嫌煙さんがひもで縛り「たいほした」
愛知県東部にある市立小学校の教室で、特別支援学級の担任男性教諭(58)が、
指導した通りに行動しなかった4年男児(10)の両手をビニールひもで縛り、保護者への連絡帳にも
「たいほしました」などと状況を報告していたことが23日、分かった。
市教委は「不適切な指導だった」として小中学校の校長会を21日に開き、体罰防止などの注意を促した。
市教委などによると、男児は重度の知的障害を伴う自閉症で、言葉をよく理解できないという。今月10日の
2限目終了後、教諭が「次の授業の準備を」と求めたが、男児が聞かなかったため両手首をひもで1分程縛った。
教諭はこの時の男児の行動や、ひもで縛ったことを連絡帳に書き、それを読んだ母親が抗議していた。
教諭は謝罪し、男児の心身への影響は特に出ていないという。
(2013年1月24日07時34分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T01384.htm