【温泉映画の】清水宏を語れ♪【愉悦】

とにかく面白いんです！
かの小津をして天才と称した【孤高の火の見櫓】清水宏を語れ！

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今日CSで「都会の横顔」という作品を見ました。
未だ都電が走っている、銀座の通りが珍しく、
食い入る様に見てしまいました。

あげとくか。

「有難うさん」、「按摩と女」、「簪」、「小原庄助さん」の四本が好きです。

「按摩と女」と「簪」は、温泉映画（？）の大傑作ですね。
表裏のような映画だと思います。
高峰三枝子が、きれいできれいで。
按摩さんたちが、山道を行くシーンは、
何度見ても、たのしい。

>>5,6
うんうん。

あと、新東宝での「しいのみ学園」「母情」もいい。

>>7
ビデオは発売されていますか？

ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0215530.htm
↑で少し調べてみました。
「しいのみ学園」「母情」の２作とも助監督は石井輝男！
少しビックリ。

石井輝男が清水宏と成瀬巳喜男を自分の師としてるのは結構有名だよ。
トークとかでもこの二人については「先生」と呼んでる。
もっとも清水宏については時々「清水オヤジ」と言ってるけど。
まぁこれは親しみを込めてるんだと思うが。

先週関西でこの二人の作品上映とあわせたトークがあって行きたかったけど
関東在住なので諦めました。こっちでもやってくんないかな。

http://www.pia.co.jp/pff/24thpff/kansai/ishii.html

このテのスレはＤＡＴ落ちになりやすいので急いでレスします。
温泉モノ以外では「風の中の子供」が素晴らしい。キアロスタミがバカに見えます。
あと、遺作の「母のおもかげ」は子供が作文を読むのをただ撮るクライマックスが、不思議と泣かせます。

「風の中の子供」は見たことあります。清水宏は子供をつかうといいですよね。
「母情」「母のおもかげ」は未見ですが、これはビデオになっているのでしょ
うか？ぜひ見てみたいです。

石井輝男が成瀬巳喜男のことを尊敬しているのは知っていましたが、清水宏の
助監督をやっていたとは知りませんでした。輝男が、「映画を撮るときはいま
でも成瀬先生のことを思いながら撮る」みたいなことを言ってるのを聞いた時
は衝撃をおぼえました（笑）。成瀬を思いかべながら「地獄」を撮ってしまう
輝男、、、成瀬も苦笑するしかないでしょう。

石井輝男は新東宝の助監督時代、他に渡辺邦男など何人かについているけど、
やはりこの二人は別格だったみたい。

監督に昇進した時、自分が含まれているのを不思議に思って当時の監督部の
トップの渡辺邦男に聞きに行ったら「清水が俺のとこに来て、石井を監督にしな
かったら承知しないぞと首を絞めるんだよ」と答えたそうで、石井輝男としては
自分が監督になれたのは清水宏のお陰という部分もあるようです。

うわ〜、そうだったんですか！面白い♪
清水宏って映画も好きだけど、こういうエピソードがいちいち面白い
監督だなあ。
石井輝男はヘタな映画撮ってないで、成瀬と清水の本を書いてほしい！