132 :
:03/02/04 23:08 ID:sthNO5Df
133 :
:03/02/04 23:10 ID:sthNO5Df
134 :
名無シネマ@上映中:03/02/05 00:03 ID:vGso9KJS
ほんとの亀高駅つかってないじゃん。ホ−ムもちがうじゃん
135 :
名無しさん:03/02/05 01:07 ID:SmcN6EIG
>>130 俺は「配達されない三通の手紙」が好きだよ。
蟇目良の語り、栗原小巻、小川真由美の狂いっぷり、
松坂慶子のアバズレぶり、佐分利信、神崎愛、片岡孝夫の静けさ、
意表をつくラストと竹下景子、みんな好きだ。
助監督やってた三村晴彦の「天城越え」も野村芳太郎くさかったな。
136 :
ふじまる:03/02/05 05:41 ID:9j96uOM9
>>130さん
「震える舌」→ただし、ビデオは未発売か廃盤?
再上映も全くされていません。
「影の車」→ただし、ある理由で本当は
「砂の器」より先に観た方が良いですが・・・
>>134 ”亀高”と同じ路線ではあるようですね。
駅舎とホームでは各々異なった駅を使っている。 実際の亀高駅
では「絵」にならなかった、ということなんでしょうかねぇ・・
138 :
名無シネマ@上映中:03/02/07 22:38 ID:fbc81EoR
>>134 そのあたりはDVDの付録で解説が入るよ。
同じ沿線沿いの別の駅じゃなかったかな。
139 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 00:49 ID:/v3sTDuu
最近、DVDで見直しました。
原作でも思ったけど、新聞のコラムを事件に結びつけるのは
かなり強引ですね。
三木がいきなり東京の和賀に会いに行く理由付けなんかは
映画はうまかったと思います。原作では、過去を隠している人間相手に
呑気に思い出話をしに行ったみたいで違和感があったけど。
映画館の写真だけで和賀と気づいたのは不自然という意見もあるようですが
わざわざ翌日も確認に行ってることや、千代吉のためには
わずかな手がかりでも確かめに行かざるを得なかったと思えば
まだ納得行くかな。
泣けたシーンは色々あるけど、声を枯らして必死で秀夫を探し回る三木、
それを涙を流して見ている秀夫、というところが、後の二人の運命を
思うとぐっと来ました。
ピアノを演奏している手は、作曲家の菅野光亮だと思うけど
ぽちゃぽちゃ丸っこい手で、加藤剛のイメージとかけ離れてるのが気になった・・・
140 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 01:43 ID:+2RuZiLp
亀嵩駅は実は東京近郊の八高線のどこかだと聞いたが。
実際あれだけのスタッフ・キャストを島根の僻地まで連れてくことは
不可能だったと思うし。
141 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 02:15 ID:/v3sTDuu
>>138 「亀嵩駅から二つ下った八川駅」だそうです。
142 :
141:03/02/09 02:31 ID:/v3sTDuu
訂正。
駅の外観→八川駅
ホーム→出雲八代駅 でした。
>>140 DVDの特典映像で詳しくロケ現場や、当時の撮影風景を
紹介しているのでそれはないかと・・・
駐在所のセットのために庭を提供した地元のおじいさんの口調が
笠智衆っぽくてなごみました。
143 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 21:45 ID:ZBI69dBW
砂の器の素晴らしいところは、刑事が足を使って捜査している雰囲気が
とても良く伝わってきて、特に捜査会議で調べたことを伝え合うところがいい。
マークスの山での捜査会議のシーンは小説ではもっと衝撃的でおもしろかったが、
映画ではあまりたいしたことなかった。
144 :
名無シネマ@上映中:03/02/09 22:52 ID:Lxb+bna7
ただ、亀嵩駅の東方に「砂の器」記念碑があるみたいなんだよね。
10万分の1地図にも載ってる。
記念碑の除幕式には丹波哲郎、緒形拳、松本清張_といったメンツが出席しているね。
147 :
名無シネマ@上映中:03/02/10 19:40 ID:zaChdYYk
いかにも日本的な
お涙ちょうだいの映画です。
見るべき所は、日本の名だたる役者が
それぞれいい持ち味を出し合っているところです。
そして編集のすばらしさです。
見ていて無駄なカットがあまり感じられません。
情景描写は、これ以後の映画で多用されましたが、
全然、砂の器にはかないませんでした。
八甲田山、八つ墓村、等々
148 :
名無シネマ@上映中:03/02/11 00:35 ID:BLtwv5pn
>>143 羽後亀田に行くあたりは観光気分もちょっとあったけどな
というのはだね、
================== 完 ==================
151 :
名無シネマ@上映中:03/02/14 01:17 ID:zqf6cyo7
和賀が愛人の出産を許さなかったのは出世の邪魔になるとか
父のない子を作りたくなかったとかいろいろあるだろうけど
自分が父親になってしまったら、曲を完成させられないとlいうのが
一番の理由じゃないかと思った。
彼はいつまでも父と一緒に放浪した子どものままだったんだなあ。
153 :
名無シネマ@上映中:03/02/14 03:13 ID:EdY1mtny
>>152 いくらなんでも70年代にそれはないだろ
>>151 そうとらえた方が面白いだろうけど、考えすぎではにゃーか?
通天閣がいいね。
155 :
名無シネマ@上映中:03/02/14 19:39 ID:RFicXSgI
>>153 1970年代後半までは療養所内では1年に何十件も断種や人工中絶が行われていた。
もっと詳しく言えば1996年のらい予防法廃止まではこうした行為は合法で、
1994年まで行われてた記録(人工中絶)は残ってる。
ってことは、当時、世間ではまだまだ「遺伝病」という認識はあったのでは?
156 :
名無シネマ@上映中:03/02/14 22:09 ID:iVUda6wI
>>155 遺伝病でないことが知られてからも、患者には扶養能力がない、
子どもに感染の恐れがある、妊娠は母体によくないなどの理由で
断種・中絶が行なわれていたそうだ。
まあ、和賀がハンセン氏病を遺伝病と思っていたなら、
大臣の一人娘とは結婚できないんじゃないだろうか。
跡取りを作ることを強制されるだろうし。
157 :
名無シネマ@上映中:03/02/15 00:30 ID:Q+MiR4kL
ただ単に、大臣の娘との結婚話が破談になることを恐れたんじゃないの。
せっかく貧乏から抜け出したのに。
和賀が直前に理恵子に言う言葉、「生まれてくる子には父親が
いないんだぞ!」が彼の心情を語っているのでは?
状況は違うものの自身の生い立ちと重ね、不幸な環境に生を受
けて欲しくないという気持ち_
159 :
名無シネマ@上映中:03/02/17 19:02 ID:Lybb4HrF
ここに書き込みしている方々に
松本清張の原作を読んでください。
また違った感動が得られます。
しかも、もっと深いです。
160 :
名無シネマ@上映中:03/02/17 19:13 ID:Y4Lz8s3E
私は小説が先でしたが、正直、松本清張の小説としては
「砂の器」はそれほどいい作品とは思いませんでした。
原作が発表された時は、殺人トリックが斬新だったのだろうけど
今ではちょっと・・・
映画より原作がいいと思ったのは「ゼロの焦点」ですね。
「砂の器」は断然映画がいいと感じました。
161 :
名無シネマさん:03/02/17 23:30 ID:Bzu7iIFz
夕張でフィルムで観たけど、マジでいい作品だった。
確かに原作の小説よりもいい感じだった。
それにしても舞台挨拶に来ていた丹波哲郎、そろそろ逝きそうな感じ…
>>161 最近の事ですか? 劇場で観賞したうえに主演の丹波氏の
舞台挨拶付きとは_ 羨まスイ・・
丹波氏「たそがれ清兵衛」にも出てました。 スクリーンで見る時
は元気そうなんだけど、先日週刊誌で007作品出演時のエピソード
を語るインタビュー記事の写真はマジ危なそうだったなぁ。
森繁とどっちが先に逝くかな・・
163 :
名無しさん:03/02/18 11:36 ID:v3Gomgbi
164 :
530:03/02/18 11:39 ID:MJfg782l
>>162 「たそがれ清兵衛」で元気そうだったよね。
その他に去年一年でも「猫の恩返し」の声の出演とか、「利家とまつ」とか
エネルギッシュに仕事をこなしてるけど、なんか急に老けたよね・・・
166 :
名無シネマ@上映中:03/02/18 19:27 ID:SA3M4fYs
小説より映画の方がいい
という意見がありますが、
比較にならないというか、
原作とは似ても似つかない作品に仕上がっている映画です。
推理小説が人情映画になってしまっているんです。
まあ日本人向けになったんで評価が高いんだと思いますが。
「張り込み」なんかが清張映画の神髄だと思います。
でも野村芳太郎の映画は何か好きですけど。
167 :
名無シネマ@上映中:03/02/18 19:35 ID:qi3JMnhx
良い映画だったけど、森田健作の滑舌の悪さが
なんか居心地悪かった・・・。
>>163 すげーな、出演数。
昨年島根の新聞に「砂の器」撮影当時の想い出を語った記事が載ってたけど、
ご高齢でもある上に、この出演作品群_ 本人曰く、砂_」は思い入れのあ
る作品だそうだが、あの記事どこまで本人の記憶だっだろうか・・
加えてテレビ出演もコンスタントにこなしてきたし、多望な役者人生だねぇ。
自分は「キーハンター」が丹波さんの初見なのかな? 「ホテル」等にも出
ていたそうだが、テレビから遠ざかっているので近年の活躍はよく知らない。
合掌_
合掌かよ!
>>163 仕事を全く選んでなさそうなのが実にすがすがしい。
>>163 1950年代〜60年代なんて年間10本以上の年も
ザラだ。 作品1本の拘束期間ってそんなに短いのか?
当然掛け持ちもあったろうから、役作りも大変だったろうな、
凄い・・
>>171 丹波が他の俳優に比べて突出して凄いのは、80年代以降。
日活のプログラム・ピクチャー時代は、
「編集含めて一本作るのに25日くらい」と鈴木清順は言ってますよん。
「砂の器」は構想からだと10年くらいかかってんだっけ?
「城戸四郎伝」にその辺のいきさつが書いてあったんだがみつからん…
どうだっていい。
というのはだね、
174 :
名無シネマ@上映中:03/02/22 18:59 ID:3rqSiyPw
蛭子能収はいろんなところに漫画を連載しているが
ときどきごっちゃになるらしいね
競艇の専門誌とエロ雑誌に載せるべき4コマ漫画を
間違って逆に原稿を渡してしまったが
どちらもそのまま載ってしまったとのこと
175 :
名無シネマ@上映中:03/02/26 01:42 ID:l3SnZL+C
松本清長の小説を読んでみたい
昔に火曜サスペンスで放送した「疑惑」はほんと面白かった
「ゼロの焦点」ね。ふむふむ。
文春の傑作小説ランキングでは「点と線」が一位だったような
社会性を組み込んだ斬新な傑作と言われてるらしいね
本屋で見たけど本が薄くて「砂の器」よりは読みやすいかも
おりゃ漫画ばかり読んで本なんてまともに読んでねぇからな
>>168 加えてテレビ出演もコンスタントにこなしてきたし、多望な役者人生だねぇ。
それだけじゃないぞ。この人、昔は舞台も出ていたはず。ちょっと信じられない。
>>171 >当然掛け持ちもあったろうから、役作りも大変だったろうな、
自分でも言ってるけど、タンバは役作りはしない人だからね。それでもこなすん
だから、かなりカンがいいんだと思う。
177 :
名無シネマ@上映中:03/02/26 02:15 ID:Hg4MFGbS
古き丹波の,シャープな魅力に触れたい人は,
深作欣二の初期の作品「誇り高き男」「白昼の無頼漢」あたりに注目です。
バイリンガルで冷徹な丹波がそこにはいます。ホントにカッコイイよ!
178 :
名無シネマ@上映中:03/02/26 03:19 ID:LtGMKhh/
>175けものみち、もいいよ。
丹波と聞くと「キーハンター」とか「アイフル大作戦」での
おとぼけ丹波しか浮かばん・・
あ、「キー_」ではシリアス路線だったかな?
180 :
名無シネマ@上映中:03/02/28 03:45 ID:KiXrmvaS
「北京原人」の丹波はなかったことに
181 :
:
「日本沈没」で総理大臣をしている。