おい！なんで山中貞雄のスレッドないんだ？

「こけざるのぉ〜つぅぼぉにいぃ〜ございます」

とりあえず百萬両の壺最高。

2ゲッツ

うっ、迂闊だった。

山中貞雄のスレッドはあるけれど、一般版に立てられたから
アホな自治厨のターゲットと化していました。
まだ、あるかどうか？？？

京都文化博物館で、最近まで特集やってたおかげで、現存する三作は観ることが出来た。
スクリーンは小さかったし、「河内山宗俊」は画質・音質がぼろぼろだったけどね。

ビデオの「河内山宗俊」の音声も酷くない？
台詞、何を言っているのかほとんどわからんかった。

百萬両の壺の最初のほうも何いってるのかわからんかった。

「人情紙風船」
ほのぼの人情ものかと思って見たら落ち込んだぞゴルァ！

現存するのが三作しかない監督ですが、
俺は多分小津より好きです。

多分というのは俺、小津は「東京物語」しか見てないから。

ローアングル、パン無し、アップ無し、バストショット多用、固定カメラ
これらは好きなんですが、日本的なホームドラマが苦手だからなあ・・・
もうちょっと生きてて欲しかった・・・

>>5-6
「河内山宗俊」は三作の中で一番酷い保存状態ですね。
ダストノイズは画面を覆い尽くすし、台詞もところどころわかんない。

>>7
台詞に比べてノイズがでかいけど、まだマシですね。
大河内伝次郎の台詞が、何言ってるのか分るってのはあの時代驚異的だと思われ。
なんせ、クロサワの大河内出演作品三作は全く分らなかったから。

>>8
最後がなあ・・・
てか、髪結新三は死んだのか？

「人情紙風船」のすべてが袋小路で出口無しの状況におかれていくなかで
質屋の番頭とお嬢さんね。多分連れ戻されちゃうんだろうけど、あの若い
二人にかすかな希望を託したラスト。（というか描かれていないけど）
あそこに山中の祈るような思いがこめられているような気がした。

>>10
でも番頭、嫌な奴の気がするんだけどなあ。
「おーい、忠八、大急ぎで薬屋さん行って例の薬買って来い」
って、結構最悪じゃない？

オレの伯父が当時、前進座にいたので、「河内山」と「紙風船」に出ている。
オレが生まれる前に亡くなっているので、映画でしか顔や声を知らない。

番頭は嫌な奴だけど状況のなかで囚われの人。お嬢も同様。
個人の問題っていうよりもっと大局的な視点でとらえてる感じがした。
俺らはダメっぽいけど若いやつらなんとかがんばれよ！みたいな
メッセージというか。

>>12
マジですか？
では「街の入墨者」などにも出てたのですね！
山中監督の出征時に見送ったのかもしれませんね。
うらやましいです。

>>13
確かに視点が大局的＝冷徹な感じですね。

＞俺らはダメっぽいけど若いやつらなんとかがんばれよ！みたいな
＞メッセージというか。

うーむ、それが山中のメッセージなのだったのかもしれませんが、
山中自身２９歳と若かったのですから、やはり自分ががんばりたかったと思いますね。

「河内山宗俊」の原節子と弟との静かな長い対面の場面は情感があってすばらしいな。

>>15
雪が少し安っぽいけどね（ｗ本物っぽくない。
でもそれがまた、花弁みたいに見えてｲｲ！！

＞14
マジです。
河内山の直と紙風船の長松やってる市川扇升です。
街の入墨者にも出てた筈だけど作品を見た事がないので未確認。

｢〜百萬両の壺｣の失われたシーンの一つ、
ラスト近くで、左膳がやくざどもを
あっという間に叩っ斬るシーン見たい！

アルトサックスがうまいんだよね。

>>17
有名な方だったのか。
「街の入墨者」は前進座総出演のはずですから・・・

>>18
検閲でダメになったやつですね。
そうですねえ。道場での暴れっぷりとか想像するに面白かったにちがいないですね。

市川扇升　出演作

1935.11.01　街の入墨者 　日活京都 　...　友吉の若い者
1936.04.30　河内山宗俊 　日活 ＝太奏発声映画 　...　直侍
1937.08.25　人情紙風船 　Ｐ．Ｃ．Ｌ． 　...　長松

数年前、ちょっとした上映会で大河内伝次郎のフィルム・アンソロジーを見たことがあります。
ちょぃと呆れるほど粗雑にまとめられたアンソロジーでしたが、なんと！
山中の「国定忠治」の断片が…　１０秒にも満たなかったと思いますが、
こうした断片、ひょっとして他にも残っているのでは？

断片だけだと、いくつか現存しているようです。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/mk-pai/classic.html
処女作の「磯の源太　抱寝の長脇差」も、わずかばかり残っているらしい。

それと、稲垣浩監督の「大菩薩峠　第一篇　甲源一刀流の巻」にＢ班監督として参加しています。
まるまる撮っているシーンもあるそうですが、大井武蔵野館で観たときは、私には判別できませんでした。情けない。

>>23
おおー、大井武蔵野館！
銀座の並木座と並んで懐かしの映画ばっかりやってたね。
結構客は入ってたのに（´Д⊂
話は変わりますが、
「壺」のリサイクル業者さんの一人や
「河内山宗俊」の元祖バカ殿様やってた人の
お名前どなたかご存知ですか。

リサイクル業者の二人組はー
高勢実乗と鳥羽陽之助じゃねーの？

>>17
マジだったんですね。
邦画BEST100スレの時はネタかどうか迷ったものです。

18 名前： 名無シネマさん 投稿日： 01/10/31 02:16 ID:WFMhu6Gs

街の入墨者 （'35）
河内山宗俊（'36）
戦国群盗伝・前・後篇（'37）
人情紙風船（'37）
阿部一族（'38）
逢魔の辻・江戸の巻（'38）
その前夜（'39）
元禄忠臣蔵〜前・後篇（'41,42）
三十三間堂通し矢物語（'45）

　叔父の出演作、血族として偏愛。


71 名前： １ 投稿日： 01/11/05 22:20 ID:1I8EzhBV

>>18
市川扇升の甥or姪ですか？
マジで？

リサイクル業者の二人組は「江戸の春遠山桜」にも出てくるね。
おでん屋とそば屋だったと思うけど百萬両の壺と同じ音楽で登場する。

>>27
河内山でも出てなかった？

>>28
すみません。がいしゅつでした。
何見てるんだろ・・・ああ、鬱だ死のう・・・

いかん、いかん、こんな２チャンネルらしからぬ良いスレは地道に長続きさせなきゃ。

実業之日本社から出ている「山中貞雄作品集」…　１巻と２巻は持っているのだけれど
どっーーーしても３巻は入手できません。　何年も捜し続けているのですが､一度も
目にしたことがありません｡　なにか事情でも？？？
持っている方､いらっしゃいますか？

実業之日本社から出ている「山中貞雄作品集」は全一巻(1092ページ)9500円で再発されて
います。でかい本屋にはまだあるかな？　同時に発売された「監督　山中貞雄」は評論＋資料集
でこれも全一巻(1172ページ)9500円の分厚く読み応えのある本です。
当時の評論を読むと山中はデビュー当時から一目おかれる天才と評価されていたようですね。
けなすにしても「上手いのはわかるが．．．」と一言エクスキューズがつくのが面白い。

>31
ありがとうございます｡　　全然知りませんでした…
しかし、全一巻とは…弱みを突かれたみたいな仕様。
高いと思うなら､買うな、と言われているみたいだけど､高いと思っても
買わないわけにいかないし…

何しろ日本映画史上有数の天才・・・
しかもほとんどの映画はシナリオでしか偲べない、となれば…

age

この人の写真ってあるの？
ブサイクだったんだよね？
写真見てガーカリしたらやだなぁ。

>>30

とりあえず、私は浜松町の駅地下の本屋では見ました。

値段が・・・

>>34

ありますよ〜。

ブサイクっていうか・・・愛嬌のある顔です。
アゴが長くて・・・一度見たら忘れられないはず。


やっぱすごい監督って、「いかにも」な風貌してる。

>>16
当時スタッフをしていた宮川一夫によるとニワトリの羽を切って雪に見立てたそうです

>>18
山中貞雄のＨＰの掲示板に．泰通という人が、その立ち回りシーンが見つかって
最近、再映されたと書いていましたが本当でしょうか？

>>22
国定忠次の断片があるとは初耳です。「海鳴り街道」の１分くらいの断片が最近
見つかったそうです。

山中貞雄の実兄は９６歳で未だ御健在！！

こないだヤフオクに出てたビデオ、結局いくらで落札されたの？

山中貞雄の作品は本当に３作しか残っていないのだろーか？
どこかの誰かが密かに蔵の中に隠し持っていて、
「自分が死んだらコレも一緒に焼いてくれ」とか思ってる奴が
いるんじゃないだろーかといつも妄想せずにはいられません。
フランスではジャン・ヴィゴの作品が復活したりしてるのに
黒澤の「白痴」さえ完全版にならない日本では、山中作品の復活など夢のまた夢
山中が死んでいなければ一歳違いの黒澤と競い合いながら、きっと
数々の名作を生みだしていただろうにと思うとまた悔しい。

北朝鮮で発見に期待しる

山中映画はアンダーグラウンドでは古くから「抱き寝の長脇差」「盤嶽の一生」
「右門捕物帖」が残っているという噂があるそうです。
問題は、これらを所蔵しているはずのコレクターが頑迷に秘匿して絶対に公開しないことです。

ＧＨＱが戦前の日本映画を風俗研究のためにアメリカに持ち帰っていて、未だ返却
しない映画がかなりあると聞いてます。その中に山中映画も有りうるという
一縷の望みがあります。
もう一つの希望は９ミリ映画という形で戦前の映画の多くが２０分以内の短縮版で一般
発売されており、これらの中にも残っている可能性があります

「丹下左膳餘話 百萬両の壺」11月19日後4:30 WOWOW2でやるよ。

>おい！なんで山中貞雄のスレッドないんだ？

あったよ！プロフィールが載ってる。
さすがに大物だ。
http://www.jimin.jp/jimin/giindata/yamanaka-sa.html

　

「街の入墨者」を見たいのだけど、アンダーグラウンドのウワサにもないのね‥‥

>>23
たしか筒井康隆氏の「不良少年の映画史」の中でそれに触れていましたよ。
今、手元にその本ないんで内容はかけましぇん。スマソ。

「河内山宗俊」もＷＯＷＯＷでやるみたいです。

今、山中貞雄の幻の名画や黒澤明「白痴 」完全版が見つかり世に出たら、いくらの
市場価格がつくかと、よく考えるのですが、おそらく、第一級の美術品として遇され
相応の高値が付くでしょう。そうなると、秘匿して公開もせず所持していると、
脱税しているのと同じ。よく噂に上る生駒山の映画コレクターもマルサの捜索を受けた
なんて話は聞かないから、嘘なんでしょうね。

>>40
＞北朝鮮で発見に期待しる

有り得ない話じゃないよね。
台湾とか。どこかにないのだろうか…。

台湾．韓国は古い映画の保存が日本以上に悪いらしく逆に日本に戦前映画が
残っていないか問い合わせが来るそうです。

山根貞男がフィルム・コレクターを訪ね歩いているけれど、
他の凡百の映画評論家も少しは見習って欲しいものだ。

数年前、山根氏の講演で聞いたのですが､コレクターはこともなげに
「山中貞雄、あるよ」なんて軽く言うそうです。
でも、絶対に見せない。　かたくなに見せないそうです。
いくら説得してもダメみたいです。

誰か一服盛ってやって、そのコレクターの死期を早めてやって欲しい
自分と一緒に燃やして欲しい、などと遺言を書く前に…

>>50
そのアホコレクター、持ってないのにただ単に見栄はってるだけだったりして。

>>50
そのコレクター．有名な生駒山の人のことだと思うけど、この人、忠次旅日記３部作
をはじめ戦前の映画の大半の数万本の映画缶を所持していると豪語しているそうだ。
でも、この人が公開した映画はマイナー映画１本だけ。みんな騙されて居るんだよ。
実際、今でも映画評論家が騙されて、この人の妄言に振り回されている。
第一、それだけ商業フィルムを持っていたら保管管理に多額の課税される、実際、
映画会社の倉庫に古い映画が残っていないのは死蔵していると課税されるからで
逃れるためにジャンクしたから
山中、溝口クラスの巨匠の未公開品となると美術品として資産価値が付く、
そんなに多くの未公開映画を抱え込んだらマルサが押し掛けるよ。
この人の真偽のほど確かめたかったら地元の税務署に問い合わせてみればいいよ。

それと５０の方、見ようによっては殺人教唆をしていることになりますよ
万一のことがあれば事情聴取を受けます。書き込みには注意して下さい

５０です。 　　　殺人教唆・・・・　以後、気をつけます。

課税の話は山根氏の講演でも出ました。
記憶が定かではないのですが、課税は上映用のプリントに対してなされ
ネガは対象にならないのでは？　ちょっと記憶が曖昧でスミマセン

それから、これは山根氏の話だったか、これまた記憶が曖昧なのですが､
昔は、上映の権利が終わった外国映画は、冒頭の部分だけ切り取ってあちらに送り返し
残りは日本でジャンクする、という方法を取っていたらしいのです。

ところが、ジャンクするはずのフィルムが結構、コレクターの間で取引されていたとのこと。
しかも、かなりいい加減な取引で、買った側は冒頭部分のない映画を上映してみて
初めて何の映画か分かる､というような出鱈目な取引だったようです。
出回るのは ほとんどは たいした映画ではなかったようですが・・・

何が言いたいかといいますと､邦画のコレクターも、同様にかなり いかがわしい
ルートからフィルムを仕入れていた可能性がある､ということです。
「突貫小僧」や「天国その日がえり」のような市販されていた９ミリフィルムは別として
希望的観測を込めて､闇ルートが存在したと思いたいのですが､　だとしたら
ひょっとしたら､ひょっとして、山中の映画も・・・

と、思いたいです

色川武大が「懐かしい芸人たち」で書いてましたが、戦後、ＧＨＱが来て、戦前の
封建思想の時代劇は処分されてしまうので、どうせならということで、当時の関係者
が倉庫から大分、持ち出したようで、それらがコレクターに出回り、アンダーグラウンド
で残っているようなのです。元々映画会社に所有権利がある物を個人がみだりに保管
出来ないものなので、おまけに課税されるとなれば公開しないのは当然かも知れません。
ただコレクターは大抵は一庶民、一定温度と湿度で管理する立派な保管設備を持っている
筈もなく、今、戦前の映画が出てきたとして化学変化でヨレヨレです。古いセルロイドフィルムは
放置しておくと自然発火して事故崩壊する事もあるそうです。
コレクターの多くは自分だけで鑑賞もせず、ただ缶の中に入れて取っているだけで、
この世に自分だけが持っているというささやかな自己満足で悦に入っている人なのだそうです。
じゃあ、その人が亡くなれば開放されるかというと受け継ぐ遺族が、その価値を知らねば
ゴミとして捨て去られてしまうのです。
こんな話を聞きました、戦前のチャンバラ映画のコレクターとして名高い金持ちが
最近無くなったそうですが、そのコレクションは公開されず闇から闇に葬られたそうです。

今日は、「百夜の陰獣」様から、貴重な知識を頂いたので感謝しなければいけないのですが､
悲しい・・・悲しすぎる・・・
貴重なフィルムが、そんな形で消えていくなんて・・・

他スレにも張り付けたけど．もう一度　山中貞雄．ＨＰ．掲示板よりコビベ
山中貞雄の兄である父は９６歳で健在ですが、東京の実家にある貞雄さんの関連の
遺品を出版社や研究されておられる方が見に来られたり、借りていかれて、戻って
こないことが起こるようになりました。兄弟が相談し、京都にある財団法人の
京都文化博物館に寄贈することに決め、今月、８月２日に正式に山中貞雄直筆の
絵入りのメモの『従軍記』や写真を含む遺品や、当時の仲間の映画監督による
寄せ書き等、関連ある物を全てお渡しいたしました。
これにより京都文化博物館を通して、京都が生んだ映画監督、山中貞雄の遺品を広く
皆さんにご覧いただくことが出来るようになりました。
これを機会に、皆さんの中で山中貞雄の貴重なフィルムや写真や遺品をお持ちの方は
、それらが将来散逸するのを防ぎ、また多くの方々に山中貞雄を知っていただくため
にも、お持ちの遺品を下記の京都文化博物館にお預けいただけましたら遺族としても
大変嬉しく存じます。幾つかの団体より、遺品保管のご希望がございましたが、京都文化
博物館の井上さんや森脇さんに日本映画関係のフィルムや脚本、書籍の行き届いた
管理を見せていただき、安心してお預けすることにいたしました。
同館の山中貞雄に関するお問い合わせにつきましては井上さん、森脇さんに
お願いいたします。
財団法人　京都文化財団　京都府　京都文化博物館
〒６０４−８１８３
京都市中京区高倉通り三条上ル東片町６２３−１
学芸第一課　主幹兼映像情報室長　井上文夫
学芸第一課　主任　森脇清隆
（TEL）０７５−２１３−２８９３（直通）
尚、京都文化博物館では９月１３日より、山中貞雄の特別展示を予定されるとのこと
です。また毎年、黒木和雄監督を中心に、老若男女のファンが集い開かれております
『山中貞雄を偲ぶ会』は、今年も山中貞雄のお墓のある京都の大雄寺で９月１６日昼
より開かれる予定です。浄土宗　大雄寺（だいおうじ）
京都市上京区七本松通り出水下ル（TEL)　０７５−８４１−８８７６

↑２ちゃんにこういう情報のカキコはいかがなものかと思うぞ。
責任とれんの？

大雄寺だっけ？　いつかお参りに行きたい。
そのとき、京都文化博物館にも寄ろう…。

>57
２ちゃんねるとはいえ、このスレには、２ちゃんねる特有の『バカ』は
いないから大丈夫だと思います

焼失した幻の山中映画のことを思うと鬱になりますね。
古い映画が残っていないのは基本的には戦争という大きな災厄があったことと
終戦後の混乱期があり、その過程で焼失廃棄散逸してしまったのです。
戦争の傷の大きさであります。何と言っても大きな損失は山中という才能が夭折
したことで、これも明らかに戦争があったからです。既に有能な監督して実積
があったのですから上手く渡れば兵役免除されていたのではと思うと．．．

ヴィゴと山中ならどっちだ？

世界的な評価ということならヴィゴになるのでは．．
山中の世界での評価はどうなのだろうか。
なんとなくなのですが、山中の幻の名画が近い内に見られそうな気配を感じる、けふこの頃。

ヴィゴの４本も山中も映画館で見ているし､共に大好きで紛れも無い天才だと思うけれど
ヴィゴの作品は時代の経過と共に､その一部が古びていく､という印象が､
残念ながら､どうしても否めません。（誤解しないで下さい。大好きなんです）

一方、山中は「古色蒼然」という言葉とは いつまでも無縁であり続けるような・・・
雑駁な印象ではありますが。

ヴィゴさんは手作りぽくてウキウキ。
山中さんの方はプロの仕事で魅せる。
今日本でリスペクトされるべきなのは後者ではないでしょうか。

長生きしなきゃ
俺もおまえも

キネ旬の次号の特別企画は「失われた映画を求めて　日本映画篇」
植草信和が編集長を辞めて以降の、呆れるほど幼児化したキネ旬には
たいして期待していないけれど、かといって２０年以上、一号たりとも買い逃して
いない雑誌をいまさらやめるわけにもいがず・・・

ともかく、次回の企画に嬉しい情報が載っていることを少し期待しています

このスレ伸びないなぁ。天才とはいえ３本しか残っていないから話題はつきるか

キネマ旬報の特別企画「失われた映画を求めて　日本映画篇」は
撮られなかった映画､お蔵入りした映画を取り上げたものでした・・・
これはこれで、最近のキネ旬のガキっぽい特集に比べれば、久々に興味深いものでしたが
期待していたものとは違ってたなぁ〜

タイムマシーンが有れば良いな。

遺書

○陸軍歩兵伍長としてはこれ男子の本懐、申し置く事ナシ。
○日本映画監督協会の一員として一言。
「人情紙風船」が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ。
負け惜しみに非ず。
○保険の金はそっくり井上金太郎氏にお渡しする事。
○井上さんにはとことん迄御世話をかけて済まんと思います。
僕のもろもろの借金を（Ｐ・Ｃ・Ｌからなるせ［＃「なるせ」に傍点］からの払ッて下さい。）
多分足りません。そこ、うまく胡麻化しといて戴きます。
○万一余りましたら、協会と前進座で分けて下さい。
○最後に、先輩友人諸氏に一言
よい映画をこさえて下さい。　 　　　以上。

　昭和十三年四月十八日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山　中　貞　雄

>>68
このスレに関係ないけど完成したのにお蔵入りの未公開映画が多いのには驚かされる。
ビデオぐらいは出せよ

>>70
これが天才の遺書とは本当に淋しい。

ところで漫画の沙堂．打ち切りなの？

山中の作品もそうだが、伊丹萬作の「国士無双」も世に出てきてほしい・・・。

>>72
国士無双．最近．９ミリ映画で、これまでの断片より長いのが見つかっています

伊丹萬作の「国士無双」、数年前に上映会で見たけれど
正直なところ、なぜ、もとの９ミリ映画に、もっと「これぞ」という場面が
収録されていなかったのか不可解でした。