【銀色の】ドニー・ダーコ【ウサギ】

先日、見たんでネタバレこみで感想とか疑問や自己完結など

※ネタバレしたくないなら進んでくれ




●疑問
・最後にサーマン(精神科医)が家に電話掛けてきたのは何を伝えようとしたのか。
　→多分事件(学校放水、児童ポルノ放火など)のことについて。
・グレッチェンの母はなぜ居なくなったか
・フランキーはこの映画にどう関係が？
・フランクはグレッチェンを轢いた責から銀色のウサギを駆って出たんだろうか？
　→後述のドニーの思或と一致する。
　　フランクは彼女を助けたい(映画館での「すまない」がそれ)、ドニーも助けたい。
・主人公がパーティーをしようと姉に言い出したのはどういう意味があるのか？
・死神ババアの存在。過去に何があったのか。
　(漏れ的にはデブの女の未来と思うけども(惚れてるドニーからの手紙を待つ)、
　　しかし同一時間軸に同一人物が存在することはない。というタイムパラドックスの定義から外れるが)

○自己完結での感想など
・結局は、未来の飛行機のエンジンがワームホールの鍵。
ドニーは初めて真に孤独から逃れていたのに、彼女が死んだことが一番の悲劇(世界最後)だった。
自分と出会う前に自分が死ねば(ダニーが彼女に合わなければ)彼女は助かる。
そういう思いで、ダニーは自ら死を選んだんだと思う。

・飛行機事故自身については、普通に事故って死んでるだけ。＜未来のね
・最後の胸からにゅーっと出てるやつにドニーの頭が納まるけど、
あれはデブのやつなんじゃないかな？ただ、このデブは何なのかは全くの謎だが。
デブとドニーが喋るとこあったけどあそこで落とした本。あれが重要な鍵であるのは間違いないと思う。

続きネタバレ


注意



つまり、ドニーがあのまま直撃で死んでいたら、
彼は孤独なまま死んでたわけになる。
それをフランクが変えようということになって、
(この辺の説明がタイムパラドックスになる)
彼女(グレッチェン)と出会わせ恋に落ち、
そして孤独ではないと彼に悟らせてまた元に戻る。
(結局は死ぬ運命であったがそれをどう受け入れさせるかがポイント)

>>194が言ってるのはこれ参考にすればいいかな。難しい･･･
ttp://www1.kcn.ne.jp/~iittoo/jp33_revo.htm

>>205のは合ってると思う。

でも、今>>218読むと妙に納得もした。




タイムパラドックスが起き始めた時点で世界はおかしくなる。
実際に事故が起きればその世界は消滅してしまう。＝世界の消滅
しかし、こちらはドニーが幸福な終わり方ができるという話。

普通に死んでた方は運命通り、エンジン直撃でｼｳﾞｫﾝﾇ。



ただし、これだったら、グレッチェンが最後に手を振るシーンは理解に苦しむ。

で、精神科医のところでウサギが出た時に、

精神科医が言ってたセリフの
「もし空が突然開いたら、何の法則も無くなる。無秩序よ」の次のセリフ。
「残るのはあなたと、あなたの記憶･･･あなたが選んだものとあなたが触れた人だけ」

ということで、ドニーは最終的に自分が死ぬ方の運命を選んだんだと思う。

>>218に追加で

１．エンジン回避の世界：--------エンジン落下|　選　|X
２．エンジン直撃の世界：--------エンジン落下|　択　|----->

選択ゾーンは、
１はタイムワープになって落下時間に戻るものの、
結果的にドニーが２を選択したので、１の世界は消滅。

しかし、ドニーが１を選択してたらどうなってたものかを知りたいところだが。>>409より