横浜市:ポイ捨て・喫煙禁止条例 過料徴収合計額、半年で111万円超 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090911ddlk14010083000c.html 横浜市の「ポイ捨て・喫煙禁止条例」がJR鶴見駅周辺(鶴見区)で施行
されて半年が過ぎた。過料2000円の徴収合計は111万円を超えた。
「ちょっと、待てー」。3月10日の施行以降、駅前では美化推進員の
徴収を振り切り、逃げる若者らの姿があった。同区の喫煙禁止地区はJR
鶴見駅東口と西口の3・8ヘクタール。さすがに半年が過ぎ、路上の吸い殻
は減っている。 8日現在、過料徴収は557件、1日平均3件。同時に
始まったJR東神奈川駅・京急仲木戸駅周辺(神奈川区)は、225件
なので鶴見は倍だ。 10日朝、制服でパトロールする美化推進員の関次郎
さん(60)は「犯罪ではなく条例違反なので違反者には、まずルールの
説明をする。酔っぱらいが困る。段々マナーも良くなっているが、夜間の
ポイ捨てがまだ多い」と話す。 08年1月から始まった横浜駅周辺など
市内7地区の徴収合計は、8日現在で9590件、1918万円となっている。
毎日新聞 2009年9月11日 地方版
海水浴場禁煙化:賛成が7割に 県が27カ所でアンケート /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090911ddlk14010074000c.html 来夏から海水浴場の砂浜での禁煙化を目指す県は10日、今夏に県内で開設
された海水浴場27カ所で利用者6829人らにアンケートをした結果を
発表した。利用者は原則禁煙にする新しいルールづくりについて計69・7%
が賛成(「賛成」62・3%、「どちらかというと賛成」7・4%)で、
提唱者の松沢成文知事は「大変心強く思う」と自信を深めている。
賛成の理由は、「たばこの吸い殻のごみが減り、きれいなビーチになるから」
の77・5%が最も多く、「たばこの火種がなくなり、安全なビーチになる
から」の41・8%、「たばこの煙がなくなり、健康的なビーチになるから」
の28・5%が続いた。反対したのは19・4%(「反対」14%、
「どちらかというと反対」5・4%)にとどまった。
調査は7〜8月、利用者のほか、海の家事業者86人、ライフセーバー75人
に尋ねた。海の家事業者の64%、ライフセーバーの77・3%もルール
づくりに賛成だった。
毎日新聞 2009年9月11日 地方版