模倣犯 の謎

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138クロスファイアスレよりコピペ
43 :転載してみる。 :02/10/18 00:01 ID:I6KzU4lK
〜「噂の真相」10月号より転載〜

「そもそも宮部側は一年前、第一稿の段階で森田監督の脚本にダメ出ししていたんです。
特に、原作と大きく違うため公開後も賛否の分かれたラストに関しては『抵抗感がある』
と申し入れたが、森田側は聞き入れなかったんです。」(小説誌編集者)
そして、完成した映画はというと、中居クン扮する主人公ピースの心の闇などは全く描かれず、
ただただ宮部の嫌うエグい猟奇シーンが強調されるばかり……。
「猟奇シーンやピースの心の闇は、原作執筆時に宮部が最も腐心した部分ですからね。
宮部は生理的に嫌悪感を感じるとまで言ってましたよ」(前出・小説誌編集者)
しかも、あまりのデキの悪さに、宮部は映画の宣伝に協力することを拒否しているという。
「ある雑誌が映画の公開にあわせて宮部にインタビューを申し込んだところ、頑なに
断られたそうですし、渋々応じた版元・小学館の『週刊ポスト』での森田監督との対談でも、
宮部は無言や苦笑の連続で明らかに不機嫌でした。(前出・出版関係者)
数年前にやはり宮部原作の「クロスファイア」が映画化されたときにはきわめて協力的
だったのとは対照的な姿勢だ。
原作者と映画監督の意見が食い違うということは少なくない。が、大々的な前宣伝にも
かかわらず、結局映画は一ヶ月で打ち切りという散々な結果に終わった。やはり、宮部の方に
一理あったということか。
「あまりたくさんの人に映画を見て欲しくないな」とまでこぼしていたという宮部センセイ、
早々の打ち切りにご本人が一番ホッとしているかもしれない

〔原文ママ〕