそうですが、
両方とも違ったので、なんともガックリきたそうで。
出来自体もオリヴィエ自身は納得出来なかったものの、
なかなかどうしてファンには大好評で、(当方も大好きですよ)
しょっちゅうファンが、オリヴィエが扮したダーシーの写真を
持ってきてはサインをせがむので、戸惑ってたなんて面白話も。
でも、この頃のオリヴィエの話知ると愉快というか微笑ましい!
「嵐が丘」「レベッカ」といい何がなんでも愛しいヴィヴィアンと共演したい
ばかりだったようで。「哀愁」の方は方で、ヴィヴィアンが相手役がオリヴィエじゃ
ないので、やる気なしだったとか。結果的には、どの作品も大成功で2人にとっては
良かっただか、悪かったんでしょうか!?笑 しかし、当時の熱々ぶりが伺えますね。
361 :
名無シネマ@上映中 :03/05/24 23:14 ID:BJRbEBID
愛って 名前でごまかしてるけど、 性欲が変形した エゴにまみれた神経症 なだけじゃない? 純愛だなんて笑っちゃう。
362 :
:03/05/24 23:27 ID:98fpOl9A
オリビエは、「王様と踊り子」という映画で、マリリン・モンロー と共演してた。マリリンは、3度目の夫の作家アーサー・ミラーと 一緒に英国ロケに参加した。 マリリンは、シェイクスピア俳優のオリビエに軽蔑されてると思っていた らしいけど、オリビエの自伝を読むと、オリビエは、マリリンと共演が 決まった時点で「かわいそうな、ヴィヴィアン。」(つまり、マリリンに 魅惑されそうな予感でドキドキだった)。 でも、マリリンもヴィヴィアンと同じ躁鬱病で、ロマンスというより、 マリリンの夫のミラーと同病相憐れむ関係になったらしい。
363 :
:03/05/24 23:44 ID:98fpOl9A
作家の森遥子が、ヴィヴィアンとオリヴィエについてこんな文章を 書いている。 「自分にとって最高のライバルと一つ屋根の下に夫婦として住み、 絶対に彼より劣りたくない、でも、彼を誰よりも愛しているとしたら? ヴィヴィアンの精神が壊れたのは、そんな稀有な緊張状態に耐えられなく なったのではないか?」
364 :
名無シネマ@上映中 :03/05/24 23:44 ID:Vz3B9y1+
>>362 ほぼ、その話題は過去にガイシュツです。
365 :
名無シネマ@上映中 :03/05/25 01:12 ID:RCLx77k8
>>362 確かに、ヴィヴィアン・リーの事を深く知ると
そう思われても仕方ない気持ちも分かる気もしますが、
でも、過去レス、特に200あたりまで読むと分かると思いますが
ここはファンが多いと思うし、殆どの人がみんな知ってる上で
今は、暖かい書き込みしてると思うのであります。
いまさら話題がループしても、結局同じことだし。
大体の人が、2人の伝記や自伝かは読んでると思いますし。
だったら2人は共演作もあることだし、両方共通のファンも多い訳で
マターリいこう、そういう感じが強い思いますよ。
それにこの板は映画板だし、やっぱり基本的には映画の話題で盛りあがるのが
まず主って感じがします〜。オリビエ様が大好きな私はこのスレは有難い。
↑<何故か、いつもサマづけになる>
オリビエが聖書、映画を朗読してるCDボックスを今度買うつもりですが、
>>353 さん、これは買いでしょうか!?
366 :
365 :03/05/25 01:22 ID:RCLx77k8
すいません、上のレスは
>>361 さんでした。
でも、レスは特に誰にって訳じゃなくなった感じです〜。
(´・ω・`)マタ-リキボウ。
367 :
秘密厳守、女性にも大人気です!! :03/05/25 01:23 ID:GDM6X2K+
368 :
名無シネマ@上映中 :03/05/25 16:26 ID:RU5PUFSk
>>357 すてきな話ありがとう。
年齢重ねたサー・オリビエの心に去来した思いは計りかねますが、その時は
憎しみあったり、辛い過去でも時が緩和させてくれる事ってあると思います。
後にまた好きになれる人や楽しい出来事があったとしても、それとは別に。
どんな人でも、逝った人過ぎ去った人や、想い出を懐かしみ慈しむことでしょう。
ドキュメンタリーで過去を振り返る老サー・オリビエもなんとも穏やかでした。
>>365 ついつい、さま付け、言ってしまいますよねー。
私は‘サー・オリビエ様”と言ってしまい、友人に笑われた事が(^^;大失敗。
でも、サー・オリビエの晩年は病気との戦いでしたよね。
癌、皮膚の病気・・何度も入院、手術で、彼が人生の中で一番辛かったのが
舞台に思うように立てなくなった時なんじゃないかと思うんです。。
それでも、80歳で健康の限界を理由に引退表明するまで
第一線だったのは凄いの一言!
でも本当は生涯現役で通したかったでしょうね。最後の最後まで...
369 :
mac ◆Y/JGN/wCwk :03/05/25 17:00 ID:s65EKJ5F
370 :
365 :03/05/25 20:11 ID:RCLx77k8
>>368 わ、やっぱり、オリビエ様ですよねw
なんなんでしょう、癖なのか。あの立派な演技見るとついつい。
そして、そうですね・・・。たくさんの病気したみたいで。
自分がオリビエの後年の映画を見てなにがショックだったか
‥‥もうお顔は、白髪の品のいいお爺ちゃんで、よぉく見れば、
ヒースクリフの面影はちゃんとあるし、演技も丁寧&枯れていて
オリビエ様健在!なんですが、じゃあ何が一番ショックだったか
それは「声」でした。
オリビエの魅力は、端正な演技、顔に伴いあの「美声」だった筈。
なのに、アレレ、声がしゃがれてる〜。
「ブラジルから来た少年」「リトル・ロマンス」-佳作で、
とても味わい深い演技でしたが、そこにはかつてのあの声はなかった。
年齢からくるものか、それとも病気のせいなんでしょうか?
でも衰えについてはオリビエ自身が一番良く分かってたそうで
毎日のプールや腹筋は死ぬまでかかさなかったそうですね。
どんな名役者も歳を取るし、いつか衰えてくる。
そういうのに負けない役者魂も、
オリビエは見せてくれた気がしました〜。
371 :
名無シネマ@上映中 :03/05/25 22:28 ID:ol2p+Xum
オリヴィエは晩年、たとえ声が出なくなっても演技を続けたいと語ったらしいです
372 :
27歳の映画好き男 :03/05/27 23:05 ID:Uumq5C+z
英語圏の役者の演技を向こうでは、4タイプに分類する者がいる。 すなわち、ローレンス・オリビエ型、ケーリー・グラント型、ジョン・ウェイン型、 マーロン・ブランド型の4つだ。 ↑ 某映画サイトからの抜粋だが なるほどなと俺は大いに納得してしまった。 オリビエ型→舞台でつちかった演技力、カメレオン型のすなわち演技派。 グラント型→演技はワン・パターンだが、その素晴らしいスター性で客を呼べる正にスター。 ウェイン型→アクション俳優として、その王道まっしぐら。 ブランド型→メソッド、メソッド!リアリティ街道の生々しさ演技が売り物。 おおまかに分けると、こんな感じか? 言われてみりゃあ、昔も今も、男優、女優問はず、これに当てはまる気がしたよ。 パッと思い浮かんだら、ニコラス・ケイジはどれよ。とか、考えたら面白かった。
あぼーん
374 :
名無シネマ@上映中 :03/05/28 21:13 ID:7yigym3O
>372 私もそのサイト見た カップルコーナーでもこの2人は完璧って書いてありましたね オリビエはたまに自分の世界に入りすぎって書いてあるのにワラたw
375 :
名無シネマ@上映中 :03/05/28 23:58 ID:eDT4vOE/
>>372 >>374 ああ、なんかそれ興味深い、面白いですね。
そう考えると、イギリスの男優達はやっぱりオリヴィエ型が多いのかしら。
ベテランから、若手のユアンやジュ−ド・ロウとかも大作にも出るけど
ちゃんと小品もしっかり出てて、コントロールしてる感じで。
ハリウッドでは、ショーン・ペンやジョニー・デップは、
個性的演技で作品も厳選型で、ブランド型的かな。フムフム。
http://www.tokyu-rec.co.jp/meigaza.html そして、東急名画座の見れる方、羨ましい!!
名作が劇場で見れて。ヴィヴィアンやオリヴィエ、昔の英国映画も
やってくれるといいですね。
376 :
名無シネマ@上映中 :03/05/29 18:24 ID:GslgoXQc
70年代、ホフマンの演技が過剰になって、少々、その演技が鼻につくなんて 意見が出始めた頃、「マラソンマン」76年で共演したオリビエとのエピソード。 この役はいつも誰かに追い掛け回され、疲れ切ってるような役の為に、 いつも、スタジオに来る前に走ってきては息を切らし、ある日は3日もろくに 寝ずに現れる暗い顔のホフマンに、ついに、オリビエが一言。 「大変だなあ。 君は"演技"というものが出来ないのかね?」 我に返ったホフマン。演技研究は必要だが、では殺人者の役なら君は人をも 殺してくるのか、という意味ですかね。それから、彼は肩の力を抜いて役に 取り組めるようになり、「クレイマー〜」他の演技につながっていく。 (製作者ロバート・エバンス談)有名話だが オリビエ爺、カッチョエエ。
377 :
名無シネマ@上映中 :03/05/30 01:50 ID:YfaBE6//
>>375 おおーう
(・∀・)ノありがとん。見にこかな。
スレ違いかも知れないが「アラビアのロレンス」は絶対に
スクリーンで見なきゃ損ってもんだよ。リバイバルで見て以来
俺サマの生涯のベスト1!!
「風と共に去りぬ」も3回目かのリバイバルで見とる。
バトラー、スカーレットも良かったけど、やっぱタラの夕焼け。
でっかいスクリーンで見た夕焼けは最高でね
それからしばし夕焼け見るだけで泣いた。
378 :
名無シネマ@上映中 :03/05/31 15:45 ID:qTl3G5uG
>>376 Is It safe?名台詞だね。
「マラソンマン」オリヴィエと共演することはD・ホフマンにとっても『足が震えるような』経験だった。
見た人なら分ると思うけど貴金属に異常執着を見せる元ナチの残党医をオリヴィエは演じたので、暇があると
撮影中の合間ニューヨークの宝石店を散歩するのが日課。
「ビビアンはこういうダイアモンドに目がなかった。だが今の家内は残念というか、宝石に趣味がなくて」と
漏らした。などという話も、公開時のパンフレットに載っていたよ。
379 :
名無シネマ@上映中 :03/06/02 23:34 ID:1vmfcWXw
モンパルナスの灯 男と女などで有名なフランス女優 アヌーク・エーメはローレンス・オリビエの大ファン。 飼っている猫2匹に、ローレンスとオリビエと名づけて 可愛がってたそうです。 そういえばビビアン・リーもネコちゃん派だったんだね。
380 :
名無シネマ@上映中 :03/06/03 17:43 ID:JH2qhzYa
「欲望という名の電車」のディレクターズ・カット版の DVD、すでにビデオも所有し、wowowでノーカット版も見てるけど、 やはり保存版に欲しいところ。 でも、このジャケット、確かアメリカ版もそうだけど、 カラーで、あのTシャツ着ているマーロンがただ1人で写っているもの なんですよね。「どうだい?」みたいな独特の感じで。 ヴィヴィアンもそれは素晴らしかったけど、やはり、この映画での マーロン・ブランドの衝撃度は革命的だった〜という象徴が このジャケットからもプンプン漂う気がします〜。
381 :
名無シネマ@上映中 :03/06/03 18:01 ID:sRfMHNwv
マーロン・ブランド、若き日は良かったけど 自我崩壊してしまったからなぁ。 息子の非行(殺人まで犯してなかったっけ?)、肥満、セックス中毒 なんか醜態晒してる彼をオリビエと比較するのはどうよ、って思う。
382 :
名無シネマ@上映中 :03/06/03 23:36 ID:aBQhyy0S
マーロンブランドですか・・・。 波止場や暴力教室が、初期の作品だったですねっ・・。 不良顔のあんちゃんにあんなに感情移入できるなんて始めての経験でした・。 さすが、当時、ジェームスディーンに次ぐエリアカザン門下生の秘蔵子ですよねぇ・・。 エリアカザンは、あの手の若者を描くのが、抜群に上手でしたねっ。 ビビァンの欲望に出てくる壊れたハイミスもなかなかのものらしいですが・・。 当時は、何も知らない小娘だったから、ビビアンの欲望の演技のいい点なんて、実を言うとてんでわからなかった。 それなりに歳(?^^)を経た今だったら、どんなふうに「欲望〜」を、味わうことができるか? 是非もう一度観てみなくてはって思っております・・。 どなたか、欲望の見所を解説してくださる方は、このスレにはいらっしゃいませんか?
383 :
名無シネマ@上映中 :03/06/04 19:20 ID:gf600MEr
>382 ジェームズ・ディーンがマーロンに次ぐ秘蔵っ子の間違いでは? この2人はよく比較されたけどカザンによるとぜんぜん似てないらしいね マーロンは変わっていたけど狂ってはいなかった ジミーは狂っているようなものがあったそうでつ スレ違いスマソ〜
384 :
名無シネマ@上映中 :03/06/04 23:39 ID:+VDsKZXy
>>382 All Cinema anlineの映画説明から
貴婦人(サザン・ベル)ぶってはいるが、父を亡くし家を失った故郷で放蕩の限りを尽くし、
未成年誘惑のかどで追われるようにして都会に出た、もう若くはないアル中の南部女ブランチ・デュボワを、
曲がりなりにもスカーレット・オハラだった女の演ずるということがハリウッドにもたらした衝撃、推して知るべし。
V・リーは「風と共に去りぬ」に次ぐ第2のピークを本作で迎え、以後、映画ではこれに匹敵する演技を残さず死んでいった。
一人のスター女優を燃やし尽くしてしまった、この作品の持つ“熱”……。
彼女が訪ねるニューオリンズの妹(K・ハンター)、そして、その浅ましい夫(M・ブランド)は、救いを求めて彷徨する魂に手痛い
しっぺ返しを喰らわす。ブランチの気位の高さに魅かれていた男ミッチ(K・マルデン)も彼女の真実を知り、露骨に肉体を求めてくる。
ラスト、義弟の逞しい“男”に屈してしまう女の性……。狂気の他に彼女の逃げ場所はないのだ。
南部の湿り気が暗い白黒の画面からむせるように伝わってくる、T・ウィリアムズ戯曲、会心の映画化作品。
↑
どう見所を説明したら良いか分からんので、とりあえず貼っておいたよ。
他にも、当時のビビアン・リーの精神状態、ブランドのメソッドとリーの舞台
仕込みの演技対決やらなど感慨深いものは沢山あるね。内容は好きか嫌いかに別れる
かも知れないけど、大人になった今、もう一度見てみるといいかも知れない。
自分は、見直すとカール・マルデンの演技も実にいいなと最近とみに思う。
385 :
名無シネマ@上映中 :03/06/05 00:08 ID:PrAH4VKC
>>382 それとレス続きだが、「暴力教室」はマーロン・ブランドは出てないよ。
あれは、ビッグ・モローとシドニー・ポワチエ。
この映画も大昔見て以来、かなり好きだけどね。
ブランドは「暴乱者」でこっちも暴走族でインパクトあったな。
と、うっかりミスかも知れないが一応、訂正レスしておきました。
386 :
名無シネマ@上映中 :03/06/06 23:47 ID:Gaxc1VCm
>>375 >>377 こんにちは〜。チャップリンの映画祭り上映賑わっています。
パンフも充実、しかもニュー・プリントで、あの感動が。
っていうことで、こういう企画、どしどしやってほしいもんです。
387 :
名無シネマ@上映中 :03/06/07 21:36 ID:P3QxUC5N
『欲望〜』は、むせかえるような人間劇と俳優たちの熱演で 終始、釘付けなんですが、印象に残ってるひとつとして 「ご供養の花」・・ご供養の花は入りませんか・・(背筋ゾッとしました) このドラマのなんとも言えぬ雰囲気が醸し出されてるようで。 ディレクターズ・カットの方の場面で、 偶然訪れた、若い男を誘惑するかの如く、ちょっと呆けた表情で、 独り言のようにしゃべり続けるヴィヴィアン・リー。 殺気迫るようで、それでいて物悲しい。 10年ちょっと前の『美女ありき』でも、 やっぱり、その時は嬉しさのあまり独りしゃべりを するようなシーンがあったわけですが、『欲望』では まったく違うシチュエーションながら、それがふっとよぎり 彼女の人生とだぶらせて見ても胸が痛くなり・・ また、これも女優のすごさなんだと思うことしきり。 ブランド始め、この映画の俳優達のリアル演技は心動かされる。
388 :
名無シネマ@上映中 :03/06/07 23:50 ID:bbAMmTn2
「欲望という名の電車」は、キム・ハンターも良かったね。 当惑した表情とか、美人じゃないが 庶民的な可愛らしさが似合うというか。 でも、結局、赤狩りに巻き込まれてパッとしなかった。 「猿の惑星」のジーナを見た時にはさすがびっくりしたけど あれも好きだったよなぁ。母性ある役でね。 去年でしたか、亡くなったのは。 訃報を聞いた時は、やっぱり悲しかったね。
389 :
382 :03/06/09 00:43 ID:2k+zrNEX
>>383-388 皆さん、色々ご意見ありがとうございました。
私、最近おもうのですが、エリアカザンって監督は、良心的コミュニストで、赤狩りで当時のハリウッドを追われたのですが、
彼の描く人物像は、当時すでに萌芽のあった女性が自立した為に発生してしまった家庭内の問題を鋭く取り上げていたと思うのです。
ジェームスディーンやマーロンブランド演じる若者達も、安住すべき両親のいない家庭からはぐれた若者達であり、
ビビアン演じるブランチも、女のやりたいことをやり尽くした後、安住すべき家庭を見出せない哀れなオールドミスを演じている。
現代の日本には、ブランチのような30代40代の女性が大勢いそうな気がするのですよねぇ・・。
そういう意味では、けっして40年たっても古くはない作品のような気がしてます。
390 :
名無シネマ@上映中 :03/06/10 23:06 ID:wRxUAChR
>>389 カザン監督が赤狩りで、チャップリンや脚本家のトランボなどとは
現在もまったく違う立場にいて、色々非難を浴びているということは
事実あったとしても、それでやっぱり彼の数々の作品の評価まで
覆るということはないですもんね。うん。
そうですよね、なんか彼の作品は「草原の輝き」にしてもユダヤ人問題扱った
「紳士協定」、ジミ−やブランド物にしても、いつも社会の
モラルに押しつぶされそうになりながらも、もがき苦しんで
そこから逃れたい、逃れなきゃ・・みたいな葛藤で揺れているような
主人公が多くでてきて、そういうのを演じる俳優たちも
ここぞとばかり、リアリズム演技を発揮して
やっぱりいい作品が残ってるなあいう気がしますよね。
391 :
名無シネマ@上映中 :03/06/11 19:16 ID:Ty0NSxB2
だいぶ、亀レスで恐縮ですが、オードリーとオリヴィエが共演してたら、うんぬん の話。1977年の「遠すぎた橋」これオールスターキャストの戦争映画大作で オリヴィエはたしか街の医者役で、同じく民間人のリブ・ウルマンが負傷した, 兵士なんかを介護する役で、この役、オードリーにもオファーがあったようですね。 なんでも、戦争モノのような悲惨な作品は自分の体験もあるから辛く断ったとか。 ずっと後年になっちゃってからですが、もしかすると2人の共演が 実現していたかもと... 「ロビンとマリアン」+「リトル・ロマンス」=の2人なら これはこれで味があって良かったかななどと思ったり。 それにしても、あの「遠すぎた橋」は金かけた割にやっぱり失敗作だったなー。
392 :
名無シネマ@上映中 :03/06/12 15:32 ID:2SkfbUTD
オリビエの映画「リチャード三世」の日本語字幕ビデオ、 ついに見ることが出来ました!嬉し〜。 ここでのオリビエは、あの容姿が醜いことと、悪辣な性質で 記されるリチャード三世だけありまして 決して格好いい役ではありませんが、演技はすごい! これまた舞台の彼の18番だけあって、ぐいぐい引き込まれます。 カメラを通し観客に話かけるようなセリフが利いてます〜。
393 :
名無シネマ@上映中 :03/06/12 23:27 ID:JI4Al/ft
大学でシェイクスピアを専攻する際、本はどうにもこうにも難しくて訳分からんから、 取り敢えずオリヴィエの映画を観て大方のあらすじを掴んでおこうという奴が数人いたよ。
394 :
382 :03/06/13 00:27 ID:4yc6eV6o
>>390 「草原の輝き」ですかぁ・・。
ナタリーウッドとウォーレンビューティですよねぇ・・。
あの作品も良かったですねぇ・・。
実を言えば、昔、名画座で、エデンの東との2本立てで見ました・・。
たぶんその名画座は、カザン特集を組んでいたのだと思います。
近年は、ジェームスディーンの方が脚光を浴びて「理由なき反抗」との二本立てになってしまいがちだけど、
「草原〜」はいい作品でした。
「紳士協定」っていうのは、聞いたことはありましたが、観ていませんでした。
ユダヤ人問題を扱っていたのですか?
ひょっとして賞獲りスピルバークの「シンドラーのリスト」より、面白いかもしれませんねぇ・・。
まだ大戦の熱覚めやらぬ頃撮られた作品ですし・・・。
今度、是非観てみますねぇ。
情報ありがとうございました。それにしても2ちゃんってすごいですねぇ・・。
こーいうレスが、来るんですものねぇ・・(^^)
395 :
名無シネマ@上映中 :03/06/13 02:47 ID:tpHaAbW7
>>395 わざわざ沈んでるスレ見つけてageして貼るようなスレか?
397 :
名無シネマ@上映中 :03/06/13 03:05 ID:/xkkjFDL
あ、間違えた。最後スレじゃなくリンクの間違いだな。 自分もどうかしてんな。すんません。 ついでに、今上あがってるからレスすると エリア・カザンとヒッチコックは自分も好きな監督です。 オリビエの映画では「探偵スル−ス」これが1等好きだ。 これはたしか、「イブの総て」のジョセフ・L・マンキーウイッツ監督 で舌の噛みそうな名前だった。
追悼 グレゴリー・ぺック こちらにも貼っておくよ。 『ブラジルから来た少年』と『白昼の決闘』では悪役をやっていたし、 『拳銃王』や『白鯨』では妄執に取り憑かれたような役をやっていたけど、 やっぱりこの人は、極端すぎるくらい良識を信じる男を演じている時が 本領発揮という気がする。 『ブラジル…』のナチの科学者は、どう頑張ったって『マラソンマン』で オリヴィエがやったキティ歯医者に敵わないし。でも考えてみたら、『ブ ラジル…』でペックを追いかけるユダヤ人はオリヴィエだったんだなー。 『白昼の決闘』のあのテの悪役でも、その直後に登場したバート・ランカ スターにあっさりお株を奪われているし。やっぱペックらしいといえば、 『紳士協定』『ローマの休日』『子鹿物語』『アラバマ物語』に尽きるん でしょうね。 しかしエリア・カザンが苦渋を舐めさせたロバート・ロッセンの『ハスラー』 に出演したパイパー・ローリーを『紳士協定』のペックの別れた女房役に 据えてエイブラハム・ポロンスキーの『苦い報酬』の主人公をダニー・デビート に当てたような『アザー・ピープルズ・マネー』ってのは、カザンの映画で 有名になったペックですら贖罪を免れ得ないような出来になっていて、赤狩りと いうのが如何にトラウマになっているかを示したような映画でした。
399 :
名無シネマ@上映中 :03/06/13 17:34 ID:n8WhWw2p
また一人・・往年のスターが・・涙ぽろっ。
>>398 同感。「ブラジルから来た少年」あの善良ぺックがナチスなんて
さすがにミス?キャストだ!と思いました。怖いのに、どこか
優しい、あの瞳。きっと、本人は色んな役柄に老いても挑戦したい
っていう意気込みだったのですね。
最後、共演のオリビエとの、爺さま同士の格闘は語り草。
パンチ炸裂!なんか痛々しいんだけれど、この二人が一緒に
画面に揃うだけで涙、ちょちょ切れましたです。。
「ローマ〜」や「アラバマ物語」などの誠実なひたむきさ。
個人的には、小学生の頃テレビで見た「小鹿物語」の
ハンサムで優しい父役はカラーの映像と共に忘れられないです。
400 :
390 :03/06/14 17:09 ID:HIysjTXK
まさか「紳士協定」の話題が数日前に出たところ、グレゴリ−・ペックが
亡くなるなんて、悲しい偶然です〜。
>>394 名画座で「草原の輝き」「エデンの東」をご覧になったなんて羨ましい!
80年代の始めごろ、リバイバルとかで昔の映画は見たんですが
スクリーンとかの後ろの名画座のラインナップを見て「いいなぁ」なんて
思ってた頃がちょうど小学生で、なかなか劇場まで見に行けなくて。
「草原の輝き」を始めて見たのは、淀川さんの「日曜洋画劇場」で
20年くらい前でした。ナタリー・ウッドが体当たりの演技で胸が熱くなりました。
「紳士協定」は、ついこの間もBSで放映してたんですが、
反ユダヤ人記事を告発する為に、ユダヤ人に扮したルポライターが厳しい
現実に直面するという役をグレゴリ−・ペックが誠実に演じていて、
「アラバマ物語」同様、彼の持ち味の最高作のひとつだと思います〜。
こういう機会に追悼上映、そしてヴィヴィアン&オリヴィエの映画や昔の
名作なども、劇場にかかってくれる機会がどしどし増えることを期待したい。
401 :
名無シネマ@上映中 :03/06/15 00:29 ID:nf7Wa07x
>>398 >>399 いい見方だな。
思うに「ブラジルー」この作品は設定は重いし
根底に流れているものは恐ろしいのだが、ちょっと何故か漫画チック。
それは、ペックもオリビエもノリノリで
実は楽しんで演じているように見えたせいか。
ビデオ借りて2人の演技合戦をもう一度堪能してみるよ。
402 :
名無シネマ@上映中 :03/06/15 19:07 ID:YN2NLa3v
{風と共に去りぬ}DVD、ビデオ所有しているし、私は店頭に並んでても迷うばかりだった。 他にも欲しいDVDがありすぎる。 しかも特典ついてないようだし。と迷ってたら すでに生産中止。たった1,500円だったし買っとけば良かったか。 「燃えよドラゴン」も同じシリーズ。中古店に流れるのを待とう。
403 :
402 :03/06/15 19:10 ID:YN2NLa3v
無くなった途端、欲しくなるときた。 どーしようもない人間の サガだね、こりゃ。
1位 第三の男 2位 風と共に去りぬ 3位 エデンの東 4位 鉄道員 (ピエトロ・ジェルミ監督・イタリア映画の方) 5位 街の灯 次点 素晴らしき哉、人生! 学生時代、社会〜現在、沢山の映画を見て、 正直これ以上の作品もあったし好きな作品も 数々あるのに、何故かいまだに、 このベスト5だけは不動いうかな、 どうしても動かせないのはなんででしょうか。 当時の名画座などの青春の思い出と だぶっているからなのだろうか。 これがノスタルジックな感情移入、 『思い入れ』というものなのかも知れません。
405 :
382 :03/06/17 23:14 ID:/KfJw8dw
>>404 おお!!
いいですねぇ・・・(^^)
ベスト3は、私もほぼ同じ・・・。
でも、「第三の男」を一位に上げるとは、どうやらあなたは、男性かな?
だって、第三の男のあの素晴らしいラストシーンは、男性が感じる「ほろ苦さ」があますことなく語りつくされてますものねぇ・・(^^)
私は、女なので、しいて、あなた的に、1位に上げるとすると「ひまわり」と「追憶」かな?(^^)
406 :
382 :03/06/17 23:19 ID:/KfJw8dw
>>404 第三の男は、守ろうとした女にそっぽを向かれ、
「ひまわり」と「追憶」は、守ってくれようとした男に、内心とは違う強がりを見せてしまう女・・。
そんなとこかな?(^^)
407 :
名無シネマ@上映中 :03/06/18 14:56 ID:QDw4CMoF
名画は、いいっすね。 ぺック追悼でテアトルの「ローマの休日」は大ヒットの予感。 オリビエが亡くなった時もオリビエ劇場と称された 追悼劇場は満員だったー。もう14年も前になった。
>>405 404です。いやあ、分かるものなんだなあ。
その通り、嫁もいる70&80年代青春期男子?です。
「第三の男」ラストの余情たまりませんね。
この作品は脚本、構成、映像、音、俳優
総てがパーフェクト、これこそ映画という
醍醐味が全部詰まってる所がたまらなく好きです。
「ひまわり」か、懐かしいです。
かなり男として、マス% % % ヤン二に感情移入した、
いや、でも女性が涙するのも頷ける。
「第三の男」もこれも感情があるのに
『引かなきゃならない』とは、しんどい。
愛憎と悲が混合されての涙なら苦しい。
「追憶」は二度ほど見ようと挑戦したのに
途中で何故かリタイアしたままなんです。
サントラまで持ってたりするんですが
今度こそ最後まで見てみます。
スレ違いかなと思ったのでsageておきますね。
409 :
名無シネマ@上映中 :03/06/18 17:56 ID:Qr1y5Ae7
L.オリヴィエの、誰か「ドラキュラ」観た事ある人このスレにいるかいな? かなり老いてたけど、ドラキュラも相手がオリヴィエなら貫禄負けだわな。
410 :
名無シネマ@上映中 :03/06/19 23:02 ID:g5VYGQFR
>>393 さん
私の最初のシェイクスピアは、オリビア・ハッセーの
「ロミ&ジュリ」〜から始まって、
そしてオリビエの「ヘンリー五世」から
またまた久しぶりのシェイクスピア体験。
素晴らしい映画だ。「よし!」と意気込んで
図書館行きましたが、やっぱり本はさっぱりピーマンですた。。
オリビエや他のシェイクスピア映画を見て学んだ気になってる
私でした、とほほ。
411 :
名無シネマ@上映中 :03/06/20 13:36 ID:iffRqnXV
>>407 89年・・そんな昔になってしまうのか。
日本では美空ひばりが亡くなった年?か。ベティ・ディビスが逝ったのも
確かこの年だったな。西東が統一された激動の年だったが。
412 :
_ :03/06/20 13:36 ID:aoXEIQuf
413 :
名無シネマ@上映中 :03/06/21 19:30 ID:xjCSIWrZ
「嵐が丘」見ると、 オリビエ様、明からに足引きずってますね。 なんか変な歩き方してんな〜? オリビエはいつももっとスーッと美しく歩くはず。 と、考えたら、そうかー、水虫だったか! このエピソードを思い出して、納得納得。 あの、ズタ袋みたいな「靴」のせいね。 後半は、ちゃーんと完治したらしく?直ってる。富豪になって もう、あの靴を履くことがなくなった役だからでしょうか。 しかし、前半はおいたわしい〜。 ヴィヴィアンが駆けつけたくなった気持ちも分かります、ちょい微笑ましい。
414 :
名無シネマ@上映中 :03/06/23 15:40 ID:Tra1L9zo
朗報です!!ジョセフ・L・マンキーウィッツの遺作「探偵スルース」 こちらのスレでも度々話題に出てますが ・・・今度ジュード・ロウ製作でリメイクされるそうです。 マイケル・ケインが再登板でロウと共演) 2時間まったく飽きさせず、見事なオリヴィエとケイン2人だけの名演技で 魅せてくれたあの名画が。当時のオリヴィエの役を今度はケイン。 ケインの役をジュ−ド・ロウが演じるそうです。楽しみです。 ジュ−ドがこの作品の大ファンで再映画化を決めたとか。 とんでもなく偉大だったこの作品のオリヴィエやケインの演技が どんな風に蘇るか楽しみです!!
415 :
名無シネマ@上映中 :03/06/25 14:54 ID:c8gmzafU
(´-‘).。東急名画座で「オペラハット」見た 今日の「ひまわり」もじつは見たい 「探偵スル−ス」は引越し前の レンタル店はあったのに 今の地区には見当たらんので カナリガックシ
「探偵」は本当にレンタル店にも置いてある所少ないね。あんな傑作が。今度リメイクやるなら 旧版もDVD化されるかも知れない。それを限りなく期待したい。出来れば吹替えも入れてくれ。
417 :
名無シネマ@上映中 :03/06/25 23:53 ID:c8gmzafU
>>416 DVD化ごもっとも
リメイク、ジュ−ド・ロウがやったら
かなり濃く演じそう
今日仕事入って東急いけなんだ
土曜の「お熱いのがお好き」「アラビア」
は見逃せないゾ と
私は「探偵スル−ス」はどーしても見たくて かなり以前にビデオをオークションで落としました。 なんといってもDVD化されてない、或は今後もされなさそうな ビデオはオークション、または楽天市場〜EasySeekなど チェックチェック。皆さんもどうぞ。本当に助かってます!
419 :
名無シネマ@上映中 :03/06/29 23:40 ID:KOpezL9G
404の書きこみで並んでいる映画を見て、フッと思ったことーやはり名画には名曲がつきものなんだなぁて こと。 第三の男のアントン・カラスのチター、エデンの東のローゼンマンの曲。 んで「風と友に去りぬ」のマックス・スタイナー、劇場で映画を観た後サントラを 即買いに行ったのが思い出されます。 「哀愁」の蛍の光、「嵐が丘」もA・ニューマンが良かった。 名画にこの名曲アリというのは大きいね。
ヘップバーン亡くなりましたね・・悲しい。 オリビエが「私が映画俳優としてその類まれな演技を見習いたいのは スペンサー・ト% % % % ー」と明白すれば、 ト% % % % ーも「世界一、巨大な俳優はローレンス・オリビエ」と お互いに尊敬しあっていたようですね。 勿論、k・ヘップバーンとも30年代から親交を深めていて・・ 生きてれば、オリビエも96歳だから同年代だったのかしら どうぞ天国でみんなで懐かしい再会話に花を咲かせてますように。
あれ、もしかして文字化けしてる?? な、なんででしょー御免なさい
422 :
名無シネマ@上映中 :03/07/01 17:47 ID:18O5Nz+X
ちょいすいませんが、 ローレンス・オリヴィエがビビアン・リーと 結婚を決意して最初にその報告をしたのが キャサリン・ヘップバーンで式の介添え人も やっただかどうかとどこかのサイトか本で読んだ記憶が あるのですが、繊細はどんなもんなでしょう。 詳しい方いたらお願いします。 それにしても豪華なメンバーだなあ。
423 :
名無シネマ@上映中 :03/07/01 20:11 ID:vfmAjPAc
キャサリン、亡くなりましたね オリヴィエはキャサリンに関してはベタ褒めしてましたもんね ご冥福をお祈りします
424 :
名無シネマ@上映中 :03/07/02 18:44 ID:XTq3Qcws
>>422 私も何かそんなようなニュアンスの物を見た気が...と思いまして
ググってみましたら、このヴィヴィアンのサイトに
http://www.vivienleigh.prv.pl/ メニューからThese she loved →Viv&Larry →そして緑字のRead Now
Garson kanin〜オリビエ・ウェディングをクリックしますと
オリビエからキャサリンへの結婚をしたいという電話のやりとりとか
色々書いてある模様です〜しかし英語なので詳しくは分からないのです〜
翻訳機かけても意味不明、ダメでした(涙 訳せる方いましたら宜しくです。
なんか、まだパジャマ姿のキャサリン宅にオリビエとヴィヴィアンが
訪れた?とかも書いてあるような。本当に親しかったのが伝わりますよね
皆さん言われるとおり、往年のスターが亡くなるのは寿命と分かっていても寂しいですー
>>424 わ、レスありがとうございます!
そこのサイト早速見てみました。
間違いなくキャサリン・ヘップバーンの
こと書いてあるようだ。Kateというのは
ヘップバーンの愛称か。エピソードが
ありそうですね。いやぁ、感激しました。
本当にサンクス!です。
426 :
名無シネマ@上映中 :03/07/07 17:23 ID:tPybC6WT
11日BS2にて、お馴染みAFIの、今回は 「愛と情熱のロマンス映画ベスト100」が放映されますね。 ○2位「風と共に去りぬ」○15位「嵐が丘」 そしてなんと○67位に「欲望という名の電車」もランク・イン! (愛憎悪の人間関係ドラマと判断されたのか) この番組は映画にコメントする関係者か俳優、女優のコメント 聞くだけでも楽しいんですよね。是非、みなさんお見忘れなく。 ちなみに女優ではキャサリン&オードリー両ヘップバーンの 作品がそれぞれ5作品ずつのチョイスで最高だそうで、 男優ではケーリー・グラントが4作品と最高とか。これまた納得!
427 :
名無シネマ@上映中 :03/07/07 17:30 ID:W0XOvrch
へぇ〜楽しみ! キャサリンは普通の映画のほうでもいっぱいランクインしてましたね オードリーはそっちのほうでは98位の1本だけってのが意外でしたが 風〜は2位なので色々コメントありそうで本当に楽しみです
428 :
名無シネマ@上映中 :03/07/10 23:21 ID:7X5tVOYr
明日はみなさんBSに注目ですね
429 :
426 :03/07/11 03:37 ID:Smx+3pwL
本当、楽しみですね〜ワクワク。 ちょっと訂正が。心より御免なさい。 ○キャサリンが6作品でトップ、そして次に○オードリーの5作品 だそうです。そしてケーリー・グラントは6作品で男優トップでした。 色んな名場面、名シーンが見れるのも嬉しいですネ。BSバンザイ
430 :
名無シネマ@上映中 :03/07/11 17:59 ID:7t+J1TBj
早く夜になってくれ。 ついでにこの前発表された 「AFIヒーロー&悪役」も放映してくれぇ!《今秋くらいか》 で今度AFIが「映画史上ベスト・ヒロイン」 をやったら、スカーレットは間違いなくベスト3には 入りそうだなあ。 ジーナ・ローランズの「グロリア」とかも。 お、とにかく今夜を楽しむのが先だった!
431 :
名無シネマ@上映中 :03/07/11 21:02 ID:wTiunZOk
>429 言おうと思ったらもう書いてましたね キャサリンは全ての部門においてトップでした さすがの一言ですね >430 それ、面白そうですね! ヒーローとかのランキングがあるんだから 是非ヒロインもやってほしいものです
432 :
山崎 渉 :03/07/12 11:34 ID:WWCcGwc6
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
433 :
426 :03/07/12 23:21 ID:Hy5Jx1gJ
>>430 さん
>>431 さん
楽しかったですよね〜! ロマンス映画ということでウットリと堪能できました。
モーリン・オハラの若さにビックリし(きっと、お直しはしてるかも知れないけど)
セックス・カウンセラーのおばちゃんの「欲望〜」の時のコメント
「ブランドにバイアグラは必要ないわね」には大爆笑しました。
そして何より往年の名作にはつくづく名シーンが多いんだと再確認。
AFIにはこれからもどんどんこういう企画続けて貰ってBSでずっと放映してほしいですぅ。
434 :
山崎 渉 :03/07/15 12:02 ID:g3Ce4hB8
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
山崎渉氏は「哀愁」を見ては ハンカチをぐっしょり濡らし毎回泣くそうだ
436 :
名無シネマ@上映中 :03/07/16 17:28 ID:IiresnIs
>>430 スカーレットのヴィヴィアン、「グロリア」のジーナ・ローランズ!
入りそうでつね。
後は、「エイリアン」のシガニー・ウィーバーとか上位候補っぽい。
この前、NHKでアクターズ・スタジオインタビューの アンソニー・ホプキンス<BSの再放送>が放映されたけど、 ローレンス・オリビエとのエピソードがかなり沢山出てきましたよ。 なんでも、ホプキンスがナショナル・シアターのオーディションを 受けた時の座長はもちろん、オリビエ。 「オセロ」とあと2本の作品のうちから一本を選び 皆の前で演じてみせることになり、ホプキンスが選んだのが「オセロ」 「オセロ」は、なんといってもオリビエの「十八番」だった訳で、 オリビエは、ホプキンスに向かって一言・・「いい度胸だな」(会場爆笑) 演じ終わったホプキンスに向かって「いやあ、今夜はぐっすり眠れそうだ。 でも、合格だよ」と言ってくれたそうで、ホプキンスはホッとしたそうで。 他にも「人の評価を恐れず、自分を信じろ」とか「セリフを切ってしゃべると 真実味がなくなるから、ともかくセリフを流れるように話さなければいけない」 など、オリビエからの様々なアドバイスの話も。 きっと、ビビアンもこんなアドバイスを受けていたのかなと思ったり、 ともかく貫禄溢れた、なんともユーモアのあるホプキンスのインタビューでした。
438 :
名無シネマ@上映中 :03/07/20 23:49 ID:mM6+6xA4
439 :
名無シネマ@上映中 :03/07/23 09:21 ID:vqQ+GWiM
>>437 今回も見忘れてしもうた。
羊たちの沈黙を見て、
オリヴィエがなんて言うのか
感想、聞いてみたかったよね。
それにしても最近のBSはあなどれん。
おもえばオリヴィエとリ−夫妻の「21日間」放映も貴重だったな。
ビデオ未発売で今じゃ欧米でも手に入りにくいんじゃ。
あの録画ビデオは永久保存!
もうすぐ欲望という名の電車も放送されますよね!!
441 :
名無シネマ@上映中 :03/07/26 04:27 ID:HqPvxh8g
>>440 わ、嬉しいです。放映する度、やっぱり見てしまう映画ね
〜友人が大のバービー人形好きで
旦那様さまには少なめに報告してるそうなんですが(w
100体近くコレクションしてるそうで
中でも、「風と共に去りぬ」のグリーン・ドレスの
ヴィヴィアン人形もお宝のひとつだそうですが
ほんとうに本人そっくりで綺麗ですね。
詳しくは分からないけど記念ドールとかあるのかしら。
違う衣装バージョンもあったようです。
他にもオードリーの「ティファニ−〜」「マイ・フェア・レディ」ドール。
個人的には、喜劇女優のルシル・ポールのいかにもアメリカ的な
バービーも気に入っちゃいました。し、しかしお高いですね。手が出ないよぉ..
442 :
名無シネマ@上映中 :03/07/26 22:34 ID:Bq72Lsfe
>441 何かのサイトで見たことあります ジュディ・ガーランドの人形にはあんまり可愛くない、 ヴィヴィアンの人形には本人に似せてあるから美人と 書いてあってワロたw
>442 ジュディ・ガーランドのバービーまで出てたんですね! ハリウッドでバービー人形化されるってすごい光栄なこと ですよね。あ、しかしそういえば引田天行?もバービーになってた 気が..それはちょっとこっちに置いといてっと。 ヴィヴィアン・バービー、スカーレットの特徴的グリーンの瞳が すごいドレスと映えてて、超美しかったです☆ ヴィヴィアンそのものが人形さながらに美しいので バービーになっても全然違和感がないんですよね。お見事。
444 :
名無シネマ@上映中 :03/07/28 20:53 ID:30QG9fOU
445 :
名無シネマ@上映中 :03/07/29 11:59 ID:UMcVI9z7
昭和41年に日本公開されたオリヴィエの「オセロ」 また同時期にリバイバル公開された「ハムレット」のパンフを所有していますが、その中に 試写を見た当時の演劇人や俳優、著名人の感想が掲載されていますが、ともかく感動と 絶賛の嵐だったようです。 松本幸四郎氏、芥川比呂志氏、有馬稲子、やなせたかし氏、谷口雅春氏、平幹次郎氏 北大路欣也氏など他多数。当時の日本人の新進の演劇人、ベテランからオリヴィエが いかに尊敬されていたのが伺えるのですが、とくに 大女優の杉村春子は、どちらのパンフにも投稿していまして「オセロ」では 「近ごろにない感動を覚えました。長年、舞台で培われた力がそのまま映画の世界に 結集され見事な華を咲かせています。こういう映画への賛辞は、ただ素晴らしいの 一語がふさわしいのではないだろうかー」 「オリヴィエの芝居のうまさは言うに及ばず、当分眠れそうにない」など。 松本幸四郎氏も「声や演技をフィルムに溶けこます演出力、歌舞伎にも取り入れたい」 本場の芝居の醍醐味を演じるオリヴィエに憧れる賛辞が、伝わってきました。
446 :
名無シネマ@上映中 :03/07/29 15:49 ID:o9FyUnG0
>>444 ヴィヴィアンの演じるスカーレットの意志の強さが
表れてますね。気品溢れる顔つきまで再現してるようで。
>>445 貴重なお話、ありがとうございます!
リアル・タイムの役者さんにとっても
オリヴィエの演技は正にお手本だったんですね。
故・杉村春子さんは確か、文学座のオハコとして
「欲望という名の電車」のブランシュ・デュボア役を
当たり役として長年ずっと演じてきたとか。
そういう部分からもオリヴィエを崇拝してたのかなと
レス読んで想像してしまいました。
日本の名女優杉村さんのデュボアも見てみたかった!
ヴィヴィアンのといい、日米の往年の名女優たちの
舞台でのフィルムが残っていたらと思ってやみません。
447 :
名無シネマ@上映中 :03/07/29 17:03 ID:T1Mul7Ex
昨日リトルロマンス見ました。 恥ずかしながら初めてローレンス・オリビエを見ました。 なんて素敵なおじいちゃん。とりこになりました。 若い頃なんておっそろしくカッコえかったんだろうなあとワクワク。 さっそく去年、今年BS2で録りまくってて全然見てなかった オリビエ作品、たくさんあったはずなので探して見てみます。
448 :
_ :03/07/29 17:03 ID:JOnX6355
「リトル・ロマンス」イイ! ダイアンのキュートさもええが、L・オリヴィエのユーモアとなんか哀愁ある話しっぷりが あの一見子供向けともいえる映画を倍に引きたてていたな。 俺が劇場で見たのはかれこれもう二十年以上前なんですがね。思い出と同じで胸が熱くなるんだな。
450 :
私も :03/07/29 22:18 ID:6Kv0Fzbj
はじめまして。 子どものころ、TVの深夜映画で『哀愁』のヴィヴィアンを見て、同性ながらなんて美しい人だろう!と 大ファンになってしまいました。『美女ありき』と『風〜』、『愚か者の船』(たぶん最後の映画)は 見たのですがなんとなく痛ましい『欲望〜』は見ていません。 以前、思い出のハリウッドだったか、ビデオのシリーズで彼女の生涯をジェシカ・ラングが紹介しながら 古い映画のワンシーンやプライベートな映像が流れるものが出てまして、彼女のだけ買っちゃいました。 『風〜』の撮影時にオリヴィエに会いに行ったときの、ほとんど化粧気のない彼女の美しさ、可愛らしさ は、ほんとうにうっとりするほどです。 オリヴィエについては、すばらしい俳優だとは思いながらなんとなく彼女を捨てたようなイメージがあり、 あまり映画を見てなかったのですが、なんだかいろいろ見てみたくなりました。
451 :
名無シネマ@上映中 :03/07/29 23:58 ID:EUjQCKH6
>450 お気持ちとっても分かります! 「哀愁」の深夜映画とは、な、なんか同世代なのかな。 「哀愁」は地方のテレビの民放の吹替えで見たのが始めてだったんです。 消防でビビアンに一目ボレして、その次が「哀愁」ときて今だ マタ−リとファンです・・数年前に熱が復活したといった方が正しいのか。 オリビエとヴィヴィアンに関しては七転八倒、本当に両者ともども 大変だったようで、このスレの前の方や、オリヴィエの自伝など 出てますので、是非、ご覧を。 Amazonなどでも、購入可能のようですよ。 ともかく屈指の名優と最高の美女・・何年たっても色あせないですね。
452 :
名無シネマ@上映中 :03/07/30 02:06 ID:zQuMAyRw
>>446 445ですが、杉村春子は53年の初演から「欲望という名の電車」を当たり役として
演じ続けておりました。
スタンリーは、北村和夫氏と配役が決まっていたようです。
大変な熱演ぶりで今でも文学座のこの公演は語り草となっておるようで
演劇女優としても名声を高めた杉村が、「欲望」もロンドンで演出し
監督であり舞台の指揮者でもあり名優でもあったオリヴィエに
しごく憧れ、強く慕うような気持ちがあったのではと思われます。
しかしおっしゃる通りで、こういった舞台の記録の幾つかが残っていないのは
大変な損失といえます。当時は良い物を映像に残すという意識がまだ今ほどは
成り立っていなかったようで非常に残念です。
453 :
名無シネマ@上映中 :03/07/31 23:50 ID:ocyu7Lkq
>>447 やはりオリビエはあの品の良さと顔立ちのせいか
例え、晩年、爺さんになって禿げようが老いぼれになろうが
「この人は、昔、きっと均整のとれた容貌だったのだろう」
と確信させてくれるもんを持っていたね。
グレゴリ−・ペックなどの晩年もそんな閃きを感じさせてくれた。
ダンディで、やはり超かっちょいいハンサムな
ケーリー・グラントの晩年が、なぜか大きな鼻が目立つ
白髪の普通の爺さん的容貌になってしまったのは
これまたファンだった自分は少々残念やったなー。
愛すべき爺ちゃんして魅力的に終焉迎えるのはなかなに難しいのだな。
ヴィヴィアンと杉村春子のブランチ見てみたかったなぁ〜 日英のすばらしい女優さんですね
455 :
山崎 渉 :03/08/02 01:24 ID:PyJo6Uk5
(^^)
456 :
名無シネマ@上映中 :03/08/03 20:13 ID:WVaD+mzy
吹替えといえば 近年のテレ東の「風と共に去りぬ」の田中美佐子と渡辺謙は顰蹙ものだったね。 渡辺謙さえ、声だけでは浮き上がり大根に聞えてしまった。まだCゲーブルは 江守徹版の方が良かった。 だが、一番良かったのは、83年日テレの近藤洋介、栗原小巻だったろうか。 近藤はプロの声優だし、栗原小巻も声はべたとしていたが演技力が声から滲んでいた。
>>452 1953年!そんなに古くから
日本でも舞台で公演されてたんですね!感動。
>>456 あー、そういえばありましたね。その吹き替え!
途中で見るのやめたせいか
全然、印象から消されていた・・渡辺謙さんは好きだけど
ゲーブルの顔とは合っていなかったよ〜
458 :
名無シネマ@上映中 :03/08/05 18:00 ID:CVyT7fGF
「嵐が丘」の撮影前の打ち合わせ? 写真だったと思うんだけど、以前「映画の友」だかの古い本で 見たんですが、 ワイラー監督がL・オリヴィエとM・オペロンを前になんか支持 していて、まだ衣装合せもなんもしていない状態で私服の2人が 立ってそれ聞いてるような その2人の顔がもはや笑ってしまう程の「しかめっ面」でね。 オリヴィエは口歪ませて、むすーっとして憮然としてるし オペロンは口とんがらかしてワイラー睨み付けるように上目遣いで。 噂通りの「嵐が丘」の撮影中のトラブルがそれ一枚で認識できるような 写真だったよ。2人とも、いい顔が台無しですぞ、みたいなね。 のちに、ワイラー監督は大笑いして茶目っ気たっぷりに 「嵐が丘」の撮影中のエピソード語ってたが、さぞ撮影中は 楽しかったはずw と、他人事だから言えるんだな
459 :
名無シネマ@上映中 :03/08/05 20:09 ID:L8C6iqNT
>458 その写真ぜひとも見てみたいです=!! 実は、実はその昔マール・オベロンってあまり好きなタイプの女優ではなかったんです。 なんとなく気が強そうで、大物と結婚・離婚を繰り返してるあたり 〔したたかだ〕とか勝手に想像を膨らましちゃってまして。 でも「嵐が丘」のマールはとても美しかった。 そして「淑女は離婚がお好き」でオリビエを困らしてしまう鼻っ柱の強い お嬢さん役とか、「淑女超特急」が最高でした。 しゃっくりの止まらなくなった淑女の物語でルビッチ監督のもとキュートで大いに 笑わせていただきました。 彼女、エキゾチックだからチャイニーズ?の血が入っていると思ってたんですが ヴィヴィアンと同じインドの血も入っていて、タスマニア生まれだったとか! あと、亡くなる少し前、晩年にアカデミーの名誉賞授与でステージに現れたマールが とても小柄で日に焼けた貴婦人で感じが良くて・・。忘れられません。
460 :
名無シネマ@上映中 :03/08/06 19:18 ID:RJJQL/d3
>>458 >>459 そもそも、オベロンも、もとは「大根女優」と言われた1人だったようですね。
しかし、この「嵐が丘」でワイラー監督に見込まれ、のちの同監督の「この三人」では
ミリアム・ホプキンスと共演、淀川氏曰く´演技も水ぎわ立って垢抜けしてきた´
この映画、のちに「噂の2人」でA・ヘップ−ン、S・マックレーンで再映画化は
ご存知の通りで、演技派を目指す女優にはうってつけの題材だったのか。
後年は、やはりのちにオベロン死後に、A・ヘップバーンの恋人にもなった
ロバート・ウォルタースとずっと恋仲で幸せな日々だったようで、これまた
なにかの運命か。ウォルターズは、年上女優の恋人2人を天国に見送ったなどと
言われました。
いや、それにしてもオベロンは、あの気の強さや東洋的美貌が受けたのか、
大変もてたそうで、「嵐が丘」の撮影中は共演のあのディビッド・ニーブンも
彼女に夢中だったとか。しかしヴィヴィアン・リーを惚れぬいていた
オリヴィエの鉄の心だけは、さすがにどうにもならなかったようです。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
ぼるじょわ?ほとんどの板のスレに出没し荒らしておるようですが これも山崎渡と同じ、自動スクリプト?なんでしょうか。お暇な方ですな。 460の続きになりますが、 オペロンと淀川氏は非常に親しく、焼肉の食事に招待し ロスで一緒に食べたことがあるそうで、その時彼女は 「あの嵐が丘のキャシーの役ほど好きだった役は他にありませんわ」と 大感激の表情を見せて語っていたとかで、しばし思い出に花が咲いたようです。
465 :
名無シネマ@上映中 :03/08/06 22:28 ID:WE+L7gSM
>>464 いい話だね。数々の映画の中のMオベロンやそういったエピソード
聞くと彼女は感情の起伏がそのまんま素直に、
表に出るタイプだったんではないだろうか。
でも、俳優や女優の中には大物プロデューサーや監督と
結婚しているうちはいいが、離婚したり死別すると
めっきり失速する人多いな。
オベロンの相手は、大物製作者のアレクサンダー・ゴルダだっけ。
デビッドOセルズニックとジェニファー・ジョーンズ然り。
歌い手なんかにも、そういう例多いね。
売れてる時こそ謙虚さが必要やね。
466 :
名無シネマ@上映中 :03/08/08 15:52 ID:p6V/6mfI
ヴィヴィアン・リーもオベロンも小柄なのがいいですね。 美人で気が強い役なんですけど、 「風と共に去りぬ」のスカーレットでも、 スポッとバトラーの体に埋もれてしまうような華奢な体 になんだか可愛らしさというかか細さが垣間見れる。 どんなに気が強くてもやはり 男の包容力や度量の大きさも女には必要なんだと思わせてくれる。 あれが、背丈があってごつかったら、本当に 1人で生きていっちゃいそうです。 「嵐が丘」のオベロンも最後はオリビエにひょいと抱き上げられ 腕に支えながら・・。同性から共感を得るヒロインにはやはり 強さ、美しさ、+けなげさも重要なんだなぁと思いました。
467 :
名無シネマ@上映中 :03/08/08 21:02 ID:/fhrq+Bz
ビビアン・リー、美人だね。あんなのはもうでないだろうな。 でも美人過ぎて「哀愁」はモデルが芝居しているようでなんか妙だった。 「風とともに〜」の美しさは最高。 演技的には「欲望という名の電車」が最高だけど、痛々しかった。
P・ニューマンの謙虚な態度 nihty ハリウッドTOP・NEWSより 数々の作品で名演を見せているポール・ニューマンだが、本人は、 「マーロン・ブランドやローレンス・オリビエは偉大なる時代のアイコンだよ。 僕はそんな風に語られるべき存在じゃないよ。他にも尊敬している人物がたくさんいるんだ」 と語っている。『ロード・トゥ・パーディション』で引退か?と噂されたニューマンだが 引退の意思はない様子。次回作は決まっていないが、共演者には妻のJ・ウッドワードを 希望している。「老いぼれ犬にも、まだ少し気力はのこっているんだよ」と語った。 P・ニューマンも77歳、まだまだ現役で頑張ってほしいっすね!
469 :
名無シネマ@上映中 :03/08/11 23:07 ID:IMEREitp
>>447 >>449 (σ・∀・)オレ、「リトル・ロマンス」のイメージ・ソング
パオってのが歌ってた
[サンセット・キッス」のEP盤持ってたよ。
...陽の沈む瞬間、その橋の下でゴンドラに乗って
鐘の音を聞きながらキスするとその恋人は永遠に
結ばれるっていう、おとぎ話を話す、オリビエ卿の話がいいんだ〜
ラストも、閑散としてるワリに泣けるんだよ〜
くるくるパーマのテロニアス・ベルナーレは
どこいったのか??ダイアン・レインは枯れた魅力の大人の女になって
いかった。この頃のロング・ヘアの美少女ぶりは永遠です。
>>468 ポール・ニューマンは年老いても、なお万年青年みたいなとこ
あるね。きっと死ぬまでバリバリの映画人という気がする。
470 :
名無シネマ@上映中 :03/08/14 01:22 ID:SxJaqcYh
「風と共に去りぬ」メイキングを見て分かったこと。 セルズニックのおっさんは、やはりちょっと逝っちゃってた人だった。 他にも、てんこもりで堪能した2時間だった訳だが、 一番、確信した事実は ローレンス・オリビエは世紀の名優にならずとも プールの飛びこみ代表として、世紀のオリンピック選手になっていたかモナー!?(笑
あぼーん
472 :
名無シネマ@上映中 :03/08/16 13:06 ID:B41QS8Y4
「嵐が丘」は昭和41年のリバイバルを 叔父がヒビヤのみゆき座で見たそうで、 なんでも館内、女性ばかりでとても 居心地が悪かったのを覚えているらしいです。 当時、一般映画料金380円くらいだったそうで 毎週、映画館へ通ってたとかよく語ってました。 そんな叔父の生涯の感動作は今だ「十戒」だそうで、 CG映画なんて見たこともない人にとったらあの特撮は 忘れられない衝撃だったようですね。
473 :
名無シネマ@上映中 :03/08/18 22:35 ID:PsFiWlQz
「巨象の道」パラマウントだね。 ロングショットはヴィヴィアンなんだって。
>>473 お!?・・ということは、ヴィヴィアンの撮ったフィルムも一部使用されたと
いうことなんですね。
>>470 笑いました!!
ほんとう、あの、くるくる回転飛びこみはびっくりしました。
ヴィヴィアンとオリヴィエが、プールで遊んでるあのシーンは
すごい楽しかったですよね。
オリヴィエだけじゃなくイギリス俳優ってなんとなく乗馬やクリケッツは
別としてもなんかスポーツ万能というイメージじゃなかったけど、
あのオリヴィエの飛びこみは意表をつかれました!
ヴィヴィアンをカラーで見るとより透き通るような白い肌が際だってキレイ。
映画の色彩とはまた違って、すごく透明感が伝わるみたいな。
この前、NHKの「戦争カラーフィルム記録」の番組の中で、
たまたま原節子が白黒映画撮影中のところを、アメリカ軍がカラーで傍からそれを
偶然撮ってたんです。昭和20年ごろのカラーの原節子もすごくキレイでした。
475 :
名無シネマ@上映中 :03/08/19 16:42 ID:H4auAUA5
(´・ω・`)メイキング見れて 浦山氏E 1500円のDVDが廃盤状態のいま 次回の発売にはメイキングつけて2枚組み で、と淡い期待をいだくオレ
>>475 是非とも出して欲しいですね!
「レベッカ」の北欧版の二枚組みのDVDもついでに。
477 :
名無シネマ@上映中 :03/08/26 22:14 ID:HbU7wKqK
コリン・ファースを見るとつい、オリビエを思い出してしまう。 「高慢と偏見」つながりか。オリビエのF・サイトにもコリン・ファースのサイトへの リンクが普通にある辺り、彼にやはり面影を見る人も多いんだろうかな。
478 :
名無シネマ@上映中 :03/08/27 11:09 ID:fYpcqlkA
>>446 ,
>>452 ,
>>454 杉村の「欲望と〜」の舞台はヴィデオでNHKに残っていると思いますよ。(53年のものではないけど)
滝沢修の名演技「セールスマンの死」とともにね。
>>478 それを見るには、NHKにリクエストするしかないのか。。
できれば古いのが見たいのだが。無理か。
だがBSで時々、古い落語や歌舞伎の映像・・かなり粗悪でバチバチのだが、流してくれる時も
あるので期待。
480 :
名無シネマ@上映中 :03/08/28 00:27 ID:l6FVZkUe
俺、杉村の「欲望〜」の舞台は二度ほど見たけど、そんなに大昔より少し現代に近いほうが 巧くなってるよ。あと、舞台だから日によって、あるいは上演の年によって出来不出来がある。 一番最近のものはやたら早口だったしね。
481 :
名無シネマ@上映中 :03/08/28 00:32 ID:l6FVZkUe
あと、杉村がイギリスでビビアンリーの舞台(「マクベス」か「欲望〜」)を見たときの 感想を述べてたのを見たことある。たしか「すごく華奢な人」みたいなことを言っていたな。
482 :
Poohさん :03/08/28 01:03 ID:84mVYrKB
483 :
名無シネマ@上映中 :03/08/28 21:22 ID:l6FVZkUe
杉村のブランチは巧いには巧かったけど、そんなにすごい感動を受けたわけではないです。 むしろ「華岡青洲の妻」の母親役などの方がすばらしかった。 これ書くとだんだんスレがずれてくるけど、杉村より、滝沢修の方がもっとすごかった。
>>483 さん
ああ、ありましたね〜。
「華岡青州の妻」・・母がこの舞台は凄いと言って
NHKで放映されるたび見てたのです。でも私は子供だったので
それが杉村ヴァージョンだったかは記憶が定かじゃないんです〜。残念!
あの話はストーリー自体も凄いし、杉村さんの姑だったら想像する
たけですばらしかったんだろうなあと思います。
またぜひ放映してほしいです。こちらもスレ違いもご免なさい。sage
485 :
名無シネマ@上映中 :03/09/03 19:03 ID:118YIBvW
『シーザーとクレオパトラ』・・ なんと、今年に入ってクラシック・ライブラリーから DVD3,800円で、しかもデジタル・ニュー・マスターで 出てたんだね。氏らなんだ。買ぉうかなあーー。 ちっと、評価の方は、当時の幾つかの史劇物と比べると 海外でも日本でも低いみたいだーね。 昔、レンタルで見た時も話しに膨らみなく、 ハッキシ言ってつまらなかったけど、ヴィヴィアンの 美しさは際立ってたと思うよね。10代の役を30代が!?などと 厳しく評論もされちゃったが。いや、しかし色っぽかった。
486 :
名無シネマ@上映中 :03/09/09 01:39 ID:IMfbJ7dm
TV版も合わせると色んな俳優がクレオパトラ演じてますが もしかすると1934年のセシルBデビル監督、C・コルベール版が 一番出来が良かったかも知れないでつね。 製作年から言えば白黒で実にこじんまりとしてましたし、美女度も少しばかり 個性的ですが、なんともチャーミングで愛すべきクレオパトラでした。 後のデビル監督の総天然色カラー大作への片鱗がすでに伺えてました!
487 :
名無シネマ@上映中 :03/09/11 00:08 ID:WekuYrHa
ビビアンリーは美人だね。ほんと崩れる一歩手前で止まっているような。
488 :
名無シネマ@上映中 :03/09/12 23:59 ID:SGT+l/8H
ヒッチコック監督は美女は勿論、美男俳優も多く使っておりますね。 個人的な、ヒッチ作品美男ベスト3は 『白い恐怖』のグレゴリー・ぺック 『汚名』のケイリー・グラント 『レベッカ』のローレンス・オリヴィエ。 白い恐怖でのぺックはまるで彫刻のような端正な顔立ちで 、レベッか以来ヒッチ作品として久々のハリウッド作として大ヒットしたのも彼の 美しさあってのものか。苦悩するオリヴィエのマクシムは、日本公開時、 現代のハムレットと称された程、女性ファンの心を絞りきり。 (グラントは言わずもがな これほど名ラブシーンが似合う人もいないw)
489 :
名無シネマ@上映中 :03/09/13 18:42 ID:9LGqEWyp
なるほど!考えてみるとみんな白黒ですね! 白黒映画のゴージャスな映像に美しい人達(^^♪ こうゆうすばらしさは最近の映画にはないね オリビエは、「ヘンリー5世」←これはカラーでしたが と「レベッカ」が一番好きです。口髭もセクシー♪
490 :
名無シネマ@上映中 :03/09/17 17:30 ID:K0aRKthz
>>485 ThX゚早速ネットで注文しました。
2ちゃんの映画情報はだから見逃せない
他の映画サイトでは話題になってないことでもココなら確実。
今度、ローレンス・オリヴィエとチャールトン・へストンが
競演した大作カーツームもDVD化される。
金ないけど買うよ(´・ω・`)
491 :
名無シネマ@上映中 :03/09/18 17:14 ID:ETR7V1Q3
本日BSで「ロミオとジュリエット」やるよな、懐かしいなあ。 そういや、オリビエ卿はゼッフェリ監督にはかなり力貸してたよね。 たしかこの映画にも出演してたはずだ? ともかくこのオリビア・八ッセーは空前絶後の愛らしさというのだろうか、感動した。 90年代のゼッフェリ監督の傑作「ムッソリーニとお茶を」にはオリビエの妻 ジョーン夫人が出ており、なんとも母性溢れる暖かい演技を見せてくれた。
492 :
名無シネマ@上映中 :03/09/19 01:06 ID:WO1ElmhK
>>491 録画しておいたビデオ見ました!いやー、レナード・ホワイティングってあんな顔してたっけと。
ずーと何故だか記憶では勝手に金髪に変換してたもんで。
オリビア・ハッセーやはりあらためて可愛かった。本当に一時でも布施明夫人だったとは未だ信じられん。
オリヴィエはナレーションのみの担当だったみたいです。
494 :
名無シネマ@上映中 :03/09/25 20:22 ID:COi/IIrO
嬉しい〓お知らせ〓 2003 年 10月 3日 ワーナー・ホームビデオが、1,500円DVDタイトル・シリーズを期間限定発売します。 それで何と 「風と共に去りぬ」 「欲望という名の電車」 「王子と踊り子」 「タイタンの戦い」...オリビエがゼウス役 もそのタイトル・シリーズに入ってます。以前買いそびれた方、初買いの方、この 機会に是非〜。自分も「欲望と〜」はビデオしか持ってないので この機会に買ってしまおう。他にも「草原の輝き」「アマデウス」等名作も同発売。
>494 ヤッター これまた待ってました! 以前の機会に「風と共に去りぬ」を 購入逃していたもんだからホッとしたよ。 この価格だとやはり特典映像は無しだろうかね。 しかし、ヤフオク等で二千円以上出して 中古ビデオ購入していた人はかなり気の毒だ。
496 :
名無シネマ@上映中 :03/09/29 19:45 ID:ldAaOKCe
497 :
名無シネマ@上映中 :03/09/30 18:34 ID:geI2sJDN
カザン監督ついに..
数年前ですかね。オスカー受賞式で、名誉賞受けるも冷ややかな会場の
雰囲気に見ている方も複雑でどんよりと気持ちが沈んでしまった。
ご本人はどんな気持ちだったか。
彼もあの時代のうねりに巻き込まれた1人だったんでしょうね。
90歳代といえば大往生でしょうが、
良い作品達ありがとうお疲れ様でしたの気持ちです。
>>477 あちらの映画を偶然見ていたら、もうすぐ公開の「恋は邪魔者」の
ユアン・マクレガーも、三十年代のL・オリヴィエと
称されていました!あの映画自体、60年代が舞台ですが
往年の映画へのオマージュ風でもあるようで。
黒髪を撫でつけ、ケツ顎のマクレガーは確かにオリヴィエっぽい(w
498 :
497 :03/09/30 18:45 ID:geI2sJDN
あちらの映画ではなく、あちらの映画`サイト´です。ご免なさい♪
499 :
名無シネマ@上映中 :03/09/30 23:49 ID:0zNYSa+q
弟子とも言えたマーロン・ブランドが今、何を思うのか知りたい気がする。 それにしても大監督でありながら日本での扱い小さいな。 アメリカでは実際どうなのだろう。。 CNN等仕事で見れなかったが。 赤狩り問題ゆえに非難もあろうが俺もこの監督の作品には 特に青春期、感動させて貰ったクチなので心から追悼!
500ですぽ?お兄ちゃんの★★ローレンス・オリビエ
501 :
名無シネマ@上映中 :03/10/01 19:34 ID:bLTfHwKc
>>499 CNN、DailyNewsなどの各メディアは
大きく扱っているようだよ。
やはり映画史における功績と赤狩り関与と半々位でその生涯を報じてる。
にしても、今年のアカデミー賞の追悼モーメントは
大物の死が相次ぎ、いかなる演出がほどこされるのかな?
各メディアでは、ヴィヴィアン・リーの生前のカザンへの
コメントも伝えている。
「彼は、わざわざ、しわにさせる為に、清潔なスーツを発注させるような人だった。
彼は社会の楽しい物事を信じようとしない人に思えた」(Daily News他)
DVDもう売ってました。 今日、買ってきますぞ!!
503 :
名無シネマ@上映中 :03/10/03 16:23 ID:i8NwTova
DVD買ったよ!!!!!!!
504 :
名無シネマ@上映中 :03/10/03 23:47 ID:5Ry0alJc
ヤア、みんな買ったんだね!オレも買いました。今週末は名作ビデオで 一杯やるつもりです。5枚買っても壱万いかない。安すぎだ。 にしても特典つかないんだから、せめてディスクだけでも ピクチャーにしてくれ!と思ったけど、この値段だから贅沢は言いましぇん。
『欲望という名の電車』だけTSUTAYAになかったので注文してきた……(゚∀゚)!! カードのポイント欲しさにセコイデス ついでにドナルド・オコーナー追悼で「雨に歌えば」買ってきたよ
506 :
名無シネマ@上映中 :03/10/09 12:04 ID:VPw0vwev
「風と共に去りぬ」が1,500円で自宅で見れる時代になったなんて本当にいい時代になった。 たしか、94年、「風」が初めてセル・ビデオで発売された時が二巻組みで5,400円! それでも、物凄く嬉しくて、「ローマの休日」セル・ビデオ化以上に個人的にには 興奮したし、巷でもかなり大きな話題で、回りの映画ファンも「もう買った?」 「買ったよ!」てなもんでした。 でも人間の心理としては手に入りやすくなった分、ちょっぴりその価値に寂しくなったりして。人間って勝手なもんだ!?
507 :
名無シネマ@上映中 :03/10/18 01:19 ID:B2ezUfLi
カール・マルデン演じるミッチのあの 大きな鼻と特異な容貌。 ブランチの背徳に荒みきった事実を知り蔑視し 苦悩するも、 どこか最後までスタンリーの言葉を 信じたくないという、あの独特の演技を 引き立たせていたと思う。 人間臭い性格俳優カール・マルデン、現在89歳、元気で長生きしてくれ。
>507 いいね、いいね。カールマルデン。 変な顔の俳優、大好きってこれは誉め言葉です。 「ネバダ・スミス」も良かったしね「影なき殺人」も良かったです!! アーネストボーグナインやチャールズロートンとか いかつい顔のバイプレイヤーがいてこそ映画も引き締まるってもんです。 ヴィヴィアンリーとの絡みもなんか見てて 物悲しいんだよね〜あの顔だからのリアリティ=?!
鼻のマルデン
ネタバレになるかも知れないから未見の人注意を ↓ ブランシュが最後、精神病院へのお出迎えにほどこされ出発する場面で、 ミッチが思わずスタンリーに掴み掛り 「お前が、お前が彼女をこんな目に!」 とか何とか言って泣き崩れるみたいなのが忘れられません。 あのシーンは見ちゃいられないくらい空気が痛々しかったよね。 あの精神病院からのお迎えの帽子被った紳士がそれに なんとも無表情っぽく人形みたいで不気味いうか。 で、アレックス・ノースの音楽もまた暗ーーーーーーーさに輪をかけて。 この「欲望という名の電車」のサントラは米盤はレイ・ハンドルフの 指揮のが出ていたのに日本盤は出なかったんですよ。ちょっと残念でした。
511 :
名無シネマ@上映中 :03/10/21 23:57 ID:E+Ofqij5
512 :
名無シネマ@上映中 :03/10/22 04:40 ID:dzRbGgHm
欲望というの名の電車は、T・ウィリアムズ自体が好きなので 何度か見たなあ。 ガラスの動物園のローラと言い、欲望のブランチと言い ウィリアムズはどこか欠落した女性を描くのが本当に上手い。 お姉さんとの関係があるからしれないね。
513 :
名無シネマ@上映中 :03/10/24 14:22 ID:dgSPrFMI
>>511 二番目のは映画「シーザーとクレオパトラ」の時かなと思ったんですが文読むと舞台の時に撮ったもの?
写真自体の粒子というかキメも細かくてキレイですね。色っぽい。
>>512 見てて苦しくなるような女性像が胸にせまりますね!
>>512 「ガラスの動物園」といえば87年にポール・ニューマンと
ジョアン・ウッドワードが舞台の完全映画化しとりますね
残念ながら見た事がないんですが、かなりこちらも出来が良いとか。
ニューマンとウッドワードは、ハリウッドでは珍しく離婚してない
おしどり夫婦ですなあ。といっても、「夫婦喧嘩は耐えないし、我慢の連続だから
上手くいってる」なんてウッドワードが後年に語ったの知った時は
びっくりするやら、ホッとするやらでした。
515 :
512 :03/10/25 15:33 ID:6CntGRiI
>>513 焼けたトタン屋根の猫、でリズ・テイラーが演じていた女性(役名失念)
もヒリヒリするような痛みを感じさせました。
>>514 うん、結構見応えありますよ。
ジョン・マルコビッチも出てました。
ニューマンはウッドワードの前に離婚してますよね。
麻薬でなくなった息子さんは前妻との間に出来た子ですか?
516 :
名無シネマ@上映中 :03/10/28 18:07 ID:9QQE4kwz
>>515 あの映画でのエリザベス・テーラーのスリップ姿には(*゚∀゚)=3ハァハァ
した!せめて、あん位の体型でとどまってくれりゃ。
そういやあれも相手はニューマン氏だったぁね。
>>514 あ、そうか、そうでしたよね。ポール・ニューマンは再婚でしたね。
考えてみたらウッドワードも再婚でした。すいません。
こんなスター・カップルが再婚同士、続いてると言うのは
喜ばしいですね。そういえば最近のツー・ショット見てないなぁ。
麻薬で亡くなった長男、どっちの子供なんでしょうね。
なんでも、ニューマンは前妻と合わせて計6人の子供がいるそうなんで
分からないんだなあ。どちらにしても辛かった体験でしょうな。
「ガラスの動物園」怪優ジョン・マルコビッチも出演してたんですか
それはさらにワクワクする。レンタルで探してみますね。
11月18日 BS2 衛星映画劇場 夜8時枠くらいから 欲望という名の電車 ディレクターズ・カット版 放映! まだ見たことない人はこの機会に
519 :
名無シネマ@上映中 :03/11/07 15:47 ID:Gs5Wb90K
「無敵艦隊」と「美女ありき」のあの いかにも、「古いー、古いわー」と画面からほとばしる位?の クラシックな雰囲気が好きです!! クラシック映画+さらに時代モノというのが、そういうのを 倍化させてるんでしょうか。 手元にDVD置いておきたいんだけど、発売元があのI○C..となると なんだか躊躇ちゃってます。でも、もう他から出そうにないし。ハァ〜。
>>519 この間、新星堂行ったらIVCのDVDを2枚購入すると何lOFFという
キャンペーンやっていたんですが、店内ウロウロ廻っても結局コレ!と
いうのが2枚なかったというのもあるですが(「美女ありき」も「無敵ー」も置いてなかった)
やっぱり自分も買えずじまいでした。
自分はC・グラントとK・ヘップバーンの「赤ちゃん教育」がまず欲しくて
とりあえずこちらを購入して画質確認してみようかなと思ってまーす。
IV*製品、やっぱり問題多いんでつか?
522 :
名無シネマ@上映中 :03/11/08 18:24 ID:/EUw00kP
>>14 一体どの映画を比べてそういう意見が出てくるのか分からない。
無駄のなさと稚拙さを混同しているだけでは?
524 :
名無シネマ@上映中 :03/11/16 19:05 ID:batoUuQm
http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d40562118 ↑
昭和27年映画シナリオ 美女ありき 英和対訳!!
うーん、こういうのを見ると、この映画はやっぱりカラーでも
一度見てみたかったなあーという気になりますね。
ゴージャスなドレスやセットの対比とラストの物悲しさがもっと
強調されて良かったかなと思ったり。
2人絶頂期共演のカラー作品というのも見たかったし。
製作者・監督のゴルダさんは当時、資金ぐりに必死となっていた二人の為に
せっかくこの映画を製作してくれたというのに、今になってファンの勝手な感想申し訳ありませんっ。
>>518 『地獄の黙示録』をまず放映して、その出演者達の映画を
一週間特集するみたいだが、なんか変わった特集だよね。
『欲望という名はー』はブランド出演の1本という訳だな。
しかし、シネマ・ナビの週間ゲストが誰で何しゃべるのか
楽しみなオレです!!!
本日のBS。自分所有のビデオ版より 字幕がずーと大きくて見やすかった気がした。 字幕内容が一緒だったかどうかはちょっと分からないけど DVDも本日の放映分と同一なのだろうかね
527 :
名無シネマ@上映中 :03/11/19 21:22 ID:Vmn40kek
「人の不幸の上になりたった幸せは長続きしないのです。」 お互いの不倫の上結ばれたこの二人が結局離婚したときヴィヴィアンが言った言葉。 ふか〜〜〜いなあ。
528 :
名無シネマ@上映中 :03/11/20 13:02 ID:17uXBZEz
不倫同士だから離婚したというのが理由の全てでは決してないんだろうけど
やっぱり彼女が最後にはそう思うことで、自分自身を納得させることしかなかった
、出来なかったのだろうかしら。色々ありすぎて。
オリヴィエの元妻ジルとも、ヴィヴィアンの元旦那さんとも、結局それからも交流
して一応は皆仲良くやってたようだけど、色んな思いは抱えてたんでしょうね。
しかし偶然なのか、略奪愛した人は、芸能人でも一般人でも、結局上手くいかなく
なったケースは確かに多い気もしますね。結局、夫と早く死別したり、また離婚したり。
オノ・ヨーコ、E・テーラー、近藤サト、仁科明子、大竹しのぶ、挙げたらキリないような。
>>527 なんと、占い師の細木数子が同じこと言ってたました!うーん。確かに深い言葉ではあります。
「向こう側で泣いてる人や子供がいて成り立つ幸せは、絶対在り得ない。そう決まってる」
529 :
名無シネマ@上映中 :03/11/20 17:36 ID:s3ENUVZE
私生活では巧くいかなかったが、 スターとしてのヴィジュアルは完璧な 美男・美女カップルだったと男の俺でも 思うのだが、いかがだろう。 もう1作ほど共演してほしかった気がする。 話反れるが、キャサリン・ゼダ・ジョーンズが 英国俳優と結婚していたら行く末はまた違ったもんになってただろうね。 ゼダは、ビビアンリーより遥かに肝が座ってそうで これからもわが道をつっ走りそうだ
531 :
名無シネマ@上映中 :03/11/22 08:09 ID:lXYV2xwY
こんな資料見つけました。 「レベッか」は当然としても「哀愁」もトップ10に入ってたとは 嬉しい驚きだったです。びっくりしたのは「独裁者」・・こんなに興行収入でも 成功してたのか。立派。上位がディズニーってのもなんかイイですねー。 スター・マネー・ランキングではミッキー・ルーニーが1位でした。 1940年 全米人気映画トップ10 1 ピノキオ 2 ファンタジア 3 ブーム・タウン 4 レベッカ 5 カンサス騎兵隊 6 アリゾナ 7 チャップリンの独裁者 8 怒りの葡萄 9 シー・ホーク 10 哀愁
哀愁も当時の美男美女共演ということで話題になったのかなぁ
時代を感じるいいランクだなあ。いや、たまたま今ずっとBSで『おしん』 見てるんだけど、丁度ドラマの時期が昭和14年なんですわ。 それでやれ軍事の為、戦争においては、貧しい国民て感じで、 「ハッ!」と思ったら、14年はアメリカ映画では「風と共に去りぬ」や 「ファンタジア」の頃か!余りにかけ離れた世界に思えて 当時、上海でこれら見た小津監督とかが「こんな国に勝てる訳ない」と思ったの 分かるなと,,感激と虚しさが伴なった気持ちかや,,,
534 :
名無シネマ@上映中 :03/11/23 00:34 ID:DF6/Nb+v
哀愁の二人は美男美女だが、オリビエが美男か?ごっつすぎ。
写真で見るとたしかに少々ごっついなーw でも、「レベッカ」「ヘンリィ5世」「無敵艦隊」などの映画で見ると紛れもなく英国二枚目俳優だと思うよ
>>531 「フィラデルフィア物語」が入ってないのがアレと思いましたが
もしかして翌年扱いか…!
「シーホーク」はエロール・フリンですね。
数年前に深夜に見た時は
どってことない冒険活劇という気がしたんですが
やっぱり当時のファンは、こういうのたまらんかったんでしょうね。
>>536 さん
お察しの通り、41年の方にランクしております。
さすがビッグスター3共演人気作。
スター1位はやっぱりルーニーで2位がゲーブルでした。
1941年 全米人気映画トップ10
1 ヨーク軍曹
2 ダイブ・ボマー
3 無法街
4 フィラデルフィア物語
5 ヤンキー・イン・ザ・RAF
6 ジキル博士とハイド氏
7 断崖
8 偽りの花園
9 わが谷は緑なりき
10 血と砂
|゚∀゚*) ♪「わが谷は緑なりき」イイ!初めて見た時泣きますた。
哀愁はどうしてDVD化されていないんですかね。 記憶にある限り、BS、CSでも、ここ十年ばかりお目にかかっていない気が するのですが、何か権利の問題でもあるんだろうか? 遥か昔、テレビの吹替えで見た「哀愁」もすっごく良かったです。 今では、モノクロのクラシック映画の吹替えはテレビでも ほとんど見かけなくなってますが、 ちゃんとモンローは 向井真理子、城達也はペック、アランドロンは 野沢那智なんて当て役が決まってまして親しみやすく楽しめました。
540 :
名無シネマ@上映中 :03/12/03 19:07 ID:RFWRQZL7
「哀愁」は主役の2人も良かったが 個人的には、ヴィヴィアン・リーの親友役の女優、ヴァージニア・フィールド にもかなり萌えた! なんとなく、ジーン・アーサー似でアメリカンな雰囲気で。 陽気な美人でどことなく姉御肌で親切で こういうヒロインの友人キャラは必ず現在の恋愛映画にも出てきたなぁ。 「プリティ・ウーマン」「愛と青春の旅立ち」「めぐり逢えたら」〜 伝統的なものか で、調べたら、オオオ━━━━━━(;´Д`)━━━━━━ッ!!! これが、アメリカンでなく、れっきとした英国女優で なんか60年代終わりまで現役で活躍してたB級女優だった …そして、10年ほど前に亡くなっておられた。合掌。
>540 女性同士の友情がとても微笑ましくて、それらのシーンも良かったですね♪
542 :
名無シネマ@上映中 :03/12/04 19:30 ID:/1Ap6unQ
「一番楽な商売って言った人がいたそうだけど・・・それが、女じゃない事は確かよ」
543 :
名無シネマ@上映中 :03/12/05 18:37 ID:morNegQx
>542 それは「哀愁」の中のセリフだったでしょうか。 <「一番楽な商売って言った人がいたそうだけど・・それが、女じゃない事は確かよ」 最近、見ていないので、覚えていないところがあるんですが 過酷な運命にひきはなされていく女性の哀しさがでてる言葉ですね… 「哀愁」の中で忘れられないシーンのひとつに とっくに船上にいると思っていたロイが雨の中立っていて 「48時間の特別休暇がもらえた。結婚するんだ」と言い マイラを教会?に連れて行く場面で、結局、司祭の都合でその日は 結婚は無理だったわけですが、 その教会を初めて見た時のビビアン・リーの表情がアップになり 驚きの中、徐々に涙で目が潤み、輝くような顔になっていくんですね。 戸惑いから、次第に幸福へと移り変わるその女性らしい繊細な演技が 素晴らしいなあとあのシーンを見るたび、 鼻の奥がツーン(涙で..)とするのを思い出しました。
哀愁かぁ〜 いいよね。。 漏れはこの時代の恋愛映画なら 哀愁かデビッド・リーン監督の逢びきだな 物語りもシンプルだけど人物の感情は奥深くて いいっしょ
545 :
名無シネマ@上映中 :03/12/06 00:11 ID:5Kw6UPrP
「さあ、これをご覧。この腕の紋章に決してあなたは背くようなことをする人ではないと、ワシは信じている。」
546 :
名無シネマ@上映中 :03/12/06 17:51 ID:aDPzUp47
「哀愁」ってBGMが・・・・・泣かせるんです!!! あのマスコットがアップになると必ず流れるメロディー・・・・ ラストシーンにも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昔のアメリカのは良心というものがありました。 奪い取るたくましい女性だけが美しいのではなく・・・・・・「心」に正直に 身を引いていく「人」としての・・・・・ 大変だ女性団体から「こんな差別の映画!女だけが不幸になるなんて!劣悪最低!」って 言われそう。
>>545 たしかに、クローニン邸一族の善意と好意の奥には
そんな事も云い出し兼ねないような雰囲気が漂ってたともいえるんだなあ
>>546 あ・あ・ああ、思い出しました、たおやかで美しく哀しいメロディーが
シロクロの画像にマッチして流れていました!
『蛍の光』とともに、叙情と甘美な音楽。
こう、時々、画像に紗がかかるというのかな、
そういう撮影手法もルロイ監督の手腕なのか、良かったなあ。
これは、反戦映画の要素もあるように映るね。
(映画サイトでは、反戦映画のひとつとして捉えていた所も見かけました)
なんか戦争に引き裂かれる人間たちの、いい知れぬ怖さが、
現在の世界状況と重なるのか恐ろしい。
いやだよなあ、戦争に出征したり、それを待ってたりね。
もうずっと昔に通り過ぎた映画の中の話だと思っていたのに。。 _| ̄|○
548 :
名無シネマ@上映中 :03/12/07 22:35 ID:glda1d+l
おお!「哀愁」こんなに皆さんお好きとは! では取っておきの・・・・・お宝エピソード。 実はこの「哀愁」リメイクなんです!1930年代の映画のね! さらに!!!!!!!!!!! 1950年代にもリメイク! 3本もあるんですよ! (みなさんが御知りになりたいようなら・・・続きを・・・次回に!)
>548 (´・∀・`)ヘー 「哀愁」版・トリビアの泉みたいだネ。 リメイクというのはチラリ聞いたことがあったけど詳しくは分からないし 更にその後、リメイクが3本もあったなんて知らなかったよ! また、教えてくらさい。
550 :
名無シネマ@上映中 :03/12/09 21:38 ID:AQoIDVaS
ごめんなんしょ。 3本というのは、合計。 はじめの一本はと〜〜〜〜ても哀しい話。 それを、ヴィヴィアンが気に入ってMGMに売り込んで主演。 1950年代はぞ〜〜〜〜〜〜〜〜とします。 主演はレスリー・キャロン。
>>550 レスリー・キャロンということは、もしかして?
いや、もしかしなくても(w笑
ミュージカルかい!!?
「哀愁」がミュージカルとは、どんな感じなのかなー
552 :
名無シネマ@上映中 :03/12/11 23:40 ID:r8lK/maS
ミュージカルじゃないです。 ミュージカル女優がイメージチェンジしようとストレートプレイに挑戦しようとして(失敗する) タイトルは「哀愁物語」。 なんか・・・・・・・・・・・いやですね。 でも第一回の映画化はそれなりにいいんですよ!!!!!
553 :
名無シネマ@上映中 :03/12/12 00:23 ID:zIfSe58f
というより、第一回作品のほうがヴィヴィアン版より生々しい。
555 :
名無シネマ@上映中 :03/12/12 16:24 ID:jbhFMnIG
ビビアンが経産婦だったのはなんだかなぁ。 娘にはよい母親じゃなかっていわれてるし。
556 :
名無シネマ@上映中 :03/12/13 02:08 ID:JelhGA0P
だって弁護士のハートレイ卿をすてて俳優のもとに走ったんだもの。 自分の父をすてたんだからね。娘としては母を恨んじゃうんだろうね。 しかし、ヴィヴィアンて不幸だ。 子供のときは一人ロンドンで寄宿舎暮らし。
557 :
名無シネマ@上映中 :03/12/13 16:44 ID:lDe6fYU5
彼女カメラ嫌いだったみたいね。 プライベートフィルムの8ミリを観ていると すごくそれをかんじる。 すごく神経質で壊れやすそうだしね。 ガラスのバラって感じがする。
558 :
名無シネマ@上映中 :03/12/13 18:36 ID:P2/+gNjp
>ガラスのバラって感じがする。
繊細で、壊れやすい彼女にピッタリの表現だね。カメラ見る表情も、はにかんだりして。。
苦労したのは、オリビエのところのタークィン少年も同じだね。
いろいろ、父オリビエや母、またビビアンに対しての感情もあったようで。
というか、男だからか、冷静に見つめてたとか本人が後に語ってたりする。
>>555 なんだかなぁという気持ちもスゴークよく分かる!けど、ハリウッド(欧米)の
セレブ(俳優でも、アーティストでも)を思うと今も昔も離婚何回、不倫、隠し子
愛人ete,,なんてザラなので、<ブランドやリズ・テーラーなんてどうなるんだょぉw>
そこにばかり観点置いて考えると、戸惑ったり引っかかったりして、
まともに映画や曲も聴けなくなっちゃうYo(笑)
..んで、その人の生きざまも興味あるけど(おかしなもんで、その波乱万丈人生が逆に
その人の魅力になったりとかするんだよね)けれど、やっぱり最後はその人の残した仕事の
素晴らしさなんかなと思ってます。絵画とか映画とか音楽も。
559 :
名無シネマ@上映中 :03/12/14 01:20 ID:8telBnZ6
離婚を繰り返すのは、1950年頃までのハリウッドは不倫を許さなかったから。 バーグマンはそれで干されただしょう? 正式に離婚してから付き合う・・・。 「巨象の道」みた。 ピータ・フィンチをヴィヴィアンは「ラリー」って呼ぶようにまでなってしまった時の映画。 遠景はヴィヴィアンのフィルム使っているんだそうだ。 ムゴイナ。人生って。
ヴィヴィアンやオリヴィエのそれぞれの娘/息子もいま 70歳前後くらいですかね? どんな気持ちが去来してるんだろう。 >558 たしかにチャップリンがロリコンのおじちゃんか!? と思い込んだら自分もちょっと斜めから見た時期がありますたが 今はぶっ飛んで、やっぱり「街の灯」や「モダンタイムス」とか こよなく好きです。 美や芸術、才能とかどこか飛びぬけて秀でたような人間は 数奇な運命や強烈な個性が多いと感じるナア 自分は、変な言い方だけど、ヴィヴィアンが公私とも 完璧な女性ならここまで魅力は感じなかったかも知れない 多分、気が狂ったこともひっくるめて愛されてるんだろうなと それが女優ヴィヴィアン・リーの人生として。
561 :
名無シネマ@上映中 :03/12/14 03:03 ID:8telBnZ6
「あなたは、風と共に去りぬのなんの役に出たのですか?」 1961年、アトランタにて(南北戦争100周年) 招待されたヴィヴィアンにたいしてのインタビュー。 こう質問されて、口がきけなくなってしまったヴィヴィアン。 ナイフのような神経が、めちゃめちゃになってしまう・・・。 アメリカって強者にはいいけど、弱者はたまんないだろうな。 戦って奪うという精神には、時として恐い結果を生むこともアルなあ。
562 :
名無シネマ@上映中 :03/12/18 03:00 ID:qnYbrjge
ブロードウエイ・ミュージカル「トヴァッリッチ」主演はヴィヴィアン! さあCDでてるよ!
563 :
名無シネマ@上映中 :03/12/19 02:26 ID:zgQBkh6I
愛情は深い海の如く 一度も見たこと無い。
ガラスの薔薇ってぴったりですね 驚くほど華やかだけど実は隠し持った情熱やとげとげしい部分もある
565 :
名無シネマ@上映中 :03/12/27 08:13 ID:fFHY/CT3
「人の不幸の上になりたった幸せは長続きしない」
566 :
名無シネマ@上映中 :03/12/28 15:49 ID:/2WNY4mT
彼女は世界で一番美しい女優と言われるのを嫌ったらしいね。 自分の演技を評価して欲しかったようだ。
567 :
名無シネマ@上映中 :03/12/28 19:38 ID:UYJ9Oo83
タイタンの戦いというB級特撮に出演したとき なんでそんなもんに出るの?と思ったけど 制作記事なんか見ると結構楽しんでたらしい。 マーロンブランドもそうだけど結構イロモノ好きなのね。
なんといつても「マラソンマン」の元ナチスの歯抜き爺様なんかも オリビエ、楽しんでやってたのが伝わってきますねー。ワクワクしてるといった感じ。 共演のD.ホフマンの方が、本当にドキドキしてたらしいし そんな「マラソンマン」はBSに1月に登場。皆さん、お楽しみに。 しかし、その後で歯医者がもっと嫌いになっても責任もてないのでも、ご注意を(w
569 :
名無シネマ@上映中 :03/12/31 19:29 ID:ysGvX5lM
演技力のある大俳優みたいな人って、50歳過ぎた辺りくらいから 演技に余裕が出来るのか、シリアスな役やったかと思うと、お遊び感覚? か、とんでもない映画にチョイ役で出たりしませんか。 マイケル・ケインとかも「サイダーハウス・ルール」で 超シリアスやった反面、 「オースティンパワーズ」で思いきり楽しんだり。 お金の為さ〜♪なんて平気で言っちゃったりすんですよね。 それプラス+とことん演技するのがスキーな境地に入ってるんだろうなぁ 三国連太郎が「釣りバカ日誌」に出演し続けるのも、 妙に、堂に入ってきますた。 気がつけば、このスレ、もうすぐ一周年ですね。 クラシック映画はやっぱりいいなぁ。では、良いお年を〜お迎えください。
570 :
名無シネマ@上映中 :04/01/05 20:01 ID:QppnDpZs
「人の不幸の上になりたった幸せは長続きしない」 今年もこれをモットーに。
>>569 男優はメキメキ油が乗ってくるけど
女優は、なかなか、ことにハリウッドでは50歳過ぎた辺りから役どころがむつかしくなってくる感じね。
映画「デブラ・ウィンガーを探して」でも
ハリウッド女優が、ヨーロッパの女優達の年老いても尚、活躍できる土壌を羨ましいと嘆いていたとか。
>>571 50代の女優が出てくる面白い脚本があればいいんだよね。
ウエストミンスター寺院を歩いてたら足元にサー・ローレンス・オリビエって 石版がはまっててビビりました、なんか迂闊に踏めない感じ なまじ姿形や声なんかがいまだに拝める人だけに…
>>573 うおー、さすがに踏めないよなあ。恐れ多くて。
でも、ウエストミンスター寺院を歩くなんて、情緒ありそうだなぁ。
羨ましいッス。
本日、BSでマラソンマン放映か。
昨日、伊藤蘭が「体格がっちりの、一見普通のオリビエが
怖すぎてびっくりしました。」とびびっていたよ。
渡辺祥子曰く「映画史上、もっとも残忍なシーンって言われてるんです」
ぎょっ、未見なんで、見てみますぜ。
575 :
名無シネマ@上映中 :04/01/19 20:36 ID:nYcfsBAn
ラストサムライ見に行った。 負傷し殺された兵士たちがズラーと 横たわってるシーン ・・「風と共に去りぬ」のスクリーンいっぱいに 横たわり負傷した兵士たちの場面を思い出した。
576 :
名無シネマ@上映中 :04/01/22 18:49 ID:ZJSvOwFi
朝、スポーツ紙を見て、ワイドショーをつけたら なぬ、ローレンス・オリビエとビビアン・リー離婚!!!!? ?? と思ったら、松平健と大地真央だったという。 わはは
577 :
名無シネマ@上映中 :04/01/22 19:38 ID:DaJn4NGF
はじめまして!このスレ見て昨日『レベッカ』みました。実は、L、オリビエ ってよくしらなかった。1回目は目が酷薄なカンジがしてうさんくさ〜い! (ヒッチコックのストーリーだから夫が罠を仕掛ける役かな?なんて勘ぐった りなんかしちゃって) 2回目からよーく見るといいじゃん・・ただこれが人の言う絶世の美男かと言 うと、なんか・・・ ジョン・フォンティーンは『旅愁』から見ると初々しい感じでした。 それにつけても『哀愁』をリーとオリビエで見たかったです。
578 :
名無シネマ@上映中 :04/01/23 16:14 ID:cQHmiS78
来月BS2で放送されるようです。既出だったらすいません。 美女ありき 原題:THAT HAMILTON WOMAN 1941年・イギリス 2/12(木) 後4:45〜6:52 愚か者の船 原題:SHIP OF FOOLS 1965年・アメリカ 2/14(土) 深夜1:00〜3:31
>>578 「愚か者の船」ってやっぱり、あの、ビビアンとリー・マーヴィンのだよね。
嬉しいー。これが見れるなんて、やったーって感じだ。
で、でも、見てて辛くなる方が多いかも・・。
それにしても、2月のBSの映画のラインナップは凄いですね!!
昨年とダブってるのも多いけど、アカデミー賞特集で米欧の名作揃い。
580 :
名無シネマ@上映中 :04/01/25 12:12 ID:SXUHJIqA
>>577 始めは胡散臭いイギリスの金持ち紳士でこの男は何かアルと見る側に
思わせといて、後であの総てを語り出す長い告白で真相明白に..この辺りはオリビエの
演技力の真髄かなと唸りました。もし大根役者があれ演じてたら、説得力なかったろうな思いました。
>愚か者の船
原題:SHIP OF FOOLS ..うんうん、確かに観るのは複雑な心境。
自分も初めて観るので、彼女の迫真の最後の演技は、目に焼けつけたい
BSが見れる人が烈しく羨ましい。なにしろヴィヴィアン・リー後期3作 は、日本ではDVDはおろか、ビデオ化もされてないよね。 割と地味めだから需要がないと思われてるのか? でも、とんでもないB級映画もビデオ化されてる時代だし。 美しいヴィヴィアンのみを日本のファンにという、配慮なのかなとも思ってしまう。
583 :
名無シネマ@上映中 :04/02/09 22:44 ID:MuiPQR2r
昨日のBSのゴールデングローブ賞は良かったね。 過去の授賞式の模様で、数々の大スターが登場。 特に、セシルBデビル賞での名シーンは圧巻だった。 オリビエを紹介したのはダスティン・ホフマンで、 80年頃の画像でしたね。 ともかく大絶賛の嵐のコメントの後「サー、どうぞこちらへ」と オリビエを紹介。その後、オリビエがトロフィーの先を落っことして大爆笑。 チャーミングなおじいちゃま。 顔の色艶も良くて、素敵な歳の取り方してましたね〜
584 :
名無シネマ@上映中 :04/02/14 14:58 ID:RnX2EpLn
ヴィヴィアン最後の出演作、「愚か者の船」今夜放送ですね。 お見逃しなく! 私ははじめて見るので今から楽しみです。
585 :
名無シネマ@上映中 :04/02/14 15:19 ID:CJtDV10l
わぁお、今日でしたか! 自分も始めてです。シモーヌ・シニョレとかも出演してるんですね。 これ、自分は、カラーなのかシロクロなのかも分からないんですけど ともかく必見の作品ですよ、これは。
586 :
名無シネマ@上映中 :04/02/15 17:18 ID:R9AaYSP+
観ましたよ、「愚か者の船」 作品としては、すっごく堅実でユーモアも滑稽さもあった良品だったから観て良かったです。 ヴィヴィアン様・・相変わらず、プライドだけは捨てられない気取り屋の 真実は男の愛を欲しいのに、素直になれない孤独な中年女を演じてましたね。 演技も多分ギリギリで、私生活とダブっちゃって痛々しいかったなあ。 急に廊下で踊りだしたり、若い頃を思い出してメイクしたり、リー・マーヴィンを ぶん殴ったり。。〜でも、出番はオールスターキャストのせいか思いの他少なかったですね。 しかし、見事役を演じきっていたヴィヴィアンはやっぱり立派だったなあと。 やっぱりいとおしい人(女優)であったと再確認しました。好きだなあ。
深夜、なにげに「愚か者の船」見てしまったヨ。 ビビアン・リーは、そうだね。 なんだか、ルックスは 野際陽子やはたまた、カルーセル麻紀にも見えたようなw 欲望のブランチほどは病気的じゃないんだけども やっぱり似通った、自尊心を忘れられない役だったネ どうして、あんなに卑屈な似た役ばかり続いてしまったのか もっと、ポジティブなナチュラルな役柄はチョイスできなかったのか? 年相応なそんな役もきっとあったと思うんだけど。。 作品ホンと、丁寧な名作だったから彼女も救われただろうね
「愚か者の船」、最後の小男のお茶目なせりふですべてが救われた。 ふりかえってみたら、確かに彼の言ってる通りなんだよねー。面白かった。
589 :
名無シネマ@上映中 :04/02/28 20:51 ID:iXgemZnD
「風と共に去りぬ」のDVDを買おうと思ってるのですが、 日本語吹替えはどの声優さんがやってるんでしょうか? パッケージにも書いていないし いろいろ、検索してみても 分からないので、分かる方いたらお願いします。
>>589 スカーレットは日野由利加
レットは大塚明夫 でメラニーが平淑恵
アシュレー原康義さんという面々です。でも、スカーレット、レット共今ひとつと
いった印象。特にレットは、過去の、江守徹や近藤洋介のがのまだ合っていた気が。
うーん、1,500円そこそこで、吹替え収録されてるだけでも有難いと思うべきかな。
591 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 01:39 ID:2FcG/DLM
ビビアンリーはきれい過ぎるところが難点かなあ・・・・ 「哀愁」なんか、モデルが演技してるみたいだったし。でもあの美貌を見たいがために見てるんだけどね。 それにしてもオリヴィエが美男か?あのゴリラ顔が。
592 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 01:51 ID:70NAwBJn
ヤグジー家の影を背負って生きてしまった。
594 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 03:21 ID:2FcG/DLM
リチャードバートンは男前じゃん。ちびだけど。
595 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 03:45 ID:sxihg5ty
>>593 あれが男前・・・・か。人の感性は人それぞれのものだから、いいと思うようん、うん。
世界的には、美女のリズとブサイクのバートンて定番だったんだよね。
シェイクスピアで映画化ハムレットは無理だったよ、あの顔じゃw
596 :
595 :04/02/29 03:47 ID:sxihg5ty
>>590 ありがとうございます!
どこを検索しても不明だったもので、気になっていて。
やっぱり昔の吹替え版では、なかったんですね。
ちょっぴり残念。でも、早速、今日買ってきます!
ワーナーが低価格でアカデミー賞物出してくれて
嬉しいです。グリア・ガースンも好きなので
「ミニヴァー夫人」あと2枚組みの「ベン・ハー」
なども購入する予定です。
こういった名作が安く買えて永久に手元におけるなんて幸せですね。
598 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 11:57 ID:J4xm4wpt
>>595 どういう定番?
あんたあまり演劇界のこと知らんのね。
バートンはハムレットもやってりゃロミオもやってるコリオレイナスもやってるシェイクスピア劇の常連よ。
映画化云々は機会の問題。
599 :
名無シネマ@上映中 :04/02/29 12:32 ID:GHk8nlhN
>>598 久し振り上にあったんで、レス覗いたら「あんた」とか言って、
随分口の悪い人がここ増えましたかココ?(汗)
バートンは確かに屈指のシェイクスピア俳優の1人で40年ごろから舞台でも
確実に演技派として知名度と評価をあげてきた人ですけど
もし映画化で「ハムレット」を演じたとしても、どうもイメージが・・
ケネス・ブラナーが、映画を製作した時、評論家から
とても「デンマークの高貴な容姿のハムレット像からは、ほど遠い」
と厳しい意見が飛んだように、バートンの容貌や風貌ともどうも私も
個人的に違う雰囲気がありますが。
このスレで、容姿の事が出ていたけど、
バートンは猿顔で荒々しい野性的な容姿、オリヴィエは品があり端正、
どちらも個性があり魅力的だと思いますよ。ホプキンスもどちらかと
言うと個性的な顔をしてると思う。
⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ 600ゲットズッサー
601 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 01:02 ID:Xf7cNQut
>>599 バートンのハムレット姿ならシャシンだけど、新潮社「ハムレット(福田恒存訳)」単行本で拝めますよ。
オリビエよりかっこいいけどね。
オリビエのあのでこぼこしたサル顔を端正とか品といってもねえ。(端正なら二人を比べたらバートンのほうでしょ)
オリビエのハムレットもあの歳であの若作りは苦しい。とくにアップが本人もなんとか若く見せようとしてでもカンベンしてくれの出来。
602 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 01:08 ID:Xf7cNQut
>>599 あそれから、ケネスブラナーのような、演出家としても役者としても(役者の方がすこしましだけど)??のようなハンパ物を例として出すのは
バートンにもオリビエにも失礼だね。
603 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 01:14 ID:Xf7cNQut
>>599 ついでにもう一つ、ホプキンスはいい役者ではあるが、NHKでやったオセロー役は大きさも何もない
単なる精神病者でした。彼の失敗作。
604 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 01:29 ID:HreqXOyp
関係ないけど、自分の意見をさも断定的な書き方で 他人の意見を無碍に否定するのは、いくないと思いますた。 それぞれの価値観はあると思うので自由だけど、少なくとも ビビアンの伝記、イギリス発行の俳優名鑑や欧米のサイトを 見ても、オリビエはハンサムと記載されてることは多いですね。
それから、Xf7cNQutさん、このスレの前の方とかにも たしかバートンの話題など出てきたと思うので、 色んな人の意見読むといいかも。 リチャード・バートン&リズ・テーラーのスレ立ったら 結構、レスつくかも知れないですよね☆
606 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 01:47 ID:Xf7cNQut
オリビエはハンサムと記載されているからハンサムと思い込むあんたの感覚が理解できん。
思い込むというか、私は始めて「嵐が丘」のヒースクリフ見ても 「ヘンリー五世」や「レベッカ」見ても、普通にいい男だと思いましたよ♪ 多分、貴方がバートンを見て格好イイと思うのと同じようにですね。 マターリしましょう。クラシックスレは良スレが多いし。
608 :
名無シネマ@上映中 :04/03/01 02:16 ID:Xf7cNQut
おれがオリヴィエを見た印象はゴツイ。だからハムレットよりリチャード三世とかヘンリー五世の方がまし。
609 :
名無シネマ@上映中 :04/03/07 17:40 ID:jHS78vkf
ま、ふつうに見たらオリビエはごついな。世紀の美男美女カップルというのは(ビビアンリーはそうだとしても)、たぶんにリッピサービスでしょ。
610 :
名無シネマ@上映中 :04/03/07 17:42 ID:jHS78vkf
↑訂正。リップサービス。
しつけぇ、基地外がいるな
612 :
名無シネマ@上映中 :04/03/07 18:42 ID:I4VbyZYy
「美女ありき」のDVDを数日前、購入した者なんだが、 やはりIVCはヒドイ。まず、画像もそのままのテープからコピーしたかのように 悪いし、その上、字幕がオン・オフできないときた。 これでは、意味がない。 しかも、4,000円近い値段とくるのに、解説書はおろか、チャプター・リスト1枚も 入っていない。(この辺りは、ほぼ同じコストの東北新社やソニー・ピクチャーズがキチンと 解説書等を入れているのとは大違い)ただ、その悪い画像にクレームが来るのを最初から 見込んでそれを拒否させるような、「画像の悪いことに際してのお詫び」の紙が 申し訳なく添えられているだけ。 しかも、ピクチャー盤でもない、ただの殺風景な盤が挿入されていた。 なんだか、この値段で騙された気になってきた。 噂にたがわずのIVCだった。もう二度とここでは購入したくない。 この映画は、中堅となった名優オリビエの抑えた演技も良いし、ヴィヴィアンリーの演技も光っている。 特に、「マスター&コマンダー」の話題につけ、もう一度ネルソン提督の この映画を見たくなって購入したのだが、失敗した。! くれぐれも、IVC物は注意して購入されるべし。 「道」や「禁じられた遊び」「一日だけの淑女」なども、ここから出ているのが なんとも、やりきれない。どうにかしてほしい。
613 :
名無シネマ@上映中 :04/03/07 19:41 ID:jQGgoOp6
>612 買わないで良かったー2年ほど前のBS「美女ありき」「無敵艦隊」「21日間」録画したの大切にとっとこうっと。 この時の作品群は、2人の引力が引かれ合ってるの見てて分かるくらいだから、微笑ましいったら。 と・こ・ろで、字幕内容もかむばしくないという評判アリマセンデシタカ?<IVC
614 :
名無シネマ@上映中 :04/03/07 20:15 ID:HxQhgNFf
ヴィヴィアン・リーってニンフォマニアでどうしようもない女だったらしいね。
876 :名無シネマさん :04/02/27 18:53 ID:lGKdyu4X
アカデミー賞の体質を考えれば「タイタニック」の受賞は当然だと思うけどな。
よく言われるけど「風と共に去りぬ」みたいなもんで。この年(1939年)は
「スミス都へ行く」「ニノチカ」「駅馬車」「嵐が丘」とか映画史に残る傑作が
多かった。事実、各批評家賞では「風と〜」は決して高い評価を得てない。
それでもこの年は「風と共に去りぬ」こそがオスカーに相応しいと考える人が
大半であろう。芸術性だけでなく高いエンターテイメント性や話題性がオスカーに
は必要不可欠である。投票者は映画を分析したり評論したりする批評家ではなく、
映画に携わる現場の人、いわば仲間内の賞なのだから。より多くの人々から
愛される作品でなきゃならない(かなりの例外があるけどね。)
そういう意味では「タイタニック」はオスカー作品賞の価値は十二分にあると感じる。
>>876 >「スミス都へ行く」「ニノチカ」「駅馬車」「嵐が丘」とか映画史に残る傑作が多かった。
マジ(゚Д゚)スコスギ゙
616 :
名無シネマ@上映中 :04/03/08 11:56 ID:1d8HK60w
>>876 アカデミー賞の体質を考えても、「タイタニック」のようなチンケな駄作が賞をとるのは不可解。
「風と共に去りぬ」と「タイタニック」を同列に感じられるあんたの感性っていったい・・・・。
コピペに、マジレスするアフォ馬鹿の感性っていったい・・・。
618 :
名無シネマ@上映中 :04/03/08 12:52 ID:ArXStm5j
619 :
名無シネマ@上映中 :04/03/13 01:51 ID:s5vix+nG
亀レスながら・・・・皆シャン反応してくれてありがと。 コピペに文句いってるワテどす。
620 :
名無シネマ@上映中 :04/03/21 11:48 ID:oAcqlCS9
いやぶっちゃけタイタニックのがいいと思う。 原作は知らんが映画は?だった。
621 :
名無シネマ@上映中 :
04/04/07 23:55 ID:Tva3ZnSa age