■てめーら!!シンドラーのリストを見たか!ゴルァ■
1 :
オスカー:
スピルバーグの作品の中でもぴか一と思うのですが。
「シンドラーのリスト」について語りましょう。
本物のリストは見たことないな、そういえば。
3 :
名無シネマ@上映中:02/05/28 04:55 ID:AaO0Y476
それなりに良く出来ていた気もするんだが、
ナチスや戦争や差別に対するものの考え方が素直すぎたのか、
あまり印象に残らなかった。
4 :
佐分利信ドラー:02/05/28 06:29 ID:GYs+CGRf
白黒の映画は嫌いだ
5 :
名無シネマ@上映中:02/05/30 01:13 ID:53Z2H6fh
age
6 :
千畝:02/05/30 21:55 ID:GHN0Tx0n
見て泣きました!題材としては重い映画だったけど、
時間を感じさせないほど感動した!
7 :
名無シネマ@上映中:02/05/30 21:57 ID:JdcNwmCD
ユダヤの男衆のチンポは長い。長い。マフラー代わりに使えるほど長い。
8 :
名無シネマ@上映中:02/05/31 04:29 ID:RSXLkEgf
シンドラーは往年は惨めだったらしい。
抜きました。
10 :
69:02/05/31 04:43 ID:N8bqDINE
>>8 「ユダヤ女にキスする野郎っ!」とかいってドイツ国内で
蔑んだ視線で罵倒されたこともあったらしい。
ちなみに現在のドイツでも反ユダヤ思想は結根強く残っているらしい。
>9
抜くな!お前は死体でも抜きかねん奴だなー(w
( ´,_ゝ`) スピルバーグにはユダヤ人の血が入ってるんだよね。
俺の知り合いで、アウシュビッツ記念館にもシンドラーの墓にも行ったことが
ある人がいるんだけど、アウシュビッツ記念館で当時の虐殺映像を編集なしで
観た後、人生観180度変わったって。。。子供が生きたまま火に放り込まれたり、
毒ガスで何人も殺される映像が何十分も続く。観てるほとんどの人は失神しちゃうらしい。
この映画にも、一部分その映像が使われてるし。本当はこの映画24時間(だっけ?)
あるんだよね。元取れないから、まだ公開されてないけど。。。テーマ音楽演奏してるのも
ユダヤ人。俺は「ライフ・イズ・ビューティフル」大大大大好きなんだけど、その人は
期待してたけど糞だったらしい(w もっとアッサリ残虐に殺されたから>ユダヤ人
まだ邦題が決まってなかったころ、てっきりそのまんま「シンドラーズ・リスト」に
なるんだとばっかり思ってたら、「シンドラーのリスト」と聞いて「まんま直訳かい!」
とおもったよ。でもみてない。
14 :
名無シネマ@上映中:02/05/31 18:36 ID:QiihAjdP
>>12 24時間は初耳!
この映画がアカデミー賞取った時、スピルバーグのコメントで
「ゆくゆくは6時間〜8時間ほどの学校教材用の特別版を作りたい」
とか言ってるのを何かの記事で読んだ事あるけど…
16 :
名前なし:02/05/31 20:13 ID:2b6esOne
TV放送しろゴラァ
17 :
名無シネマ@上映中:02/05/31 20:26 ID:xF6TcPF3
1、2回ぐらい放映してんだよね。
でも尺長いし中々機会がないな。
18 :
名無シネマ@上映中:02/05/31 20:32 ID:EqRDCDRp
教育用作るなら日本のシンドラーと呼ばれた外務官(名前忘れた)の話や
意外と知られてないジプシー虐殺の話も入れて欲しいね。
19 :
名無シネマ@上映中:02/05/31 20:52 ID:QiihAjdP
>>18 杉原千畝さんの話ですね。
『シンドラーのリスト』が公開された頃
日本の映画界が便乗して製作する話がありました。
監督候補にはロマン・ポランスキーの名が挙がってましたが…
20 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 08:12 ID:YCApjCpV
>12
アウシュビッツ記念館で「子供を生きたまま火に放り込む?」「毒ガスで何人も
殺される映像?」どういうお知りあいが見たかは分かりませんがそういう映像が
あるとしたら「再現フィルム」です。(「南京大虐殺の証拠フィルムだ」と言わ
れた中国映画同様)だとしても本当に収容所で見られたのでしょうか?
私ポーランドは3度ほど行きましてアウシュビッツもその度に行ってますが、
あそこで見せられる(記念館に映画上映出来るホールがあります)&ビデオ販売
しているものは戦後収容所解放後に所内を撮影したものが多く、放置された死体を
再度焼却するシーンは確かにありましたが「死体を焼却」してます。
ましてや「観た人殆ど失神?」各国から見学に来る人は多く、年齢も多岐に渉りま
すが気分が悪くなる人・涙ボロボロの人はともかく失神者は見たことありません。
確かに医務室は併設されてますけど。
たぶん行かれた方(本当に行ったのか?という疑問はあるにせよ)が興奮して煽
りで言ったことをそのまま信用されたかと思いますが、実際のアウシュビッツ記念館
は演出はされているにせよ(例:アンネフランクのトランクがトランクばかり集めた
部屋で見えるところに展示してある)教育施設としての一面もありますからそんな
残虐シーンをむやみに強調してはいません。
ところで「シンドラーのリスト」に使われている記録映像ってのはどこのシーンで
しょうか?アウシュビッツのシーンはすべてセット撮影で(ロケ使用の許可がおり
なかった)どれがそのソーンなのかちょっと記憶にありません。
21 :
キジ:02/06/01 09:22 ID:KRGfaRCv
この映画見たけど、途中に白黒じゃないところが有ったのが記憶に有る。
22 :
wangan ◆DJm087Vs :02/06/01 09:41 ID:9ratMdsk
色が付いているのって 女の子のリボンだけじゃなかったっけ???
なにかと混同してるかな・・俺。。 カラーもあったっけな・・
23 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 09:45 ID:lxUU7hPZ
いやコートです。確か。
24 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 09:57 ID:1xy8vDMz
オープニング(現代)とエンディング(現代)シーンは
オールカラーです。
少女の衣装だけがパートカラー。
25 :
wangan ◆DJm087Vs :02/06/01 10:00 ID:9ratMdsk
エンディングって出演者と演じられた本人がシンドラーの墓に石を置く
シーン? そこは確かにカラーだたね
26 :
24:02/06/01 10:07 ID:1xy8vDMz
そうそう、あとオープニングはローソクに火をつけるシーンで
その炎がカラーだった。それを消して立ち上がる煙が
モノクロになってユダヤ人を運んできた機関車の煙とオーバーラップ
していたような…
27 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 13:23 ID:0THJiqVM
>>19 杉原の話は、アメリカの日系制作者が自主制作短編映画「ビザと美徳」にしました。
アカデミー短編賞受賞。
NHK BSでもオンエアされましたが、ラストにクレジットされてる出資者陣の中にジョージ・タケイの名前がありました。
28 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 14:26 ID:End13XEB
>20
俺は大学の授業でアウシュビッツの記録映像見せられた
虐殺をしているシーン自体はなかったえけど
いかに効率的に人を処理していくかが語られていた
人間の皮で作った工芸品とか油脂で作られた石けんがあったのにはショック
映画が終わったときには講堂が静まりかえっていたッス
ところで最後の本人登場のシーンはあった方が良かったかな?
俺的には蛇足って感じがあるんだけど
29 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 15:00 ID:ULNQ5k1N
漏れとしては2万人のユダヤ人を救ったゼネラル・樋口の映画化キボンヌ
30 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 15:10 ID:1xy8vDMz
31 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 15:47 ID:ULNQ5k1N
32 :
30:02/06/01 16:00 ID:1xy8vDMz
>>31 感動した!
映画化するとなると樋口役には誰がいいかなあ?
33 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 16:12 ID:v3Jv0Q2r
>>28 俺も全くの蛇足だと思う。「プラオベート・ライアン」の最後の墓地の
シーンも同様。露骨なヒューマニズムの悪しき見本。
34 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 16:13 ID:v3Jv0Q2r
プライベート
結局愛国心
36 :
名無シネマ@上映中:02/06/01 17:50 ID:3dOfP1mH
37 :
32:02/06/01 17:55 ID:CbVU3cBW
>>36 健さんじゃあ年取りすぎてるよ!!
階級が陸軍少将だから
年齢的には40代後半から50代前半の役者でしょう。
( ´,_ゝ`)
>>20 その人の行ったところは、ポーランドのアウシュビッツ記念館では
ありませんでした。スマソ。エルサレムにある「ユダヤ人虐殺記念館」です。そこでは、死体の焼却の
場面ではなく、残虐な虐殺映像が流されていたそうです。今その映像が使われているのかどうかとか、
詳しいことは火曜日にその人と会うので、ちゃんと聞いてきます。で、実際の映像がどこに
使われているかは解からないそうです。ただ、巧妙に混ぜて流しているのは事実らしいです。
3時間バージョンでは少ないらしいですが。。。
39 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 02:07 ID:q6RMDCQQ
夜と霧
40 :
き:02/06/02 03:21 ID:yrYaK1FB
この映画で印象的なのは、収容所に送られたユダヤ人がシンドラーの工作で
何事もなく再び列車に乗るシーン。
一人の女性が収容所を振り返るとそこには、
シンドラーのリストには載っていないユダヤ人が収容所へ向かう姿が…。
41 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 03:54 ID:a7wDSFJI
映画をみたときに感動したとか、かわいそうだとか
悲しいだとかいろいろな理由で涙はでるんだけど
シンドラーはそのどれでもなくって、気がついたら
涙が滝のようにながれてました。
初めて体験する感情でした
うまく言えないんですけど、人間としての根本の部分を
つかれたというか、なんというか・・・
衝撃的でした。16歳と多感な年頃にみたという事もあるの
かもしれませんが・・。忘れられない映画です
(つたない文章ですいません)
このスレでちゃかすようなことを書く人達って、低脳だと思う。
43 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 09:01 ID:VE3gqS6v
>>42 厳粛にしてろ、とまで言わんが
どんなスレにもわく害虫なので無視するコッターな
44 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 12:35 ID:KgZBjqkl
>>42 深刻なテーマを扱った映画だから、ふざけたりしてはイカンという事?
それは変だと思う。
45 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 12:42 ID:fEYQRvoQ
モノクロ映画なのに一部だけ赤いところがあるでしょう?
(ユダヤの女の子がさ、一人で逃げているところ)
あそこがなんだか泣けますね。逃げているところを
シンドラーは見てるわけですが
殺されて死体になった姿も見ちゃってるわけで・・・・・
シンドラーも複雑だったでしょうね。
あんな小さい子が気丈にも一人で生きるために
逃げてるんだもん。それだけで胸一杯です。
日本のシンドラーは鈴木宗男の売名に利用されました
そちらのほうが泣けてきます
47 :
名無シネマ@上映中:02/06/02 12:44 ID:LFA9lIc1
>>44 話のちょっとした「ハズし方」にもクオリティってもんがあるよね。
なまじな人間がやったらシャレにならないし。
48 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 11:26 ID:HcZoRuZh
そう。この作品について、時間を割いて真面目に書いてる人、読んでる人、に対して失礼だ。
49 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 11:38 ID:mjApIIZW
>>38 >実際の映像がどこに使われているかは解からないそうです。
そういえば、確かに見ていて『あ、これ当時の映像だな…』
と思った場面はありましたよ。
身体検査の場面だったかなぁ、、はっきりとは覚えていないんですが。
よく見ていれば画質や雰囲気がけっこう違うのですぐ分かると思います。
50 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 11:49 ID:58llRJC+
>>49 それって収容所の広場でユダヤ人が裸で検査されるシーンの事?
あれはわざとドキュメントぽい映像を狙った演出じゃあないの?
イツァーク・パールマンのバイオリンが泣かせるぜ!
クワイ・ガン・ジンさんよぉ。
( ´,_ゝ`)
>>49 僕は虐殺のシーンの最後、ドイツ軍の行進のショットは
「あれ?本物っぽい・・・」と思いました。僕は当然虐殺映像なんて観てないんで、
全然解からないんですが。。。
53 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 15:05 ID:HcZoRuZh
>>49 あのシーンには私もなんだかゾッとしたなぁ…
もしかしたら本物かもね。
54 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 18:03 ID:bvjgVKKK
うちにイパーイ第2次大戦辺りのビデオあるから見たことあるけど
正直映画のは本物かどうか見分けつかんかったなぁ。
でもときたまゾ…。と来たものはあります。
>>49のシーンもしかり。
55 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 19:15 ID:emxhWDCJ
今日、LDを見直したが記録映像を使ってるようなシーンはないと思う。
まるでドキュメンタリー映画を見るような真実味のある映像を作り出したのは
スピルバーグと撮影のヤヌス・カミンスキーの狙いでしょう。
>>52のドイツ軍の行進というのは「ゲットーの解体の夜のシーン」に3カットほどあるけど、
ちゃんと逆光だけでシルエットっぽくなるように
ライティングしてるよね。
>>49のシーンは
>>50の言うとおりだと思う。
大体あれだけの大掛かりなセットとエキストラを使ってるのに、
わざわざ記録映像を使う理由がないんじゃないの。
57 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 22:41 ID:tS9F1Jo0
>50
それまでの調子をわざわざ変えてドキュメントっぽくしたの?
ヘンな作り方してるね。
スピルバーグは人間がどのように死ぬか徹底研究した
“死”の臨場感をとっても大切にした映画とどこかに書いてあった
もういちど人が死ぬシーンを見てよ。すっごくこだわってる
後のプライベート・ライアンは進化系
59 :
名無シネマ@上映中:02/06/03 22:55 ID:emxhWDCJ
>57
まず、ちゃんとこの映画を最初から最後まで見てご覧なさい。
60 :
名無シネマ@上映中:02/06/04 10:02 ID:1CoD1YLL
>>54さんのお宅には、どうして第2次大戦の時のビデオがいっぱいあるの?
スレ違いの質問でスマソ。
61 :
名無シネマ@上映中:02/06/04 15:56 ID:0+5Fk2Ay
>>60 >第2次大戦の時のビデオ
ああ、あくまでテレビ放映された戦争物ドキュメンタリーですよ。
家は歴史ダイスキ一家なんでそういうのいっぱい撮っててある。
特に一人が2次大戦辺り好きなんでその辺は特にあるってことです。
小学生の時に何気なくユダヤ人の見てしまって鬱になったものだ…。
決して第二次大戦当時のビデオでは無いっすよ(w
なんかまぎらわしい書きかたしてゴメン。
62 :
60:02/06/04 17:03 ID:vvZCAxwu
63 :
名無シネマ@上映中:02/06/05 03:21 ID:iprvh7Vv
age
64 :
名無シネマ@上映中:02/06/08 04:52 ID:gVeC9r1i
映画のはじめのほうのレストランのシーンで、かかっていたタンゴ調の曲が気になる。何という曲だろう
65 :
お答えします:02/06/08 08:07 ID:EeMoB4MG
66 :
名無シネマ@上映中:02/06/08 10:03 ID:x3uiONog
女の子のドレスだけに赤色を使うというアイデアは、黒澤明の「天国と地獄」から得たもだそうです。 黒澤の映画も白黒なのですが、1シーンで煙突から出る煙だけが赤色。
68 :
名前なし:02/06/08 11:31 ID:sJTCpEUZ
外国の監督ってよく黒澤映画に影響されてるな
70 :
名無シネマ@上映中:02/06/08 12:58 ID:AmbEYO1G
テレビでモロチンが見られる貴重な映画
71 :
64:02/06/09 06:33 ID:dUP5PLLB
72 :
名無シネマ@上映中:02/06/09 07:51 ID:AGh7wn+V
73 :
mm:02/06/09 09:59 ID:/ChkxI5r
シンドラーはどういう理由でなんのためにユダヤ人を助けた
のかわかってません。もしかしたらユダヤ人を利用して金もうけしてやろうとか
思って助けたのかもしんないのです
ただシンドラーのおかげでユダヤ人が助かったという事実だけがあり、スピルバーグ
はシンドラーは多分こういう風なかんじの人やったんやろなーと想像して
映画をつくったんです
74 :
名無シネマ@上映中:02/06/09 11:18 ID:q4qCPg7g
>73
しかし、アンタ煽りじゃないとしたら頭悪いねぇー。
シンドラーがユダヤ人を救ったのは論理じゃなくて何となくだよ。
ただ、その何となく¨可哀相¨とか¨救いたい¨と思える事こそが
人間存在の根源を為すものであるんだよ。
シンドラーは享楽が好きな普通の人間、しかしそのような人間が自然
と善を成す。
原作の作者がカトリック齧った人だからね。
当然、キリスト教的人間感も考慮に入れなきゃ。
いや、
>>73の言ってることも無いと言い切れないよな。
っつーかスピルバーグは単なる金儲けなんだろうけど。
その金でパレスチナ虐殺に加担していると。
76 :
mm:02/06/09 13:52 ID:8Hu7tV4a
なんとく?なんとなくかもしんないですね〜
しかし当時のドイツの雰囲気のなかで金も名声もあるもんがあんな
ことをするわけはなんなんだろーと数少ない資料でシンドラーの人物像
をイロイロ考えるのは単純に楽しいと思うのだが
理由は何であれユダヤ人を救ったという事実だけで十分なのです
77 :
64:02/06/12 02:57 ID:7cka2yOc
シンドラーがパーティに出かけるために着替えているシーンを覚えていますか。
その時ラジオからかかっていたこれまたタンゴ調の曲名を教えてください。
dango
この映画のビデオ近所のレンタル店の名作コーナーにあったなー
本当に名作だと思う。1回しか見てないけど印象的なシーンがたくさんある。
前のほうでみんな言ってたけど女の子の服だけ色がついているのとか・・
あとたいした理由もないのに人が殺されるシーンも衝撃だったな。
道を歩いているだけで撃たれたり、仕事の折り合いがつかなくて殺されたり。
ラストのほうでシンドラーが、自分の持っている指輪を売ればあと何人助けられた
んだろうと泣いているシーンがよかった。
80 :
名無シネマ@上映中:02/06/12 16:45 ID:l/ZDQnmw
え?
これって名作なんだ(w
81 :
名無シネマ@上映中:02/06/12 19:09 ID:sAyB85Zl
>61
お友達になりたい・・・私も歴史おたく。
ほえ?シンドラーがユダヤ人を救ったのは貴重な労働力が
失われるからだよ。
完全に利己的な目的だよ。
はじめっからそう解釈されていたから英雄的な行いのわりに
長い間あまり語られていなかったんだよ。
それで最近になって動機はどうあれ命を救ったことには違いないと
再評価されたんだよ。
83 :
名無シネマ@上映中:02/06/12 19:25 ID:w5HnS/E9
>ラストのほうでシンドラーが、自分の持っている指輪を売ればあと何人助けられた
>んだろうと泣いているシーンがよかった。
オレはこのシーンと、最後のカラーシーンは、蛇足というか冗長と感じた。
84 :
名無シネマ@上映中:02/06/13 02:24 ID:FGfVuhrr
↑俺も同意見
この映画の淡々とした感じが良いと思うので
( ´,_ゝ`) この映画と「さよなら子供たち」を続けて観た。メチャクチャヘヴィー。。。
86 :
岡山弁っぽく:02/06/13 12:25 ID:/zEp4hsw
( ´,_ゝ`) 「おんどりゃーのりすと」なる裏ビデオが・・
87 :
名無シネマ@上映中:02/06/13 12:54 ID:PCWA7MO2
>>82 「砲弾の内側を磨くにはこの小さな手が必要なのだ」と子供を助ける
とこなんか、映画的には子供の命を救う大事なシーンなんだろうけど、
本当に子供の手が必要なだけだったのかも?とも思える微妙なシーンだね。
88 :
名無シネマ@上映中:02/06/13 13:03 ID:Wbd+W79q
>82
お金や宝石を出して、ユダヤ人を引き取って働かせたっていうのは、
あれは映画の中での話なの?
スピルバーグがそうだったらいいなあと作った演出なの?
って、聞く前に自分で調べる癖をつけようと思った。
どうなんだろ。
杉原が日本で知られるようになったのは、ベルギーかどっかが作ったドキュメンタリーが最初だったような。
NHK教育で夜に放送されてたのを見た記憶がある。
90 :
名無シネマ@上映中:02/06/13 13:24 ID:bZtOl7rJ
>>88 本当のこと。
原作のドキュメンタリーを読んでみれ。
なんというか、この人は親方肌で、いわゆる「皆の衆」に喜ばれることが好きな商人だったようだ。
多くの商売人の動機は、半分は自分が儲かることなんだが、あとの半分は人に喜ばれること。
さらに、シンドラー本人に人種的偏見が薄かった。
このへんがうまい具合に、人命救助につながった…というのが、シンドラーの美談の流れだと思う。
それでも、下手を打てばナチスを敵に回すことは間違いなかったわけで、非常な勇気というか、度胸がなければできなかったことだというのは否定できない。
むしろ、こんな俗物っぽい人間ではなく、もっと行動すべき知性と教養の持ち主が、当時のドイツ領には一杯いたはずだという糾弾も、この映画の隠れたテーマだと思う。
91 :
名無シネマ@上映中:02/06/14 00:15 ID:y34VMGDB
シンドラーは単なる山師。
別に根っからの善人でなくっても良いことは出来る。
おまえらは別に杉原でも何でもないわけだが、それでも良いことは出来るぞ(w
よかったな。
92 :
名無シネマ@上映中:02/06/14 00:28 ID:GhaStRyw
>>89 私もNHKで見たなぁ…。相当前だが。
再放送かヒストリーチャンネル辺りでやってくれないものだろうか。
ところで当時の映像使われたかどうかだが少なくとも虐殺辺りのは
使われてないと思う。今ヒストリーチャンネルでロシア特集見たいの
やってるんだが、この前独ソ戦辺りの映像でいっぱい虐殺された市民たちの
映像が…首吊り…(;´Д`)
やはり本物の怖さというか切なさというかそういうのは違うとオモタ…。
93 :
88:02/06/14 09:26 ID:stz7lb1o
なにぶん、見聞がせまい俺です。
>90
原作ですとな?
買ってきて読んでみます。
マザーテレサにはなれなくても、
いいことはできるのかなあ。
94 :
名無シネマ@上映中:02/06/14 09:55 ID:8P/jWg9j
「いいこと」と言うと単純だが、シンドラーの真似は簡単じゃないよ。
例えば日本で一気に右傾化が進んだり、なんかの事件がきっかけで、中国人や韓国人や、アジア人なんかが迫害されかかった時、彼らの力になれるか?
少なくとも、なろうと思うか?
もっと簡単な話として、隣に引っ越して来た中国人と仲良くできるか?
「シンドラー」の話にピンと来ないという日本人は、そのへんを自問するとよいかもしれない。
「ドゥ・ザ・ライト・シング」
という映画もあったな。
>>95 その場合、「いいことをしろ」というより「まっとうにやれ」「しゃんとしろ」というような意味と思われ。
97 :
名無シネマ@上映中:02/06/15 03:35 ID:0U2oS1Py
>>94隣の中国人とは仲良く出来なくても、迫害されてる中国人は救ってしまうかもしれない。
98 :
94:02/06/15 09:38 ID:wBLJCJ/l
>>97 えらいね。
俺は多分無理。
まわりの状況に、きっと押し流される。
付和雷同に群衆にくわわって、「あばよー!○ャンころー!」とか言いながら石を投げ、心の中で「ごめんなさい!ごめんなさい!悪いけど、はみだしたくないんです!」と繰り返すことになると思われ。
(w
99 :
名無シネマ@上映中:02/06/15 23:15 ID:b29W8plh
「シンドラーのリスト」は、大衆文学の巨星であるスピルバーク
が、アカテミー賞を意識して創った純文学作品。そんなものが良いはずもなく、
彼の内的サモシサが出ている映画である。スピルバーク最高の駄作。
100 :
名無シネマ@上映中:02/06/15 23:35 ID:P5Oh98i+
>>92 ヒストリーチャンネルには期待できそうもないですよね・・
なんたってあの番組じゃ日本軍はビルマ人を無差別に虐殺し、
英国軍はビルマ人と共に勇敢に闘ったそうだから。(w
101 :
名無シネマ@上映中:02/06/15 23:41 ID:++EF36g8
>>99 お前、純文学を読んだことあるんかと小一時間問い詰めたい。
「シンドラー」の語り口は、これ以上なく大衆的だよ。
だから、馬鹿でも子供でも禁治産者でも、シンドラーの偉業に泣くことが出来る。
これはね、はっきり一般大衆向けの啓蒙映画なんだよ。
ラストの墓参りを見りゃ、わかるだろ?
102 :
名無シネマ@上映中:02/06/15 23:51 ID:AI29kOTj
墓参り・・確かに蛇足だと思うが、おばあさんの一人がシンドラーの墓を愛しげに撫でているのを見て泣けた。
103 :
mm:02/06/15 23:57 ID:aBzgyZDZ
シンドラーのリストほど酷い映画は見たことない。
大体何!あのラストシーン。
「東はダメだ、俺なら西も避けるね」というロシア兵の言葉。
続いて、エルサレムだけが唯一の居場所であるかのように流れる
「黄金のエルサレム」の曲。
あの曲は第三次中東戦争で、イスラエルが東エルサレムを征服した時に作った
戦勝の音楽。シンドラー当時には決してなかった民族音楽なの。
これはほとんど歴史のねつ造。
緑豊かなパレスチナを「無人の砂漠」に描く、この作為。
こうして犯罪はドラマとともに再生産されていくのか・・・鬱だ
>>100 ヒストリーチャンネルは番組によって出来の差がひどいよね;
今見てる世界地図のやつは結構面白いが。
105 :
名無シネマ@上映中:02/06/17 00:23 ID:fbTTijBn
わたしはこの映画を見て希望が湧いてきた。
106 :
名無シネマ@上映中:02/06/17 00:28 ID:sek36P2z
ここらへんでスピにはパレスチナ難民の視点に立った作品を撮ってホシイ
「ユダヤが戦車でやって来る」とか
107 :
名無シネマ@上映中:02/06/17 17:38 ID:v/8DezCV
どうせETもユダヤ系なんだろうな・・・
108 :
名無シネマ@上映中:02/06/17 17:42 ID:v/8DezCV
頭を撃たれて死ぬ建築家の女は、ERに出ている女医さんと
同じ女優さんでしょうか?
109 :
名無シネマ@上映中:02/06/20 03:24 ID:gOTJM+2q
age
110 :
名無シネマ@上映中:02/06/20 12:39 ID:7k6I1JaI
111 :
名無シネマ@上映中:02/06/20 12:42 ID:uE5qe0Ko
おじーちゃんのちんちん出して、集団で走らせる映画な。
さすが、なんでも再現するしか能のないスピ。
112 :
名無シネマ@上映中:02/06/22 13:00 ID:O4iqN2jk
リアル厨房のとき初めて見た。素直に感動したなあ。
ナントカ千畝だっけ?教科書に出て来たりして。
最後の方でリーアムが泣いたとき、
おばさんがボタンかなんかを拾ってなかった?
ボタンを外してた?あれは何やってたの?
部分的に興醒めする部分はあった。
テロップの説明内容とかで。
でも現実ってそんなもんなんだろうなあ、って感じ。
113 :
名無シネマ@上映中:02/06/22 14:00 ID:6ie0Rwgf
突然ウワーッとドイツ兵が現れて市民をたたき出すとこだけで、
1本の映画が出来たかも。ベッドの下やピアノの中に隠れている人々を
探り出すシーンもものすごく怖かった。
114 :
名無シネマ@上映中:02/06/22 15:26 ID:w686Kptl
原作だと、シンドラーはごく普通の実業家。普通の事をあの体制化
の中で、行う事の勇気が、唯一、彼が普通でなかった事。
だからこそ、彼の行為があの時光ってたということでしょう。
普通ということの定義にはあえて触れませんが、私達の多くが今
シンドラーに感じていることが、感動だったりするのならば、私達
は、シンドラーと同じ普通の感性をもっているということでしょう。
でも、時代はその普通の事を一般大衆には許しませんでした。
黒澤の映画にも、モノクロの中に、一色、赤を入れた作品がありました
よね。確か黒澤初のカラー作品だったような覚えがありますが、
詳しい方、情報希望します。
115 :
名無シネマ@上映中:02/06/22 15:33 ID:hyAZznuy
>>114 「天国と地獄」煙突から上がるピンク色の煙。
誘拐犯人を見つけ出す手がかりとなる。
116 :
名無シネマ@上映中:02/06/23 00:15 ID:9sXryg3C
118 :
名無シネマ@上映中:02/06/23 03:34 ID:Zswh2d2b
シンドラー役にはリーアムはぴったりだ。クアンガイジンはちょっと…。
119 :
名無シネマ@上映中:02/06/23 07:45 ID:XkLMTq+L
一方ですげー快楽があるよね。この映画。
こんな事言うとヒトデナシみたいだけど。
120 :
名無シネマ@上映中:02/06/23 08:06 ID:7CiGwdxb
映画玄人の間では、射殺映画ってことになってます。
121 :
白夜の陰獣:02/06/23 08:27 ID:Ao6Tg5Hl
>>114 この映画の公開当時、黒澤は存命で信仰のあるスピルバーグは是非見て欲しいと黒澤に
伝えたそうだ。黒澤が、この映画に、どんな感想を漏らしたかは不明。御存知の方は
教えてください。
この映画は私は全然ダメ。ホロコーストから逃れたユダヤ人がイスラエルを建国して
パレスチナで虐殺をしている現実を感じると、この映画は欺瞞に思えてしまいます。
ホロコーストとパレスチナは切り離して考えるべきではないと思います
シンドラー・ノリスケ 32歳 既婚
123 :
名無シネマ@上映中:02/06/24 02:06 ID:raZSGNer
ホロコーストはパレスチナ問題でチャラですね。
映画で語りたい事はシンドラーの行ったこと。
と言い切ることも可?
124 :
名無シネマ@上映中:02/06/26 01:39 ID:LzGEiOfX
age
125 :
名無シネマ@上映中:02/06/26 14:27 ID:evSVh1pz
チンポ映画
126 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 01:27 ID:wgsal2Mt
ポンチ映画?
127 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 10:17 ID:jaGfeo+s
>>1 3年ぐらい前に見たけど内容覚えてないぞゴルァ!
見終わった後、レイプされたような感覚になりました。
愛を感じないんです。スピルバーグの作品には。
でも、泣いちゃったんです。
129 :
個人的解釈:02/06/27 13:18 ID:LTw+KBc4
この映画の面白いところは、善人と悪人が紙一重ってことを図らずも?描いているところ。
ユダヤ人を救って英雄になるか、虐殺して処刑されるか、これは、
人間の意志を超えた時代の流れに左右されるもの。シンドラーの立場がちょっとでも
違えばこういう話はなかったはず。そういう人間の弱さ、時代の流れの大きさ、
これが感動を呼ぶ。善とか悪とか、そういう概念は実はあまり意味がない。
130 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 16:59 ID:MKSsus/2
落ちこんだらこの映画を見る俺。
なぜだ。
>>130 異民族間で迫害したりされたりが(おおっぴらには)ない島国に生まれた幸せを実感できるからでは?
132 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 17:47 ID:vEkALbXF
シンドラーにしろ、ライアンにしろ、
死の臨場感はすげーんだけど、
そこに至るまでのプロセスが
すっげえ4コマ漫画的で、
「あ、作り話だ」としらけてしまう。
あと、みんな平気で射殺したり石投げたりとかさ、
右に習えで韓国叩いたりDQN叩いてる2chねらー見ると納得しちゃうよね。
俺も叩いてるけど(笑)
134 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 19:51 ID:zWnqubaU
そろそろテレビでまたよろしく。
実況凄い事になるぞきっと。
135 :
名無シネマ@上映中:02/06/27 20:42 ID:eQah1m9D
「出て行けユダ公!!」
136 :
名無シネマ@上映中:02/06/28 04:00 ID:3PCF6Hlc
射殺キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
137 :
名無シネマ@上映中:02/06/29 02:27 ID:a2kwnGpS
138 :
名無シネマ@上映中:02/06/30 03:08 ID:N3Qu7K7y
age
139 :
名無シネマ@上映中:02/06/30 11:31 ID:AsGsfM4Q
ドイツ人ぽい顔とかってあると思うんだけど、
西洋人からしてみればレイフファインズってドイツ系の顔立ちなのか?
リーアムはいかにもドイツっぽいけど。
140 :
名無シネマ@上映中:02/06/30 12:56 ID:4GORDiLK
>>139 ってか、なぜアイルランド系を使ったんだろう。
シンドラーはアイルランド系だったのか?
141 :
名無シネマ@上映中:02/07/01 02:57 ID:ogEq3U24
リアルな映画だったなあ。
142 :
名無シネマ@上映中:02/07/01 14:36 ID:dcoNfQEF
リアル・ニーソンだしね。
143 :
名無シネマ@上映中:02/07/04 03:17 ID:0KyZkhko
agete
144 :
名無シネマ@上映中:02/07/04 03:38 ID:9sWTMIT9
>>119 なんか分かる気がする。
俺は途中から、もっと人が死なないかなー、
なんて凄く期待してしまってた。
こういうのが戦争の狂気なんかなーって思った。
145 :
名無シネマ@上映中:02/07/06 01:37 ID:DY7QLVTk
最初のレストランのシーンがいいなあ。あんまストーリーとは関係ないけど…。
146 :
名無シネマ@上映中:02/07/07 01:53 ID:53uGVRO5
あげ
同じスピルバーグのアミスタッドもいいよ
また違う感情が心奥深くから湧きあがってくる(シンドラーから
多くを感じ取った人なら)。
( ´,_ゝ`) サントラ買った。ヘヴィー過ぎ。。。テーマはともかく、
8曲目のアウシュビッツの曲は鬱になる。チャイコの悲そうよりずっとずっとずっとずっと暗い。。。
149 :
名無シネマ@上映中:02/07/07 11:47 ID:aN6+2Lmu
>>148 さてここで問題です。
あの「テーマ」が、本編中で最初にかかるのはどのシーンだったでしょう?
150 :
名無シネマ@上映中:02/07/08 04:42 ID:Q/TBzwpG
間違えてガス室に送られるシーンじゃなくて?
151 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 03:11 ID:AsJWEhy5
age
152 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 06:20 ID:yIpEjH1U
あのなー、アウシュヴィッツではガス室の存在は
確認されてねーんだよ。
あのシャワーシーンで人がバタバタ倒れたら
問題だぞ
153 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 07:13 ID:tID+k98/
( ´,_ゝ`)
>>149 シンドラーが列車のなかのユダヤ人に水をまくところ!
155 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 14:52 ID:tGXlgV4H
この映画のクオリティで南京大虐殺や従軍慰安婦を扱った映画もつくってほしいね。
負の歴史を語り継ぐためにも。
156 :
キルゴア中佐:02/07/09 14:55 ID:DG83RnBT
バカ言え。
157 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 21:58 ID:6dU7szzF
このスレでも話題になってる杉原千畝の話だが
国民に彼の存在を最初に知らしめたのはNHKでなく
なんとムネオというのを聞いた。誰か真偽のほどを知らんか。
158 :
音楽が好き:02/07/09 22:23 ID:i341qKle
世界史の授業でやったとこだから観たんだけど…重かった…
夜中に一人で観て沈んだ…観ててかなり辛かったし。
でも観る価値はあると思った。
今友達に薦めるかどうか迷い中。「面白かったよ!」とか言えない。
159 :
名無シネマ@上映中:02/07/09 22:32 ID:lTl875Ed
悲惨すぎる。現実は最醜い。
160 :
名無シネマ@上映中:02/07/12 00:59 ID:W7Ig/wHL
age
161 :
名無シネマ@上映中:02/07/12 01:04 ID:pQ1RcwjT
162 :
名無シネマ@上映中:02/07/12 01:15 ID:W7Ig/wHL
>>155 シンドラーや杉原千畝のようなヒーローがいないと映画にゃならんだろう。
163 :
名無シネマ@上映中:02/07/12 01:30 ID:xW0glrPl
厨房時代に映画館で始めて観た白黒映画だが目が疲れた。
30分もしないうちに睡魔との戦いで殆ど記憶に残って無い。
当時ほどDQNじゃないから観てみようかな。
まだこの映画のサントラ売ってますか?
165 :
名無シネマ@上映中:02/07/14 02:50 ID:nftW4OQN
166 :
名無シネマ@上映中:02/07/14 03:07 ID:HejxrECl
オスカー・シンドラーの正体がジェダイの騎士だったとは
167 :
名無シネマ@上映中:02/07/14 03:11 ID:nFciC7Xi
ムカついたり欝でどうしようもない時に
この映画観ながら大爆笑するのが病みつきになった
「あはは!市ね!氏ね!」とか叫びながら
168 :
名無シネマ@上映中:02/07/16 12:17 ID:R2l2RMe2
>>164 近所のレンタルビデオ屋の中古ワゴンセールで100円で買いますた。
でもジョンウイリアムスのサントラって図書館で貸し出されてるから
そちらもお勧めよ
杉原千畝記念館の名誉館長がムネオだったのは、事実。
が、一連の騒動を受け、その名は外された。
170 :
名無シネマ@上映中:02/07/16 21:03 ID:w2xEwkrW
久々に見たんだけど、今まで否定してた最後の墓参りのシーンは
あってもいいかもな。
当時の人々が実際に出てきたところで不覚にも涙が出ちゃったよ。
何度か見たがここでジ〜ンと来たのは初めて。
ま、正直なところパレスチナ人の心情を考えたら、おめーら糞して氏んでろ
ってとこなんだけど。
171 :
名無シネマ@上映中:02/07/18 09:29 ID:pYw3FuOq
何度見ても、いいねえ。この映画。
172 :
名無シネマ@上映中:02/07/18 10:22 ID:E2dGtMSJ
age
173 :
名無シネマ@上映中 :02/07/18 19:48 ID:tPNyNZAZ
結構昔に見たっきりなんですが、
この映画のシンドラーをすごくセクシーだと思った(W
んで、この人が出演してる別の作品を探しまくった記憶があるんですが、
「シンドラーのリスト」程は感動しなかったような・・・。
ジェダイの騎士も大好きっすよ(W
174 :
名無シネマ@上映中:02/07/18 23:58 ID:Zweox3Lw
良かったなぁ… いい映画だ。
だけど前、NHKのアクターズ・スタジオにスピルバーグが出てたとき
シンドラーのリストをモノクロにした理由を聞いたらほんの少し萎えた。
175 :
トム・アラヤ:02/07/19 00:19 ID:UbZcu32z
Angel Of Death!!!!!!!!!!!!!!!!!
176 :
名無シネマ@上映中:02/07/19 02:03 ID:iAPkG0RK
177 :
名無シネマ@上映中:02/07/19 02:19 ID:ljaf4jfK
>>121 黒澤は、絶賛の手紙をスピに送ったそうだよ。
178 :
名無シネマ@上映中:02/07/19 02:30 ID:PpHAGhO7
まじっすか?黒澤明ってお世辞言わなそうなイメージあったけど
誉めようのない駄作を絶賛するとは、、
流石に社交辞令か
179 :
名無シネマ@上映中:02/07/19 03:06 ID:ljaf4jfK
>>178 言葉を返すようだが、黒澤が「シンドラー」を誉めたのは不思議でも
なんでもないと思う。
俺個人は「シンドラー」をスピの最高傑作だと思っているが、
それはイデオロギー的なものとは無関係にそう思うのだ。
「シンドラー」は人間にとって根元的な「本能としての暴力」を
キッチリと描いている。
何度見てもゾッとするのは、たとえばユダヤ人を使って
収容所の舎屋を建設しているシーン。ここでドイツ兵の現場監督に、
大学で建築を勉強したというインテリのユダヤ女が
「この建て方では強度が出ない」と正しい意見を述べる。
すると次の瞬間、ドイツ兵は無表情にユダヤのインテリ女を射殺する。
短いシークェンスだが、撮影方法といい、射殺のタイミングといい、
まさに天才にしか撮れないカットだと思う。
ここで問題なのは、たしかにこのドイツ兵の行為は極悪非道だし、
「正しいことを言って殺された」ユダヤ女は哀れなのだが、
同時にこのカットには、「うるさいハエ」をパチンと潰すような
「生理的快感」が伴っていることだ。
「シンドラーのリスト」の優れた点は、確かにプロットレベルでは
お涙頂戴の美談物語なのだが、演出とか具体的描写のレベルで
ヒューマニズムとは正反対の「暴力の快楽」が満ちあふれているところ。
(もちろん「この車を売ればもっと救えた」といってシンドラーが
泣き崩れるような「お涙頂戴」シーンもあるけど。まあ、あれは
一般の観客が最低限、安心して見られるためのアリバイだと俺は思うが)
この「暴力の快感」は実は全盛期の黒澤映画にもたくさんあって、
その際たる例が「椿三十郎」のラストの居合い斬りだろう。
長くなったが(笑)、「シンドラー」を撮り終えたスピルバーグが
黒澤にこの映画を見てもらいたがったのはこういう意味からだろうし、
黒澤もそのことを理解したと。俺はそう解釈している。
180 :
名無シネマ@上映中:02/07/20 18:08 ID:Y1QeP/Au
181 :
名無シネマ@上映中:02/07/22 00:34 ID:zQs2YisH
age
すごい映画だと思う。
中学生のとき観て初めて泣いた映画だった。
死の描写がリアルでホントに怖かったし、時代劇みたいな死の表現よりずっと印象に残った。
10年くらいたった今でもトラウマになってて観れない…。
後半はずっと泣きっぱなしだった。
観なおしたいんですが、踏ん切りがつかない。
183 :
名無シネマ@上映中:02/07/24 22:35 ID:9S5q4vNf
>>182 >10年くらいたった今でもトラウマになってて観れない…。
わかるよ。もう一度同じ事で同じ痛みを体感する様なものだもんねぇ
184 :
名無シネマ@上映中:02/07/24 22:44 ID:dsZEwiHq
正直、映画としては実にしょーもない上にある意味有害な内容。
ただ、映像のパワーには感服した。特にカメラが素晴らしい。
この感性だけ光って知性と品性にはまったく欠けてるのが
いかにもハリウッド的、かつスピルバーグ的だ。
当時、淀川長治が一言で痛烈に斬って捨てていたね。
185 :
名無シネマ@上映中:02/07/24 22:49 ID:ERCmC/hr
アクション映画としては傑作。
ただ、「エレファントマン」の偽善みたいなもんで、
スピルバーグの欠点はエゴの部分。収容所のシーンも残酷さに欠ける。
(現実の虐殺は映画で描いている程きれいにまとまったものではないと想像する。)
ユダヤ民族を美しく描いているあまりに本物の世界では逆効果で、
撮影中も各方面で反発があった。
さらに「シンドラーのリスト」のせいで、
実際の映像資料(こっちの方が貴重)が情報に埋もれてしまったような気がする。
あくまでもスピルバーグの視点で作られたフィクションに過ぎない。
映画を観る上で面白いか面白くないのかは、
フィクションだろうがノンフィクションだろうが関係ない。
映画である以上多少の脚色や改竄は必要な要素だし、
映画の観客はドキュメンタリー映画を観に行ってるわけじゃない。
別にユダヤ人マンセー!に重きを置いてる映画じゃない。
実際のシンドラーがどういう考えでユダヤ人を助けたのかという疑問はまた別の話。
映画のシンドラーはあくまでスピルバーグが性格付けしたキャラクターの一人でしょ。
重要なのはこの映画を観た人がこの映画から何を感じ取るかということだと思う。
スピルバーグのエゴにしか見えない人にはそうとしか感じられないのだろうし、
それがその人にとってのこの映画に対する答えなんだなーとは思う。
それも一つの意見。
ただ、こういう映画にありがちな問題提起だけで終わってないのが良い。
私はエゴでも良いから制作者の意図を感じたい。
問題提起するなら自分の考え持ってるんだろうし。
結論が観れたので私は良い映画だと思ってるよ。
187 :
名無シネマ@上映中:02/07/25 16:15 ID:WYXWAK/2
188 :
名無シネマ@上映中:02/07/25 16:18 ID:wIUzm1RL
>>185 スピルバーグはユダヤ人だしねぇ・・・・
190 :
名無シネマ@上映中:02/07/25 16:42 ID:kbdYj9EC
残酷描写そのものは作り物で良いんじゃない?と言うより作り物の方が良い。
そこに至る人間の狂気とか、事件性を描ければ良いんだから。
感情移入と理解のためのリアリティは大事だけど、気分が悪くなったり
人格がゆがむほどの残酷さは必要ない、かえって害になると思う。。
映画を観る人間までトラウマになるようなのは観ないほうがいいでしょう。
>>190 禿しく同意。
残酷描写そのものが観たいなら、webで探せば良いと思う。
映画は映画。
伝えたい事がリアルな描写を追求するが故に曖昧になってしまうことになれば、
それは失敗だ。
192 :
名無シネマ@上映中:02/07/27 00:53 ID:DLCopMUo
これってDVD化されてねえよな〜。
DVD発売してくれ!
193 :
名無シネマ@上映中:02/07/28 11:09 ID:eDOPQUdG
アゲドーフ
194 :
名無シネマ@上映中:02/07/30 01:33 ID:SU5BULsh
↑I get off.
スピルバーグはユダヤ人ではあるが、
ドコかでナチに惹かれてるのがスゲーよくわかる映画。
でなきゃ、なんでSPRやバンドオブブラザース、インディ・ジョーンズ等に
延々リアル考証なナチの人達がイパーイ出るのか。
ナチ物のプラモデルやらグッズは大好きなんだけど、
思想と行動は認めてる訳ではないとか
言ってる親父厨房マニアと同じ感じがするんだけどな。
196 :
名無シネマ@上映中:02/07/30 13:33 ID:UNXLL9uT
>>195 スピルバーグが『プロの映画監督』だからだろう。
映画に敵役で登場させるのに、憎いからといってろくに調査もしないで
適当にそれっぽく描写するのはシロート監督。
197 :
195:02/07/30 15:36 ID:LYpcOhc2
>>196 確かにごもっともな意見だと思うが、それにしてもディテールに拘り過ぎという
感じもする。この映画の有名な逸話で、スラム街で上演した際にギャングのガキたちが
「銃で撃たれて、あんな死に方しねーよ」の発言を聞いてSPRの戦闘シーンを撮った
話があるが、それもプロ意識の成せる事なのかな?
でも監督作品の中の3分の1が、WW2物って言うのは多い気がするな。
監督やってる奴なんて多少なりともオタクでマニアでしょうね。
じゃなきゃあオモシロイ作品なんて撮れないよ。
あ、私の言ってるオタクってのは興味ある対象について
深く検証、考察をすることができる人のことですよ。
199 :
名無シネマ@上映中:02/08/03 09:06 ID:lkTtFLhb
オスカーシンドラーが実在したってことが嬉しい。厨房ながら、世の中捨てたモンじゃないなって思った。
200 :
名無シネマ@上映中:02/08/03 09:07 ID:lkTtFLhb
200ゲットー
( ´,_ゝ`)
>>200 200ゲッターにして欲しかったYO!
202 :
名無シネマ@上映中:02/08/04 04:16 ID:sdTmkVSu
子供が指で首切るまねするシーンがこわかった
203 :
200:02/08/04 08:29 ID:MKWBGWLG
>>201 getとユダヤ人の「ゲットー」をかけたの!
( ´,_ゝ`)
>>203 スマソ。ゲッターがユダヤだと思ってた。馬鹿でした(鬱
205 :
200:02/08/06 01:28 ID:935AsbdR
>>201.203 イエイエこちらこそ。怒ったりして大人気なかったです。
206 :
名無シネマ@上映中:02/08/06 01:48 ID:nbLcwfzW
ユダヤ共の50年に渡るプロパガンダの集大成
ユダヤ人ってマジ優秀ですよね。
ユダヤ人に天才が多いってのもこの映画を見るとうなずける。
207 :
名無シネマ@上映中:02/08/06 01:49 ID:nbLcwfzW
ユダヤ人を敵に回すと
我々日本人もいつのまにか鬼畜の代表にされてしまうであろう。
気を付けんとな。
208 :
:02/08/06 02:04 ID:kTzWsAfP
あのじいさんおかしいと略ねとまり略
ノコスカ こきー
209 :
名無シネマ@上映中:02/08/06 14:14 ID:07O0WEIe
210 :
名無シネマ@上映中:02/08/08 01:13 ID:sKj5FJeT
あげ
ユダヤの犬どもは海岸に並べてまとめて首飛ばすとおもしろそう。
212 :
名無シネマ@上映中:02/08/08 01:28 ID:bwRIpNK6
>209
そうそう。外国の映画を観るのも良いけど、自分の国の歴史を
紐解くのも大事だよね。将来、知的なユダヤ人と話す機会があって、
せっかく向こうが杉原千畝とか知ってくれてても、日本人が
誰それ?とか言ったら馬鹿丸出しだよ。
213 :
名無シネマ@上映中:02/08/08 01:32 ID:0eMtPOOs
アメリカのユダヤ人がイラク攻撃を推進してるのは周知の事実だ。
それを考えると、シンドラーのリストもチョット見方が変わるなぁ。
この映画って実際ポーランドで撮影したんだよね?
50年ぶりに姿を現したナチ軍団はさぞ壮観だっただろう(w
215 :
名無シネマ@上映中:02/08/09 02:07 ID:pzAOwfdD
アウシュビッツでのロケもあったらしいが,なぜかカメラが回らず,急遽中止したとのこと。
恐ろしい〜。
( ´,_ゝ`)
>>179 アーモン・ゲートの絞首刑のシーンでも、椅子がなかなか
( ´,_ゝ`) 足から離れなくてジラしてたよな。あれはさすがだと思った。
( ´,_ゝ`) あと、ユダヤ人を全裸にして身体検査をする時に明るい音楽(曲は解からん)が
( ´,_ゝ`) 流れてるけど、あれは黒澤の十八番の映像と音楽の対位法を意識したんだろうか?
( ´,_ゝ`) あと、俺はサントラ聴きまくった後に映画観たんだけど、予想していたより遥かに
( ´,_ゝ`) テーマもRemembrancesも使われてないのはビックリした。もっとベタベタ流すと思ってたから。
217 :
名無シネマ@上映中:02/08/09 09:33 ID:Z8V5xpPZ
ずるいね。この映画。
金儲けじゃん。ユダをまったく深くつっこんでねえし。
七人の侍の深い洞察力に比べたら、ほんと浅いよ。
アメリカ人の傲慢さがよくでている。
イスラエル人と旅行をしたことがある。
彼等のなんともいえない、利己主義には反吐がでる。
特権階級かなにかとカン違いしている。
そしてアメリカに特別の思いを寄せている。
そして他国を見下す態度。
当時のユダヤ人にもやはり金に汚いところがあったわけで
そういう部分を全くかかないアメリカ人の映画などに
共感はできません。
218 :
名無シネマ@上映中:02/08/09 09:56 ID:4uD5iqL+
正義があって悪があって
必ず悪は滅びて
そして
金が最後に儲かって
いつものハリウドの法則じゃねえか。
219 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 02:29 ID:JSIJxJAv
age
220 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 04:11 ID:XH27oQlM
>>217 イデオロギーで映画を見れば、たしかに217氏の言う通りなのだが、
「シンドラー」はそれとは違うレベルで「映像の力」がある。
ロシア革命を賛美した「戦艦ポチョムキン」や
リーフェンシュタールのナチ映画が、そのイデオロギーとは
別の次元で傑作と評価されているのと同様。
221 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 05:38 ID:/qgpgBFl
オマエら、もっとリーアム様の良さを論じろ!
ライトセーバーを持たなくても、あんなにすごいんだぞ!
222 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 15:34 ID:oyxbB0L9
不覚にも泣いてしまった。
223 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:09 ID:17a4Q7vS
前半怒りの涙。
後半感動の涙。
全編涙でぐしょぬれの映画。
224 :
:02/08/14 16:22 ID:nYKDfeS2
>>220 違うね。
ロシアのプロパガンダ映画の監督たちは
個人の思想を実は映像の中に滑り込ませている構図が実はある。
それ自体が内容をはなれて歴史的意味すら持つ重みが映像にある。
ただ、スピのこれはそういう類いのものではない。
映像のもつ官能にあなたは酔いしれ発見をもっているが
2重の意味でそれは危険だ。
なぜなら、これこそが現代の白痴的プロパガンダ映画になりえているからである。
映像の魔というのは恐ろしい。
これが、よい例だ。
これに涙する単純性正義が現実のイスラエル問題に実は全くつながらないという
ことに恐怖がある。
225 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:30 ID:LHQC1EFP
>>220 映像の力でいったら、ハリウッド最黎明期のプロパガンダ映画
「国民の創生」のほうが凄みがあるよ。
226 :
224:02/08/14 16:33 ID:busSerr/
淀川さんは正しい。
こんな健康で明るい映画にしてしまうスピルバーグ。
やはり、また戦争をしたいんだろうなと思えてならないね。
一体どこからこの偏見は来たのかとは全く考えないで一気に作る
姿勢に0点をあげます。
227 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:34 ID:aKN1ZnHq
マスター・クワイガンとロブロイのリーアムが好きだから、この映画を見ました。
確かに感動するんだけどさ、誰かも書いていたけどさ、確かにスピルバーグがユダヤ人だから、ユダヤ人虐殺に対する怒りとか事実を知ってもらいたいたくて作ったのはわかるんだけどさ、
ほんと、暴力・いじめの快感、痛快さを描いている部分もあるよね。
女性達が髪を切られて、ガス室に送られたと思ったらシャワーだったり。シャワー室の電灯をいきなり消して恐怖を味あわせるようにしたりね。
ユダヤ人擁護だけに作るなら、オスカー・シンドラーをもっともっと人間味あふれるように描くこともできたし、もっと実際に迫って映画的バイオレンス的おもしろさを排除して記録映画的に撮ることもできたのにね。
なんか、スピルバーグの心の中を知りたいよね。
そうそう、バーグがつくとユダヤ人だけど、有名プロレスラーのビル・ゴールドバーグもユダヤだね。
母親は実際にアウシュビッツ行ったり、その辺に詳しいんだけど、シンドラーのリストで描かれているような、あんな殺し方はなかったようなことは言ってたな。
228 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:40 ID:jrc/5wCd
229 :
224:02/08/14 16:46 ID:busSerr/
>>227 その辺の暴力描写にたいして異様な冴えをみせるところが
逆に現代のイスラエル人(またはユダ=スピ)の本質を垣間見せるともいえるね。
とにかくこの映画を褒めちぎるのは危険だよ。
100年後はまったく反対の意味で人々がみる映画になりうる。
230 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:52 ID:LHQC1EFP
>>226 おれも226さんの書き込みに賛成なんだよね。
淀川さんだけじゃなくって、経験のある人たちは物がよく分かってると思うね。
231 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:56 ID:hTOWUflk
淀川さん以外で貶してる人って誰?
232 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 16:59 ID:LHQC1EFP
>>231 ググルかなんかで自分で検索して調べてごらんよ。どういう結果が出ると思う?
233 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 17:02 ID:ndVmPCRg
俺が思うに、スピルバーグより良識あるような人はこんな所で暴言吐いてたりしない。
234 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 17:03 ID:Jcqa8z4Q
だぎゃあ
「シンドラー」の何が問題なのか、つっこんで知りたい人は『知の倫理』という本を読んでみるといいかも。
あの「ショア」とくらべるのもどうかとは思うが、とりあえず224みたくインテリのふりして批判することはできるようになる。
236 :
>231:02/08/14 17:21 ID:LHQC1EFP
237 :
224:02/08/14 17:31 ID:DIkWSGmd
>>236 俺がいいたいのに近いこといってる。
サウンド〜のがいいと思うし。
とにかく、イスラエルを現実に見てる(俺は実際に見てるのよ)と
現代のプロパガンダ(しかも明るい正義)映画という側面が次第に大きくなってきてる。
この映画の見方は年々変わってくるだろう。
10年後にイスラエルがどうなってるかは分からないが
場合によってはこんな悪の映画は無いというくらいに反転してる可能性が大きい。
( ´,_ゝ`) 8時間ヴァージョンも暴力の快感のオンパレードなのだろうか。。。にしても、いつ観られるんだろ。。。
( ´,_ゝ`) あ、あとユダヤ人の有名人でこの映画ボロクソに評価してる人っていますか?
240 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 18:57 ID:PtzaGmoL
中学校はいりたてくらいの時オヤジと家で一緒に見た・・・・。
めちゃくちゃ気まずかった・・・・。
一刻も早くその場から立ち去りたかった。
242 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 23:31 ID:SetX4MVK
age
243 :
名無シネマ@上映中:02/08/14 23:32 ID:T0pmtDyS
>240
なんで?
244 :
名無シネマ@上映中:02/08/15 00:18 ID:pBCy63Qh
映画に多くを求めすぎなんじゃないか?
スピルバーグは優れたエンターティナー。しかし学者では無い。
かれも事実に迫ろうと努力したろうけれど、同時に映画としての
娯楽性を持たせようとしている。
たしかに名作は有るが、映画は映画。時代の雰囲気を味わうには
良いが、映画に学術的な歴史の再現を求めてもだめ。
歴史上の事件を知るのに映像を用いるのは紙面によるそれより容易で
ダイナミックだし、それ自体エンターテインメントたりえるよ。でも、
それはあくまで映画。映画で歴史を語るのは(言葉は悪いが)馬鹿っ
ぽいと思う。
「検証されている事実+脚色&情報の取捨選択」が映画でしょ?
歴史上の事件を学ぶなら、自分で検証されている事実を学ぶべき。
もちろんそれ自体(学問として統制されているとは言え)誰かの
孫引きとなってしまうし、自分自身の取捨選択が働くけれど、
映画とは比べるべくも無い。
>>244 それは誤爆でしょ。
アメリカ&ユダヤ&イスラエルマンセーの人だったら、何にも気にしないで
感動に浸れる映画。暴力シーンはアクション映画として楽しめば、見られるし。
黒澤明だってスピルバーグに賛辞を贈っている(少なくとも社交辞令としては)
ことだし、もちろん244みたいな意見があったっていいと思うよ。
要は、この映画って極端にいったら、
日本人に対する映画「パールハーバー」=
ドイツ人・アラブ人に対する映画「シンドラーのリスト」だからね。
素直に感動するのはお人好しすぎるような気がする、という話でした。
サ ル マ ン・ラ シ ュ ディの書いた「悪魔の詩」がペソギソ・ブックスから出版された時の
一連の大騒動を思い出すよ。映画には関係ないけど。
246 :
名無シネマ@上映中:02/08/15 22:52 ID:Loqbotq9
所詮は映画だ。イデオロギーをもちだすな。
247 :
名無シネマ@上映中:02/08/15 23:01 ID:t6xdEOXL
とりあえず、パールハーバーと一緒にするには無理が…
自国マンセー映画大好きな、
あのアメリカ国内でさえ不評だった駄作なのに。
話は違うけどあの映画って、むしろ日本での興行成績の方が良かったんだよね?
日本人って自虐的〜☆
ちん○丸出しなのにびびった。
自分は結構前に、深夜TVでやってるのを観た。
う〜ん・・・という感じかな?真っ二つだとおもうな。
話は違うが以前読んだ本に、杉原さんが出国させ、アメリカに渡ったユダヤ人
の学者が、原爆の発明者だった事が載ってて、
皮肉なもんだなぁと感じた。
まあ、日本に使うとは思わなかったんだろうけど。
250 :
名無シネマ@上映中:02/08/16 00:09 ID:8sWoA/sp
英語が達者すぎるよドイツ兵(涙
>>244-247( ´,_ゝ`) もしアカデミー賞の投票権持ってたら、あの年は何に入れました?フィラデルフィア?
252 :
名無シネマ@上映中:02/08/16 22:22 ID:fBAhIyKW
>>247 >日本人って自虐的〜☆
その言い回しは、いったい誰に向っていっておるのだ。もはや意味不明だ。
>>246 >所詮は映画だ。イデオロギーをもちだすな。
そのセリフはスピルバーグ監督に言ってくれ。
馬鹿馬鹿しいのでsageで書く。
254 :
名無シネマ@上映中:02/08/16 23:06 ID:VcO0D8V6
何年か前に出されたシンドラーの本妻の暴露本は日本語訳されているにかなあ。
255 :
名無シネマ@上映中:02/08/17 01:03 ID:dfQA/9J/
>>254 価値の低い暴露本なんかわざわざ翻訳出版されないんじゃないにかなぁ。
256 :
名無シネマ@上映中:02/08/17 04:36 ID:TJf1goFO
スピの作品観てればいつもそうじゃん。アメリカ人が作るベトナム映画とベトナム
人が作る戦争映画みたいな・・・。ユダヤ人であることに対するトラウマが作り出
した作品で、運悪くそれが映画の天才によって生み出されてしまったが為に映像一
流イデオロギー3流になっちまったんではないかと・・・。
257 :
名無シネマ@上映中:02/08/19 05:03 ID:R+PxibDR
あげ
258 :
名無シネマ@上映中:02/08/20 01:30 ID:eyehvHFg
シンドラーのリスト完全版はどうなってるの?あるとかないとか…。
259 :
名無シネマ@上映中:02/08/20 17:42 ID:sJHqfbg1
アウシュビッツのシーンが鮮明に描かれていそうです
260 :
名無シネマ@上映中:02/08/20 22:17 ID:zEPoTIcF
1.シンドラーのキャラ設定がいまいち掴みきれなかったので
「このボタンを売れば..」とか急に泣かれても...と思った。
2.リーアムとレイフ・ファインズの顔の区別が前々から付かなかったので
悪夢みたいな@時間だった。
3.レイフ・ファインズのユダヤ人の娘に対する感情の部分には惹かれた。
261 :
名無シネマ@上映中:02/08/23 02:08 ID:50jV9lab
戦争などの極限状態でしかヒーローは生まれない。「UWW」がなかったら、シンドラーなんて名もない壱中小企業経営者だ。
262 :
名無シネマ@上映中:02/08/23 07:35 ID:eAZlGj6L
私的に、なぜ高く評価されるのかよくわからない映画No1じゃ
この作品が作品賞を授賞したことにより
しらけてしまって、アカデミー賞に興味をなくした映画ファンは多いと思うが
263 :
名無シネマ@上映中:02/08/24 02:25 ID:xg+nNUF7
↑そりゃ違うだろ君!!
264 :
名無シネマ@上映中:02/08/24 02:40 ID:/vSPuDXS
>260
ああ、私も全く同感。映画館で見たときはあんまりね…
でも数年たって、ビデオでもう一度見直したんだよね。
するとあら不思議。
泣いてしまったではありませんか。
冒頭のあの歌が哀しすぎる。
アーモン役の人、確かに良い味出してたね。
265 :
名前なし:02/08/24 21:28 ID:PcfT0aYW
さっき見終わったけど悲惨な映画だと思った
射殺されるシーンはドキュメンタリーを見てるみたいだった…
266 :
名無シネマ@上映中:02/08/26 03:08 ID:SnLXldcn
>>265 エネミーラインの戦闘シーンも同じ印象をもった
267 :
名無シネマ@上映中:02/08/28 04:36 ID:BXDTWPkz
age
268 :
名無シネマ@上映中:02/08/31 03:05 ID:7iV7fAKZ
りあむ萌え
269 :
名無シネマ@上映中:02/09/04 03:19 ID:5NWnoX3j
age
270 :
名無シネマ@上映中:02/09/04 11:06 ID:QGSbRjLt
まぁこの映画も受け取り方次第だね。
今文句言ってても昔と現代じゃ違うし。
原爆落としたアメリカとされた日本。今仲良くやってるじゃん。
でも個人ではどー思ってるんだか分からない人もいるし。
時代が違う話&映画だし。あんな悲劇があったのか、、と分かるんだからいいじゃん?
今あんな事する人は居ない、、と思うが。
平和を考えていく一つの肥しとなればいいなぁ、と思った作品でした。
最近ビデオで見ましたが、正直途中で寝てしましました・・・。
ドキュメンタリーにこだわりすぎてあんまりドラマ性が無かった気がして・・。
まぁ、そういうのをもとめちゃいけない映画なのかもしれないけど、ちょっと淡々としすぎでした
272 :
名無シネマ@上映中:02/09/05 02:27 ID:88xdXbDl
確かに人間模様などに焦点を置いた映画ではないがにー。
お涙頂戴のため戦争を利用してるだけなので、
イライラします。
274 :
名無シネマ@上映中:02/09/05 03:03 ID:gP7tc9A+
ゴダールの「愛の世紀」でもモロに批判されてましたね。
275 :
名無シネマ@上映中:02/09/08 02:01 ID:24JXzcn0
最後は薄幸だったそうだね…シンドラー。
結局、見る側があの映画が描いていたものをユダヤ民族の悲劇と捕らえるか、
普遍的なものとして捕らえるか・・・で評価が変わるんではないの?
277 :
名無シネマ@上映中:02/09/09 03:32 ID:VXihw5IL
age
278 :
名無シネマ@上映中:02/09/09 03:36 ID:ZbKgPCOM
ラストでボロボロ泣き出すな。で、歌に合わせて行進したりすな。
墓参りもやめ、ちゅーんじゃ。
本当に才能ある映画作家だったら、悩んだ挙句にバッサリ切るところ
だよ。あんな蛇足よ。
279 :
名無シネマ@上映中:02/09/11 03:42 ID:cLcJg6Ht
あげ
シンドラー死んどらー
281 :
名無シネマ@上映中:02/09/14 02:27 ID:+iwZpFbZ
age
282 :
名無シネマ@上映中:02/09/14 03:45 ID:7bsqH3Cx
あまりにあざといので開始から10分で館を出た
生涯で唯一の途中退場作品
DVD出ないのかねぇ
284 :
名無シネマ@上映中:02/09/15 06:12 ID:zKFk+MPS
282
あほ
285 :
名無シネマ@上映中:02/09/15 06:35 ID:+H30lxYa
スピルバーグはパレスチナ問題について、どんな風に語っている
のですか?
誰か知りませんか。
286 :
名無シネマ@上映中:02/09/16 03:09 ID:XEpfPu1J
いやあシンドラーのリストってほんっとにいいもんですねえ。
287 :
名無シネマ@上映中:02/09/17 02:42 ID:XkLXVtCU
age
288 :
名無シネマ@上映中:02/09/17 03:46 ID:1G6yarUz
天国と地獄じゃないだろ。
スピルバーグもさすがに戦艦ポチョムキンは見ていたと思うんだが。
289 :
名無シネマ@上映中:02/09/20 03:32 ID:Gf1jA+K/
>282
このスレの表題を見ろ。見てない奴は書きこすな。
290 :
名無シネマ@上映中:02/09/21 04:15 ID:iai5hhzD
「シンドラーのリスト」「ビューティフルライフ」は
ナチスものに関しての名作けってー!!!!
「シンドラーのリスト」は真摯に取り組んだんであろう感じが
すごくするよ。
スピルバーグってユダヤ系だったのでしたっけ?
いずれにせよ、スピルバーグの渾身作ですな。
291 :
名無シネマ@上映中:02/09/21 04:17 ID:P0R2r372
つ、つまらん過ぎる作品。
所詮は、女ったらしだろ。いくら多くの人を助けても、身近な人を幸せに出来ないなんて、クズ野郎だな。
292 :
名無シネマ@上映中:02/09/21 04:17 ID:yZikG9wS
スピルバーグは
昔は観客のための映画を作っていた。
今は自分の為に映画を作る。
だからここ最近の作品は押しつけがましい。
293 :
名無シネマ@上映中:02/09/21 04:20 ID:tmgLc2U2
マジレスすると、スピルバーグはDVDの仕様若しくはその政治状況に
良くない印象を抱いている為、自作を積極的にDVDを出す傾向は無い
>>283
294 :
名無シネマ@上映中:02/09/21 08:11 ID:XNm/XThS
>>291 偉人なんて、みんなだいたいそんな感じだ
>>291 それは故・オスカー・シンドラー自身に言ってください。
邦題「助かる人一覧表」
297 :
名無シネマ@上映中:02/09/24 03:11 ID:C2tTdu37
シンドラーは英雄なのか。
298 :
名無シネマ@上映中:02/09/26 02:05 ID:BkYfX5r4
あげ
299 :
名無シネマ@上映中:02/09/26 02:22 ID:YfSHkl/e
とりあえず、クソ映画ケテーイ。
300 :
名無シネマ@上映中:02/09/28 01:21 ID:6NhbqL7U
まじっすか。スピの映画の中では壱押しなのになあ。あとカラーパープルもよかった
。
301 :
名無シネマ@上映中:02/09/28 17:32 ID:50ddF97a
でもこのDVDってアメリカでは出てるよね?
なんで日本で出してくれないの???
ビデオ持ってるけど欲しい。
ホロコーストの映画としてはダメだけど、エンタメとしては
最高なんだけどな。レイフファインズが若くてかこいいし。
>>262 俺はキネ旬で洋画ベスト1に「スペース・カウボーイズ」が選ばれてから
シラけて、キネマ旬報2月下旬決算号を買うのをやめますた。
遅レスですが、ふと思い出して。。新銅鑼と関係ないのでsage
303 :
名無シネマ@上映中:02/09/30 20:24 ID:QfGC7DjN
長い映画だけど飽きずに見た。演説のシーンはアザトイ泣かせ方だが、素直に泣けた。
カラーの墓参りのシーンは「やりたがったな」と思うほどアザトイが、ボロナキしてしまった。
>>301 エンタメとしては最高なんだけどな。
エンタメで、出きる範囲ではサイコーだとおもった。あれ以上は完全にドキュメンタリーになるとおもた。
レイフファインズ、殺してやりたくなるぐらい良い演技だなw
304 :
名無シネマ@上映中:02/09/30 20:26 ID:wOtxxGc+
キューブリックが同じような題材に手をつけてたけど
スピルバーグのこれが出たために企画を取りやめにしたって話だけど
もしキューが作ったら、この『シンドラーのリスト』を超える作品になってたのだろうか?
305 :
らいと:02/10/01 09:26 ID:4zol6dxb
なんて言うか、人間に対してこんなにむごい所行を働いた!
という今までのホロコースト映画お馴染みの残虐性を前面に押し出した
描写じゃなく、まるでただの物体を処理しているといった感じさえ受けるような
計算された素っ気ない演出や、ナチスの人間もマインド・コントロールごりごりの
目に異様に力の入った化け物ではなく、下っ腹の出たどこか滑稽なふつうのオッサン
ふうだったり、何かに打ちひしがれそこから目を背けている疲れたサラリーマンの
風情を漂わせていたりするのが、「実際はそんな感じでことが運ばれていたんだ
ろうなあ」というリアリティを感じさせてコワヒ。
つまり被害者側の視点ではなく、むしろ加害者側の視点から描いた映画
だってこった。
決して狂気に陥ったわけではなく、日常的な感覚のままで、ユダヤ人
という特定のレッテルを貼ることだけで無条件に残虐性を解放させることが
できるという優位集団に属した人間が持ち得る生理の怖さを演出した
のだろうけど、身の回りでも覚えがあることだけに骨に響いた。
「この描写が快感に感じられた」という人が出てくるのも、そういう
意味では人として妥当な反応ともいえるのかも。
306 :
305の続き:02/10/01 09:37 ID:4zol6dxb
あと、ラストシーンに関して蛇足・付け足し・お約束
というような意見も出ていようだが、俺にはそういう風
には感じられなかったな。
奇妙な静けさを伴って進行していく話の中で、
あそこは唯一感情が堰を切って爆発するところ。
静から動への急激な転換というのはコッポラの映画なんかでも
よく使われている普通の手法だし、リアム・ニーソンの子供のような
へんてこな泣き声とあいまって、だからこそあのセリフが
異様な迫力を伴ってくるという仕組だべ?
最初からそこをめがけて演出が組み立てられたと考える方が自然だし、
おのずからそこに映画の主張も集約されている、と見るべきじゃないか?
「それがあざといんだ!」と言われれば、単館上映の芸術的な映画なんかと
比べればそうだねえ、としか言えんが。(303に対して言っている訳じゃないよ☆
それから、179の黒澤明のとの後日談のくだりは論理的に展開されて
いて説得力はあるけども、まだ生存者が存在するホロコーストという題材を、
しかも暴力の描写を快感を味あわせるためのエンターテイメントとして
意識的に映画に使い、しかもそのことを尊敬する監督に見てもらいたかったという
解釈は、ちょっと、そんな人間いるか?って気がする。
その解釈は論理のレトリックと言うものじゃないでしょうか?
黒澤の場合は舞台が時代劇で、たとえば広島を題材にエンターテイメント
的な要素として暴力を用いたわけではないし、もし、そういうことがあった
らそれは非常識としか言えんでしょ。
スピルバーグがホロコーストを題材にするということは、それと同じこと。
例え結果的にそういう効果を、あるいはスピルバーグの映画人としての性が
無意識のうちに作り上げていたとしても、スピルバーグが意識してそういうものを
作り、そのことを黒澤に誇ろうとしたなんてことはないんじゃないかね。
やはり「僕もただのエンターテイメントじゃなく、あなたのように
人間の性を描いたものを作りましたよ」と無邪気に黒澤に認めてもらいたかった
と取る方が、平凡でつまらない解釈だけど自然だと思うが。
だいぶ前の書き込みに対するレスで申し訳ないとは思うが、
その見解は、人間というものに対してあまりに鬼畜な考え方だと
気になって仕方がなかったので、許してくれい。
308 :
名無シネマ@上映中:02/10/03 16:57 ID:Sg8XZcJW
結局、スピルバーグは「観客」というものの感覚を、あまり信じていないのかも知れない。
俺は、リストに載った人たちが、名前をつげながら列車に乗るシーンだけでもう十分だった。
あの人たちが、実在する生存者なんだってことはわかるし、リスト=名前=命ということも、しっかり表現されている。
でも、墓参りまでいっちゃう。
(w
サービス精神が、変な形で旺盛なのかな?
309 :
名無シネマ@上映中:02/10/03 19:56 ID:Zqc0tx19
いやらしいまでのあざとさではある「御墓参りのシーン」は
映画とすればホントに切ってしまうべきとは思うがこのシーンの御蔭で
現在にまで繋がることで「歴史」ではないことにまで高めているんだな、とか
思った、。改めて。
北朝鮮の拉致問題の被害者のニュースを連日見ているが「歴史」というのは
酷な言葉で、当事者の方々には年表の年号と事柄1行では済まされない長く苦しい
行き様を一言で括ってしまうんだよな、とか思った。
いたちがい、失礼。
スピルバーグが映画というものをどうとらえている
かということは、実際のところは、まあ、本人に聞いて
みなければ分からないことだけど、西洋の文化圏に
属する人間として、ホロコーストをモチーフに映画を撮る
ということは、相当に覚悟のいることであったということは
確かだろうと思うね。
で、あとは推測になるけど、演出のバランス等によって表現される
映画における「芸術性」なるものは、つまるところ観客にとっては
エンターテイメント性の一つであり、あの題材を使ったこの映画で
そういう「芸術性」を高めるよりも、より多くの人にわかりやすい形で
言いたいことを主張する、ということを選んだんじゃないか。
さらにもうちょいつっこんで解析すると、もともとが単純明快な
表現の黒澤映画の信奉者であるスピルバーグが、「ジョーズ」や
「インディ・ジョーンズ」といったこれまでの作品と同じように
多くの人にとって感覚的にも分かりやすい表現を目指したのだけど、
おそらくは選んだモチーフのせいで付随的にたまたま、それらしい雰囲気の
作品になってしまい、おまけにアカデミー賞のことなんかもあって、
センシティブな映画ファンに芸術論的な視点で語られるという、
この作品について言えばスピルバーグ自身はおそらく望んでいないような
現象も起きている−−と考えるのが一番しっくりくるような気が。
311 :
310の続き:02/10/05 07:45 ID:Zxf8WpXF
なぜスピルバーグがそういう風に語られることを
この作品についてはそれほど望んでいないと思うかっていうと、
人の生き死にとは関係のないところでの物質的豊かさ−−つまり
ステータスでしかないものを巡っての人々の密かな対立・反目、
その集約的様相という面が色濃く反映されている経済争い、
そこから起こる戦争、その狭間で悲惨などうしようもない状況に
追い込まれている人たちがいるという近年の状況があって、
シンドラーは自分がそのような状況を作り出している当事者の
一人だったことに気づいて、最後に悔恨の涙を流す−−
おおざっぱに言うとこういう感じの映画なわけだけど、
もしこの映画を100年後に作るとしたら、墓参りのシーンはそれこそ
蛇足に映るだろうし、その点で映画的普遍性は確かに犠牲に
なっていると思うわけさ。
けど、その結果として309の言っているように、現在において、
あの惨事が「歴史」ではないということが強調されているのだと思うし、
それは偶然そうなったのではなく、「映画監督」ではなく一人の「人間」
としての誠実さがそうさせたんじゃないかと思えるんだよね。
こういう映画を作ろうと思ったきっかけの中に、例えばアカデミー賞
が欲しいというような映画人的な野心は100パーセントなかったといえば、
それもまた嘘になるとは思うけど。
312 :
名無シネマ@上映中:02/10/10 05:12 ID:X2rDe6Wg
↑なげーよ。
313 :
名無シネマ@上映中:02/10/10 05:17 ID:3Bo+bivp
見たことあるけど、もう内容忘れちゃったよ。
314 :
名無シネマ@上映中:02/10/14 02:42 ID:271w/HxE
↑そりゃねーよ。
315 :
名無シネマ@上映中:02/10/18 04:15 ID:0kmm2W5m
あ
316 :
名無シネマ@上映中:02/10/18 16:57 ID:PHUv29tf
なんか小難しいところあるんだよね、歴史物って。だからみるのに疲れる
317 :
名無シネマ@上映中:02/10/18 21:17 ID:9w1NS7Ag
最後らへんで「でも車に乗ってんじゃん」って思ったら
すかさずシンドラーが自分ツッコミしたので良かった。
318 :
名無シネマ@上映中:02/10/19 04:10 ID:JWJ3emrh
あげ
319 :
名無シネマ@上映中:02/10/21 23:06 ID:kF/YznW8
ナチ
320 :
名無シネマ@上映中:02/10/24 03:01 ID:fM+eRQlz
最後でこけたかな。
321 :
名無シネマ@上映中:02/10/25 00:36 ID:ak+nGj9j
Whoever saves one life, saves the world entire.
322 :
名無シネマ@上映中:02/10/25 00:40 ID:wNPXwlbS
ちんぽでけぇよなとつくづく。
ユダヤのおっさん達の立派なのがブランブランしてて圧巻ですた。
推定20cmはカタイとおもわれ。とすれば勃起時には30cmは
尚のことカタイとおもわれ。あんまし羨ましくないかも。
323 :
名無シネマ@上映中:02/10/27 17:36 ID:mcVb/Av2
保守age
324 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 00:20 ID:vEQ67xT6
スピルバーグは何故この映画を撮ったのか?
リアルタイムでこの映画を見たのだが、
「ナチスはこんなに酷いことをやったんですよ」
ということを知らしめる映画としか思えなかった。
シンドラーという人物の掘り下げは浅いし甘いし。
だからホロコーストに対する一般的な基礎知識(詳しくはない)
を持っているつもりの俺には、
「で、あんたは何が言いたいんだ」とツッコむしかなかった。
これって、ホロコーストを知らない人向けの教育映画でしょ?
それなら『夜と霧』を見たほうがよっぽどいい。
で、冒頭の「何故この映画を撮ったか」なんだけど、
結局、アカデミー賞狙いなんでしょ?
ナチスの所業を賞賛しない限りは、人から涙を搾れそうだし。
どこで感動しいていいのか、全くわからない。
325 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 04:39 ID:kBTJTN2/
>>324 映画撮るのに何か明確な理由が要るのかな?
理由が要るとして、それがオスカー狙いじゃいけないのかな?
映画には何か言いたいことがなければいけないのかな?
シンドラーが掘り下げられていないとして、
あの映画でシンドラーをそんなに深く掘り下げなけばいけないのかな?
ホロコーストを知らない人向けの教育映画だったとして、
その人にホロコーストを知らしめる功績は認めないのかな?
自分が感動できなかったからといって僻むな。
それは映画のせいじゃないよ。
326 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 04:54 ID:U61YOE+g
リーアムニーソンがすき
327 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 12:05 ID:MiibaDg7
>>325 >ホロコーストを知らない人向けの教育映画だったとして、
>その人にホロコーストを知らしめる功績は認めないのかな?
功績は認めてます。と言うか、それしかないでしょ?
スピルバーグの映画という理由で見に行った人も多いと思うよ。
他の部分については、いけなくはないけれど、それではつまらないと思うけどな。
もっと自分(スピルバーグ)の色を出して欲しいと思っている。
自分が僻んでいるとも思わないけど。
この程度で僻んでいたら、映画なんて見たくなくなるからね。
328 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 16:48 ID:hZkH1/LV
>325
>映画撮るのに何か明確な理由が要るのかな?
>映画には何か言いたいことがなければいけないのかな?
お前は何のために映画見てんだYO!
>>324 >結局、アカデミー賞狙いなんでしょ?
…てのはよく聞く中傷なんだけど、狙って取ったんならそれはそれで
すごいことなんじゃなかろーか。
(w
「これほどオスカー狙いがミエミエで」って作品がはずしたってんなら
笑われもしようが、まがりなりにも取っちゃってるしねえ。
別にスピを持ち上げるつもりはないが、批判としても浅薄だよな。
まあ、アカデミー協会におけるユダヤカルテルの存在でもあればなんだけど
だったら「もっと早くとれた」って話だしな。
330 :
名無シネマ@上映中:02/10/29 22:38 ID:LYbjXiE8
あれが印象に残ってるなぁ。
その辺歩いてただけの女を撃って、メイドのユダヤ人に
「何故関係ない人を撃つのか」
「関係ないから撃つんだ」ってシーン。
>>324 アカデミー賞ぐらい取らせてやれ。
今のアカデミー賞の権威は地に落ちてるだろ。
最近の受賞作品を見てみろ。
あんなのに仲間入りしたってハクも何にも付かない罠。
332 :
名無シネマ@上映中:02/11/05 18:32 ID:aK82O4U4
あの映画の最後で、イスラエルにあるシンドラーの墓に、
ユダヤ人達が石を並べて追悼するっていうシーンがあったけど、
これってスピルバーグによるイスラエル建国美化でしょ?
たしかにホロコーストは悲劇であり繰り返してはならない。
しかしだからといって、ユダヤ人がパレスチナ人を追い出して国を作ったり、
虐殺したりすることが許されるわけではない。
イスラエルは、パレスチナ人達が自分で出て行ったと主張しているが、
当時のイスラエルの公文書を調べて、イスラエルが組織的にパレスチナ人を
排除したと主張するイスラエルの歴史学者は何人もいる。
ましてや、現在の不当な占領や入植が許されるわけがない。
だから結局はイスラエルのプロパガンダ映画になってしまっている。
スピルバーグ・ファンなので極めて残念。
333 :
名無シネマ@上映中:02/11/06 00:10 ID:U2X/tEnX
>>332 プロパガンダって言葉を使いたいだけなんだろ?(w
334 :
名無シネマ@上映中:02/11/06 00:41 ID:zs2M3Pnf
>>333 いや、そうじゃないよ。
ホロコーストについて語ることが、
結果として現在のユダヤ人によるパレスチナ人に対する弾圧から目を逸らさせる
ことになっていると言いたいの。
「過去を忘れるな」と言うけれど現在の事態を見つめないで過去を語るな
ということだよ。
>>334 そんなこと言ったらホロコーストを語るなってことになるじゃないか。
それともホロコーストに言及するときには現代のパレスチナ情勢もセットで
語らなければならないのか?
336 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 00:14 ID:jhhgrpAx
>>335 >そんなこと言ったらホロコーストを語るなってことになるじゃないか。
そんなことは言ってない。
ホロコーストを語るのはいい。しかし、
そのついでに現在のイスラエルを美化するなって言っているの。
その理由は332に書いた。
>それともホロコーストに言及するときには現代のパレスチナ情勢もセットで
>語らなければならないのか?
誰もが常にそうするべきだとは思わないけど、出来ればそうした方が良いと思う。
少なくともユダヤ人であるスピルバーグは、ユダヤ人の過去だけではなく
現在についても言及したほうがいい。
彼は意図的にパレスチナ問題から逃げてるとしか思えない。
337 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 00:25 ID:MH7aK/FB
>333
もともとイスラエル人が住んでたんだからとり返しても良いのでは?
何百年後かに日本が中国人や韓国人に支配されていて日本人は他の
アジア各地に散り散りになって暮らしていたとしたら俺は彼らを追い出して
もう一度日本を再建したいと思うね。
338 :
337:02/11/07 00:26 ID:MH7aK/FB
間違った
>332
339 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 00:32 ID:+6pYNaZ8
何の前置きもなしにホロコーストを語る、という行為そのものがイデオロギーを
帯びてしまうって可能性、あるね。ほかのどんな話題でもそうなんだけど。
ホロコーストはホロコーストで語ってもいいんだろうけども、
>>336が言うような
危惧もわからないではない。
では具体的にはどうすりゃいいのかと言えば、「シンドラーのリスト」だけ観て
ホロコースト関連はそれでオシマーイ・・・なんて態度は取らない、ってことに尽き
るんじゃないかな。
新聞だって朝日や読売、各社それぞれの特徴があって、どれか一紙だけ読めばそれで
事足りるってことにはならないでしょ。それと同じだよ。多様な観点から物事を見つ
める事の出来るような、情報の読解力に優れた人になりたいものだ、と思いまっす。
340 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 00:36 ID:+6pYNaZ8
>>337 パレスチナ人がパレスチナを支配していたわけじゃないよ。
単にそこに住んでいただけ。しかも原住民として。
341 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 01:54 ID:EBHKPJ1F
>>336 だってシンドラーのリストは映画なんだよ。映画っていうのは芸術作品であっ
て教科書じゃないんだ。すべての意見を織り込んで作れるわけないじゃないか。
ホロコーストにパレスチナ問題を絡めたいんなら、そういう主張を持つ人間が
そういうホロコースト映画を撮ればいいだけの話だ。もちろん、そういう対立
を生む原因になったイギリスの二枚舌外交やらユダヤ人迫害の歴史やら偏狭な
キリスト教徒の歴史やら、そんな何やかやにも全部言及してね。でないと今度
は反ユダヤのプロパガンダになっちゃうからね。
342 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 23:47 ID:OF5YtibG
スピルバーグ、ブッシュ指示。
こんなニュースを何処かで聞いたような。
これを思うと・・・やっぱユダヤマンセー映画にしか見えないというのも
何気にうなづける。
343 :
名無シネマ@上映中:02/11/07 23:54 ID:/c/X9TNi
この単純ハリウッド映画と併せて
クロードラン頭マン『SHORE』も観るべし。
しかも9時間ヴァージョン。
それと近々公開予定の『DIVINE INTERVENTION』も
観ろや。
『シンドラー』しか観てない奴は勉強不足。
344 :
名無シネマ@上映中:02/11/08 00:29 ID:nZhO+/vn
>>343 "SHOAH" でしょうが。どっちが勉強不足やら。
345 :
名無シネマ@上映中:02/11/08 00:47 ID:wgtJvX4s
337みたいなバカを感化させちゃうあたり、やっぱこの映画って
駄目なんじゃないの?って思った。
179のような肯定のしかたはいいとオム
346 :
名無シネマ@上映中:02/11/09 00:07 ID:U0DRSV5n
>>341 >だってシンドラーのリストは映画なんだよ。
>映画っていうのは芸術作品であって教科書じゃないんだ。
映画が教育や思想の普及のためにも大いに使われてきたということを知らないの?
スピルバーグ自身も、この映画を教育のためにも使ってるようだけど。
http://www.mainichi.co.jp/digital/network/archive/200202/15/7.html >すべての意見を織り込んで作れるわけないじゃないか。
そんなことは当たり前。なにが言いたいの?
>ホロコーストにパレスチナ問題を絡めたいんなら、そういう主張を持つ人間が
>そういうホロコースト映画を撮ればいいだけの話だ。
作品の内容について批判したら、別の映画を撮らなきゃいけないのか?
そもそも、俺は「ホロコーストについて語るな」なんて言ってないの。
ホロコースト自体は絶対に繰り返してはならないのだから。
パレスチナ問題を絡めて描くことについては、
>>336で「誰もが常にそうするべきだとは思わないけど、出来ればそうした方が良いと思う」
と言ってるだろ。読まなかったのか?
でも、ユダヤ人をホロコーストの被害者として描いた映画の最後で、
本来ホロコーストとは直接関係がないはずのイスラエル建国までも正当化(あるいは美化)
するような描き方をすることまでは許容できない。
それは結局のところ、イスラエルが多数のパレスチナ人のホロコーストしてきたことを
無言のうちに肯定することに他ならないからだ。
これじゃ映画の主旨が根底から崩れてるんだよ。
347 :
名無シネマ@上映中:02/11/09 00:35 ID:n6WdjT5Y
司令官だか何だかの世話係の少年がいつ殺されるか〜いつ殺されるか〜と
ビクッビクッとしているのが、真に迫ってた。
けっきょく殺されちゃったけど。
人間って、どこまでも残酷になれるんだなあと思った。
遠藤周作の「マリー・アントワネット」やゴールディングの「蝿の王」読んだときみたいな
暗い気持ちになったよ。
ああいやだ。
348 :
332=334=336:02/11/09 20:20 ID:VJAErijH
>ホロコーストにパレスチナ問題を絡めたいんなら、そういう主張を持つ人間が
>そういうホロコースト映画を撮ればいいだけの話だ。
それにしても酷い「反論」だ。
映画でも小説でもどんな表現をするのも自由だが、それ批判するのも当然自由だ。
批判に対する反論が「他のヤツが作ればいい」では議論にならない。
そう言ってる君はスピルバーグがホロコーストにイスラエルを絡めたことについては
どう思っているのだろうか?
あ、言うまでもなく332=334=336は346でもあります、念の為。
( ´,_ゝ`) 最後にシオンの丘歩かせて、黄金のエルサレム流してるしな。。。
351 :
名無シネマ@上映中:02/11/10 23:09 ID:K1hVD2b/
>>350 スピルバーグってパレスチナ問題についてコメントしたことあるのかな?
彼はドイツ人がユダヤ人を殺したのは許せないが、
ユダヤ人がパレスチナ人を殺すことには無関心としか思えなかったよ。
352 :
名無シネマ@上映中:02/11/11 00:50 ID:6bdr9/ry
ちなみにオスカーシンドラーは日本にきましたよ。
353 :
名無シネマ@上映中:02/11/14 21:07 ID:AqwTg0Fi
ヒストリーチャンネルで特集してるね
個人的にユダヤ人虐殺に興味をもって、ずっと本だのドキュメントだのをいろいろ見てたりしたけど、
イスラエルがパレスチナ人にやってる事を知った時は、かなりショックだったよ…
パレスチナ人居住区なんか、ゲットーそのものに見えるし。虐殺はないにしても、
「インティファーダ」に対する取り締まりの映像なんかはかなりひどい。
あれだけの目にあって、同じような事を他民族に出来るのか…と、なんか怒りより絶望の方が強かった。
絶対無理な話だとはわかってるけど、映画のラストでイスラエルでの問題を何らかの形で出してくれてたらな。。
この映画がイスラエルを擁護をしているって批判は、公開当時もあったって
聞いているし、そのことが映画の中で語られている主張とは矛盾している
という批判が出るのも仕方ないとは思う。
たださ、少し弁護すると、この映画では、必ずしもユダヤ人マンセーみたいに
は描かれてないんだよね。
映画の序盤の方では、ホロコーストが本格的に始まろうとしている段階でさえ、
利益にこだわる、あるいはそれを機会に商売の手を広げようとする、
はしこいユダヤ人たちが描かれてたよね。
だから、ラスト・シーンに関して、あれはユダヤ系のスピルバーグが、
特に同胞であるイスラエルのユダヤ人に向けて発したメッセージだと
取ることもできるかと思うんだよ。これは特に君たちに見て欲しい映画なんだってさ。
本当のところは、分からんけど、ただ、「制作するのに莫大な費用を
調達しなきゃならない」「人々の関心や注目度が最も高いメディア」
といった特性から、映画ビジネスの中では、例えスピルバーグのような
ビッグ・ネームでも好き勝手に作品を撮ることはおそらくできないと
思うんだよ。いや、ビッグ・ネームほどそうなのかもしれない。
そういう状況の中で、言いたいことをうまく作品に紛らして伝えるってのも
ハリウッドの伝統だし、ただ、そういう部分っていうのは本当に微妙な
ところで、人によって受け取られ方が違ってくるのは、どうしても
避けられないことだから、そのような場合でも批判が出るのは仕方ないこと
だろうけど、そういう可能性もあるってことは弁明しておいてあげたい。
356 :
名無シネマ@上映中:02/11/20 10:27 ID:LH48jzlD
今この映画の小説よんでるとこ。
357 :
名無シネマ@上映中:02/11/23 02:14 ID:K3hE8qQ+
この映画、役者陣が何気にいいね。
レイフ・ファインズは「クイズ・ショウ」や「イングリッシュ・ペイシェント」
で演じたナイス・ガイ像からは連想できない、嫌ったらしい将校をごく自然に
演じてるし、リアム・ニーソンは他の出演作が全部ミス・キャストに思える
ほどのはまりっぷりで、この映画限定の名優って感じすらするし。
「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードといい、「未知との遭遇」の
リチャード・ドレイファスといい、スピルバーグは演出だけじゃなく
キャスティングも上手い監督だと思ったよ。
358 :
名無シネマ@上映中:02/11/23 10:48 ID:uoRolnJM
エピソード1のニーソン痛かった
359 :
名無シネマ@上映中:02/11/29 03:45 ID:0NBBQU53
リーアム・ニーソンもベン・キングスレーも名演技だった。
やはりなんといっても最後の指輪を贈るシーンだよな
361 :
名無シネマ@上映中:02/11/29 05:49 ID:3+YIEMqY
クサイ映画
シンドラーがアーモンのメイドにキスしようとしたら
「そういう意味じゃないよ」って言ってたけど、だったらどういう意味なんだ?
363 :
名無シネマ@上映中:02/12/05 19:23 ID:cwmbi9M+
冒頭のパーティーみたいなときに流れてるちょっと切なめな曲は何ですか?
365 :
名無シネマ@上映中:02/12/10 07:47 ID:LavvDWn7
>>364 映画の話題とは全く関係無くなるのでアレなんですけど(汗
確かにそのような「ホロコースト見直し論」は存在するみたいですね。
自分がそのような説の存在を知ったのは、例の「マルコポーロ」廃刊の騒ぎでです。
知ったとは言っても、自分自身は「マルコポーロ」誌そのものを読んでいた訳ではなく
「ナチのユダヤ人迫害は無かったと言い張る、トンでも無いヤツがいる」という
文脈でなされた報道によってでした。「すげーデムパもいたもんだなぁ、オイ」というのが
正直な印象でしたよ、ええ。それまで信じてきていた「常識」とは離れ過ぎていたから。
その考えを訂正する切掛けになったのが「マルコポーロ」廃刊の原因ともなった
記事を書いた、西岡昌紀著作『アウシュヴィッツ「ガス室」の真実』を読んでからでした。
新幹線に乗るのに読む本が無い、難しい本は読みたくないけど軽すぎるのも嫌だ。
そういう時にたまたま見かけたこの本を「トンデモ本」のノリで買ったわけです。
「どんな目茶苦茶な事を書いてるのか読んでやろう」という気持ちでね。
読んだ結果は・・・ちょっと衝撃的なものでした。
自分の誤解もあったんですけど西岡氏は「ユダヤ人迫害は無かった」と述べてるわけでは
無いのですね。「ナチによるユダヤ人迫害は確かに行われた。それは許させるべき事ではない。
しかしガス室による虐殺が本当に行われたのかは疑わしい」という趣旨だったわけです。
もちろん、これを読んだからすぐに「嘘だった」と言い張る気はありません。
しかし少なくとも一聴に値する意見だとは思っています。ちょっと探してみたら
件の「マルコポーロ」の記事の再現を見つけました。興味があったらどうぞ。
⇒
ttp://www.nsjap.com/marco/index.html
366 :
365:02/12/10 07:56 ID:LavvDWn7
そう言えば最近の映画では、ガス虐殺の具体的な描写ってあまり見かけない気が。
TV映画の『ホロコースト』ではガスマスクをかぶったドイツ兵が
毒ガスを屋根の穴から投入するシーンがあったもんですが。
この『シンドラーのリスト』でもシャワーから出てきたのは水だったし
「焼却炉」を思わせる煙突も非常にシンボライズされた扱いでしたね。
『X-Men』の冒頭でもそういう描写で、しかも煙が写るか写らないかの
パン・アップの途中でホワイト・フェードでした。
このような抑えた描写も「見直し論」の台頭と関係あるのか知らん?
と勘ぐってみるテスト。
367 :
名無シネマ@上映中:02/12/10 09:44 ID:yyCQQM2P
戦後50年も経っておきながらアメリカにこんな映画をいつまでも撮られ続ける
ドイツ人の気持ちにもなってみなよ。
50年間反省に反省を重ねてきた今のドイツ人。彼らには何の咎もない。
一方アメリカとイスラエルは現在進行形で罪のない人々を殺しまくってる。
悪いのはどっちだ。
え?
悪いのはどっちだよ。
ドイツ人は反省なんかしてないよ。
ナチスの戦争犯罪はドイツ軍、ドイツ国民とは無関係だと言う意見が殆んど。
それには私も同意。>彼らには何の咎もない。その通りだと思うし。
日本こそドイツを少しは見習って、
韓国に補償金を払うのをいいかげんやめろといいたいのだが。
( ´,_ゝ`)
>>365 ということは、あのHPに書かれていること全てが正しい、というようなことではないんですね。
( ´,_ゝ`) ただ、
14.アウシュヴィッツには,人を殺すためのガス室はいくつ存在したのですか?
一つもありませんでした.
21.ホロコースト物語によって,今日のユダヤ人はどのような恩恵を受けていますか?
これによってユダヤ人は,集団として批判されなくなっています.
なおかつホロコースト・物語は,世俗宗教のような形でユダヤ人と彼らの指導者を
感情的に結び付ける絆となっています.これは,ユダヤが資金を集める時の強力な
武器であり,アメリカがイスラエルを支援する際の理由ともなっています.
22.では,国家としてのイスラエルにはどのような恩恵を与えているのですか?
これによりドイツは,イスラエル国家,そして生存者個人に,何十億ドルもの
賠償金を支払っています.なおかつアメリカのシオニスト/イスラエルの
ロビイストは,アメリカが中東でイスラエル寄りの外交を取るよう,圧力をかけることが
できます.アメリカの納税者は年間何十億ドルも,
イスラエルへの支援を行っているのです.
23.アメリカ人牧師は,ホロコースト物語をどのように利用していますか?
ホロコースト物語により,アメリカ人牧師は旧約聖書の考え方,
つまりユダヤ人は神聖な民族で,常に迫害される「選ばれた民」であるという
考え方を肯定することができるのです.
続き
26.ヒトラーがユダヤ人の大量殺戮を命じた証拠はあるのですか?
ありません.
27.戦時中,ドイツの強制収容所で使われていた毒ガスは,どのような種類だったのですか?
青酸ガスの「ツィクロンB」です.民間殺虫剤に使用されているガスで,当時のヨーロッパでは広く使われていました.
28.「ツィクロンB」が製造された理由は何ですか?
衣服や建物を消毒するためです.チフス菌を媒介するシラミや他の害虫を殺すことを目的としていました.
29.「ツィクロンB」は大量殺戮に適していましたか?
いいえ.もしナチスが大量殺戮の毒ガスを使うつもりだったなら,はるかに効果的な
ガスが入手できる状態でした.ツィクロンBは消毒用で,効くのに時間のかかるガスでした.
55.アンネ・フランクはどのように死んだのですか?
彼女はアウシュヴィッツを生き延びた後,ベルゲン・ベルゼン収容所でチフスにかかり,
戦争が終わる数週間前に死亡しました.ガスで殺されたわけではありません.
続き
56.アンネ・フランクの日記は本物ですか?
いいえ.フランスのロベール・フォーリソン博士の調査によれば,この有名な日記は偽作です.
( ´,_ゝ`) これらについてはどう思われます?僕はアンネの日記とルドルフ・ヘスの供述が嘘だったら
( ´,_ゝ`) 激しく鬱なんですが(;´Д`)
( ´,_ゝ`) これらについてはどう思われます?僕はアンネの日記とルドルフ・ヘスの供述が嘘だったら激しく鬱なんですが(;´Д`)
( ´,_ゝ`) カキコミス鬱。。。
DVDはよう出せ!
374 :
名前なし:02/12/10 18:16 ID:ZM25y/Vv
dvdなんで発売しない?
著作権か、なんか引っかかってるのか?
375 :
名無シネマ@上映中:02/12/10 18:55 ID:fJc3hdl/
>>367 と言う事はもう二度とホロコーストを批判しちゃ行けないんですね?
376 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:33 ID:zhb9CI76
>>375 過去の虐殺よりもっと目を向けるべき現在進行形の虐殺があるはずだ。
アフガン、チェチェン、チベット、パレスチナ、それからこれから起こるであろうイラク。
アメリカにこんな映画撮る資格はこれっぽっちも「ない」。
377 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:39 ID:Ed8psH7Y
>>376 つまりアメリカはもうホロコーストを語る資格は無いって事ですね?
378 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:47 ID:zhb9CI76
>>377 今の虐殺をやめて二度としないと反省すれば語る資格アリ。
そんなこともわからないの?揚げ足取りばかりしてて楽しい?悲惨な人生だね。
379 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:47 ID:5qz74Bg8
>>367 激しく同意。
>>377 ない。イラクの貧しい女性や農民を虐殺し酔うとしてるユダヤ人の跋扈するアメリカ。
ホロコーストを語ることによって、加害者としての自分を被害者にすり替えている。
アウシュビッツもそろそろ、イスラエルのパレスチナ攻撃に抗議して休館するくらいの
心意気を、ポーランド政府は示してもらいたいものだ。
リトアニアにあるミニアウシュビッツのようなところは、すでに休館になっているらし
いぞ。
380 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:51 ID:dPwV1Luo
自作自演はカッコ悪いよ。
反米厨は隔離板にお帰り。
381 :
名無シネマ@上映中:02/12/11 01:56 ID:5qz74Bg8
>>380 虐殺大好きユダヤの手先は、イスラエルにお帰り (藁
所長になって歩きタバコしているDQNを無差別に撃ち頃したいと思いマスタ
383 :
名無シネマ@上映中:02/12/14 00:12 ID:DZ45CAr9
おおい、376よ、379よ。
その論理からすると、後方支援で協力した日本の国民である君たちは、
アフガンの空爆に関して批判する権利はない、ということにもなっちまうズラよ。
圧倒的な軍事力を保有しているアメリカが他国の了承を取り付けようとするのはどうしてか?
そこらへんを、ちと考えてみたまい。
まさに、君たちの使っている論理にのっとった戦略だとは思わんカニ?
正義感が強いのは結構だけれども、君たちの思考は直情的で目が粗くて、
むしろ、アメリカ合衆国の思う壺くんになっちまってるぞい。
5qz74Bg8は単純にナチオタクなんだろ。
軍服とか持ってそう。
ナチオタと反スピルバーグ厨がどれだけわめこうがこの映画が歴史に残る名作であることに変わりは無い。
386 :
名無シネマ@上映中:02/12/15 05:55 ID:twhOpwAH
>>380 >この『シンドラーのリスト』でもシャワーから出てきたのは水だったし
>「焼却炉」を思わせる煙突も非常にシンボライズされた扱いでしたね。
ぜんぜん気づかなかったけど、言われてみると、
ひょっとするとそうなのかな〜?
て気がしてくるねえ。
そうだとすると、スピもなかなかどうして食えんやっちゃな〜
387 :
名無シネマ@上映中:02/12/15 05:59 ID:twhOpwAH
↑
間違えた。
>>366 だった。
まだ頭が寝ていた。すまんこっちゃ。
388 :
名無シネマ@上映中:02/12/20 16:07 ID:+a92uue8
保全age
389 :
名無シネマ@上映中:02/12/25 08:42 ID:x8lTj0Ea
あげ
>>365 子供の頃、アウシュビッツにいたというユダヤ人の女性が
息子を連れて再訪するというドキュメンタリーでのシーン。
「ここで何人も殺されたのよ!」とヒステリックに叫ぶ女性。
「じゃあ、何で母さんは殺されなかったの?」と冷静に尋ねる息子。
この答えは忘れてしまったのだが、初めてユダヤ人虐殺に疑問を抱いた瞬間だった。
そういえば、何でろくに労働も出来ないだろう子供が生き残ってるのか?
アンネ・フランクはチフスで死んでいるが、なぜ病気にかかった時点でガス室送りにならなかったのか?
ユダヤ人絶滅のためにガス室を使っていたのなら、子供、病人(しかも伝染病)などは、
まっ先に送られるのが当たり前なのでは??
ガス室がなかったという説は、その疑問に答えていて納得がいった。
ただ、大量死の原因がチフスその他の伝染病や、餓えのためだとしても
それでナチスの罪が許される訳では全くないとも思うけどね。
実際に何があったのか、という検証は関係者が生きているうちに
しっかりやっておくべきではないかと思うが、政治的に利用されかねないから難しいんだろうな…
391 :
名無シネマ@上映中:02/12/30 01:18 ID:Wf+kntab
392 :
K.Y.:02/12/31 22:22 ID:g3NUxflg
過去ログをざっと拝見しました。
私はこの映画を傑作だと思います。
ホロコースト自体の重みとは比べられませんが、実に重い題材を一級のエンターテインメントにしてしまうその演出技術はすばらしい。
また、ほかのスピルバーグ作品よりも一人一人のキャラクターがしっかり頭に入ってくる丁寧さも非常に感銘しました。
最後のシーン、墓に一人一人が石を置いていく、ああ、この人が映画の中のあの人なんだ、と涙が止まらなかったのを思い出します。
(以下、ちょっと長くなるのでゴメンナサイ)
過去に皆さんが書かれていないことで、公開当時からの私の思い付きを書いてみます。
スピルバーグの作品が「おとぎ話」に題材をとったり、ヒントを得ていたりするのはよく知られています。
私は、「シンドラーのリスト」は「シンデレラ」の含意を持たせているのではと思っています。
過去ログにもあるように、工場前の線路での別れのシーンでシンドラーが指輪を落とした後、急に泣き崩れるのがちょっと不自然で、その訳を確かめるために
もう一度映画館に足を運びました。
直前の工場での演説シーンでシンドラーは、君たちは午前零時を持って自由の身になる、と言います。
堂々たる態度だったシンドラーは、記念にもらった金の指輪を取り落とす。
チャリーン、という音は12時の鐘。シンドラーはそのとき英雄の変身からさめ、戦争前の凡人に戻る。
そしてボロ布の囚人服に身を包み、かぼちゃの馬車ならぬ1台の乗用車で自分が作った城を去って行く…。
変身をもたらした「魔法」の正体は、まだ序盤、初めてクラクフに妻が訪ねてくるときにシンドラー自身の口から語られます。
成功をもたらすものは、ほかでもない「戦争だよ」と。
以上は単なる思い付きですが、勘ぐり過ぎでしょうか?
393 :
名無シネマ@上映中:03/01/01 11:11 ID:I0UnA2If
アーモン・ゲートの非道は実話なんですか?
394 :
K.Y.:03/01/01 11:29 ID:k5z4LF40
ゲート自身はプワシュフの強制収用施設の実在の所長だったようですが…。
小説にはどのような書かれ方をしているのでしょうか? 原作を読まれた方、カキコお願いします。
映画でのゲートは、シンドラーの「合わせ鏡」としての存在ですよね。戦争で「人道」に目覚めるシンドラーと「非道」に走るゲート。
「戦争は常に人間の最悪の部分を引き出す。平和な時ならあいつも普通の男だ。」(映画中のシンドラーの台詞)
ゲットーの解体の朝、ひげを剃るシンドラーとゲートが非常に短くカットバックされていることもそれを示しているのでは。
レイフ・ファインズがでっぷりと太っているのも、リーアム・ニーソンの体格に合わせたのでしょう。
2人が同時にフレームに入るときは左右対称の画枠になるよう演出されていますし、ユダヤ娘を一方は地下室で癒し、一方は殴りつける。
ヒッチコックの「見知らぬ乗客」の主人公と悪役のように、同一人物の違う側面として演出されているようです。
395 :
名無シネマ@上映中:03/01/02 01:06 ID:p7BFTdMm
ttp://www.nsjap.com/marco/marco4.htmlより引用 …しかし、こうした生の資料(一次資料)から気付くことは、ナチスの政策自体は非道であったにせよ、
我々が『シンドラーのリスト』などから与えられてきた強制収容所のイメージは、歴史的事実とは
懸け離れたものだということである。一例を挙げるなら、『シンドラーのリスト』の中で、
ゲートという収容所の司令官が、朝、ベランダから面白半分にユダヤ人を銃で撃ち殺すショッキングな
場面があるが、これは絶対にウソである。
何故なら、当時の強制収容所では、確かにユダヤ人等の被収容者が体罰を加えられることはあったが、
それには事前に書類を提出して許可を得ることが義務づけられていたからである。
その書類は、ベルリンにまで送らなければならなかったし、もし、この手続きを無視すれば、
そのドイツ兵は、軍紀違反で厳罰に処せられたのである。
_このことは、戦後西ドイツで法務官吏を勤めたヴィルヘルム・シュテークリッヒ(Wilhelm
Sta"glich)が自著 "AUSCHWITZ:A JudeLooks at the Evidence"の中で述べているし、
アメリカの歴史家セオドア・オキーフェ(Theodore O'keefe)なども述べている。
中には、死刑に処せられたドイツ人すらいる。
お分かりだろうか? ナチスの政策そのものは不当であったにせよ、そのドイツにおいて、
ユダヤ人などを虐待したという理由で死刑に処せられたドイツ人がいたのである。
「ユダヤ民族の絶滅」がドイツの目標であったなら、何故そんな厳罰に処する必要があったのだろうか?
396 :
名無シネマ@上映中:03/01/06 01:10 ID:iKiBLmTL
巨大匿名掲示板群に忍び寄る情報漏洩の恐怖を描いたサスペンス巨編
「2ちゃんねらーのリスト」
397 :
山崎渉:03/01/06 14:08 ID:SLrFqJJK
(^^)
398 :
名無シネマ@上映中:03/01/07 11:23 ID:WHZJ/Glb
>394
確かアーモン・ゲートはウイ-ン大卒か何かで当時の社会状況では結構インテリの
上流(とはいかなくても確実に中流以上)出身。たたき上げ?のシンドラーとはそこでも
対比されている存在。
もともとSSってのは「学歴あっても家柄やコネが無いから出世出来ない」のが学歴・
コネ・家柄無くても出世OKなナチス(ヒトラー内閣の陣容見れば分かるが、まともな
大卒はゲッベルスぐらい)に集まったところがあるので、ゲートみたいな連中が集まり
それなりに優秀だからたかだか尉官クラスで収容所長になってる。「仕事」は出来た
筈です。
一種山師のシンドラーとはぐれインテリ?のゲートが対比されてると考えれば
分かり易いのかも知れません。
399 :
名無シネマ@上映中:03/01/08 02:56 ID:m/2zFokE
>>250が指摘してるんだけどさ、売れるかどうかを気にして
ドイツ語つかって字幕つけなかった製作側の失敗はあるな。
この映画ドイツ語使ってればかなり良いできだったとおもう。
おまえら日本語しかわからん奴が多いから別にどっちでもいいじゃん
と思うだろうし、俺も高校生の時そうだった。
でも、アメリカ留学して英語で映画を見るようになって、ドイツなまり
の英語でシンドラーのリストを見たとたん
ふきだしそうなくらいおかしかった。
なんで?!と気づいて愕然としたよ。
俺の好きな映画Best3に入っていたのに。
「そんな瑣末なことを・・・」とか言うなよ。
これでスピルバーグの偽善的な媚びた姿勢が
浮き彫りにされてしまったわけだからな。
400 :
名無シネマ@上映中:03/01/08 16:03 ID:jywgxPVN
>399
ハリウッド映画でそれを言うのは無茶です。
以前「レッド・オクトーバーを追え」では巻頭ロシア語で英語字幕→知らん間に英語喋り出す
ってやってましたが「K−19」では最初っから英語ですから。
「売れる・売れない」よりハナからそんなこと考えてないはずです。言葉のことを
言い出したらクラコフ・ゲットーの収容者は皆ポーランド語喋らないといけません
(実際最初にゲットーに入れられた家族の所に他の家族(同居人?)がやってきて
「ジェン ドブリィ」って言うのが唯一のポーランド語じゃないでしょうか?)
401 :
名無シネマ@上映中:03/01/08 16:07 ID:aGdH060c
402 :
名無シネマ@上映中:03/01/13 06:42 ID:KZlBwXX4
いま見終わったよ。
403 :
名無シネマ@上映中:03/01/15 16:56 ID:+22LSHC1
>>400 たしかに無茶だろうね・・・
俺の学校の先生は「あれは若い世代を教育するために作った映画だ」
と言っていたが、ドイツ語で演技していたら誰も見なかっただろうな。
そういう意味ではあれで正解だったろうし、
字幕映画なんて生まれてから一回も見たこともないアメリカ人の
ガキなんて腐るほどいるわけだし。
でもいきなりシリアスな映画を作っておきながら妥協しすぎだな。
これもユダヤ人的な処世術なのかもしれないね、皮肉にも。
ドイツ人はあの映画をどう評価するんだろうか。
404 :
山崎渉:03/01/19 04:45 ID:kiAtka3A
(^^)
主役のオスカーシンドラーがどういうひとなのか、よくワカランかった印象があった・・・
なんだか重苦しいなぁ〜っとしか感じなくて(歴史オンチ)泣けたひとがうらやましい!
406 :
名無シネマ@上映中:
保守