1 :
FAリンカー:
よく邦画サスペンスの歴代No.3には必ず入る傑作といわれるけど、
どうよ?
つまんなくは無いけど、なげーよな。
それにあの時代、爪が証拠になるのかね?
最後は灰で落とすんじゃなくて、爪で落とせよ。
2 :
名無シネマ@上映中:03/01/05 18:45 ID:obVHW53T
2
3 :
FAリンカー:03/01/05 22:16 ID:9fbGjBnU
・・・俺は非常に悲しいぞ・・・
4 :
山崎渉:03/01/06 14:13 ID:SLrFqJJK
(^^)
.
6 :
名無シネマ@上映中:03/01/09 00:02 ID:pJ8UlhuL
タイトルの意味は?
8 :
FAリンカー:03/01/09 14:11 ID:VmyL/5wC
9 :
犬飼多吉:03/01/09 14:49 ID:lYxpuGmt
ハリウッド版リングは「飢餓海峡」のパクリですね.
10 :
名無シネマ@上映中:03/01/09 16:55 ID:YBHv6+Qm
>>9 ああっ、犬飼さんだ犬飼さんだよう犬飼さんだぁ!
12 :
名無シネマ@上映中:03/01/09 17:39 ID:eM14ueFX
三国連太郎が圧倒的だったなぁ。
今は釣りが大好きな建設会社社長に成っちゃったけど。
ばんじゅんがっ
おお。いい。
あじゃぱー、あじゃぱー。
よくタイトルは聞いていたし、ずっと気になっていたけどまだ未見。
ここでスレが立つのを楽しみに待っていたのですが・・
人気ないのかなぁ。
15 :
名無シネマ@上映中:03/01/10 23:27 ID:0fPivlLp
オレはこの映画大好きです。
DVDも手に入れました(健さん若い!)。
水上勉の原作(新潮文庫)もいいですよ!
最後の船上でのシーンが好きです。延延とつづく海原…。
16 :
名無シネマ@上映中:03/01/11 01:43 ID:i4wHKVIj
1979年にキネマ旬報が「日本映画史上のベストテン」やった時、
この作品は黒澤の「七人の侍」「生きる」に続いて3位に選出された。
しかしこれは、その数年前に公開時カットされた場面を復元した完全版が
リバイバルされたことが影響したと推測され、ややバブルな評価だったと思う。
まあ、映画史的にかなり強烈な作品であることはたしかだが、
今だったら、たとえば「砂の器」なんかの方が上に来るだろう。
そもそも内田吐夢の作風からすれば代表作とは言えないし。
ちなみに初公開時の1964年のキネ旬ベスト10では
「砂の女」「怪談」「香華」「赤い殺意」に次いで第5位。
17 :
名無シネマ@上映中:03/01/11 21:39 ID:W9PE2Y+D
でも『砂の器』なんぞよりは、はるかに感動的な作品だろ。
18 :
名無シネマ@上映中:03/01/11 21:41 ID:uyDX3SJL
なむみょーほーれんーげーきょー・・・
19 :
いいお手前でした。:03/01/11 22:00 ID:LbRX+9M0
『砂の器』なんぞより、風格があるな。
20 :
名無シネマ@上映中:03/01/11 22:03 ID:PQ0CYXfz
砂の器をあんま叩くな(w
まあ、砂の器は行脚シーンが全てだからなあ…
21 :
名無シネマ@上映中:03/01/12 18:22 ID:E2WwEDzw
福岡の高倉健映画祭で観ることができました。
……はいいけど、健さん、いらないね。
左、伴、三国の三つ巴の演技もすごいが、重苦しい画面もすごかった。
糞リアリズムの極みみたいな映画かと勝手に思ってたんですが、思い出したのが
なぜか「カリガリ博士」……。
最初と最後の海峡シーンは、ほとんど幻想的でありました。
22 :
名無シネマ@上映中:03/01/13 14:39 ID:N/Chj+P7
>>21 たしかに三國、伴、左の濃い演技に較べると
後半唐突に登場する健さんの
セリフ棒読み学芸会演技は萎え〜だね。
ところで
「洞爺丸沈没事故の大量遭難者の中にどうしても身元不明の遺体が二つ・・・」
という導入部が子どもの頃見た時、
(((;゚д゚))) ガクガクブルブルだったのだが、
実際に身元不明遺体があったらしいんだよね。
水上勉はそれにインスピレーション受けて
原作書いたらしいが。
あの時の三國連太郎の歳って、今の佐藤浩市と同じくらい?
24 :
名無シネマ@上映中:03/01/14 00:12 ID:l8IDqPvj
三國の方は1923年生まれだから映画の時は42くらいか
でも息子とはちがう系統だよねえ
25 :
名無シネマ@上映中:03/01/14 00:42 ID:KEEgEwZY
森林鉄道に乗りたいと思った,おにぎりほおばりながら。
長い,というコメントがありましたが,私見では短いくらい。
原作にあって映画でカットされたあたりも映像化してもらいたかった。
伴淳の代表作になるのかしら?
26 :
名無シネマ@上映中:03/01/14 01:08 ID:522rOp9B
一番印象に残ってるのは冨田勲の音楽だな。あと左幸子の
入浴シーン。
27 :
名無シネマ@上映中:03/01/14 01:11 ID:A7WU6R+W
伴が良いよね。
漏れの場合、一番最初に観た伴の演技がこれだったから、
その後喜劇の伴を観た時はぶっとんだぜw
今だったら志村がこういった役をやったら、激しくはまりそうだな。
いかりやよりもはまるかもね。
健さんはなんかチンピラっぽいよなw
>>24 ですよね。今の佐藤浩市にあの役はできないと思う。
まあそもそもタイプが違うか。
29 :
名無シネマ@上映中:03/01/15 00:30 ID:JELMzd9d
>>26 yes!たしかに富田勲の陰鬱な音楽良かった!
あれで鬱が加速するだけでなく、画面の荘厳さを増すのに
一役かってるんだよねー。
俺もこの映画は短いと思う。短さゆえに、舌足らずの部分もある。
(犯人の動機がいまいちはっきりしないとか)
だけどあの音楽とあの絵でぜんぶ不満はふっとんじゃうんだよね。
30 :
名無シネマ@上映中:03/01/15 07:04 ID:ViDi8neS
>>22 怖い。この映画で一番怖い所だよね。
一方、惨殺強盗事件の3人組の犯人がこの海を渡ったらしい。
「じゃあ、この客席名簿にない不自然な傷跡がある遺体は誰なんだ?」
って考えると(((;゚д゚))) ガクガクブルブル
顔の見えない犯人の存在を感じる瞬間が一番怖い。
ホラー小説「黒い家」で弁当が一個たりなくなったときが一番怖かったw
31 :
名無シネマ@上映中:03/01/19 02:19 ID:XDpF2s75
どうしてもこの映画の伴淳と「砂の器」のダンディな丹波哲郎とを較べてしまう。
伴淳自体は素晴らしいのだが、
あの小男ハゲで方言まくし立てながら、
あちこちウロチョロする姿を今思い出すと、
鈴木宗男とイメージかぶってしまう・・・
32 :
山崎渉:03/01/19 04:46 ID:7s8FNpD+
(^^)
くっだらない映画
34 :
名無シネマ@上映中:03/01/25 03:50 ID:rn0lM5p6
>>16 キネ旬は1995年頃にもう一度「日本映画史上のベスト10」やってますが、
その時もこの作品はベスト10内に堂々選出されてます。
1位は「東京物語」でしたね。
35 :
名無シネマ@上映中:03/01/26 07:11 ID:7eSQ8Mfm
くだらないとまでは言わないけど、
「飢餓海峡」「幕末太陽伝」は評価高すぎだと思う。
>>35 同意。
内田吐夢で一本、川島雄三で一本、
と選ぶからああなるのかな。
>>35 何故「そう思うのか」くらいは書け。絡めないレスがつくからね。
>>31 それはやっぱりムネオが悪い(笑
単純な「正義が悪を裁く」構図を避けた結果が伴淳のデカさんなんでしょう。
複雑で救いの無いテーマだからこそ情味があって、同時に滑稽味も体言できる
役者が必要だったのではなかろうか、と。
そういう意味で絶妙なキャスティングだったと思う。
伴淳のヨレヨレ刑事、正直この映画の中で一番印象に残ってるな。
TVドラマ化された時は伴淳の役は若山富三郎だったな・・どうでもいいけど。
38 :
:03/01/28 22:43 ID:V+iIpmsZ
39 :
:03/01/28 22:48 ID:V+iIpmsZ
浮雲っておもしろいの?
成瀬の作品の中で「浮雲」がトップっていうのは今ではどう見ても解せない。
「流れる」や「乱れ雲」の方が絶対上だろうが。
おそらく戦中派耄碌ジジイどものノスタルジーが票を支えてると思われ。
>>39 絶対に面白い。中井貴一の御尊父の色男っぷりにくらくらするがいい。
が、やっぱりスレ違いなわけだ。
42 :
スレタイに関係ないのでsage:03/01/29 15:39 ID:vKulQkKg
やっぱり「東京物語」が小津の代表作みたいに思われてる
のかなあ。作り手の思い入れが強すぎて、うまく力が抜けてな
いし、画面から滲み出てくるものが少ないと思うんだが・・・
43 :
42:03/01/29 15:40 ID:vKulQkKg
さがってなかった・・・
44 :
名無シネマ@上映中:03/01/29 15:53 ID:6qng8r26
>>42 うまく力が抜けてないの、「東京物語」って。
っていうか滲み出まくりじゃないの、あの映画。
45 :
名無シネマ@上映中:03/01/29 20:39 ID:E/8OLdr5
スレ違いよりも、誰か
>>41の勘違いに突っ込んでやれよ。可哀相だろ。
46 :
.....:03/01/30 00:44 ID:idMaQlHN
>>45 はい、やっときましょうか(笑)。私の記憶が確かならば、中井貴一の御父君は
佐田啓二だったような。
ちなみに、私も成瀬巳喜男では『流れる』の方が『浮雲』よりも好き。『乱れ雲』は
未見なのですけど。
47 :
41:03/01/30 01:37 ID:+P8ZdVEz
ああっくそ!
そうだった。
>>45 >>46 本当にありがとう。
君らは正しい事を言った。
正直とても恥ずかしい。
しかし
しかしな、
言っていいか?
飢餓海峡の話をしろ。
48 :
名無シネマ@上映中:03/01/30 18:49 ID:hUOKG72t
>>47 何いってんだこいつわ。テメエが成瀬の話題に乗って勝手に間違えたんじゃねえか!(ww
49 :
41:03/01/30 22:36 ID:+P8ZdVEz
!(ww
↑ なにこれ。
これ、どういった効果を狙ってらっしゃるのか全然わかんないよ(w
いまだにこういう虫が出てくるんだ。
まだ虫の湧く季節じゃないんだけどな。
ある意味懐かしいレスです。これ!(ww
50 :
41:03/01/30 22:40 ID:+P8ZdVEz
age忘れてた。!(ww
51 :
名無シネマ@上映中:03/01/31 21:38 ID:ilLAcrBP
レス増えてると思ったらスレ違いじゃねーかよ(w。
『浮雲』の高峰秀子はすげぇよな。あの雨降る窓の外を見る瞳の恐いこと。まっくらな、節穴みたいな目。
『東京物語』は俺もわからんのだ。ぜんぜん小津らしくないじゃん。おれなら『浮草』『秋刀魚の味』
『生まれてはみたけれど』の三本のうちのどれかだ。
……かくしてスレ違いはつづく……。
下手すると「浮雲」も松嶋菜々子あたり主演で
フジがテレビドラマ化やりそうなヨカーン
(((;゚д゚))) ガクガクブルブル
53 :
名無シネマ@上映中:03/02/01 01:21 ID:2VJ72qOQ
>>38 いまさらだが、このリストはおかしい。どう考えてもおかしい。
「浮雲」が悪い作品だとは言わん。しかしベスト2とはどういうことだよ。
国宝溝口が10位に雨月だけ??
近松や山椒太夫は?
「泥の川」「となりのトトロ」「太陽を盗んだ男」、どれも悪い映画じゃないが、
公開当時、懐古主義と叩かれた「泥の川」が「人情紙風船」より上って(絶句)
小津も「東京物語」を選ぶなら、肩を並べる作品なんていくらでもあるだろ。
ベスト15から30あたり、ぜんぶ小津でもおかしくない。
67位「野獣の死すべし」ってなんだよ。キー!むっちゃ腹たってきた
54 :
名無シネマ@上映中:03/02/01 04:36 ID:9MkCyWOK
ここはキネ旬ベスト100にケチをつけるスレになりますた。
55 :
名無シネマ@上映中:03/02/01 04:39 ID:6uaM6ojr
原作はだいぶ前に読んだんで詳しく覚えてないんだけど、爪愛撫のシーンって
映画のオリジナル?
56 :
名無シネマ@上映中:03/02/01 04:45 ID:kz7l5tYk
>小津も「東京物語」を選ぶなら、肩を並べる作品なんていくらでもあるだろ。
ない。
あれは小津の中でも異色、孤高の作品。
一生涯に一度しか撮れない奇跡の名作だ。
57 :
名無シネマ@上映中:03/02/01 14:06 ID:tx7Xd5IX
つげ義春が絶賛してたな。
「暗いからいい。映画は暗くなければいけない。最近の映画は暗くないのが良くない」って
58 :
:03/02/01 23:01 ID:K1EelzJB
で、飢餓海峡の3位には異論がないわけだな
59 :
名無シネマ@上映中:03/02/02 01:37 ID:9i5YkYSx
内田吐夢は個人的には
「宮本武蔵 一乗寺の決斗」での
吉岡一門47(?)人斬りがあまりにも凄まじくてベストだと思うのだが。
年端も行かない子どもも容赦なく斬り捨てる中村錦之助の鬼気迫る殺陣。
歴史に疎いので知らないのだが、あれは実話なのだろうか?
だとしたら、NHK大河「武蔵」でもお茶の間のマターリとした雰囲気など
お構いなしにやっぱやるのだろうか?
>>57 「ねじ式」(漫画の方ね)の中に飢餓海峡のワンシーンがあるよ。
知ってるか、当然。
61 :
名無シネマ@上映中:03/02/03 17:24 ID:W9AJJ9Op
文春文庫の日本映画ベスト150みたいな本だったかな。<つげが絶賛
このスレ、本当に話題の幅が広いな。必死な41は藁えるし。
>61
叩くな叩くな。何か琴線に触れてしまったのだろう。
物忘れが気になる年頃だったとか。<41
63 :
名無シネマ@上映中:03/02/03 19:21 ID:i9Xpsa15
>>61-62 自作自演を上手くやったつもりでしょうがねぇ、犬飼さん
同じIDが動かぬ証拠ですよ
>>63 上手い(笑)。
>>53 溝口はもっと上位に、それも別の作品が入っても良いような気がしますね。『残菊物語』が
好きなんですが……。今観るとちょっと古いかなぁ?
>>55 映画オリジナルです。鈴木尚之『私説 内田吐夢』(岩波現代文庫)によると、
原作の安全カミソリに代わる良いものはないか、とトム監督が言い出して、鈴木尚之が
長らく呻吟したあげく、ふと「爪というのはどうですかねぇ……」と言ったら、監督が
それに乗って爪になったそうです。
>>59 『宮本武蔵』シリーズは先月スカパーの東映チャンネルで放映されたので
ようやく観られたんですけど、一乗寺下がり松はすごいですね〜。あれは、
伝承はあるけれども確実な史料というのはないんじゃないでしょうか。
NHK大河ドラマの方では、武蔵に子供を殺らせるか脚本家が悩んでいる、と
いう情報が時代劇板の大河ドラマスレにありました。未確認情報ですけど。
66 :
名無しさん@XEmacs:03/02/03 22:08 ID:csjRaomW
>>64 > 鈴木尚之『私説 内田吐夢』(岩波現代文庫)によると、
この本面白いよね。
安全カミソリを保存しておくのは不自然、
なにか女が取っておきたくなるものを、というお題を監督が出したそうです。
これに載ってる伴淳の演技の話も面白い。
あ、鈴木尚之は「飢餓海峡」も書いた内田吐夢お抱えの脚本家ね。
>>66-67 読まれましたか。伴淳や、『宮本武蔵』での錦之介への演技指導の話も面白いですね。
内田吐夢って、俳優から演技を引き出そうとするタイプの監督で、チョコッと溝口健二に
似ているような気がしました。
この本、監督本の類ではかなり面白い方ですよね。新藤兼人の溝口本あたりと比べると、
かなり出来が良いような。
あ、訂正。正しくは『私説 内田吐夢伝』でした。
70 :
名無シネマ@上映中:03/02/05 15:55 ID:t8h6YszP
古本屋で見かけたから思わず買っちゃったよ、日本映画ベスト150。
飢餓海峡は六位。
つげのコメントは正確には以下の通り
昭和40年以降は『ツィゴイネルワイゼン』以外まったく邦画は見ていないので分かりません。
『飢餓海峡』はオーソドックスな手法の好見本として、そして圧倒的な暗さに感動
しました。暗さのない映画はダメです。生きる意欲を打ちのめすような絶望的な
映画を観たい。最近の映画は(役者も)甘すぎて、見る気がしない。
71 :
:03/02/05 19:48 ID:XHVIV0/o
あの念仏は怖いの?
恐山は怖そうだけど
青森でしたっけね
>>70 私も何年か前、古本屋で買いました。それと角川文庫の『日本映画ベスト200』
『名画パラダイス365日 日本映画編』は安価な資料集として使えます(笑)。
でも、この手の本でつけられている順位というのは、やはり腑に落ちないところが
多いですね。
『ベスト150』も『ベスト200』も溝口作品がトップ10に入ってませんし、
『ベスト200』では今井正作品の2作『また逢う日まで』と『青い山脈』がトップ10に
入ってます。なんかアンケートの年齢層が偏っていたのでは……と思うのですが。
ちなみに、こちらでは『飢餓海峡』は22位……(『暖流』『幕末太陽傳』と並んで)。
73 :
70:03/02/05 23:28 ID:dpABnSC1
そうなんだよね。まぁ万人が納得できるベストなんて無いんだろうけどさ……
不勉強で恥ずかしいのだが、今井正監督作品って未見なのよ。
「また逢う日まで」や「青い山脈」なんて2ちゃんねるでタイトルすらみたことないな。
まぁ勉強がてらこんど観てみるか……
ちなみにこの『ベスト150』では宮本武蔵は120位。
全五部作ってここではじめて知った。みなさんは五部まで観てるの?
>>71 私見ながら、恐山のシーンは『田園に死す』より恐かった。
74 :
名無シネマ@上映中:03/02/06 00:02 ID:EOwasZuA
フジテレビが特番でリメイクしたとき、
ショーケンが若村あゆみの乳首を見せてくれた。
ハプニングなんだろうが、感謝。
再放送でエアチェックして、いまだにオカズにしています。
75 :
名無シネマ@上映中:03/02/08 12:18 ID:tE/HBWT8
近くのレコード店に飢餓海峡が置いています
買おうかなと思ってるんです
しかし、この映画見ていません。レンタルも置いてないし
今は昔の日本の暗い名作が見たい気分なんで
ちなみに昔の日本映画では「天国と地獄」「砂の器」「八つ墓村」(野村芳太郎)
などなどの作品は大好きなんですけど
買うべきか、買わざるべきか。迷ってます。
だれか強く背中を押してください
76 :
名無しさん@XEmacs:03/02/08 22:09 ID:/1IEQhhb
>>75 > 今は昔の日本の暗い名作が見たい気分なんで
> 「砂の器」「八つ墓村」(野村芳太郎)などなどの作品は大好きなんですけど
この辺りで、君が買うのは決定的だと思うが…
伊藤俊也「誘拐報道」三村晴彦「天城越え」溝口健二「山椒大夫」も好き?
小津安二郎「一人息子」もひでえよな。
77 :
70:03/02/08 22:49 ID:yjyNe9yf
>>76 >
>>75 > > 今は昔の日本の暗い名作が見たい気分なんで
> > 「砂の器」「八つ墓村」(野村芳太郎)などなどの作品は大好きなんですけど
>
> この辺りで、君が買うのは決定的だと思うが…
> 伊藤俊也「誘拐報道」三村晴彦「天城越え」溝口健二「山椒大夫」も好き?
> 小津安二郎「一人息子」もひでえよな。
>
75じゃねぇけど全部すきだ……
78 :
:03/02/09 00:16 ID:THvSy5KL
79 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 03:35 ID:+2RuZiLp
『私説 内田吐夢』チョト立ち読みして気がついたこと2点。
・前の方に出てる「宮本武蔵 一乗寺の決斗」の吉岡一門皆殺し、
40人どころか70人以上斬り殺してるんですな。無茶苦茶だ・・・
・スレタイトルどおり「飢餓海峡」は1965年公開なのに
何故キネ旬の1964年ベスト10に選出されてるか不思議に思ってたのですが、
1964年暮に1週間ほど特別公開してるんですね。
(例のズタズタカット短縮版だったようです)
それでも5位に選出されたんだから、
如何にインパクト強かったが推測されます。
他の媒体のベスト10では1965年公開作品扱いで
最優秀作品に大概選ばれてたようです。
つまり当時から日本映画史に残る名作として認識されていたようで・・・
80 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 04:42 ID:lTWx+9y9
この間「砂の器」を見たんですが、やえ=千鶴の父親役の人って
「砂の器」の和田英良の父親役の人と同一人物ですか?そっくり。
個人的には重さも感動も「砂の器」の方が上だと思いました。
(無論「重さ・感動度が高い方が優れている」という意味ではないですよ)
だけど「泣かせ」が全くない分ラストの船上のシーンで犬養=樽見が
「あんた親切な人ね、あたしには分かる」が効きました。
犬養の言い分を信じる・信じないが観る側に委ねられて
それがさらに普段の己の他者への信心を想起・思考させられるといいますか…
>>70 私は、2〜3年前にNHK BSで今井正特集をやったので観られました。
『宮本武蔵』は『ベスト200』では39位。こちらは、先月スカパーの東映チャンネルで
全編放映されたので、ようやく観られました。今の目で観ると展開のテンポがずいぶんと
ゆったりしているような気がしましたが、個人的には好きです。錦ちゃんLOVE。
>>78 二枚組で4000円なら邦画DVDとしては安い方な……? そのDVDのジャケット、
健さんと伴淳がケンカしてるみたいに見える。
個人的には東映チャンネルで放映してくれないかな……とセコイこと考えてます。
>>79 一乗寺下り松の決闘は凄いですね。特に吉岡一門の名目上の頭を殺すところが。
それと、映画オリジナルの林吉次郎(河原崎長一郎)というキャラも良いです。
連続で失敬
>>80 八重の父親を演じたのは加藤嘉で、和賀英良の父親役と同じです。
83 :
75:03/02/10 02:42 ID:qDudzJ+V
>>76-78 返答ありがとうございました。
実は大阪・梅田のツタヤに行ったら飢餓海峡のビデオが置いてありました
今週中に見ようと思います。
>>76 その中では「天城越え」だけは見ました。
84 :
75:03/02/12 16:59 ID:At6O8IR4
見ました。
いやー良かったですます。
左幸子の爪で自慰行為にふけるシーンなんていいですね
しかし、演出上仕方ないとはいえ三国連太郎に「イヌガイさん、イヌガイさん」
と詰め寄る左幸子には・・・・・?
もう少し三国の立場に立ってと・・・言ったてしょうがないですけど
>>84 うん、正直これだけ誉め言葉が並ぶとなかなか言い辛いけれど、
各キャラクターの動機とか行動とか、変なところはいっぱいある映画なんだよね。
ただ、それを覆い尽くすぐらい役者がすごい演技しちゃってるから……
あの爪オナニーを見ちゃうと、「あんた、そんな女いねぇって」とは言い難くなる。
やっぱりプロレタリア文学っぽい映画、じゃなくて、幻想映画として観るのが
正しい気がするね。
86 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 01:46 ID:ccn7ExwE
ポ完
87 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 02:17 ID:R9HDFdbO
88 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 02:20 ID:R9HDFdbO
どうでもいいけど、「飢餓海峡」の左幸子、バカすぎ。
あんなの殺されたって仕方ないよな。
ま、水上勉原作の女キャラはみんなバカなんだけどさ。
あと、左幸子は毎度やりすぎ。
「軍旗はためく下に」の浜辺の悶えとか、勘弁しろよと思う。
89 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 03:05 ID:kPFyUD66
爪でオナニーは失笑した。
が、砂の器ほどイモ臭くないので可
90 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 03:32 ID:elMqq+xz
海峡に犬飼さんが飛び込んで、お経のような音楽で終る
ラストはとっても印象的ですね、この人とうとう渡れなかった
と思いつい涙が
あのころの健さんも気さくな感じでよかったな
91 :
名無シネマ@上映中:03/02/16 19:12 ID:M1WHADql
「砂の器」は確かにくどいよなw
これでもかっていう後半の演出は今見るとどうなのかね?
加藤嘉の一言は良かったけど
で?たきっつぁんの独白は真実だと思う?
おれは関西弁であのしゃべり方はうそ臭いと思うけど
92 :
名無シネマ@上映中:03/02/21 23:35 ID:xH+5b1pP
戦後の混乱期や貧困を知ってる世代と 経済大国の世代では
こういう映画の受け取り方が違うのよ。
左佐知子のしっつこーい有難うも
極貧で小さい時から苦労して場末の売春宿にいる女と
エンコーやってる子がサンクスいうんとちゃうでー。
そんな男と女がきょーかんして一生引きずらなくては
ならない夜を過ごしたんぞ。 貧乏な時代だったんだ。
93 :
名無シネマ@上映中:
健さんわかい