禁煙化で嫌煙さん増えて売上ダウンの大手コーヒー店が今度は嫌煙さん締め出しへ
京都市内の大手コーヒーショップで、長時間の自習やパソコン利用を
控えるよう呼び掛ける店が増えている。長居されると他の客が入店できないためで、
店頭に張り紙をして注意を促すところが多い。学生が多い地域事情が背景に
あるとみられ、客からは混雑時はやむを得ないと支持する声がある一方で、
「店に入りづらい」との意見もある。カフェの魅力は自由に時間を過ごせることだが、その在り方に一石を投じている。
記者が中京区と下京区の繁華街を中心に30店を昨年暮れから今月初めに調査した。
張り紙や看板で注意喚起しているのは11店、張り紙はないが長時間の利用者に
声を掛けると答えたのは2店あった。「長時間」の定義を問うと2〜3時間が多かった。
利用自粛の対象時間は混雑時のほか「午後2〜8時」などと具体的に明示している店もある。
中京区の店でパソコンを広げていた下京区のコピーライター樫藤直也さん(29)は
「張り紙は仕方ない。自分も長居することがあるので、店員の目が気にならない店を選んでます」と話す。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/2013022100006